JP2002281279A - 定形図重畳プログラム、定形図重畳プログラムを記録した媒体、定形図重畳装置および定形図重畳方法 - Google Patents

定形図重畳プログラム、定形図重畳プログラムを記録した媒体、定形図重畳装置および定形図重畳方法

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JP2002281279A
JP2002281279A JP2001078635A JP2001078635A JP2002281279A JP 2002281279 A JP2002281279 A JP 2002281279A JP 2001078635 A JP2001078635 A JP 2001078635A JP 2001078635 A JP2001078635 A JP 2001078635A JP 2002281279 A JP2002281279 A JP 2002281279A
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JP2001078635A
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Masahiko Hirasawa
雅彦 平沢
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんこやサインなど利用者を特定したり個人
が認証を与えたことを示す定形図を印刷させるためにス
タンプマーク機能を使用することはできなかった。ま
た、作成した定形図をその作成者の専用にしたり、特定
の定形図を特定の者の専用にすること等もできなかっ
た。 【解決手段】 定形図の重畳を許可するか否かを設定し
ておき、所定の印刷物の印刷にあたり重畳が許可されて
いるときに所定の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷
物を得るための重畳印刷データを生成する。従って、特
定の定形図を特定の利用者のみが使用できるようにし、
特定定形図を認証に使用することも可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定形図重畳プログ
ラム、定形図重畳プログラムを記録した媒体、定形図重
畳装置および定形図重畳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機密性を要求される文書や重要な文書に
は文字等の文書本文に重ねて「マル秘」マークや「重
要」マーク等の定形図を透かし印刷することがある。近
年のプリンタにはこれらの定形図を透かし印刷する機能
が搭載されているものがあり、スタンプマーク機能やウ
ォーターマーク機能などと呼ばれている。従来のスタン
プマーク機能等はプリンタドライバの付属機能として実
現されており、プリンタのプロパティ画面で予め用意さ
れた定形図や利用者自ら作成した定形図を選択し、位置
やサイズ等を決定することにより、任意のアプリケーシ
ョンプログラムで作成した文書に所望定形図を重畳して
印刷させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタン
プマーク機能等では、以下の問題があった。すなわち、
プリンタドライバにて定形図を選択すれば定形図を重畳
させた印刷を行わせることができるので、ある利用者が
作成した定形図は誰もが印刷をさせることができた。従
って、従来のスタンプマーク機能等は、はんこやサイン
など利用者を特定したり個人が認証を与えたことを示す
定形図を印刷させるために使用することはできなかっ
た。また、作成した定形図をその作成者の専用にした
り、特定の定形図を特定の者の専用にすること等もでき
なかった。本発明は、上記課題にかんがみてなされたも
ので、特定の定形図を特定の利用者のみが使用できるよ
うにし、特定定形図を認証に使用することを可能にする
定形図重畳プログラム、定形図重畳プログラムを記録し
た媒体、定形図重畳装置および定形図重畳方法の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1にかかる発明は、定形図の重畳を許可するか否
かを予め設定しておき、重畳が許可されているときに所
望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を得るため
の重畳印刷データを生成する。すなわち、定形図重畳が
許可されているときにのみ上記所望の印刷物と定形図と
を重畳させた状態の印刷物を得ることができる。従っ
て、重畳の許可を設定した者やその設定を知る者のみが
定形図を使用することが可能になる。また、特定の者の
みが使用可能になることで、当該定形図を認証に使用す
ることも可能になる。
【0005】ここで、印刷データ取得機能では所望の印
刷物を印刷させるための印刷データを取得することがで
きればよく、定形図の重畳対象となる印刷物を得るため
のデータであればその内容は特に限定されるものではな
い。例えば、文字等の文書であっても良いし絵や写真等
の画像であっても良い。むろん、この文書や画像等を作
成するアプリケーションプログラムも特に限定されず、
ワードプロセッサソフトウェアで作成した文書やデジタ
ルカメラで撮影した画像,描画ソフトで作成した画像等
の印刷を行う種々のアプリケーションプログラムからの
印刷データに対して本発明を適用可能である。
【0006】また、アプリケーションプログラムに依存
せずに、本発明による定形図の重畳を汎用的に実施する
ためには、オペレーティングシステムの制御下で実行さ
れるモジュールにて本発明を構成すれば好適である。例
えば、印刷ジョブデータを受け取って印刷を制御するプ
リンタドライバの一機能として本発明を構成すると好適
である。むろん、かかる構成は一例であり、特定のアプ
リケーションプログラムの一機能として実現しても良い
し、定形図重畳のための独立したアプリケーションプロ
グラムとして実現することも可能である。
【0007】上記重畳印刷データ出力機能においては、
上記所望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を印
刷させるために重畳印刷データを出力することができれ
ばよく、例えば、プリンタにて種々の動作を行わせるプ
リンタコマンドと文字コードや画像データ等の印刷内容
を示すデータとのセットである印刷ジョブを出力するよ
う構成すればよい。また、定形図を重畳するといっても
印刷物の文字等と定形図とを同位置に重ねて印刷する場
合に限らず、両者が同位置に重なることはないが両者を
同ページに印刷するような場合も重畳に含んでいる。
【0008】重畳可否設定機能においては特定の者の意
志によって定形図の重畳可否を設定することによって特
定の者の意図通りに定形図を重畳した印刷を実行できれ
ばよい。このためには種々の構成が採用可能であり、例
えば、通常は重畳不許可に設定し特定の者が使用する場
合に特定の者のみが設定を重畳許可に変更できるような
態様や、利用者が特定の者であると認識できたときは許
可状態とし認識できないときは不許可状態とするような
態様が採用可能である。
【0009】利用者が特定の者であると認識するために
は種々の構成も種々の態様が採用可能である。例えば、
指紋認識技術等の個人認識やバーコード情報を読みとっ
て特定の者に付与されたものであるか否かを判定する構
成等を採用できる。このように、特定の者であるか否か
を認識するための構成として好適な一例として請求項2
に記載の発明では、重畳可否の設定時に利用者所望のパ
