JP2002290985A - 色変換装置、画像表示装置およびそれを用いた放送受信装置 - Google Patents
色変換装置、画像表示装置およびそれを用いた放送受信装置Info
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- JP2002290985A JP2002290985A JP2001089280A JP2001089280A JP2002290985A JP 2002290985 A JP2002290985 A JP 2002290985A JP 2001089280 A JP2001089280 A JP 2001089280A JP 2001089280 A JP2001089280 A JP 2001089280A JP 2002290985 A JP2002290985 A JP 2002290985A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人間の視知覚特性に基づいて、色弁別性を改
善した表示画面を表示することが可能な色変換装置を提
供する。 【解決手段】 色変換部40は、カラー画像を表示する
ためのRGB信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に
変換する表色系変換部402と、表色系変換部402で
変換された信号のうちのb*信号に対してコントラスト
強調処理を行なうための色伸張部404と、色伸張部4
04の出力をRGB信号に変換して出力する表色系変換
部406とを備える。
善した表示画面を表示することが可能な色変換装置を提
供する。 【解決手段】 色変換部40は、カラー画像を表示する
ためのRGB信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に
変換する表色系変換部402と、表色系変換部402で
変換された信号のうちのb*信号に対してコントラスト
強調処理を行なうための色伸張部404と、色伸張部4
04の出力をRGB信号に変換して出力する表色系変換
部406とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上に表示され
るカラー画像の色変換を行なうための色変換装置、画像
表示装置およびそれを用いた放送受信装置の構成に関す
る。
るカラー画像の色変換を行なうための色変換装置、画像
表示装置およびそれを用いた放送受信装置の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー画像をブラウン管や液晶パネル等
のディスプレイ上に表示する際には、基本的に人間の色
覚にとって、自然な色合いに感じられるように、輝度コ
ントラストや、彩度、色相などの調整が行なわれるのが
普通である。
のディスプレイ上に表示する際には、基本的に人間の色
覚にとって、自然な色合いに感じられるように、輝度コ
ントラストや、彩度、色相などの調整が行なわれるのが
普通である。
【0003】図5は、従来の放送受信装置300の構成
を説明するための概略ブロック図である。
を説明するための概略ブロック図である。
【0004】放送受信装置300は、アンテナ2により
受信された信号を選局し、復調処理およびデコード処理
等を行なうための受信部10と、受信部10からの信号
を映像音声情報に対応する信号と、文字データ情報に対
応する信号とに分離して出力する分離部12と、分離部
12からの映像音声信号を受けて、対応するカラー画像
を表示可能な信号に変換するAV処理部14と、分離部
12から文字データ信号を受取り、データバスBSを介
して、CPU22との間で、データのやり取りを行ない
つつ、文字データを表示可能な信号形式に変換するデー
タ処理部16とを備える。
受信された信号を選局し、復調処理およびデコード処理
等を行なうための受信部10と、受信部10からの信号
を映像音声情報に対応する信号と、文字データ情報に対
応する信号とに分離して出力する分離部12と、分離部
12からの映像音声信号を受けて、対応するカラー画像
を表示可能な信号に変換するAV処理部14と、分離部
12から文字データ信号を受取り、データバスBSを介
して、CPU22との間で、データのやり取りを行ない
つつ、文字データを表示可能な信号形式に変換するデー
タ処理部16とを備える。
【0005】放送受信装置300は、さらに、AV処理
部14から出力された映像音声信号に対する表示信号
と、データ処理部16から与えられる文字データ信号に
対する表示信号とを受けて合成するオンスクリーンディ
スプレイ処理部18と、合成された画像を表示するディ
スプレイ30とを備える。
部14から出力された映像音声信号に対する表示信号
