JP2002290952A - 共通情報キャッシング中継方法及び中継装置 - Google Patents

共通情報キャッシング中継方法及び中継装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストリームの主信号パケットの共通情報をキャ
ッシングしておき、任意の時刻から参加したストリーム
放送視聴者がストリームサーバに共通情報の要求を行う
ことのない共通情報キャッシング中継方法及び中継装置
の提供。 【解決手段】ストリームデータをストリームサーバSS
から受けて、そのストリームデータに係る視聴番組を視
聴要求した端末T1に対してストリームデータを送信す
る前に、当該視聴番組の共通情報を共通情報データベー
スCIDBにキャッシングすると共に、他の端末T2か
ら同一の視聴番組の視聴要求を受けると、共通情報デー
タベースCIDBの共通情報を先ず当該他の端末T2に
送信してから、ストリームサーバSSから現に配信され
ているストリームデータを、送信中の端末T1に加えて
他の端末T2にも送信する特徴的構成手法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像の何れ
か又は双方を含むストリーミング放送(ライブ放送、録
画放送、録音放送など)に関し、任意の時刻において或
る端末に対して特定の中継装置を介してストリームサー
バから(場合によっては第x中継手段を介して)ストリ
ームデータがパケット配信されているときに、他の端末
又は第y中継手段から当該特定の中継装置を介して同一
の視聴番組の配信要求がなされた場合に、当該特定の中
継装置において、当該ストリームサーバから(場合によ
っては第x中継手段を介して)既に配信されてかつキャ
ッシングしておいたところの共通情報を先ず配信しその
後当該特定の中継装置に現配信中のストリームデータを
他の端末又は第y中継手段にも送信する、共通情報キャ
ッシング中継方法及びその実施に直接使用する中継装置
に関する(但し、第x中継手段≠第y中継手段)。
【0002】
【従来の技術】従来、ストリームサーバに対して視聴要
求するとその視聴要求した各端末とストリームサーバと
の間に個別に配信チャネルを確立させて、ストリーム配
信が行われている。
【0003】しかし、これでは、端末の数だけ配信チャ
ネルを確立することになるので、到底大容量かつ大衆向
けにストリーム配信することは困難であることから、ス
トリームサーバと端末との間において、中継装置なるも
のを介在させたり、スプリッターを用いて、多数の端末
に対するストリーム配信を行い、その要求を充足させて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
においては、最初に中継装置を介してストリームサーバ
に配信要求した端末が、中継装置を介して現時点でスト
リーム配信を受けている際に、任意の時刻において、他
の端末から同じ中継装置を介して同一の視聴要求される
と、ストリームサーバと中継装置とに配信チャネルを新
たに確立する必要があり、これでは、端末の数が甚大に
なると、ストリームサーバの処理能力が限界を来たす虞
がある。
【0005】また、他方で中継装置とストリームサーバ
との間において新たな配信チャネルを確立しないことを
前提とすると、中継装置において、単に最初からストリ
ーム配信を受けている端末に配信するところのストリー
ムを複写して、新たに配信要求をした他の端末に配信す
ることになる。
【0006】しかしこれでは、端末の利用者に対して無
料配信するストリーム放送においては、当該ストリーム
放送の最初に挿入されるスポンサーとなる企業、団体の
広告情報を所定の時間流すように構築されている場合、
全てのクライアントが広告を視聴しなくなるので、結果
的にスポンサーが付かないストリーム配信サービスとな
って事実上実現されないことになる。
【0007】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は以下の通りである。
【0008】本発明の第1の目的は、ストリームの主信
号パケットの共通情報を中継手段にキャッシングしてお
き、任意の時刻から参加したストリーム放送視聴者がス
トリームサーバに直接共通情報の要求を行うことなく、
予めキャッシュした共通情報を中継手段から送信した後
に、現配信中のストリームデータをシームレスにつなぎ
換えてストリーム視聴を可能ならしめる共通情報キャッ
シング中継方法及び中継装置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、ストリーム配信源
となるストリームサーバと中継手段との間に配信チャネ
ルを新たに確立することを要しない共通情報キャッシン
グ中継方法及び中継装置を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、現実的にストリー
ム無料配信を実現できる共通情報キャッシング中継方法
及び中継装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、明細書、図面、特
に、特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと
明らかとなろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記課題
の解決に当たり、ストリームデータを受けると、当該ス
トリームデータに係る視聴番組を配信要求した配信要求
元に向う下流に対して当該ストリームデータを送信する
と共に当該視聴番組の共通情報をキャッシングしてお
き、任意の時点にて、新たに別の配信要求元から同一の
視聴番組の配信要求を受けたと判断されると、当該キャ
ッシングしておいた当該共通情報を先ず当該別の配信要
求元に向う下流へ送信してから、現に配信されている前
