JP2002278769A - 自動osインストール方法及び計算機ネットワークシステム - Google Patents
自動osインストール方法及び計算機ネットワークシステムInfo
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Abstract
に接続されただけで、当該計算機に適合したOSを当該
計算機に自動インストールできるようにする。 【解決手段】ホスト12内のアプリケーション120
は、LAN11及びFCスイッチ13にターゲットホス
ト16が新たに接続された状態で、ユーザ操作でホスト
16のアーキテクチャ等が指定された場合、その指定ア
ーキテクチャ等からホスト16にインストールすべきO
Sの種類を決定する。ホスト12内のアプリケーション
120は、ディスク14-1〜14-nのうち、決定したO
S種類のOSイメージ、例えばディスク14-1に保持さ
れているOSイメージを、矢印101で示すようにFC
スイッチ13を介してターゲットディスク17にコピー
する。ホスト12は、ディスク17にターゲットホスト
16固有の情報を設定し、当該ディスク17のボリュー
ムをターゲットホスト16に割り当てる。
Description
数のストレージ装置とがネットワークにより接続された
計算機ネットワークシステムに係り、特にネットワーク
に接続された計算機にOS(Operating System:オペレ
ーティングシステム)をインストールするのに好適な自
動OSインストール方法及び計算機ネットワークシステ
ムに関する。
にOSをインストールするには、インストール対象の計
算機上でOSのインストーラを起動して、CD‐ROM
やフロッピー(登録商標)ディスク等のインストールメ
ディアを用いてインストールするのが一般的であった。
トールするネットワークインストールも知られている。
ネットワークインストールとは、インストール対象の計
算機とネットワークで接続されたインストールサーバを
別に用意し、インストール対象の計算機上でフロッピー
ディスク等を用いてインストーラを起動しインストール
サーバと通信することでOSをインストールするもので
あった。
ない計算機が新しくネットワークに接続され当該計算機
の電源が入れられた場合、ネットワークに接続された別
の計算機にとっては、新しく接続された計算機のアーキ
テクチャなどのハードウェア情報を知る手段がないた
め、OSの選択などは当該新しく接続された計算機のア
ーキテクチャを知っている人の手によって行われるのが
一般的であった。つまり従来は、新たにネットワークに
接続された計算機にOSを自動的にインストールする手
段がなかった。
計算機と同じ環境を構築する場合、人の手により設定フ
ァイルの変更、アプリケーションのインストールなどを
行うのが一般的であった。
術においては、インストール対象の計算機上でインスト
ーラを起動し、人が手動でCD‐ROMやフロッピーデ
ィスクなどのインストールメディアを交換しなければな
らなかった。また上記従来技術では、インストール直後
のコンピュータ上の環境から実際に運用するための環境
を構築しなければならなかった。このため従来は、OS
のインストールには手間や時間がかかるといった問題が
あった。
でその目的は、OSがインストールされていない計算機
がネットワークに接続されただけで、当該計算機に適合
したOSを当該計算機に自動的にインストールすること
ができる自動OSインストール方法及び計算機ネットワ
ークシステムを提供することにある。
と、この第1の計算機のOS(を含むプログラム情報)
のイメージを保持する第1の記憶手段と、この第1の記
憶手段とミラーリングを行う第2の記憶手段とを備えた
計算機ネットワークシステムにおける自動OSインスト
ール方法であって、上記第1の計算機と同一アーキテク
チャの第2の計算機が上記ネットワークシステムに追加
された場合に、上記ミラーリングされている第2の記憶
手段を第1の計算機により第1の記憶手段から切り離す
ステップと、切り離された第2の記憶手段の設定内容を
上記第1の計算機により第2の計算機用に変更するステ
ップとを備えたことを特徴とする。
された第2の記憶手段(例えばディスク)を、新たにネ
ットワークシステムに追加された第2の計算機のシステ
ム記憶手段(例えばシステムディスク)に変更すること
で、瞬時に当該第2の計算機にOS(を含むプログラム
情報)をインストールすることができる。ここで、第2
の記憶手段にOSだけでなく、アプリケーションプログ
ラム(群)も保持される構成とするならば、アプリケー
ションプログラム等も含め、複数の同じ環境を容易に且
つ迅速に構築できる。
手段と、第2の記憶手段とがネットワーク機器に接続さ
れた計算機ネットワークシステムとし、上記第2の計算
機を当該ネットワークシステムに追加するのに、上記ネ
ットワーク機器に接続する構成とするならば、第2の計
算機が遠隔に配置された場合でも、ミラーリングされた
第2の記憶手段を、当該第2の計算機のシステム記憶手
段に変更することで、当該第2の計算機にOSをインス
トールすることができる。
るには、第1及び第2の計算機のアーキテクチャが同一
である必要がある。
1の計算機のOSイメージを保持する第1の記憶手段
と、種類の異なる複数のOSイメージ(OSを含むプロ
グラム情報の実体)が予め保持された第2の記憶手段
と、OSイメージが保持可能な第3の記憶手段とが、ネ
ットワーク接続のスイッチングを行うネットワーク機器
に接続された計算機ネットワークシステムにおいて、O
Sが未インストールの第2の計算機が上記ネットワーク
システムに追加されて上記ネットワーク機器に接続され
た場合に、上記第2の計算機にインストールすべきOS
