JP2002288799A - 駐車状態確認システム - Google Patents
駐車状態確認システムInfo
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- JP2002288799A JP2002288799A JP2001094088A JP2001094088A JP2002288799A JP 2002288799 A JP2002288799 A JP 2002288799A JP 2001094088 A JP2001094088 A JP 2001094088A JP 2001094088 A JP2001094088 A JP 2001094088A JP 2002288799 A JP2002288799 A JP 2002288799A
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- Japan
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- vehicle
- parking
- distance
- confirmation system
- radio
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話の表示部や、カーナビゲーション用
の表示機器に、駐車場に設置された撮影装置によって撮
影された車両の状態を表示し、また、車両側に表示装置
がない場合にも、車両に搭載されたラジオによって音声
で車両の状態を聴くことが可能な駐車状態確認システム
を提供する。 【解決手段】 駐車状態確認システム13を、駐車施設
1の各駐車スペース2毎に設置されたビデオカメラ5及
び距離センサ6と、車両内の携帯電話とのデータの送受
信及びラジオ12のアンテナにデータを送信するための
無線部10と、ビデオカメラ5からの映像信号、距離セ
ンサ6からの検出信号、無線部10で受信した携帯電話
からのデータ信号を受け取り、携帯電話との適切な通信
状態の確立や、映像データや距離情報などを無線で伝送
するための処理を行う制御部11と、危険時に警告音を
発するためのスピーカ14とから構成するようにした。
の表示機器に、駐車場に設置された撮影装置によって撮
影された車両の状態を表示し、また、車両側に表示装置
がない場合にも、車両に搭載されたラジオによって音声
で車両の状態を聴くことが可能な駐車状態確認システム
を提供する。 【解決手段】 駐車状態確認システム13を、駐車施設
1の各駐車スペース2毎に設置されたビデオカメラ5及
び距離センサ6と、車両内の携帯電話とのデータの送受
信及びラジオ12のアンテナにデータを送信するための
無線部10と、ビデオカメラ5からの映像信号、距離セ
ンサ6からの検出信号、無線部10で受信した携帯電話
からのデータ信号を受け取り、携帯電話との適切な通信
状態の確立や、映像データや距離情報などを無線で伝送
するための処理を行う制御部11と、危険時に警告音を
発するためのスピーカ14とから構成するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人用の車庫やデ
パートの駐車場などの車両駐車用施設に係わり、特に、
車両が安全に駐車スペースに駐車できるようにその駐車
状態を確認しながら駐車することが可能な駐車状態確認
システムに関する。
パートの駐車場などの車両駐車用施設に係わり、特に、
車両が安全に駐車スペースに駐車できるようにその駐車
状態を確認しながら駐車することが可能な駐車状態確認
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデパートなどの車両駐車用施設
は、駐車スペースの大きさがまちまちで、大型の車両が
駐車しようとすると、ぎりぎりの幅しかなかったり、ま
たは、スペースからはみ出してしまうこともしばしばあ
り、そのような駐車スペースに駐車するには、運転手に
ある程度の高度な運転技術が必要であった。
は、駐車スペースの大きさがまちまちで、大型の車両が
駐車しようとすると、ぎりぎりの幅しかなかったり、ま
たは、スペースからはみ出してしまうこともしばしばあ
り、そのような駐車スペースに駐車するには、運転手に
ある程度の高度な運転技術が必要であった。
【0003】そこで、特開平H07−249196号公
報に記載されるような発明がなされた。これは、車庫
や、側方に壁のある駐車場などにおいて、駐車場の所定
位置に車両後部を撮影可能にビデオカメラを設置し、そ
の映像を運転席から見える位置にある側方に設置された
液晶モニタやCRTモニタなどに表示することで、運転
手は、後部の死角部分を確認しながら、安全に駐車を行
えるようにしたものである。
報に記載されるような発明がなされた。これは、車庫
や、側方に壁のある駐車場などにおいて、駐車場の所定
位置に車両後部を撮影可能にビデオカメラを設置し、そ
の映像を運転席から見える位置にある側方に設置された
液晶モニタやCRTモニタなどに表示することで、運転
手は、後部の死角部分を確認しながら、安全に駐車を行
えるようにしたものである。
【0004】また、最近では、車両後部にカメラを設置
して、車内のモニタに後部死角部分の映像を表示するよ
うなシステムも出現している。これによって、駐車場な
どで車内のモニタを確認しながら安全に駐車を行うこと
が可能となる。
して、車内のモニタに後部死角部分の映像を表示するよ
うなシステムも出現している。これによって、駐車場な
どで車内のモニタを確認しながら安全に駐車を行うこと
が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、駐車スペースの側方に壁が必要となり、
このシステムを導入可能な駐車場の条件としては厳しい
ものがある。また、好んで左ハンドルの車両を運転して
いる人のことを考慮するならば、右ハンドル用と左ハン
ドル用に2つのモニタを設置する必要もある。
来の方法では、駐車スペースの側方に壁が必要となり、
このシステムを導入可能な駐車場の条件としては厳しい
ものがある。また、好んで左ハンドルの車両を運転して
いる人のことを考慮するならば、右ハンドル用と左ハン
ドル用に2つのモニタを設置する必要もある。
【0006】また、車両自体にカメラを搭載したシステ
ムの場合には、カメラ設置のコストは高いのが現状であ
るし、カーナビゲーションシステムを所持していない場
合には表示装置の設置も必要となる。そこで、本発明
は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目
してなされたものであって、携帯電話の表示部や、カー
ナビゲーション用の表示機器に、駐車場に設置された撮
影装置によって撮影された車両の状態を表示し、また、
車両側に表示装置がない場合にも、車両に搭載されたラ
ジオなどによって音声で車両の状態を聴くことが可能な
駐車状態確認システムを提供することを目的としてい
る。
ムの場合には、カメラ設置のコストは高いのが現状であ
るし、カーナビゲーションシステムを所持していない場
合には表示装置の設置も必要となる。そこで、本発明
は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目
してなされたものであって、携帯電話の表示部や、カー
ナビゲーション用の表示機器に、駐車場に設置された撮
影装置によって撮影された車両の状態を表示し、また、
車両側に表示装置がない場合にも、車両に搭載されたラ
ジオなどによって音声で車両の状態を聴くことが可能な
駐車状態確認システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の駐車状態確認システム
は、車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の撮
影装置を配設し、当該撮影装置によって、前記車両駐車
用施設の駐車スペースに対する駐車を行う車両の状態を
撮影し、その撮影された映像のデータを、前記車両内に
