JP2002279966A - 鉛蓄電池の製造装置 - Google Patents

鉛蓄電池の製造装置

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JP2002279966A
JP2002279966A JP2001073876A JP2001073876A JP2002279966A JP 2002279966 A JP2002279966 A JP 2002279966A JP 2001073876 A JP2001073876 A JP 2001073876A JP 2001073876 A JP2001073876 A JP 2001073876A JP 2002279966 A JP2002279966 A JP 2002279966A
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water supply
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JP2001073876A
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Hiroshi Hirakawa
宏 平川
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプから湯送管3cに供給される溶融鉛の
圧力を手前側と奥側で均一にすることにより、鋳型2a
で鋳造されるストラップ5にバラツキの生じない鉛蓄電
池の製造装置を提供する。 【解決手段】 サイドブロック3の湯送管3cに、奥側
から三角錐形の金属製棒材6を挿入して、この湯送管3
cの管断面積を手前側に比べて奥側の方が狭くなるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池の同極性
の極板の耳を接続固定するストラップを形成するための
鉛蓄電池の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉛蓄電池の発電要素1は、図7に示すよ
うに、複数枚ずつの正極板1aと負極板1bをセパレー
タ1cを介して重ね合わせたものである。この発電要素
1の上端面には、一方の側から正極板1aの耳1dが突
出すると共に、他方の側から負極板1bの耳1dが突出
している。そして、これら正極板1aと負極板1bの耳
1dの先端部は、それぞれ同極性のもの同士が鉛や鉛合
金を鋳造したストラップ5で接続固定されている。ま
た、通常の鉛蓄電池は、隔壁で区画された電槽内にこの
ような発電要素1をそれぞれ配置して、正極のストラッ
プ5と負極のストラップ5とを直列に接続する。
【0003】上記ストラップ5を鋳造するためのCOS
(Cast on Strap )モールド装置の従来の構成例を図8
に示す。このCOSモールド装置は、複数の発電要素1
を上下を逆にして前後方向に並べ一括処理を行なうもの
であり、中央部に前後方向に長いモールドブロック2が
配置されると共に、その両側にそれぞれサイドブロック
3が隣接して配置されている。モールドブロック2は、
上面の両側部に一対の鋳型2aが形成され、これら対に
なる鋳型2aが発電要素1の個数分だけ前後方向に並ん
で配置されている。これらの鋳型2aは、モールドブロ
ック2の上面をストラップ5の形状に沿って凹状に彫り
込んだものであり、溶融鉛がモールドブロック2の両側
端に設けた堰2bを越えて注ぎ込まれるようになってい
る。図7に示した発電要素1は、上下を逆にしてモール
ドブロック2上にクランプされ、耳1dの先端部を両側
の鋳型2aに注ぎ込まれた溶融鉛にそれぞれ浸漬した
り、この耳1dの先端部をセットした鋳型2aに溶融鉛
を注ぎ込むことにより、これらの鋳型2aで鋳造される
ストラップ5で接続固定されることになる。
【0004】サイドブロック3は、上面に前後方向に長
い湯溜まり3aが形成されている。湯溜まり3aは、溝
状の深い凹部であり、モールドブロック2に隣接する方
の側部に浅い段状の導入部3bが形成されている。そし
て、この湯溜まり3aに供給された溶融鉛が導入部3b
を経てサイドブロック3の側端からモールドブロック2
の堰2bを越え、各鋳型2aに注ぎ込まれることにな
る。この湯溜まり3aの下方には、サイドブロック3を
前後方向に貫通する湯送管3cが形成されている。湯送
管3cは、サイドブロック3の端面に開口する手前側の
