JP2002279006A - 回路設計支援装置 - Google Patents

回路設計支援装置

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JP2002279006A
JP2002279006A JP2001078553A JP2001078553A JP2002279006A JP 2002279006 A JP2002279006 A JP 2002279006A JP 2001078553 A JP2001078553 A JP 2001078553A JP 2001078553 A JP2001078553 A JP 2001078553A JP 2002279006 A JP2002279006 A JP 2002279006A
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JP
Japan
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circuit
reset
flip
signal
synchronous
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JP2001078553A
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Shinko Yamada
眞弘 山田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HDLにより記述されたIC回路がROM等
のチップセレクト信号を制御する場合、クロックが供給
されていなくても初期化できるように非同期リセット
(又はセット)を使用する。 【解決手段】 フリップフロップ回路(非図示)を出力
バッファとして備え、外部記憶手段にチップセレクト信
号を出力するIC回路201の回路設計を支援する装置
において、前記IC回路の外部出力部から前記フリップ
フロップ回路に到達するまでの経路を全て走査し、前記
フリップフロップ回路が同期リセット(セット)か非同期
リセットであるかを判定して、該判定の結果に基き同期
リセットであるとき非同期リセットに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定用途向けIC
(ASIC)等の回路設計を行うCADに用いられる回
路設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の設計には、Verilog等
のハードウエア記述言語(Hardware Description Lang
uage:以下、HDLと略称)が使われている。このHD
Lを使用することにより、動作レベルのよう高い抽象度
も、ゲート・レベルのような低い抽象度も自由に記述が
可能になる。HDLを使用する場合の設計の手順は次の
ようになる。 最初にICとして実現したい動作仕様をHDLで記述
し、別途用意したテスト・ベンチを使用したシミュレー
ションにより、前記記述の正当性を確認する。 次にこれを確認した後、論理合成ツールを使用して、
HDL記述の内容に沿ったゲート・レベル回路を生成す
る。そして生成したゲート・レベル回路を、前記テス
ト・ベンチ(又は多少の修正を加えたもの)を使って、ゲ
ート・レベルでシミュレーションを行い、回路の正当性
を確認する。
【0003】このような手順で設計された設計支援回路
装置として図2に示されるような回路装置がある。図2
は、汎用のワークステーションで作成された従来の設計
支援回路装置の概略構成図であり、図中、201は、作成
対象となるIC回路(以下、ICと略称)、202は該I
C201のリセットICであり、電源電圧を監視して、電
源投入後等、電源電圧が規定の電圧に達しない場合にリ
セット信号をアサートする。203はクロック信号発振用
OSC、204はIC201を含む回路全体を制御するCPU
で、IC201に対してアクセス要求を発行する。205,206
はそれぞれ所定のプログラム等が格納されるROMで、
IC201からチップセレクト信号XROMCS1、XROMCS2によ
りアクセス制御され、またバス接続端子LDによりバス
接続されている。IC201は、入出力(I/O)バッフ
ァ部を介してROM205,206と接続される。
【0004】図3は、I/Oバッファ部の構成図であ
り、302はI/Oバッファ部で、入力バッファとアウト
プット・イネーブル付きの出力バッファとの組み合せに
より構成される。301はLDバス接続用のLD[0]端子で
あり、この端子を境として図面左側がIC内部、右側が
IC外部となる。なお、LD[0]端子は双方向端子であ
る。303は、アウトプット・イネーブルの制御信号を出
力するフリップフロップ回路(以下、F/Fと略称)、
304は、LD[0]の出力値を出力するF/Fである。更に
306はチップセレクト信号出力専用のI/Oバッファ
部、305はその接続用XROMCS1端子であり、この端子を境
として図面左側がIC内部、右側がIC外部となる。な
お、307はXROMCS1の出力値を出力するF/Fである。
【0005】前記回路装置において、LDは、ROM20
5及び、ROM206との間のデータ・バス、XROMCS1はR
OM205のチップセレクト信号であるので、LDに関し
ては、クロックの状態によらず、リセットのアサートに
