JP6308004B2 - オーバーレイ印刷のためのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印影等の画像を文書に合成(オーバーレイ)するためのプログラムに関する。
社内の業務等においては、部下の作成した文書を上司が承認し、その承認を明示するために、文書の所定箇所に上司が押印したりサインしたりすることがある。
このような作業を実際の紙の書類で行う場合の煩雑さを軽減するために、電子的に行う方法が各種提案されている。
たとえば、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)形式で作成した文書データの中に印影の画像データと認証情報を埋め込んでおき、これを印刷する際に、認証サーバで認証を行い、認証に成功した場合に、プリンタドライバで、その文書に埋め込まれている印影の画像データを文書に合成して印刷する技術がある(下記特許文献1参照)。
また、プリンタ本体に印影画像を予め格納しておき、この印影画像の合成要求を受けた場合に、プリンタ本体で認証を行い、認証に成功した場合にこの印影画像を印刷対象の文書に合成して印刷する印刷装置がある(下記特許文献2参照)。
また、図形データにパスワードを設定しておき、文書へのこの図形データの合成を、パスワードによる認証で制限する技術がある(下記特許文献3参照)。
特開2005−165844号公報 特開2013−121690号公報 特開平8−45665号公報
特許文献1のように文書に印影等の画像データと認証情報を埋め込む方式では、HTMLやXML形式など特別な形式で文書データを作成しなければならず、文書データの作成に専用のアプリケーションプログラムを必要とする。そのため、汎用アプリケーションプログラムで作成した文書に印影等の画像データを、セキュリティを確保して合成することはできない。
また特許文献2、3に開示の方法では、承認者からパスワードを通知された者は、どの文書にも印影の画像等を合成できるので、承認者が意図した文書と異なる文書に、その印影の画像等が不正に流用される恐れがある。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、印影等の画像を文書に合成するためのプログラムであって、承認者が承認した文書以外の文書に画像が不正に流用されることを防止できるプログラムを提供することを第1の目的としている。また、第2の目的は、汎用のアプリケーションプログラムで作成された文書にも対応することのできるプログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]情報処理装置を、
文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を有し、
前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する印刷データ生成装置として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、印刷対象の文書とオーバーレイデータに含まれる文書特定情報が特定する文書とが一致しなければ、オーバーレイデータに含まれる画像を印刷対象の文書に合成することが禁止される。
[2]情報処理装置を、
文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を有し、
文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する印刷データ生成装置として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
]前記オーバーレイデータは認証情報を含んでおり、
前記印刷データ生成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報入力部をさらに有し、
前記オーバーレイ許可条件は、前記オーバーレイデータに含まれる認証情報と前記認証情報入力部で入力を受けた認証情報が一致することを含む
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のプログラム。
上記発明では、オーバーレイデータに含まれる画像を印刷対象の文書に合成することの許可条件に、オーバーレイデータに含まれる認証情報と、入力された認証情報が一致することが追加され、セキュリティが向上する。
]前記オーバーレイデータは暗号化されており、
前記印刷データ生成装置は、前記オーバーレイデータを復号化する復号部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか一つに記載のプログラム。
上記発明では、暗号化により、オーバーレイデータに含まれる画像の不正流用を防止することができる。
]前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が前記印刷データの作成に使用した前記オーバーレイデータを再使用不能にする再使用禁止部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[]のいずれか1つに記載のプログラム。
上記発明では、オーバーレイデータの再使用が禁止される。
]情報処理装置を、
