JP2002279035A - 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム - Google Patents

放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム

Info

Publication number
JP2002279035A
JP2002279035A JP2001081543A JP2001081543A JP2002279035A JP 2002279035 A JP2002279035 A JP 2002279035A JP 2001081543 A JP2001081543 A JP 2001081543A JP 2001081543 A JP2001081543 A JP 2001081543A JP 2002279035 A JP2002279035 A JP 2002279035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radioactive
transport
data
current
identification data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001081543A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Araki
邦行 荒木
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001081543A priority Critical patent/JP2002279035A/ja
Publication of JP2002279035A publication Critical patent/JP2002279035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】中央の管理センタ側において放射性関連物の現
在の状態を表すデータを容易に管理する。 【解決手段】輸送用車両2、輸送用船舶3を用いて放射
性関連物(使用済み核燃料)Aを輸送する際の放射性関
連物Aに関する情報を管理する放射性関連物情報管理シ
ステム1。放射性関連物Aに取り付けられた状態データ
検出・通信ユニット5により検出され、その状態データ
検出・通信ユニット5からパケット通信網7を介して順
次送信されてきた放射性関連物Aの識別ID(A)およ
びその現在状態を表す状態データを受信し、順次受信さ
れた識別データおよび状態データを互いに対応付けて状
態データ記憶DB50に記憶する中央管理センタ9のコ
ンピュータシステム8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の輸送
用車両や船舶等の輸送手段を用いて、核燃料、使用済み
核燃料、あるいはそれらを輸送する際の鉄製の輸送容器
等の放射能に関連する物(放射性関連物)を輸送する際
の放射性関連物に関する情報を管理するための放射性関
連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連
部物管理用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所で用いられる核燃料、発電
所の原子炉から取り出された使用済み核燃料、あるいは
上記核燃料や使用済み核燃料を収容して輸送に供される
輸送容器等、放射性を帯びている可能性のある物(放射
性関連物)を輸送する際には、一般の公衆、輸送従事者
等を、その放射性関連物からの直接、および間接の放射
線の影響から防護しながら安全に輸送することが不可欠
であり、我が国においても、事故等の発生を未然に防止
するため、例えば、トラック等の輸送用車両を利用して
陸上輸送する際には、パトカーの先導により所定の輸送
ルートに沿って正確かつ安全に輸送されるように努めて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輸送用車両や船舶を用いて放射性関連物を陸上輸送や海
上輸送する際には、中央の管理センタ側において、放射
性関連物の現在の輸送位置を把握・確認してはいないた
め、さらなる安全性向上の面から、輸送時の放射性関連
物の位置を常時把握・確認できる方法・システムの構築
が求められていた。
【0004】また、放射性関連物の輸送中においては、
高い安全性を求める観点から、輸送時の放射性関連物の
現在の状態を表すデータ、例えば、上記現在輸送位置に
加えて、その関連物の現在の温度(周囲の温度も含
む)、その物にかかる圧力、その物の振動等の諸データ
を同時に把握して確認できる方法・システムの構築も求
められていた。
【0005】特に、海上輸送においては、一つの船舶に
つき複数の放射性関連物が積み込まれるため、それらを
一度に管理することが難しく、容易に管理することがで
きる方法・システムの構築も求められていた。
【0006】一方、上述した放射性関連物の現在状態デ
ータの管理センタ側での管理は、輸送時に限らず、原子
力発電所や再処理工場等において利用・保管されている
際にも行われていることが、さらなる安全性・効率性の
観点からも望ましく、利用・保管時における具体的な管
理方法・システムの構築も求められていた。
【0007】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、輸送用車両や船舶を用いて放射性関連物を陸上輸
送や海上輸送する際に、中央の管理センタ側において放
射性関連物の現在の状態を表すデータ{現在輸送位置、
関連物の現在の温度(周囲の温度も含む)、その関連物
にかかる圧力、その関連物の振動等}を容易に把握・確
認して管理することができる放射性関連物情報管理方法
およびシステム、ならびに放射性関連物管理用プログラ
ムを提供することをその第1の目的とする。
【0008】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、海上輸送の際にも複数の放射性関連物それ