記ストリームデータを当該別の配信要求元に向う当該下
流にも送信する、特徴的構成手法を講じる。
【0013】本発明装置は、上記課題の解決に当たり、
ストリームデータを受けて当該ストリームデータの視聴
番組を配信要求した配信要求元に向う下流に対して当該
ストリームデータを送信しかつ、主信号を処理する主信
号処理部と副信号を処理する副信号処理部とを有する装
置であって、当該装置が受けた前記ストリームデータ
に、その視聴番組の共通情報を含んでいるか否かを確認
し、含んでいる場合にはその共通情報をキャッシングし
ておく共通情報データベースを備え、任意の時点におい
て新たに別の配信要求元から、既に当該装置が受けてい
る前記ストリームデータに係る視聴番組の配信要求があ
った場合には、再度当該装置から視聴番組の配信要求を
上流へは行わずに、その視聴番組の共通情報を当該共通
情報データベースから取得して当該別の配信要求元に向
う下流へ送信した後に、現に当該装置が受けている前記
ストリームデータを当該別の配信要求元に向う前記下流
にも送信する仕組みを構成する、特徴的構成手段を講じ
る。
【0014】更に、具体的詳細に述べると、上記課題の
解決は、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手法又
は手段の採用により、上記目的を達成するようになされ
る。
【0015】本発明方法の第1の特徴は、ストリームデ
ータを受けると、当該ストリームデータに係る視聴番組
の配信要求をした最下流の配信要求元に対して当該スト
リームデータを送信すると共に当該視聴番組の共通情報
をキャッシングしておき、任意の時点にて、新たに別の
最下流の配信要求元から同一の視聴番組の配信要求を受
けたと判断されると、前記キャッシングしておいた前記
共通情報を先ず当該別の配信要求元に向う下流に送信し
てから、現に配信されているストリームデータを当該別
の配信要求元に向う当該下流にも送信してなる、共通情
報キャッシング中継方法の構成採用にある。
【0016】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴における前記判断が、前記別の配信要求
元からの配信要求に係る視聴番組における共通情報が前
記キャッシング先にキャッシングされているかを基準に
なされてなる、共通情報キャッシング中継方法の構成採
用にある。
【0017】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴における前記キャッシングして
おいた共通情報が、前記共通情報に係る視聴番組の配信
終了か、当該共通情報に係る視聴番組を配信要求した全
ての配信要求元との切断の何れかを満たすと、削除され
てなる、共通情報キャッシング中継方法の構成採用にあ
る。
【0018】本発明方法の第4の特徴は、最上流のスト
リームサーバと視聴番組の配信要求をする最下流の端末
とを一以上の中継手段で中継するシステムにおいて、当
該一以上の中継手段の内の特定の中継装置にてストリー
ムデータを上流から受けてそのストリームデータの視聴
番組を配信要求した配信要求元に向う下流に対して当該
ストリームデータを送信する中継方法であって、前記各
配信要求元からの任意の視聴番組の配信要求を受け付
け、当該配信要求をなした配信要求元に向う前記下流へ
送信する為の必要な情報を配信要求元情報テーブルに設
定すると共に、当該視聴番組が現に前記特定の中継装置
に配信されているか否かを確認し、配信されていない場
合に限り当該特定の中継装置から当該視聴番組の配信要
求を前記上流に向け行う一方、配信されている場合に限
り、当該配信要求元に向う前記下流に対して共通情報デ
ータベースにキャッシングしておいた視聴番組の共通情
報を先ず送信する様に共通情報送信フラグをONに設定
する、以上の配信要求処理過程と、当該配信要求過程と
は別に、前記特定の中継装置が前記ストリームデータを
受けると開始され、前記配信要求元情報テーブルに列挙
された配信要求元毎に、当該列挙された各配信要求元に
対する、前記共通情報送信フラグがONの場合には、前
記共通情報データベースから送信すべき視聴番組の前記
共通情報を元にして当該共通情報を含んだクライアント
配信パケットを生成して送信すると共に、今回送信する
当該共通情報が最終の場合には前記配信要求元情報テー
ブルにおける前記共通情報送信フラグをOFFに変更す
る一方で、当該列挙された各配信要求元に対する、前記
共通情報送信フラグがOFFの場合には、前記特定の中
継装置が受けた前記ストリームデータから生成したクラ
イアント配信パケットを前記下流に向け送信する、以上
の送信過程と、当該送信過程と並行して、前記特定の中
継装置が受けた前記ストリームデータにその視聴番組に
おける前記共通情報が含まれているか確認し、含まれて
いる場合に限り当該視聴番組の識別子と共に当該共通情
報を、前記共通情報データベースに前記キャッシングし
ておくキャッシング処理過程とを、並行実施してなる、
共通情報キャッシング中継方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第4の特徴における前記配信要求処理過程におけ
る、前記視聴番組が現に前記特定の中継装置に配信され
ているか否かの確認が、前記共通情報データベースにお
ける、共通情報の蓄積状況をリアルタイムに反映させた
共通情報蓄積確認テーブルを用いて行われてなる、共通
情報キャッシング中継方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第4又は第5の特徴における前記共通情報データベ
ースにキャッシングされた前記共通情報が、前記配信要
求元情報テーブルにおける、配信要求をなした配信要求
元が視聴番組項目毎に、全て存在しなくなるか、その視
聴番組が終了するかの何れかにより、削除されてなる、