端が図示しないポンプに配管接続され、ここから溶融鉛
が供給されるようになっている。ポンプは、鉛溶解炉で
溶融した鉛や鉛合金を遠心方式又はピストン方式等によ
って加圧して送り出すものである。この湯送管3cの奥
側の端は、サイドブロック3の端面に取り付けたストッ
プ板3dによって塞がれている。また、この湯送管3c
と湯溜まり3aは、等間隔で形成された複数本の連通管
3eによって連通している。さらに、このサイドブロッ
ク3には、湯送管3cや湯溜まり3aの周囲に、前後方
向に貫通する貫通孔が形成され、ここにそれぞれヒータ
4が埋め込まれている。
【0005】上記COSモールド装置は、ポンプから各
サイドブロック3の湯送管3cに供給された溶融鉛が複
数本の連通管3eを通って湯溜まり3aの底から湧き出
し、この湯溜まり3aにある程度の高さの液面を保って
溜まるようになっている。そこで、ポンプの加圧力を高
めて湯溜まり3aの溶融鉛の液面を上昇させると、導入
部3bの溶融鉛がモールドブロック2の堰2bを越えて
各鋳型2aに注ぎ込まれる。そして、各鋳型2aに所定
の高さまで溶融鉛が注入されると、ポンプの圧力を下げ
て湯溜まり3aの溶融鉛の液面を元の高さに戻す。ま
た、モールドブロック2上に配置した各発電要素1を下
降させ、耳1dの先端部を各鋳型2a内の溶融鉛に浸漬
させて、この溶融鉛を冷却することによりストラップ5
を鋳造する。このようにしてストラップ5が鋳造される
と、発電要素1と共に取り出して搬送し、新たな発電要
素1を上下を逆にしてモールドブロック2の上方に配置
して同様の動作を繰り返す。ヒータ4は、この工程の間
に湯送管3cや湯溜まり3aの溶融鉛が冷めないように
サイドブロック3を加熱するために用いられる。また、
モールドブロック2は、自然放熱やこのモールドブロッ
ク2内の貫通孔に水等を通すことにより冷却を行なっ
て、各鋳型2aの溶融鉛を凝固させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サイドブロ
ック3の湯送管3cは、管径が均一な貫通孔であるた
め、手前側からポンプで溶融鉛に圧力を加えると、スト
ップ板3dに塞がれた奥側の方が圧力が高くなり、連通
管3eを通して湯溜まり3aに湧き出して来る溶融鉛の
液面の上昇速度も奥側の方が速くなる。このため、湯溜
まり3aの溶融鉛は、奥側ほど早く堰2bを越えて鋳型
2aに流れ込むので、モールドブロック2上では、奥側
の鋳型2aで鋳造されたストラップ5ほど厚く形成さ
れ、発電要素1ごとにストラップ5の厚さにバラツキが
生じるという問題が発生していた。また、湯溜まり3a
から鋳型2aに溶融鉛が注ぎ込まれるタイミングの相違
から、奥側の鋳型2aほど早く溶融鉛の冷却が始まるの
で、発電要素1の耳1dを同時に浸漬しても、溶融鉛の
温度が異なるために、ストラップ5と耳1dとの溶接状
態にバラツキが生じるという問題もあった。
【0007】なお、上記問題を解消するために、サイド
ブロック3の湯溜まり3aの下方に2本以上の湯送管3
cを併設し、この湯溜まり3aの手前側と奥側とにそれ
ぞれ異なる湯送管3cから溶融鉛を供給するようにした
COSモールド装置も開発されている。しかしながら、
現実には3本以上の湯送管3cを併設することは困難で
あり、2本の湯送管3cを併設した場合にも、各湯送管
3cが溶融鉛を供給する湯溜まり3aの前後の長さの範
囲内で、上記と同様に手前側と奥側の鋳型2aで鋳造さ
れストラップ5の厚さや発電要素1の耳1dとの溶接状
態にバラツキが生じるのを回避することはできなかっ
た。
【0008】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、湯送管の管断面積等を手前側と奥側
で変化させることにより、鋳型で鋳造されるストラップ
にバラツキの生じない鉛蓄電池の製造装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、溶融
鉛を注入し鉛蓄電池の発電要素の耳を接続固定してスト
ラップを鋳造する凹状の鋳型が形成されたモールドブロ
ックと、このモールドブロックに隣接し、このモールド
ブロックの鋳型との間が堰を介して通じた溝状の湯溜ま
りが形成されると共に、この湯溜まりに沿って1本又は
2本以上の湯送管が形成され、この湯溜まりと湯送管と
の間が複数本の連通管で繋がった湯送ブロックと、この
湯送ブロックの湯送管に手前側から溶融鉛を供給するポ
ンプを備えた鉛蓄電池の製造装置において、湯送ブロッ
