JP2002057959A - 画像表示システム及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示システム及び画像表示方法

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JP2002057959A
JP2002057959A JP2000239112A JP2000239112A JP2002057959A JP 2002057959 A JP2002057959 A JP 2002057959A JP 2000239112 A JP2000239112 A JP 2000239112A JP 2000239112 A JP2000239112 A JP 2000239112A JP 2002057959 A JP2002057959 A JP 2002057959A
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Shuki Ando
宗棋 安藤
Tatsuro Yamazaki
達郎 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末部が画像表示部の調整内容を取得して統
合された調整メニューを構築することによって、ユーザ
にわかりやすい統一されたインタフェースを提供する。 【解決手段】 端末部2は、画像表示部1より当該画像
表示部の調整項目を取得し、取得した画像表示部の調整
項目に自装置の調整項目以外の調整項目がある場合(S
201−N)には、取得した調整項目を追加した調整メ
ニューを構築する(S202)。そしてこの再構築した
調整メニューを表示させることにより、システムに接続
された全ての機器の調整項目を包含した共通調整ニュー
を表示でき、指示された調整の調整権を調整を行える機
器に設定(S204,205)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像情
報を簡単な構成のインタフェースを介して画像表示装置
に表示させることが可能な画像表示制御システム及び画
像表示制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン放送を受信して表示
するテレビ受像機に各種の画像を表示させようとした場
合の構成を図41に示す。従来は、図41に示すよう
に、テレビ受像機にはアンテナ線として例えば地上波放
送(VHS/UHF)用アンテナ線、衛星放送(BS)
用アンテナ線が接続されている。更に、他の表示情報制
御部からのケーブルとして、例えば、ビデオデッキより
オ映像信号線並びに音響信号線、LD/DVD再生装置
よりの映像信号線並びに音響信号線、また、デジタル放
送受信装置(STB)よりの信号線の各信号線ケーブル
が接続されていた。
【0003】このように、従来のテレビ受像機は画像表
示部とチューナ部をはじめとする入力信号選択部などが
全て一体に構成されていた。このためどうしても本体が
幅厚で大型の筐体とならざるを得なかった。
【0004】一方、近年はテレビも薄型化してきてお
り、壁掛けテレビも登場してきている。この壁掛けテレ
ビでは厚さを極力薄くしなければならず、また、重量も
軽量化が求められる。このため、この種のテレビでは画
像表示部と画像表示部に表示情報を供給する端末部分と
が別筐体となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の壁掛けテレビ等では、画像表示部と端末部とが
互いに対となって一つのテレビ受像機を形成しており、
例えば1台の端末部では一種類の画像表示部しか接続で
きなかった。更に、テレビ画質の調整なども端末部ある
いは画像表示部のいずれか一方のみしか行えず、不便で
あった。例えば端末部で行う調整項目については端末部
用のリモコンを用いて調整を行い、画像表示部で行う調
整項目については画像表示部用のリモコンを用いなけれ
ばならず、ユーザが自分の調整したい調整項目がどの機
器に対応しているかを常に把握している必要があった。
また、単なる機器でのユーザインターフェースは統一さ
れていないことが多く、操作の混乱を招く場合もあっ
た。
【0006】本発明は以上の問題に鑑み、端末部が画像
表示部の調整内容を取得して統合された調整メニューを
構築することによって、ユーザにわかりやすい統一され
たインタフェースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するために例えば以下の手段を備える。すなわち、端
末部と、前記端末部に接続された少なくとも一つの画像
表示部を備える画像表示システムであって、前記端末部
は、前記画像表示部より当該画像表示部の調整項目を取
得する取得手段と、前記取得手段を介して取得した前記
画像表示部の調整項目より、統合された調整メニューを
構築するメニュー構築手段と、前記メニュー構築手段で
構築したメニューに基づく調整指示に対応して前記画像
表示部の調整を要求する調整要求手段とを備え、前記画
像表示部は前記メニュー構築手段で構築した前記調整メ
ニューを表示するメニュー表示手段と、前記調整要求手
段による調整要求に従って表示部の調整を行う調整実行
手段とを備えることを特徴とする。
【0008】または、端末部と、前記端末部に接続され
た少なくとも一つの画像表示部を備える画像表示システ
ムであって、前記画像表示部は、前記端末部よりの表示
情報に基づいて情報表示を行う情報表示手段と、前記端
末部よりの要求に応じた画像表示部に関する調整項目を
前記端末部に送信する調整項目送信手段と、前記端末部
よりの要求に応じて前記画像表示部に関する調整項目に
従った調整を行う遠隔手段とを備え、端末部は、前記画
像表示部に要求して前記画像表示部の調整項目を取得す
る調整項目受信手段と、前記調整項目受信手段により取
得した調整項目に基づいてメニュー構造体を構築するメ
ニュー構築手段と、前記メニュー構築手段で構築したメ
ニュー構造体を記憶する記憶手段と、前記画像表示部に
表示情報を送信する表示情報出力手段とを備え、前記表
示情報出力手段により前記メニュー構築手段で構築した
メニュー構造体を前記画像表示部に調整メニューとして
出力して表示させることを特徴とする。
【0009】そして例えば、更に、前記端末部に、ユー
ザからの指示要求を検出するための操作指示手段を備
え、前記メニュー構築手段は、操作指示手段からの入力
に応じてメニュー構造体を動的に再構成して前記記憶手
段に記憶するとともに前記表示情報出力手段により前記
メニュー構築手段で再構築したメニュー構造体を前記画
像表示部に出力して調整メニューとして表示させること
を特徴とする。
【0010】また例えば、前記端末部は、更に、前記操
作指示手段からの入力に応じてメニュー構造体に記載さ
れた調整値の内容を変更し、変更された調整項目がどの
機器に対応しているかを判断し、判断に応じて端末部内
部の調整または前記画像表示部の前記遠隔調整手段に調
整の要求を行う調整実行手段を備えることを特徴とす
る。
【0011】更に例えば、前記調整項目には、調整項目
の分類を示す項目を含み、前記画像表示部に表示される
メニュー構造体は階層化されたメニューであることを特
徴とする。あるいは、前記調整項目には、項目名、調整
範囲、調整タイプ、数値と文字の対応表、数値と絵文字
の対応表の内、少なくともいずれかの項目が含まれるこ
とをを含むことを特徴とする。または、前記調整タイプ
には、数値、ON/OFF、文字、絵文字、あるいは上
記と同等の項目の内の少なくともいずれかの項目が含ま
れることを特徴とする。
【0012】更に例えば、前記調整タイプの「文字」
は、前記メニュー構造体の項目の数値と文字の対応表を
用いて文字列で表される1つ以上のモード切り替えを数
値にて表現するものが含まれることを特徴とする。
【0013】また例えば、前記調整タイプの「絵文字」
は、前記調整項目の数値と絵文字の対応表を用いて絵文
字で表される1つ以上のモード切り替えを数値にて表現
するものが含まれることを特徴とする。
【0014】更に例えば、前記調整項目には、明るさ、
コントラスト、色温度、色合い、シャープネス、ガンマ
補正、音量、音の左右バランス、低音強調、入力切り替
え、チャンネル切り替え、ワイドも度切り替えの内の少
なくともいずれかの項目を含むことを特徴とする。ある
いは、前記端末部と前記画像表示部との間では制御信号
と映像信号とを重畳して授受されている特徴とする。あ
るいは、前記調整メニューは2つ以上の画像表示部のい
ずれか1つまたは2つ以上を同時に選択して表示可能と
することを特徴とする。
【0015】また例えば、前記端末部は、更に情報表示
部を備え、前記調整メニューを前記情報表示部に表示可
能とすることを特徴とする。あるいは、前記調整メニュ
ーは2つ以上の画像表示部あるいは情報表示部のいずれ
か1つまたは2つ以上を同時に選択して表示可能とする
ことを特徴とする。あるいはまた、前記端末部は、前記
調整メニューを前記画像表示部より表示させないことを
特徴とする。もしくは、前記画像表示部は、表面伝導型
電子放出素子を用いたディスプレイであることを特徴と
する。
【0016】
【作用】以上の構成において、端末部が画像表示部の調
整内容を取得して統合された調整メニューを構築するこ
とによって、ユーザにわかりやすい統一されたインタフ
ェースを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。図1は本
発明に係る一実施の形態例の基本構成を説明するための
図であり、端末部と画像表示部とその相互を接続する情
報通信手段からなる画像表示システムが示されている。
【0018】図1において、1は画像表示部であり、本
実施の形態例では端末部2からの映像信号を入力して映
像を表示可能な壁掛けタイプの薄型の構成となってい
る。2は例えばテレビ放送を受信するチューナ部等によ
り外部からの映像信号を入力して信号処理を行った後に
不図示の映像信号伝達手段により画像表示部1に表示デ
ータ及び音響データを出力する端末部である。
【0019】9は情報通信手段であり、例えば同期型双
方向シリアルデジタルデータにより画像表示部1と端末
部2との間の情報伝達を行う。8は操作指示手段であ
り、ユーザからの指示を端末部2に入力する、例えば赤
外線リモコンである。
【0020】映像信号は不図示の映像通信を用いて端末
部2より画像表示部1に伝送してもよいし、情報通信手
段9と重畳させてもよい。
【0021】以上の構成を備える本実施の形態例の画像
表示システムで映像信号を表示する詳細な説明は後述す
る。
【0022】図2は画像表示システムの調整メニューを
オンスクリーンディスプレイ(以下「OSD」というこ
とがある)にて画像表示部1に表示して調整を行うため
の端末部2の構成を示すブロック図である。図2におい
て、調整メニュー表示に関係の無い部分は省略してあ
る。
【0023】図2において、11は映像入力インタフェ
ースであり、例えばアナログ映像信号をRGB各8ビッ
ト幅の24ビットデジタル信号に変換するADコンバー
タである。12は映像調整部であり、例えば色の調整や
エンハンサなどを行う。13はメニュー表示手段である
ところのOSD部であり、CPU16の制御に従って画
像信号中に文字などを重畳する。
【0024】14は映像出力インタフェースであり、例
えば高速シリアルデジタルインタフェースなどで構成す
ることができる。15はメモリであり、CPU16の処
理において使用する記憶部である。16は本実施の形態
例の画像表示システムの全体制御を司るCPUであり、
例えばCPU16の制御手順はメモリ15の所定の領域
に書き込まれている。
【0025】17はリモコンインターフェースであり、