より非出力状態、XROMCS1に関しては、クロックの状態
によらず、非アサート状態になることが望ましくなって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の設計支援回路装
置は、本来は、図4に例示するように、非同期セット付
きF/F403、405で制御されるか、或いは図5に示すよ
うに論理演算ゲート503、505でリセットによってマスク
されるすべきところ、図3に示したように、非同期セッ
ト付きではないF/Fにより制御されるため、クロック
が供給されていないと初期化できないという問題があっ
た。なお、図4で非同期セット付きF/F404を使用し
ているが、これは説明上の例示であり、必ずしもこの部
分を非同期セット付きF/Fとする必要はなく、図5の
論理演算ゲート504についても同様である。
【0007】本発明は、前記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ICがROMやRAMのチップセレク
ト信号を制御する場合、クロックの供給状態に関わら
ず、これらチップセレクト信号がリセット信号のアサー
トにより非アクティブの状態になるようにし、またIC
とROM、RAM間のバス信号(双方向信号)が、クロ
ックの供給状態に関わらず、リセット信号のアサートに
より入力状態になるようにするために、クロックが供給
されていなくとも初期化できるように非同期リセット又
はセットを使用するようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フリ
ップフロップ回路を出力バッファとして備え、外部記憶
手段にチップセレクト信号を出力するIC回路の回路設
計を支援する装置において、前記IC回路の外部出力部
から前記フリップフロップ回路に到達するまでの経路を
全て走査する手段と、前記フリップフロップ回路が同期
リセットか非同期リセットであるかを判定する手段と、
該判定の結果に基き同期リセットであるとき非同期リセ
ットに変換する手段を備えたことを特徴とする回路設計
支援装置である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の回路設
計支援装置において、前記同期リセットであるときリセ
ット信号との論理演算を行うように変換する手段を備え
たことを特徴とする回路設計支援装置である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
回路設計支援装置において、前記同期リセットであると
き警告を発生する手段を備えたことを特徴とする回路設
計支援装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明が実施されるワークステーシ
ョンのブロック構成図であり、CPU101は装置全体の
制御を行う中央処理装置、ROM102は基本プログラム
やHDL等が記憶される読み出し専用メモリ、RAM10
3はワーキング・メモリとして使用される。HDD104は
プログラム、データ等が記憶される記憶装置、外部イン
ターフェースI/F105は他のワークステーション等と
連携するときのインターフェース、キーボード/マウス
インターフェースI/F106はマン・マシーンインター
フェースである。
【0012】このワークステーションにおいてHDLを
使用して図2の回路装置を記述する。そして、この装置
の状態をチェックするためにF/Fを初期化することが
行われる。F/Fの初期化方法としては、クロックの立
上がり(または、立下り)エッジに同期してリセットする
同期リセットと、クロックとは無関係にリセットする非
同期リセットの両方があるが、上記チップセレクト信号
に関わるF/Fには、非同期リセットが使われるのが望
ましい。そこで本実施形態では、これを実現するため、
ICの外部出力端子からF/Fに到達するまでの経路を
全てたどり、当該F/Fが同期リセットか非同期リセッ
トであるかを判定して、当該F/Fが同期リセットであ
る場合に、警告を発生したり、また非同期リセットに変
換して、リセットとの論理演算を行うチップに変換す
る。
【0013】その具体的手法を図6乃至図9を参照して
説明する。図6乃至図9は、HDL(Verilog)で記述
した図3の回路構成の一部を示したものである。図6に
おいて、(1)で示したLDという信号に着目し、ICの
外部出力端子からF/Fに到達するまでの経路を全てた
どる方法によって、まず、第6図に示したHDL記述を
上から順番に走査していく。最初にoutputまたは、inpu
tとなっている信号を探す。ここでは、LDに着目して
いるので、LDが見つかるところから始める((1)の
部分)。ここから、Verilogの文法に従って接続関係を
たどっていくと、LD出力信号を生成している部分が、
(2)、(3)、及び(4)(図7)で示される部分で
あることがわかる。(4)の部分はVerilogの文法によ
ると、同期リセットを実現する記述であるので、ここで
警告を発行する。
【0014】この後、図8の(5)に移って、always@
(posedge CKL)を、always@(posedge CKL or negedge XR
ESET)と変換し、非同期リセットに換える。
【0015】更に図9の(6)に移り、LD_0、LD_XENAB
LEという信号名を、LD_0_TEMP、LD_XENABLE_TEMPに変
