JP2002271531A - 移動通信システム、移動通信端末及び料金前払い式移動通信サービス提供方法 - Google Patents

移動通信システム、移動通信端末及び料金前払い式移動通信サービス提供方法

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JP2002271531A
JP2002271531A JP2001062605A JP2001062605A JP2002271531A JP 2002271531 A JP2002271531 A JP 2002271531A JP 2001062605 A JP2001062605 A JP 2001062605A JP 2001062605 A JP2001062605 A JP 2001062605A JP 2002271531 A JP2002271531 A JP 2002271531A
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Harumi Aoyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作の煩雑さを解消し、ネットワークの負担
を軽減するとともに、不正利用を抑制した移動通信シス
テム、移動通信端末及び料金前払い式移動通信サービス
提供方法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機110は、プリペイドカード
番号に対応する番号特定情報をプリペイドカード180
から読み取り、この番号特定情報からプリペイドカード
番号を生成してサービス制御装置140へ送信する。サ
ービス制御装置140は、受信したプリペイドカード番
号に対応する度数を設定して、携帯電話機110の利用
者に対し、料金前払い式の移動通信サービスを提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が購入した
プリペイドカードの料金に応じた通信量(度数)だけ移
動通信端末を通信可能とする料金前払い式移動通信サー
ビス提供方法と、該料金前払い式移動通信サービス提供
方法が適用される移動通信システム及び移動通信端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、PDC(Personal Digital C
ellular)方式の移動通信システムでは、利用者が購入
したプリペイドカードの料金に応じた度数分だけ移動通
信端末としての携帯電話機を通信可能とする料金前払い
式の移動通信サービスが提供されている。
【0003】このようなサービスでは、利用者が携帯電
話機へプリペイドカード番号を入力すると、このプリペ
イドカード番号が携帯電話機から料金前払い式の移動通
信サービスを提供するサービス制御装置へ通知される。
サービス制御装置は、プリペイドカード番号と、その番
号に対応する度数を管理しており、携帯電話機からプリ
ペイドカード番号が通知されると、この番号に対応する
度数を当該携帯電話機の通信可能な度数として設定す
る。そして、サービス制御装置は、携帯電話機による通
信が行われる度に、この設定した度数を減少させ、度数
がゼロになった時点で当該携帯電話機による通信をでき
なくする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
が携帯電話機へ誤ったプリペイドカード番号を入力する
場合がある。この場合には、サービス制御装置から正し
いプリペイドカード番号を入力するように通知され、利
用者は、この通知に従って再度プリペイドカード番号を
入力する。このため、利用者の操作が煩雑になるととも
に、プリペイドカード番号を通知するためのトラヒック
が増加し、これに伴ってネットワークの負担が増大する
という問題があった。
【0005】また、プリペイドカードを実際に購入して
いない不正な利用者が、例えば、使用済みのプリペイド
カード番号から類推される種々の番号を入力を何度も試
みる場合がある。この場合には、不正な利用者が入力し
た番号が偶然にサービス制御装置で管理されているプリ
ペイドカード番号と一致した場合、不正利用が可能にな
ってしまうという問題もある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、その目的は、操作の煩雑さを解消し、ネットワーク
の負担を軽減するとともに、不正利用を抑制した移動通
信システム、移動通信端末及び料金前払い式移動通信サ
ービス提供方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は請求項1に記載されるように、移動通信端
末と、料金前払い式移動通信サービスを制御するサービ
ス制御装置とを有する移動通信システムにおいて、前記
移動通信端末は、プリペイドカードが有するプリペイド
カード番号に対応した番号特定情報を読み取る番号特定
情報読み取り手段と、前記番号特定情報読み取り手段に
より読み取られた番号特定情報に基づいて、前記プリペ
イドカード番号を生成するプリペイドカード番号生成手
段と、前記プリペイドカード番号生成手段により生成さ
