JP2002275771A - 高周波照射を用いた染色方法および染色装置 - Google Patents

高周波照射を用いた染色方法および染色装置

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JP2002275771A JP2001075792A JP2001075792A JP2002275771A JP 2002275771 A JP2002275771 A JP 2002275771A JP 2001075792 A JP2001075792 A JP 2001075792A JP 2001075792 A JP2001075792 A JP 2001075792A JP 2002275771 A JP2002275771 A JP 2002275771A
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章子 森
Masato Matsuda
正人 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被染物を染色するにあたって、容易に染色温
度を維持し、かつ従来の染色時間に比べて短時間で染色
できるようにすること。 【解決手段】 染液を含んだ被染物9を収納する加熱室
2に高周波電力を供給する高周波発生手段6と、被染物
9を保持する容器8とを備え、被染物9を染液のない気
中に保持した状態で高周波を照射する構成とした。この
構成で被染物9は比熱が小さいため出力の調整が容易な
高周波照射により容易に、かつ微妙に被染物9の温度制
御ができると共に、高周波照射により染液が被染物9に
浸透しやすくなるため染色時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布、紙または皮など
の生地を電子レンジなどに用いられる高周波を用いて染
色する高周波照射を用いた染色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から染色装置としては、非連続方
式、半連続方式および連続方式があり、処理ロット量、
染色条件、被染物の性質などにより、夫々に適した装置
が開発されている。図4は非連続方式であるバッチ方式
による従来の染色の概念を説明するための模式図であ
る。図4において、101は染液102を入れる浸漬槽
であり、103は染液102を加熱するヒータ、104
は染液102の温度を均一にするための撹拌機、105
は染液102の温度を検出する温度センサである。制御
部106は温度センサ105の検出した値により電源を
オン、オフしてヒータ103を制御する。107は仕切
り板で被染物108が浸漬槽101に浸漬されたときヒ
ータ103または撹拌機104に接触しないように仕切
っている。なお、加熱源としてヒ−タ103の替わりガ
スを用いて、浸漬槽101の外部より加熱する方式もあ
る。
【0003】前記構成において、繊維表面の糊、不純物
および付着物などを除去した被染物108、いわゆる白
生地を浸漬槽101に浸漬して染色する。染色にあたっ
ては、染液102の濃度や温度分布を良くするととも
に、被染物108と染液102との接触をよくすること
が必要である。そのため撹拌機104で撹拌するととも
に20〜60分を1サイクルとし2〜3サイクル浸漬す
る。あるいは、被染物108を浸漬後上下動させたり左
右にゆすったりして被染物108と染液102との接触
を良くしている。特に撹拌機104を用いない装置にお
いてはこの点を十分注意する必要がある。
【0004】また、浸漬槽101で染液102を直接加
熱する以外に浸漬槽101とは別に加熱槽を設け、この
加熱層の中で染液102を加熱して浸漬槽101との間
を循環するようにしたものもある。なお、染液102の
温度は被染物108の種類や染剤によって異なるが、通
常の染剤では85℃〜95℃、自然染料では40〜60
℃で行うのが一般的である。この染色工程では特に温度
管理が大切であり、用いる染剤によって染剤固有の温度
がある。この温度からずれると被染物108の色合いが
変わってしまうし、連続で染色した場合には色むらの原
因となる。
【0005】染色後、染色工程で付着した余分な染剤を
水洗により洗浄除去し、染色した色が使用中または紫外
線などにより色落ちしないように色止めし、さらに水洗