の種類を第1の計算機が決定し、決定された種類のOS
のイメージを第2の記憶手段からネットワーク機器を介
して第3の記憶手段に第1の計算機がコピーし、このO
Sイメージがコピーされた第3の記憶手段に第1の計算
機が上記第2の計算機に固有の情報を設定して、当該第
3の記憶手段を第2の計算機に割り当てるようにしたこ
とを特徴とする。ここで種類の異なる複数のOSイメー
ジが保持された第2の記憶手段は、物理的には、例えば
当該複数のOSイメージと同数のディスク装置から構成
されていても、当該複数のOSイメージの数より少ない
単一または複数のディスク装置から構成されていてもよ
い。前者の場合には、単一のディスク装置に単一のOS
イメージが保持され、後者の場合には、ディスク装置を
論理的なストレージ単位である複数のLU(Logical Un
it)に分割し、そのLU毎にOSイメージが保持され
る。
のアーキテクチャと当該第2の計算機にインストールす
べきOSの種類とが第1の計算機と異なっていても、当
該第2の計算機がネットワーク機器に接続されただけ
で、当該計算機に適合したOSを当該計算機に自動的に
インストールすることができる。
きOSの種類を決定するには、ユーザ操作により第1の
計算機に対して指定させる方法、或いは第2の計算機の
アーキテクチャを含むハードウェア情報を当該第2の計
算機から第1の計算機が取得する方法が適用可能であ
る。後者の方法は、OSインストールの完全自動化が可
能となる。しかし、一般にOSがインストールされてい
ない計算機(第2の計算機)のハードウェア情報をネッ
トワークに接続された別の計算機(第1の計算機)から
知ることはできない。
の第2の計算機がネットワークシステムに追加されてネ
ットワーク機器に接続されて当該第2の計算機の電源が
投入された場合に、OS未インストールの状態で動作す
る所定のプログラムに従って、当該第2の計算機が第1
の計算機との間の通信を開始し、この第1及び第2の計
算機間の通信により第1の計算機が第2の計算機のアー
キテクチャを含むハードウェア情報を取得する構成を適
用する。
(基本入出力システム)とするとよい。特に、このBI
OSに、OSの起動前に動作するDHCP(Dynamic Ho
st Configuration Protocol)クライアント機能を持た
せ、第1の計算機にDHCPサーバの機能を持たせるな
らば、第2の計算機がネットワーク接続されて電源が投
入された際に、DHCPクライアント機能によりネット
ワークアドレス、例えばIP(Internet Protocol)ア
ドレスがブロードキャストで要求されることから、第1
の計算機のDHCPサーバ機能により当該ネットワーク
アドレス(IPアドレス)が第2の計算機に割り当てら
れ、以後そのアドレスを用いてOSの起動前でも第1及
び第2の計算機間で通信を行うことができる。これによ
り第1の計算機は第2の計算機のアーキテクチャを含む
ハードウェア情報を取得できる。
機をネットワークに接続して電源を投入するだけで、当
該第2の計算機のアーキテクチャなどのハードウェア情
報をネットワークに接続された別の計算機(第1の計算
機)から取得できる。よって、OSのインストールの完
全自動化が可能となる。
ていない計算機(第2の計算機)のハードウェア情報を
ネットワークに接続された別の計算機(第1の計算機)
から取得するための方法として、次の方法を適用するこ
とをも特徴とする。
第1の計算機を含む各機器から自身のハードウェア情報
を含んだフレームをネットワーク機器の接続ポートに送
信し、この第1の計算機を含む各機器から当該ネットワ
ーク機器に送信されたフレームから当該ネットワーク機
器がポート別にハードウェア情報を抽出して当該ネット
ワーク機器内部または外部の記憶手段に保存し、第1の
計算機がネットワーク機器と定期的に通信を行ってポー
ト別のハードウェア情報を参照することで、OSが未イ
ンストールの第2の計算機がネットワークシステムに追
加されて上記ネットワーク機器に接続されたことを検出
し、このネットワーク機器への接続が検出された第2の
計算機のハードウェア情報をネットワーク機器から取得
する構成を適用する。
接続ポートに接続されている各機器のハードウェア情報
を管理することで、第1の計算機はOSが未インストー
ルの第2の計算機がネットワークシステムに追加されて
ネットワーク機器に接続されたことを検出でき、しかも
そのネットワーク機器に接続された第2の計算機のハー
ドウェア情報を取得できる。よって、OSのインストー
ルの完全自動化が可能となる。
図面を参照して説明する。
実施形態に係る計算機ネットワークシステムの構成を示
す図である。図1において、IP(Internet Protoco
l)ネットワークとしての例えばLAN11には、現在
稼動中の第1の計算機としてのホスト(ホスト計算機)
12が接続されている。ホスト12上ではアプリケーシ
ョン120が動作するようになっている。ホスト12
は、ファイバチャネルにより、ネットワーク接続のスイ
ッチングを行うネットワーク機器としての例えばファイ
バチャネル(Fibre Channel)スイッチ(以下、FCス
イッチと称する)13にも接続されている。このFCス
イッチ13は、複数の計算機(ホスト)と複数のストレ
ージ装置とを接続するいわゆるストレージエリアネット
ワーク(Storage Area Network:SAN)を実現する。
FCスイッチ13を介しての通信には、SCSI(Smal
l Computer System Interface)互換のプロトコルが適
用されるものとする。
してのディスク(ディスク装置)14-1〜14-n及び1
5も接続されている。ディスク14-1〜14-nは、それ
