JP2002278961A - 翻訳装置、翻訳方法、プログラムを記録した記録媒体、および、プログラム - Google Patents

翻訳装置、翻訳方法、プログラムを記録した記録媒体、および、プログラム

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JP2002278961A
JP2002278961A JP2001075401A JP2001075401A JP2002278961A JP 2002278961 A JP2002278961 A JP 2002278961A JP 2001075401 A JP2001075401 A JP 2001075401A JP 2001075401 A JP2001075401 A JP 2001075401A JP 2002278961 A JP2002278961 A JP 2002278961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翻訳処理の効率を向上させる。 【解決手段】 翻訳装置において、受信した電子メール
文書が受付けられ、当該メール文書が、ヘッダ情報とメ
ール本文とに分けられ、さらに、メール本文が、段落毎
に領域として分割される(S1)。そして、メール文書
に、ヘッダ情報に対応する定型表現属性がある場合には
(S2でYES判断時)、メール文書内の各領域につい
て、定型表現を含む領域か否かが判断される(S3)。
S4以降の処理では、各領域毎に処理がなされる。そし
て、処理対象の領域が定型表現を含む領域であると判断
されると(S4でYES判断時)、当該領域に対して翻
訳処理(S7)がなされないまま、次の領域に、処理対
象が移行する(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、翻訳装置、翻訳方
法、プログラムを記録した記録媒体、および、プログラ
ムに関し、特に、文書を領域毎に翻訳する翻訳装置、翻
訳方法、プログラムを記録した記録媒体、および、プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
PCと略す)の急速な普及により、PC上で、各種の文
書を取扱う人が急増している。特に、インターネットの
急速な普及により、海外サイトからのニュースレター、
海外サイトのメーリングリストでの情報収集や海外の友
人との電子メールによるコミュニケーションの機会も着
実に増加している。したがって、日常生活で余り外国語
を使用しない人にも、PC等の機器において外国語の文
書を読む必要が出てきた。このような背景から、従来か
ら、翻訳を行なう装置についての技術が、種々開示され
てきた。
【0003】たとえば、特開平10−78965号公報
には、翻訳対象となる文書を複数の領域に分割し、領域
毎に、記載されている言語を判断し、翻訳の対象とする
範囲を自動的に検出する文書表示装置が開示されてい
る。
【0004】また、特開平11−85756号公報に
は、翻訳対象となる文書において、カスケード、箇条書
き、番号付き箇条書き、ラベル付き箇条書き等のレイア
ウト構造を解析した上で翻訳の対象とする範囲を自動的
に認識する技術が開示されている。なお、この公報に記
載された技術によると、箇条書きされた部分の先頭部に
付された番号が、箇条書きのために、形式的に付された
ものであると認識されるため、高精度で、翻訳がなされ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、領域毎の言語が翻訳対象とするか否
かの判断対象とされたり、領域内の文章のレイアウトに
よって翻訳態様が決定されていたため、電子メールのヘ
ッダ情報を含む、定型的で翻訳の必要性に乏しい領域ま
で、翻訳の対象とされていた。
【0006】なお、他のあらゆる分野と同様に、翻訳処
理の分野においても、無駄な処理を除いて効率を向上さ
せることによる、処理の高速化の実現が切望されてい
る。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、効率よく翻訳処理を実行でき
る翻訳装置、翻訳方法、プログラムを記録した記録媒
体、および、プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従っ
た翻訳装置は、文書を入力する入力部と、前記入力部に
入力された文書を、空白部分によって区切られた領域に
分割する領域分割部と、前記文書内の各領域について翻
訳を実行するか否かの判断基準を記憶する判断基準記憶
部と、前記判断基準に基づいて、前記領域分割部によっ
て分割された各領域に対して、翻訳が必要であるかまた
は不要であるかを判断する、翻訳要否判断部と、前記入
力部に入力された文書の一部または全部の翻訳処理を実
行する翻訳処理部と、前記翻訳要否判断部によって翻訳
が必要であると判断された領域に対してのみ、前記翻訳
処理部に翻訳処理を実行させる、翻訳指示部とを含むこ
とを特徴とする。
【0009】本発明のある局面に従うと、翻訳要否判断
部によって翻訳が不要と判断された領域については、翻
訳処理がスキップされる。
【0010】これにより、不要な翻訳処理を省略できる
ため、翻訳装置における翻訳処理の効率を向上できる。
【0011】また、本発明の翻訳装置では、前記判断基
準記憶部は、書簡における定型表現を記憶し、前記翻訳
要否判断部は、前記領域分割部によって分割された各領
域に対して、前記書簡における定型表現が含まれる場合
に、翻訳が不要であると判断することが好ましい。
【0012】これにより、翻訳装置では、翻訳が不要で
あると考えられる書簡での定型表現に対する翻訳処理
を、省略できる。
【0013】また、本発明の翻訳装置では、前記判断基
準記憶部は、そのまま提供されることにより本来の情報
を提供できる文字列である情報文字列を記憶し、前記翻
訳要否判断部は、前記領域分割部によって分割された各
領域に対して、前記情報文字列が含まれる場合に、翻訳
が不要であると判断することが好ましい。
【0014】これにより、Eメールアドレス等、翻訳の
不要なものについての翻訳処理を省略できるして翻訳処
理を簡素化できるだけでなく、翻訳不要なものについて
翻訳処理を実行することにより却って翻訳精度を低下さ
せる事態を回避できる。
【0015】本発明の他の局面にしたがった翻訳装置
は、文書を入力する入力部と、前記入力部に入力された
文書を、空白部分によって区切られた領域に分割する領
域分割部と、前記文書内の各領域について、当該領域の
先頭部分から、順次、翻訳処理を実行する翻訳処理部
と、前記翻訳処理部における翻訳処理が失敗したか否か
の基準である失敗基準を記憶する、失敗基準記憶部と、
前記入力部に入力された文であって前記領域の一部また
は全部を構成する入力文と、前記翻訳処理部における前
