JP2002287438A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002287438A
JP2002287438A JP2001084586A JP2001084586A JP2002287438A JP 2002287438 A JP2002287438 A JP 2002287438A JP 2001084586 A JP2001084586 A JP 2001084586A JP 2001084586 A JP2001084586 A JP 2001084586A JP 2002287438 A JP2002287438 A JP 2002287438A
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toner density
density sensor
toner
reference patch
unit
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JP2001084586A
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Eiji Shimura
志村英次
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Seiko Epson Corp
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度にかつ効率よくトナー濃度センサを校正
し、このセンサと被測定物以外にある基準パッチとを対
面するための専用の駆動源を不要にする。 【解決手段】二次転写ローラ8aの中間転写ベルト7a
に対する離接動作に応じて、トナー濃度センサ17が移
動して二次転写ローラ8aおよびこの二次転写ローラ8
a上でない所定個所に設けた基準パッチ19のいずれか
一方に選択的に対面するようになる。これにより、トナ
ー濃度センサ17の移動のタイミングが適切に設定され
るようになる。したがって、二次転写ローラ8a上の濃
度がより正確に読み取られるようになり、トナー濃度セ
ンサ17が高精度にかつ効率よく校正可能となる。ま
た、トナー濃度センサ17の移動の駆動手段として二次
転写ローラ8aの離接動作の駆動手段が兼用可能とな
り、トナー濃度センサ17の移動のための専用の駆動手
段が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定タイミングに
像担持体上に形成したトナー像の濃度をトナー濃度セン
サで検出してプロセスコントロールを行う画像形成装置
の技術分野に属し、特に、基準パッチを用いて、トナー
濃度センサを校正するようになっている画像形成装置の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】例えばカラー画像形成装置においては、従
来、画質向上・維持の観点から、例えば電源投入時ある
いは所定画像形成枚数毎等の通常の画像形成動作時以外
の所定タイミングにプロセスコントロールを行うように
なっている装置が一般的である。このプロセスコントロ
ールは、前述の所定タイミングに所定条件でトナー像を
像担持体に形成し、そのトナー像の光学濃度を反射型の
トナー濃度センサで検出(以下、読取ともいう)し、そ
の読取結果に基づいてプロセス条件を制御しようとする
ものである。その場合、この制御の対象は、現像バイア
ス、帯電バイアス、現像器内へのトナー補給が一般的で
ある。
【0004】プロセスコントロールに用いられる反射型
のトナー濃度センサは発光部と受光部とからなり、被測
定物に発光部から光(一般には、近赤外光)を照射し、
被測定物からのこの光の反射光を受光部で受光すること
で、被測定物上のトナー量を推定するようになってい
る。
【0005】ところで、トナー濃度センサにおけるトナ
ー量の検出精度を向上するためには、このトナー濃度セ
ンサの校正が必要である。このトナー濃度センサの校正
方法として、従来、発光部からの光を別の受光素子で発
光量をモニタし、その結果で発光量を制御することによ
り校正する方法、および別に設けられた濃度の基準パッ
チからの反射(散乱)光量を一定にするように光量を制
御する方法が採用されている。基準パッチを用いる方法
においては、基準パッチを被測定物上に予め基準パッチ
を作成しておく方法が提案され、かつ実用化されてい
る。
【0006】しかし、画像形成装置では、従来一般に、
被測定物である像担持体上に転写後に残留するは残余ト
ナーを除去回収するためのクリーニングユニットが設け
られているため、このクリーニングユニットのクリーニ
ングブレード等により、像担持体の表面が擦過を受ける
ようになる。このため、像担持体上の基準パッチも擦過
を受けるようになり、基準パッチの光学特性が経時変化
してしまうという問題がある。このため、従来、被測定
物上でない個所に、基準パッチが形成された基準板を設
けることで、基準パッチの光学特性の経時変化を抑制す
ることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
被測定物上でない個所に基準パッチを設けると、トナー
濃度センサを被測定面と基準板との間で移動させなけれ
ばならないが、そのためには、トナー濃度センサのこの
移動のタイミングをできるだけ適切に設定することによ
り、被測定物上の濃度をより正確に読み取って、高精度
にかつ効率よくトナー濃度センサの校正を行うことが求
められる。また、トナー濃度センサを移動するための専
用の駆動源が別途必要になり、構成が複雑となるばかり
でなく部品点数が増え、しかも、その駆動源の制御が面
倒であるという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、トナー濃度センサを被測定
物およびこの被測定物以外の個所に設けた基準パッチの
いずれかに選択的に対面させるタイミングをより適切に
設定して、トナー濃度センサの校正を高精度にかつ効率
よく行うことのできる画像形成装置を提供することであ
る。本発明の他の目的は、被測定物上でない個所に基準
パッチを設けながら、しかも、トナー濃度センサを被測
定物および基準パッチのいずれかに選択的に対面させる
ための専用の駆動源を不要にするとともに、この選択的
対面の制御をより簡単にできる画像形成装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1の発明は、像担持体に対して離接動作可能
に設けられたユニットを備えるとともに、トナー濃度セ
ンサで画像形成時にトナーが付着する被測定物上のトナ
ー濃度を検出し、その検出結果に基づいてプロセスコン
トロールを行うとともに、トナー濃度の基準パッチに基
づいてトナー濃度センサを校正するようになっている画
像形成装置において、前記被測定物上でない所定個所に
前記基準パッチが設けられており、前記トナー濃度セン
サが前記被測定物の被測定面および前記基準パッチにそ
れぞれ選択的に対面可能になっているとともに、前記ユ
ニットの離接動作に応じて前記トナー濃度センサおよび
前記基準パッチの少なくとも一方が移動し、前記トナー
