JP2002282322A - 手持ち式マッサージ装置 - Google Patents
手持ち式マッサージ装置Info
- Publication number
- JP2002282322A JP2002282322A JP2001086283A JP2001086283A JP2002282322A JP 2002282322 A JP2002282322 A JP 2002282322A JP 2001086283 A JP2001086283 A JP 2001086283A JP 2001086283 A JP2001086283 A JP 2001086283A JP 2002282322 A JP2002282322 A JP 2002282322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive motor
- hand
- held
- massage member
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動モータをヘッド部内に収納したままその
ヘッド部をコンパクト化できるようにして、叩きマッサ
ージ部材による打撃力の低下を伴うことなく、手持ち式
マッサージ装置の製造コスト及び搬送コストを低減す
る。 【解決手段】 手持ち部2の先端側に交差状に形成され
たヘッド部3の一端側から出退する叩きマッサージ部材
5と、この叩きマッサージ部材5の駆動源となる駆動モ
ータ6と、この駆動モータ6の出力軸7の回転運動を叩
きマッサージ部材5の出退運動に変換する運動変換機構
8が、すべてヘッド部8内に収納されている手持ち式マ
ッサージ装置において、駆動モータ6を、その出力軸7
がヘッド部3の他端側に向くように配置し、この駆動モ
ータ6における出力軸7とは反対側の部分に対して叩き
マッサージ部材5の出退ストローク範囲Sがその出退方
向で重なり合うように、叩きマッサージ部材5を駆動モ
ータ6の側方に配置する。
ヘッド部をコンパクト化できるようにして、叩きマッサ
ージ部材による打撃力の低下を伴うことなく、手持ち式
マッサージ装置の製造コスト及び搬送コストを低減す
る。 【解決手段】 手持ち部2の先端側に交差状に形成され
たヘッド部3の一端側から出退する叩きマッサージ部材
5と、この叩きマッサージ部材5の駆動源となる駆動モ
ータ6と、この駆動モータ6の出力軸7の回転運動を叩
きマッサージ部材5の出退運動に変換する運動変換機構
8が、すべてヘッド部8内に収納されている手持ち式マ
ッサージ装置において、駆動モータ6を、その出力軸7
がヘッド部3の他端側に向くように配置し、この駆動モ
ータ6における出力軸7とは反対側の部分に対して叩き
マッサージ部材5の出退ストローク範囲Sがその出退方
向で重なり合うように、叩きマッサージ部材5を駆動モ
ータ6の側方に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体を叩きマッサ
ージするのに適した手持ち式マッサージ装置に関するも
のである。
ージするのに適した手持ち式マッサージ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】肩部や腰部等の手の届きにくい患部を自
分で叩きマッサージするのは非常に辛いものがある。そ
こで、自分自身を叩きマッサージするのに適した手持ち
式マッサージ装置が既に市販されており、このマッサー
ジ装置は、通常、手持ち部の先端側にほぼ直交した状態
で形成されたヘッド部の一端側から出退する叩きマッサ
ージ部材を備えている。そして、かかる叩きマッサージ
を行う従来の手持ちマッサージ装置として、当該装置の
重心をできるだけ手持ち部の先端側に設定して患部に対
する打撃力を増大させるため、前記叩きマッサージ部材
と、この叩きマッサージ部材の駆動源となる駆動モータ
と、この駆動モータの出力軸の回転運動を前記叩きマッ
サージ部材の出退運動に変換する運動変換機構を、すべ
てヘッド部内に収納するようにしたものがある(例え
ば、特開平5−3903号公報、特開平5−11552
3号公報参照)。
分で叩きマッサージするのは非常に辛いものがある。そ
こで、自分自身を叩きマッサージするのに適した手持ち
式マッサージ装置が既に市販されており、このマッサー
ジ装置は、通常、手持ち部の先端側にほぼ直交した状態
で形成されたヘッド部の一端側から出退する叩きマッサ
ージ部材を備えている。そして、かかる叩きマッサージ
を行う従来の手持ちマッサージ装置として、当該装置の
重心をできるだけ手持ち部の先端側に設定して患部に対
する打撃力を増大させるため、前記叩きマッサージ部材
と、この叩きマッサージ部材の駆動源となる駆動モータ
と、この駆動モータの出力軸の回転運動を前記叩きマッ
サージ部材の出退運動に変換する運動変換機構を、すべ
てヘッド部内に収納するようにしたものがある(例え
ば、特開平5−3903号公報、特開平5−11552
3号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手持ち式マ
ッサージ装置では、駆動モータの出力軸をヘッド部の一