ぞれの状態データの管理を管理センタ側で容易に行うこ
とができる放射性関連物情報管理方法およびシステム、
ならびに放射性関連物管理用プログラムを提供すること
をその第2の目的とする。
【0009】さらに、本発明は上述した事情に鑑みてな
されたもので、原子力発電所や再処理工場等での放射性
関連物の利用・保管時におけるその放射性関連物の状態
データ管理を管理センタ側で容易に行うことができる放
射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射
性関連物管理用プログラムを提供することをその第3の
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための第1の発明によれば、輸送手段を用いて放射性関
連物を輸送する際の前記放射性関連物に関する情報を管
理する放射性関連物情報管理システムであって、前記放
射性関連物に取り付けられた検出器により検出され、そ
の検出器から無線通信網を介して順次送信されてきた当
該放射性関連物の識別データおよびその現在状態を表す
状態データを受信するデータ受信手段と、順次受信され
た識別データおよび状態データを互いに対応付けて記憶
する記憶手段とを備えている。
【0011】上述した目的を達成するための第2の発明
によれば、輸送手段を用いて放射性関連物を輸送する際
の前記放射性関連物に関する情報を管理するコンピュー
タが実行可能なプログラムであって、前記放射性関連物
に取り付けられた検出器により検出され、その検出器か
ら無線通信網を介して順次送信されてきた当該放射性関
連物の識別データおよびその現在状態を表す状態データ
を前記コンピュータに受信させる処理、前記コンピュー
タに、順次受信した識別データおよび状態データをメモ
リに互いに対応付けて記憶させる処理とをそれぞれ実行
させる。
【0012】上述した目的を達成するための第3の発明
によれば、輸送手段を用いて放射性関連物を輸送する際
の前記放射性関連物に関する情報をコンピュータを用い
て管理する放射性関連物情報管理方法であって、前記放
射性関連物に取り付けられた検出器により検出され、そ
の検出器から無線通信網を介して順次送信されてきた当
該放射性関連物の識別データおよびその現在状態を表す
状態データを受信し、順次受信された識別データおよび
状態データをメモリに互いに対応付けて記憶する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る放射性関連物情報管
理方法およびシステム、ならびに放射性関連物管理用プ
ログラムの実施の形態について、添付図面を参照して説
明する。
【0014】なお、本実施形態においては、輸送対象と
なる放射性関連物として、使用済み核燃料を輸送する場
合について、説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る放射性
関連物情報管理システム1の全体構成を示す図であり、
図2は、図1に示す一部の構成要素の機能ブロック構成
を示す図である。
【0016】図1および図2に示すように、放射性関連
物情報管理システム1は、複数の発電所P1〜Pnから
再処理のための輸送を依頼された放射性関連物としての
使用済み核燃料A(専用の輸送容器に密封されたもの、
本明細書では、輸送容器に密封された輸送容器一体の使
用済み核燃料を“使用済み核燃料”と記載する)を、輸
送手段としての複数のトラック等の輸送用車両2・・・
2および/または輸送用船舶3を用いて、輸送先として
の再処理工場RPまで輸送する際において、使用済み核
燃料Aの現在位置情報等の状態データをリアルタイムで
収集・管理するシステムである。
【0017】すなわち、放射性関連物情報管理システム
1は、使用済み核燃料Aの例えば輸送容器部分の所定位
置に取り付けられた(例えば、埋設された)使用済み核
燃料Aの状態データ検出機能・通信機能を有する、例え
ば小型にモジュール化された状態データ検出・通信ユニ
ット5と、同様に、使用済み核燃料Aの輸送容器部分の
所定位置に取り付けられた使用済み核燃料Aの識別デー
タである識別ID(A)を表すコードデータを記憶する
無線タグ6と、状態データ検出・通信ユニット5に対し
て、例えばNTT DoCoMo社のサービスであるD
oPa網等のパケット通信方式の無線通信網(パケット
通信網)7を介して通信可能な使用済み核燃料Aの状態
データ管理用のコンピュータシステム8を有する中央管
理センタ9とを備えている。
【0018】状態データ検出・通信ユニット5は、自ユ
ニットが取り付けられた使用済み核燃料Aの識別IDを
記憶する機能、例えば3つ以上のGPS衛星G(図中は
1つの衛星のみ示す)から順次送信されたGPS信号
(補正用の地上波信号をあわせて受信してもよい)を受
信して自ユニット、すなわち自ユニットが取り付けられ
た使用済み核燃料Aの現在位置情報(現在位置データ)
を求める機能、自ユニットが取り付けられた使用済み核
燃料Aの現在の圧力を圧力データとして検出する機能、
自ユニットが取り付けられた使用済み核燃料A自体ある
いはその周囲の現在の温度を温度データとして検出する
機能、自ユニットが取り付けられた使用済み核燃料Aの
現在の振動量を振動データとして検出する機能およびそ
れぞれ検出した現在位置データ、圧力データ、温度デー
タおよび振動データを、対応する使用済み核燃料Aの状
態データとして、その対応する使用済み核燃料Aの識別
ID(A)と共にパケット通信網7を介して中央管理セ
ンタ9に送信する機能を有している。
【0019】中央管理センタ9のコンピュータシステム
8は、単体、あるいはネットワーク化された複数台のコ
ンピュータにより構成されており、発電所P1〜Pnに
それぞれ設置されたコンピュータシステムである管理端
末10a1〜10anに対して、電話回線、ISDN、
通信専用線等を単独あるいは複数個組み合わせて構成さ
れた通信回線を含むネットワーク11(例えば、インタ
ーネット)を介してデータ通信可能になっている。
