JP2002277482A - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JP2002277482A
JP2002277482A JP2001081414A JP2001081414A JP2002277482A JP 2002277482 A JP2002277482 A JP 2002277482A JP 2001081414 A JP2001081414 A JP 2001081414A JP 2001081414 A JP2001081414 A JP 2001081414A JP 2002277482 A JP2002277482 A JP 2002277482A
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Japan
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conversion element
circuit board
sensor
magnetoelectric conversion
tip
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JP2001081414A
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Inventor
Hitoshi Matsuo
仁史 松尾
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転センサの磁電変換素子4が外部振動によ
って振れ、位置ずれしないように、RTVゴムを用い、
固定しているために、硬化時間を要する上に、その硬化
前の保管場所が必要になり、生産性が悪く、効率が悪
い。 【解決手段】 磁電変換素子を用いた回転センサのセン
サ支持部の先端部に回路基板の先端部に取り付けられた
磁電変換素子を保持する保持部を形成し、その保持部に
磁電変換素子を保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、回転歯
車の周面に形成された歯の移動(回転)速度をホール素
子、MR素子等の磁電変換素子によって検出する回転セ
ンサに関し、特に車両のトランスミッションの歯車の回
転速度の検出に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転センサを、特開平7
―198736号を例にとって以下に説明する。図5乃
至図8において、複数本のターミナル(以下、バー状端
子という)1は樹脂製のベース(以下、センサ支持部と
いう)2にインサート成形(センサ支持部2を樹脂成形
するに当たり、樹脂を硬化させる際にバー状端子1を樹
脂中に配置させる成形の仕方)され、その大部分が被覆
されている。そしてバー状端子1の先端部には、同じく
センサ支持部2にインサート成形された永久磁石3が設
置され、永久磁石3に近接して磁電変換素子4が設けら
れ、永久磁石3及び磁電変換素子4に対向して歯車状磁
性回転体5が配置されている。また、センサ支持部2の
表面所定箇所に露出成形された面実装用電極部6上にコ
ンデンサ等の面実装用電子部品7が実装されている。ま
た、センサ支持部2の外側部分にはケース10が固定さ
れ、センサ支持部2とケース10との嵌合部にはOリン
グ11が設置され、ケース10の後端部12は熱かしめ
が施され、当該熱かしめ部には樹脂13が充填されてい
る。
【0003】さらに、磁電変換素子4は、センサ支持部
2にインサート成形された永久磁石3にRTVゴム14
を介して取り付けられている。このRTVゴム14は、
磁電変換素子4の外部振動による振れをその弾性力によ
り最小限に抑える役割を果たすと共に、歯車状磁性回転
体5と磁電変換素子4との間隔が一定に保持されるよう
に固定されている。また、磁電変換素子4のリード4a
はセンサ支持部2に一体成形されたターミナル1のラン
ド部に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のものにあっては、磁電変換素子4が外部振
動によって振れ、歯車状磁性回転体5との間の距離が変
化しないように、磁電変換素子3を組み付けた後にRT
Vゴム14を用いて、固定しているために、RTVゴム
14が硬化するのに多くの時間を要する上に、その硬化
前の状態で保管するのに多くの場所が必要になり、生産
性が悪く、効率が悪いという問題点があった。また、R
TVゴム14のコストは、安いものではないので、コス
トを押し上げる恐れがあった。
【0005】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、磁電変換素子をRTVゴム等の接着
剤を用いずに、挟持手段を用いて固定することによって
コストの安い回転センサを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁電変換素
子が先端部に搭載された回路基板と、先端側に前記回路
基板が接続される回路接続部が、基端側に外部接続端子
部が形成されてなる複数のバー状端子の前記回路接続部