記入力文についての翻訳処理の結果として出力される文
である翻訳文とを、前記失敗基準に基づいて比較するこ
とにより、前記翻訳処理部における前記入力文について
の翻訳処理が失敗したか否かを判断する失敗判断部と、
前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
入力文についての前記翻訳処理が、前記失敗判断部によ
って失敗と判断された場合に、前記翻訳処理部に、当該
領域についての翻訳処理を中止させる、翻訳中止指示部
とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の他の局面に従うと、ある領域につ
いての翻訳処理が失敗していると判断されると、当該領
域についての翻訳処理が中止される。
【0017】これにより、無駄な翻訳処理を省略できる
ため、翻訳装置における翻訳処理の効率を向上できる。
【0018】また、本発明の翻訳装置では、前記失敗基
準部は、前記失敗基準として、前記入力文と前記翻訳文
とが同一であることを記憶し、前記失敗判断部は、前記
入力文と前記翻訳文が同一である場合に、前記入力文に
ついての翻訳処理が失敗したと判断することが好まし
い。
【0019】これにより、翻訳処理が実行されている領
域のそれ以降の部分についての、翻訳の効果の見られな
い無駄な翻訳処理を、省略できる。
【0020】また、本発明の翻訳装置では、前記失敗基
準部は、さらに、前記失敗判断部により前記翻訳処理が
失敗したと判断された入力文を失敗文として記憶し、前
記翻訳中止指示部は、前記失敗基準部に記憶された前記
失敗文と同一である文を含む領域については、前記翻訳
処理部に、前記翻訳処理を実行させないことが好まし
い。
【0021】これにより、翻訳処理による翻訳の効果の
見られない、無駄な翻訳処理を、未然に回避できる。
【0022】本発明のある局面に従った翻訳方法は、装
置に入力された文書についての翻訳方法であって、文書
を入力するステップと、前記入力された文書を、空白部
分によって区切られた領域に分割するステップと、前記
文書内の各領域について翻訳を実行するか否かの判断基
準を記憶するステップと、前記判断基準に基づいて、前
記文書の各領域に対して、翻訳が必要であるかまたは不
要であるかを判断するステップと、前記判断するステッ
プにおいて、翻訳が必要であると判断された領域に対し
てのみ、翻訳処理を実行するステップとを含むことを特
徴とする。
【0023】本発明のある局面に従った記録媒体は、コ
ンピュータに、文書を入力するステップと、前記入力さ
れた文書を、空白部分によって区切られた領域に分割す
るステップと、前記文書内の各領域について翻訳を実行
するか否かの判断基準を記憶するステップと、前記判断
基準に基づいて、前記文書の各領域に対して、翻訳が必
要であるかまたは不要であるかを判断するステップと、
前記判断するステップにおいて、翻訳が必要であると判
断された領域に対してのみ、翻訳処理を実行するステッ
プとを実行させるためのプログラムを記録されているこ
とを特徴とする。
【0024】本発明のある局面に従ったプログラムは、
コンピュータに、文書を入力するステップと、前記入力
された文書を、空白部分によって区切られた領域に分割
するステップと、前記文書内の各領域について翻訳を実
行するか否かの判断基準を記憶するステップと、前記判
断基準に基づいて、前記文書の各領域に対して、翻訳が
必要であるかまたは不要であるかを判断するステップ
と、前記判断するステップにおいて、翻訳が必要である
と判断された領域に対してのみ、翻訳処理を実行するス
テップとを実行させることを特徴とする。
【0025】本発明のある局面にしたがうと、翻訳が不
要と判断された領域については、翻訳処理がスキップさ
れる。
【0026】これにより、不要な翻訳処理を省略できる
ため、翻訳処理の効率を向上できる。
【0027】また、本発明の翻訳方法は、前記判断基準
を記憶するステップでは、書簡における定型表現が記憶
され、前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断する
ステップでは、前記文書の各領域に対して、前記書簡に
おける定型表現が含まれる場合に、翻訳が不要であると
判断されることが好ましい。
【0028】また、本発明の記録媒体またはプログラム
は、コンピュータに、前記判断基準を記憶するステップ
では、書簡における定型表現を記憶させ、前記翻訳が必
要であるか不要であるかを判断するステップでは、前記
文書の各領域に対して、前記書簡における定型表現が含
まれる場合に、翻訳が不要であると判断させることが好
ましい。
【0029】これにより、翻訳が不要であると考えられ
る書簡での定型表現に対する翻訳処理が、省略される。
【0030】また、本発明の翻訳方法は、前記判断基準
を記憶するステップでは、そのまま提供されることによ
り本来の情報を提供できる文字列である情報文字列が記
憶され、前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断す
るステップでは、前記文書の各領域に対して、前記情報
文字列が含まれる場合に、翻訳が不要であると判断され
ることが好ましい。
【0031】また、本発明の記録媒体またはプログラム
は、コンピュータに、前記判断基準を記憶するステップ
では、そのまま提供されることにより本来の情報を提供
できる文字列である情報文字列を記憶させ、前記翻訳が
必要であるか不要であるかを判断するステップでは、前
記文書の各領域に対して、前記情報文字列が含まれる場
合に、翻訳が不要であると判断させることが好ましい。
【0032】これにより、Eメールアドレス等、翻訳の
不要なものについての翻訳処理を省略できるして翻訳処
理を簡素化できるだけでなく、翻訳不要なものについて
翻訳処理を実行することにより却って翻訳精度を低下さ
せる事態を回避できる。
【0033】本発明の他の局面に従った翻訳方法は、装
置に入力された文書についての翻訳方法であって、文書
を入力するステップと、前記入力された文書を、空白部
分によって区切られた領域に分割するステップと、前記
文書内の各領域について、当該領域の先頭部分から、順
次、翻訳処理を実行するステップと、前記翻訳処理が失
敗であるか否かの基準である失敗基準を記憶するステッ
プと、前記装置に入力された文である入力文と、前記入
力文についての前記翻訳処理の結果として出力される文
である翻訳文とを、前記失敗基準に基づいて比較するこ
とにより、前記翻訳処理部における前記入力文について
の翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップと、
前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
入力文についての前記翻訳処理が失敗であると判断され
