JP2002278776A - ジョブ実行制御装置、方法、及びプログラム - Google Patents

ジョブ実行制御装置、方法、及びプログラム

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JP2002278776A JP2001066769A JP2001066769A JP2002278776A JP 2002278776 A JP2002278776 A JP 2002278776A JP 2001066769 A JP2001066769 A JP 2001066769A JP 2001066769 A JP2001066769 A JP 2001066769A JP 2002278776 A JP2002278776 A JP 2002278776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョブ実行手段13(例:テープドライブ)に
おいて不確定に生起する第1のジョブ14(例:テープへ
のデータの読書き処理)への支障を抑制しつつ、第2の
ジョブ15(例:機能診断プログラム)の実行を確保す
る。 【解決手段】 確率分布作成手段18は、ジョブ実行手段
13における第1のジョブ14の実行の生起についての確率
分布を作成する。実行時期調整手段19は、確率分布作成
手段18の作成した機能診断プログラムより確率が最小の
区間を検出し、この区間に第2のジョブ15を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のジョブを効
率的に実行するジョブ実行制御装置、方法、及びプログ
ラムに関し、詳しくは不確定に生起する一方のジョブの
実行に対して重複を抑制しつつ他方のジョブを実行でき
るジョブ実行制御装置、方法、及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータの外部接続装置と
してのテープドライブでは、メモリの一部の経年劣化に
よる故障発生を事前に調査するために、機能診断プログ
ラムを適宜、実行している。従来の機能診断プログラム
では、機能診断プログラムは、一定時間間隔で実行する
ことになっている。
【0003】一方、特開平5−242103号公報は、
複数のジョブを順番に実行する場合に、所定の確率で起
きるマシンの故障にもかかわらず、効率的に複数のジョ
ブを実行できるスケジューリングシステムを開示する。
該スケジューリングシステムでは、マシンへの各ジョブ
の割付け時間の最大値、平均値、及び最小値を算出する
とともに、各ジョブの割付け時間を第1〜第3の3個の
セグメントに分割し、先行ジョブの第3のセグメントに
対して後続ジョブの第1のセグメントの時間的位置付け
を適切化し、すなわち先行ジョブの最早終了時刻及び最
遅終了時刻に対して後続のジョブの最早開始時刻及び最
遅開始時刻を適切化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常のテープドライブ
は、シングルタスク処理であり、かつ本来のジョブとし
てのテープへのデータの読書き処理を実行することにな
っているので、機能診断プログラムの実行中に、データ
の読書きの指示を受けると、本来のジョブの実行が長く
待たされることになる。また、マルチタスク処理が可能
なデバイスであっても、本来の処理の実行中に機能診断
プログラム等のその他の処理を実行させることは、本来
の処理の速度低下や、トラブル発生に繋がり易い。
【0005】特開平5−242103号公報のスケジュ
ーリングシステムは、実行開始時期及び実行順番がほぼ
決まっている複数のジョブをマシンに割り付ける場合に
は、効果的であるが、本来のジョブの実行要求が不確定
に生起するマシンでは、複数個のジョブをあらかじめス
ケジューリングすることは困難である。
【0006】本発明の目的は、不確定に生起する第1の
ジョブを実行するデバイスにおいて、重複を抑制しつ
つ、第2のジョブを適切に実行することのできるジョブ
実行制御装置、方法、及びプログラムを提供することで
ある。本発明の他の目的は、第2のジョブを適切な時間
間隔又は頻度で実行することを保証できるジョブ実行制
御装置、方法、及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のジョブ実行
制御装置は次のものを有している。 ・複数のジョブを実行するジョブ実行手段 ・ジョブ実行手段における第1のジョブの生起時刻につ
いての確率分布を作成する確率分布作成手段 ・確率分布作成手段の作成した確率分布に基づいてジョ
ブ実行手段における第2のジョブの実行時期を調整する
実行時期調整手段
【0008】ジョブ実行手段は、シングルタスク型及び
マルチタスク型のいずれであってもよい。ジョブ実行手
段が例えばテープドライブである場合、第1のジョブは
例えばテープへのデータの読書きに関するジョブであ
り、第2のジョブは例えばテープの経年劣化に因る故障
の発生を事前に察知するための機能診断プログラムであ
る。ジョブ実行手段が例えばコンピュータ本体である場
合、第2のジョブは例えばアンチウィルスプログラム、
スキャンディスクのプログラム、及び/又はデフラグの
プログラムである。例えば、ユーザがパーソナルコンピ
ュータでワードプロセッサのアプリケーションを使用し
ている場合、第1のジョブはワードプロセッサ本来の文
章編集に関するジョブにし、第2のジョブは例えば現在
編集中のファイルの自動保存プログラムにしてもよい。
ジョブ実行手段が例えばサーバーである場合、第1のジ
ョブは例えばクライアントからの要求に係るジョブであ
るの対し、第2のジョブは例えばサーバーのデータのバ
ックアップに係るジョブである。
【0009】第1のジョブは、例えばジョブ実行手段に
おける読書きに係るジョブのみと言うように、同一のジ
ョブに限定されない。ジョブ実行手段が例えばマルチタ
スク可能型OS搭載のコンピュータであるとき、第1の
ジョブは、表計算ソフトに係るジョブ、ワードプロセッ
サに係るジョブ、及びウェブブラウザに係るジョブで、
第2のジョブはアンチウィルスプログラムに係るジョブ
と言うように、第1のジョブは、異なる複数個のプログ
ラムであってもよい。逆に、第2のジョブは、例えばジ
ョブ実行手段におけるアンチウィルスに係るジョブのみ
と言うように、同一のジョブに限定されない。ジョブ実
行手段が例えばコンピュータであるとき、第1のジョブ
は表計算ソフトに係るジョブであり、第2のジョブはア