文書に合成する画像の指定を受ける画像指定部と、
文書データの指定を受ける文書指定部と、
前記文書指定部で指定された前記文書データを特定する文書特定情報と前記画像指定部で指定された前記画像の画像データとを含むオーバーレイデータを作成するオーバーレイデータ作成部と、
を有するオーバーレイデータ作成装置、
および
前記オーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書と前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を有し、
前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する印刷データ生成装置、
として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
[7]情報処理装置を、
文書に合成する画像の指定を受ける画像指定部と、
文書データの指定を受ける文書指定部と、
前記文書指定部で指定された前記文書データを特定する文書特定情報と前記画像指定部で指定された前記画像の画像データとを含むオーバーレイデータを作成するオーバーレイデータ作成部と、
を有するオーバーレイデータ作成装置、
および
前記オーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書と前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を有し、
文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する印刷データ生成装置、
として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
]前記オーバーレイデータ作成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報受付部をさらに有し、
前記オーバーレイデータ作成部は、前記認証情報受付部で入力を受けた前記認証情報をさらに含む前記オーバーレイデータを作成し、
前記印刷データ生成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報入力部をさらに有し、
前記オーバーレイ許可条件は、前記オーバーレイデータに含まれる認証情報と前記認証情報入力部で入力を受けた認証情報が一致することを含む
ことを特徴とする[6]または[7]に記載のプログラム。
]前記オーバーレイデータ作成装置は、前記オーバーレイデータ作成部が作成した前記オーバーレイデータを暗号化する暗号化部をさらに有し、
前記印刷データ生成装置は、前記暗号化されたオーバーレイデータを復号化する復号部をさらに有する
ことを特徴とする[6]乃至[8]いずれか一つに記載のプログラム。
10]前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が前記印刷データの作成に使用した前記オーバーレイデータを再使用不能にする再使用禁止部をさらに有する
ことを特徴とする[6]乃至[9]のいずれか1つに記載のプログラム。
11]前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が作成する印刷データに対応したプレビュー画像を作成して表示するプレビュー表示部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1つに記載のプログラム。
[12]文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を備え、
前記印刷データ作成部は、前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する
ことを特徴とする印刷データ生成装置。
[13]文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
を備え、
前記印刷データ作成部は、文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する
ことを特徴とする印刷データ生成装置。
本発明に係るプログラムによれば、承認者が承認した文書以外の文書に画像が不正に流用されることを防止することができる。また、汎用のアプリケーションプログラムで作成された文書にも対応することができる。
本発明の実施の形態に係る印刷システムにおいて承認印をオーバーレイして印刷する作業の全体を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る印刷システムのオーバーレイデータ作成装置および印刷データ生成装置として機能する情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置を本発明の実施の形態に係るオーバーレイ作成装置および印刷データ生成装置として機能させるプログラム(プリンタドライバプログラム)の構成を示す図である。 承認者が行う作業の手順を示す流れ図である。 承認依頼者が行う作業の手順を示す流れ図である。 承認印オーバーレイの作成のダイアログを示す図である。 印影画像の参照のダイアログを示す図である。 承認印オーバーレイの保存のダイアログを示す図である。 