し、乾燥することにより生地の染色を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように染色装置
では染液を一定温度に加熱する必要があり、加熱手段と
して電気ヒータまたはガスが一般に用いられていた。し
かしながら、ヒータを用いて一定温度に管理するのは非
常に困難であった。すなわち、非連続式染色装置の場
合、温度一定後被染物108を浸漬槽101に浸漬する
と浸漬槽の温度は低下し、ヒータ103が通電される。
このとき、たとえ撹拌機104が作動していても浸漬槽
101に被染物108があるためうまく撹拌されず高温
のヒータ近辺の染液102が高くなる。さらに被染物1
08の内部は撹拌されないので外部と内部とでは温度差
が大きくなるという問題がある。特に温度により微妙に
色合いが異なる染剤を用いる場合は温度管理が大変であ
った。これを防ぐために温度をゆっくり上昇させると新
たに時間がかかり過ぎるという問題が発生する。このこ
とは温度を室温より所定温度まで徐々に上昇させて染色
を行う場合でも同様である。
【0007】また、浸漬槽101の外側にヒータ103
を取付け染液102を加熱する場合は、染液102は浸
漬槽101を形成する外郭を通して間接的に加熱される
ことになる。そのため染液102が所定の温度になった
とき、ヒータの電源を開にしても外郭の温度が染液10
2の温度よりも高くなっているため、染液102が徐々
に上昇してしまうという問題が前記以外に発生する。こ
れを防ぐために染液102と外郭との温度がほとんど同
じになるようにしてゆっくり加熱すると、時間がかかり
過ぎるという前記と同様な問題が発生する。このことは
ガスを熱源とする場合でも同様であった。
【0008】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、被染物を染色するにあたって、容易に所定の温度を
維持することができ、かつ従来の染色時間に比べ短時間
で染色できる高周波照射を用いた染色方法およびその方
法を用いた染色装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の高周波照射を用いた染色方法は染液
を含んだ被染物を気中で高周波を照射し染色を行う方法
である。この方法では被染物に含まれる染液量が少な
い、すなわち比熱が小さいため、わずかな高周波の照射
で温度を上げることができると共に、高周波は出力を容
易に、かつ微妙に制御することができるため、染色時の
温度管理がしやすい。また、染液量が少なく、かつ被染
物に高周波を照射すると被染物を構成する高分子が緩
み、染液が細部まで浸透しやすくなるため短時間で染色
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、染液を
含んだ被染物を気中で高周波を照射し染色を行う方法と
した。この方法では被染物に含まれる染液量が少ない、
すなわち比熱が小さいため、わずかな高周波の照射で温
度を上げることができると共に、高周波は出力を容易
に、かつ微妙に制御することができるため、染色時の温
度管理がしやすい。また、染液量が少なく、かつ被染物
に高周波を照射すると被染物を構成する高分子が緩み、
染液が細部まで浸透しやすくなるため短時間で染色する
ことができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、染液を含んだ被
染物を収納する加熱室と、前記加熱室に高周波電力を供
給する高周波発生手段と、前記被染物を保持する保持手
段とを備え、前記被染物を気中に保持して高周波を照射
する構成とした。この構成では、被染物に含まれる染液
量が少ない、すなわち比熱が小さいため、わずかな高周
波の照射で温度を上げることができると共に、高周波は
出力を容易に制御することができるため、染色時の温度
管理がしやすい。また、染液量が少なく、かつ被染物に
高周波を照射すると被染物を構成する高分子が緩み、染
液が細部まで浸透しやすくなるため短時間で染色するこ
とができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、特に、請求項2
に記載の保持手段を、被染物を空間に保持できる構成と
したことにより、被染物の重なりがなくなり高周波を照
射しやすくなるので、染色時間を短縮できる。
【0013】請求項4に記載の発明は、特に、請求項2
の保持手段を、被染物が張付け可能な板状体からなる構