クの湯送管の管断面積が、溶融鉛の供給される手前側に
比べて奥側の方が狭く形成されたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、湯送管の管断面
積がポンプから遠い奥側ほど狭くなるので、このポンプ
による溶融鉛の手前側の圧力が高まり、湯送管の両端間
での圧力を均等にすることができる。このため、湯溜ま
りに湧き出す溶融鉛の流量を均一にして鋳型に注ぎ込む
タイミングを揃えることができるので、この鋳型で鋳造
されるストラップのバラツキをなくすことができるよう
になる。なお、湯送管の管断面積は、途中で少なくとも
1段階狭くなっているだけでもバラツキを抑制すること
はできるので、必ずしも多段階的に又は連続的に管断面
積が狭くなる必要はない。
【0011】請求項2の発明は、前記湯送管の管径が均
一であり、この湯送管に奥側から錐形の棒材が挿入され
ることにより管断面積が狭くなることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、均一な管径の湯
送管内に先端ほど細い錐形の棒材が挿入されるので、溶
融鉛が流通可能となる管断面積をこの棒材の挿入元に近
づく奥側ほど狭くすることができる。
【0013】請求項3の発明は、前記錐形の棒材にヒー
タが埋め込まれたことを特徴とする請求項2に記載の鉛
蓄電池の製造装置。
【0014】請求項3の発明によれば、湯送管内に挿入
した錐形の棒材がヒータによって加熱されるので、溶融
鉛が管断面積の狭い奥側で放熱が大きくなり温度が低下
するのを防止することができるようになる。
【0015】請求項4の発明は、溶融鉛を注入し鉛蓄電
池の発電要素の耳を接続固定してストラップを鋳造する
凹状の鋳型が形成されたモールドブロックと、このモー
ルドブロックに隣接し、このモールドブロックの鋳型と
の間が堰を介して通じた溝状の湯溜まりが形成されると
共に、この湯溜まりに沿って1本又は2本以上の湯送管
が形成され、この湯溜まりと湯送管との間が複数本の連
通管で繋がった湯送ブロックと、この湯送ブロックの湯
送管に手前側から溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄
電池の製造装置において、湯送ブロックの湯溜まりの溝
断面積が、溶融鉛の供給元に近い手前側に比べて奥側の
方が広く形成されたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、湯溜まりの溝断
面積がポンプから遠い奥側ほど広くなるので、この湯溜
まりに溶融鉛が湧き出すタイミングが奥側ほど早くなっ
たとしても、鋳型に注ぎ込まれるタイミングは揃えるこ
とができるので、この鋳型で鋳造されるストラップのバ
ラツキをなくすことができるようになる。なお、湯溜ま
りの溝断面積は、途中で少なくとも1段階広くなってい
るだけでもバラツキを抑制することはできるので、必ず
しも多段階的に又は連続的に溝断面積が広くなる必要は
ない。
【0017】請求項5の発明は、溶融鉛を注入し鉛蓄電
池の発電要素の耳を接続固定してストラップを鋳造する
凹状の鋳型が形成されたモールドブロックと、このモー
ルドブロックに隣接し、このモールドブロックの鋳型と
の間が堰を介して通じた溝状の湯溜まりが形成されると
共に、この湯溜まりに沿って1本又は2本以上の湯送管
が形成され、この湯溜まりと湯送管との間が複数本の連
通管で繋がった湯送ブロックと、この湯送ブロックの湯
送管に手前側から溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄
電池の製造装置において、湯送ブロックの湯溜まりの側
部に、この湯溜まりと堰との間を遮蔽する遮蔽部が形成
されると共に、この遮蔽部に、堰を介しモールドブロッ
クの各鋳型に通じる通路がそれぞれ形成され、これらの
通路が溶融鉛の供給元に近い手前側に比べて奥側の方が
通路幅が狭く形成されたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、堰に通じる通路
の幅がポンプから遠い奥側ほど狭くなるので、この湯溜
まりに溶融鉛が湧き出す湯量が奥側ほど多くなり、通路
も奥側ほど溶融鉛が高い液面で流れたとしても、各鋳型
に注ぎ込まれる湯量を均一にできるので、この鋳型で鋳
造されるストラップのバラツキをなくすことができるよ
うになる。なお、通路の幅は、途中で少なくとも1段階
