JP2002273065A - 人 形 - Google Patents

人 形

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JP2002273065A
JP2002273065A JP2001078748A JP2001078748A JP2002273065A JP 2002273065 A JP2002273065 A JP 2002273065A JP 2001078748 A JP2001078748 A JP 2001078748A JP 2001078748 A JP2001078748 A JP 2001078748A JP 2002273065 A JP2002273065 A JP 2002273065A
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Japan
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eyelash
doll
eyelashes
piece
insertion groove
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JP2001078748A
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English (en)
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Wakana Miyaishi
わかな 宮石
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TSUKUDA ORIGINAL
Tsukuda Original Co Ltd
Original Assignee
TSUKUDA ORIGINAL
Tsukuda Original Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の人形では、人形の顔の表情を容易に変
えて楽しむことができない。 【解決手段】 人形の顔面部2に、その人形の表情変え
て豊かに見せるために上瞼に沿って円弧状の差込み溝1
1を設けて、その差込み溝11に合わせた湾曲面を有す
る差込み片の先端にまつ毛部材を立設したまつ毛片9を
備え、そのまつ毛片9を予め成形された種々のまつ毛片
9と取換え可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人形、殊に、顔面
部のまつ毛部分に特徴を有する人形に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の人形では、人形の顔面部に眉毛、
まつ毛、口紅等が予め印刷されているか、あるいは手書
きにてそれらが描がかれており、その人形の顔の表情を
単に楽しむ方法が採られていた。
【0003】また、特にまつ毛部分は、顔の表情をあら
わす上で人形にとってきわめて重要な部分であり、たと
えば適宜硬質の多数の線状部材により形成されたものを
突設して立体的とし描いたものとは別途の写実的な美観
を備えさせたものも知られている。
【0004】更に、公開実用新案公報(実用新案出願公
開 昭62−24897号)にて公開されている「化粧
遊び人形玩具」のように、その顔の表情を変えて美しく
見せることを目的として人形とシール部材との組み合わ
せからなる考案が提示されている。
【0005】前記考案は、シール部材に印刷された種々
のまつ毛等の中から所望のものを適宜選択して、前記人
形の顔面部の顔面の所定位置に当て、その表面を擦るだ
けで簡単にこの顔面にシール部を剥離転写することがで
き、人形の顔を自分の好みの顔に仕上げることができる
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の印刷したり手書きにより描かれたまつ毛を有する人
形は、まつ毛が平面的であることから、表情に乏しく実
感もない。
【0007】また、立体的なまつ毛を有する人形は、表
情的には優れていて実感的でもあるが、通常まつ毛は適
宜硬質の合成樹脂材によりなる複数の線状体により形成
されているため取り扱いによっては皮膚などに対して刺
激的であることから、人形を抱いたりすることの多い低
年齢の幼児が使用する際に問題が生じる場合がある。
【0008】更に、シールを貼るものは、シール部をシ
ール部材から剥がして、人形の顔の所定位置に当て、そ
のシール部を擦って剥離転写することは簡単とは言え、
子供でもある程度の年齢の子供でないと楽しむことが出
来ないという不都合があり、加えて、一旦貼って伝しま
うと変更をすることができない、という問題もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本発明は、人形の顔面部に表示された目の
