JP2002279451A - 交通手段検索ならびに乗車券購入システム、および、携帯端末を用いた交通手段検索ならびに乗車券購入方法。 - Google Patents

交通手段検索ならびに乗車券購入システム、および、携帯端末を用いた交通手段検索ならびに乗車券購入方法。

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JP2002279451A
JP2002279451A JP2001073290A JP2001073290A JP2002279451A JP 2002279451 A JP2002279451 A JP 2002279451A JP 2001073290 A JP2001073290 A JP 2001073290A JP 2001073290 A JP2001073290 A JP 2001073290A JP 2002279451 A JP2002279451 A JP 2002279451A
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Yoshifumi Tagami
欣史 田上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の交通手段を用いて目的地へ移動する際、
携帯端末の簡単な操作で利用者の要求する条件で移動す
る方法を確実に検索して案内するとともに、携帯端末の
操作で検索された交通手段の乗車券を簡単かつ確実に購
入できるようにする。 【解決手段】携帯型端末100から目的地と移動条件を
受信すると位置―駅検索サーバ110が最寄りの乗車駅
を検索し、乗換え検索サーバ120から目的駅迄の経路
・料金情報検索し、携帯型端末100に記憶させる。券
売機130は携帯端末100と通信して記憶された情報
に基づき目的駅までの乗車券を発売する。又、乗継ぎ等
で目的駅迄の乗車券を購入できない場合、乗継ぎ駅の券
売機130は携帯端末100と通信して記憶された情報
を基づき続きの乗車券を販売する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通機関を利用し
た人物の輸送に必要な手段の検索とその料金支払いシス
テムの構成およびその運用方法に係わり、特に複数の交
通機関にまたがる輸送手段の検索と料金支払いに好適な
検索ならびに料金支払いシステムの構成およびその運用
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交通機関を利用した人物の輸送手段や料
金を検索するシステムが近年発達し、家庭やオフィスの
パーソナルコンピュータに備えらた交通手段検索ソフト
を利用したり、携帯電話等の通信手段によりインターネ
ットにアクセスしたりして、目的地までの輸送手段(交
通手段やルート情報)と所要時間や料金等の情報を該交
通手段の利用前に入手する事が容易になっている。これ
らのシステムは、出発地と目的地および輸送条件(最短
時間あるいは最小料金等)の情報を利用者の端末から受
信すると、入力条件に基づいてデータベースの検索を行
い、検索結果を利用者の端末に通知・表示するものであ
る。そして、交通機関の利用者は、検索通知された情報
を記憶したり、メモしたり、表示のハードコピーを取っ
たり等の操作を行った後、取得した情報から選択した交
通機関の窓口や券売機に出向いて、取得情報で示唆され
た乗車券を購入して、該交通機関を利用するものであ
る。
【0003】現在、携帯端末を用いる通信システムで
は、基地局の情報等に基づき端末の所有者の現在位置を
大まかに把握する事が可能となっており、例えば、特開
平11−166838号公報に記載されたシステムのよ
うに、携帯端末を利用して簡単な操作で交通機関(輸送
手段)の情報を検索するシステムが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記システムを活用す
れば目的地までのルートを検索する事ができるが、ここ
で得られる情報はあくまでも端末の利用者が選択可能な
交通機関の情報を見る(知る)だけの情報であり、端末
の利用者は検索された情報を自分の頭に記憶したり、紙
やメモリ等の媒体に記憶させたりして、実際に選択した
交通機関を利用する際には、該交通機関に備えてある券
売機に行き、記憶された目的地や料金の情報に基づき券
売機を操作して目的地までの乗車券を購入する必要があ
る。
【0005】目的地までの交通機関として複数(3以
上)の運営会社や路線が異なる交通機関を利用する場合
がある。この場合、パスネットのような特別な乗車券を
事前に購入しておかなければ、3つの交通機関の券売機
で利用の都度記憶しておいた情報や交通機関に備えられ
た料金表に基づき乗車券を購入したり、2つの交通機関
にまたがって利用可能な連絡乗車券を同様に記憶してお
いた情報や交通機関に備えられた料金表に基づき組合わ
せて購入したりする必要がある。すなわち、端末により
交通手段を知ることができても、その知りえた情報や事
前に準備された情報を参照しながら何回も券売機を操作
しなければならず、交通機関を検索してあっても、実際
に乗車券を購入して利用するに必要な利用者の操作はあ
まり減らず時間も短縮されない。
【0006】さらに、上記ケースにおいては、交通手段
の乗換えを行う途中の交通機関(駅等)に備えてある券
売機が乗換え通路の近くにない、あるいは、利用者が予
定していた連絡乗車券が販売されていない等の事情によ
り、一旦駅の改札を出て乗車券を購入しなければならな
い、あるいは、想定外の乗車券購入操作を行わなければ
ならない等の場合もあり、事前に検索した最短時間のル
ートを利用しても乗換え手続きに時間がかかり事前に検
索選択した交通手段が使えなくなり(例えば、乗遅れの
発生)、利用者の目的(満足度)を満たさないこともで
てくる。
【0007】上記問題点を解決するために、複数の交通
機関にまたがる移動を行う際に、乗換えや乗車券購入操
作等の利用者が行なわなければならない操作も考慮し
て、確実に目的地まで移動する交通機関を検索するシス
テムと、その検索された情報に基づき確実かつ簡単に交