承認印の印刷のダイアログを示す図である。 承認印オーバーレイの参照のダイアログを示す図である。 承認印をオーバーレイした状態を例示した図である。 承認印の合成位置の決定例を示す図である。 プレビュー表示の例を示す図である。 オーバーレイデータ作成装置としての処理を示す流れ図である。 印刷データ生成装置としての処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るオーバーレイデータ作成装置および印刷データ生成装置として情報処理装置を機能させるプログラムがインストールされた情報処理装置を用いて行うオーバーレイ印刷の全体の手順を示している。上記のプログラムは、文書の作成や表示を行うアプリケーションプログラムから呼び出されるプリンタドライバとして構成されている。
ここでは、文書に合成(オーバーレイ)する画像を承認印の印影画像とし、文書に対する承認を示す承認印の押印を電子的に受け取る作業を、オーバーレイ印刷にて行う場合を例示する。上記のプログラムがインストールされた承認者の情報処理端末(以下、承認端末とする)は、オーバーレイデータ作成装置としての機能を果たす。また、上記のプログラムがインストールされた承認依頼者の情報処理端末(以下、依頼端末とする)は、印刷データ生成装置としての機能を果たす。
承認依頼者は、承認者に承認を受ける文書の文書データを承認者に送付して承認を依頼する(P1)。たとえば、依頼端末で承認対象の文書の文書データを作成し、これを含む承認依頼通知を、ネットワークを通じて承認者の端末に送信する。なお、文書データはサーバに保存され、その文書データの文書名や保存先を承認依頼者から承認者へ通知してもよい。
承認者は上記の承認依頼通知を受けると、承認依頼された文書データが表す文書の内容を確認する(P2)。たとえば、承認者は、承認依頼された文書を、自端末の任意のアプリケーションプログラムで開いて表示させたり印刷したりしてその内容を確認する。
承認者は、内容確認後、その文書を承認する場合は、承認依頼された文書を開いているアプリケーションプログラムにて文書の印刷を指示してプリンタドライバを呼び出し、該プリンタドライバを用いてオーバーレイデータを作成する(P3)。オーバーレイデータは、承認依頼者が承認者の承認印を承認された文書に合成する際に使用するデータである。
オーバーレイデータの作成において、承認者は、承認印の印影の画像データとパスワードを指定する。プリンタドライバが作成するオーバーレイデータは、承認対象の文書を特定する文書特定情報と、承認印の印影の画像データと、パスワードとを含み、暗号化されたものである。
承認者は、プリンタドライバを用いて作成した上記のオーバーレイデータを承認依頼者に送付する(P4)。たとえば、承認端末からネットワークを通じて依頼端末へオーバーレイデータを送信する。また、オーバーレイデータを作成する際に設定したパスワードを承認依頼者に別途、連絡する(P5)。
承認依頼者は承認依頼した文書を自端末の任意のアプリケーションプログラムで開く。そして、該アプリケーションプログラムにて文書の印刷を指示してプリンタドライバを呼び出し、該プリンタドライバにオーバーレイ印刷を行わせる(P6)。詳細には、承認依頼者は、承認者から受け取ったオーバーレイデータをプリンタドライバに読み込ませ、承認者から連絡されたパスワードを入力し、さらに、印影画像を文書中のどの位置にどのように合成するかを指定して印刷の実行を指示する。
依頼端末のプリンタドライバは、読み込んだオーバーレイデータを復号化し、オーバーレイ許可条件が成立しているか否かを確認する。ここでは、オーバーレイ許可条件は、入力されたパスワードとオーバーレイデータに含まれているパスワードが一致することと、アプリケーションプログラムが開いている文書から生成される文書特定情報とオーバーレイデータに含まれている文書特定情報が一致することである。オーバーレイ許可条件が成立した場合は、アプリケーションプログラムで開いている文書に、オーバーレイデータ内の画像データが表す印影の画像を合成した印刷データを生成し、これをプリンタに送信して対応する文書を印刷させる(P7)。
その後、プリンタドライバはそのオーバーレイデータを再利用不能に変更する(P8)。たとえば、オーバーレイデータ内のパスワードや文書特定情報を削除するといった変更を施す。
図2は、オーバーレイデータ作成装置および印刷データ生成装置として機能する情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11にはバスを通じて接続された、記憶装置12、RAM(Random Access Memory)13、入力装置14、表示装置15、通信I/F(Interface)部16を備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラム、本発明に係るプリンタドライバプログラムなどを実行する。
記憶装置12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が処理を実行することでオーバーレイデータ作成装置および印刷データ生成装置の機能が実現される。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納したり、表示データを格納したりするためのワークメモリとして使用される。