れたプリペイドカード番号を前記サービス制御装置へ送
信するプリペイドカード番号送信手段とを備え、前記サ
ービス制御装置は、前記移動通信端末からのプリペイド
カード番号を受信するプリペイドカード番号受信手段
と、前記プリペイドカード番号受信手段により受信され
たプリペイドカード番号に対応する通信量を前記移動通
信端末が通信可能な通信量として設定する通信量設定手
段とを備える。
【0008】このような移動通信システムでは、例えば
カードに印刷された番号特定情報やICカードに記憶さ
れた番号特定情報を読み取っており、利用者によるプリ
ペイドカード番号の入力を必要としないため、入力ミス
が発生することがなく、操作の煩雑さを解消し、ネット
ワークの負担を軽減させることができる。
【0009】また、番号特定情報とプリペイドカード番
号との対応関係を複雑にすることにより、利用者がプリ
ペイドカード番号を類推することを困難にさせ、不正利
用を抑制することができる。
【0010】また、本発明は請求項2に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記サービス制御
装置は、前記通信量設定手段により前記移動通信端末が
通信可能な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報
を当該移動通信端末へ送信する通信量設定情報送信手段
を備え、前記移動通信端末は、前記サービス制御装置か
らの通信量設定情報を受信する通信量設定情報受信手段
を備える。
【0011】また、本発明は請求項3に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記移動通信端末
は、前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報
が受信された場合に、当該通信量に対応するプリペイド
カード番号の前記サービス制御装置への再送を抑止する
送信抑止手段を備える。
【0012】このような移動通信システムでは、通信量
が設定された場合には、利用者が誤って同一の番号特定
情報を再度読み取らせる操作を行っても、移動通信端末
からサービス制御装置へのプリペイドカード番号の再送
が抑止されるため、ネットワークの負担を軽減すること
ができる。
【0013】また、本発明は請求項4に記載されるよう
に、移動通信端末と、料金前払い式移動通信サービスを
制御するサービス制御装置とを有する移動通信システム
において、前記移動通信端末は、プリペイドカードが有
するプリペイドカード番号に対応した番号特定情報を読
み取る番号特定情報読み取り手段と、前記番号特定情報
読み取り手段により読み取られた番号特定情報を前記サ
ービス制御装置へ送信する番号特定情報送信手段とを備
え、前記サービス制御装置は、前記移動通信端末からの
番号特定情報を受信する番号特定情報受信手段と、前記
プリペイドカード番号受信手段により受信された番号特
定情報に基づいて、前記プリペイドカード番号を生成す
るプリペイドカード番号生成手段と、前記プリペイドカ
ード番号生成手段により生成されたプリペイドカード番
号に対応する通信量を前記移動通信端末が通信可能な通
信量として設定する通信量設定手段とを備える。この場
合には、請求項1に記載された発明と同様、操作の煩雑
さを解消し、ネットワークの負担を軽減させることがで
きるとともに、不正利用を抑制することができる。
【0014】また、本発明は請求項5に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記サービス制御
装置は、前記通信量設定手段により前記移動通信端末が
通信可能な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報
を当該移動通信端末へ送信する通信量設定情報送信手段
を備え、前記移動通信端末は、前記サービス制御装置か
らの通信量設定情報を受信する通信量設定情報受信手段
を備える。
【0015】また、本発明は請求項6に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記通信量設定情
報受信手段により通信量設定情報が受信された場合に、
当該通信量に対応する番号特定情報の前記サービス制御
装置への再送を抑止する送信抑止手段を備える。この場
合には、請求項3に記載された発明と同様、ネットワー
クの負担を軽減することができる。
【0016】また、本発明は請求項7に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記移動通信端末
は、前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報
が受信された場合に、前記プリペイドカードが有する番
号特定情報を当該プリペイドカードが使用済みであるこ
とを示す情報に書き換える情報書き換え手段を備える。
【0017】この場合には、プリペイドカードが有する
番号特定情報は当該プリペイドカードが使用済みである
ことを示す情報に書き換えられるため、プリペイドカー
ドから再度番号特定情報を読み取ることができなくな
り、ネットワークの負担を軽減させることができるとと
