JP2002270343A - 面状発熱体 - Google Patents
面状発熱体Info
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Abstract
発生することがないようにする。 【解決手段】 基材1aと、電極2a、2bおよび抵抗
体3とを備え、基材1aが伸縮性を有するとともに、電
極2a、2bおよび抵抗体3に弾性材料を配合すること
により、電極2a、2bおよび抵抗体3が基材1aの伸
縮に追随して伸縮するようになるので、電極2a、2b
および抵抗体3に割れ、剥がれが発生することがなくな
る。
Description
カーペット、暖房便座、車載用シートヒーター等の電気
暖房器具で用いられる面状発熱体に関するものである。
用シートヒーターなどは、図10に示すように、不織布
等の基材20にチュービングヒータ21をミシン縫いあ
るいは接着等により配設固定している。
り、23は給電用のリード線を束ねたハーネスである。
図11は、車載用シートヒーター24のシート装着状態
を示しており、シート表皮25の裏側に配設されている
ウレタンフォーム等からなるワデイング26とシート形
状に成形されたウレタンフォームからなるメインパッド
27との間に車載用シートヒーター24が装着されてい
る。このようなシート28に人が座ると、図12に示す
ように、人の座った箇所に集中荷重が加わり、その荷重
点を中心にシート表皮25、ワデイング26、車載用シ
ートヒーター24が引張られる。逆に人が車を降りたり
して集中荷重がなくなると元に戻る。この時、チュービ
ングヒータ21には、引張力、折り曲げが加わるが、図
13に示すようにチュービングヒータ21は、引張張力
の極めて大きい芳香族ポリエステル繊維や芳香族ポリア
ミド繊維の芯糸29を中心にして、その周囲に銅ニッケ
ル線や銅スズ線あるいは銅銀線からなる発熱線30を巻
付けているので、集中荷重による引張力に対しては芯糸
29が対応し、多少伸びたり折り曲げたりしても発熱線
30はスパイラル状になっているので断線することはな
い。しかもチュービングヒータ21は断面形状が円形な
ので、どの方向に折り曲げられても同じである。
ビングヒータ21では、面状に暖めるためにはチュービ
ングヒータ21の間を暖めなければならず、それだけ余
分に発熱量が必要となる。したがって、消費電力が増大
してしまう。また、自動車の座席は着座快適性を重視し
ているが、チュービングヒータ21を配設した車載用シ
ートヒーター24は、チュービングヒータ21の分だけ
凸部が出るため、シート表皮25近傍では着座快適性を
阻害してしまうので、シート内部に配置せざるを得な
い。したがって、シート表皮25までを暖めるのにさら
に消費電力が増大してしまうという課題を有していた。
1の設定温度を上げておかねばならないので、クッショ
ンや脱いだ服など断熱材となりそうなものが置かれると
チュービングヒータ21の温度が高温になる。そのた
め、着座センサーなどの電子素子が熱ストレスを受ける
ので、シート内部に装着することができないという課題
もある。
消費電力を抑制する努力がなされている。また、自動車
においては、さまざまな電子機器が搭載されてきてお
り、バッテリー電力の余裕がなくなってきているため、
それらの機器においても省エネが不可欠となってきてい
る。
ター24において省エネを実現するためには、一般的に
チュービングヒーター21より面状発熱体の方が良い。
なぜなら、面状発熱体はチュービングヒーター21に較
べて低い発熱温度で所定のシート表皮表面温度を得るこ
とができるため、発熱量を抑えることができ、消費電力
もチュービングヒーター21に較べて少なくて済む。そ
のような面状発熱体のひとつとして自己温度制御機能を
有する面状発熱体、すなわちPTCヒーターがある。
ポリエステルフィルム等からなる基材30上に、銀ある
いは銅などの金属粉末を混合した導電材料を塗布し、電
極31a、31bを構成している。32は、抵抗体であ
り、電極31a、31bと電気的に接続するために、電
極31a、31bすべてを覆うかもしくは電極31a、
31bの一部に重なるように塗布されている。抵抗体3
2は、導電性を確保するためにカーボン材料を主体とす