スワードを受け付けるようになっている。すなわち、特
定定形図の重畳可否をパスワードに対応づけて設定する
ことが可能になる。プリンタにて印刷を実行させる汎用
的なコンピュータのほとんど総てにおいては入力装置と
してキーボードを備えている。従って、パスワードを利
用するとコンピュータ利用者の大半が利用できるプログ
ラムを提供することができる。
【0010】また、重畳可否設定にパスワードを使用す
ると様々な応用が可能であり、その好適な構成の一例と
して請求項3に記載の発明では、上記重畳可否設定機能
にて定形図画像データをパスワードによって一義的に決
定されるデータになるよう暗号化して上記定形図画像デ
ータ記憶機能に記憶させるようにしている。すなわち、
定形図画像データが暗号化されていると、この定形図画
像データをそのまま使用したのでは適正な定形図を得る
ことはできず、定形図の画像データの流用を防止するこ
とができる。この暗号化においてはパスワードによって
一義的に決定されるデータを生成することができればよ
く、パスワードをいわゆる鍵とした種々の暗号化アルゴ
リズムを採用することができる。
【0011】上記重畳印刷データ生成機能においては、
重畳が許可されているときに定形図が重畳された印刷物
が得られるような重畳印刷データを生成することができ
ればよい。このための構成は種々のものが採用可能であ
り、また、上記暗号化を行う際に好適な構成の一例とし
て請求項4に記載の発明では、印刷にあたり利用者にパ
スワードを入力させる。そして、入力されたパスワード
によって一義的に決定されるデータになるように上記記
憶された画像データを復号化して重畳定形図の画像デー
タを得る。
【0012】すなわち、復号化しなければ意味の不明な
データを適正なパスワードによって復号化することで、
印刷時には重畳定形図の適正な画像データを得ることが
できる。かかる構成は、適正なパスワード入力によって
重畳を許可するように設定するための構成であると言え
る。また、印刷時にパスワードを入力させる構成は、当
該パスワードを知る特定の者のみが定形図を使用するこ
とができるように設定するための構成であるということ
もできる。むろんここでも復号化においてはパスワード
によって一義的に決定されるデータを生成することがで
きればよく、パスワードをいわゆる鍵とした種々の暗号
化アルゴリズムを採用することができる。
【0013】さらに、パスワードを利用して画像データ
の復号化をする態様においては、入力されたパスワード
が正しいのもであるか否かを判定するステップは必須で
はなくなる。すなわち、パスワードの適否を判定するこ
となく、入力されたパスワードで復号化を実施するとと
もに復号化された画像データを重畳すると、適正なパス
ワードが入力されていた場合には適正な定形図が重畳さ
れるし、適正なパスワードが入力されていない場合には
適正に復号化されていない画像データに基づく図が重畳
される。従って、適正なパスワードが入力されていない
場合には、意味をなさない図形(例えば、点の集まり)
が重畳された印刷物が得られ、この印刷物を視認する者
は印刷物が適正なものとはみなさないようになる。
【0014】ここで、上記暗号化と復号化とに使用する
パスワードを共通のものにすれば、暗号化のアルゴリズ
ムと復号化のアルゴリズムとは互いに逆関数の関係とな
るアルゴリズムを使用することができる。むろん、暗号
化と復号化とのパスワードを異なるものにすることもで
き、この態様は暗号化作業者と復号作業を行う印刷実行
者とが異なる場合等に採用して好適である。
【0015】さらに、重畳可否設定にパスワードを使用
した場合の応用として好適な構成の一例として、印刷に
あたり利用者にパスワードを入力させるとともに、適正
なパスワードが入力されたときに定形図の重畳が許可さ
れていると判定するように構可能である。すなわち、印
刷時にパスワードを入力させて適正なものか否かを判定
することにより、当該パスワードを知る特定の者のみが
定形図を使用することができるようになる。むろん、上
記請求項に記載した暗号化や復号化を行う構成と本請求
項にかかる構成とを併用することも可能である。
【0016】上記定形図画像データ記憶機能においては
定形図の画像データを記憶することができればよく、定
形図を表示したり印刷したりするためのデータを記憶し
ていればよい。ここで、定形図の画像データといっても
定形図を表示したり印刷するための汎用的なビットマッ
プデータやJPEGデータ等のみには限られず、上述の
ように暗号化されたものであっても良い。すなわち暗号
化されているといっても、適正な復号化によって定形図
を表現できるという意味では定形図の画像データである
と言える。
【0017】この他にも、定形図の画像データとして種
々のデータを採用することが可能であり、かかる構成の
一例として請求項5に記載の発明では、定形図画像デー
タ記憶機能にて定形図を縮小したイメージを表示するた
めのデータを記憶することにしている。すなわち、縮小
したイメージを表示することによって利用者に定形図を
選択させる態様によれば、一画面で多くの定形図を表示
しつつ定形図を選択させることができる。また、多くの
定形図を一度に表示してもコンピュータのリソースを節
約することができ、処理負担を減らすとともに処理速度
を低下させることがない。さらに、上述のように定形図
画像データを暗号化する場合においては、縮小したイメ
ージを表示するためのデータは暗号化しないようにすれ
ば、重畳の可否にかかわらず定形図選択時に利用者に対
して図の内容を示しつつも、重畳が許可されていないと
きにはそのデータが使用されないようにすることができ
る。
【0018】さらに、定形図の画像データとして好適な
構成の一例として、定形図画像データ記憶機能にて上記
印刷物の元のオブジェクトより相対的に薄い濃度の定形
図を印刷するための画像データを記憶する構成を採用可
能である。すなわち、本発明においては上記所望の印刷
物に対して定形図を重畳するので、印刷物の元のオブジ
ェクトと同等の濃さで定形図を重畳すると、元のオブジ
ェクトと定形図とが双方とも非常に見づらくなることが
多い。しかし、定形図を薄くすると定形図が印刷されて
いる印刷用紙上に上記元のオブジェクトを印刷してある
ような印刷物を得ることができ、かかる構成はスタンプ
マーク機能やウォーターマーク機能として使用して好適
である。また、所定の写真や絵が元のオブジェクトであ
る場合に当該オブジェクトの外観を損なうことなく著作
権が存在する旨の表示や著作権者の表示等を行うことが
できる。尚、ここで元のオブジェクトとは、上記所望の
印刷物に定形図を重畳しない場合に印刷される文字等で
ある。
【0019】さらに、定形図の画像データとして好適な
構成の他の一例として請求項6に記載の発明では、定形
図画像データ記憶機能にて印刷用紙の定形フォームを印
刷するための画像データを記憶する。この定形フォーム
の画像データを上記定形図とすることによって、上記所
望の印刷物の印刷データとして数字や文字等のデータの
みを取得するだけで整った印刷結果が得られる。すなわ
ち、いわゆるフォームオーバーレイ機能を提供すること
ができる。従って、定形フォームを前もって印刷した
り、定形フォーム用紙を用意する必要がない。
【0020】特定の定形図に対して重畳の可否を設定
し、特定の者のみが特定の定形図を使用できるようにし
たり、定形図を認証に使用するためには、定形図に独創
性があると好適である。そこで、請求項7に記載の発明
では、所定の印刷物を印刷するための印刷データを取得
し、所定の記憶領域に記憶された定形図の画像データに
