JP2002276535A - 可変翼機構 - Google Patents

可変翼機構

Info

Publication number
JP2002276535A
JP2002276535A JP2001080576A JP2001080576A JP2002276535A JP 2002276535 A JP2002276535 A JP 2002276535A JP 2001080576 A JP2001080576 A JP 2001080576A JP 2001080576 A JP2001080576 A JP 2001080576A JP 2002276535 A JP2002276535 A JP 2002276535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
servo actuator
pitch angle
servo
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001080576A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Sato
浩介 佐藤
Ikuo Haruhara
郁生 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2001080576A priority Critical patent/JP2002276535A/ja
Publication of JP2002276535A publication Critical patent/JP2002276535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)
  • Servomotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転抵抗が低減できる風車の可変翼機構を提
供する。 【解決手段】 ブレード2のピッチ角を変更可能な油圧
シリンダ11と、前記油圧シリンダ11に両吐出ポート
を接続し、回転方向に応じて油圧シリンダ11を正方向
若しくは逆方向に作動させる双方向ポンプ30と、前記
双方向ポンプ30を正方向若しくは逆方向へ駆動可能な
正逆転モータ14と、前記油圧シリンダ11の作動位置
を検出してフィードバック信号を出力するストロークセ
ンサ27と、外部よりの指令値41と前記フィードバッ
ク信号42とを比較し、油圧シリンダ11の作動位置を
指令値41に一致するよう正逆転モータ14を駆動する
コントローラ16とからサーボアクチュエータ10を構
成し、風車のロータヘッド1に装備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電等に適用
される風車の翼ピッチ角を可変とする可変翼機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から風力発電等には複数の翼を持つ
風車が適用され、風力や風向等の種々の気象条件におい
ても最大の発電効率を発揮させるために、翼ピッチ角を
変更可能な可変翼機構が知られており、例えば、特許第
2824321号公報(従来例1)、特許第25875
09号公報(従来例2)、実公平4−14650号公報
(従来例3)に開示されたものがある。
【0003】従来例1における可変翼は、回転するロー
タヘッドに回動可能に装着された翼の軸と、ロータヘッ
ドおよび主軸により駆動される発電機を内蔵する回転し
ないナセル内に設置した油圧シリンダとを、リンク、可
動軸、可動環、および、可動軸受等からなる駆動機構に
より連結し、油圧シリンダにより操作して翼のピッチ角
を変更している。
【0004】また、前記従来例2における可変翼は、回
転するロータヘッド上に可変翼の回転軸のピッチ角をリ
ンク機構により相互に連動させて設け、同じく回転する
ロータヘッド上に設置した2本の油圧シリンダでリンク
機構を操作して翼のピッチ角を変更するように構成さ
れ、図示されていないが、油圧シリンダを駆動する制御
弁、および、油圧源は回転しないナセル内に装備され、
例えば、従来例3に示すように制御される。
【0005】従来例3における可変翼は、可変翼のピッ
チ角を変更する油圧シリンダを油圧源からの作動油をサ
ーボ弁により流量制御して翼のピッチ角を変更してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1では、回転するロータヘッド、および、主軸と回
転しないナセルとの間に跨って駆動機構を配置するた
め、両者間を可動軸受で連結するも摩擦抵抗を生じてロ
ータ回転に対する抵抗となり、発電効率を低下させ、し
かも、複雑な構造となり故障しやすいものであった。
【0007】上記従来例2、3においては、回転するロ
ータヘッドに油圧シリンダによる可動部分が全て配置さ
れて従来例1における不具合は解消される。
【0008】しかしながら、シリンダ、制御弁、およ
び、油圧源からなる油圧装置が回転するロータヘッドと
回転しないナセルとの間に跨って配置されているため、
相対回転する部材間で作動油を給排できるスィーベルジ
ョイントを必要とし、ジョイント部よりの油漏れが懸念
され、ジョイント部の密封度を向上させると摩擦抵抗を
高めてロータ回転に対する抵抗となり、やはり発電効率
を低下させるものであった。
【0009】しかも、制御弁として従来例3に示すサー
ボ弁を用いるものにあっては、油圧源で発生したエネル
ギの大半がサーボ弁での絞り効果により消費されるた
め、可変翼の駆動に大きな外部動力を必要とする不具合
があった。
【0010】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、回転抵抗が低減でき多くの外部動力を必要