入力装置14は、キーボードやポインティングとしてのマウスなどで構成され、ユーザから各種の入力操作を受け付ける。表示装置15は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、ウィンドウやダイアログなど任意の表示内容を表示する機能を果たす。
通信I/F部16は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて他の情報処理装置やプリンタとの間でデータを通信する機能を果たす。
図3は、情報処理装置をオーバーレイ作成装置および印刷データ生成装置として機能させるプリンタドライバプログラム20の機能構成を示す図である。
プリンタドライバプログラム20は、ユーザI/Fモジュール21と、オーバーレイデータ作成モジュール22と、印刷データ生成モジュール23と、グラフィック処理モジュール24を備える。
ユーザI/Fモジュール21は、ユーザI/Fのための表示や入力の受け付けを行う。また、承認印オーバーレイの作成ダイアログや承認印の印刷ダイアログなど各種のダイアログを表示する。
オーバーレイデータ作成モジュール22は、印影画像など、オーバーレイされる画像の画像データの読み込み処理、パスワードおよび文書特定情報の埋め込み処理、オーバーレイデータを暗号化する処理などを行う。
印刷データ生成モジュール23は、オーバーレイデータを復号化する処理、パスワードおよび文書特定情報の比較処理、オーバーレイ画像の合成位置を決定する処理などを行う。
グラフィック処理モジュール24は、オーバーレイ画像の描画処理、文書本文の描画処理、オーバーレイ画像と文書本体の合成処理などを行う。
図4は、承認者が行う作業手順を示す流れ図であり、図5は、承認依頼者が行う作業の手順を示す流れ図である。承認依頼者は、承認者に承認を依頼する文書の文書データを含む承認依頼を送付する(図5:ステップS201)。承認者は承認依頼者から承認依頼を受ける(図4:ステップS101)。承認者は承認依頼された文書の内容を確認し(ステップS102)、承認するか否かを判断する(ステップS103)。承認しない場合は(ステップS103;No)、承認却下を承認依頼者に通知する(ステップS104)。
承認する場合は(ステップS103;Yes)、オーバーレイデータの作成作業を行う。詳細には、承認する文書を該文書の表示等を行うアプリケーションプログラムから開き、この文書の印刷を指示する(ステップS105)。これによりプリンタドライバが起動し、印刷ダイアログが表示される。承認者は印刷ダイアログから承認印作成のタブを選択して、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30を開く(ステップS106)。図6は、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30の一例を示している。
承認者は承認印オーバーレイの作成のダイアログ30において、オーバーレイする画像(印影の画像データ)の指定(ステップS107)、パスワードの設定(ステップS108)を行う。
詳細には、ファイル参照ボタン31を押下すると図7に示す印影画像の参照ダイアログ40が開くので、使用する承認印の印影の画像データを選択し、開くボタン41を押下してオーバーレイする画像を指定する。これにより、プリンタドライバは、指定された画像データを読み込み、印影画像の参照ダイアログ40を自動的に閉じる。
次に、承認者は承認印オーバーレイの作成のダイアログ30のパスワード入力欄32に任意のパスワードを設定する。
次に、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30にあるOKボタン33を押下する。これにより、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30が自動的に閉じて、図8に示す、承認印オーバーレイの保存のダイアログ45が表示される。
承認者は、承認印オーバーレイの保存のダイアログ45にて、オーバーレイデータの保存先およびオーバーレイデータの名称を設定して、開くボタン46を押下する(ステップS109)。これによりプリンタドライバは、アプリケーションプログラムが開いている文書の文書データを特定する文書特定情報と、設定されたパスワードと、指定されたオーバーレイ画像の画像データを含むオーバーレイデータを作成し、さらにこれを暗号化する。そして、暗号化後のオーバーレイデータを承認印オーバーレイの保存のダイアログ45で指定された保存場所に、指定された名称で保存する。
その後、承認者は、オーバーレイデータを承認依頼者に送付し(ステップS110)、さらにオーバーレイデータの作成時に設定したパスワードを承認依頼者に連絡して(ステップS111)、承認作業を終了する。
承認依頼者は、承認者から承認却下の通知を受けた場合は(図5、ステップS202;Yes)、承認依頼した文書の印刷の作業は行わない。承認者からオーバーレイデータを受け取った場合は(ステップS202;No)、文書に承認印を合成して印刷する以下の作業を行う。
まず、承認者に承認された文書を任意のアプリケーションプログラムで開き、この文書の印刷を指示する(ステップS203)。これによりプリンタドライバが起動し、印刷ダイアログが表示される。承認依頼者はこの印刷ダイアログから承認印印刷のタブを選択して、承認印の印刷のダイアログ50を開く(ステップS204)。図9は、承認印の印刷のダイアログ50の一例を示している。