例えば赤外線リモコンの受光部を含んでいる。18は通
信インタフェースであり、図1に示す情報通信手段9を
介して画像表示部1との双方向通信を行う。
【0026】以上の構成を備える本実施の形態例におけ
る制御信号を次に説明する。S1は入力された映像信号
であり、例えばアナログの映像信号である。S2はデジ
タル化された映像信号である。S3は調整されたデジタ
ル映像信号である。S4はOSDの文字が重畳された映
像信号である。
【0027】S5は画像表示部に送られる映像信号であ
る。S6は映像調整部の制御信号である。S7はOSD
部の制御信号である。S9はCPUとメモリとの間のバ
スの信号である。S8はリモコンIFが受信したリモコ
ン信号である。S10はリモコンの発信した赤外線信号
である。
【0028】図3は本実施の形態例のメモリ15に格納
されている調整メニューの構造体の内容の一例を示す図
であり、画像表示部1の調整項目を取得していない状態
のメニュー構造体の例を示している。図3の例では、
「項目名」「調整権」「タイプ」「現在値」「最小値」
「最大値」「文字割当」が構造体のメンバとなってい
る。
【0029】「項目名」は、メニューをOSD表示する
ときの項目名である。「調整権」は、値を変化させたと
きに制御される対象の機器を示すメンバである。「タイ
プ」は、調整するときの値がユーザにどのような形で示
されるかを表すメンバである。
【0030】「タイプ」における「数値」は、最大値と
最小値を持つ数で与えられ、「文字」は文字列で与えら
れ、「ON/OFF」はONまたはOFFで与えられ
る。「ON/OFF」の場合は内部的にはOFF→
「0」、ON→「1」で記憶され、メニュー表示のとき
には「ON」または「OFF」の文字列に変換されて表
示される。「文字」の場合は、別に定める数値と文字の
対応に従い、内部的には数値で記憶され、表示時には対
応する文字列に変換して表示する。
【0031】「現在値」は現在設定されている値であ
る。また、「最小値」及び「最大値」は値のとりうる範
囲を定めるものである。なお、「最小値」及び「最大
値」は、「タイプ」メンバの値が「ON/OFF」の場
合には意味を持たない。
【0032】「文字割り当て」は、「タイプ」メンバが
「文字」であるときの数値と文字列の対応を定める。例
えば「0」→“ノーマル”、「1」→“フル”等であ
る。「タイプ」メンバの値が「文字」以外のときには意
味を持たない。
【0033】調整メニューの取り込み機能を使用しない
場合は、後述する立ち上げシーケンスの後、システムの
ユーザインターフェースはユーザからの指示を待つ状態
になる。
【0034】図2に示す構成を備える本実施の形態例の
概略動作を以下説明する。
【0035】ユーザによってリモコン8の不図示の「調
整メニュー」ボタンが押されると、リモコン8はボタン
に対応したキーコードに変調された赤外線信号S10を
送出する。リモコンインターフェース17は赤外線信号
S10を受信して復調を行い、受信したキーコードS8
を出力する。
【0036】リモコン信号S8によって「調整メニュ
ー」ボタンが押されたことを検出したCPU16は、図
3に示す構造体の内容に従って調整メニューを構築し、
OSD部13に適当な制御信号を出力して画像表示部1
に調整メニューをOSD表示する。このOSD表示され
た調整メニューの表示例を図4に示す。図4は本実施の
形態例における画像表示部1の調整項目を取得していな
い状態の調整メニューの表示例を示す図である。
【0037】図4に示すように、例えば図3に示す調整
メニューの構造体の現在値3の登録内容がOSD表示さ
れている。
【0038】この図4に示す表示状態で本実施の形態例
の特徴である調整メニューの取り込み機能を使用する場
合は、立ち上げシーケンスの後、図5に示す調整メニュ
ーの取り込みシーケンスが開始される。図5は本実施の
形態例における端末部2が画像表示部1から調整項目を
取得する時のシーケンスを説明するための図である。図
5に示す例では、画像表示部1から調整項目として、明
るさ調整項目、コントラスト調整項目、ABL調整項目
の3つを取得する場合の例を示している。
【0039】まず、端末部2が画像表示部1に対して、
“調整項目要求”コマンドS701を送信する。“調整
項目要求”コマンドS701を受信した画像表示部1
は、“送信開始”コマンドS702を端末部2に送信す
る。“送信開始”コマンドS702を受信した端末部2
は、“ACK”コマンドS703を画像表示部1に送信
する。
【0040】“ACK”コマンドS703を受信した画
像表示部1は1行分の調整項目S704を送信する。1
行分の調整項目S704を受信した端末部2は受信した
ことを示す“ACK”コマンドを送信する。以下同様に
調整項目を1行ずつハンドシェイクを行いながら転送す
る。
【0041】即ち、この“ACK”を受信した画像表示
部1は次の1行分の調整項目(コントラスト調整項目)
を送信する。次の1行分の調整項目を受信した端末部2
は受信したことを示す“ACK”コマンドを送信する。
この“ACK”コマンドを受信した画像表示部1は更に
次の1行分の調整項目(ABL調整項目)を送信する。
更に次の1行分の調整項目を受信した端末部2は受信し
たことを示す“ACK”コマンドを送信する。
【0042】画像表示部1はすべての調整項目を送信し
終えたら、“送信終了”コマンドS706を送信する。
【0043】端末部2は“送信終了”コマンドS706
を受信することで調整メニューの取り込みシーケンスを
終了する。
【0044】この時の端末部2の処理フローチャートを
図6に、画像表示部1の処理フローチャートを図7に示
す。図6は本実施の形態例における端末部2の調整メニ
ュー取り込みシーケンス処理を示すフローチャート、図
7は本実施の形態例における画像表示部1の調整メニュ
ー取り込みシーケンス処理を示すフローチャートであ
る。まず図6を参照して本実施の形態例における端末部
2の調整メニュー取り込みシーケンス処理を説明する。
【0045】端末部2では、まずステップS901で
“調整項目要求”コマンドを生成して画像表示部1に発
行する。その後ステップS902で画像表示部1からの
“送信開始”コマンド受信を待つ。“送信開始”コマン
ドを受信したらステップS903に進み、“ACK”コ
マンドを生成して送信する。
【0046】そしてステップS904で画像表示部1か
らのコマンドパケットを受信する。ステップS905で
受信したコマンドパケットが“送信終了”コマンドであ
るかどうかチェックする。もし“送信終了”コマンドの
受信であればステップS909に示すように当該受信処
理を終了する。
【0047】一方、ステップS905で受信したパケッ
トが“送信終了”コマンドでなければステップS906
に進み、受信したパケットの解析を行う。そしてステッ
プS907で“ACK”コマンドを送信する。次にステ
ップS908で、ステップS906で解析したパケット
の内容に従って、調整項目の調整権割り当ておよびメニ
ュー構造体の再構成を行う。この処理の詳細は後述す
る。そして、次のデータパケットを受信するべくステッ
プS904へ戻る。
【0048】次に図7を参照して本実施の形態例におけ
る画像表示部1の調整メニュー取り込みシーケンス処理
を説明する。画像表示部1では、端末部2からの“調整
項目要求”コマンドを受信したら図7に示す処理を開始
する。
【0049】まずステップS101で“送信開始”コマ
ンドを送信する。続いてステップS192で端末部2か
ら“ACK”コマンドが送られてくるのを待つ。そして
“ACK”コマンドを受信したらステップS103に進
み、最初の1行分の調整項目を送信する。
【0050】そしてステップS104で端末部2からの
“ACK”コマンドを待つ。端末部2から“ACK”コ
マンドが送られてくるとステップS105に進み、調整
項目を全て送信したかどうかをチェックする。調整項目
を全て送信していない場合にはステップS103に戻り
次の1行分の調整項目を送信し、調整項目を全て送信す
るまでステップS103からの処理を繰り返す。
【0051】このようにしてすべての調整項目を送信し
終えたらステップS105よりステップS106に進
み、“送信終了”コマンドを生成して送信し、当該調整
項目送信処理を終了する。
【0052】このようにして端末2は画像表示部1より
画像表示部1に特有の調整項目である例えば、明るさ調
整項目、コントラスト調整項目、ABL調整項目の3つ
を取得することができる。
【0053】次に、以上で説明した端末2の図6に示す
ステップS908における調整権割り当ておよびメニュ
ー構造体の再構成処理の詳細を図8のフローチャートを
参照して説明する。図8は本実施の形態例における図6
のステップS908における調整権利割り当ておよびメ
ニュー構造体再構成処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0054】まずステップS201で、取得した調整項
目と同じ内容の調整項目が既に調整メニューの中にある
かどうかをチェックする。取得した調整項目と同じ内容
の調整項目が既に調整メニューの中になく、新規の調整
項目であればステップS202へ進み、取得した調整項
目をメニュー構造体の最後尾に追加する。そして当該処
理を終了する。
【0055】一方、ステップS201で取得した調整項
目と同じ内容の調整項目が既に調整メニューの中に存在
すればステップS203へ進み、この調整項目を端末部
2と画像表示部1のどちらで調整を行うかの調整権の選
択を行う。この調権件の選択/決定方法は、調整項目に
より容易に制御ができるほうを優先する事が望ましい。
【0056】しかしながら調整権の選択は以上の例に限
定されるものではなく、最良の結果が得られるほうを優
先してもよいし、容易に制御ができるほうと最良の結果
が得られるほうの組み合わせでもよい。更にこれら以外
の要素を加味して決定しても当然構わない。また、簡易
的に常にどちらかの方が優先するという決定方法でも可
能であり、この場合はさらなるローコストシステムに向
いている。
【0057】ステップS203での選択の結果、端末部
2に調整権を与えた場合にはステップS205に進む
が、この場合は特に画像表示部1のメニュー構造体に変
更を加える必要はないので画像表示部1との間では何も
せずに処理を終了する。
【0058】一方、ステップS204での選択の結果、
調整権を画像表示部に与えた場合にはステップS204
に進み、メニュー構造体の中の既存の調整項目の中の調
整権の項を“画像表示部”に書き換え、調整権の変更を
行う。またこの時に不図示の調整パラメータの変更も行
う。また、既存のリストを書き換えるかわりに、既存の
該当する項目ごとに削除した後に、取得した内容に従っ
て新しい項目をリストに追加する方法でも構わない。
【0059】以上の処理によって端末部2が画像表示部
1の調整項目を取得し、端末部2内部のメニュー構造体
の再構成を行うことができる。
【0060】また、ここではエラー処理等については記
述を割愛したが、必要に応じてエラー処理が行われる。
しかし、エラー処理は公知の方法を採用できるため、詳
細説明を省略する。これは以下に説明する処理において
も同様である。
【0061】このようにして画像表示部1の調整項目を
取り込んだ端末部2内部のメニュー構造体は、例えば図
9に示す構造となる。この図9に示すメニュー構造体に
従って先に説明したようにメニューをOSD表示する
と、図10に示す表示画面となり、端末部2の調整項目
と画像表示部1の調整項目が区別無く表示される。図9
は本実施の形態例における画像表示部1の調整項目を取
得した後の端末部2のメニュー構造体を説明するための
図、図10は本実施の形態例における画像表示部1の調
整項目を取得した後で表示される調整メニューの表示例