え、(7)で示される always@(LD_O_TEMPorLD XENABLE TEMPorXRESET)bigin LD_O=LD_O_TEMP||32{XRESET}: LD_XENABLE=LD_XENABLE_TEMP||XRESET: end の記述を追加することにより、非同期リセットを論理演
算でマスクするよう変換する。以上は、リセットについ
て述べているがセットとしても構わない。
【0016】本実施形態によれば、回路装置の記述を順
次走査し、同期リセット(セット)を実現する記述があ
るときは警告し、非同期リセット(セット)に換え、ま
た論理演算を行うチップに変換する。このため、ICが
ROMやRAMのチップセレクト信号を制御する場合、
クロックの供給状態に関わらず、これらチップセレクト
信号がリセット信号のアサートにより非アクティブの状
態になり、またICとROM、RAM間のバス信号(双
方向信号)が、クロックの供給状態に関わらず、リセッ
ト信号のアサートにより入力状態になる。
【0017】
【発明の効果】請求項1,2に対応する効果: フリッ
プフロップ回路を出力バッファとして備え、外部記憶手
段にチップセレクト信号を出力するIC回路の回路設計
を支援する装置において、非同期リセットを使用するの
で、クロックが供給されていなくとも初期化できる。こ
のため、ROMやRAMのチップセレクト信号を制御す
る場合、クロックの供給状態に関わらず、これらチップ
セレクト信号がリセット信号のアサートにより非アクテ
ィブの状態になり、またICとROM、RAM間のバス
信号(双方向信号)が、クロックの供給状態に関わら
ず、リセット信号のアサートにより入力状態になる。こ
の場合、論理演算手段を使うので、変換処理自体が簡単
になる。請求項3に対応する効果: 請求項1及び2の
効果に加えて、前記同期リセット(セット)であるとき警
告を発生するので、本来非同期リセットにて構成すべき
部分を同期リセットにて構成してしまうというミスを防
げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるワークステーションのブロ
ック構成図である。
【図2】汎用のワークステーションで作成された設計支
援回路装置の概略構成図である。
【図3】IC回路のI/Oバッファ部の構成図である。
【図4】本発明を説明するための非同期セット付きフリ
ップフロップ回路を含むI/Oバッファ部の構成図であ
る。
【図5】本発明を説明するための論理演算ゲート付きフ
リップフロップ回路を含むI/Oバッファ部の構成図で
ある。
【図6】本発明の実施形態に係るHDLで記述した回路
構成の一部を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るHDLで記述した回路
構成の一部を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るHDLで記述した回路
構成の一部を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るHDLで記述した回路
構成の一部を示す図である。
【符号の説明】
101・・CPU、102・・ROM、103・・RAM、1
04・・HDD、105・・外部インターフェース、106
・・キーボード/マウスインターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリップフロップ回路を出力バッファと
    して備え、外部記憶手段にチップセレクト信号を出力す
    るIC回路の回路設計を支援する装置において、前記I
    C回路の外部出力部から前記フリップフロップ回路に到
    達するまでの経路を全て走査する手段と、前記フリップ
    フロップ回路が同期リセットか非同期リセットであるか
    を判定する手段と、該判定の結果に基き同期リセットで
    あるとき非同期リセットに変換する手段を備えたことを
    特徴とする回路設計支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路設計支援装置におい
    て、前記同期リセットであるときリセット信号との論理
    演算を行うように変換する手段を備えたことを特徴とす
    る回路設計支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の回路設計支援装置
    において、前記同期リセットであるとき警告を発生する
    手段を備えたことを特徴とする回路設計支援装置。
JP2001078553A 2001-03-19 2001-03-19 回路設計支援装置 Pending JP2002279006A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211550A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujitsu Semiconductor Ltd 回路設計プログラム、回路設計方法および回路設計装置
CN108306629A (zh) * 2018-02-27 2018-07-20 上海康斐信息技术有限公司 一种不同复位电平的同步复位装置

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