もに、不正利用を抑制することができる。
【0018】また、本発明は請求項8に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記番号特定情報
は、前記プリペイドカード番号を暗号化した暗号化情報
であるようにした。
【0019】この場合には、暗号化によりプリペイドカ
ード番号と番号特定情報との対応関係を利用者が認識す
ることが困難になるため、利用者がプリペイドカード番
号を類推することがより一層困難になり、不正利用を抑
制することができる。また、従来は、利用者が他のプリ
ペイドカード番号を類推しにくくするために、各プリペ
イドカードの番号をランダムに設定しておく必要があっ
たが、このようにプリペイドカード番号を暗号化してお
くことにより、利用者が他のプリペイドカード番号を類
推することが困難になるため、各プリペイドカードの番
号をシーケンシャルに設定しておくことができ、プリペ
イドカード番号の管理が容易になる。
【0020】また、本発明は請求項9に記載されるよう
に、前記移動通信システムにおいて、前記プリペイドカ
ード番号生成手段は、前記番号特定情報を復号化して前
記プリペイドカード番号を生成するようにした。
【0021】また、請求項10乃至18に記載された発
明は、上述した移動通信システムに適した移動通信端末
であり、請求項19に記載された発明は、上述した移動
通信システムに適した移動通信サービス提供方法であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明が適用される移動
通信システムの構成例を示す図である。同図に示す移動
通信システム100は、移動通信端末としての携帯電話
機110、基地局120、加入者交換機130、料金前
払い式移動通信サービスを制御するサービス制御装置1
40、利用者が購入するプリペイドカード180により
構成される。
【0023】利用者が料金前払い式の移動通信サービス
を受ける場合、当該利用者によって購入されたプリペイ
ドカード180のプリペイドカード番号に対応する通信
量(度数)をサービス制御装置140に設定する必要が
ある。以下にその通知時の処理を説明する。
【0024】携帯電話機110は、利用者の所定の操作
に応じて、サービス制御装置140へ電話をかけて当該
携帯電話機110の電話番号を送信した上で、プリペイ
ドカード180が有する、プリペイドカード番号に対応
した番号特定情報を読み取る。
【0025】プリペイドカード180は、番号特定情報
が印刷されたカードや、番号特定情報が記録されたIC
カード、磁気カード等である。プリペイドカード180
が番号特定情報の印刷されたカードである場合には、携
帯電話機110は、光学式の読み取り装置を備え、この
読み取り装置によりカードに印刷された番号特定情報を
読み取る。また、プリペイドカード180が番号特定情
報の記録されたICカードである場合には、携帯電話機
110は、非接触式のICカード読み取り装置を備え、
このICカード読み取り装置によりICカードに記録さ
れた番号特定情報を読み取る。また、プリペイドカード
180が番号特定情報の記録された磁気カードである場
合には、携帯電話機110は、磁気情報読み取り装置を
備え、この磁気情報読み取り装置により磁気カードに記
録された番号特定情報を読み取る。
【0026】番号特定情報は、プリペイドカード番号を
暗号化することにより生成されたものであり、利用者が
プリペイドカード番号との対応関係を認識することがで
きないように構成されている。
【0027】携帯電話機110は、このようにして番号
特定情報を読み取ると、この番号特定情報を復号化し
て、プリペイドカード番号を生成する。次に携帯電話機
110は、このプリペイドカード番号を基地局120及
び加入者交換機130を介してサービス制御装置140
へ送信する。あるいは、携帯電話機110は、読み取っ
た番号特定情報をそのまま基地局120及び加入者交換
機130を介してサービス制御装置140へ送信する。
【0028】サービス制御装置140は、サービス制御
ノード150、チャージサービスノード160、チャー
ジ料金エントリシステム170を備えて構成される。
【0029】サービス制御ノード150は、料金前払い
式のサービスを受けることが可能な各携帯電話機の電話
番号を予め管理している。このサービス制御ノード15
0は、携帯電話機110から送られる当該携帯電話機1
10の電話番号を受信すると、この電話番号と管理して
いる電話番号とを照合して、携帯電話機110に対し、
料金前払い式のサービスを提供することが可能か否かを
判定する。
【0030】携帯電話機110に対し、料金前払い式の
サービスを提供することができない場合には、サービス
制御ノード150は、携帯電話機110との通信を強制
的に切断する。一方、携帯電話機110に対し、料金前
払い式のサービスを提供することができる場合には、サ
ービス制御ノード150は、携帯電話機110との通信
の接続先をチャージサービスノード160に切り替える
とともに、携帯電話機110の電話番号をチャージサー
ビスノードへ通知する。従って、これ以降、携帯電話機
110とサービスチャージノード160との間で通信が
行われることになる。