共通情報キャッシング中継方法の構成採用にある。
【0021】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記各視聴番組における前記共通情報が、前記上流
に対してそれぞれ配信要求した場合に最初に配信される
ところの、プロファイルヘッダ情報、広告コンテンツの
ストリーム情報である、共通情報キャッシング中継方法
の構成採用にある。
【0022】本発明装置の第1の特徴は、最上流のスト
リームサーバと視聴番組の配信要求をする最下流の端末
とを中継接続するシステムにおいて用いられ、ストリー
ムデータを上流から受けて当該ストリームデータの視聴
番組を配信要求した配信要求元に向う下流に対して当該
ストリームデータを送信しかつ、主信号を処理する主信
号処理部と副信号を処理する副信号処理部とを有する装
置であって、当該装置が受けた前記ストリームデータ
に、その視聴番組の共通情報を含んでいるか否かを確認
し、含んでいる場合にはその共通情報をキャッシングし
ておく共通情報データベースを備え、任意の時点におい
て新たに別の最下流の配信要求元から、既に前記装置が
受けている前記ストリームデータに係る視聴番組の配信
要求があった場合には、再度当該装置から視聴番組の配
信要求を前記上流に向けて行わずに、その視聴番組の共
通情報を前記共通情報データベースから取得して当該別
の配信要求元に向う下流へ送信した後に、現に当該装置
が受けている前記ストリームデータを当該別の配信要求
元に向う当該下流にも送信する仕組みを構成してなる、
中継装置の構成採用にある。
【0023】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記副信号処理部が、前記共通
情報データベースに現にキャッシングしている共通情報
を確認する為の共通情報蓄積確認テーブルを保有してな
る、中継装置の構成採用にある。
【0024】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴における前記主信号処理部が、
前記副信号処理部により前記配信要求から抽出した当該
配信要求元を特定する情報と、当該配信要求した視聴番
組に関する識別子と、前記共通情報データベースにキャ
ッシングされている当該視聴番組に係る前記共通情報を
先ず当該配信要求元に向う前記下流に送信すべきことを
示す共通情報送信フラグとで構成された、配信要求元情
報テーブルを保有してなる、中継装置の構成採用にあ
る。
【0025】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記主信号処理
部が、前記装置が受けた前記ストリームデータにその視
聴番組についての前記共通情報が含まれていれば、当該
共通情報を前記共通情報データベースにキャッシングす
る機能構成である、中継装置の構成採用にある。
【0026】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記副信
号処理部が、同一の視聴番組についてその視聴番組の配
信要求を既になした配信要求元とは別の配信要求元か
ら、配信要求を受けたと判断すると、その視聴番組に関
して前記上流に向けて配信要求することなく、当該別の
配信要求元に向う前期下流に対して配信要求を受けた視
聴番組に係る前記共通情報を配信する指示を、前記主信
号処理部に行う機能構成である、中継装置の構成採用に
ある。
【0027】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第5の特徴における前記主信号処理部が、前記指示
を受けると、先ず前記共通情報データベースにキャッシ
ングしておいたその視聴番組の前記共通情報を複写し、
前記別の配信要求元に向う前期下流にその共通情報を送
信する機能構成である、中継装置の構成採用にある。
【0028】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第6の特徴における前記主信号処理部が、前記別の
配信要求元に向う前記下流へその共通情報を送信した後
に、現時点において前記装置が受けているライブ配信中
の前記ストリームデータを、既にライブ送信を受けてい
る前記配信要求元に向う前記下流に加えて前記別の配信
要求元に向う前記下流にも送信する機能構成である、中
継装置の構成採用にある。
【0029】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記共通情報が、前記ストリームサーバに向
う前記上流に対してそれぞれ配信要求した場合に最初に
配信されるところの、プロファイルヘッダ情報、広告コ
ンテンツのストリーム情報である、中継装置の構成採用
にある。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を装置例及び方法例につき説明する。
【0031】(装置例)図1は、本発明の一実施形態で
ある中継装置を適用したシステム構成図であり、(a)
は本発明の基調的なシステム構成図で、(b)は実現的
なシステム構成図である。
【0032】中継装置αは、図1(a)に示す様に、最
上流のストリームサーバSSとパケット通信網Nを介し
て接続する一方で、別箇最下流のクライアントの端末T
1、T2(以下、「端末」とし、「T1」と「T2」を
区別する必要が存しない場合には明細書中では単に
「T」とする。尚、その数は問わない)と接続される点
は、従前のシステムと同様の構成である。
【0033】尚、中継装置αは、実際には、図1(b)
の様に中継装置αiとして他の中継手段αjと共に用い
られ、このとき、中継手段αjは従前の中継手段でも、
本発明の中継装置であってもよいし、システム上中継段
数は問わない(但し、ストリームサーバSSと端末Tと
の間に本発明の中継装置を一以上介在させる。i、jは