ある所定の表示機器に前記映像を表示可能に無線伝送す
る無線伝送装置を備えることを特徴としている。
に、本発明に係る請求項1記載の駐車状態確認システム
は、車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の撮
影装置を配設し、当該撮影装置によって、前記車両駐車
用施設の駐車スペースに対する駐車を行う車両の状態を
撮影し、その撮影された映像のデータを、前記車両内に
ある所定の表示機器に前記映像を表示可能に無線伝送す
る無線伝送装置を備えることを特徴としている。
【0008】このような構成であれば、映像伝送手段に
よって、例えば、カーナビゲーションシステム用の表示
機器や、車内のテレビなどに、無線で映像情報を伝送し
て表示することができるので、システム提供者側として
は、駐車場側にモニタを設置する必要が無くなるので設
置コストの低減となり、表示機器を有している運転手は
車両後部などの死角部分の映像を見ながら、駐車を行う
ことができるので、壁や隣の車両との衝突防止に役立
つ。
よって、例えば、カーナビゲーションシステム用の表示
機器や、車内のテレビなどに、無線で映像情報を伝送し
て表示することができるので、システム提供者側として
は、駐車場側にモニタを設置する必要が無くなるので設
置コストの低減となり、表示機器を有している運転手は
車両後部などの死角部分の映像を見ながら、駐車を行う
ことができるので、壁や隣の車両との衝突防止に役立
つ。
【0009】また、請求項2に係わる発明は、請求項1
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の表示
機器は、携帯電話の表示装置であることを特徴としてい
る。つまり、映像伝送手段によって、携帯電話の表示装
置に、撮影された駐車状態の映像を表示できるように、
その映像データを無線伝送してやることで、車内テレビ
やカーナビゲーションシステムのディスプレイなどの表
示装置がない場合でも、駐車状態を確認することができ
るので、運転手、あるいは、同伴者が携帯電話を所持し
ていれば、本発明の駐車状態確認システムを利用するた
めに、わざわざ車内に高価なモニタを購入し、且つ、設
置する必要がないので、同システムの利用が容易とな
る。
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の表示
機器は、携帯電話の表示装置であることを特徴としてい
る。つまり、映像伝送手段によって、携帯電話の表示装
置に、撮影された駐車状態の映像を表示できるように、
その映像データを無線伝送してやることで、車内テレビ
やカーナビゲーションシステムのディスプレイなどの表
示装置がない場合でも、駐車状態を確認することができ
るので、運転手、あるいは、同伴者が携帯電話を所持し
ていれば、本発明の駐車状態確認システムを利用するた
めに、わざわざ車内に高価なモニタを購入し、且つ、設
置する必要がないので、同システムの利用が容易とな
る。
【0010】また、請求項3に係わる発明は、請求項1
又は請求項2記載の駐車状態確認システムにおいて、前
記車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の距離
センサを配設し、当該距離センサによって、前記駐車ス
ペースの所定位置と前記駐車を行う車両との距離を検出
し、当該距離の情報を前記映像データと共に前記所定の
表示機器に表示可能に無線伝送することを特徴としてい
る。
又は請求項2記載の駐車状態確認システムにおいて、前
記車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の距離
センサを配設し、当該距離センサによって、前記駐車ス
ペースの所定位置と前記駐車を行う車両との距離を検出
し、当該距離の情報を前記映像データと共に前記所定の
表示機器に表示可能に無線伝送することを特徴としてい
る。
【0011】つまり、距離センサによって、例えば、駐
車スペースの範囲枠や壁などと、車両との距離を検出す
るようにし、その情報を車両に搭載されたカーナビゲー
ションシステム用の表示機器などに、例えば、数字など
で表示してやることで、表示部の実映像だけで、車両
と、壁や範囲枠との距離感覚がつかめないときなどに、
その数字から、範囲枠や壁までの距離を知ることができ
るので、範囲枠や壁などへの衝突防止に役立ち、安心し
て駐車を行うことが可能となる。
車スペースの範囲枠や壁などと、車両との距離を検出す
るようにし、その情報を車両に搭載されたカーナビゲー
ションシステム用の表示機器などに、例えば、数字など
で表示してやることで、表示部の実映像だけで、車両
と、壁や範囲枠との距離感覚がつかめないときなどに、
その数字から、範囲枠や壁までの距離を知ることができ
るので、範囲枠や壁などへの衝突防止に役立ち、安心し
て駐車を行うことが可能となる。
【0012】また、請求項4に係る発明は、請求項3記
載の駐車状態確認システムにおいて、前記撮影装置を複
数設置した場合に、前記距離センサによって検出された
距離の情報に基づいて、前記駐車を行う車両を撮影する
撮影装置を選択するようになっていることを特徴として
いる。つまり、駐車スペースに複数の撮影装置を設置し
たときに、距離センサによって検出される駐車スペース
の範囲枠や壁などと、車両との距離によって、例えば、
壁や範囲枠と車両が最も接近した側にある撮影装置の映
像を伝送するようにすれば、特に、複数のカメラがレン
ズ位置を固定されて設置されている場合には、最も詳細
な情報の撮影されている映像データが伝送される可能性
を高くすることができる。
載の駐車状態確認システムにおいて、前記撮影装置を複
数設置した場合に、前記距離センサによって検出された
距離の情報に基づいて、前記駐車を行う車両を撮影する
撮影装置を選択するようになっていることを特徴として
いる。つまり、駐車スペースに複数の撮影装置を設置し
たときに、距離センサによって検出される駐車スペース
の範囲枠や壁などと、車両との距離によって、例えば、
壁や範囲枠と車両が最も接近した側にある撮影装置の映
像を伝送するようにすれば、特に、複数のカメラがレン
ズ位置を固定されて設置されている場合には、最も詳細
な情報の撮影されている映像データが伝送される可能性
を高くすることができる。
【0013】また、請求項5に係わる発明は、請求項3
又は請求項4記載の駐車状態確認システムにおいて、前
記距離センサによって検出された距離が、特定の距離以
下になった場合に警告音を鳴らす距離警告手段を備える
ことを特徴としている。つまり、距離センサによって、
例えば、駐車場の壁や隣に駐車している車との距離の長
さが一定距離以下になったときに、距離警告手段によっ
て、警告音を鳴らすようにするので、車の後方に気をと
られて、側方の壁にあたりそうになったときなどに、警
告音によってそれを知ることができるので、事故の未然
防止を期待できる。
又は請求項4記載の駐車状態確認システムにおいて、前
記距離センサによって検出された距離が、特定の距離以
下になった場合に警告音を鳴らす距離警告手段を備える
ことを特徴としている。つまり、距離センサによって、
例えば、駐車場の壁や隣に駐車している車との距離の長
さが一定距離以下になったときに、距離警告手段によっ
て、警告音を鳴らすようにするので、車の後方に気をと
られて、側方の壁にあたりそうになったときなどに、警
告音によってそれを知ることができるので、事故の未然
防止を期待できる。
【0014】また、請求項6に係わる発明は、請求項3
乃至請求項5のいずれかに記載の車両状態確認システム
において、前記距離の情報に基づく音声データを、前記
車両内にある所定の機器によって聴けるように無線伝送
することを特徴としている。つまり、運転手が表示装置
を有していない場合などには、距離センサによって検出
された距離の情報に基づいて、例えば、車両と、壁や範
囲枠などとの残りの距離や、衝突に対する注意などを音
声データとして無線伝送し、それを車内にある機器によ