を示す図である。
【0062】なお、以上の処理におけるステップS20
3において、図3に示す端末部2の調整項目と画像表示
部1より取得した調整項目では同等の調整項目「AB
L」が存在するため、調整権選択の結果画像表示部1に
調整権を変更させることが可能である。
【0063】このようにして端末部2で自装置の調整項
目のみでなく、例えば画像表示部1のみに特有の調整項
目であってもこれを取得して画像表示部1の調整項目と
ともに一括して表示する事ができ、オペレータはシステ
ムに対する調整を一つの画面表示を確認するのみで一括
して指示することが可能である。
【0064】このメニューと確認してユーザが何らかの
調整値の変更を指示した場合の処理を図11を参照して
以下に説明する。図11は本実施の形態例におけるユー
ザが調整値の変更指示を行った場合の処理を説明するた
めのフローチャートである。例えば画像表示部1に表示
された図10に示す調整メニューを確認してユーザが調
整値の変更指示を入力すると(例えばリモコン8より変
更指示を入力すると)端末2のCPU16の処理は図1
1の処理に移行する。
【0065】値の変更が指示入力されるとまずステップ
S801の処理を実行し、メニュー構造体の中の調整権
が内部であるか、外部機器であるかをチェックする。内
部の調整項目であればステップS802へ進み、端末部
2に内蔵されているパラメータを指示に従って制御す
る。そして制御結果をメニュー構造体に反映して当該処
理を終了する。
【0066】一方、ステップS801において、端末2
の内部ではなく、外部機器、例えば画像表示部1に関す
る調整項目であった場合にはステップS803へ進み、
通信手段9を介して画像表示部1を制御して指示入力の
対応した状態の変更を行う。画像表示部1では指示に従
って所定の調整を行い、制御結果をメニュー構造体に反
映して当該処理を終了する。
【0067】以上の様に制御することにより、一つのメ
ニューの中で端末部2と画像表示部1の両方の制御項目
を分け隔てなく、かつユーザにどちらの制御項目である
かも意識させずに調整を行う調整メニューを構築するこ
とが可能となる。
【0068】次に、以上に説明した本実施の形態例の画
像表示システムにおいては、本実施の形態例の特徴的な
構成であるシステムの調整項目の調整に関する構成、制
御を説明した。続いて上記構成を含む本実施の形態例画
像表示システムの全体構成を詳細に説明する。図12は
本発明に係る一実施の形態例の基本構成を説明するため
の図である。
【0069】図12において、1は画像表示部であり、
本実施の形態例では壁掛けタイプの薄型の構成となって
いる。2は画像表示部1に後述する同期型双方向シリア
ルデジタルデータにより表示データ及び音響データを出
力する端末部であり後述するようにテレビ放送を受信す
るチューナ部を備えている。
【0070】3は端末部2への画像及び音響信号の供給
源であるビデオデッキ、4はレーザディスクまたはDV
Dディスクを再生するLD/DVDプレーヤ、5はデジ
タル放送を受信選択するSTBである。
【0071】端末部2にはこれらの各画像信号などの供
給源との接続ケーブルが接続されるとともにチューナ部
への地上波放送(VHS/UHS)用のアンテナ線及び
衛星放送(BS)用のアンテナ線も接続されている。し
かしながら、端末部2と画像表示部1との間は、基本的
には1本の細いケーブルのみが接続される構成であり、
壁掛けタイプの画像表示部であってもケーブル処理が容
易で美観上見苦しくなることが無い構成となっている。
【0072】以上のシステム構成の本実施の形態例の画
像表示部1及び端末部2の詳細構成を図13を参照して
以下に説明する。まず画像表示部1の詳細構成を説明す
る。
【0073】画像表示部1において、101は画像表示
部1の全体制御を司る表示部CPUであり、後述するフ
ローチャートに示す制御手順等を記憶するROMを内蔵
している。表示部CPU101は、表示部モデム103
よりの端末部2より受信したコマンドデータに従って各
種受信データの受信制御を行う。また、各部の制御はコ
ントロールバス151を介して行う。
【0074】102は端末部2との接続ケーブルの受け
コネクタ、103は表示部モデム、104は表示部CP
U101の制御及び表示部モデム103よりの再生SY
NC信号あるいはCLK信号に従って画像表示部1の制
御タイミングを発生するタイミング発生部である。
【0075】105は表示部モデム103で復号した2
4ビットのデジタルビデオ信号を表示パネル110で表
示可能な輝度画像信号に変換して出力するビデオ信号処
理部、106はビデオ信号処理部105よりの輝度信号
を表示部CPU101よりの駆動条件にしたがってタイ
ミング発生部よりのタイミングで表示パネル110を駆
動するパネル駆動部、110は表示パネルである。
【0076】また、121は表示部モデム103よりの
16ビット構成のデジタルオーディオ信号をタイミング
発生部よりの受信タイミングに従って受け取り、対応す
るアナログオーディオ信号に変換するD/A変換器であ
る。122はD/A変換器121よりの入力アナログ信
号を増幅するオーディオアンプ、123はスピーカであ
る。
【0077】更に、130はユーザインターフェース
(ユーザI/F)であり、ユーザよりの各種操作入力を
する。ここでは、例えば表示調整のほか、例えばリモコ
ン入力についての検出も含む。
【0078】次に端末部2の詳細を説明する。
【0079】端末部2において、201は端末部2の全
体制御を司る端末CPUであり、後述するフローチャー
トに示す制御手順等を記憶するROMを内蔵している。
端末CPU201は、表示データを所望のフォーマット
で端末モデム203を介して画像表示部1に送信できる
ようにタイミング制御部204、ビデオ信号処理部20
5を制御する。また、画像表示部1に対する制御コマン
ドデータと同様に端末モデム203を介して出力する。
また、各部の制御はコントロールバス251を介して行
う。
【0080】202は画像表示部1との接続ケーブルコ
ネクタ、203は端末モデム、204は端末CPU20
1の制御及び端末モデム203にSYNC信号あるいは
CLK信号や、コマンド送信タイミングを示すコマンド
タイミング信号などを出力する端末のタイミング発生部
である。
【0081】205は入力I/F220よりの入力画像
信号やチューナ部240よりの画像信号(ビデオ信号)
を入力して対応する24ビットのデジタルビデオ信号に
変換して端末モデム203に出力するビデオ信号処理部
である。また、210は同じく入力I/F220よりの
入力音響信号(音声信号等)を入力して対応する16ビ
ットのデジタル音響信号に変換して端末モデム203に
出力するオーディオ信号処理部である。
【0082】また、220は図12に示す各画像情報な
どの供給源(3〜5)とのインタフェースを司るととも
に、チューナ部240よりの画像情報信号及び音響信号
を入力して、端末CPU201の制御に従っていずれか
の入力を選択して音響信号はオーディオ信号処理部21
0に、画像情報信号はビデオ信号としてビデオ信号処理
部205に、SYNC信号等のクロック信号はタイミン
グ発生部204に、入力信号の判別データは端末CPU
201に夫々出力する。
【0083】また、230はユーザインターフェース
(ユーザI/F)であり、ユーザよりの各種操作入力を
する。ここでは、例えば表示調整のほか、例えばリモコ
ン入力についての検出も含む。240は地上波放送及び
衛星放送を受信するチューナ部である。なお、221〜
223が供給源(3〜5)よりの入力端子部、241が
地上波放送用アンテナ入力、242が衛星放送用アンテ
ナ入力である。
【0084】以上の構成を備える端末部2は、接続され
る画像表示部の仕様に制限はなく、同様インタフェース
仕様の画像表示部であれば種々の仕様の画像表示部を接
続することができる。そして、端末部2と画像表示部1
とのインタフェース回路部分及びモデムの入出力部分の
詳細構成を図14を参照して説明する。
【0085】表示部モデム103において、310はタ
イミング発生部104よりの通信方向制御信号に従って
通信媒体よりの信号をレシーブしたり、変調部312よ
りの信号を出力する入出力ドライバ回路、311は入出
力ドライバ回路310のレシーバ部よりの受信信号を復
調すると共に復調したシリアル復調データを24ビット
の並列復調データに変換して出力する復調部、312は
表示部CPU101よりの16ビットパラレルの制御デ
ータをシリアルデータに変換して変調し、入出力ドライ
バ回路310のドライバ部に出力する変調部である。
【0086】313はタイミング発生部104よりのタ
イミング制御信号に従って復調信号を復元して各部に分
配する復元部であり、再生した同期信号やCLK信号は
タイミング発生部104に出力し、復元したビデオ信号
はビデオ信号処理部105に出力し、復元した音響信号
はD/A変換器121に出力し、復元したコマンド情報
は表示部CPU101に出力する。なお、314は表示
部CPUよりの制御データを変調部に出力するドライバ
回路である。
【0087】端末モデム203において、320はタイ
ミング発生部204よりの通信方向制御信号に従って通
信媒体よりの信号をレシーブしたり、変調部322より
の信号を出力する入出力ドライバ回路、321は入出力
ドライバ回路320のレシーバ部よりの受信信号を復調
するとともに復調したシリアル復調データを16ビット
の並列復調データに変換してドライバ回路324を介し
て端末CPU201に出力する復調部、322は多重部
323よりの24ビットパラレルの多重信号をシリアル
データに変換して変調し、入出力ドライバ回路320の
ドライバ部に出力する変調部である。
【0088】323はビデオ信号処理部205よりのビ
デオ信号、オーディオ信号処理部210よりの音響信
号、端末CPU201よりの制御情報を夫々受け取り、
タイミング発生部204よりのタイミング信号に従って
重なり合わないように多重化して変調部322に出力す
る多重部である。なお、324は復調部321よりの画
像表示部よりの制御データを端末CPU201に出力す
るドライバ回路である。
【0089】そして、本実施の形態例においては、端末
部2と画像表示部1とは一対の信号線のみで各種情報の
授受ができ、接続ケーブルを簡単な構成でかつ細線化で
きる。基本的には、画像表示部1と端末部2とを接続す
る通信媒体は2線式のツイストケーブルであり、伝送フ
ォーマットは後述する画像表示部1の仕様及び端末部2
が受信している入力信号の種類により決定される。
【0090】しかし、通信媒体は電気導体線によるケー
ブルに限定されず、光ファイバ等の光信号通信線や、電
磁波等のワイヤレスな通信でもよい。例えば、後述する
図156に示すように表示部の上側あるいは下側に備え
られる光通信部と、端末部から電線等で表示部の光通信
部の近くに設置される端末側の光通信部を備えてもよ
い。
【0091】本実施の形態例の入力I/F220は、各
種の仕様の画像情報を入力することができる。本実施の
形態例の入力I/F220の異なる仕様の画像情報を受
け取ってビデオ信号処理部205に出力する部分の構成
例を図15に示す。なお、図15には画像信号のみ表わ
しているが、音響信号についても異なる仕様の信号を受
け取って共通化して出力することは勿論である。
【0092】入力I/F220の画像情報の入力部は、
NTSC仕様のコンポジット入力及びS端子入力、HD
TV仕様のミューズ(Muse)信号入力及びコンポー
ネント信号入力、PC(コンピュータグラフィック)仕
様のPC入力が可能であり、これらの仕様の信号をRG
B信号に変換してビデオ信号処理部205に出力する。
【0093】例えばNTSC仕様のコンポジット信号は
