JP2002276243A - ドア移動の自動制御方法および装置 - Google Patents

ドア移動の自動制御方法および装置

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JP2002276243A
JP2002276243A JP2001076741A JP2001076741A JP2002276243A JP 2002276243 A JP2002276243 A JP 2002276243A JP 2001076741 A JP2001076741 A JP 2001076741A JP 2001076741 A JP2001076741 A JP 2001076741A JP 2002276243 A JP2002276243 A JP 2002276243A
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door
energy
floor
ultrasonic
closing
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JP2001076741A
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Arie Ariav
アリー・アリアヴ
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JANUS DEVELOPMENT Ltd
Janus Dev Ltd
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JANUS DEVELOPMENT Ltd
Janus Dev Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】移動するドア、特にスライディングドアの開閉
を自動的に制御する方法および装置。 【解決手段】超音波送信機を、ドア枠の1つの側でその
上方に取り付け、超音波エネルギーを床へ向けて下方へ
送り出し、ドア枠の他の側で床から上方へエネルギーを
反射させるように向きを定め、超音波受信機を、ドア枠
の反対側でその上方に取り付け、床によって反射された
超音波送信機からのエネルギーを受け取るように向きを
定め、ドアが閉止位置へ向って動くとき、ドア通路にお
ける物体の存在を検出し、ドアの閉止を自動的に中断す
るため、超音波受信機によって受け取られた反射エネル
ギーを処理することによって、床の上でのドア枠に関す
る開放位置から閉止位置へのドアの移動を自動的に制御
する方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動するドア、特
にスライディングドアの開閉を自動的に制御する超音波
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調システムによって暖房または冷房さ
れる囲み空間への出入りを制御するため、自動ドア制御
システムが広く使用されるようになっている。そのよう
なドア制御システムは、閉ざされたドアに向って動く物
体を検出および応答するだけでなく、閉じまたは開きつ
つあるドアによって傷害を与えないようにしなければな
らず、更に、囲まれた空間を空調するために使用される
エネルギーの浪費を最小にするため、ドアが開放状態に
ある時間を最小にしなければならない。
【0003】我々の同時係属出願である、1999年2
月8日に出願された米国特許出願第09/245,74
2号は、(a)物体が接近領域へ入っているか、および
物体が閉止したドアへ向かって動いているかについて、
ドア前面の所定の接近領域を超音波でモニターし、
(b)閉じたドアの外端の横方向外側にある所定の開放
ドア保護領域、およびドアの内端の内側にある所定の閉
止ドア保護領域を、開放ドア保護領域および閉止ドア保
護領域に物体が存在するかどうかについて超音波でモニ
ターし、(c)モニター動作に応答してドライブを制御
することによって、床の上で移動可能なドアの開閉、並
びにドアをその開放および閉止位置へ駆動するドライブ
を自動的に制御する方法および装置を説明している。
【0004】そこで説明される好ましい実施形態によれ
ば、ドア前面の所定の接近領域は、(i)所定の接近領
域を複数のストリップに分割し、(ii)各ストリップを
複数のセルに分割して、セルのマトリックスを定義し、
(iii)セルのマトリックスにおける物体の存在を検出
し、(iv)物体が検出された全てのセルの重心を検出
