JP2002271760A

JP2002271760A - スポンサー契約システム、および放送システム

Info

Publication number: JP2002271760A
Application number: JP2001071558A
Authority: JP
Inventors: Junya Nishisaka; 純也西坂; Kunio Ninomiya; 邦男二宮
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-03-14
Filing date: 2001-03-14
Publication date: 2002-09-20

Abstract

(57)【要約】【課題】従来のＣＭ提供によるスポンサー契約だけで
は放送局及び番組配信会社のスポンサー契約料の増収は
見込めないので、スポンサー契約料の増収を可能とす
る、通常のＣＭ提供以外のスポンサー契約システムを提
案すること。【解決手段】放送局及び番組配信会社１は、通常番組
の映像２とその映像に関する詳細情報３を放送する。視
聴者（ユーザ）６は、通常番組の映像２を視聴してい
て、その映像に関する詳細情報を知りたいとき、放送さ
れてくる映像に関する詳細情報３を表示する。これによ
り放送局及び番組配信会社１は、通常番組内で放送され
る映像に関する情報提供に対するスポンサー契約を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、地上波放送、衛星
放送、ＣＡＴＶ（ケーブルテレビジョン）などの放送
局、及び番組配信会社が通常のＣＭ以外でスポンサー契
約するためのスポンサー契約システムと、そのスポンサ
ー契約を可能にするための放送システムに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】近年、民間放送の地上波放送では視聴し
ているユーザに対して視聴料金を徴収しないで、放送番
組のＣＭ期間にＣＭを放映することにより、スポンサー
からスポンサー契約料を取っている。

【０００３】一方、ＢＳ放送では、ＮＨＫは放送受信
料、ＷＯＷＯＷは加入料と月々の使用料を視聴者から徴
収しており、ＣＳ放送も基本的には視聴者から料金を徴
収する有料放送である。ＣＡＴＶは地上波の再送＋有料
放送という形態であり、数段階に設定された加入料金、
チャンネル単位（ペイ・パー・チャンネル）、または番
組単位（ペイ・パー・ビュー）の視聴料金を視聴者から
徴収する仕組みになっている。

【０００４】そのため、現在の地上波放送における民間
放送のように、ＣＭが入っても料金を安くしてほしいと
いう要求も存在し、このような本来有料放送として提供
する番組の料金を安くするために地上波の民間放送局以
外の放送局でもＣＭを放映しスポンサー契約を行なうこ
とが考えられる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来のスポンサー契約
システム、および放送システムは以上のように構成され
ており、放送局や番組配信会社がＣＭを提供することに
よりスポンサー契約を行なう場合、視聴率の高い時間帯
のスポンサー契約料を他の時間帯より高くすることは可
能であるが、同一時間帯のスポンサー契約において現状
の契約より契約料を高くすることは困難である。また、
番組の放送時間中に取れるＣＭの時間には制限が有り、
一つの番組もしくは一定時間の放送内でＣＭ時間を増や
すことによりスポンサー数を増やし、スポンサー契約料
を増収することは困難であると言う問題点があった。

【０００６】この発明は以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、同一時間帯における放送であってもスポ
ンサー契約料を可変にすることができるスポンサー契約
システム、および放送システムを提供することを目的と
する。また、番組の放送時間によるＣＭ時間の制限を緩
和し、一定時間内におけるスポンサー契約料を増やすこ
とのできるスポンサー契約システム、および放送システ
ムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明の請求項１にか
かるスポンサー契約システムは、放送される通常番組の
映像と一緒に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情
報を同時に放送し、放送局及び番組配信会社が上記通常
映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を放送することに
対してスポンサー契約を行なうものである。

【０００８】また、本発明の請求項２にかかるスポンサ
ー契約システムは、請求項１記載のスポンサー契約シス
テムにおいて、視聴者が上記映像に関する詳細情報を希
望する場合、映像に関する詳細情報の表示を指示し、そ
の視聴情報を放送局及び視聴情報の管理会社に送り、さ
らに放送局及び視聴情報の管理会社がその視聴情報をス
ポンサーに送り、視聴者数に応じてスポンサー契約を行
なうものである。

【０００９】また、本発明の請求項３にかかるスポンサ
ー契約システムは、放送される通常番組の映像と一緒
に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を同時に
放送するとき、その映像のどの部分に関する詳細情報、
及び宣伝情報が付加されているかを視聴者が認識しやす
いように、これらの情報が付加されている部分を強調し
た映像を一緒に放送するものである。

【００１０】また、本発明の請求項４にかかるスポンサ
ー契約システムは、放送される宣伝情報の映像と一緒
に、その宣伝情報に関する詳細な情報を同時に放送し、
放送局及び番組配信会社が上記宣伝情報と一緒に宣伝情
報に関する詳細な情報を放送することに対するスポンサ
ー契約を行なうものである。