る材料で構成しており、他にカーボン材料同志を結合す
るためのバインダー樹脂、さらに自己温度制御機能を付
加するための樹脂を主として配合している。中には、バ
インダー樹脂と自己温度制御機能を付加する樹脂を1種
類の樹脂で兼用して配合している場合もある。電極31
a、31bの先端には電気を供給するためのリード線3
3a、33bが接続されており、このリード線33a、
33bの間に電源34を接続することによって、電極3
1a、31bを電流が流れて抵抗体32が発熱するよう
になっている。なお、抵抗体32が有する自己温度制御
機能とは、通電して抵抗体32の発熱により温度が上昇
するが、ある所定温度に達すると抵抗体32の抵抗値が
急激に増大し、電流が少なくなるため、抵抗体32の発
熱量が極度に小さくなり温度上昇が押さえられるという
ものである。つまり、他の温度制御器を使用することな
く、抵抗体32自体が自らの温度を制御するわけであ
る。
フィルム状に成形し、両側に銅箔あるいは銅線等からな
る電極35を貼り付け、抵抗体34の両面にポリエステ
ル樹脂等からなるフィルムシート36をラミネートして
いるタイプもある。
ことは、ヒーターの外装材として樹脂フィルムを使用し
ており、大きな曲率半径を持って湾曲させることはでき
るが、引張りによる伸縮性は有していないということで
ある。
公報の請求項には、抵抗体素子に成形したとき正の電圧
電流特性を示す導電性配合組成物を繊維布シートに塗布
して低抵抗の導電性シートを形成すると記載されてい
る。さらに、特開昭49−89235号公報の請求項に
も、耐熱性繊維からなる布に耐熱性導電性塗料による発
熱層を設けると記載されている。ただし、いずれの公報
も繊維布シートや耐熱性繊維からなる布に導電性配合組
成物や耐熱性導電性塗料を塗布することによって面状発
熱体が伸縮性やフレキシブル性を有するということは明
示されていない。
料などの抵抗体は、通電して発熱させるために抵抗値を
下げなければならず、そのために導電性を良くするよう
カーボンの量を多くしている。一般的に、カーボン量が
多くなると硬くて剛性がある代わりに伸縮性のない抵抗
体となる。また、バインダー樹脂としては、EVA樹脂
やポリエチレン樹脂が使われているが、これらの樹脂も
伸縮性という点では乏しい。このような抵抗体では、繊
維布シートや耐熱性繊維が伸びた場合、抵抗体が伸びに
追随できず、抵抗体に割れや剥がれが発生してしまう。
で、抵抗体と電極に割れ、剥がれが発生せず伸縮性を有
する面状発熱体を提供することを目的とする。
るために、本発明の面状発熱体は、基材に伸縮性を持た
せるとともに、基材の伸縮性に追随して伸縮できるよう
弾性材料を配合した電極および抵抗体を基材に配設した
ものである。
伸縮性を持たせ、かつ基材の伸縮性に追随して伸縮でき
るよう弾性材料を配合した電極および抵抗体を基材に配
設することにより、基材、電極、抵抗体のそれぞれが伸
縮するので、電極および抵抗体に割れ、剥がれの発生が
なく伸縮性を有する面状発熱体を得ることができる。
の発明において、基材をゴム系樹脂で構成したものであ
る。すなわち、ゴム系樹脂は一般的に大きな伸縮性を有
するので、本発明における基材材料として適しており、
弾性材料を配合した電極および抵抗体と同時に伸縮する
ことができ、電極、抵抗体の割れ、剥がれの発生がなく
伸縮性を有する面状発熱体を得ることができる。
の発明において、ゴム系樹脂の表面に微小陥没孔を設け
たものである。すなわち、電極あるいは抵抗体を基材の
ゴム系樹脂の表面に塗布するとその一部が微小陥没孔に
充填するので、アンカー効果によって、基材伸縮時にお
ける電極、抵抗体の剥離強度が向上する。
3に記載の発明において、ゴム系樹脂を発泡体で構成し
たものである。すなわち、発泡体内の微小セルを形成し
ている隔壁が伸縮し、その伸縮が順次加算されて発泡体
全体として大きな伸縮となる。しかも隔壁は3次元的に
繋がっているので、縦、横、高さ方向に均等に伸縮す
る。よって、発泡体の上に配設されている電極、抵抗体
も均等に伸縮することができ、電極、抵抗体の割れ、剥
がれの発生がなく伸縮性を有する面状発熱体を得ること
ができる。
の発明において、発泡体を独立発泡にしたものである。