コンポジット入力よりNTSCデコーダ401に送られ
てデコードされ、セレクタ402に送られる。セレクタ
402にはS端子入力よりのS入力信号も入力されてお
り、いずれかの入力が選択される。例えば、ここでは、
S端子入力が優先するように制御されることが望まし
い。
【0094】セレクタ402よりの信号はIP変換部4
04及び同期分離部403に送られる。IP変換部(イ
ンターレス/プログレッシブ変換部)404には映像信
号が送られ、ここで画像表示部1の仕様によりプログレ
ッシブ走査を要求された場合には、例えば、240ライ
ン/60Hzの映像信号を480ライン/60Hzに変
換したY/色差信号を出力する。もしくは、QVGA相
当の画素数パネル(320×240)の場合は、IP変
換せずに240ライン/60Hzのまま出力する。
【0095】マトリクス処理部405では、この信号を
対応するRGB信号に変換してマルチプレクサ440に
出力する。一方、同期分離部403では、同期信号(H
−SYNC信号、V−SYNC信号)を分離して入力信
号判別部430に出力する。
【0096】例えばHDTV仕様のミューズ(Mus
e)信号は、ミューズ(Muse)デコーダ411でデ
コードされてセレクタ412に送られる。更に本実施の
形態例においては、ハイビジョンコンポーネント信号入
力も備え、直接セレクタ412に入力されており、いず
れかの入力が選択される。例えば、ここでは、コンポー
ネント入力が優先するように制御される。
【0097】セレクタ412よりのY/色差信号は、マ
トリクス処理部415に送られる。マトリクス処理部4
15では、この信号を対応するRGB信号に変換してマ
ルチプレクサ440に出力する。一方、同期分離部41
3では、同期信号(H−SYNC信号、V−SYNC信
号)を分離して入力信号判別部430に出力する。更に
例えば、PC仕様のPC入力信号は、入力バッファ42
1で受け取られ、同期信号(SYNC)は入力信号判別
部430に送られ、RGB信号はマルチプレクサ440
に出力される。
【0098】入力信号判別部430では、各同期信号
(SYNC信号)を受け取り、受け取った同期信号の周
波数や型式(極性、H・Vセパレート又は混合SYNC
など)により、入力信号が何であるかを判別し、判別結
果を端末CPU201に報知出力する。マルチプレクサ
440は、端末CPU201よりの制御に従って入力信
号の内の一つを選択してビデオ信号処理部205に出力
する。
【0099】図15に示す入力I/F220におけるN
TSC仕様の画像信号が入力された時の入力I/F20
4の出力タイミング例を図16に示す。
【0100】図16の例は、入力I/F204の出力と
しては、垂直約480本、水平約28.6μSの有効ビ
デオ期間の信号で約10%のオーバースキャンで表示す
ると仮定した場合のタイミング例であり、表示期間は垂
直約430本、水平約25.7μSとなる。なお、本実
施の形態例においてはこの10%のオーバースキャンの
デホルト等はユーザI/F230より可変設定が可能で
ある。
【0101】NTSC仕様の場合には、図16に示すよ
うに、NTSC仕様の画像信号は、(1/59.94H
z)の周期で垂直同期信号(VSYNC信号)が到来
し、IP部で倍速変換されたことにより(1/31.4
7KHz)の周期で水平同期信号(HSYNC信号)が
到来する。
【0102】そして例えば図16に示す期間をビデオ信
号処理部205が取り込み、画像表示部1の解像度に適
合するようにサンプリングし直すことになる。例えば、
画像表示部の表示パネル110が852×480画素の
パネルの場合、水平約33.1MHzのCLK信号でサ
ンプリングし、垂直はライン数約430本の画像データ
を約480本になるように例えばライン間補間を行うこ
とになる。
【0103】一方、同じテレビ映像であっても、HDT
V入力時の入力I/F204の出力タイミング例を図1
7に示す。図17の例は、入力I/F204の出力とし
ては、約7%のオーバースキャンで表示すると仮定した
場合のタイミング例を示している。
【0104】図17に示すように、HDTV仕様の画像
信号は、(1/60Hz)の周期で垂直同期信号(VS
YNC信号)が到来し、(1/33.75KHz)の周
期で水平同期信号(HSYNC信号)が到来する。そし
て、例えば、図17に示すこの期間をビデオ信号処理部
205が取り込み、画像表示部1の解像度に適合するよ
うにサンプリングし直すことになる。例えば、画像表示
部の表示パネル110が852×480画素のパネルの
場合、水平約35.5MHzのCLK信号でサンプリン
グし、垂直は有効ライン数517本中約480本をその
まま出力することになる。
【0105】次に以上の構成を備える本実施の形態例の
制御を以下に説明する。本実施の形態例の端末部2は、
上述した様に種々の仕様の画像表示部を制御可能であ
り、このため、端末部2の電源が投入されるとまず最初
にどのような仕様の画像表示部が接続されているかを確
認する電源オン処理を実行する。
【0106】端末部2に電源が投入された以降の画像表
示部1との動作確認制御手順の例を図18を参照して以
下に説明する。この動作確認制御手順は、相手画像表示
部がどのような仕様であるのか不明であるため、もっと
も容易に相手との通信制御が可能な通信制御手順として
通信速度300BPSあるいは1200BPSの非同期
式の通信制御手順を取り決めておき、この通信制御手順
を用いて通信制御を行う。
【0107】端末部2は、電源が投入されると、まず、
画像表示部1に対してID要求(接続要求)を送出す
る。これを受けた画像表示部1では直ちに画像表示部1
より端末部2へ自装置のIDを返送する。従って、端末
部2はこの画像表示部1よりIDが返送されてくれば画
像表示部1が立ち上がっていると判断する。
【0108】しかし、端末部2の電源オン時に画像表示
部1が立ち上がっていない場合にはID要求に対する応
答は無い。このため、端末部2では所定間隔で所定回
数、例えばn回、ID要求の送出を行っても画像表示部
1よりのIDが返送されてこない場合には画像表示部1
はまだ立ち上がっていないと判断して画像表示部1への
アクセスを停止する。
【0109】一方、画像表示部1は、装置に電源が投入
されると、一定時間を待機期間としてその間に端末部2
よりのID要求等の端末部2よりのコマンドが送られて
くるのを監視する。そしてこの間にコマンドが送られて
きた場合には対応する制御を行うことになる。即ち、I
D要求が送られてきた場合にはIDを返送する。
【0110】一方、この間に端末部2よりの接続要求等
が送られてこない場合には待機期間終了後に図18に示
すように自ら端末部2に対して接続要求(接続要求コマ
ンドには自装置のIDをパラメータとして添付)を送信
する。端末部2では常時画像表示部1より送られてくる
コマンドの受信を監視しており、接続要求の受信を検出
すると画像表示部1のスペックを送るように要求する。
画像表示部1ではこれに答えて自装置のスペック情報を
端末部2に送信する。
【0111】なお、画像表示部1は、装置の電源投入後
に端末部2に接続要求を所定回数送信しても相手からの
返送が無い場合には相手端末部が立ち上がっていないと
判断して端末部2よりのコマンドデータの受信を監視す
るモードに入る。そして端末部2の電源が投入されてI
D要求を送ってきたら接続要求を返送する制御に移行す
る。
【0112】即ち、本実施の形態例においては、基本的
には端末部2をマスタ、画像表示部1をスレーブとして
通信を確立する。
【0113】以上、端末部2は所定回数接続を試みた後
アクセスを中止し、画像表示部1より接続要求を出すと
説明したが、端末部2は常に定期的にアクセスを続け
て、画像表示部1は常にスレーブとして自発的にコマン
ドを送信しないようにしても良い。
【0114】なお、IDとは、当該画像表示部が備えて
いるハードウェア仕様が特定される識別記号であり、例
えば、メーカー&型番等である。また、スペックは、当
該画像表示部1が備えているハードウェア仕様を表わ
し、例えば、表示パネル画素数、画素配列、カラー/モ
ノクロ、デバイスの種類、画面サイズ、アスペクト比、
階調数、ガンマ特性、表示可能なフレーム周波数、オー
ディオ仕様などが含まれる。更に、当該画像表示部にお
いて調整可能な項目もスペックに含まれる。
【0115】端末部2は、既に接続されている画像表示
部1のIDとスペックとを、対にして不図示の不揮発性
メモリに記憶している。このため、端末部2は画像表示
部1よりのIDが従前のIDと同じである場合には、ス
ペックなどは既に自装置で保持した状態であるため、送
信を要求せずに直ちに通常処理に移行することができ
る。
【0116】なお、画像表示部1においては、電源オフ
前のデータが画像表示部内の不図示の表示部CPU10
1に内装されている不揮発性メモリに記憶しており、電
源投入時にそれを読み出して来て再現する。この中には
上述した画像表示部1の調整項目データも含まれる。
【0117】図19、図20を参照して以上の電源投入
時の制御の詳細を説明する。図19は本実施の形態例の
端末部2の電源オン時の制御を示すフローチャート、図
20は本実施の形態例の画像表示部1の電源オン時の制
御を示すフローチャートである。
【0118】まず図19を参照して端末部2の制御を説
明する。端末部2は電源が投入されると図19の制御に
移行し、決められた通信制御手順に従って電源オン制御
手順を実行する。
【0119】まず図19のステップS1において、接続
されている画像表示部1に対してID要求(接続要求)
コマンドを送信する。そして続くステップS2において
画像表示部1よりのIDを受信したか否かを調べる。I
Dを受信していない場合にはステップS3に進み、所定
時間が経過したか否かを調べる。所定時間が経過してい
ない場合にはステップS2に戻り、所定時間内にIDが
受信されるのを監視する。所定時間経過しても画像表示
部1からIDが送られてこない場合にはステップS4に
進み、ID要求コマンドを当該画像表示部1に一定回数
ID要求コマンドを、例えばn回送ったか否かを調べ
る。一定回数送っていない場合にはステップS1に戻
り、再度ID要求コマンドを送信する。
【0120】一方、ステップS4で既に一定回数ID要
求コマンドを送っている場合にはステップS2に戻り、
画像表示部1よりのID(接続要求)の送られてくるの
を監視する。そして画像表示部1よりのIDが受信され
るとステップS2よりステップS5に進み、受信したI
Dが既に自端末部2で既知のIDで、接続された画像表
示部の仕様が把握できるか否かを調べる。
【0121】既知の表示部でない場合にはステップS5
よりステップS6に進み、端末部2の標準画像表示部と
して推奨されている標準モニタである旨を示すデフォル
トスイッチがONであるか否か(標準モニタが接続され
ているか否か)を調べる。標準モニタでない場合にはス
テップS7に進み、画像表示部1にスペック要求コマン
ドを送信する。続いてステップS8において、画像表示
部1よりのスペックを受信したか否かを調べる。スペッ
クを受信していない場合にはステップS9に進み、所定
時間が経過したか否かを調べる。所定時間が経過してい
ない場合にはステップS8に戻り、所定時間内にスペッ
クが受信されるのを監視する。所定時間経過しても画像
表示部1からスペックが送られてこない場合にはステッ
プS10に進み、一定回数要求してスペックが所定時間
内に受信できなかったか否かを調べる。一定回数要求し
て受信できなかった場合でない場合にはステップS7に
戻り、再度スペック要求コマンドを送信する。
【0122】一方、ステップS10で既に一定回数要求
してスペックが受信できなかった場合には画像表示部1
の電源がオフした、あるいは動作不能になったものと判