【００１１】また、本発明の請求項５にかかるスポンサ
ー契約システムは、、請求項４記載のスポンサー契約シ
ステムにおいて、視聴者が上記宣伝情報に関する詳細な
情報を希望する場合、宣伝情報に関する詳細な情報の表
示を指示し、その視聴情報を放送局に送り、放送局がさ
らにその視聴情報をスポンサーに送り、視聴者数に応じ
てスポンサー契約を行なうものである。

【００１２】また、本発明の請求項６にかかる放送シス
テムは、放送される宣伝情報の映像と一緒に、その宣伝
情報に関する詳細な情報を同時に放送し、視聴者が宣伝
情報に関する詳細な情報を用いて購入の意思決定を行な
い、注文情報を放送局及び発注管理会社に送り、放送局
及び発注管理会社はスポンサー及び販売会社にその注文
情報を送ることにより、視聴者が宣伝情報を見ることで
商品の購入を決定するものである。

【００１３】また、本発明の請求項７にかかるスポンサ
ー契約システムは、請求項１,２,４または５のいずれか
に記載のスポンサー契約システムにおいて、視聴者が、
上記映像に関する詳細情報、及び宣伝情報、又は宣伝情
報に関する詳細情報を視聴した場合、視聴者の個人情報
を上記放送局及び視聴情報の管理会社に送信し、放送局
及び視聴情報の管理会社がスポンサーに視聴者の個人情
報を提供するものである。

【００１４】また、本発明の請求項８にかかるスポンサ
ー契約システムは、放送される通常番組の映像と一緒
に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報が記載さ
れているホームページアドレスを同時に放送し、放送局
及び番組配信会社がこの通常映像に付加した映像に関す
る詳細情報、及び宣伝情報が記載されているホームペー
ジアドレスを放送することに対するスポンサー契約を行
なうものである。

【００１５】また、本発明の請求項９にかかる放送シス
テムは、放送される通常番組の映像と一緒に、その映像
に関する詳細情報、及び宣伝情報が記載されているホー
ムページアドレスを同時に放送し、視聴者は映像を見な
がらそのホームページアドレスにアクセスするものであ
る。

【００１６】また、本発明の請求項１０にかかる放送シ
ステムは、請求項９記載の放送システムにおいて、上記
視聴者が映像を見ながらそのホームページアドレスにア
クセスした場合、視聴者の個人情報がスポンサーに提供
されるものである。

【００１７】また、本発明の請求項１１にかかるスポン
サー契約システムは、放送される通常番組の映像と一緒
に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を視聴者
が取得するためのメールアドレスを同時に放送し、放送
局はこの通常映像に付加した映像に関する詳細情報、及
び宣伝情報を取得するためのメールアドレスを放送する
ことに対してスポンサー契約を行なうものである。

【００１８】また、本発明の請求項１２にかかるスポン
サー契約システムは、請求項１１記載のスポンサー契約
システムにおいて、上記視聴者が映像に関する情報、及
び宣伝情報が知りたい場合、そのメールアドレスにメー
ルを送信し、このメールの送信数に応じてスポンサー契
約を行なうものである。

【００１９】また、本発明の請求項１３にかかる放送シ
ステムは、放送される通常番組の映像と一緒に、その映
像に関する詳細情報、及び宣伝情報を視聴者が取得する
ためのメールアドレスと、視聴者が送信するメールのフ
ォーマット情報とを同時に放送するものである。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明に
よるスポンサー契約システム及びそのスポンサー契約を
可能にする放送システムの実施の形態について説明す
る。

【００２１】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１におけるスポンサー契約システムの構成を示すモ
デル図である。これは、放送局及び番組配信会社１が、
通常番組の映像２とその映像に関する情報３とを放送す
ることにより、通常のＣＭ提供に対するスポンサー４に
加えて、さらに通常番組内で放送される映像に関する情
報提供に対するスポンサー５とスポンサー契約を行なう
モデルである。

【００２２】まず、放送局及び番組配信会社１が放送す
る放送データについて説明する。通常番組の映像２は、
これまでと同様のＣＭを有する通常番組の映像である。
映像に関する情報３は、その通常番組の映像に関する情
報、ＣＭ及び提供者名等のデータである。

【００２３】通常番組の映像に関する情報、ＣＭ及び提
供者名等のデータとは、例えば、通常番組の映像に、あ
る喫茶店が使用されたとすると、その喫茶店の名前、喫
茶店の所在地、メニュー及び料金や営業時間などに関す
る情報である。このような映像に関する情報、ＣＭ及び
提供者名等のデータは、従来のアナログ放送においては
垂直帰線消去期間に挿入することが可能であり、今後普
及が見込まれるデジタル放送においては、一つのチャン
ネルで複数の番組を送信するマルチプログラムが可能で
あるため、使用されていないプログラムに挿入したり、
またＧＯＰ（Group of Pictures Header）やピクチャー
のユーザデータに挿入したりすることができる。また、
通常番組の映像に関する情報、ＣＭ及び提供者名等は、
映像データや文字データだけでなく音声データでもよ
い。音声データの場合、アナログ放送では副音声を使用
してもよいし、デジタル放送ではプライベートストリー
ムを使用することが可能である。