すなわち、独立発泡ではセル同志が孔で繋がっていない
ので、発泡体の上に配設された電極、抵抗体が発泡体内
部に浸透することがなく、均一な厚みを保持することが
できる。
の発明において、基材をすべてゴム系樹脂繊維糸で構成
されているかゴム系樹脂繊維糸を混在させた糸で構成さ
れている織物にしたものである。すなわち、ゴム系樹脂
繊維糸が伸縮性を有しているので、すべてゴム系樹脂繊
維糸もしくはゴム系樹脂繊維糸を混在させた糸で構成さ
れた織物は、本発明における基材材料として適してお
り、、弾性材料を配合した電極、抵抗体と同時に伸縮す
ることができ、電極、抵抗体の割れ、剥がれの発生がな
く伸縮性を有する面状発熱体を得ることができる。
の発明において、基材を編物にしたものである。すなわ
ち、編物は伸縮性を有しており、本発明における基材材
料として適しており、弾性材料を配合した電極、抵抗体
と同時に伸縮することができ、電極、抵抗体の割れ、剥
がれの発生がなく伸縮性を有する面状発熱体を得ること
ができる。
の発明において、不織布にゴム系樹脂を含浸した複合材
を基材にしたものである。すなわち、ゴム系樹脂が不織
布を構成している繊維の周囲にコーテイングされ3次元
の網目を形成しており、不織布を構成している繊維は方
向性なく絡み合っているので、ゴム系樹脂の伸縮を利用
して縦横両方向に渡って伸縮性を有するようになってい
る。しかも繊維の絡み合い部分が起点となって伸縮し1
本1本の繊維は短いため、その上に配設されている電
極、抵抗体の伸びが小さい。ただし、1本当たりの伸縮
は小さいがそれが順次重なり合って大きな伸縮となる。
したがって、本発明における基材材料として適してお
り、弾性材料を配合した電極、抵抗体と同時に伸縮する
ことができる。また、ミクロ的には電極、抵抗体の伸縮
ストレスが小さいので、電極、抵抗体の割れ、剥がれの
発生がなく伸縮性を有する面状発熱体を得ることができ
る。
の発明において、基材を、すべてがゴム系樹脂繊維糸も
しくはゴム系樹脂繊維糸を混在させた糸で構成された織
物にゴム系樹脂を含浸した複合材にしたものである。す
なわち、ゴム系樹脂が織物を構成している糸の周囲にコ
ーテイングされており、コーテイングされているゴム系
樹脂も織物を構成している糸も伸縮性があるため、複合
材としても伸縮性を有しており、本発明における基材と
して適している。また、縦糸と横糸の交差点が起点とな
って伸縮し、縦糸と横糸の交差点同志の距離は短いため
伸びは小さく、その上に配設されている電極、抵抗体の
伸びも小さい。しかし、織物全体には多数の縦糸と横糸
の交差点があり、交差点の数だけ伸縮が順次加算される
ので全体として大きな伸縮となる。したがって、弾性材
料を配合した電極、抵抗体はミクロ的には小さな伸縮に
もかかわらず、全体として大きな伸縮が得られ、電極、
抵抗体の割れ、剥がれの発生がなく伸縮性を有する面状
発熱体を得ることができる。
載の発明において、編物にゴム系樹脂を含浸した複合材
を基材として使用したものである。すなわち、編物を構
成している糸の周囲にゴム系樹脂がコーテイングされて
おり、コーテイングされているゴム系樹脂も編物も伸縮
性があるため、複合材としても伸縮性を有しており、本
発明における基材として適している。また、編物を構成
している糸同志の交差点が起点となって伸縮し、交差点
同志の距離は短いためその伸びは小さく、その上に配設
されている電極、抵抗体の伸びも小さい。しかし、編物
全体には多数の編物の糸同志の交差点があり、交差点の
数だけ伸縮が順次加算されて、基材全体としては大きな
伸縮となる。したがって、弾性材料を配合した電極、抵
抗体はミクロ的には小さな伸縮にもかかわらず、全体と
して大きく伸縮することができ、電極、抵抗体の割れ、
剥がれの発生がなく伸縮性を有する面状発熱体を得るこ
とができる。
載の発明において、弾性材料としてゴム系樹脂を電極お
よび抵抗体に配合することにより、ゴム系樹脂がバイン
ダー樹脂となって、電極ならば金属粉末同志を結合し、
抵抗体ならばカーボン同志を結合する。よって、基材が
伸縮しても、それに追随してゴム系樹脂が伸縮するた
め、電極、抵抗体に割れ、剥がれの発生はなく、伸縮性
を有する面状発熱体を得ることができる。
記載の発明において、ゴム系樹脂を基材に使用している
