JP2002271273A - 超音波通信装置 - Google Patents

超音波通信装置

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JP2002271273A
JP2002271273A JP2001111954A JP2001111954A JP2002271273A JP 2002271273 A JP2002271273 A JP 2002271273A JP 2001111954 A JP2001111954 A JP 2001111954A JP 2001111954 A JP2001111954 A JP 2001111954A JP 2002271273 A JP2002271273 A JP 2002271273A
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JP
Japan
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traveling body
main body
shielding wall
ultrasonic
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001111954A
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English (en)
Inventor
Eiji Okamura
栄二 岡村
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Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体と金属製の遮蔽壁内の走行体とで通信す
ること。 【解決手段】 本体1内に本体側の送波器11,受波器
12が設置され、その送波器11,受波器12がオペア
ンプ13,14を介し信号処理部15に接続される。遮
蔽壁2で覆われた走行体3にも本体1側と通信するため
の超音波通信手段が設けられ、超音波通信手段は、走行
体3の後部において本体1の送波器11,受波器12と
対応する位置に送波器31,受波器32が埋設され、送
波器31,受波器32がオペアンプ33,34を介し走
行体3に内蔵された信号処理部35に接続される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波により両者
間でデータ通信を行う通信装置に係り、特に、本体と、
金属製の遮蔽壁によって覆われた走行体との間で通信す
るのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、両者間でデータ通信する場合、
両者間に接続されたケーブルを介して通信を行う方法、
或いは電波や赤外線等のような無線により通信する方法
が通常行われている。その場合、ケーブルを介して両装
置間を接続するには、両装置の外部にケーブル接続用の
コネクタを設ける必要がある。また無線のうち、電波で
通信しようとすると、送信用,受信用アンテナが必要と
なり、赤外線にあっても、送信部および受信部がそれぞ
れ必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、本
体と、金属製の遮蔽壁によって覆われた走行体との間で
通信するため、前述したケーブル方式,無線方式の何れ
かを採用すると、以下に述べる問題があった。
【0004】即ち、ケーブル方式では、本体と走行体と
の双方にコネクタを設ける必要があるが、走行体に対し
ては、コネクタを外周部に設けなければならなかった。
しかしながら、走行体にあっては製造されると、本体内
に直ちにセットされるというものではなく、特定の場所
に保管されたりするので、雨や塵埃等で汚染されてしま
い、コネクタが接続不良となってしまうおそれがあっ
た。
【0005】一方、電波の無線方式では、金属製の遮蔽
壁を透過することができないので、電波の送受を行うこ
とができなかった。また、赤外線の無線方式では、赤外
光を送受するために装置および金属製の遮蔽壁間に穴等
を設けなければならないので、穴をあけてはならない走
行体に利用することができない。
【0006】さらに、電波,赤外線のような無線方式で
は、一般に発光ダイオード,送信コイルやフォトダイオ
ード,受信コイル等のような低インピーダンス素子が多
く、消費電力が比較的大きいことから、走行体に内蔵さ
れている電池で長時間利用することが困難となる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、本体と、それ
にセットされた走行体との間で、特殊な工夫を施したり
することなく、確実に送受信することができる通信装置
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、以下の手段を採用した。即ち、本
発明では、本体と、金属製の遮蔽壁によって覆われる走
行体との間で超音波により通信する通信装置であって、
本体および走行体の内部に、互いに超音波を送受信して
信号処理する超音波手段をそれぞれ設置し、本体と走行
体との間で前記遮蔽壁を介し通信することを特徴とす
る。
【0009】このように、本体および走行体の内部に超
音波通信手段をそれぞれ設置し、本体と走行体との間で
金属製の遮蔽壁を介し通信するので、ケーブルによって
通信する従来例に比較すると、走行体を覆っている遮蔽
壁にコネクタを設ける必要がなく、しかも、走行体の製
造後、特定の場所に放置されたとしても、送波器,受波
器等が水や塵埃等の影響を何等受けることもない。一
方、電波や赤外線のような無線方式に比較すると、金属
製の遮蔽壁に超音波を送信するための穴を設けることも
ないばかりでなく、遮蔽壁で覆われた走行体と確実に通
信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明による通信装置
の一実施形態を示す要部の構成図である。同図におい
て、1は本体、3は金属製の遮蔽壁2によって覆われた
走行体を表している。そして、本体1側から遮蔽壁2内
の走行体3にデータが入力されると、走行体3がその入
力されたデータに基づき走行体3から遮蔽壁2を通して
本体1側に応答が返る。
【0011】本実施形態においては、本体1に走行体3
と通信するための超音波通信手段(符示せず)が設けら
れている。この超音波通信手段は、本体1内に送波器1
1および受波器12が設置されている。そして、その送
