JP2002288233A - 敷地外地盤自動設定表示システムおよびその方法 - Google Patents

敷地外地盤自動設定表示システムおよびその方法

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JP2002288233A
JP2002288233A JP2001085947A JP2001085947A JP2002288233A JP 2002288233 A JP2002288233 A JP 2002288233A JP 2001085947 A JP2001085947 A JP 2001085947A JP 2001085947 A JP2001085947 A JP 2001085947A JP 2002288233 A JP2002288233 A JP 2002288233A
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Application number
JP2001085947A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fujimura
一夫 藤村
Fumio Kimura
文雄 木村
Hironobu Takenaka
啓伸 竹中
Yasushi Murao
康史 村尾
Koji Nishikawa
浩二 西川
Kenichi Takano
賢一 高野
Ichiro Fujioka
一郎 藤岡
Hironori Fujiwara
寛典 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅図面上にある敷地や点景の占める範囲の大
きさを計算し、敷地や点景を過不足なく含む敷地外地盤
を自動的に設定表示するシステムの提供。 【解決手段】座標軸を有した住宅間取図を作成する作成
手段または表示可能な表示手段と、敷地外地盤データを
格納する格納手段と、住宅間取図上の敷地外に点景が存
在するか否かを認識する認識手段と、該認識に応じて、
敷地外に点景が存在する場合は敷地及び敷地外の点景を
含む最小の長方形領域を、敷地外に点景が存在しない場
合は敷地を含む最小の長方形領域を座標軸に対応させて
算出し、算出された長方形領域をシステム内に保存する
保存手段と、保存された長方形領域を一定値拡大して敷
地外地盤を設定する際、敷地外地盤を表示させる部分に
優先的に表示させる物があるか否かを認識する認識手段
と、該認識に応じて、優先的に表示させる物がある場合
は、その物を表示し、優先的に表示させる物がない場合
は、そのまま敷地外地盤を表示する表示手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して、敷地外地盤を自動的に設定表示する技術に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築CADを用いて住宅図面を作成
する場合、その図面上に表示する敷地外の地盤面として
は、無限の面を使用するか、もしくは作業者が適度な大
きさの地盤面を手入力して表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
の一つである無限に広がる地盤面の場合、その目的とな
る建築物及び点景を含めた画像を作成するにあたって、
作業者が個々の主観でその画像の領域を決める必要があ
る。一方、作業者がある領域の地盤面を入力する場合
も、その領域はやはり作業者の主観によって決められ、
入力後、その外側に点景などを配置した場合、作業者の
手によって、その地盤面の領域設定を変更する必要があ
る。しかしながら、かかる方法は迂遠であり、また地盤
面の領域のとり方も個々の図面で異なり、統一感が出せ
ないという難点がある。そこで、かかる難点を解消する
ために、住宅図面上にある敷地や点景の占める範囲の大
きさを計算し、敷地や点景を過不足なく含む敷地外地盤
を自動的に設定表示するシステムの開発が望まれた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の敷地外地盤自動設定表示システム
は、コンピュータを利用した、敷地外地盤を自動的に設
定し表示するシステムであって、座標軸を有した住宅間
取図を作成する作成手段または表示可能な表示手段と、
敷地外地盤データを格納する格納手段と、住宅間取図上
の敷地外に点景が存在するか否かを認識する認識手段
と、該認識に応じて、敷地外に点景が存在する場合は敷
地及び敷地外の点景を含む最小の長方形領域を、敷地外
に点景が存在しない場合は敷地を含む最小の長方形領域