ぞれ異なるアーキテクチャ別で且つOS種類別に用意さ
れたOSイメージを保持している。このOSイメージ
は、OSだけでなく、アプリケーションプログラム群も
含んでいる。ディスク15は、稼動中のホスト12のボ
リュームを提供し、当該ホスト12のOSのイメージ
(アプリケーションプログラム群も含む)を保持してい
る。
のホスト16が接続されている。ホスト16はファイバ
チャネルにより、FCスイッチ13にも接続されてい
る。ホスト16は、図1の計算機ネットワークシステム
に新たに追加された計算機であるものとする。この時点
では、ホスト16にはOSはインストールされておら
ず、したがってホスト16はOSのインストール対象と
なる。そこでホスト16をターゲットホスト16とも呼
ぶ。FCチャネル13には、ターゲットホスト16のO
Sの実体のインストール先となるディスク(ターゲット
ディスク)17も、ファイバチャネルにより接続されて
いる。
ホスト16へのOSのインストールについて、図2のシ
ーケンスチャートを参照して説明する。まずユーザは、
現在稼動状態にあるホスト12のキーボード等を操作し
て、当該ホスト12上で動作しているアプリケーション
120に対し、ターゲットホスト16のCPU種類、メ
モリ容量といったアーキテクチャなどのハードウェア情
報及びインストールしたいOSの種類などを指定する
(ステップA1)。ホスト12上のアプリケーション1
20は、ユーザからの指定内容に従って、ディスク14
-1〜14-nに保持されているn個のOSイメージの中か
らインストールするべきOSイメージを決定する(ステ
ップA2)。ここでは、ディスク14-1に保持されてい
るOSイメージが決定されたものとする。
は、決定したディスク14-1に保持されているOSイメ
ージ(OSを含むプログラム情報の実体であり、OS及
びアプリケーションプログラム群)を、図1において矢
印101で示すように、ターゲットディスク17にコピ
ーする(ステップA3)。このコピーが終了しだ時点
で、ホスト12上のアプリケーション120は、ターゲ
ットディスク17にコピーされたOSイメージのインス
トール先となるターゲットホスト16に固有のネットワ
ークアドレス、例えばIPアドレスを含む設定情報を、
当該ターゲットディスク17に書き込む(ステップA
4)。次にホスト12上のアプリケーション120は、
ターゲットディスク17のボリュームをターゲットホス
ト16に割り当てる(ステップA5)。
でインストーラを起動することなく、遠隔操作により当
該ホスト16に新たにOSをインストールすることがで
きる。また、ホスト上に同じような環境を複数作成する
場合、この方法でOS及びアプリケーションプログラム
群をインストールすると、容易に同じコンピュータ環境
を複数作成することができ、環境構築を行う手間を省く
ことができる。
は、ターゲットホストのアーキテクチャ等のハードウェ
ア情報を、ユーザが指定する必要があった。そこで、タ
ーゲットホストのハードウェア情報をユーザが指定しな
くても済むようにした本発明の第2の実施形態について
図面を参照して説明する。
機ネットワークシステムの構成を示す図である。図3に
おいて、IPネットワークとしてのLAN21には、現
在稼動中の第1の計算機としてのホスト22が接続され
ている。ホスト22は、LAN21上のクライアントに
対してIPアドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Ho
st Configuration Protocol:動的ホスト構成プロトコ
ル)サーバの機能220、及びテーブル221を有す
る。このテーブル221のエントリは、システムに新た
に追加され得るホストのアーキテクチャに対応して用意
されており、各エントリには対応するアーキテクチャと
そのアーキテクチャのホストにインストールすべきOS
の種類とを示す情報が予め登録されている。ホスト22
は、SANを実現するFCスイッチ23にもファイバチ
ャネルにより接続されている。
ク装置)24-1〜24-n及び25も接続されている。デ
ィスク24-1〜24-nは、それぞれ異なるアーキテクチ
ャ別で且つOS種類別に用意されたOSイメージを保持
している。ディスク25は、稼動中のホスト22のボリ
ュームを提供し、当該ホスト22のOSのイメージを保
持している。
ホスト16に相当する第2の計算機としてのホスト2
6、つまりOSのインストール対象となるターゲットホ
スト26が接続されている。ターゲットホスト26は、
ROM等の不揮発性メモリに予め記憶されているBIO
S(基本入出力システム)260を有している。このB
IOS260は、DHCPクライアントの機能を含んで
いる。ターゲットホスト26はファイバチャネルによ
り、FCスイッチ23にも接続されている。このFCチ
ャネル23には、ターゲットホスト26のOSの実体の
インストール先となるディスク(ターゲットディスク)
27も、ファイバチャネルにより接続されている。
ホスト26へのOSのインストールについて、図4のシ
ーケンスチャートを参照して説明する。まず、ターゲッ
トホスト26は、自身がLAN21に新たに接続されて
電源が投入されると、BIOS260に従い、DHCP
サーバに対して自身にIPアドレスを割り当てることを
要求するパケットをブロードキャストによりLAN21
上に送信する(ステップB1)。DHCPサーバ機能2
20を有するホスト22は、ターゲットホスト26から
のIPアドレス要求(DHCP要求)を検出すると、当
該要求元(ホスト26)に割り当てるIPアドレスを決
定し、その決定したIPアドレスをブロードキャストす
る(ステップB2)。これによりターゲットホスト26