【0031】サービスチャージノード160は、発行済
みの各プリペイドカードについて、プリペイドカード番
号、度数、有効期限、使用状態を予め管理している。こ
のサービスチャージノード160は、サービス制御ノー
ド150から通知された携帯電話機110の電話番号に
基づいて、当該携帯電話機110がチャージ規制されて
いるか否かを判定する。チャージ規制とは、携帯電話機
から所定期間内(例えば1日の間)に不正なプリペイド
カード番号が何度か通知された場合に、その携帯電話機
を所定期間だけ使用不可にすることをいう。チャージサ
ービスノード160は、チャージ規制された携帯電話機
の電話番号を管理しており、サービス制御ノード150
から通知された携帯電話機110の電話番号とこの管理
している電話番号とを照合して、携帯電話機110がチ
ャージ規制されているか否かを判定する。
【0032】携帯電話機110がチャージ規制されてい
る場合には、サービスチャージノード160は、携帯電
話機110との通信を強制的に切断する。一方、携帯電
話機110がチャージ規制されていない場合には、サー
ビスチャージノード160は、携帯電話機110からプ
リペイドカード番号が通知された場合には、そのプリペ
イドカード番号が正当なものであるか否かを判定する。
また、サービスチャージノード160は、携帯電話機1
10から番号特定情報が通知された場合には、番号特定
情報を復号化して、プリペイドカード番号を生成した上
で、そのプリペイドカード番号が正当なものであるか否
かを判定する。
【0033】具体的には、サービスチャージノード16
0は、携帯電話機110から通知されたプリペイドカー
ド番号あるいは携帯電話機110から通知された番号特
定情報を復号化して生成したプリペイドカード番号(以
下、これらをまとめて「携帯電話機110からのプリペ
イドカード番号」と称する)と、管理している発行済み
のプリペイドカードのプリペイドカード番号とを照合し
て、携帯電話機110からのプリペイドカード番号が発
行済みのプリペイドカードのものであるか否かを判定す
る。携帯電話機110からのプリペイドカード番号が発
行済みのプリペイドカードのものでない場合、即ち携帯
電話機110からのプリペイドカード番号が存在しない
番号であった場合には、サービスチャージノード160
は、携帯電話機110からのプリペイドカード番号が不
正なものであるとして、携帯電話機110との通信を強
制的に切断する。
【0034】一方、携帯電話機110からのプリペイド
カード番号が発行済みのプリペイドカードのものである
場合には、次にサービスチャージノード160は、当該
プリペイドカード番号に対応する使用状態を特定する。
この使用状態は、例えば対応するプリペイドカードが既
に使用されていることを示す「使用済み」、対応するプ
リペイドカードが盗難されたり紛失したことを示す「盗
難・紛失」、対応するプリペイドカードが未使用である
ことを示す「未使用」等がある。
【0035】携帯電話機110からのプリペイドカード
番号に対応する使用状態が「使用済み」、「盗難・紛
失」である場合には、サービスチャージノード160
は、不正利用を防止するために、携帯電話機110との
通信を強制的に切断する。一方、携帯電話機110から
のプリペイドカード番号に対応する使用状態が「未使
用」である場合には、サービスチャージノード160
は、携帯電話機110を利用した料金前払い移動通信サ
ービスを可能とすべく、当該プリペイドカード番号に対
応する度数と有効期限とをチャージ料金エントリシステ
ム170に通知する。料金エントリシステム170は、
この度数と有効期限とをサービス制御ノード150に通
知する。このサービス制御ノード150は、携帯電話機
110から送られる当該携帯電話機110の電話番号と
料金エントリシステム170から通知される度数及び有
効期限とを対応付けて内蔵するメモリ(図示せず)記憶
する。これにより、プリペイドカード180のプリペイ
ドカード番号に対応する度数がサービス制御装置140
に設定され、携帯電話機110の利用者は料金前払い式
の移動通信サービスを受けることが可能になる。
【0036】また、サービス制御ノード150は、プリ
ペイドカード180の度数が設定された旨を示す度数設
定情報を携帯電話機110に送信する。
【0037】携帯電話機110は、この度数設定情報を
受信することにより、料金前払い式の移動通信サービス
の利用が可能になったことを認識する。そして、携帯電
話機110は、この度数設定情報と、読み取った番号特
定情報あるいは当該番号特定情報から生成したプリペイ
ドカード番号とを対応付けて内蔵するメモリ(図示せ
ず)に記憶し、同一の番号特定情報を再度読み取った場
合には、その番号特定情報あるいは当該番号特定情報か
ら生成したプリペイドカード番号のサービス制御装置1
40への送信を抑止する。
【0038】また、プリペイドカード180がICカー
ドや磁気カード等であり、番号特定情報を書き換え可能
である場合には、携帯電話機110は、度数設定情報を
受信すると、プリペイドカード180に記録されている
番号特定情報を、当該プリペイドカード180が使用済
みであることを示す情報(使用済み情報)に書き換え
る。使用済み情報は、番号特定情報と区別することが可
