JP2002269777A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2002269777A JP2002269777A JP2001065785A JP2001065785A JP2002269777A JP 2002269777 A JP2002269777 A JP 2002269777A JP 2001065785 A JP2001065785 A JP 2001065785A JP 2001065785 A JP2001065785 A JP 2001065785A JP 2002269777 A JP2002269777 A JP 2002269777A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対物レンズが偏るとトラッキング外れが検出
出来ない。 【解決手段】 光ディスク1を回転駆動する回転駆動手
段2と、光ディスク1の情報記録面にレーザ光を収束さ
せ、反射した光スポットを検出する光ピックアップ手段
3と、その光スポットに含まれるトラッキングエラー信
号に基づいて光ピックアップ手段3が情報記録面のトラ
ックに追従するようトラッキング制御を行うサーボ部5
と、トラッキング制御に従って、光ピックアップ手段3
を駆動する駆動回路6と、サーボ部5がトラッキング制
御を行っている場合、光ピックアップ手段3の対物レン
ズ24の位置を示すレンズポジション信号から対物レン
ズ24の位置異常を検出することによって、トラッキン
グが外れていることを検出するトラッキング外れ検出手
段7とを備える。
出来ない。 【解決手段】 光ディスク1を回転駆動する回転駆動手
段2と、光ディスク1の情報記録面にレーザ光を収束さ
せ、反射した光スポットを検出する光ピックアップ手段
3と、その光スポットに含まれるトラッキングエラー信
号に基づいて光ピックアップ手段3が情報記録面のトラ
ックに追従するようトラッキング制御を行うサーボ部5
と、トラッキング制御に従って、光ピックアップ手段3
を駆動する駆動回路6と、サーボ部5がトラッキング制
御を行っている場合、光ピックアップ手段3の対物レン
ズ24の位置を示すレンズポジション信号から対物レン
ズ24の位置異常を検出することによって、トラッキン
グが外れていることを検出するトラッキング外れ検出手
段7とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラッキングエラ
ー信号を利用して光ピックアップ手段の対物レンズが光
ディスクの情報記録面のトラックに追従するように制御
する光ディスク装置、及びプログラムに関するものであ
る。
ー信号を利用して光ピックアップ手段の対物レンズが光
ディスクの情報記録面のトラックに追従するように制御
する光ディスク装置、及びプログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のトラッキングオン検出装置の構成
を図7にもとづいて説明する。
を図7にもとづいて説明する。
【0003】光ディスク1には、ピットが同心円状また
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。光ピックアップ手段3は例えばレーザ光を発生する
レーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポットを形
成する対物レンズ24、所定の受光パターンを持ったフ
ォトディテクタ等により構成され、対物レンズ24は2
軸のアクチュエータにより駆動される。
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。光ピックアップ手段3は例えばレーザ光を発生する
レーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポットを形
成する対物レンズ24、所定の受光パターンを持ったフ
ォトディテクタ等により構成され、対物レンズ24は2
軸のアクチュエータにより駆動される。
【0004】光ピックアップ手段3は、回転駆動手段2
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。フォトディテクタからの検出信号をRFアンプ4へ入
力する。
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。フォトディテクタからの検出信号をRFアンプ4へ入
力する。
【0005】ここで、フォトディテクタからの検出信号
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー(FE)信号、
ディファレンシャルプッシュプル法によるトラッキング
エラー(TE)信号、ウォブリンググルーブによるアド
レス情報等が含まれる。
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー(FE)信号、
ディファレンシャルプッシュプル法によるトラッキング
エラー(TE)信号、ウォブリンググルーブによるアド
レス情報等が含まれる。
【0006】RFアンプ4は、フォトディテクタからの検
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。サーボ部5
は、フォーカスエラー信号からは光ディスクの情報記録
面に追従するように制御されるフォーカスアクチュエー
タ制御信号を生成し、また、トラッキングエラー信号か
らは情報記録面のトラックに追従するように制御される
トラッキングアクチュエータ制御信号を生成し、駆動回
路6により光ピックアップ手段3の制御を行なう。
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。サーボ部5
は、フォーカスエラー信号からは光ディスクの情報記録
面に追従するように制御されるフォーカスアクチュエー
タ制御信号を生成し、また、トラッキングエラー信号か
らは情報記録面のトラックに追従するように制御される
トラッキングアクチュエータ制御信号を生成し、駆動回
路6により光ピックアップ手段3の制御を行なう。
【0007】従来のトラッキング外れ検出手段23につ
いて、図7および図8を用いて説明する。図8は、トラ
ッキング外れ検出手段23の各部分の信号波形図であ
る。トラッキングエラー信号(g)は、ウインドウコン
パレータA8へ入力され、トラッキングエラー信号
(g)の基準電圧からの閾値電圧によってコンパレート
され、ウインドウコンパレータ正側出力(h)とウイン
ドウコンパレータ負側出力(i)として出力される。ウ
インドウコンパレータ正側出力(h)は正側モノマルチ
9へ入力され、ウインドウコンパレータ負側出力(i)
は、負側モノマルチ10へ入力される。正側モノマルチ
9、負側モノマルチ10では、時定数Tにてパルス伸張
を行なう。パルス伸張された正側モノマルチ9および負
側モノマルチ10からの出力を演算手段A11により論
理和をとることで、トラッキング外れ信号(l)を得
る。
いて、図7および図8を用いて説明する。図8は、トラ
ッキング外れ検出手段23の各部分の信号波形図であ
る。トラッキングエラー信号(g)は、ウインドウコン
パレータA8へ入力され、トラッキングエラー信号
(g)の基準電圧からの閾値電圧によってコンパレート
され、ウインドウコンパレータ正側出力(h)とウイン
ドウコンパレータ負側出力(i)として出力される。ウ
インドウコンパレータ正側出力(h)は正側モノマルチ
9へ入力され、ウインドウコンパレータ負側出力(i)
は、負側モノマルチ10へ入力される。正側モノマルチ
9、負側モノマルチ10では、時定数Tにてパルス伸張
を行なう。パルス伸張された正側モノマルチ9および負
側モノマルチ10からの出力を演算手段A11により論
理和をとることで、トラッキング外れ信号(l)を得
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に上述した光ディ
スク装置の光ピックアップ手段3の状態を示す。上述し
た光ディスク装置において、図9の(m)に示すよう
に、光ピックアップ手段3の対物レンズ24は、ワイヤ
ー25、26によって支えられている。ここで、サーボ
部5が誤動作を起こした場合には、図9の(n)に示す
ように、光ピックアップ手段3内において対物レンズ2
4が光ディスク1の内周側または外周側に偏ってしまう
ことがあった。このように対物レンズが偏ってしまう
と、対物レンズ24がレーザ光の光軸からずれることに
よる収差の発生や、レーザ光の強度分布がガウス分布で
あるため、対物レンズ24が光軸からずれると情報記録