は、自身のIPアドレスを取得し、ホスト22はターゲ
ットホスト26のIPアドレスを知ることができる。な
お、実際にはステップB1の前とステップB2の後にも
関係する手順があるが、IPアドレス割り当て前後のD
HCPサーバとDHCPクライアントの手順は周知であ
るため説明を省略する。
スを取得すると、現在稼動中のホスト22は当該IPア
ドレスを用いてターゲットホスト26と通信することが
可能となる。そこでホスト22は、ターゲットホスト2
6と通信することで、当該ターゲットホスト26のアー
キテクチャなどのハードウェア情報を獲得する(ステッ
プB3)。
ードウェア情報を取得すると、当該ハードウェア情報中
のアーキテクチャ(を示す情報)によりテーブル221
を参照し、ターゲットホスト26にインストールすべき
OSの種類を特定する(ステップB4)。
てホスト12がユーザからターゲットホスト16のアー
キテクチャ等のハードウェア情報とインストールすべき
OSの種類を指定された場合と同様であるため、説明を
省略する。
ットホスト26にOSがインストールされていなくて
も、ホスト22は当該ターゲットホスト26が新たにL
AN21に接続されたこととと、当該ターゲットホスト
26のハードウェア情報とを知ることができる。またホ
スト22は、このハードウェア情報(中のアーキテクチ
ャを示す情報)からテーブル221に基づいてターゲッ
トホスト26にインストールすべきOSの種類を特定
し、その特定したOSのイメージを当該ターゲットホス
ト26にインストールすることができる。これにより本
実施形態では、ターゲットホスト26をLAN21に接
続するだけで、自動的にOSイメージを選択して前記第
1の実施形態で示したインストールが可能となり、人の
手によってホスト上でインストールの操作をする手間を
省ぐことができる。
形態とは異なり、ターゲットホストのハードウェア情報
をユーザが指定しなくても済むようにした本発明の第3
の実施形態について図面を参照して説明する。
機ネットワークシステムの構成を示す図である。図5に
おいて、IPネットワークとしてのLAN31には、現
在稼動中の第1の計算機としてのホスト32が接続され
ている。ホスト32は、図2中のテーブル221と同一
データ構造のテーブル321を有する。ホスト32は、
SANを実現するFCスイッチ33にもファイバチャネ
ルにより接続されている。FCスイッチ33を介しての
通信には、SCSI互換のプロトコルが適用される。F
Cスイッチ33は、当該FCスイッチ33に接続されて
いるホストまたはディスク(ディスク装置)のハードウ
ェア情報が、その接続ポート別に登録されたテーブル3
30を有している。この点で、FCスイッチ33は、前
記第1の実施形態におけるFCスイッチ13と異なる。
ク装置)34-1〜34-n及び35も接続されている。デ
ィスク34-1〜34-nは、それぞれ異なるアーキテクチ
ャ別で且つOS種類別に用意されたOSイメージを保持
している。ディスク35は、稼動中のホスト32のボリ
ュームを提供し、当該ホスト32のOSのイメージを保
持している。
ホスト16に相当する第2の計算機としてのホスト3
6、つまりOSのインストール対象となるターゲットホ
スト36が接続されている。ターゲットホスト36はフ
ァイバチャネルにより、FCスイッチ33にも接続され
ている。このFCチャネル33には、ターゲットホスト
36のOSの実体のインストール先となるディスク(タ
ーゲットディスク)37も、ファイバチャネルにより接
続されている。
及びディスク(ディスク装置)は、自身のハードウェア
情報をSCSI拡張メッセージと呼ぶ所定のフォーマッ
トのメッセージによりFCスイッチ33に定期的に送信
する。このSCSI拡張メッセージのフォーマット例を
図6に示す。FCチャネル33は、このSCSI拡張メ
ッセージに基づき、テーブル330への新規登録または
テーブル330内エントリ内容の更新を行う。
ホスト36へのOSのインストールについて、図7のフ
ローチャートを参照して説明する。まず、FCスイッチ
33の各ポートに接続されている各ホスト及びディスク
(ディスク装置)のHBA(Host Bus Adapter)と呼ば
れるネットワークアダプタは、自身のハードウェア情報
を図6のフォーマットのSCSI拡張メッセージに書き
込み、FCスイッチ33に送信する動作を定期的に実行
する。
張メッセージからハードウェア情報を取り出し、受信し
たポート別に図5中に示されているデータ構造のテーブ
ル330のエントリへの登録を行う。これによりFCス
イッチ33は、自身の各ポートに接続されているホスト
またはディスク装置のハードウェア情報をテーブル33
0内に保持することができる。したがって、FCスイッ
チ33に接続されている各ホスト及びディスク装置は、
当該FCスイッチ33にアクセスすることで、当該FC
スイッチの各ポートに接続されているホストまたはディ
スク装置の最新のハードウェア情報を知ることができ
る。
6が新たに図5のシステムに追加されて、FCスイッチ
33に接続された場合には、当該ターゲットホスト36
からFCスイッチ33の該当する接続ポートに、当該タ
ーゲットホスト36のハードウェア情報が図6のフォー
マットのSCSI拡張メッセージを用いて送られて、テ
ーブル330に新規登録される。
スを監視しており、一定時間アクセスされなかったポー
トに対応するテーブル330内エントリの内容は、当該
ポートと接続されていたホストまたはディスクが当該ポ
ートから切り離されたものとして、クリアされる。
にアクセスして、テーブル330内各エントリを順次参
照する(ステップC1)。もし、前回の参照時にはクリ
ア状態にあり、今回の参照時にはハードウェア情報が登