って聴けるようにしたので、壁や隣の車両などへの衝突
防止に役立ち、安心して車両を動かすことができる。
乃至請求項5のいずれかに記載の車両状態確認システム
において、前記距離の情報に基づく音声データを、前記
車両内にある所定の機器によって聴けるように無線伝送
することを特徴としている。つまり、運転手が表示装置
を有していない場合などには、距離センサによって検出
された距離の情報に基づいて、例えば、車両と、壁や範
囲枠などとの残りの距離や、衝突に対する注意などを音
声データとして無線伝送し、それを車内にある機器によ
って聴けるようにしたので、壁や隣の車両などへの衝突
防止に役立ち、安心して車両を動かすことができる。
【0015】また、請求項7に係わる発明は、請求項6
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機器
は、ラジオであることを特徴としている。つまり、例え
ば、駐車スペースの範囲枠や壁などと、車両との距離の
情報を、車両内にあるラジオで音声で聴くことが可能な
ように無線伝送してやるので、運転手は、ラジオから音
声で通知される距離情報から、隣の車両との距離や、あ
とどのくらいバックできるのかといったことを知ること
が可能となり、壁や隣の車両などへの衝突防止に役立
ち、安心して車両を動かすことができる。
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機器
は、ラジオであることを特徴としている。つまり、例え
ば、駐車スペースの範囲枠や壁などと、車両との距離の
情報を、車両内にあるラジオで音声で聴くことが可能な
ように無線伝送してやるので、運転手は、ラジオから音
声で通知される距離情報から、隣の車両との距離や、あ
とどのくらいバックできるのかといったことを知ること
が可能となり、壁や隣の車両などへの衝突防止に役立
ち、安心して車両を動かすことができる。
【0016】また、請求項8記載の駐車状態確認システ
ムは、車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の
距離センサを配設し、当該距離センサによって、前記車
両駐車用施設の駐車スペース内の所定位置と駐車を行う
車両との距離を検出し、その距離の情報に基づいた音声
データを、前記車両内にある所定の機器によって聴ける
ように無線伝送する無線伝送装置を備えることを特徴と
する駐車状態確認システム。
ムは、車両駐車用施設の所定位置に少なくとも1以上の
距離センサを配設し、当該距離センサによって、前記車
両駐車用施設の駐車スペース内の所定位置と駐車を行う
車両との距離を検出し、その距離の情報に基づいた音声
データを、前記車両内にある所定の機器によって聴ける
ように無線伝送する無線伝送装置を備えることを特徴と
する駐車状態確認システム。
【0017】このような構成であれば、車両駐車用施設
に配設された距離センサによって範囲枠や壁などと、車
両との距離を検出し、その情報に基づいた音声情報を、
車両内の受信機能及びスピーカを有する機器によって聴
けるように伝送するようにしたので、車両後部などの死
角部分と範囲枠や壁などとの残りの距離などの情報を音
声で聴くことができるので、隣の車両との距離や、あと
どのくらいバックできるのかといったことを知ることが
可能となり、安心して車両を動かすことができる。
に配設された距離センサによって範囲枠や壁などと、車
両との距離を検出し、その情報に基づいた音声情報を、
車両内の受信機能及びスピーカを有する機器によって聴
けるように伝送するようにしたので、車両後部などの死
角部分と範囲枠や壁などとの残りの距離などの情報を音
声で聴くことができるので、隣の車両との距離や、あと
どのくらいバックできるのかといったことを知ることが
可能となり、安心して車両を動かすことができる。
【0018】また、請求項9に係わる発明は、請求項8
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機器
は、ラジオであることを特徴としている。つまり、車両
内にあるラジオによって、車両後部などの死角部分と、
範囲枠や壁などとの残りの距離の情報などを音声で聴く
ことができるので、隣の車両との距離や、あとどのくら
いバックできるのかといったことを知ることが可能とな
り、安心して車両を動かすことができる。
記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機器
は、ラジオであることを特徴としている。つまり、車両
内にあるラジオによって、車両後部などの死角部分と、
範囲枠や壁などとの残りの距離の情報などを音声で聴く
ことができるので、隣の車両との距離や、あとどのくら
いバックできるのかといったことを知ることが可能とな
り、安心して車両を動かすことができる。
【0019】また、請求項10に係わる発明は、請求項
8記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機
器は、携帯電話であることを特徴としている。つまり、
車両内にある携帯電話によって、車両後部などの死角部
分と、範囲枠や壁などとの残りの距離の情報などを音声
で聴くことができるので、隣の車両との距離や、あとど
のくらいバックできるのかといったことを知ることが可
能となり、安心して車両を動かすことができる。
8記載の駐車状態確認システムにおいて、前記所定の機
器は、携帯電話であることを特徴としている。つまり、
車両内にある携帯電話によって、車両後部などの死角部
分と、範囲枠や壁などとの残りの距離の情報などを音声
で聴くことができるので、隣の車両との距離や、あとど
のくらいバックできるのかといったことを知ることが可
能となり、安心して車両を動かすことができる。
【0020】また、請求項11に係わる発明は、請求項
7又は請求項9記載の駐車状態確認システムにおいて、
前記無線伝送する周波数として、前記駐車スペース毎に
異なる周波数が設定されていることを特徴としている。
つまり、例えば、駐車スペース毎に異なる3桁の数字を
設定し、運転手が、駐車しようとしている駐車スペース
に設定された3桁の数字をラジオの受信周波数として設
定することで、音声による駐車状態の情報を聴けるよう
にしてやれば、近くに駐車中の車両の駐車情報が混入す
るなど、運転手が混乱するような情報を受信するといっ
たことを防ぐことが可能となる。
7又は請求項9記載の駐車状態確認システムにおいて、
前記無線伝送する周波数として、前記駐車スペース毎に
異なる周波数が設定されていることを特徴としている。
つまり、例えば、駐車スペース毎に異なる3桁の数字を
設定し、運転手が、駐車しようとしている駐車スペース
に設定された3桁の数字をラジオの受信周波数として設
定することで、音声による駐車状態の情報を聴けるよう
にしてやれば、近くに駐車中の車両の駐車情報が混入す
るなど、運転手が混乱するような情報を受信するといっ
たことを防ぐことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1乃至図4は、本発明に係
る駐車状態確認システムの実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係る駐車状態確認システムを適用した駐
車施設の外観構成を図1を参照しながら説明する。図1
は、本発明に係る駐車状態確認システムを適用した駐車
施設の外観構成図である。
を参照しながら説明する。図1乃至図4は、本発明に係
る駐車状態確認システムの実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係る駐車状態確認システムを適用した駐
車施設の外観構成を図1を参照しながら説明する。図1
は、本発明に係る駐車状態確認システムを適用した駐車
施設の外観構成図である。
【0022】駐車施設1は、各車両毎の駐車する範囲を
区切った駐車スペース2と、同スペース2内に駐車を行
う車両の同スペース2に対する車両の状態を撮影するた