【0020】また、中央管理センタ9のコンピュータシ
ステム8は、再処理工場RPに設置されたコンピュータ
システムである管理端末12、および輸送用船舶3が発
着する各港に設けられた港側管理センタ13におけるコ
ンピュータシステムである管理端末14に対して、上記
インターネット11を介してデータ通信可能になってい
る。
【0021】この管理端末14は、自端末が設置された
港に対して発着する輸送用船舶3の識別データである船
舶識別IDを管理する機能(F1、図1参照)および使
用済み核燃料Aの識別ID管理機能F2を有している。
【0022】そして、本実施形態の放射性関連物管理シ
ステム1は、港周辺におけるその港に向かう道路沿いの
所定位置付近に設置されたゲート20を備えており、こ
のゲート20は、対応する港に碇泊中、あるいはその港
に向かって航行中の輸送用船舶3に対して積荷である放
射性関連物を積み込むために港に向かって走行する輸送
用車両2が上記所定位置を通過する際に、その輸送用車
両2に積み込まれた使用済み核燃料Aに取り付けられた
無線タグ6のコードデータ{識別ID(A)}を非接触
で読取る無線タグリーダ21と、この無線タグリーダ2
1により読取られた識別ID(A)を、例えば無線通信
網を介して対応する船舶3に対して送信する通信装置2
2とを備えている。
【0023】一方、放射性関連物管理システム1は、各
輸送用車両2に搭載された車載システム25と、輸送用
船舶3に搭載された船載システム26とを備えている。
【0024】車載システム25は、図2に示すように、
パケット通信網7を介して中央管理センタ9(コンピュ
ータシステム8)と無線パケット通信する通信機能、例
えば3つ以上のGPS衛星Gから順次送信されたGPS
信号(補正用の地上波信号を含む場合あり)を受信して
自車両の現在走行位置情報(現在走行位置データ)を求
める機能、サーバ内に記憶された自車両の車両識別ID
および現在走行位置データをパケット通信網7を介して
送信する機能、ドライバのマニュアル操作により指定さ
れた自車両2の目的先(輸送先)位置情報を受け取る機
能および自車両2の現在位置情報、目的先(輸送先)位
置情報およびその輸送ルート情報等のナビゲート情報を
後述する出力部へ送信する機能を備えた車載サーバ30
と、地図画像情報を磁気メモリ等の記憶媒体に記憶して
おり、車載サーバ30から送信されてきたナビゲート情
報を音声または/および地図画像上のマーカとして出力
可能な出力部31とを備えている。
【0025】また、船載システム26は、図2に示すよ
うに、無線通信網としての通信衛星Sを介して中央管理
センタ9(コンピュータシステム8)と無線通信する通
信機能、例えば3つ以上のGPS衛星Gから順次送信さ
れたGPS信号(補正用の地上波信号を含む場合あり)
を受信して自船舶の現在航行位置情報(現在航行位置デ
ータ;港に碇泊している場合も含む)を求める機能、サ
ーバ内に記憶された自船舶の船舶識別IDおよび現在航
行位置データを通信衛星Sを介して送信する機能を有す
る船載サーバ32を備えている。
【0026】そして、中央管理センタ9のコンピュータ
システム8は、図1に示すように、輸送中の使用済み核
燃料Aを追跡する機能F10、使用済み核燃料Aの情報
(利用・保管情報)を管理する機能F11および輸送用
車両2・船舶3の最適輸送ルート(配車・配船ルート)
を決定する処理機能(最適配車・配船機能)F12をそ
れぞれ実行するためのコンピュータ40と、このコンピ
ュータ40が読取り可能な記憶媒体であり、コンピュー
タ40が実行するプログラムを記憶するプログラムファ
イル41と、輸送用車両2および輸送用船舶3の輸送可
能エリアを示しており、コンピュータ40の処理により
上記輸送可能エリア内の所望位置を電気的に示すことが
できる表示パネル42と、センタ9側のオペレータがコ
ンピュータ40にデータを入力するためのキーボード、
マウス等の入力部43と、上記輸送用車両2および輸送
用船舶3の輸送可能エリアを含む電子化された地図画像
データに基づくコンピュータ40の処理により、その輸
送可能エリアの詳細な情報をディジタルマップとして表
示可能なモニタ44とを備えている。
【0027】さらに、中央管理センタ9のコンピュータ
システム8は、使用済み核燃料Aのリアルタイムの状態
データを、対応する使用済み核燃料Aの識別ID(A)
毎に区別して記憶するための状態データ記憶DB50
と、各輸送用車両2の現在の走行位置データを、対応す
る輸送用車両2の車両識別ID毎に区別して記憶するた
めの現在走行位置データ記憶DB51と、船舶3の現在
の航行位置データを、対応する輸送用船舶3の船舶識別
ID毎に区別して記憶するための現在航行位置データ記
憶DB52と、予め定められた各発電所P1〜Pnから
再処理工場RPまでの輸送ルートを記憶している輸送ル
ートDB53とを備えている。
【0028】次に、本実施形態の全体動作について説明
する。
【0029】(1)発電所P1〜Pnから使用済み核燃
料Aを再処理工場RPまで輸送する場合(機能F10に
対応) 発電所P1〜Pnにおけるある発電所Pk(1≦k≦
n)において使用済み核燃料Aが輸送用車両2に積み込
まれ、輸送用車両2を介して使用済み核燃料Aの輸送が
開始された際、中央管理センタ9のコンピュータシステ
ム8には、予め使用済み核燃料Aに取り付けられた状態
データ検出・通信ユニット5から、その使用済み核燃料
Aの識別ID(A)を含む状態データ(現在位置デー
タ、圧力データ、温度データおよび振動データ)がパケ
ット通信網7を介して順次送信されているため、コンピ
ュータシステム8は、順次送信されてくる識別ID
(A)を含む状態データを受信し(図3;ステップS
1)、受信した識別ID(A)を含む状態データを互い
に対応付けて状態データ記憶DB50に順次記憶する
(ステップS2)。
【0030】このとき、コンピュータシステム8は、輸
送ルートDB53から発電所Pkに対応する輸送ルート
を読出し、受信・記憶した状態データにおける使用済み