ンチウィルスプログラムに係るジョブ、及びファイルの
自動バックアップのプログラムに係るジョブと言うよう
に、第2のジョブは、異なる複数個のプログラムに係る
ジョブであってもよい。第1のジョブは不確定に生起す
るジョブであり、第2のジョブは、第1のジョブの確率
分布を参照しつつ、厳密な実行時期を要求されることな
く所定の時間間隔で行うべきジョブである。なお、確率
分布の作成処理は、第2のジョブとしてジョブ実行手段
において実行されても、ジョブ実行手段とは別のCPU
等において行われてもよい。
【0010】第1の発明では、第2のジョブの実行時期
は、第1のジョブの生起の確率分布の最小の区間に限定
されない。例えば、第1のジョブの生起確率が、連続す
る複数の区間においてほぼフラットで大差なく、かつ基
準値以下である場合には、これら区間の最初の区間又は
中間の区間が、生起確率の最小の区間でなくても、第2
のジョブの実施する時期として選択されてもよいとす
る。さらに、生起確率の最小の区間の両側の区間の生起
確率が異常に大きく、第2のジョブの処理時間が今回は
長くなると予測される場合には、生起確率の2番目や3
番目に小さい区間が第2のジョブの実施する時期として
選択されてもよいとする。
【0011】実行時期調整手段は、第1のジョブの生起
時刻に関する確率分布を踏まえ、所定の観点から第2の
ジョブの最適な実行時期を算出して、該時期に第2のジ
ョブを実行することになる。これにより、第1のジョブ
及び第2のジョブの実行時期が調和され、ジョブ実行手
段における第1のジョブ及び第2のジョブの処理を良好
化できる。
【0012】第2の発明のジョブ実行制御装置によれ
ば、第1の発明のジョブ実行制御装置において、確率分
布作成手段の作成する確率分布の起点は、ジョブ実行手
段における第1のジョブの終了時刻に設定されている。
【0013】確率分布の起点は、ジョブ実行手段におけ
る第1のジョブの終了時刻でなく、1日の例えば午前零
時とか業務開始の午前9時とかに設定することもでき
る。しかし、第1のジョブの生起確率の分布には、所定
の周期があることが多いので、確率分布の起点をジョブ
実行手段における第1のジョブの終了時刻tfに設定す
る方が、信頼性のより高い確率分布を作成することがで
きる。
【0014】第3の発明のジョブ実行制御装置によれ
ば、第1又は第2の発明のジョブ実行制御装置におい
て、確率分布作成手段は、時間帯、曜日帯、及び/又は
季節帯ごとに確率分布を作成し、実行時期調整手段は、
現時刻、現曜日、及び/又は現季節に対応する確率分布
に基づいてジョブ実行手段における第2のジョブの実行
時期を調整する。
【0015】第1のジョブの生起の確率分布は、昼間帯
と夜間帯、深夜及び早朝の時間帯とその他の時間帯、平
日と土日、夏と冬、と言うように、別の特徴をもつこと
がある。確率分布を時間帯、曜日帯、及び/又は季節帯
ごとに分けることにより、第2のジョブの実施時期を各
状況に応じて最適なものに選択できる。
【0016】第4の発明のジョブ実行制御装置によれ
ば、第1〜第3のいずれかの発明のジョブ実行制御装置
において、確率分布作成手段は、ジョブ実行手段におけ
る第1のジョブの生起時刻についてのデータの内、直近
の所定個数のデータ、又は直近の所定期間内のデータに
基づいて、確率分布を作成する。
【0017】ジョブ実行手段によっては、システムの環
境変化等に伴い、第1のジョブの生起の確率分布が急激
に変化することがある。確率分布の作成用のデータを、
直近の所定個数のデータ、又は直近の所定期間内のデー
タに絞ることにより、第2のジョブの実行時期をシステ
ムの環境変化等に速やかに対応したものにすることがで
きる。
【0018】第5の発明のジョブ実行制御装置によれ
ば、第1〜第4のいずれかの発明のジョブ実行制御装置
において、確率分布作成手段は次の手段を有している。 ・ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時からの
経過時間を測定する経過時間測定手段 ・ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時からの
経過時間を複数の区間に分け各区間に対応する配列要素
を備える配列手段 ・ジョブ実行手段における第1のジョブの生起を監視し
生起時の経過時間に対応する区間の配列要素の値を更新
する更新手段 ・各配列要素の値に基づいて各区間の確率を算出して全
体の確率分布を作成する確率分布算出手段
【0019】このように、第1のジョブが生起すると、
その生起時刻に対応する配列要素の値が更新されること
により、的確な確率分布を作成することができる。な
お、確率分布算出手段による確率分布の更新は、典型的
には、第1のジョブの生起ごとに行われるが、これに限
定されない。
【0020】第6の発明のジョブ実行制御装置によれ
ば、第5の発明のジョブ実行制御装置において、区間の
長さは、ジョブ実行手段における第2のジョブの処理時
間より長く設定されている。
【0021】第2のジョブの実行時期を確率分布の区間
に対応させるとすると、確率分布の区間の長さが、ジョ
ブ実行手段における第2のジョブの処理時間より長い場
合、第2のジョブの実行期間を含む区間の確率が、小で
あっても、その次の区間の確率が大であると、第2のジ
ョブの処理が該次の区間に及び、第1のジョブの実行と
重なる可能性が高くなる。区間の長さが、ジョブ実行手
段における第2のジョブの処理時間より長く設定される
ことにより、第2のジョブの最適な実行時期は、単純に
各区間の確率からに決定できる。なお、好ましくは、区
間の長さは、ジョブ実行手段における第2のジョブの処
理時間の数倍程度(例えば6倍)とされる。
【0022】第7の発明のジョブ実行制御装置は、第1
〜第6のいずれかの発明のジョブ実行制御装置におい
て、次のものを有している。 ・ジョブ実行手段における第1のジョブの処理終了時か
ら第1のジョブの処理の無生起の継続時間としての無生
起継続時間tと基準値Tmaxとを対比する対比手段 ・ジョブ実行手段における第2のジョブの実行後、無生
起継続時間t>基準値Tmaxの条件が1度、成立するま
ではジョブ実行手段における第2のジョブの次の実行を
禁止する実行禁止手段
【0023】確率分布の期間の最初の方に確率の小さい
区間が存在する等、確率分布に基づく第2のジョブの最
適実行時刻が確率分布の期間の最初の方に存在する事情
があると、第2のジョブが不必要に頻繁に実施されるこ
とがある。無生起継続時間t>基準値Tmaxの条件が1