【００２４】次に、通常番組の映像２とその映像に関す
る情報３とを受信する受信装置では、通常番組の映像と
供に映像に関する情報、ＣＭ及び提供者名等を常に表示
しておいてもよいし、視聴者（ユーザ）６が映像に関す
る情報、ＣＭ及び提供者名等を知りたいときのみ表示す
るようにしてもよい。これは、視聴者（ユーザ）６が自
由に選択できるように構成することが可能である。

【００２５】このようにして、通常番組の映像２とその
映像に関する情報３とを放送して、視聴者に映像に関す
る情報、ＣＭ及び提供者名等を伝えることができ、これ
により放送局及び番組配信会社１は、通常番組内で放送
される映像に関する情報提供に対するスポンサー５とス
ポンサー契約が可能になる。

【００２６】また、視聴（ユーザ）６が通常番組の映像
２に関する情報３を視聴したとき、その視聴情報を放送
局及び番組配信会社１、又は視聴情報管理会社に送信す
る。そして、通常番組の映像２に関する情報を視聴した
人の視聴者数及び視聴率を集計する。これにより、放送
局及び番組配信会社１は、視聴者数に応じたスポンサー
契約を行なうことができる。また、この視聴者数に応じ
たスポンサー契約を行なうことで、視聴者数に対する出
来高払いのスポンサー契約を結ぶことができる。一方、
スポンサーは興味のある視聴者にのみ宣伝し、その割合
に応じた広告料を支払えばよい。さらに、この契約によ
り視聴者数の低迷によるスポンサーの不利益を軽減でき
る。

【００２７】図２は、情報が付加されている部分の配色
を変えたり、あるいは他のオブジェクトと明らかに違う
ような視覚的効果を与えたりするなどして情報が付加さ
れていることを強調した放送システムの構成を示す図で
ある。これは、デジタル放送が一つのチャンネルで複数
の番組を送信するマルチプログラムが可能であることを
利用して、通常映像のプログラム８と情報が付加されて
いる部分が強調された映像のプログラム９とを多重化し
たチャンネル７として放送する。情報が付加されている
部分が強調された映像のプログラム９をＴＶ１０で表示
すると、情報が付加されていない映像１１と情報が付加
されている映像１２が視聴者に判別できるようにされて
いる。

【００２８】これにより、視聴者は情報が付加されてい
る映像１２を容易に特定することができる。また、情報
が付加されている映像１２を強調することにより視聴者
の興味を強めることができる。

【００２９】なお、情報が付加されている映像を強調す
る他の方法としては、情報が付加されている映像の輪郭
を強調してもよいし、情報が付加されている映像である
ことを視聴者が認識できるような目印の映像を合成して
もよい。これは、この部分の映像に関して情報が付加さ
れているということを視聴者が認識できればよい。

【００３０】また、情報が付加されている映像が同一画
面上に複数存在した場合でも、その部分が強調されてい
るので、視聴者は自分が知りたい映像の情報のみを選択
し視聴することができる。これによって、視聴者が不要
とする情報を表示することなく、必要とする情報のみを
提供することができる。

【００３１】このように本実施の形態によれば、ＣＭあ
りの通常番組の映像２に加えて、映像に関する情報３を
付加して放送局及び番組配信会社１から放送するように
したので、放送局及び番組配信会社１は通常のＣＭとは
別に映像に関する情報３に対してスポンサー５と契約を
行うことができ、放送時間によるＣＭの放送時間の制限
を緩和して、スポンサー契約料を増大させることができ
る。また、視聴率を監視することによって、同一時間帯
であっても、視聴率に応じてスポンサー契約料を変化さ
せることができる。

【００３２】（実施の形態２）次に本発明の実施の形態
２にかかるスポンサー契約システム、および放送システ
ムについて説明する。図３は、本発明の実施の形態２に
おけるスポンサー契約の構成を示すモデル図である。こ
れは、放送局及び番組配信会社１が、通常ＣＭの映像１
３とそのＣＭに関する詳細な情報１４とを放送すること
により、通常のＣＭ提供に対するスポンサー契約に加え
て、さらにＣＭと一緒に放送されるＣＭに関する詳細情
報提供に対するスポンサー契約を行なうモデルである。

【００３３】すなわち、通常のＣＭでは既に述べたよう
に、限られた時間内で宣伝広告を行なう必要があり、漠
然とした商品名や商品機能の宣伝しか行われていない。
しかし、これでは視聴者が知りたい情報を十分に伝える
ことが困難であり、スポンサーとしては商品の詳細な情
報をさらに視聴者に知って頂きたいという要望がある。
特に、商品の値段や入手方法などは視聴者が知りたい情
報である。そこで、放送局及び番組配信会社１は通常Ｃ
Ｍの映像１３とそのＣＭに関する詳細な情報１４とを同
時に放送することにより、通常のＣＭ提供に対するスポ
ンサー契約に加えてＣＭに関する詳細な情報提供に対す
るスポンサー契約を結ぶことができる。