としない風車の可変翼機構を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、風車のロ
ータヘッドに配設されるブレードのピッチ角を変更可能
な可変翼機構において、前記ブレードのピッチ角を変化
させるように駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧
アクチュエータに両吐出ポートを接続し、その回転方向
に応じて油圧アクチュエータを正方向若しくは逆方向に
作動させる双方向ポンプと、前記双方向ポンプを正方向
若しくは逆方向へ駆動可能な正逆転モータとからサーボ
アクチュエータを構成し、前記サーボアクチュエータを
風車のロータヘッドに装備したことを特徴とする。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、前記
サーボアクチュエータは、油圧アクチュエータの作動位
置を検出してフィードバック信号を出力する位置検出手
段と、 外部よりの指令値と前記フィードバック信号と
を比較し、油圧アクチュエータの作動位置が指令値と一
致するよう正逆転モータを駆動するコントローラとをロ
ータヘッド上に具備するものであることを特徴とする。
【0013】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記サーボアクチュエータは、ブレード個々に装
備されていることを特徴とする。
【0014】第4の発明は、第1ないし第3の発明のい
ずれか一つにおいて、前記双方向ポンプの吐出ポート
は、低圧側が選択的にアキュムレータに接続されること
を特徴とする。
【0015】第5の発明は、第1ないし第4の発明のい
ずれか一つにおいて、前記ブレードは、複数に分割さ
れ、夫々独立してピッチ角を変更可能であり、夫々の回
動軸には、サーボアクチュエータが装備されていること
を特徴とする。
【0016】第6の発明は、第1ないし第4の発明のい
ずれか一つにおいて、前前記ブレードは、弾性部材で形
成され、前記ブレードの先端と基端のピッチ角を各々サ
ーボアクチュエータにより変更でき、先端から基端に亙
る中途部をねじれ変形可能としたことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、ブレード
のピッチ角を変更可能な油圧アクチュエータと正逆転モ
ータで駆動される双方向ポンプとを組合わせたサーボア
クチュエータを回転するロータヘッドに装備したため、
駆動機構がロータヘッドに纏められ、ロータヘッドとナ
セル内とに跨らず、ロータ回転時の摩擦抵抗(高密封に
よるスィーベルジョイント部の摩擦抵抗も含めて)が削
減され、発電効率を向上できる。
【0018】また、油圧アクチュエータと正逆転モータ
で駆動される双方向ポンプとを組合わせているため、油
圧配管も不要で、油漏れも無く、作動油の圧縮性に起因
する剛性低下も抑制され、可変翼のピッチ角制御を高応
答にできる。
【0019】しかも、油圧アクチュエータと双方向ポン
プ間は、作動油の絞り効果によるエネルギ喪失が無く少
ない外部エネルギで可変翼が駆動できる。
【0020】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、油圧アクチュエータの作動位置が指令値と一致する
よう正逆転モータを制御するサーボコントローラをロー
タヘッド上に設置したため、ロータヘッド上に複数のサ
ーボアクチュエータを設置する際に、ナセル内との信号
授受のための構成を簡素化できる。
【0021】第3の発明では、第1または第2の発明の
効果に加えて、ブレード個々にサーボアクチュエータが
装備されるため、駆動機構が簡素化され、故障発生の頻
度が少なく、しかも、口ーターヘツド内に一体型サーボ
アクチュエ一夕を偏心荷重なく配置でき、ロータに回転
ムラを生ずることもない。
【0022】第4の発明では、第1ないし第3の発明の
いずれか一つの効果に加えて、アキュムレータにより系
統内の最低圧を補償しているため、キャビテーションを
生ずることが防止でき、また、ピストンロッドの伸縮に
起因する系統内容積変化を吸収できる。
【0023】第5の発明では、ブレードを先端側と基端
側とで分割してピッチ角を独立して変更できるため、ロ
ータ回転時に速度(周速度)差がある先端ブレードと基
端ブレードとの風への接触角を変更して、より一層効率
的に風力エネルギを補足できる。
【0024】第6の発明では、ブレードを基端から先端
に向かってねじれ可能に構成して、先端と基端のピッチ
角を変更するため、高効率な可変翼ピッチを得ることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0026】図1は、本発明を適用した風車における可
変翼機構の一例の概要図であり、ロータヘッド1には回
転中心Sから3方向に向けて等間隔に配置されるブレー
ド2が装着されており、このブレード2のピッチ角を変
えるためにブレード2はそれぞれの回動軸3がロータヘ
ッド1の軸受部4に回動可能に装備される。
【0027】前記ブレード2の回動軸3には、夫々、電
動機、ポンプ、アキュムレータ、および、シリンダ等を
一体化したサーボアクチュエータ10が連結装備され、
これらサーボアクチュエータ10も回転中心S回りに等
間隔に配置される。なお、図中、符号16はサーボアク
チュエータ10に含まれるサーボコントローラである。
【0028】そして、ブレード2のピッチ角を変える場
合には、夫々のサーボアクチュエータ10を同じ量だけ
作動させて回動軸3を矢印で示す方向に回転させる。
【0029】図2は前記サーボアクチュエータ10を示
し、ロータヘッド1に固定された油圧シリンダ11(油