端側(叩きマッサージ部材が設けられている側)に向
け、この駆動モータと叩きマッサージ部材とを運動変換
機構を挟んでヘッド部の長手方向に直列的に配置してい
るので、叩きマッサージ部材の突出端から駆動モータの
他端までの距離が非常に長くなっている。このため、従
来の手持ち式マッサージ装置では、ヘッド部の一端側だ
けでなく他端側をも手持ち部の径外方向へ大きく突出さ
せる必要があり、ヘッド部が大型になるため製造コスト
及び搬送コストが高くなるという欠点がある。
ッサージ装置では、駆動モータの出力軸をヘッド部の一
端側(叩きマッサージ部材が設けられている側)に向
け、この駆動モータと叩きマッサージ部材とを運動変換
機構を挟んでヘッド部の長手方向に直列的に配置してい
るので、叩きマッサージ部材の突出端から駆動モータの
他端までの距離が非常に長くなっている。このため、従
来の手持ち式マッサージ装置では、ヘッド部の一端側だ
けでなく他端側をも手持ち部の径外方向へ大きく突出さ
せる必要があり、ヘッド部が大型になるため製造コスト
及び搬送コストが高くなるという欠点がある。
【0004】一方、かかる不都合を解消するには、駆動
モータだけを手持ち部の先端部に収納してヘッド部のコ
ンパクト化を図ることも考えられるが、この種の手持ち
式マッサージ装置において最も重量が大きい部品である
駆動モータを手持ち部内に収納したのでは、当該マッサ
ージ装置の重心が手持ち部側に移動し、打撃力の低下を
招来するという新たな課題が生じる。本発明は、このよ
うな実情に鑑み、駆動モータをヘッド部内に収納したま
まそのヘッド部をコンパクト化できるようにして、叩き
マッサージ部材による打撃力の低下を伴うことなく、手
持ち式マッサージ装置の製造コスト及び搬送コストを低
減することを目的とする。
モータだけを手持ち部の先端部に収納してヘッド部のコ
ンパクト化を図ることも考えられるが、この種の手持ち
式マッサージ装置において最も重量が大きい部品である
駆動モータを手持ち部内に収納したのでは、当該マッサ
ージ装置の重心が手持ち部側に移動し、打撃力の低下を
招来するという新たな課題が生じる。本発明は、このよ
うな実情に鑑み、駆動モータをヘッド部内に収納したま
まそのヘッド部をコンパクト化できるようにして、叩き
マッサージ部材による打撃力の低下を伴うことなく、手
持ち式マッサージ装置の製造コスト及び搬送コストを低
減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明は、前記した手持ち式マッサージ装置において、駆動
モータはその出力軸がヘッド部の他端側に向くように配
置され、この駆動モータにおける出力軸とは反対側の部
分に対して叩きマッサージ部材の出退ストローク範囲が
その出退方向で重なり合うように、当該叩きマッサージ
部材が前記駆動モータの側方に配置されていることを特
徴とする。
に、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明は、前記した手持ち式マッサージ装置において、駆動
モータはその出力軸がヘッド部の他端側に向くように配
置され、この駆動モータにおける出力軸とは反対側の部
分に対して叩きマッサージ部材の出退ストローク範囲が
その出退方向で重なり合うように、当該叩きマッサージ
部材が前記駆動モータの側方に配置されていることを特
徴とする。
【0006】上記の本発明によれば、駆動モータにおけ
る出力軸とは反対側の部分に対して叩きマッサージ部材
の出退ストローク範囲がその出退方向で重なり合うよう
に、当該叩きマッサージ部材が駆動モータの側方に配置
されているので、その重なり合っている分だけ叩きマッ
サージ部材の突出端から駆動モータの他端(出力軸側の
端縁)までの距離が確実に短くなる。このため、ヘッド
部の他端側を手持ち部の径外方向へ大きく突出させる必
要がなくなり、ヘッド部がコンパクト化できるため製造
コスト及び搬送コストを低減することができる。
る出力軸とは反対側の部分に対して叩きマッサージ部材
の出退ストローク範囲がその出退方向で重なり合うよう
に、当該叩きマッサージ部材が駆動モータの側方に配置
されているので、その重なり合っている分だけ叩きマッ
サージ部材の突出端から駆動モータの他端(出力軸側の
端縁)までの距離が確実に短くなる。このため、ヘッド
部の他端側を手持ち部の径外方向へ大きく突出させる必
要がなくなり、ヘッド部がコンパクト化できるため製造
コスト及び搬送コストを低減することができる。
【0007】また、本発明によれば、駆動モータはヘッ
ド部内に収納されたままになっているので、手持ち式マ
ッサージ装置の重心は可及的に手持ち部の先端側に配置
されており、その重心が手持ち部側に寄ることに伴う打
撃力の低下も同時に防止することができる。本発明にお
いて、上記運動変換機構は、例えば、駆動モータの他端
側に回転自在に配置されかつこの駆動モータの出力軸に
よって回転駆動されるクランク軸と、一端が叩きマッサ
ージ部材に回動自在に連結されかつ他端が前記クランク
軸のクランクピンに回転自在に連結された揺動アーム
と、を備えたものを採用することができる。
ド部内に収納されたままになっているので、手持ち式マ