録されているエントリが検出されたならば、ホスト32
は当該ハードウェア情報で示されるホストまたはディス
クが、図5のネットワークシステムに新たに接続された
ものと判定する(ステップC2)。この場合、ホスト3
2は、OSのインストールが必要となるホスト(ターゲ
ットホスト)のハードウェア情報が登録されているか否
かを判定し、登録されているならば、当該ハードウェア
情報の示すホストをOSのインストール対象と決定する
と共に当該ハードウェア情報を取得する(ステップC
3,C4)。ホスト32は、以上の処理をテーブル33
0内の全エントリについて実行する(ステップC5)。
ル対象と決定したホスト、即ちターゲットホストに対
し、当該ホストのハードウェア情報に基づき、前記第2
の実施形態と同様にしてOSをインストールする。した
がって、ターゲットホスト36が新たにFCスイッチ3
3に接続された場合であれば、ホスト32はそのことを
テーブル330を定期的にアクセスすることで検出し、
そのテーブル330から取得した当該ターゲットホスト
36のハードウェア情報に基づき、前記第2の実施形態
と同様にして必要な種類のOSを特定して当該ターゲッ
トホスト36にインストールできる。
ットホスト36にOSがインストールされていなくて
も、ホスト32はFCスイッチ33をアクセスしてテー
ブル330を参照することで、当該ターゲットホスト3
6のハードウェア情報を知ることができ、しかも当該タ
ーゲットホスト36が新たにFCスイッチ33に接続さ
れたことも知ることができる。したがって、ターゲット
ホスト36を図5のシステムに追加してFCスイッチ3
3に接続するだけで、ホスト32は前記第2の実施形態
と同様に当該ターゲットホスト36のハードウェア情報
(中のアーキテクチャを示す情報)を取得して、インス
トールすべきOSの種類を特定し、その特定したOSの
イメージを当該ターゲットホスト36にインストールす
ることができるようになり、ホスト上で人の手によって
インストールの操作をする手間を省くことができる。
態では、n個のOSイメージが同数のディスクにそれぞ
れ1つずつ分散して保持されている場合について説明し
たが、これに限るものではない。例えば、OSイメージ
の数より少ない数の1つまたは複数のディスクを用意
し、そのディスクを(FCスイッチを介したコピーの最
小単位である)複数のLUに分割して、各LUに各OS
イメージを1つずつ保持するようにしても構わない。
実施形態に係る計算機ネットワークシステムの構成を示
す図である。図8(a)において、ネットワーク、例え
ばLAN41には、現在稼動中の第1の計算機としての
ホスト42が接続されている。このホスト42には、R
AID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)に
代表されるストレージ装置43が接続されている。この
ストレージ装置43は、ディスク(ディスク装置)43
1及び432を備えている。ディスク431はホスト4
2のボリュームを提供し、ディスク432はディスク4
31(ホスト42のボリューム)の内容がミラーリング
されるミラーボリュームを提供する。ディスク431に
は、ホスト42のOSのイメージが保持されている。し
たがって、このOSはディスク432にも保持されてい
る。なお、ここでホスト42のボリュームと、そのミラ
ーボリュームとが、1つのディスク装置の領域を2分割
して割り当てられたものであっても構わない。
同一アーキテクチャの第2の計算機としてのホスト44
が接続されている。ホスト44はストレージ装置43と
も接続される。このホスト44は、図8(a)の計算機
ネットワークシステムに新たに追加された計算機である
ものとする。この時点では、ホスト44にはOSはイン
ストールされておらず、したがってホスト44はOSの
インストール対象となる。そこでホスト44をターゲッ
トホストと呼ぶ。ターゲットホスト44は、図3中のB
IOS260と同様のBIOS440を有している。
ホスト14へのOSのインストールについて説明する。
まず、ターゲットホスト44は、自身がLAN41に新
たに接続されて電源が投入されると、BIOS440に
従い、LAN41を介してホスト42に対し、自身がL
AN41に接続された旨を通知する(ステップD1)。
この通知は実際には、例えば前記第2の実施形態におい
てターゲットホスト26からBIOS260に従って発
行されるIPアドレス要求である。
ストレージ装置43のコントローラに送出することで、
ディスク431のミラーディスクとして用いられていた
ディスク432を当該ディスク431から切り離す(ス
テップD2)。そしてホスト42は、切り離されたディ
スク432の設定内容をホスト42用からターゲットホ
スト44用に変更し、即ち例えばIPアドレスをホスト
42のIPアドレスからターゲットホスト44のIPア
ドレスに設定変更し、図8(b)に示すように当該ホス
ト44に割り当てる(ステップD3)。
るホスト42のOSイメージ(OS及びアプリケーショ
ンプログラム群のイメージ)が保持されている。したが
って、ディスク433にも同一のOSイメージが保持さ
れている。また、ターゲットホスト44のアーキテクチ
ャは稼動状態にあるホスト42のアーキテクチャと同一
であることから、ホスト42のOSと同一のOSで動作
可能である。よって、ディスク432がターゲットホス
ト44に割り当てられたことで、瞬時に当該ホスト44
にOS(及びアプリケーションプログラム群)がインス
トールされたことになる。また、これにより、同じ環境
を容易に複数構築できる。
実施形態に係る計算機ネットワークシステムの構成を示
す図である。図9(a)において、IPネットワークと