面からの反射光の光量が落ちること等から、トラッキン
グエラー信号の振幅が十分に得られなくなる。したがっ
て、トラッキングエラー信号の振幅を利用している従来
のトラッキング外れ検出手段においては、トラッキング
外れ検出が正常に行われないという問題を有している。
スク装置の光ピックアップ手段3の状態を示す。上述し
た光ディスク装置において、図9の(m)に示すよう
に、光ピックアップ手段3の対物レンズ24は、ワイヤ
ー25、26によって支えられている。ここで、サーボ
部5が誤動作を起こした場合には、図9の(n)に示す
ように、光ピックアップ手段3内において対物レンズ2
4が光ディスク1の内周側または外周側に偏ってしまう
ことがあった。このように対物レンズが偏ってしまう
と、対物レンズ24がレーザ光の光軸からずれることに
よる収差の発生や、レーザ光の強度分布がガウス分布で
あるため、対物レンズ24が光軸からずれると情報記録
面からの反射光の光量が落ちること等から、トラッキン
グエラー信号の振幅が十分に得られなくなる。したがっ
て、トラッキングエラー信号の振幅を利用している従来
のトラッキング外れ検出手段においては、トラッキング
外れ検出が正常に行われないという問題を有している。
【0009】すなわち、従来のトラッキングエラー信号
の振幅を利用してトラッキング外れ検出を行う光ディス
ク装置では、光ピックアップ手段の対物レンズが偏って
しまうと、トラッキング外れの検出を正常に行うことが
出来ないという課題がある。
の振幅を利用してトラッキング外れ検出を行う光ディス
ク装置では、光ピックアップ手段の対物レンズが偏って
しまうと、トラッキング外れの検出を正常に行うことが
出来ないという課題がある。
【0010】本発明は、上記課題を考慮し、光ピックア
ップ手段の対物レンズが偏ってしまっても正確にトラッ
キングの外れを検出することが出来る光ディスク装置、
及びプログラムを提供することを目的とするものであ
る。
ップ手段の対物レンズが偏ってしまっても正確にトラッ
キングの外れを検出することが出来る光ディスク装置、
及びプログラムを提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、光ディス
クを回転駆動する回転駆動手段と、前記光ディスクの情
報記録面にレーザ光を光学的に収束させ、前記情報記録
面から反射した前記光スポットを検出する光ピックアッ
プ手段と、検出された前記光スポットに含まれるトラッ
キングエラー信号に基づいて前記光ピックアップ手段が
前記情報記録面のトラックに追従するようトラッキング
制御を行う制御手段と、前記トラッキング制御に従っ
て、前記光ピックアップ手段を駆動する光ピックアップ
駆動手段と、前記制御手段が前記トラッキング制御を行
っている場合、前記光ピックアップ手段の対物レンズの
位置を示すレンズポジション信号から前記光ピックアッ
プ手段の対物レンズの位置異常を検出することによっ
て、前記トラッキングが外れていることを検出するトラ
ッキング外れ検出手段とを備えた光ディスク装置であ
る。
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、光ディス
クを回転駆動する回転駆動手段と、前記光ディスクの情
報記録面にレーザ光を光学的に収束させ、前記情報記録
面から反射した前記光スポットを検出する光ピックアッ
プ手段と、検出された前記光スポットに含まれるトラッ
キングエラー信号に基づいて前記光ピックアップ手段が
前記情報記録面のトラックに追従するようトラッキング
制御を行う制御手段と、前記トラッキング制御に従っ
て、前記光ピックアップ手段を駆動する光ピックアップ
駆動手段と、前記制御手段が前記トラッキング制御を行
っている場合、前記光ピックアップ手段の対物レンズの
位置を示すレンズポジション信号から前記光ピックアッ
プ手段の対物レンズの位置異常を検出することによっ
て、前記トラッキングが外れていることを検出するトラ
ッキング外れ検出手段とを備えた光ディスク装置であ
る。
【0012】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記レンズポジション信号とは、前記光ピックアッ
プ手段の対物レンズの中立位置を基準電圧とする信号で
あり、前記トラッキング外れ検出手段は、前記レンズポ
ジション信号の平均電圧の値と前記基準電圧の値との差
の絶対値が、所定の値を超えている場合に、前記位置異
常を検出する第1の本発明に記載の光ディスク装置であ
る。
は、前記レンズポジション信号とは、前記光ピックアッ
プ手段の対物レンズの中立位置を基準電圧とする信号で
あり、前記トラッキング外れ検出手段は、前記レンズポ
ジション信号の平均電圧の値と前記基準電圧の値との差
の絶対値が、所定の値を超えている場合に、前記位置異
常を検出する第1の本発明に記載の光ディスク装置であ
る。
【0013】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記位置信号の平均電圧の値とは、前記位置信号の
ピーク電圧の値と前記位置信号のボトム電圧の値との平
均の値である第2の本発明に記載の光ディスク装置であ
る。
は、前記位置信号の平均電圧の値とは、前記位置信号の
ピーク電圧の値と前記位置信号のボトム電圧の値との平
均の値である第2の本発明に記載の光ディスク装置であ
る。
【0014】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、前記光
ディスクの情報記録面にレーザ光を光学的に収束させ、
前記情報記録面から反射した前記光スポットを検出する
光ピックアップ手段と、検出された前記光スポットに含
まれるトラッキングエラー信号に基づいて前記光ピック
アップ手段が前記情報記録面のトラックに追従するよう
トラッキング制御を行う制御手段と、前記トラッキング
制御に従って、前記光ピックアップ手段を駆動する光ピ
ックアップ駆動手段と、前記制御手段が前記トラッキン
グ制御を行っている場合、前記制御手段が出力する前記
トラッキング制御のためのトラッキング制御信号から、
または前記光ピックアップ駆動手段が出力する、前記光
ピックアップ手段を駆動するための駆動信号から前記光
ピックアップ手段の対物レンズの位置異常を検出するこ
とによって、前記トラッキングが外れていることを検出
するトラッキング外れ検出手段とを備えた光ディスク装
置である。
は、光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、前記光
ディスクの情報記録面にレーザ光を光学的に収束させ、
前記情報記録面から反射した前記光スポットを検出する
光ピックアップ手段と、検出された前記光スポットに含
まれるトラッキングエラー信号に基づいて前記光ピック
アップ手段が前記情報記録面のトラックに追従するよう
トラッキング制御を行う制御手段と、前記トラッキング
制御に従って、前記光ピックアップ手段を駆動する光ピ
ックアップ駆動手段と、前記制御手段が前記トラッキン
グ制御を行っている場合、前記制御手段が出力する前記
トラッキング制御のためのトラッキング制御信号から、
または前記光ピックアップ駆動手段が出力する、前記光
ピックアップ手段を駆動するための駆動信号から前記光
ピックアップ手段の対物レンズの位置異常を検出するこ
とによって、前記トラッキングが外れていることを検出
するトラッキング外れ検出手段とを備えた光ディスク装
置である。
【0015】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記トラッキング制御信号は、前記ピックアップ手
段の対物レンズの中立位置が基準電圧に対応しており、
前記トラッキング外れ検出手段は、前記トラッキング制
御信号電圧の値と前記基準電圧の値との差の絶対値が所
定の値より大きい場合が所定の時間を超えて継続した際
に、前記位置異常を検出する第4の本発明に記載の光デ
ィスク装置である。
は、前記トラッキング制御信号は、前記ピックアップ手
段の対物レンズの中立位置が基準電圧に対応しており、
前記トラッキング外れ検出手段は、前記トラッキング制
御信号電圧の値と前記基準電圧の値との差の絶対値が所
定の値より大きい場合が所定の時間を超えて継続した際
に、前記位置異常を検出する第4の本発明に記載の光デ
ィスク装置である。
【0016】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記トラッキング外れ検出手段の機能は、マイクロ
コンピュータを用いて実現されている第1または4の本
発明に記載の光ディスク装置である。
は、前記トラッキング外れ検出手段の機能は、マイクロ