めのビデオカメラ5と、車両後部とその適切な駐車位置
との距離を検出するための距離センサ6と、を備えてい
る。駐車スペース2は、車両が駐車するのに十分な一定
の範囲を、地面に引いたラインによって囲むことで形成
されており、運転手は、このスペース2内に、図1に示
す第1の車両3のように、車両全体がライン内側に収ま
るように駐車をすることになる。
区切った駐車スペース2と、同スペース2内に駐車を行
う車両の同スペース2に対する車両の状態を撮影するた
めのビデオカメラ5と、車両後部とその適切な駐車位置
との距離を検出するための距離センサ6と、を備えてい
る。駐車スペース2は、車両が駐車するのに十分な一定
の範囲を、地面に引いたラインによって囲むことで形成
されており、運転手は、このスペース2内に、図1に示
す第1の車両3のように、車両全体がライン内側に収ま
るように駐車をすることになる。
【0023】ビデオカメラ5は、図1に示す第2の車両
4のように、駐車スペース2内に、前側ライン2aから
後側ライン2bに向かって車両をバックさせながら駐車
することを想定して設置されており、車両後部と後側ラ
イン2bとの両者の状態を同じ画面内に映るようにする
ために、地面からある程度の高さにカメラのレンズが位
置するように、図示しない足がついている。
4のように、駐車スペース2内に、前側ライン2aから
後側ライン2bに向かって車両をバックさせながら駐車
することを想定して設置されており、車両後部と後側ラ
イン2bとの両者の状態を同じ画面内に映るようにする
ために、地面からある程度の高さにカメラのレンズが位
置するように、図示しない足がついている。
【0024】更に、駐車施設1は、図示しないが、カメ
ラ5によって撮影された駐車中の車両後部と後側ライン
2bとの両者の状態の映像と、距離センサ6によって検
出された車両後部と同センサ6自身との距離情報とを無
線で車両内の表示装置に伝送し、且つ、車両後部と距離
センサ6との距離情報を車両内のラジオで聴けるように
電波として送信するための無線部10及びこれらの処理
を制御するための後述する制御部11と、を備えてい
る。
ラ5によって撮影された駐車中の車両後部と後側ライン
2bとの両者の状態の映像と、距離センサ6によって検
出された車両後部と同センサ6自身との距離情報とを無
線で車両内の表示装置に伝送し、且つ、車両後部と距離
センサ6との距離情報を車両内のラジオで聴けるように
電波として送信するための無線部10及びこれらの処理
を制御するための後述する制御部11と、を備えてい
る。
【0025】更に、図2は、車両内部のフロント部を示
す部分図であるが、図2に示すように、車両内の運転席
側の正面ハンドル横には携帯電話7が設置されており、
また、この車両はラジオ12も備えている。従って、駐
車中には、後述する駐車状態確認システム13によっ
て、映像信号が第1の電波8として送信され、ラジオの
信号として第2の電波9が送信される。そして、携帯電
話7の表示部に、ビデオカメラ5によって撮影された映
像が表示され、ラジオ12からは距離の情報や警告など
が音声によって流れるようになっている。
す部分図であるが、図2に示すように、車両内の運転席
側の正面ハンドル横には携帯電話7が設置されており、
また、この車両はラジオ12も備えている。従って、駐
車中には、後述する駐車状態確認システム13によっ
て、映像信号が第1の電波8として送信され、ラジオの
信号として第2の電波9が送信される。そして、携帯電
話7の表示部に、ビデオカメラ5によって撮影された映
像が表示され、ラジオ12からは距離の情報や警告など
が音声によって流れるようになっている。
【0026】更に、図3に基づいて、駐車状態確認シス
テム13の構成を説明する。図3は駐車状態確認システ
ム13の構成を示すブロック図である。駐車状態確認シ
ステム13は、駐車施設1の各駐車スペース2毎に設置
されたビデオカメラ5及び距離センサ6と、車両内の携
帯電話7とのデータの送受信及びラジオ12のアンテナ
にデータを送信するための無線部10と、ビデオカメラ
5からの映像信号、距離センサ6からの検出信号、無線
部10で受信した携帯電話7からのデータ信号を受け取
り、携帯電話7との適切な通信状態の確立や、映像デー
タや文字化した距離情報を無線で伝送するためのデータ
加工処理を行う制御部11と、距離センサ6によって検
出された距離が後側ライン2bに接近し過ぎたときなど
に制御部11からの命令で警告音を発するようになって
いるスピーカ14とから構成されている。
テム13の構成を説明する。図3は駐車状態確認システ
ム13の構成を示すブロック図である。駐車状態確認シ
ステム13は、駐車施設1の各駐車スペース2毎に設置
されたビデオカメラ5及び距離センサ6と、車両内の携
帯電話7とのデータの送受信及びラジオ12のアンテナ
にデータを送信するための無線部10と、ビデオカメラ
5からの映像信号、距離センサ6からの検出信号、無線
部10で受信した携帯電話7からのデータ信号を受け取
り、携帯電話7との適切な通信状態の確立や、映像デー
タや文字化した距離情報を無線で伝送するためのデータ
加工処理を行う制御部11と、距離センサ6によって検
出された距離が後側ライン2bに接近し過ぎたときなど
に制御部11からの命令で警告音を発するようになって
いるスピーカ14とから構成されている。
【0027】なお、図示しないが、駐車状態確認システ
ム13は、上記した制御部11における各処理を行うた
めの制御プログラムの記憶されたROM(Read Only Me
mory)と 、プログラムの実行などに使用するデータを
記憶するためのRAM(Random Access Memory)と、プ
ログラムを実行するためのCPU(Central Processing
Unit)と、制御部11と各機器とのデータの授受を行
うためのインターフェース回路とを備えている。
ム13は、上記した制御部11における各処理を行うた
めの制御プログラムの記憶されたROM(Read Only Me
mory)と 、プログラムの実行などに使用するデータを
記憶するためのRAM(Random Access Memory)と、プ
ログラムを実行するためのCPU(Central Processing
Unit)と、制御部11と各機器とのデータの授受を行
うためのインターフェース回路とを備えている。
【0028】より具体的な動作を説明すると、図1に示
すように、駐車施設1の駐車スペース2に車両4のよう
に、前側ライン2aから後側ライン2bに向かってバッ
クさせながら駐車を行う場合、まず、駐車スペース2内
に車両が入ってきたことを距離センサ6によって感知
し、無線部10を介して車両内の携帯電話7との通信を
試み、応答が帰ってきた場合に、通信チャネルの設定な
ど適切な通信状態を確立する。そして、予め設定された
適切な停車位置と車両との距離が一定距離になると、制
御部11からの命令で、ビデオカメラ5による撮影を開
始する。ここで、本実施の形態においては、各駐車スペ
ース2に対して1台のビデオカメラ5が設定されている
ので、一定距離を検出した距離センサ6の設置された駐
車スペース2のビデオカメラ5が選択されることにな
る。撮影された映像データは、制御部11に伝送され、
そこで、データの圧縮処理及び無線用のフォーマットへ
の変換処理を施されてから無線部10を介して車両内の
携帯電話7へと無線電波として伝送される。そして、デ
ータを受信した携帯電話7の表示部には、車両後部と後
側ライン2bとが同じ画面内に収まった映像と、駐車ス
ペース2内の適切な停車位置と車両後部との距離情報と
が表示される。つまり、運転手は、リアルタイムに表示
されるその映像や距離情報を見ながら駐車を行うことに
なる。更に、車両後部が適切な停車位置に到達すると、
携帯電話7の表示部に「STOP」などの停車情報が表
示されるので車両を停車させて、駐車完了となる。な
お、運転手や同乗者が携帯電話7を所持していない場合
などは、車両内のラジオ12を特定の受信周波数に設定
することによって、車両後部と最適な停車位置との距離
