JP2002290349A - 双方向サービスセンタ装置及びデータ放送を利用した双方向サービス提供方法並びに双方向サービスプログラム - Google Patents

双方向サービスセンタ装置及びデータ放送を利用した双方向サービス提供方法並びに双方向サービスプログラム

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JP2002290349A
JP2002290349A JP2001086228A JP2001086228A JP2002290349A JP 2002290349 A JP2002290349 A JP 2002290349A JP 2001086228 A JP2001086228 A JP 2001086228A JP 2001086228 A JP2001086228 A JP 2001086228A JP 2002290349 A JP2002290349 A JP 2002290349A
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Kazuo Maehara
一夫 前原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ放送を利用した双方向サービスの運用を
容易に実現する。 【解決手段】データ放送を利用した双方向サービスを提
供するための双方向サービスセンタ装置9において、視
聴者からの応答データを識別するために応答項目毎に割
り当てられる応答識別情報とその応答識別情報に対応す
るプログラムとを関連付けた応答管理情報11と、視聴
者からの応答データとその応答データに対応する応答識
別情報11とを受信する受信手段13aと、応答管理情
報11に基づいて受信手段13aによって受信された応
答識別情報に対応するプログラムを選択する選択手段1
3cと、選択手段13cによって選択されたプログラム
に対してデータを提供する提供手段13dとを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送を利用
して双方向サービスを提供するための双方向サービスセ
ンタ装置(以下、「センタ装置」という)、データ放送
を利用した双方向サービス提供方法、双方向サービスプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】データ放送では、衛生テレビジョン放送
や地上波テレビジョン放送の電波を利用して文字やプロ
グラム等のデータが配信される。
【0003】このデータ放送の一種にITビジョンがあ
る。ITビジョンは、データ放送と公衆網を利用して双
方向サービスを提供する。
【0004】図4は、ITビジョンによって双方向サー
ビスを提供する双方句サービスシステムの構成を例示す
るブロック図である。
【0005】この双方向サービスシステム1は、主に放
送局2、テレビジョン(ITビジョン)3、センタ装置
4により構成され、テレビジョン3とセンタ装置4との
間は公衆網5により接続されている。
【0006】視聴者が双方向サービスを利用する双方向
番組は、放送局2からデータ放送としてアナログ放送波
の垂直帰線消去時間(VBI:Vertical Blanking Interva
l)を利用して配信される。
【0007】テレビジョン3では、受信した双方向番組
を解釈して実行し、画面上に表示する。この画面を参照
して視聴者はリモコンにより応答操作を行い、センタ装
置4に応答する。
【0008】双方向番組に対する視聴者の応答データ
(応答電文)は、公衆網5を介してテレビジョン3から
センタ装置4に収集される。
【0009】センタ装置4は、収集したデータに対して
それぞれの番組に対応したデータ処理を実行し、その結
果をサービス提供事業者6又は放送局2に提供する。
【0010】応答データの中には双方向番組をユニーク
に識別できる識別コードが入っている。応答データを受
信するセンタ装置4側では、この識別コードに対応する
アプリケーション・プログラム(以下、「アプリケーシ
ョン」という)が動作する。
【0011】センタ装置4では、まず応答データを受信
する応答受信処理4aが実行される。この応答受信処理
4aは、応答データの中の識別コードを判別し、対応す
るアプリケーションと通信し、データ処理を行う。
【0012】アプリケーションは、識別コードと対応付
けられて事前に番組情報としてセンタ装置4のデータベ
ースに保持されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなITビジ
ョンによる双方句サービスシステム1では、双方向番組
単位に識別コードが割り当てられている。
【0014】したがって、双方向番組の中で複数の応答
が行われる場合でも、応答データの中で割り当てられて
いるただ1つの番組の識別コードに基づいてセンタ装置
4側で応答受信処理4aが行われる。
【0015】このため、必ず1つの双方向番組に対して
固定の1つのアプリケーションを対応させなければなら
ない。番組の中で複数の応答が行われるような場合に
は、アプリケーション側で応答データ中のさらに詳細な
情報を識別するなどにより、応答毎の異なる処理を実現
する必要がある。
【0016】このように、従来の双方向サービスシステ
ム1では、センタ装置4側で個々の番組に対応してアプ
リケーションを作成しなければならず、アプリケーショ
ンの作成に労力がかかる。また、番組数が多くなるにつ
れて番組に対応するアプリケーションを作成することが
困難となる。
【0017】ITビジョン以外の他の双方向サービスシ
ステムにおいても、センタ装置側では番組毎の識別コー
ドに応じて単純な応答受信処理を行っている。
【0018】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、応答項目ごとに個別のアプリケーションを
対応させて柔軟なサービスの提供を可能とするセンタ装
置、及びデータ放送を利用した双方向サービス提供方
法、並びに双方向サービスプログラムを提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0020】第1の発明は、データ放送を利用した双方
向サービスを提供するためのセンタ装置に関する。この
第1の発明のセンタ装置は、視聴者からの応答データを
識別するために応答項目毎に割り当てられる応答識別情
報とその応答識別情報に対応するプログラムとを関連付
けた応答管理情報と、視聴者からの応答データとその応
答データに対応する応答識別情報とを受信する受信手段
と、応答管理情報に基づいて受信手段によって受信され
た応答識別情報に対応するプログラムを選択する選択手
段と、選択手段によって選択されたプログラムに対して
データを提供する提供手段とを具備する。
【0021】なお、プログラムの一例にはアプリケーシ
ョンがある。
【0022】このように、応答項目に対してプログラム
を割り当てることで、典型的な応答処理ごとにプログラ
ムを作成し、応答項目ごとに適切なプログラムを対応さ
せるような簡易かつ柔軟なプログラムの運用が可能にな
る。また、双方向番組における応答項目毎にセンタ装置
側のプログラムを対応させ、複雑な処理を実行させるよ
うな柔軟な双方向番組の運用が可能になる。したがっ
て、様々な双方向番組についてその番組の応答項目に応
じて容易にプログラムを作成することができる。
【0023】第2の発明は、上記第1の発明と同様のセ
ンタ装置である。この第2の発明において、応答管理情
報は、応答識別情報とその応答識別情報に対応するプロ
グラムとそのプログラムに対する通信に利用される情報
とを関連付けている。選択手段は、応答管理情報に基づ
いて受信手段によって受信された応答識別情報に対応す
るプログラムとそのプログラムに対する通信に利用され
る情報とを選択する。そして、提供手段は、選択手段に
よって選択されたプログラムに対して、選択手段によっ
て選択された情報を利用してデータを提供する。
【0024】これにより各プログラムに対する通信を適
切に行うことができる。
【0025】第3の発明は、上記第1又は第2の発明と
同様のセンタ装置である。この第3の発明において、応
答管理情報は、それぞれのプログラムとそのプログラム
の管理に利用される情報とを関連付けている。また、こ
の第3の発明は、各プログラムをそのプログラムの管理
に利用される情報に基づいて管理する管理手段を付加し
ている。
【0026】これにより、プログラムの動作期間や動作
状況などの管理を容易に行うことができる。
【0027】第4の発明は、上記第1から第3までの発
明と同様のセンタ装置である。この第4の発明は、応答
データを処理するために再利用可能に作成された少なく
とも一つのプログラムを格納する格納手段と、管理者か
ら指示にしたがって、格納手段によって格納されている
プログラムとそのプログラムに対応する情報とを前記応
答管理情報に登録する登録手段とを付加している。
【0028】これにより、データ放送を利用した双方向
サービスにおいて、センタ装置側の運用が容易になる。
また、プログラムが再利用可能であるため、双方向番組
の数が増えても容易に対処できる。