し、(v)ドアに対して検出された重心の移動をモニタ
ーし、(vi)検出された重心が、閉じたドアへ向って所
定の速度で移動しているか、または閉じたドアから所定
の距離内にあると判断されたとき、ドアを開くためにド
ライブを制御することによって、超音波でモニターされ
る。
【0005】更に、前記の引用された特許出願で説明さ
れるように、そのような方法は、接近領域の各ストリッ
プについて超音波ヘッドを設け、各ヘッドの出力を別々
のチャネルで処理することによって、拡張可能なモジュ
ール構成で実行されてよい。更に、新規な方法は、異な
ったセンサーの区別を不要にし(例えば周波数または時
間弁別によって)、また接近領域における多くの物体の
識別をも不要にする。更に、そのような方法は、ドアを
開いてはならない交差通行(ドアと実質的に平行に移動
する通行)を、ドアを開かなければならない接近通行と
識別する。
【0006】本発明は、主として、身体部分が閉じよう
としているドアの通路にある人へ傷害を与える危険性を
縮小して、比較的高速に閉止を生じるようにドアの閉止
を制御することに関する。
【0007】現在では、ドアの閉止は、エレベータドア
に関して使用されるシステムのように、一般的に光学シ
ステムによって制御される。しかし、光学システムは、
一般的に、ドア内の配線を必要とする。これは、設置お
よび保守に費用がかかる。更に、検出は、光学ビームが
送り出される制限された狭い領域に関して有効であり、
従って、光学ビームの上方、下方、または1つの側に存
在する物体を検出しないかも知れない。更に、そのよう
なシステムは、時には日光によって「判断を失わされ
る」かもしれない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、移動
するドア、特にドアの閉止移動を制御する方法およびシ
ステムを提供することである。この方法および装置は、
前記のような利点を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの側面によ
れば、床の上でのドア枠に関する開放位置から閉止位置
へのドア移動を自動的に制御する方法であって、少なく
とも1つの超音波送信機を、ドア枠の1つの側でその上
方に取り付け、超音波エネルギーを床へ向けて下方へ送
り出し、ドア枠の反対側でエネルギーを床から上方へ反
射させるように向きを定め、少なくとも1つの超音波受
信機を、ドア枠の反対側でその上方に取り付け、床によ
って反射された超音波送信機からのエネルギーを受け取
るように向きを定め、ドアが閉止位置へ向って動くと
き、ドア通路内の物体の存在を検出し、そのような検出
に応答してドアの閉止を自動的に中断する、超音波受信
機によって受け取られた反射エネルギーを処理すること
を含む方法が提供される。
【0010】説明された好ましい実施形態における他の
特徴によれば、超音波受信機によって受け取られたエネ
ルギーの強度、およびそのようなエネルギーが超音波送
信機によって送り出された時間に対するエネルギーの受
け取り時間が、閉じるドアの通路に関する物体の場所を
検出するために使用される。更に、超音波受信機によっ
て受け取られたエネルギーの強度は,ドア枠に関するド
ア位置を決定するために使用される。
【0011】説明された好ましい実施形態における更な
る特徴によれば、決定されたドア位置は、ドアの初期お
よび終期閉止移動の間、閉じるドアの通路における物体
の検出に高い感度を適用し、ドアの中間閉止移動の間、
そのような物体の検出に低い感度を適用することによっ
て、ドアの閉止を制御する。
【0012】更に、本発明は、前記の方法に従ってドア
の閉止を自動的に制御する装置を提供する。
【0013】本発明は、特に前に引用された特許出願で
説明される方法および装置におけるスライディングドア
に関して、特に有用である。従って、本発明は、そのよ
うな応用に関して、以下で説明される。
【0014】本発明の更なる特徴および利点は、以下の
説明から明らかとなろう。
【0015】
【発明の実施の形態】前述したように、以下で、本発明
は、前記の同時係属特許出願に示された方法および装置
に関して説明される。
【0016】図1は、一対のスライディングドア・パネ
ルSDP、SDPの形式をしたスライディングドア
を平面図を概略的に示す。SDPおよびSDPは、
ドア・パネルによって画定される通路を通る通行の流れ
を制御するため、床2の上で、閉じた位置および開いた
位置へ移動可能である。2つのスライディングドア・パ
ネルSDP、SDPの各々の側の領域は、次のよう
に分割される。各々の側でスライディングドア・パネル
