JP2002269351A - グループ預金口座の管理システム及び管理方法 - Google Patents

グループ預金口座の管理システム及び管理方法

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JP2002269351A
JP2002269351A JP2001072618A JP2001072618A JP2002269351A JP 2002269351 A JP2002269351 A JP 2002269351A JP 2001072618 A JP2001072618 A JP 2001072618A JP 2001072618 A JP2001072618 A JP 2001072618A JP 2002269351 A JP2002269351 A JP 2002269351A
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JP2001072618A
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Yoshitaka Shibata
吉隆 柴田
Yoko Sato
庸子 佐藤
Fumio Toyoda
文夫 豊田
Toru Higashihara
徹 東原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の会員によるグルーブ口座の管理を容易
にする。 【解決手段】 各会員7a,7bによるグループ口座が
銀行1に設定され、銀行サーバのデータベース4a〜4
fに各会員の属性や出金対象となる費目,出金や入会,
退会,属性変更などの認可条件,取引履歴,会員の個人
口座などが設定されている。出金や入金などは、会員の
端末8a,8bや銀行カード9a,9bを用いたATM
5によって行なうことができるが、会員毎に、データベ
ース4a〜4cの属性や費目,認可条件に応じて、出金
の制限や他の会員の承認による可否が設定されている。
また、このグループへの新規入会の紹介や退会,属性変
更についても、他の会員の承認を必要とするか否かが規
定され、必要な場合には、かかる承認を経て可能となる
ようにしている。このような承認,否認は、取引判断手
段3がデータベース4a〜4cや承認依頼者の返答結果
に応じて決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用し
た金融取引に係り、特に、インターネットなどのネット
ワークを利用した金融取引をグループで所有する預金口
座を用いて行なうようにした口座管理システム及び管理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、銀行における預金口座は特定の
個人が開設するものであり、プライバシー保護などの目
的のために、その特定の個人のみが取引可能なものであ
るが、家族というグループ(以下、家族グループとい
う)で家計口座を共有して管理するシステム及び管理方
法として、特開2000−251147号公報に記載の
ものが知られている。
【0003】これは、出金時に複数の出金額及び出金費
目を指定し、それらを1回のオペレーションで出金する
ものであり、また、預金口座の取引履歴の照会に関し
て、スーパーバイザーの下に、家族1人1人にアクセス
権限を設定し、個人のプライバシーを保護しながら1つ
の預金口座を家族で共有できるようにするものである。
【0004】また、家族ではなく、有志が集まったグル
ープ(以下、有志会員グループという)で1つの預金口
座を共有し、管理するシステム及び方法として、特開平
10−312431号公報に記載のものが知られてい
る。
【0005】これは、有志が集まった投資クラブなどに
おいて、情報ネットワークと電子認証とを利用して複数
会員の議題の投稿及び賛否の投票を実現し、複数人で所
有する金銭及び証券の管理、運用を潤滑にするものであ
る。
【0006】なお、以下では、家族グループや有志会員
グループなどのグループで共有する預金口座をグループ
預金口座という。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】有志会員グループで預
金口座を所有しようとしたとき、従来では、特定の個人
のみが取引可能なグループ預金口座を利用すると、その
管理に伴う負担がグループの代表者など、特定の個人に
大きくかかってしまっていた。
【0008】家族グループで家計口座を共有するシステ
ム及び方法を利用すると、出金費目の指定ができるなど
の利点があるが、有志会員グループで共有するグループ
預金口座において重要視されるのは、プライバシーの保
護ではなく、資金運用及び管理の透明性であるため、そ
の利用するシステムと有志会員グループで共有するグル
ープ預金口座において必要とされるシステムの果たす役
割に相違点が見られる。また、有志会員グループにおい
ては、代表者や共有する預金口座の管理者の変更が行わ
れることがあるが、その手続きを支援するシステム及び
方法は従来の複数人で共有するグループ預金口座におい
ては提供されていない。
【0009】有志会員グループで共有するグループ預金
口座において、上記特開平10−312431号公報に
記載のシステム及び方法などを利用することにより、出
金などの際に全会員に承認を求めることができるが、小
額を頻繁に出金する機会が生じたときなどでは、各会員
に負担がかかってしまうという問題が生じている。
【0010】本発明の目的は、かかる問題点を解決し、
グループ預金口座管理の容易なシステム及び方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、グループ預金口座において、夫々毎に複数のパラメ
ータからなる複数の属性を作成し、会員各人に適宜属性
のパラメータを設定することにより、会員各人にグルー
プ内における承認などの役割と出金などに関する権限を
持たせるものである。会員が権限を越える金額の出金を
必要とした場合には、インターネットなどのネットワー
クを介してその承認を承認依頼者へ求めることができ
る。
【0012】また、出金など預金口座における取引は、
出金要求者や出金日時,出金費目,出金額,承認依頼者
などを記録することによって管理され、この取引履歴を
全会員に開示することにより、小額を頻繁に出金する機
会が生じたときなどにおいても、出金要求者の出金に関
する権限内における出金であれば、全会員または他の会
員の承認を求めることを必要とせずに出金することが可
能であり、出金要求者や承認依頼者双方の負担が軽減さ
れる。
【0013】また、各会員に設定された属性の変更は容
易に行なうことができるようになり、各会員に役割と権
限を持たせた預金口座管理においても、夫々の会員の負
担する作業に偏りが生じることを防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明によるグループ預金口座
の管理システム及び管理方法の一実施形態の概略構成を
示すブロック図であって、1は銀行、2は銀行サーバ、
3は取引判断手段、4aは会員データベース、4bは費
目データベース、4cは認可条件データベース、4dは
取引履歴データベース、4eは広告データベース、4f
は個人口座データベース、5はATM(現金自動預入支
払機)、6はネットワーク、7a,7bは会員(なお、
一般に、会員を会員7と表わす)、8aは端末としての
PC(パーソナルコンピュータ)、8bは端末としての
携帯電話、9a,9bは銀行カード、10は広告提供会
社である。
【0015】同図において、この実施形態は、銀行1が
ネックワーク(以下では、インターネットとする)6上
に開設した銀行サーバ2と、この銀行サーバ2にインタ
ーネット6を介して接続される複数の会員7(ここで
は、2人の会員7a,7bのみを示している)と、この
銀行サーバ2とインターネット6を介して接続される広
告提供会社10と、銀行サーバ2に専用回線(図示せ
ず)を介して接続されるATM5とから構成される。
【0016】複数の会員7は夫々、インターネット6へ
の接続手段としての端末と個人名義の預金口座で発行さ
れた銀行カードとを所有している。ここでは、会員7a
がかかる端末としてのPC8aと銀行カード9aとを所
有し、会員7bがかかる端末としての携帯電話8bと銀
行カード9bとを所有しているものとする。
【0017】銀行サーバ2は、取引判断手段3と複数の
データベース、即ち、会員データベース4aと、費目デ
ータベース4bと、認可条件データベース4cと、取引
履歴データベース4d、と広告データベース4eと、個
人口座データベース4fとを備えている。
【0018】会員データベース4aは、グループ名称,
グループIDナンバー,グループの分類を示す情報やグ
ループ預金口座を共有する各会員の氏名及び会員番号,
グループ預金口座への入会日,グループ預金口座からの
退会日,各会員の連絡先,グループ預金口座アクセス用
のパスワード,12個の属性夫々に設定されたパラメー
タ,後述の属性セットの構成情報と各会員に割り当てら
れた属性セットナンバーといったデータからなるもので
ある。
【0019】グループの分類を示す情報は、例えば、釣
り仲間の集まりによって開設されたグループであるなど
といった分類情報であり、後述の広告提供会社10によ
り提供される広告を選定するために使用する。
【0020】連絡先のデータは、各会員毎の1つ以上の
電子メールアドレスや住所,電話番号からなるものであ
る。
【0021】12個の属性は、「入金」,「出金制
限」,「承認」,「自動連絡」,「新人紹介」,「会
費」,「会費自動引落」,「共済金」,「会計管理」,
「退会管理」,「属性変更管理」及び「代表」である。
以下、夫々について説明する。
【0022】属性「入金」は“可”,“不可”の2つの
パラメータからなり、パラメータ“可”は定期的に集め
る会費の納付及び後述の会計管理者から入金を求められ
た場合以外の入金を許可することを表わし、パラメータ
“不可”は定期的に集める会費の納付及び後述の会計管
理者から入金を求められた場合以外の入金を許可しない
ことを表わすものである。
【0023】属性「出金制限」は“無”,“有”,“不
可”の3つのパラメータからなり、パラメータ“無”は
出金に関する制限を設定しないことを表わし、パラメー
タ“有”は或る一定期間内での出金可能額に制限を設定
することを表わし、パラメータ“不可”は出金を許可し
ないことを表わすものである。但し、出金の際には後述
の費目(例えば、購入する商品名など)を付すものと
し、パラメータ“無”が与えられた会員の出金やパラメ
ータ“有”が与えられた会員の制限額内の出金も、費目
に応じて後述の承認会員または全会員の承認を必要とす
るものとする。また、パラメータ“有”が与えられた会
員が制限額を超えた出金する場合も、後述の承認会員ま
たは全会員の承認を得ることにより、この出金が許可さ
れるものとする。
【0024】属性「承認」は承認ポイントと否認ポイン
トとの2つのポイントからなり、承認ポイントと否認ポ
イントは共に0以上の1つの整数からなるが、否認ポイ
ントはその絶対値を共にする“負”の承認ポイントとし
て扱うものとする。上記の出金の際などに承認を求めら
れる承認会員やそれ以外の一般会員といった承認依頼者
は、承認する場合には、承認ポイントを、承認しない場
合には、否認ポイントを夫々返信するものであり、承認
依頼者は与えられたポイントの幅の中で承認または否認
ポイントを自由に設定して返信することができる。全て
の承認依頼者から返信されポイントは、後述のように、
取引履歴データベース4dによって集計され、その集計
結果に基づいて取引判断手段3が認可または非認可の判
定を下すものとする。ここで、承認ポイント,否認ポイ
ントのどちらかまたは両方に0以外の数を与えられた会
員を承認会員と呼ぶこととし、それ以外の会員を一般会
員と呼ぶことにする。
【0025】属性「自動連絡」は“有”,“無”の2つ
のパラメータから構成され、パラメータ“有”はグルー
プ預金口座を用いて金銭取引が行なわれた場合、その旨