【0029】第5の発明は、上記第1から第4までの発
明と同様のセンタ装置である。この第5の発明のセンタ
装置は、応答データの発信元である受信機との間で所定
のフォーマットにしたがってデータをやり取りする。
【0030】これにより、データ放送の受信機上で動作
する双方向番組とセンタ装置上で動作するプログラムと
の間でデータ処理上の不整合が発生することを防止でき
る。
【0031】なお、例えば、応答管理情報を登録し、視
聴者からの応答データとその応答データの応答識別情報
とを受信し、応答管理情報に基づいて受信した応答識別
情報に対応するプログラムを選択し、選択したプログラ
ムに対してデータを提供する方法などのように、本発明
のセンタ装置で実施されるデータ放送を利用した双方向
サービスの提供方法を発明の対象としてもよい。
【0032】また、コンピュータを、本発明の各手段と
して機能させるための双方向サービスプログラムを発明
の対象としてもよい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、BS
デジタル放送、CS放送、CATV、地上波デジタル放
送などのデータ放送を利用した双方向サービスについて
説明する。
【0034】この双方向サービスでは、データ放送を利
用して双方向番組を配信し、視聴者は家庭の受信機で双
方向番組を受信する。そして、視聴者はリモコンを利用
して双方向番組に対し応答操作を行う。すると、応答デ
ータが公衆網を介してセンタ装置に収集される。
【0035】本実施の形態においては、双方向番組の応
答項目毎に異なるユニークな応答識別コードが割り当て
られる。
【0036】センタ装置側ではこれらの応答識別コード
毎に適切な処理を行うアプリケーションが予め作成され
ており、対応付けて登録されている。
【0037】図1は、本実施の形態に係るセンタ装置を
備えた双方向サービスシステムの構成例を示すブロック
図である。
【0038】双方向サービスシステム7における受信機
8は、視聴者の操作にしたがって、双方向番組の応答項
目毎に割り当てられる応答識別コードを応答データに含
めて送信する。
【0039】センタ装置9は、主にアプリケーション格
納エリア10、応答管理情報11、登録ツール12、応
答受信部13、管理部14とから構成される。
【0040】アプリケーション格納エリア10には、視
聴者からの応答について処理を実行する各種アプリケー
ションが格納されている。格納されている各種アプリケ
ーションは、再利用可能であるとする。この例では、ア
プリケーションとしてプログラムA、B、Xなどが格納
されている応答管理情報11は、応答識別コードとアプ
リケーション情報(アプリケーション名など)と管理情
報とを関連付けた情報である。
【0041】応答管理情報11に登録される管理情報
は、例えば双方向番組のスケジュール情報(番組の放送
時間)、応答受信部13とアプリケーションとの間の通
信に利用される情報(プロトコルの種別、ポート番号な
ど)、アプリケーションのスケジュール情報(アプリケ
ーションの稼動期間など)、アプリケーションの動作状
態情報などを含んでいる。
【0042】登録ツール12は、センタ装置9の管理者
の操作にしたがって、まずアプリケーション格納エリア
10に格納されているアプリケーションを認識する。
【0043】管理者は、どのようなアプリケーションが
格納されているかを参考にしつつ、この登録ツール12
を操作し、双方向番組からの応答データを受信するため
に、双方向番組の応答項目毎の応答識別コード、その応
答項目について処理を行うアプリケーションの情報、そ
のアプリケーションに関する管理情報を登録する。
【0044】応答受信部13は、主に受信処理13a、
参照処理13b、選択処理13c、提供処理13dを実
行する。
【0045】受信処理13aは、受信機8から公衆網5
を介して応答識別コードを含む応答データを受信する。
【0046】参照処理13bは、応答管理情報11を参
照する。
【0047】選択処理13cは、参照処理13bによっ
て参照した応答管理情報11の内容と受信処理13aに
よって受信した応答データに含まれている応答識別コー
ドとに基づいて、受信した応答データに対応するアプリ
ケーションと管理情報とを選択する。
【0048】提供処理13dは、応答受信部13とアプ
リケーション間の通信を実行する。例えば提供処理13
dは、選択処理13cによって選択されたアプリケーシ
ョンに対して、管理情報の示す通信用情報を利用してデ
ータを提供する。
【0049】管理部14は、応答管理情報11を参照
し、この管理情報にしたがった管理を実行する。例え