通機関の乗車券を購入できるシステムの実現が望まれ
る。さらに、これらのシステムは、簡単な操作で端末の
利用者の要求に応じて検索と乗車券の購入が可能なもの
であることが望まれる。
【0008】より具体的には、複数の交通機関にまたが
る移動を行なう際に利用する交通機関を検索する場合
に、連絡乗車券の種類、販売場所や券売機の位置等の情
報も利用して、端末の利用者が望む条件の交通手段を詳
細に検索するシステムと、該システムが提供する情報で
利用者が実際に利用する交通機関を選択すると、選択し
た情報で指定された場所に備えてある券売機に向かって
簡単な操作を行うだけで乗車券を販売するシステム、お
よび、これらのシステムを連動させたシステムの実現が
望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話に代
表される移動通信装置を有する交通機関の利用者が、複
数の交通機関を用いて移動を行う場合に、該移動通信装
置の位置情報と目的地の情報から最寄り駅や目的地まで
の輸送手段と料金を検索した後、この検索された情報を
用いて目的地までの乗車券を簡単な移動通信端末の操作
で確実かつ短時間に入手するための、輸送手段検索なら
びに料金支払いシステムおよびその運用方法を提供する
ものである。
【0010】このため、本発明のシステムは、利用者の
目的地に関する情報を受信すると、受信情報に基づき目
的地迄の交通手段を検索する交通手段検索手段と、交通
手段検索手段が検索した情報に基づき乗車券を販売する
複数の券売機とを備え、端末の位置情報と利用者の目的
地に関する情報を受信すると、端末へ目的地迄の交通手
段とその利用開始点と利用終了点に関する情報を検索し
て、それら検索された情報を含む検索情報を生成して送
信し、それぞれの券売機は、端末から交通手段検索手段
が生成した検索情報を受信すると、受信した検索情報か
ら券売機で販売すべき交通手段の乗車券の情報を生成し
て券売機の利用者に通知して乗車券を発行するようにし
たものである。
【0011】又、交通手段検索手段は、端末の位置情報
と端末の利用者の目的地に関する情報とを受信すると、
受信情報に基づき目的地迄に利用する複数の交通手段と
これら複数の交通手段の利用開始点と乗換え点と利用終
了点、ならびに複数の交通手段の乗車券に関する情報を
検索して端末に送信するようにしたものである。
【0012】より詳細には、交通手段検索手段を端末と
情報を送受信する通信制御手段と、検索用の情報を蓄積
するデータベースと、全体を制御して上記受信情報から
検索を行うプロセッサとで構成し、端末の位置情報と端
末の利用者の目的地に関する情報とを受信すると、受信
情報に基づき目的地迄の交通手段と交通手段の利用開始
点と利用終了点に関する情報を検索し、これら検索され
た情報を含む検索情報を生成して端末に送信するように
した。
【0013】そして、券売機は、端末から交通手段検索
手段が生成した検索情報を受信すると、検索情報の乗車
券に関する情報から、この券売機において販売すべき乗
車券の情報を生成して利用者に通知して乗車券を発行
し、乗車券を発行した結果を利用者に通知するようにし
たものである。
【0014】より詳細には、券売機を端末と情報を送受
信する通信制御手段と、乗車券購入用の情報を蓄積する
データベースと、乗車券の購入操作を補助する情報入力
手段と情報表示手段と、乗車券を発行する乗車券発売制
御手段と、全体を制御して端末から受信した情報に基づ
き乗車券を発行するプロセッサとで構成し、端末から目
的地迄に利用する複数の交通手段とこれらの利用開始点
と乗換え点と利用終了点ならびにこれら複数の交通手段
の乗車券に関する情報を含む検索情報を受信すると、受
信した乗車券に関する情報からこの券売機が販売すべき
乗車券の情報を利用者に通知して乗車券を発行し、乗車
券を発行結果を利用者に通知するようにしたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の交通手段検索なら
びに乗車券購入システムの構成、および、これらのシス
テムを用いた検索方法や乗車券購入方法の実施形態につ
いて、図面を使用して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の交通手段検索ならびに乗
車券購入システムと、検索方法ならびに乗車券購入方法
の概要を説明する説明図である。本発明の交通手段検索
ならびに乗車券購入システムは、携帯端末100(以
下、端末と称する)からの要求に基づき、目的地までの
交通手段(同図の駅A,B,C,Dや路線A,B,C
等)を検索する交通手段検索システム1000と、端末
からの要求に基づき、交通手段検索システム1000が
検索した交通手段を利用する際の乗車券を販売する乗車
券販売機(以降、券売機と称する)130と、端末10
0と交通手段検索システム1000ならびに券売機13
0を接続する通信網150とで構成した。尚、通信網1
50には、端末100の通信をサポートして該端末10
0の位置情報を管理通知する基地局(BS:図示せず)が
複数個含まれ、端末100の利用者が利用する交通手段
の近傍(駅等)に配置されおり、端末100に現在の位
置情報を与えている。
【0017】又、本実施形態では、交通手段検索システ
ム1000に位置−駅検索サーバ110と乗換え検索サ
ーバ120の2種類のサーバを備えて通信網151を介
して連携(通信)動作させ、端末100から受信した検
索条件をもとに利用者の望む交通手段の検索を行う構成
とした。もちろん、これらのサーバや通信網は、交通手
段検索システムの配置位置やサーバの能力に基づき1つ
の検索サーバで構成しても構わない。
【0018】図1に示した交通手段検索ならびに乗車券
購入システムは、以下のように動作運用される。 (1)端末の利用者が目的地までの情報を端末100に
入力すると、端末100は、位置情報から駅の情報を検
索するための位置―駅検索サーバ110に基地局から得
た位置情報と利用者が入力した目的地までの交通手段の
検索に必要な情報を通信網150−1を介して送信す
る。(位置情報は端末100からではなく、基地局から