ゴム系樹脂と同一のものにしたものである。すなわち、
同一のゴム系樹脂を基材、電極、抵抗体のいずれにも使
用するならば、伸び率が同一になるため、基材、電極、
抵抗体は同一に伸縮することになり、電極、抵抗体の割
れ、剥がれの発生はなくなり、伸縮性を有する面状発熱
体を得ることができる。
載の発明において、伸縮性を有する基材の伸縮率よりそ
れに追随して伸縮する電極、抵抗体の伸縮率を大きくし
たものである。すなわち、基材より電極、抵抗体の伸縮
率を大きくすることによって、基材が伸縮の限度に至っ
ても電極、抵抗体はなお伸縮できる状態にあるため、電
極、抵抗体に割れ、剥がれの発生はなく伸縮性を有する
面状発熱体を得ることができる。
参照しながら説明する。
おける面状発熱体の斜視図を示すものである。図1にお
いて、平板状のゴム系樹脂からなる基材1a上に、銀あ
るいは銅などの導電金属粉末とそれらを物理的に結合さ
せるためのバインダー樹脂と弾性材料を混合した導電材
料を塗布して電極2a、2bを形成し、次にカーボンを
主体とし、バインダー樹脂、自己温度制御機能を付加す
るためのポリエチレン、ポリプロピレンなどの結晶性樹
脂そして弾性材料を混合した抵抗体3を電極2a、2b
と電気的に接続するために、電極2a、2b全体を覆う
かもしくは一部に重なるように塗布している。基材1a
のゴム系樹脂としては、具体的にはイソプレン系ゴム、
ブタジエン系ゴム、ニトリル系ゴム、クロロプレン系ゴ
ム、アクリル系ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系
ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合ゴム、エチレン−プ
ロピレンゴム(EPDM)、ヒドリンゴム、ウレタン系
ゴム、フッ素系ゴム、シリコーン系ゴムなどの合成ゴ
ム、あるいはTPEと呼ばれる熱可塑性エラストマー、
あるいはこれらのゴム、エラストマーの2種類以上の混
合物が使用できる。また、電極2a、2bや抵抗体3に
混合されている弾性材料としては、基材1aと同じくゴ
ム系樹脂、具体的には、イソプレン系ゴム、ブタジエン
系ゴム、ニトリル系ゴム、クロロプレン系ゴム、アクリ
ル系ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合ゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム(EPDM)、ヒドリンゴム、ウレタン系ゴム、フッ
素系ゴム、シリコーン系ゴムなどの合成ゴム、あるいは
TPEと呼ばれる熱可塑性エラストマー、あるいはこれ
らのゴム、エラストマーの2種類以上の混合物が使用で
きる。
は、銀あるいは銅などの金属粒子4の周りにバインダー
樹脂5が付着しており、またバインダー樹脂5の外側、
あるいはバインダー樹脂5とバインダー樹脂5の間に弾
性材料であるゴム系樹脂6が付着している。場合によっ
ては、金属粒子4にゴム系樹脂6が直接付着しているこ
ともある。
は、カーボン7の周りにバインダー樹脂5’が付着して
おり、また、バインダー樹脂5’の外側、あるいはバイ
ンダー樹脂5’とバインダー樹脂5’との間に弾性材料
であるゴム系樹脂6’が付着している。場合によって
は、カーボン7に直接ゴム系樹脂6’が付着しているこ
ともある。
て、基材1aが伸びた時、電極2a、2bおよび抵抗体
3も伸びようとする。この時、電極2a、2b内のゴム
系樹脂6および抵抗体3内のゴム系樹脂6’が伸びる。
このゴム系樹脂6、6’の1個あたりの伸びは小さい
が、電極2a、2bおよび抵抗体3の中にはゴム系樹脂
6および6’が無数に入っているので、電極2a、2b
および抵抗体3全体の伸びは大きくなる。したがって、
基材1aが伸縮しても電極2a、2bおよび抵抗体3は
追随して伸縮することができ、電極2a、2bおよび抵
抗体3に割れ、剥がれは発生しない。
系樹脂6および抵抗体3内のゴム系樹脂6’を同一とす
ることもできる。この場合は、すべて伸び率が同一とな
るため、基材1aの伸縮に対する電極2a、2bおよび
抵抗体3の追随性が良くなる。
伸縮率より、電極2a、2bおよび抵抗体3内のゴム系
樹脂6、6’の伸縮率の方が大きくなるように選ぶこと