が自動的に登録された電子メールアドレスへ連絡される
ことを表わし、パラメータ“無”は、その旨が自動的に
は連絡されないことを表わすものである。但し、取引履
歴データベース4dでの取引履歴は、会員から任意の照
会要求があった場合には、全会員に対して照会を制限し
ないものとする。
【0026】属性「新人紹介(入会管理)」は“可”,
“不可”の2つのパラメータからなり、パラメータ
“可”は新規会員の入会許可を与えること、もしくは新
規会員の紹介を全会員または承認会員へ行ない、入会の
承認を求めることを許可することを表わし(以下、かか
るパラメータ“可”が与えられた会員を入会管理会員と
いう)、パラメータ“不可”は新規会員の入会許可と、
新規会員の全会員または承認会員への紹介及び承認依頼
とを行なうことを許可しないことを表わしている。
【0027】ここで、「新人紹介」が“不可”の会員が
新人を紹介したい場合には、“可”の会員に新人紹介を
依頼することになる。
【0028】属性「会費」は“有”と“無”との2つの
パラメータからなり、パラメータ“有”は或る一定期間
に付き或る一定額の会費の納入を義務付けられることを
表わすものであって、会員から会費を集める期間と会費
の金額とからなる、また、パラメータ“無”は或る一定
期間に付き或る一定額の会費の納入が義務付けられてい
ないことを表わしている。
【0029】属性「会費自動引落」は、属性「会費」の
パラメータ“有”が与えられた会員のみに設定される属
性であって、“有”と“無”との2つのパラメータから
なる。パラメータ“有”は、取引判断手段3から会員に
定期会費の納入を求めた場合、その個人口座から自動的
に会費をグループ預金口座へ納入することを表わしてお
り、パラメータ“無”は、取引判断手段3から会員に定
期会費の納入を求めた場合でも、その個人口座からは自
動的に会費をグループ預金口座へ納入しないことを表わ
している。
【0030】属性「共済金」は“有”と“無”との2つ
のパラメータからなり、パラメータ“有”は、納入金額
が設定されていて、グループ預金口座への参加時にグル
ープの運営金(共済金)として設定されているこの納入
金額を新規会員の個人口座からグループ預金口座へ納入
することを表わし、パラメータ“無”はかかる共済金の
納入を必要としないことを表わしている。但し、この共
済金は、退会時、退会する会員に返却するものとする。
【0031】属性「会計管理」は“可”と“不可”との
2つのパラメータからなり、パラメータ“可”は、不定
期な会費の納入を指定した会員へ義務付けること、もし
くは不定期な会費の納入の承認依頼を全会員または承認
会員へ求めることを許可されていることを表わし(以
下、かかるパラメータ“可”が与えられた会員を会計管
理会員という)、パラメータ“不可”は、不定期な会費
の納入の義務付け及び承認依頼を求めることを許可しな
いことを表わすものである。
【0032】属性「退会管理」は“可”と“不可”との
2つのパラメータからなり、パラメータ“可”は、退会
希望者の退会を許可すること、もしくは退会の承認依頼
を全会員または承認会員へ求めることを許可することを
表わし(以下、かかるパラメータ“可”が与えられた会
員を退会管理会員という)、パラメータ“不可”は、退
会希望者の退会を許可を出すこと及び退会の承認依頼を
求めることを認めないことを表わすものである。
【0033】属性「属性変更管理」は“可”と“不可”
との2つのパラメータからなり、パラメータ“可”は、
会員の属性パラメータの変更を行なうこと、もしくは変
更の承認依頼を全会員または承認会員へ求めることを許
可することを表わし(以下、かかるパラメータ“可”が
与えられた会員を属性変更管理会員という)、パラメー
タ“不可”は、会員の属性パラメータの変更及び変更の
承認依頼を求めることを許可されないことを表わすもの
である。
【0034】属性「代表」は“代表”と“一般”との2
つのパラメータからなり、パラメータ“代表”はグルー
プ預金口座の代表者として登録されていることを表わ
し、パラメータ“一般”は代表者ではない一般会員とし
て登録されていることを表わしている。なお、かかる一
般会員は、さらに、上記の承認会員とも区別される。
【0035】なお、属性「代表」のパラメータ“代表”
は1人の会員に設定されるが、属性「会計管理」,「退
会管理」,「属性変更管理」夫々のパラメータ“可”は
夫々、グループ預金口座の参加会員の中で夫々1人以上
または特定の1人の会員に設定できるものとする。以
下、この実施形態では、管理者が1人である場合につい
て説明する。また、同一会員にこれら属性の2以上のパ
ラメータを重複して設定するようにしてもよいものとす
る。
【0036】費目データベース4bは、「入金」,「出
金認可(1)」,「出金認可(2)」及び「出金非認
可」の4つの費目分類からなるものである。
【0037】費目分類「入金」は、さらに、「定期会
費」,「不定期会費」及び「その他」の3つの入金費目
に分類され、また、費目分類「出金認可(1)」,「出
金認可(2)」及び「出金非認可」は夫々、例えば、コ
ーヒーなどの複数の出金費目に分類される。
【0038】認可条件データベース4cは、承認者設定
と認可条件との項目からなっている。以下、これら項目
夫々について説明する。
【0039】項目「承認者設定」は、(1)費目データ
ベース4bで費目分類「出金認可(1)」の出金費目に
分類されている費目について、会員データベース4aで
の属性「出金制限」としてパラメータ“無”が与えられ
た会員から出金要求が行なわれた場合、または同じくこ
の属性「出金制限」としてパラメータ“有”が与えられ
た会員から出金制限額内での出金要求が行なわれた場合
と、(2)費目データベース4bで費目分類「出金認可
(1)」の出金費目に分類されている費目について、会
員データベース4aでの属性「出金制限」としてパラメ
ータ“有”が与えられた会員から出金制限額を超えた額
の出金要求が行なわれた場合と、(3)費目データベー
ス4bで費目分類「出金認可(2)」の出金費目に分類
されている費目について、会員データベース4aでの属
性「出金制限」としてパラメータ“無”が与えられた会
員から出金要求が行なわれた場合、または同じくこの属
性「出金制限」としてパラメータ“有”が与えられた会
員から出金制限額内での出金要求が行なわれた場合と、
(4)費目データベース4bで費目分類「出金認可
(2)」の出金費目に分類されている費目について、会
員データベース4aでの属性「出金制限」としてパラメ
ータ“有”が与えられた会員から出金制限額を超えた額
の出金要求が行なわれた場合と、(5)費目データベー
ス4bで費目分類「出金非認可」の出金費目に分類され
ている費目について、会員から出金要求が行なわれた場
合と、(6)会員の属性変更時と、(7)会員の属性変
更の中でも、特に、属性「代表」の変更時と、(8)新
規会員の入会時と、(9)会員の退会時と、(10)不
定期会費の徴収時との10通りの場合について、夫々会
員への承認依頼が不要なのか、全会員への承認依頼が必
要なのか、全承認会員への承認依頼が必要なのか、ある
一定ポイント数以上の承認ポイントが与えられた承認会
員への承認依頼が必要なのか、例えば、会計管理のパラ
メータ“可”が与えられている会員など特定の会員への
承認依頼が必要なのかを設定するものとする。
【0040】また、項目「認可条件」は、上記の承認者
設定の夫々の場合について、どれだけの承認ポイントを
得られれば、認可可能なのかといった条件を設定するも
のである。
【0041】取引履歴データベース4dは、「取引番
号」,「出金要求日時」,「費目」,「入金額」,「出
金額」,「取引会員番号」,「認可是非」,「認可是非
判断日時」,「承認者番号」,「承認ポイント」,「承
認ポイント合計」,「入出金日時」,「精算日時」,
「戻額」などの項目からなるものである。以下、これら
項目について説明する。
【0042】項目「取引番号」はグループ預金口座開設
時より全ての取引に付される通し番号であり、項目「出
金要求日時」は出金要求の行なわれた日時である。
【0043】項目「費目」は入金または出金または出金
要求の際に取引した会員が設定した費目であり、項目
「出金額」は出金または出金要求が行なわれた金額であ
る。項目「取引会員番号」は入金または出金または出金
要求を行なった会員の会員番号である。
【0044】項目「認可是非」は、出金要求に対して承
認依頼が行なわれた場合に、その出金が認可されたか否
かを示す情報であり、項目「認可是非判断日時」はこの
認可是非の判断が行なわれた日時であり、項目「承認者
番号」は承認もしくは否認した会員の会員番号であり、
項目「承認ポイント」は、ここでは、項目「承認者番
号」に登録されている承認者番号の会員が、他の会員か
らの取引の承認依頼に対し、返信した承認ポイント,否
認ポイントを表わし、項目「承認ポイント合計」は、こ
の取引の承認依頼に対して、返信された全ての承認ポイ
ントの合計から否認ポイントの合計を差し引いたポイン
ト数を示すものである。
【0045】項目「入出金日時」はグループ預金口座に
対して入出金が行なわれた日時を示し、項目「精算日
時」は、出金された取引に対し、実際に使用した金額を
入力して精算した日時を表わし、項目「戻額」は、出金
された取引に対して実際に使用した金額を入力して精算
した結果、取引会員から戻された金額を表わすものであ
る。
【0046】広告データベース4eは、広告提供会社1
0がグループ預金口座参加会員に対して発信する広告
と、広告の分類を示す情報とからなる。広告提供会社1
0がグループロ座の参加会員に対して発信する広告は、
取引判断手段3が会員データベース4aのグループの分
類を示す情報を参照することにより、夫々のグループ預
金口座を開設したグループに対して効率の良い広告提供
を行なうためのものである。
【0047】個人口座データベース4fは、全会員の個
人名義の預金口座(以下、個人預金口座という)の番号
など、個人預金口座に関する情報からなっている。
【0048】次に、図1に示したシステムに用いた本発
明によるグループ預金口座の管理方法の一実施形態につ
いて説明する。
【0049】〔グループ預金口座の開設〕まず、この実
施形態でのグループ預金口座の開設の処理手順について
説明する。なお、図2及び図3はかかる実施形態でのグ
ループ預金口座開設の一手順を示すフローチャートであ
る。
【0050】図2において、ここでは、会員7aがグル
ープ預金口座開設者とする。このグループ預金口座開設
者7aは、所有のPC8aでグループ預金口座開設のた
めの所定の操作をすることにより、このPC8aをイン
ターネット6を介して銀行サーバ2へ接続する(Sl−
1)。銀行サーバ2はPC8aにトップメニューを送り
(S1−2)、PC8aに図4に示すようなトップメニ
ュー画面20を表示させる。グループ預金口座開設者7
aがこのトップメニュー画面20で項目「新規口座開
設」を選ぶことにより(S1−3)、銀行サーバ2がP
C8aに口座開設申込フォーム作成ソフトをダウンロー
ドする(Sl−4)。PC8aでは、この口座開設申込
フォーム作成ソフトにより、口座開設申込フォームが作
成され、表示画面に表示される。グループ預金口座開設
者7aは、PC8aを操作して表示される画面に所定の
データを入力する。
【0051】図5はこの表示されるグループに関する情
報の入力のためのグループ情報の入力画面21を示すも
のであって、これには、例えば、「XX親睦会」といっ
たようなグループ名,このグループでの会費の有無,新
会員が入会時に納入する共済金の有無,グループの種類
が入力される。会費“有”で複数の会費がある場合に
は、その会費の種類毎の名称とその納入方法などに関す
る情報が入力され、共済金についても同様である。ま
た、グループの種類も複数挙げられており、そのうちの
1つを選択できるようにしている。
【0052】なお、グループの種類の入力は、ウェッブ
(Web)サイトのページや承認依頼のメールに掲載され
る広告提供会社10からの広告を選定するために必要な
のものである。
【0053】この入力画面21での入力が終了し、そこ
に表示される「次へ」ボタン21aをタッチまたはクリ