位置―駅検索サーバ110に通信網150を介して送信
する構成としても良い)。
【0019】(2)位置―駅検索サーバ110は、受信
した位置情報から端末の利用者が利用可能な近くの乗車
駅を検索し、この乗車駅の情報と端末100から受信し
た目的地までの交通手段の検索に必要な情報とを目的地
までの交通手段を検索する乗換え検索サーバ120に送
信する。
【0020】(3)乗換え検索サーバ120は、受信し
た情報に基づき、端末100の利用者が望む条件で目的
地迄の交通手段を検索し、検索結果を位置―駅検索サー
バ110を介して端末100に送信する。
【0021】(4)端末100の利用者は、検索結果を
確認して端末100に記憶させる。 (5)端末100の利用者は、乗車駅の券売機130に
端末100を接続して記憶された検索結果を送信し、目
的地までの乗車券を購入する操作を実行する。尚、本実
施形態では、通信網150−2を介して端末100と券
売機130とを接続したが、端末100を券売機130
に直接接続する構成としても良い。
【0022】図1の例は、端末100の利用者がA駅付
近で端末を操作して目的地であるD駅迄の交通手段を検
索すると、先ず乗車駅がA駅であることが検索され、次
にA駅からD駅迄の交通手段が検索される。検索の結
果、A駅からD駅迄の乗車券が購入不可で、A駅でB駅
を介してC駅までの連絡乗車券とC駅でD駅迄の乗車券
を購入すれば利用者が要求した条件でD駅まで行けるこ
とが通知されるので、これらの情報を端末100に記憶
させた後、A駅の券売機130−Aに上述の操作を行っ
て乗車券を購入し、A駅では購入できないC駅からD駅
までの乗車券は、C駅まで移動後に同様な操作で、C駅
の券売機130−Cに端末100から情報を送信してD
駅までの乗車券を購入するものである。(A駅付近で通
信網150を介してC駅の券売機130−Cに情報を送
信しておいて、C駅で乗車券を購入しても良い)。
【0023】図2は、本発明の交通手段検索ならびに乗
車券購入システムの構成例を示すブロック構成図で、端
末100と交通手段検索システム1000の構成と動作
を説明する図である。端末100は、利用者が通信操作
を行う入力操作部101、通信状態等を利用者に知らせ
る表示部102、通信網150とのインタフェースで制
御信号や情報を通信網と送受信する通信部104、情報
を記憶する記憶部105、端末100全体を制御するプ
ロセッサ103とで構成したものである。
【0024】本発明の位置−駅検索サーバ110は、通
信網150を介して受信した端末100の位置情報に基
づき該端末の利用者が利用可能な近くの交通手段(駅)
を検索するサーバで、通信網150とのインタフェース
で制御信号や情報を通信網と送受信する通信部111、
検索に必要なデータを蓄積するデータベース部(DB
部)113、検索に必要な情報や検索結果(情報)を蓄
積する記憶部114、位置−駅検索サーバ110全体を
制御して交通手段(駅)を検索するプロセッサ112と
で構成した。
【0025】本発明の乗換え検索サーバ120は、位置
−駅検索サーバ110で検索された情報と端末100か
らの情報(検索条件等)に基づき、端末の利用者が望む
交通手段に関する様々な情報(ルート、料金、所要時
間、乗換え他の利用方法等の情報で、以下、これらの情
報をまとめてルート情報と称する)を検索するサーバ
で、検索に必要なデータを蓄積するデータベース部(D
B部)123、サーバ120全体を制御して情報を検索
するプロセッサ122とで構成した。尚、通信部121
は、位置−駅検索サーバ110と情報を送受信する通信
インタフェースで、位置−駅検索サーバ110と本サー
バ120が通信網151を介して接続・連動して端末1
00の利用者に必要な情報を検索提供するために備えた
もので、前述したように、これらのサーバが1つのサー
バで実施される場合は無くても構わない。
【0026】図2に示した端末と交通手段検索ならびに
乗車券購入システムのサーバは、以下のように動作運用
される。 端末操作:端末100の利用者は、表示部102に表示
される案内画面を確認しながら入力操作部101からル
ート検索に必要な情報入力を行うと、プロセッサ部10
3が端末100の位置情報と利用者が入力した検索条件
等の情報から検索に必要なデータ生成し、通信部104
を使用してネットワーク150経由で位置―駅検索サー
バ110へデータを送信する。
【0027】交通手段検索システム: (1)位置―駅検索サーバ110は、通信部110から
受信したデータを一時的に記憶部114に格納する他、
プロセッサ112がDB部113を使用してルート検索
に必要な乗車駅を検索する。又、プロセッサ112は、
記憶部114に格納したデータと検索した乗車駅の情報
をネットワーク151を介して乗換え検索サーバ120
へ送信する。尚、端末100の利用者が複数のルート情
報から実際に利用するルートを状況に応じて選択できる
ように、端末の利用者が利用可能な近くの乗車駅を複数
検索して乗換え検索サーバ120へ送信することもあ
る。
【0028】(2)乗換え検索サーバ120は、位置―
駅検索サーバ110から受信したルート検索情報に基づ
き、プロセッサ122がDB部123を使用して端末1
00の利用者が求めたルート情報を検索する。検索が終
了すると、プロセッサ122は、検索結果をネットワー
ク151を介して位置―駅検索サーバ110へデータに
送信する。尚、端末100の利用者が複数のルート情報
から実際に利用するルートを状況に応じて選択できるよ
うに、端末100の利用者の要求や位置―駅検索サーバ
110が検索した複数の乗車駅に応じて、複数個のルー
ト情報を検索して位置―駅検索サーバ110に送信する
こともある。
【0029】(3)位置―駅検索サーバ110は、乗換
え検索サーバ120から受信したデータを記憶部114
に蓄積し、さらに、通信部111からネットワーク15
0を介して端末100にルート情報を送信する。尚、検
索された情報の記憶部114への蓄積は、端末100の
利用者が本発明の交通手段検索システム1000と会話
形式で必要な情報を獲得するような使い方をする場合や