ば、管理情報の示す期間になるとアプリケーションを起
動し、管理情報の示す期間を経過するとアプリケーショ
ンを停止する。また、例えば、アプリケーションの動作
状態情報を管理情報として応答管理情報11に登録す
る。
【0050】図2は、応答データのフォーマットを例示
する図である。
【0051】応答データ15のフォーマットは、受信機
8上で動作する双方向番組とセンタ装置9上で動作する
アプリケーションとの間で予め規定されている。
【0052】図2(a)では、応答データ15の制御用
のヘッダ16内に固定長のフィールドを設け、このフィ
ールドに応答識別コード16aを格納している。応答識
別コード16aは運用上ユニークなコード体系を採用す
る。
【0053】一方、図2(b)では、事業者識別コード
と応答コードなどの情報を組み合わせて応答識別コード
16bを構成し、制御用のヘッダ16内のフィールドに
格納している。この応答識別コード16bもユニークな
コード体系を採用する。
【0054】なお、応答識別コードは、ヘッダ16内に
格納するのではなく、データ部に格納してもよい。ま
た、応答データと応答識別コードとは、互いに対応付け
可能であれば別々に送信してもよい。
【0055】図3は、センタ装置9の動作を例示するフ
ロー図である。
【0056】まず、登録ツール12を利用するセンタ装
置9の管理者によって応答管理情報11が登録される
(S1)。
【0057】この応答管理情報11にしたがった管理処
理が管理部14によって開始される(S2)。
【0058】応答受信部13によって応答データが受信
されると(S3)、登録された応答管理情報11に基づ
いて応答データに含まれている応答識別コードに対応す
るアプリケーションが選択される(S4)。
【0059】そしてこの選択されたアプリケーションと
応答受信部13との間でデータの通信が行われ(S
5)、アプリケーションによる処理が実行される(S
6)。
【0060】上記動作は、管理部14によるアプリケー
ションの管理が終了するまで継続される(S7)。
【0061】すなわち、本実施の形態に係るセンタ装置
9を備えた双方向サービスシステム7の受信機8側で
は、データ放送で放送される双方向番組の応答項目(応
答場面)毎に異なる応答識別コードが割り当てられる。
そして、視聴者の応答操作によって応答識別コードを含
む応答データがセンタ装置9に送信される。
【0062】一方、センタ装置9側では、様々な双方向
番組で使用する可能性が高いと思われる「アンケー
ト」、「資料請求」、「投票」、「プレゼント応募」な
どの典型的な応答パターンに対して予めアプリケーショ
ンが作成されている。作成されたアプリケーションは、
双方向番組の応答識別コードに対応して処理を行うため
にセンタ装置9のアプリケーション格納エリア10に登
録される。
【0063】センタ装置9の設定操作は、登録ツール1
2を利用し、管理者により行われる。双方向番組で使用
される応答識別コード毎に、アプリケーション情報、管
理情報が設定される。設定された応答識別コード、アプ
リケーション情報、スケジュール情報等の管理情報は、
応答管理情報11としてデータベースに格納される。
【0064】応答管理情報11は、応答受信部13が応
答データを受信したときに、受信した応答識別コードに
対応するアプリケーションと通信を行うために必要な情
報を取得するために参照される。
【0065】そして、センタ装置9側では、応答項目毎
に異なる応答識別コードに対応するアプリケーションが
スケジュール管理されており適切な処理を実施すること
で双方向サービスが実現される。
【0066】上記双方向サービスシステム7の運用手順
について以下に説明する。
【0067】まず、双方向番組の作成が行われる。双方
向番組はデータ放送で放送され受信機8上で動作する。
システム的には、双方向番組とセンタ装置9で動作する
アプリケーションとは対の関係となる。
【0068】双方向番組の作成時には、番組中の応答項
目に対し、システム上でユニークな応答識別コードが割
り振られる。応答識別コードは、受信機8からセンタ装
置9に送信する応答データの所定の位置に埋め込まれ
る。応答データのフォーマットは予め規定されている。
【0069】応答識別コードに対応してセンタ装置9側
でデータ処理を行うアプリケーションも別途作成され
る。
【0070】先の図1では、3つの応答項目を持つ双方
向番組P1と、1つの応答項目を持つ双方向番組P2が
放送される場合を示している。
【0071】双方向番組P1の「資料請求」、「プレゼ
ント応募」、「アンケート」の各応答項目に対しそれぞ
れ応答識別コード「AA」、「BB」、「XX」が割り