と、データ処理部16から与えられる文字データ信号に
対する表示信号とを受けて合成するオンスクリーンディ
スプレイ処理部18と、合成された画像を表示するディ
スプレイ30とを備える。
【0006】図5に示した放送受信装置300において
は、AV処理部14やデータ処理部16において、ディ
スプレイ30上に表示される画像の輝度コントラスト、
彩度、色相などの調整が行なわれる。
は、AV処理部14やデータ処理部16において、ディ
スプレイ30上に表示される画像の輝度コントラスト、
彩度、色相などの調整が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、人間の色覚は、加齢に伴って青の濃淡の色域で色の
差が弁別しがたくなっていくことが知られている。この
ため、これらの色を用いた画像に対しては、高齢者は表
示されている対象物が知覚しにくくなるとの問題点があ
った。たとえば、上述したように、テレビジョン放送に
おいても、通常の映像音響情報の放送と関連したデータ
放送が行なわれる場合がある。この場合、データ内容の
表示において、表示領域が上記青の濃淡の色域で色分け
されている場合などは、境界が判別しにくくなってしま
う。
ば、人間の色覚は、加齢に伴って青の濃淡の色域で色の
差が弁別しがたくなっていくことが知られている。この
ため、これらの色を用いた画像に対しては、高齢者は表
示されている対象物が知覚しにくくなるとの問題点があ
った。たとえば、上述したように、テレビジョン放送に
おいても、通常の映像音響情報の放送と関連したデータ
放送が行なわれる場合がある。この場合、データ内容の
表示において、表示領域が上記青の濃淡の色域で色分け
されている場合などは、境界が判別しにくくなってしま
う。
【0008】さらに、色弱者にとってみると、やはり、
表示領域が特定の色域で色分けされていると、その境界
を判別しにくくなると言う問題が同様に発生しうる。
表示領域が特定の色域で色分けされていると、その境界
を判別しにくくなると言う問題が同様に発生しうる。
【0009】しかしながら、従来の放送受信装置300
は、このような人間の視知覚特性に基づいて、表示色の
色弁別性を改善することができないという問題があっ
た。
は、このような人間の視知覚特性に基づいて、表示色の
色弁別性を改善することができないという問題があっ
た。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、人間の視知
覚特性に基づいて、色弁別性を改善した表示画面を表示
することが可能な色変換装置、画像表示装置およびそれ
を用いた放送受信装置を提供することである。
ためになされたものであって、その目的は、人間の視知
覚特性に基づいて、色弁別性を改善した表示画面を表示
することが可能な色変換装置、画像表示装置およびそれ
を用いた放送受信装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の色変換装
置は、カラー画像を表示するための所定の表色系に対応
した第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号
に変換する第1の表色系変換手段と、第1の表色系変換
手段で変換された信号のうちの1つに対してコントラス
ト強調処理を行なうための色伸張手段と、色伸張手段の
出力を所定の表色系に対応した第2の表示信号に変換し
て出力する第2の表色系変換手段とを備える。
置は、カラー画像を表示するための所定の表色系に対応
した第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号
に変換する第1の表色系変換手段と、第1の表色系変換
手段で変換された信号のうちの1つに対してコントラス
ト強調処理を行なうための色伸張手段と、色伸張手段の
出力を所定の表色系に対応した第2の表示信号に変換し
て出力する第2の表色系変換手段とを備える。
【0012】請求項2記載の色変換装置は、請求項1記
載の色変換装置の構成に加えて、色伸張手段がコントラ
スト強調を行なう信号は、青−黄軸に対応した信号であ
る。
載の色変換装置の構成に加えて、色伸張手段がコントラ
スト強調を行なう信号は、青−黄軸に対応した信号であ
る。
【0013】請求項3記載の色変換装置は、請求項1記
載の色変換装置の構成に加えて、色伸張手段が行なうコ
ントラスト強調処理においては、色伸張手段への入力信
号の最小レベルおよび最大レベルにおいて、入力信号レ
ベルと出力信号レベルが一致し、最小レベルから最大レ
ベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出力レ
ベルが強調される。