ック操作することにより、図6に示す口座開設者に関す
る情報を入力するための口座開設者の情報入力画面22
が表示される。この口座開設者の情報入力画面22で
は、グループ預金口座開設者7aの氏名やその連絡先で
ある1以上の電子メールアドレス,住所,電話番号、グ
ループ預金口座開設者7aが有する個人預金口座に関す
る情報を入力し、会費が提示されて(これを入力するよ
うにしてもよい)、この会費を上記の個人預金口座から
自動引落するかどうかを選択できる。また、グループ預
金口座開設者7aのパスワードや確認用の情報(パスワ
ードと同じでもよい)を入力し、さらに、後述するよう
に、銀行1がグループ預金口座開設者7a以外の会員7
に口座開設を通知する際に会員に送るためのメッセージ
も入力できる。
【0054】なお、複数の電子メールアドレスを設定す
るのは、口座開設者7aが、例えば、PCや携帯電話や
PDA(携帯情報端末)などで異なる電子メールアドレ
スに宛てられた電子メールの閲覧を行なえる状況にある
場合に、承認依頼が送られてきたときになるべく早く読
むことができるようにするためである。
【0055】また、「戻る」ボタン22aは前の画面の
表示状態に戻すためのものであり、前の画面の設定内容
を修正する場合などに用いる。これは、他の画面につい
ても同様である。
【0056】この口座開設者の情報入力画面21での入
力が終了し、そこに表示される「次へ」ボタン22bを
タッチまたはクリック操作することにより、図7に示す
会員のリスト作成のための会員のリスト入力画面23が
表示される。図7では、その上部に図6で入力した口座
開設者の情報として、左側から会員No,氏名,アドレ
スが表示され、その下部に会員No,2以下の情報入力
欄が設けられている。ここでは、グループ預金口座開設
者7a以外の会員の氏名とその連絡先である電子メール
のアドレスが入力される。ここでは、各会員毎に1つず
つ電子メールアドレスを入力するようにしているが、後
に会員自身がその所有の複数の電子メールアドレスを入
力することができる。
【0057】この会員のリスト入力画面23での入力が
終了し、そこに表示される「次へ」ボタン23aをタッ
チまたはクリック操作することにより、図8に示す属性
セットの作成画面24が表示される。ここでは、図6で
示した口座開設者の情報入力画面22と図7で示した会
員のリスト入力画面23とで入力された会員を示す会員
リスト欄24aと属性をセットする属性セット欄24b
と会員選択欄24cとが表示される。この属性セット欄
24bで設定する属性の項目は、「属性セットの名称」
と会員のグループ預金口座からの「出金制限」,「承認
ポイント」,「自動連絡」,「入金制限」,「会費」,
「共済金」などの属性である。なお、属性変更管理など
の管理を行なう管理者を複数人設定する場合には、図示
しない属性変更管理などの入力項目を設けて、1回の操
作で複数人設定するようにしてもよい。ここで、1人ず
つ管理者を設定する場合、図9で使用する各欄24a〜
24cでは、そこに表示される内容をスクロール表示さ
せることができる。
【0058】属性「属性セットの名称」は、属性セット
番号25aと名称25bとからなる。属性セット番号2
5aは設定する属性セット毎に、属性セット1,属性セ
ット2,……と付されるものであり、名称25bに入力
する情報としては、グループの代表者や会計監査など
の、いわゆる役員としての承認会員に割り当てる属性セ
ットである場合には、「承認」であり、それら以外の一
般会員に割り当てる属性セットである場合には、「一
般」である。名称25bに「承認」を入力した場合に
は、属性として、代表者であるか否か,会計監査である
か否かを決める項目も設定できるようにする。なお、代
表者や会計監査の属性セットが設定されると、属性セッ
ト欄24bには、「代表」や「会計監査」の属性は表示
されない。
【0059】属性「出金制限」は、出金額に制限がない
“なし”(上記のパラメータ“無”が付与)と制限があ
る“あり”(上記のパラメータ“有”が付与)と出金で
きない“不可”とがあり、制限がある“あり”の場合の
制限金額が設定される。これは、図示される状態で、枠
25cと枠25fとに数値を入力することにより、例え
ば、「1ヶ月につき3000円」というように設定する
ことができる。枠25dは、▽印のボタン25eをクリ
ックする毎に、枠25dの内容を1週間,1年,……と
エンドレスに変更することができる。
【0060】属性「承認ポイント」は、否認権,承認権
の一方または両方を与えるものであって、枠25g,2
5hに0以上の整数のポイントを入力することにより、
夫々の権限の大きさを設定することができる。否認権と
承認権とに同じポイントを与える場合には(これは、挙
手による投票に相当する)、枠25iをクリックすれば
よい。このときには、x印がこの枠25i内に表示され
る。
【0061】属性「自動連絡」,「入金制限」は、有,
無の選択である。属性「会費」,「共済金」は夫々、枠
25j,25k内に規定した会費,共済金を入力するも
のである。これら会費,共済金については、枠25j,
25k内の▽印のボタンをタッチまたはクリック操作す
ることにより、図5で設定された金額や徴収期間が表示
され、その中から選択することができる。
【0062】図示しない属性「属性変更管理」や「新人
紹介(入会管理)」,「退会管理」,「不定期会費の徴
収」,「代表」,「会計監査」などについても、それが
できる会員には、パラメータ“有”を、できない会員に
は、パラメータ“無”を付与する。
【0063】いま、図示するように設定した属性セット
がある一般会員に対するものとすると、「属性セットの
名称」の名称欄25bを、例えば、「一般」を設定し、
この設定した属性セットを割り当てる会員を会員リスト
欄24cの中から選択し、これを会員選択欄24cにド
ラッグ・アンド・ドロップする。このようにドラッグ・
アンド・ドロップされた会員は会員リスト欄24aから
除かれる。ここでは、会員リスト欄24aでの2番目と
3番目の会員としている。従って、この場合、これら会
員に対しては、一般会員であって、1ヶ月に付き300
0円までの出金制限が付き、承認ポイントと否認ポイン
トとは同じであり、自動連絡,入金(例えば、寄付な
ど)に制限がなく、会費は1ヶ月に付き1000円で、
入会するときに3000円の共済金を支払うことにな
る、などといった属性セットが付与されることになる。
【0064】1つの属性セットの設定が終わると、次
に、作成画面24中の「次のセット」ボタン24eをタ
ッチまたはクリック操作することにより、属性セット欄
24bで次の「属性セット2」として次の属性セットの
設定が行なわれ、その属性セットが割り当てられる会員
を会員リスト欄24aから選んで会員選択欄24cにド
ラッグ・アンド・ドロップする。以下、このような処理
を行なうことにより、夫々の会員に夫々に適した属性セ
ットが割り当てられることになる。このようにして、各
会員には、異なる2以上の属性セットが重複して割り当
てられないようにしている。なお、属性セットは全ての
属性に関する設定をせずに、未完のままであっても、成
立するものとする。なお、「前のセット」ボタン24f
をタッチまたはクリック操作すると、1つ前に設定され
た属性セットの表示状態となる。
【0065】全ての会員あるいは必要な会員に対する属
性セットの割当が終了し、作成画面24での「次へ」ボ
タン24dをタッチまたはクリック操作することによ
り、図8での属性セットの割り当て結果に基づいて、各
会員毎に割り当てられた属性セットを表わす図9に示す
ような会員リストの作成画面26が表示される。
【0066】この作成画面26では、会員番号,会員氏
名や図8に示す画面24で設定された属性セットの名
称,出金制限属性,承認ポイント、さらに、図示しない
が、自動連絡属性,入金属性,新人紹介属性,会費属
性,共済金属性、さらには、会計管理属性,退会管理属
性,属性変更管理属性及び代表属性から構成された会員
リストに、既に図8で設定されたこれら属性のパラメー
タが入力されており、どの属性セットにも登録されなか
った会員の各属性パラメータの設定,属性パラメータの
設定が未完の状態である属性セットに登録された会員の
属性パラメータの設定及び会計管理属性設定,退会管理
属性設定,属性変更管理属性設定,代表属性の設定を行
ない、各会員の属性パラメータの設定を完了する。この
とき、設定が未完の会員については、作成画面26の左
端などのこの会員に対応した位置に、それとわかる目印
をつけることにより、グループ預金口座開設者の入力を
助けることになる。
【0067】ここでは、図面の都合上、3会員につい
て、承認会員か一般会員かを示す「属性セット」の名称
と属性「出金制限」と属性「承認ポイント」とが表示さ
れるようにしている。2番目及び3番目の会員について
は、図8に示した属性セットが設定されているが、1番
目の会員については、図8に示したのと同様な作成画面
24において、属性セットの名称25bを「承認」と
し、出金制限無し、否認ポイント1,承認ポイント3と
したものである。
【0068】また、リスト全体が表示できないときに
は、このリストをスクロールして他の会員を順次表示さ
せることができ、また、「戻る」ボタン26aをタッチ
またはクリック操作することにより、図8に示す作成画
面24に戻して各欄24b,24cでの設定した内容を
修正することができる。ここで、図8に示す作成画面2
4での修正では、属性セット欄24bの内容を変更する
ことができるし、また、会員選択欄24cでの適宜の削
除操作により、この会員選択欄24cでの所定の会員を
会員リスト欄24aに戻すことができ、また、図示する
「前のセット」ボタン24fあるいは「次のセット」ボ
タン24eをタッチまたはクリック操作することによ
り、属性セット欄24bに表示される属性セットを他の
番号の属性セットに変えることができる。
【0069】また、図9に示す作成画面26において
も、個々の会員について、その属性セットを修正できる
ようにすることもできる。
【0070】このように、この実施形態では、属性を複
数人設定する場合には、図8に示す作成画面24で設定
し、1人ずつ設定する場合には、図9に示す作成画面2
6で設定することができる。
【0071】また、ここでは、「承認」,「一般」を特
定された名称で説明しているが、この名称の定義は、図
8または図9に示す作成画面の他の関連入力欄の設定で
なされ、その名称は入力者が自由に設定することができ
る。従って、図9に示す作成画面26で入力欄を修正し
た場合には、これに対応する属性セット名あるいは同一
の属性セット名が登録されていないとき、新規の名称を
登録することになる。
【0072】なお、以上の説明では、図8及び図9に示
す作成画面とも属性セットを可能としているが、図8に
示す作成画面24を属性セットの仮入力画面とし、図9
に示す作成画面26を属性セット設定画面としてもよ
い。このようにすることにより、例えば、属性の大部分
が共通するが、一部が異なる複数人の属性設定を行なう
場合には、図8に示す作成画面24で共通部分を入力し
ておいて、図9に示す作成画面26で異なる部分を設定
することができる。
【0073】作成画面26の内容を確認後、この作成画
面26での「次へ」ボタン26bをタッチまたはクリッ
ク操作することにより、図10に示すような承認依頼者
の設定のための画面27に表示画面が変更される。この
設定画面27では、図示するように、会員個人の「属性
変更」,「代表者変更」,会員の「退会」,会員個人の
「口座解約」,「認可(1)」,「認可(2)」,「非
認可」,「承認者設定」,「認可判断基準」,「出金費
目」や、図示しないが、「新規入会」,「不定期会費の
徴収」などの各項目について、それを承認する会員(承
認依頼者)の条件を設定するものであって、承認を不要
とするものか(不要)、全会員の承認を必要とするもの
(全会員)、全承認会員の承認を必要とするものか(全
承認会員)、所定の承認ポイント以上の全承認会員の承
認を必要とするものか(承認()pt.以上)、その他