当てられている。
【0072】また、双方向番組P2の「アンケート」の
応答項目に対し応答識別コード「YY」が割り当てられ
ている。実際の運用では応答識別コードは桁数、英数字
など任意に設定できる。
【0073】次に、センタ装置9側でアプリケーション
が格納される。双方向番組からのデータを受けてデータ
処理を実行するアプリケーションは、特定の双方向番組
の応答項目に固有のアプリケーションとしてもよく、番
組内あるいは番組間の異なる応答項目に共通使用される
汎用的なアプリケーションとしてもよい。
【0074】このアプリケーションは、データ放送前に
予めセンタ装置9のアプリケーション格納エリア10に
格納される。アプリケーション格納エリア10に格納さ
れたアプリケーションは、登録ツール12により登録作
業を行うことで、応答識別コードに対応して処理を行う
アプリケーションとして利用可能になる。
【0075】図1では、プログラムA、B、Xなどのア
プリケーションがアプリケーション格納エリア10に格
納されている。
【0076】次に、登録ツール12を利用して応答管理
情報11が登録される。
【0077】この応答管理情報11の登録は、双方向番
組の放送前にセンタ装置9で登録ツール12を利用して
行われる。番組の双方向番組の作成時に、応答項目毎に
決定されたそれぞれの応答識別コードに対し、アプリケ
ーション情報、番組の放送時間などの管理情報などが応
答管理情報11に登録される。このとき、応答受信部1
3がアプリケーションと通信するために必要な情報も登
録される。
【0078】このようにして登録された応答管理情報1
1は、データベースのテーブルに保存、管理される。
【0079】アプリケーションは、応答管理情報11に
登録されたスケジュール情報に基づいて起動/停止さ
れ、アプリケーションの動作状態情報が応答管理情報1
1に保持される。
【0080】図1では、双方向番組P1における3つの
応答識別コード「AA」「BB」「XX」に対して、そ
れぞれプログラムA、B、Xが割り当てられている。双
方向番組P2における応答識別コード「YY」に対して
は、プログラムXが割り当てられている。
【0081】次に、双方向番組が放送される。双方向番
組は放送局2からデータ放送として放送される。これら
のデータ放送は、各家庭のデータ放送に対応した受信機
8で受信され、実行される。
【0082】次に、視聴者が応答を行う。視聴者は受信
機8上で動作する双方向番組に対し、リモコンを利用し
てセンタ装置9への応答を選択し、応答動作を行う。
【0083】選択された応答に関する応答データには、
応答識別コードが埋め込まれ、公衆網5を介してセンタ
装置9に収集される。
【0084】図1において、例えば双方向番組P1の
「アンケート」について視聴者が応答を行うと、双方向
番組P1の作成時に設定された応答識別コード「XX」
の埋め込まれた応答データがセンタ装置9に対して送信
される。
【0085】そして、センタ装置9に応答データが受信
される。受信機8からの応答データは一括してセンタ装
置9の応答受信部13に受信される。
【0086】応答受信部13では、受信された応答デー
タの中から応答識別コードが取り出され、このコードに
基づいて応答管理情報11が検索され、このコードに対
応するアプリケーション情報、通信に必要な情報などが
取得され、このコードに対応するアプリケーションとの
間でデータの受け渡しが行われる。
【0087】図1では、例えば応答識別コード「XX」
を含む応答データがセンタ装置9に受信された場合、応
答管理情報11の検索によりこのコード「XX」に対応
するプログラムXと通信するために必要な情報(ポート
103:TCP/IP)が応答受信部13に取得され、
最終的に応答受信部13とプログラムXとの間の通信が
可能になり、データの受け渡しが行われる。
【0088】以上説明したように、本実施の形態に係る
センタ装置9を備えた双方向サービスシステム7では、
データ放送を利用した双方向サービスにおいて双方向番
組の応答項目毎に応答識別コードが割り当てられる。
【0089】そして、センタ装置9側では、応答処理を
実行するアプリケーションが予め登録されており、アプ
リケーションがそれぞれの応答項目毎に割り当てられ
る。
【0090】また、本実施の形態に係るセンタ装置9を
備えた双方向サービスシステム7では、特定の双方向番
組の応答項目に対して固有のアプリケーションを用意す
ることができ、双方向番組内や番組間において異なる応
答項目に共通利用できる汎用的なアプリケーションを用
意することもできる。