してのLAN51には、現在稼動中の第1の計算機とし
てのホスト52が接続されている。ホスト52はファイ
バチャネルによりFCスイッチ53にも接続されてい
る。このFCスイッチ53には、ストレージ装置として
のディスク(ディスク装置)54及び55もファイバチ
ャネルにより接続されている。ディスク54は、稼動中
のホスト52のボリュームを提供し、当該ホスト52の
OSのイメージを保持している。ディスク55は、ディ
スク54により提供されるホスト52のボリュームの遠
隔ミラーリングの対象となるボリューム(ミラーボリュ
ーム)を提供する。つまり、ディスク55はディスク5
4のミラーディスクとして用いられている。
同一アーキテクチャの第2の計算機としてのホスト56
が接続されている。ホスト56はファイバチャネルによ
り、FCスイッチ53にも接続されている。
ルを用いてホスト52,56及びディスク54,55を
相互接続するネットワーク(第1のネットワーク)構成
は、SANと呼ばれる。
ネットワークシステムに新たに追加された計算機である
ものとする。この時点では、ホスト56にはOSはイン
ストールされておらず、したがってホスト56はOSの
インストール対象となる。そこでホスト56をターゲッ
トホストと呼ぶ。ターゲットホスト56は、図3中のB
IOS260と同様のBIOS560を有している。
ホスト56へのOSのインストールについて説明する。
まず、ターゲットホスト56は、自身がLAN55及び
FCスイッチ33(により実現されるSAN)に新たに
接続されて電源が投入されると、BIOS560に従
い、LAN51を介してホスト52に対し、自身がLA
N51に接続された旨を通知する(ステップE1)。
FCスイッチ53に送出することで、ディスク54に対
して遠隔ミラーリングされたディスク55を当該ディス
ク54から切り離す(ステップE2)。そしてホスト5
2は、切り離されたディスク55の設定内容をホスト5
2用からターゲットホスト56用に変更し、例えばIP
アドレスをホスト52のIPアドレスからターゲットホ
スト56のIPアドレスに設定変更し、図9(b)に示
すように当該ホスト56に割り当てる(ステップE
3)。
2のOSイメージ(OS及びアプリケーションプログラ
ム群のイメージ)が保持されており、ターゲットホスト
56は当該ホスト52と同一アーキテクチャであること
から、ディスク56が当該ホスト56に割り当てられた
ことで、瞬時に当該ホスト14にOS(及びアプリケー
ションプログラム群)がインストールされたことにな
る。また、これにより、同じ環境を容易に複数構築でき
る。
ては、計算機ネットワークシステムに計算機(ホスト)
を接続して当該計算機の電源を入れるだけで、当該計算
機を動作させることができる。したがって、管理が単純
で使いやすい専用ハードウェアを作成する場合に役に立
つ。また、OSのインストールされていない計算機(い
わゆるシステムディスクを切り離した計算機)でも他の
計算機からネットワーク経由で見えるようになるため、
ネットワークに接続された機器の管理に役立つ。
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れ得る。
Sがインストールされていない計算機がネットワークに
接続されただけで、当該計算機に適合したOSを当該計
算機に自動的にインストールすることができる。また、
OSと共にアプリケーションプログラム群等を記憶手段
に保持しておくことにより、OSのインストール時にア
プリケーションプログラム群等も同時にインストールで
きることから、複数の同じ環境を容易且つ迅速に構築で
きる。
ークシステムの構成を示す図。
ケンスチャート。
ークシステムの構成を示す図。
ケンスチャート。
ークシステムの構成を示す図。
ッセージのフォーマット例を示す図。
ーチャート。
ークシステムの構成と動作とを説明するための図。
ークシステムの構成と動作とを説明するための図。
機) 13,23,33,53…FCスイッチ(ネットワーク
機器) 14-1〜14-n,24-1〜24-n,34-1〜34-n…デ
ィスク(第2の記憶手段) 15,25,35…ディスク(第1の記憶手段) 16,26,36,44,56…ホスト(ターゲットホ
スト、第2の計算機) 17,27,37…ディスク(ターゲットディスク、第
3の記憶手段) 221,321…テーブル 260,440,560…BIOS 330…テーブル
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の計算機と、前記第1の計算機のO
S(オペレーティングシステム)イメージを保持する第
1の記憶手段と、前記第1の記憶手段とミラーリングを
行う第2の記憶手段とを備えた計算機ネットワークシス
テムにおける自動OSインストール方法であって、 前記第1の計算機と同一アーキテクチャの第2の計算機
が前記ネットワークシステムに追加された場合に、前記
ミラーリングされている前記第2の記憶手段を前記第1
の計算機により前記第1の記憶手段から切り離すステッ
プと、 前記切り離された前記第2の記憶手段の設定内容を前記
第1の計算機により前記第2の計算機用に変更して、前
記第2の記憶手段を前記第2の計算機に割り当てること
で、当該第2の計算機への前記OSのインストールを行
うステップとを具備することを特徴とする自動OSイン
ストール方法。 - 【請求項2】 第1の計算機と、前記第1の計算機のO
S(オペレーティングシステム)イメージを保持する第
1の記憶手段と、前記第1の記憶手段と遠隔ミラーリン
グを行う第2の記憶手段とが、ネットワーク接続のスイ
ッチングを行うネットワーク機器に接続された計算機ネ