【００３４】これは、通常のＣＭ提供に対するスポンサ
ーと同一のスポンサーと契約することが可能である。な
お、ＣＭに関する詳細な情報の放送方法や受信装置は、
上記実施の形態１と同じ手法を用いることができる。

【００３５】また、視聴（ユーザ）６がＣＭに関する詳
細な情報１４を視聴したとき、その視聴情報を放送局及
び番組配信会社１又は視聴情報管理会社に送信する。そ
して、通常ＣＭに関する詳細情報を視聴した人の視聴者
数及び視聴率を集計する。これにより、放送局及び番組
配信会社１は、視聴者数に応じたスポンサー契約を行な
うことができる。

【００３６】図４は、視聴者がＣＭを見ながら商品を購
入できる放送システムの構成図である。ここでは、放送
局及び番組配信会社１は、ＣＭに関する詳細な情報と一
緒にそのＣＭの商品を購入するための注文書画面を放送
する。視聴者（ユーザ）６は、ＣＭに関する詳細な情報
を用いて購入の意思決定を行ない、ＴＶ及び受信装置の
リモコン等を用いて注文書画面に必要事項を記入する。
そして、注文書画面に記入された情報を発注管理会社１
５に送信し、発注管理会社１５が販売会社１６に発注
し、商品を視聴者（ユーザ）６に配送する。

【００３７】注文書画面に入力された情報は、電話回
線、ケーブル回線及び衛星放送の双方向通信等を用いて
発注管理会社１５に送信される。このとき、一旦放送局
及び番組配信会社１を経由して発注管理会社１５に送信
してもよい。そして、発注管理会社１５は注文書に記載
された情報を処理し、販売会社１６に発注する。また、
発注管理会社１５に注文書に記載された情報を送信する
変わりに、チャンネルとその時間情報等の情報のよう
に、どの商品が注文されたのかを特定できる情報を送信
してもよい。このとき、発注管理会社１５は送信されて
きた情報から視聴者（ユーザ）６が所望する商品を特定
し、販売会社に発注する。

【００３８】また、視聴者（ユーザ）６がＣＭに関する
詳細情報を視聴したとき、受信装置は視聴者（ユーザ）
６の住所や氏名等の個人情報を、放送局及び番組配信会
社１、又は視聴者情報管理会社に送信する。そして、こ
の個人情報をスポンサーに送る。これにより、放送局及
び番組配信会社１は、ＣＭに関する詳細情報を視聴した
人の個人情報をスポンサーに提供することに対するスポ
ンサー契約を行なうことができる。これは、実施の形態
１においても同様のスポンサー契約を行なうことができ
る。

【００３９】そして、スポンサーは、ＣＭに関する詳細
情報を視聴した人の個人情報を利用してカタログやダイ
レクトメールを視聴者に送ることにより、興味のある視
聴者にはさらに詳細な商品情報やサービスを提供でき、
効率のよい宣伝活動を行うことができる。

【００４０】このように本実施の形態２によれば、通常
ＣＭの映像１３に加えて、ＣＭに関する詳細な情報を付
加して放送局及び番組配信会社１から放送するようにし
たので、放送局及び番組配信会社１は通常のＣＭとは別
に、ＣＭに関する詳細な情報１４に対してスポンサー４
と契約を行うことができ、同一スポンサーに対するスポ
ンサー契約料を増大させることができる。また、上記Ｃ
Ｍに関する詳細な情報に商品の注文書画面を含めた情報
として放送することにより、販売活動とともに得られた
顧客情報を用いてダイレクトメールなどを用いた、より
詳細な情報提供を行うことができる。

【００４１】また、視聴率を監視することによって、同
一時間帯であっても、視聴率に応じてスポンサー契約料
を変化させることができる。

【００４２】（実施の形態３）次に本発明の実施の形態
３にかかるスポンサー契約システム、および放送システ
ムについて説明する。図５は、本発明の実施の形態３に
おけるスポンサー契約の構成を示すモデル図である。こ
れは、放送局及び番組配信会社１が、通常番組の映像２
とその映像に関する情報を記載したホームページアドレ
ス１７を放送するものである。そして、視聴者（ユー
ザ）６がホームページ管理会社１８で管理されているホ
ームページにアクセスし、映像に関する情報、ＣＭ及び
提供者名等を視聴する。これにより、通常のＣＭ提供に
対するスポンサー４に加えて、さらに映像に関する情報
提供に対するスポンサー５とスポンサー契約を行なうモ
デルである。