の前面に位置する所定の接近領域A1およびA2、スラ
イディングドア・パネルが閉止位置にあるとき、ドア・
パネルの外端の外側横方向にある開放ドア保護領域OD
PL(左)およびODPR(右)、およびスライディン
グドア・パネルが開放位置にあるとき、ドア・パネルの
内端の間にある閉止ドア保護領域CDP1およびCDP
2。
【0017】前記の引用された出願で説明されるよう
に、接近領域A1およびA2は、スライディングドア・
パネルを適切な時間に開くため、接近領域への物体の進
入、および閉じたスライディングドア・パネルへ向かう
物体の移動を継続的にモニターされる。開放ドア保護領
域ODPLおよびODPRは、ドアを開くとき、それら
の領域における物体の存在がドアの遅い開放を生じるよ
うに、継続的にモニターされる。更に、閉止ドア保護領
域CDP1およびCDP2は、ドアを閉じるとき、それ
らの領域における物体の存在が、ドアの閉止を自動的に
中断してドアを再び開くように、継続的にモニターされ
る。
【0018】図1に示される領域の監視は、モジュール
構成の装置によって実施される。モジュール構成は、示
された例では、スライディングドア・パネルSDP
よびSDPに沿ってドア枠の対抗する側に間隔を置い
て保持された8つのセンサーヘッドSH〜SHを含
む。従って、図2に示されるように、4つのセンサーヘ
ッドSH〜SHが、スライディングドア・パネルの
上でドア枠によって画定される通路の1つの側に対面す
るように置かれ、残りのセンサーヘッドSH〜SH
は、スライディングドア・パネルの上で通路の反対側に
対面するように間隔を空けて置かれる。2つの終端セン
サーヘッドSHおよびSHは、スライディングドア
・パネルSDPが開放位置にあるときの中心に置か
れ、センサーヘッドSHおよびSHは、スライディ
ングドア・パネルSDPが閉止位置にあるときの中心
に置かれ、センサーヘッドSHおよびSHは、スラ
イディングドア・パネルSDPが閉止位置にあるとき
の中心に置かれ、センサーヘッドSHおよびSH
は、スライディングドア・パネルSDPが開放位置
にあるときの中心に置かれる。
【0019】以下で、図3および図4に関して、更に詳
細に説明されるように、各センサーヘッドSH〜SH
は、3つのセンサーを含む。各センサーは超音波トラ
ンシーバの形式をしている。各ヘッドにおける1つのセ
ンサーは、接近領域A1およびA2(図1)をモニター
するために使用され、各ヘッドにおける他の2つのセン
サーは、開放ドア保護領域ODPLおよびODPR、並
びに閉止ドア保護領域CDP1およびCDP2をモニタ
ーするために使用される。
【0020】更に、図2で示されるように、スライディ
ングドア・パネルSDPおよびSDPの対向する側
にある接近領域A1およびA2の各々は、複数のストリ
ップに分割される。各ヘッドについて1つのストリップ
があり、各ストリップは、セルのマトリックスを定義す
るため複数のセルに分割される。この場合、セルは4つ
の垂直ストリップまたは列VC〜VCとして配列さ
れ、各ストリップは、2つのスライディングドア・パネ
ルSDPおよびSDPの1つの開放位置または閉止
位置のいずれかに置かれた1つのヘッドによって限定さ
れる。更に、各マトリックスは、複数の水平行を含む。
この場合、20の水平行がある。1つの例として、スラ
イディングドア・パネルの各側にある接近領域A1およ
びA2は、340cmであってよい。この場合、各行の
高さは、17cmであろう。
【0021】図3および図4は、センサーヘッドSH
〜SHの各々の構成を略図で示し、図5は、モニター
される領域で、床2に関するセンサーヘッドの角度配置
を略図で示す。
【0022】従って、図3および図4で示されるよう
に、SHとして図示された各センサーヘッドは、1つの
接近センサーSaおよび2つの保護センサーSpを含
む。図5に示されるように、接近センサーSaは、広い
円錐形ビーム(例えば60°)を出力する広角超音波ト
ランシーバであって、その外側光線が床2に関して鋭角
α(例えば約30°)であり、従って全体の接近領域
(図1のA1およびA2)をカバーするように、床に対
して向きを定められる。各保護センサーSpは、円錐形
ビームを出力する同様な超音波トランシーバであるが、
スライディングドア・パネルSDPおよびSDP
隣接した床2へほぼ垂直にビームを出力する。図5に示
される例において、保護センサーSpは60°の超音波
ビームを出力し、その中心軸は床に垂直であるが、ビー
ムの半分だけがスライディングドア・パネルの各々の側
で使用され、従って、床2に対するその外側光線の角度