もできる。
至ったとしても、電極2a、2bおよび抵抗体3は伸縮
に対して、まだ余裕を残しており、伸縮力はすべて基材
1aが保持するため、電極2a、2bおよび抵抗体3に
は伸縮力は加わらず、電極2a、2bおよび抵抗体3に
割れ、剥がれは絶対に発生しない。
基材1aの上に銀粉末、ポリエステル樹脂、EPDMを
混合した導電材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥さ
せ電極2a、2bを形成し、さらにカーボンブラック、
高密度ポリエチレン樹脂、EPDMを混合した材料をス
クリーン印刷により印刷、乾燥させ抵抗体3を形成し面
状発熱体を得た。この面状発熱体を車のシートのシート
表皮直下に装着し、クッション耐久試験(繰り返し荷重
試験)を行ったところ、50万回の繰り返し荷重でも電
極2a、2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発生がな
かった。
上に銀粉末、ポリエステル樹脂、EPDMを混合した導
電材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥させ電極2
a、2bを形成し、さらにカーボンブラック、高密度ポ
リエチレン樹脂、EPDMを混合した材料をスクリーン
印刷により印刷、乾燥させ抵抗体3を形成し面状発熱体
を得た。この面状発熱体を車のシートのシート表皮直下
に装着し、クッション耐久試験(繰り返し荷重試験)を
行ったところ、60万回の繰り返し荷重でも電極2a、
2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発生がなかった。
DMを使用し、その上に銀粉末、ポリエステル樹脂、伸
び率200%のEPDMを混合した導電材料をスクリー
ン印刷により印刷、乾燥させ電極2a、2bを形成し、
さらにカーボンブラック、高密度ポリエチレン樹脂、伸
び率200%のEPDMを混合した材料をスクリーン印
刷により印刷、乾燥させ抵抗体3を形成し面状発熱体を
得た。この面状発熱体を車のシートのシート表皮直下に
装着し、クッション耐久試験(繰り返し荷重試験)を行
ったところ、80万回の繰り返し荷重でも電極2a、2
bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発生がなかった。
おける面状発熱体の部分拡大断面図を示すものである。
本実施例では、ゴム系樹脂からなる基材1bの表面に微
小陥没孔8を設けている。この微小陥没孔8の形成方法
には、溶剤等によりゴム系樹脂シートの表面を一部溶か
すか、もしくはゴム系樹脂の発泡体シートを厚み方向に
スライスするなどの方法がある。
て、基材1bの表面の微小陥没孔8に塗布された電極2
a、2bおよび抵抗体3が充填するため、基材1bが伸
びた時、アンカー効果により、電極2a、2bおよび抵
抗体3の基材1bの表面からの剥離強度が向上する。
トをスライスした基材1bの上に銀粉末、ポリエステル
樹脂、EPDMを混合した導電材料をスクリーン印刷に
より印刷、乾燥させ電極2a、2bを形成し、さらにカ
ーボンブラック、高密度ポリエチレン樹脂、EPDMを
混合した抵抗体材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥
させ抵抗体3を形成し面状発熱体を得た。この面状発熱
体を車のシートのシート表皮 直下に装着し、クッショ
ン耐久試験を行ったところ、70万回の繰り返し荷重で
も電極2a、2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発生
がなかった。
おける面状発熱体の部分拡大断面図を示すものである。
泡体を使用し、その上に銀あるいは銅などの導電金属粉
末とそれらを物理的に結合させるためのバインダー樹脂
と弾性材料を混合した導電材料を塗布して電極2a、2
bを形成し、次にカーボンを主体とし、バインダー樹
脂、自己温度制御機能を付加するためのポリエチレン、
ポリプロピレンなどの結晶性樹脂そして弾性材料を混合
した抵抗体3を電極2a、2bと電気的に接続するため
に、電極2a、2b全体を覆うかもしくは一部に重なる