た場合に、当該領域についての翻訳処理を中止させるス
テップとを含むことを特徴とする。
【0034】本発明の他の局面に従った記録媒体は、コ
ンピュータに、文書を入力するステップと、前記入力さ
れた文書を、空白部分によって区切られた領域に分割す
るステップと、前記文書内の各領域について、当該領域
の先頭部分から、順次、翻訳処理を実行するステップ
と、前記翻訳処理が失敗であるか否かの基準である失敗
基準を記憶するステップと、前記装置に入力された文で
ある入力文と、前記入力文についての前記翻訳処理の結
果として出力される文である翻訳文とを、前記失敗基準
に基づいて比較することにより、前記翻訳処理部におけ
る前記入力文についての翻訳処理が失敗であるか否かを
判断するステップと、前記文書内の各領域において、当
該領域に含まれる前記入力文についての前記翻訳処理が
失敗であると判断された場合に、当該領域についての翻
訳処理を中止させるステップと実行させるためのプログ
ラムを記録されていることを特徴とする。
【0035】本発明の他の局面に従ったプログラムは、
コンピュータに、文書を入力するステップと、前記入力
された文書を、空白部分によって区切られた領域に分割
するステップと、前記文書内の各領域について、当該領
域の先頭部分から、順次、翻訳処理を実行するステップ
と、前記翻訳処理が失敗であるか否かの基準である失敗
基準を記憶するステップと、前記装置に入力された文で
ある入力文と、前記入力文についての前記翻訳処理の結
果として出力される文である翻訳文とを、前記失敗基準
に基づいて比較することにより、前記翻訳処理部におけ
る前記入力文についての翻訳処理が失敗であるか否かを
判断するステップと、前記文書内の各領域において、当
該領域に含まれる前記入力文についての前記翻訳処理が
失敗であると判断された場合に、当該領域についての翻
訳処理を中止させるステップとを実行させることを特徴
とする。
【0036】本発明の他の局面に従うと、ある領域につ
いての翻訳処理が失敗していると判断されると、当該領
域についての翻訳処理が中止される。
【0037】これにより、無駄な翻訳処理を省略できる
ため、翻訳処理の効率を向上できる。
【0038】また、本発明の翻訳方法は、前記失敗基準
を記憶するステップでは、前記失敗基準として、前記入
力文と前記翻訳文とが同一であることが記憶され、前記
翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップでは、
前記入力文と前記翻訳文が同一である場合に、前記入力
文についての翻訳処理が失敗したと判断されることが好
ましい。
【0039】また、本発明の記録媒体またはプログラム
は、コンピュータに、前記失敗基準を記憶するステップ
では、前記失敗基準として、前記入力文と前記翻訳文と
が同一であることを記憶させ、前記翻訳処理が失敗であ
るか否かを判断するステップでは、前記入力文と前記翻
訳文が同一である場合に、前記入力文についての翻訳処
理が失敗したと判断させることが好ましい。
【0040】これにより、翻訳処理が実行されている領
域のそれ以降の部分についての、翻訳の効果の見られな
い無駄な翻訳処理を、省略できる。
【0041】また、本発明の翻訳方法には、前記翻訳処
理が失敗であるか否かを判断するステップにおいて翻訳
処理が失敗したと判断された入力文を失敗文として記憶
するステップと、前記失敗文と同一である文を含む領域
について、前記翻訳処理の実行を回避するステップとが
さらに含まれることが好ましい。
【0042】また、本発明の記録媒体またはプログラム
は、コンピュータに、前記翻訳処理が失敗であるか否か
を判断するステップにおいて翻訳処理が失敗したと判断
された入力文を失敗文として記憶するステップと、前記
失敗文と同一である文を含む領域について、前記翻訳処
理の実行を回避するステップとをさらに実行させること
が好ましい。
【0043】これにより、翻訳処理による翻訳の効果の
見られない、無駄な翻訳処理を、未然に回避できる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
【0045】図1は、本発明の一実施の形態である翻訳
装置のブロック図である。入力部1は、文字列および記
号を入力したり、ユーザが指示を入力するためのもので
あり、たとえば、キーボード、マウス、ペン・タブレッ
ト等の入力装置、および、ネットワーク通信装置から構
成される。
【0046】出力部2は、入力部1に入力された原文や
処理結果を出力するものであり、たとえば、液晶ディス
プレイ、プラズマディスプレイからなる表示装置や、サ
ーマルプリンタ、レーザプリンタからなるプリンタから
構成される。
【0047】記憶部3は、文や文章を格納するテキスト
バッファを含む文書を処理する際に必要なデータを記憶
する装置、および、処理領域であり、たとえば、RA
M、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク等のメモリから構成される。記憶部3は、文書
内の定型表現属性を認識するための定型表現認識知識部
3A、メールヘッダ情報と定型表現属性とを関連付けて
記憶したり、翻訳スキップフラグを記憶する定型表現属
性記憶部3B、処理対象となった部分が翻訳の不要な部
分であるか否かの判断基準を記憶する翻訳不要判定知識
部3C、および、翻訳が失敗したか否かの判断基準を記
憶する翻訳失敗判定知識部3Dを含む。
【0048】メール処理部4は、電子メール文書の送受
信処理や、受信した電子メール文書から送信者、主題、
電子メールソフト(電子メールの送受信に用いられるソ
フトウェア)などのメールヘッダ情報の抽出や管理を実
行する。翻訳処理部5は、入力された電子メールや文
書、文章の翻訳を記憶部3に記憶された内容等に基づい
て実行するものであり、たとえば、CPU、ROM、R
AM、I/Oポートからなるマイクロコンピュータから
構成される。
【0049】レイアウト構造解析部6は、文書のメール
ヘッダ情報を除いた部分のレイアウト構造を解析し、メ
ール文書を複数の領域に分割し、当該複数の領域を定型
表現の領域とそれ以外の領域とに分離するものであり、
たとえば、CPU、ROM、RAM、I/Oポートから
なるマイクロコンピュータから構成される。なお、メー
ル文書には、単数の領域しか含まれないものもある。そ
の場合には、レイアウト構造解析部6は、当該単数の領
域を、定型表現の領域かそれ以外の領域かに区別する。
【0050】領域とは、メール本文において、空白部分
で区切られた部分であって、個々の段落等の形式的に分
割されている部分であり、単数または複数の文を含む。
なお、領域とは、具体的には、たとえば、「行頭に一文
字分の空白が存在する箇所から、次に出現する、行頭の
一文字分の空白部分の直前までの部分」であったり、
「文字を入力されることなく改行された二つの行(二つ