ッサージ装置の重心は可及的に手持ち部の先端側に配置
されており、その重心が手持ち部側に寄ることに伴う打
撃力の低下も同時に防止することができる。本発明にお
いて、上記運動変換機構は、例えば、駆動モータの他端
側に回転自在に配置されかつこの駆動モータの出力軸に
よって回転駆動されるクランク軸と、一端が叩きマッサ
ージ部材に回動自在に連結されかつ他端が前記クランク
軸のクランクピンに回転自在に連結された揺動アーム
と、を備えたものを採用することができる。
【0008】また、本発明において、左右一対の叩きマ
ッサージ部材を駆動モータの左右両側方に配置し、運動
変換機構としてこれら左右一対の叩きマッサージ部材を
交互に出退させる機能を有するものを採用すれば、ヘッ
ド部がコンパクトでかつ打撃力も十分であることに加え
て、更に患部を交互に打撃することができる手持ち式マ
ッサージ装置が得られることになる。
ッサージ部材を駆動モータの左右両側方に配置し、運動
変換機構としてこれら左右一対の叩きマッサージ部材を
交互に出退させる機能を有するものを採用すれば、ヘッ
ド部がコンパクトでかつ打撃力も十分であることに加え
て、更に患部を交互に打撃することができる手持ち式マ
ッサージ装置が得られることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1及び図3に示すように、本実
施形態の手持ち式マッサージ装置1は、手持ち部2とこ
の先端側に交差状に形成されたヘッド部3を一体に有す
るケーシング4と、ヘッド部3の一端側から出退する叩
きマッサージ部材5と、この叩きマッサージ部材5の駆
動源となる駆動モータ6と、この駆動モータ6の出力軸
7の回転運動を叩きマッサージ部材5の出退運動に変換
する運動変換機構8と、を備えている。
施の形態を説明する。図1及び図3に示すように、本実
施形態の手持ち式マッサージ装置1は、手持ち部2とこ
の先端側に交差状に形成されたヘッド部3を一体に有す
るケーシング4と、ヘッド部3の一端側から出退する叩
きマッサージ部材5と、この叩きマッサージ部材5の駆
動源となる駆動モータ6と、この駆動モータ6の出力軸
7の回転運動を叩きマッサージ部材5の出退運動に変換
する運動変換機構8と、を備えている。
【0010】そして、本実施形態のマッサージ装置1で
は、その重心をできるだけ手持ち部2の先端側に設定し
て患部に対する打撃力を増大させるため、叩きマッサー
ジ部材5、駆動モータ6及び運動変換機構8がすべてケ
ーシング4のヘッド部3内に収納されている。ケーシン
グ4は、叩きマッサージ部材5が収納されている前面側
の第一半体11と、この第一半体11の開口部を閉塞す
る背面側の第二半体12とを固定ねじ13で互いに接合
することによって構成されている。ケーシング4の手持
ち部2は内部が中空の長尺筒状に形成されており、この
手持ち部2の背面の先端側よりには駆動モータ6をオン
オフするためのスイッチ14が設けられている。
は、その重心をできるだけ手持ち部2の先端側に設定し
て患部に対する打撃力を増大させるため、叩きマッサー
ジ部材5、駆動モータ6及び運動変換機構8がすべてケ
ーシング4のヘッド部3内に収納されている。ケーシン
グ4は、叩きマッサージ部材5が収納されている前面側
の第一半体11と、この第一半体11の開口部を閉塞す
る背面側の第二半体12とを固定ねじ13で互いに接合
することによって構成されている。ケーシング4の手持
ち部2は内部が中空の長尺筒状に形成されており、この
手持ち部2の背面の先端側よりには駆動モータ6をオン
オフするためのスイッチ14が設けられている。
【0011】ケーシング4のヘッド部3は、その一端側
が他端側に比べて大きく前方(図1の左側)に突き出た
ほぼ楕円状の中空体よりなり、このヘッド部3の長手方
向は手持ち部2の長手方向に対してほぼ直交するように
なっている。また、図3に示すように、本実施形態のヘ
ッド部3は、駆動モータ6とその左右両側方に配置する
一対の叩きマッサージ部材5を内部に収納できるように
するため、手持ち部2の幅方向両側面から左右に膨出し
た形状に形成されている。本実施形態では、叩きマッサ
ージ部材5は左右一対設けられており、この各マッサー
ジ部材5は、ヘッド部3の一端側に形成された左右一対
のガイド孔15内に出退自在に挿通されている(図3参
照)。ヘッド部3の長手方向中央部には、同中央部を横
断した状態で固定フレーム16が架設されており、この
固定フレーム16に形成したガイド筒17に、各叩きマ
ッサージ部材5の他端側に固定した一対のガイドシャフ
ト18が摺動自在に挿通されている。
が他端側に比べて大きく前方(図1の左側)に突き出た
ほぼ楕円状の中空体よりなり、このヘッド部3の長手方
向は手持ち部2の長手方向に対してほぼ直交するように
なっている。また、図3に示すように、本実施形態のヘ
ッド部3は、駆動モータ6とその左右両側方に配置する
一対の叩きマッサージ部材5を内部に収納できるように
するため、手持ち部2の幅方向両側面から左右に膨出し
た形状に形成されている。本実施形態では、叩きマッサ
ージ部材5は左右一対設けられており、この各マッサー