情報を音声によって聴くことができるので、運転手は、
その音声情報を聴きながら駐車を行うこともできる。更
に、表示部の停止情報に気づかず、最適位置を越えてし
まったような場合は、表示部への警告表示、ラジオによ
る音声警告に加え、スピーカ14から警告音が発生さ
せ、運転手にそのことを教える。
すように、駐車施設1の駐車スペース2に車両4のよう
に、前側ライン2aから後側ライン2bに向かってバッ
クさせながら駐車を行う場合、まず、駐車スペース2内
に車両が入ってきたことを距離センサ6によって感知
し、無線部10を介して車両内の携帯電話7との通信を
試み、応答が帰ってきた場合に、通信チャネルの設定な
ど適切な通信状態を確立する。そして、予め設定された
適切な停車位置と車両との距離が一定距離になると、制
御部11からの命令で、ビデオカメラ5による撮影を開
始する。ここで、本実施の形態においては、各駐車スペ
ース2に対して1台のビデオカメラ5が設定されている
ので、一定距離を検出した距離センサ6の設置された駐
車スペース2のビデオカメラ5が選択されることにな
る。撮影された映像データは、制御部11に伝送され、
そこで、データの圧縮処理及び無線用のフォーマットへ
の変換処理を施されてから無線部10を介して車両内の
携帯電話7へと無線電波として伝送される。そして、デ
ータを受信した携帯電話7の表示部には、車両後部と後
側ライン2bとが同じ画面内に収まった映像と、駐車ス
ペース2内の適切な停車位置と車両後部との距離情報と
が表示される。つまり、運転手は、リアルタイムに表示
されるその映像や距離情報を見ながら駐車を行うことに
なる。更に、車両後部が適切な停車位置に到達すると、
携帯電話7の表示部に「STOP」などの停車情報が表
示されるので車両を停車させて、駐車完了となる。な
お、運転手や同乗者が携帯電話7を所持していない場合
などは、車両内のラジオ12を特定の受信周波数に設定
することによって、車両後部と最適な停車位置との距離
情報を音声によって聴くことができるので、運転手は、
その音声情報を聴きながら駐車を行うこともできる。更
に、表示部の停止情報に気づかず、最適位置を越えてし
まったような場合は、表示部への警告表示、ラジオによ
る音声警告に加え、スピーカ14から警告音が発生さ
せ、運転手にそのことを教える。
【0029】次に、駐車状態確認システム13の動作処
理を図4に基づいて説明する。図4は、駐車状態確認シ
ステム13の動作処理を示すフローチャートである。図
4に示すように、まずステップS400に移行して、距
離センサ6によって車両が感知されたか否かを判定し、
感知されたと判定した場合(Yes)はステップS402に
移行し、そうでない場合(No)は感知されるまで待機す
る。つまり、距離センサ6によって車両がある一定距離
(例えば3m以内)に接近した場合に車両が同センサ6
に対応する駐車スペース2内に入ってきたと判断する。
ここで、距離センサ6は、駐車スペース2内において、
車両の後部が停車するのに最適な位置と車両との距離を
検出するようになっていると共に、一定範囲(ここで
は、駐車スペース2内の一定範囲)に対してのみ距離の
検出を行うようになっている。
理を図4に基づいて説明する。図4は、駐車状態確認シ
ステム13の動作処理を示すフローチャートである。図
4に示すように、まずステップS400に移行して、距
離センサ6によって車両が感知されたか否かを判定し、
感知されたと判定した場合(Yes)はステップS402に
移行し、そうでない場合(No)は感知されるまで待機す
る。つまり、距離センサ6によって車両がある一定距離
(例えば3m以内)に接近した場合に車両が同センサ6
に対応する駐車スペース2内に入ってきたと判断する。
ここで、距離センサ6は、駐車スペース2内において、
車両の後部が停車するのに最適な位置と車両との距離を
検出するようになっていると共に、一定範囲(ここで
は、駐車スペース2内の一定範囲)に対してのみ距離の
検出を行うようになっている。
【0030】そして、ステップS402に移行した場合
は、車両内の携帯電話7との通信を試み、応答が帰って
くると、所定の通信チャネルを設定して適切な通信状態
を確立しステップS404に移行する。ここで、本実施
の形態においては、携帯電話には、駐車状態確認システ
ム13の無線部10とデータ通信可能な無線機能が備わ
っていることとする。
は、車両内の携帯電話7との通信を試み、応答が帰って
くると、所定の通信チャネルを設定して適切な通信状態
を確立しステップS404に移行する。ここで、本実施
の形態においては、携帯電話には、駐車状態確認システ
ム13の無線部10とデータ通信可能な無線機能が備わ
っていることとする。
【0031】ステップS404に移行すると、距離セン
サ6によって検出された距離情報から、その距離が特定
距離(例えば1m)になったか否かを判定し、特定距離
になっていると判定された場合(Yes)はステップS40
6に移行し、そうでない場合(No)は特定距離になるまで
待機する。ステップS406に移行した場合は、特定距
離を検出した距離センサ6の設置された駐車スペース2
のビデオカメラ5を選択して撮影を開始し、且つ、車内
のラジオ12に音声で距離情報を伝えるために、無線部
10にラジオ12用の電波の送信を開始してステップS
408に移行する。これにより、車両内に携帯電話7が
ある場合は、その表示部に車両後部と図1に示す後側ラ
イン2bとが映った映像が表示され、運転手が車両内の
ラジオ12を特定の周波数(他に駐車中の車両と混線し
ない周波数)に設定することによってラジオ12から
は、車両後部と適切な停車位置との残りの距離の情報が
音声によって流れることになる。ここで、本実施の形態
においては、駐車スペース2毎に異なる3桁の数字が設
定してあり、その3桁の数字をラジオの受信周波数とし
て設定することで、距離の情報や後述する停止情報など
の駐車状態に関する音声情報を聴くことができるように
なっている。更に、本実施の形態においては、残りの距
離が縮まると、ビデオカメラ5が、その距離に合わせて
撮影対象をズームインして拡大して撮影し、表示部に表
示される車両後部と後側ライン2bとの映像ができるだ
け大きくなるようにする。
サ6によって検出された距離情報から、その距離が特定
距離(例えば1m)になったか否かを判定し、特定距離
になっていると判定された場合(Yes)はステップS40
6に移行し、そうでない場合(No)は特定距離になるまで
待機する。ステップS406に移行した場合は、特定距
離を検出した距離センサ6の設置された駐車スペース2
のビデオカメラ5を選択して撮影を開始し、且つ、車内
のラジオ12に音声で距離情報を伝えるために、無線部
10にラジオ12用の電波の送信を開始してステップS
408に移行する。これにより、車両内に携帯電話7が
ある場合は、その表示部に車両後部と図1に示す後側ラ
イン2bとが映った映像が表示され、運転手が車両内の
ラジオ12を特定の周波数(他に駐車中の車両と混線し
ない周波数)に設定することによってラジオ12から
は、車両後部と適切な停車位置との残りの距離の情報が
音声によって流れることになる。ここで、本実施の形態
においては、駐車スペース2毎に異なる3桁の数字が設
定してあり、その3桁の数字をラジオの受信周波数とし
て設定することで、距離の情報や後述する停止情報など
の駐車状態に関する音声情報を聴くことができるように
なっている。更に、本実施の形態においては、残りの距
離が縮まると、ビデオカメラ5が、その距離に合わせて
撮影対象をズームインして拡大して撮影し、表示部に表
示される車両後部と後側ライン2bとの映像ができるだ
け大きくなるようにする。
【0032】そして、ステップS408に移行すると、
車両が適切な位置に到達したか否かを判定し、適切な位
置に到達した場合(Yes)はステップS410に移行し、
そうでない場合(No)は到達するまで待機する。つまり、
車両が駐車スペース2内の適切位置に到達したかどうか
を距離センサ6の検出値から判断する。ステップS41
0に移行した場合は、停止情報を携帯電話の表示部に表