の空白行)に挟まれた部分」とすることができる。
【0051】翻訳文選択部7は、翻訳不要判定知識部3
Cの記憶内容に基づいた判定結果に従って、文書内で翻
訳の対象となるテキスト領域を選択するものである。
【0052】翻訳停止部8は、原文および翻訳結果を解
析し、翻訳失敗判定知識部3Dの記憶内容に基づいて、
翻訳処理が失敗したか否かおよび翻訳処理を継続するか
または停止するかを判断する。
【0053】翻訳スキップ部9は、現在処理対象となっ
ている文章が、翻訳停止部8によって翻訳処理を停止す
ると判断された文章であるか否かを判断し、そのような
文章である場合には、当該文章に対して翻訳処理をスキ
ップする情報を出力する。
【0054】次に、本実施の形態の翻訳装置における翻
訳処理を、図3を参照して説明する。図3は、翻訳処理
のフローチャートである。なお、以下に、翻訳処理の具
体的な例として、図2の画面10に示すような電子メー
ルを受信した際、翻訳対象となる部分を抽出して日本文
に翻訳する処理について説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。本発明は、送信する電子メール
の文書を翻訳する際に適用されることもでき、また、翻
訳前および翻訳後の言語の種類に対する制限もない。さ
らに、本発明は、電子メールの文書以外にも、一般の文
書を翻訳する際にも、適用することができる。
【0055】まず、翻訳装置では、S1で、メール処理
部4により電子メールが受信され、受信された電子メー
ルの文書からメールヘッダ情報が抽出されて、処理がS
2に進む。メールヘッダ情報の抽出は、周知の技術に基
づいて実行される。なお、本実施の形態では、当該電子
メールの送信者、主題、および、電子メールソフトにつ
いての情報が抽出される。なお、具体的には、送信者,
主題は、電子メールのヘッダ部分の「From:」,
「Subject:」を含む行からそれぞれ抽出され
る。また、電子メールソフトについての情報は、電子メ
ールのヘッダ部分の「X−Mailer:」を含む行か
ら抽出されるが、すべての電子メールの文書に含まれる
ものではない。つまり、「X−Mailer:」の部分
を含まない電子メール文書も存在する。
【0056】次に、S2では、S1で受信した電子メー
ル文書においてメールヘッダ情報に対応する部分がある
か否かの判断がなされる。なお、メールヘッダ情報に対
応する部分を有することを、定型表現属性がある、とも
言う。そして、電子メール文書に定型表現属性があると
判断された場合には処理はS3に進み、無いと判断され
た場合には処理はS4に進む。
【0057】S3では、レイアウト構造解析部6によ
り、メール本文のレイアウト構造が解析され、メール本
文における各領域が定型表現領域であるか否かを認識さ
れる。メール本文とは、電子メール文書におけるメール
ヘッダ情報を示す部分を除いた部分である。
【0058】そして、S3における解析がなされること
により、メール本文は、定型表現領域と、それ以外の領
域に分離される。
【0059】ここで、S3における解析処理(定型表現
領域認識処理)について、図4を参照して詳細に説明す
る。図4は、上記の定型表現領域認識処理のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【0060】定型表現領域認識処理では、まず、S30
1で、メール本文の先頭から1行ずつ処理対象として取
得され、S302で、当該処理対象の行に定型表現認識
知識部3Aに記憶された定型表現の中の「冒頭挨拶」欄
に記憶された文字列が含まれるか否かが判断される。そ
して、当該文字列を含むと判断されると、S303で、
処理対象とされた行に「(A)」のタグを付与し、S3
11に処理を進める。定型表現認識知識部3Aの記憶内
容について、図5〜図7を参照して説明する。
【0061】図5は、定型表現認識知識部3Aの記憶内
容を模式的に示す図である。定型表現認識知識部3Aの
記憶内容は、図5の「冒頭挨拶」欄と、図6の「末尾署
名」欄と、図7の「転送メールヘッダ」欄とに分けられ
ている。
【0062】「冒頭挨拶」欄には、所属を表す「社」や
「部」、電子メールを送信する相手の役職や相手に対す
る敬称を表す「長」や「殿」、送信する者が自己紹介す
る際に用いられる「です。」、および、挨拶に用いられ
る「お世話」などの文字列が記憶されている。そして、
レイアウト構造部6は、前述したS302において、処
理対象の行に、冒頭挨拶欄に記憶された文字列が含まれ
ていると判断すると、処理をS303に進める。一方、
当該文字列が含まれていないと判断すると、S304に
処理を進める。
【0063】なお、S302の処理のみ、処理対象とさ
れる行は、メール本文の先頭から5行目までとされる。
つまり、メール本文の先頭から6行目以降の行に対して
は、S302の処理をスキップして、S304における
処理がなされる。
【0064】また、上記した「転送メールヘッダ」欄に
は、転送された電子メールに含まれる「Fowarde
d by 」、「Original Messag
e」、「From:」、「To:」などの文字列が記憶
されている。そして、レイアウト構造部6は、S304
において、処理対象の行に、転送メールヘッダ欄に記憶
された文字列が含まれているか否かを判断し、含まれて
いると判断すると、処理をS305に進め、処理対象の
行にタグ「(B)」を付与して、S311に処理を進め
る。一方、当該文字列が含まれていないと判断すると、
そのままS306に処理を進める。
【0065】また、上記した「末尾署名」欄には、所属
を表す「社」や「部」、住所を表す「都」「道」「府」
「県」「市」や「町」、電話番号やファクシミリ番号の
前に記載される「TEL」や「FAX」、メールアドレ
スやURL(uniform resource locator)に含まれる
「@」や「http」、および、罫線として用いられる
「−−−」や「===」などの文字列が記憶されてい
る。そして、レイアウト構造部6は、S306におい
て、処理対象の行に、末尾署名欄に記憶された文字列が
含まれているか否かを判断し、含まれていると判断する
と、処理をS307に進め、処理対象の行にタグ
「(E)」を付与して、S311に処理を進める。一
方、当該文字列が含まれていないと判断すると、そのま
まS308に処理を進める。
【0066】なお、定型表現認識知識部3Aには、図5
に示した「冒頭挨拶」「末尾署名」「転送メールのヘッ
ダ」の他にも、さらに、他の種類の定型文を同定できる
ような文字列(他の定型表現に含まれる文字列)を記憶
させることもできる。本実施の形態において、他の定型
表現とは、具体的には、メールの返信の際に原文を引用
する際に文頭に定型的に記載される文字列(「>」)を
挙げられる。そして、S308では、処理対象の行に、
当該他の定型表現に含まれる文字列が含まれるか否かが