圧アクュエータであればよく、油圧モータであってもよ
い)と、油圧シリンダ11の図示しないシリンダ室への
作動油を分配するバルブボデー12と、図示しないポン
プを内蔵するポンプボデー13とを一体に結合して備
え、ポンプボデー13にはポンプを駆動する正逆転モー
タ14とアキュムレータ15とが連結され、正逆転モー
タ14はロータヘッド1上に配置されたサーボコントロ
ーラ16により回転位置が制御される。
【0030】前記油圧シリンダ11は、ロータヘッド1
に設けたブラケット20にピン21を介して回動可能に
結合され、油圧シリンダ11内には図示しないピストン
が摺動自在に内蔵され、ピストンに連結されたピストン
ロッド24が、ピストンにより区画された図示しないロ
ッド室、ボトム室のいずれか一方に油圧が供給されるこ
とで油圧シリンダ11端から前進若しくは後退される。
【0031】前記ピストンロッド24の先端はブレード
2の回動軸3に固定したレバー5にピン6を介して連結
され、伸縮位置に応じてブレード2のピッチ角を変更
し、ピストンロッド24の伸縮位置は位置検出手段とし
てのストロークセンサ27により検出され、ストローク
センサ27の位置信号は前記サーボコントローラ16に
入力される。
【0032】なお、前記ロッド室は配管28を介して、
また、前記ボトム室は直接バルブボデー12と連結され
る。
【0033】前記バルブボデー12は、図示しない双方
向ポンプの一方の吐出ポートを前記配管28に連通させ
るロッド側通路と双方向ポンプの他方の吐出ポートをボ
トム室に連通させるボトム側通路が設けられる。
【0034】前記ポンプボデー13には、前記ロッド側
通路とボトム側通路に連通する吐出ポートを備え、正逆
転モータ14で正逆転駆動され回転方向(吐出方向)が
切換わることで吸込み/吐出ポートが反転する図示しな
い双方向ポンプを内蔵している。
【0035】また、ポンプボデー13には、図示しない
が、前記両通路は油圧シリンダ11のピストンロッド2
4の伸縮に伴う油圧系統内の容積変化を補償するよう選
択的にアキュムレータ15と連通される。
【0036】前記サーボコントローラ16は、図示しな
いナセル内に配置された上位コントローラにスリップリ
ング等を介して接続され、指令信号の授受および電力の
供給を行う。
【0037】なお、前記サーボコントローラ16をロー
タヘッド1上に設置できない場合には回転しないナセル
内にサーボコントローラを設置して、スリップリング等
を介してストロークセンサ27よりのフィードバック信
号と正逆転モータの制御電流とが授受される。
【0038】図3は、可変翼機構におけるサーボアクチ
ュエータ10のシステム構成図を示し、更に詳細に説明
する。なお、図示例では、コントローラ16が回転しな
いナセル内に配置されるものについて記載されている。
【0039】前記双方向ポンプ30と油圧シリンダ(ア
クチュエータ、油圧モータ)11のロッド室25,ボト
ム室26を結ぶロッド側通路31、ボトム側通路32に
よってアキュムレータ15との間で閉回路が構成され、
正逆転モータ14で駆動される双方向ポンプ30の回転
方向(吐出方向)を切換えることによって油圧シリンダ
11の伸縮作動方向が切換わるようになっている。
【0040】ロッド側通路31、ボトム側通路32を結
ぶ通路には第一、第二リリーフ弁33,34がそれぞれ
介装され、ロッド側通路31、ボトム側通路32の圧力
が過度に上昇することが回避される。
【0041】このパワーパッケージの閉回路は双方向ポ
ンプ30のドレン側に連通する低圧通路36を備え、こ
の低圧通路36にアキュムレータ15が接続される。ラ
ダータイプのアキュムレータ15はこれに封入されたガ
スの圧力により作動油が加圧され、パワーパッケージの
最低圧を補償する。
【0042】低圧通路36は第一、第二チェック弁3
7,38を介してロッド側通路31、ボトム側通路32
に選択的に接続される。第一、第二チェック弁37,3
8は互いに連動して開閉作動するもので、一方が閉弁す
ると他方が開弁される。
【0043】そして、ピストンロッド24が伸長すると
き、第1チェック弁37が開弁し、パワーパッケージの
増加する全容積を補償してアキュムレータ15の作動油
をロッド側通路31に導き、ピストンロッド24が収縮
するとき、第2チェック弁38が開弁し、パワーパッケ
ージの減少する全容積を補償してボトム側通路32から
アキュムレータ15へ作動油を導く。
【0044】もちろん、パワーパッケージの閉回路から
若干の油洩れが生じた場合にも、アキュムレータ15に
貯留された作動油を低圧通路36から第一、第二チェッ
ク弁37,38を介してロッド側通路31、ボトム側通
路32に補充する。
【0045】前記油圧シリンダ11には、ピストンロッ
ド24のストローク位置を検出するストロークセンサ2
7が設けられ、ストロークセンサ27よりのストローク
位置信号はサーボコントローラ16に入力され、また、
正逆転モータ14はサーボコントローラ16によりその
回転が制御される。
【0046】前記ストローク位置信号、および、正逆転
モータ14の制御電流は、図示しない回転する主軸と回
転しないナセルとの間で授受させるために、スリップリ
ング48が介在されている。
【0047】前記サーボコントローラ16は、上位コン
トローラ40よりの指令値41を受けストロークセンサ
27よりのフィードバック信号42との偏差信号43に
基づきサーボアクチュエータ10の正逆転モータ14を
駆動するもので、指令値41とフィードバック信号42
との偏差信号43を出力する比較器44、サーボ補償器
45、正逆転モータ14を駆動するアンプ46から構成
され、比較器44で得られる偏差信号43はサーボ補償
器45を経由してアンプ46により偏差信号43に対応
して正逆転モータ14を駆動する。