成としたことにより、被染物の重なりを防ぎ、被染物に
高周波を照射しやすくなるので、染色時間を短縮でき
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、特に、請求項2
の保持手段を、被染物が張付け可能で、かつ回転自在の
円筒体からなる構成としたことにより、被染物の重なり
を防ぎ、被染物を高周波を照射しやすくなるので、染色
時間を短縮できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、被染物を回転可
能に保持する第1の被染物保持部と、高周波を照射する
加熱室と、前記加熱室に高周波電力を供給する高周波発
生手段と、被染物を回転可能に保持する第2の被染物保
持部と、前記第2の被染物保持部を回転駆動する駆動手
段とを備え、前記第2の被染物保持部にて、前記被染物
を巻取りながら前記加熱室にて前記被染物に高周波を照
射する構成としたので、連続して被染物を染色でき、染
色時間を短縮できる。
【0016】請求項7に記載の発明は、特に、請求項6
に記載の発明において、高周波照射部と被染物保持部と
の間に被染物を通す開口部を有する仕切り板を設ける構
成としたことにより、高周波の漏洩が減少し、被染物に
対する照射効率が高くなる。
【0017】
【実施例】本発明の特徴は被染物の染色手段として電子
レンジなどに使われている高周波電力を照射(以下高周
波照射と記す)して染色する方法である。高周波照射を
用いると下記に示すような効果が得られる。
【0018】温度調節としては、高周波では内部まで加
熱できるので、浸漬槽に浸漬された被染物の内部も容易
に加熱することができる。出力調整が容易なので、狭い
範囲内で温度制御ができ、温度変動を少なくできる。容
器を透過して内部の被加熱物のみを加熱することができ
るなどの効果がある。
【0019】また、染色としては、高周波が照射される
と繊維を構成する高分子は分極する。この分極は電場に
応じて交互に極性を変える。従って高分子の運動が激し
くなり、高分子間に隙間ができ、ここに染剤が入りやす
くなるとともに、運動が激しいため常に染剤を含んだ新
しい染液が他から供給されてくるので染色が短時間で容
易に行える。また、高周波はエネルギーが高いため高分
子と染剤との結合を容易にかつ強固にするものと思われ
る。
【0020】なお、高周波照射の制御方法としては、高
周波発生手段からの高周波出力を一定とし断続照射させ
一定時間内の平均電力により出力を制御する方法と、イ
ンバータ回路を用い連続照射しながら高周波発生手段か
らの高周波出力の高低により制御する方法とがある。本
発明に先立って行った実験では染色に必要なのは高周波
照射の時間であって高周波出力の高低ではないという結
果が得られた。従って、本実施例ではいずれの高周波照
射方法でも良い。ただし色むらをなくすには、断続照射
により低出力で行ったほうが優れている。
【0021】以下、本発明の高周波照射を用いた染色方
法を用いた染色装置について、図面を用いて説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける高周波照射を用いた染色装置の要部断面図である。
図において、1は染色装置の外郭ケース、2は底面3を
有する加熱室であり、上部に上板4が、下部の底面3の
下側に下板5が設けられている。上板4および下板5に
はマグネトロンからなる高周波発生手段6が設けられて
いる。7はスターラで高周波発生手段6から発生した高
周波を撹拌しながら加熱室に供給する。8は被染物9を
載置する容器からなる保持手段である。保持手段8は高
周波透過性のガラス、磁器またはプラスチックが用いら
れる。また、10は赤外線センサなどからなる温度検出
手段であり、被染物の表面温度を測定する。この他、被
染物の出し入れを行う扉または蓋(図示せず)が設けら
れている。
【0023】以下、動作について説明する。
【0024】染色するための染液を含浸または付着した
被染物9を容器8に入れ、加熱室2に収納する。そし
て、高周波発生手段6発生した高周波をスターラ7で撹
拌して気中で被染物9に照射する。本実施例でいう気中
とは被染物9が染液を充填した染液層に浸漬している状
態ではないことを意味する。この状態で被染物9が高周
波照射を受けると、高周波電力により被染物9の温度は
急上昇する。これは高周波照射による加熱が染液を含ん
だ比熱の大きい染液槽ではなく、被染物9に含浸または