βは、約60°である。
【0023】終端センサーヘッド(SH、SH、S
、SH)内の保護センサーSpは、開放ドア保護
領域ODPLおよびODPR(図1)をモニターし、残
りの中間センサーヘッド内の保護センサーSpは、閉止
ドア保護領域CDPおよびCDPをモニターするこ
とが分かるであろう。他方、スライディングドア・パネ
ルの1つの側にある全ての接近センサーSaは、それぞ
れの側にある完全な接近領域A1またはA2をモニター
する。
【0024】図6は、スライディングドア・パネルの1
つの側にあるセンサーヘッドSH〜SH、およびス
ライディングドア・パネルの対向する側にあるセンサー
ヘッドSH〜SHによって検出された物体に応答し
て、モータ・ドライブ10を制御する全体的制御システ
ムを示す。図6に示される制御システムは、第1グルー
プのセンサーヘッドSH〜SHに接続されたセンサ
ーヘッド制御ユニット12、および第2グループのセン
サーヘッドSH〜SHに接続された第2のセンサー
ヘッド中央ユニット14を含む。2つのセンサーヘッド
制御ユニット12および14は、スライディングドア・
パネルSDPおよびSDPを開放および閉止位置へ
駆動するモータ・ドライブ10を制御するメイン制御ユ
ニット16に接続される。
【0025】更に、図6に示される制御システムは、メ
イン制御ユニット16で処理されたデータを記憶する外
部メモリ18、不揮発性様式でデータを記憶する512
−バイトERAM20、および制御システムをRS−
232インタフェースを介して遠隔でモニターするため
の外部コンピュータ24にインタフェースするUART
RS232(Universal Asynchronous Receiver Tran
smitter;ユニバーサル非同期受信機・送信機)を含
む。
【0026】1つの例として、センサーヘッド制御ユニ
ット12および14の各々は、マイクロチップ(Microc
hip)によるマイクロコントローラPIC16c73で
あってもよく、メイン制御ユニット16は、マイクロチ
ップによるマイクロコントローラPIC17cxxであ
ってもよい。
【0027】前述したように、例示されたシステムは、
モニターされるドア通路のサイズに対応する、適当な数
のセンサーヘッドSH、およびそのための処理回路を含
むモジュール構成をしている。示された例において、通
路の各側に、4つのセンサーヘッドが存在する。8つの
センサーヘッドSH〜SHの各々は、接近領域(図
1のAおよびA)をモニターする1つの超音波トラ
ンシーバ、および2つの保護領域、即ちスライディング
ドア・パネルSDPおよびSDPの横方向にある開
放ドア保護領域ODPLおよびODPR、並びに2つの
スライディングドア・パネルの間にある閉止ドア保護領
域CDPおよびCDPをモニターする2つの超音波
トランシーバを含む。
【0028】そのような各トランシーバは、それぞれの
領域内にある物体を、それらのエコーによって検出し、
それぞれの物体の場所を表す測定データを出力するた
め、送信機、受信機、増幅器、およびアナログ・ディジ
タル変換器を含む。これらのトランシーバは、例えば、
40kHzの超音波周波数で動作する圧電装置であって
よい。
【0029】前記の引用された特許出願は、スライディ
ングドア・パネルSDPおよびSDPの対向する側
にあるセンサーヘッドSH〜SHおよびSH〜S
の2つのグループのために働く2つのセンサーヘッ
ド制御ユニット12および14の各々の動作を説明して
いる。説明されているように、各トランシーバは、パル
スを送り出し、そのエコーを受け取り、受け取られたエ
コーのエネルギー・レベルをディジタル形式に変換す
る。次に、プロセッサは、そこに説明される動作に従っ
て、受け取られたエネルギーのディジタル形式を処理す
る。これらの動作は、4つの接近センサーSaの各々、
および4つの保護センサーSpによって受け取られたデ
ータに関して逐次に実行される。サンプリング時間の終
わりに、それぞれのバッファに累積された全てのデータ
は、メイン制御ユニット16に送られる。
【0030】最初、システムは、学習モードに従って動
作する。学習モードにおいて、メイン制御ユニット16
は、システムを初期化し、全てのバッファおよびカウン
タなどをクリーンにし、不揮発性メモリ20から校正お
よびシステム・パラメータを読み取る。これらの校正お
よびシステム・パラメータは、システムの据え付け後、
短い学習プロシージャの間に得られる。学習プロシージ
ャにおいて、トランシーバが動作され、ドアが単独で閉
止および開放されるように強制される約30秒の間、エ