特定の会員(例えば、会計監査会員など)の承認を必要
とするのか(その他)を規定するものである。
【0074】また、属性「出金制限」のパラメータ
“無”が与えられた会員の項目「出金認可(1)」に分
類される費目での出金または属性「出金制限」のパラメ
ータ“有”が与えられた会員の項目「出金認可(1)」
に分類される費目での出金制限額内の出金や、属性「出
金制限」のパラメータ“有”が与えられた会員の項目
「出金認可(1)」に分類される費目での出金制限額を
越える出金,属性「出金制限」のパラメータ“無”が与
えられた会員の項目「出金認可(2)」に分類される費
目での出金または属性「出金制限」のパラメータ“有”
が与えられた会員の項目「出金認可(2)」に分類され
る費目での出金制限額内の出金,属性「出金制限」のパ
ラメータ“有”が与えられた会員の項目「出金認可
(2)」に分類される費目での出金制限額を越える出
金,項目「出金非認可」に分類される費目での出金とに
対して承認の依頼が発生する場合、承認を求める必要が
ないもの(不要)、全会員の承認を必要とするもの(全
会員)、全承認会員に承認を必要とするもの(全承認会
員)、所定のポイント数以上の承認ポイントを有する全
承認会員の承認を必要とするもの(承認( )pt.以
上)、例えば、属性「会計管理」のパラメータ“可”が
与えられた会員などの特定の会員に承認を求める必要が
あるもの(その他)のいずれかであるかを設定する。
【0075】なお、各項目の設定は、デフォルト値を設
定しておいてもよいし、設定していなくてもよい。デフ
ォルト値が設定されている場合には、設定欄のいずれか
が設定されているようにする。また、特定の項目毎にデ
フォルト値を設定してもよい。これにより、必ず承認が
必要なものの漏れを防ぐことができる。
【0076】ここでは、項目「認可(1)」についての
制限内の出金の場合には、承認を不要とし、代表者を変
更する場合やグループ預金口座の解約項目「非認可」に
ついての出金,承認者の設定,認可判断基準の改正,出
金費目の改正などについては、全会員の承認を必要と
し、会員個人の属性の変更や会員の退会要求,認可
(1)の費目(品目)の購入に対して制限額を越えた出
金,認可(2)の費目の購入に対する制限額にかかわり
ない出金などについては、承認ポイント2以上の全承認
会員の承認を必要としている。
【0077】このような会員は、否認ポイントが与えら
れているとき、会員からの上記の要求に対して、否認ポ
イントを提示することにより、否認することができる。
即ち、会員からの上記の項目の提案に対し、承認が求め
られる会員(承認依頼者)は、承認ポイントや否認ポイ
ントでもってこの提案を承認するか否か投票するもので
ある。上記の各項目について、承認されるために必要な
ポイント数は図11で規定され、承認が求められる会員
から提示される承認ポイントの合計から否認ポイントの
合計を差し引いた値がこのポイント数以上のとき、承認
されることになる。
【0078】設定画面27の内容を確認後、この設定画
面27での「完成」ボタン27aをタッチまたはクリッ
ク操作することにより、図11に示すように、図10に
示す設定画面27での設定結果が認可判定基準の設定と
して表わされる画面28に表示画面が変更される。この
設定画面28では、上記の各項目毎にその承認が求めら
れる会員(投票できる会員)が表示され、また、これら
項目毎に承認されるためのポイント数を入力する。各項
目の枠28a内には、規定されたポイント数を表示す
る。
【0079】かかるポイント数としては、上記のよう
に、承認ポイントの合計と否認ポイントの合計との差に
基づくものとしてもよいし(図11の例では、項目「属
性変更」と「代表者変更」)、承認した会員数としても
よいし(図11の例では、項目「退会」,「口座解
約」)、また、承認が求められる全会員に対する承認し
た会員の割合としてもよいし(図11に示す例では、上
記項目以外のもの)、これら以外の数値であってもよ
い。
【0080】設定画面28の内容を確認後、この設定画
面28での「完成」ボタン28bをタッチまたはクリッ
ク操作することにより、図12に示すように、項目「出
金認可(1)」,「出金認可(2)」,「出金非認可」
に該当する費目を規定するための出金費目の入力画面2
9が表示される。
【0081】ここでは、例えば、項目「出金認可(1)」
に該当する費目は消耗品などとし、項目「出金認可
(2)」に該当する費目は備品などとする。また、項目
「出金非認可」に該当する費目は、消耗品,備品にかか
わらず、グループ預金口座からの出金が認可されないも
の、即ち、グループとして購入できないものである。画
面28では、このような項目毎に、品目のリストを作成
するものである。
【0082】入力画面29の内容を確認後、この入力画
面29での「次へ」ボタン29aをタッチまたはクリッ
ク操作すると、図2におけるS1−5が終了し、以上の
ようにPC8a(図1)で入力された情報が口座開設申
込フォームとして銀行サーバ2に送信される(S1−
6)。
【0083】銀行サーバ2では、取引判断手段3によ
り、この口座開設申込フォームの情報が分けられて適宜
データベース4a〜4cに格納される(S1−7)。例
えば、画面21(図5)で入力したグループ名やグルー
プの種類、画面22(図6)や画面23(図7)で入力
した会員個人の情報、画面26(図9)で表わすように
各会員毎に割り当てられた属性セットなどが会員データ
ベース4aに格納され、画面29(図12)に示すよう
に設定された費目が費目データベース4bに格納され、
画面28(図11)に示すように設定された認可判定基
準が認可条件データベース4cに格納される。また、取
引判断手段3は、グループに適した広告を広告提供会社
10から取り寄せ、広告データベース4eに格納するこ
とができる。しかる後、取引判断手段3は、仮のグルー
プIDナンバーとグループ預金口座開設者7aを除く全
会員7の仮パスワードとを発行し、これら会員7へグル
ープ預金口座の開設申込があった旨を伝える開設案内の
電子メールを送信し、また、グループ預金口座開設者7
aには、これら会員へ電子メールを送信した旨を伝える
電子メールを送信する(Sl−8)。グループ預金口座
開設者7aは、この電子メールを受信することにより、
その旨を知ることができる(S1−9)。
【0084】グループ預金口座開設者を除く全会員7側
では、これを対応する電子メールアドレスのPCなどの
端末で受信して開くと(S1−10)、図13に示す開
設案内画面30が表示される。この開設案内画面30で
は、「口座開設承認依頼」といった標題や発信日時,開
設したグループ預金口座のアドレスや画面23(図7)
で設定した送り先のアドレスとともに、銀行1からの口
座開設の案内文や画面22(図6)で口座開設者7aが
入力したメッセージ、画面21(図5)で入力したグル
ープ名、図24(図8)で割り当てたこの会員の会費や
共済金,出金制限,承認ポイント,出金費目などの属性
が通知される。また、広告データベース4eに格納され
ている広告も表示することができる。
【0085】このような通知を確認後、この会員7がこ
の開設案内画面30でのグループ預金口座開設承認ホー
ムページへのリンク、即ち、「銀行へ接続」ボタン30
aをタッチまたはクリック操作すると、銀行サーバ2と
接続される。そこで、銀行サーバ2では、取引判断手段
3がこの会員7にパスワードの入力を要求し(S1−1
2)、会員7がこの要求に対してパスワードを送信する
と(S1−13)、取引判断手段3は受信したパスワー
ドが有効か否か判断して(S1−14)、有効でなけれ
ば、再度会員7にパスワードを要求する(S1−1
2)。
【0086】取引判断手段3は、会員7からのパスワー
ドが有効と判断すると(S1−14)、この会員7に会
員用申込フォームを送信する(S1−15)。会員7の
端末では、この会員用申込フォームにより、図14に示
すようなこの会員7の個人情報の入力画面31が表示さ
れる。この入力画面31では、図13に示す開設案内画
面30での自己の属性などについて、口座開設を支持す
るか否かを選択し、支持しない場合には、その理由を入
力し、また、図6に示した口座開設者の画面22と同
様、自己の会員番号や氏名,1以上の電子メールのアド
レス,住所,電話番号,個人預金口座に関する情報,会
費の自動引落の可,不可のパラメータ,グループ預金口
座へのログイン用パスワードなどを入力するものであ
る。
【0087】かかる入力画面31において、口座開設を
支持しない場合には(S1−16)、「支持しない」と
してその理由を入力し(図3のS1−18)、また、支
持する場合には(S1−16)、「支持する」として、
不支持理由以外の事項について入力する(図3のS1−
17)。そして、入力画面31での「送信ボタン」31
aをタッチまたはクリック操作することにより、図3に
おいて、入力画面31での入力内容を含む会員用申込フ
ォームが銀行サーバ2に送信される(S1−19)。
【0088】このようにして、口座開設者以外の各会員
から会員用申込フォームが銀行サーバ2に送られてくる
が、銀行サーバ2の取引判断手段3は、これら会員用申
込フォームから口座開設の不支持者がいないかどうか判
断し(S1−20)、1人もいない場合には、会員デー
タベース4aに入力画面31(図14)で入力した個人
情報を格納し、また、各会員の個人預金口座に関する情
報は個人預金口座データベース4aに格納する。そし
て、口座開設者7aを含む全会員に、グループ預金口座
が開設された旨の連絡の電子メールが送信される(S1
−22〜24)。
【0089】また、口座開設の不支持者が1人でもいる
と(S1−20)、支持者,不支持者のリストとコメン
ト(不支持の理由など)を口座開設者7aとそれ以外の
全会員7とに電子メールで送る(S1−25〜27)。
この場合、口座開設者7aには、期日内の返答を要求す
る。従って、口座開設者7aからこの期日内に何ら返答
がない場合には、口座を開設しないものとして、このグ
ループに関するデータベース4a〜4fの情報を消去す
る(S1−28,29)。
【0090】銀行サーバ2からのコメントをもとに属性
セットなどの設定事項を修正する場合には(S1−2
8)、口座開設者7aはPC8aを指定された期日内に
銀行サーバ2に接続する(S1−30)。これにより、
取引判断手段3は口座開設者7aにパスワードとIDを
要求し(S1−31)、これに対して口座開設者7aか
らパスワードとIDとが送られてくると(S1−3
2)、これらが有効かどうか判断する(S1−33)。
それらのいずれかが有効でない場合には、再度口座開設
者7aに要求するが、いずれもが有効である場合には、
上記のS1−7(図2)で受信した口座開設者からの入
力済みの口座開設申込フォームを口座開設者7aに送信
する(S1−34)。
【0091】そこで、口座開設者7a側では、S1−2
5でのコメントなどを参考にして、この入力済みの口座
開設申込フォームに基く、例えば、作成設定画面26
(図9),画面28(図11),画面29(図12)な
どで、会員の属性や認可判定基準,出金費目などを修正
し(S1−35)、銀行サーバ2に送信する(図2のS
1−6)。従って、銀行サーバ2は、修正された口座開
設申込フォームについて、図2のS1−7からの動作を
繰り返す。このようにして、全会員が口座開設を支持す
ると、上記のS1−21〜24の動作が行なわれて、口
座が開設されることになる。
【0092】なお、この場合、かかるグループ預金口座
の名義人としては、このグループの代表者であっても、
また、グループそれ自体であってもよい。
【0093】〔会員の端末からの出金要求〕次に、図1
5〜図25により、会員の端末からの出金要求について
説明する。なお、図15及び図16はかかる実施形態で
の出金のための一手順を示すフローチャートである。
【0094】図15において、出金を要求する会員(出
金要求者)7が所有の端末を銀行サーバ2に接続するこ
とにより(S2−1)、銀行サーバ2からのトップメニ
ューを受ける(S2−2)。これにより、端末では、上
記の図4に示すようなトップメニュー画面20が表示さ