ジ部材5は、ヘッド部3の一端側に形成された左右一対
のガイド孔15内に出退自在に挿通されている(図3参
照)。ヘッド部3の長手方向中央部には、同中央部を横
断した状態で固定フレーム16が架設されており、この
固定フレーム16に形成したガイド筒17に、各叩きマ
ッサージ部材5の他端側に固定した一対のガイドシャフ
ト18が摺動自在に挿通されている。
【0012】各叩きマッサージ部材5は、硬質樹脂製の
スライダ19の外周部をゴム製の緩衝部材20で被覆す
ることによって構成されていて、スライダ19の中央部
には、後述する揺動アーム21の一端部が回動自在に連
結されている。駆動モータ6は、その出力軸7がヘッド
部3の他端側(図1の右側)に向いた状態でかつその大
半が固定フレーム16よりヘッド部3の一端側(図1の
左側)に位置するように、当該固定フレーム16の枠内
に固定されている。これに対して、各叩きマッサージ部
材5をガイドするガイド筒17は上記固定フレーム16
の左右両側に配置されており、これにより、各叩きマッ
サージ部材5の出退ストローク範囲Sが駆動モータ6に
おける出力軸7とは反対側の部分に対してその出退方向
で重なり合うように、各叩きマッサージ部材5が駆動モ
ータ6の左右両側方に配置されている。
スライダ19の外周部をゴム製の緩衝部材20で被覆す
ることによって構成されていて、スライダ19の中央部
には、後述する揺動アーム21の一端部が回動自在に連
結されている。駆動モータ6は、その出力軸7がヘッド
部3の他端側(図1の右側)に向いた状態でかつその大
半が固定フレーム16よりヘッド部3の一端側(図1の
左側)に位置するように、当該固定フレーム16の枠内
に固定されている。これに対して、各叩きマッサージ部
材5をガイドするガイド筒17は上記固定フレーム16
の左右両側に配置されており、これにより、各叩きマッ
サージ部材5の出退ストローク範囲Sが駆動モータ6に
おける出力軸7とは反対側の部分に対してその出退方向
で重なり合うように、各叩きマッサージ部材5が駆動モ
ータ6の左右両側方に配置されている。
【0013】図1及び図2に示すように、運動変換機構
8は、駆動モータ6の他端側に固定されかつ内部に前記
出力軸7が収納されているギアケース23と、このギア
ケース23に回転自在に設けられつ同出力軸7によって
回転駆動されるクランク軸24と、一端が叩きマッサー
ジ部材5に回動自在に連結されかつ他端がクランク軸2
4のクランクピン25に回転自在に連結された左右一対
の揺動アーム21とを備えている。ギアケース23の内
部では、出力軸7に固定したウォームギアとクランク軸
24の中央部に固定したウォームホイールとが互いに噛
合している。クランク軸24におけるギアケース23か
ら突出した両端部分には、クランクアーム26を介して
前記クランクピン25が偏心した状態で固定されてい
る。なお、左右のクランクピン25のクランク回動中心
に対する偏心方向は互いに逆向きになっている。
8は、駆動モータ6の他端側に固定されかつ内部に前記
出力軸7が収納されているギアケース23と、このギア
ケース23に回転自在に設けられつ同出力軸7によって
回転駆動されるクランク軸24と、一端が叩きマッサー
ジ部材5に回動自在に連結されかつ他端がクランク軸2
4のクランクピン25に回転自在に連結された左右一対
の揺動アーム21とを備えている。ギアケース23の内
部では、出力軸7に固定したウォームギアとクランク軸
24の中央部に固定したウォームホイールとが互いに噛
合している。クランク軸24におけるギアケース23か
ら突出した両端部分には、クランクアーム26を介して
前記クランクピン25が偏心した状態で固定されてい
る。なお、左右のクランクピン25のクランク回動中心
に対する偏心方向は互いに逆向きになっている。
【0014】このため、駆動モータ6の出力軸7が回転
すると、ギアケース23内のウォームギアとウォームホ
イールとの噛合を介してクランク軸24が回転し、この
クランク軸24の回転運動により、クランクピン25と
叩きマッサージ部材5とを連動連結する揺動アーム21
を介して、左右一対の叩きマッサージ部材5が交互に出
退運動(叩き運動)を繰り返すようになっている。な
お、図2(a)(b)に示すように、クランクアーム2
6におけるクランクピン25と反対側の部分にはカウン
タウェイト27が形成されている。
すると、ギアケース23内のウォームギアとウォームホ
イールとの噛合を介してクランク軸24が回転し、この
クランク軸24の回転運動により、クランクピン25と
叩きマッサージ部材5とを連動連結する揺動アーム21
を介して、左右一対の叩きマッサージ部材5が交互に出
退運動(叩き運動)を繰り返すようになっている。な
お、図2(a)(b)に示すように、クランクアーム2
6におけるクランクピン25と反対側の部分にはカウン
タウェイト27が形成されている。
【0015】本発明は上記した実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、叩きマッサージ部材5を一つだけ
設けることにしてもよい。また、駆動モータ6の出力軸
7の回転運動を叩きマッサージ部材5の出退運動に変換