基づいて当該定形図を重畳させた印刷物を得るための重
畳印刷データを生成するにあたり、定形図の画像データ
の追加と削除とを可能にし、さらに当該追加した定形図
に対して重畳可否を設定するためのパスワードを指定可
能にする。
【0021】すなわち、重畳可否を決定する者が所望の
定形図を用意することにより任意の定形図を印刷物に重
畳させることが可能になる。従って、利用者はデフォル
トの定形図のみならず独創性のある定形図や他人が容易
に作成できないような複雑な定形図を使用することも可
能になるし、本発明を運用する会社や場所,時間等によ
って適宜ニーズが変化するような利用者個人の氏名,会
社の支店名,認証時間等の定形図を必要に応じて使用可
能になる。また、必要の無くなった定形図の画像データ
を適宜削除することにより、当該画像データが利用され
る危険性を完全に無くすことができるとともに本発明を
利用するコンピュータのリソースを節約することができ
る。
【0022】ここでのパスワードは上記と同様に定形図
の重畳可否が設定できれば良く、定形図重畳が許可され
ているときに上記印刷物と定形図とを重畳させた状態の
印刷物を得るように設定できればよい。従って、定形図
をパスワードによって一義的に決定されるデータに暗号
化し、印刷時にパスワードを入力させるとともに当該入
力されたパスワードによって一義的に決定されるデータ
に復号化し、当該復号化された画像データを重畳する態
様や、印刷時にパスワードを入力させて適正なものか否
かを判定し、適正なパスワードであると判定されたとき
に重畳を実行する態様等種々の態様が採用可能である。
【0023】むろん、以上述べてきたプログラムを記録
した記録媒体としても発明は成立し、請求項8にかかる
発明のように定形図重畳プログラムを記録した媒体にお
いても基本的には上記と同様の作用となる。また、請求
項2〜請求項7にかかる発明に対応させた記録媒体を提
供可能であることはいうまでもない。さらに、この記録
媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体
であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体に
おいても全く同様に考えることができる。また、一次複
製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余
地無く同等である。上記媒体とは異なるが、供給方法と
して通信回線を利用して行なう場合であれば通信回線が
伝送媒体となって本発明が利用されることになる。
【0024】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒
体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよ
うな形態のものとしてあってもよい。このように、定形
図の重畳を許可するか否かを設定して定形図の信頼性を
高める手法は実体のあるコンピュータにおいて実現さ
れ、その意味で本発明をそのようなコンピュータからな
る装置としても適用可能であることは容易に理解でき
る。このため、請求項9においても基本的には同様の作
用となる。むろん、このような装置は単独で実施される
場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で他の方法
とともに実施されることもあるなど、発明の思想として
はこれに限らず、各種の態様を含むものであって、適
宜、変更可能である。請求項2〜請求項7に対応させた
装置も実現可能である。
【0025】また、このような制御プログラムはかかる
制御に従って処理を進めていく上で、その根底にはその
手順に発明が存在するということは当然であり、方法と
しても適用可能であることは容易に理解できる。このた
め、請求項10にかかる発明においても、基本的には同
様の作用となる。すなわち、必ずしも実体のある装置な
どに限らず、その方法としても有効であることに相違は
ない。ここにおいても請求項2〜請求項7に対応した方
法の発明が成立する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項
8、請求項9、請求項10にかかる本発明によれば、重
畳の許可を設定した者やその設定を知る者のみが定形図
を使用することが可能になり、また、当該定形図を認証
に使用することを可能にする定形図重畳プログラム、定
形図重畳プログラムを記録した媒体、定形図重畳装置お
よび定形図重畳方法を提供することができる。さらに、
請求項2にかかる発明によれば、コンピュータ利用者の
大半が利用できるプログラムを提供することができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、定形図の画像
データの流用を防止することができる。
【0027】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
入力されたパスワードが正しいのもであるか否かを判定
することなく、パスワードによる重畳可否設定を実現す
ることができる。さらに、請求項5にかかる発明によれ
ば、一画面で多くの定形図を高速に表示しつつ定形図を
選択させることができる。さらに、請求項6にかかる発
明によれば、本発明をフォームオーバーレイ機能として
使用して好適な態様で実現できる。さらに、請求項7に
かかる発明によれば、重畳可否を決定する者が所望の定
形図を用意することにより任意の定形図を重畳させるこ
とが可能な定形図重畳プログラムを提供することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】ここでは、下記の順序に従って本
発明の実施の形態について説明する。 (1)本発明の構成: (2)パスワード設定処理: (3)印刷処理: (4)第1実施例: (5)第2実施例: (6)第3実施例: (7)第4実施例:
【0029】(1)本発明の構成:図1は本発明にかか
る定形図重畳プログラムを実行するコンピュータの概略
ハードウェア構成を示しており、図2は当該定形図重畳
プログラムが同コンピュータのOSに組み込まれたプリ
ンタドライバ上に複数のモジュールとして実現された場
合における概略構成図を示している。コンピュータ10
は演算処理の中枢をなすCPU11を備えており、この
CPU11はシステムバス12を介してBIOSなどの
記載されたROM13やRAM14にアクセス可能とな
っている。
【0030】また、システムバス12には外部記憶装置
としてのハードディスクドライブ(HDD)15とフロ
ッピーディスクドライブ16とCD−ROMドライブ1
7とが接続されており、HDD15に記憶されたOS2
0やアプリケーションプログラム(APL)25等がR
AM14に転送され、CPU11はROM13とRAM
14に適宜アクセスしてソフトウェアを実行する。すな
わち、RAM14を一時的なワークエリアとして種々の
プログラムを実行する。
【0031】シリアル通信用I/O19aにはキーボー
ド31やマウス32等の操作用入力機器が接続され、図
示しないビデオボードを介して表示用のディスプレイ1
8も接続されている。さらに、プリンタ40とはパラレ
ル通信用I/O19bを介して接続が可能である。尚、
本コンピュータ10の構成は簡略化して説明している
が、パーソナルコンピュータとして一般的な構成を有す
るものを採用することができる。むろん、本発明が適用
されるコンピュータはパーソナルコンピュータに限定さ
れるものではない。この実施形態はいわゆるデスクトッ
