JP2002276940A - 圧電着火ライター - Google Patents

圧電着火ライター

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JP2002276940A
JP2002276940A JP2001072498A JP2001072498A JP2002276940A JP 2002276940 A JP2002276940 A JP 2002276940A JP 2001072498 A JP2001072498 A JP 2001072498A JP 2001072498 A JP2001072498 A JP 2001072498A JP 2002276940 A JP2002276940 A JP 2002276940A
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JP
Japan
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gas
piezoelectric
lid
operating
piezoelectric element
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Application number
JP2001072498A
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English (en)
Inventor
Chijiko Fujisawa
千慈子 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJISAWA T CO Ltd
Fujisawa Co Ltd
Original Assignee
FUJISAWA T CO Ltd
Fujisawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】一個の回転軸にギザ車、加圧片及び発火口の蓋
を固着する軽量の圧電着火ライターを提供する。 【解決手段】液化ガスタンク2の上部ガス噴出口7に嵌
着した開閉弁8を操作するレバー9の後端位置に当接す
る押圧部10aを備えた作動部材10を圧電素子3の加
圧位置に配置し、この作動部材10を押圧する加圧片1
5と指先で操作する操作ギザ車14とをケース本体1に
軸支した回転軸に固定するとともに前記ガス噴出口7の
炎筒11の上端開口部11aを閉成する蓋12をこの回
転軸13に固着し、前記圧電素子3に通電線5を接続
し、この通電線5の他端を前記ガス噴出口7近傍に配置
した電極6に接続してなり、操作ギザ車14を指先で回
転することで、前記液化ガスタンク2の前記ガス噴出口
7から放出したガスに着火すると同時に前記炎筒11の
開口部11aは操作ギザ車14の回動に伴って蓋12が
開放する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電素子を内蔵
し、発火口に防風フードを備え、合成樹脂ケースによっ
て構成した軽量の圧電着火ライターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている携帯用のライター
は、ヤスリ車を操作するギザ車を押圧して回転し、発火
石の火花の発生と同時にガスに引火させるものであり、
また圧電式ライターにおいては金属ケースで形成され、
一般に重く、その上蓋の開成動作により圧電素子を押圧
するとともにガス噴出口を開放し、発火口に望ませた電
極の放電により引火させている。このようなライターに
おいては、圧電素子を押圧するために指先で押し下げ、
ガス噴出口を開放するようにしていた。また、ガスの発
火位置が炎筒の上部に位置しており、構造が複雑であっ
た。
【0003】例えば、図3に示される実開平5−344
49号公報に記載された考案の圧電着火ライターは、プ
ラスチック製ケ−ス21の上端に摺動可能に設けた蓋体
22(着火操作子)を設け、この蓋体22の摺動によっ
て傾斜する操作レバー23がケース21に軸支され、こ
の操作レバー23の先端23aがガスタンクの噴出口2
4の弁25を開く方向に係接してある。また、この操作
レバー23の後端に張出した押下片23bによって圧電
ユニット26を動作させるもので、蓋体22が容易に移
動しないように移動停止用のロック手段27を蓋体22
に配置したもので、着火させるときにその都度ロック手
段27を解除する必要があった。これは蓋体22が容易
に移動し易いためにロック手段が必要なのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の圧電着火ライタ
ーは、圧電素子に加える押圧力で、指先で押し下げると
きに力が個人差があり、十分な圧電素子の通電ができな
いときもあった。そのため圧電素子の通電を確実に行な
わせる補助機構が必要であった。また、ガスの噴射と圧