コンピュータを用いて実現されている第1または4の本
発明に記載の光ディスク装置である。
【0017】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、第1の本発明に記載の光ディスク装置の、前記制御
手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前記光
ピックアップ手段の対物レンズの位置を示すレンズポジ
ション信号から前記光ピックアップ手段の対物レンズの
位置異常を検出することによって、前記トラッキングが
外れていることを検出するトラッキング外れ検出手段と
の全部または一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムである。
は、第1の本発明に記載の光ディスク装置の、前記制御
手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前記光
ピックアップ手段の対物レンズの位置を示すレンズポジ
ション信号から前記光ピックアップ手段の対物レンズの
位置異常を検出することによって、前記トラッキングが
外れていることを検出するトラッキング外れ検出手段と
の全部または一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムである。
【0018】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第4の本発明に記載の光ディスク装置の、前記制御
手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前記制
御手段が出力する前記トラッキング制御のためのトラッ
キング制御信号から前記光ピックアップ手段の位置異常
を検出することによって、前記トラッキングが外れてい
ることを検出するトラッキング外れ検出手段の全部また
は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムである。
は、第4の本発明に記載の光ディスク装置の、前記制御
手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前記制
御手段が出力する前記トラッキング制御のためのトラッ
キング制御信号から前記光ピックアップ手段の位置異常
を検出することによって、前記トラッキングが外れてい
ることを検出するトラッキング外れ検出手段の全部また
は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムである。
【0019】例えば、本発明の光ディスク装置は、従来
のトラッキング外れ検出手段に、レンズポジション信号
を用いたレンズポジション異常検出手段を付加し、トラ
ッキング外れ検出を行なうようにした。
のトラッキング外れ検出手段に、レンズポジション信号
を用いたレンズポジション異常検出手段を付加し、トラ
ッキング外れ検出を行なうようにした。
【0020】また、レンズポジション異常検出手段とし
て、トラッキングアクチュエータ制御信号を用いる場合
も有効である。
て、トラッキングアクチュエータ制御信号を用いる場合
も有効である。
【0021】例えば、本発明によれば、光ピックアップ
手段3内において対物レンズ24が光ディスク1の内周
側または外周側に偏ってしまった場合などにより、トラ
ッキングエラー信号の振幅が十分に得られない場合で
も、正確にトラッキング外れ検出できる光ディスク装置
を提供できる。
手段3内において対物レンズ24が光ディスク1の内周
側または外周側に偏ってしまった場合などにより、トラ
ッキングエラー信号の振幅が十分に得られない場合で
も、正確にトラッキング外れ検出できる光ディスク装置
を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0023】例えば、本発明の光ディスク装置は、光学
的に読み出し可能なマークが情報記録面に同心円状また
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されている
光ディスクを再生する光ディスク装置であって、トラッ
キング外れ検出手段と、レンズポジション検出手段と、
レンズポジション信号からレンズポジション異常信号を
検出するレンズポジション異常検出手段Aとを備え、ト
ラッキング外れ検出手段においてトラッキングが異常で
あると検出するか、もしくはレンズポジション異常検出
手段Aでレンズポジションが異常であると検出した場合
にトラッキングが外れていると検出するトラッキング外
れ検出手段Aを有することを特徴としたものであり、光
ピックアップ内において対物レンズが光ディスクの内周
側または外周側に偏ってしまった場合などにより、トラ
ッキングエラー信号の振幅が十分に得られない場合で
も、正確にトラッキング外れ検出できるものである。
的に読み出し可能なマークが情報記録面に同心円状また
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されている
光ディスクを再生する光ディスク装置であって、トラッ
キング外れ検出手段と、レンズポジション検出手段と、
レンズポジション信号からレンズポジション異常信号を
検出するレンズポジション異常検出手段Aとを備え、ト
ラッキング外れ検出手段においてトラッキングが異常で
あると検出するか、もしくはレンズポジション異常検出
手段Aでレンズポジションが異常であると検出した場合
にトラッキングが外れていると検出するトラッキング外
れ検出手段Aを有することを特徴としたものであり、光
ピックアップ内において対物レンズが光ディスクの内周
側または外周側に偏ってしまった場合などにより、トラ
ッキングエラー信号の振幅が十分に得られない場合で
も、正確にトラッキング外れ検出できるものである。
【0024】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、上記本発明の光ディスク装置において、レンズポジ
ション信号の平均電圧がレンズポジション信号の基準電
圧からの閾値電圧を越えている場合にレンズポジション
異常信号を出力するレンズポジション異常検出手段Aを
備えたことを特徴としたものであり、光ピックアップ内
において対物レンズが光ディスクの内周側または外周側
に偏ってしまった場合などにより、トラッキングエラー
信号の振幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッ
キング外れ検出できるものである。
は、上記本発明の光ディスク装置において、レンズポジ
ション信号の平均電圧がレンズポジション信号の基準電
圧からの閾値電圧を越えている場合にレンズポジション
異常信号を出力するレンズポジション異常検出手段Aを
備えたことを特徴としたものであり、光ピックアップ内
において対物レンズが光ディスクの内周側または外周側
に偏ってしまった場合などにより、トラッキングエラー
信号の振幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッ
キング外れ検出できるものである。
【0025】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション信号の基準電圧をLPref、レンズポジ
ション信号のピーク値をLPp、前記レンズポジション信
号のボトム値をLPbとして、{LPref−|LPp+LPb|/
2}≧所定の閾値電圧ならばレンズポジション異常と検
出するレンズポジション異常検出手段Aを備えたことを
特徴としたものであり、光ピックアップ内において対物
レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏ってしま
った場合などにより、トラッキングエラー信号の振幅が
十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外れ検
出できるものである。
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション信号の基準電圧をLPref、レンズポジ
ション信号のピーク値をLPp、前記レンズポジション信
号のボトム値をLPbとして、{LPref−|LPp+LPb|/
2}≧所定の閾値電圧ならばレンズポジション異常と検
出するレンズポジション異常検出手段Aを備えたことを
特徴としたものであり、光ピックアップ内において対物
レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏ってしま
った場合などにより、トラッキングエラー信号の振幅が
十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外れ検
出できるものである。
【0026】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション異常検出手段Aとしてマイクロコンピ
ュータを備えたものであり、光ピックアップ内において
対物レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏って
しまった場合などにより、トラッキングエラー信号の振
幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外
れ検出できるものである。
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション異常検出手段Aとしてマイクロコンピ
ュータを備えたものであり、光ピックアップ内において
対物レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏って
しまった場合などにより、トラッキングエラー信号の振
幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外
れ検出できるものである。
【0027】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、光学的に読み出し可能なマークが情報記録面に同心
円状または螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録さ
れている光ディスクを再生する光ディスク装置であっ
て、トラッキング外れ検出手段と、トラッキング駆動手
段と、トラッキング駆動信号からレンズポジション異常
信号を検出するレンズポジション異常検出手段Bとを備
え、トラッキング外れ検出手段においてトラッキングが
異常であると検出するか、もしくはレンズポジション異
常検出手段Bでレンズポジションが異常であると検出し
た場合にトラッキングが外れていると検出するトラッキ
ング外れ検出手段Bを有することを特徴としたものであ
り、光ピックアップ内において対物レンズが光ディスク
の内周側または外周側に偏ってしまった場合などによ
り、トラッキングエラー信号の振幅が十分に得られない
場合でも、正確にトラッキング外れ検出できるものであ
る。
は、光学的に読み出し可能なマークが情報記録面に同心
円状または螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録さ
れている光ディスクを再生する光ディスク装置であっ
て、トラッキング外れ検出手段と、トラッキング駆動手
段と、トラッキング駆動信号からレンズポジション異常
信号を検出するレンズポジション異常検出手段Bとを備
え、トラッキング外れ検出手段においてトラッキングが
異常であると検出するか、もしくはレンズポジション異
常検出手段Bでレンズポジションが異常であると検出し
た場合にトラッキングが外れていると検出するトラッキ
ング外れ検出手段Bを有することを特徴としたものであ
り、光ピックアップ内において対物レンズが光ディスク
の内周側または外周側に偏ってしまった場合などによ
り、トラッキングエラー信号の振幅が十分に得られない
場合でも、正確にトラッキング外れ検出できるものであ
る。
【0028】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
トラッキング駆動信号がトラッキング駆動信号の基準電
圧からの閾値を所定時間以上越えている場合に、レンズ
ポジション異常信号を出力するレンズポジション異常検
出手段Bを備えたことを特徴としたものであり、光ピッ
クアップ内において対物レンズが光ディスクの内周側ま
たは外周側に偏ってしまった場合などにより、トラッキ
ングエラー信号の振幅が十分に得られない場合でも、正
確にトラッキング外れ検出できるものである。
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
トラッキング駆動信号がトラッキング駆動信号の基準電
圧からの閾値を所定時間以上越えている場合に、レンズ
ポジション異常信号を出力するレンズポジション異常検
出手段Bを備えたことを特徴としたものであり、光ピッ
クアップ内において対物レンズが光ディスクの内周側ま
たは外周側に偏ってしまった場合などにより、トラッキ
ングエラー信号の振幅が十分に得られない場合でも、正
確にトラッキング外れ検出できるものである。
【0029】また、例えば、本発明の光ディスク装置
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション異常検出手段Bとしてマイクロコンピ
ュータを備えたものであり、光ピックアップ内において
対物レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏って
しまった場合などにより、トラッキングエラー信号の振
幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外
れ検出できるものである。
は、上記本発明に記載された光ディスク装置において、
レンズポジション異常検出手段Bとしてマイクロコンピ
ュータを備えたものであり、光ピックアップ内において
対物レンズが光ディスクの内周側または外周側に偏って
しまった場合などにより、トラッキングエラー信号の振
幅が十分に得られない場合でも、正確にトラッキング外
れ検出できるものである。
【0030】(実施の形態1)まず、実施の形態1につ
いて、図1、図2、および図3を用いて説明する。
いて、図1、図2、および図3を用いて説明する。
【0031】図1は、実施の形態1の光ディスク装置の
概略の構成を示すブロック図であり、図2は、実施の形
態1のレンズポジション異常検出手段Aの概略の構成を
示すブロック図である。
概略の構成を示すブロック図であり、図2は、実施の形
態1のレンズポジション異常検出手段Aの概略の構成を
示すブロック図である。
【0032】図1および図2に示すように、実施の形態
1の光ディスク装置は、光ディスク1と、回転駆動手段
2と、光ピックアップ手段3とRFアンプ4と、サーボ部
5と、駆動回路6と、トラッキング外れ検出手段A7と
から構成されている。
1の光ディスク装置は、光ディスク1と、回転駆動手段
2と、光ピックアップ手段3とRFアンプ4と、サーボ部
5と、駆動回路6と、トラッキング外れ検出手段A7と
から構成されている。
【0033】また、トラッキング外れ検出手段A7は、
ウインドウコンパレータA8と、正側モノマルチ9と、
負側モノマルチ10と、演算手段A11と、レンズポジ
ション異常検出手段A12と、演算手段B13とで構成
されている。
ウインドウコンパレータA8と、正側モノマルチ9と、
負側モノマルチ10と、演算手段A11と、レンズポジ
ション異常検出手段A12と、演算手段B13とで構成
されている。
【0034】光ディスク1には、ピットが同心円状また
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。
【0035】光ピックアップ手段3は例えばレーザ光を
発生するレーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポ
ットを形成する対物レンズ24、所定の受光パターンを
持ったフォトディテクタ等により構成され、対物レンズ
24は2軸のアクチュエータにより駆動される。
発生するレーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポ
ットを形成する対物レンズ24、所定の受光パターンを
持ったフォトディテクタ等により構成され、対物レンズ
24は2軸のアクチュエータにより駆動される。
【0036】光ピックアップ手段3は、回転駆動手段2
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。そして、フォトディテクタからの検出信号をRFアン
プ4へ入力する。
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。そして、フォトディテクタからの検出信号をRFアン
プ4へ入力する。
【0037】ここで、フォトディテクタからの検出信号
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー信号、ディファ
レンシャルプッシュプル法によるトラッキングエラー信