プ型コンピュータであるが、ノート型であるとか、モバ
イル対応のものであっても良い。また、コンピュータ1
0とプリンタ40の接続インタフェースも上述のものに
限る必要はなくシリアルインタフェースやSCSI,U
SB接続など種々の接続態様を採用可能であるし、今後
開発されるいかなる接続態様であっても同様である。
【0032】この例では各プログラムの類はHDD15
に記憶されているが、記録媒体はこれに限定されるもの
ではない。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク1
6aであるとか、CD−ROM17aであってもよい。
これらの記録媒体に記録されたプログラムはフロッピー
ディスクドライブ16やCD−ROMドライブ17を介
してコンピュータ10にて読み込まれ、HDD15にイ
ンストールされる。そして、HDD15を介してRAM
14上に読み込まれてコンピュータを制御することにな
る。また、記録媒体はこれに限らず、光磁気ディスクな
どであってもよい。また、半導体デバイスとしてフラッ
シュカードなどの不揮発性メモリなどを利用することも
可能であるし、モデムや通信回線を介して外部のファイ
ルサーバにアクセスしてダウンロードする場合には通信
回線が伝送媒体となって本発明が利用される。
【0033】一方、図2に示すように本実施形態にかか
るコンピュータ10では、プリンタドライバ(PRTD
RV)21と入力機器ドライバ(DRV)22とディス
プレイドライバ(DRV)23とがOS20に組み込ま
れている。ディスプレイDRV23はディスプレイ18
における画像データ等の表示を制御するドライバであ
り、入力機器DRV22はシリアル通信用I/O19a
を介して入力される上記キーボード31やマウス32か
らのコード信号を受信して所定の入力操作を受け付ける
ドライバである。
【0034】APL25は、所定の文書や図等を作成可
能なアプリケーションプログラムであり、利用者は当該
APL25の実行下において上記操作用入力機器を操作
して種々の文書や図等を作成し、当該作成した文書等を
プリンタ40にて印刷させて所望の印刷物を得ることが
できる。本実施形態において定形図の重畳を制御するの
はPRTDRV21であって上記APL25においては
定形図の重畳を考慮する必要はなく、印刷指令を出すこ
とのできる総てのAPL25を本初実施形態にて使用す
ることができる。
【0035】利用者はこのPRTDRV21にてパスワ
ードによって予め定形図の重畳を許可するか否かを設定
することが可能であり、また、重畳可否が設定された定
形図を重畳する際にはパスワードの入力を行う。PRT
DRV21はこの入力されたパスワードが適正であると
きに適正な定形図が重畳された印刷物が得られるように
印刷を制御する。このために、PRTDRV21は重畳
可否設定モジュール21aと印刷データ取得モジュール
21bと重畳印刷データ生成モジュール21cと重畳印
刷データ出力モジュール21dとを備えている。
【0036】重畳可否設定モジュール21aは、任意の
時点で利用者によって起動され、上記ディスプレイDR
V23を介してディスプレイ18上に図3に示す所定の
設定ユーザインタフェース(UI)18aを表示させ
る。同重畳可否設定モジュール21aは、上記入力機器
DRV22を介して上記キーボード31やマウス32等
の操作用入力機器による入力を受け付ける。当該設定U
I18aにはサムネイル表示エリア18a1とパスワー
ド指定ラジオボタン18a2とパスワード入力ボックス
18a3と定形図追加/削除ボタン18a4とOKボタ
ン18a6とキャンセルボタン18a6とが設けられて
いる。
【0037】サムネイル表示エリア18a1は、上記H
DD15の所定のディレクトリに保存された定形図画像
データ15aに基づいて定形図のサムネイルを表示する
エリアであり、利用者は上記マウス32にて所望の定形
図をクリックすることによってパスワードを指定する定
形図を選択することができる。図4は、HDD15に構
築されたディレクトリ構造の一例を示しており、プリン
タドライバ用のディレクトリの下に画像データディレク
トリが設けられており、複数の定形図画像データ15a
が保存されている。
【0038】本実施形態では定形図画像データはビット
マップ形式の画像データを採用しており、その概略内容
を示すファイル名がつけられている。図4においては、
秘密書類であることを示す「マル秘」マークや「CON
FIDENTIAL」マーク,重要書類であることを示
す「重要」マーク,持ち出し禁止書類を示す「持出禁
止」マークの他、円の中に個人の名前を表示させる「は
んこ」マーク(名前1,名前2)が定形図画像データ1
5aとして保存されている。
【0039】これらの定形図画像データ15aは、それ
ぞれのマークを表示あるいは印刷させるための画像デー
タ本体とそのサムネイル表示をさせるためのサムネイル
データとから構成されており、上記重畳可否設定モジュ
ール21aは当該サムネイルデータに基づいて上記サム
ネイル表示エリア18a1に各定形図をサムネイル表示
させる。図5は、上記「CONFIDENTIAL」マ
ークを表示させるためのデータ構造を示している。
【0040】同図に示すように、定形図画像データ15
aにおいてはデータの先頭部にサムネイルのビットマッ
プデータが存在するとともにその後に暗号化されていな
い、すなわち通常のビットマップデータが存在してい
る。同図においてはサムネイルビットマップデータおよ
び非暗号化ビットマップデータによって表示されるマー
クを概念的に示しているが、実際のデータはビットマッ
プのデータ列である。ここで、むろんデータ形式はビッ
トマップ形式に限られることはなく、JPEG形式やG
IF形式等種々の形式を採用可能である。以上のように
HDD15が上記定形図画像データ記憶機能を構成す
る。
【0041】上記図3に示すパスワード指定ラジオボタ
ン18a2においては「パスワード指定」と「パスワー
ドなし」とのいずれかを択一的に選択することが可能で
あり、上記サムネイル表示エリア18a1にて選択され
ている定形図にてパスワードを指定するか否かを決定す
ることができる。当該パスワード指定ラジオボタン18
a2にて「パスワード指定」が選択されている場合には
上記パスワード入力ボックス18a3がアクティブにな
り、上記キーボード31によって利用者所望のパスワー
ドを入力することができる。
【0042】定形図追加/削除ボタン18a4は、利用
者所望の定形図を追加し、または削除するためのボタン
であり、上記マウス32によって当該定形図追加/削除
ボタン18a4をクリックして上記フロッピーディスク
16aやCD−ROM17a等に記録された利用者所望
の画像データを本実施形態にかかる定形図の候補として
加えることができる。加えられた候補は、上記図4に示
す画像データディレクトリに保存される。また、所望の
定形図を候補から削除することもでき、削除対象とされ
た定形図画像データ15aは上記図4に示す画像データ
ディレクトリから削除される。OKボタン18a5は選
択された定形図のパスワード指定を完了させるボタンで
あり、キャンセルボタン18a6は定形図を使用しない
状態に設定する操作ボタンである。
【0043】上記OKボタン18a5がクリックされる
と、重畳可否設定モジュール21aは上記パスワード指
定ラジオボタン18a2にてパスワードが指定されてい
たか否かを判別し、パスワードが指定されていたときに
は上記サムネイル表示エリア18a1にて選択されてい
る定形図を暗号化する。また、当該定形図においてパス
ワードが指定されている旨の情報等が設定データ15b