核燃料Aの現在位置データに基づく使用済み核燃料Aの
現在位置が、読み出した輸送ルートから逸脱しているか
否か判断する(ステップS3)。
【0031】このステップS3の判断の結果YES、す
なわち、逸脱した場合には、コンピュータシステム8
は、逸脱警告情報を、輸送中の輸送用車両2に対してパ
ケット通信網7を介して送信する(ステップS4)。
【0032】このとき、輸送用車両2の車載サーバ30
は、出力部31を介して、上記輸送ルートからの逸脱を
ドライバに示して警告するための文字情報や音声情報
等、すなわち、ドライバが逸脱を認識できる出力形態を
有する警告情報を作成し、出力部31を介して出力する
(ステップS5)。
【0033】この結果、ドライバは、出力された警告情
報に基づいて、自輸送用車両2の輸送ルートからの逸脱
を容易かつ確実に認識することができ、自車両2の走行
ルートを即座に所定の輸送ルートに戻すことができる。
【0034】一方、ステップS3の判断の結果NO、す
なわち、逸脱していない場合、およびステップS4の警
告処理を終了した後において、コンピュータシステム8
は、状態データ記憶DB50に記憶されたリアルタイム
の状態データにおける現在位置データおよび識別IDに
基づいて、表示パネル42上における上記現在位置デー
タに対応する位置を、その識別IDに対応する輸送用車
両2として外部から認識可能に表示し、以下、順次状態
データが送信される毎に更新表示する(ステップS
5)。
【0035】この結果、中央管理センタ9側において、
輸送中の使用済み核燃料Aの現在輸送位置を表示パネル
42上の表示としてリアルタイムで追跡・捕捉すること
ができる。
【0036】なお、コンピュータシステム8は、使用済
み核燃料Aの現在輸送位置付近のエリアに関する詳細な
情報を、モニタ44の表示画面においてディジタルマッ
プとして表示することもでき、より付加価値の高い追跡
処理も行うことができる。
【0037】一方、輸送ルートとして、所定の港の所定
の船舶を用いて使用済み核燃料Aを輸送する際において
は、海上を航行中あるいは港に碇泊中の船舶3の船載サ
ーバ32から、その船舶識別IDを含む現在航行位置デ
ータが通信衛星Sを介して順次送信されているため、コ
ンピュータシステム8は、順次送信されてくる船舶識別
IDを含む現在航行位置データを受信し(図4;ステッ
プS10)、受信した船舶識別IDを含む現在航行位置
データを互いに対応付けて現在航行位置データ記憶DB
52に順次記憶する(ステップS11)。
【0038】このとき、コンピュータシステム8は、対
応する港の港側管理センタ13から使用済み核燃料Aの
識別データ(A)および船舶の船舶識別データが送信さ
れてきたか否か判断する(ステップS12)。
【0039】今、輸送用車両2が上記港に向かって道路
を走行し、その道路上の所定位置を通過したとする。
【0040】このとき、所定位置を走行した輸送用車両
2に積み込まれた使用済み核燃料Aに取り付けられた無
線タグ6のコードデータ(識別ID(A))は、上記所
定位置周辺に設置されたゲート20の無線タグリーダ2
1により非接触で読み出され、読み出された識別ID
(A)は、通信装置22を介して船載システム26の船
載サーバ32に送信される。
【0041】船載サーバ32は、送信されてきた識別I
D(A)を対応する船舶識別IDと対応付け、対応付け
られた船舶識別IDおよび識別ID(A)をインターネ
ット11を介してコンピュータシステム8に送信する。
【0042】このとき、コンピュータシステム8のステ
ップS12の判断はYESとなり、コンピュータシステ
ム8は、送信されてきた船舶識別IDおよび識別ID
(A)を受信し、船舶識別IDをキーとして、ステップ
S11の処理で記憶された船舶3のリアルタイムの現在
航行位置データと受信した使用済み核燃料Aの識別ID
(A)とを互いに対応付ける(ステップS13)。
【0043】そして、コンピュータシステム8は、対応
付けられた船舶3の現在航行位置データにより、海上航
行時、すなわち、使用済み核燃料Aの現在位置データが
パケット通信網7で捕捉できない場合であっても、上記
使用済み核燃料Aを輸送中の輸送用船舶3と使用済み核
燃料Aとが対応付けられているため、その輸送用船舶3
の現在航行位置データを捕捉することにより、使用済み
核燃料Aの現在位置を捕捉することができる(ステップ
S14)。
【0044】このように、本実施形態では、発電所P1
〜Pnから再処理工場RPまでの使用済み核燃料Aの輸
送時における現在走行位置データを含む状態データを常
に、すなわち、輸送用船舶3による海上においても、正
確に捕捉することができる。
【0045】(2)発電所P1〜Pnおよび再処理工場
RPにおける使用済み核燃料Aの情報管理について(機
能F11に対応) 上述したように、使用済み核燃料Aに対して状態データ
検出・通信ユニット5が予め取り付けられているため、
その使用済み核燃料Aの識別ID(A)を含む状態デー
タ(現在位置データ、圧力データ、温度データおよび振
動データ)は、発電所P1〜Pnにおける利用・保管時
および上記(1)の処理に基づいて再処理工場RPへ移
送された後のその再処理工場RPでの利用・保管時にお
いても、インターネット11等の通信網を介して中央管
理センタ9に送信されてきている。
【0046】すなわち、センタ9のコンピュータシステ
ム8は、発電所P1〜Pnから送信されてくる識別ID
(A)を含む状態データ、および再処理工場RPから送
信されてくる識別ID(A)を含む状態データに基づい
て、ステップS1およびステップS2の処理を実行する
(図5;ステップS20)。この結果、状態データ記憶
DB50には、発電所P1〜Pnでの利用・保管時およ
び再処理工場RPでの利用・保管時での各使用済み核燃
料Aの状態データがその識別ID(A)毎に記憶されて
いる。
【0047】したがって、コンピュータシステム8は、
ステップS20の処理結果に基づいて、発電所P1〜P
nでの利用・保管時および再処理工場RPでの利用・保
管時における各使用済み核燃料Aの状態データ(現在位