【００４３】上記実施の形態１に記載したように、放送
データ中に映像に関する情報を挿入する場合、挿入でき
る情報データ量には制限が有り、必ずしも必要な情報全
てを挿入できるとは限らない。そこで、映像に関する情
報が記載されているホームページアドレスを放送する。
このホームページアドレスの放送方法は、実施の形態１
と同用に、アナログ放送においては垂直帰線消去期間に
挿入する方法や、デジタル放送においては、使用されて
いないプログラムに挿入したり、またＧＯＰやピクチャ
ーのユーザデータに挿入したりする方法がある。

【００４４】また、ＴＶや受信装置では、視聴者（ユー
ザ）６が情報を必要とする映像を指定すると、その映像
に付加されたホームページアドレスからホームページ管
理会社１８が管理する所定のホームページがアクセスさ
れる。さらに、ＴＶや受信装置とホームページ管理会社
１８とを接続する情報網としてケーブル回線等が用いら
れる場合では、常時インターネット網への接続が可能で
あるため、ＴＶや受信装置では映像に付加されているホ
ームページアドレスに事前に自動でアクセスしておき、
アクセス経路を確立しておく。このような処理をホーム
ページアドレスが送られてくる毎に自動で行うようにす
る。これにより、ホームページアドレスが付加された映
像が表示されるときには、そのホームページのアクセス
が既に行なわれており、視聴者（ユーザ）６が映像に関
する情報を視聴しようとしたとき、瞬時にその内容を表
示することができる。また、自動でホームページにアク
セスしたときに、そのコンテンツをＴＶや受信装置内部
のメモリにダウンロードしておき、これをＴＶや受信装
置に記録しておく。これにより、視聴者（ユーザ）６が
一度視聴した映像に付加されているホームページアドレ
スのホームページを見る場合でも、瞬時にアクセスでき
たかのようにホームページを見ることができる。

【００４５】また、ＴＶ及び受信装置では、映像に付加
されたホームページアドレスのホームページにアクセス
すると、アクセスした視聴者（ユーザ）６の個人情報を
ホームページの管理会社１８及び視聴者情報管理会社に
送信する。そして、そこから映像に関する情報提供に対
するスポンサー５にその個人情報が送られるように構成
することも可能である。これにより、スポンサーは上記
実施の形態２と同様に、効率のよい宣伝活動を行なうこ
とができる。

【００４６】このように本実施の形態３によれば、通常
番組の映像２とともに、その映像に関する情報を記載し
たホームページアドレス情報を放送するようにしたの
で、放送局及び番組配信会社１は通常のＣＭとは別に、
映像に関する詳細な情報を掲載したホームページアドレ
ス１７を視聴者が閲覧することによって、映像に関する
情報、ＣＭ及び提供者名等を見ることに対してスポンサ
ー５と契約を行うことができ、スポンサーに対するスポ
ンサー契約料の増大を見込むことができる。

【００４７】（実施の形態４）次に本発明の実施の形態
４にかかるスポンサー契約システム、および放送システ
ムについて説明する。図６は、本発明の実施の形態４に
おけるスポンサー契約の構成を示すモデル図である。こ
れは、放送局及び番組配信会社１が、通常番組の映像２
とその映像に関する情報を取得するためのメールアドレ
ス１９とを放送するものである。そして、視聴者（ユー
ザ）６がメール管理会社２０にメールを送信し、映像に
関する情報、ＣＭ及び提供者名等を取得する。これによ
り、通常のＣＭ提供に対するスポンサー４に加えて、さ
らに映像に関する情報提供に対するスポンサー５とスポ
ンサー契約を行なうモデルである。

【００４８】上記実施の形態３に記載したように、視聴
者が映像に関する情報を視聴するためにホームページに
アクセスした場合、情報量が多くなり視聴者が知りたい
情報を容易に見つけ出すことが困難になる可能性があ
る。そこで、メールを用いて視聴者が知りたい情報のみ
取得できるようにする。

【００４９】このメールアドレスの放送方法は、本実施
の形態１で説明したように、アナログ放送においては垂
直帰線消去期間に挿入する方法や、デジタル放送におい
ては、使用されていないプログラムに挿入したり、また
ＧＯＰやピクチャーのユーザデータに挿入したりする方
法がある。ＴＶや受信装置は、視聴者（ユーザ）６が情
報を必要とする映像を指定すると、メールを作成する環
境を提供する。視聴者（ユーザ）６は、必要とする情報
が何であるかを明記したメールを作成する。そして、Ｔ
Ｖや受信装置は、指定された映像に付加されているメー
ルアドレスのメール管理会社２０にこのメールを送信す
る。メール管理会社２０は、このメールを解析し、視聴
者（ユーザ）６が所望する情報を記載したメールを返信
する。

【００５０】また、視聴者がメール管理会社２０にメー
ルを送信するので、メール管理会社２０において視聴者
数が確認できる。したがって、放送局及び番組配信会社
１は、メールの送信数に応じたスポンサー契約を行なう
ことができる。