コー・データが累積される。このデータは記憶され、シ
ステムの正規動作の間に得られる動作データと比較する
ための「データベース」として使用される。
【0031】システムの正常動作の間には、8つのセン
サーヘッドSH〜SHから、それぞれの制御ユニッ
ト12および14を介して受け取られたデータが読み出
され、学習プロシージャの間に得られて前に記憶された
データと比較される。後者のデータは、ドア、壁、床な
どから発生した環境雑音信号から、物体から発生したエ
コー信号をフィルターアウトするための閾値として使用
される。好ましくは、閾値がN番目(例えば10番目)
のランごとに動的に再校正されるダイナミック・スレッ
ショルディングが使用される。
【0032】次に、メイン制御ユニット16は、雑音を
更に縮小し(雑音はランダムに発生する傾向があるの
で)、信号強度を増すため、接近センサーSaおよび保
護センサーSpに関して所定数(例えば10)の信号を
平均することによって、第2のフィルターリング動作を
実行する。
【0033】次に、そのようにフィルターされたデータ
は、次のように、スライディングドア・パネルSDP
およびSDPを制御するために使用される。
【0034】保護センサーSpは、閉じたドアが開かれ
るときの、開放ドア保護領域ODPLおよびODPRに
おける物体、または開かれたドアが閉じられるときの、
閉止ドア保護領域CBD1およびCBD2における物体
の存在を感知するために使用される。ドアの1つの側に
あるセンサーは、発信のために使用され、他の側にある
センサーは、受信のために使用される。もし最初の検出
が床の距離であれば、これは、それぞれの領域に障害物
が存在せず、従って、ドアはコマンドに従って閉止また
は開放されてよいことを意味する。一方、もしエコーが
床の距離よりも短い距離で検出されるならば、これは、
保護領域に物体が存在することを示し、ドアはそれに従
って制御されるであろう。
【0035】8つのセンサーヘッドSH〜SH内の
接近センサーSa〜Saによって検出された各物体
について、検出された物体に対する全てのセルが識別さ
れる。従って、大きな体の物体は、図1および図2で示
されるように、接近領域AおよびAの多数の連続
(隣り合う)セルで検出され、小さな物体は、単一のセ
ルのみまたは比較的少数のセルで検出されるだろう。
【0036】次に、メイン制御ユニットは、物体が検出
された全てのセルの重心を決定し、重心の移動を継続的
にモニターして、ドアが閉じられている間、それがドア
から、およびドアの方へ所定の距離内で移動している
か、またはドアの方へ所定の速度で移動しているかを決
定する。接近領域は、接近センサーSaによってモニタ
ーされ、検出された物体のセルの重心は、ドアが開くの
を制御するために使用される。もし物体が閉止ドア保護
領域CPD1およびCPD2で検出されなければ、ドア
は、開かれた後、所定の時間に自動的に閉じられる。
【0037】図1〜図6に示される装置の構成および一
般的動作の更なる詳細は、前記の引用された特許出願に
説明されている。
【0038】本願の発明は、図1の閉止ドア保護領域C
PD1およびCPD2内で物体が検出された場合に、開
かれたドアの閉止を防止するための、主として、システ
ムのドア閉止動作に関する。
【0039】ドア閉止動作 閉止動作の間、ドア枠の1つの側にある2つのセンサー
ヘッドSHおよびSH、およびドア枠の他の側にあ
る2つの対応するセンサーヘッドSHおよびSH
みが関連する。なぜなら、これらのセンサーヘッドは、
スライディングドア・パネルの内端の間にある閉止ドア
保護領域CDP1およびCDP2をモニターするからで
ある。前述したように、各センサーヘッドはトランシー
バの形式を有する。トランシーバは、ドア枠の1つの側
で超音波エネルギーを床へ向けて下方へ送り出し、ドア
枠の他の側で上方へ反射させる送信機を含み、ドア枠の
他の側では、床から上方へ反射されたエネルギーを受け
取る受信機を含む。これらの送信機および受信機は、1
つのトランシーバの受信機が、その送信機によって送り
出されたエネルギーのみを受け取るように、逐次に作動
させられる。
【0040】従って、図7のブロック50で示されるよ
うに、ドアの1つの側にある保護センサーSpの送信機
は、エネルギーを床へ向けて送り出す。このエネルギー
は、ドアの他の側にある保護センサーSp内の受信機に
よって、20msecの間、受け取られる。この時間
は、床への最大距離(300cm)を表す。この受け取
られたエネルギーは、図6に示されるように制御システ
ムへ送られる。この制御システムは、受信機によって受