ように塗布している。基材1cのゴム系樹脂の発泡体
は、微小セル9と微小セル9を構成する隔壁10で構成
されている。
て、基材1cが伸びる時、ミクロ的には、例えば隔壁1
0a、10b、10cが隔壁同志の結合点11a、11
b、11cを起点として順次伸びていく。そして隔壁1
0a、10b、10cの伸びに対応して電極2a、2b
および抵抗体3が伸びていく。隔壁10a、10b、1
0cは微小なのでその伸びは小さく、電極2a、2bお
よび抵抗体3の伸びも小さい。しかし、基材1c全体に
はこれらの隔壁10が多数あるので、全体としての伸び
は大きくなる。しかも隔壁10は、同一材料からなるた
め、伸び率は同一である。よって、均等な伸びとなる。
したがって、電極2a、2bおよび抵抗体3もミクロ的
に小さな伸びが均等に加算されて全体として大きな伸び
として表われるので、基材1cの伸縮に対して電極2
a、2bおよび抵抗体3は追随して伸縮することがで
き、電極2a、2bおよび抵抗体3の割れ、剥がれの発
生がない。
トからなる基材1cの上に銀粉末、ポリエステル樹脂、
EPDMを混合した導電材料をスクリーン印刷により印
刷、乾燥させ電極2a、2bを形成し、さらにカーボン
ブラック、高密度ポリエチレン樹脂、EPDMを混合し
た抵抗体材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥させ抵
抗体3を形成して面状発熱体を得た。
直下に装着し、クッション耐久試験を行ったところ、5
0万回の繰り返し荷重でも電極2a、2bおよび抵抗体
3に割れ、剥がれの発生はなかった。
有し微小セル9内のガスが自由に移動可能な連続発泡と
隔壁10に孔がなく微小セル9がそれぞれ独立した独立
発泡とがある。発泡体が連続発泡の場合は、印刷された
電極2a、2bおよび抵抗体3が隔壁10の一部にある
孔を通って発泡体からなる基材1cの内部にまで浸透す
る可能性があり、電極2a、2bおよび抵抗体3の厚み
がばらついて伸縮強度もばらつく可能性があるが、独立
発泡の場合は、隔壁10に孔がないため、印刷された電
極2a、2bおよび抵抗体3は基材1cの表面に止ま
り、均一な厚みを保持できるので、伸縮強度もばらつか
ない。したがって、より安定して電極2a、2bおよび
抵抗体3に割れ、剥がれの発生がなくなるものである。
おける面状発熱体の部分拡大断面図を示すものである。
いる。しかも、伸縮性が必要であるので、ゴム系樹脂繊
維糸、もしくはゴム系樹脂繊維糸と他の繊維糸を合糸し
た糸を縦糸40、横糸12のそれぞれに使用したもので
ある。ゴム系樹脂繊維糸としては、具体的には、イソプ
レン系ゴム、ブタジエン系ゴム、ニトリル系ゴム、クロ
ロプレン系ゴム、アクリル系ゴム、アクリロニトリル−
ブタジエン系ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合ゴム、
エチレン−プロピレンゴム(EPDM)、ヒドリンゴ
ム、ウレタン系ゴム、フッ素系ゴム、シリコーン系ゴム
などの合成ゴム、あるいはTPEと呼ばれる熱可塑性エ
ラストマー、あるいはこれらのゴム、エラストマーの2
種類以上の混合物を紡糸して得られる糸が使用できる
が、代表的なものはウレタン系ゴム繊維糸である。この
織物からなる基材1dの上に銀あるいは銅などの導電金
属粉末とそれらを物理的に結合させるためのバインダー
樹脂と弾性材料を混合した導電材料を塗布して電極2
a、2bを形成し、次にカーボンを主体とし、バインダ
ー樹脂、自己温度制御機能を付加するためのポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどの結晶性樹脂そして弾性材料を
混合した抵抗体3を電極2a、2bと電気的に接続する
ために、電極2a、2b全体を覆うかもしくは一部に重
なるように塗布して面状発熱体を形成している。
a、2bおよび抵抗体3は、基材1dを構成する織物の
目からある程度浸透し、縦糸40と横糸12との交差点
13に達して、交差点13で縦糸40と横糸12を結合
してしまう。例えば、基材1dが横糸12の方向に伸び
た場合、交差点13a、13b、13cを起点として横
糸12a、12b、12cが順次伸びていく。そして横