任意の自然数)。又、中継装置αiと端末T間にも中継
装置αiや中継手段αjが介在し得る。
【0034】これ以降、図1(a)の本発明の基調的な
場合について説明するも、図1(b)の実現的な場合も
同様であるので、特段の説明を要しないであろう。
【0035】図2は、本発明の一実施形態である中継装
置の内部構成図の一例である。中継装置αは、上流側、
下流側の其々の主信号、副信号を認識して振り分ける信
号振分け部1、2と、上流から配信された主信号パケッ
トに対して必要であれば処理をして当該主信号パケット
に関する視聴要求(一般的には配信要求)した端末Tに
ストリームデータを送信する主信号配信手段3aを含ん
だ主信号処理部3と、ストリームサーバSS、各端末T
との間で行われるストリーム制御プロトコールから副信
号を解析する解析手段4a及び当該解析された副信号に
より主信号配信手段3aを制御する制御手段4bを含ん
だ副信号処理部4とに分かれることは、従前と同様であ
る。
【0036】それに加えて本装置例においては、その主
信号処理部3、副信号処理部4において以下の第1乃至
第4機能を追加する。
【0037】即ち、第1機能として、主信号処理部3に
は、ストリームサーバSSから配信された主信号パケッ
ト内にその視聴番組についての共通情報が含まれていれ
ば、当該共通情報を共通情報データベース3bに複写な
どしてキャッシングする機能を追加する。
【0038】第2機能として、副信号処理部4には、同
一の視聴番組について別の端末、先の例では端末T2か
ら視聴要求を受けたと判断すると、その視聴番組をスト
リームサーバSSに配信要求することなく、端末T2に
その視聴要求を受けた視聴番組における共通情報を配信
する指示を、制御手段4bから主信号処理部3になされ
る機能を追加する。
【0039】第3機能として、主信号処理部3には、第
2機能における指示を受けると、先ず共通情報データベ
ース3cに予めキャッシングしておいたその視聴番組の
共通情報を複写などし、先の例では端末T2にその共通
情報を送信する機能を追加する。
【0040】第4機能として、第3機能により、先の例
では端末T2にその視聴番組の共通情報を送信し終わる
と、現時点においてストリームサーバSSから配信され
ているライブ配信中の主信号パケットPmのストリーム
データの送信を、既に送信を受けている端末T1に加え
て端末T2にも同時に送信する機能を追加する。
【0041】この第1機能乃至第4機能を従前の中継装
置αに組み込んだ構成の一例が、図2に相当する。
【0042】即ち、第1機能は、主信号処理部3中に上
流側の信号振分け部1から受信した主信号パケットを必
要な処理をして当該主信号パケットに共通情報が含まれ
ているか否かを確認する確認手段3cと、当該確認手段
3cにより共通情報が含まれているとそれをキャッシン
グしておく共通情報データベース3bとにより実現でき
る。
【0043】第2機能は、以下の、により実現でき
る。 第1機能により共通情報データベース3bにキャッシ
ングしてある共通情報に、その視聴番組のインデックス
(視聴番組名、識別子等)を付す様に構成して、そのキ
ャッシング状況を副信号処理部の解析手段4aにおいて
容易に確認できる様に共通情報蓄積確認テーブル4cを
設けて、共通情報データベース3bのキャッシング状況
をリアルタイムに反映されるように構成する。
【0044】制御手段4bによる主信号配信手段3a
を制御するところの、視聴要求をしてきた端末T(換言
すると、ストリームデータを送信すべき端末)のアドレ
ス、ポート番号等に加えて、その視聴番組に関する識別
子(視聴番組識別子)、共通情報データベースからその
視聴番組に係る共通情報の送信を指示するフラグ(共通
情報送信フラグ)などを列挙し、(上流のストリームサ
ーバSSからの配信された)主信号パケットのストリー
ムデータを送信すべき端末を識別できる様に端末情報テ
ーブル(配信要求元情報テーブル)3a1を構成する。
【0045】ところで、クライアント配信パケット生成
部3a2により、信号振分け部1からのストリームデー
タは、従前同様に、当該ストリームデータの視聴番組を
確認し、端末情報テーブル3a1からその確認した視聴
番組を送信すべき全ての端末のアドレス、ポート番号な
どを取得してそれぞれクライアント配信パケットを生成
して信号振分け部2を介して各端末Tに送信される。
【0046】第3機能は、そのときなどに、端末情報テ
ーブル3a1に配信すべき端末の追加がないか確認し、
共通情報送信フラグがONとなっていれば、共通情報デ
ータベース3bからその視聴番組の共通情報を複写し
て、当該複写した共通情報をクライアント配信パケット
に加工して配信する様に、クライアント用配信パケット
生成部3a2を構成することで実現できる。
【0047】第4機能は、第3機能における本装置例に
より追加機能されたところのクライアント配信パケット
生成部3a2により、追加された配信すべき端末T2に
対して、その要求された視聴番組の共通情報の送信を全
て終了した時点で、端末情報テーブル3a1の、追加さ
れた配信すべき端末T2における共通情報送信フラグを
OFFすることで実現できる。
【0048】尚、中継装置αの共通情報データベースC
IDBは、図2の様に内蔵であっても、また外付け別構
成としてもよい。
【0049】尚、既に視聴要求してきた端末T1から視
聴を中止する副信号が中継装置αに送信されると、必要
なプロトコール処理を副信号処理部4において行うと共
に、端末情報テーブル3a1から、中止する旨送信して
きた端末T1を削除する。そして、端末情報テーブル3
a1にてある視聴番組識別子がない視聴番組について
は、共通情報データベース3bからその視聴番組に関す
る共通情報を削除する。
【0050】また、その視聴番組が終了しても同様であ
る。これにより、共通情報データベース3bに共通情報