として上記HDD15に保存される。この暗号化におい
ては上記パスワード入力ボックス18a3に入力された
パスワードをパラメータとし、上記定形図の暗号化前の
データを入力値とする所定の関数によって定形図画像デ
ータ15aを暗号化する。
【0044】図6は、上記図4における「マル秘」マー
クを表示させるためのデータ構造を示している。図6に
示すように、データの先頭部にサムネイルのビットマッ
プデータが存在するとともにその後に暗号化されたビッ
トマップデータが存在している。同図においてはサムネ
イルビットマップデータおよび暗号化ビットマップデー
タによって表示されるマークを概念的に示している。こ
こでも、各データはビットマップのデータ列であるが、
サムネイルデータの下の定形図画像データは暗号化され
ているのでそのデータを単に読み出した場合には適正な
「マル秘」マークは表示あるいは印刷されず、図6に示
すように単なる点の集まりとなる。一方、サムネイルビ
ットマップデータは暗号化しないので、上記重畳可否設
定モジュール21aは当該サムネイルデータを読み込む
ことによって適正な「マル秘」マークの縮小図をサムネ
イル表示エリア18a1に表示することができる。以上
のように、重畳可否設定モジュール21aが上記重畳可
否設定機能を構成する。
【0045】印刷データ取得モジュール21bは上記A
PL25によって印刷指示がなされたときに、当該印刷
指示にかかる印刷物を印刷するための印刷ジョブデータ
を取得するモジュールであり、同印刷ジョブデータが取
得されると所定のプリンタプロパティが起動される。当
該プリンタプロパティによって定形図の重畳が指示され
たときには重畳印刷データ生成モジュール21cが起動
されるようになっている。重畳印刷データ生成モジュー
ル21cは上記印刷データ取得モジュールが取得した印
刷ジョブデータに対して定形図を重畳し、重畳印刷ジョ
ブデータを生成して出力する。
【0046】図7は、当該プリンタプロパティ18bの
表示画面を示しており、当該画面には開始ページ指定ボ
ックス18b1と終了ページ指定ボックス18b2と用
紙指定ボックス18b3と用紙方向指示ボックス18b
4とが表示されており、適宜パラメータを変更可能とな
っている。また、OKボタン18b6は指示されたパラ
メータに従って印刷を実行させる操作ボタンであり、キ
ャンセルボタン18b7は印刷を実行させないで終了さ
せる操作ボタンである。
【0047】プリンタプロパティ18bにおいては、さ
らに定形図選択ボタン18b5が設けられており、上記
マウス32にて定形図選択ボタン18b5がクリックさ
れると定形図の選択UI18cが表示される。図8は当
該選択UI18cの表示画面を示しており、同図に示す
ように選択UI18cにはサムネイル表示エリア18c
1と位置指定ボックス18c2とサイズ指定バー18c
3と色指定ボックス18c4とパスワード入力ボックス
18c5とOKボタン18c6とが設けられている。
【0048】サムネイル表示エリア18c1は、上記H
DD15の所定のディレクトリに保存された定形図画像
データ15aに基づいて定形図のサムネイルを表示する
エリアであり、利用者は上記マウス32にて所望の定形
図をクリックすることによってパスワードを指定する定
形図を選択することができる。位置指定ボックス18c
2においては、選択した定形図を印刷させる印刷用紙上
の位置を指定することができる。サイズ指定バー18c
3においては、定形図の印刷用紙上の大きさを指定する
ことができ、色指定ボックス18c4においては定形図
の色を指定することができる。
【0049】パスワード入力ボックス18c5は、上記
サムネイル表示エリア18a1にてパスワードが指定さ
れた定形図を選択しているときにアクティブとなり、上
記キーボード31によってパスワード入力をすることが
できるようになる。OKボタン18c6は設定完了を指
示するボタンであり、同OKボタン18c6がクリック
されると、当該選択UI18cにて設定された情報が上
記設定データ15bとして保存される。
【0050】重畳印刷データ生成モジュール21cは、
当該設定データ15bと上記定形図画像データ15aに
基づいて重畳印刷ジョブデータを生成するようになって
おり、定形図においてパスワードが指定されている場合
には、当該パスワードにおいて定形図画像データ15a
の暗号化ビットマップデータを復号化し、復号化した画
像を重畳する。この復号化においては上記パスワード入
力ボックス18c5に入力されたパスワードをパラメー
タとし、上記定形図のビットマップデータを入力値とす
る所定の関数によって定形図画像データ15aを復号化
する。従って、パスワードが適切なものでないときには
復号化後の画像が意味をなさないものになり、印刷結果
を視認する者が適正な処理を経ていない書類であること
を認識することができる。
【0051】このように画像データを復号化するなどし
て適正な定形図の画像データを得ると、上記重畳印刷デ
ータ生成モジュール21cは上記設定データ15bを参
照し、上記印刷データ取得モジュールが取得した印刷ジ
ョブデータに基づくイメージの所定の位置に、所定の大
きさ,色の定形図のイメージを重畳する。そして、通常
のプリンタドライバが行う処理と同様に色変換処理やハ
ーフトーン処理等を行ってプリンタ40にて印刷可能な
態様のデータを生成する。重畳印刷データ生成モジュー
ル21cがこのようにして印刷ジョブデータを生成する
と、重畳印刷データ出力モジュール21dは、当該印刷
ジョブデータにて印刷を実行することができるように、
パラレル通信用I/O19bを介して印刷ジョブデータ
を出力する。以上のように、印刷データ取得モジュール
21bが上記印刷データ取得機能を構成し、重畳印刷デ
ータ生成モジュール21cが上記重畳印刷データ生成機
能を構成し、重畳印刷データ出力モジュール21dが上
記重畳印刷データ出力機能を構成する。
【0052】(2)パスワード設定処理:次に、上記重
畳可否設定モジュール21aにて実行されるパスワード
の設定処理を図9に示すフローチャートに沿って説明す
る。利用者が定形図の選択を行うために所定操作によっ
てUI起動を指示すると、上記重畳可否設定モジュール
21aは上記設定UI18aを表示し、ステップS10
0で当該設定UI18aにおける入力を受け付ける。こ
こで利用者は所望の定形図を選択するとともに、定形図
を特定の者のみに使用させたい場合にはパスワード指定
ラジオボタン18a2にて「パスワード指定」を選択す
るとともにパスワード入力ボックス18a3に所望のパ
スワードを入力する。
【0053】ステップS110では、上記OKボタン1
8a5がクリックされたか否か判別しており、同ステッ
プS110にてOKボタン18a5がクリックされたと
判別するまで、ステップS100にて入力操作を受け付
ける。ステップS110にてOKボタン18a5がクリ
ックされたと判別したときには、ステップS120で上
記パスワード指定ラジオボタン18a2にて「パスワー
ド指定」が選択されていたか否かを判別する。同ステッ
プS120にて「パスワード指定」が選択されていたと
判別したときには、ステップS130で上記サムネイル
表示エリア18a1で選択されている定形図画像データ
15aにおいてサムネイルビットマップデータ以降のデ
ータを暗号化し、暗号化ビットマップデータを得る。
【0054】ステップS140においては、選択されて
いる定形図の画像データを定形図画像データ15aとし
て保存する。すなわち、ステップS130にて暗号化が
施された場合はその暗号化ビットマップデータを含む定
形図画像データ15aを上記画像データディレクトリ下