れる。この画面20でパスワードとグループIDナンバ
ーを入力してログインすると(S2−3)、銀行サーバ
2の取引判断手段3がこのパスワードやIDナンバーが
有効か否かを判断し(S2−4)、これらが有効でない
場合には、再度トップメニューを送信する(S2−
2)。
【0095】パスワードやIDナンバーが有効である場
合には(S2−4)、銀行サーバ2はログオンしている
会員専用のトップメニューをこのに送信する(S2−
5)。これにより、出金要求者の端末では、図17に示
すような会員専用のトップメニュー画面32が表示され
る。
【0096】このトップメニュー画面32では、「○○
○グループ口座」といったようにしてグループ名称や
「○○ ○○様 いらっしゃい」といったようにしてログ
オンしている会員の氏名が、また、全会員の共通メニュ
ー32aや管理に関する属性のパラメータ“可”が付与
された会員のためのメニュー(特定会員メニュー)32
b,認可済み出金項目の出金画面39(図24)へのリ
ンク32c,定期もしくは不定期会費の納入画面40
(図25)へのリンク32d,広告提供会社10からの
広告32eとが表示される。
【0097】トップメニュー画面32での全会員の共通
のメニュー32aは、図示するように、「出金・出金要
求」や「精算」,「入金」,「取引履歴照会」,「属性
確認」,「属性変更願」,「退会願」,「ログアウト」
といった項目からなり、特定会員メニュー32bは、属
性「属性変更管理」の“可”のパラメータが与えられて
いる会員(属性変更管理会員)のみが選択可能な項目
「属性変更管理」,属性「新人紹介(新規入会管理)」
の“可”のパラメータが与えられている会員(入会(新
人紹介)管理会員)のみが選択可能な項目「新人紹
介」,属性「退会管理」の“可”のパラメータが与えら
れている会員(退会管理会員)のみが選択可能な項目
「退会管理」及び属性「会計管理」の“可”のパラメー
タが与えられている会員(会計管理会員)のみが選択可
能な項目「不定期会費」である。
【0098】また、全会員の共通メニュー32aにおい
て、項目「精算」は出金をして精算を行なっていない会
員のみ選択可能であって、認可済み出金項目の出金画面
39(図24)へのリンクは、出金要求が認可されてい
るが、出金を行なっていない会員のみに表示され、定期
もしくは不定期会費の納入画面40(図25)へのリン
クは、属性「会費自動引落」のパラメータ“無”が付与
されて会費納入を行なっていない会員、または不定期会
費納入の要求があった場合にこの不定期会費の納入を行
なっていない会員のみに表示される。
【0099】出金要求者が、トップメニュー画面32の
メニューにおいて、項目「出金・出金要求」を選択する
と(S2−6)、銀行サーバ2の取引判断手段3はそれ
を判断して出金額の入力と費目の選択を要求する(S2
−7)。これにより、出金要求者の端末では、図18に
示すような出金・出金要求画面33が表示される。
【0100】この出金・出金要求画面33では、出金費
目33aと出金額33bと、承認が必要な場合には、さ
らに、承認者に対してのメッセージ(例えば、「デキャ
スタを割ってしまいました。ごめんなさい」といったメ
ッセージ)33cを入力する(S2−8)。出金費目3
3aと出金額33bとは対をなすものであり、かかる対
は複数個設定することができる。ここで、出金費目33
aは費目データベース4bに登録された出金費目より選
択するものであり、項目「出金非認可」に分類される費
目である「その他」を選択した場合には、逐次費目を入
力する。また、入力した出金費目と出金額との対を削除
できるようにするためのメニューと削除する出金費目と
出金額の対を選択するための、例えば、チェックボック
スなどの手段を用意する。かかる出金・出金要求画面3
3で「送信」ボタン33eをタッチまたはクリック操作
することにより、入力した情報が銀行サーバ2に送られ
る。なお、「クリア」ボタン33fを操作する毎に、入
力情報が新しい順にクリアされていく。
【0101】以上の入力は、ATM5(図1)からも行
なうことができる。即ち、ATM5により、グループ預
金口座への出金・出金要求をする場合には、図19に示
すように、費目の入力部34cや出金額を入力するため
のキーを表す入力部34dを備えた操作画面34を表示
し、出金費目の表示部34aと出金費目の入力部34
c、または、出金額の表示部34bと出金額の入力部3
4dを夫々に関連付けてハイライト表示することによ
り、出金者の入力方法の理解を助ける。また、ATM5
から出金・出金要求をする場合、メッセージを必要とす
るときには、図20に示すように、メッセージを入力す
るためのキーボード35aを備えた操作画面35を表示
する。
【0102】以上のようにして出金要求者の端末やAT
M5で入力された出金・出金要求に関する入力情報は、
銀行サーバ2において、取引履歴データベース4dへ記
録される(S2−9)。そこで、取引判断手段3は、認
可条件データベース4cに格納されている認可判定基準
をもとに、会員データベース4aから、出金要求者から
の出金要求を承認してもらうための承認依頼者としての
会員を選択する(S2−10〜14)。
【0103】即ち、図11に示した認可判定基準によ
り、出金の承認を求める出金要求者が属性「出金制限」
のパラメータ“無”を与えられている会員であって(S
2−10)、要求する費目が出金認可(1)に分類され
る費目であるときには(S2−13)、承認を求める必
要がないし、同じく要求する費目が出金認可(2)に分
類される費目であるときには(S2−13)、取引判断
手段3により、所定の承認ポイントを有する全承認会員
の承認が必要であると判断されて、これら承認依頼者へ
承認依頼の電子メールが送信され(S2−15)、同じ
く要求する費目が非認可に分類される費目であるときに
は(S2−13)、取引判断手段3により、所定の承認
ポイントを有する全会員の承認が必要であると判断され
て、これら承認依頼者へ承認依頼の電子メールが送信さ
れる(S2−16)。
【0104】また、出金の承認を求める出金要求者が属
性「出金制限」のパラメータ“有”を与えられている会
員であって(S2−10)、設定された期間内での出金
制限額内の出金であるときには(S2−11)、要求す
る出金費目が出金認可(1)に分類される費目であると
き(S2−14)、承認を求める必要がないし、同じく
要求する費目が出金認可(2)に分類される費目である
とき(S2−14)、取引判断手段3により、所定の承
認ポイントを有する全承認会員の承認が必要であると判
断されて、かかる承認依頼者へ承認依頼の電子メールが
送信され(S2−15)、同じく要求する費目が非認可
に分類される費目であるとき(S2−14)、取引判断
手段3により、所定の承認ポイントを有する全会員の承
認が必要であると判断されて、これら承認依頼者への承
認依頼の電子メールが送信される(S2−16)。
【0105】さらに、出金の承認を求める出金要求者が
属性「出金制限」のパラメータ“有”を与えられている
会員であって(S2−10)、設定された期間内での出
金制限額を越える出金であるときには(S2−11)、
要求する出金費目が出金認可(1),(2)に分類され
る費目であるとき(S2−12)、取引判断手段3によ
り、所定の承認ポイントを有する全承認会員の承認が必
要であると判断されてかかる承認依頼者へ承認依頼の電
子メールが送信され(S2−15)、同じく要求する出
金費目が非認可に分類される費目であるとき(S2−1
2)、取引判断手段3により、所定の承認ポイントを有
する全会員の承認が必要であると判断されて、これら承
認依頼者へ承認依頼の電子メールが送信される(S2−
16)。
【0106】図16において、承認依頼を受けた会員
(承認依頼者)の端末は、これを受信すると(S2−1
7)、図21に示すような承認依頼画面36が表示され
る。かかる承認依頼画面36では、件名として出金承認
依頼の電子メールであることを示す取引番号「001
3」が付され、本文として、出金要求者の会員番号と氏
名,出金要求日時,出金要求額,出金要求費目,出金要
求者からのメッセージ,承認ポイントの選択及びグルー
プ預金口座へのログイン用パスワードが表示される。承
認ポイントとしては、この承認依頼者が使用できるポイ
ント数(承認と否認のポイント数)が設定されており、
承認依頼者がこの承認依頼画面36での所望の承認ポイ
ントを選択し(S2−18)、パスワードを入力して
「送信」ボタン36aをタッチまたはクリック操作する
と、銀行サーバ2にこの電子メールが返信される(S2
−19)。
【0107】銀行サーバ2は、この電子メールを受信す
ると(S2−20)、取引判断手段3は、パスワードが
有効か否か判断し(S2−21)、有効でない場合に
は、図15でのS2−15またはS2−16に戻って再
度承認依頼の電子メールを承認依頼者に送る。
【0108】承認依頼者からのパスワードが有効である
場合には(S2−21)、各承認依頼者からの返信され
た電子メールでの承認ポイントを集計し、認可可能であ
るかどうかの判断をする(S2−22)。
【0109】この判断で認可可能である場合には、ある
いはまた、図15でのS2−13,14で承認を必要と
しない場合には、出金要求金額をグループ預金口座から
出金要求者の個人預金口座へ移動し(S2−23)、こ
の旨を取引履歴データベース4dへ記録し(S2−2
4)、出金要求者及び承認依頼者に出金が認可されたこ
とを伝える電子メールを送信する(S2−25〜2
7)。図22はこの電子メールによって出金要求者の端
末に表示される出金認可画面37を示し、図23は同じ
く承認依頼者の端末に表示される出金認可画面38を示
すものである。ここで、承認依頼者と出金要求者とへ送
る電子メールには、件名として上記の承認依頼画面36
(図21)と同じ取引番号が付され、承認依頼者がその
承認依頼の件が既に終了したことを理解することを助け
る。
【0110】また、取引判断手段3が認可できないと判
断した場合には(S2−22)、この旨を取引履歴デー
タベース4dへ記録し(S2−28)、出金要求者及び
承認依頼者に出金が認可されなかったことを伝える電子
メールを送信する(S2−29〜31)。
【0111】〔ATM5からの出金,出金要求と精算〕
次に、図26〜図32により、ATM5からの会員によ
る出金要求について説明する。なお、図26及び図27
はかかる実施形態での出金のための一手順を示すフロー
チャートである。
【0112】図26において、或る会員、例えば、会員
7bが、出金要求者として、銀行1のATM5に銀行カ
ード9bを挿入すると(S3−1)、銀行サーバ2の取
引判断手段3が図28に示すような取引口座選択画面4
1をATM5に表示させる(S3−2)。この取引口座
選択画面41では、グループ預金口座の取引を行なう
か、個人預金口座の取引を行なうかの選択をすることが
でき、グループ預金口座での取引を選択すると(S3−
3)、図29に示すようなグループ預金口座のATM用
トップメニュー画面42がATM5に表示される。
【0113】このトップメニュー画面42では、「出金
・出金要求」,「精算」,「入金」,「取引履歴照会」
及び「属性確認」の5つの項目と広告提供会社10から
提供された広告とが表示されるが、出金に関係なく、個
人の入金が行なわれた場合には、精算ができる。また、
出金認可済の項目42aがある場合には(S3−4)、
その項目42aの個人預金口座から出金画面39(図2
4)へのリンクが表示される(S3−5)。
【0114】また、取引口座選択画面41(図28)で
個人預金口座での取引を選択した場合には(S3−
3)、図30に示すような個人預金口座のトップメニュ
ー画面43が表示される。このトップメニュー画面43
では、例えば、「支払」,「預入」,「振込」,「残高
照会」などの個人口座取引に関する項目が表示される
が、出金認可済の項目43aがある場合には(S3−
7)、この出金認可済の項目43aの出金画面39(図
24)へのリンクが表示される(S3−8)。なお、ト
ップメニュー画面42,43で項目「出金認可済」がな
い場合には、通常のメニュー表示となる(S3−6,S
3−9)。