判断される。そして、含まれると判断されると、S30
9で、処理対象の行に当該他の定型表現に対応したタグ
(図4のS309では(C))が付与され、S311に
処理を進める。一方、当該文字列が含まれないと判断さ
れると、そのままS310に処理を進める。
【0067】以上説明したS302〜S309の処理で
は、処理対象の行に、予め記憶された定型表現特有の文
字列が含まれるか否かによって、当該処理対象の行が定
型表現であるか否かが判断された。なお、定型表現であ
るか否かの判断方法としては、このような方法に限ら
ず、特開平11−85756号公報に記載されているよ
うに、処理対象の行を、電子メール内の前後の単数また
は複数の行と比較した結果に基づいた方法も考えられ
る。
【0068】一方、S310では、処理対象の行を、定
型表現ではないもの(否定形表現である)として、S3
11に進む。つまり、S310の処理により、処理対象
の行が定型表現認識知識部3Aに記憶されているいずれ
の文字列も含まない場合には、当該行に対して、いずれ
のタグも付されることなく、処理が進められる。
【0069】次に、S311では、当該処理対象とされ
た行で、S3(図3参照)において処理対象とされた文
が終わるか否かが判断され、終わると判断されると、S
312に処理が進み、まだ終わらないと判断されると、
処理は、S301に戻り、次の行が、処理対象とされ、
S302〜S310の処理が実行される。
【0070】S312では、所定の条件が満たされる場
合、各行に付与されたタグが除去され、S313へ処理
が進む。
【0071】なお、タグの除去の態様の一例を挙げる
と、ある行に上記したタグ(A)が付与されている場合
であって、電子メールの先頭行から連続してタグ(A)
が付与されていない場合には、当該ある行のタグ(A)
が除去される。より具体的には、電子メールの先頭行か
ら5行目にタグ(A)が付与されている場合であって、
電子メールの先頭行から5行目まで連続してタグ(A)
が付与されていない場合(つまり、先頭行から4行目ま
での少なくとも1行にタグ(A)が付与されていない場
合)には、5行目に付与されたタグ(A)が除去され
る。つまり、文の途中に「○○社の△△です」等の表現
があっても、冒頭挨拶とは認識されず、後述するように
当該文が翻訳対象とされる。
【0072】また、タグの除去の態様の他の例を挙げる
と、ある行に上記したタグ(E)が付与されている場合
であって、電子メールの末尾から連続してタグ(E)が
付与されていない場合には、当該ある行のタグ(E)が
除去される。より具体的には、電子メールの末尾の行か
ら5行目にタグ(E)が付与されている場合であって、
電子メールの末尾の行から5行目まで連続してタグ
(E)が付与されていない場合(つまり、末尾の行から
4行目までの少なくとも1行にタグ(E)が付与されて
いない場合)には、末尾の行から5行目に付与されたタ
グ(E)が除去される。つまり、文の途中に「TEL」
等の記載があっても、末尾署名とは認識されず、後述す
るように当該文が翻訳対象とされる。
【0073】そして、S313では、S303等でタグ
の付与された文の領域のテキストデータが、S1で抽出
されたメールヘッダ情報と共に、定型表現属性記憶部3
Bに格納されて、リターンする。なお、定型表現属性記
憶部3Bにおける記憶内容を、図8に模式的に示す。
【0074】図8を参照して、定型表現属性記憶部3B
には、メールヘッダ情報が記憶されるメールヘッダ情報
記憶部30と、電子メールに含まれる定型表現が当該電
子メールのメールヘッダ情報に関連付けられて記憶され
る定型表現属性情報記憶部31とが含まれる。
【0075】定型表現属性情報記憶部31の情報は、現
在処理されている電子メール中の各種の情報が、メール
ヘッダ情報記憶部30に記憶された情報に関連付けられ
て、記憶されている。具体的には、定型表現属性情報記
憶部31には、A〜Eの記憶領域が形成されている。A
の記憶領域には、タグ(A)を付された、「冒頭挨拶」
の情報が記憶されている。Bの記憶領域には、タグ
(B)を付された、「転送メールヘッダ」や「返信メー
ルヘッダ」の情報が記憶されている。Cの記憶領域に
は、タグ(C)を付された、「他の定型表現」の情報が
記憶されている。Dの記憶領域には、メールを返信する
場合、返信メールのどの領域に返信本文が書かれている
かを示したもので、「文頭」もしくは「文中」のいずれ
かが記憶されている。Eの記憶領域には、タグ(E)を
付された、「末尾署名」の情報が記憶されている。
【0076】つまり、この時点で、図2に示す電子メー
ル文書の各領域に対応して(A)〜(E)のタグが付さ
れ、また、電子メール文書の中のタグを付された領域の
文字情報は、それぞれ、定型表現属性情報記憶部31の
各所に記憶されていることになる。
【0077】ここで、再度、図3を参照して、S3での
定型表現領域認識処理が終了すると、次に、S4で、現
在、処理対象となっている領域が、定型表現の領域か、
つまり、定型表現属性情報記憶部31に記憶されている
領域であるか否かが判断される。そして、記憶されてい
る領域であると判断されると、S13に処理が進み、記
憶されている領域ではないと判断されると、S5に処理
が進む。
【0078】S5では、現在、処理対象となっている領
域が、翻訳スキップ領域として定型表現属性記憶部3B
に記憶されている領域に該当するか否かを判断する。な
お、翻訳スキップ領域とは、後述するS11の処理にお
いて問題とされる領域であるため、ここでは説明を省略
する。そして、当該領域に該当すると判断されると、処
理はS13に進み、当該領域には該当しないと判断され
ると、処理はS6に進む。
【0079】S6では、現在、処理対象となっている領
域が、翻訳不要な領域であるか否かが判断される。翻訳
不要な領域とは、どのような言語圏においても、翻訳さ
れずにそのまま提供されることによって、本来の情報を
提供できる文字列(以下、情報文字列と略す)を言う。
本実施の形態において、情報文字列としては、具体的に
は、図9に示すように、インターネットアドレス、メー
ルアドレス、電話番号、ファックス番号、罫線、プログ
ラムソース、メール等で使用される絵文字、株価情報を
表す文字列が挙げられる。(ただし、図9中の「AB
O」は、銘柄を表す架空のコードである。) ここでの判断の基準となる、図9に示したような情報
は、翻訳不要判定知識部3Cに記憶されている。そし
て、翻訳不要な領域であると判断されると、処理はS1
3に進み、そのような領域ではないと判断されると、処
理はS7に進む。
【0080】S7では、現在、処理対象となっている領
域について、翻訳処理部5によって翻訳がなされ、処理
がS8に進む。
【0081】S8では、翻訳が失敗したか否かについて
判断される。ここでの判断では、具体的には、図10に
示すように、「翻訳結果と原文の文字列が、一致してい
るか否か」、「翻訳結果と原文の文字列が、空白・タ