狭くなっているだけでもバラツキを抑制することはでき
るので、必ずしも多段階的に狭くなる必要はない。
【0019】請求項6の発明は、溶融鉛を注入し鉛蓄電
池の発電要素の耳を接続固定してストラップを鋳造する
凹状の鋳型が形成されたモールドブロックと、このモー
ルドブロックに隣接し、このモールドブロックの鋳型と
の間が堰を介して通じた溝状の湯溜まりが形成されると
共に、この湯溜まりに沿って1本又は2本以上の湯送管
が形成され、この湯溜まりと湯送管との間が複数本の連
通管で繋がった湯送ブロックと、この湯送ブロックの湯
送管に手前側から溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄
電池の製造装置において、湯送ブロックの複数本の連通
管が、溶融鉛の供給元に近い手前側に比べて奥側に形成
されたものほど管断面積が狭く形成され、及び/又は、
形成ピッチが離れて形成されたことを特徴とする。
【0020】請求項6の発明によれば、連通管がポンプ
から遠い奥側ほど管断面積が狭くなったり形成ピッチが
離れて形成されるので、湯送管内の溶融鉛の圧力が奥側
ほど高くなっても、湯溜まりに湧き出る湯量は均等にす
ることができる。このため、溶融鉛を鋳型に注ぎ込むタ
イミングを揃えることができるので、この鋳型で鋳造さ
れるストラップのバラツキをなくすことができるように
なる。なお、連通管の管断面積や形成ピッチは、途中で
少なくとも1段階変化させるだけでもバラツキを抑制す
ることはできるので、必ずしも多段階的に変化させる必
要はない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の第1実施形態を示すもので
あって、COSモールド装置のサイドブロックの構造を
示す縦断面側面図である。なお、図7〜図8に示した従
来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記
する。
【0023】本実施形態のCOSモールド装置は、図8
に示したものと同様の構成のモールドブロック2とサイ
ドブロック3とからなる。ただし、サイドブロック3の
湯送管3cには、三角錐形の金属製棒材6が挿入されて
いる。金属製棒材6は、四角柱の棒材を長手方向に少し
傾斜させて切断した形状の三角錐形であり、長さが湯送
管3cの全長よりも少し短い金属製の棒材である。ま
た、この金属製棒材6の内部には、長手方向に沿ってヒ
ータ7が埋め込まれている。この金属製棒材6は、底面
がストップ板3dの固着されて、三角錐形の先端が前方
になるようにして、傾斜した切断面状の面を上に向けて
挿入される。従って、この金属製棒材6は、奥側の三角
錐形の底面に近づくほど三角形の断面積が大きくなり、
管径が均一な湯送管3cの下部を塞ぐことになるので、
この湯送管3cの内部で溶融鉛が流通可能となる管断面
積は、奥側ほど徐々に上部だけに限定されて狭くなる。
【0024】上記構成によれば、サイドブロック3の湯
送管3cの管断面積が金属製棒材6によって奥側ほど徐
々に狭くなるので、この湯送管3cの手前側からポンプ
によって供給される溶融鉛の圧力を手前側と奥側で均等
にすることができる。このため、手前側から奥側にかけ
て複数本設けられた各連通管3eを通って湯溜まり3a
に湧き出す溶融鉛の流量も均一になり、この湯溜まり3
aに溜まった溶融鉛の液面を均等に上昇させることがで
きる。そして、これによりモールドブロック2の各鋳型
2aに溶融鉛が注ぎ込まれるタイミングや流量も揃える
ことができるので、これらの鋳型2aで鋳造されるスト
ラップ5の厚さのバラツキや、このストラップ5と発電
要素1の耳1dとの溶接状態のバラツキをなくすことが
でき、鉛蓄電池の品質を安定させることができるように
なる。
【0025】また、湯送管3cに供給された溶融鉛は、
奥に向かうほど金属製棒材6との接触面積が大きくなる
ので、この金属製棒材6を通じた放熱によって温度が低
下するおそれがある。しかし、本実施形態では、この金
属製棒材6の内部に埋め込まれたヒータ7によって溶融
鉛を加熱できるので、奥側の溶融鉛の温度が低下するの
を防止して、均一な温度でストラップ5の鋳造を行なう
ことができるようになる。ただし、この金属製棒材6に
よる放熱量は比較的わずかであるため、ヒータ7を設け
ていない場合にも、十分にストラップ5のバラツキを抑
制することはできる。
【0026】なお、上記第1実施形態では、三角錐形の
金属製棒材6を用いる場合について説明したが、円錐形