度、成立するまでは、第2のジョブの実行を禁止するよ
うにすれば、第2のジョブの頻繁な実施を回避すること
ができる。なお、該確率分布では、無生起継続時間tは
確率変数を意味する。
【0024】第8の発明のジョブ実行制御装置は、第7
の発明のジョブ実行制御装置において、次のものを有し
ている。 ・第1のジョブの処理終了時を確率分布の時間起点とし
て該時間起点からの経過時間を複数の区間に区分けする
区間区分け手段 ・時間起点から各区間の終点まで第1のジョブの処理が
無生起であったとき各終点から次に第2のジョブの処理
をジョブ実行手段において実行できる時刻までの予測時
間としての期待値Tlを確率分布に基づいて算出する期
待値算出手段 ・各区間の終点におけるTlが所定の基準値Tmaxに対し
てTl<基準値Tmaxの条件を満足する区間の中で時間起
点から最も離れる終点をTmとし時間起点からTmまでの
区間の中で確率最小の区間を検出する最小確率区間検出
手段 ・最小確率区間検出手段の検出した区間内にジョブ実行
手段において第2のジョブを実行する実行時期調整手段
【0025】第1のジョブの実行との重複の可能性の低
い第2のジョブの実行時期としては、一般的に、確率分
布の中で確率最小の区間である。一方、無生起継続時間
t>基準値Tmaxの条件が1度、成立すると、速やかに
第2のジョブを実行すべきとの要請がある。該ジョブ実
行制御装置では、t>Tmaxの条件が成立した後、第1
のジョブの生起確率の小さい期間に第2のジョブを実施
して、第1のジョブ及び第2のジョブの実行の重複抑制
と、第2のジョブの速やかな実行とを両立させることが
できる。
【0026】第9の発明のジョブ実行制御装置は、第5
又は第8の発明のジョブ実行制御装置において、基準値
Tmaxを調整自在に設定する基準値設定手段を有してい
る。
【0027】基準値Tmaxの設定は、ユーザ操作によっ
ても行われても、自動的に行われてもよい。例えばテー
プドライブにおける第2のジョブとしての機能診断プロ
グラムは、実行頻度は、使用期間の増大に連れて、増大
した方が好ましいことがある。このような場合に、基準
値Tmaxを固定することなく、調整可とすることは有意
義である。
【0028】本発明のジョブ実行制御方法は、複数のジ
ョブを実行するジョブ実行手段における第1のジョブの
生起時刻についての確率分布を作成する確率分布作成ス
テップ、及び確率分布作成ステップにおいて作成した確
率分布に基づいてジョブ実行手段における第2のジョブ
の実行時期を調整する実行時期調整ステップを有してい
る。好ましくは、該確率分布作成ステップにおいて作成
する確率分布の起点は、ジョブ実行手段における第1の
ジョブの終了時刻に設定されている。好ましくは、該確
率分布作成ステップでは、時間帯、曜日帯、及び/又は
季節帯ごとに確率分布を作成し、実行時期調整ステップ
では、現時刻、現曜日、及び/又は現季節に対応する確
率分布に基づいてジョブ実行手段における第2のジョブ
の実行時期を調整する。好ましくは、該確率分布作成ス
テップでは、ジョブ実行手段における第1のジョブの生
起時刻についてのデータの内、直近の所定個数のデー
タ、又は直近の所定期間内のデータに基づいて、確率分
布を作成する。
【0029】好ましくは、該確率分布作成ステップは、
ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時からの経
過時間を測定する経過時間測定サブステップ、ジョブ実
行手段における第1のジョブの終了時からの経過時間を
複数の区間に分け各区間に対応する配列要素を備える配
列サブステップ、ジョブ実行手段における第1のジョブ
の生起を監視し生起時の経過時間に対応する区間の配列
要素の値を更新する更新サブステップ、及び各配列要素
の値に基づいて各区間の確率を算出して全体の確率分布
を作成する確率分布算出サブステップを有している。好
ましくは、該区間の長さは、ジョブ実行手段における第
2のジョブの処理時間より長く設定されている。
【0030】好ましくは、ジョブ実行制御方法は、さら
に、ジョブ実行手段における第1のジョブの処理終了時
から第1のジョブの処理の無生起の継続時間としての無
生起継続時間tと基準値Tmaxとを対比する対比ステッ
プ、及びジョブ実行手段における第2のジョブの実行
後、無生起継続時間t>基準値Tmaxの条件が1度、成
立するまではジョブ実行手段における第2のジョブの次
の実行を禁止する実行禁止ステップを有している。好ま
しくは、ジョブ実行制御方法は、第1のジョブの処理終
了時を確率分布の時間起点として該時間起点からの経過
時間を複数の区間に区分けする区間区分けステップ、時
間起点から各区間の終点まで第1のジョブの処理が無生
起であったとき各終点から次に第2のジョブの処理をジ
ョブ実行手段において実行できる時刻までの予測時間と
しての期待値Tlを確率分布に基づいて算出する期待値
算出ステップ、各区間の終点におけるTlが所定の基準
値Tmaxに対してTl<基準値Tmaxの条件を満足する区
間の中で時間起点から最も離れる終点をTmとし時間起
点からTmまでの区間の中で確率最小の区間を検出する
最小確率区間検出ステップ、及び最小確率区間検出手段
の検出した区間内にジョブ実行手段において第2のジョ
ブを実行する実行時期調整ステップを有している。好ま
しくは、ジョブ実行制御方法は、基準値Tmaxを調整自
在に設定する基準値設定ステップを有している。
【0031】本発明のジョブ実行制御プログラムは、本
発明の前述したジョブ実行制御方法の各ステップ及び/
又は各サブステップをコンピュータに実行させるもので
ある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は動的診断機能付きジョ
ブ実行装置10の機能ブロック図である。ジョブ実行手段
13は第1のジョブ14及び第2のジョブ15を実行する。ジ
ョブ実行手段13がテープドライブである場合は、第1の
ジョブ14はテープへのデータの読書き処理であり、第2
のジョブ15はテープの経年劣化を調べる機能診断プログ
ラムである。テープドライブ等のデバイスでは、大規模
なシステムに接続された場合、一旦、電源を投入され
て、起動すると、長期間、作動状態に維持され、電源を
切って、システムから切り離し、故障診断を行うことが
でき難くなる。ジョブ実行手段13がシングルタスク型で
ある場合、ジョブ実行手段13は、第2のジョブ15の非実
行中における第1のジョブ14の実行要求の生起に対して