【0048】また、このサーボコントローラ16は、ア
ンプ46等で消費される電力を供給するための電力線4
7が接続され、指令値41の信号線と共に、ナセル内に
配置される上位コントローラ40に接続される。
【0049】なお、電力線、および、信号線の分岐され
た各線は、他のサーボアクチュエータへの電力線、信号
線であリ、他のサーボアクチュエータも同様の構成とな
っている。
【0050】以上のように構成される本発明の実施の形
態につき、次に作用を説明する。
【0051】上位のコントローラ40には、図示しない
風力、風向に関する情報が入力され、これらの気象条件
に好適なピッチ角を演算し、指令値41として出力す
る。
【0052】上記指令値41は、スリップリング48を
介して各サーボアクチュエータ10のサーボコントロー
ラ16において、フィードバック信号42と比較され、
指令値41とフィードバック値42との偏差信号43に
基づきアンプ46が正逆転モータ14を駆動する。
【0053】ここで、何れかのサーボアクチュエータに
おいて、フィードバック値42が指令値41にピッチ角
ΔAだけ満たない場合には、そのサーボアクチュエータ
10はサーボコントローラ16のアンプ46から正逆転
モータ14に対してボトム側通路32に吐出させるよう
アンプ46から制御電流が出力され、正逆転モータ14
が正転してロッド側通路31から吸込みボトム側通路3
2に吐出し、ピストンロッド24は伸長する。
【0054】このとき、第2チェック弁38が閉弁し、
第1チェック弁37が開弁し、アキュムレータ15の作
動油が低圧通路36から第1チェック弁37を介してロ
ッド側通路31に導かれ、ピストンロッド24伸長によ
りパッケージ内の容積が増加したことによる不足油量を
補充する。
【0055】ピストンロッド24の伸長によりブレード
2が回動され、ピッチ角ΔAに達した場合には、ストロ
ークセンサ27によるフィードバック値42が指令値4
1と一致し、両者の偏差信号43、および、アンプ46
からの制御電流は零となり、正逆転モータ14が停止さ
れ、油圧シリンダ11、ブレード2は夫々その位置を維
持する。
【0056】風力が変化して上位コントローラ40が更
にピッチ角を増加すると判断された場合には、全てのサ
ーボアクチュエータ10に対して指令値41を増加させ
る。
【0057】全てのサーボアクチュエータ10は、サー
ボコントローラ16でフィードバック値42に対する偏
差信号43が増加し、アンプ46からの制御電流が正方
向に出力され、正逆転モータ14は正転して、上記と同
様に油圧シリンダ11からピストンロッド24を伸長さ
せる。
【0058】そして、指令値41に相当する位置に達し
たとき、偏差信号43が零となり、制御電流が止めら
れ、正逆転モータ14が停止され、油圧シリンダ11、
ブレード2は夫々その位置を維持し、全てのサーボアク
チュエータ10が作動を完了するとき、全てのブレード
2はその風力に見合ったピッチ角とされる。
【0059】逆に風力が変化して上位コントローラ40
がピッチ角を減少すると判断された場合には、指令値4
1を減少させる。全てのサーボアクチュエータ10は、
サーボコントローラ16において、フィードバック値4
2に対する偏差信号43がマイナス側に増加し、制御電
流が逆方向に出力される。
【0060】そして、正逆転モータ14は逆転され、ボ
トム室26の作動油がボトム側通路32を通って双方向
ポンプ30に吸込まれ、双方向ポンプ30から吐出する
作動油がロッド側通路31を通ってロッド室25へと送
られる。
【0061】このとき、第1チェック37が閉弁し、第
2チェック弁38が開弁し、ボトム側通路32の作動油
の一部は低圧通路36を経由してアキュムレータ15内
へ導き、ピストンロッド24が収納されパッケージ内の
容積が減少することによる余剰油量をアキュムレータ1
5内に吸収する。
【0062】そして、指令値41に相当する位置に達し
たとき、偏差信号43が零となり、制御電流が止めら
れ、正逆転モータ14が停止され、油圧シリンダ11、
ブレード2は夫々その位置を維持し、全てのサーボアク
チュエータ10が作動を完了するとき、全てのブレード
2はその風力に見合ったピッチ角とされる。
【0063】なお、上記実施の態様においては、ブレー
ド2個々にサーボアクチュエータ10を装備するものに
ついて説明したが、図示はしないが、各ブレード相互に
ピッチ角を連動させるリンク機構を配置し、このリンク
機構を一個のサーボアクチュエータにより駆動するよう
にしてもよく、この場合には、各ブレードは機械的に連
動するため、ブレード間のピッチ角のバラツキは無くな
るものの、サーボアクチュエータをロータヘッド1の回
転バランスの良い部位を選定して装着させる必要があ
る。
【0064】また、上記の態様においては、サーボコン
トローラ16が回転しないナセル内に設置されて、サー
ボコントローラ16と正逆転モータ14、および、スト
ロークセンサ27との間の信号授受のためにスリップリ
ング等を用いるものであったが、図1、2に示すよう
に、ロータヘッド1上にサーボコントローラ16を設置
するものにおいては、サーボコントローラ16と上位コ
ントローラ40との間に信号授受のためのスリップリン
グが用いられる。
【0065】上記した実施の態様においては、以下の効
果を奏する。
【0066】ブレード2のピッチ角を変更可能な油圧シ
リンダ11と正逆転モータ14で駆動される双方向ポン
プ30とを組合わせ、油圧シリンダ11の作動位置を外
部からの指令値41に一致するようコントローラ16で
正逆転モータ14を駆動するサーボアクチュエータ10
を構成してロータヘッド1に装備したため、駆動機構が
ロータヘッド1とナセルに跨らず回転するロータヘッド
1上に纏められ、ロータ回転時の摩擦抵抗(高密封によ