号、ウォブリンググルーブによるアドレス情報等が含ま
れる。
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー信号、ディファ
レンシャルプッシュプル法によるトラッキングエラー信
号、ウォブリンググルーブによるアドレス情報等が含ま
れる。
【0038】RFアンプ4は、フォトディテクタからの検
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。
【0039】サーボ部5は、フォーカスエラー信号から
は光ディスクの情報記録面に追従するように制御される
フォーカスアクチュエータ制御信号を生成し、また、ト
ラッキングエラー信号からは情報記録面のトラックに追
従するように制御されるトラッキングアクチュエータ制
御信号を生成し、駆動回路6により光ピックアップ手段
3の制御を行なう。
は光ディスクの情報記録面に追従するように制御される
フォーカスアクチュエータ制御信号を生成し、また、ト
ラッキングエラー信号からは情報記録面のトラックに追
従するように制御されるトラッキングアクチュエータ制
御信号を生成し、駆動回路6により光ピックアップ手段
3の制御を行なう。
【0040】トラッキング外れ検出手段A7のうち、ウ
インドウコンパレータA8、正側モノマルチ9、負側モ
ノマルチ10、演算手段A11は従来のトラッキング外
れ検出手段23と同等であるため、図7および図8を用
いて説明する。
インドウコンパレータA8、正側モノマルチ9、負側モ
ノマルチ10、演算手段A11は従来のトラッキング外
れ検出手段23と同等であるため、図7および図8を用
いて説明する。
【0041】RFアンプ4から出力されたトラッキング
エラー信号(g)は、ウインドウコンパレータA8へ入
力され、トラッキングエラー信号(g)の基準電圧から
の閾値電圧によってコンパレートされ、ウインドウコン
パレータ正側出力(h)とウインドウコンパレータ負側
出力(i)として出力される。
エラー信号(g)は、ウインドウコンパレータA8へ入
力され、トラッキングエラー信号(g)の基準電圧から
の閾値電圧によってコンパレートされ、ウインドウコン
パレータ正側出力(h)とウインドウコンパレータ負側
出力(i)として出力される。
【0042】そして、ウインドウコンパレータ正側出力
(h)は正側モノマルチ9へ入力され、ウインドウコン
パレータ負側出力(i)は、負側モノマルチ10へ入力
される。
(h)は正側モノマルチ9へ入力され、ウインドウコン
パレータ負側出力(i)は、負側モノマルチ10へ入力
される。
【0043】正側モノマルチ9、負側モノマルチ10で
は、時定数Tにてパルス伸張を行なう。パルス伸張され
た正側モノマルチ9および負側モノマルチ10からの出
力を演算手段A11により論理和をとることで、トラッ
キング異常信号(l)を得る。
は、時定数Tにてパルス伸張を行なう。パルス伸張され
た正側モノマルチ9および負側モノマルチ10からの出
力を演算手段A11により論理和をとることで、トラッ
キング異常信号(l)を得る。
【0044】また、図1に示すように、トラッキング外
れ検出手段A7は、RFアンプから出力されているレンズ
ポジション(LP)信号(a)をレンズポジション異常
検出手段A12へ入力する。
れ検出手段A7は、RFアンプから出力されているレンズ
ポジション(LP)信号(a)をレンズポジション異常
検出手段A12へ入力する。
【0045】ここで、レンズポジション異常検出手段A
12について、図2および図3を用いて説明する。
12について、図2および図3を用いて説明する。
【0046】レンズポジション異常検出手段A12は、
ピーク値検出手段14、ボトム値検出手段15、加算手
段、積算手段、ウインドウコンパレータB16、演算手
段C17により構成される。
ピーク値検出手段14、ボトム値検出手段15、加算手
段、積算手段、ウインドウコンパレータB16、演算手
段C17により構成される。
【0047】レンズポジション異常検出手段A12は、
RFアンプ4より生成されたレンズポジション信号(a)
をピーク値検出手段14およびボトム値検出手段15に
入力する。なお、レンズポジション信号とは、シーク時
などに対物レンズ24を光ピックアップ手段3の中央位
置に位置決めするために利用される信号と同一のもので
あり、光ピックアップ手段3のフォトディテクタからの
検出信号に含まれており、光ピックアップ手段3の対物
レンズ24の中立位置で基準電圧となる信号である。す
なわち、レンズポジション信号とは、光ディスク1のト
ラックに追従するメインディテクタからのメインプッシ
ュプル信号と、メインディテクタに対しトラックとトラ
ックとの間に追従するサブディテクタからのサブプッシ
ュプル信号との和をとることで検出される信号である。
ここで、対物レンズ24が偏った場合、メインプッシュ
プル信号およびサブプッシュプル信号はそれぞれ同方向
にオフセットする特性を持っている。また、メインプッ
シュプル信号とサブプッシュプル信号の位相は180度
ずれているため、和をとることでトラッキングエラー信
号の成分がうち消され、オフセット成分のみが残ること
になる。従ってレンズポジション信号とは、光ピックア
ップ手段3内の対物レンズ24の位置情報を意味してい
る。
RFアンプ4より生成されたレンズポジション信号(a)
をピーク値検出手段14およびボトム値検出手段15に
入力する。なお、レンズポジション信号とは、シーク時
などに対物レンズ24を光ピックアップ手段3の中央位
置に位置決めするために利用される信号と同一のもので
あり、光ピックアップ手段3のフォトディテクタからの
検出信号に含まれており、光ピックアップ手段3の対物
レンズ24の中立位置で基準電圧となる信号である。す
なわち、レンズポジション信号とは、光ディスク1のト
ラックに追従するメインディテクタからのメインプッシ
ュプル信号と、メインディテクタに対しトラックとトラ
ックとの間に追従するサブディテクタからのサブプッシ
ュプル信号との和をとることで検出される信号である。
ここで、対物レンズ24が偏った場合、メインプッシュ
プル信号およびサブプッシュプル信号はそれぞれ同方向
にオフセットする特性を持っている。また、メインプッ
シュプル信号とサブプッシュプル信号の位相は180度
ずれているため、和をとることでトラッキングエラー信
号の成分がうち消され、オフセット成分のみが残ること
になる。従ってレンズポジション信号とは、光ピックア
ップ手段3内の対物レンズ24の位置情報を意味してい
る。
【0048】ピーク値検出手段14は、入力されてくる
レンズポジション信号(a)のピーク値を保持した信号
を出力する。また、ボトム値検出手段15は、入力され
てくるレンズポジション信号(a)のボトム値を保持し
た信号を出力する。
レンズポジション信号(a)のピーク値を保持した信号
を出力する。また、ボトム値検出手段15は、入力され
てくるレンズポジション信号(a)のボトム値を保持し
た信号を出力する。
【0049】そして、ピーク値検出手段14からの出力
とボトム値検出手段15からの出力を加算し、1/2に
て積算することで、レンズポジション信号(a)のピー
ク値とボトム値の平均としたレンズポジション平均信号
(b)を得る。レンズポジション平均信号(b)は、ウ
インドウコンパレータB16へ入力される。
とボトム値検出手段15からの出力を加算し、1/2に
て積算することで、レンズポジション信号(a)のピー
ク値とボトム値の平均としたレンズポジション平均信号
(b)を得る。レンズポジション平均信号(b)は、ウ
インドウコンパレータB16へ入力される。
【0050】ウインドウコンパレータB16は、入力さ
れてくるレンズポジション平均信号(b)をレンズポジ
ション信号(a)の基準電圧からの閾値電圧にてコンパ
レートする。
れてくるレンズポジション平均信号(b)をレンズポジ
ション信号(a)の基準電圧からの閾値電圧にてコンパ
レートする。
【0051】そして、ウインドウコンパレータB16の
正側出力および負側出力を演算手段C17に入力し、論
理和をとることでレンズポジション異常信号(c)を得
る。
正側出力および負側出力を演算手段C17に入力し、論
理和をとることでレンズポジション異常信号(c)を得
る。
【0052】さらにトラッキング異常信号およびレンズ
ポジション異常信号(c)を演算手段B13に入力し、
論理和をとることで、トラッキング外れ信号を得る。
ポジション異常信号(c)を演算手段B13に入力し、
論理和をとることで、トラッキング外れ信号を得る。
【0053】また、レンズポジション異常検出手段A1
2として、マイクロコンピュータを用い、レンズポジシ