は、第1のジョブ14を直ちに実行し、また、第2のジョ
ブ15の実行中は、第2のジョブ15の処理の終了するま
で、第1のジョブ14の実行を引き延ばす。ジョブ実行手
段13がマルチタスク型である場合、ジョブ実行手段13
は、第2のジョブ15の実行中及び非実行中に関係なく、
第1のジョブ14の実行要求が生起しだい、第1のジョブ
14を実行する。確率分布作成手段18は、ジョブ実行手段
13における第1のジョブの実行状態を監視し、ジョブ実
行手段13における第1のジョブ14の生起についての確率
分布を作成する。実行時期調整手段19は、確率分布作成
手段18の作成した確率分布に基づいてジョブ実行手段13
に第2のジョブ15を実行させるタイミングを指示する。
【0033】図2は確率分布作成手段18の詳細なブロッ
ク図である。経過時間測定手段24は、ジョブ実行手段13
における第1のジョブ14の処理の終了を検出し、該終了
時刻を起点として、該起点からの経過時間を測定する。
生起データ収集手段25は、ジョブ実行手段13における第
1のジョブ14の生起を監視し、第1のジョブ14の生起し
た時の経過時間測定手段24の経過時間(=確率分布の起
点を基準とする生起時刻)をデータとして収集する。第
1のジョブ14の生起の確率分布は複数の等区間に分割さ
れ、配列手段27は、確率分布の各等区間に対応した配列
要素を備えている。更新手段26は、収集データに基づい
て生起時刻に対応する配列要素の値を所定量増大する。
これにより、配列手段27の配列要素には、後述の図3に
おける対応区間の確率の対応値が格納されることにな
る。確率分布算出手段28は、配列手段27の配列要素の値
に基づいて確率分布を算出する。
【0034】図3及び図4は確率分布の第1及び第2の
例示図である。確率変数は、ジョブ実行手段13における
第1のジョブ14の処理終了時刻を起点のt=0として、
ジョブ実行手段13において第1のジョブ14の次に生起す
るまでの経過時間である。該確率分布では、t=0から
時間軸に沿って等区間Δtごとに、t1,t2,・・・,
tr-1,tr,・・・tn-1,tnを取り、区間(t0,t
1]の確率をp1,区間(t1,t2]の確率をp2,・・
・,区間(tr-1,tr]の確率をpl,区間(tn-1,t
n]の確率をpnとする。図3の確率分布では、時間軸方
向の中間に確率の最小値が出現しているのに対し、図4
の確率分布では、確率は時間軸方向へ単調減少してい
る。なお、図3及び図4において、最後の区間(tn-
1,tn]のpnは、厳密には、(tn-1,∞]の確率であ
る。
【0035】なお、Δtはジョブ実行手段13において第
2のジョブ15の処理に要する時間より長い時間が設定さ
れる。本出願人の販売に係るテープドライブとしてのI
BM3580Ultrium(Ultriumとは、規
格名)では、メモリの劣化を調査する機能診断プログラ
ムが実行されることになっているが、該テープドライブ
をジョブ実行手段13とした場合、機能診断プログラムの
処理に要する時間は例えば約60秒であるので、Δtは
60秒より適当に大きい例えば300秒に設定する。
【0036】ここで期待値Tlを次のように定義する。
各式番号の対応式は図12に示される。任意の時点で第
1のジョブ14の処理が終了したものとし、その時点を起
点とする。起点からの経過時間をΔth=hΔt(h=
1,2,3,・・・)とする。Δthの間、第1のジョ
ブ14の次の処理が生起しなかったものと仮定して、その
後、確率分布に基づき第1のジョブ14の処理が生起し
て、最終的にある時点からの間、第1のジョブ14の処理
が生起しなかった時点と起点との間の時間の期待値をT
h nとおく。
【0037】(a)h=nのとき、すなわち、起点から
Δtnの間、第1のジョブ14の処理が生起しなかったと
きは、(1)式である。
【0038】(b)h=n−1のとき、すなわち、起点
からΔtn-1の間に第1のジョブ14の処理が生起しなか
ったとして、その後、確率分布に基づき最終的にΔtn
の間、第1のジョブ14の処理が生起しなかった時点と起
点との間の時間の期待値は、(2)式である。
【0039】同様にして、一般式を与えると、(3)式
が求められる。この一般式は、帰納法により簡単に証明
できる。ここで、簡単のため、Tn=Tl nと置くと、
(4)式となる。最後にn=lとして、式を整理する
と、(5)式となる。Tlは、第1のジョブ14の無生起
継続時間の各時点について、該各時点から第2のジョブ
15が次に実行される時点まで予測時間を第1のジョブの
確率分布に基づいて算出した時間として定義される。
【0040】動的診断機能付きジョブ実行装置10におい
て、Tlは次のように利用される。 (z1)Tlの上限値Tmax(t0≦Tmax≦tn)を適
宜、設定する。 (z2)Tm=max(Tl|Tl<Tmax,l=1,2,
3,・・・,n)を算出する。 (z3)pd=min(pi|i=1,2,3,・・・,
m)を与えるtdを求める。後述の図6のS55におい
て明らかになるように、第2のジョブ15は、td−Δt
以降に開始可能になり、(td−Δt,td]の期間に実
行されることになる。
【0041】図5及び図6は機能診断プログラムの実行
時期を制御するルーチンのフローチャートである。該ル
ーチンでは、第1のジョブ14及び第2のジョブ15を実行
するデバイスとしてテープドライブが想定され、第2の
ジョブ15として機能診断プログラムが想定されている。
該ルーチンは、デバイスに電源が投入されしだい、開始
される。S37では、tがリセットされる。S38で
は、デバイス(ここではジョブ実行手段13。)において
第1のジョブ14の処理が生起されたか否かを判定し、該
判定がyesであれば、SAの処理生起の確率分布の更
新のルーチンを実行してから、S37へ戻る。また、該
判定がnoであれば、S39へ進む。SAのルーチンの
詳細は図7において後述する。S39では、tとTmax
とを対比し、t>Tmaxであれば、すなわち、電源投入
から第1のジョブ14の無生起継続時間tがTmaxを超え
れば、S40へ進み、また、t≦Tmaxであれば、S3
8へ戻る。こうして、電源投入から第1のジョブ14の無
生起継続時間tがTmaxを超えるまでは、後述のS56
の実行は中止され、確率分布の作成の基礎となる標本が
十分に収集される。S40ではtdを算出し、次にS5
0へ進む。tdは、前述の(z3)に基づいて算出す
る。
【0042】S50では、S38と同じく、デバイスに
おいて第1のジョブ14の処理が生起されたか否かを判定