濃度センサと前記基準パッチとが対面するようになって
いることを特徴としている。
【0010】また、請求項2の発明は、前記トナー濃度
センサおよび前記基準パッチの少なくとも一方を移動す
るための駆動手段に、前記ユニットの離接動作を行う駆
動手段が兼用されていることを特徴としている。更に、
請求項3の発明は、前記被測定物が前記像担持体に離接
可能でかつ回転可能な転写部材であり、前記トナー濃度
センサが前記転写部材と前記像担持体との当接部より転
写部材回転方向下流側に設けられており、前記ユニット
の前記像担持体への当接時に前記トナー濃度センサと前
記基準パッチとが対面するようになっていることを特徴
としている。
【0011】更に、請求項4の発明は、前記被測定物が
回転可能な中間転写部材であるとともに、この中間転写
部材に離接可能に設けられたクリーニング部材を備え、
前記トナー濃度センサが前記中間転写部材と前記クリー
ニング部材との当接部より中間転写部材回転方向上流側
および中間転写部材回転方向下流側のいずれか一方に設
けられており、前記ユニットの前記像担持体への当接時
に前記トナー濃度センサと前記基準パッチとが対面する
ようになっていることを特徴としている。
【0012】更に、請求項5の発明は、前記被測定物が
回転可能な感光体であるとともに、この感光体に離接可
能に設けられた現像部材を備え、前記トナー濃度センサ
が前記感光体と前記現像部材との当接部より感光体回転
方向下流側に設けられており、前記ユニットの前記像担
持体への当接時に前記トナー濃度センサと前記基準パッ
チとが対面するようになっていることを特徴としてい
る。
【0013】更に、請求項6の発明は、前記被測定物が
回転可能な転写部材であり、前記トナー濃度センサが前
記転写部材と前記像担持体との当接部より転写部材回転
方向下流側に設けられており、前記ユニットの前記像担
持体からの離間時に前記トナー濃度センサと前記基準パ
ッチとが対面するようになっていることを特徴としてい
る。
【0014】更に、請求項7の発明は、前記被測定物が
回転可能な中間転写部材であるとともに、この中間転写
部材に離接可能に設けられたクリーニング部材を備え、
前記トナー濃度センサが前記中間転写部材と前記クリー
ニング部材との当接部より中間転写部材回転方向上流側
に設けられており、前記ユニットの前記像担持体からの
離間時に前記トナー濃度センサと前記基準パッチとが対
面するようになっていることを特徴としている。
【0015】更に、請求項8の発明は、前記被測定物が
回転可能な感光体であるとともに、この感光体に離接可
能に設けられた現像部材を備え、前記トナー濃度センサ
が前記感光体と前記現像部材との当接部より感光体回転
方向下流側に設けられており、前記ユニットの前記像担
持体からの離間時に前記トナー濃度センサと前記基準パ
ッチとが対面するようになっていることを特徴としてい
る。
【0016】更に、請求項9の発明は、前記ユニットの
離接動作が、転写ユニットの転写部材の前記像担持体に
対する離接動作、クリーニングユニットのクリーニング
部材の前記像担持体に対する離接動作、現像ユニットの
現像部材の前記像担持体に対する離接動作、および中間
転写ユニットの感光体に対する離接動作のいずれか1で
あることを特徴としている。
【0017】更に、請求項10の発明は、前記被測定物
および前記像担持体はともに回転可能な感光体であり、
またこの感光体に離接可能に設けられた複数個の現像部
材およびこれらの現像部材が回転可能に設けられたロー
タリを有する現像ユニットが設けられており、前記ロー
タリが回転することで、前記複数の現像器の各現像部材
が選択的に前記感光体に対して離接するようになってい
るとともに、前記ユニットの離接動作は、前記現像ユニ
ットの前記現像部材の前記感光体に対する離接動作であ
ることを特徴としている。
【0018】更に、請求項11の発明は、前記トナー濃
度センサが少なくとも前記基準パッチに対面していると
きに囲い部材で囲まれるようになっていることを特徴と
している。更に、請求項12の発明は、前記トナー濃度
センサおよび前記基準パッチの少なくとも一方が移動す
るときに、前記トナー濃度センサおよび前記基準パッチ
の少なくとも一方がクリーニングされるようになってい
ることを特徴としている。
【0019】
【作用】このように構成された本発明の画像形成装置に
おいては、ユニットの離接動作に応じて、トナー濃度セ
ンサおよび被測定物上でない所定個所に設けた基準パッ
チの少なくとも一方が移動して、トナー濃度センサと基
準パッチとが対面するようになる。したがって、トナー
濃度センサおよび基準パッチの少なくとも一方の移動の
タイミングが適切に設定されるようになる。これによ
り、被測定物上の濃度がより正確に読み取られるように
なり、トナー濃度センサが高精度にかつ効率よく校正可
能となる。
【0020】また、トナー濃度センサおよび基準パッチ
の少なくとも一方の移動の駆動手段としてユニットの駆
動手段が兼用可能となるので、トナー濃度センサおよび
基準パッチの少なくとも一方の移動のための専用の駆動
手段が不要となり、部品点数が低減し、その分、構成が
簡単になるとともに、トナー濃度センサおよび基準パッ
チの少なくとも一方の移動の制御がより簡単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る画像
形成装置の実施の形態の第1例を示し、(a)はその全
体構成を模式的に示す図、(b)は(a)におけるトナ
ー濃度センサ設置部の部分拡大図である。
【0022】図1(a)に示すように、この第1例の画
像形成装置1は、従来公知のフルカラ−の中間転写型の
画像形成装置と同じものであるが、一応、簡単に説明す
ると、形成しようとする画像が、一様帯電された感光体
2上に静電潜像として露光される。次いで、この感光体
2上の静電潜像は回転型の現像ユニットにおけるロータ
リ9に設けられた、イエロー、マゼンタ、シアン、およ
び黒の各非磁性一成分現像器3,4,5,6の各色のトナ
ーによって順に(各色の順序は任意)現像されて中間転
写ユニット7の無端状の中間転写ベルト(本発明の像担
持体に相当)7a上に順に転写されることにより、各色
の色合わせをされて一次転写される。その場合、ロータ
リ9の回転により、各現像器3,4,5,6の現像ローラ
3a,4a,5a,6aが感光体2に対して離接動作する
ようになっている。
【0023】更に、この中間転写ベルト7aが回転する
ことにより中間転写ベルト7a上の一次転写像が二次転
写ユニット8(本発明の像担持体に離接動作可能に設け
られたユニットに相当)の方へ送られるとともに、この
二次転写ユニット8の二次転写ローラ(本発明の被測定
物および像担持体に離接動作可能に設けられた転写部材
に相当)8aが点線位置から実線位置へ移動して中間転
写ベルト7aに当接することによって、紙搬送手段で搬
送されてくる紙10に二次転写され、その後定着器11
で定着することにより、紙10上に定着像(所望の画
像)が得られるようになっている。
【0024】そして、トナー像が中間転写ベルト7a上
に転写された後、感光体2上に残留する残余トナーは各
色毎にクリーニングユニット12のクリーニングブレー
ド12aにより除去され、残余トナーボックスに回収さ