を座標軸に対応させて算出し、算出された長方形領域を
システム内に保存する保存手段と、保存された長方形領
域を一定値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷地外地
盤を表示させる部分に優先的に表示させる物があるか否
かを認識する認識手段と、該認識に応じて、優先的に表
示させる物がある場合は、その物を表示し、優先的に表
示させる物がない場合は、そのまま敷地外地盤を表示す
る表示手段とを有することを要旨とする。
【0005】請求項2記載の敷地外地盤自動設定表示方
法は、コンピュータを利用した、敷地外地盤を自動的に
設定し表示する方法であって、座標軸を有した住宅間取
図を作成する作成手段または表示可能な表示手段と、敷
地外地盤データを格納する格納手段と、住宅間取図上の
敷地外に点景が存在するか否かを認識する認識手段と、
該認識に応じて、敷地外に点景が存在する場合は敷地及
び敷地外の点景を含む最小の長方形領域を、敷地外に点
景が存在しない場合は敷地を含む最小の長方形領域を座
標軸に対応させて算出し、算出された長方形領域をシス
テム内に保存する保存手段と、保存された長方形領域を
一定値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷地外地盤を
表示させる部分に優先的に表示させる物があるか否かを
認識する認識手段と、該認識に応じて、優先的に表示さ
せる物がある場合は、その物を表示し、優先的に表示さ
せる物がない場合は、そのまま敷地外地盤を表示する表
示手段とを有することを要旨とする。
【0006】請求項3記載の記憶媒体は、コンピュータ
により読み取り可能であり、敷地外地盤自動設定表示プ
ログラムが記録された記憶媒体であって、敷地外地盤自
動設定表示プログラムは、座標軸を有した住宅間取図を
作成する作成手段または表示可能な表示手段と、敷地外
地盤データを格納する格納手段と、住宅間取図上の敷地
外に点景が存在するか否かを認識する認識手段と、該認
識に応じて、敷地外に点景が存在する場合は敷地及び敷
地外の点景を含む最小の長方形領域を、敷地外に点景が
存在しない場合は敷地を含む最小の長方形領域を座標軸
に対応させて算出し、算出された長方形領域をシステム
内に保存する保存手段と、保存された長方形領域を一定
値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷地外地盤を表示
させる部分に優先的に表示させる物があるか否かを認識
する認識手段と、該認識に応じて、優先的に表示させる
物がある場合は、その物を表示し、優先的に表示させる
物がない場合は、そのまま敷地外地盤を表示する表示手
段とを有することを要旨とする。
【0007】請求項4記載のプログラムは、コンピュー
タに、座標軸を有した住宅間取図を作成する作成手段ま
たは表示可能な表示手段と、敷地外地盤データを格納す
る格納手段と、住宅間取図上の敷地外に点景が存在する
か否かを認識する認識手段と、該認識に応じて、敷地外
に点景が存在する場合は敷地及び敷地外の点景を含む最
小の長方形領域を、敷地外に点景が存在しない場合は敷
地を含む最小の長方形領域を座標軸に対応させて算出
し、算出された長方形領域をシステム内に保存する保存
手段と、保存された長方形領域を一定値拡大して敷地外
地盤を設定する際、敷地外地盤を表示させる部分に優先
的に表示させる物があるか否かを認識する認識手段と、
該認識に応じて、優先的に表示させる物がある場合は、
その物を表示し、優先的に表示させる物がない場合は、
そのまま敷地外地盤を表示する表示手段とを実行させる
ことを要旨とする。
【0008】請求項5記載の配信サーバ装置は、座標軸
を有した住宅間取図を作成する作成手段または表示可能
な表示手段と、敷地外地盤データを格納する格納手段
と、住宅間取図上の敷地外に点景が存在するか否かを認
識する認識手段と、該認識に応じて、敷地外に点景が存
在する場合は敷地及び敷地外の点景を含む最小の長方形
領域を、敷地外に点景が存在しない場合は敷地を含む最
小の長方形領域を座標軸に対応させて算出し、算出され
た長方形領域をシステム内に保存する保存手段と、保存
された長方形領域を一定値拡大して敷地外地盤を設定す
る際、敷地外地盤を表示させる部分に優先的に表示させ
る物があるか否かを認識する認識手段と、該認識に応じ
て、優先的に表示させる物がある場合は、その物を表示
し、優先的に表示させる物がない場合は、そのまま敷地
外地盤を表示する表示手段と、敷地外地盤を表示した住
宅間取図を配信先の配信要求に応じて配信する配信管理
手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】住宅間取図は家屋の間取を表すた