ョン信号(a)のピーク値およびボトム値の検出結果か
ら下記式のような演算する方法も有効である。
2として、マイクロコンピュータを用い、レンズポジシ
ョン信号(a)のピーク値およびボトム値の検出結果か
ら下記式のような演算する方法も有効である。
【0054】すなわち、次の数1を満たす場合に、レン
ズポジションが異常であることを検出する。
ズポジションが異常であることを検出する。
【0055】
【数1】{LPref−|LPp+LPb|/2}≧閾値電圧 また、次の数2を満たす場合には、レンズポジションが
正常であることを検出する。
正常であることを検出する。
【0056】
【数2】{LPref−|LPp+LPb|/2}≦閾値電圧 ここで、レンズポジション信号(a)の基準電圧はLPr
ef、レンズポジション信号(a)のピーク値はLPp、レ
ンズポジション信号(a)のボトム値はLPbである。
ef、レンズポジション信号(a)のピーク値はLPp、レ
ンズポジション信号(a)のボトム値はLPbである。
【0057】従来は、トラッキングエラー信号からトラ
ッキングの外れを検出していたので、対物レンズ24が
光ディスクの内周側または外周側に偏ってしまった場合
は、トラッキングが外れているにも関わらず、トラッキ
ングが外れていることを検出出来なかった。これに対し
て、本実施の形態では、レンズポジション信号を利用し
てトラッキング外れを検出するするようにしたので、こ
のように対物レンズ24が光ディスクの内周側または外
周側に偏ってしまった場合でも、正しくトラッキング外
れを検出することが出来る。
ッキングの外れを検出していたので、対物レンズ24が
光ディスクの内周側または外周側に偏ってしまった場合
は、トラッキングが外れているにも関わらず、トラッキ
ングが外れていることを検出出来なかった。これに対し
て、本実施の形態では、レンズポジション信号を利用し
てトラッキング外れを検出するするようにしたので、こ
のように対物レンズ24が光ディスクの内周側または外
周側に偏ってしまった場合でも、正しくトラッキング外
れを検出することが出来る。
【0058】なお、本実施の形態のサーボ部5は本発明
の制御手段の例であり、本実施の形態の駆動回路6は本
発明の光ピックアップ駆動手段の例である。
の制御手段の例であり、本実施の形態の駆動回路6は本
発明の光ピックアップ駆動手段の例である。
【0059】(実施の形態2)次に、実施の形態2につ
いて図4、図5および図6を用いて説明する。
いて図4、図5および図6を用いて説明する。
【0060】図4および図5に示すように、この光ディ
スク装置は、光ディスク1と、回転駆動手段2と、光ピ
ックアップ手段3とRFアンプ4と、サーボ部5と、駆動
回路6と、トラッキング外れ検出手段B18とで構成さ
れている。
スク装置は、光ディスク1と、回転駆動手段2と、光ピ
ックアップ手段3とRFアンプ4と、サーボ部5と、駆動
回路6と、トラッキング外れ検出手段B18とで構成さ
れている。
【0061】また、トラッキング外れ検出手段B18
は、ウインドウコンパレータA8と、正側モノマルチ9
と、負側モノマルチ10と、演算手段A11と、レンズ
ポジション異常検出手段B19と、演算手段B13とで
構成されている。
は、ウインドウコンパレータA8と、正側モノマルチ9
と、負側モノマルチ10と、演算手段A11と、レンズ
ポジション異常検出手段B19と、演算手段B13とで
構成されている。
【0062】光ディスク1には、ピットが同心円状また
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。
は螺旋状のトラックに一定線速度制御で記録されてい
る。
【0063】光ピックアップ手段3は例えばレーザ光を
発生するレーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポ
ットを形成する対物レンズ24、所定の受光パターンを
持ったフォトディテクタ等により構成され、対物レンズ
24は2軸のアクチュエータにより駆動される。
発生するレーザダイオード等のレーザ発振手段、光スポ
ットを形成する対物レンズ24、所定の受光パターンを
持ったフォトディテクタ等により構成され、対物レンズ
24は2軸のアクチュエータにより駆動される。
【0064】光ピックアップ手段3は、回転駆動手段2
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。そして、フォトディテクタからの検出信号をRFアン
プ4へ入力する。
により回転している光ディスク1の情報記録面に光スポ
ットを形成し、反射光をフォトディテクタにより検出す
る。そして、フォトディテクタからの検出信号をRFアン
プ4へ入力する。
【0065】ここで、フォトディテクタからの検出信号
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー(FE)信号、
ディファレンシャルプッシュプル法によるトラッキング
エラー(TE)信号、ウォブリンググルーブによるアド
レス情報等が含まれる。
には、情報記録面からの反射光量の違いによる再生信号
や、非点収差法によるフォーカスエラー(FE)信号、
ディファレンシャルプッシュプル法によるトラッキング
エラー(TE)信号、ウォブリンググルーブによるアド
レス情報等が含まれる。
【0066】RFアンプ4は、フォトディテクタからの検
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。
出信号からトラッキングエラー信号およびフォーカスエ
ラー信号を生成し、サーボ部5へ入力する。
【0067】サーボ部5は、フォーカスエラー信号から
は光ディスクの情報記録面に追従するように制御される
フォーカスアクチュエータ制御信号を生成し、また、ト
ラッキングエラー信号からは情報記録面のトラックに追
従するように制御されるトラッキングアクチュエータ制
御信号を生成し、駆動回路6により光ピックアップ手段
3の制御を行なう。
は光ディスクの情報記録面に追従するように制御される
フォーカスアクチュエータ制御信号を生成し、また、ト
ラッキングエラー信号からは情報記録面のトラックに追
従するように制御されるトラッキングアクチュエータ制
御信号を生成し、駆動回路6により光ピックアップ手段
3の制御を行なう。
【0068】トラッキング外れ検出手段B18のうち、
ウインドウコンパレータA8、正側モノマルチ9、負側
モノマルチ10、演算手段A11は従来のトラッキング
外れ検出手段23と同等であるため、図7および図8を
用いて説明する。
ウインドウコンパレータA8、正側モノマルチ9、負側
モノマルチ10、演算手段A11は従来のトラッキング
外れ検出手段23と同等であるため、図7および図8を
用いて説明する。
【0069】RFアンプ4から出力されたトラッキング
エラー信号(g)は、ウインドウコンパレータA8へ入
力される。
エラー信号(g)は、ウインドウコンパレータA8へ入
力される。
【0070】ウインドウコンパレータA8は、入力され
てくるトラッキングエラー信号(g)の基準電圧からの
閾値電圧によってコンパレートされ、ウインドウコンパ
レータ正側出力(h)とウインドウコンパレータ負側出
力(i)として出力される。
てくるトラッキングエラー信号(g)の基準電圧からの
閾値電圧によってコンパレートされ、ウインドウコンパ
レータ正側出力(h)とウインドウコンパレータ負側出
力(i)として出力される。
【0071】ウインドウコンパレータ正側出力(h)は
正側モノマルチ9へ入力され、ウインドウコンパレータ
負側出力(i)は、負側モノマルチ10へ入力される。
正側モノマルチ9へ入力され、ウインドウコンパレータ
負側出力(i)は、負側モノマルチ10へ入力される。
【0072】正側モノマルチ9、負側モノマルチ10で
は、時定数Tにてパルス伸張を行なう。パルス伸張され
た正側モノマルチ9および負側モノマルチ10からの出
力を演算手段A11により論理和をとることで、トラッ
キング異常信号(l)を得る。
は、時定数Tにてパルス伸張を行なう。パルス伸張され
た正側モノマルチ9および負側モノマルチ10からの出
力を演算手段A11により論理和をとることで、トラッ
キング異常信号(l)を得る。
【0073】また、サーボ部5から出力されているアク
チュエータ駆動信号をレンズポジション異常検出手段B
19へ入力する。
チュエータ駆動信号をレンズポジション異常検出手段B
19へ入力する。
【0074】ここで、レンズポジション異常検出手段B
19について、図5および図6を用いて説明する。
19について、図5および図6を用いて説明する。
【0075】レンズポジション異常検出手段B19は、