れる。このクリーニングブレード12aは各色のトナー
像の中間転写ユニット7の中間転写ベルト7aへの一次
転写終了毎に残余トナーを除去するようになっている。
また、中間転写ベルト7a上の一次転写像が転写材10
上に二次転写された後、中間転写ベルト7a上に残留す
る残余トナーも同様にクリーニングユニット13のクリ
ーニングブレード13aにより除去され、残余トナーボ
ックスに回収される。その場合、このクリーニングブレ
ード13aは、一次転写像の紙10への二次転写が終了
するまでは、残余トナーのクリーニングを行わない位置
に設定され、紙10への二次転写が終了したときに残余
トナーのクリーニングを行う位置に設定されて残余トナ
ーを除去するようになっている。残余トナー除去が終了
すると、再びクリーニングを行わない位置に設定され、
中間転写ベルト7a上での各色のトナーの色合わせに支
障を来さないようになっている。
【0025】中間転写ユニット7の無端状の中間転写ベ
ルト7aは、この第1例の場合には2個のローラ14,
15に回転可能に掛け渡されている。一方のローラ14
は転写部において二次転写ユニット8の二次転写ローラ
8aに対向して設けられており、二次転写ローラ8aは
その転写動作時にこのローラ14に当接し、転写動作終
了時にはローラ14から離隔するようになっている。
【0026】また、この第1例の画像形成装置1におい
ても、従来と同様に例えば電源投入時あるいは所定画像
形成枚数毎等の、通常の画像形成動作時以外の所定タイ
ミングにおいて、トナー濃度センサ17によってトナー
濃度を読み取り、その読取結果に基づいてプロセスコン
トロールを行うようになっている。その場合、トナー濃
度センサ17は転写部より二次転写ローラ8aの回転方
向下流側でこの二次転写ローラ8aに対面しかつ所定間
隙をおいて設けられている。このトナー濃度センサ17
は、二次転写ローラ8aおよびこの二次転写ローラ8a
上のトナー濃度等の光学濃度を読み取るようになってい
る。更に、トナー濃度センサ17は、二次転写ローラ8
aに対面する側が開口した囲い部材18によって囲まれ
ている。
【0027】トナー濃度センサ17の濃度検出方式は、
図2(a)に示すように鏡面反射(正反射)方式および
同図(b)に示すように拡散反射方式の2つの方式があ
る。鏡面反射方式は発光素子であるLED20と受光素
子21とが被測定物である二次転写ローラ8aの被測定
面に対し正反射位置に配置され、LED20の発射光が
被測定面で正反射した正反射光を受光素子21で受光す
るようになっている。一方、拡散反射方式はLED20
と受光素子21とが被測定面に対し任意の反射位置に配
置され、LED20の発射光が被測定面で反射した任意
の反射光を受光素子21で受光するようになっている。
【0028】いずれのトナー濃度検出方式においても、
LED20の光の波長は950mm程度の近赤外光が一
般的であり、この波長に対して、カラートナー(イエロ
ートナー、マゼンタトナー、シアントナー)は拡散反射
性を示し、また、ブラックトナーは吸収特性を示す。
【0029】この第1例の画像形成装置1のトナー濃度
センサ17は従来と同様の波長の近赤外光を用いたLE
D20および受光素子21から構成されているととも
に、二次転写ローラ8aは表面の色が白色に設定されて
白色転写体(鏡面)としている。このように白色転写体
(鏡面)を用いた拡散反射方式では、図3(a)に示す
ようにカラートナーの濃度検出信号は、中間転写ベルト
7aの濃度検出信号値からトナ−量が増大するにつれて
最初急増した後斬増し、またブラックトナーの濃度検出
信号はトナ−量が増大するにつれて最初急減した後斬減
するようになる。
【0030】なお、この白色転写体(鏡面)を用いた拡
散反射方式以外の他のトナー濃度検出方式も用いること
ができる。すなわち、他のトナー濃度検出方式の1つと
して、図3(b)に示すように、被測定物である二次転
写ローラ8aの表面の色が黒色に設定されて、黒色転写
体(鏡面)として形成された二次転写ローラ8aを用い
た拡散反射方式が可能である。このトナー濃度検出方式
に用いられるトナー濃度センサ17では、カラートナー
の検出信号はトナ−量が増大するにつれて大きく増大す
るが、ブラックトナーの検出信号はほとんど出力され
ず、ほとんど検出不能である。
【0031】他のトナー濃度検出方式の他の1つとし
て、図3(c)に示すように、被測定物である二次転写
ローラ8aの表面の色が白色に設定されて、白色転写体
(鏡面)として形成された二次転写ローラ8aを用いた
鏡面反射方式が可能である。このトナー濃度検出方式に
用いられるトナー濃度センサ17では、カラートナーの
検出信号はトナ−量が増大するにつれて斬減し、またブ
ラックトナーの検出信号はトナ−量が増大するにつれて
カラートナーよりも大きく斬減し、一方、鏡面反射方式
の場合と同様にトナ−量が増大するにつれて斬減するよ
うになる。
【0032】他のトナー濃度検出方式の更に他の1つと
して、図3(d)に示すように、被測定物である二次転
写ローラ8aの表面の色が黒色に設定されて、黒色転写
体(鏡面)として形成された二次転写ローラ8aを用い
た鏡面反射方式が可能である。このトナー濃度検出方式
に用いられるトナー濃度センサ17では、前述の白色転
写体(鏡面)を用いた鏡面反射方式の場合とほぼ同様で
あり、カラートナーの検出信号はトナ−量が増大するに
つれて斬減し、またブラックトナーの検出信号はトナ−
量が増大するにつれてカラートナーよりも大きく斬減す
る。
【0033】そして、図1(b)に拡大して示すよう
に、トナー濃度センサ17は二次転写ローラ8aに対面
する位置(実線位置)と、図1に点線で示す基準パッチ
19に対面する位置(点線位置)との間で回転可能とさ
れている。その場合、トナー濃度センサ17のこの回転
動作は、二次転写ローラ8aの中間転写ベルト7aに対
する離接動作に連動するようになっている。具体的に
は、二次転写ローラ8aが中間転写ベルト7aに当接す
る動作に連動してトナー濃度センサ17が回転してその
センサ面17aが二次転写ローラ8aに対面する位置に
設定され、二次転写ローラ8aが中間転写ベルト7aか
ら離間する動作に連動して(応じて)トナー濃度センサ
17が回転してそのセンサ面17aが基準パッチ19に
対面する位置に設定される。
【0034】前述のように、カラートナーとブラックト
ナーとではトナー濃度センサの波長に対する反射特性が
異っている。そこで、図1(a)に示す画像形成装置に
おいて、基準パッチ19としてカラートナー校正用の基
準パッチとブラックトナー校正用の基準パッチと少なく
とも各1つずつ形成してある。この基準パッチとして
は、例えば、所望の濃度となる、つまり、べたトナー量
の目標値がある。
【0035】ここで、トナー濃度センサ17の校正方法
であるが、まず、トナー濃度センサ17が二次転写ロー
ラ8aを向くように一度二次転写ローラ8aを中間転写
ベルト7aに接触させる。この状態で、トナー濃度セン
サ17を作動させ、トナー付着のない二次転写ローラ8
aから帰ってくる検出信号を所定信号となるようLED
に流す電流を調整する。この電流値を以降の動作で継続
する。しかる後、二次転写ローラ8aを中間転写ベルト