し、該判定がyesであれぱ、SAの処理生起の確率分
布の更新のルーチンを実行してから、S51へ進み、該
判定がnoであれば、S52へ進む。S51では、tを
リセットし、次に、S50へ戻る。S52では、tとT
maxとを対比し、t>Tmaxであれば、S53へ進み、t
≦Tmaxであれば、S54へ進む。S53では、フラグ
を”偽”にし、S50へ戻る。S54では、フラグが”
真”か”偽”かを判定し、”真”であれば、S50へ戻
り、”偽”であれば、S55へ進む。S55では、tと
td−Δtとを対比し、t>td−Δtであれば、S54
へ進み、t≦td−Δtであれば、S50へ戻る。S5
6では、機能診断プログラムを実行する。S57では、
フラグを”真”にする。これにより、t>Tmaxの条件
が成立すると、この後、t>td−Δtとなりしだい、
第2のジョブ15が実行され、また、t≦Tmaxの間は、
tに関係なく、第2のジョブ15の実行が中止される。
【0043】図7は図5及び図6のSAの詳細なフロー
チャートである。図2の配列手段27は、図3及び図4の
各Δtの区間に対応する配列要素を有している。配列要
素の番号iを1,2,3,・・・nとすると、配列要素
iには、確率分布における区間(ti-1,ti]の第1の
ジョブ14の生起回数に対応する値がviとして格納され
ている。S60では、viの総和Vを計算する。S61
では、Vが基準値としての0xFFF7FFFF(0x
はそれより右の桁が16進の数値であることを意味する
ものとする。)より大か否かを判定し、該判定がyes
であれば、S62を経由してから、S63へ進み、該判
定がnoであれば、S63へ直接、進む。S62では、
各配列要素viに、0xFFF7FFFF/Vを乗じ
る。これにより、各配列要素viの値は、一律に所定割
合だけ減少する。S61,S62の意義は、配列手段27
の配列要素におけるオーバフローを回避するためであ
る。S63では、ジョブ実行手段13における第1のジョ
ブ14の前回の処理が終了してからの経過時間を検出す
る。S64では、第1のジョブ14の今回の処理の生起時
刻として検出した経過時間に対応する配列要素vi、す
なわち今回の第1のジョブ14の生起した区間に対応する
配列要素viを決定する。S65では、S64で決定し
た対応の配列要素viに所定量0x0080000を加
算する。S66では、確率分布の各区間に対応の確率p
iを計算する。こうして、ジョブ実行手段13において第
1のジョブ14の処理が生起されるごとに、対応の配列要
素viに、生起回数1に対応する量が加算されるととも
に、確率分布が更新される。ジョブ実行手段13における
第1のジョブ14の生起の確率分布は、環境変化等に伴
い、変化するが、ジョブ実行手段13において第1のジョ
ブ14の処理が生起されるごとに、確率分布が更新される
ので、動的診断機能付きジョブ実行装置10の保持する確
率分布は、環境変化等を十分に反映するものとなる。
【0044】図8は本提案法の効果を調べるためにシミ
ュレーションを行った3個の確率分布のパターンを示し
ている。図8の(a)、(b)、及び(c)はそれぞれ
機能診断プログラムの第1、第2、及び第3のパターン
と呼ぶことにする。機能診断プログラムの横軸の終端は
1日に設定されている。機能診断プログラムの第1のパ
ターンでは、確率は時間経過に連れて直線的に減少して
いる。機能診断プログラムの第2のパターンでは、確率
は、最大値とほぼ0との間を周期的に変動する。機能診
断プログラムの第3のバターンでは、確率は、増減を繰
り返しつつ、全体的に減少していく。
【0045】図9は図8の機能診断プログラムの各パタ
ーンに対して従来法と本提案法とで第2のジョブ15を実
行したときの第1のジョブ14と第2のジョブ15との重複
率についてのシミュレーション結果を示している。な
お、デバイスの故障率は、図9及び後述の図11共に、
9.5×10-2回/年を想定している。第1〜第3のい
ずれのバターンにおいても、従来法に比して本提案法で
は、重複率が大幅に低下していることが分かる。
【0046】図10は本提案法の効果を調べるためにシ
ミュレーションを行った別の3個の確率分布のパターン
を示している。図10の(a)、(b)、及び(c)は
それぞれ機能診断プログラムの第4、第5、及び第6の
パターンと呼ぶことにする。機能診断プログラムの横軸
の終端は1日に設定されている。第4〜第6のパターン
共に、減少度は、最初が大で、その後、小となってい
る。起点時を含む区間の確率は第4、第5、及び第6の
順番で増大している。
【0047】図11は図8の機能診断プログラムの各パ
ターンに対して従来法と本提案法とで第2のジョブ15を
実行したときの第1のジョブ14と第2のジョブ15との重
複率についてのシミュレーション結果を示している。い
ずれのバターンにおいても、従来法に比して本提案法で
は、重複率が大幅に低下していることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動的診断機能付きジョブ実行装置の機能ブロッ
ク図である。
【図2】確率分布作成手段の詳細なブロック図である。
【図3】確率分布の第1の例示図である。
【図4】確率分布の第2の例示図である。
【図5】機能診断プログラムの実行時期を制御するルー
チンの第1の範囲のフローチャートである。
【図6】機能診断プログラムの実行時期を制御するルー
チンの第2の範囲のフローチャートである。
【図7】図5及び図6のSAの詳細なフローチャートで
ある。
【図8】本提案法の効果を調べるためにシミュレーショ
ンを行った3個の確率分布のパターンを示す図である。
【図9】図8の機能診断プログラムの各パターンに対し
て従来法と本提案法とで第2のジョブを実行したときの
第1のジョブと第2のジョブとの重複率についてのシミ
ュレーション結果を示す図である。
【図10】本提案法の効果を調べるためにシミュレーシ
ョンを行った別の3個の確率分布のパターンを示す図で
ある。
【図11】図8の機能診断プログラムの各パターンに対
して従来法と本提案法とで第2のジョブを実行したとき
の第1のジョブと第2のジョブとの重複率についてのシ
ミュレーション結果を示す図である。
【図12】期待値の導出過程における数式を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 動的診断機能付きジョブ実行装置(ジョブ実行