位置―駅検索サーバ110内部の情報処理等に用いられ
るもので、検索された情報が全て端末100に送られて
検索が完了するような場合には使用しなくても良い。
【0030】端末操作:端末100の利用者は、表示部
102で検索された情報を確認し、入力操作部101を
操作して、受信した情報を必要に応じて乗車券購入情報
へ加工したりして記憶部105に蓄積する。その後、図
1を用いて前述したように、券売機130と通信して蓄
積した情報に基づき乗車券の購入を行う。
【0031】図3は、本発明の交通手段検索ならびに乗
車券購入システムの動作例を示すシーケンス図である。
以下、同図を用いて本発明のシステムの動作を詳細に説
明する。 (1)位置―駅検索サーバ110は、端末100からの
開始要求(S1)を受信して、該要求から端末100の
位置情報取得すると(S2)、乗換え検索サーバ120
へ開始要求(S1)を転送する(S3)。乗換え検索サ
ーバ120は、開始要求を受信するとサービス受付回答
(S4)を行い、位置―駅検索サーバ110を経由し端
末100に入力画面(S6)を送信する。
【0032】(2)端末100の利用者は、上記回答に
従い目的地までの交通手段の検索に必要な情報を端末1
00に入力(S7)して位置―駅検索サーバ110に送
信する。本実施形態での検索に必要な情報は、図3(S
7)に示したように、乗車駅・目的駅・乗車と降車の希
望時刻・検索条件(時間優先/料金優先/乗換え数優先
等)等であり、利用者は必要な項目を選択して情報を入
力する。尚、端末位置情報の送信はこの時点で行い、位
置―駅検索サーバ110での端末位置情報取得は、以降
のステップで実行する構成としても良い。
【0033】(3)位置―駅検索サーバ110は、端末
100から受信した情報に乗車駅の情報があるかの乗車
駅入力検定(S8)を行なう。本実施形態では、乗車駅
が端末100の利用者により入力されているので、端末
位置情報に基づく交通手段(駅)の検索は行わず、受信
した情報を乗換え要求情報(S9)として乗換え検索サ
ーバ120へ送信する。
【0034】(4)乗換え検索サーバ120は、位置―
駅検索サーバ110から受信した情報に基づき端末10
0の利用者求める条件での目的駅までのルート情報を検
索する乗換え検索(S10)を実行し、該ルート情報を
含んだ乗換え回答(S12)を作成して位置―駅検索サ
ーバ110へ送信する。
【0035】(5)位置―駅検索サーバ110は、乗換
え検索サーバ120からルート情報を受信すると、
(a)一旦記憶部114内に該ルート情報を蓄積(回答
蓄積S13)して、(b)終了要求(S14)を乗換え
検索サーバ120に送信する。(c)終了要求(S1
4)を受信した乗換え検索サーバ120は、サービス終
了処理(S15)を実行して終了回答(S16)を位置
―駅検索サーバ110に送信する。(d)終了回答(S
16)を受信した位置―駅検索サーバ110は、回答送
信機能(S17)を起動して記憶部114内に蓄積して
おいたルート情報を端末100に回答情報(S18)と
して送信する。尚、上記(a)〜(d)のステップを変
更/省略して乗換え検索サーバ120から受信したルー
ト情報を記憶部114に蓄積せずに端末100へ送信
し、別に終了処理を行う構成とすることもできる。
【0036】(6)携帯型装置100は、受信した回答
情報(S18)を処理(S19)して、利用者が要求し
たルート情報の表示(S20)を表示部102で行な
う。検索結果に問題がなければ、端末100の利用者
は、ルート情報を記憶部105に蓄積して(S21)、
本発明のシステムによる乗車券購入に備える。
【0037】図4と図5は、それぞれ本発明の交通手段
検索ならびに乗車券購入システムの別の動作例を示すシ
ーケンス図である。以下、同図を用いて本発明のシステ
ムの別の動作を詳細に説明する。 (1)端末100の利用者の検索条件の入力迄の手順
(S1)〜(S6)は、前の実施形態と同じである。本
実施形態では、端末100の利用者が検索条件の入力
(S7)において、例えば現在いる場所の近くの駅名が
判らない等の理由で、乗車駅名の入力を省略して検索条
件を入力した場合のシステムの動作例を説明する。
【0038】(2)位置―駅検索サーバ110は、端末
100から受信した情報に乗車駅の情報があるかの乗車
駅入力検定(S8)を行なうと乗車駅が入力されていな
いので、取得した端末100の位置情報に基づく交通手
段(駅等)の検索を実行する(S50)。具体的には、
受信した情報を乗換え要求情報(S9)として乗換え検
索サーバ120へ送信する。位置―駅検索サーバ110
がDB部113を利用して位置情報に基づき最大3箇所
の乗車候補駅を求める。
【0039】(3)位置―駅検索サーバ110は、検索
された乗車駅候補の1つの乗車駅の情報を端末100か
ら受信した情報に加えた乗換え要求情報(S51)を作
成して乗換え検索サーバ120へ送信する。
【0040】(4)乗換え検索サーバ120は、前の実
施形態と同様に、端末100の利用者求める条件での目
的駅までのルート情報を検索する乗換え検索(S10)
を実行し、該ルート情報を含んだ乗換え回答(S53)
を作成して位置―駅検索サーバ110へ送信する。
【0041】(5)位置―駅検索サーバ110は、受信
したルート情報を記憶部114に蓄積(S52)し、2
番目の乗車駅の情報を含む乗換え要求情報(S54)を
乗換え検索サーバ120に送信する。以降、乗換え検索
サーバ120と位置―駅検索サーバ110とで同様なル
ート情報の検索と記憶部への蓄積を行い、位置―駅検索
サーバ110で検索した乗車駅候補の全駅に対応したル
ート情報の検索と蓄積を終了させる。(図4および図5
の(S54)〜(S59)〜(S16)迄)。尚、(S
59)以降の終了処理は、前述した実施形態と同じであ
る。
【0042】(6)終了回答(S16)を受信した位置
―駅検索サーバ110は、回答送信機能(S17)を起
動して端末100と通信を行い、記憶部113内に蓄積
しておいたルート情報(S52,S54,S56)を端
末100に回答情報として送信する(S60,S61,
S62)。