7aから離間させ、トナー濃度センサ17を基準パッチ
19と対向させる。その移動の際、トナー濃度センサ1
7はまずブラックトナーの基準パッチを通過し、そのと
きその基準パッチから帰ってくる検出信号を取得する。
更に移動すると、今度はカラートナーの基準パッチを通
過し、そのときその基準パッチから帰ってくる検出信号
を取得する。この一連の動作によって、トナー濃度検出
において目標となる検出信号値が明確になる。つまり、
以降のトナー濃度パッチ検出において、基準パッチから
の検出信号に近い、もしくは、その値になるパッチ形成
条件を見つけることで、べたトナー量を目標とすること
が可能となる。なお、パッチ像を二次転写ローラ8aに
転写する場合は非通紙に設定している。
【0036】また、カラートナーの場合、トナー量に対
する検出信号の特性グラフ(例えば、図3(a))が色
毎で変わってしまう場合、もしくは、色毎で目標とする
べたトナー量が変わる場合は、各色毎に基準パッチを形
成しておいてもよい。もしくは、これらの特性は経時的
に変化するものではなく普遍的に決まるので、検出値を
色により補正することでも対応できる。
【0037】なお、低濃度側も画像目標を設定する動作
が必要な場合は、基準パッチに低濃度側の目標濃度パッ
チを基準パッチとして作成しておけばよい。また、基準
パッチとして目標濃度のパッチを形成するのではなく、
トナー量の絶対値がわかるようなものを用い、その絶対
値から目標とするトナー量(濃度)にするためのパッチ
形成条件を見つける方法を取っても良い。
【0038】また、基準パッチにブラックトナーを形成
しなくとも、ブラックトナーのトナー濃度検出は可能で
ある。つまり、ブラックトナーの検出に関しては、LE
D消灯時の信号がブラックトナーの飽和付着時の検出信
号であると考えられるので、その値とトナー未付着の信
号とにより、ブラックトナーの検出カーブが図3(a)
のように想定できるからである。
【0039】さらにまた、本実施形態においては、二次
転写ローラ8aによりLEDの光量調整を行っている
が、基準パッチに光量調整用のパッチを別途用いても良
い。例えば、基準パッチとして、ブラックトナーべた濃
度目標用基準パッチ、カラートナーべた濃度目標用基準
パッチ、光量調整用基準パッチをこの順に形成し、トナ
ー濃度センサ17が基準パッチ19に対面しているとき
に光量調整用基準パッチと対向しているとする。この場
合のトナー濃度センサの校正方法であるが、まず、トナ
ー濃度センサ17を動作させ、光量調整用基準パッチか
らの検出信号が所定信号となるようLEDに流す電流を
調整する。この電流値を以降の動作で継続する。
【0040】しかる後、二次転写ローラ8aを中間転写
ベルト7aに接触させる動作(つまりトナー濃度を検出
する動作)に連動し、トナー濃度センサ17が基準パッ
チ19から二次転写ローラ8aへと向きを変える動作の
中で、トナー濃度センサ17は基準パッチ19上のカラ
ートナーの基準パッチとブラックトナーの基準パッチを
通過するので、その通過時にその各基準パッチから帰っ
てくる検出信号を取得する。以降のトナー濃度パッチ検
出において、基準パッチからの検出信号に近い、もしく
は、その値になるパッチ形成条件を見つけることで、べ
たトナー量を目標にすることが可能となる。
【0041】このように二次転写ローラ8aの中間転写
ベルト7aに対する離接動作に連動してトナー濃度セン
サ17を回転させることにより、トナー濃度センサ17
の移動のタイミングを適切に設定できる。したがって、
二次転写ローラ8a上の濃度をより正確に読み取ること
ができ、高精度にかつ効率よくトナー濃度センサ17の
校正を行うことができる。なお、読取りが終わった二次
転写ローラ8a上のトナーパッチ像は通常とは逆バイア
スを印加して、中間転写ベルト7aへ静電的に戻してあ
げて中間転写ベルト7aをクリーニングすることで除去
することができる。もしくは、他の例としては、この二
次転写ローラ8a上のトナーパッチ像は二次転写ローラ
8aのクリーニング手段を別途用いてそのクリーニング
手段で除去することができる。
【0042】また、トナー濃度センサ17の回転動作の
駆動手段として、二次転写ローラ8aの駆動手段を兼用
することができるようになる。したがって、トナー濃度
センサ17の回転動作の専用の駆動手段が不要となり、
部品点数が低減し、その分、構成が簡単になるととも
に、トナー濃度センサ17の回転動作の制御がより簡単
になる。
【0043】更に、二次転写ローラ8a上でない個所に
基準パッチ19を設けているので、基準パッチ19の光
学特性の経時変化を抑制でき、基準パッチ19からの反
射(散乱)光量をより長期に一定にできるようになる。
したがって、トナー濃度センサ19の校正を長期わたっ
てより正確に行うことができる。
【0044】更に、トナー濃度センサ17を転写部に近
くかつこの転写部より転写ローラ回転方向下流側に二次
転写ローラ8aに対面して設けているので、中間転写ベ
ルト7aから直接二次転写ローラ8aに転写されたトナ
ー像をトナー濃度センサ17によりセンシング可能とな
る。これにより、二次転写後のトナー像をセンシングす
ることになるので、二次転写の影響を考慮したトナー像
をセンシングできる。したがって、紙10に転写された
トナー像により近い状態で濃度センシングを行うことが
でき、トナー濃度をより正確に読み取ることができる。
これにより、プロセスコントロールをより正確に行うこ
とができるようになる。
【0045】更に、トナー濃度センサ17が基準パッチ
19に対面しているときは、囲い部材18でセンサ面1
7aが囲まれるようになるので、このセンサ面17aが
飛散するトナー等により汚染されるのを抑制できる。し
かも、画像形成動作時間のうち転写動作時間が比較的短
いことから、二次転写ローラ8aの中間転写ベルト7a
からの離間時間が二次転写ローラ8aの中間転写ベルト
7aへの当接時間より長く設定されるようになる。した
がって、トナー濃度センサを、基準パッチ19に対面す
る位置、換言すれば汚染から待避可能な位置にいる時間
を長く設定できるので、トナー濃度センサの汚れを更に
一層抑制できる。特に、この第1例のように二次転写動
作に入るまでに4色のカラーについて中間転写ベルト7
aが4回転する必要があることから、二次転写ローラ8
aの前述の離間時間が前述の当接時間より更に長く設定
されるので、トナー濃度センサの汚れを更に効果的に抑
制できる。
【0046】図4は、本発明の実施の形態の第2例を示
す模式的にかつ部分的に示す図である。なお、以下の各
例の説明において、それより前の例の構成要素と同じ構
成要素には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省
略する。前述の第1例では、トナー濃度センサ17を二
次転写ローラ8aに対面する位置と基準パッチ19に対
面する位置との間で回転運動させているが、この第2例
の画像形成装置1では、図4に示すようにトナー濃度セ
ンサ17を二次転写ローラ8aに対面する位置と基準パ
ッチ19に対面する位置との間で直線運動させている。
この第2例の画像形成装置1の他の構成は第1例と同じ
であるとともに、第2例の作用効果も第1例とほぼ同じ
である。
【0047】図5は、本発明の実施の形態の第3例を示