及び外部接続端子部を少なくとも露出させて一体成形さ
れ、その未露出部分に取付部が形成されてなるセンサ支
持部と、前記回路基板を水密的に覆うカバーとを備えて
なる回転センサにおいて、前記センサ支持部の先端部に
前記回路基板の先端部に取り付けられた磁電変換素子を
保持する保持部が形成されると共に、該保持部に前記磁
電変換素子が保持されることを特徴とする回転センサに
ついてのものである。
【0007】また、前記回路基板のうち前記磁電変換素
子の取り付けられる端部と反対側端部に前記バー状端子
に接続される電気接続部を形成することによって回路基
板と装着が容易になる。
【0008】さらに、前記磁電変換素子の背部が、保持
部によって、また前部がカーバーの内壁面によって挟持
される構造を採用することによって、RTVゴムを使用
しなくとも磁電変換素子を簡単な構造で、所定の位置に
配置することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明による実施の形態
を説明する。 実施の形態1.図1乃至図4に基づいて説明する。20
は複数本の導電性バー状端子で、クランク状に折り曲げ
られて成形されると共に、平行配置され、それらの下方
に折り曲げられた先端部20aは、後述の回路基板24
が半田付けされる回路接続部となり、また上方に折り曲
げられて成形された基端部20bは、図示されない外部
信号処理回路に接続されるコネクタ部を形成する外部接
続端子部となる。
【0010】21は樹脂製支持部で、コネクタカバー部
21a、支持部本体部21bからなり、該支持部本体部
21bが、前記複数のバー状端子20の中間部20c、
すなわち前記回路接続部及び外部接続端子部以外の部分
と共に一体的にインサート成形されている。
【0011】また、前記支持部本体部21bの先端部に
は、後述のセンサ保持部22が垂直に立設されて形成さ
れている。またさらに、前記支持部本体部21bの中間
部には、本願回転センサをトランスミッションのケース
30に取り付けるためフランジ、すなわち取付部21d
が一体に形成され、不図示の取付孔にボルトを通して固
定する。
【0012】センサ保持部22は図2(A)、(B)及
び図3(A)、(B)に示すように、後述の磁電変換素
子23の左右方向への傾きを防止する側方傾き規制部2
2aと、後方への傾きを防止する後方傾き規制部22b
と、下方への移動を規制する段差部22cとから構成さ
れ、前記樹脂製支持部21と共にセンサ保持部22が構
成されている。
【0013】23は磁電変換素子で、そのリード端子2
3aはクランク状に折り曲げられ、後述の回路基板24
の所定位置に半田付けされると共に、素子本体部23b
は、前記回路基板24の先端よりも外側に、すなわち被
測定対象となる回転歯車側に位置されることによって、
前記回路基板24の先端部が素子本体部23bの検出面
よりも先に突出しないように設定されている。
【0014】24は磁電変換素子23が先端部に搭載さ
れると共に、コンデンサ等の面実装用電子部品24aが
実装される回路基板で、前記磁電変換素子23の取り付
けられる先端部とは反対側の他端部に前記バー状端子2
0の先端部20aに半田付けされる電気接続部が形成さ
れており、この半田接続によって前記回路基板24の一
端が前記支持部本体部21bの下側面に取り付けられ、
他端は前記磁電変換素子23が前記センサ保持部22の
段差部22cに係止されることによって所定位置に取り
付けられる。
【0015】25は従来例に示した永久磁石3と同様の
永久磁石で、前記支持部本体部21bに前記磁電変換素
子23に近接配置して設けられ、磁電変換素子23の動
作点を決めるバイアス用のものである。
【0016】26は一端開口26aの筒状カバーで、前
記センサ保持部22と支持部本体部21bを水密的に覆
うものである。また、この筒状カバー26の装着時に、
該筒状カバー26の一端開口と反対側の形成された底壁
内壁面26bと前記センサ保持部22の後方傾き規制部
22bとの間に前記磁電変換素子23の素子本体部23
bを挟持することによって、簡単な構造で、所定の位置
に配置することが可能になる。
【0017】上記構成において、回路基板24の一端部
に搭載された磁電変換素子23の素子本体部23bを、
前記センサ保持部22の左右一対の側方傾き規制部22
a及び後方傾き規制部22bに沿って入れ、その素子本
体部23bの下端面を段差部22cに当接させることに
よって、磁電変換素子23をセンサ保持部22に第1回
目の仮保持を行う。
【0018】その後、素子本体部23bの下端面を段差
部22cに引っかけるようにして係止した状態のまま、
反対側の電気接続部を前記バー状端子20の先端部20
aに半田付けすることによって、回路基板24は、支持
部本体部21bの裏側に第2回目の仮保持を行う。
【0019】次に、前記筒状カバー26の中に、その一
端開口26aを介してセンサ保持部22、支持部本体部
21bの順に入れ、最後に、前記一端開口26aの内周
面を前記支持部本体部21bのフランジ26近傍の外周
面にOリング27を介して嵌入することによって水密的
に組み付けられる。
【0020】また、この組み付け終了と同時に素子本体