載の色変換装置の構成に加えて、色伸張手段が行なうコ
ントラスト強調処理においては、色伸張手段への入力信
号の最小レベルおよび最大レベルにおいて、入力信号レ
ベルと出力信号レベルが一致し、最小レベルから最大レ
ベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出力レ
ベルが強調される。
【0014】請求項4記載の画像表示装置は、カラー画
像を表示するための所定の表色系に対応した第1の表示
信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変換し、変換
された信号のうちの1つに対してコントラスト強調処理
を行なって、所定の表色系に対応した第2の表示信号に
変換して出力する色変換手段と、色変換手段の出力を受
けて、カラー画像を表示する表示手段とを備える。
像を表示するための所定の表色系に対応した第1の表示
信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変換し、変換
された信号のうちの1つに対してコントラスト強調処理
を行なって、所定の表色系に対応した第2の表示信号に
変換して出力する色変換手段と、色変換手段の出力を受
けて、カラー画像を表示する表示手段とを備える。
【0015】請求項5記載の画像表示装置は、請求項4
記載の画像表示装置の構成に加えて、色変換手段は、カ
ラー画像を表示するための所定の表色系に対応した第1
の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変換す
る第1の表色系変換手段と、第1の表色系変換手段で変
換された信号のうちの1つに対してコントラスト強調処
理を行なうための色伸張手段と、色伸張手段の出力を所
定の表色系に対応した第2の表示信号に変換して出力す
る第2の表色系変換手段とを含む。
記載の画像表示装置の構成に加えて、色変換手段は、カ
ラー画像を表示するための所定の表色系に対応した第1
の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変換す
る第1の表色系変換手段と、第1の表色系変換手段で変
換された信号のうちの1つに対してコントラスト強調処
理を行なうための色伸張手段と、色伸張手段の出力を所
定の表色系に対応した第2の表示信号に変換して出力す
る第2の表色系変換手段とを含む。
【0016】請求項6記載の画像表示装置は、請求項5
記載の画像表示装置の構成に加えて、色伸張手段がコン
トラスト強調を行なう信号は、青黄軸に対応した信号で
ある。
記載の画像表示装置の構成に加えて、色伸張手段がコン
トラスト強調を行なう信号は、青黄軸に対応した信号で
ある。
【0017】請求項7記載の画像表示装置は、請求項5
記載の画像表示装置の構成に加えて、色伸張手段が行な
うコントラスト強調処理においては、色伸張手段への入
力信号の最小レベルおよび最大レベルにおいて、入力信
号レベルと出力信号レベルが一致し、最小レベルから最
大レベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出
力レベルが強調される。
記載の画像表示装置の構成に加えて、色伸張手段が行な
うコントラスト強調処理においては、色伸張手段への入
力信号の最小レベルおよび最大レベルにおいて、入力信
号レベルと出力信号レベルが一致し、最小レベルから最
大レベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出
力レベルが強調される。
【0018】請求項8記載の放送受信装置は、放送波を
受信して復調し、カラー画像を表示するための所定の表
色系に対応した第1の表示信号を生成する受信手段と、
第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変
換し、変換された信号のうちの1つに対してコントラス
ト強調処理を行なって、所定の表色系に対応した第2の
表示信号に変換して出力する色変換手段と、色変換手段
の出力を受けて、カラー画像を表示する表示手段とを備
える。
受信して復調し、カラー画像を表示するための所定の表
色系に対応した第1の表示信号を生成する受信手段と、
第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変
換し、変換された信号のうちの1つに対してコントラス
ト強調処理を行なって、所定の表色系に対応した第2の
表示信号に変換して出力する色変換手段と、色変換手段
の出力を受けて、カラー画像を表示する表示手段とを備
える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明に係る放送受信装置100