す模式的にかつ部分的に示す図である。前述の第1およ
び第2例では、いずれも、トナー濃度センサ17が二次
転写ローラ8aに対面可能に設けられているが、第3例
の画像形成装置1では、トナー濃度センサ17が中間転
写ベルト7a(本発明の像担持体および被測定物に相
当)に対面可能に設けられている。
【0048】また、第1および第2例では、いずれも、
トナー濃度センサ17が二次転写ローラ8aの中間転写
ベルト7aに対する離接動作に連動するようにして設け
られているが、この第3例の画像形成装置1では、トナ
ー濃度センサ17がクリーニングブレード(本発明のク
リーニング部材に相当)13aの中間転写ベルト7aに
対する離接動作に連動するようにして設けられている。
【0049】すなわち、図5に示すようにこの第3例の
画像形成装置1では、トナー濃度センサ17がクリーニ
ングブレード13aと中間転写ベルト7aとの当接部よ
り中間転写ベルト7aの回転方向上流側で、ローラ15
に支持される中間転写ベルト7aの部分7bに対面しか
つ所定間隙をおいて設けられている。このトナー濃度セ
ンサ17は、クリーニングブレード13aと中間転写ベ
ルト7aとの当接部より中間転写ベルト7aの回転方向
上流側の中間転写ベルト7aおよびこの中間転写ベルト
7a上のトナー濃度等の光学濃度を検出するようになっ
ている。
【0050】また、中間転写ベルト7a上でない所定の
個所には、前述の第1例と同じ基準パッチ19が囲い部
材18に囲まれるようにして設けられている。そして、
トナー濃度センサ17は、図5に実線で示す中間転写ロ
ーラ7aに対面する位置と、図5に点線で示す基準パッ
チ19に対面する位置との間で回転可能とされている。
その場合、トナー濃度センサ17のこの回転動作は、ク
リーニングブレード13aの中間転写ベルト7aに対す
る離接動作に連動するようになっている。具体的には、
クリーニングブレード13aが実線で示すように中間転
写ベルト7aに当接する動作に連動してトナー濃度セン
サ17が回転して中間転写ベルト7aの部分7bに対面
する実線で示す位置に設定され、クリーニングブレード
13aが点線で示すように中間転写ベルト7aから離間
する動作に連動してトナー濃度センサ17が回転して基
準パッチ19に対面する点線位置に設定される。
【0051】このように構成された第3例の画像形成装
置1によれば、クリーニングブレード7aの中間転写ベ
ルト7aに対する離接動作に連動して、トナー濃度セン
サ17を回転することにより、第1例と同様にして、中
間転写ベルト7a上の濃度をより正確に読み取ることが
でき、高精度にかつ効率よくトナー濃度センサ17の校
正を行うことができ、また、トナー濃度センサ17の駆
動手段にクリーニングブレード7aの駆動手段を兼用で
きるとともに、トナー濃度センサ17の回転動作の制御
をより簡単にできる。
【0052】また、中間転写ベルト7a上にトナーパッ
チを形成し、そのトナーパッチを紙10に転写すること
なく、クリーニングする際にトナー濃度を読みとること
が可能となる。更に、画像形成動作時間のうちクリーニ
ング動作時間が比較的短いことから、クリーニングブレ
ード13aの中間転写ベルト7aからの離間時間がクリ
ーニングブレード13aの中間転写ベルト7aへの当接
時間より長く設定されるので、第1例と同様にトナー濃
度センサの汚れを抑制できる。特に、この第3例のよう
にクリーニング動作に入るまでに4色のカラーについて
中間転写ベルト7aが4回転する必要があるので、トナ
ー濃度センサの汚れを更に効果的に抑制できる。
【0053】更に、クリーニングブレード13aが離間
しているとき、その離間隙間からトナーが飛散する可能
性があるが、そのとき、トナー濃度センサ17は待避位
置に設定されるので、この飛散トナーによる汚染を抑制
できる。更に、クリーニングブレードで中間転写ベルト
7aの表面をクリーニングしてトナーや異物を除去した
状態でこの表面の濃度(つまり、反射率)を検出できる
ので、これらのトナーや異物に影響されずに正確な表面
濃度を検出できる。しかも、中間転写ベルト7aの反射
率が部分部分で異なる可能性があることから、このよう
にトナー像を形成する個所の反射率を測定することで、
表面濃度の検出精度を向上できる。
【0054】更に、クリーニングブレード13aの中間
転写ベルト7aへの当接時は二次転写ユニット8の紙1
0への転写時であることから、転写後に紙10が中間転
写ベルト7aに巻き付いた場合に、トナー濃度センサ1
7により中間転写ベルト7aへの紙10の巻付きを検出
することができる。この第3例の画像形成装置1の他の
構成および他の作用効果は、第1例と実質的に同じであ
る。なお、この第3例では、クリーニングユニット13
が本発明の像担持体に対して離接動作可能に設けられた
ユニットを構成している。
【0055】なお、トナー濃度センサ17はクリーニン
グブレード13aと中間転写ベルト7aとの当接部より
中間転写ベルト7aの回転方向上流側であれば、中間転
写ベルト7aの部分7b以外の他の部分に対面するよう
に設けることもできる。特に、感光体2からのトナーの
一次転写位置より中間転写ベルト7aの回転方向下流側
で二次転写位置より上流側に、トナー濃度センサ17を
配置することにより、転写前のより現実のトナー濃度を
読み取ることができる。
【0056】また、トナー濃度センサ17を二次転写ロ
ーラ8aの離接動作に連動させることもできる。すなわ
ち、この場合は二次転写ローラ8aが中間転写ベルト7
aに当接する動作に連動してトナー濃度センサ17が中
間転写ベルト7aの部分7bに対面する実線で示す位置
に設定され、二次転写ローラ8aが中間転写ベルト7a
から離間する動作に連動してトナー濃度センサ17が基
準パッチ19に対面する点線位置に設定される。更にま
た、第1例において、二次転写ローラ8aにクリーニン
グ手段を用いる例を説明したが、トナー濃度センサ17
をそのクリーニング手段の離接動作に連動させて二次転
写ローラ8aと基準パッチ19との間を回転移動させて
も良い。
【0057】図6は、本発明の実施の形態の第4例を示
す模式的にかつ部分的に示す図である。この第4例の画
像形成装置1では、図6に示すようにトナー濃度センサ
17がクリーニングブレード13aと中間転写ベルト7
aとの当接部より中間転写ベルト(本発明の像担持体お
よび被測定物に相当)7aの回転方向下流側で、ローラ
15に支持される中間転写ベルト7aの部分7bに対面
しかつ所定間隙をおいて設けられている。このトナー濃
度センサ17は、クリーニングブレード(本発明のクリ
ーニング部材に相当)13aと中間転写ベルト7aとの
当接部より中間転写ベルト7aの回転方向下流側の中間
転写ベルト7aおよびこの中間転写ベルト7a上のトナ
ー濃度等の光学濃度を検出するようになっている。
【0058】また、第4例の画像形成装置1では、前述
の第3例と同様に、トナー濃度センサ17がクリーニン
グブレード13aの離接動作に連動するようにして設け
られているが、その場合第3例とは逆に、クリーニング
ブレード13aが実線で示すように中間転写ベルト7a
から離間する動作に連動してトナー濃度センサ17が回
転して中間転写ベルト7aの部分7bに対面する実線で