や円柱を長手方向に傾斜させて切断した形状等の他の錐
形の金属製棒材6を用いても同様の効果を得ることがで
きる。また、上記第1実施形態では、湯送管3cよりも
少し短い金属製棒材6を用いる場合について説明した
が、この湯送管3cの半分以下の長さの金属製棒材6を
用いた場合にも、溶融鉛の圧力が特に高くなりがちな一
番奥側で鋳造されるストラップ5のバラツキを抑制する
ためには十分な効果を得ることができる。
【0027】また、上記第1実施形態では、湯送管3c
に金属製棒材6を挿入することにより管断面積を変化さ
せる場合について説明したが、湯送管3cの管径を奥側
ほど小さくなるテーパ孔状に形成しても、同様の効果を
得ることができる。さらに、この湯送管3cは、管の断
面積が奥側ほど狭くなっていれば、どのような断面形状
のものであってもよい。
【0028】また、上記第1実施形態では、湯送管3c
の管断面積が奥側ほど徐々に狭くなる場合について説明
したが、段階的に管断面積が狭くなるようになっていて
もよい。
【0029】図2及び図3は本発明の第2実施形態を示
すものであって、図2はCOSモールド装置のサイドブ
ロックの構造を示す縦断面側面図、図3はCOSモール
ド装置の構造を示す部分縦断面正面図である。なお、図
7〜図8に示した従来例と同様の機能を有する構成部材
には同じ番号を付記する。
【0030】本実施形態のCOSモールド装置も、図8
に示したものと同様の構成のモールドブロック2とサイ
ドブロック3とからなる。ただし、図2及び図3に示す
ように、サイドブロック3の湯溜まり3aに形成された
導入部3b上の手前側には、底上げ板8が固着されてい
る。底上げ板8は、湯溜まり3aの側部に段状に形成さ
れた浅い導入部3b上に載置される幅の狭い金属板であ
り、ボルト等によって導入部3b上に固定される。
【0031】上記底上げ板8が導入部3b上に固着され
ると、この導入部3bの底面が持ち上げられることにな
るので、この導入部3bを含む湯溜まり3aの溝断面積
が手前側で狭くなり奥側が広くなる。また、ここでは一
定の厚さの底上げ板8を導入部3b上の手前側半分に固
着したが、奥側ほど薄くなる底上げ板8を固着すること
もでき、この場合には、導入部3bの全長にわたって固
着することができる。
【0032】上記構成によれば、サイドブロック3の湯
溜まり3aの溝断面積が奥側で広くなるので、この湯溜
まり3aに供給される溶融鉛の液面が導入部3bを越え
てからの上昇を奥側で抑制することができる。このた
め、湯送管3cでは、溶融鉛の圧力が奥側ほど高くなる
ために、湯溜まり3aに湧き出す溶融鉛の流量も奥側ほ
ど多くなるが、導入部3bを越えてからの液面の上昇
は、手前側と奥側での差を少なくすることができるよう
になり、モールドブロック2の各鋳型2aに溶融鉛が注
ぎ込まれるタイミングや流量を揃えることができるの
で、これらの鋳型2aで鋳造されるストラップ5の厚さ
のバラツキや、このストラップ5と発電要素1の耳1d
との溶接状態のバラツキをなくすことができ、鉛蓄電池
の品質を安定させることができるようになる。
【0033】なお、上記第2実施形態では、導入部3b
上に底上げ板8を固着する場合について説明したが、こ
の導入部3bの底面自体を奥側ほど深くなるように形成
することもできる。ただし、底上げ板8を利用すると、
従来からのCOSモールド装置に改造を加えるだけで、
そのまま使用することができるという利点がある。
【0034】また、上記第2実施形態では、湯溜まり3
aにおける導入部3bの底面の高さを変化させる場合に
ついて説明したが、湯溜まり3aの溝の凹部に底上げ板
8を固着したり、この溝の凹部自体を奥ほど広がるよう
に形成して、溝断面積を変化させるようにすることもで
きる。
【0035】図4及び図5は本発明の第3実施形態を示
すものであって、図4はCOSモールド装置の構造を示
す部分平面図、図5はCOSモールド装置の構造を示す
部分縦断面正面図である。なお、図7〜図8に示した従
来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記
する。
【0036】本実施形態のCOSモールド装置も、図8
に示したものと同様の構成のモールドブロック2とサイ
ドブロック3とからなる。ただし、図4及び図5に示す
ように、サイドブロック3の湯溜まり3aに形成された
導入部3b上には、複数本の遮蔽ブロック9が固着され
ている。遮蔽ブロック9は、湯溜まり3aの側部に段状