ットワークシステムにおける自動OSインストール方法
であって、 前記第1の計算機と同一アーキテクチャの第2の計算機
が前記ネットワークシステムに追加されて前記ネットワ
ーク機器に接続された場合に、前記ミラーリングされて
いる前記第2の記憶手段を前記第1の計算機により前記
第1の記憶手段から切り離すステップと、 前記切り離された前記第2の記憶手段の設定内容を前記
第1の計算機により前記第2の計算機用に変更して、前
記第2の記憶手段を前記第2の計算機に割り当てること
で、当該第2の計算機への前記OSのインストールを行
うステップとを具備することを特徴とする自動OSイン
ストール方法。 - 【請求項3】 第1の計算機と、前記第1の計算機のO
S(オペレーティングシステム)イメージを保持する第
1の記憶手段と、種類の異なる複数のOSイメージが予
め保持された第2の記憶手段と、OSイメージが保持可
能な第3の記憶手段とが、ネットワーク接続のスイッチ
ングを行うネットワーク機器に接続された計算機ネット
ワークシステムにおける自動OSインストール方法であ
って、 OSが未インストールの第2の計算機が前記ネットワー
クシステムに追加されて前記ネットワーク機器に接続さ
れた場合に、前記第2の計算機にインストールすべきO
Sの種類を前記第1の計算機が決定するステップと、 決定された種類のOSのイメージを前記第2の記憶手段
から前記ネットワーク機器を介して前記第3の記憶手段
に前記第1の計算機がコピーするステップと、 前記OSイメージがコピーされた前記第3の記憶手段に
前記第1の計算機が前記第2の計算機に固有の情報を設
定して、前記第3の記憶手段を前記第2の計算機に割り
当てることで、当該第2の計算機への前記OSのインス
トールを行うステップとを具備することを特徴とする自
動OSインストール方法。 - 【請求項4】 第1の計算機と、前記第1の計算機のO
S(オペレーティングシステム)イメージを保持する第
1の記憶手段と、種類の異なる複数のOSイメージが予
め保持された第2の記憶手段と、OSイメージが保持可
能な第3の記憶手段とが、ネットワーク接続のスイッチ
ングを行うネットワーク機器に接続された計算機ネット
ワークシステムにおける自動OSインストール方法であ
って、 OSが未インストールの第2の計算機が前記ネットワー
クシステムに追加されて前記ネットワーク機器に接続さ
れて当該第2の計算機の電源が投入された場合に、OS
未インストールの状態で動作する所定のプログラムに従
って、当該第2の計算機が前記第1の計算機との間の通
信を開始するステップと前記第1及び第2の計算機間の
通信により前記第1の計算機が前記第2の計算機のアー
キテクチャを含むハードウェア情報を取得するステップ
と、 前記取得したハードウェア情報中の前記アーキテクチャ
の情報をもとに前記第2の計算機にインストールすべき
OSの種類を前記第1の計算機が決定するステップと、 決定された種類のOSのイメージを前記第2の記憶手段
から前記ネットワーク機器を介して前記第3の記憶手段
に前記第1の計算機がコピーするステップと、 前記OSイメージがコピーされた前記第3の記憶手段に
前記第1の計算機が前記第2の計算機に固有の情報を設
定して、前記第3の記憶手段を前記第2の計算機に割り
当てることで、当該第2の計算機への前記OSのインス
トールを行うステップとを具備することを特徴とする自
動OSインストール方法。 - 【請求項5】 第1の計算機と、前記第1の計算機のO
S(オペレーティングシステム)イメージを保持する第
1の記憶手段と、種類の異なる複数のOSイメージが予
め保持された第2の記憶手段と、OSイメージが保持可
能な第3の記憶手段とが、ネットワーク接続のスイッチ
ングを行うネットワーク機器の接続ポートにそれぞれ接
続された計算機ネットワークシステムにおける自動OS
インストール方法であって、 前記ネットワーク機器に接続された前記第1の計算機を
含む各機器から自身のハードウェア情報を含んだフレー
ムを前記ネットワーク機器の接続ポートに送信するステ
ップと、 前記ネットワーク機器に接続された前記第1の計算機を
含む各機器から当該ネットワーク機器に送信されたフレ
ームから当該ネットワーク機器がポート別にハードウェ
ア情報を抽出して当該ネットワーク機器内部または外部
の記憶手段に保存するステップと、 前記第1の計算機が前記ネットワーク機器と定期的に通
信を行って前記ポート別のハードウェア情報を参照する
ことで、OSが未インストールの第2の計算機が前記ネ
ットワークシステムに追加されて前記ネットワーク機器
に接続されたことを検出するステップと、 前記ネットワーク機器への接続が検出された前記第2の
計算機のハードウェア情報を前記ネットワーク機器から
取得するステップと、 前記取得したハードウェア情報中の前記アーキテクチャ
の情報をもとに前記第2の計算機にインストールすべき
OSの種類を前記第1の計算機が決定するステップと、 決定された種類のOSのイメージを前記第2の記憶手段
から前記ネットワーク機器を介して前記第3の記憶手段
に前記第1の計算機がコピーするステップと、 前記OSイメージがコピーされた前記第3の記憶手段に
前記第1の計算機が前記第2の計算機に固有の情報を設
定して、前記第3の記憶手段を前記第2の計算機に割り
当てることで、当該第2の計算機への前記OSのインス
トールを行うステップとを具備することを特徴とする自
動OSインストール方法。 - 【請求項6】 第1の計算機と、 前記第1の計算機のOS(オペレーティングシステム)
イメージを保持する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段とミラーリングを行う第2の記憶手