るスィーベルジョイント部の摩擦抵抗も含めて)が削減
され、発電効率を向上できる。
【0067】また、油圧シリンダ11と正逆転モータ1
4で駆動される双方向ポンプ30とを組合わせているた
め、油圧配管も不要で、油漏れも無く、作動油の圧縮性
に起因する剛性低下も抑制され、ブレード(可変翼)2
のピッチ角制御を高応答にできる。
【0068】しかも、油圧シリンダ11と双方向ポンプ
30間は、作動油の絞り効果によるエネルギ喪失が無
く、少ない外部エネルギでブレード(可変翼)2が駆動
できる。
【0069】更に、ブレード2個々にサーボアクチュエ
ータ10が装備されるため、駆動機構が簡素化され、故
障発生の頻度が少なく、しかも、口ーターヘツド1内に
一体型サーボアクチュエ一夕10を偏心荷重なく配置で
き、ロータに回転ムラを生ずることもない。
【0070】また、アキュムレータ15により系統内の
最低圧を補償しているため、キャビテーションを生ずる
ことが防止でき、また、ピストンロッド24の伸縮に起
因する系統内の容積変化を吸収できる。
【0071】図4は本発明の他の実施の態様による風車
の可変翼機構であり、先端側のブレードを分割し、且
つ、独立させてピッチ角を変更して、ロータ回転時に速
度(周速度)差があるブレードの先端と基端との風への
接触角を変更して、より一層効率的に風力エネルギを補
足させるものである。なお、図4は一箇所のブレードに
ついてのみ表示しているが、他のブレードも同様の構成
となっている。
【0072】図4において、先端ブレード2Bと基端ブ
レード2Aとでブレード2が構成され、先端ブレード2
Bはその回動軸3Bが基端ブレード2A内、および、基
端ブレード2Aの回動軸3Aを貫通してロータヘッド1
上に延長され、その端部には、図1、2に示すと同様の
第2のサーボアクチュエータ10Bがロータヘッド1上
に配置され、第2のサーボアクチュエータ10Bにより
先端ブレード2Bは基端ブレード2Aと独立してピッチ
角が変更可能としている。
【0073】もちろん、基端ブレード2Aの回動軸3A
も同様の第1のサーボアクチュエータ10Aによりピッ
チ角が変更可能としている。
【0074】この構成によれば、ロータ回転時に速度
(周速度)差がある先端ブレード2Bと基端ブレード2
Aとの風への接触角を変更して、より一層効率的に風力
エネルギを補足できる。
【0075】なお、上記例では先端ブレードと基端ブレ
ードとでブレードを形成しているが、これに限定される
ものでなく、図示しないが、例えば、先端から基端に亙
って3枚以上にブレードを分割して夫々一体型サーボア
クチュエータによりピッチ角を変更可能とするものであ
ってもよい。
【0076】そして、ブレード2の先端と基端とのピッ
チ角を、上記の態様の如く、段階的に変更できるように
することに加えて、先端から基端まで連続的に変更する
こともでき、さらに、高効率な可変翼ピッチを得ること
ができる。
【0077】即ち、図示しないが、ブレード全体が基端
から先端に向かってねじれ変形可能な弾性がある構造に
構成し、ブレードの先端と基端とに回動軸を連結して夫
々サーボアクチュエータにより夫々ピッチ角を変更する
ようにすることで構成可能である。
【0078】この実施の態様においては、図1〜3の実
施の態様における効果に加えて、ブレード2を先端側ブ
レード2Bと基端側ブレード2Aとで分割してピッチ角
を独立して変更できるため、ロータ回転時に速度(周速
度)差がある先端ブレード2Bと基端ブレード2Aとの
風への接触角を変更して、より一層効率的に風力エネル
ギを補足できる。
【0079】また、ブレード2を基端から先端に向かっ
てねじれ可能に構成するものにあっては、先端と基端の
ピッチ角を変更するため、高効率な可変翼ピッチを得る
ことができる。
【0080】なお、上記実施形態において、ブレード2
のピッチ角を変更する油圧アクチュエータとして油圧シ
リンダ11を用いるものについて説明したが、図示はし
ないが、回転作動する油圧アクチュエータであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す風車の可変翼機構の
概要図。
【図2】同じくサーボアクチュエータの構成図。
【図3】同じく可変翼機構のシステム構成図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す風車の可変翼機構
の概要図。
【符号の説明】
1 ロータヘッド 2 ブレード 3 回動軸 4 軸受部 5 レバー 10 サーボアクチュエータ 11 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ) 12 バルブボデー 13 ポンプボデー 14 正逆転モータ 15 アキュムレータ 16 サーボコントローラ 23 ピストン 24 ピストンロッド 25 ロッド室 26 ボトム室 27 ストロークセンサ(位置検出手段) 30 双方向ポンプ 31 ロッド側通路 32 ボトム側通路 37、38 第1、第2チェック弁 40 上位コントローラ 41 指令値 42 フィードバック値 43 偏差信号 46 アンプ 48 スリップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H001 AA03 AA06 AA09 AC03 AD04 AE14 3H078 AA02 AA26 BB04 BB11 BB19 CC65

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風車のロータヘッドに配設されるブレー
    ドのピッチ角を変更可能な可変翼機構において、 前記ブレードのピッチ角を変化させるように駆動する油
    圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータに両吐出
