JP2002272666A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽内に食器を洗浄する洗浄水を噴射する
洗浄ノズルを回転自在に設けた食器洗い機において、食
器かごの上に配置した上棚にセットした食器の洗浄効率
を向上するとともに、使用水量やエネルギーを低減して
エネルギー的にも効率の良い食器洗い機を提供する。 【解決手段】 略長方形の底面形状を有する洗浄槽２４
の内部に、椀類２８および皿類２９をセットした食器か
ご２７を配置し、洗浄槽２４の底部に複数の洗浄ノズル
２５、２６を回転自在に配置する。食器かご２７は一部
に上棚３１を配置し、上棚３１を配置した食器かご２７
の下方にある洗浄ノズル２６を、回転自在な第１のノズ
ル２６ａとこの第１のノズル２６ａに対して回転自在に
取り付けた第２のノズル２６ｂとで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽内に食器を
洗浄する洗浄水を噴射する洗浄ノズルを回転自在に設け
た食器洗い機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図４に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。

【０００３】図４に示すように、食器洗い機本体１は、
内部に洗浄槽２を設けており、この洗浄槽２内へ、給水
弁３により水または湯を供給するようにしている。洗浄
槽２の底部に排水孔４を設け、この排水孔４の他側部に
連通したポンプ室に、モータ５によって駆動される洗浄
ポンプ６を取り付け、この洗浄ポンプ６により洗浄水を
洗浄槽２の内部に循環するよう構成している。

【０００４】すなわち、この循環は、洗浄水が排水孔４
から洗浄ポンプ６に吸いこまれ、洗浄ポンプ６より洗浄
槽２の内底部に設けた洗浄ノズル７に供給され、この洗
浄ノズル７から噴射され、食器を洗浄した後、再び排水
孔４に戻るという経路で行われる。

【０００５】洗浄ノズル７と洗浄槽２の底部との間に
は、洗浄水加熱用のヒータ８を装備している。また、洗
浄ノズル７の上方には、食器９を整然とセットでき、洗
浄水を効果的に食器９に噴射するように構成した食器か
ご１０を配置している。また、洗浄槽２の前面部には、
開閉自在な扉１１を取り付けている。

【０００６】食器かご１０には複数の移動用ローラを配
設して、開放した扉１１の上部を食器洗い機本体１の前
面外部へ引き出し可能になっている。また、排水ポンプ
１２は、排水ホース１３を通して洗浄水を機外に排出す
るものである。

【０００７】ここで、洗浄ノズル７の構成を説明する
と、図５に示すように、洗浄槽２の底部に洗浄ノズル７
の回転中心部を軸支する軸支部１４を配置し、その軸支
部１４に洗浄ノズル７を挿入して回転自在としている。
また、洗浄ノズル７が軸支部１４からはずれないように
上部に抜け止めナット１５を締着した構成としている。

【０００８】さらに、洗浄ノズル７には複数の噴射穴１
６を設けており、洗浄ポンプ６から送り出された洗浄水
が軸支部１４の中央の穴から供給され、その洗浄水を噴
射穴１６から噴射する。

【０００９】さらに、洗浄水の噴射範囲を広くするため
に、図６に示すように、第１のノズル１７と、第１のノ
ズル１７に回転自在に設けた小さい第２のノズル１８と
で洗浄ノズルを構成したものがある。すなわち、洗浄槽
の内底部に回転自在に設けた第１のノズル１７の上面に
軸支部１７ａを設け、軸支部１７ａに小さい第２のノズ
ル１８を挿入して回転自在に設けた構成としている。

【００１０】この洗浄ノズルでは、第１のノズル１７の
上方への抜け止めとして抜け止めナットではなく、第１
のノズル１７の下に爪部１７ｂを設け、軸支部１４の凸
部に対して爪を係合させて抜け止めとしている。