け取られた反射エネルギーのレベルを使用して、ドアの
位置を決定する。従って、もしドアが完全に閉じていれ
ば、ドアの反対側にある反射器によって受け取られる超
音波エネルギーは非常に少量(もしあれば)であり、も
しドアが完全に開いていれば、ドアの反対側にある受信
機によって受け取られるエネルギーは高レベルであろ
う。更に、受け取られたエネルギーの強度は、ドアの中
間位置を示すであろう。なぜなら、ドアがその初期完全
開放状態からその終期閉止位置へ移動するにつれて、そ
のような強度は減少するからである(ブロック51)。
【0041】ドアが閉じられているとき、ドアの開放
は、前記の引用された特許出願で説明されるように、接
近センサーSaを介して接近領域をモニターすることに
よって制御される。
【0042】ドアが開いているとき、受け取られたエコ
ーは、ダイナミック・スレッショルドを、受け取られた
エネルギーへ適用することによって、環境の非変化条
件、例えば床、壁、植木などに関してフィルターされ
る。これは、前述したように、新しいエコーを、初期学
習モードで発生した校正エコーと比較することによって
行われる(図7のブロック52)。
【0043】次に、そのようにフィルターされたエコー
・エネルギーは、メイン制御ユニット16によって分析
に供され、物体(目標)が閉止ドア保護領域CPD1お
よびCPD2(図1)内に存在することを、受け取られ
た反射が示すかどうかが決定される。
【0044】従って、ドア通路の垂直空間も、複数の垂
直ストリップに分割される。各ヘッドSH〜SH
1つのストリップがあり、各垂直ストリップは、複数の
水平セルに分割される。それは、水平接近領域が、図2
で例示されて先に説明されたようなセルのマトリックス
に分割された様式と同じ様式で、複数の垂直列および水
平行に配列されたセルの矩形マトリックスを定義するた
めである。メイン制御ユニット16内のカウンタは、各
垂直ストリップに割り振られる。カウンタは、エコーが
ドア通路の高さについて受け取られなければ「0」へ達
するように、それぞれのストリップから、エコーが受け
取られたとき増進され、エコーが受け取られないとき減
らされる。
【0045】従って、図7のブロック53によって示さ
れるように、制御システムは、ダイナミック・スレッシ
ョルドを超える受信反射エネルギー(エコー)を使用し
て制御システム内のカウンタを増進し、そのようなエネ
ルギーを受け取らないとき、そのようなカウンタを減ら
すことによって、物体を検出する。従って、全てのカウ
ンタがゼロであったとき、これは通路に物体が存在しな
いことを示し、従って、ドアを閉めるコマンドが出され
る(ブロック54)。
【0046】もしドアが30秒を超えて開いたままであ
れば、ブロック55で示されるように、各保護センサー
Sp内のエネルギーの合計(シグマ)に関してチェック
が行われる。もしエネルギーが低ければ、これは間違っ
た開放であることを示し、従って、ドア閉止コマンドが
与えられ、新しい情報が校正のために出されて、ダイナ
ミック・スレッショルドが更新される。一方、もしエネ
ルギーが大きければ、これは、保護されるべき領域に物
体(目標)が存在することを示し、従って、ドア閉止コ
マンドは出されず、ドアは開いたままである。
【0047】前記の動作は、100msecごとに反復
される(ブロック56)。
【0048】保護センサーSp内で受信機によって受け
取られたエネルギーの強度、および対応する送信機によ
ってエネルギーが送り出された時間に対するそのような
エネルギーの受け取り時間は、ドアの開放条件、保護領
域内の物体のサイズと位置、並びにそのような物体の移
動方向、即ち、ドアの方へ移動しているか、ドアから離
れるように移動しているか、またはドアと並行に移動し
ているどうかを決定するために使用される。
【0049】エネルギーが床から反射されたことを示す
経過時間の後に受信機によって受け取られた反射エネル
ギー(エコー)の強度も、ドアの瞬間位置を決定し、そ
のようなドア位置に応答してシステム感度を制御するた
めに使用される。従って、ドアが完全に開いているとき
最大エネルギーが受け取られ、ドアが完全に閉じている
とき最小エネルギーが受け取られ、ドアの中間位置に対
応して最大と最小との間の強度が受け取られるであろ
う。ドアの瞬間位置は、図8のフローチャートによって
示される様式で、検出プロセスの感度を制御するために
使用される。感度は、フィルター・スレッショルドをダ
イナミックに変更することによって、適切に変更されて
よい。
【0050】従って、図8に示されるように、送信機お