    ポートを接続し、その回転方向に応じて油圧アクチュエ
    ータを正方向若しくは逆方向に作動させる双方向ポンプ
    と、 前記双方向ポンプを正方向若しくは逆方向へ駆動可能な
    正逆転モータとからサーボアクチュエータを構成し、 前記サーボアクチュエータを風車のロータヘッドに装備
    したことを特徴とする可変翼機構。
  2. 【請求項2】 前記サーボアクチュエータは、油圧アク
    チュエータの作動位置を検出してフィードバック信号を
    出力する位置検出手段と、 外部よりの指令値と前記フィードバック信号とを比較
    し、油圧アクチュエータの作動位置が指令値と一致する
    よう正逆転モータを駆動するコントローラとをロータヘ
    ッド上に具備するものであることを特徴とする請求項1
    に記載の可変翼機構。
  3. 【請求項3】 前記サーボアクチュエータは、ブレード
    個々に装備されていることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の可変翼機構。
  4. 【請求項4】 前記双方向ポンプの吐出ポートは、低圧
    側が選択的にアキュムレータに接続されることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の可
    変翼機構。
  5. 【請求項5】 前記ブレードは、複数に分割され、夫々
    独立してピッチ角を変更可能であり、 夫々の回動軸には、サーボアクチュエータが装備されて
    いることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つ
    に記載の可変翼機構。
  6. 【請求項6】 前記ブレードは、弾性部材で形成され、 前記ブレードの先端と基端のピッチ角を各々サーボアク
    チュエータにより変更でき、 先端から基端に亙る中途部をねじれ変形可能としたこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに一つに記載
    の可変翼機構。
JP2001080576A 2001-03-21 2001-03-21 可変翼機構 Pending JP2002276535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080576A JP2002276535A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 可変翼機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080576A JP2002276535A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 可変翼機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002276535A true JP2002276535A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18936833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001080576A Pending JP2002276535A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 可変翼機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002276535A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291789A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風力発電装置のピッチ駆動装置および風力発電装置
WO2009066360A1 (ja) * 2007-11-19 2009-05-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 風車翼およびこれを用いる風力発電装置
JP2009526164A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 ハイドラ−パワー・ソシエダッド・リミターダ 風力タービンのブレード制御装置
US7658594B2 (en) 2002-04-24 2010-02-09 Vestas Wind Systems A/S Wind turbine, hydraulic system, air bleed system and method of controlling at least two wind turbine blades
WO2010034861A1 (es) * 2008-09-25 2010-04-01 Sonkyo, S.L. Dispositivo para regular el paso de las palas de un aerogenerador
WO2010084659A1 (ja) 2009-01-22 2010-07-29 三菱重工業株式会社 シリンダ駆動装置
US20100232964A1 (en) * 2007-11-09 2010-09-16 David Geiger Electro-hydraulic actuator for controlling the pitch of a blade of a wind turbine
CN102695874A (zh) * 2010-02-22 2012-09-26 三菱重工业株式会社 风力涡轮发电机及其健全性诊断方法