能な情報である。
【0039】料金前払い式の移動通信サービスを利用し
た通信時の処理は以下のようになる。携帯電話機110
からの発呼信号は、基地局装置120及び加入者交換機
130を介してサービス制御ノード150へ送られる。
サービス制御ノード150は、この発呼信号に含まれる
発信者電話番号、即ち携帯電話機110の電話番号に対
応付けられた度数及び有効期限を特定する。次に、サー
ビス制御ノード150は、有効期限が経過している場合
には、例えば通信ができない旨のアナウンス音声を携帯
電話機110に送信する。一方、サービス制御ノード1
50は、有効期限が経過していない場合には、通信開始
以降、度数を減算する処理を行う。
【0040】図2は、プリペイドカード番号に対応する
度数をサービス制御装置140に設定する処理のシーケ
ンス図である。なお、同図は、携帯電話機110からサ
ービス制御装置140へプリペイドカード番号が送信さ
れる場合の例である。
【0041】携帯電話機110は、利用者の所定の操作
に応じて、サービス制御装置140へ電話をかけて当該
携帯電話機110の電話番号を送信する(ステップS
1)。サービス制御装置140は、この送信された電話
番号に基づいて、携帯電話機110に対し、料金前払い
式のサービスを提供することが可能か否かを判定する
(ステップS2)。携帯電話機110に対し、料金前払
い式のサービスを提供することができない場合には、サ
ービス制御装置140は、携帯電話機110との通信を
強制的に切断する。これにより、一連の処理が終了す
る。
【0042】一方、携帯電話機110に対し、料金前払
い式のサービスを提供することができる場合には、次に
サービス制御装置140は、携帯電話機110の電話番
号に基づいて、当該携帯電話機110がチャージ規制さ
れているか否かを判定する(ステップS3)。携帯電話
機110がチャージ規制されている場合には、サービス
制御装置140は、携帯電話機110との通信を強制的
に切断する。これにより、一連の処理が終了する。
【0043】一方、携帯電話機110は、ステップS1
における電話番号の送信後、プリペイドカード180に
記録されている番号特定情報を読み取る(ステップS
4)。次に携帯電話機110は、ステップS1における
電話番号の送信後、所定時間内にサービス制御装置14
0との通信が強制的に切断されなかった場合には、読み
取ったプリペイドカード番号を復号化して、プリペイド
カード番号を生成する(ステップS5)。次に携帯電話
機110は、このプリペイドカード番号をサービス制御
装置140へ送信する(ステップS6)。
【0044】サービス制御装置140は、携帯電話機1
10からのプリペイドカード番号を受信すると、このプ
リペイドカード番号の正当性を判定する(ステップS
7)。携帯電話機110からのプリペイドカード番号が
不正なものであった場合には、サービス制御装置140
は、携帯電話機110との通信を強制的に切断する。こ
れにより、一連の処理が終了する。
【0045】一方、携帯電話機110からのプリペイド
カード番号が正当なものであった場合には、次にサービ
ス制御装置140は、このプリペイドカード番号に対応
する使用状態、即ちプリペイドカード180の使用状態
を特定する(ステップS8)。
【0046】使用状態が「使用済み」、「盗難・紛失」
である場合には、サービス制御装置140は、不正利用
を防止するために、携帯電話機110との通信を強制的
に切断する。これにより、一連の処理が終了する。一
方、使用状態が「未使用」である場合には、サービス制
御装置140は、携帯電話機110を利用した料金前払
い移動通信サービスを可能とすべく、携帯電話機110
からのプリペイドカード番号に対応する度数と有効期
限、即ちプリペイドカード180の度数と有効期限を設
定する(ステップS9)。これにより、携帯電話機11
0の利用者は料金前払い式の移動通信サービスを受ける
ことが可能になる。
【0047】次にサービス制御装置140は、プリペイ
ドカード180の度数が設定された旨を示す度数設定情
報を携帯電話機110に送信する(ステップS10)。
携帯電話機110は、この度数設定情報を受信すると、
この度数設定情報とステップS5において生成したプリ
ペイドカード番号とを対応付けて内蔵するメモリに記憶
し(ステップS11)、同一の番号特定情報を再度読み
取った場合には、その番号特定情報から生成したプリペ
イドカード番号のサービス制御装置140への送信を抑
止するようにする。
【0048】次に携帯電話機110は、プリペイドカー
ド180が有する番号特定情報を使用済み情報に書き換
える(ステップS12)。
【0049】このように、移動通信システム100で
は、携帯電話機110は、プリペイドカード番号に対応
する番号特定情報をプリペイドカード180から読み取
り、この番号特定情報から生成したプリペイドカード番
号をサービス制御装置140へ送信し、サービス制御装
置140は、受信したプリペイドカード番号に対応する
度数を設定して、携帯電話機110の利用者に対し、料
金前払い式の移動通信サービスを提供する。あるいは、
移動通信システム100では、携帯電話機110は、プ