示す位置に設定され、クリーニングブレード13aが点
線で示すように中間転写ベルト7aに当接する動作に連
動してトナー濃度センサ17が回転して基準パッチ19
に対面する点線位置に設定される。
【0059】このように構成された第4例の画像形成装
置1においては、クリーニングブレード13aにより中
間転写ベルト7aの表面をクリーニングした後に、トナ
ー濃度センサ17でこの表面の濃度を検出するようにで
きるので、トナー付着がない状態で中間転写ベルト7a
の表面濃度を検出できる。
【0060】また、クリーニングブレード13aが中間
転写ベルト7aに当接したクリーニング時にトナー濃度
センサ17を基準パッチ19に対面させて待避位置にし
ているので、クリーニング時にクリーニングされたトナ
ーによるトナー濃度センサ17の汚染が抑制される。こ
の第4例の画像形成装置1の他の構成および他の作用効
果は、第3例とほぼ同じである。なお、この第4例で
は、クリーニングユニット13が本発明の像担持体に対
して離接動作可能に設けられたユニットを構成してい
る。
【0061】なお、トナー濃度センサ17はクリーニン
グブレード13aと中間転写ベルト7aとの当接部より
中間転写ベルト7aの回転方向下流で、中間転写ベルト
7aの部分7b以外の他の部分に対面するように設ける
こともできるし、また、前述の当接部より中間転写ベル
ト7aの回転方向上流側にも、中間転写ベルト7aの部
分7bおよびこの部分7b以外の他の部分に対面するよ
うに設けることもできる。
【0062】また、トナー濃度センサ17の回転動作を
二次転写ローラ8aの離接動作に連動させることもでき
る。すなわち、この場合は二次転写ローラ8aが中間転
写ベルト7aから離間する動作に連動してトナー濃度セ
ンサ17が中間転写ベルト7aの部分7bに対面する実
線で示す位置に設定され、二次転写ローラ8aが中間転
写ベルト7aに当接する動作に連動してトナー濃度セン
サ17が基準パッチ19に対面する点線位置に設定され
る。また、第3および第4例では、クリーニングブレー
ド13aの離接に連動してトナー濃度センサ17を回転
させているが、クリーニング装置13全体を中間転写ベ
ルト7aに対して離接させるようにすることもできる。
【0063】図7は、本発明の実施の形態の第5例を示
す模式的にかつ部分的に示す図である。図7に示すよう
に第5例の画像形成装置1では、トナー濃度センサ17
が感光体2に対面可能に設けられている。このトナー濃
度センサ17は感光体2の現像ユニットより感光体回転
方向下流側の部分に対面しかつ所定間隙をおいて設けら
れている。このトナー濃度センサ17は、感光体(本発
明の被測定物に相当)2の対面する部分上のトナー濃度
等の光学濃度を検出するようになっている。
【0064】また、感光体2上でない所定の個所には、
前述の各例と同様に基準パッチ19が囲い部材18に囲
まれるようにして設けられている。そして、トナー濃度
センサ17は、図7に実線で示す感光体2に対面する位
置と、図5に点線で示す基準パッチ19に対面する位置
との間で回転可能とされている。その場合、トナー濃度
センサ17のこの回転動作は、クリーニングブレード
(本発明のクリーニング部材に相当)13aの中間転写
ベルト(本発明の像担持体に相当)7aに対する離接動
作に連動するようになっている。具体的には、クリーニ
ングブレード13aが実線で示すように中間転写ベルト
7aに当接する動作に連動してトナー濃度センサ17が
回転して感光体2に対面する実線で示す位置に設定さ
れ、クリーニングブレード13aが点線で示すように中
間転写ベルト7aから離間する動作に連動してトナー濃
度センサ17が回転して基準パッチ19に対面する点線
位置に設定される。この第5例の画像形成装置1の他の
構成および作用効果は、第1および第3例と同じであ
る。この第5例では、クリーニングユニットが本発明の
ユニットを構成している。
【0065】なお、トナー濃度センサ17の回転動作を
クリーニングブレード13aの中間転写ベルト7aに対
する離接動作に連動させることに代えて、二次転写ロー
ラ8aの中間転写ベルト7aに対する離接動作に連動さ
せて行うようにすることもできる。また、トナー濃度セ
ンサ17の回転動作を二次転写ローラ8aの離接動作に
連動させることもできる。更に、感光体2のクリーニン
グユニット12のクリーニングブレード12aを感光体
2に対して離接可能に設け、このクリーニングブレード
12aの感光体2に対する離接動作に連動してトナー濃
度センサ17の回転動作を行うようにすることもでき
る。このクリーニングブレード12aの感光体2に対す
る離接動作に連動してトナー濃度センサ17の回転動作
を行うことは、前述の第1ないし第4例の各画像形成装
置1にも適用できることは言うまでもない。
【0066】図8は、本発明の実施の形態の第6例を示
す模式的にかつ部分的に示す図である。前述の第1ない
し第5例では、いずれも、トナー濃度センサ17が移動
(回転運動または直進運動)し、基準パッチ19が固定
されているが、この第6例の画像形成装置1では、トナ
ー濃度センサ17が固定され、基準パッチ19が移動可
能にしている。
【0067】すなわち、図8(a)に示すように第6例
の画像形成装置1は、前述の第3例と同様にトナー濃度
センサ17が中間転写ベルト(本発明の被測定物に相
当)7aに対面しかつ装置本体に固定されて設けられて
いる。また、所定幅の開口部22aが形成された円筒状
の回転部材22(前述の各例の囲い部材18の機能も有
する)がこのトナー濃度センサ17を囲むようにして装
置本体に回転可能に設けられている。
【0068】この回転部材22の内側には、基準パッチ
19が所定位置(図示例では、開口部22aと正反対側
の位置であるが、これに限定されない)に固定されてい
るとともに、この基準パッチ19を挟んで一側にトナー
濃度センサ17のセンサ面17aをクリーニングするク
リーニング部材(パッド)23が固定され、また他側に
トナー濃度センサ17のセンサ面17aをクリーニング
するクリーニング部材(パッド)24が固定されている
(なお、両クリーニング部材23,24は、基準パッチ
19のどちらかの一側に設けることもできる)。
【0069】そして、回転部材22の回転動作つまり基
準パッチ19の回転動作を、前述の第1ないし第5例の
トナー濃度センサ17の移動動作の場合と同様に、クリ
ーニングブレード13aの中間転写ベルト7aに対する
離接動作、二次転写ローラ8aの中間転写ベルト7aに
対する離接動作、クリーニングブレード12aの感光体
2に対する離接動作、および各現像ローラ3a,4a,5
a,6aの感光体2に対する離接動作のいずれか1つの
離接動作に連動して行うようになっている。この第6例
の画像形成装置1の他の構成は、第3例と同じである。
【0070】このように構成された第6例の画像形成装
置1においては、図8(a)に示すように開口部22a
が中間転写ベルト7aに対面する位置に設定された状態
では、基準パッチ19および両クリーニング部材23,
24がいずれもトナー濃度センサ17と中間転写ベルト
7aとの間に位置しなく、トナー濃度センサ17のセン
サ面17aが中間転写ベルト7aに直接対面するように
なる。これにより、トナー濃度センサ17は中間転写ベ