【００１１】この第１のノズル１７と第２のノズル１８
は、それぞれ独立して自在に回転するので、第２のノズ
ル１８の噴射穴１８ａが通る軌跡は、一定の同心円では
なく、第１のノズル１７の回転と第２のノズル１８の両
方の回転の組み合わせになり、２度と同じ軌跡を通らな
いいろいろの場所を通るので、洗浄槽２の内部の食器か
ご１０に対して非常に広範囲を洗浄することができる。

【００１２】また、図７に示すように、日本の狭い台所
事情に対して、床への投影面の一辺が短い薄型の食器洗
い機が多く見られるようになった。図７では、奥行き方
向が示していないが、幅方向の寸法に対して奥行き方向
の寸法が短い構成となっている。

【００１３】このタイプは、洗浄槽１９の底面形状が略
長方形をしており、短辺に合わせた小さい回転式の洗浄
ノズル２０を２個配置している。食器かご２１は、洗浄
槽１９の内部空間を有効的に利用するために、上下２段
の食器かごとしている。大きな皿を基準に洗浄槽１９の
上下方向の寸法を設定しているので、この皿をセットす
る場所の上には食器を配置できないが、皿に比べて茶碗
や汁椀の上には空間があるので、この空間を活かすため
に上棚２２を設けている。

【００１４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図７に
示すような薄型の食器洗い機では、洗浄槽１９の有効利
用のために、食器かご２１の上に上棚２２を設け、食器
かご２１に列に並べた茶碗や汁椀の椀類に重ねて、上棚
２２にコップ類などの食器セットするので、列に並べら
れた茶碗や汁椀の椀類の間からは洗浄ノズル２０から噴
射された洗浄水が抜け出て、上棚２２のコップ類などの
食器を洗浄することは期待できない。

【００１５】したがって、茶碗や汁椀それぞれの列の間
から上棚２２の食器に向けて洗浄水を噴射しなければな
らず、上棚２２のすべての食器に洗浄水を噴射すること
はかなり難しく、そのため、洗浄水を噴射する噴射穴を
多くする必要があるので、洗浄効率の点から不利であっ
た。

【００１６】特に、小さい洗浄ノズル２０を２個配置し
ている長方形形状をした洗浄槽１９の薄型のタイプおい
ては、その傾向は顕著である。この場合、噴射穴を多く
すると、使用する洗浄水の量やエネルギーが多くかかる
という問題もある。

【００１７】このために、食器洗い機として、特に上棚
２２の洗浄性能の確保が難しかったり、使用水量やエネ
ルギーが多量に必要な効率の悪いものとなる。

【００１８】つぎに、図６に示している従来の第１のノ
ズル１７と第２のノズル１８を配置した構成の洗浄ノズ
ルにあっては、第２のノズル１８側の第１のノズル１７
ｘは、第２のノズル１８への導水路のみで、第２のノズ
ル１８と逆側の第１のノズル１７ｙに対してかなり短
い。また、第１のノズル１７の回転推進や、食器かご１
０の外側コーナー部を安定して洗うために、第２のノズ
ル１８と逆側の第１のノズル１７ｙの外側に噴射穴を配
置している。

【００１９】したがって、回転中心に対して、第２のノ
ズル１８側の第１のノズル１７ｘは第２のノズル１８の
回転中心にのみ下向きの荷重がかかり、それに対して第
２のノズル１８と逆側の第１のノズル１７ｙは、噴射穴
の位置に対してすべて下向きの噴射反力がかかるので、
上下方向の回転モーメントを比較すると、第２のノズル
１８と逆側の第１のノズル１７ｙの方が大きいという結
果となる。

【００２０】この場合、このままで運転すると第１のノ
ズル１７の回転摺動部の摩耗において、片方だけが異常
に摩耗するという結果になったり、ひどい場合には第１
のノズル１７が傾くことによって回転中心部から洗浄水
が漏れて、通常のノズルの吐出圧が出なかったりすると
いう問題があった。

【００２１】そのために、第２のノズル１８側の第１の
ノズル１７ｘに重り２３を装着し、回転中心に対する上
下の回転モーメントのバランスをとっていた。これは、
重り２３とするためだけの部品およびその装着のための
コストがかかっていた。このため、食器洗い機として高
価になることになる。