よび受信機が逐次に付勢され(ブロック60)、ドアが
閉じていると決定されたとき、制御システムは、出願0
9/245,742で具体的に説明されているように、
接近領域をモニターすることによって、ドアの開放を制
御する(ブロック61,61a)。ドアが開くや否や、
ドアは所定の時間開いたままであり、図7に関して説明
した様式と同じ様式で閉止ドア保護領域CDP1および
CDP2内で物体が検出されなければ(ブロック63、
64)、その時間の終わりに自動的に閉じる(ブロック
62)。もしそのような物体が検出されなければ、制御
システムは、ドア閉止コマンドを発生し(ブロック6
5)、そのとき直ちにスライディングドアは相互に向っ
て閉じ始める。しかし、ドアの閉止移動の間、制御シス
テムは、閉止ドア保護領域CDP1およびCDP2内の
物体の存在可能性を感知し続けるが、図8のブロック6
6,67、および68で示されるように、ドアの瞬間位
置に従って検出プロセスの感度を変更する。
【0051】従って、ドアが初期閉止領域にあるとき
(即ち、閉じ始めたばかりのとき)、システムの感度を
増大するためダイナミック・スレッショルドは低くされ
(ブロック66,66a)、ドアが中間閉止領域にある
とき、システムの感度を減らすためダイナミック・スレ
ッショルドは上げられ(ブロック67,67a)、ドア
が終期閉止領域にあるとき、再びシステムの感度を増進
するためスレッショルドは低くされる(ブロック68,
68a)。前述したように、全てのカウンタがゼロであ
るときにのみ、ドアは閉じ続けるだろう。従って、もし
物体が、ドアの瞬間位置によって決定されたスレッショ
ルド・レベルに従ってこの閉止動作の間に検出されるな
らば、ドア閉止コマンドは中断され、代わって、ドアを
再び開くためドア開放コマンドが出されるだろう(ブロ
ック66b,67b,68b、および69)。
【0052】本発明は、1つの好ましい実施形態を表す
スライディングドア・システムに関して説明されたが、
これは単に例のために説明されたこと、および本発明は
自在ドア・システムにも組み込まれ得ること、および本
発明の多くの他の変更、修正、および応用がなされてよ
いことが分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明する助けとなる典型的なドア領域
の図である。
【図2】制御されるべきドアの各々の側で4つのセンサ
ーヘッドを使用する本発明の1つの実施形態を概略的に
示す平面図である。
【図3】図2の実施形態における8つのセンサーヘッド
の1つを示す底面図である。
【図4】図3のセンサーヘッドの側面図である。
【図5】図2の実施形態におけるセンサーヘッドの角度
配置を概略的に示す側面図である。
【図6】本発明に従って構成された全体的装置の1つの
形式を示すブロック図である。
【図7】説明されたシステムのドア閉止動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】閉止動作を更に詳細に示すフローチャートであ
る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の上でのドア枠に関する開放位置から
    閉止位置へのドアの移動を自動的に制御する方法であっ
    て、 少なくとも1つの超音波送信機を、ドア枠の1つの側で
    その上方に取り付け、超音波エネルギーを床へ向けて下
    方へ送り出し、ドア枠の反対側で前記エネルギーを床か
    ら上方へ反射するように向きを定め、 少なくとも1つの超音波受信機を、ドア枠の前記反対側
    でその上方に取り付け、床によって反射された前記超音
    波送信機からのエネルギーを受け取るように向きを定
    め、 ドアが閉止位置へ動くとき、ドア通路内の物体の存在を
    検出し、そのような検出に応答してドアの閉止を自動的
    に中断するため、前記超音波受信機によって受け取られ
    た反射エネルギーを処理する、ことを含む方法。
  2. 【請求項2】 超音波受信機によって受け取られたエネ
    ルギーの強度、およびそのようなエネルギーが超音波送
    信機によって送り出された時間に対する受け取り時間
    が、閉じるドアの通路に関して物体の場所を検出するた
    めに使用される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 更に、超音波受信機によって受け取られ
    たエネルギーの強度が、ドア枠に関してドアの位置を決