【0043】尚、上記(3)〜(6)のステップを変更
/省略して、位置―駅検索サーバ110が検索した乗車
駅候補の情報を纏めて乗換え検索サーバ120に送信し
て検索を行う構成としても良い。又、前述した実施形態
と同様に乗換え検索サーバ120から受信したルート情
報を記憶部114に蓄積せずに端末100へ送信して別
に終了処理を行う構成とすることもできる。更に、記憶
部114に蓄積した複数個のルート情報を纏めて端末1
00に送信する構成としても良い。
【0044】(7)携帯型装置100は、前述の実施形
態と同様に、受信した回答情報を処理して、利用者が要
求したルート情報の表示(S20)を表示部102で行
なう。検索結果に問題がなければ、端末100の利用者
は、ルート情報を記憶部105に蓄積して(S21)、
本発明のシステムによる乗車券購入に備える。
【0045】図6は、本発明の交通手段検索システムの
サーバに備えた情報検索用データベースの構成例を示す
データベース構成図である。本発明の交通手段検索なら
びに乗車券購入システムでは、位置―駅検索サーバ11
0に位置―駅検索テーブルD1を備えた。このテーブル
は、端末100と通信を行う基地局と該基地局周辺の駅
との対応を示すもので、位置―駅検索サーバ110が端
末100の利用者の現在位置から利用可能な乗車駅の候
補を検索する場合に使用する。
【0046】乗換え検索サーバ120には、図6で示し
たテーブルD2〜D9を備えた。これらのテーブルは、
端末100の利用者が入力した情報と位置―駅検索サー
バ110が検索した乗車駅候補から、乗車駅から目的駅
までのルートを検索するのに必要となる各種情報テーブ
ルで、各テーブルには、以下のような情報を設定してお
き、乗換え検索サーバ120のルート情報検索用のデー
タベースを構成する。
【0047】駅―路線検索テーブルD2:駅と使用可能
な路線の対応を示すテーブル。 路線連絡検索テーブル
D3:路線相互の乗換え可能な路線間情報を管理するも
ので、ある路線から乗換え可能な路線の対応を示すテー
ブル。 乗換え駅検索テーブルD4:乗換駅と使用する路線の対
応を示すテーブル。 乗車時間検索テーブルD5:路線毎の駅間の乗車時間を
示すテーブル。 尚、本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入システム
の上記テーブルD3〜D5には、連絡乗車券の販売条
件、乗換え通路や券売機の位置情報、位置情報に基づく
乗換え所要時間等の複数の交通手段を乗換えて目的駅に
到達するための乗換えに必要な情報も予め入力しておく
構成とした。
【0048】時刻表検索テーブルD6:路線と駅毎の発
車時刻を示すテーブル(時刻表)。 料金表管理テーブルD7:路線と乗車駅―降車駅間の料
金を示すテーブル(料金表)。
【0049】本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入
システムは、端末100の利用者が入力した検索条件に
基づき、サーバ(110,120)のプロセッサ(11
2,122)が上記データベース(113,123)を
利用して乗車駅、乗換え駅、降車駅、利用乗車券の情報
(販売場所や区間等)、時刻、料金等のルート情報を検
索して端末100に提供し、該端末100の操作により
検索されたルート情報に基づく乗車券を発券させるもの
である。
【0050】図7は、端末と本発明の交通手段検索なら
びに乗車券購入システムのサーバ(110,120)間
で送受信される情報の内容を説明する説明図である。端
末から受信する情報は、乗車駅名T10、目的駅名T1
1、出発(希望)時刻T12、到着(希望)時刻T13
等の情報である。又、ルート情報の検索において、例え
ば、最短時間での移動を目的として時間パラメータを優
先的に考慮してルート情報を検索するのか(時間優先指
定T14)、最小コストでの移動を目的として料金パラ
メータを優先的に考慮してルート情報を検索するのか
(料金優先指定T15)、乗換え回数や時間を少なくし
て移動することを目的として乗換えの情報を優先的に考
慮してルート情報を検索するのか(乗換え数優先指定T
16)等の利用者が希望する検索条件の情報も受信す
る。上記情報の中で目的駅名T11の情報は必須である
が、他の情報は利用者が端末100から入力した場合に
受信される構成とした。
【0051】例えば、乗車駅名が受信されなければ、端
末(あるいは基地局)から受信する位置情報(図7には
図示せず)に基づき位置―駅検索サーバ110が最寄り
の乗車駅を検索し設定を行なう。又、受信情報に他の条
件等が含めれていなければ、システムが管理する時計や
予め設定してある検索条件等で目的地迄のルート情報の
検索を行う構成とした。
【0052】本システムが端末に送信する情報は、本発
明のシステムが検索した乗車駅、乗換え駅、降車駅、利
用乗車券の情報(販売場所や区間等)、時刻、料金等の
ルート情報(T21〜T28)である。尚、案内情報番
号T20は、検索されたルート情報が複数あることが利
用者に判るようにつけた検索情報数を示すものである。
又、目的地までのルートが複数の交通手段にまたがり、
乗換えや複数の乗車券の購入が必要なルート情報の場合
には、その乗換え路線数や乗車券の購入数に合せてT2
3からT26を複数組送信する。
【0053】図8は、本発明のシステムを利用する端末
100の表示と操作を説明する端末説明図である。又、
図9は、本発明のシステムを利用する端末100に記憶
されるルート情報の内容を説明するメモリ構成図であ
る。入力画面G1は、乗換え情報の検索に必要な各種情
報を入力するために端末100の表示部102に表示さ
れる画面の一例で、図3〜図5のステップ(S6)の後
に表示される。端末100の利用者は、本画面G1を見
ながら入力操作部101を操作してルート情報の検索に
必要な情報を入力する。入力された情報は、先に説明し
た構成と手順で本発明の交通手段検索ならびに乗車券購
入システムに送られる。
【0054】検索結果画面G2は、本発明のシステムが
検索したルート情報を端末100の表示部102に表示
した際の画面の一例である。本例は、13時頃に「川