の構成を説明するための概略ブロック図である。
の構成を説明するための概略ブロック図である。
【0021】なお、以下の説明では、データ放送が同時
に行なわれているテレビジョン放送を表示する放送受信
装置100を例にとって本発明を説明するが、本発明は
このような場合に限定されることなく、カラー画像を表
示する画像表示装置一般に適用することが可能なもので
ある。また、特に限定されないが、図1に示した放送受
信装置100は、たとえば、テレビジョンのデジタル放
送を受信するための受信装置として使用することが可能
である。
に行なわれているテレビジョン放送を表示する放送受信
装置100を例にとって本発明を説明するが、本発明は
このような場合に限定されることなく、カラー画像を表
示する画像表示装置一般に適用することが可能なもので
ある。また、特に限定されないが、図1に示した放送受
信装置100は、たとえば、テレビジョンのデジタル放
送を受信するための受信装置として使用することが可能
である。
【0022】図1を参照して、放送受信装置100にお
いて、アンテナ2により受信されたRF信号は、受信部
10において、選局され、復調処理およびデコード処理
等を行なわれて、分離部12に与えられる。分離部12
は、受信部10からの信号を映像音声情報に対応する信
号と、文字データ情報に対応する信号とに分離して出力
する。AV処理部14は、分離部12からの映像音声信
号を受けて、対応するカラー画像を表示可能な信号に変
換する。一方、データ処理部16は、分離部12から文
字データ信号を受取り、データバスBSを介して、CP
U22との間で、データのやり取りを行ないつつ、文字
データを表示可能な信号形式に変換する。
いて、アンテナ2により受信されたRF信号は、受信部
10において、選局され、復調処理およびデコード処理
等を行なわれて、分離部12に与えられる。分離部12
は、受信部10からの信号を映像音声情報に対応する信
号と、文字データ情報に対応する信号とに分離して出力
する。AV処理部14は、分離部12からの映像音声信
号を受けて、対応するカラー画像を表示可能な信号に変
換する。一方、データ処理部16は、分離部12から文
字データ信号を受取り、データバスBSを介して、CP
U22との間で、データのやり取りを行ないつつ、文字
データを表示可能な信号形式に変換する。
【0023】オンスクリーンディスプレイ処理部(以
下、OSD処理部と呼ぶ)18は、AV処理部14から
出力された映像音声信号に対する表示信号と、データ処
理部16から与えられる文字データ信号に対する表示信
号とを受けて合成する。色変換部40は、OSD処理部
18からの信号に対して、後に説明すようなコントラス
ト強調処理を行なって、ディスプレイ30に対して出力
する。
下、OSD処理部と呼ぶ)18は、AV処理部14から
出力された映像音声信号に対する表示信号と、データ処
理部16から与えられる文字データ信号に対する表示信
号とを受けて合成する。色変換部40は、OSD処理部
18からの信号に対して、後に説明すようなコントラス
ト強調処理を行なって、ディスプレイ30に対して出力
する。
【0024】なお、放送受信機100は、ユーザ側か
ら、逆に放送局に対して、データの送信を行なうための
通信部20と、外部装置、たとえばホームサーバ用のH
DD装置などの外部蓄積デバイス(図示せず)や、外部
入力機器であるリモコン(あるいはキーボード等)との
間でデータ授受を行なうためのユーザインターフェイス
24や、放送受信装置100の動作時刻管理をするため
のタイマ26とを備える。
ら、逆に放送局に対して、データの送信を行なうための
通信部20と、外部装置、たとえばホームサーバ用のH
DD装置などの外部蓄積デバイス(図示せず)や、外部
入力機器であるリモコン(あるいはキーボード等)との
間でデータ授受を行なうためのユーザインターフェイス
24や、放送受信装置100の動作時刻管理をするため
のタイマ26とを備える。
【0025】[人間の色知覚の特性]まず、以下では、
図1に示した色変換部40の動作の説明を行なう前提と
して、人間の色知覚の特性について簡単に説明する。
図1に示した色変換部40の動作の説明を行なう前提と
して、人間の色知覚の特性について簡単に説明する。
【0026】図2は、人間の色知覚の過程をモデル化し
て示す概念図である。図2を参照して、人間の網膜上に
は、「錐体(Cone)」と呼ばれる色覚をつかさどる光受
容体の一種が分布している。錐体は、網膜の中心窩に高
密度で分布している。長、中、短波長の光感度が高いL
錐体202、M錐体204、S錐体206の3種類があ
る。
て示す概念図である。図2を参照して、人間の網膜上に
は、「錐体(Cone)」と呼ばれる色覚をつかさどる光受