置データ、圧力データ、温度データおよび振動データ)
を常時リアルタイムで一括して管理することができる
(ステップS21)。
【0048】すなわち、中央管理センタ側において、発
電所P1〜Pnおよび再処理工場RPでの使用済み核燃
料Aの保管位置、保管状態(温度、圧力、振動の有無
等)、保管数等、利用位置、利用状態等、利用・保管状
態を把握するための有用な情報を容易に、しかも一括し
て管理することができる。
【0049】(3)発電所P1〜Pnから再処理工場R
Pまでの輸送ルートの最適化(配車・配船最適化)につ
いて(機能F12に対応) ステップS20〜ステップS21の処理により、中央管
理センタ9側においては、再処理工場RPでの使用済み
核燃料Aの保管数・利用数を含む保管・利用状況、すな
わち、再処理工場RPにおける使用済み核燃料Aの再処
理能力を正確に把握することができるため、コンピュー
タシステム8からインターネット11を介して、発電所
P1〜Pnの管理端末10a1〜10anに対して、再
処理工場RPにおいて受け入れられる使用済み核燃料A
の台数を指示することができる。
【0050】すなわち、発電所P1〜Pnにおける使用
済み核燃料Aの供給と再処理工場RPにおける再処理化
の需要とのバランスの最適化が図れる。
【0051】一方、コンピュータシステム8は、複数の
輸送用車両2の車載システム25からパケット通信網7
を介して順次送信されてくる車両識別IDを含む現在走
行位置データを受信し(図6;ステップS30)、受信
した車両識別IDを含む現在走行位置データを互いに対
応付けて現在走行位置データ記憶DB51に順次記憶す
る(ステップS31)。
【0052】次いで、コンピュータシステム8は、ステ
ップS21の処理により管理されている発電所P1〜P
nおよび再処理工場RPにおける使用済み核燃料Aの利
用・保管状況、ステップS30〜S31の処理により把
握した各輸送用車両2の現在走行位置、ステップS10
〜S11の処理により把握した輸送用船舶3の現在航行
位置データ、およびインターネット11等から取り込ま
れる道路交通情報(渋滞情報)に基づいて、例えば、発
電所P1〜Pnから使用済み核燃料Aを最も短時間で再
処理工場RPまで輸送することができる各輸送用車両2
の輸送ルートおよび輸送用船舶3の輸送ルートを最適輸
送ルートとして決定する(ステップS32)。
【0053】次いで、コンピュータシステム8は、決定
した各輸送用車両2の最適輸送ルートをパケット通信網
7を介して各輸送用車両2の車載システム25(車載サ
ーバ30)に送信し(ステップS33)、さらに、決定
した輸送用船舶3の最適輸送ルートを通信衛星Sを介し
て船舶3の船載システム26(船載サーバ32)に送信
する(ステップS34)。
【0054】この結果、各輸送用車両2は、車載サーバ
30のナビゲート処理により、最適な輸送ルートに基づ
いて、例えば、最寄の港において使用済み核燃料Aを船
舶3に積み込みながら、再処理工場RPへの使用済み核
燃料Aの輸送を行うことができ、また、輸送用船舶3
は、船載サーバ32のナビゲート処理により、最適な輸
送ルートに基づいて、例えば、複数の港に立ち寄って複
数の使用済み核燃料Aを積み込みながら、再処理工場R
Pへの使用済み核燃料Aの輸送を行うことができる。
【0055】以上述べたように、本実施形態によれば、
輸送用車両2および輸送用船舶3を用いて使用済み核燃
料Aを陸上輸送や海上輸送する際に、中央管理センタ9
側において使用済み核燃料Aのリアルタイムの状態デー
タ{現在輸送位置データ、現在温度データ、現在圧力デ
ータおよび現在振動データを容易に把握・確認して管理
することができるため、使用済み核燃料の再処理工場ま
での輸送に関する要望に応えることができ、その安全性
・効率性も向上させることができる。
【0056】また、発電所P1〜Pnや再処理工場RP
での使用済み核燃料Aの利用・保管時におけるその使用
済み核燃料Aの状態データ管理、すなわち、利用・保管
状況管理を中央管理センタ9側で容易に一括して行うこ
とができるため、使用済み核燃料Aの利用・保管状況管
理をさらに安全かつ効率よく行うことができる。
【0057】また、その結果、複数の輸送用車両2およ
び船舶3を用いた発電所P1使用済み核燃料Aの発電所
P1〜発電所Pnから再処理工場RPまで輸送する際の
需給バランスおよび輸送ルートの最適化をそれぞれ図る
ことができ、輸送効率の向上に寄与することができる。
【0058】なお、本実施形態においては、放射性関連
物を使用済み核燃料としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、使用前の核燃料や使用済み核燃料、核
燃料等の輸送容器等、放射性を帯びている恐れのある輸
送対象物であれば、何れの輸送対象物に対しても適用可
能である。
【0059】特に、輸送容器は、鉄製であり、1台あた
り例えば約120トンあるため、これらを全て地下に埋
めるのも限界があり、輸送容器の再利用は特に必要にな
ると思われる。
【0060】したがって、再処理工場を輸送容器再利用
工場とし、発電所を再処理工場に置き換えれば、基本的
に上述した使用済み核燃料の再処理の場合と同様のシス
テムにより、再利用を効率よく行うことができる。
【0061】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の放射性関
連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連
物管理用プログラムによれば、輸送用車両や船舶を用い
て放射性関連物を陸上輸送や海上輸送する際に、放射性
関連物の現在の状態を表す状態データ{現在輸送位置、
関連物の現在の温度(周囲の温度も含む)、その関連物
にかかる圧力、その関連物の振動等}を一つの管理シス
テムにおいて容易に把握・確認して管理することがで
き、放射性関連物の輸送に関する安全性を向上させ、さ
らにその輸送効率を向上させることができる。
【0062】また、本発明の放射性関連物情報管理方法