崎」を乗車駅、「成瀬」を目的駅とし、「時間優先」で
検索した結果、2種類のルート情報が検索され、その検
索結果の一部が表示されているものである。検索された
ルート情報は、端末で加工され実際の移動や乗車券購入
に使われるものなので、端末の表示部102には利用者
の操作や確認に必要な情報が表示されていれば良い。
【0055】メモリ保持画面G3は、端末100が利用
者に検索された情報を乗車券購入に使用するためにルー
ト情報を記憶部105に格納させることを促す案内画面
の例である。端末100の利用者は、本画面に従い検索
されたルート情報を蓄積して、本システムによる乗車券
購入と実際の移動に備える。又、乗車券購入画面G4
は、メモリ保持画面G3で指定されメモリに格納された
情報を表示する。本システムによる乗車券購入はこの情
報により行う。
【0056】本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入
システムで使用する端末100の記憶部105には、発
券情報用メモリ領域M1を設け、システムで検索された
ルート情報を過去n件迄格納管理する事が可能である。
具体的構成としては、図9で示したように、M1の内部
を2つのヘッダ部M2と詳細情報部M3から構成し、ヘ
ッダ情報部M2に発券時のデータ有効性の検定に使用さ
れるデータ受信日付・時刻M20と表示部102に大ま
かな情報を表示するための情報M21から23を設定
し、詳細情報部M3に検索された詳細な各ルート情報
(図7のT23〜T26)を格納した。
【0057】図10は、本発明の交通手段検索ならびに
乗車券購入システムの構成例を示すブロック構成図で、
端末100と券売機130の構成と動作を説明する図で
ある。又、図11は、本発明の交通手段検索ならびに乗
車券購入システムの動作例を示すシーケンス図で端末1
00と券売機130を用いた乗車券購入動作を説明する
図である。本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入シ
ステムの券売機130は、入力操作部136と、表示部
134と、データベース部(DB部)135と、料金計
算部138と乗車券発行部139を備えた発売制御部1
37と、券売機全体を制御するプロセッサ131とから
なる券売機に、端末100とデータを送受信する通信処
理部132と端末から要求された乗車券販売のために該
データを蓄積する記憶部133とを備えたもので、端末
から乗車券購入のためのルート情報を受信すると、プロ
セッサ131がデータの有効性を確認して券売機に料金
が投入されると乗車券160を発行する。
【0058】図10と図11に示した端末と交通手段検
索ならびに乗車券購入システムの券売機は、以下のよう
に動作運用される。 端末操作:端末100の利用者は、利用する駅や乗換え
駅で端末100と券売機130との接続を行い、表示部
102で確認を行いながら、入力操作部101の操作に
より記憶部105に蓄積しておいたルート情報を読み出
し(S100)、券売機130へデータを送信する(S
101,S104)。
【0059】券売機動作:券売機130は、通信処理部
132で受信したデータ((S101)で送信された端
末内記憶部に蓄積したヘッタ゛情報M2)を記憶部133に
格納し、プロセッサ131が格納されたデータから、自
券売機で発券可能か等のデータ有効性の確認をDB賃改
情報135を用いて行なう(S102)。
【0060】データが有効な場合は、端末にデータが有
効な旨を通知し(S103)、通信処理部132で受信
したデータ((S104)で送信された端末内記憶部に
蓄積した詳細情報M3)を記憶部133に格納し、表示
部134に乗車券購入操作に必要な画面を表示する(S
105)。又、端末にはデータ受信が完了して発券可能
であることを通知する(S106)。もし、発売駅が異
なっていたり、情報が古い等の理由で受信したデータが
無効であれば、通常の券売機の動作に戻り(S11
3)、端末にデータが無効であったことを通知する(S
114)。尚、データが無効であった場合は、表示部1
34にデータの無効表示を行った後(S113)に進む
構成としても良い。
【0061】券売機130の利用者は、表示部134に
表示された内容を確認し、入力操作部136の操作(S
107)等により乗車券を購入する。具体的には、券売
機130の発売制御部137が料金計算部138と乗車
券発行部139を制御して発券データ処理(S108)
を行うもので、利用者が料金を投入する(S109)
と、記憶部133から読み出された料金情報と利用者が
投入した料金の清算処理を料金計算部138が行い、必
要料金を受領すれば乗車券発行部139が記憶部133
から読み出された乗車券の情報から乗車券を発行する
(S110)。前記処理が完了すると端末へ発券完了を
通知する(S111,S112)。尚、券売機130の
表示部134に乗車券発売の終了を表示させても良い。
【0062】図12は、本発明のシステムの券売機13
0ならびに本システムを利用する端末100の表示と操
作を説明する端末説明図である。本実施形態は、先の説
明で本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入システム
が乗車駅「川崎」で目的駅を「成瀬」として検索したル
ート情報に基づき、システムの利用者が実際に乗車券を
購入する動作を説明するもので、先ず、目的地まで到達
するのに交通手段の乗換えは必要であるが、乗車券は全
区間を一括購入できる場合の動作について説明する。
【0063】(1)端末100の利用者は、「川崎」駅
で端末を操作して購入する乗車券の情報を選択する画面
G10を表示させ、移動に必要な乗車券を選択する。選
択結果は、購入画面G11に表示されるので内容を確認
して券売機130と接続して乗車券購入に必要なデータ
(ルート情報)を券売機130に送信する。
【0064】(2)データを受信した券売機130は、
ルート情報に基づき利用者が購入可能な乗車券の情報
(区間、料金等)を発売機画面G12で表示する。本画
面で、利用者は目的駅の「成瀬」までの乗車券が購入可