に保存するし、上記定形図追加/削除ボタン18a4に
て定形図の追加が選択されていたときには、追加にかか
る定形図の画像データを定形図画像データ15aとして
上記画像データディレクトリ下に保存する。また、ステ
ップS150においては、選択されている定形図にパス
ワードが指定されているか否か等の設定データ15bを
HDD15に保存する。以上のようにして、定形図を重
畳させるための画像データを準備することができ、定形
図にパスワードを指定して重畳可否を設定することがで
きる。
【0055】(3)印刷処理:次に、APL25によっ
て印刷指示がなされたときにPRTDRV21が実行す
る印刷処理を図10に示すフローチャートに沿って説明
する。APL25によって印刷指示がなされると、PR
TDRV21は印刷ジョブデータを上記印刷データ取得
モジュール21bに受け渡す。印刷データ取得モジュー
ルが印刷ジョブデータを所得すると、ステップS200
にてディスプレイ18上に上記プリンタプロパティ18
bを表示させる。ステップS205ではプリンタプロパ
ティ18bにおける入力を受け付け、ステップS210
では上記定形図選択ボタン18b5がクリックされたか
否かを判別し、同ステップS210にて定形図選択ボタ
ン18b5がクリックされたと判別したときにはステッ
プS215にて定形図の選択処理を実行する。
【0056】ステップS215にて定形図を選択し、あ
るいはステップS210にて定形図選択ボタン18b5
がクリックされたと判別しなかったときには、ステップ
S220にて上記OKボタン18b6がクリックされた
か否かを判別する。すなわち、同ステップS220にて
OKボタン18b6がクリックされたと判別されるまで
上記ステップS205以降のプリンタプロパティ設定お
よび定形図選択の受付を繰り返す。ステップS220に
てOKボタン18b6がクリックされたと判別したとき
には、ステップS225以降で定形図の重畳処理を行
う。
【0057】ステップS225では、上記定形図選択処
理において定形図が選択されているか否かを判別し、同
ステップS225にて定形図が選択されていると判別し
たときには上記重畳印刷データ生成モジュール21cを
起動してステップS230以降の処理を行う。ステップ
S225にて定形図が選択されていると判別しないとき
には、定形図を重畳することなく、すなわちAPL25
が投入した印刷ジョブデータをステップS245にてそ
のままの状態で出力する。
【0058】ステップS230では、上記設定データ1
5bを参照して選択されている定形図に対してパスワー
ドが指定されているか否かを判別する。ステップS23
0にてパスワードが指定済であると判別したときには、
ステップS235で上記パスワード入力ボックス18c
5に入力されたパスワードをパラメータとして画像デー
タを復号化する。ここで、適正なパスワードが入力され
ていない場合には復号化された結果が適正な定形図とな
らず意味をなさない図が重畳された印刷物が得られるの
で、本実施形態においてはパスワードが適正であるか否
かを判別することはしていない。
【0059】ステップS235にて復号化がなされた
後、あるいは上記ステップS230にてパスワードが指
定済であると判別した後には、ステップS240にて復
号された画像データあるいは暗号化されていなかった画
像データを上記投入された印刷ジョブにかかる印刷用紙
の所定の位置に重畳されるようにした印刷ジョブデータ
を生成する。ここでは、上記設定データ15bを参照
し、利用者が指定した位置,サイズおよび色で定形図を
重畳して印刷ジョブデータを生成する。このようにして
生成された印刷ジョブデータはステップS245にて出
力される。
【0060】図11は、上記ステップS215における
定形図選択処理のフローチャートである。上記ステップ
S210にて定形図選択ボタン18b5がクリックされ
たと判別すると、ステップS300で上記図8に示す選
択UI18cを表示する。ステップS310では、この
選択UI18cを表示した状態で入力操作を受け付け
る。このとき、利用者はサムネイル表示エリア18c1
にて所望の定形図を選択し、位置指定ボックス18c2
とサイズ指定バー18c3と色指定ボックス18c4と
とによって定形図の印刷位置,サイズ,色をそれぞれ指
定する。ステップS320においては、上記設定データ
15bを参照してサムネイル表示エリア18c1にて選
択されている定形図にパスワードが指定されているか否
かを判別する。
【0061】選択されている定形図にパスワードが指定
されていると判別したときには、ステップS330にて
上記パスワード入力ボックス18c5におけるパスワー
ド入力を受け付ける。同ステップS330にてパスワー
ド入力を受け付けた後、あるいはステップS320にて
定形図にパスワードが指定されていると判別しないとき
には、ステップS340にて上記OKボタン18b6が
クリックされたか否か判別する。そして、同ステップS
340にて上記OKボタン18b6がクリックと判別さ
れるまで、上記ステップS310以降の処理を繰り返
す。ステップS340にて上記OKボタン18b6がク
リックされたと判別したときには、ステップS350に
て上記指定された定形図の位置等を上記設定データ15
bとして保存し、上記ず10に示すフローに復帰する。
【0062】(4)第1実施例:以下、上記構成および
フローによって実現される動作を本発明の第1実施例と
して説明する。図12は本実施例における印刷イメージ
の処理手順を段階的に示した図である。同図において、
利用者は予め上記設定UI18aのサムネイル表示エリ
ア18a1にて「マル秘」マークを選択し、パスワード
指定ラジオボタン18a2にてパスワード指定を選択す
るとともにパスワード入力ボックス18a3にて所定の
パスワードを入力したとする。
【0063】この設定において利用者が上記OKボタン
18a5をクリックすると、当該「マル秘」マークの定
形図画像データ15aは暗号化される。すなわち、図1
2に示すように、HDD15に保存されたデータそのま
まではサムネイル表示以外の暗号化ビットマップデータ
は点の集まりを表示させるような態様となっており、意
味をなさないデータとなっている。この状況において利
用者が上記APL25によって所定の文字からなる文書
を作成し、当該文書を印刷させるための印刷ジョブを投
入すると、上記図7に示すプリンタプロパティ18bが
表示される。
【0064】利用者が当該プリンタプロパティ18bに
て開始/終了ページ等を選択するとともに、上記定形図
選択ボタン18b5をクリックするとさらに選択UI1
8cが表示され、利用者は定形図の選択を行う。このと
き、利用者がサムネイル表示エリア18c1にて上記パ
スワードを指定した「マル秘」マークを選択した場合に
は、パスワード入力ボックス18c5がアクティブにな
る。ここで利用者が適正なパスワードを入力すると、上
記重畳印刷データ生成モジュール21cは当該パスワー
ドに基づいて「マル秘」マークの暗号化ビットマップデ
ータを復号化する。この結果、図12に示すように適正
な「マル秘」マークを表示、印刷させることが可能なビ
ットマップデータが生成される。
【0065】そこで、上記重畳印刷データ生成モジュー
ル21cは上記選択UI18cにて指定された位置、サ
イズ、色の指示に従いつつ「マル秘」マークを上記投入
された印刷ジョブに対して重畳し、重畳印刷データを生
成する。この重畳印刷データが出力されると、プリンタ
において上記文字からなる文書と「マル秘」マークとが
重畳された印刷結果が得られる。ここで、上記復号化は