【００２２】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、食器かごの上に配置した上棚にセットした食器の洗
浄効率を向上するとともに、使用水量やエネルギーを低
減してエネルギー的にも効率の良い食器洗い機を提供す
ることを第１の目的としている。

【００２３】また、洗浄ノズル動作時の洗浄ノズルのバ
ランスをとり、洗浄ノズルの構成を簡単にし、安価な食
器洗い機を提供することを第２の目的としている。

【００２４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、略長方形の底面形状を有する洗浄槽
の内部に、食器をセットした食器かごを配置し、洗浄槽
の底部に複数の洗浄ノズルを回転自在に配置し、食器か
ごは一部に上棚を配置し、上棚を配置した食器かごの下
方にある洗浄ノズルを、回転自在な第１のノズルとこの
第１のノズルに対して回転自在に取り付けた第２のノズ
ルとで構成したものである。

【００２５】これにより、より少ない噴射穴でもいろい
ろな方向から上棚の食器に洗浄水を噴射することができ
るので、食器かごの上に配置した上棚にセットした食器
の洗浄効率を向上できるとともに、使用水量やエネルギ
ーを低減してエネルギー的にも効率の良い食器洗い機を
得ることができる。

【００２６】また、第２の目的を達成するために、食器
を洗浄する洗浄水を噴射する噴射穴を有する洗浄ノズル
を洗浄槽内に回転自在に配置し、洗浄ノズルは、回転自
在な第１のノズルと、この第１のノズルの上面に回転自
在に取り付けた第２のノズルとを有し、第２のノズルの
外側に第１のノズルの噴射穴を設けたものである。

【００２７】これにより、洗浄ノズル動作時の洗浄ノズ
ルのバランスをとることができるので、洗浄ノズルの構
成を簡単にでき、安価な食器洗い機を得ることができ
る。

【００２８】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、略長方形の底面形状を有する洗浄槽と、食器をセッ
トし前記洗浄槽の内部に配置した食器かごと、前記洗浄
槽の底部に回転自在に配置した複数の洗浄ノズルとを備
え、前記食器かごは一部に上棚を配置し、前記上棚を配
置した食器かごの下方にある洗浄ノズルを、回転自在な
第１のノズルとこの第１のノズルに対して回転自在に取
り付けた第２のノズルとで構成したものであり、より少
ない噴射穴でもいろいろな方向から上棚の食器に洗浄水
を噴射することができるので、食器かごの上に配置した
上棚にセットした食器の洗浄効率を向上できるととも
に、使用水量やエネルギーを低減してエネルギー的にも
効率の良い食器洗い機を得ることができる。

【００２９】請求項２に記載の発明は、洗浄槽と、食器
を洗浄する洗浄水を噴射する噴射穴を有し前記洗浄槽内
に回転自在に配置した洗浄ノズルとを備え、前記洗浄ノ
ズルは、回転自在な第１のノズルと、この第１のノズル
の上面に回転自在に取り付けた第２のノズルとを有し、
第２のノズルの外側に第１のノズルの噴射穴を設けたも
のであり、噴射穴の位置や大きさ、向きにより、洗浄ノ
ズル動作時の洗浄ノズルのバランスをとることができる
ので、洗浄ノズルの構成を簡単にでき、安価な食器洗い
機を得ることができる。

【００３０】

【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【００３１】（実施例１）図１および図２に示すよう
に、洗浄槽２４は、略長方形の底面形状を有しており、
この洗浄槽２４の底部に２個の洗浄ノズル２５、２６を
配置している。洗浄ノズル２５、２６の上方に食器かご
２７を配置し、この食器かご２７は、左側に茶碗、汁椀
などの椀類（食器）２８をセットし、右側に皿類（食
器）２９をセットするように構成している。したがっ
て、洗浄槽２４の内部空間と、食器類のセット位置から
コップ、湯呑みなどの食器３０をセットする上棚３１を
左側の椀類２８の上に配置している。