【００５１】さらに、放送局及び番組配信会社１は、映
像に関する情報を取得するためのメールアドレスと一緒
に、メール管理会社２０に送信するメールのフォーマッ
トを、上記メールアドレスの送信と同様の方法を用いて
放送する。そして、ＴＶ及び受信装置でテキスト形式に
変換して、メール管理会社２０に送信できるようにす
る。また、放送局及び番組配信会社１から送られてきた
メールフォーマットのデータを専用アプリケーションで
開いてこれを編集し、必要なデータを追加した後、それ
を添付ファイルとしてメール管理会社２０に対してメー
ルを送信してもよい。このように専用のフォーマットを
用いて作成したメールを送信するので、メール管理会社
２０は自動でこのメールを解析し、視聴者（ユーザ）６
に返信することができる。

【００５２】このように本実施の形態４によれば、通常
番組の映像２に加えて、映像に関する情報を取得すため
のメールアドレスを放送するようにしたので、放送局及
び番組配信会社１は、通常のＣＭとは別に、メール会社
２０に対して視聴者が映像に関する詳細な情報をメール
で要求し、これを視聴者に提供することによって、映像
に関する情報、ＣＭ及び提供者名等を見ることに対して
スポンサー５と契約を行うことができ、スポンサーに対
するスポンサー契約料の増大を見込むことができる。

【００５３】

【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１にかか
るスポンサー契約システムによれば、放送される通常番
組の映像と一緒に、その映像に関する詳細情報、及び宣
伝情報を同時に放送し、放送局及び番組配信会社が上記
通常映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を放送するこ
とに対してスポンサー契約を行なうものとしたので、放
送局及び番組配信会社は、通常のＣＭ提供に対するスポ
ンサー契約とは別に、この通常映像に付加した映像に関
する詳細情報、ＣＭ及び提供者名等に対してさらにスポ
ンサー契約を行なうことができると言う効果が得られ
る。

【００５４】また、本発明の請求項２にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、請求項１記載のスポンサー契
約システムにおいて、視聴者が上記映像に関する詳細情
報を希望する場合、映像に関する詳細情報の表示を指示
し、その視聴情報を放送局及び視聴情報の管理会社に送
り、さらに放送局及び視聴情報の管理会社がその視聴情
報をスポンサーに送り、視聴者数に応じてスポンサー契
約を行なうものとしたので、放送局及び番組配信会社
は、視聴者数に対する出来高払いのスポンサー契約を行
なうことができると言う効果が得られる。

【００５５】また、本発明の請求項３にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、放送される通常番組の映像と
一緒に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を同
時に放送するとき、その映像のどの部分に関する詳細情
報、及び宣伝情報が付加されているかを視聴者が認識し
やすいように、これらの情報が付加されている部分を強
調した映像を一緒に放送するものとしたので、視聴者は
映像のどの部分に関する情報、ＣＭ及び提供者名等が付
加されているか容易に確認することができ、視聴者の映
像に関する興味を向上させることができると言う効果が
得られる。

【００５６】また、本発明の請求項４にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、放送される宣伝情報の映像と
一緒に、その宣伝情報に関する詳細な情報を同時に放送
し、放送局及び番組配信会社が上記宣伝情報と一緒に宣
伝情報に関する詳細な情報を放送することに対するスポ
ンサー契約を行なうものとしたので、放送局及び番組配
信会社は、通常のＣＭ提供に対するスポンサー契約とは
別に、ＣＭに関する詳細な情報を放送することに対して
さらにスポンサー契約を行なうことができると言う効果
が得られる。

【００５７】また、本発明の請求項５にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、請求項４記載のスポンサー契
約システムにおいて、視聴者が上記宣伝情報に関する詳
細な情報を希望する場合、宣伝情報に関する詳細な情報
の表示を指示し、その視聴情報を放送局に送り、放送局
がさらにその視聴情報をスポンサーに送り、視聴者数に
応じてスポンサー契約を行なうものとしたので、放送局
及び番組配信会社は、視聴者数に対する出来高払いのス
ポンサー契約を行なうことができると言う効果が得られ
る。

【００５８】また、本発明の請求項６にかかる放送シス
テムによれば、放送される宣伝情報の映像と一緒に、そ
の宣伝情報に関する詳細な情報を同時に放送し、視聴者
が宣伝情報に関する詳細な情報を用いて購入の意思決定
を行ない、注文情報を放送局及び発注管理会社に送り、
放送局及び発注管理会社はスポンサー及び販売会社にそ
の注文情報を送ることにより、視聴者が宣伝情報を見る
ことで商品の購入を決定するものとしたので、視聴者は
ＣＭを見ながら商品の詳細な情報を入手し、その商品を
購入することができると言う効果が得られる。