電素子による電極の放電のタイミングを一致させなけれ
ば引火しないという問題があった。発火口をカバーする
蓋を配置したものにおいて蓋の開成とガス噴出及び点火
のタイミングが同時でなければ引火しないという問題が
あった。また、図3に示すライターにおいては、着火操
作部材である蓋体の移動阻止するロック部材を必要と
し、構成が複雑であった。
【0005】この発明の課題は、一個の回転軸にギザ
車、加圧片及び発火口の蓋を固着するという簡易な構成
により、発火の操作性を確実にする圧電着火ライターを
提供することである。この発明の課題は、ライターの炎
筒の下方で着火して、風による消火を防止した圧電着火
ライターを提供することである。この発明の課題は、合
成樹脂ケースによる軽量の圧電着火ライターを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
達成するために以下の構成からなる。液化ガスタンクの
上部ガス噴出口に嵌着した開閉弁を操作するレバーの後
端位置に当接する押圧片を備えた作動部材を圧電素子の
加圧位置に配置し、この作動部材を押圧する加圧片と指
先で操作する操作ギザ車とをケース本体に軸支した回転
軸に固定するとともに前記ガス噴出口の炎筒の上端開口
部を閉成する蓋をこの回転軸に固着し、前記圧電素子に
通電線を接続し、この通電線の他端を前記ガス噴出口近
傍に配置した電極に接続してなり、操作ギザ車を指先で
回転するとこの操作ギザ車の軸に固定した加圧片によっ
て前記作動部材が弾力に抗して押下げられ前記圧電素子
を瞬時に押圧して電流を通電線に伝達して電極より放電
せしめ、前記作動部材の押圧片の下降で押し下げられた
レバーによって開閉弁が開放され、前記液化ガスタンク
の前記ガス噴出口から放出したガスに着火すると同時に
炎筒の開口部は操作ギザ車の回動に伴って蓋が開放され
る圧電着火ライターの構成である。
【0007】また、前記課題は、前記ガス噴出口の炎筒
を細長く延長し、点火したガス炎のフードを形成した構
成、及び前記開口部が操作ギザ車の回転によって開蓋さ
れると同時に圧電素子が加圧され、開閉弁が開放されて
着火する構成によって達成できる。
【0008】この発明の圧電式ライターは、従来の発火
石によるライターーと同じく操作ギザ車の回動によって
開蓋と圧電素子の加圧を行うので操作が簡易である。ま
た、1個の回転軸に炎口の開閉蓋と圧電素子の加圧部と
を固着し、この回転軸を回動するギザ車を操作するだけ
で圧電素子の通電が可能であり、この加圧部による押圧
により作動部材を押し下げると同時にガス噴射口を開放
するので圧電素子の通電とガスの噴射が同時に行われる
からタイミングのずれを生じない。しかも指先で押圧す
る力は回転力により一定であるから確実に通電させるこ
とができる。
【0009】この発明の圧電着火ライターは、前述のよ
うに構成してあるから従来の合成樹脂で形成したプラス
チックケースを利用して圧電ユニットをケース内に簡易
に装填でき、圧電着火ライターを廉価に市場に提供する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の圧電着火ライターにつ
いて図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は
この発明の圧電着火ライターの実施の形態の未使用状態
の断面説明図である。図2はこの発明の図1の圧電着火
ライターの使用状態の断面説明図である。図3は従来の
圧電着火ライターの一部切欠側面図である。
【0011】図1に示されるように通常の合成樹脂ケー
ス1の液化ガスタンク2の天井隔壁の上に設けた溝内に
圧電ユニットが設置されている。この圧電ユニットは作
動部材10、復帰バネ(図示せず)、圧電素子3、通電
回路4及び通電線5からなり、圧電素子3の側面に通電
回路4を配置し、この通電線5の先端の電極6をガス噴
出口7に望ませてある。このガス噴出口7を開閉する弁
8を常時閉じ方向に発条によって付勢してある。この弁
8に先端を係接し、ケース1の内壁の突起1aに中央部
分が支持され、他端を圧電素子3側に延長したレバー9
を配置してある。このレバー9の開放端は圧電素子3を
押し下げる作動部材10の一部に当接するようになって
いる。この作動部材10は断面コ字状に形成した円筒
で、圧電素子3の圧棒に遊嵌してある。
【0012】液化ガスタンク2のガス噴出口7は不燃性
の部材によって囲われ、炎筒11でフードが形成されて
おり、この底部に空気流通用の気孔が穿設されている。
この炎筒11の上端開口部11aは付勢されている蓋1
2によって常時閉じられている。この蓋12は合成樹脂
ケース1の上端に軸支してある回転軸13に固着され、
この回転軸13には操作ギザ車14および圧電素子3の
作動部材10を押圧する加圧片15が固着してある。こ
の実施の形態では回転軸13に復帰バネを内蔵していな
いが、この回転軸13に蓋12を閉じる方向に付勢する