上瞼部分に沿ってまつ毛が描かれているとともに、前記
上瞼に沿って円弧状の差込み溝が設けられており、且つ
前記差込み溝にあわせた差込み片の先端にまつ毛部材を
立設したまつ毛片が前記差込み溝に取外し可能に嵌挿し
た。
【0010】上瞼に沿ってまつ毛が描かれているととも
に、上瞼に沿って形成した差し込み溝にまつ毛片を取り
外し可能に嵌挿したことにより、まつ毛の違いによる人
形の顔の表情の変化を楽しむことができ、まつ毛片を取
り付けたときはそのまつ毛片が、まつ毛片を取り外した
ときは描かれたまつ毛がそれぞれ表面に露出するので、
所望のまつ毛状態を選択することができ、まつ毛片を取
り付けたときは、立体的で写実的な美観を発揮させて比
較的高年齢のものにまで好感を与え、まつ毛片を取り外
したときは平面的であるから突起による刺激がなく低年
齢の幼児にも安心して使用させることができる。
【0011】また、前記差込み片と差込み溝とのいずれ
か一方を硬質材により形成し、もう一方を軟質材により
形成する場合には、両者の差込み操作を円滑に行うこと
ができるとともに嵌挿状態が確実で使用の際に抜け落ち
る心配がない。
【0012】まつ毛片は、かならずしも差込み片とまつ
毛部材とが一体構造のものである必要はなく、それらが
別々に、且つ別々の異なる材質で成形してもよく、この
場合にはまつ毛部が差込み片の性質に左右されることな
しに形成することができ、まつ毛の違いによる人形の顔
の表情の変化を楽しむことができる。
【0013】また、それぞれ形、毛質、色、毛の長さの
異なる複数のまつ毛片を備えることにより、更に多くの
表情の変化を楽しむこともできる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。
【0015】図1乃至図4は、本発明の好ましい実施の
形態の一例を示すものであり、図1は正面図、図2は使
用状態の説明図、図3および図4はその部分拡大図、で
ある。
【0016】人形は、適宜の軟質を有する合成樹脂によ
り形成され、頭部1と顔面部2と耳3とを有し、また、
顔面部2は目4と鼻5と口6と眉7ならびに瞼8ならび
にまつ毛9を有している。
【0017】そして、まつ毛9は目4の円弧状の上瞼に
沿ってたとえば印刷や手書きなどにより描かれている。
また、前記上瞼に沿って差込み溝11が形成されてお
り、これらの差込み溝11にまつ毛片10が嵌挿されて
いる。
【0018】更に詳しく説明すると、まつ毛片10は、
前記差込み溝11にあわせた湾曲面を有する差込み片1
3の先端に複数の線状体が立設したまつ毛部材14が適
宜の硬質の合成樹脂材により一体的に形成されており、
たとえば図2の左目ならびに図3(B)に示すように差
込み溝11に差込んだ状態、或いは図2の右目あるいは
図3(A)に示すように、取り去った状態として使用す
る。
【0019】このように、本実施の形態は、まつ毛部材
14を取り付けたときは、立体的構造を持っているので
まつ毛が印刷もしくは手書きで描かれている場合と比べ
て、より実際的な人形の顔の表情の豊かさ、多様な変化
を楽しむことが可能である。また、本実施の形態では、
前記差込み片13と差込み溝11の部分は、互いに硬質
と軟質な部材によりできているため、互いの硬さを変え
ることで、前記差込み片13が前記差込み溝11への嵌
挿状態が容易且つ確実になり定性を増すことができ、使
用の際に抜け落ちたりする心配がない。
【0020】また、前記差込み片13は前記差込み溝1
1への嵌挿を容易とするために、前記差込み片13と差
込み溝11の部分は、互いに硬質もしくは軟質なもので
出来ており、互いの硬さを変えることで、前記差込み片
13が前記差込み溝11の部分に容易に嵌挿可能とな
り、且つ前記差込み溝11に嵌挿された状態がしっくり
して安定性を増すことが出来る。
【0021】更に、前記まつ毛片10を取り去った場合
には、低年齢層の子供の安全面の観点より、特にまつ毛
片10の飲み込みを危険と認識出来ない幼児の場合は、
前記まつ毛片10を幼児の手の届かない安全な場所に保
管して、取外し可能なまつ毛片10無しで予め印刷され
た、もしくは手書きにて描かれたまつ毛9を持った人形
を楽しむことができ、取り去ったまつ毛片10を保管し
ておき、使用年齢に達したときにまつ毛片10を取り付
けてより大人の表情を有する人形に変身させて使用する
こともできる。前記まつ毛片10は、取外しでき、各種
のまつ毛片の形、毛質、色、毛の長さ等を変えて予め成
形されたまつ毛と取換え可能であり、一つの人形で、色
々な人形の顔の表情を変えて楽しむこともできる。
【0022】更にまた、前記まつ毛片10は、図4に示
すように、前記差込み溝11に嵌挿される差込み片13
とその先端に立設して外側に露出するまつ毛部材14よ
りなり、それらが一体に成形された一体型まつ毛片12
として使用される場合もあるが、図5に示すように、製