断してステップS1に戻り、画像表示部1へのID要求
コマンドの送信処理に移行する。
【0123】一方、ステップS8で画像表示部1よりの
スペック情報を受信するとステップS11に進み、受信
したスペックが自端末部2で適用可能なスペックか否か
を調べる。処理可能なスペックであればステップS15
に進む。
【0124】一方、ステップS11で処理可能なスペッ
クでない場合にはステップS12に進み、自端末部2で
適用可能なスペック中でもっとも受信したスペックを満
足できると思われるスペックを選択する。そして続くス
テップS13でエラー表示と共に選択したスペック情報
を表示する。そしてステップS15に進む。
【0125】一方、上述したステップS5において、既
知の画像表示部を示すIDを受信した場合、あるいは、
ステップS6で標準モニタが接続されていた場合にはス
テップS14に進み、判別しているスペックを選択して
ステップS15に進む。
【0126】ステップS15では、選択された画像表示
部1のスペックを不図示の不揮発性メモリに格納する。
これにより画像表示部1の仕様が把握できるため、以後
はステップS20に示す画像表示部1の仕様に合わせた
通常の処理に移行する。
【0127】次に図20を参照して画像表示部1の制御
を説明する。画像表示部1は電源が投入されると図20
の制御に移行し、決められた通信制御手順に従って電源
オン制御手順(コマンド受信制御手順)を実行する。
【0128】まず図20のステップS31において、通
信応答時間を計測するタイマをリセットする。そしてス
テップS32でコマンドを受信しているか否かを調べ
る。コマンドを受信していなければステップS33に進
み、所定時間が経過したか否かを調べる。所定時間が経
過していない場合にはステップS32に戻り、所定時間
内にコマンドが受信されるのを監視する。所定時間が経
過しても端末部2からのコマンドが受信されない場合に
はステップS34に進み、端末部2に自装置のIDを含
ませた接続要求を送信する。そしてステップS31に戻
る。
【0129】一方、ステップS32で端末部2よりのコ
マンドを受信した場合にはステップS35に進み、受信
したコマンドを解析する。続いてステップS36におい
て、解析したコマンドがID要求コマンドか否かを判断
する。ID要求コマンドであった場合にはステップS3
7に進み、端末部2に自装置のIDを返送してステップ
S31に戻る。
【0130】一方、ステップS36において、解析した
コマンドがID要求コマンドでない場合にはステップS
38に進み、スペック要求コマンドか否かを判断する。
スペック要求コマンドであった場合にはステップS39
に進み、端末部2に自装置のスペック情報を返送してス
テップS31に戻る。
【0131】一方、ステップS38において解析したコ
マンドがスペック要求コマンドでない場合にはステップ
S42に進み、アイドル通信(ENQ)か否かを判断す
る。アイドル通信(ENQ)でなかった場合にはそのコ
マンドが自装置で実行不可能な無効コマンドであると判
断してステップS43に進み、端末部2に自装置の調整
データを返送してステップS31に戻る。
【0132】一方、ステップS42において、解析した
コマンドがアイドル通信(ENQ)であった場合にはス
テップS44に進み、「ENQ」を返送して通常通信処
理に移行する。
【0133】以上の通信制御において用いられるコマン
ドデータなどの送受信に用いられる通信パケットの構成
例を図21を参照して以下に説明する。図21は本実施
の形態例の電源オン時の通信制御に用いられる通信パケ
ット構成の例を示す図である。
【0134】本実施の形態例においては、相手装置の仕
様が判別できていない状態であるため、例えば互いの通
信時のビット同期をとることはできない。このため、送
受信データの前後にスタートビットとストップビットを
付加してデータの送受信毎に同期をとって受信すること
ができる非同期式(調歩同期式)の通信を行うことが望
ましい。
【0135】そして通信制御手順としては例えばISO
1745等を採用でき、情報メッセージのヘディングの
開始を示すSOH501、ヘディングを構成するコマン
ドデータ502及びデータ数503、テキストの開始及
びヘディングの終了を示すSTX504、項目番号と対
応するデータとで1組となった所定数のテキストデータ
群505、テキストの終わりを示すETX506、テキ
ストデータの伝送が誤りなく行なわれたか否かをチェッ
クするためのチェックサム(BCC)507で構成され
る。
【0136】なお、コマンドコード502には、ID要
求コマンド、ID送信コマンド、スペック要求コマン
ド、スペック送信コマンド、チャンネル選択コマンド等
が含まれ、後述するように更にビデオプリンタが接続さ
れている場合にはビデオプリントコマンドなどが含まれ
る。
【0137】なお、このパケット構成は、電源オン制御
時のみではなく、他の通常通信におけるコマンドデータ
の送受信にそのまま用いることができる。この場合にお
いて、テキストデータとして送信するデータとして項目
番号と対応する項目データとを1組として送受信する時
に、データ項目中の変更が有るデータ項目のみを送受信
するように制御することにより、送受信データ量を減ら
すことができる。
【0138】この場合には、相手装置よりの更新データ
項目を確かに受信した旨の確認パケット、例えば「AC
K」パケットを受信して始めて変更項目データの送信完
了と制御する必要がある。
【0139】以上の説明は、テキストデータとしてデー
タ項目番号と対応する項目データを送信する例について
説明した。しかし本発明及び本実施の形態例は以上の例
に限定されるものではなく、例えばコマンドコードによ
ってパケット長が一意に定まる固定長パケットであり、
1項目の変更であってもすべての項目について送信する
場合には図22に示す固定長パケットによりコマンドデ
ータの通信を行っても良い。
【0140】この場合には、図21の場合に比し,デー
タ数503が不要となり、項目順を決めておけば項目番
号の送信も不要となる。従って、SOH511、コマン
ドコード512、STX514、データ515、ETX
516、チェックサム(BCC)517の構成とでき
る。
【0141】更に、コマンドコード502に上述した調
整項目の要求を行う調整データ要求コマンド、調整デー
タの送信を行う調整データ送信コマンドを含めても良
い。
【0142】以上のようにして電源ON処理が終了する
と通常通信処理に移行する。通常処理においては、互い
の通信速度、互いの間の同期信号(VSYNC、HSY
NC)の送受信タイミングが一意に定まるため、以後は
この同期信号に従った各種の通信制御を行う。
【0143】本実施の形態例の基本データ通信フォーマ
ットを図23、図24を参照して説明する。図23は本
実施の形態例の単位周期におけるデータ構成を示す図、
図24はコマンドデータ送受信時のパケット構成の例を
示す図であり、図24の例では固定長パケットを説明す
る。
【0144】本実施の形態例においては、画像データ及
び音響データは図23に示す単位周期で通信される。こ
の単位周期は、映像信号の水平同期信号(HSYNC)
周期もしくは垂直同期信号(VSYNC)の周期であ
る。
【0145】単位周期は、第1の同期コード(H番号)
601、第2のn個の画像データ(シリアル)602、
第3の音響データ603、第4のコマンドデータ(双方
向制御)604としている。
【0146】第4のコマンドデータ604の詳細パケッ
ト構成は、例えば図24に示す構成とすることができ、
どのようなコマンドデータであるかを示すヘッダ部65
1、データ領域652、チェックサム653で構成され
ている。
【0147】なお、上述したように本実施の形態例では
端末部2の制御でシステムの調整メニューを共通の表示
メニューとしたが、端末部2と画像表示部1との間で授
受される調整データの詳細は各構成の備える調整項目で
相違するが、図24に示す第4のコマンドデータ604
に含ませて送受信しても良い。この場合には、例えば、
図25に示すようなパケットデータとして定義し、必要
な調整項目をセットすればよい。
【0148】図24に示すパケットのデータ部の構成例
として調整データの例を図25に示している。図25の
(A)は画像表示部1より端末部2への調整データの定
義例、(B)が端末部2より画像表示部1への調整デー
タの定義例である。
【0149】画像表示部1より端末部2への調整データ
には、ディスプレイ種別データ、調整モードを示すコマ
ンド、調整権を示すコマンド、コントラスト設定デー
タ、色温度設定データ(G、B、R)、ブライトネス設
定データ、黒レベル設定データ(G、B、R)、ガンマ
調整データ(G、B、R)、表示モード設定データ、水
平/垂直表示サイズ設定データ、水平/垂直表示位置設
定データ、音量設定データ、音量左右バランス設定デー
タ、表示部オーディオ仕様設定データ等が含まれる。
【0150】一方、端末部2より画像表示部1への調整
データには、受信信号種別データ、調整モードを示すコ
マンド、調整権を示すコマンド、コントラスト設定デー
タ、色温度設定データ(G、B、R)、ブライトネス設
定データ、黒レベル設定データ(G、B、R)、ガンマ
調整データ(G、B、R)、表示モード設定データ、水
平/垂直表示サイズ設定データ、水平/垂直表示位置設
定データ、音量設定データ、音量左右バランス設定デー
タ等が含まれる。
【0151】次に以上の電源オン処理を終了した本実施
の形態例の通常処理動作モードで最初に実行するセット
アップ処理を図26及び図27のフローチャートを参照
して以下に説明する。図26は本実施の形態例における
端末部2の動作モードのセットアップ処理を示すフロー
チャート、図27は本実施の形態例における画像表示部
1の動作モードのセットアップ処理を示すフローチャー
トである。
【0152】端末部2においては図19に示す電源オン
処理により接続画像表示部1の仕様情報及び調整データ
等を受け取ると、図26に示す動作モードのセットアッ
プ処理に移行する。まずステップS51で端末CPU2
01は、入力I/F部220からの入力信号判別データ
に基づいて入力信号を判別する。続いてステップS52
において、調整データ等に基づいて画像表示部1の特定
データを修得する。
【0153】そして、続くステップS53において、取
得データより画像処理モードを決定するとともにオーデ
ィオ処理モードも特定する。例えば画像処理モードをN
TSC処理モードと特定し、オーディオ処理モードをス
テレオモードに設定する。
【0154】次にステップS54において、タイミング
発生部204に指示して決定した処理モードに対応した
信号処理タイミングでのタイミング信号を発生させるよ
うに制御する。
【0155】そしてステップS55において、通信(伝
送)処理タイミングを発生させ、例えば、端末モデム2
03への通信方向制御タイミング、コマンド送受信のた
めの端末CPU201への割込み信号の発生タイミン
グ、ビデオ信号処理部205とオーディオ信号処理部2
10と端末CPU201によるコマンドデータ処理タイ
ミング等の各処理データの時分割多重のためのイネーブ
ル信号等を出力させて図23に示す通信制御を行わせる
ようにセットする。そしてこの処理タイミングに従った
データ通信を行う。
【0156】一方、画像表示部1においては、図20に
示す電源オン処理により接続端末部2に画像表示部1の
仕様情報を送り、調整データ等を共用すると、図27に
示す動作モードのセットアップ処理に移行する。まずス
テップS61で表示部CPU101は、タイミング発生
部104の動作モードを決定する。そしてこの決定した
動作モードに従ったタイミングで端末部2よりの同期信
号を表示部モデム103で検出するのを監視する。
【0157】表示部モデム103で端末部2よりの同期