する運動変換機構8は、図例のクランク機構に限定され
るものではなく、従来と同様のコイルばねとカム機構を
用いる方式のものを採用することができる。
のではなく、例えば、叩きマッサージ部材5を一つだけ
設けることにしてもよい。また、駆動モータ6の出力軸
7の回転運動を叩きマッサージ部材5の出退運動に変換
する運動変換機構8は、図例のクランク機構に限定され
るものではなく、従来と同様のコイルばねとカム機構を
用いる方式のものを採用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動モータをヘッド部内に収納したままそのヘッド部を
コンパクト化することができるので、叩きマッサージに
よる打撃力の低下を伴うことなく、手持ち式マッサージ
装置の製造コスト及び搬送コストを低減することができ
る。
駆動モータをヘッド部内に収納したままそのヘッド部を
コンパクト化することができるので、叩きマッサージに
よる打撃力の低下を伴うことなく、手持ち式マッサージ
装置の製造コスト及び搬送コストを低減することができ
る。
【図1】手持ち式マッサージ装置の側面断面図である。
【図2】(a)は運動変換機構の斜視図であり、(b)
はクランクピンと揺動アームの組み立て斜視図である。
はクランクピンと揺動アームの組み立て斜視図である。
【図3】手持ち式マッサージ装置の全体斜視図である。
1 手持ち式マッサージ装置 2 手持ち部 3 ヘッド部 5 叩きマッサージ部材 6 駆動モータ 7 出力軸 8 運動変換機構 21 揺動アーム 24 クランク軸 25 クランクピン
Claims (3)
- 【請求項1】 手持ち部(2)の先端側に交差状に形成
されたヘッド部(3)の一端側から出退する叩きマッサ
ージ部材(5)と、この叩きマッサージ部材(5)の駆
動源となる駆動モータ(6)と、この駆動モータ(6)
の出力軸(7)の回転運動を前記叩きマッサージ部材
(5)の出退運動に変換する運動変換機構(8)が、す
べて前記ヘッド部(3)内に収納されている手持ち式マ
ッサージ装置において、 前記駆動モータ(6)はその出力軸(7)が前記ヘッド
部(3)の他端側に向くように配置され、この駆動モー
タ(6)における出力軸(7)とは反対側の部分に対し
て前記叩きマッサージ部材(5)の出退ストローク範囲
(S)がその出退方向で重なり合うように、当該叩きマ
ッサージ部材(5)が前記駆動モータ(6)の側方に配
置されていることを特徴とする手持ち式マッサージ装
置。 - 【請求項2】 運動変換機構(8)は、駆動モータ
(6)の他端側に回転自在に配置されかつこの駆動モー
タ(6)の出力軸(7)によって回転駆動されるクラン
ク軸(24)と、一端が叩きマッサージ部材(5)に回
動自在に連結されかつ他端が前記クランク軸(24)の
クランクピン(25)に回転自在に連結された揺動アー
ム(21)と、を備えている請求項1に記載の手持ち式
マッサージ装置。 - 【請求項3】 左右一対の叩きマッサージ部材(5)が
駆動モータ(6)の左右両側方に配置されており、運動
変換機構(8)はこれら左右一対の叩きマッサージ部材
(5)を交互に出退させる機能を有する請求項1又は2
に記載の手持ち式マッサージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086283A JP2002282322A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 手持ち式マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086283A JP2002282322A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 手持ち式マッサージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002282322A true JP2002282322A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=18941688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001086283A Pending JP2002282322A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 手持ち式マッサージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002282322A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200465871Y1 (ko) * | 2011-11-08 | 2013-03-25 | 리스토아 인터내셔날 컴퍼니 리미티드 | 휴대용 안마 장치 |
WO2015198763A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 大東電機工業株式会社 | マッサージ機 |