承認依頼者は承認印の印刷のダイアログ50において、使用するオーバーレイデータの指定(ステップS205)、パスワードの入力(ステップS206)、重ねあわせ方法の指定や合成位置の指定(ステップS207)を行う。詳細には、承認印の印刷のダイアログ50においてファイル参照ボタン51を押下すると、図10に示す承認印オーバーレイの参照のダイアログ60が開くので、使用するオーバーレイデータを選択して開くボタン61を押下し、使用するオーバーレイデータを指定する(ステップS205)。これにより、プリンタドライバは、指定されたオーバーレイデータを読み込むと共に、承認印オーバーレイの参照のダイアログ60を自動的に閉じる。
次に、承認依頼者は、図9に示す承認印の印刷のダイアログ50のパスワード設定欄52に、承認者から通知されたパスワードを入力する(図5、ステップS206)。
次に、承認印の印刷のダイアログ50の重ね合わせ欄53において、承認印の重ね合わせ方法を、「自動」、「文書の背面」、「文書の前面」の中から選択する(ステップS207)。さらに、承認印の合成位置を決定するための文字列を承認印の印刷のダイアログ50の検索文字列欄54に入力する(ステップS208)。承認印は、検索文字列欄54に設定された文字列が文書内で独立して存在する位置に合成される。
ユーザは、プレビューボタン56を押下することにより、承認印が合成された文書のプレビュー画像(図13参照)を見ることができる。
最後に、承認依頼者は承認印の印刷のダイアログ50のOKボタン55を押下して印刷を実行させる(ステップS209)。これにより、承認印の画像を文書に合成した印刷データが作成され、その印刷データに基づく印刷が実行される。また、使用したオーバーレイデータは、プリンタドライバにより、再使用不能にされる。
図11は、文書に承認印を合成した状態の一例を示している。同図(a)は文書の背面に承認印の画像74を合成した例を、同図(b)は文書の前面に承認印の画像74を合成した例を示している。なお、同図(c)は、同図(b)に対応する承認印の画像74を合成する前の文書を示している。
承認印の重ね合わせ方法として「自動」が選択されている場合において、承認印の画像74を合成する位置の周囲に承認印の画像74を収める枠がある場合は、同図(b)に示すように、承認印の画像74を文書の前面に合成する。枠がない場合は、承認印の画像74を文書の背面に合成する。これにより、枠がある場合には枠の中にあった文字を隠すことができる。背面に承認印の画像74を合成する場合は「印」の文字の存在により、前面に合成する場合は枠の存在により、それぞれ適切な場所に承認印の画像74が合成されていることを、合成後の文書において確認することができる。
図12は、検索文字列欄54で指定された文字列に基づいて承認印の合成位置を決定する例を示している。この例は、検索文字列として「印」の文字が設定された場合である。プリンタドライバは、箇所71のように、文書70の中に「印」の文字があっても他の文字と連続している場合は無視し、箇所72のように、他の文字と連続せず、独立に(単独に孤立して)「印」の文字を検出したとき、その検出した「印」の文字の位置を承認印の合成位置に決定する。
図13は、プリンタドライバが、合成位置に決定した箇所72に承認印を合成した状態の文書70のプレビュー表示例を示している。この例では、合成位置の文字の周囲に承認印の画像74を収める枠がないので、文書の背面に承認印の画像74を合成している。
図14は、本発明に係るプログラムがインストールされた情報処理装置がオーバーレイデータ作成装置として機能する場合の処理(承認端末側の処理)を示す流れ図である。図14は、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30が開かれた後の動作を示している。
ユーザからオーバーレイする画像の指定を受けると(ステップS301)、該指定されたオーバーレイする画像の画像データを取り込む(ステップS302)。前述の例では、オーバーレイする画像は承認印の印影の画像である。
次に、ユーザからパスワードの入力を受け付ける(ステップS303)。その後、承認印オーバーレイの作成のダイアログ30にて印刷実行の指示を受けると(ステップS304)、アプリケーションプログラムが開いている文書を一意に特定可能な文書特定情報を作成する(ステップS305)。たとえば、文書名と、文書データから生成したチェックサムやハッシュ値などを含む文書特定情報を作成する。チェックサムやハッシュ値を文書特定情報に含めることで、同じ文書名のまま文書の内容が変更された場合に、変更後の文書と承認依頼された時点の文書が相違していることを検出可能になり、承認後の改竄を検出することができる。
次に、プリンタドライバを実行する情報処理装置は、作成した文書特定情報と、ステップS302で取り込んだオーバーレイする画像の画像データと、ステップS303で受け付けたパスワードとを含むオーバーレイデータを、たとえば、ファイルとして作成する(ステップS306)。次に、このオーバーレイデータを暗号化する(ステップS307)。そして、承認印オーバーレイの保存のダイアログ45にてユーザから保存の指示を受けると、暗号化後のオーバーレイデータを、ユーザの指定する保存場所に保存して(ステップS308)、本処理を終了する。