示可能に伝送すると共に、ラジオの音声によっても停止
する旨の音声を流すように電波を伝送してステップS4
12に移行する。
車両が適切な位置に到達したか否かを判定し、適切な位
置に到達した場合(Yes)はステップS410に移行し、
そうでない場合(No)は到達するまで待機する。つまり、
車両が駐車スペース2内の適切位置に到達したかどうか
を距離センサ6の検出値から判断する。ステップS41
0に移行した場合は、停止情報を携帯電話の表示部に表
示可能に伝送すると共に、ラジオの音声によっても停止
する旨の音声を流すように電波を伝送してステップS4
12に移行する。
【0033】ステップS412では、車両が適切な位置
に停車したか否かを判定し、適切な位置に停車している
と判定した場合(Yes)はステップS416に移行し、そ
うでない場合(No)はステップS414に移行する。本実
施の形態においては、車両が停車して動かなくなってか
ら所定の時間(例えば10秒)が過ぎるか、携帯電話の
電源OFFボタンが押された場合に車両は駐車を終了し
たと判断するようになっている。
に停車したか否かを判定し、適切な位置に停車している
と判定した場合(Yes)はステップS416に移行し、そ
うでない場合(No)はステップS414に移行する。本実
施の形態においては、車両が停車して動かなくなってか
ら所定の時間(例えば10秒)が過ぎるか、携帯電話の
電源OFFボタンが押された場合に車両は駐車を終了し
たと判断するようになっている。
【0034】一方、ステップS414に移行した場合
は、運転手が停車情報を無視して車両を動かしているの
で、スピーカ14から警告音を発する他、表示部に警告
文字が表示されるように信号を伝送し、ラジオのアンテ
ナにも警告メッセージを流すように電波を送信してステ
ップS412に移行する。ここで、適切位置からのはみ
出しが所定距離以内であれば、停車した後に警告を停止
し、後側ライン2bをはみ出したりしているような場合
には、音声により車両を前進させるように通知する。
は、運転手が停車情報を無視して車両を動かしているの
で、スピーカ14から警告音を発する他、表示部に警告
文字が表示されるように信号を伝送し、ラジオのアンテ
ナにも警告メッセージを流すように電波を送信してステ
ップS412に移行する。ここで、適切位置からのはみ
出しが所定距離以内であれば、停車した後に警告を停止
し、後側ライン2bをはみ出したりしているような場合
には、音声により車両を前進させるように通知する。
【0035】そして、車両が適切な位置で停車したと判
断し、ステップS416に移行すると、携帯電話7との
通信を終了し、ビデオカメラ5による撮影を停止して処
理を終了する。なお、距離センサ6は、常に動作状態に
あり、対応する駐車スペース2内に車両が駐車している
か否かの確認及び新しく車両がやってきたか否かの確認
を行っている。
断し、ステップS416に移行すると、携帯電話7との
通信を終了し、ビデオカメラ5による撮影を停止して処
理を終了する。なお、距離センサ6は、常に動作状態に
あり、対応する駐車スペース2内に車両が駐車している
か否かの確認及び新しく車両がやってきたか否かの確認
を行っている。
【0036】以上、ビデオカメラ5によって撮影した車
両後部と後側ライン2bとが映された映像を車両内の携
帯電話7の表示部に表示するようにしたので、運転手
は、その映像を確認しながら運転することで、車両後部
が適切な位置で停車するように車両を誘導することが可
能である。更に、車両後部と適切な停車位置との距離
を、車内のラジオで音声として聴くことができるように
したので、携帯電話を所持していない場合などは、ラジ
オによる距離情報から車両後部と適切な停車位置とのリ
アルタイムな距離を知ることが可能である。
両後部と後側ライン2bとが映された映像を車両内の携
帯電話7の表示部に表示するようにしたので、運転手
は、その映像を確認しながら運転することで、車両後部
が適切な位置で停車するように車両を誘導することが可
能である。更に、車両後部と適切な停車位置との距離
を、車内のラジオで音声として聴くことができるように
したので、携帯電話を所持していない場合などは、ラジ
オによる距離情報から車両後部と適切な停車位置とのリ
アルタイムな距離を知ることが可能である。
【0037】更に、適切な停止位置を通り過ぎてしまっ
た場合には、表示部への警告表示、ラジオによる音声警
告の他、スピーカからの警告音によっても警告を行うよ
うにしたので、携帯電話も無く、ラジオの設定をしてい
なくても、危険を知ることが可能である。更に、駐車ス
ペース2毎に設定した異なる3桁の数字を、ラジオに設
定することによって距離情報などの駐車状態に関する音
声情報を聴けるようにしたので、隣り合う駐車スペース
や近くの駐車スペースの情報を受信してしまうといった
ことを防ぐことができる。
た場合には、表示部への警告表示、ラジオによる音声警
告の他、スピーカからの警告音によっても警告を行うよ
うにしたので、携帯電話も無く、ラジオの設定をしてい
なくても、危険を知ることが可能である。更に、駐車ス
ペース2毎に設定した異なる3桁の数字を、ラジオに設
定することによって距離情報などの駐車状態に関する音
声情報を聴けるようにしたので、隣り合う駐車スペース
や近くの駐車スペースの情報を受信してしまうといった
ことを防ぐことができる。
【0038】ここで、図1に示す駐車施設1は、請求項
1及び請求項2記載の車両駐車用施設に対応し、図1及
び図3に示すビデオカメラ5は、請求項1及び請求項3
記載の撮影装置に対応し、図2に示す携帯電話7は、請
求項1、2、6記載の所定の表示機器に対応し、図3に
示す無線部10は、請求項1記載の無線伝送装置に対応
し、図3に示す制御部11に制御されたスピーカ14は
請求項4記載の距離警告手段に対応している。
1及び請求項2記載の車両駐車用施設に対応し、図1及
び図3に示すビデオカメラ5は、請求項1及び請求項3
記載の撮影装置に対応し、図2に示す携帯電話7は、請
求項1、2、6記載の所定の表示機器に対応し、図3に
示す無線部10は、請求項1記載の無線伝送装置に対応
し、図3に示す制御部11に制御されたスピーカ14は
請求項4記載の距離警告手段に対応している。
【0039】なお、上記実施の形態においては、ビデオ
カメラ5の撮影範囲を、車両後部と駐車スペース2の後
側ライン2bとが同じ画面内に表示されるような範囲と
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、好きな範囲を撮影するようにして良い。また、上記
実施の形態においては、駐車スペース2毎に、ビデオカ
メラ5を1台設置するようにしているが、これに限ら
ず、駐車スペース2毎に複数代のビデオカメラを設置し
て、色々なアングルからの撮影を可能としても良いし、
コストダウンのために複数の駐車スペースに対して1台
のビデオカメラを併用するようにしても良い。そして、
その場合は、距離センサ6によって駐車スペースの壁や
地面に引かれたラインなどに最も近い位置にあるビデオ
カメラの撮影した映像を車内の表示機器に伝送するよう
に、ビデオカメラを選択して、最適な映像が車両内の表
示機器に伝送されるようにする。
カメラ5の撮影範囲を、車両後部と駐車スペース2の後
側ライン2bとが同じ画面内に表示されるような範囲と
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、好きな範囲を撮影するようにして良い。また、上記
実施の形態においては、駐車スペース2毎に、ビデオカ
メラ5を1台設置するようにしているが、これに限ら
ず、駐車スペース2毎に複数代のビデオカメラを設置し
て、色々なアングルからの撮影を可能としても良いし、
コストダウンのために複数の駐車スペースに対して1台
のビデオカメラを併用するようにしても良い。そして、
その場合は、距離センサ6によって駐車スペースの壁や
地面に引かれたラインなどに最も近い位置にあるビデオ
カメラの撮影した映像を車内の表示機器に伝送するよう