めの図であるが、1階部分の間取図に敷地を加えて敷地
内での家屋の位置関係を表すことがある。また、敷地と
敷地外の配置物との位置関係を示すために敷地外に点景
や道路ないしは隣家の敷地を配置することがある。た
だ、特に点景を配置する場合、その位置に地盤の表示が
なければ点景のみが浮いたように見え、敷地と点景の関
係が分らず見た目に不自然な図面になる。そのため、敷
地外にも地盤が描かれることになる。敷地外地盤を表示
するためのデータはシステム内に格納されており、住宅
間取図にある敷地および敷地外の配置物の位置関係を基
に格納データが読み取られて敷地外地盤が設定される
が、その地盤は敷地および敷地外の点景をとり囲むよう
に表示される。本発明では、住宅間取図上の座標軸を基
に、敷地ないし点景が含まれる長方形領域を割り出し、
それを相似的に一定値分拡大して長方形の敷地外地盤が
表示される。このときの長方形領域は、敷地外地盤設定
の基準とするためのもので、システム内に保存されるが
図面上には表示されない。また、本システムでは、図面
が最も自然な表示となるように長方形領域の拡大値を実
測に換算して2メートル分としているが、この値は自由
に設定可能である。既に敷地外地盤が表示された図にお
いて、新たに点景を配置したり、元の点景を削除して点
景の配置点の位置が変化した場合には、自動的に長方形
領域の再計算が行われ、新たな長方形領域を基準に敷地
外地盤が設定、表示される。また、敷地外地盤の領域部
分に道路などの敷地外地盤より優先的に表示させたいも
のを配置する場合は、その優先度が自動的に認識されて
優先度の高いものが表示され、敷地外地盤の一部ないし
全部が非表示とされる。もっとも、敷地外地盤の方を優
先度の高いものとして、常に表示させることも可能であ
る。さらに、本システムでは、住宅間取図だけでなく三
次元表示される住宅外観図にも、住宅間取図での表示を
基にして自動的に敷地外地盤を表示させることができ
る。
【0010】本発明は、敷地を対象としてそれを取り囲
むように外枠を自動的に表示するものである。したがっ
て、ある必要な画像があった場合にその画像を認識さ
せ、それを取り囲むように一定値の幅をもった外枠を設
定して、その外側を削除する作業に応用できる。例え
ば、集合写真で特定の人物を切り取る場合に、対象とな
る画像を選択して、その外側に選択画像が収まるような
一定の大きさの外枠を自動的に表示し、作業者がその外
枠線をなぞって画像を切り取る作業に、本システムを応
用することができる。そして、外枠の大きさは自由に設
定できるので、切り取った画像の大きさをすべて揃える
ことができる。
【0011】
【実施例】[実施例1]本発明の第1の実施例を図1、図
2に基づいて説明する。図1は、本発明を用いての作業
手順の流れを示すフロー図、図2(a)は、敷地を含む
長方形領域を基準に表示させた敷地外地盤を示した図、
図2(b)は、敷地及び敷地外の点景を含む長方形領域
を基準に表示させた敷地外地盤を示した図、図2(c)
は、道路と重なる部分が非表示とされた敷地外地盤を示
した図である。また、図2の(1)は、敷地外地盤を、
(2)は、点景を、(3)は、道路を示す。
【0012】本実施例は、図面作成担当者が住宅間取図
を基に立面図に彩色を施す際に、敷地外地盤を表示させ
る作業に関するものである。まず、作業者はコンピュー
タ画面上で住宅間取図の作成(S101)を開始する。
そして、建物及び敷地の設定が終了して住宅間取図の外
形を整えた後に、彩色図作成を指示(S102)する
と、敷地外地盤作成表示システムが起動(S103)す
る。このとき、敷地外に点景が配置されているか否かが
判断(S104)される。敷地外に点景が配置されてい
る場合は、敷地及び敷地外の点景を含む長方形領域を基
準に計算が行われ、敷地外地盤が設定(S105)され
る。敷地外に点景が配置されていない場合は、敷地を含
む長方形領域を基準に計算が行われ、敷地外地盤が設定
(S106)される。以上の設定の後、今度は、敷地外
地盤が表示される部分に道路などの優先表示させるもの
があるか否かが判断(S107)される。優先表示させ
るものがない場合は、そのまま画面上に敷地外地盤が表
示(S108)されるが、道路などの優先表示させるも
のがある場合はそれらが表示(S109)されて、敷地
外地盤は非表示となる。以上、すべての表示が終わると
住宅間取図の作成ファイルがシステム内に保存(S11
0)される。以上の作業の後、住宅間取図を基に住宅外
観図を表示させる場合(S111)に本システムを起動
させておくと、住宅外観図の表示にあわせて自動的に敷