【００５９】また、本発明の請求項７にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、請求項１,２,４または５のい
ずれかに記載のスポンサー契約システムにおいて、視聴
者が、上記映像に関する詳細情報、及び宣伝情報、又は
宣伝情報に関する詳細情報を視聴した場合、視聴者の個
人情報を上記放送局及び視聴情報の管理会社に送信し、
放送局及び視聴情報の管理会社がスポンサーに視聴者の
個人情報を提供するものとしたので、放送局及び番組配
信会社は、通常のＣＭ提供に対するスポンサー契約とは
別に、視聴者の個人情報を提供することに対してさらに
スポンサー契約を行なうことができ、一方、スポンサー
はこの契約により得られた視聴者の個人情報を利用し、
興味を示している視聴者にダイレクトメールなどを送
り、効率の良い宣伝活動を行なうことができると言う効
果が得られる。

【００６０】また、本発明の請求項８にかかるスポンサ
ー契約システムによれば、放送される通常番組の映像と
一緒に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報が記
載されているホームページアドレスを同時に放送し、放
送局及び番組配信会社がこの通常映像に付加した映像に
関する詳細情報、及び宣伝情報が記載されているホーム
ページアドレスを放送することに対するスポンサー契約
を行なうものとしたので、放送局及び番組配信会社は、
通常のＣＭ提供に対するスポンサー契約とは別に、映像
に関する情報、ＣＭ及び提供者名等が記載されているホ
ームページアドレスを放送することに対してさらにスポ
ンサー契約を行なうことができると言う効果が得られ
る。

【００６１】また、本発明の請求項９にかかる放送シス
テムによれば、放送される通常番組の映像と一緒に、そ
の映像に関する詳細情報、及び宣伝情報が記載されてい
るホームページアドレスを同時に放送し、視聴者は映像
を見ながらそのホームページアドレスにアクセスするも
のとしたので、視聴者は映像を見ながら自分が知りたい
情報等が記載されているホームページにアクセスできる
と言う効果が得られる。

【００６２】また、本発明の請求項１０にかかる放送シ
ステムによれば、請求項９記載の放送システムにおい
て、上記視聴者が映像を見ながらそのホームページアド
レスにアクセスした場合、視聴者の個人情報がスポンサ
ーに提供されるものとしたので、放送局及び番組配信会
社は、通常のＣＭ提供に対するスポンサー契約とは別
に、視聴者が映像を見ながらそのホームページアドレス
にアクセスした場合、視聴者の個人情報を提供すること
に対してさらにスポンサー契約を行なうことができ、一
方、スポンサーはこの契約により得られた視聴者の個人
情報を利用し、興味を示している視聴者にダイレクトメ
ールなどを送り、効率の良い宣伝活動を行なうことがで
きると言う効果が得られる。

【００６３】また、本発明の請求項１１にかかるスポン
サー契約システムによれば、放送される通常番組の映像
と一緒に、その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を
視聴者が取得するためのメールアドレスを同時に放送
し、放送局はこの通常映像に付加した映像に関する詳細
情報、及び宣伝情報を取得するためのメールアドレスを
放送することに対してスポンサー契約を行なうものとし
たので、放送局及び番組配信会社は、通常のＣＭ提供に
対するスポンサー契約とは別に、映像に関する情報、Ｃ
Ｍ及び提供者名等を視聴者が取得するためのメールアド
レスを放送することに対してさらにスポンサー契約を行
なうことができると言う効果が得られる。

【００６４】また、本発明の請求項１２にかかるスポン
サー契約システムによれば、請求項１１記載のスポンサ
ー契約システムにおいて、上記視聴者が映像に関する情
報、及び宣伝情報が知りたい場合、そのメールアドレス
にメールを送信し、このメールの送信数に応じてスポン
サー契約を行なうものとしたので、放送局及び番組配信
会社は、視聴者数に対する出来高払いのスポンサー契約
を行なうことができると言う効果が得られる。

【００６５】また、本発明の請求項１３にかかる放送シ
ステムによれば、放送される通常番組の映像と一緒に、
その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を視聴者が取
得するためのメールアドレスと、視聴者が送信するメー
ルのフォーマット情報とを同時に放送するものとしたの
で、視聴者がこれらの情報を取得するために送信するメ
ールの記入が容易になり、また、視聴者が知りたい情報
が何か適確にスポンサーに伝えることができると言う効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１におけるスポンサー契約
システムの構成を示す図である。

【図２】上記実施の形態１にかかるスポンサー契約シス
テムにおいて、情報が付加されている映像を強調した放
送システムの構成を示す図である。

【図３】本発明の実施の形態２におけるスポンサー契約
システムの構成を示す図である。

【図４】上記実施の形態２において、視聴者がＣＭを見
ながら商品を購入できる放送システムの構成を示す図で
ある。

【図５】本発明の実施の形態３におけるスポンサー契約
システムの構成を示す図である。

【図６】本発明の実施の形態４におけるスポンサー契約
システムの構成を示す図である。

【符号の説明】

１放送局及び番組配信会社２通常番組の映像３映像に関する情報４通常のＣＭ提供に対するスポンサー５通常番組内で放送される映像に関する情報提供に対
するスポンサー６視聴者（ユーザ）７通常映像のプログラムと情報が付加されている部分
が強調された映像のプログラムが多重化されたチャンネ
ル８通常映像のプログラム９情報が付加されている部分が強調された映像のプロ
グラム１０ＴＶ１１情報が付加されていない映像１２情報が付加されている映像１３通常ＣＭの映像１４ＣＭに関する詳細な情報１５発注管理会社１６販売会社１７映像に関する情報を記載したホームページアドレ
ス１８ホームページ管理会社１９映像に関する情報を取得するためのメールアドレ
ス２０メール管理会社