ウインドウコンパレータC20、演算手段D21、連続
状態検出手段22により構成される。
ウインドウコンパレータC20、演算手段D21、連続
状態検出手段22により構成される。
【0076】レンズポジション異常検出手段B19は、
サーボ部5から出力されたトラッキングアクチュエータ
制御信号(d)をウインドウコンパレータC20へ入力
する。トラッキングアクチュエータ制御信号(d)は、
ウインドウコンパレータC20に入力され、トラッキン
グアクチュエータ制御信号(d)の基準電圧からの閾値
電圧によってコンパレートされる。さらに正側出力と負
側出力が演算手段D21に入力され、論理和演算され
る。
サーボ部5から出力されたトラッキングアクチュエータ
制御信号(d)をウインドウコンパレータC20へ入力
する。トラッキングアクチュエータ制御信号(d)は、
ウインドウコンパレータC20に入力され、トラッキン
グアクチュエータ制御信号(d)の基準電圧からの閾値
電圧によってコンパレートされる。さらに正側出力と負
側出力が演算手段D21に入力され、論理和演算され
る。
【0077】光ピックアップ手段3が正常に制御されて
いる場合、トラッキングアクチュエータ制御信号(d)
は基準電圧付近に分布する。したがって、トラッキング
アクチュエータ制御信号(d)のP1やP2に示すよう
な突発的な信号の部分のみが演算手段演算手段出力信号
(e)のように出力される。
いる場合、トラッキングアクチュエータ制御信号(d)
は基準電圧付近に分布する。したがって、トラッキング
アクチュエータ制御信号(d)のP1やP2に示すよう
な突発的な信号の部分のみが演算手段演算手段出力信号
(e)のように出力される。
【0078】光ピックアップ手段3のレンズポジション
が異常の場合は、トラッキングアクチュエータ制御信号
(d)がトラッキングアクチュエータ制御信号(d)の
基準電圧から連続的に閾値を越えて出力されるために、
トラッキングアクチュエータ制御信号(d)のP3の部
分が演算手段D21より出力される。
が異常の場合は、トラッキングアクチュエータ制御信号
(d)がトラッキングアクチュエータ制御信号(d)の
基準電圧から連続的に閾値を越えて出力されるために、
トラッキングアクチュエータ制御信号(d)のP3の部
分が演算手段D21より出力される。
【0079】演算手段D21からの出力は、連続状態検
出手段22へ入力される。連続状態検出手段22では、
演算手段D21のhighの出力が所定時間T'以上続けばh
ighを出力する。
出手段22へ入力される。連続状態検出手段22では、
演算手段D21のhighの出力が所定時間T'以上続けばh
ighを出力する。
【0080】これは、例えば、トラッキングアクチュエ
ータ制御信号(d)の例えばP1やP2のような突発的
な信号の部分の出力を、レンズポジションが異常である
として検出しないようにするためである。
ータ制御信号(d)の例えばP1やP2のような突発的
な信号の部分の出力を、レンズポジションが異常である
として検出しないようにするためである。
【0081】さらにトラッキング異常信号およびレンズ
ポジション異常信号(f)を演算手段B13に入力し、
論理和をとることで、トラッキング外れ信号を得る。
ポジション異常信号(f)を演算手段B13に入力し、
論理和をとることで、トラッキング外れ信号を得る。
【0082】また、レンズポジション異常検出手段B1
9として、マイクロコンピュータを用い、トラッキング
アクチュエータ制御信号(d)をマイクロコンピュータ
等でモニターし、アクチュエータの駆動信号(d)が、
基準電圧からの閾値を所定時間T'以上越えた場合には
レンズポジション異常と判断する方法も有効である。
9として、マイクロコンピュータを用い、トラッキング
アクチュエータ制御信号(d)をマイクロコンピュータ
等でモニターし、アクチュエータの駆動信号(d)が、
基準電圧からの閾値を所定時間T'以上越えた場合には
レンズポジション異常と判断する方法も有効である。
【0083】また、レンズポジション異常検出手段B1
9に入力する信号として、サーボ部5から出力されるア
クチュエータ制御信号(d)の代わりに、駆動回路6か
ら出力されるトラッキングアクチュエータ駆動信号を利
用することも有効である。
9に入力する信号として、サーボ部5から出力されるア
クチュエータ制御信号(d)の代わりに、駆動回路6か
ら出力されるトラッキングアクチュエータ駆動信号を利
用することも有効である。
【0084】従来は、トラッキングエラー信号からトラ
ッキングの外れを検出していたので、対物レンズ24が
光ディスクの内周側または外周側に偏ってしまった場合
は、トラッキングが外れているにも関わらず、トラッキ
ングが外れていることを検出出来なかった。これに対し
て、本実施の形態では、サーボ部5から出力されたトラ
ッキングアクチュエータ制御信号(d)または駆動回路
6から出力されるトラッキングアクチュエータ駆動信号
を利用してトラッキング外れを検出するするようにした
ので、このように対物レンズ24が光ディスクの内周側
または外周側に偏ってしまった場合でも、正しくトラッ
キング外れを検出することが出来る。
ッキングの外れを検出していたので、対物レンズ24が
光ディスクの内周側または外周側に偏ってしまった場合
は、トラッキングが外れているにも関わらず、トラッキ
ングが外れていることを検出出来なかった。これに対し
て、本実施の形態では、サーボ部5から出力されたトラ
ッキングアクチュエータ制御信号(d)または駆動回路
6から出力されるトラッキングアクチュエータ駆動信号
を利用してトラッキング外れを検出するするようにした
ので、このように対物レンズ24が光ディスクの内周側
または外周側に偏ってしまった場合でも、正しくトラッ
キング外れを検出することが出来る。
【0085】なお、本実施の形態のサーボ部5は本発明
の制御手段の例であり、本実施の形態の駆動回路6は本
発明の光ピックアップ駆動手段の例であり、本実施の形
態のトラッキングアクチュエータ制御信号(d)は本発
明のトラッキング制御信号の例であり、本実施の形態の
トラッキングアクチュエータ駆動信号は本発明の前記光
ピックアップ駆動手段が出力する、前記光ピックアップ
手段を駆動するための駆動信号の例である。
の制御手段の例であり、本実施の形態の駆動回路6は本
発明の光ピックアップ駆動手段の例であり、本実施の形
態のトラッキングアクチュエータ制御信号(d)は本発
明のトラッキング制御信号の例であり、本実施の形態の
トラッキングアクチュエータ駆動信号は本発明の前記光
ピックアップ駆動手段が出力する、前記光ピックアップ
手段を駆動するための駆動信号の例である。
【0086】なお、本発明は、上述した本発明の光ディ
スク装置の全部または一部の手段(または、装置、素
子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムであって、コンピュータと協働して
動作するプログラムである。
スク装置の全部または一部の手段(または、装置、素
子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムであって、コンピュータと協働して
動作するプログラムである。
【0087】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)とは、それらの複数の手段の内
の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内
の、一部の機能を意味するものである。
置、素子、回路、部等)とは、それらの複数の手段の内
の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内
の、一部の機能を意味するものである。
【0088】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0089】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0090】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0091】また、記録媒体としては、ROM等が含ま
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。
【0092】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
【0093】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0094】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、光ピックアップ内において対物レンズが