【００３２】洗浄ノズル２５は一般的な固定した噴射穴
を有する洗浄ノズルとし、上棚３１の下方に設けた洗浄
ノズル２６は回転自在な第１のノズル２６ａとその上面
に独立して回転自在に取り付けた第２のノズル２６ｂと
で構成している。

【００３３】上記構成において、まず、それぞれの洗浄
ノズル２５、２６について説明すると、洗浄ノズル２５
も洗浄ノズル２６と同様に、第１のノズルと、第２のノ
ズルとで構成しても何ら問題ないが、皿類は比較的一定
の固定された軌跡で真上に噴射している洗浄水のみで洗
浄することができるので、部品点数の多い高価となる洗
浄ノズルの構成をとる必要がないので、一般的な洗浄ノ
ズルの構成としている。

【００３４】一方、洗浄ノズル２６は、前述したよう
に、列で並んだ椀類２８の間を抜けた洗浄水で、上棚３
１にセットしたコップ、湯呑みなどの食器３０を洗浄す
ることは期待できないので、前後２列に並んだ椀類２８
の間の空間（図２の斜線部Ａ）から上棚３１の食器３０
に洗浄水を噴射しなければならない。したがって、同心
円のみで決定される噴射穴の軌跡のみでカバーするのは
難しいので、洗浄ノズル２６の第２のノズル２６ｂのよ
うにいろいろな軌跡を有する噴射穴により、いろいろな
位置、噴射角度を利用することは非常に有効となる。

【００３５】したがって、より少ない噴射穴でも、いろ
いろな方向から上棚３１の食器３０に洗浄水を噴射する
ことができるので、上棚３１にセットした食器３０の洗
浄効率を向上することができる。また、噴射穴を多くす
る必要がないため、使用する洗浄水の量やエネルギーを
低減してエネルギー的にも効率のよい食器洗い機を得る
ことができる。

【００３６】（実施例２）図３に示すように、洗浄ノズ
ル３２は、洗浄槽３３内に回転自在に設け、回転自在な
第１のノズル３４と、この第１のノズル３４の上面に回
転自在に取り付けた第２のノズル３５とを有し、第１の
ノズル３４に複数の噴射穴３６を設けるとともに、第２
のノズル３５の外側にも噴射穴３６ａを設けている。し
かも、噴射穴３６ａから噴射される洗浄水の大部分は第
２のノズル３５に当たらないような位置、噴射方向に設
定している。

【００３７】上記構成において動作を説明する。洗浄ノ
ズル３２に関して、軸支部３７の左右の上下方向に対す
るそれぞれのモーメントを考える。左側のモーメント
は、第２のノズル３５の重量と第２のノズル３５の噴射
反力による荷重が第２のノズル３５の軸支部３８にかか
っているモーメントと、噴射穴３６ａの反力によるモー
メント等とからなる。

【００３８】つぎに、右側のモーメントは、第１のノズ
ル３４の右側に設けた噴射穴３６から噴射される反力に
よるモーメントの合計等からなる。噴射穴３６ａがない
従来の洗浄ノズルにおいては、前述しているように、右
側のモーメントの方がかなり大きい。これは、第２のノ
ズル３５の噴射圧力が管路抵抗により他の第１のノズル
の噴射圧力に比べて小さいために噴射反力も小さくなる
ことと、軸支部３８の位置が第１のノズル３４の片側の
センター近くになるために中心からの距離が短いため、
第２のノズル３５側のモーメントが小さくなるためであ
る。

【００３９】しかしながら、噴射穴３６ａを追加するこ
とにより、この外側の噴射反力による大きなモーメント
を得ることができる。したがって、右と左のそれぞれの
モーメントを近づけることができる。

【００４０】洗浄ノズル３２において、洗浄性能とこの
左右のモーメントのバランスをどちらも満足できた場合
は、従来左右のモーメントをとるために必要だった重り
を装着する必要はない。