に、ビデオカメラを選択して、最適な映像が車両内の表
示機器に伝送されるようにする。
【0040】また、上記実施の形態においては、ビデオ
カメラ5に足が付いていて、ある程度の高さにレンズが
来るように設置してあるが、これに限らず、壁や天井の
ある駐車施設であれば、その壁や天井に設置するなど、
最適な撮影位置に設置するようにして良い。また、上記
実施の形態においては、駐車スペース2毎に1つの距離
センサ6を設置しているが、これに限らず、1つの駐車
スペースに複数の距離センサを設置するようにして、車
両後部や側方部などが隣に駐車している車両や、駐車施
設の壁などにぶつからないように監視しても良いし、ま
た、上記実施の形態においては、ラジオを通じて距離情
報を通知するようにしているが、これに限らず、複数の
距離センサによる監視情報の通知など、本発明の主旨を
逸脱しない範囲で、駐車に関する情報であればどのよう
な情報を通知しても良い。
カメラ5に足が付いていて、ある程度の高さにレンズが
来るように設置してあるが、これに限らず、壁や天井の
ある駐車施設であれば、その壁や天井に設置するなど、
最適な撮影位置に設置するようにして良い。また、上記
実施の形態においては、駐車スペース2毎に1つの距離
センサ6を設置しているが、これに限らず、1つの駐車
スペースに複数の距離センサを設置するようにして、車
両後部や側方部などが隣に駐車している車両や、駐車施
設の壁などにぶつからないように監視しても良いし、ま
た、上記実施の形態においては、ラジオを通じて距離情
報を通知するようにしているが、これに限らず、複数の
距離センサによる監視情報の通知など、本発明の主旨を
逸脱しない範囲で、駐車に関する情報であればどのよう
な情報を通知しても良い。
【0041】また、上記実施の形態においては、本発明
に係わる駐車状態確認システム13を、駐車施設1とし
て複数代の車両が駐車する駐車場に適用しているが、こ
れに限らず、個人所有の車庫や、ブルドーザ等の工事用
車両などの駐車施設や、更に、船舶などの停泊施設など
にも適用しても良い。また、上記実施の形態において
は、駐車状態の映像を携帯電話の表示部に表示するよう
にしているが、これに限らず、カーナビゲーションシス
テム用の表示装置や、車内テレビ、専用の装置など、映
像を表示可能な機器ならどのようなものに表示するよう
にしても良い。
に係わる駐車状態確認システム13を、駐車施設1とし
て複数代の車両が駐車する駐車場に適用しているが、こ
れに限らず、個人所有の車庫や、ブルドーザ等の工事用
車両などの駐車施設や、更に、船舶などの停泊施設など
にも適用しても良い。また、上記実施の形態において
は、駐車状態の映像を携帯電話の表示部に表示するよう
にしているが、これに限らず、カーナビゲーションシス
テム用の表示装置や、車内テレビ、専用の装置など、映
像を表示可能な機器ならどのようなものに表示するよう
にしても良い。
【0042】また、上記実施の形態においては、スピー
カ14からの警告音によって、危険な状態を通知するよ
うにしているが、これに限らず、スピーカからの言葉に
よる警告や、ランプの点灯など、どのような方法を用い
ても良い。また、上記実施の携帯においては、音声情報
を、車両内のラジオによって聴けるようにしているが、
これに限らず、携帯電話や、専用の機器など、音声デー
タを受信可能でかつ音声を出力できる機器であれば、何
を用いても良い。
カ14からの警告音によって、危険な状態を通知するよ
うにしているが、これに限らず、スピーカからの言葉に
よる警告や、ランプの点灯など、どのような方法を用い
ても良い。また、上記実施の携帯においては、音声情報
を、車両内のラジオによって聴けるようにしているが、
これに限らず、携帯電話や、専用の機器など、音声デー
タを受信可能でかつ音声を出力できる機器であれば、何
を用いても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の駐車状態確認システムによれば、撮影装置に
よって撮影した駐車状態を車両内の表示機器に表示可能
に無線伝送しているので、車両後部などの死角部分の駐
車スペースに対する状態を車内の表示装置によって確認
しながら駐車を行うことができるので、駐車スペースか
らのはみ出しや壁への衝突などの防止に役立つ。
項1記載の駐車状態確認システムによれば、撮影装置に
よって撮影した駐車状態を車両内の表示機器に表示可能
に無線伝送しているので、車両後部などの死角部分の駐
車スペースに対する状態を車内の表示装置によって確認
しながら駐車を行うことができるので、駐車スペースか
らのはみ出しや壁への衝突などの防止に役立つ。
【0044】また、請求項2記載の駐車状態確認システ
ムによれば、請求項1の前記効果に加え、携帯電話の表
示装置に駐車状態を表示させることができるので、新た
に車内テレビなどの高価な表示機器を購入するといった
コストをかけずに、容易に駐車状態確認システムを利用
することが可能となる。また、請求項3記載の駐車状態
確認システムによれば、請求項1及び請求項2の前記効
果に加え、距離センサによって駐車スペースの適切な停
車位置や壁などとの距離を検出して、それを車両内の表
示装置に表示するようにしたので、映像のみでは状態を
認識しずらいときなどに、表示される残りの距離で壁や
停車位置との距離感覚をつかむことができるので、運転
手にとって安心して駐車を行うことが可能となる。
ムによれば、請求項1の前記効果に加え、携帯電話の表
示装置に駐車状態を表示させることができるので、新た
に車内テレビなどの高価な表示機器を購入するといった
コストをかけずに、容易に駐車状態確認システムを利用
することが可能となる。また、請求項3記載の駐車状態
確認システムによれば、請求項1及び請求項2の前記効
果に加え、距離センサによって駐車スペースの適切な停
車位置や壁などとの距離を検出して、それを車両内の表
示装置に表示するようにしたので、映像のみでは状態を
認識しずらいときなどに、表示される残りの距離で壁や
停車位置との距離感覚をつかむことができるので、運転
手にとって安心して駐車を行うことが可能となる。
【0045】また、請求項4記載の駐車状態確認システ
ムによれば、請求項1乃至請求項3の前記効果に加え、
撮影装置を複数台設置した場合などに、距離センサによ
って検出された距離情報から、駐車状態を撮影するのに
最適な撮影装置を選択するようにしたので、車両後部に
限らず、車両側部などが壁や隣の車両などに接触しそう
な場合には、その映像を車両内の表示機器に表示するこ
とができるので、運転手は危険を回避しやすくなり、安
心して駐車を行うことが可能となる。
ムによれば、請求項1乃至請求項3の前記効果に加え、
撮影装置を複数台設置した場合などに、距離センサによ
って検出された距離情報から、駐車状態を撮影するのに
最適な撮影装置を選択するようにしたので、車両後部に
限らず、車両側部などが壁や隣の車両などに接触しそう
な場合には、その映像を車両内の表示機器に表示するこ
とができるので、運転手は危険を回避しやすくなり、安
心して駐車を行うことが可能となる。
【0046】また、請求項5記載の駐車状態確認システ
ムによれば、請求項1乃至請求項4の前記効果に加え、
壁や隣の車両などと接触しそうになったときには、距離
警告手段によって、警告音等を鳴らして、運転手に危険
を通知するようにしたので、車両内に表示機器を所持し
ていない場合などにも危険を回避に役立つ。また、請求
項6及び請求項7記載の駐車状態確認システムによれ
ば、請求項1乃至請求項5の前記効果に加え、車両内に
設置されたラジオなどによって、車両と壁や最適な駐車
位置との距離情報を聴けるようにしたので、表示機器を
所持していなくても、ラジオによって流れる距離情報を
参考にしながら安心して駐車を行うことができ、更に、
ラジオから警告も流すようにすれば、危険の回避に役立
つ。
ムによれば、請求項1乃至請求項4の前記効果に加え、
壁や隣の車両などと接触しそうになったときには、距離
警告手段によって、警告音等を鳴らして、運転手に危険