段とを具備する計算機ネットワークシステムであって、 前記第1の計算機は、 前記第1の計算機と同一アーキテクチャの第2の計算機
が前記ネットワークシステムに追加された場合に、前記
ミラーリングされている前記第2の記憶手段を前記第1
の記憶手段から切り離す手段と、 前記切り離された前記第2の記憶手段の設定内容を前記
第2の計算機用に変更して、前記第2の記憶手段を前記
第2の計算機に割り当てることで、当該第2の計算機へ
の前記OSのインストールを行う手段とを備えているこ
とを特徴とする計算機ネットワークシステム。 - 【請求項7】 第1の計算機と、 前記第1の計算機のOS(オペレーティングシステム)
イメージを保持する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段と遠隔ミラーリングを行う第2の記
憶手段と、 前記第1の計算機、前記第1の記憶手段及び前記第2の
記憶手段を相互接続する、ネットワーク接続のスイッチ
ングを行うネットワーク機器とを具備する計算機ネット
ワークシステムであって、 前記第1の計算機は、 前記第1の計算機と同一アーキテクチャの第2の計算機
が前記ネットワークシステムに追加されて前記ネットワ
ーク機器に接続された場合に、前記ミラーリングされて
いる前記第2の記憶手段を前記第1の記憶手段から切り
離す手段と、 前記切り離された前記第2の記憶手段の設定内容を前記
第2の計算機用に変更して、前記第2の記憶手段を前記
第2の計算機に割り当てることで、当該第2の計算機へ
の前記OSのインストールを行う手段とを備えているこ
とを特徴とする計算機ネットワークシステム。 - 【請求項8】 第1の計算機と、 前記第1の計算機のOS(オペレーティングシステム)
イメージを保持する第1の記憶手段と、 種類の異なる複数のOSイメージが予め保持された第2
の記憶手段と、 OSイメージが保持可能な第3の記憶手段と、 前記第1の計算機、前記第1の記憶手段、前記第2の記
憶手段及び前記第3の記憶手段を相互接続する、ネット
ワーク接続のスイッチングを行うネットワーク機器とを
具備する計算機ネットワークシステムであって、 前記第1の計算機は、 OSが未インストールの第2の計算機が前記ネットワー
クシステムに追加されて前記ネットワーク機器に接続さ
れた場合に、前記第2の計算機にインストールすべきO
Sの種類を決定する手段と、 前記決定された種類のOSのイメージを前記第2の記憶
手段から前記ネットワーク機器を介して前記第3の記憶
手段にコピーする手段と、 前記OSイメージがコピーされた前記第3の記憶手段に
前記第2の計算機に固有の情報を設定して、前記第3の
記憶手段を前記第2の計算機に割り当てることで、当該
第2の計算機への前記OSのインストールを行う手段と
を備えていることを特徴とする計算機ネットワークシス
テム。 - 【請求項9】 前記OS種類決定手段は、 前記第2の計算機が前記ネットワーク機器に接続されて
当該第2の計算機の電源が投入された場合に、OS未イ
ンストールの状態で動作する所定のプログラムに従って
当該第2の計算機からブロードキャストされるネットワ
ークアドレス要求を受けて、前記第2の計算機にネット
ワークアドレスを割り当てる手段と、 前記第2の計算機に割り当てたネットワークアドレスを
用いて当該第2の計算機と通信を行うことで当該第2の
計算機から当該第2の計算機のアーキテクチャを含むハ
ードウェア情報を取得する手段と、 前記取得したハードウェア情報中の前記アーキテクチャ
の情報をもとに前記第2の計算機にインストールすべき
OSの種類を決定する手段とを含むことを特徴とする請
求項8記載の計算機ネットワークシステム。 - 【請求項10】 第1の計算機と、 前記第1の計算機のOS(オペレーティングシステム)
イメージを保持する第1の記憶手段と、 種類の異なる複数のOSイメージが予め保持された第2
の記憶手段と、 OSイメージが保持可能な第3の記憶手段と、 複数の接続ポートを有し、前記第1の計算機、前記第1
の記憶手段、前記第2の記憶手段及び前記第3の記憶手
段を前記各接続ポートを介して相互接続する、ネットワ
ーク接続のスイッチングを行うネットワーク機器とを具
備する計算機ネットワークシステムであって、 前記ネットワーク機器は、 当該ネットワーク機器に接続された前記第1の計算機を
含む各機器から送信される当該各機器自身のハードウェ
ア情報を含んだフレームを受信し、その都度、前記ポー
ト別にハードウェア情報を抽出して当該ネットワーク機
器内部または外部の記憶手段に保存する手段を備え、 前記第1の計算機は、 前記ネットワーク機器と定期的に通信を行って前記ポー
ト別のハードウェア情報を参照することで、OSが未イ
ンストールの第2の計算機が前記ネットワークシステム
に追加されて前記ネットワーク機器に接続されたことを
検出する手段と、 前記ネットワーク機器への接続が検出された前記第2の
計算機のハードウェア情報を前記ネットワーク機器から
取得する手段と、 前記取得したハードウェア情報中の前記アーキテクチャ
の情報をもとに前記第2の計算機にインストールすべき
OSの種類を決定する手段と、 前記決定された種類のOSのイメージを前記第2の記憶
手段から前記ネットワーク機器を介して前記第3の記憶
手段にコピーする手段と、 前記OSイメージがコピーされた前記第3の記憶手段に
前記第2の計算機に固有の情報を設定して、前記第3の
記憶手段を前記第2の計算機に割り当てることで、当該
第2の計算機への前記OSのインストールを行う手段と
を備えていることを特徴とする計算機ネットワークシス
テム。
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