【0115】トップメニュー画面42,43で出金認可
済の項目42a,43aを選択すると(S3−10)、
図24に示すような出金画面39が表示される。この出
金画面39では、出金認可済の出金費目39aと出金額
39bとの対と出金額の合計とが表示されるが、「出金
認可済」の項目が複数あり、かつ出金する必要がなくな
った項目がある場合には、項目「出金」から削除する項
目を選べるようにするために、例えば、各「出金」の項
目の左端にチェックボックスを用意するなどすることに
より、出金しない項目を出金する項目から削除できるよ
うにする。また、出金認可の下りていない項目について
新たに出金する必要が生じた場合には、ここで、その費
目を追加し、出金額を入力することができるが、取引判
断手段3によって承認依頼が必要であると判断される項
目については、承認されて認可が下りるまでは出金する
ことはできず、この場合には、出金要求として扱われ
る。
【0116】この出金画面39で「確認」ボタン39c
をタッチまたはクリック操作をすると、銀行サーバ2の
取引判断手段3はATM5にパスワードを要求し(S3
−11)、これに対し、出金者がATM5でパスワード
を入力すると(S3−12)、取引判断手段3はこのパ
スワードが有効か否か判断し(S3−13)、有効でな
ければ、再度ATM5にパスワード入力を要求する(S
3−11)。
【0117】パスワードが有効な場合には、ATM5に
より、グループ預金口座から出金者の個人預金口座を介
して項目「出金認可済」について出金が行なわれ(S3
−14)、これとともに、出金認可済項目の出金が行な
われたことを伝える使用金額の入力フォームを含んだ電
子メールが出金者の端末に送信される(S3−15)。
これが出金者の端末で受信される(図27のS3−1
7)。
【0118】そこで、図27において、ATM5から出
金認可された図24の出金画面39で示されるような金
銭が出金され、出金要求者はこれを受け取ることができ
る(S3−16)。出金要求者は、この受け取った金銭
で出金認可された費目の商品を購入してその代金を支払
い(S3−18)、釣り銭を受け取る(S3−19)。
【0119】一方、図26のS3−15で送られた電子
メールにより、出金要求者の端末では、図31に示すよ
うな出金の確認画面44が表示されてその内容を確認す
ることができ、その「ログイン」ボタン44aをタッチ
またはクリック操作することにより、図32に示すよう
な精算画面45が表示される。この精算画面45では、
費目毎にその使用金額と釣り銭を入力するものであり、
かかる入力が終了してグループ預金口座へのログイン用
パスワードを入力し(S3−20)、「確認」ボタン4
5aをタッチまたはクリック操作すると、これら入力情
報が電子メールで送信される(S3−21)。
【0120】なお、図32では、図29のトップメニュ
ー画面42の精算を選択しても、同様な画面がATMに
表示され、同様な操作を行なうことができる。また、図
32では、ATM対応の画面デザインとしているが、電
子メールに対応した独自の画面としてもよい。
【0121】銀行サーバ2では、この電子メールを受信
すると(S3−22)、取引判別手段3が、まず、パス
ワードが有効か否か判断し(S3−23)、有効でなけ
れば、再度図26のS3−15に戻って電子メールを送
るようにし、有効であれば、銀行サーバ2は入力された
情報に従って出金額と支払額との差額を戻額として個人
預金口座からグループ預金口座へ移動し(S3−2
4)、さらに、取引履歴データベース4dに以上の取引
情報を記録して(S3−25)、精算を完了する。
【0122】〔入金〕次に、図33により、会員の会費
などの入金について説明する。なお、図33はかかる実
施形態での入金のための一手順を示すフローチャートで
ある。
【0123】図33において、会員7b(図1)を入金
者として、ATM5を利用して入金する場合には(S4
−1)、入金者7bは、まず、銀行カード9bをATM
5に挿入する(S4−2)。これにより、銀行サーバ2
の取引判断手段3が、図28に示すような上記の選択画
面41をATM5に表示させる(S4−3)。
【0124】そこで、この選択画面41において、グル
ープ預金口座での取引を選択すると(S4−4)、取引
判断手段3が、ATM5で図29に示すような上記のグ
ループ預金口座のATM用トップメニュー画面42を表
示させる(S4−5)。このトップメニュー画面42で
項目「入金」を選択すると(S4−6)、取引判断手段
3はATM5に入金を要求させ(S4−7)、これに従
って入金者7bが現金の入金を行なうと(S4−8)、
入金された現金はATM5で計数され(S4−9)、図
34に示すような入金額を表わした入力画面46をAT
M5に表示させて費目の入力を要求する(S4−1
0)。
【0125】そこで、この入力画面46において、入金
者7bは表示される費目のうちから所定のものを選択
し、かつ費目毎に表示されるキーボードを用いて入金額
の入力を行なう(S4−11)。
【0126】この入金費目の入力画面46は、上記の入
金計数結果による入金額(ここでは、6000円とす
る)の表示部46aと、入金費目の表示部46bと、費
目毎の入金額の表示部46cと、残り額の表示部46f
と、入金費目の選択部46dと、入金額の入力部46e
とから構成され、入金費目とその入金額とは対をなして
設定することができ、入金費目と入金額との対は複数設
定することができる。
【0127】選択部46dで入金費目として項目「その
他」を選択した場合には、逐次費目を入力する。また、
入力した入金費目と入金額の対を削除できるようにする
ためのメニューと削除する入金費目と入金額の対を選択
するための、例えば、チェックボックスなどの手段を用
意する。入金費目の表示部46bと入金費目の入力部4
6c、または入金額の表示部46cと入金額の入力部4
6eとを夫々に関連付けてハイライト表示することによ
り、入金者の入力方法の理解を助けることがてきる。
【0128】このように入力画面46での入力が終り、
その「確認」ボタン46gをタッチまたはクリック操作
すると、入力情報が銀行サーバ2に送信され、取引判断
手段3により、取引履歴データベース4dに記録される
(S4−21)。
【0129】入金者7bが、その端末からインターネッ
ト6を介してグループ預金口座への入金を行なう場合に
は(S4−1)、入金者7bの端末が銀行サーバ2に接
続されると(S4−12)、銀行サーバ2からトップメ
ニューが送信され(S4−13)、図4に示すような入
力画面20が表示される。この入力画面20でパスワー
ドとグループIDナンバーを入力してログインすると
(S4−14)、銀行サーバ2の取引判断手段3がこの
パスワードやIDナンバーが有効か否かを判断し(S4
−15)、これらが有効でない場合には、再度トップメ
ニューを送信する(S4−13)。
【0130】パスワードやIDナンバーが有効である場
合には(S4−15)、銀行サーバ2はログオンしてい
る会員専用のトップメニューをこの入金者7bに送信す
る(S4−16)。これにより、入金者7bの端末で
は、図17に示すような上記の会員専用のトップメニュ
ー画面32が表示される。このトップメニュー画面32
でその共通メニュー32aの項目「入金」を選択すると
(S4−17)、銀行サーバ2の取引判断手段3は入金
額の入力と費目の選択とを要求し(S4−18)、上記
の図25に示すような入金費目の入力画面40を端末に
表示させる。入金者7bは、この入力画面46で費目4
6bと費目毎の入金額46cとを入力する(S4−1
9)。
【0131】この入金が終ってこの入力画面46の「確
認」ボタン46gをタッチまたはクリック操作すると、
この入力情報が銀行サーバ2に送信される。銀行サーバ
2では、取引判断手段3により、この入金者の個人預金
口座からグループ預金口座へ入金額が移動し(S4−2
0)、以上のことが取引履歴データベース4dに記録さ
れる(S4−21)。
【0132】〔会費の徴収〕次に、この実施形態での会
員の徴収のための一処理手順について説明する。なお、
図35はかかる手順を示すフローチャートである。
【0133】図35において、銀行サーバ2の取引判別
手段3は、定期会費の徴収期日になると、取引履歴デー
タベース4dを照会して定期会費の未払会員の抽出を行
なう(S5−1)。そして、会員データベース4aを参
照して、抽出した定期会費未払会員の属性「会費自動引
落」を参照し(S5−2)、この属性のパラメータが
“無”である場合には、個人口座からの会費引落の承認
を求める電子メールをこの定期会費未払会員へ送信する
(S5−3)。定期会費未払会員は、この電子メールを
受信すると(S5−4)、個人口座からの会費の引落を
承認するか否かを決め(S5−5)、承認する場合に
は、承認したことを示す情報とパスワードとを入力し
(S5−6)、承認しない場合には、承認しないことを
示す情報とパスワードとを入力し(S5−17)、夫々
電子メールで銀行サーバ2に送信する(S5−7,S5
−18)。銀行サーバ2の取引判断手段3は、以上の電
子メールを受信すると(S5−8,S5−19)、ま
ず、パスワードが有効可動かを判断し(S5−9,S5
−20)、パスワードが有効でない場合には、S5−3
に戻って承認を求める電子メールを再度送信する。
【0134】定期会費未払会員の属性「会費自動引落」
のパラメータが“有”である場合(S5−2)、及び上
記の引落の承認を求める電子メールに対して承認の返信
があって、パスワードが有効である場合(S5−9)に
は、後者に対しては、会員データベース4aで定期会費
未払会員の会費を照会した後(S5−10)、これらい
ずれの定期会費未払会員に対しても、その個人口座の残
高照会を行ない(S5−11)、個人口座の残高が会費
の額を上回っている場合には(S5−12)、その個人
口座からグループ口座へ会費を引き落とし(S5−1
3)、次いで、以上のことを取引履歴データベース4d
へ記録し(S5−14)、会費の引落が終了したことを
伝える電子メールを会費の引落を行なった会員へ送信す
る(S5−15)。
【0135】また、上記のように、会費の引落の承認を
求める電子メールに対して否認の返信があって、パスワ
ードが有効である場合(S5−20)、及び会費の自動
引き落しができるが、個人口座の残高が会費を下回って
いた場合(S5−12)には、定期会費の引き落しを行
なわなかったことを伝える電子メールを当該会員と属性
「会計管理」のパラメータ“可”が与えられている会員
(会計管理会員)とに送信する(S5−20〜22)。
この場合には、この定期会費未払会員による定期会費の
納入は、会計管理会員の要求によって別途入金すること
になる。なお、会計管理会員は、取引判断手段3が会員
データベース4aから見つけ出すものである。
【0136】〔新規入会〕次に、入会希望があった場合
の一処理手順について説明する。図36,図37はその
手順を示すフローチャートである。
【0137】図36において、グループ口座への入会希
望者は属性「入会管理(新人紹介)」のパラメータ
“可”が与えられた会員(即ち、入会管理会員)へ入会
要求を行なう(S6−1)。入会希望者は、会員の紹介
によって入会管理会員を知ることができる。この要求が
あると、入会管理会員はその端末を銀行サーバ2へ接続
する(S6−2)。これにより、取引判断手段3によ
り、トップメニューが送信され(S6−3)、入会管理
会員の端末に図4に示すようなトップメニュー画面20
が表示される(S6−4)。上記のように、このトップ
メニュー画面20にパスワードやIDナンバーを入力し
て送信すると(S6−4)、銀行サーバ2の取引判断手
段3は、会員データベース4aからこれらが入会管理会
員からのものであって、有効であると判断した場合(S
6−5)、入会管理会員の端末に上記の図17に示すよ
うな会員専用のトップメニュー画面32が送られて表示
される。この場合、新規入会に関するものであるため、
このトップメニュー画面32の特定会員メニュー32b
の項目「新人紹介」を選択することができ(属性「入会
管理(新人紹介)」のパラメータ“可”が付与されてい