【0091】これにより、データ放送を利用した双方向
サービスにおいて簡易かつ柔軟性の高いアプリケーショ
ンの運用が可能となる。また、アプリケーションの再利
用を可能とすることにより、様々な双方向番組を作成
し、その双方向番組についてのアプリケーションを容易
に作成できる。さらに、アプリケーションの開発が容易
となるため、双方向サービスにおけるセンタ装置9側の
運用が容易になる。
【0092】また、この双方向サービスシステム7にお
いては、データ放送のためのインフラについては変更を
必要としないため容易にシステムを構築でき、運用でき
る。
【0093】また、本実施の形態に係るセンタ装置9を
備えた双方向サービスシステム7では、受信機8上で動
作する双方向番組とセンタ装置9上で動作するアプリケ
ーションとの間で、応答識別コードを含む応答データの
フォーマットが規定されている。
【0094】これにより、受信機8上で動作する双方向
番組とセンタ装置9上で動作するアプリケーションとの
間でデータ処理上の不整合が生じることを防止できる。
【0095】また、本実施の形態に係るセンタ装置9を
備えた双方向サービスシステム7では、双方向番組の応
答項目に対応するアプリケーションがアプリケーション
格納エリア10に格納され、応答識別コード、アプリケ
ーション情報、管理情報が登録ツール12により設定さ
れる。
【0096】これにより、例えば登録作業が容易化し、
データ放送を利用した双方向サービスにおけるセンタ装
置9の運用を容易に行うことができる。また、応答管理
情報11をテーブル形式とすることで、センタ装置9で
のアプリケーションの管理、運用が簡単になる。さら
に、簡単なテーブル検索により容易に該当するアプリケ
ーションと通信を行うことができる。
【0097】したがって、双方向サービスシステム9の
運用が容易になる。
【0098】なお、本実施の形態に係るセンタ装置9、
双方向サービスシステム7の各構成要素は、同様の作用
を実現可能であれば配置を変更させてもよく、また各構
成要素を自由に組み合わせてもよい。
【0099】また、本実施の形態で説明したセンタ装置
9の各機能は、コンピュータに実行させることのできる
プログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーデ
ィスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込
んでコンピュータに適用可能である。またこのプログラ
ムは、通信媒体により伝送してコンピュータに適用可能
である。上記機能を実現するコンピュータは、記録媒体
に記録されたプログラムを読み込み、プログラムによっ
て動作が制御されることにより、上述した機能を実現す
る。
【0100】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
双方向番組の応答項目毎に応答識別情報が割り当てられ
ており、応答項目毎に任意のアプリケーションを対応さ
せている。
【0101】これにより、センタ装置側のアプリケーシ
ョン運用において、典型的な処理ごとにアプリケーショ
ンを作成し、応答項目毎に適切なアプリケーションを対
応させることができる。
【0102】したがって、簡易かつ柔軟にアプリケーシ
ョンを運用することができる。
【0103】また、双方向番組における個々の応答項目
ごとにセンタ装置側の個々のアプリケーションを対応さ
せ、複雑な処理を実行させるなど、柔軟に双方向番組を
運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るセンタ装置を備えた
双方向サービスシステムの構成例を示すブロック図。
【図2】本発明の応答データのフォーマットを例示する
図。
【図3】本発明のセンタ装置の動作を例示するフロー
図。
【図4】ITビジョンによって双方向サービスを提供す
る双方句サービスシステムの構成を例示するブロック
図。
【符号の説明】
1、7…双方向サービスシステム 2…放送局 3…テレビジョン 4、9…双方向サービスセンタ装置 5…公衆網 8…受信機 10…アプリケーション格納エリア 11…応答管理テーブル 12…登録ツール 13…応答受信部 13a…受信処理 13b…参照処理 13c…選択処理 13d…提供処理 14…管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/083 H04N 7/087 7/087 7/088 7/173 610 620 Fターム(参考) 5C063 AB01 AB10 CA23 DA07 DA13 DB02 EB32 EB35 5C064 BA01 BB07 BC16 BC18 BD02 BD05 BD08 BD09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送を利用した双方向サービスを