光ディスクの内周側または外周側に偏った場合でも、正
確にトラッキング外れ検出ができる光ディスク装置、及
びプログラムを提供することが出来る。
に、本発明は、光ピックアップ内において対物レンズが
光ディスクの内周側または外周側に偏った場合でも、正
確にトラッキング外れ検出ができる光ディスク装置、及
びプログラムを提供することが出来る。
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
の概略の構成を示すブロック図
の概略の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるレンズポジショ
ン異常検出手段Aの概略の構成を示すブロック図
ン異常検出手段Aの概略の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるレンズポジショ
ン異常検出手段Aの動作を示すフローチャート図
ン異常検出手段Aの動作を示すフローチャート図
【図4】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の概略の構成を示すブロック図
の概略の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2におけるレンズポジショ
ン異常検出手段Bの概略の構成を示すブロック図
ン異常検出手段Bの概略の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるレンズポジショ
ン異常検出手段Bの動作を示すフローチャート図
ン異常検出手段Bの動作を示すフローチャート図
【図7】従来の技術及び実施の形態1における光ディス
ク装置の概略の構成を示すブロック図
ク装置の概略の構成を示すブロック図
【図8】従来の技術及び実施の形態1におけるトラッキ
ング外れ検出手段の各部分の信号波形を示す図
ング外れ検出手段の各部分の信号波形を示す図
【図9】本発明が属する光ディスク装置の光ピックアッ
プ手段の状態図
プ手段の状態図
1 光ディスク 2 回転駆動手段 3 光ピックアップ手段 4 RFアンプ 5 サーボ部 6 駆動回路 7 トラッキング外れ検出手段A 8 ウインドウコンパレータA 9 正側モノマルチ 10 負側モノマルチ 11 演算手段A 12 レンズポジション異常検出手段A 13 演算手段B 14 ピーク値検出手段 15 ボトム値検出手段 16 ウインドウコンパレータB 17 演算手段C 18 トラッキング外れ検出手段B 19 レンズポジション異常検出手段B 20 ウインドウコンパレータC 21 演算手段D 22 連続状態検出手段 23 トラッキング外れ検出手段 24 対物レンズ24 25、26 ワイヤー
Claims (8)
- 【請求項1】 光ディスクを回転駆動する回転駆動手段
と、 前記光ディスクの情報記録面にレーザ光を光学的に収束
させ、前記情報記録面から反射した前記光スポットを検
出する光ピックアップ手段と、 検出された前記光スポットに含まれるトラッキングエラ
ー信号に基づいて前記光ピックアップ手段が前記情報記
録面のトラックに追従するようトラッキング制御を行う
制御手段と、 前記トラッキング制御に従って、前記光ピックアップ手
段を駆動する光ピックアップ駆動手段と、 前記制御手段が前記トラッキング制御を行っている場
合、前記光ピックアップ手段の対物レンズの位置を示す
レンズポジション信号から前記光ピックアップ手段の対
物レンズの位置異常を検出することによって、前記トラ
ッキングが外れていることを検出するトラッキング外れ
検出手段とを備えた光ディスク装置。 - 【請求項2】 前記レンズポジション信号とは、前記光
ピックアップ手段の対物レンズの中立位置を基準電圧と
する信号であり、 前記トラッキング外れ検出手段は、前記レンズポジショ
ン信号の平均電圧の値と前記基準電圧の値との差の絶対
値が、所定の値を超えている場合に、前記位置異常を検
出する請求項1記載の光ディスク装置。 - 【請求項3】 前記位置信号の平均電圧の値とは、前記
位置信号のピーク電圧の値と前記位置信号のボトム電圧
の値との平均の値である請求項2記載の光ディスク装
置。 - 【請求項4】 光ディスクを回転駆動する回転駆動手段
と、 前記光ディスクの情報記録面にレーザ光を光学的に収束
させ、前記情報記録面から反射した前記光スポットを検
出する光ピックアップ手段と、 検出された前記光スポットに含まれるトラッキングエラ
ー信号に基づいて前記光ピックアップ手段が前記情報記
録面のトラックに追従するようトラッキング制御を行う
制御手段と、 前記トラッキング制御に従って、前記光ピックアップ手
段を駆動する光ピックアップ駆動手段と、 前記制御手段が前記トラッキング制御を行っている場
合、前記制御手段が出力する前記トラッキング制御のた
めのトラッキング制御信号から、または前記光ピックア
ップ駆動手段が出力する、前記光ピックアップ手段を駆
動するための駆動信号から前記光ピックアップ手段の対
物レンズの位置異常を検出することによって、前記トラ
ッキングが外れていることを検出するトラッキング外れ
検出手段とを備えた光ディスク装置。 - 【請求項5】 前記トラッキング制御信号は、前記ピッ
クアップ手段の対物レンズの中立位置が基準電圧に対応
しており、 前記トラッキング外れ検出手段は、前記トラッキング制
御信号電圧の値と前記基準電圧の値との差の絶対値が所
定の値より大きい場合が所定の時間を超えて継続した際
に、前記位置異常を検出する請求項4記載の光ディスク
装置。 - 【請求項6】 前記トラッキング外れ検出手段の機能
は、マイクロコンピュータを用いて実現されている請求
項1または4に記載の光ディスク装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の光ディスク装置の、前記
制御手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前
記光ピックアップ手段の対物レンズの位置を示すレンズ
ポジション信号から前記光ピックアップ手段の対物レン
ズの位置異常を検出することによって、前記トラッキン
グが外れていることを検出するトラッキング外れ検出手
段との全部または一部としてコンピュータを機能させる
ためのプログラム。 - 【請求項8】 請求項4記載の光ディスク装置の、前記
制御手段が前記トラッキング制御を行っている場合、前
記制御手段が出力する前記トラッキング制御のためのト
ラッキング制御信号から前記光ピックアップ手段の位置
異常を検出することによって、前記トラッキングが外れ
ていることを検出するトラッキング外れ検出手段の全部
または一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065785A JP2002269777A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065785A JP2002269777A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002269777A true JP2002269777A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18924385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001065785A Pending JP2002269777A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002269777A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100338666C (zh) * | 2004-01-16 | 2007-09-19 | 建兴电子科技股份有限公司 | 光驱中增进跳轨性能的方法 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001065785A patent/JP2002269777A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100338666C (zh) * | 2004-01-16 | 2007-09-19 | 建兴电子科技股份有限公司 | 光驱中增进跳轨性能的方法 |
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