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】放送される通常番組の映像と一緒に、そ
の映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を同時に放送
し、放送局及び番組配信会社が上記通常映像に関する詳
細情報、及び宣伝情報を放送することに対してスポンサ
ー契約を行なうことを特徴とするスポンサー契約システ
ム。
【請求項２】請求項１記載のスポンサー契約システム
において、視聴者が上記映像に関する詳細情報を希望する場合、映
像に関する詳細情報の表示を指示し、その視聴情報を放
送局及び視聴情報の管理会社に送り、さらに放送局及び
視聴情報の管理会社がその視聴情報をスポンサーに送
り、視聴者数に応じてスポンサー契約を行なうことを特
徴とするスポンサー契約システム。
【請求項３】放送される通常番組の映像と一緒に、そ
の映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を同時に放送す
るとき、その映像のどの部分に関する詳細情報、及び宣
伝情報が付加されているかを視聴者が認識しやすいよう
に、これらの情報が付加されている部分を強調した映像
を一緒に放送することを特徴とする放送システム。
【請求項４】放送される宣伝情報の映像と一緒に、そ
の宣伝情報に関する詳細な情報を同時に放送し、放送局
及び番組配信会社が上記宣伝情報と一緒に宣伝情報に関
する詳細な情報を放送することに対するスポンサー契約
を行なうことを特徴とするスポンサー契約システム。
【請求項５】請求項４記載のスポンサー契約システム
において、視聴者が上記宣伝情報に関する詳細な情報を希望する場
合、宣伝情報に関する詳細な情報の表示を指示し、その
視聴情報を放送局に送り、放送局がさらにその視聴情報
をスポンサーに送り、視聴者数に応じてスポンサー契約
を行なうことを特徴とするスポンサー契約システム。
【請求項６】放送される宣伝情報の映像と一緒に、そ
の宣伝情報に関する詳細な情報を同時に放送し、視聴者
が宣伝情報に関する詳細な情報を用いて購入の意思決定
を行ない、注文情報を放送局及び発注管理会社に送り、
放送局及び発注管理会社はスポンサー及び販売会社にそ
の注文情報を送ることにより、視聴者が宣伝情報を見る
ことで商品の購入を決定することを特徴とする放送シス
テム。
【請求項７】請求項１,２,４または５のいずれかに記
載のスポンサー契約システムにおいて、視聴者が、上記映像に関する詳細情報、及び宣伝情報、
又は宣伝情報に関する詳細情報を視聴した場合、視聴者
の個人情報を上記放送局及び視聴情報の管理会社に送信
し、放送局及び視聴情報の管理会社がスポンサーに視聴
者の個人情報を提供することを特徴とするスポンサー契
約システム。
【請求項８】放送される通常番組の映像と一緒に、そ
の映像に関する詳細情報、及び宣伝情報が記載されてい
るホームページアドレスを同時に放送し、放送局及び番
組配信会社がこの通常映像に付加した映像に関する詳細
情報、及び宣伝情報が記載されているホームページアド
レスを放送することに対するスポンサー契約を行なうこ
とを特徴とするスポンサー契約システム。
【請求項９】放送される通常番組の映像と一緒に、そ
の映像に関する詳細情報、及び宣伝情報が記載されてい
るホームページアドレスを同時に放送し、視聴者は映像
を見ながらそのホームページアドレスにアクセスするこ
とを特徴とする放送システム。
【請求項１０】請求項９記載の放送システムにおい
て、上記視聴者が映像を見ながらそのホームページアドレス
にアクセスした場合、視聴者の個人情報がスポンサーに
提供されることを特徴とする放送システム。
【請求項１１】放送される通常番組の映像と一緒に、
その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を視聴者が取
得するためのメールアドレスを同時に放送し、放送局は
この通常映像に付加した映像に関する詳細情報、及び宣
伝情報を取得するためのメールアドレスを放送すること
に対してスポンサー契約を行なうことを特徴とするスポ
ンサー契約システム。
【請求項１２】請求項１１記載のスポンサー契約シス
テムにおいて、上記視聴者が映像に関する情報、及び宣伝情報が知りた
い場合、そのメールアドレスにメールを送信し、このメ
ールの送信数に応じてスポンサー契約を行なうことを特
徴とするスポンサー契約システム。
【請求項１３】放送される通常番組の映像と一緒に、
その映像に関する詳細情報、及び宣伝情報を視聴者が取
得するためのメールアドレスと、視聴者が送信するメー
ルのフォーマット情報とを同時に放送することを特徴と
する放送システム。