能であることと、その料金が通知される。この後、利用
者が発売機画面G12の購入ボタンに触れ、料金を券売
機に投入すれば、「川崎」−「成瀬」間の乗車券の購入
が完了するので、券売機130は端末100に発券完了
を通知して端末100に購入画面G13を表示させる。
本画面により、利用者は、目的駅迄交通手段の乗換えだ
けで、途中の乗換え駅で新たな乗車券を購入する必要が
ないことを知らされる。
【0065】次に、目的地まで到達するのに交通手段の
乗換えと複数の乗車券購入による乗り継ぎが必要な場合
の動作について説明する。 (1)端末100の利用者は、先の例と同様に画面G1
0に従い移動に必要な乗車券を選択して購入画面G21
を表示させ、券売機130と接続して画面21で示され
た乗車券購入に必要なデータ(ルート情報)を券売機1
30に送信する。
【0066】(2)データを受信した券売機130は、
ルート情報に基づき利用者が購入可能な乗車券の情報
(区間、料金等)を発売機画面G22で表示する。本画
面で、利用者は途中の乗換え駅である「町田」駅迄の乗
車券が購入可能で、乗換え駅である「町田」駅から目的
駅の「成瀬」までの乗車券は購入不可能で乗換え駅であ
る「町田」駅で購入しなければならないこと、乗換え駅
である「町田」駅迄の料金が通知される。
【0067】この後、利用者が発売機画面G22の購入
ボタンに触れ、料金を券売機に投入すれば、「川崎」−
「町田」間の乗車券の購入が完了するので、券売機13
0は端末100に発券完了を通知して端末100に購入
画面G23を表示させる。本画面により、利用者は、乗
換え駅である「町田」駅で新たに「川崎」駅で購入でき
なかった区間の乗車券を購入する必要があることを知ら
される。
【0068】(3)端末100の利用者は、乗換え駅の
「町田」駅で端末を操作して画面G10や画面G21を
表示させ、券売機130と接続して画面21で示された
乗車券購入に必要なデータ(ルート情報)を券売機13
0に送信する。この場合、端末の利用者は、既に検索蓄
積された乗換えや乗車券の追加購入にかかわる情報を意
識して端末100を操作する必要はなく、「川崎」駅で
の操作と同じ操作を行うだけで良い。本発明の交通手段
検索ならびに乗車券購入システムは、端末に記憶された
ルート情報が券売機130に送信されると、券売機13
0が受信したルート情報から、その券売機130に必要
な乗車券販売と乗換えに必要な情報を取り出して利用者
に提供するものである。
【0069】(4)「町田」駅の券売機130は、受信
したルート情報から「町田」−「成瀬」間の乗車券を販
売すれば良いこと、ならびに、この乗車券購入により端
末100の利用者の要求した目的駅への移動が完了する
ことを判断し、券売機画面G24を表示する。すなわ
ち、本画面で、利用者は目的駅の「成瀬」までの乗車券
が購入可能であることと、その料金が通知される。この
後、利用者が発売機画面G24の購入ボタンに触れ、料
金を券売機に投入すれば、「町田」−「成瀬」間の乗車
券の購入が完了するので、券売機130は端末100に
発券完了を通知して端末100に購入画面G25を表示
させる。本画面により、利用者は、目的駅迄行けること
を知らされる。
【0070】尚、先に説明したように、本画面G13,
G23,G25と同様な画面を券売機130に表示し
て、利用者に乗車券の購入完了や購入後に必要な操作
(途中での乗車券追加購入等)を通知しても良い。又、
発売機画面G12,G22,G24の取り消し購入ボタ
ンに触れる事で乗車券の購入を止める事が出来る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の交通手段
検索ならびに乗車券購入システム、および、携帯端末を
用いた交通手段検索ならびに乗車券購入方法によれば、
携帯端末の簡単な操作を行うだけで、最寄りの乗車駅を
見つけ目的地までの最適なルート案内を行い、且つ必要
な乗車券を購入する事ができる。
【0072】又、実際に複数の交通機関にまたがる移動
を行う際に、乗換えや乗車券購入操作等の利用者が行な
わなければならない操作も考慮した上で確実に目的地ま
で移動できる交通機関とその利用方法を検索して携帯端
末の利用者に案内し、その検索された情報に基づき簡単
な携帯端末の操作で確実に交通機関の乗車券を購入でき
るので、携帯端末を利用すれば誰でも目的地までの移動
が要求した条件で簡単に実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入シス
テムとその運用方法を説明する説明図。
【図2】同じく、交通手段検索ならびに乗車券購入シス
テムの構成を示すブロック構成図。
【図3】同じく、交通手段検索ならびに乗車券購入シス
テムの動作を示すシーケンス図。
【図4】同じく、別の動作を示すシーケンス図(1)。
【図5】同じく、別の動作を示すシーケンス図(2)。
【図6】本発明のシステムに備えるのデータベース構成
例を示すデータベース構成図。
【図7】本発明のシステムが送受信する情報を内容を説
明する説明図。
【図8】本発明のシステムを利用する端末の表示と操作
を説明する端末説明図。
【図9】同じく、端末に記憶する情報の内容を説明する
メモリ構成図。
【図10】本発明の交通手段検索ならびに乗車券購入シ
ステムの構成を示すブロック構成図(2)。
【図11】同じく、図10のシステムの動作を示すシー
ケンス図。
【図12】本発明のシステムの券売機と端末の表示と操
作を説明する端末説明図。
【符号の説明】
100・・・携帯端末、130・・・券売機、1000
・・・交通手段検索システム、110・・・位置−駅検
索サーバ、 120・・・乗換え検索サーバ、1
11,121・・・通信部、 112,121・・・
プロセッサ、113,123・・・データベース、10
5,114・・・記憶部、 131・・・プ
ロセッサ、132・・・通信処理部、133・・・記憶
部、 135・・・データベース。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯端末から受信する情報に基づき交通手
    段を検索し、該検索された交通手段の乗車券購入を補助