に形成された浅い導入部3b上に載置される幅の狭い方
形の金属ブロックであり、ボルト等によって導入部3b
上に固定される。これらの遮蔽ブロック9は、導入部3
bの深さを超える十分な高さを有するので、この導入部
3b上に固着されることにより、湯溜まり3aと堰2b
との間を遮蔽して溶融鉛が鋳型2aに注ぎ込まれるのを
阻止することになる。また、これらの遮蔽ブロック9
は、モールドブロック2の鋳型2aごとに2本ずつが対
となって対応して配置されると共に、各対の遮蔽ブロッ
ク9の間を開けて配置することにより、これらの遮蔽ブ
ロック9の間に通路10が形成されるようにしている。
しかも、この通路10の幅は、奥側に配置される遮蔽ブ
ロック9のものほど徐々に狭くなるようになっている。
【0037】上記構成によれば、湯溜まり3aに湧き出
した溶融鉛の液面が奥側ほど早く上昇したとしても、こ
の奥側の遮蔽ブロック9の間の通路10の幅が狭いの
で、流量はこの通路10の幅によって制限される。従っ
て、この奥側の狭い通路10を通る溶融鉛の流量と、溶
融鉛の液面が低い手前側で広い通路10を通る溶融鉛の
流量とをほぼ均一にして、モールドブロック2の各鋳型
2aに注ぎ込まれる溶融鉛の流量を揃えることができる
ので、これらの鋳型2aで鋳造されるストラップ5の厚
さのバラツキや、このストラップ5と発電要素1の耳1
dとの溶接状態のバラツキをなくすことができ、鉛蓄電
池の品質を安定させることができるようになる。
【0038】なお、上記第3実施形態では、湯溜まり3
aの側部に導入部3bを形成したサイドブロック3につ
いて説明したが、このような導入部3bが設けられない
場合にも、湯溜まり3aと堰2bとの間に隙間を開けて
遮蔽板等を取り付けることにより遮蔽部とすれば、同様
の通路10を形成することができる。また、導入部3b
の底面自体を、通路10となる部分を除いて、堰2bよ
りも十分に上方に突出させて遮蔽部とすることによって
も、遮蔽ブロック9や遮蔽板等の代わりとすることがで
きる。ただし、遮蔽ブロック9や遮蔽板等を利用すれ
ば、従来からのCOSモールド装置に改造を加えるだけ
で、そのまま使用することができるという利点がある。
【0039】また、上記第3実施形態では、通路10の
底面は、手前側と奥側で同じ高さとなる場合について説
明したが、例えば1対の遮蔽ブロック9に代えて、1本
の遮蔽ブロック9の中央に長手方向に直交する方向の凹
状の溝を設けて通路10を形成したものを用い、この通
路10の底面を奥側に配置するものほど高くなるように
形成すれば、湯溜まり3aから鋳型2aに溶融鉛を注ぎ
込むタイミングを揃えることもできるようになり、スト
ラップ5のバラツキをより少なくすることができるよう
になる。
【0040】図6は本発明の第4実施形態を示すもので
あって、COSモールド装置のサイドブロックの構造を
示す縦断面側面図である。なお、図7〜図8に示した従
来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記
する。
【0041】本実施形態のCOSモールド装置も、図8
に示したものと同様の構成のモールドブロック2とサイ
ドブロック3とからなる。ただし、サイドブロック3の
湯送管3cと湯溜まり3aとの間を連通する各連通管3
eは、奥側のものほど管径が細く形成されている。即
ち、最も手前側の連通管3eの管径をd1 とし、中央部
の連通管3eの管径をd2 とし、最も奥側の連通管3e
の管径をd3 とすると、d1 >d2 >d3 の関係が成立
するように形成される。
【0042】上記構成によれば、湯送管3c内の溶融鉛
の圧力が奥側ほど高くなっても、この奥側の連通管3e
の管径が細いので、湯溜まり3aに湧き出す溶融鉛の流
量を抑制することができる。従って、この湯溜まり3a
に溜まった溶融鉛の液面の上昇を、手前側と奥側とで均
一にすることができるようになり、モールドブロック2
の各鋳型2aに溶融鉛が注ぎ込まれるタイミングや流量
を揃えることができるので、これらの鋳型2aで鋳造さ
れるストラップ5の厚さのバラツキや、このストラップ
5と発電要素1の耳1dとの溶接状態のバラツキをなく
すことができ、鉛蓄電池の品質を安定させることができ
るようになる。
【0043】なお、上記第4実施形態では、連通管3e
の管径が奥側ほど細くなる場合について説明したが、こ
の連通管3eの管形状は任意であり、この管断面積が奥
側ほど狭くなっていれば、同様の効果を得ることができ