ブ、改行コードを除き、一致しているか否か」、およ
び、「翻訳結果中に、原文の文字列が多く出現している
か否か」の3種類の項目について判断され、少なくとも
一つの項目に該当すると判断されると、翻訳が失敗した
と判断される。なお、上記の3種類の、翻訳失敗につい
ての判断基準(判断項目)は、翻訳失敗判定知識部3D
に記憶されている。そして、翻訳が失敗したと判断され
ると、処理はS9に進み、翻訳が失敗していないと判断
されると、処理はS10に進む。
【0082】S9では、現在、処理対象となっている領
域内で、翻訳の失敗がN文続いたか否かが判断される。
ここで、Nとは、数字であり、この数値は、予め定めら
れていても良いし、処理対象の領域に含まれる文の数に
対して一定の割合の数とされてもよい。そして、N文続
いたと判断されると、処理はS11に進み、そうではな
いと判断されると、処理はS10に進む。
【0083】S11では、現在、処理対象となっている
領域が、翻訳スキップ領域として、メールヘッダ情報に
関連付けられて、定型表現属性記憶部3Bに記憶され、
処理はS12に進む。また、S11の処理では、現在処
理対象となっている領域の、翻訳処理は中止され、か
つ、それまでの翻訳結果が破棄される。
【0084】なお、現在処理対象となっている領域が、
翻訳スキップ領域として記憶されるため、次に処理対象
となる領域が、現在処理となっている領域と同じ記載内
容(または類似する記載内容)であれば、S5の処理
で、当該次に処理対象となった領域は、翻訳対象外とさ
れる。
【0085】一方、S10では、直前に実行されたS8
の処理が、現在、処理対象となっている領域の最後の文
についての翻訳処理であったか否かが判断される。最後
の文についての処理ではなかった、つまり、まだ、処理
すべき文が残っていると判断されると、処理はS6に戻
る。一方、最後の文についての翻訳処理であったと判断
されると、処理はS12に進む。
【0086】S12では、翻訳の結果が、出力部2に表
示され、処理はS13に進む。S13では、電子メール
文書内のすべての領域について、処理がなされたか否か
が判断される。まだ、処理されていない領域があると判
断されると、処理はS4に戻り、すべての領域が処理さ
れたと判断されると、処理が終了する。
【0087】以上、図3等を用いて説明した翻訳処理の
結果、図2に示した電子メール文書では、タグ(A)〜
(E)を付された領域以外の領域(Bass氏から〜、
Thank you for 〜、I'm sending you 〜)が、S7の処
理対象とされる。
【0088】また、本実施の形態では、図5〜図7に示
した情報を記憶する定型表現認識知識部3Aにより、書
簡の定型表現を記憶する判断基準記憶部が構成されてい
る。また、図9に示した情報を記憶する翻訳不要判定知
識部3Cにより、情報文字列を記憶する判断基準記憶部
が構成されている。なお、判断基準記憶部として、定型
表現や情報文字列の他に、ユーザが翻訳しないように設
定した特定の条件(送信者や手段など)のような、翻訳
を実行するか否かの判断基準に相当する情報を記憶する
ことができる。
【0089】なお、本実施の形態の翻訳処理の内容を特
定するプログラムは、翻訳装置のメール処理部4、翻訳
処理部5、レイアウト構造解析部6、翻訳文選択部7等
の各要素に記憶されていてもよいし、翻訳装置に対して
着脱可能な記録媒体に記録されていてもよい。このよう
な記録媒体に記録されている場合、翻訳装置には、図1
1に示すように、入力部1にCD−ROMドライブ20
が取付けられ、記録媒体の一例であるCD−ROM21
が、CD−ROMドライブ20に挿入される。これによ
り、CD−ROM21に記録された翻訳処理の内容が、
翻訳装置によって読み出される。
【0090】また、定型表現認識知識部3Aには、電子
メール文書等の、文書の定型的な表現として「冒頭挨
拶」等が記憶されているが、定型的な表現は、図5〜図
7に示したものに限定されない。たとえば、広告文の文
頭に用いられる、「--PR--」、「==AD==」、「--+ PR +
--」、「==INFORMATION===」等も、定型的な表現として
記憶され、このような文字列を含む領域は、翻訳をされ
ないようにすることもできる。また、「○○さんは書き
ました。」等の表現も、文書の定型的な表現として記憶
されてもよい。
【0091】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0092】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、翻訳要否
判断部によって翻訳が不要と判断された領域について
は、翻訳処理がスキップされる。これにより、不要な翻
訳処理を省略できるため、翻訳装置における翻訳処理の
効率を向上できる。
【0093】また、以上説明した本発明によると、ある
領域についての翻訳処理が失敗していると判断される
と、当該領域についての翻訳処理が中止される。これに
より、無駄な翻訳処理を省略できるため、翻訳装置にお
ける翻訳処理の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である翻訳装置のブロ
ック図である。
【図2】 図1の翻訳装置において受信される電子メー
ルの表示画面の一例である。
【図3】 図1の翻訳装置において実行される翻訳処理
のフローチャートである。
【図4】 図3の定型表現領域認識処理のサブルーチン
のフローチャートである。
【図5】 図1の翻訳装置の定型表現認識知識部の記憶
内容を模式的に示す図である。
【図6】 図1の翻訳装置の定型表現認識知識部の記憶
内容を模式的に示す図である。
【図7】 図1の翻訳装置の定型表現認識知識部の記憶
内容を模式的に示す図である。
【図8】 図1の翻訳装置の定型表現属性記憶部の記憶
内容を模式的に示す図である。
【図9】 図1の翻訳装置の翻訳不要判定知識部の記憶
内容を模式的に示す図である。
【図10】 図1の翻訳装置の翻訳失敗判定知識部の記
憶内容を模式的に示す図である。
【図11】 図1の翻訳装置の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部、2 出力部、3 記憶部、3A 定型表現
認識知識部、3B 定型表現属性記憶部、3C 翻訳不
要判定知識部、3D 翻訳失敗判定知識部、4メール処
理部、5 翻訳処理部、6 レイアウト構造解析部、7
翻訳文選択部、8 翻訳停止部、9 翻訳スキップ
部。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を入力する入力部と、 前記入力部に入力された文書を、空白部分によって区切
    られた領域に分割する領域分割部と、 前記文書内の各領域について翻訳を実行するか否かの判