付着している染液のみで比熱が小さいからである。
【0025】このとき、温度検出手段10により被染物
9の温度を検知しながら高周波の出力を制御して一定温
度を維持する。高周波の出力制御は容易で微妙に制御で
きるため、一定温度に容易に制御できる。このように高
周波照射では、温度の立ち上がり時間を短くし、かつ容
易に一定時間を維持することができる。
【0026】また、高周波照射では前述したように被染
物9に対する染液の浸透性がよく、かつ結合力が強いた
め、高周波照射時間は短くてよく、被染物9の種類また
は染液の種類によって異なるが、数秒〜数十秒で十分で
ある。
【0027】なお、本実施例では容器8に被染物9を無
作為に入れているので、被染物9同士の重なり部分があ
る。この部分の高周波の照射のされ方は、重なりのない
部分と異なる。そのため温度上昇に多少の差が生じ色む
らの原因になることがある。これを防ぐためには高周波
の出力を低くし、ゆっくりと加熱するようにすると良
い。もちろん、この場合でも従来に比べて染色速度は格
段に速くてよい。また、色むらをなくす方法としては、
被染物9に染液を含浸後、表面の余分な染液を拭き取る
ようにすると良い。
【0028】逆に、草木染めなどの場合のように積極的
に高周波の照射が不均一になるようにし、微妙な色合い
の違いを楽しむ方法もある。
【0029】以上述べたように、本実施例によれば、温
度制御が容易で、かつ短時間で染色することができる方
法および装置を提供することができる。また、微妙な色
合いの違いや模様の違う染色物を得ることができる。
【0030】(実施例2)図2は本発明の実施例2にお
ける高周波照射を用いた染色装置の要部部断面積であ
る。なお、実施例1と同じ構成部品には同じ符号を付し
その説明を省略する。また、実施例1と基本構成はほぼ
同じであり同じ部分は説明を省略し、主に異なる部分に
ついて説明する。
【0031】図2において、保持手段として四角形の保
持枠11を用い、これに染色するための染剤を含んだ染
液を含浸または付着した被染物9を貼り付ける。そし
て、保持枠11を加熱室2に設けた突起12に載置し高
周波を照射する。本実施例の場合は、被染物9の重なり
がないため、色むらなく染色しやすい。また、色むらま
たは模様ができるようにスターラの回転を止めたりして
積極的に高周波照射の分布を変えたり、被染物9上の染
液の量を変えたりして染色する方法もある。こうして得
られる染色物の色むらまたは模様は染色する毎に異な
り、再現されることのない独自の模様として楽しむこと
ができる。
【0032】この他、気中で染色する方法としては、張
り板の上に染液を含浸または塗布した被染物9を張り付
け、高周波照射をする方法がある。また円筒に被染物9
を張り付け、高周波照射を行う方法もある。
【0033】本実施例の方法によれば、実施例1と同様
に温度制御を用意にし、かつ短時間で染色を行うことが
できる。また、微妙な色合いの違いや模様の違う染色物
を得ることができる。
【0034】(実施例3)図3は本発明の実施例3にお
ける高周波照射を用いた染色装置の要部部断面積であ
る。なお、実施例1と同じ構成部品には同じ符号を付し
その説明を省略する。また、実施例1と加熱室の基本構
成はほぼ同じであり、同じ部分は説明を省略し、主に異
なる部分について説明する。
【0035】本実施例が実施例1と異なる点は、実施例
1の加熱室の両側に被染物を保持する被染物保持部を設
けた点である。図3において、高周波照射を用いた染色
装置は被染物9を回転自在に保持する第1の被染物保持
部13と、高周波を照射する加熱室2と、加熱室2に高
周波電力を供給する高周波発生手段6と、被染物9を回
転自在に保持する第2の被染物保持部14と第2の被染
物保持部14を回転駆動する駆動手段(図示せず)とよ
り構成されている。そして、第1および第2の被染物保
持部13および14と加熱室2との間には、被染物9を
通す開口15を有する仕切り板16が設けてある。ま
た、17は被染物9を保持し、その移行を容易にするロ
ーラである。本実施例では、被染物9はあらかじめ染液
を含んだものを用いる。以下、動作について説明する。
【0036】第1の被染物保持部13に保持されている
被染物9を仕切り板16の開口15を通して加熱室2に
導入し、さらに開口15を通して第2の被染物保持部1
4に取付ける。そして、第2の被染物保持部14を駆動
手段で回転させ被染物9を巻き取る。このとき、被染物