制御装置) 13 ジョブ実行手段 14 第1のジョブ 15 第2のジョブ 18 確率分布作成手段 19 実行時期調整手段 24 経過時間測定手段 25 生起データ収集手段 26 更新手段 27 配列手段 28 確率分布算出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月23日(2002.1.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図3及び図4は確率分布の第1及び第2の
例示図である。確率変数は、ジョブ実行手段13における
第1のジョブ14の処理終了時刻を起点のt=0として、
ジョブ実行手段13において第1のジョブ14の次に生起す
るまでの経過時間である。該確率分布では、t=0から
時間軸に沿って等区間Δtごとに、t1,t2,・・・,
tr-1,tr,・・・tn-1,tnを取り、区間(t0,t
1]の確率をp1,区間(t1,t2]の確率をp2,・・
・,区間(tr-1,tr]の確率をpr,区間(tn-1,t
n]の確率をpnとする。図3の確率分布では、時間軸方
向の中間に確率の最小値が出現しているのに対し、図4
の確率分布では、確率は時間軸方向へ単調減少してい
る。なお、図3及び図4において、最後の区間(tn-
1,tn]のpnは、厳密には、(tn-1,∞]の確率であ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】ここで期待値Tlは、第1のジョブ14の無
生起継続時間の各時点について、該各時点から第2のジ
ョブ15が次に実行される時点まで予測時間を第1のジョ
ブの確率分布に基づいて算出した時間として定義され
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】S50では、S38と同じく、デバイスに
おいて第1のジョブ14の処理が生起されたか否かを判定
し、該判定がyesであれば、SAの処理生起の確率分
布の更新のルーチンを実行してから、S51へ進み、該
判定がnoであれば、S52へ進む。S51では、tを
リセットし、次に、S50へ戻る。S52では、tとT
maxとを対比し、t>Tmaxであれば、S53へ進み、t
≦Tmaxであれば、S54へ進む。S53では、フラグ
を”偽”にし、S40へ戻る。S54では、フラグが”
真”か”偽”かを判定し、”真”であれば、S50へ戻
り、”偽”であれば、S55へ進む。S55では、tと
td−Δtとを対比し、t>td−Δtであれば、S56
へ進み、t≦td−Δtであれば、S50へ戻る。S5
6では、機能診断プログラムを実行する。S57では、
フラグを”真”にする。これにより、t>Tmaxの条件
が成立すると、この後、t>td−Δtとなりしだい、
第2のジョブ15が実行され、また、t≦Tmaxの間は、
tに関係なく、第2のジョブ15の実行が中止される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】図7は図5及び図6のSAの詳細なフロー
チャートである。図2の配列手段27は、図3及び図4の
各Δtの区間に対応する配列要素を有している。配列要
素の番号iを1,2,3,・・・nとすると、配列要素
iには、確率分布における区間(ti-1,ti]の第1の
ジョブ14の生起回数に対応する値がviとして格納され
ている。S60では、viの総和Vを計算する。S61
では、Vが基準値としての0xFFF7FFFF(0x
はそれより右の桁が16進の数値であることを意味する
ものとする。)より大か否かを判定し、該判定がyes
であれば、S62を経由してから、S63へ進み、該判
定がnoであれば、S63へ直接、進む。S62では、
各配列要素viに、0xFFF7FFFF/Vを乗じ
る。これにより、各配列要素viの値は、一律に所定割
合だけ減少する。S61,S62の意義は、配列手段27
の配列要素におけるオーバフローを回避するためであ
る。S63では、ジョブ実行手段13における第1のジョ
ブ14の前回の処理が終了してからの経過時間を検出す
る。S64では、第1のジョブ14の今回の処理の生起時
刻として検出した経過時間に対応する配列要素vi、す
なわち今回の第1のジョブ14の生起した区間に対応する
配列要素viを決定する。S65では、S64で決定し
た対応の配列要素viに所定量0x00080000を
加算する。S66では、確率分布の各区間に対応の確率
piを計算する。こうして、ジョブ実行手段13において
第1のジョブ14の処理が生起されるごとに、対応の配列
要素viに、生起回数1に対応する量が加算されるとと
もに、確率分布が更新される。ジョブ実行手段13におけ
る第1のジョブ14の生起の確率分布は、環境変化等に伴
い、変化するが、ジョブ実行手段13において第1のジョ
ブ14の処理が生起されるごとに、確率分布が更新される
ので、動的診断機能付きジョブ実行装置10の保持する確
率分布は、環境変化等を十分に反映するものとなる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】削除
フロントページの続き (72)発明者 安部 敦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 宮村 剛志 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B098 CC01 FF02 FF07 GA03 GA04 GA07 GA08 GC01 GC06

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブを実行するジョブ実行手
    段、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの生起時刻に
    ついての確率分布を作成する確率分布作成手段、及び前
    記確率分布作成手段の作成した確率分布に基づいて前記
    ジョブ実行手段における第2のジョブの実行時期を調整
    する実行時期調整手段、を有していることを特徴とする
    ジョブ実行制御装置。
  2. 【請求項2】 前記確率分布作成手段の作成する確率分
    布の起点は、前記ジョブ実行手段における第1のジョブ
    の終了時刻に設定されていることを特徴とする請求項1
    記載のジョブ実行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記確率分布作成手段は、時間帯、曜日