る。また、奥側の連通管3e内に、金属製の邪魔材を挿
入して固着することにより管断面積を狭くすることもで
きる。
【0044】また、上記第4実施形態では、連通管3e
の管断面積が手前側から奥側にかけて3段階にわたって
狭くなる場合について説明したが、少なくとも中間部か
ら1段階だけ管断面積が狭くなるようになっていてもよ
い。
【0045】また、上記第4実施形態では、連通管3e
の管断面積を変化させる場合について説明したが、これ
らの連通管3eの形成ピッチを奥側ほど広くすることに
より離れて形成されるようにしても、奥側の湯溜まり3
aに湧き出す溶融鉛の総量を抑制できるので、同様の効
果を得ることができる。
【0046】また、上記第1〜第4実施形態では、各サ
イドブロック3に湯送管3cを1本だけ形成した場合に
ついて説明したが、2本以上の湯送管3cを形成する場
合にも、それぞれの湯送管3cが溶融鉛を湯溜まり3a
に供給する前後の長さの範囲内で、手前側と奥側との変
化を設ければ、同様の効果を得ることができる。ただ
し、本発明を最適に実施すれば、COSモールド装置に
このように2本以上の湯送管3cを形成する必要はなく
すことができる。
【0047】また、上記第1〜第4実施形態では、モー
ルドブロック2の両側にそれぞれサイドブロック3(湯
送ブロック)を配置したCOSモールド装置について説
明したが、例えばモールドブロック2を正負極のストラ
ップ5を鋳造する鋳型2aごとに左右に分割し、これら
のモールドブロック2の間に、両側に溶融鉛を供給する
ことができる湯送ブロックを配置したCOSモールド装
置にも本発明を同様に実施することができる。
【0048】また、上記第1〜第4実施形態では、複数
個の発電要素1を並べて一括処理するCOSモールド装
置について説明したが、鋳造するストラップ5が十分に
長ければ、1個の発電要素1だけを処理するCOSモー
ルド装置にも同様に実施可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の鉛蓄電池の製造装置によれば、湯送管の管断面積を変
化させたり、湯溜まりの溝断面積や通路の幅を変化さ
せ、また、連通管の管断面積や形成ピッチを変化させる
ことにより、湯溜まりから鋳型に溶融鉛を注ぎ込むタイ
ミングや流量を揃えることができるので、この鋳型で鋳
造されるストラップの厚さのバラツキや発電要素の耳と
の溶接状態のバラツキをなくすことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置のサイドブロックの構造を示す縦断面
側面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置のサイドブロックの構造を示す縦断面
側面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置の構造を示す部分縦断面正面図であ
る。
【図4】本発明の第3実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置の構造を示す部分平面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置の構造を示す部分縦断面正面図であ
る。
【図6】本発明の第4実施形態を示すものであって、C
OSモールド装置のサイドブロックの構造を示す縦断面
側面図である。
【図7】鉛蓄電池の発電要素の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】従来例を示すものであって、COSモールド装
置の構造を示す部分縦断面斜視図である。
【符号の説明】
1 発電要素 1d 耳 2 モールドブロック 2a 鋳型 2b 堰 3 サイドブロック 3b 導入部 3c 湯送管 3d ストップ板 3e 連通管 4 ヒータ 5 ストラップ 6 金属製棒材 7 ヒータ 8 底上げ板 9 遮蔽ブロック 10 通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融鉛を注入し鉛蓄電池の発電要素の耳
    を接続固定してストラップを鋳造する凹状の鋳型が形成
    されたモールドブロックと、このモールドブロックに隣
    接し、このモールドブロックの鋳型との間が堰を介して
    通じた溝状の湯溜まりが形成されると共に、この湯溜ま
    りに沿って1本又は2本以上の湯送管が形成され、この