を通知するようにしたので、車両内に表示機器を所持し
ていない場合などにも危険を回避に役立つ。また、請求
項6及び請求項7記載の駐車状態確認システムによれ
ば、請求項1乃至請求項5の前記効果に加え、車両内に
設置されたラジオなどによって、車両と壁や最適な駐車
位置との距離情報を聴けるようにしたので、表示機器を
所持していなくても、ラジオによって流れる距離情報を
参考にしながら安心して駐車を行うことができ、更に、
ラジオから警告も流すようにすれば、危険の回避に役立
つ。
【0047】また、請求項8乃至請求項10記載の駐車
状態確認システムによれば、距離センサによって駐車ス
ペースの適切な停車位置や壁などとの距離を検出して、
それを車両内のラジオや携帯電話などで聴けるようにし
たので、目視などでは見ることが出来ない車両後部の死
角部分と適切な停車位置や壁などとの距離情報を音声に
よって知ることができるので、運転手にとっては安心し
て駐車を行うことが可能となる。
状態確認システムによれば、距離センサによって駐車ス
ペースの適切な停車位置や壁などとの距離を検出して、
それを車両内のラジオや携帯電話などで聴けるようにし
たので、目視などでは見ることが出来ない車両後部の死
角部分と適切な停車位置や壁などとの距離情報を音声に
よって知ることができるので、運転手にとっては安心し
て駐車を行うことが可能となる。
【0048】また、請求項11記載の駐車情報確認シス
テムによれば、請求項7及び請求項9の前記効果に加
え、駐車スペース毎に設定された異なる受信周波数によ
って、ラジオから距離情報などの駐車に関する情報を聴
けるようにしたので、近くの駐車スペースの駐車情報を
受信してまうようなことを防ぐことが可能となる。
テムによれば、請求項7及び請求項9の前記効果に加
え、駐車スペース毎に設定された異なる受信周波数によ
って、ラジオから距離情報などの駐車に関する情報を聴
けるようにしたので、近くの駐車スペースの駐車情報を
受信してまうようなことを防ぐことが可能となる。
【図1】本発明に係る駐車状態確認システムを適用した
駐車施設の外観構成図である。
駐車施設の外観構成図である。
【図2】車両内部のフロント部を示す部分図である。
【図3】駐車状態確認システム13の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】駐車状態確認システム13の動作処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 駐車施設 2 駐車スペース 3 第1の車両 4 第2の車両 5 ビデオカメラ 6 距離センサ 7 携帯電話 10 無線部 11 制御部 12 ラジオ 13 駐車状態確認システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/14 G08G 1/14 A H04N 7/18 H04N 7/18 U (72)発明者 唐木 伊助 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 北野 正博 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA05 CA04 CC02 CE15 DA07 EA01 EA03 EA05 FA04 FC12 FE21 HA18 HA24 HA26 HA30 5H180 AA01 BB04 CC04 CC27 FF13 FF25 FF27 FF33 KK07 KK08
Claims (11)
- 【請求項1】 車両駐車用施設の所定位置に少なくとも
1以上の撮影装置を配設し、当該撮影装置によって、前
記車両駐車用施設の駐車スペースに対する駐車を行う車
両の状態を撮影し、その撮影された映像のデータを、前
記車両内にある所定の表示機器に前記映像を表示可能に
無線伝送する無線伝送装置を備えることを特徴とする駐
車状態確認システム。 - 【請求項2】 前記所定の表示機器は、携帯電話の表示
装置であることを特徴とする請求項1記載の駐車状態確
認システム。 - 【請求項3】 前記車両駐車用施設の所定位置に少なく
とも1以上の距離センサを配設し、当該距離センサによ
って、前記駐車スペースの所定位置と前記駐車を行う車
両との距離を検出し、当該距離の情報を前記映像データ
と共に前記所定の表示機器に表示可能に無線伝送するこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の駐車状態確
認システム。 - 【請求項4】 前記撮影装置を複数設置した場合に、前
記距離センサによって検出された距離の情報に基づい
て、前記駐車を行う車両を撮影する撮影装置を選択する
ようになっていることを特徴とする請求項3記載の駐車
状態確認システム。 - 【請求項5】 前記距離センサによって検出された距離
が、特定の距離以下になった場合に警告音を鳴らす距離
警告手段を備えることを特徴とする請求項3又は請求項
4記載の駐車状態確認システム。 - 【請求項6】 前記距離の情報に基づく音声データを、
前記車両内にある所定の機器によって聴けるように無線
伝送することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいず
れかに記載の駐車状態確認システム。 - 【請求項7】 前記所定の機器は、ラジオであることを
特徴とする請求項6記載の駐車状態確認システム。 - 【請求項8】 車両駐車用施設の所定位置に少なくとも
1以上の距離センサを配設し、当該距離センサによっ
て、前記車両駐車用施設の駐車スペース内の所定位置と
駐車を行う車両との距離を検出し、その距離の情報に基
づいた音声データを、前記車両内にある所定の機器によ
って聴けるように無線伝送する無線伝送装置を備えるこ
とを特徴とする駐車状態確認システム。 - 【請求項9】 前記所定の機器は、ラジオであることを
特徴とする請求項8記載の駐車状態確認システム。 - 【請求項10】 前記所定の機器は、携帯電話であるこ
とを特徴とする請求項8記載の駐車状態確認システム。 - 【請求項11】 前記無線伝送する周波数として、前記
駐車スペース毎に異なる周波数が設定されていることを
特徴とする請求項7又は請求項9記載の駐車状態確認シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094088A JP2002288799A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 駐車状態確認システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094088A JP2002288799A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 駐車状態確認システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002288799A true JP2002288799A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18948338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001094088A Withdrawn JP2002288799A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 駐車状態確認システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002288799A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001094088A patent/JP2002288799A/ja not_active Withdrawn
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