波器11,受波器12がオペアンプ13,14を介し信
号処理部15に接続されることにより構成される。信号
処理部15は送波器11より出射すべき超音波信号を処
理すると共に、受波器12によって受信した超音波信号
を処理するものであり、中央演算処理部(CPU)から
なっている。送波器11は超音波を出射し、受波器12
は超音波を受信するためのものであり、これらは圧電素
子,超音波振動子、あるいは超音波探触子のような音響
モジュールからなっている。
【0012】このような超音波通信手段は、より詳細に
は、受信した超音波信号を復調して成形する回路,予め
設定された周波数で発信して送信波を生成する発振回
路,生成された送信波に基づき送信データを変調する変
調回路等を備えるが、図示では省略している。
【0013】一方、遮蔽壁2で覆われた走行体3にも本
体1側と通信するための超音波通信手段(符示せず)が
設けられている。この超音波通信手段は、走行体3の後
部において、本体1の送波器11および受波器12と対
応する位置に送波器31および受波器32が埋設される
と共に、その送波器31,受波器32がオペアンプ3
3,34を介し、走行体3に内蔵された信号処理部35
に接続されて構成されている。これら送波器31,受波
器32,オペアンプ33および34,信号処理部35
は、走行体3に設けられた内蔵電池によって駆動される
ものであり、基本的には本体1側の超音波通信装置と同
様の構成である。この場合、本体1と走行体3との間で
的確に送受信可能にするため、送波器31は、走行体3
内の後部おいて本体1側の受波器12と対応する位置に
設置され、受波器32は走行体3内の後部において本体
1側の送波器11と対応する位置に設置されている。
【0014】上記のように構成された通信装置は、本体
1側の超音波通信手段の信号処理部15からの指令に基
づき、送波器11から超音波を出射すると、その超音波
が遮蔽壁2を介して走行体3内の超音波通信手段の受波
器32に受信され、受信された信号がオペアンプ34を
介し信号処理部35に入力されることにより、走行体3
に必要データが取り込まれる。そして、信号処理部35
からの信号がオペアンプ33に増幅され、増幅された信
号が超音波として送波器31より出射されると、その超
音波を受波器12が受信し、かつ該受信信号がオペアン
プ14を介し信号処理部15に取り込まれることによ
り、本体1側は、走行体3に必要データが入力されたか
否かを確認することができる。
【0015】その結果、本体1側の送波器11,受波器
12と、走行体3に内蔵された送波器31,受波器32
間が金属製の遮蔽壁2を隔てて超音波で通信できるの
で、ケーブルによって通信する従来例に比較すると、走
行体3の外部にコネクタを設ける必要がないことによ
り、走行体3の製造後、特定の場所に放置されたとして
も、走行体3側の送波器31,受波器32等が水や塵埃
等の影響を何等受けることもなく、接触不良になること
もない。
【0016】一方、電波や赤外線のような無線方式に比
較すると、金属製の遮蔽壁2に超音波を送信するための
穴を設けることもないばかりでなく、遮蔽壁2内に走行
体3がセットされても確実に通信することができる。し
たがって、金属製の遮蔽壁2に特殊な工夫を施すことな
く、遮蔽壁2内の走行体3と、本体1とで的確な通信を
行うことができ、しかも電磁ノイズの影響を受けにく
い。
【0017】また、超音波の送波器11,31および受
波器12,32は、電波,赤外線の送受信素子のような
低インピーダンスのものと異なるので、走行体3の内蔵
電池でも長期使用に耐えることが可能となる。
【0018】さらに、送波器11,31と、受波器1
2,32とを圧電素子等で構成すれば、送波機能および
受波機能とを一体化できるので、それぞれ別個に設ける
ことが不要になり、それだけ取り付けが容易になると共
に、設置スペースを省スペース化することもできる。そ
して、図示実施形態では、超音波を利用した例を示した
が、場合によってはそれより周波数帯域の低い音波を利
用しても同様の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、本
体および走行体の内部に、互いに通信し得る超音波通信
手段をそれぞれ設置し、本体と走行体との間で金属製の
遮蔽壁を介し超音波により通信するように構成したの
で、金属製の遮蔽壁で互いに仕切られてしても、遮蔽壁
に特殊な工夫を施すことなく、遮蔽壁で覆われた走行体
と、本体とで的確な通信を行うことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信装置の一実施形態を示す要部
の構成図である。
【符号の説明】
1本体 2 金属製の遮蔽壁 3 走行体 11,31 送波器 12,32 受波器 13,14,33,34 オペアンプ 15,35 信号処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、金属製の遮蔽壁によって覆われ
    る走行体との間で超音波により通信する通信装置であっ
    て、本体および走行体の内部に、互いに超音波を送受信
    して信号処理する超音波手段をそれぞれ設置し、本体と
    走行体との間で前記遮蔽壁を介し通信することを特徴と
    する通信装置。
JP2001111954A 2001-03-07 2001-03-07 超音波通信装置 Pending JP2002271273A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014507092A (ja) * 2011-01-31 2014-03-20 ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ− 固体基板上に能動素子を実装する装置および方法
CN105785166A (zh) * 2016-03-02 2016-07-20 北京市劳动保护科学研究所 屏蔽体内测试信号的传输装置及方法、屏蔽体、测试装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014507092A (ja) * 2011-01-31 2014-03-20 ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ− 固体基板上に能動素子を実装する装置および方法
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