リペイドカード番号に対応する番号特定情報をプリペイ
ドカード180から読み取り、この番号特定情報をサー
ビス制御装置140へ送信し、サービス制御装置140
は、受信した番号特定情報からプリペイドカード番号を
生成し、このプリペイドカード番号に対応する度数を設
定して、携帯電話機110の利用者に対し、料金前払い
式の移動通信サービスを提供する。
【0050】従って、携帯電話機110の利用者による
プリペイドカード番号の入力を必要としないため、入力
ミスが発生することがなく、操作の煩雑さを解消すると
ともに、ネットワークの負担を軽減させることができ
る。また、番号特定情報は、プリペイドカード番号を暗
号化したものであるため、利用者がプリペイドカード番
号を類推することが困難になり、不正利用を抑制するこ
とができる。
【発明の効果】上述の如く、本願発明によれば、利用者
によるプリペイドカード番号の入力を必要としないた
め、入力ミスが発生することがなく、操作の煩雑さを解
消し、ネットワークの負担を軽減させることができる。
また、番号特定情報とプリペイドカード番号との対応関
係を複雑にすることにより、利用者がプリペイドカード
番号を類推することを困難にさせ、不正利用を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの構成例を示す図である。
【図2】プリペイドカード番号に対応する度数をサービ
ス制御装置に設定する処理のシーケンス図である。
【符号の説明】
100 移動通信システム 110 携帯電話機 120 基地局 130 加入者交換機 140 サービス制御装置 150 サービス制御ノード 160 チャージサービスノード 170 チャージ料金エントリシステム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信端末と、料金前払い式移動通信
    サービスを制御するサービス制御装置とを有する移動通
    信システムにおいて、 前記移動通信端末は、 プリペイドカードが有するプリペイドカード番号に対応
    した番号特定情報を読み取る番号特定情報読み取り手段
    と、 前記番号特定情報読み取り手段により読み取られた番号
    特定情報に基づいて、前記プリペイドカード番号を生成
    するプリペイドカード番号生成手段と、 前記プリペイドカード番号生成手段により生成されたプ
    リペイドカード番号を前記サービス制御装置へ送信する
    プリペイドカード番号送信手段と、 を備え、 前記サービス制御装置は、 前記移動通信端末からのプリペイドカード番号を受信す
    るプリペイドカード番号受信手段と、 前記プリペイドカード番号受信手段により受信されたプ
    リペイドカード番号に対応する通信量を前記移動通信端
    末が通信可能な通信量として設定する通信量設定手段
    と、 を備える移動通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記サービス制御装置は、 前記通信量設定手段により前記移動通信端末が通信可能
    な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報を当該移
    動通信端末へ送信する通信量設定情報送信手段を備え、 前記移動通信端末は、 前記サービス制御装置からの通信量設定情報を受信する
    通信量設定情報受信手段を備える移動通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、当該通信量に対応するプリペイドカー
    ド番号の前記サービス制御装置への再送を抑止する送信
    抑止手段を備える移動通信システム。
  4. 【請求項4】 移動通信端末と、料金前払い式移動通信
    サービスを制御するサービス制御装置とを有する移動通
    信システムにおいて、 前記移動通信端末は、 プリペイドカードが有するプリペイドカード番号に対応
    した番号特定情報を読み取る番号特定情報読み取り手段
    と、 前記番号特定情報読み取り手段により読み取られた番号
    特定情報を前記サービス制御装置へ送信する番号特定情
    報送信手段と、 を備え、 前記サービス制御装置は、 前記移動通信端末からの番号特定情報を受信する番号特
    定情報受信手段と、 前記プリペイドカード番号受信手段により受信された番
    号特定情報に基づいて、前記プリペイドカード番号を生
    成するプリペイドカード番号生成手段と、 前記プリペイドカード番号生成手段により生成されたプ
    リペイドカード番号に対応する通信量を前記移動通信端
    末が通信可能な通信量として設定する通信量設定手段
    と、を備える移動通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記サービス制御装置は、 前記通信量設定手段により前記移動通信端末が通信可能
    な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報を当該移
    動通信端末へ送信する通信量設定情報送信手段を備え、 前記移動通信端末は、 前記サービス制御装置からの通信量設定情報を受信する