    湯溜まりと湯送管との間が複数本の連通管で繋がった湯
    送ブロックと、この湯送ブロックの湯送管に手前側から
    溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄電池の製造装置に
    おいて、 湯送ブロックの湯送管の管断面積が、溶融鉛の供給され
    る手前側に比べて奥側の方が狭く形成されたことを特徴
    とする鉛蓄電池の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記湯送管の管径が均一であり、この湯
    送管に奥側から錐形の棒材が挿入されることにより管断
    面積が狭くなることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄
    電池の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記錐形の棒材にヒータが埋め込まれた
    ことを特徴とする請求項2に記載の鉛蓄電池の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 溶融鉛を注入し鉛蓄電池の発電要素の耳
    を接続固定してストラップを鋳造する凹状の鋳型が形成
    されたモールドブロックと、このモールドブロックに隣
    接し、このモールドブロックの鋳型との間が堰を介して
    通じた溝状の湯溜まりが形成されると共に、この湯溜ま
    りに沿って1本又は2本以上の湯送管が形成され、この
    湯溜まりと湯送管との間が複数本の連通管で繋がった湯
    送ブロックと、この湯送ブロックの湯送管に手前側から
    溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄電池の製造装置に
    おいて、 湯送ブロックの湯溜まりの溝断面積が、溶融鉛の供給元
    に近い手前側に比べて奥側の方が広く形成されたことを
    特徴とする鉛蓄電池の製造装置。
  5. 【請求項5】 溶融鉛を注入し鉛蓄電池の発電要素の耳
    を接続固定してストラップを鋳造する凹状の鋳型が形成
    されたモールドブロックと、このモールドブロックに隣
    接し、このモールドブロックの鋳型との間が堰を介して
    通じた溝状の湯溜まりが形成されると共に、この湯溜ま
    りに沿って1本又は2本以上の湯送管が形成され、この
    湯溜まりと湯送管との間が複数本の連通管で繋がった湯
    送ブロックと、この湯送ブロックの湯送管に手前側から
    溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄電池の製造装置に
    おいて、 湯送ブロックの湯溜まりの側部に、この湯溜まりと堰と
    の間を遮蔽する遮蔽部が形成されると共に、この遮蔽部
    に、堰を介しモールドブロックの各鋳型に通じる通路が
    それぞれ形成され、これらの通路が溶融鉛の供給元に近
    い手前側に比べて奥側の方が通路幅が狭く形成されたこ
    とを特徴とする鉛蓄電池の製造装置。
  6. 【請求項6】 溶融鉛を注入し鉛蓄電池の発電要素の耳
    を接続固定してストラップを鋳造する凹状の鋳型が形成
    されたモールドブロックと、このモールドブロックに隣
    接し、このモールドブロックの鋳型との間が堰を介して
    通じた溝状の湯溜まりが形成されると共に、この湯溜ま
    りに沿って1本又は2本以上の湯送管が形成され、この
    湯溜まりと湯送管との間が複数本の連通管で繋がった湯
    送ブロックと、この湯送ブロックの湯送管に手前側から
    溶融鉛を供給するポンプを備えた鉛蓄電池の製造装置に
    おいて、 湯送ブロックの複数本の連通管が、溶融鉛の供給元に近
    い手前側に比べて奥側に形成されたものほど管断面積が
    狭く形成され、及び/又は、形成ピッチが離れて形成さ
    れたことを特徴とする鉛蓄電池の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175491A1 (ko) * 2013-04-24 2014-10-30 (주)무진서비스 납물의 배출량이 균일한 런너블럭

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