9は加熱室2を通過するとき高周波照射され連続して染
色される。また、本実施例では加熱室2を仕切り板16
で他と仕切っているため効率よく被染物9に高周波照射
をすることができる。加熱室2での高周波照射は温度検
出手段10で被染物9の温度を監視しながら行う。本実
施例によれば、実施例1または2と同じように染色時の
温度を容易に制御でき、また短時間で染色することがで
きる。さらに色合いや模様を微妙に変化させることがで
きる。
【0037】以上の実施例では、高周波発生手段を上下
2個ずつ、計4個用いた場合を示したが、高周波発生手
段の数は染色の種類、染色に時間などにより変更しても
良く、いわゆる設計上の問題である。また、個々の高周
波発生手段の出力を制御するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜7に記載の発
明によれば、被染物を染色するにあたって、容易に所定
の温度を維持することができ、かつ従来の染色時間に比
べ短時間で染色できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波照射を用いた
染色装置の要部断面図
【図2】本発明の実施例2における高周波照射を用いた
染色装置の要部断面図
【図3】本発明の実施例3における高周波照射を用いた
染色装置の要部断面図
【図4】従来の染色装置の要部断面図
【符号の説明】
2 加熱室 6 高周波発生手段 8 容器(保持手段) 9 被染物 10 温度検知手段 11 保持枠(保持手段) 13 第1の被染物保持部 14 第2の被染物保持部 16 仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B154 AB20 BA07 BB12 BB23 BB47 BC26 BC42 DA30 3K090 NA06 NA07 4H057 AA02 AA03 BA81 DA01 DA34 FA33 JA04 JB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染液を含んだ被染物を気中で高周波を照
    射し染色を行う高周波照射を用いた染色方法。
  2. 【請求項2】 染液を含んだ被染物を収納する加熱室
    と、前記加熱室に高周波電力を供給する高周波発生手段
    と、前記被染物を保持する保持手段とを備え、前記被染
    物を気中に保持して高周波を照射する構成とした高周波
    照射を用いた染色装置。
  3. 【請求項3】 保持手段は被染物を空間に保持する構成
    とした請求項2記載の高周波照射を用いた染色装置。
  4. 【請求項4】 保持手段は被染物を張付け可能な板状体
    からなる構成とした請求項2記載の高周波照射を用いた
    染色装置。
  5. 【請求項5】 保持手段は被染物を張付け可能で、かつ
    回転自在の円筒体からなる構成とした請求項2記載の高
    周波照射を用いた染色装置。
  6. 【請求項6】 被染物を回転可能に保持する第1の被染
    物保持部と、高周波を照射する加熱室と、前記加熱室に
    高周波電力を供給する高周波発生手段と、被染物を回転
    可能に保持する第2の被染物保持部と、前記第2の被染
    物保持部を回転駆動する駆動手段とを備え、前記第2の
    被染物保持部にて、前記被染物を巻き取りながら前記加
    熱室にて前記被染物に高周波を照射する構成とした高周
    波照射を用いた染色装置。
  7. 【請求項7】 高周波照射部と被染物保持部との間に被
    染物を通す開口部を有する仕切り板を設ける構成とした
    請求項6記載の高周波照射を用いた染色装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005014923A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-17 Joon-Ho Kim Far infrared ray heater and far infrared ray dyeing apparatus and method
CN107938215A (zh) * 2017-12-26 2018-04-20 南京典卡木软件有限公司 一种纺织纱线的自动染色装置

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