地外地盤も表示(S112)される。一連の作業が終了
すると、本システムは終了(S113)する。
【0013】次に、コンピュータ上での敷地外地盤の表
示形態を、図2に基づいて説明する。敷地外地盤は、対
象となる敷地の外側に設置されるもので、地盤面の広が
りを表現したり、敷地外に配置される点景が宙に浮いた
ような表現にならないようにするために用いられる。図
2(a)は、敷地を含む長方形領域を基準に表示させた
敷地外地盤を示している。敷地には長方形のものだけで
なく五角形以上の多角形のものも有り得る(図2(a)
で、濃灰色で表された領域)。この場合、敷地外地盤設
定の基準となる長方形領域は、敷地内のX軸方向での最
大値(Xmax)、最小値(Xmin)およびY軸方向での最大
値(Ymax)、最小値(Ymin)をとり、その点を結んだ領
域となる(図2(a)で、破線で囲まれた領域)。そし
て、敷地外地盤の外枠線は破線で囲まれた長方形領域よ
り実測に換算して2メートルとなる長さ分外側に置か
れ、敷地外地盤(1)はかかる外枠線と敷地の境界線と
で囲まれた部分(図2(a)で、淡灰色で表された領
域)の領域となる。図2(b)は、敷地及び敷地外の点
景を含めた領域を基準に表示した敷地外地盤を示してい
る。敷地外地盤を表示させる目的の一つに、敷地外に配
置された点景(2)が浮いて表示されないようにするこ
とがあるが、この場合の表示方法はかかる目的に対応す
るものである。敷地外地盤の設定の基準となる長方形領
域は、この場合、敷地から最も遠い地点にある点景の配
置点を含むように、X軸方向での最大値(Xmax)、最小
値(Xmin)およびY軸方向での最大値(Ymax)、最小値
(Ymin)がとられ、その点を結んだ領域となる(図2
(b)で、破線で囲まれた領域)。この場合、点景の配
置点は、その点景が木であれば根元、人であれば足元と
いう具合に点景と地盤面の接点とする。この長方形領域
が決定されると、その領域より実測に換算して2メート
ルとなる長さ分外側に外枠線が置かれ、敷地外地盤が設
定される(図2(b)で、淡灰色で表された領域)。図
2(c)は、道路と重なる部分が非表示とされた敷地外
地盤を示している。住宅間取図には住宅の間取だけでな
く、敷地と敷地外との関係を示すため点景および敷地外
地盤が描かれるが、その一つとして道路(3)が描かれ
ることがある。ただ、その道路を敷地と接して配置する
と敷地外地盤の一部分と重なることになるが、この場合
は道路標示が優先され、道路との重なり部分は自動的に
非表示となる。図2(c)は、図2(a)に道路を配置
した場合の図であるが、敷地外地盤の下側部分が消え、
道路が表示されていることがわかる。
【0014】敷地の大きさや形状、点景の配置点など
は、個々の図面で異なり得るし、また図面作成作業の進
行中に幾らでも表示の変更を行うことが有り得る。した
がって、図面作業中にかかる点を考慮して作業者自身が
敷地外地盤をその都度設定するのは多大な時間消費とな
る。その点、本発明によれば、敷地と敷地外地盤に配置
される点景との位置関係、および敷地外地盤自体の大き
さが住宅間取図の見栄えを考慮して自動的に計算され表
示されるので、住宅図面作成作業の大幅な効率化が期待
される。また、すべての図面作成での敷地外地盤の設定
作業が不要となるので、図面間で敷地外地盤の表示が区
々になるのを防ぐことができる。
【0015】[実施例2] 本発明の第2の実施例を図3
に基づいて説明する。図3は、住宅外観図上の敷地外地
盤を示した図である。また、図3の(1)は、敷地外地
盤を、(2)は、点景を、(3)は、道路を示す。
【0016】本実施例は、三次元表示された住宅外観図
上に敷地外地盤を表示させる作業に関するものである。
実施例1は、住宅間取図上での敷地外地盤についてのも
のであるが、かかる住宅間取図を基に住宅外観図を起こ
す場合、住宅間取図上での敷地外地盤の表示形態を基
に、住宅外観図にも敷地外地盤(1)が表示される。し
たがって、敷地外地盤の外枠線は、点景(2)群から実
測に換算して2メートルの幅を開けて引かれている。ま
た、図3では、敷地に接して道路(3)が配置されてい
るため、本来なら敷地を取り囲んで表示される敷地外地
盤(1)の道路と重なる部分がカットされている。な
お、住宅外観図は3次元表示であるので、2次元表示の
間取図であれば全部表示される敷地外地盤であっても、
3次元表示の住宅外観図では建物や点景に隠されて非表
示となる部分が生じる。ただ、この非表示は3次元画像
のため故、道路が配置された場合とは事情が異なる。ま
た、これとは逆に、2次元表示の間取図では表示されて
いた敷地外の点景が、3次元の住宅外観図では完全に建