ルト7aの濃度およびこの中間転写ベルト7aに付着す
るトナー濃度を検出するようになる。
【0071】また、図8(b)に示すように前述のいず
れかの離接動作に連動して回転部材22が回転し、開口
部22aが同図(a)に示す正反対の位置に設定された
状態では、基準パッチ19がトナー濃度センサ17と中
間転写ベルト7aとの間に位置し、トナー濃度センサ1
7のセンサ面17aが基準パッチ19の表面に直接対面
するようになる。これにより、トナー濃度センサ17は
基準パッチ19の濃度を検出するようになる。
【0072】更に、回転部材22が回転動作を行うと
き、回転部材22が例えば図8(a)に示す状態からこ
の図において時計方向に回転すると、図9(a)に示す
ようにクリーニング部材23がトナー濃度線17のセン
サ面17aに当接して、このセンサ面17aをクリーニ
ングするようになる。また、逆に回転部材22が例えば
図8(a)に示す状態からこの図において反時計方向に
回転すると、図9(b)に示すようにクリーニング部材
24に基準パッチ19の表面が当接して、クリーニング
部材24によりこの表面をクリーニングするようにな
る。
【0073】第6例の画像形成装置1によれば、仮にト
ナー濃度センサ17や基準パッチ19が汚染しても、基
準パッチ19の移動の際それぞれにクリーニング部材2
3,24で自動的にクリーニングされるので、これらの
汚染を除去できる。したがって、トナー濃度センサ17
はより正確に表面濃度およびトナー濃度を検出できるよ
うになり、トナー濃度センサ17の校正を高精度に行う
ことが可能となる。この第6例の画像形成装置1の他の
作用効果は、第3例と同じである。また、第6例では基
準パッチが移動する例を示しているが、図8(d)にお
いてトナー濃度センサを回転可能にし、基準パッチを固
定する例もあることは言うまでもない。
【0074】なお、前述の各例では、トナー濃度センサ
17および基準パッチ19のいずれか一方のみを前述の
各離接動作に連動して移動可能にしているが、本発明の
画像形成装置1はこれに限定されるものではなく、トナ
ー濃度センサ17および基準パッチ19の両方を前述の
各離接動作に連動して移動可能にすることもできる。
【0075】また、前述の各例の画像形成装置1では、
いずれも、中間転写ベルト7aの感光体2に対する離接
については説明していないが、中間転写ベルト7aが感
光体2に対して離接可能に設けられる場合は、この中間
転写ベルト7aの離接動作に連動してトナー濃度センサ
17および基準パッチ19の少なくとも一方を移動する
ようにすることもできる。
【0076】更に、現像ユニット、転写ユニット、クリ
ーニングユニット、および中間転写ユニットのすべてが
離接動作を行う画像形成装置に限定されることはなく、
本発明はこれらの離接動作の少なくとも1つを行う画像
形成装置に適用できる。更に、本発明の画像形成装置は
前述の各例の画像形成装置に限定されることなく、トナ
ー濃度センサでプロセスコントロールを行う画像形成装
置であれば、どのような画像形成装置にも適用すること
ができる。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、ユニットの離接動作に応じ
て、トナー濃度センサおよび被測定物上でない所定個所
に設けた基準パッチの少なくとも一方を移動して、トナ
ー濃度センサと基準パッチとを対面するようにしている
ので、トナー濃度センサおよび基準パッチの少なくとも
一方の移動のタイミングを適切に設定できるようにな
る。これにより、被測定物上の濃度をより正確に読み取
ることができ、トナー濃度センサの校正を高精度にかつ
効率よくできるようになる。
【0078】また、トナー濃度センサおよび基準パッチ
の少なくとも一方の移動の駆動手段としてユニットの駆
動手段を兼用できるようになるので、トナー濃度センサ
および基準パッチの少なくとも一方の移動のための専用
の駆動手段を不要にでき、部品点数を低減でき、その
分、構成を簡単にできるとともに、トナー濃度センサお
よび基準パッチの少なくとも一方の移動の制御をより簡
単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の第
1例を示し、(a)はその全体構成を模式的に示す図、
(b)は(a)におけるトナー濃度センサ設置部の部分
拡大図である。
【図2】 トナー濃度センサによる濃度検出方式を示
し、(a)は鏡面反射(正反射)方式を説明する図、
(b)は拡散反射方式を説明する図である。
【図3】 各濃度検出方式を説明し、(a)は感光体も
しくは白色転写体(鏡面)を用いた拡散反射方式による
濃度検出の場合のトナー量に対するトナー濃度の検出信
号を示す図、(b)は黒色転写体(鏡面)を用いた拡散
反射方式による濃度検出の場合のトナー量に対するトナ
ー濃度の検出信号を示す図、(c)は感光体もしくは白
色転写体(鏡面)を用いた鏡面(正反射)反射方式によ
る濃度検出の場合のトナー量に対するトナー濃度の検出
信号を示す図、(d)は黒色転写体(鏡面)を用いた鏡
面(正反射)反射方式による濃度検出の場合のトナー量
に対するトナー濃度の検出信号を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態の第2例を模式的にかつ
部分的に示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態の第3例を模式的にかつ
部分的に示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の第4例を模式的にかつ
部分的に示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態の第5例を模式的にかつ
部分的に示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態の第6例を模式的にかつ
部分的に示し、(a)はトナー濃度センサが中間転写ベ
ルトに対面した状態を示す図、(b)はトナー濃度セン
サが基準パッチに対面した状態を示す図である。
【図9】図8に示す第6例におけるクリーニングを説明
し、(a)はクリーニング部材によるトナー濃度センサ
のセンサ面のクリーニング状態を示す図、(b)はクリ
ーニング部材による基準パッチのクリーニング状態を示
す図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…感光体、3,4,5,6…現像
器、3a,4a,5a,6a…現像ローラ、7…中間転写
ユニット、7a…中間転写ベルト、8…転写ユニット、
8a…二次転写ローラ、9…ロータリ、10…紙、11
…定着器、12,13…クリーニングユニット、12a,
13a…クリーニングブレード、17…トナー濃度セン
サ、17a…センサ面、18…囲い部材、19…基準パ