    定するために使用される、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記決定されたドアの位置が、ドアの初
    期閉止移動の間、閉じるドアの通路における物体の検出
    に高い感度を適用することによって、ドアの閉止を制御
    するために使用される、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記決定されたドアの位置が、ドアの中
    間閉止移動の間、閉じるドアの通路における物体の検出
    に低い感度を適用することによって、ドアの閉止を制御
    するために使用される、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記決定されたドアの位置が、ドアの終
    期閉止移動の間、閉じるドアの通路における物体の検出
    に高い感度を適用することによって、ドアの閉止を制御
    するために使用される、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ドア通路が、複数の垂直列および水平行
    に配列されたセルの矩形マトリックスに分割され、 送信機、受信機、およびカウンタが各垂直列に割り振ら
    れ、 各受信機が、対応する各送信機からスレッショルドを超
    えるエネルギーを受け取らないとき、対応する各カウン
    タがゼロへ向けて減らされ、 全ての前記カウンタがゼロへ減らされたとき、ドア閉止
    コマンドが実行される請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記スレッショルドが、ドアの終期閉止
    移動で比較的低いスレッショルドを有するように、ドア
    の閉止移動の間、ドアの瞬間位置に従って変えられる、
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも2つの超音波送信機が、ドア
    枠の前記1つの側で互いに離れて前記通路上に取り付け
    られ、少なくとも2つの超音波受信機が、ドア枠の前記
    反対側で互いに離れて前記通路上に取り付けられ、それ
    によって前記通路が、前記ドア枠の各々の側でセルの少
    なくとも2つの垂直列へ分割される、請求項7に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 前記移動するドアがスライディングド
    アである、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 床の上でのドア枠に関する開放位置か
    ら閉止位置へのドアの移動を自動的に制御する装置であ
    って、 ドア枠の1つの側でその上方に取り付けられ、ドア枠の
    1つの側で超音波エネルギーを床へ向けて下方へ送り出
    し、ドア枠の他の側で前記エネルギーを床から上方へ反
    射するように向きを定められた少なくとも1つの超音波
    送信機と、 ドア枠の反対側でその上方に取り付けられ、床によって
    反射された前記超音波送信機からのエネルギーを受け取
    るように向きを定められた少なくとも1つの超音波受信
    機と、 ドアが閉止位置へ動いているとき、ドアの通路における
    物体の存在を検出し、そのような検出に応答してドアの
    閉止を自動的に中断するため、前記超音波受信機によっ
    て受け取られた反射エネルギーを使用する制御システム
    とを含む装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123673A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 ナブテスコ株式会社 自動ドアセンサ
US11261650B2 (en) 2017-02-03 2022-03-01 Nabtesco Corporation Automatic door sensor, automatic door system, and method of controlling automatic door system

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JP7034747B2 (ja) 2017-02-03 2022-03-14 ナブテスコ株式会社 自動ドアセンサ

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