部23bが、前記センサ保持部22の後方傾き規制部2
2bと、前記筒状カバー26の底壁内壁面26bとの間
に機械的に挟持されると共に、素子本体部23bが本願
回転センサの先端部に固定配置されることによって、測
定対象となる回転歯車に対して従来よりも接近させるこ
とが可能になるので、検出精度を高めることが出来る。
【0021】また、素子本体部23bは前記カバー26
の装着(図4参照)と同時に、機械的に固定されるの
で、本願回転センサに外部振動が加わっても素子本体部
23bの位置は変化せず、長期間に亘って安定して回転
速度を検出することが出来る。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、センサ
支持部の先端部に、回路基板の先端部に取り付けられた
磁電変換素子を保持するので、コスト低減が図られる。
【0023】なお、回路基板のうち磁電変換素子の取り
付けられる端部と反対側端部にバー状端子に接続される
電気接続部を形成することによって、回路基板の一端を
バー状端子に係止させながら磁電変換素子を保持部に係
止させることによって回路基板の仮保持が容易にでき
る。
【0024】またさらに、磁電変換素子の背部が、保持
部によって、また前部がカバーの内壁面によって挟持す
ることによって、磁電変換素子を簡単な構造で、所定の
位置に固定配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の回転センサの断面説
明図である。
【図2】(A)は図1における樹脂製支持部21(磁電
変換素子23、回路基板24及びマグネット25の未装
着時の状態)の正面図で、該樹脂製支持部21の先端部
の側面図である。また(B)は、樹脂製支持部21の先
端部の正面図である。
【図3】(A)、(B)は図2における樹脂製支持部2
1に磁電変換素子23、回路基板24及びマグネット2
5を装着した状態を示すのもである。
【図4】樹脂製支持部21にカバー26を装着する状態
を示す図である。
【図5】従来例による回転センサを示す側面断面図であ
る。
【図6】図5の回転センサの製造過程中のベースを示す
平面図である。
【図7】図5の回転センサの底面図である。
【図8】図5の回転センサのベース先端部を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 ターミナル(バー状端子) 2 ベース(センサ支持部) 3 永久磁石 4 磁電変換素子 5 歯車状磁性回転体 6 面実装用電極部 7 面実装用電子部品 10 ケース 11 Oリング 12 後端部 13 樹脂 20 導電性バー状端子(バー状端子) 20a 先端部 20b 基端部 20c 中間部 21 樹脂製支持部(センサ支持部) 21a コネクタカバー部 21b 支持部本体部 21d 取付部 22 センサ保持部 22a 側方傾き規制部 22b 後方傾き規制部 22c 段差部 23 磁電変換素子 23a リード端子 23b 素子本体部 24 回路基板 24a 面実装用電子部品 26 筒状カバー 26a 一端開口 26b 底壁内壁面 27a,27b Oリング 30 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁電変換素子が先端部に搭載された回路
    基板と、先端側に前記回路基板が接続される回路接続部
    が、基端側に外部接続端子部が形成されてなる複数のバ
    ー状端子の前記回路接続部及び外部接続端子部を少なく
    とも露出させて一体成形され、その未露出部分に取付部
    が形成されてなるセンサ支持部と、前記回路基板を水密
    的に覆うカバーとを備えてなる回転センサにおいて、 前記センサ支持部の先端部に、前記回路基板の先端部に
    取り付けられた磁電変換素子を保持する保持部が形成さ
    れると共に、該保持部に前記磁電変換素子が保持される
    ことを特徴とする回転センサ。
  2. 【請求項2】 前記回路基板のうち前記磁電変換素子の
    取り付けられる端部と反対側端部に前記バー状端子に接
    続される電気接続部を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の回転センサ。
  3. 【請求項3】 前記磁電変換素子は、その背部が前記保
    持部によって、また前部が前記カーバーの内壁面によっ
    て挟持されることを特徴とする請求項1記載の回転セン
    サ。
JP2001081414A 2001-03-21 2001-03-21 回転センサ Pending JP2002277482A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018511932A (ja) * 2015-02-10 2018-04-26 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングConti Temic microelectronic GmbH メカトロニクスコンポーネントおよびその製造方法

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