信号を受信すると再生SYNC信号及び再生CLK信号
が出力される。このため表示部モデム103で端末部2
よりの同期信号を受信するとステップS62よりステッ
プS63に進み、伝送処理タイミングを発生させる。例
えば、表示部モデム103への通信方向制御タイミン
グ、コマンド送受信のための表示部CPU101への割
込み信号の発生タイミング、ビデオ信号処理部105と
オーディオ信号処理と表示部CPU101によるコマン
ドデータ処理タイミング等の各処理データの時分割多重
のためのイネーブル信号等を発生させる。
【0158】そしてステップS64で信号処理タイミン
グを発生させて受信されるビデオ信号等を受信可能状態
に制御して以後このセットアップに従ったビデオ信号、
オーディオ信号(音響信号)の受信制御及びコマンドデ
ータの送受信制御を行う。
【0159】以上のようにしてセットアップ処理が完了
すると、端末部2は以後入力I/F220よりの表示デ
ータの発生に対応して順次同期信号に同期させて画像表
示部1とのデータ通信を行うことになる。
【0160】入力I/F220にNTSCフォーマット
の画像が入力され、画像表示部1の表示パネル110が
852ドット×480ドットである場合の端末部2と画
像表示部1とのデータ通信タイミングの例を図28、図
29を参照して以下に説明する。図28は本実施の形態
例の画像表示部1と端末部2との垂直同期信号発生周期
内のデータ通信制御タイミングの例を示す図、図29は
本実施の形態例の画像表示部1と端末部2との水平同期
信号発生周期内のデータ通信制御タイミングの例を示す
図である。
【0161】本実施の形態例においては、図28に示す
様に、VSYNC信号、HSYNC信号に同期して上述
したタイミングで有効ビデオデータが送られてくる。本
実施の形態例では、表示パネル110が852ドット×
480ドットであるため、VSYNC信号間に480ラ
イン分のビデオデータが送受信される。
【0162】また、本実施の形態例では、VSYNC信
号出力タイミングの直前の一定期間を除いて通信方向を
制御するDIR信号をハイレベルとして、コマンドの通
信方向制御を原則として端末部2から画像表示部1への
送信方向に設定する。
【0163】そして具体的なコマンド送受信タイミング
として、帰線タイミングを確保する必要性からVSYN
C信号の前後は有効ビデオデータの送信タイミングでな
いことを利用してVSYNC信号出力タイミングを端末
部2より画像表示部1への実際のコマンド送信タイミン
グとして図28に示すVSYNC信号タイミングでのH
SYNC間の所定タイミングに送信コマンドイネーブル
信号を出力する。なお、図28の例では2ブロック分の
コマンドを送信する例を示している。
【0164】また、画像表示部1より端末部2へのコマ
ンド送信タイミングをVSYNC信号タイミングとなる
直前の2サイクル分のHSYNC間の所定タイミングに
設定し、受信コマンドイネーブル信号を出力する。な
お、画像表示部1では送受信イネーブルのタイミングが
図28の逆のタイミングとなる。
【0165】HSYNC間のデータ送信タイミングは、
図29に示すように、HSYNC信号タイミングよりビ
デオデータ通信タイミングまでの間を利用して、Lチャ
ンネルオーディオデータ、Rチャンネルオーディオデー
タを送受信する。そしてその後ビデオデータ有効タイミ
ングとなると水平方向1ライン分の852ドット分の画
像データを送受信する。
【0166】このように、本実施の形態例ではVSYN
C信号間に表示するべきビデオデータ、音響データ(オ
ーディオデータ)を多重化して送受信可能であり、更に
必要に応じてコマンドデータも多重化して送受信可能に
構成されている。
【0167】以上の処理により本実施の形態例の端末部
で実行するべき各種の制御タイミングが決定される。具
体的な画像表示部1の仕様に合わせた調整制御の詳細を
次に説明する。
【0168】伝送フォーマットは、表示パネル110の
特性データ(解像度、画素配列、画面アスペクト、リフ
レッシュレート)により決める。また、リフレッシュレ
ート(垂直同期周波数)中に(表示ライン数+必要なブ
ランキング期間)を設定して水平周期を決定する。例え
ば、60Hz中に表示ライン480本、ブランク期間4
5本とするなどを決定する。
【0169】入力信号フォーマットと同じでよい場合は
そのまま特別の変換処理を行わずに出力することができ
る。しかし、ここでコマンドデータ(制御信号)を大量
に通信する必要が見込まれるような場合にはブランク期
間を増やしてもよい。
【0170】また、1水平周期における(表示画素数+
多重するオーディオデータ+必要なブランキング期間)
を算出し、マスタCLKの周波数を決定する。ここで
も、入力信号フォーマットと同じでよい場合は入力され
る情報のCLK信号をそのまま使用することが可能であ
る。ただし、ここで入力フォーマットでブランク期間が
多く、周波数を下げたい場合等は入力されたCLK信号
を必要に応じて変更することになる。
【0171】更に、水平周期中のビデオデータ/オーデ
ィオデータの配置、垂直周期中のビデオデータ/制御信
号データの配置を決定し、端末部2は決定した内容を必
要に応じて画像表示部にコマンドデータとして送信し、
相互に認識して認識結果を共有する。
【0172】なお、上述したリフレッシュレートの決定
にあたっては、画像表示部1のリフレッシュレート特性
が十分高い場合は入力I/F220への入力信号のリフ
レッシュレートに合わせる。しかし、ユーザI/F23
0あるいは130などにより指示によりユーザがリフレ
ッシュレートを上げることを要求した場合にはリフレッ
シュレートを上げてもよい。例えば、フリッカ特性向上
のため/インターレースをプログレッシブに交換等する
時等である。
【0173】更に表示パネル110の画面アスペクト比
と入力I/F220への入力信号のアスペクト比とが合
わない場合には、自動判別により、あるいはユーザより
の要求により表示モードを変更可能に構成されている。
【0174】このようにして伝送仕様が決定されるわけ
であるが、本実施の形態例における端末部2に接続され
る画像表示部1の表示パネル110の仕様により伝送仕
様を変更する例を以下に説明する。
【0175】表示パネル110が852ドット×480
ドット(R,G,Bストライプ)の場合の例を図30に
示す。この場合には、図30に示すように、垂直同期
(VSYNC)周波数は約60Hzとし、1VSYNC
期間に525個のHSYNC信号を発生させ、その内の
VSYNC信号発生時から36個目よりの480のHS
YNC期間を有効ビデオデータ期間としている。
【0176】水平同期信号(HSYNC)は周波数3
1.5KHz、クロック信号(CLK信号)は周波数3
3.1MHzとなり、1つのHSYNC期間に1052
個のCLK信号が発生され、その内のHSYNC信号発
生時から126個目よりの852でビデオデータを通信
している。
【0177】また、表示パネル110が640ドット×
480ドット(R,G,Bストライプ)の場合の例を図
31に示す。この場合には、図31に示すように、垂直
同期(VSYNC)周波数は約60Hzとし、1VSY
NC期間に525個のHSYNC信号を発生させ、その
内のVSYNC信号発生時から36個目よりの480の
HSYNC期間を有効ビデオデータ期間としている。
【0178】水平同期信号(HSYNC)は周波数3
1.5KHz、クロック信号(CLK信号)は周波数2
4.9MHzとなり、1つのHSYNC期間に790個
のCLK信号が発生され、その内のHSYNC信号発生
時から95個目よりの640にビデオデータを通信して
いる。
【0179】更に、表示パネル110が1365ドット
×768ドット(R,G,Bストライプの場合の例を図
32に示す。この場合には、図32に示すように、垂直
同期(VSYNC)周波数は約60Hzとし、1VSY
NC期間に807個のHSYNC信号を発生させ、その
内のVSYNC信号発生時から31個目よりの768の
HSYNC期間を有効ビデオデータ期間としている。
【0180】水平同期信号(HSYNC)は周波数4
8.4KHz、クロック信号(CLK信号)は周波数8
1.5MHzとなり、1つのHSYNC期間に1685
個のCLK信号が発生され、その内のHSYNC信号発
生時から201個目よりの1365でビデオデータを通
信している。
【0181】なお、画像表示部1で転送されてくるビデ
オデータを一時記憶するメモリを有している場合には、
このように表示パネル110の表示タイミングとビデオ
データ転送タイミングを必ず一致させる必要はなく、例
えば、図33に示すように、ブランキング時間水平転送
クロック(CLK)の周波数を変更して遅くして転送し
ても良い。例えば、図33のように、1つのHSYNC
期間に1400個のCLK信号が発生するようにクロッ
ク信号(CLK信号)の周波数を67.8MHzとして
HSYNC期間に1365ドット分のビデオデータを転
送可能に構成しても良い。
【0182】転送レートが低くなればノイズに強くな
り、表示画質の低下を有効に防げる。また、本実施の形
態例の端末部2は、画像表示部1のスピーカ仕様により
オーディオ信号の処理仕様を決定する。
【0183】例えば、画像表示部1に備えられているス
ピーカ123が1台のみのモノラル仕様である場合には
オーディオデータは1チャンネル分のデータとする。
【0184】一方、画像表示部1に備えられているスピ
ーカ123が2台であり、オーディオアンプ122がス
ピーカ毎に独立した2チャンネル分の増幅回路を有して
いる場合には左(L)右(R)のステレオオーディオデ
ータとする。更に、多チャンネルのサラウンドデータで
ある場合にはサラウンド仕様に従って必要チャンネル分
のオーディオデータを転送する様に決定する。
【0185】なお、入力I/F220への入力信号がデ
ジタル入力の場合は、非同期オーディオを同期化して水
平に多重する。あるいは、ユーザ要求(主音声を左右の
スピーカで聞きたいなど)に従って通信オーディオデー
タを変更可能である。
【0186】また、ビデオデータの具体的な処理方法も
画像表示部の特定データに従って決定する。例えば、表
示パネル110の特性データに対応して、階調数を表示
階調に適合するように量子化精度を決める。
【0187】階調数だけでなく階調特性もディスプレイ
デバイスのガンマ(γ)特性を表示パネル110の発光
特性に合うように非線型変換するなどの処理を行う。例
えば、発光輝度をPWM変調により制御する時にはリニ
アな特性になるので逆γのみを行うようにする等の制御
を行う。
【0188】また、ディスプレイデバイスの色温度であ
るが、表示部の仕様により再現白色色温度が異なるた
め、所望の色温度となるようにR/G/Bバランス調整
する。画面サイズ及び解像度に対応してエンハンサを最
適になるように変える。なお、入力信号あるいはユーザ
要求に応じても処理は変わる。
【0189】同様に、解像度、画素配列、表示アスペク
ト、リフレッシュレート、入力信号のフォーマットと伝
送フォーマットが異なる場合など、夫々適合するように
解像度変換する。
【0190】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、一つのメニューの中で端末部2と画像表示部1の両
方の制御項目を分け隔てなく、かつユーザにどちらの制
御項目であるかも意識させずに調整を行う調整メニュー
を構築することが可能となる。
【0191】[第2の実施の形態例]以上の説明におい
ては、端末部2と画像表示部1との間でOSDメニュー
を共有する方法を述べてきたが、これに更に他の機器が
システムに加わった場合でもほぼ同様の方法にてメニュ
ーを共有することができる。