容体の一種が分布している。錐体は、網膜の中心窩に高
密度で分布している。長、中、短波長の光感度が高いL
錐体202、M錐体204、S錐体206の3種類があ
る。
【0027】網膜上には、錐体以外にも、光覚をつかさ
どる光受容体である桿体(Rod)が、中心窩以外に分布
している。
どる光受容体である桿体(Rod)が、中心窩以外に分布
している。
【0028】なお、異常3色型色覚のうち、L錐体系に
異常のあるものを「第1色覚異常」と呼び、M錐体系に
異常のあるものを「第2色覚異常」と呼び、S錐体系に
異常のあるものを「第3色覚異常」と呼ぶ。
異常のあるものを「第1色覚異常」と呼び、M錐体系に
異常のあるものを「第2色覚異常」と呼び、S錐体系に
異常のあるものを「第3色覚異常」と呼ぶ。
【0029】L錐体202、M錐体204、S錐体20
6の出力をそれぞれ、L,M,Sで表すことにすると、
網膜上の錐体からの出力信号は、神経節細胞により、黄
信号Yおよび三原色信号(RGB信号)に変換される。
黄色信号Yは、Y=(L+M)−Sと表現され、三原色
信号(RGB信号)のうち、R信号は、R=L−Mと表
現され、G信号は、G=M−Lと表現され、B信号は、
B=S−(L+M)と表現される。
6の出力をそれぞれ、L,M,Sで表すことにすると、
網膜上の錐体からの出力信号は、神経節細胞により、黄
信号Yおよび三原色信号(RGB信号)に変換される。
黄色信号Yは、Y=(L+M)−Sと表現され、三原色
信号(RGB信号)のうち、R信号は、R=L−Mと表
現され、G信号は、G=M−Lと表現され、B信号は、
B=S−(L+M)と表現される。
【0030】このような人間の色覚について、いわゆる
「反対色理論」と呼ばれる理論がある。この理論では、
赤と緑、青と黄は、それぞれ反対色の関係であるとい
い、1つの色の中にそれぞれのペアの色は同時には観察
されない。
「反対色理論」と呼ばれる理論がある。この理論では、
赤と緑、青と黄は、それぞれ反対色の関係であるとい
い、1つの色の中にそれぞれのペアの色は同時には観察
されない。
【0031】ディスプレイに表示される色信号は、たと
えば、RGB信号で表現されることが多いが、上述した
ような人間の色覚との対応が、より取りやすい色の表現
法に、「L*a*b*表色系」がある。
えば、RGB信号で表現されることが多いが、上述した
ような人間の色覚との対応が、より取りやすい色の表現
法に、「L*a*b*表色系」がある。
【0032】すなわち、RGB表色系では、光刺激の物
理的な量と感覚量との対応関係が非線形になってしま
う。そこで、物理量と感覚量が線形に対応するような色
空間を定義したものの一つに「CIE 1976 L*
a*b*色空間」がある。この色空間に基づき、色の見え
方を表現したものをL*a*b*表色系という。
理的な量と感覚量との対応関係が非線形になってしま
う。そこで、物理量と感覚量が線形に対応するような色
空間を定義したものの一つに「CIE 1976 L*
a*b*色空間」がある。この色空間に基づき、色の見え
方を表現したものをL*a*b*表色系という。
【0033】以下に詳しく説明するように、色変換部4
0は、色知覚の反対色説に基づき、[S−(L+M)]
(=B)と[(L+M)−S](=Y)の反対色応答チ
ャネルにおける色コントラストを強調することで、高齢
者の知覚しにくい色域における色弁別を改善する。
0は、色知覚の反対色説に基づき、[S−(L+M)]
(=B)と[(L+M)−S](=Y)の反対色応答チ
ャネルにおける色コントラストを強調することで、高齢
者の知覚しにくい色域における色弁別を改善する。
【0034】すなわち、RGB信号などで表現された色
情報を反対色チャネルに対応した座標軸、すなわち、L
*a*b*表色系の座標軸に変換し、S−(L+M):
(L+M)−S軸(青−黄)方向にコントラストを強調
することで、画像全体の色を破綻させずに、高齢者に対
する色知覚を改善する。このようなコントラストの強調
は、上述した第三色覚異常の色弱者に対する色知覚の改
善にも貢献するものである。
情報を反対色チャネルに対応した座標軸、すなわち、L
*a*b*表色系の座標軸に変換し、S−(L+M):
(L+M)−S軸(青−黄)方向にコントラストを強調
することで、画像全体の色を破綻させずに、高齢者に対
する色知覚を改善する。このようなコントラストの強調
は、上述した第三色覚異常の色弱者に対する色知覚の改
善にも貢献するものである。
【0035】なお、この際に、黄色の領域において色コ
ントラストの減少が発生するが、青色に比べると、黄色
については高齢者等の色の弁別能力が優れているので特
に問題とはならない。
ントラストの減少が発生するが、青色に比べると、黄色
については高齢者等の色の弁別能力が優れているので特