ッチ、20…LED、21…受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA10 DE02 DE07 DE09 EA01 EA05 EA06 EC03 EC06 EC07 ED08 ED24 ED27 HB09 HB20 2H030 AD16 BB24 BB36 BB42 2H077 AD02 AD06 DA04 DA05 DA31 DA47 DA63 DA93 DB02 DB08 DB12 GA13 2H200 GA23 GA46 GA47 GB12 HA02 HB12 HB22 JA02 JA29 JA30 JC03 JC12 JC19 JC20 PA10 PB17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対して離接動作可能に設けら
    れたユニットを備えるとともに、トナー濃度センサで画
    像形成時にトナーが付着する被測定物上のトナー濃度を
    検出し、その検出結果に基づいてプロセスコントロール
    を行うとともに、トナー濃度の基準パッチに基づいてト
    ナー濃度センサを校正するようになっている画像形成装
    置において、 前記被測定物上でない所定個所に前記基準パッチが設け
    られており、 前記トナー濃度センサが前記被測定物の被測定面および
    前記基準パッチにそれぞれ選択的に対面可能になってい
    るとともに、前記ユニットの離接動作に応じて前記トナ
    ー濃度センサおよび前記基準パッチの少なくとも一方が
    移動し、前記トナー濃度センサと前記基準パッチとが対
    面するようになっていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トナー濃度センサおよび前記基準パ
    ッチの少なくとも一方を移動するための駆動手段に、前
    記ユニットの離接動作を行う駆動手段が兼用されている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記被測定物は前記像担持体に離接可能
    でかつ回転可能な転写部材であり、前記トナー濃度セン
    サが前記転写部材と前記像担持体との当接部より転写部
    材回転方向下流側に設けられており、前記ユニットの前
    記像担持体への当接時に前記トナー濃度センサと前記基
    準パッチとが対面するようになっていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記被測定物は回転可能な中間転写部材
    であるとともに、この中間転写部材に離接可能に設けら
    れたクリーニング部材を備え、前記トナー濃度センサが
    前記中間転写部材と前記クリーニング部材との当接部よ
    り中間転写部材回転方向上流側および中間転写部材回転
    方向下流側のいずれか一方に設けられており、前記ユニ
    ットの前記像担持体への当接時に前記トナー濃度センサ
    と前記基準パッチとが対面するようになっていることを
    特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記被測定物は回転可能な感光体である
    とともに、この感光体に離接可能に設けられた現像部材
    を備え、前記トナー濃度センサが前記感光体と前記現像
    部材との当接部より感光体回転方向下流側に設けられて
    おり、前記ユニットの前記像担持体への当接時に前記ト
    ナー濃度センサと前記基準パッチとが対面するようにな
    っていることを特徴とする請求項1または2記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記被測定物は回転可能な転写部材であ
    り、前記トナー濃度センサが前記転写部材と前記像担持
    体との当接部より転写部材回転方向下流側に設けられて
    おり、前記ユニットの前記像担持体からの離間時に前記
    トナー濃度センサと前記基準パッチとが対面するように
    なっていることを特徴とする請求項1または2記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記被測定物は回転可能な中間転写部材
    であるとともに、この中間転写部材に離接可能に設けら
    れたクリーニング部材を備え、前記トナー濃度センサが
    前記中間転写部材と前記クリーニング部材との当接部よ
    り中間転写部材回転方向上流側に設けられており、前記
    ユニットの前記像担持体からの離間時に前記トナー濃度
    センサと前記基準パッチとが対面するようになっている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記被測定物は回転可能な感光体である
    とともに、この感光体に離接可能に設けられた現像部材
    を備え、前記トナー濃度センサが前記感光体と前記現像
    部材との当接部より感光体回転方向下流側に設けられて
    おり、前記ユニットの前記像担持体からの離間時に前記
    トナー濃度センサと前記基準パッチとが対面するように
    なっていることを特徴とする請求項1または2記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記ユニットの離接動作は、転写ユニッ
    トの転写部材の前記像担持体に対する離接動作、クリー
    ニングユニットのクリーニング部材の前記像担持体に対
    する離接動作、現像ユニットの現像部材の前記像担持体
    に対する離接動作、および中間転写ユニットの感光体に
    対する離接動作のいずれか1であることを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれか1記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記被測定物および前記像担持体はとも
    に回転可能な感光体であり、またこの感光体に離接可能
    に設けられた複数個の現像部材およびこれらの現像部材
    が回転可能に設けられたロータリを有する現像ユニット
    が設けられており、前記ロータリが回転することで、前
    記複数の現像器の各現像部材が選択的に前記感光体に対
    して離接するようになっているとともに、前記ユニット
    の離接動作は、前記現像ユニットの前記現像部材の前記
    感光体に対する離接動作であることを特徴とする請求項
    1ないし8のいずれか1記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記トナー濃度センサが少なくとも前記
    基準パッチに対面しているときに囲い部材で囲まれるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1ないし10の
    いずれか1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記トナー濃度センサおよび前記基準パ
    ッチの少なくとも一方が移動するときに、前記トナー濃
    度センサおよび前記基準パッチの少なくとも一方がクリ
    ーニングされるようになっていることを特徴とする請求
    項1ないし11のいずれか1記載の画像形成装置。
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