【0192】更にその場合、共有するメニュー項目が多
くなって画面内に表示しきれなくなる、あるいはバラバ
ラのジャンルの項目が同じ画面内に表示されてしまう等
のことが起こりうるが、その対応として項目数の多いメ
ニューを階層化したメニューによって表示する場合もほ
ぼ同様の方法で実現可能である。
【0193】項目数の多いメニューを階層化したメニュ
ーによって表示する本発明に係る第2の実施の形態例の
構成を図34に示す。図34において、上述した第1の
実施の形態例と同様構成には同一番号を付し詳細説明を
省略する。以下は第1の実施の形態例と相違する点を説
明する。
【0194】図34において、3は外部機器、例えばビ
デオデッキ等である。端末部2と外部機器3の間も、端
末部2と画像表示部1巻と同様の情報通信手段9で接続
されている。第2の実施の形態例においても、第1の実
施の形態例と同様のシーケンスによって外部機器3に対
しても調整項目の取り込みを行う。
【0195】第2の実施の形態例において端末部2が外
部機器3の調整項目をも包含して再構成したメニュー構
造体の例を図35に示す。図35は第2の実施の形態例
の外部機器の調整項目を取り込んだメニュー構造体の再
構築例を説明するための図である。
【0196】図35に示すように、第2の実施の形態例
では階層表示のために使用する「グループ」というメン
バがリストに加わっている。
【0197】不図示のメニューボタンが押されると、図
36に示すように例えば画像表示部1の表示画面にグル
ープの一覧が表示される。ここで例えば、グループとし
て「映像」を選択した場合、表示画面は図37に示す画
面に変更となり、図35に示すメニュー構造体の中のグ
ループが「映像」と設定されている調整項目が表示され
る。
【0198】この後の処理は上述した第1の実施の形態
例と同様である。
【0199】同様に図36に示す表示が行われている場
合に、グループとして「音声」を選択した場合、表示画
面は図38に示す画面に変更となり、図35に示すメニ
ュー構造体の中のグループが「音声」と設定されている
調整項目が表示される。
【0200】また選択された調整項目の調整権が「ビデ
オ」であった場合も、通信先が画像表示部2から外部機
器3に換わるだけで、後は第1の実施の形態例と同様の
方法にて本発明を実施することが可能である。
【0201】以上説明したように第2の実施の形態例に
よれば、項目数の多い調整メニューを階層化したメニュ
ーによって表示することができ、共有するメニュー項目
が多くなって画面内に表示しきれなくなったり、あるい
はバラバラのジャンルの項目が同じ画面内に表示されて
しまうことを有効に防止でき、調整指示がしやすい画像
表示システムが提供できる。
【0202】[第3の実施の形態例]以上説明した実施
の形態例では端末部2をマスターデバイスとした場合の
実施の形態例を説明したが、画像表示部1をマスターデ
バイスとしても、同様の方法にて本発明を実施すること
ができる。
【0203】この場合は、ユーザが端末部2のみを買い
換えた場合でも普段使っていた画像表示部1のメニュー
システムを使い続けることが可能である。
【0204】[第4の実施の形態例]以上述べた実施の
形態例での各機器間の接続の形態は各図面で示した通り
である必要はない。つまり各機器同士が論理的に接続さ
れていれば、物理的にはどのような形態で接続されてい
ても構わない。例えば、外部機器3が画像表示部1に接
続されているような形態でも同様の方法にて本発明を実
施することが可能である。
【0205】この構成では、各機器が最低2つの情報通
信用のコネクタを装備するだけで多数の機器を同時に接
続することが可能である。
【0206】[第5の実施の形態例]以上述べた実施の
形態例では端末部2と画像表示部1が別々の機器であっ
たが、画像表示部1に端末部2の機能を持たせた一体型
の表示システムにおいても、同様の方法にて本発明を実
施することが可能である。
【0207】この構成は一体型の低価格のシステム構成
に適用が可能である。
【0208】[第6の実施の形態例]以上述べた実施の
形態例では、メニューはOSD表示にて画像表示部1に
表示されていたが、端末部2に液晶表示モジュールなど
を用いた情報表示部を具備し情報表示部にメニューを表
示することも可能である。端末部に液晶表示モジュール
などを用いた情報表示部を備え、メニューを表示する本
発明に係る第6の実施の形態例を図39、図40を参照
して以下に説明する。
【0209】図39は本発明に係る第6の発明の実施の
形態例の構成を示す図、図40は第6の実施の形態例に
おける端末部2の詳細構成を説明するためのブロック図
である。図39、図40において、上述した第1の実施
の形態例と同様構成には同一番号を付し詳細説明を省略
する。以下は第1の実施の形態例と相違する点を説明す
る。
【0210】図39、図40に示す7は、例えば液晶表
示モジュール等を用いた端末2に備えられる情報表示部
である。CPU16は情報表示部制御情報S13を情報
表示部7に送信して、文字などの表示を行う。
【0211】ユーザによって不図示のメニューボタンが
押されたらCPU16は情報表示部7にメニューを表示
する。その他の構成、制御方法は第1の実施の形態例と
同様である。
【0212】こうすることによって端末部2内の情報表
示部7を用いてメニューを表示してシステムの調整を行
うことが可能である。この方法を用いるとOSD表示に
よって表示している映像をみだすことなく調整を行うこ
とが可能である。
【0213】[他の実施の形態例]なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0214】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0215】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0216】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した各フローチャートに対応
するプログラムコードが格納されることになる。
【0217】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
末部が画像表示部の調整内容を取得して統合された調整
メニューを構築することによって、ユーザにわかりやす
い統一されたインタフェースを提供することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態例の基本構成を説明
するための図である。
【図2】本実施の形態例における調整メニュー表示制御
を行うための端末部の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態例における画像表示部1の調整項
目を取得していない状態の端末部2のメニュー構造体を
説明するための図である。
【図4】本実施の形態例における画像表示部1の調整項
目を取得していない状態の調整メニューの表示例を示す
図である。
【図5】本実施の形態例における端末部2が画像表示部
1から調整項目を取得する時のシーケンスを説明するた
めの図である。
【図6】本実施の形態例における端末部2の調整メニュ
ー取り込みシーケンス処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】本実施の形態例における画像表示部1の調整メ
ニュー取り込みシーケンス処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】本実施の形態例における図6の調整権利割り当
ておよびメニュー構造体再構成処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図9】本実施の形態例における画像表示部1の調整項
目を取得した後の端末部2のメニュー構造体を説明する
ための図である。
【図10】本実施の形態例における画像表示部1の調整
項目を取得した後で表示される調整メニューの表示例を
示す図である。
【図11】本実施の形態例におけるユーザが調整値の変
更指示を行った場合の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】第1の実施の形態例の基本構成の詳細を説明
するための図である。
【図13】本実施の形態例の画像表示部及び端末部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図14】本実施の形態例の端末部と画像表示部とのイ
ンタフェース回路部及びモデムの入出力部分の詳細構成
を示す図である。
【図15】本実施の形態例の形態例の入力I/Fの異な
る仕様の画像情報を受取ってビデオ信号処理部に出力す
る部分の詳細構成を示す図である。
【図16】本実施の形態例の形態例における図104に
示す入力I/FにおけるNTSC仕様の画像信号が入力
された時の入力I/Fの出力タイミング例を示す図であ
る。
【図17】本実施の形態例における図104に示す入力
I/FにおえKるHDTV仕様の画像信号が入力された
時の入力I/Fの出力タイミング例を示す図である。
【図18】本実施の形態例における端末部に電源が投入
された以降の画像表示部との動作確認制御手順の一例を
示す図である。
【図19】本実施の形態例の端末部の電源オン時の制御
を示すフローチャートである。
【図20】本実施の形態例の画像表示部の電源オン時の
制御を示すフローチャートである。
【図21】本実施の形態例の形態例の電源オン時の通信
制御に用いられる通信パケット構成の例を示す図であ
る。
【図22】本実施の形態例の形態例の電源オン時の通信
制御に用いられる通信パケットの他の構成例を示す図で
ある。
【図23】本実施の形態例の単位周期におけるデータ構
成を示す図である。
【図24】本実施の形態例におけるコマンドデータ送受
信時のパケット構成の例を示す図である。
【図25】本実施の形態例における調整データのフォー
マット例を示す図である。
【図26】本実施の形態例における端末部の動作モード
のセットアップ処理を示すフローチャートである。
【図27】本実施の形態例における画像表示部の動作モ
ードのセットアップ処理を示すフローチャートである。
【図28】本実施の形態例の画像表示部と端末部との垂
直同期信号発生周期内のデータ通信制御タイミングの例
を示す図である。
【図29】本実施の形態例の画像表示部と端末部との水
平同期信号発生周期内のデータ通信制御タイミングの例
を示す図である。
【図30】本実施の形態例の形態例の表示パネルが85
2ドット×480ドットの場合の画像表示部と端末部と
のデータ通信タイミングを説明するための図である。
【図31】本実施の形態例の表示パネルが640ドット
×480ドットの場合の画像表示部と端末部とのデータ
通信タイミングを説明するための図である。
【図32】本実施の形態例の表示パネルが1365ドッ
ト×768ドットの場合の画像表示部と端末部とのデー
タ通信タイミングを説明するための図である。
【図33】本実施の形態例の表示パネルが1365ドッ
ト×768ドットの場合の水平転送クロック(CLK)
の周波数を変更した場合の画像表示部と端末部とのデー
タ通信タイミングを説明するための図である。
【図34】本発明に係る第2の発明の実施の形態例の構
成を示す図である。
【図35】第2の実施の形態例の外部機器の調整項目を
取り込んだメニュー構造体の再構築例を説明するための
図である。
【図36】第2の実施の形態例においてメニューボタン
が押された時に最初に表示されるメニューの例を示す図
である。
【図37】第2の実施の形態例において図36の画面で
「映像」が選択されたときに次に表示されるメニューの
例を示す図である。