    する交通手段検索ならびに乗車券購入システムであっ
    て、 上記端末の位置情報と該端末の利用者の目的地に関する
    情報とを受信すると、該情報に基づき上記目的地迄の交
    通手段と該交通手段の利用開始点と利用終了点に関する
    情報を検索し、該検索された情報を含む検索情報を生成
    して上記端末に送信する交通手段検索手段と、 上記交通手段の乗車券を販売する複数の券売機であっ
    て、それぞれの券売機は、上記端末から上記交通手段検
    索手段が生成した検索情報を受信すると該検索情報から
    上記それぞれの券売機で販売すべき交通手段の乗車券の
    情報を生成して該券売機の利用者に通知し、上記乗車券
    を発行する複数の券売機とで構成したことを特徴とする
    交通手段検索ならびに乗車券購入システム。
  2. 【請求項2】前記交通手段検索手段は、前記端末の位置
    情報と該端末の利用者の目的地に関する情報とを受信す
    ると、該情報に基づき上記目的地迄に利用する複数の交
    通手段と該複数の交通手段の利用開始点と乗換え点と利
    用終了点、ならびに該複数の交通手段の乗車券に関する
    情報を検索し、該検索された情報を含む検索情報を生成
    して上記端末に送信することを特徴とする請求項1に記
    載の交通手段検索ならびに乗車券購入システム。
  3. 【請求項3】前記券売機は、前記端末から前記交通手段
    検索手段が生成した検索情報を受信すると、該検索情報
    の乗車券に関する情報から上記券売機が販売すべき乗車
    券の情報を利用者に通知して上記乗車券を発行し、該乗
    車券を発行した結果を上記利用者に通知することを特徴
    とする請求項2に記載の交通手段検索ならびに乗車券購
    入システム。
  4. 【請求項4】携帯端末を用いた交通手段検索ならびに該
    検索された交通手段の乗車券購入方法であって、 上記端末の位置情報と該端末の利用者の目的地に関する
    情報とを受信すると、該受信情報に基づき上記目的地迄
    の交通手段と該交通手段の利用開始点と利用終了点に関
    する情報を検索し、該検索された情報を含む検索情報を
    生成して上記端末に送信し、 上記端末から上記検索情報を受信すると該検索情報から
    検索された券売機で販売すべき交通手段の乗車券の情報
    を生成して該券売機から利用者に通知し、上記乗車券の
    発行することを特徴とする携帯端末を用いた交通手段検
    索ならびに乗車券購入方法。
  5. 【請求項5】前記検索は、前記端末の位置情報と該端末
    の利用者の目的地に関する情報とを受信すると、該情報
    に基づき上記目的地迄に利用する複数の交通手段と該複
    数の交通手段の利用開始点と乗換え点と利用終了点、な
    らびに該複数の交通手段の乗車券に関する情報を検索
    し、該検索された情報を含む検索情報を生成して上記端
    末に送信することを特徴とする請求項4に記載の交通手
    段検索ならびに乗車券購入方法。
  6. 【請求項6】前記乗車券の購入は、前記端末から前記交
    通手段検索手段が生成した検索情報を受信した券売機が
    該検索情報の乗車券に関する情報から上記券売機が販売
    すべき乗車券の情報を利用者に通知して上記乗車券を発
    行し、該乗車券を発行した結果を上記利用者に通知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の交通手段検索ならび
    に乗車券購入方法。
  7. 【請求項7】携帯端末から受信する情報に基づき交通手
    段を検索し、該検索された交通手段の乗車券購入を補助
    する交通手段検索ならびに乗車券購入システムに用いる
    交通手段検索システムであって、 上記端末と情報を送受信する通信制御手段と、上記検索
    用の情報を蓄積するデータベースと、該システム全体を
    制御して上記受信情報から検索を行うプロセッサとを備
    え、 上記端末の位置情報と該端末の利用者の目的地に関する
    情報とを受信すると、該情報に基づき上記目的地迄の交
    通手段と該交通手段の利用開始点と利用終了点に関する
    情報を検索し、該検索された情報を含む検索情報を生成
    して上記端末に送信することを特徴とする交通手段検索
    システム。
  8. 【請求項8】前記システムは、前記端末から受信した情
    報に基づき上記目的地迄に利用する複数の交通手段と該
    複数の交通手段の利用開始点と乗換え点と利用終了点、
    ならびに該複数の交通手段の乗車券に関する情報を検索
    し、該検索された情報を含む検索情報を生成して上記端
    末に送信することを特徴とする請求項7に記載の交通手
    段検索システム。
  9. 【請求項9】携帯端末から受信する情報に基づき交通手
    段を検索し、該検索された交通手段の乗車券購入を補助
    する交通手段検索ならびに乗車券購入システムに用いる
    乗車券購入システムであって、 上記端末と情報を送受信する通信制御手段と、上記乗車
    券購入用の情報を蓄積するデータベースと、該乗車券の
    購入操作を補助する情報入力手段と情報表示手段と、乗
    車券を発行する乗車券発売制御手段と、該システム全体
    を制御して上記端末から受信した情報に基づき乗車券を
    発行するプロセッサとを備え、 上記端末から目的地迄に利用する複数の交通手段と該複
    数の交通手段の利用開始点と乗換え点と利用終了点なら
    びに該複数の交通手段の乗車券に関する情報を含む検索
    情報を受信すると、該検索情報の乗車券に関する情報か
    ら上記券売機が販売すべき乗車券の情報を利用者に通知
    して上記乗車券を発行し、該乗車券を発行した結果を上
    記利用者に通知することを特徴とする乗車券購入システ
    ム。
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