    断基準を記憶する判断基準記憶部と、 前記判断基準に基づいて、前記領域分割部によって分割
    された各領域に対して、翻訳が必要であるかまたは不要
    であるかを判断する、翻訳要否判断部と、 前記入力部に入力された文書の一部または全部の翻訳処
    理を実行する翻訳処理部と、 前記翻訳要否判断部によって翻訳が必要であると判断さ
    れた領域に対してのみ、前記翻訳処理部に翻訳処理を実
    行させる、翻訳指示部とを含む、翻訳装置。
  2. 【請求項2】 前記判断基準記憶部は、書簡における定
    型表現を記憶し、 前記翻訳要否判断部は、前記領域分割部によって分割さ
    れた各領域に対して、前記書簡における定型表現が含ま
    れる場合に、翻訳が不要であると判断する、請求項1に
    記載の翻訳装置。
  3. 【請求項3】 前記判断基準記憶部は、そのまま提供さ
    れることにより本来の情報を提供できる文字列である情
    報文字列を記憶し、 前記翻訳要否判断部は、前記領域分割部によって分割さ
    れた各領域に対して、前記情報文字列が含まれる場合
    に、翻訳が不要であると判断する、請求項1または請求
    項2に記載の翻訳装置。
  4. 【請求項4】 文書を入力する入力部と、 前記入力部に入力された文書を、空白部分によって区切
    られた領域に分割する領域分割部と、 前記文書内の各領域について、当該領域の先頭部分か
    ら、順次、翻訳処理を実行する翻訳処理部と、 前記翻訳処理部における翻訳処理が失敗したか否かの基
    準である失敗基準を記憶する、失敗基準記憶部と、 前記入力部に入力された文であって前記領域の一部また
    は全部を構成する入力文と、前記翻訳処理部における前
    記入力文についての翻訳処理の結果として出力される文
    である翻訳文とを、前記失敗基準に基づいて比較するこ
    とにより、前記翻訳処理部における前記入力文について
    の翻訳処理が失敗したか否かを判断する失敗判断部と、 前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
    入力文についての前記翻訳処理が、前記失敗判断部によ
    って失敗と判断された場合に、前記翻訳処理部に、当該
    領域についての翻訳処理を中止させる、翻訳中止指示部
    とを含む、翻訳装置。
  5. 【請求項5】 前記失敗基準部は、前記失敗基準とし
    て、前記入力文と前記翻訳文とが同一であることを記憶
    し、 前記失敗判断部は、前記入力文と前記翻訳文が同一であ
    る場合に、前記入力文についての翻訳処理が失敗したと
    判断する、請求項4に記載の翻訳装置。
  6. 【請求項6】 前記失敗基準部は、さらに、前記失敗判
    断部により前記翻訳処理が失敗したと判断された入力文
    を失敗文として記憶し、 前記翻訳中止指示部は、前記失敗基準部に記憶された前
    記失敗文と同一である文を含む領域については、前記翻
    訳処理部に、前記翻訳処理を実行させない、請求項4ま
    たは請求項5に記載の翻訳装置。
  7. 【請求項7】 装置に入力された文書についての翻訳方
    法であって、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について翻訳を実行するか否かの判
    断基準を記憶するステップと、 前記判断基準に基づいて、前記文書の各領域に対して、
    翻訳が必要であるかまたは不要であるかを判断するステ
    ップと、 前記判断するステップにおいて、翻訳が必要であると判
    断された領域に対してのみ、翻訳処理を実行するステッ
    プとを含む、翻訳方法。
  8. 【請求項8】 前記判断基準を記憶するステップでは、
    書簡における定型表現が記憶され、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記書簡における
    定型表現が含まれる場合に、翻訳が不要であると判断さ
    れる、請求項7に記載の翻訳方法。
  9. 【請求項9】 前記判断基準を記憶するステップでは、
    そのまま提供されることにより本来の情報を提供できる
    文字列である情報文字列が記憶され、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記情報文字列が
    含まれる場合に、翻訳が不要であると判断される、請求
    項7または請求項8に記載の翻訳方法。
  10. 【請求項10】 装置に入力された文書についての翻訳
    方法であって、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について、当該領域の先頭部分か
    ら、順次、翻訳処理を実行するステップと、 前記翻訳処理が失敗であるか否かの基準である失敗基準
    を記憶するステップと、 前記装置に入力された文であって前記領域の一部または
    全部を構成する入力文と、前記入力文についての前記翻
    訳処理の結果として出力される文である翻訳文とを、前
    記失敗基準に基づいて比較することにより、前記翻訳処
    理部における前記入力文についての翻訳処理が失敗であ
    るか否かを判断するステップと、 前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
    入力文についての前記翻訳処理が失敗であると判断され
    た場合に、当該領域についての翻訳処理を中止させるス
    テップとを含む、翻訳方法。
  11. 【請求項11】 前記失敗基準を記憶するステップで
    は、前記失敗基準として、前記入力文と前記翻訳文とが
    同一であることが記憶され、 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップで
    は、前記入力文と前記翻訳文が同一である場合に、前記
    入力文についての翻訳処理が失敗したと判断される、請
    求項10に記載の翻訳方法。
  12. 【請求項12】 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判
    断するステップにおいて翻訳処理が失敗したと判断され
    た入力文を失敗文として記憶するステップと、 前記失敗文と同一である文を含む領域について、前記翻
    訳処理の実行を回避するステップとをさらに含む、請求
    項10または請求項11に記載の翻訳方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について翻訳を実行するか否かの判
    断基準を記憶するステップと、 前記判断基準に基づいて、前記文書の各領域に対して、