ない会員は、この項目「新人紹介」を選択することがで
きない)、入会管理会員がこの項目「新人紹介」を選択
すると(S7−6)、取引判断手段3からこの入会管理
会員に管理者用入会用フォームが送られ(S6−7)、
その端末に図38で示すような入会希望者の紹介用画面
47が表示される。この紹介用画面47に入会布望者の
氏名や電子メールアドレス,属性、さらに、入会に他会
員の承認が必要な場合には、承認依頼者へのメッセージ
を入力し(S6−8)、この入力した管理者用入会用フ
ォームを送信する(S6−9)。
【0138】そこで、銀行サーバ2の取引判断手段3
は、新規入会に承認が必要であるかを判断し(S6−1
0)、承認が必要であると判断した場合には、承認依頼
者へ承認依頼の電子メールを送信するが、この承認依頼
者としては、全承認会員(S6−11)の場合と全会員
(S6−12)の場合とがある。これらの設定は、図1
0,図11で示す画面で行なうことができる。
【0139】承認依頼を受けた承認依頼者は、この電子
メールを受信すると(S6−13)、図38に示した紹
介用画面47の内容をもとに承認するか否かを決め、グ
ループ口座へのログイン用パスワードと承認ポイント
(または、否認ポイント)とを入力し(S6−14)、
これを銀行サーバ2に電子メールを返信する(S6−1
5)。
【0140】銀行サーバ2の取引判断手段3は、この電
子メールを受信すると(S6−16)、図37におい
て、受信したパスワードの有効性を判断し(S6−1
7)、有効でなければ、図36でのS6−11,12に
戻るが、有効であれば、全承認ポイントを集計し(S6
−18)、その結果、入会が認可されなかった場合に
は、そのことを伝える電子メールを入会希望者や入会管
理会員,承認依頼会員へ送信する(S6−32〜3
4)。
【0141】入会が承認された場合(S6−18)及び
新規入会に承認が必要でない場合(図36のS6−1
0)には、取引判断手段3は入会希望者へ所定フォーマ
ットの入会者用入会用フォームを送信する(S6−1
9)。入会希望者は、送られてきたこの入会者用入会用
フォームに記載されている入会希望者の属性に異議があ
る場合には(S6−20)、属性の変更要求を入会管理
会員へ送り(図36のS6−21)、S6−2からの行
程を繰り返すことができるが、送られてきた入会者用入
会用フォームに記載されている入会希望者の属性に異議
がない場合には(S6−20)、入会者用入会用フォー
ムに入会希望者の1つ以上の電子メールアドレス及び住
所,電話番号,個人口座番号,会費自動引落属性,グル
ープ口座へのログイン用パスワード及びグループ口座入
会に当たっての全会員へ当てたメッセージなどの必要な
情報を入力し(S6−22)、銀行サーバ2へ送信する
(S6−23)。銀行サーバ2では、取引判断手段3が
送られてきた情報を会員データベース4aへ記録し(S
6−24)、さらに、新規入会者による共済金の入金が
必要な場合には、この入会希望者の個人口座から共済金
をグループ口座へ引き落とす(S6−26)。そして、
以上のことを取引履歴データベース4dへ記録し(S6
−27)、新規入会の手続きが終了したことを伝える電
子メールを全会員へ送信する(S6−28〜31)。
【0142】〔退会〕次に、この実施形態での会員がグ
ループからの退会のための一処理手順について説明す
る。図39,図40はかかる手順を示すフローチャート
である。
【0143】図39において、グループ口座からの退会
希望者は、まず、属性「退会管理」のパラメータ“可”
が与えられている会員(退会管理会員)7へ退会要求を
行ない(S7−1)。退会管理会員は、この要求がある
と、自身の端末を銀行サーバ2へ接続する(S7−
2)。そして、図15や図36に示す手順と同様、S7
−3〜S7−5の手順を経て、先の図17に示すような
会員専用のトップメニュー画面32が退会管理会員の端
末に表示される。退会管理会員がこのトップメニュー画
面32の特定会員メニュー32bにおける属性「退会管
理」を選択すると(S7−6)、銀行サーバ2の取引判
断手段3は、会員データベース4aをもとにこの属性
「退会管理」が退会管理会員によって選択されたものと
判断し、会員データベース4aをもとに図41に示すよ
うな退会時用会員リストの画面48を作成し、これを退
会管理会員の端末に送信する(S7−7)。退会管理会
員は、その端末に表示されるこのリスト画面48の中か
ら退会希望者の選択欄48aにx印を入力し、「確認」
ボタン48bをタッチまたはクリック操作することによ
り、退会希望者を銀行サーバ2に通知する(S7−
8)。
【0144】そこで、銀行サーバ2の取引判断手段3
は、この退会希望者の退会に承認が必要であるかどうか
を判断し(S7−9)、承認が必要であると判断した場
合には、承認依頼者としての承認会員(S7−10)ま
たは全会員(S7−11)に承認依頼の電子メールを送
信する。かかる承認依頼者は、この承認依頼を受けると
(S7−12)、グループ口座へのログイン用パスワー
ドと承認ポイント(または、否認ポイント)を入力し
(S7−13)、その旨を示す電子メールを銀行サーバ
2に返信する(S7−14)。銀行サーバ2の取引判断
手段3は、この電子メールを受信して(S7−15)パ
スワードの有効性を判断し(S7−16)、パスワード
が有効と判断すると、全承認依頼者からの承認ポイン
ト,否認ポイントを集計して退会が認可されるか否かを
判断する(S7−17)。
【0145】退会が認可される場合(S7−17)、も
しくは退会に承認を必要としない場合には(S7−
9)、取引判断手段3は退会希望者へ退会を承認するか
否かの確認のための電子メールを送信する(S7−1
8)。また、退会が認可されなかった場合には(S7−
17)、取引判断手段3は、図40において、その旨を
伝える電子メールを退会希望者と退会管理会員と承認会
員に送信する(S7−19,S7−35〜S7−3
7)。
【0146】一方、図39のS7−18による電子メー
ルは、図40において、退会希望者の端末で受信される
(S7−20)。退会希望者は、この電子メールに対
し、退会の意志が変わらない場合には、退会することと
グループ口座ログイン用のパスワードと退会するに当た
って全会員へ当てたメッセージとを入力し(S7−2
2)、これを電子メールを返信する(S7−25)。銀
行サーバ2の取引手段3は、この返信の電子メールに対
し、パスワードの有効性を確認した後(S7−26)、
退会希望者が入会時に共済金を納入していた場合には
(S7−27)、この共済金をグループ口座からこの退
会希望者の個人口座へ移し(S7−28)、取引履歴デ
ータベース4dへこのことを記録するとともに(S1−
29)、会員データベース4aへ退会希望会員の退会を
記録する(S7−30)。この退会希望者へ返済する共
済金がない場合には(S7−27)、直接会員データベ
ース4aへ退会希望会員の退会を記録する(S7−3
0)。しかる後、退会が終了したことを伝える電子メー
ルをこの退会希望者も含めた全会員へ電子メールで通知
する(S7−31〜S7−34)。
【0147】取引判断手段3からの電子メールによる退
会希望者へ退会を承認するか否かの確認に対し、退会希
望者に退会しないという意志変更があった場合には、退
会希望者は、退会しないこととグループ口座ログイン用
のパスワードとを入力し(S7−24)、これを電子メ
ールを返信する(S7−25)。取引判断手段3は、こ
の電子メールを受信すると、その旨を伝える電子メール
を退会希望者と退会管理会員と承認会員に送信する(S
7−19,S7−35〜S7−37)。
【0148】〔属性変更〕次に、この実施形態での所定
会員の属性変更の要求があった場合の一処理手順につい
て説明する。図42及び図43はその手順を示すフロー
チャートである。
【0149】図42において、属性「属性変更管理」の
パラメータ“可”が与えられている会員7(属性変更管
理会員)が或る会員7の属性の変更をする場合(この会
員を属性変更対象者という)、属性変更管理会員は、ま
ず、その所有の端末を銀行サーバ2に接続する(S8−
1)。そこで、この銀行サーバ2と属性変更管理会員と
の間で図39でのS7−3〜S7−5と同様の動作が行
なわれ(S8−2〜S8−4)、銀行サーバ2の取引判
断手段3からのトップメニューの送信により(S8−
5)、先の図17に示すような会員専用のトップメニュ
ー画面32が属性変更管理会員の端末に表示される。属
性変更管理会員がこのトップメニュー画面32の特定会
員メニュー32bにおける項目「属性変更管理」を選択
すると(S8−6)、取引判断手段3から属性変更管理
会員に属性変更管理者用フォームが送られ(S8−
7)、その端末に図44で示すような会員リストの画面
49が表示される。この画面49では、各会員毎に設定
されている属性が表示されており、この会員リストから
属性変更の対象となる会員を選択してその選択欄49a
にx知るしを入力し、さらに、この属性変更対象者の対
象となる属性を変更し(S8−8:なお、この場合、変
更した属性が一目で分かるように表示する)、これを電
子メールで銀行サーバ2に送信する(S8−9)。
【0150】銀行サーバ2の取引判断手段3は、この電
子メールを受信すると、この属性の変更に他会員の承認
が必要か否か判断し(S8−10)、必要な場合には、
承認依頼の電子メールを承認依頼者に送信する(S8−
12)。そこで、図43において、承認依頼者は、この
電子メールを受信すると(S8−21)、承認ポイント
もしくは否認ポイントとグループ口座入力用のパスワー
ドとを入力し(S8−22)、これを電子メールで銀行
サーバ2に返信する(S8−23)。そこで、銀行サー
バ2の取引判断手段3は、この電子メールを受信すると
(S8−24)、パスワードの有効性を判断した後(S
8−25)、承認ポイント,否認ポイントを集計して提
案された属性変更を認可するかどうかを決める(S8−
26)。認可できない場合には、この旨を属性変更管理
会員と承認依頼者と属性変更対象者とに伝える電子メー
ルを送信する(S8−33)。これにより、属性変更は
行なわれない。
【0151】S8−26で承認依頼者によって属性変更
が認可されたと判断された場合、及び図2のS8−10
で属性変更に他会員の承認が必要ない場合には、図42
において、その旨を示す電子メールを属性変更対象者に
送信する(S8−11)。属性変更対象者は、この電子
メールを受信すると(S8−13)、これに対して了承
するか否か決定し(S8−14)、その決定結果をパス
ワードを付して銀行サーバ2に送信する(S8−15,
S8−18)。
【0152】銀行サーバ2の取引判断手段3は、了承す
る旨の属性変更対象者からの電子メールを受信すると
(S8−16)、図43において、パスワードの有効性
を判断した後(S8−17)、会員データベース4aに
属性変更対象者の属性の変更を行ない(S8−27)、
属性変更対象者も含む全会員にその旨を電子メールで通
知する(S8−28〜S8−31)。
【0153】銀行サーバ2の取引判断手段3は、属性変
更を了承しないとする属性変更者からの電子メールを受
信すると(図42のS8−19)、パスワードの有効性
を判断した後(S8−20)、その旨を伝える電子メー
ルを属性変更管理会員へ送信する(S8−32,S8−
33)。この場合には、属性変更は行なわれない。
【0154】S8−25でパスワードが有効でないと判
断された場合、図42において、承認依頼の電子メール
が承認依頼者に再度送信され(S8−12)、また、S
8−17,S8−20でパスワードが有効でないと判断
された場合には、図42において、属性変更対象者に上
記の電子メールが再度送信される(S8−11)。
【0155】なお、グループ口座解約などについても、
同様に、認可判定基準に従って行なう。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
夫々に複数のパラメータで構成される複数の属性を設
け、会員各人にかかる属性に関するパラメータを設定す
ることにより、会員各人にグループ内における承認など
の役割と出金などに関する権限を持たせ、出金などの預