およびシステム、ならびに放射性関連物管理用プログラ
ムによれば、発電所や再処理工場等での放射性関連物の
利用・保管時におけるその放射性関連物の状態データ管
理、すなわち、放射性関連物の利用・保管状況を、一つ
の管理システムにおいて一括して行うことができるた
め、その放射性関連物の利用・保管状況管理を非常に容
易にし、管理効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る放射性関連物情報管
理システムの全体構成を示す図。
【図2】図1に示す輸送用車両の車載システムおよびゲ
ートの機能ブロック構成を示す図。
【図3】図1に示す中央管理センタのコンピュータシス
テムの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図4】図1に示す中央管理センタのコンピュータシス
テムの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図5】図1に示す中央管理センタのコンピュータシス
テムの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図6】図1に示す中央管理センタのコンピュータシス
テムの処理の一例を示す概略フローチャート。
【符号の説明】
1 放射性関連物情報管理システム 2 輸送用車両 3 輸送用船舶 5 状態データ検出・通信ユニット 6 無線タグ 7 パケット網 8 コンピュータシステム 9 中央管理センタ 10a1〜10an、12、14 管理端末 11 インターネット 13 港側管理センタ 20 ゲート 21 無線タグリーダ 22 通信装置 25 車載システム 26 船載システム 30 車載サーバ 31 出力部 32 船載サーバ 40 コンピュータ 41 プログラムファイル 42 表示パネル 43 入力部 44 モニタ 50 状態データ記憶DB 51 現在走行位置データ記憶DB 52 現在航行位置データ記憶DB 53 輸送ルートDB A 使用済み核燃料 P1〜Pn 発電所 RP 再処理工場

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送手段を用いて放射性関連物を輸送す
    る際の前記放射性関連物に関する情報を管理する放射性
    関連物情報管理システムであって、 前記放射性関連物に取り付けられた検出器により検出さ
    れ、その検出器から無線通信網を介して順次送信されて
    きた当該放射性関連物の識別データおよびその現在状態
    を表す状態データを受信するデータ受信手段と、順次受
    信された識別データおよび状態データを互いに対応付け
    て記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする放射性
    関連物情報管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放射性関連物情報管理シ
    ステムであって、 前記放射性関連物の状態データは、前記放射性関連物の
    現在位置データ、当該放射性関連物の現在の圧力を表す
    圧力データ、当該放射性関連物自体あるいはその周囲の
    現在の温度を表す温度データおよび当該放射性関連物の
    現在の振動量を表す振動データを含むことを特徴とする
    放射性関連物管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の放射性関連物情報管理シ
    ステムであって、 前記輸送手段による前記放射性関連物の所定の輸送元か
    ら所定の輸送先までの輸送ルートを記憶する輸送ルート
    記憶手段と、前記記憶手段に順次記憶される識別データ
    および前記現在位置データに基づいて、前記放射性関連
    物の現在走行位置が前記輸送ルートから逸脱しているか
    否かを判断する逸脱判断手段と、この判断の結果逸脱し
    ていると判断された場合に、前記輸送手段の輸送動作を
    停止させるための処理を実行する手段とを備えたことを
    特徴とする放射性関連物情報管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の放射性関連物情報管理シ
    ステムであって、 前記輸送手段は輸送用車両を含み、 前記輸送手段としての輸送用車両を停止させるための処
    理を実行する手段は、前記輸送用車両のドライバに対し
    て、前記輸送ルート逸脱を示す警告情報を前記ドライバ
    が認識可能な態様で出力する手段を備えたことを特徴と
    する放射性関連物情報管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の放射性関連物情報管理シ
    ステムであって、 前記記憶手段に順次記憶される識別データおよび前記現
    在位置データに基づいて、前記輸送手段の輸送可能エリ
    アに対応する表示パネル上に、前記放射性関連物の現在
    位置を順次更新しながら表示する現在走行位置表示手段
    を備えたことを特徴とする放射性関連物管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の放射性関連物管理システ
    ムであって、 前記輸送手段は輸送用車両および輸送用船舶を含み、 前記放射性関連物には、その識別データを無線で読取り
    可能に記憶する記憶媒体が取り付けられている一方、 前記輸送用船舶の船載システムから衛星を介して順次送
    信されてきた当該輸送用船舶の船舶識別データを含むそ
    の現在航行位置データを受信する航行位置データ受信手
    段と、順次受信された現在航行位置データを互いに対応
    付けて記憶する航行位置データ記憶手段と、前記輸送用
    船舶が発着する港周辺の所定位置に設けられ、前記港に
    向かうために前記所定位置を輸送用車両が通過する際
    に、その輸送用車両に積み込まれた前記放射性関連物に