【００４１】したがって、洗浄ノズル動作時の洗浄ノズ
ル３２のバランスをとることができるので、重りの必要
のない簡単な洗浄ノズルの構成とし、安価に構成できる
食器洗い機が得られる。

【００４２】しかしながら、洗浄性能を優先し、万一左
右のモーメントのバランスがとれない場合でも、従来と
比べるとそのバランスをとるための重りの荷重は、従来
に比べてかなり小さくすることができるので、重り自体
を安価にし、重りを保持する構造も簡単になる。

【００４３】ここで、噴射穴３６ａから噴射される洗浄
水の大部分は第２のノズル３５に当たらないような位
置、噴射方向に設定しているのは、この噴射穴３６ａか
ら噴射された洗浄水が第２のノズル３５に当たると第２
のノズル３５の回転運動がアンバランスになり安定した
性能を得ることが難しくなるからである。

【００４４】

【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、略長方形の底面形状を有する洗浄槽と、
食器をセットし前記洗浄槽の内部に配置した食器かご
と、前記洗浄槽の底部に回転自在に配置した複数の洗浄
ノズルとを備え、前記食器かごは一部に上棚を配置し、
前記上棚を配置した食器かごの下方にある洗浄ノズル
を、回転自在な第１のノズルとこの第１のノズルに対し
て回転自在に取り付けた第２のノズルとで構成したか
ら、より少ない噴射穴でもいろいろな方向から上棚の食
器に洗浄水を噴射することができるので、食器かごの上
に配置した上棚にセットした食器の洗浄効率を向上でき
るとともに、使用水量やエネルギーを低減してエネルギ
ー的にも効率の良い食器洗い機を得ることができる。

【００４５】また、請求項２に記載の発明によれば、洗
浄槽と、食器を洗浄する洗浄水を噴射する噴射穴を有し
前記洗浄槽内に回転自在に配置した洗浄ノズルとを備
え、前記洗浄ノズルは、回転自在な第１のノズルと、こ
の第１のノズルの上面に回転自在に取り付けた第２のノ
ズルとを有し、第２のノズルの外側に第１のノズルの噴
射穴を設けたから、噴射穴の位置や大きさ、向きによ
り、洗浄ノズル動作時の洗浄ノズルのバランスをとるこ
とができるので、洗浄ノズルの構成を簡単にでき、安価
な食器洗い機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例の食器洗い機の一部切欠
した正面図

【図２】同食器洗い機の要部上面図

【図３】本発明の第２の実施例の食器洗い機の要部側面
図

【図４】従来の食器洗い機の縦断面図

【図５】同食器洗い機の一部切欠した要部斜視図

【図６】従来の食器洗い機の他の例の要部斜視図

【図７】従来の食器洗い機の他の例の一部切欠した正面
図

【符号の説明】

２４ 洗浄槽 ２５ 洗浄ノズル ２６ 洗浄ノズル ２６ａ 第１のノズル ２６ｂ 第２のノズル ２７ 食器かご ２８ 椀類（食器） ２９ 皿類（食器） ３１ 上棚

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上▲崎▼ 昌芳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3B082 BL02

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 略長方形の底面形状を有する洗浄槽と、
   食器をセットし前記洗浄槽の内部に配置した食器かご
   と、前記洗浄槽の底部に回転自在に配置した複数の洗浄
   ノズルとを備え、前記食器かごは一部に上棚を配置し、
   前記上棚を配置した食器かごの下方にある洗浄ノズル
   を、回転自在な第１のノズルとこの第１のノズルに対し
   て回転自在に取り付けた第２のノズルとで構成した食器
   洗い機。
2. 【請求項２】 洗浄槽と、食器を洗浄する洗浄水を噴射
   する噴射穴を有し前記洗浄槽内に回転自在に配置した洗
   浄ノズルとを備え、前記洗浄ノズルは、回転自在な第１
   のノズルと、この第１のノズルの上面に回転自在に取り
   付けた第２のノズルとを有し、第２のノズルの外側に第
   １のノズルの噴射穴を設けた食器洗い機。