図15は、本発明に係るプログラムがインストールされた情報処理装置が印刷データ生成装置として機能する場合の処理(依頼端末側の処理)を示す流れ図である。図15は、承認印の印刷のダイアログ50が開いた後の動作を示している。
ユーザから、オーバーレイデータの指定(ステップS401)を受けると、指定されたオーバーレイデータを読み込み、これを復号化する(ステップS402)。次に、ユーザからパスワードの入力を受け(ステップS403)、重ね合わせ欄53で重ねあわせ方法の指定を受け付け、検索文字列欄54で合成位置の指定(合成位置を特定するための文字列の指定)を受ける(ステップS404)。
その後、印刷実行の指示を受けると(ステップS405)、オーバーレイ許可条件が成立しているか否かを確認する。すなわち、アプリケーションプログラムが開いている文書から、図14のステップS305と同じ方法で文書特定情報を生成し(ステップS406)、この生成した文書特定情報とオーバーレイデータに含まれている文書特定情報を比較する。(ステップS407)。これらが不一致の場合は(ステップS407;No)、エラーメッセージを表示して(ステップS409)、本処理を終了する。
一致した場合は(ステップS407;Yes)、ステップS403で入力されたパスワードとオーバーレイデータに含まれているパスワードを比較し(ステップS408)、これらが不一致の場合は(ステップS408;No)、エラーメッセージを表示して(ステップS409)、本処理を終了する。
一致した場合は(ステップS408;Yes)、オーバーレイ許可条件が成立したので、オーバーレイデータに含まれる画像を文書に合成する処理を行う。詳細には、アプリケーションプログラムが開いている文書の中から、検索文字列欄54で受け付けた文字列を検索する(ステップS410)。該当する文字列が検出されたら、その文字列が文書中で独立して存在しているか否かを判定する(ステップS411)。独立していない(他の文字が前または後ろに繋がっている)場合は(ステップS411;No)、ステップS410に戻って検索を続ける。
検出した文字列が文書中で独立して存在している場合は(ステップS411;Yes)、当該文字列のある場所(座標)をオーバーレイする画像(承認印の画像など)の合成位置に決定する(ステップS412)。たとえば、文字列の中心位置の座標を、オーバーレイする画像の中心位置が位置すべき座標に決定する。
次に、検索文字列欄54で指定された重ね合わせ方法に応じてオーバーレイする画像を文書に合成する。詳細には、指定された重ね合わせ方法が「文書の背面」であれば(ステップS413、背面)、オーバーレイする画像が文書の背面になるようにオーバーレイする(ステップS417)。指定された重ね合わせ方法が「文書の前面」であれば(ステップS413、前面)、オーバーレイする画像が文書の前面になるようにオーバーレイする(ステップS416)。
指定された重ね合わせ方法が「自動」であれば(ステップS413、自動)、ステップS412で決定した合成位置の周囲に、オーバーレイする画像を収める枠があるか否かを判定する(ステップS414)。枠があれば(ステップS414;Yes)、その枠の中に収まるようにオーバーレイする画像をサイズ調整し(ステップS415)、サイズ調整後のオーバーレイする画像が文書の前面になるようにオーバーレイする(ステップS416)。合成位置の周囲に枠がなければ(ステップS414;No)、オーバーレイする画像が文書の背面になるようにオーバーレイする(ステップS417)。
なお、ここで、プレビューボタン56が押下された場合は、オーバーレイする画像を文書に合成したプレビュー画像を生成し、これを端末の表示装置15に表示する。
その後、印刷の実行が指示されたら、オーバーレイする画像が合成された文書を印刷するための印刷データをプリンタに送信して(ステップS418)、本処理を終了する。
以上のように、本発明によれば、オーバーレイデータに文書特定情報と合成対象の画像の画像データを含め、この画像の合成が許可される文書を、オーバーレイデータ内の文書特定情報が特定する文書のみに限定するので、該画像が他の文書に合成されることを防止でき、セキュリティが向上する。
また、オーバーレイデータによる文書への画像の合成をパスワードが一致した場合に制限するので、パスワードを知らない第三者によるオーバーレイデータの不正使用を防ぐことができる。
さらに、オーバーレイデータを暗号化しているので、オーバーレイデータの中の画像データを取り出して、他の文書へ合成する等の不正使用を防止することができる。
承認依頼者は承認者にネットワークを通じて電子メール等で承認を依頼することができるので、承認依頼者と承認者が同時に同じ場所に居る必要がなく、承認作業を効率よく行うことができる。
また、本発明では、合成対象の画像を文書データに埋め込まず、文書データとは別個のオーバーレイデータを作成するので、文書データはHTMLやXMLなどの特定のデータ形式である必要がなく、任意のデータ形式の文書に対して本発明によるオーバーレイを適用することができる。