パスワードに基づいて実行しているため、適正なパスワ
ードを入力しない限り適正な「マル秘」マークが復元さ
れず、復号化された結果は意味のない点の集まりにな
る。従って、本実施例においては適正なパスワードを入
力できる者に対して定形図の重畳を許可するように設定
していると言え、特定の定形図を特定の利用者のみが使
用できるようにするとともに特定定形図を認証に使用す
ることをも可能になる。
【0066】(5)第2実施例:上記第1実施例におい
ては、入力されたパスワードをパラメータにして復号化
し、適正なパスワードが入力されていないときには適正
な定形図が復元されないようにすることによって、パス
ワードが適正であるか否かを判別しなくても本発明の利
用が適正になされているかを判断できるようにしてい
た。しかし、このような構成の他にも入力されたパスワ
ードが適正なものであるか否かを判断する構成も可能で
ある。
【0067】図13は入力されたパスワードが適正なも
のであるか否かを判断する際の定形図選択処理のフロー
チャートである。本フローチャートを実行するための構
成は上記第1実施例と同様である。しかし、パスワード
が適正なものであるか否かを判断するべく、上記設定U
I18aにてパスワード入力ボックス18a3に入力さ
れたパスワードを上記設定データ15bとして保存する
ようになっている。このような構成における処理も上記
第1実施例とほぼ同様であるが、上記図11に示す定形
図選択処理にてパスワードが適正なものであるか否かを
判断する処理を付加している。
【0068】すなわち、本実施例においては上記第1実
施例における図11のフローチャートに対し、図13に
示すようにステップS345の処理が付加されており、
上記選択UI18cにてOKボタン18c6がクリック
されたと判別した後にステップS345で上記設定デー
タ15bを参照し、パスワードが適正なものであるか否
かを判別している。同ステップS345にてパスワード
が適正なものであると判別されないときには、上記ステ
ップS310に戻って選択UI18cにおける入力受付
を繰り返す。ステップS345にてパスワードが適正な
ものであると判別されたときにはステップS350にて
選択UI18cの入力情報を保存するとともに上記図1
0のステップS220以降の処理の復帰して印刷処理を
続行する。
【0069】このように、入力されたパスワードが適正
のものでなければ定形図の重畳ができないようにする構
成は、パスワードを知るもののみに定形図の重畳を許可
するように設定したものであるということができる。
尚、本実施形態においてはパスワードの適否によって重
畳可否を判断しているので、上記定形図画像データの暗
号化と複合化とを省略することも可能である。
【0070】(5)第2実施例:さらに、上記実施例に
おいては、「マル秘」マークや「はんこ」マーク等の定
形図を重畳させるいわゆるスタンプマーク機能を実現し
ていたが、むろん本発明はスタンプマーク機能以外の機
能であっても実現することができる。図14は、本発明
をフォームオーバーレイ機能に適用した場合の印刷イメ
ージの処理手順を段階的に示した図である。すなわち、
本実施例においては、定形図として所定のフォームが選
択可能であり、上記HDD15には定形図画像データ1
5aとして所定フォームの画像データが記憶されてい
る。他の構成は上記実施形態と同様の構成によって実現
可能である。同図において、利用者は予め上記設定UI
18aのサムネイル表示エリア18a1にて所定のフォ
ームを選択可能であり、パスワード指定ラジオボタン1
8a2にてパスワード指定を選択するとともに当該フォ
ームに対してパスワード入力ボックス18a3にて所定
のパスワードを入力する。
【0071】この設定において利用者が上記OKボタン
18a5をクリックすると、当該所定フォームの定形図
画像データ15aは暗号化され、意味をなさないデータ
として上記HDD15に保存される。この状況において
利用者が、例えば表計算ソフトウェア等のAPL25に
よって所定のデータの印刷を指示すると、上記図7に示
すプリンタプロパティ18bが表示される。利用者が所
定の入力を行うとともに、上記定形図選択ボタン18b
5をクリックするとさらに選択UI18cが表示され、
利用者は定形図の選択を行う。
【0072】このとき、利用者がサムネイル表示エリア
18c1にて上記パスワードを指定した所定フォームを
選択し、適正なパスワードを入力すると上記重畳印刷デ
ータ生成モジュール21cは当該パスワードに基づいて
所定フォームの暗号化ビットマップデータを復号化す
る。この結果、図14に示すように適正な所定フォーム
を表示、印刷させることが可能なビットマップデータが
生成される。上記重畳印刷データ生成モジュール21c
は、さらに上記選択UI18cにて指定された位置、サ
イズ、色の指示に従いつつ所定フォームを上記投入され
た印刷ジョブに対して重畳し、重畳印刷データを生成す
る。
【0073】この結果、上記APL25によって印刷指
示がなされた単なるデータ列と所定のフォームが重畳し
た印刷結果が得られ、容易に定形的な印刷物を得ること
ができる。この場合、上記APL25にて上記データ列
が所定のフォーム内に整然と並ぶような文書を逐一作成
する必要がないし、帳票のような定形的な文書を得るた
めに予め印刷用紙にフォームを印刷しておく必要もな
い。また、本発明によってフォームの重畳可否が設定さ
れているので、当該印刷物は特定の者のみが作成可能に
なり、印刷物の真贋等の信頼性が向上する。
【0074】このように、本発明においては、定形図の
重畳を許可するか否かを設定しておき、所定の印刷物の
印刷にあたり重畳が許可されているときに所定の印刷物
に上記定形図を重畳させた印刷物を得るための重畳印刷
データを生成する。従って、特定の定形図を特定の利用
者のみが使用できるようにし、特定定形図を認証に使用
することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータの概略ハードウェア構成図であ
る。
【図2】本発明がプリンタドライバ上に複数のモジュー
ルとして実現された場合における概略構成図である。
【図3】設定UIを示す図である。
【図4】HDDに構築されたディレクトリ構造の一例を
示す図である。
【図5】定形図画像データのデータ構造を示す図であ
る。
【図6】定形図画像データのデータ構造を示す図であ
る。
【図7】プリンタプロパティを示す図である。
【図8】選択UIの表示画面を示す図である。
【図9】パスワードの設定処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】印刷処理を示すフローチャートである。
【図11】定形図選択処理のフローチャートである。
【図12】印刷イメージの処理手順を段階的に示した図
である。
【図13】第2実施例の定形図選択処理のフローチャー
トである。
【図14】第3実施例の印刷イメージの処理手順を段階