がキャッシングされている場合には、必ずストリームサ
ーバSSから主信号パケットが配信されていることにな
る。
【0051】(方法例)本発明方法の一実施形態である
共通情報キャッシング中継方法は、ストリームサーバと
視聴番組を配信要求をする端末とを一以上の中継手段で
中継するシステムにおいて、当該一以上の中継手段の内
の特定の中継装置にてストリームデータを受けてそのス
トリームデータの視聴番組を配信要求した配信要求元に
対してストリームデータを送信するに際して、ストリー
ムデータを受けると、当該ストリームデータに係る視聴
番組を配信要求した配信要求元に対して当該ストリーム
データを送信すると共に当該視聴番組の共通情報をキャ
ッシングしておき、任意の時点にて、新たに別の配信要
求元から同一の視聴番組の配信要求を受けたと判断され
ると、前記キャッシングしておいた前記共通情報を先ず
当該別の配信要求元に送信してから、現に配信されてい
るストリームデータをその新たな別の配信要求元にも送
信することを、その基本とする。
【0052】以下、具体的に、図1(a)のシステムに
適用した共通情報キャッシング中継方法について、説明
を追加することにする。図3、4は、共通情報キャッシ
ング中継方法についての、図1(a)のシステムに適用
した場合の処理の流れ図で、図3は配信要求処理過程
(ST1)、図4はキャッシング処理過程(ST2)を
含んだ送信過程(ST3)の各流れ図である。
【0053】図3、4の流れ図を、中継装置αには現時
点でストリームサーバSSから現に如何なる視聴番組の
配信も受けていない前提で、先ず端末T1が第1視聴番
組について視聴要求をし、その後、端末T2から第1視
聴番組についての視聴要求がなされたものとして説明す
る。
【0054】中継装置αの共通情報データベース3b、
端末情報テーブル3a1(共通情報蓄積確認テーブル4
c)には何ら格納されていない状態で、端末T1から、
第1放送番組の視聴要求が中継装置αになされたとする
と、当該視聴要求を中継装置αが受けて配信要求処理過
程(ST1)が開始される。
【0055】配信要求処理過程(ST1)が開始される
と、先ず、当該視聴要求を信号振分け部2にて識別しそ
の副信号を解析手段4aに渡し(ST11)、それを受
けて、解析手段4aにおいて視聴番組、端末アドレス等
を抽出し(ST12)、端末情報テーブル3a1に対し
て、その視聴番組の識別子(視聴番組識別子)、その視
聴番組のクライアント配信パケットを生成するのに必要
な情報(端末アドレス、ポート番号等)を制御手段4b
により格納させ、共通情報識別子フラグをONにする
(ST13)。
【0056】そして、既に共通情報データベース3bに
その視聴番組の共通情報がキャッシングされているかを
確認する(ST14)。具体的には、共通情報蓄積確認
テーブル4cに当該視聴番組名(又はその識別子等)を
検索する。当該確認にて前記前提ではその視聴番組の共
通情報をキャッシングしていないので、視聴番組をスト
リームサーバSSに配信要求する(ST15)一方で、
ST12で抽出した端末アドレスに係る共通情報送信フ
ラグをOFFにする(ST16)。
【0057】以上が配信要求処理過程(S1)である
が、その後時系列的には、ストリームサーバSSからS
T15で配信要求したところの、視聴番組の主信号パケ
ットを受ける(ST31)ことで開始される、送信過程
(ST3)(及びそれに含まれるキャッシング処理過程
(ST2))へ移行する。
【0058】キャッシング処理過程(ST2)は、視聴
番組の主信号パケット(つまりストリームデータのパケ
ット)の受信を受ける(ST31)と、必要に応じて複
写等なされ、この主信号パケット内にその視聴番組の共
通情報が含まれているかを、確認手段3cにて確認し
(ST21)、共通情報が含まれている場合には、その
主信号パケットを必要に応じて処理して共通情報を共通
情報データベース3bにキャッシングして(ST2
2)、ST2の処理を終了する(ST23)一方で共通
情報が含まれていない場合にはST2の処理を終了する
(ST23)。
【0059】ストリームサーバSSから信号振分け部1
を介して主信号パケットを受けると(ST31)、送信
過程(ST3)が開始され、そのとき、視聴番組毎に、
端末情報テーブル3a1から或る任意の視聴番組の送信
を受けるべき端末Tを検索する(ST32)。
【0060】現時点では、送信を受けるべき端末Tは、
端末T1のみであるので、図4におけるST3i1〜S
T3i4の処理では、i=1のみとして、その端末T、
即ち端末T1における共通情報送信フラグを確認して
(ST3i1)、そのフラグがOFFとなっているの
で、ストリームサーバSSから信号振分け部1を介して
受けた主信号パケット又はストリームデータから、端末
T1に送信できる様にクライアント配信パケット生成部
3a1にてクライアント配信パケットを生成して、信号
振分け部2を介して送信される(ST3i2)。
【0061】そして、送信過程(ST3)は、ST31
毎に、ST32、ST3i1乃至ST3i4を行うこと
になる。即ち、主信号パケットを受信すると(ST3
1)、キャッシング処理過程(ST2)を行う一方でS
T32を行い、ST32により、送信を受けるべき端末
Tは、現状では端末T1のみであると判断され、ST3
i1では共通情報送信フラグはOFFとなっているの
で、ST3i2に移り、今、ストリームサーバSSから
配信された主信号パケット又はストリームデータからク
ライアント配信パケットを生成して端末T1に送信され
る。
【0062】かようにして、端末T1に対して第1視聴
番組の各パケットが、キャッシング処理過程(ST2)
及び送信過程(ST3)により送信されている状況にお
いて、端末T2から同様に第1視聴番組の視聴要求が中
継装置αになされたとすると、他の過程と並行して、S
T17でYesとなり、ST18を経てST11に戻