さらに、本発明に係るプログラムをプリンタドライバとしたので、文書を開いているアプリケーションプログラムから印刷を指示してプリンタドライバを呼び出すことができ、文書の指定が容易になると共に、開いている文書の内容(イメージ)をそのアプリケーションプログラムから取得できるので、どのようなアプリケーションプログラムで作成された文書に対しても容易に画像を合成することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、本発明に係るプログラムをプリンタドライバとしたが、プリンタドライバ以外のプログラムとして構成されてもかまわないが、情報処理装置を印刷データ生成装置として機能させるプログラムについては、合成のために文書の内容を取得する必要があるので、プリンタドライバであることが好ましい。
実施の形態では、オーバーレイデータ作成装置と印刷データ生成装置の双方の機能を有するプログラム(プリンタドライバ)を例示したが、オーバーレイデータ作成装置の機能を有し、印刷データ生成装置としての機能を持たないプログラムと、印刷データ生成装置としての機能を有し、オーバーレイデータ作成装置としての機能を持たないプログラムは別々に設けられてもよい。
実施の形態では、印刷データ生成装置として機能するプリンタドライバにて文書に画像を合成し、その印刷データをプリンタへ送信したが、文書と画像の合成をプリンタで行わせてもよい。すなわち、文書と画像の合成をプリンタで行わせるために必要な情報を含む印刷データをプリンタドライバで作成し、実際の合成は、この印刷データを受信したプリンタで行ってもよい。
実施の形態では、パスワードの一致と文書特定情報の一致をオーバーレイ許可条件としたが、オーバーレイ許可条件は、少なくとも文書特定情報の一致を含めばよい。また、パスワードによる認証や暗号化は本発明においては必須ではない。
実施の形態では、オーバーレイする画像が承認印の印影の画像データである場合を例示したが、任意の画像でよい。
実施の形態では、一度使用したオーバーレイデータを再使用不能にしたが、たとえば、設定等された上限回数が示す複数回の使用後に再使用不能にしてもよい。また、再使用不能にする方法として、パスワードと文書特定情報を削除する例を示したが、これに限定されない。たとえば、文書特定情報のみを削除する、オーバーレイデータ自体を削除する、などでもよい。なお、オーバーレイデータを削除しても、ハードディスク装置などでは消去したデータが復元される恐れがあるので、パスワードや文書特定情報など特定の一部の情報を削除する方法を採ることで、セキュリティが向上する。
10…情報処理装置
11…CPU
12…記憶装置
13…RAM
14…入力装置
15…表示装置
16…通信I/F部
20…プリンタドライバプログラム
21…ユーザI/Fモジュール
22…オーバーレイデータ作成モジュール
23…印刷データ生成モジュール
24…グラフィック処理モジュール
30…承認印オーバーレイの作成のダイアログ
31…ファイル参照ボタン
32…パスワード入力欄
33…OKボタン
40…印影画像の参照ダイアログ
41…開くボタン
45…承認印オーバーレイの保存のダイアログ
46…開くボタン
50…承認印の印刷のダイアログ
51…ファイル参照ボタン
52…パスワード設定欄
53…重ね合わせ欄
54…検索文字列欄
55…OKボタン
56…プレビューボタン
60…承認印オーバーレイの参照のダイアログ
61…開くボタン
70…文書
71…印の文字が検出された箇所(非独立)
72…印の文字が独立して検出された箇所
74…承認印の画像(オーバーレイする画像)

Claims (13)

  1. 情報処理装置を、
    文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を有し、
    前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する印刷データ生成装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 情報処理装置を、
    文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を有し、
    文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する印刷データ生成装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  3. 前記オーバーレイデータは認証情報を含んでおり、
    前記印刷データ生成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報入力部をさらに有し、
    前記オーバーレイ許可条件は、前記オーバーレイデータに含まれる認証情報と前記認証情報入力部で入力を受けた認証情報が一致することを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記オーバーレイデータは暗号化されており、
    前記印刷データ生成装置は、前記オーバーレイデータを復号化する復号部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のプログラム。
  5. 前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が前記印刷データの作成に使用した前記オーバーレイデータを再使用不能にする再使用禁止部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載のプログラム。