的に示した図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 11…CPU 12…システムバス 13…ROM 14…RAM 15…HDD 15a…定形図画像データ 15b…設定データ 16…フロッピーディスクドライブ 16a…フロッピーディスク 17…CD−ROMドライブ 18…ディスプレイ 18a…設定UI 18a1…サムネイル表示エリア 18a2…パスワード指定ラジオボタン 18a3…パスワード入力ボックス 18a4…定形図追加/削除ボタン 18a5…OKボタン 18a6…キャンセルボタン 18b…プリンタプロパティ 18b1…開始ページ指定ボックス 18b2…終了ページ指定ボックス 18b3…用紙指定ボックス 18b4…用紙方向指示ボックス 18b5…定形図選択ボタン 18b6…OKボタン 18b7…キャンセルボタン 18c…選択UI 18c1…サムネイル表示エリア 18c2…位置指定ボックス 18c3…サイズ指定バー 18c4…色指定ボックス 18c5…パスワード入力ボックス 18c6…OKボタン 21…PRTDRV 21a…重畳可否設定モジュール 21b…印刷データ取得モジュール 21c…重畳印刷データ生成モジュール 21d…重畳印刷データ出力モジュール 22…入力機器DRV 23…ディスプレイDRV 25…APL 31…キーボード 32…マウス 40…プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 300 B41J 29/00 Z 5C076 Fターム(参考) 2C061 CL08 CL10 JJ02 JJ04 2C087 AA13 AA18 AB05 BA03 BA04 BA05 BC07 BD06 BD07 CB07 DA13 DA14 2C187 CD07 GD01 GD02 5B021 AA01 LD15 LL06 NN18 5B057 AA11 BA19 CA12 CA16 CB12 CB16 CC03 CD05 CE08 CH20 5C076 AA03 AA14 AA22 BA02 BA06 BA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定形図の画像データを記憶する定形図画
    像データ記憶機能と、 所望の印刷物に対する上記定形図の重畳を許可するか否
    かを設定する重畳可否設定機能と、 上記印刷物を印刷させるための印刷データを取得する印
    刷データ取得機能と、 上記重畳可否設定機能によって重畳が許可されていると
    きに上記印刷データと画像データとに基づいて、上記所
    望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を得るため
    の重畳印刷データを生成する重畳印刷データ生成機能
    と、 同生成された重畳印刷データを出力する重畳印刷データ
    出力機能とをコンピュータに実現させることを特徴とす
    る定形図重畳プログラム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の定形図重畳プログ
    ラムにおいて、 上記重畳可否設定機能では重畳可否の設定時に利用者所
    望のパスワードを受け付けることを特徴とする定形図重
    畳プログラム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の定形図重畳プログ
    ラムにおいて、 上記重畳可否設定機能では、定形図画像データを上記受
    け付けたパスワードによって一義的に決定されるデータ
    になるよう暗号化して上記定形図画像データ記憶機能に
    記憶させることを特徴とする定形図重畳プログラム。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の定形図重畳プログ
    ラムにおいて、 上記重畳印刷データ生成機能では、印刷にあたり利用者
    にパスワードを入力させ、当該入力されたパスワードに
    よって一義的に決定されるデータになるよう上記定形図
    画像データ記憶機能にて記憶された画像データを復号化
    して重畳定形図の画像データを得ることを特徴とする定
    形図重畳プログラム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の定形図重畳プログラムにおいて、 上記定形図画像データ記憶機能では、定形図を縮小した
    イメージを表示するためのデータを記憶することを特徴
    とする定形図重畳プログラム。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の定形図重畳プログラムにおいて、 上記定形図画像データ記憶機能では、印刷用紙の定形フ
    ォームを印刷するための画像データを記憶することを特
    徴とする定形図重畳プログラム。
  7. 【請求項7】 所定の印刷物を印刷するための印刷デー
    タを取得し、所定の記憶領域に記憶された定形図の画像
    データに基づいて当該定形図を重畳させた印刷物を得る
    ための重畳印刷データを生成する定形図重畳プログラム
    であって、 上記記憶領域に対する所望定形図の画像データの追加と
    削除とのいずれかまたは組み合わせを実行する定形図画
    像データ追加削除機能と、 上記追加した定形図に対するパスワードであって重畳の
    可否を設定するパスワードの指定を受け付けるパスワー
    ド受付機能とをコンピュータに実現させることを特徴と
    する定形図重畳プログラム。
  8. 【請求項8】 定形図の画像データを記憶する定形図画
    像データ記憶機能と、 所望の印刷物に対する上記定形図の重畳を許可するか否
    かを設定する重畳可否設定機能と、 上記印刷物を印刷させるための印刷データを取得する印
    刷データ取得機能と、 上記重畳可否設定機能によって重畳が許可されていると
    きに上記印刷データと画像データとに基づいて、上記所
    望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を得るため
    の重畳印刷データを生成する重畳印刷データ生成機能
    と、 同生成された重畳印刷データを出力する重畳印刷データ
    出力機能とをコンピュータに実現させることを特徴とす
    る定形図重畳プログラムを記録した媒体。
  9. 【請求項9】 定形図の画像データを記憶する定形図画
    像データ記憶手段と、 所望の印刷物に対する上記定形図の重畳を許可するか否
    かを設定する重畳可否設定手段と、 上記印刷物を印刷させるための印刷データを取得する印
    刷データ取得手段と、 上記重畳可否設定手段によって重畳が許可されていると
    きに上記印刷データと画像データとに基づいて、上記所
    望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を得るため
    の重畳印刷データを生成する重畳印刷データ生成手段
    と、 同生成された重畳印刷データを出力する重畳印刷データ
    出力手段とを具備することを特徴とする定形図重畳装
    置。
  10. 【請求項10】 所定の記憶領域に記憶された定形図の
    画像データに基づいて所望の印刷物に当該定形図を重畳
    させる定形図重畳方法であって、 上記所望の印刷物に対する上記定形図の重畳を許可する
    か否かを設定する重畳可否設定工程と、 上記印刷物を印刷させるための印刷データを取得する印
    刷データ取得工程と、 上記重畳可否設定工程によって重畳が許可されていると
    きに上記印刷データと画像データとに基づいて、上記所
    望の印刷物に上記定形図を重畳させた印刷物を得るため
    の重畳印刷データを生成する重畳印刷データ生成工程
    と、 同生成された重畳印刷データを出力する重畳印刷データ
    出力工程とを具備することを特徴とする定形図重畳方
    法。
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