作上における容易性等を考慮して、差込み片13とまつ
毛部材14とが別々に製作され、それらの使用に際し
て、適宜一体として使用される場合もある。勿論、前記
差込み溝11の構造等によっては、前記差込み片13を
先に前記差込み溝11に嵌挿して、その後に前記まつ毛
部材14を前記差込み片13に嵌挿する方法を取っても
良い。
【0023】尚、本実施の形態では、1つの人形につい
て1種類のまつ毛片10を備えたものとしたが、それぞ
れ形、毛質、色、毛の長さの異なる複数のまつ毛片を備
えることにより、更に多くの表情の変化を楽しむことも
できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、人形の顔面部
に表示された目の上瞼部分に沿ってまつ毛が描かれてい
るとともに、前記上瞼に沿って円弧状の差込み溝が設け
られており、且つ前記差込み溝にあわせた差込み片の先
端にまつ毛部材を立設したまつ毛片が前記差込み溝に取
外し可能に嵌挿したことにより、まつ毛片を取り付けた
ときはそのまつ毛片が、まつ毛片を取り外したときは描
かれたまつ毛がそれぞれ表面に露出するので、所望のま
つ毛状態を選択することにより、まつ毛の違いによる人
形の顔の表情の変化を楽しむことができ、まつ毛片を取
り付けたときは、立体的で写実的な美観を発揮させて比
較的高年齢のものにまで好感を与え、まつ毛片を取り外
したときは平面的であるから突起による刺激がなく低年
齢の幼児にも安心して使用させることができる。
【0025】また、前記差込み片と差込み溝とのいずれ
か一方を硬質材により形成し、もう一方を軟質材により
形成する場合には、両者の差込み操作を円滑に行うこと
ができるとともに嵌挿状態が確実で使用の際に抜け落ち
る心配がない。
【0026】まつ毛片は、差込み片とまつ毛部材とが一
体構造のものである場合には製造が容易で経済的に有利
であるが、それらが別々に、且つ別々の異なる材質で成
形される場合にはまつ毛部が差込み片の性質に左右され
ることなしに形成することができ、まつ毛の違いによる
人形の顔の表情の変化を楽しむことができる。
【0027】更に、それぞれ形、毛質、色、毛の長さの
異なる複数のまつ毛片を備えることにより、更に多くの
表情の変化を楽しむこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す正面図。
【図2】図1に示した実施の形態の使用状態を示す使用
状態の説明図。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】図1に示した実施の形態に使用されるまつ毛片
の拡大図。
【図5】まつ毛片についての異なる実施の形態を示す拡
大図。
【符号の説明】
1 頭部 2 顔面部 3 耳 4 目 5 鼻 6 口 7 眉 8 瞼 9 まつ毛 10 まつ毛片 11 差込み溝 12 一体型まつ毛片 13 差込み片 14 まつ毛部材片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形の顔面部に表示された目の上瞼部分
    に沿ってまつ毛が描かれているとともに、前記上瞼に沿
    って円弧状の差込み溝が設けられており、且つ前記差込
    み溝にあわせた差込み片の先端にまつ毛部材を立設した
    まつ毛片が前記差込み溝に取外し可能に嵌挿されている
    こと、 を特徴とする人形。
  2. 【請求項2】 前記差込み片と差込み溝との、いずれか
    一方が、硬材質で他方が軟材質であるものよりなるこ
    と、 を特徴とする請求項1に記載の人形。
  3. 【請求項3】 前記差込み片とまつ毛部材とが別部材に
    より形成されること、 を特徴とする請求項1または2に記載の人形。
  4. 【請求項4】 それぞれ形、毛質、色、毛の長さの異な
    る複数のまつ毛片を備えたこと、 を特徴とする請求項1,2または3に記載の人形。
JP2001078748A 2001-03-19 2001-03-19 人 形 Ceased JP2002273065A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101452A (ja) * 2014-11-29 2016-06-02 株式会社 トップエレガンス 顔マネキンと美容施術の練習方法
JP2017170205A (ja) * 2017-06-28 2017-09-28 株式会社バンダイ 形象物及び形象物の製造方法
JP2020108845A (ja) * 2017-06-28 2020-07-16 株式会社バンダイ 形象物及び形象物の製造方法
JP2021191490A (ja) * 2020-04-10 2021-12-16 株式会社バンダイ 形象物及び形象物の製造方法

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