    取り付けられた記憶媒体に記憶された識別データを非接
    触で読出し、当該放射性関連物の積み込み先の所定の輸
    送用船舶の船舶識別データを読み出した識別データとを
    対応付けて前記無線通信網を介して送信する手段と、そ
    の無線通信網を介して送信されてきた船舶識別データに
    対応付けられた前記放射性関連物の識別データと前記航
    行位置データ受信手段により受信された船舶識別データ
    を含む現在航行位置データとを、その船舶識別データを
    キーとして互いに対応付ける手段と、前記船舶識別デー
    タにより対応付けられた現在航行位置データに基づい
    て、前記所定の輸送用船舶の航行時における前記放射性
    関連物の現在位置を捕捉する手段とを備えたことを特徴
    とする放射性関連物管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の放射性関連物管理システ
    ムであって、 前記放射性関連物の輸送元における当該放射性関連物の
    利用・保管状況、および前記放射性関連物が前記輸送手
    段により所定の輸送先に輸送され当該輸送先で保管され
    ている際の当該放射性関連物の保管個数を含む利用・保
    管状況を、当該保管状態の放射性関連物から順次送信さ
    れ前記データ受信手段により受信された識別データおよ
    び状態データに基づいて一括管理する管理手段を備えた
    ことを特徴とする放射性関連物管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の放射性関連物管理システ
    ムであって、 前記輸送用車両は複数台であり、 前記輸送用車両の車載システムから前記無線通信網を介
    して順次送信されてきた当該輸送用車両の車両識別デー
    タを含むその現在走行位置データを受信する走行位置デ
    ータ受信手段と、順次受信された車両識別データを含む
    現在走行位置データを互いに対応付けて記憶する走行位
    置データ記憶手段と、前記管理手段により管理されてい
    る前記輸送元および輸送先における前記放射性関連物の
    利用・保管状況、前記複数の輸送車両それぞれの現在走
    行位置データおよび前記輸送用船舶の現在航行位置デー
    タに基づいて、複数の輸送元からの複数の放射性関連物
    に対する前記複数の輸送車両および前記輸送用船舶それ
    ぞれの最適な輸送ルートを決定する手段と、決定した複
    数の輸送車両の最適輸送ルートを前記無線通信網を介し
    て対応する輸送車両の車載システムにそれぞれ送信し、
    決定した輸送用船舶の最適輸送ルートを前記衛星を介し
    て前記輸送用船舶の船載システムに送信する手段とを備
    えたことを特徴とする放射性関連物管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8記載の放射性関連物管理
    システムであって、 前記放射性関連物は、輸送容器に装荷された使用済み核
    燃料、輸送容器に装荷された核燃料および前記輸送容器
    の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする放射性関
    連物管理システム。
  10. 【請求項10】 輸送手段を用いて放射性関連物を輸送
    する際の前記放射性関連物に関する情報を管理するコン
    ピュータが実行可能なプログラムであって、 前記放射性関連物に取り付けられた検出器により検出さ
    れ、その検出器から無線通信網を介して順次送信されて
    きた当該放射性関連物の識別データおよびその現在状態
    を表す状態データを前記コンピュータに受信させる処
    理、前記コンピュータに、順次受信した識別データおよ
    び状態データをメモリに互いに対応付けて記憶させる処
    理とをそれぞれ実行させることを特徴とする放射性関連
    物管理用プログラム。
  11. 【請求項11】 輸送手段を用いて放射性関連物を輸送
    する際の前記放射性関連物に関する情報をコンピュータ
    を用いて管理する放射性関連物情報管理方法であって、 前記放射性関連物に取り付けられた検出器により検出さ
    れ、その検出器から無線通信網を介して順次送信されて
    きた当該放射性関連物の識別データおよびその現在状態
    を表す状態データを受信し、順次受信された識別データ
    および状態データをメモリに互いに対応付けて記憶する
    ことを特徴とする放射性関連物情報管理方法。
JP2001081543A 2001-03-21 2001-03-21 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム Pending JP2002279035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001081543A JP2002279035A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001081543A JP2002279035A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002279035A true JP2002279035A (ja) 2002-09-27

Family

ID=18937625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001081543A Pending JP2002279035A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002279035A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050014365A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 (주) 액트 무선주파수인식시스템과 지리측정시스템과코드분할다중접속방식을 이용한 방사성폐기물 통합 관리시스템