WO2013032135A1 (ko) * 2011-08-29 2013-03-07 대우조선해양 주식회사 풍력 발전기의 블레이드용 착빙 검출 시스템 및 방법
WO2013035194A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 三菱重工業株式会社 風車回転翼のピッチ駆動装置、これを備えた風力発電装置
EP3070327A1 (en) * 2015-03-17 2016-09-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine power generation facility and method of controlling the same
CN110821759A (zh) * 2019-12-13 2020-02-21 北京三力新能科技有限公司 一种液压变桨故障快速定位和安全停机方法
CN111779609A (zh) * 2020-06-28 2020-10-16 浙江大学 一种海流能发电机组变桨装置及其控制方法
CN113027677A (zh) * 2019-12-25 2021-06-25 新疆金风科技股份有限公司 风力发电机组的液压变桨控制方法和装置

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7658594B2 (en) 2002-04-24 2010-02-09 Vestas Wind Systems A/S Wind turbine, hydraulic system, air bleed system and method of controlling at least two wind turbine blades
JP2009526164A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 ハイドラ−パワー・ソシエダッド・リミターダ 風力タービンのブレード制御装置
KR101104576B1 (ko) 2007-05-25 2012-01-11 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 풍력 발전 장치의 피치 구동장치 및 풍력 발전 장치
WO2008146557A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 風力発電装置のピッチ駆動装置および風力発電装置
CN101548102B (zh) * 2007-05-25 2013-04-17 三菱重工业株式会社 风力发电装置的螺距驱动装置以及风力发电装置
JP2008291789A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風力発電装置のピッチ駆動装置および風力発電装置
US7905707B2 (en) 2007-05-25 2011-03-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Pitch actuator for wind turbine generator, and wind turbine generator
KR101302200B1 (ko) * 2007-11-09 2013-08-30 무그 인코포레이티드 풍력 터빈
US20100232964A1 (en) * 2007-11-09 2010-09-16 David Geiger Electro-hydraulic actuator for controlling the pitch of a blade of a wind turbine
JP2011503420A (ja) * 2007-11-09 2011-01-27 ムーグ インコーポレーテッド 風力タービンのブレードのピッチを制御するための電気油圧式アクチュエータ
AU2007361564B2 (en) * 2007-11-19 2013-02-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine blade and wind power generator using the same
US8851857B2 (en) 2007-11-19 2014-10-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd Wind turbine blade and wind power generator using the same
WO2009066360A1 (ja) * 2007-11-19 2009-05-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 風車翼およびこれを用いる風力発電装置
JP5134629B2 (ja) * 2007-11-19 2013-01-30 三菱重工業株式会社 風車翼およびこれを用いる風力発電装置
CN102203411B (zh) * 2008-09-25 2014-09-03 桑基奥能源公司 一种用于调节风力发电机的叶片间距的装置
US8622705B2 (en) 2008-09-25 2014-01-07 Sonkyo Energy, S.L. Device for adjusting the blade pitch of a wind generator
WO2010034861A1 (es) * 2008-09-25 2010-04-01 Sonkyo, S.L. Dispositivo para regular el paso de las palas de un aerogenerador