    帯、及び/又は季節帯ごとに前記確率分布を作成し、 前記実行時期調整手段は、現時刻、現曜日、及び/又は
    現季節に対応する確率分布に基づいて前記ジョブ実行手
    段における第2のジョブの実行時期を調整することを特
    徴とする請求項1記載のジョブ実行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記確率分布作成手段は、前記ジョブ実
    行手段における第1のジョブの生起時刻についてのデー
    タの内、直近の所定個数のデータ、又は直近の所定期間
    内のデータに基づいて、前記確率分布を作成することを
    特徴とする請求項1記載のジョブ実行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記確率分布作成手段は、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を測定する経過時間測定手段、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を複数の区間に分け各区間に対応する配列要
    素を備える配列手段、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの生起を監視
    し生起時の前記経過時間に対応する区間の配列要素の値
    を更新する更新手段、及び各配列要素の値に基づいて各
    区間の確率を算出して全体の確率分布を作成する確率分
    布算出手段、を有していることを特徴とする請求項2記
    載のジョブ実行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記区間の長さは、ジョブ実行手段にお
    ける第2のジョブの処理時間より長く設定されているこ
    とを特徴とする請求項5記載のジョブ実行制御装置。
  7. 【請求項7】 ジョブ実行手段における第1のジョブの
    処理終了時から第1のジョブの処理の無生起の継続時間
    としての無生起継続時間tと基準値Tmaxとを対比する
    対比手段、及びジョブ実行手段における第2のジョブの
    実行後、無生起継続時間t>基準値Tmaxの条件が1
    度、成立するまではジョブ実行手段における第2のジョ
    ブの次の実行を禁止する実行禁止手段、を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のジョブ実行制御装置。
  8. 【請求項8】 第1のジョブの処理終了時を確率分布の
    時間起点として該時間起点からの経過時間を複数の区間
    に区分けする区間区分け手段、 前記時間起点から前記各区間の終点まで第1のジョブの
    処理が無生起であったとき各終点から次に第2のジョブ
    の処理を前記ジョブ実行手段において実行できる時刻ま
    での予測時間としての期待値Tlを前記確率分布に基づ
    いて算出する期待値算出手段、 各区間の終点におけるTlが所定の基準値Tmaxに対して
    Tl<基準値Tmaxの条件を満足する区間の中で前記時間
    起点から最も離れる終点をTmとし前記時間起点からTm
    までの区間の中で確率最小の区間を検出する最小確率区
    間検出手段、及び前記最小確率区間検出手段の検出した
    区間内に前記ジョブ実行手段において第2のジョブを実
    行する前記実行時期調整手段、を有していることを特徴
    とする請求項7記載のジョブ実行制御装置。
  9. 【請求項9】 基準値Tmaxを調整自在に設定する基準
    値設定手段、を有していることを特徴とする請求項8記
    載のジョブ実行制御装置。
  10. 【請求項10】 複数のジョブを実行するジョブ実行手
    段における第1のジョブの生起時刻についての確率分布
    を作成する確率分布作成ステップ、及び前記確率分布作
    成ステップにおいて作成した確率分布に基づいて前記ジ
    ョブ実行手段における第2のジョブの実行時期を調整す
    る実行時期調整ステップ、を有していることを特徴とす
    るジョブ実行制御方法。
  11. 【請求項11】 前記確率分布作成ステップにおいて作
    成する確率分布の起点は、前記ジョブ実行手段における
    第1のジョブの終了時刻に設定されていることを特徴と
    する請求項10記載のジョブ実行制御方法。
  12. 【請求項12】 前記確率分布作成ステップでは、時間
    帯、曜日帯、及び/又は季節帯ごとに前記確率分布を作
    成し、 前記実行時期調整ステップでは、現時刻、現曜日、及び
    /又は現季節に対応する確率分布に基づいて前記ジョブ
    実行手段における第2のジョブの実行時期を調整するこ
    とを特徴とする請求項10記載のジョブ実行制御方法。
  13. 【請求項13】 前記確率分布作成ステップでは、前記
    ジョブ実行手段における第1のジョブの生起時刻につい
    てのデータの内、直近の所定個数のデータ、又は直近の
    所定期間内のデータに基づいて、前記確率分布を作成す
    ることを特徴とする請求項10記載のジョブ実行制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記確率分布作成ステップは、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を測定する経過時間測定サブステップ、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を複数の区間に分け各区間に対応する配列要
    素を備える配列サブステップ、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの生起を監視
    し生起時の前記経過時間に対応する区間の配列要素の値
    を更新する更新サブステップ、及び各配列要素の値に基
    づいて各区間の確率を算出して全体の確率分布を作成す
    る確率分布算出サブステップ、を有していることを特徴
    とする請求項11記載のジョブ実行制御方法。
  15. 【請求項15】 前記区間の長さは、ジョブ実行手段に
    おける第2のジョブの処理時間より長く設定されている
    ことを特徴とする請求項14記載のジョブ実行制御方
    法。
  16. 【請求項16】 ジョブ実行手段における第1のジョブ