【図38】第2の実施の形態例において図36の画面で
「音声」が選択されたときに次に表示されるメニューの
例を示す図である。
【図39】本発明に係る第6の発明の実施の形態例の構
成を示す図である。
【図40】第6の実施の形態例における端末部2の詳細
構成を説明するためのブロック図である。
【図41】従来のテレビジョン放送を受信して表示する
テレビ受像機に各種の画像を表示させようとした場合の
構成を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/22 G09G 3/22 E G H 5/00 530 5/00 530M H04N 5/44 H04N 5/44 A 5/445 5/445 Z 5/46 5/46 Fターム(参考) 5C025 BA21 BA27 BA28 CA09 CA18 DA10 5C026 CA01 CA02 CA03 CA10 CA15 5C080 AA01 BB05 DD13 EE01 EE19 JJ01 JJ02 JJ04 JJ05 JJ06 JJ07 5C082 AA02 AA14 BB01 CA56 CA81 CB01 CB05 DA87 MM09

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末部と、前記端末部に接続された少な
    くとも一つの画像表示部を備える画像表示システムであ
    って、 前記端末部は、前記画像表示部より当該画像表示部の調
    整項目を取得する取得手段と、 前記取得手段を介して取得した前記画像表示部の調整項
    目より、統合された調整メニューを構築するメニュー構
    築手段と、 前記メニュー構築手段で構築したメニューに基づく調整
    指示に対応して前記画像表示部の調整を要求する調整要
    求手段とを備え、 前記画像表示部は前記メニュー構築手段で構築した前記
    調整メニューを表示するメニュー表示手段と、 前記調整要求手段による調整要求に従って表示部の調整
    を行う調整実行手段とを備えることを特徴とする画像表
    示システム。
  2. 【請求項2】 端末部と、前記端末部に接続された少な
    くとも一つの画像表示部を備える画像表示システムであ
    って、 前記画像表示部は、 前記端末部よりの表示情報に基づいて情報表示を行う情
    報表示手段と、 前記端末部よりの要求に応じた画像表示部に関する調整
    項目を前記端末部に送信する調整項目送信手段と、 前記端末部よりの要求に応じて前記画像表示部に関する
    調整項目に従った調整を行う遠隔調整手段とを備え、 端末部は、 前記画像表示部に要求して前記画像表示部の調整項目を
    取得する調整項目受信手段と、 前記調整項目受信手段により取得した調整項目に基づい
    てメニュー構造体を構築するメニュー構築手段と、 前記メニュー構築手段で構築したメニュー構造体を記憶
    する記憶手段と、 前記画像表示部に表示情報を送信する表示情報出力手段
    とを備え、 前記表示情報出力手段により前記メニュー構築手段で構
    築したメニュー構造体を前記画像表示部に調整メニュー
    として出力して表示させることを特徴とする画像表示シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 更に、前記端末部に、 ユーザからの指示要求を検出するための操作指示手段を
    備え、 前記メニュー構築手段は、操作指示手段からの入力に応
    じてメニュー構造体を動的に再構成して前記記憶手段に
    記憶するとともに前記表示情報出力手段により前記メニ
    ュー構築手段で再構築したメニュー構造体を前記画像表
    示部に出力して調整メニューとして表示させることを特
    徴とする請求項2記載の画像表示システム。
  4. 【請求項4】 前記端末部は、更に、前記操作指示手段
    からの入力に応じてメニュー構造体に記載された調整値
    の内容を変更し、変更された調整項目がどの機器に対応
    しているかを判断し、判断に応じて端末部内部の調整ま
    たは前記画像表示部の前記遠隔調整手段に調整の要求を
    行う調整実行手段を備えることを特徴とする請求項3記
    載の画像表示システム。
  5. 【請求項5】 前記調整項目には、調整項目の分類を示
    す項目を含み、 前記画像表示部に表示されるメニュー構造体は階層化さ
    れたメニューであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の画像表示システム。
  6. 【請求項6】 前記調整項目には、 項目名、調整範囲、調整タイプ、数値と文字の対応表、
    数値と絵文字の対応表の内、少なくともいずれかの項目
    が含まれることをを含むことを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の画像表示システム。
  7. 【請求項7】 前記調整タイプには、 数値、ON/OFF、文字、絵文字、あるいは上記と同
    等の項目の内の少なくともいずれかの項目が含まれるこ
    とを特徴とする請求項6記載の画像表示システム。
  8. 【請求項8】 前記調整タイプの「文字」は、 前記メニュー構造体の項目の数値と文字の対応表を用い
    て文字列で表される1つ以上のモード切り替えを数値に
    て表現するものが含まれることを特徴とする請求項7記
    載の画像表示システム。
  9. 【請求項9】 前記調整タイプの「絵文字」は、 前記調整項目の数値と絵文字の対応表を用いて絵文字で
    表される1つ以上のモード切り替えを数値にて表現する
    ものが含まれることを特徴とする請求項7または請求項
    8記載の画像表示システム。
  10. 【請求項10】 前記調整項目には、 明るさ、コントラスト、色温度、色合い、シャープネ
    ス、ガンマ補正、音量、音の左右バランス、低音強調、
    入力切り替え、チャンネル切り替え、ワイドも度切り替
    えの内の少なくともいずれかの項目を含むことを特徴と
    する請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像表示
    システム。
  11. 【請求項11】 前記端末部と前記画像表示部との間で
    は制御信号と映像信号とを重畳して授受されている特徴
    とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の画像
    表示システム。
  12. 【請求項12】 前記調整メニューは2つ以上の画像表
    示部のいずれか1つまたは2つ以上を同時に選択して表
    示可能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項11
    のいずれかに記載の画像表示システム。
  13. 【請求項13】 前記端末部は、更に情報表示部を備
    え、 前記調整メニューを前記情報表示部に表示可能とするこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記
    載の画像表示システム。
  14. 【請求項14】 前記調整メニューは2つ以上の画像表
    示部あるいは情報表示部のいずれか1つまたは2つ以上
    を同時に選択して表示可能とすることを特徴とする請求
    項13記載の画像表示システム。
  15. 【請求項15】 前記端末部は、前記調整メニューを前
    記画像表示部より表示させないことを特徴とする請求項
    12記載の画像表示システム。
  16. 【請求項16】 前記画像表示部は、表面伝導型電子放
    出素子を用いたディスプレイであることを特徴とする請
    求項1乃至請求項15のいずれかに記載の画像表示シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記画像表示部は、FE型電子放出素
    子を用いたディスプレイであることを特徴とする請求項
    1乃至請求項15のいずれかに記載の画像表示システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記画像表示部は、MIM型電子放出
    素子を用いたディスプレイであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項15のいずれかに記載の画像表示システ
    ム。
  19. 【請求項19】 端末部と、前記端末部に接続された1
    つ以上の画像表示部を備える画像表示システムにおける
    画像表示方法であって、 前記端末部は、前記画像表示部より当該画像表示部の調
    整項目を取得する取得工程と、 前記取得工程を介して取得した前記画像表示部の調整項
    目より、統合された調整メニューを構築するメニュー構
    築工程と、 前記メニュー構築工程で構築したメニューに基づく調整
    指示に対応して前記画像表示部の調整を要求する調整要
    求工程とを備え、 前記画像表示部は前記メニュー構築工程で構築した前記
    調整メニューを表示するメニュー表示工程と、 前記調整要求工程による調整要求に従って表示部の調整
    を行う調整実行工程とを備えることを特徴とする画像表
    示方法。
  20. 【請求項20】 端末部と、前記端末部よりの表示情報
    に基づいて情報表示を行う情報表示手段を備える前記端
    末部に接続された少なくとも一つの画像表示部を備える
    画像表示システムにおける画像表示方法であって、 前記端末部よりの要求に応じた画像表示部に関する調整
    項目を前記端末部に送信する調整項目送信工程と、 前記端末部よりの要求に応じて前記画像表示部に関する
    調整項目に従った調整を行う遠隔調整工程とを備え、 端末部は、 前記画像表示部に要求して前記画像表示部の調整項目を
    取得する調整項目受信工程と、 前記調整項目受信工程により取得した調整項目に基づい
    てメニュー構造体を構築するメニュー構築工程と、 前記メニュー構築工程で構築したメニュー構造体を前記
    画像表示部に調整メニューとして出力して表示させる標
    示制御工程とを有することを特徴とする画像表示方法。
  21. 【請求項21】 更に、前記端末部に、 ユーザからの指示要求を検出するための操作指示工程を
    有し、前記メニュー構築工程では、操作指示手段からの
    入力に応じてメニュー構造体を動的に再構成して再構築
    したメニュー構造体を前記画像表示部に出力して調整メ
    ニューとして表示させることを特徴とする請求項20記
    載の画像表示方法。
  22. 【請求項22】 前記端末部は、更に、前記調整メニュ
    ーを確認しての操作指示入力に応じてメニュー構造体に
    記載された調整値の内容を変更し、変更された調整項目
    がどの機器に対応しているかを判断し、判断に応じて端
    末部内部の調整または前記画像表示部の調整を行うこと
    を特徴とする請求項21記載の画像表示方法。
  23. 【請求項23】 前記請求項1乃至請求項22のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    列。
  24. 【請求項24】 前記請求項1乃至請求項22のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    を記憶したコンピュータ可読記録媒体。
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