CN102119272B (zh) * 2009-01-22 2013-01-09 三菱重工业株式会社 工作缸驱动装置
CN102119272A (zh) * 2009-01-22 2011-07-06 三菱重工业株式会社 工作缸驱动装置
WO2010084659A1 (ja) 2009-01-22 2010-07-29 三菱重工業株式会社 シリンダ駆動装置
EP2530305A4 (en) * 2010-02-22 2013-11-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd WIND GENERATOR AND METHOD FOR DIAGNOSING ITS INTEGRITY
CN102695874A (zh) * 2010-02-22 2012-09-26 三菱重工业株式会社 风力涡轮发电机及其健全性诊断方法
EP2530305A1 (en) * 2010-02-22 2012-12-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind power generator and method for diagnosing the integrity thereof
WO2013032135A1 (ko) * 2011-08-29 2013-03-07 대우조선해양 주식회사 풍력 발전기의 블레이드용 착빙 검출 시스템 및 방법
CN103109086A (zh) * 2011-09-09 2013-05-15 三菱重工业株式会社 风车旋转叶片的俯仰驱动装置、具备该俯仰驱动装置的风力发电装置
US8608442B2 (en) 2011-09-09 2013-12-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Pitch driving unit for wind-turbine rotor blade and wind power generator equipped with the same
WO2013035194A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 三菱重工業株式会社 風車回転翼のピッチ駆動装置、これを備えた風力発電装置
JPWO2013035194A1 (ja) * 2011-09-09 2015-03-23 三菱重工業株式会社 風車回転翼のピッチ駆動装置、これを備えた風力発電装置
EP3070327A1 (en) * 2015-03-17 2016-09-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine power generation facility and method of controlling the same
JP2016173044A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 三菱重工業株式会社 風力発電設備及び風力発電設備の制御方法
CN110821759A (zh) * 2019-12-13 2020-02-21 北京三力新能科技有限公司 一种液压变桨故障快速定位和安全停机方法
CN113027677A (zh) * 2019-12-25 2021-06-25 新疆金风科技股份有限公司 风力发电机组的液压变桨控制方法和装置
CN111779609A (zh) * 2020-06-28 2020-10-16 浙江大学 一种海流能发电机组变桨装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002276535A (ja) 可変翼機構
AU2009338345B2 (en) Cylinder drive device
KR101572293B1 (ko) 하이브리드 건설기계의 제어장치
US20130152573A1 (en) Hybrid system for construction machine
US8467934B2 (en) Controller of hybrid construction machine
JP5496135B2 (ja) 油圧作業機の油圧システム
JP4999404B2 (ja) 油圧制御装置
CN110397634B (zh) 一种低能耗高动态泵阀联合位置伺服系统及其控制方法
US9890767B2 (en) Wind energy system with a pitch adjustment system
JP5331197B2 (ja) 翼ピッチ制御装置、風力発電装置、及び翼ピッチ制御方法
JP2012237339A (ja) 油圧作業機の油圧システム
KR20060117577A (ko) 전기-유압 일체제어형 하이브리드 액추에이터 시스템
KR20130086130A (ko) 회전자 블레이드 피치 조절 장치
KR100417757B1 (ko) 속도가변기구 부착 복합 액추에이터
CN109667714B (zh) 液体静压变桨系统及其控制方法
CN213419526U (zh) 一种用于双变量电动静液作动器控制的调节装置
JP2002364516A (ja) 風車の可変翼装置
JP2786582B2 (ja) 風 車
JP2003148321A (ja) 風力発電装置
JP2002174202A (ja) 油圧回路及び油圧回路を備えた建設機械
CN101813066B (zh) 风力发电机的直驱式容积控制变桨系统
JPH0742663A (ja) 風 車
WO2005106243A1 (en) Wind turbine teeter control
CN111779609A (zh) 一种海流能发电机组变桨装置及其控制方法
CN116255301A (zh) 风力发电用闭式电液变桨系统