    の処理終了時から第1のジョブの処理の無生起の継続時
    間としての無生起継続時間tと基準値Tmaxとを対比す
    る対比ステップ、及びジョブ実行手段における第2のジ
    ョブの実行後、無生起継続時間t>基準値Tmaxの条件
    が1度、成立するまではジョブ実行手段における第2の
    ジョブの次の実行を禁止する実行禁止ステップ、を有し
    ていることを特徴とする請求項10記載のジョブ実行制
    御方法。
  17. 【請求項17】 第1のジョブの処理終了時を確率分布
    の時間起点として該時間起点からの経過時間を複数の区
    間に区分けする区間区分けステップ、 前記時間起点から前記各区間の終点まで第1のジョブの
    処理が無生起であったとき各終点から次に第2のジョブ
    の処理を前記ジョブ実行手段において実行できる時刻ま
    での予測時間としての期待値Tlを前記確率分布に基づ
    いて算出する期待値算出ステップ、 各区間の終点におけるTlが所定の基準値Tmaxに対して
    Tl<基準値Tmaxの条件を満足する区間の中で前記時間
    起点から最も離れる終点をTmとし前記時間起点からTm
    までの区間の中で確率最小の区間を検出する最小確率区
    間検出ステップ、及び前記最小確率区間検出手段の検出
    した区間内に前記ジョブ実行手段において第2のジョブ
    を実行する前記実行時期調整ステップ、を有しているこ
    とを特徴とする請求項16記載のジョブ実行制御方法。
  18. 【請求項18】 基準値Tmaxを調整自在に設定する基
    準値設定ステップ、を有していることを特徴とする請求
    項17記載のジョブ実行制御方法。
  19. 【請求項19】 複数のジョブを実行するジョブ実行手
    段における第1のジョブの生起時刻についての確率分布
    を作成する確率分布作成ステップ、及び前記確率分布作
    成ステップにおいて作成した確率分布に基づいて前記ジ
    ョブ実行手段における第2のジョブの実行時期を調整す
    る実行時期調整ステップ、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするジョブ実行制御プログラム。
  20. 【請求項20】 前記確率分布作成ステップにおいて作
    成する確率分布の起点は、前記ジョブ実行手段における
    第1のジョブの終了時刻に設定されていることを特徴と
    する請求項19記載のジョブ実行制御プログラム。
  21. 【請求項21】 前記確率分布作成ステップでは、時間
    帯、曜日帯、及び/又は季節帯ごとに前記確率分布を作
    成し、 前記実行時期調整ステップでは、現時刻、現曜日、及び
    /又は現季節に対応する確率分布に基づいて前記ジョブ
    実行手段における第2のジョブの実行時期を調整するこ
    とを特徴とする請求項19記載のジョブ実行制御プログ
    ラム。
  22. 【請求項22】 前記確率分布作成ステップでは、前記
    ジョブ実行手段における第1のジョブの生起時刻につい
    てのデータの内、直近の所定個数のデータ、又は直近の
    所定期間内のデータに基づいて、前記確率分布を作成す
    ることを特徴とする請求項19記載のジョブ実行制御プ
    ログラム。
  23. 【請求項23】 前記確率分布作成ステップにおいて、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を測定する経過時間測定サブステップ、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの終了時から
    の経過時間を複数の区間に分け各区間に対応する配列要
    素を備える配列サブステップ、 前記ジョブ実行手段における第1のジョブの生起を監視
    し生起時の前記経過時間に対応する区間の配列要素の値
    を更新する更新サブステップ、及び各配列要素の値に基
    づいて各区間の確率を算出して全体の確率分布を作成す
    る確率分布算出サブステップ、をコンピュータに実行さ
    せることを特徴とする請求項20記載のジョブ実行制御
    プログラム。
  24. 【請求項24】 前記区間の長さは、ジョブ実行手段に
    おける第2のジョブの処理時間より長く設定されている
    ことを特徴とする請求項23記載のジョブ実行制御プロ
    グラム。
  25. 【請求項25】 ジョブ実行手段における第1のジョブ
    の処理終了時から第1のジョブの処理の無生起の継続時
    間としての無生起継続時間tと基準値Tmaxとを対比す
    る対比ステップ、及びジョブ実行手段における第2のジ
    ョブの実行後、無生起継続時間t>基準値Tmaxの条件
    が1度、成立するまではジョブ実行手段における第2の
    ジョブの次の実行を禁止する実行禁止ステップ、をコン
    ピュータに実行させることを特徴とする請求項19記載
    のジョブ実行プログラム。
  26. 【請求項26】 第1のジョブの処理終了時を確率分布
    の時間起点として該時間起点からの経過時間を複数の区
    間に区分けする区間区分けステップ、 前記時間起点から前記各区間の終点まで第1のジョブの
    処理が無生起であったとき各終点から次に第2のジョブ
    の処理を前記ジョブ実行手段において実行できる時刻ま
    での予測時間としての期待値Tlを前記確率分布に基づ
    いて算出する期待値算出ステップ、 各区間の終点におけるTlが所定の基準値Tmaxに対して
    Tl<基準値Tmaxの条件を満足する区間の中で前記時間
    起点から最も離れる終点をTmとし前記時間起点からTm
    までの区間の中で確率最小の区間を検出する最小確率区
    間検出ステップ、及び前記最小確率区間検出手段の検出
    した区間内に前記ジョブ実行手段において第2のジョブ
    を実行する前記実行時期調整ステップ、をコンピュータ
    に実行させることを特徴とする請求項25記載のジョブ
    実行制御プログラム。
  27. 【請求項27】 基準値Tmaxを調整自在に設定する基
    準値設定ステップ、をコンピュータに実行させることを
    特徴とする請求項26記載のジョブ実行制御プログラ
    ム。
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