    提供するための双方向サービスセンタ装置において、 視聴者からの応答データを識別するために応答項目毎に
    割り当てられる応答識別情報とその応答識別情報に対応
    するプログラムとを関連付けた応答管理情報と、 視聴者からの応答データとその応答データに対応する応
    答識別情報とを受信する受信手段と、 前記応答管理情報に基づいて前記受信手段によって受信
    された応答識別情報に対応するプログラムを選択する選
    択手段と、 前記選択手段によって選択されたプログラムに対してデ
    ータを提供する提供手段とを具備したことを特徴とする
    双方向サービスセンタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双方向サービスセンタ装
    置において、 前記応答管理情報は、応答識別情報とその応答識別情報
    に対応するプログラムとそのプログラムに対する通信に
    利用される情報とを関連付けており、 前記選択手段は、前記応答管理情報に基づいて前記受信
    手段によって受信された応答識別情報に対応するプログ
    ラムとそのプログラムに対する通信に利用される情報と
    を選択し、 前記提供手段は、前記選択手段によって選択されたプロ
    グラムに対して、前記選択手段によって選択された情報
    を利用してデータを提供することを特徴とする双方向サ
    ービスセンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の双方向サー
    ビスセンタ装置において、 前記応答管理情報は、各プログラムとそのプログラムの
    管理に利用される情報とを関連付けており、 各プログラムをそのプログラムの管理に利用される情報
    に基づいて管理する管理手段を付加したことを特徴とす
    る双方向サービスセンタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか記載の
    双方向サービスセンタ装置において、 応答データを処理するために再利用可能に作成された少
    なくとも一つのプログラムを格納する格納手段と、 管理者から指示にしたがって、前記格納手段によって格
    納されているプログラムとそのプログラムに対応する情
    報とを前記応答管理情報に登録する登録手段とを付加し
    たことを特徴とする双方向サービスセンタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか記載の
    双方向サービスセンタ装置において、 前記応答データの発信元との間で所定のフォーマットに
    したがってデータをやり取りすることを特徴とする双方
    向サービスセンタ装置。
  6. 【請求項6】 データ放送を利用した双方向サービス提
    供方法において、 視聴者からの応答データを識別するために応答項目毎に
    割り当てられる応答識別情報とその応答識別情報に対応
    するプログラムとを応答管理情報として登録するステッ
    プと、 視聴者からの応答データとその応答データの応答識別情
    報とを受信するステップと、 前記応答管理情報に基づいて受信した応答識別情報に対
    応するプログラムを選択するステップと、 選択したプログラムに対してデータを提供するステップ
    とを含む双方向サービス提供方法。
  7. 【請求項7】 データ放送を利用した双方向サービスを
    提供するためにコンピュータに、 視聴者からの応答データを識別するために応答項目毎に
    割り当てられる応答識別情報とその応答識別情報に対応
    するプログラムとを関連付けた応答管理情報を参照する
    参照機能、 視聴者からの応答データとその応答データの応答識別情
    報とを受信する受信機能、 前記参照機能によって参照された応答管理情報に基づい
    て前記受信機能によって受信された応答識別情報に対応
    するプログラムを選択する選択機能、 前記選択機能によって選択されたプログラムに対してデ
    ータを提供する提供機能を実現させるための双方向サー
    ビスプログラム。
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