に問題とはならない。
【0036】[色変換部40の構成]図3は、図1に示
した色変換部40の構成を説明するための概略ブロック
図である。
した色変換部40の構成を説明するための概略ブロック
図である。
【0037】図3を参照して、色変換部40は、画面表
示のためのRGB信号を受けて、L *a*b*表色系の信
号L*、信号a*、信号b*に変換する表色系変換部40
2と、表色系変換部402の出力のうち、信号b*を受
けて、b*軸上において、青側の値を伸張し、黄色側の
値を圧縮する色伸張部404と、表色系変換部402か
らの信号L*、信号a*および色伸張部404からの出力
を受けて、RGB信号に変換する表色系変換部406と
を備える。
示のためのRGB信号を受けて、L *a*b*表色系の信
号L*、信号a*、信号b*に変換する表色系変換部40
2と、表色系変換部402の出力のうち、信号b*を受
けて、b*軸上において、青側の値を伸張し、黄色側の
値を圧縮する色伸張部404と、表色系変換部402か
らの信号L*、信号a*および色伸張部404からの出力
を受けて、RGB信号に変換する表色系変換部406と
を備える。
【0038】なお、、画面表示のための信号としては、
RGB信号に限られず、他の表色系の信号、たとえば、
輝度信号と色差信号の組合せでもよい。
RGB信号に限られず、他の表色系の信号、たとえば、
輝度信号と色差信号の組合せでもよい。
【0039】ここで、表色系変換部402の行なう処理
は、以下の式で表現される。
は、以下の式で表現される。
【0040】
【数1】
【0041】RGB信号は、まず、XYZ表色系の信号
に変換された後、L*a*b*表色系の信号L*、信号
a*、信号b*に変換される。
に変換された後、L*a*b*表色系の信号L*、信号
a*、信号b*に変換される。
【0042】ここで、「XYZ表色系」とは、RGB信
号を用いて知覚可能な色を全て表現しようとすると、負
の値が現れてしまうため、実際には存在しない虚色刺激
XYZを用いて色を表現したものである。
号を用いて知覚可能な色を全て表現しようとすると、負
の値が現れてしまうため、実際には存在しない虚色刺激
XYZを用いて色を表現したものである。
【0043】一方、表色系変換部406の行なう処理
は、表色系変換部402の処理の逆変換であって、以下
の式で表現される。
は、表色系変換部402の処理の逆変換であって、以下
の式で表現される。
【0044】
【数2】
【0045】さらに、色伸張部404の処理は、以下の
式で表現される。
式で表現される。
【0046】
【数3】
【0047】図4は、このような色伸張部404の入力
信号と出力信号の関係を示す図である。
信号と出力信号の関係を示す図である。
【0048】図4に示すように、入力信号I1は、青に
近い側ではより伸張され、黄色に近い側では圧縮され
て、信号O1として出力される。
近い側ではより伸張され、黄色に近い側では圧縮され
て、信号O1として出力される。
【0049】なお、色伸張部404の色伸張特性として
は、図4に示したものに限定されず、入力の最小値にお
いて入力信号レベルと出力信号レベルが等しく、かつ、
入力の最大値において入力信号レベルと出力信号レベル
が等しく、さらに、入力の最小値から最大値までの期間
において、所望の信号方向に強調された出力レベルとな
るような関数、たとえば、上に凸となるような関数であ
れば、他の特性でもよい。
は、図4に示したものに限定されず、入力の最小値にお
いて入力信号レベルと出力信号レベルが等しく、かつ、
入力の最大値において入力信号レベルと出力信号レベル
が等しく、さらに、入力の最小値から最大値までの期間
において、所望の信号方向に強調された出力レベルとな
るような関数、たとえば、上に凸となるような関数であ
れば、他の特性でもよい。
【0050】以上のような構成により、人間の視知覚特
性に基づいて、色弁別性を改善した表示画面を表示する
ことが可能となり、特に、高齢者や色弱者の色弁別性を
改善することが可能となる。
性に基づいて、色弁別性を改善した表示画面を表示する
ことが可能となり、特に、高齢者や色弱者の色弁別性を
改善することが可能となる。
【0051】なお、以上の説明では、S−(L+M):
(L+M)−S軸(青−黄)方向にコントラストを強調
する構成について説明したが、L−M:M−L軸(赤−
緑)方向にコントラストを強調することも可能である。
この場合は、第一および第二色覚異常の色弱者に対し
て、色知覚の改善を図ることが可能である。
(L+M)−S軸(青−黄)方向にコントラストを強調
する構成について説明したが、L−M:M−L軸(赤−
緑)方向にコントラストを強調することも可能である。
この場合は、第一および第二色覚異常の色弱者に対し