  6. 情報処理装置を、
    文書に合成する画像の指定を受ける画像指定部と、
    文書データの指定を受ける文書指定部と、
    前記文書指定部で指定された前記文書データを特定する文書特定情報と前記画像指定部で指定された前記画像の画像データとを含むオーバーレイデータを作成するオーバーレイデータ作成部と、
    を有するオーバーレイデータ作成装置、
    および
    前記オーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書と前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を有し、
    前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する印刷データ生成装置、
    として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 情報処理装置を、
    文書に合成する画像の指定を受ける画像指定部と、
    文書データの指定を受ける文書指定部と、
    前記文書指定部で指定された前記文書データを特定する文書特定情報と前記画像指定部で指定された前記画像の画像データとを含むオーバーレイデータを作成するオーバーレイデータ作成部と、
    を有するオーバーレイデータ作成装置、
    および
    前記オーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書と前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を有し、
    文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する印刷データ生成装置、
    として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記オーバーレイデータ作成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報受付部をさらに有し、
    前記オーバーレイデータ作成部は、前記認証情報受付部で入力を受けた前記認証情報をさらに含む前記オーバーレイデータを作成し、
    前記印刷データ生成装置は、認証情報の入力を受ける認証情報入力部をさらに有し、
    前記オーバーレイ許可条件は、前記オーバーレイデータに含まれる認証情報と前記認証情報入力部で入力を受けた認証情報が一致することを含む
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のプログラム。
  9. 前記オーバーレイデータ作成装置は、前記オーバーレイデータ作成部が作成した前記オーバーレイデータを暗号化する暗号化部をさらに有し、
    前記印刷データ生成装置は、前記暗号化されたオーバーレイデータを復号化する復号部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1つに記載のプログラム。
  10. 前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が前記印刷データの作成に使用した前記オーバーレイデータを再使用不能にする再使用禁止部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1つに記載のプログラム。
  11. 前記印刷データ生成装置は、前記印刷データ作成部が作成する印刷データに対応したプレビュー画像を作成して表示するプレビュー表示部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のプログラム。
  12. 文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を備え、
    前記印刷データ作成部は、前記文書内の前記画像を合成する位置に、前記画像を収める枠がない場合は、前記文書の背面に前記画像を合成し、前記位置に前記画像を収める枠がある場合は前記文書の前面に前記画像を合成する
    ことを特徴とする印刷データ生成装置。
  13. 文書に合成する画像の画像データと該画像の合成が許可された文書データを特定する文書特定情報とを含むオーバーレイデータを入力する入力部と、
    印刷の指示を受けた文書データと、前記オーバーレイデータに含まれる前記文書特定情報が示す文書データとが一致することを含む所定のオーバーレイ許可条件が成立した場合に、前記印刷の指示を受けた文書データが表す文書に前記画像データが表す画像を合成して印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    前記印刷データ作成部によって作成された前記印刷データをプリンタへ送信する送信部と、
    を備え、
    前記印刷データ作成部は、文書内で、指定された文字が独立して存在する位置を検出し、該検出した位置に前記画像を合成する
    ことを特徴とする印刷データ生成装置。
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