バネを設けることができる。
【0013】この発明の圧電着火ライターの動作を図面
に示される実施の形態に基づいて説明する。図1に示す
ように未使用状態において、蓋12は炎筒11の開口部
11aに密着している。蓋12の回転軸13に固着した
加圧片15は水平位置に維持されている。他方、炎筒1
1の底に設けた液化ガスタンク2のガス噴出口7は弁8
のよって閉じられている。このときレバー9の先端が弁
8に係接している。この状態で操作ギザ車14が押圧さ
れても蓋12が開口部11aに密着しているので作動部
材10が下降することはない。圧電素子3やガス噴出口
7の作動が阻止されている
【0014】着火使用するとき、操作ギザ車4を指先に
て回転操作すると(発火石ライターのヤスリ車を回転着
火させるように)、蓋12は開放されると同時に回転軸
13に固着した加圧片15の先端が作動部材10を瞬時
に下降させ、圧電素子3を通電させて通電回路4、通電
線5を経て、電極6が放電される。他方、作動部材10
の押圧部10aによりレバー9の一端を下降させる、こ
のレバー9は突起1aを中心に時計方向に回動して係接
している先端が上昇して弁8が開放され、液化ガスタン
ク2のガス噴出口7からガスが噴射し、電極6の放電に
よって着火する。この火炎は炎筒11によって保護さ
れ、風の強いときでも消火することがない。
【0015】
【発明の効果】この発明の圧電着火ライターは、操作ギ
ザ車の回動によって開蓋と圧電素子の加圧を行うので操
作が簡易である。また、1個の回転軸に炎口の開閉蓋と
圧電素子の加圧部とを固着し、この回転軸を回動するギ
ザ車を操作するだけで圧電素子の通電が可能であり、こ
の加圧部による押圧で作動部材を押し下げると同時にガ
ス噴射口を開放するので圧電素子の通電とガスの噴射が
同時に行われるからタイミングのずれを生じない。
【0016】この発明の圧電着火ライターは、前述のよ
うに構成してあるから従来の合成樹脂で形成したプラス
チックケースを利用してこのケース内に圧電ユニットを
簡易に装填できるから廉価に市場に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧電着火ライターの1実施の形態の
未使用時の断面説明図である。
【図2】この発明の図1の圧電着火ライターの使用時の
断面説明図である。
【図3】従来の圧電着火ライターの一部切欠側面図であ
る。
【符号の説明】
1 合成樹脂ケース 2 液化ガスタンク 3 圧電素子 4 通電回路 5 通電線 6 電極 7 ガス噴出口 8 弁 9 レバー 10 作動部材 11 炎筒 12 蓋 13 回転軸 14 操作ギザ車 15 加圧片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化ガスタンクの上部ガス噴出口に嵌着し
    た開閉弁を操作するレバーの後端位置に当接する押圧片
    を備えた作動部材を圧電素子の加圧位置に配置し、この
    作動部材を押圧する加圧片と指先で操作する操作ギザ車
    とをケース本体に軸支した回転軸に固定するとともに前
    記ガス噴出口の炎筒の上端開口部を閉成する蓋をこの回
    転軸に固着し、前記圧電素子に通電線を接続し、この通
    電線の他端を前記ガス噴出口近傍に配置した電極に接続
    してなり、操作ギザ車を指先で回転するとこの操作ギザ
    車の軸に固定した加圧片によって前記作動部材が弾力に
    抗して押下げられ前記圧電素子を瞬時に押圧して電流を
    通電線に伝達して電極より放電せしめ、前記作動部材の
    押圧片の下降で押し下げられたレバーによって開閉弁が
    開放され、前記液化ガスタンクの前記ガス噴出口から放
    出したガスに着火すると同時に炎筒の開口部は操作ギザ
    車の回動に伴って蓋が開放されることを特徴とする圧電
    着火ライター。
  2. 【請求項2】前記ガス噴出口の炎筒を細長く延長し、点
    火したガス炎のフードを形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の圧電着火ライター。
  3. 【請求項3】前記開口部が操作ギザ車の回転によって開
    蓋されると同時に圧電素子が加圧され、開閉弁が開放さ
    れて着火することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の圧電着火ライター。
JP2001072498A 2001-03-14 2001-03-14 圧電着火ライター Pending JP2002276940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102913945A (zh) * 2012-11-15 2013-02-06 周成龙 打火机点火开关的操作机构

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