て、色知覚の改善を図ることが可能である。
【0052】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る表示
装置では、人間の視知覚特性に基づいて、色弁別性を改
善した表示画面を表示することが可能となり、特に、高
齢者や色弱者の色弁別性を改善することが可能となる。
装置では、人間の視知覚特性に基づいて、色弁別性を改
善した表示画面を表示することが可能となり、特に、高
齢者や色弱者の色弁別性を改善することが可能となる。
【図1】 本発明に係る放送受信装置100の構成を説
明するための概略ブロック図である。
明するための概略ブロック図である。
【図2】 人間の色知覚の過程をモデル化して示す概念
図である。
図である。
【図3】 図1に示した色変換部40の構成を説明する
ための概略ブロック図である。
ための概略ブロック図である。
【図4】 色伸張部404の入力信号と出力信号の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 従来の放送受信装置300の構成を説明する
ための概略ブロック図である。
ための概略ブロック図である。
2 アンテナ、10 受信部、12 分離部、14 A
V処理部、16 データ処理部、22 CPU、18
OSD処理部、30 ディスプレイ、40 色変換部、
20 通信部、24 ユーザインターフェイス、26
タイマ、100放送受信装置。
V処理部、16 データ処理部、22 CPU、18
OSD処理部、30 ディスプレイ、40 色変換部、
20 通信部、24 ユーザインターフェイス、26
タイマ、100放送受信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 CE16 CE18 CH18 5C066 AA03 CA00 CA05 EB01 EE04 GA01 KA12 KE04 KE09 KL13 5C079 HB01 HB04 HB05 HB08 HB11 LA12 LA26 LB01 MA11 MA17 NA03 NA06 PA05
Claims (8)
- 【請求項1】 カラー画像を表示するための所定の表色
系に対応した第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色
系の信号に変換する第1の表色系変換手段と、 前記第1の表色系変換手段で変換された信号のうちの1
つに対してコントラスト強調処理を行なうための色伸張
手段と、 前記色伸張手段の出力を前記所定の表色系に対応した第
2の表示信号に変換して出力する第2の表色系変換手段
とを備える、色変換装置。 - 【請求項2】 前記色伸張手段がコントラスト強調を行
なう信号は、青−黄軸に対応した信号である、請求項1
記載の色変換装置。 - 【請求項3】 前記色伸張手段が行なうコントラスト強
調処理においては、前記色伸張手段への入力信号の最小
レベルおよび最大レベルにおいて、前記入力信号レベル
と出力信号レベルが一致し、前記最小レベルから前記最
大レベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出
力レベルが強調される、請求項1記載の色変換装置。 - 【請求項4】 カラー画像を表示するための所定の表色
系に対応した第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色
系の信号に変換し、変換された信号のうちの1つに対し
てコントラスト強調処理を行なって、前記所定の表色系
に対応した第2の表示信号に変換して出力する色変換手
段と、 前記色変換手段の出力を受けて、前記カラー画像を表示
する表示手段とを備える、画像表示装置。 - 【請求項5】 前記色変換手段は、 カラー画像を表示するための所定の表色系に対応した第
1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号に変換
する第1の表色系変換手段と、 前記第1の表色系変換手段で変換された信号のうちの1
つに対してコントラスト強調処理を行なうための色伸張
手段と、 前記色伸張手段の出力を前記所定の表色系に対応した第
2の表示信号に変換して出力する第2の表色系変換手段
とを含む、請求項4記載の画像表示装置。 - 【請求項6】 前記色伸張手段がコントラスト強調を行
なう信号は、青黄軸に対応した信号である、請求項5記
載の画像表示装置。 - 【請求項7】 前記色伸張手段が行なうコントラスト強
調処理においては、前記色伸張手段への入力信号の最小
レベルおよび最大レベルにおいて、入力信号レベルと出
力信号レベルが一致し、前記最小レベルから前記最大レ
ベルの間の入力信号に対しては、所望の軸方向に出力レ