り、前述と同様にST12、ST13の処理がなされ
る。
【0063】即ち、ST13にて、制御手段4bによ
り、端末情報テーブル3a1に対して、その視聴番組の
識別子(視聴番組識別子)、その視聴番組のクライアン
ト配信パケットを生成するのに必要な情報(端末アドレ
ス、ポート番号等)を格納させ、共通情報識別子フラグ
をONにする(ST13)、そして、共通情報蓄積確認
テーブル4cにその第1視聴番組名(又はそれに相当す
るもの)が格納されているので、ST14でYesとな
り、ストリームサーバSSに対して二重に配信要求する
ことなく、配信要求過程としては次の視聴要求の受信の
為の待機状態となる(ST17)。
【0064】それと並行して、送信過程(ST3)(及
びそれに含まれるキャッシング処理(ST2))が行わ
れ、ストリームサーバSSから視聴番組の主信号パケッ
トを受信すると(ST31)、キャッシング処理(ST
2)が開始される一方で、ST32にて、送信を受ける
べき端末はこの時点では端末T1と端末T2であること
を、端末情報テーブル3a2を検索した後に、端末T1
に対する処理として、ST3i1、ST3i2を行いつ
つ、端末T2に対する処理として、ST3i1、ST3
i3、ST3i4を行うことになる。
【0065】即ち、端末1に対する処理として、ST3
i1で共通情報送信フラグはOPFであるので、ST3
i2へ移り、今、ストリームサーバSSから配信された
主信号パケット又はストリームデータからクライアント
配信パケットを生成して端末T1に送信する。
【0066】また、端末T2に対する処理として、ST
3i1で共通情報送信フラグはONであるので、ST3
i3となり、共通情報キャッシングデータベース3bか
らその視聴番組の共通情報を複写などして取得し、その
共通情報からクライアント配信パケットを生成して端末
T1に送信する。
【0067】尚一例として共通情報が一パケットの送信
で終了するようであれば(いまの例では、終了するとす
る)、次に端末情報テーブル3a1の端末T2の共通情
報送信フラグをOFFとし(ST3i4)、送信過程が
終了し、その後、中継装置αが受けたストリームデータ
は、端末T1のみならず端末T2にも送信するようにす
る。
【0068】即ち、その後ストリームサーバSSから主
信号パケットを受信すると(ST31)、キャッシング
処理過程(ST2)を開始すると共に、ST32におい
て、その受けた主信号パケットの視聴番組を送信すべき
端末はT1、T2となり、その何れの端末においても、
ST3i1はOFFと判断されるので、受信した主信号
パケットからクライアント配信パケットを生成して、端
末T1、T2に送信する(ST3i2)。
【0069】以上のことを繰り返すことにより、端末T
1から第1視聴番組の視聴要求がなされて、現実にスト
リームサーバSSに対してその第1視聴番組の配信要求
をし、その後主信号パケットが中継装置αに対して送信
されると、その第1視聴番組の共通情報を共通情報デー
タベースCIDBにキャッシングしておき、端末T1に
対して、中継装置αがストリームサーバSSから配信を
受けた主信号パケットPmに必要な処理をして送信しつ
づけている。
【0070】この継続状態において、端末T2から同一
の第1視聴番組の視聴要求がなされると、中継装置αは
ストリームサーバSSに対して二重に配信要求すること
なく、共通情報データベースCIDBから、第1視聴番
組の共通情報を得て、その共通情報を端末T2にパケッ
トPcとしてパケット送信した後に、次のパケット送信
の際に、現に中継装置αから端末T1に送信するクライ
アント配信パケットに含まれるところのストリームデー
タを、パケットP(t)として端末T1のみならず端末
T2にも送信することができる(図1(a)参照)。
【0071】なお、キャッシング処理(ST2)を含め
た送信過程(ST3)の繰り返しは、視聴番組のストリ
ームサーバSSからの配信が終了する条件、視聴要求を
した全ての端末Tが切断する条件の何れかを満たした場
合に、共通情報データベース3bから、その視聴番組に
おける共通情報を削除して終了することになる。
【0072】また、共通情報とは、ストリームサーバに
対してそれぞれ視聴要求した場合に最初に配信されると
ころの、ストリームデータにおけるプロファイルヘッダ
情報、広告コンテンツのストリーム情報である。
【0073】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、必ずしも上記した事項に限定されるものでは
なく、本発明の目的を達し下記する効果を奏する範囲に
おいて、適宜変更実施可能である。
【0074】例えば、ストリームサーバSSと端末Tと
が多段中継される場合においても、図1(b)の様に、
中継手段αjが従前の様に共通情報データベースを具備
しない装置で、中継装置αiには共通情報データベース
CIDBが具備されている装置であっても(その多段の
数、共通情報データベースCIDBを具備した中継装置
の数は問わない)、また、その多段中継の全ての中継装
置に共通情報データベースCIDBが具備されていて
も、共通情報キャッシング処理の仕方については、それ
相応の適宜変更により実施可能であり、特段の説明は要
しないであろう。
【0075】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ス
トリームの主信号パケットの共通情報を中継装置にキャ
ッシングしておき、任意の時刻から参加したストリーム
放送視聴者が存在すると、中継装置が、ストリームサー
バに共通情報の要求を行うことなく、予めキャッシュし
た共通情報をその途中参加の視聴者に対して配信した後
に、現配信中のストリームデータの配信をその途中参加
の視聴者に対しても行う様シームレスにつなぎ換えるこ
とで、その途中参加の視聴者もてストリーム放送を視聴