KR102078829B1 (ko) | 2019-12-30 | 2020-02-19 | 주식회사 에스티 | 저소음 소형 머슬건 안마기 |
JP2021510606A (ja) * | 2018-12-26 | 2021-04-30 | セラガン,インコーポレイテッド | 衝撃マッサージ装置及びその使用方法 |
CN113041131A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-06-29 | 罗国志 | 一种中医用辅助背部按摩锤 |
CN113041122A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-29 | 深圳市鸿记铺科技有限公司 | 一种拍打式传动机构及按摩装置 |
CN113509363A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-19 | 吉祥三宝高科纺织有限公司 | 包裹式按摩腰垫 |
KR102478255B1 (ko) | 2022-10-13 | 2022-12-16 | 주식회사 에스티 | 소형 벨트 마사지 건 |
US11813221B2 (en) | 2019-05-07 | 2023-11-14 | Therabody, Inc. | Portable percussive massage device |
US11857481B2 (en) | 2022-02-28 | 2024-01-02 | Therabody, Inc. | System for electrical connection of massage attachment to percussive therapy device |
US11890253B2 (en) | 2018-12-26 | 2024-02-06 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with interchangeable modules |
US11957635B2 (en) | 2015-06-20 | 2024-04-16 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with variable amplitude |
US11998504B2 (en) | 2019-05-07 | 2024-06-04 | Therabody, Inc. | Chair including percussive massage therapy |
US12023294B2 (en) | 2019-05-07 | 2024-07-02 | Therabody, Inc. | Percussive massage device with force meter |
US12064387B2 (en) | 2018-12-26 | 2024-08-20 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with electrically connected attachment |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001086283A patent/JP2002282322A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200465871Y1 (ko) * | 2011-11-08 | 2013-03-25 | 리스토아 인터내셔날 컴퍼니 리미티드 | 휴대용 안마 장치 |
WO2015198763A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 大東電機工業株式会社 | マッサージ機 |
JP2016007493A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 大東電機工業株式会社 | マッサージ機 |
US11957635B2 (en) | 2015-06-20 | 2024-04-16 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with variable amplitude |
US11890253B2 (en) | 2018-12-26 | 2024-02-06 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with interchangeable modules |
JP2021510606A (ja) * | 2018-12-26 | 2021-04-30 | セラガン,インコーポレイテッド | 衝撃マッサージ装置及びその使用方法 |
US12064387B2 (en) | 2018-12-26 | 2024-08-20 | Therabody, Inc. | Percussive therapy device with electrically connected attachment |