    翻訳が必要であるかまたは不要であるかを判断するステ
    ップと、 前記判断するステップにおいて、翻訳が必要であると判
    断された領域に対してのみ、翻訳処理を実行するステッ
    プとを実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記判断基準を記憶するステップで
    は、書簡における定型表現を記憶させ、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記書簡における
    定型表現が含まれる場合に、翻訳が不要であると判断さ
    せる、請求項13に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記判断基準を記憶するステップで
    は、そのまま提供されることにより本来の情報を提供で
    きる文字列である情報文字列を記憶させ、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記情報文字列が
    含まれる場合に、翻訳が不要であると判断させる、請求
    項13または請求項14に記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータに、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について、当該領域の先頭部分か
    ら、順次、翻訳処理を実行するステップと、 前記翻訳処理が失敗であるか否かの基準である失敗基準
    を記憶するステップと、 前記装置に入力された文である入力文と、前記入力文に
    ついての前記翻訳処理の結果として出力される文である
    翻訳文とを、前記失敗基準に基づいて比較することによ
    り、前記翻訳処理部における前記入力文についての翻訳
    処理が失敗であるか否かを判断するステップと、 前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
    入力文についての前記翻訳処理が失敗であると判断され
    た場合に、当該領域についての翻訳処理を中止させるス
    テップと実行させるためのプログラムを記録した、記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 前記失敗基準を記憶するステップで
    は、前記失敗基準として、前記入力文と前記翻訳文とが
    同一であることを記憶させ、 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップで
    は、前記入力文と前記翻訳文が同一である場合に、前記
    入力文についての翻訳処理が失敗したと判断させる、請
    求項16に記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップに
    おいて翻訳処理が失敗したと判断された入力文を失敗文
    として記憶するステップと、 前記失敗文と同一である文を含む領域について、前記翻
    訳処理の実行を回避するステップとをさらに実行させ
    る、請求項16または請求項17に記載の記録媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータに、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について翻訳を実行するか否かの判
    断基準を記憶するステップと、 前記判断基準に基づいて、前記文書の各領域に対して、
    翻訳が必要であるかまたは不要であるかを判断するステ
    ップと、 前記判断するステップにおいて、翻訳が必要であると判
    断された領域に対してのみ、翻訳処理を実行するステッ
    プとを実行させるための、プログラム。
  20. 【請求項20】 前記判断基準を記憶するステップで
    は、書簡における定型表現を記憶させ、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記書簡における
    定型表現が含まれる場合に、翻訳が不要であると判断さ
    せる、請求項19に記載のプログラム。
  21. 【請求項21】 前記判断基準を記憶するステップで
    は、そのまま提供されることにより本来の情報を提供で
    きる文字列である情報文字列を記憶させ、 前記翻訳が必要であるか不要であるかを判断するステッ
    プでは、前記文書の各領域に対して、前記情報文字列が
    含まれる場合に、翻訳が不要であると判断させる、請求
    項19または請求項20に記載のプログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータに、 文書を入力するステップと、 前記入力された文書を、空白部分によって区切られた領
    域に分割するステップと、 前記文書内の各領域について、当該領域の先頭部分か
    ら、順次、翻訳処理を実行するステップと、 前記翻訳処理が失敗であるか否かの基準である失敗基準
    を記憶するステップと、 前記装置に入力された文である入力文と、前記入力文に
    ついての前記翻訳処理の結果として出力される文である
    翻訳文とを、前記失敗基準に基づいて比較することによ
    り、前記翻訳処理部における前記入力文についての翻訳
    処理が失敗であるか否かを判断するステップと、 前記文書内の各領域において、当該領域に含まれる前記
    入力文についての前記翻訳処理が失敗であると判断され
    た場合に、当該領域についての翻訳処理を中止させるス
    テップとを実行させるための、プログラム。
  23. 【請求項23】 前記失敗基準を記憶するステップで
    は、前記失敗基準として、前記入力文と前記翻訳文とが
    同一であることを記憶させ、 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップで
    は、前記入力文と前記翻訳文が同一である場合に、前記
    入力文についての翻訳処理が失敗したと判断させる、請
    求項22に記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 コンピュータに、 前記翻訳処理が失敗であるか否かを判断するステップに
    おいて翻訳処理が失敗したと判断された入力文を失敗文
    として記憶するステップと、 前記失敗文と同一である文を含む領域について、前記翻
    訳処理の実行を回避するステップとをさらに実行させ
    る、請求項22または請求項23に記載のプログラム。
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