ベルが強調される、請求項5記載の画像表示装置。 - 【請求項8】 放送波を受信して復調し、カラー画像を
表示するための所定の表色系に対応した第1の表示信号
を生成する受信手段と、 前記第1の表示信号を受けて、L*a*b*表色系の信号
に変換し、変換された信号のうちの1つに対してコント
ラスト強調処理を行なって、前記所定の表色系に対応し
た第2の表示信号に変換して出力する色変換手段と、 前記色変換手段の出力を受けて、前記カラー画像を表示
する表示手段とを備える、放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001089280A JP2002290985A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 色変換装置、画像表示装置およびそれを用いた放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001089280A JP2002290985A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 色変換装置、画像表示装置およびそれを用いた放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290985A true JP2002290985A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18944234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001089280A Pending JP2002290985A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 色変換装置、画像表示装置およびそれを用いた放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290985A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006508479A (ja) * | 2002-11-01 | 2006-03-09 | テネブラックス コーポレイション | 色覚障害者が種々の色の間の識別することを可能にするための技術 |
WO2006057126A1 (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-01 | Ryobi System Solutions | 画素処理装置 |
JP2007240508A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Shomeido Insatsu Kk | カラーユニバーサル・デザイン |
JP2008040305A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Nanao Corp | 表示装置および表示システム並びにrgb信号処理方法 |
WO2011030814A1 (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-17 | 国立大学法人 鹿児島大学 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
US7916152B2 (en) | 2002-11-01 | 2011-03-29 | Tenebraex Corporaton | Technique for enabling color blind persons to distinguish between various colors |
JP2011142403A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 |
JP2012194969A (ja) * | 2011-02-11 | 2012-10-11 | Fundacion Tecnalia Research & Innovation | デジタル画像の色属性を処理し特徴付けするためのバイオインスパイアード・システム |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001089280A patent/JP2002290985A/ja active Pending
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---|---|---|---|
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