KR100581564B1 (ko) 2005-11-04 2006-05-22 케이엔디티앤아이 주식회사 방사성 물질 위치 추적장치 및 그를 이용한 추적 방법
KR100963143B1 (ko) * 2008-01-16 2010-06-15 (주)위니텍 위험물 수송차량의 관제를 위한 위험관제시스템
KR101001943B1 (ko) 2008-03-14 2010-12-17 (주) 코네스코퍼레이션 방사성폐기물 최적 운반 경로 선택 시스템
JP2019526084A (ja) * 2016-04-22 2019-09-12 ザ ヨーロピアン アトミック エナジー コミュニティ(ユーラトム)、リプリゼンテッド バイ ザ ヨーロピアン コミッションTHE EUROPEAN ATOMIC ENERGY COMMUNITY(EURATOM) represented by The EUROPEAN COMMISSION シールシステム及びその設置方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050014365A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 (주) 액트 무선주파수인식시스템과 지리측정시스템과코드분할다중접속방식을 이용한 방사성폐기물 통합 관리시스템
KR100581564B1 (ko) 2005-11-04 2006-05-22 케이엔디티앤아이 주식회사 방사성 물질 위치 추적장치 및 그를 이용한 추적 방법
KR100963143B1 (ko) * 2008-01-16 2010-06-15 (주)위니텍 위험물 수송차량의 관제를 위한 위험관제시스템
KR101001943B1 (ko) 2008-03-14 2010-12-17 (주) 코네스코퍼레이션 방사성폐기물 최적 운반 경로 선택 시스템
JP2019526084A (ja) * 2016-04-22 2019-09-12 ザ ヨーロピアン アトミック エナジー コミュニティ(ユーラトム)、リプリゼンテッド バイ ザ ヨーロピアン コミッションTHE EUROPEAN ATOMIC ENERGY COMMUNITY(EURATOM) represented by The EUROPEAN COMMISSION シールシステム及びその設置方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110130945A1 (en) Method and system for controlling vehicles carrying hazardous materials
KR101055537B1 (ko) 차량 적재 기기
WO2020072208A1 (en) Smart terminal facility and method suitable for the handling of cargo containers
JP6043105B2 (ja) 納入管理システム
US20200254619A1 (en) Teleoperation in a smart container yard
CN104737184B (zh) 综合跟踪系统和方法
US20210039682A1 (en) Autonomous vehicle control method and autonomous driving control device
US20130015970A1 (en) Mobile tag local data reporting system
CA2439720A1 (en) Method and apparatus for providing a proof of delivery verification for freight transportation systems
CN101903926B (zh) 车载装置、信息输出方法、以及信息提供系统
CN115063091A (zh) 危险货物运输事故的处理方法、系统、设备与存储介质
JP2002530665A (ja) ナビゲーション装置
JP2002279035A (ja) 放射性関連物情報管理方法およびシステム、ならびに放射性関連物情報管理用プログラム
CN109118145A (zh) 一种用于物流运输的电子运单管理系统
JPH08227500A (ja) 船舶交通サービスシステム
Batarliene Implementation of advanced technologies and other means in dangerous freight transportation
JP6634551B2 (ja) 車両情報管理システム及び車両情報管理方法
JP2006232495A (ja) 物品の管理方法及び物品管理装置並びに物品管理システム
JP2010231506A (ja) 運輸体、および、これを備えた運搬物トレーシングシステム
RU2462759C1 (ru) Территориальная система контроля транспортировки особо важных и опасных грузов
RU2725769C1 (ru) Система контроля транспортировки специальных грузов
Santos et al. Short sea shipping in the age of information and communications technology
KR101788667B1 (ko) 선박 위치 정보를 이용한 선적 및 하역 작업 자동 연계 시스템 및 방법
JP6378920B2 (ja) 車両の行先管理装置及び行先管理方法
JP2006103885A (ja) 車載装置及びセンター装置