糸12a、12b、12cの伸びに対応して電極2a、
2bおよび抵抗体3が伸びていく。横糸12a、12
b、12cの伸びは微小なので電極2a、2bおよび抵
抗体3の伸びも微小であるが、基材1d全体としては交
差点13が多数存在するので全体として大きな伸びとな
る。しかも横糸12はすべて同一材料からなっているた
め、伸び率も同一であり、均等な伸びが得られる。した
がって、電極2a、2bおよび抵抗体3も微小な伸びが
均等に加算されて全体として大きな伸びとなる。よっ
て、基材1dの伸縮に対して電極2a、2bおよび抵抗
体3が追随して伸縮することができ、割れ、剥がれの発
生がない。
であるスパンデックスを縦糸、横糸に使用した織物を基
材1dとし、その上に銀粉末、ポリエステル樹脂、EP
DMを混合した導電材料をスクリーン印刷により印刷、
乾燥させ電極2a、2bを形成し、さらにカーボンブラ
ック、高密度ポリエチレン樹脂、EPDMを混合した抵
抗体材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥させ抵抗体
3を形成して面状発熱体を得た。この面状発熱体を車の
シートのシート表皮 直下に装着し、クッション耐久試
験を行ったところ、50万回の繰り返し荷重でも電極2
a、2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発生はなかっ
た。
おける面状発熱体の部分拡大断面図を示すものである。
いる。編物としては、メリヤス編み、天竺編み、ゴム編
み、パール編み、デンビー編み、マイヤー編みなどがあ
る。この編物からなる基材1eの上に銀あるいは銅など
の導電金属粉末とそれらを物理的に結合させるためのバ
インダー樹脂と弾性材料を混合した導電材料を塗布して
電極2a、2bを形成し、次にカーボンを主体とし、バ
インダー樹脂、自己温度制御機能を付加するためのポリ
エチレン、ポリプロピレンなどの結晶性樹脂そして弾性
材料を混合した抵抗体3を電極2a、2bと電気的に接
続するために、電極2a、2b全体を覆うかもしくは一
部に重なるように塗布して面状発熱体を形成している。
編物は、編組織自体が伸縮性を有しているため、電極2
a、2bおよび抵抗体3がなるべく浸透しないように、
編み密度の高いものを使用するのが良い。
は、本実施例における基材1eの編組織の模式図を示し
ているが、編糸14は互いに交差しながら編目19を形
成している。例えば、基材1eが横方向に伸びた場合、
伸びが大きくても基材1e全体には多数の編目19が存
在するので、編目1個当たりの伸びは微小なものとな
る。したがって、編目1個当たりの上に塗布された電極
2a、2bおよび抵抗体3の伸びも微小なものとなり、
基材1eの伸縮に対して電極2a、2bおよび抵抗体3
が追随して伸縮することができ、割れ、剥がれの発生が
ない。
の編物を基材1eとし、その上に銀粉末、ポリエステル
樹脂、EPDMを混合した導電材料をスクリーン印刷に
より印刷、乾燥させ電極2a、2bを形成し、さらにカ
ーボンブラック、高密度ポリエチレン樹脂、EPDMを
混合した抵抗体材料をスクリーン印刷により印刷、乾燥
させ抵抗体3を形成して面状発熱体を得た。この面状発
熱体を車のシートのシート表皮 直下に装着し、クッシ
ョン耐久試験を行ったところ、50万回の繰り返し荷重
でも電極2a、2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの発
生はなかった。
おける面状発熱体の部分拡大断面図を示すものである。
ム系樹脂を含浸した複合材を使用している。不織布に
は、耐久性、強度の面からポリエステル短繊維を使用し
たものが望ましい。また、ゴム系樹脂としては、ポリジ
エン系、ポリオレフィン系、ポリエーテル系、ポリスル
フィド系、ポリシロキサン系などのテレケリック液状ゴ
ムを使用するのが好ましい。この基材1fの上に銀ある
いは銅などの導電金属粉末とそれらを物理的に結合させ
るためのバインダー樹脂と弾性材料を混合した導電材料
を塗布して電極2a、2bを形成し、次にカーボンを主
体とし、バインダー樹脂、自己温度制御機能を付加する
ためのポリエチレン、ポリプロピレンなどの結晶性樹脂
そして弾性材料を混合した抵抗体3を電極2a、2bと