物に隠されて表示されない場合であっても、点景の下に
は敷地外地盤があるのであって、建物に隠されない続き
の部分はそのまま表示される。
【0017】住宅間取図に自動的に敷地外地盤を表示さ
せても、住宅外観図では改めて手入力を行わなければな
らないとすれば、図面ごとの表示が区々となるのを防ぐ
効果はあまり期待できない。この点、本発明によれば、
住宅間取図での情報が活かされて同じ建物を対象とした
住宅外観図にも同一形式の敷地外地盤が表示されるの
で、表示の統一を容易に図ることができる。
【0018】
【発明の効果】住宅間取図は、本来、建物の間取図面だ
けを表示させるものであるが、同一図面上に敷地や点景
を表示させると、建物と建物外との位置関係を表せるの
で、住宅間取図をこれまでのものよりも情報量の多い図
面に仕上げることができる。かかる場合、建物外に配置
される点景のために地盤を表示する必要があるが、本発
明によれば、住宅間取図の見栄えを考慮して、最も効果
的な表示形態が自動的に設定されるので、作業者自身の
かかる作業が必要なくなり、住宅図面作成作業の大幅な
効率化を図り得る。また、住宅間取図に敷地外地盤を表
示させると、その情報が活かされて同じ建物を対象とし
た住宅外観図にも同一形式の敷地外地盤を表示できるの
で、異なる種類の住宅図面での敷地外地盤の表示の統一
をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いての作業手順の流れを示すフロー
【図2】(a)敷地を含む長方形領域を基準に表示させ
た敷地外地盤(b)敷地及び敷地外の点景を含む長方形
領域を基準に表示させた敷地外地盤(c)道路と重なる
部分が非表示とされた敷地外地盤
【図3】住宅外観図上の敷地外地盤
【符号の説明】
1 敷地外地盤 2 点景 3 道路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 啓伸 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 村尾 康史 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 西川 浩二 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 高野 賢一 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 藤岡 一郎 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 藤原 寛典 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA03 DA02 FA10 GA01 GA04 5B050 AA00 BA09 BA17 EA19 FA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを利用した、敷地外地盤を自
    動的に設定し表示するシステムであって、座標軸を有し
    た住宅間取図を作成する作成手段または表示可能な表示
    手段と、敷地外地盤データを格納する格納手段と、住宅
    間取図上の敷地外に点景が存在するか否かを認識する認
    識手段と、該認識に応じて、敷地外に点景が存在する場
    合は敷地及び敷地外の点景を含む最小の長方形領域を、
    敷地外に点景が存在しない場合は敷地を含む最小の長方
    形領域を座標軸に対応させて算出し、算出された長方形
    領域をシステム内に保存する保存手段と、保存された長
    方形領域を一定値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷
    地外地盤を表示させる部分に優先的に表示させる物があ
    るか否かを認識する認識手段と、該認識に応じて、優先
    的に表示させる物がある場合は、その物を表示し、優先
    的に表示させる物がない場合は、そのまま敷地外地盤を
    表示する表示手段とを有することを特徴とする敷地外地
    盤自動設定表示システム
  2. 【請求項2】コンピュータを利用した、敷地外地盤を自
    動的に設定し表示する方法であって、座標軸を有した住
    宅間取図を作成する作成手段または表示可能な表示手段
    と、敷地外地盤データを格納する格納手段と、住宅間取
    図上の敷地外に点景が存在するか否かを認識する認識手
    段と、該認識に応じて、敷地外に点景が存在する場合は
    敷地及び敷地外の点景を含む最小の長方形領域を、敷地
    外に点景が存在しない場合は敷地を含む最小の長方形領