することができ、ストリームサーバと中継装置との間に
配信チャネルを新たに確立することを要することはな
い。
【0076】また、その視聴番組のスポンサーは、途中
でその視聴番組の視聴要求をしてきたクライアントに対
して、先ず視聴番組を途中から見せることなく、最初に
当該視聴番組の共通情報である、広告などの情報を必ず
途中で視聴要求してきた端末に送信することができ、情
報通信企業体においても、ネットワークの経済的な有効
利用を図ることができるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である中継装置の適用シス
テム図で、(a)は基調的な適用システム図、(b)は
現実的な適用システム図である。
【図2】本発明の一実施形態である中継装置の内部構成
の一例を示したものである。
【図3】本発明の一実施形態である共通情報キャッシン
グ中継方法における、配信要求処理過程の流れ図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態である共通情報キャッシン
グ中継方法における、キャッシング処理過程を含めた送
信過程の流れ図である。
【符号の説明】
α、αi…中継装置 αj…中継手段 2…信号振分け部 3…主信号処理部 4…副信号処理部 3a…主信号配信手段 3a1…端末情報テーブル 3a2…クライアント配信パケット生成部 3b…共通情報データベース 3c…確認手段 4a…解析手段 4b…制御手段 4c…共通情報蓄積確認テーブル CIDB…共通情報データベース P(t)、Pm、Pc…パケット SS…ストリームサーバ T1、T2、T…端末
フロントページの続き (72)発明者 谷川 真樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柳本 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB05 BC11 BC14 BC18 BD02 BD08 BD09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリームデータを受けると、当該ストリ
    ームデータに係る視聴番組の配信要求をした最下流の配
    信要求元に対して当該ストリームデータを送信すると共
    に当該視聴番組の共通情報をキャッシングしておき、 任意の時点にて、新たに別の最下流の配信要求元から同
    一の視聴番組の配信要求を受けたと判断されると、前記
    キャッシングしておいた前記共通情報を先ず当該別の配
    信要求元に向う下流に送信してから、現に配信されてい
    るストリームデータを当該別の配信要求元に向う当該下
    流にも送信する、 ことを特徴とする共通情報キャッシング中継方法。
  2. 【請求項2】前記判断は、 前記別の配信要求元からの配信要求に係る視聴番組にお
    ける共通情報が前記キャッシング先にキャッシングされ
    ているかを基準になされる、 ことを特徴とする請求項1に記載の共通情報キャッシン
    グ中継方法。
  3. 【請求項3】前記キャッシングしておいた共通情報は、 前記共通情報に係る視聴番組の配信終了か、当該共通情
    報に係る視聴番組を配信要求した全ての配信要求元との
    切断の何れかを満たすと、削除される、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の共通情報キャ
    ッシング中継方法。
  4. 【請求項4】最上流のストリームサーバと視聴番組の配
    信要求をする最下流の端末とを一以上の中継手段で中継
    するシステムにおいて、当該一以上の中継手段の内の特
    定の中継装置にてストリームデータを上流から受けてそ
    のストリームデータの視聴番組を配信要求した配信要求
    元に向う下流に対して当該ストリームデータを送信する
    中継方法であって、 前記各配信要求元からの任意の視聴番組の配信要求を受
    け付け、当該配信要求をなした配信要求元に向う前記下
    流へ送信する為の必要な情報を配信要求元情報テーブル
    に設定すると共に、当該視聴番組が現に前記特定の中継
    装置に配信されているか否かを確認し、配信されていな
    い場合に限り当該特定の中継装置から当該視聴番組の配
    信要求を前記上流に向け行う一方、配信されている場合
    に限り、当該配信要求元に向う前記下流に対して共通情
    報データベースにキャッシングしておいた視聴番組の共
    通情報を先ず送信する様に共通情報送信フラグをONに
    設定する、以上の配信要求処理過程と、 当該配信要求過程とは別に、前記特定の中継装置が前記
    ストリームデータを受けると開始され、 前記配信要求元情報テーブルに列挙された配信要求元毎
    に、 当該列挙された各配信要求元に対する、前記共通情報送
    信フラグがONの場合には、前記共通情報データベース
    から送信すべき視聴番組の前記共通情報を元にして当該
    共通情報を含んだクライアント配信パケットを生成して
    送信すると共に、今回送信する当該共通情報が最終の場
    合には前記配信要求元情報テーブルにおける前記共通情
    報送信フラグをOFFに変更する一方で、 当該列挙された各配信要求元に対する、前記共通情報送
    信フラグがOFFの場合には、前記特定の中継装置が受
    けた前記ストリームデータから生成したクライアント配
    信パケットを前記下流に向け送信する、 以上の送信過程と、 当該送信過程と並行して、前記特定の中継装置が受けた
    前記ストリームデータにその視聴番組における前記共通
    情報が含まれているか確認し、含まれている場合に限り
    当該視聴番組の識別子と共に当該共通情報を、前記共通