電気的に接続するために、電極2a、2b全体を覆うか
もしくは一部に重なるように塗布し面状発熱体を形成し
ている。
を形成している短繊維15の周囲がゴム系樹脂16でコ
ーテイングされた状態になっており、短繊維15同志が
絡み合っている部分が結合点17となっている。例え
ば、基材1fが矢印A方向に伸びた場合、結合点17
a、17b、17cを起点としてコーテイング短繊維1
8a、18b、18cが順次伸びていく。コーテイング
短繊維18a、18b、18cの伸びは微小なので、そ
れに対応する電極2a、2bおよび抵抗体3の伸びも微
小である。しかし、基材1f全体としては、結合点17
は多数存在するので全体として大きな伸びとなる。した
がって、電極2a、2bおよび抵抗体3も微小な伸びが
順次加算されて全体として大きな伸びとなる。よって、
基材1fの伸縮に対して電極2a、2bおよび抵抗体3
が追随して伸縮することができ、割れ、剥がれの発生が
ない。
リック液状ゴムをポリエステル不織布に含浸させた複合
材を基材1fとし、その上にその上に銀粉末、ポリエス
テル樹脂、EPDMを混合した導電材料をスクリーン印
刷により印刷、乾燥させ電極2a、2bを形成し、さら
にカーボンブラック、高密度ポリエチレン樹脂、EPD
Mを混合した抵抗体材料をスクリーン印刷により印刷、
乾燥させ抵抗体3を形成して面状発熱体を得た。この面
状発熱体を車のシートのシート表皮直下に装着し、クッ
ション耐久試験を行ったところ、50万回の繰り返し荷
重でも電極2a、2bおよび抵抗体3に割れ、剥がれの
発生はなかった。
布にゴム系樹脂16を含浸させた複合材を使用している
が、不織布の代わりに、ゴム系樹脂繊維糸もしくはゴム
系樹脂繊維糸を混在させた糸で構成された織物、あるい
は編物を使用しても同様の効果得ることができる。
発明によれば、抵抗体と電極に割れ、剥がれが発生せ
ず、伸縮性を有する面状発熱体を得ることができる。
部分拡大断面図
の部分拡大断面図
面図
面図
面図
面図
編組織模式図
面図
部分破断図
Claims (13)
- 【請求項1】 基材と、基材に配設してなる電極と、基
材に配設され、かつ電極と電気的に接続してなる自己温
度制御機能を有する抵抗体とを備え、基材は伸縮性を有
するとともに、電極および抵抗体は基材の伸縮性に追随
して伸縮できるよう弾性材料を配合してなる面状発熱
体。 - 【請求項2】 基材がゴム系樹脂よりなる請求項1に記
載の面状発熱体。 - 【請求項3】 ゴム系樹脂の表面に微小陥没孔を設けて
なる請求項2に記載の面状発熱体。 - 【請求項4】 ゴム系樹脂が発泡体よりなる請求項2ま
たは3に記載の面状発熱体。 - 【請求項5】 発泡体が独立発泡である請求項4に記載
の面状発熱体。 - 【請求項6】 ゴム系樹脂繊維糸を混在させた糸、もし
くは、すべてがゴム系樹脂繊維糸で構成された織物を基
材にしてなる請求項1に記載の面状発熱体。 - 【請求項7】 編物を基材にしてなる請求項1に記載の
面状発熱体。 - 【請求項8】 不織布にゴム系樹脂を含浸した複合材を
基材にしてなる請求項1に記載の面状発熱体。 - 【請求項9】 ゴム系樹脂繊維糸を混在させた糸、もし
くは、すべてがゴム系樹脂繊維糸で構成された織物にゴ
ム系樹脂を含浸した複合材を基材にしてなる請求項1に
記載の面状発熱体。 - 【請求項10】 編物にゴム系樹脂を含浸してなる複合
材を基材にしてなる請求項1に記載の面状発熱体。 - 【請求項11】 弾性材料がゴム系樹脂である請求項1
に記載の面状発熱体。 - 【請求項12】 ゴム系樹脂が基材に使用されているゴ
ム系樹脂と同一である請求項11に記載の面状発熱体。 - 【請求項13】 基材の伸縮率より電極、抵抗体の伸縮
率を大きくしてなる請求項1に記載の面状発熱体。
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- 2001-03-14 JP JP2001072207A patent/JP3823744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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