    域を座標軸に対応させて算出し、算出された長方形領域
    をシステム内に保存する保存手段と、保存された長方形
    領域を一定値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷地外
    地盤を表示させる部分に優先的に表示させる物があるか
    否かを認識する認識手段と、該認識に応じて、優先的に
    表示させる物がある場合は、その物を表示し、優先的に
    表示させる物がない場合は、そのまま敷地外地盤を表示
    する表示手段とを有することを特徴とする敷地外地盤自
    動設定表示方法
  3. 【請求項3】コンピュータにより読み取り可能であり、
    敷地外地盤自動設定表示プログラムが記録された記憶媒
    体であって、敷地外地盤自動設定表示プログラムは、座
    標軸を有した住宅間取図を作成する作成手段または表示
    可能な表示手段と、敷地外地盤データを格納する格納手
    段と、住宅間取図上の敷地外に点景が存在するか否かを
    認識する認識手段と、該認識に応じて、敷地外に点景が
    存在する場合は敷地及び敷地外の点景を含む最小の長方
    形領域を、敷地外に点景が存在しない場合は敷地を含む
    最小の長方形領域を座標軸に対応させて算出し、算出さ
    れた長方形領域をシステム内に保存する保存手段と、保
    存された長方形領域を一定値拡大して敷地外地盤を設定
    する際、敷地外地盤を表示させる部分に優先的に表示さ
    せる物があるか否かを認識する認識手段と、該認識に応
    じて、優先的に表示させる物がある場合は、その物を表
    示し、優先的に表示させる物がない場合は、そのまま敷
    地外地盤を表示する表示手段とを有することを特徴とす
    る記憶媒体
  4. 【請求項4】コンピュータに、座標軸を有した住宅間取
    図を作成する作成手段または表示可能な表示手段と、敷
    地外地盤データを格納する格納手段と、住宅間取図上の
    敷地外に点景が存在するか否かを認識する認識手段と、
    該認識に応じて、敷地外に点景が存在する場合は敷地及
    び敷地外の点景を含む最小の長方形領域を、敷地外に点
    景が存在しない場合は敷地を含む最小の長方形領域を座
    標軸に対応させて算出し、算出された長方形領域をシス
    テム内に保存する保存手段と、保存された長方形領域を
    一定値拡大して敷地外地盤を設定する際、敷地外地盤を
    表示させる部分に優先的に表示させる物があるか否かを
    認識する認識手段と、該認識に応じて、優先的に表示さ
    せる物がある場合は、その物を表示し、優先的に表示さ
    せる物がない場合は、そのまま敷地外地盤を表示する表
    示手段とを実行させるためのプログラム
  5. 【請求項5】座標軸を有した住宅間取図を作成する作成
    手段または表示可能な表示手段と、敷地外地盤データを
    格納する格納手段と、住宅間取図上の敷地外に点景が存
    在するか否かを認識する認識手段と、該認識に応じて、
    敷地外に点景が存在する場合は敷地及び敷地外の点景を
    含む最小の長方形領域を、敷地外に点景が存在しない場
    合は敷地を含む最小の長方形領域を座標軸に対応させて
    算出し、算出された長方形領域をシステム内に保存する
    保存手段と、保存された長方形領域を一定値拡大して敷
    地外地盤を設定する際、敷地外地盤を表示させる部分に
    優先的に表示させる物があるか否かを認識する認識手段
    と、該認識に応じて、優先的に表示させる物がある場合
    は、その物を表示し、優先的に表示させる物がない場合
    は、そのまま敷地外地盤を表示する表示手段と、敷地外
    地盤を表示した住宅間取図を配信先の配信要求に応じて
    配信する配信管理手段とを備えたことを特徴とする配信
    サーバ装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04145580A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Shimizu Corp ランドスケープ計画システム
JPH09259160A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Misawa Homes Co Ltd プレゼンテーションシステム

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