US12023294B2 (en) | 2019-05-07 | 2024-07-02 | Therabody, Inc. | Percussive massage device with force meter |
US11998504B2 (en) | 2019-05-07 | 2024-06-04 | Therabody, Inc. | Chair including percussive massage therapy |
US11813221B2 (en) | 2019-05-07 | 2023-11-14 | Therabody, Inc. | Portable percussive massage device |
KR102078829B1 (ko) | 2019-12-30 | 2020-02-19 | 주식회사 에스티 | 저소음 소형 머슬건 안마기 |
CN113041122A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-29 | 深圳市鸿记铺科技有限公司 | 一种拍打式传动机构及按摩装置 |
CN113041131B (zh) * | 2021-03-18 | 2022-07-19 | 青岛市中医医院(青岛市海慈医院、青岛市康复医学研究所) | 一种中医用辅助背部按摩锤 |
CN113041131A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-06-29 | 罗国志 | 一种中医用辅助背部按摩锤 |
CN113509363B (zh) * | 2021-07-16 | 2023-08-25 | 吉祥三宝高科纺织有限公司 | 包裹式按摩腰垫 |
CN113509363A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-19 | 吉祥三宝高科纺织有限公司 | 包裹式按摩腰垫 |
US11857481B2 (en) | 2022-02-28 | 2024-01-02 | Therabody, Inc. | System for electrical connection of massage attachment to percussive therapy device |
KR102478255B1 (ko) | 2022-10-13 | 2022-12-16 | 주식회사 에스티 | 소형 벨트 마사지 건 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002282322A (ja) | 手持ち式マッサージ装置 | |
US6730050B2 (en) | Handheld massager with circulatory contact motion | |
ES2357130T3 (es) | Herramienta motorizada. | |
RU2007133446A (ru) | Электрическая зубная щетка | |
RU2003117029A (ru) | Электрическая зубная щетка | |
RU2455144C2 (ru) | Электрическая ручная машина для сверления в ударно-вращательном режиме или долбления | |
ES2253625T3 (es) | Conjunto de piston y cruceta en un martillo motorizado y metodo de montaje. | |
JP2000515438A (ja) | ハンマードリルの衝撃機構 | |
JP2007237355A (ja) | 作業工具 | |
SK1092002A3 (en) | Toothbrush | |
US20030050579A1 (en) | Bi-directional oscillation leg massager | |
CN216962973U (zh) | 肌肉按摩装置 | |
BR0101531A (pt) | Compressor | |
WO2021147174A1 (zh) | 活塞驱动机构及筋膜枪 | |
AU2003220942A1 (en) | Rotation/oscillation converting mechanism | |
ATE435721T1 (de) | Motorisierter schlagschrauber | |
CN215504226U (zh) | 一种腰部按摩仪的传动机构 | |
CN218338694U (zh) | 一种按摩机芯及颈部按摩仪 | |
CN217366464U (zh) | 一种双马达机芯 | |
CN216021987U (zh) | 按摩器 | |
CN112107467A (zh) | 往复式筋膜枪 | |
CN100413479C (zh) | 电动牙刷 | |
CN215193572U (zh) | 按摩装置 | |
CN221490654U (zh) | 一种肩颈按摩机芯 | |
CN217311027U (zh) | 一种按摩机芯 |