    情報データベースに前記キャッシングしておくキャッシ
    ング処理過程とを、 並行実施する、 ことを特徴とする共通情報キャッシング中継方法。
  5. 【請求項5】前記配信要求処理過程における、前記視聴
    番組が現に前記特定の中継装置に配信されているか否か
    の確認は、 前記共通情報データベースにおける、共通情報の蓄積状
    況をリアルタイムに反映させた共通情報蓄積確認テーブ
    ルを用いて行われる、 ことを特徴とする請求項4に記載の共通情報キャッシン
    グ中継方法。
  6. 【請求項6】前記共通情報データベースにキャッシング
    された前記共通情報は、 前記配信要求元情報テーブルにおける、配信要求をなし
    た配信要求元が視聴番組項目毎に、全て存在しなくなる
    か、その視聴番組が終了するかの何れかにより、削除さ
    れる、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載の共通情報キャ
    ッシング中継方法。
  7. 【請求項7】前記各視聴番組における前記共通情報は、 前記上流に対してそれぞれ配信要求した場合に最初に配
    信されるところの、プロファイルヘッダ情報、広告コン
    テンツのストリーム情報である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記
    載の共通情報キャッシング中継方法。
  8. 【請求項8】最上流のストリームサーバと視聴番組の配
    信要求をする最下流の端末とを中継接続するシステムに
    おいて用いられ、ストリームデータを上流から受けて当
    該ストリームデータの視聴番組を配信要求した配信要求
    元に向う下流に対して当該ストリームデータを送信しか
    つ、主信号を処理する主信号処理部と副信号を処理する
    副信号処理部とを有する装置であって、 当該装置が受けた前記ストリームデータに、その視聴番
    組の共通情報を含んでいるか否かを確認し、含んでいる
    場合にはその共通情報をキャッシングしておく共通情報
    データベースを備え、 任意の時点において新たに別の最下流の配信要求元か
    ら、既に前記装置が受けている前記ストリームデータに
    係る視聴番組の配信要求があった場合には、再度当該装
    置から視聴番組の配信要求を前記上流に向けて行わず
    に、その視聴番組の共通情報を前記共通情報データベー
    スから取得して当該別の配信要求元に向う下流へ送信し
    た後に、現に当該装置が受けている前記ストリームデー
    タを当該別の配信要求元に向う当該下流にも送信する仕
    組みを構成する、 ことを特徴とする中継装置。
  9. 【請求項9】前記副信号処理部は、 前記共通情報データベースに現にキャッシングしている
    共通情報を確認する為の共通情報蓄積確認テーブルを保
    有する、 ことを特徴とする請求項8に記載の中継装置。
  10. 【請求項10】前記主信号処理部は、 前記副信号処理部により前記配信要求から抽出した当該
    配信要求元を特定する情報と、当該配信要求した視聴番
    組に関する識別子と、前記共通情報データベースにキャ
    ッシングされている当該視聴番組に係る前記共通情報を
    先ず当該配信要求元に向う前記下流に送信すべきことを
    示す共通情報送信フラグとで構成された、配信要求元情
    報テーブルを保有する、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載の中継装置。
  11. 【請求項11】前記主信号処理部は、 前記装置が受けた前記ストリームデータにその視聴番組
    についての前記共通情報が含まれていれば、当該共通情
    報を前記共通情報データベースにキャッシングする機能
    構成である、 ことを特徴とする請求項8、9又は10に記載の中継装
    置。
  12. 【請求項12】前記副信号処理部は、 同一の視聴番組についてその視聴番組の配信要求を既に
    なした配信要求元とは別の配信要求元から、配信要求を
    受けたと判断すると、その視聴番組に関して前記上流に
    向けて配信要求することなく、当該別の配信要求元に向
    う前記下流に対して配信要求を受けた視聴番組に係る前
    記共通情報を配信する指示を、前記主信号処理部に行う
    機能構成である、 ことを特徴とする請求項8、9、10又は11に記載の
    中継装置。
  13. 【請求項13】前記主信号処理部は、 前記指示を受けると、先ず前記共通情報データベースに
    キャッシングしておいたその視聴番組の前記共通情報を
    複写し、前記別の配信要求元に向う前記下流にその共通
    情報を送信する機能構成である、 ことを特徴とする請求項12に記載の中継装置。
  14. 【請求項14】前記主信号処理部は、 前記別の配信要求元に向う前記下流へその共通情報を送
    信した後に、 現時点において前記装置が受けているライブ配信中の前
    記ストリームデータを、既にライブ送信を受けている前
    記配信要求元に向う前記下流に加えて前記別の配信要求
    元に向う前記下流にも送信する機能構成である、 ことを特徴とする請求項13に記載の中継装置。
  15. 【請求項15】前記共通情報は、 前記ストリームサーバに向う前記上流に対してそれぞれ
    配信要求した場合に最初に配信されるところの、プロフ
    ァイルヘッダ情報、広告コンテンツのストリーム情報で
    ある、 ことを特徴とする請求項8、9、10、11、12、1
    3又は14に記載の中継装置。
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