金口座における取引を、出金要求者,出金日時,出金費
目,出金額及び承認依頼者を記録することによって管理
し、この取引履歴を全会員に開示することにより、出金
要求者の出金に関する権限内における出金であれば、全
会員の承認を求めることなく、出金を許可し、ある会員
が出金に関する権限を越える出金を必要とした場合に
は、インターネットなどのネットワークを介して承認依
頼者へ承認を求めることができるようにするものである
から、特定の個人に特別な負担をかけることなく、グル
ープで共有する資金を円滑に運営することが可能とな
る。
【0157】また、例えば、趣味の集まりにより、本発
明により提供される預金口座を開設される場合など、あ
る一定の特徴をもった会員により構成されるグループに
対して、各グループに見合った広告を効率良く配信する
ことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグループ預金口座の管理システム
の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明によるグループ預金口座の管理方法の一
実施形態における口座開設の処理手順の一例の前半部を
示すフローチャートである。
【図3】図2に示す処理手順に続く処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図2に示す処理手順でのトップメニュー画面の
一具体例を示す図である。
【図5】図2に示す処理手順でのグループ情報の入力画
面の一具体例を示す図である。
【図6】図2に示す処理手順でのグループ口座の開設者
に関する情報の入力画面の一具体例を示す図である。
【図7】図2に示す処理手順での会員の情報の入力画面
の一具体例を示す図である。
【図8】図2に示す処理手順での会員の属性セットの設
定画面の一具体例を示す図である。
【図9】図8に示した設定画面での設定に基づく会員リ
ストの作成画面の一具体例を示す図である。
【図10】図2に示す処理手順での承認依頼者の設定画
面の一具体例を示す図である。
【図11】図2に示す処理手順での認可判定基準の設定
画面の一具体例を示す図である。
【図12】図2に示す処理手順での出金費目の入力画面
の一具体例を示す図である。
【図13】図2に示す処理手順での会員への口座開設の
案内画面の一具体例を示す図である。
【図14】図13に示した案内画面に対する会員の返答
のための画面の一具体例を示す図である。
【図15】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における出金のための処理手順の一例の前半
部を示すフローチャートである。
【図16】図15に示す処理手順に続く処理手順を示す
フローチャートである。
【図17】図15に示す処理手順での会員への口座開設
の案内画面の一具体例を示す図である。
【図18】図15に示す処理手順での出金・出金要求画
面の一具体例を示す図である。
【図19】ATMで出金要求する場合のATMでの画面
の一具体例を示す図である。
【図20】ATMで出金要求する場合のATMでの画面
の他の具体例を示す図である。
【図21】図16に示す処理手順での出金・出金要求の
承認を依頼するための画面の一具体例を示す図である。
【図22】図16に示す処理手順での出金・出金要求が
承認されたことを出金要求者に通知する画面の一具体例
を示す図である。
【図23】図16に示す処理手順での出金・出金要求が
承認されたことを承認依頼者に通知する画面の一具体例
を示す図である。
【図24】図17に示す案内画面にリンクされた出金・
出金要求画面の一具体例を示す図である。
【図25】図17に示す案内画面にリンクされた入金画
面の一具体例を示す図である。
【図26】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態におけるATMでの出金のための処理手順の
一例の前半部を示すフローチャートである。
【図27】図26に示す処理手順に続く処理手順を示す
フローチャートである。
【図28】図26に示す処理手順でのATMに銀行カー
ドを挿入したことによるトップメニュー画面の一具体例
を示す図である。
【図29】図28のトップメニュー画面でグループ口座
を選択したときのATM用トップメニュー画面の一具体
例を示す図である。
【図30】図28のトップメニュー画面で個人口座を選
択したときのATM用トップメニュー画面の一具体例を
示す図である。
【図31】図27に示す処理手順での出金が認可された
ときの出金要求者の出金確認画面の一具体例を示す図で
ある。
【図32】図27に示す処理手順での出金者の精算画面
の一具体例を示す図である。
【図33】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における入金のための処理手順の一例を示す
フローチャートである。
【図34】図33に示す処理手順での入金者の入力画面
の一具体例を示す図である。
【図35】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における会費未払会員への支払請求のための
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図36】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における新規入会の承認のための処理手順の
一例の前半部を示すフローチャートである。
【図37】図36に示す処理手順に続く処理手順を示す
フローチャートである。
【図38】図36に示す処理手順で入会管理会員の入力
画面の一具体例を示す図である。
【図39】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における退会の承認のための処理手順の一例
の前半部を示すフローチャートである。
【図40】図39に示す処理手順に続く処理手順を示す
フローチャートである。
【図41】図39に示す処理手順で退会管理会員の入力
画面の一具体例を示す図である。
【図42】本発明によるグループ預金口座の管理方法の
一実施形態における会員の属性変更の承認のための処理
手順の一例の前半部を示すフローチャートである。
【図43】図42に示す処理手順に続く処理手順を示す
フローチャートである。
【図44】図42に示す処理手順で属性変更管理会員の
入力画面の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 銀行 2 銀行サーバ 3 取引判断手段 4a 会員データベース 4b 費目データベース 4c 認可条件データベース 4d 取引履歴データベース 4e 広告データベース 4f 個人口座データベース 5 現金自動預入支払機 6 ネットワーク 7a,7b 会員 8a パーソナルコンピュータ 8b 携帯電話 9a,9b 個人口座の銀行カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 文夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 東原 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の会員からなるグループによって開
    設されたグループ預金口座の管理システムであって、 該グループ預金口座が開設された施設のサーバが、ネッ
    トワークを介して、該会員夫々の端末や該施設内の現金
    自動預入支払機と接続されてなり、 該サーバに、該会員毎に設定された属性のパラメータや
    該会員が取引する費目,該グループでの設定された取引
    などに関する認可条件,各会員の個人預金口座に関する
    データベースと、取引判断手段とを設け、 該端末や現金自動預入支払機による該会員からの出金や
    入金,新規会員の紹介,退会,属性変更の要求、さらに
    は、該会員からの会費の徴収に対し、該取引判断手段が
    該データベースをもとに認可するか否かの判断をするこ
    とを特徴とするグループ預金口座の管理システム。
  2. 【請求項2】 夫々所定の属性を備えた複数の会員から
    なるグループで預金口座を開設し、該会員による取引や
    要求を、その属性に応じて、許可することを特徴とする
    グループ預金口座の管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記属性は、前記グループ預金口座に入金することので
    きる権限を与える第1の属性と、該第1の属性に加えて
    前記グループ預金口座の内容を見ることのできる権限を
    与える第2の属性と、該第1,第2の属性に加えて前記
    グループ預金口座の取引可能な権限を与える第3の属性
    とであることを特徴とするグループ預金口座の管理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第3の属性は、前記グループ預金口座における全て
    の取引が可能な権限を備えた第4の属性と、前記グルー
    プ預金口座において一定金額内の取引が可能な権限を備
    えた第5の属性であることを特徴とするグループ預金口
    座の管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第4の属性は、取引目的により、前記グループ預金
    口座における全ての取引が可能な権限を備えた第6の属
    性と、前記グループ預金口座において、他の会員の承認
    を得ることにより、その取引目的における取引が可能な
    権限を備えた第7の属性とからなることを特徴とするグ
    ループ預金口座の管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記第5の属性は、取引目的により、前記グループ預金
    口座において一定金額内の取引が可能な権限を備えた第
    8の属性と、前記グループ預金口座において、他会員の
    承認を得ることにより、その取引目的において、一定金
    額内の取引が可能な権限を備えた第9の属性とからなる
    ことを特徴とするグループ預金口座の管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記第8の属性は、その取引目的により、前記グループ
    預金口座で一定金額内の取引が可能な権限を備えた第1
    0の属性と、前記グループ預金口座で他会員の承認を得
    ることにより、その取引目的における一定金額を超えた
    取引が可能な権限を備えた第11の属性とからなること
    を特徴とするグループ預金口座の管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項5における前記第7の属性や請求
    項6における前記第9の属性,請求項7における前記第
    11の属性は夫々、他の会員からの要求に対して、承認
    ポイントまたは否認ポイントによって承認か否かの決定
    をする権限を備えた第12の属性と、承認か否認かの表
    明によって承認か否かの決定をする権限を備えた第13
    の属性とからなることを特徴とするグループ預金口座の
    管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記第12の属性は、前記承認ポイントと前記否認ポイ
    ントとに夫々重み付けをしたことを特徴とするグループ
    預金口座の管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1つにおい
    て、 各グループの特徴を把握し、それに見合った広告を各グ
    ループを構成する会員へ提供することを特徴とするグル
    ープ預金口座の管理方法。
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