    通信量設定情報受信手段を備える移動通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、当該通信量に対応する番号特定情報の
    前記サービス制御装置への再送を抑止する送信抑止手段
    を備える移動通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項2、3、5、6の何れかに記載の
    移動通信システムにおいて、 前記移動通信端末は、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、前記プリペイドカードが有する番号特
    定情報を当該プリペイドカードが使用済みであることを
    示す情報に書き換える情報書き換え手段を備える移動通
    信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の移動通
    信システムにおいて、 前記番号特定情報は、前記プリペイドカード番号を暗号
    化した暗号化情報である移動通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の移動通信システムにお
    いて前記プリペイドカード番号生成手段は、前記番号特
    定情報を復号化して前記プリペイドカード番号を生成す
    るようにした移動通信システム。
  10. 【請求項10】 プリペイドカードが有するプリペイド
    カード番号に対応した番号特定情報を読み取る番号特定
    情報読み取り手段と、 前記番号特定情報読み取り手段により読み取られた番号
    特定情報に基づいて、前記プリペイドカード番号を生成
    するプリペイドカード番号生成手段と、 前記プリペイドカード番号生成手段により生成されたプ
    リペイドカード番号を前記サービス制御装置へ送信する
    プリペイドカード番号送信手段と、 を備え、前記プリペイドカード番号に対応する通信量だ
    け通信可能となる移動通信端末。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記サービス制御装置からの当該移動通信端末が通信可
    能な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報を受信
    する通信量設定情報受信手段を備える移動通信端末。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、当該通信量に対応するプリペイドカー
    ド番号の前記サービス制御装置への再送を抑止する送信
    抑止手段を備える移動通信端末。
  13. 【請求項13】 プリペイドカードが有するプリペイド
    カード番号に対応した番号特定情報を読み取る番号特定
    情報読み取り手段と、 前記番号特定情報読み取り手段により読み取られた番号
    特定情報を、料金前払い式移動通信サービスを制御する
    サービス制御装置へ送信する番号特定情報送信手段と、 を備え、前記プリペイドカード番号に対応する通信量だ
    け通信可能となる移動通信端末。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記サービス制御装置からの当該移動通信端末が通信可
    能な通信量が設定された旨を示す通信量設定情報を受信
    する通信量設定情報受信手段を備える移動通信端末。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、当該通信量に対応する番号特定情報の
    前記サービス制御装置への再送を抑止する送信抑止手段
    を備える移動通信端末。
  16. 【請求項16】 請求項12、13、15、16の何れ
    かに記載の移動通信端末において、 前記通信量設定情報受信手段により通信量設定情報が受
    信された場合に、前記プリペイドカードが有する番号特
    定情報を当該プリペイドカードが使用済みであることを
    示す情報に書き換える情報書き換え手段を備える移動通
    信端末。
  17. 【請求項17】 請求項10乃至16の何れかに記載の
    移動通信端末において、 前記番号特定情報が前記プリペイドカード番号を暗号化
    した暗号化情報である移動通信端末。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記プリペイドカード番号生成手段は、前記番号特定情
    報を復号化して前記プリペイドカード番号を生成するよ
    うにした移動通信端末。
  19. 【請求項19】 プリペイドカードが有するプリペイド
    カード番号に対応した番号特定情報を読み取り、 前記読み取った番号特定情報に基づいて、前記プリペイ
    ドカード番号を生成し、 前記生成したプリペイドカード番号に対応する通信量を
    移動通信端末が通信可能な通信量として設定する料金前
    払い式移動通信サービス提供方法。
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