JP2002269276A - 著作物管理方法および装置 - Google Patents

著作物管理方法および装置

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JP2002269276A
JP2002269276A JP2001347307A JP2001347307A JP2002269276A JP 2002269276 A JP2002269276 A JP 2002269276A JP 2001347307 A JP2001347307 A JP 2001347307A JP 2001347307 A JP2001347307 A JP 2001347307A JP 2002269276 A JP2002269276 A JP 2002269276A
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JP2001347307A
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Akio Mazaki
晃郎 真崎
Yuya Otsuka
祐也 大塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等のネットワーク上への著作
物の不正アップロードを防止する。 【解決手段】 ユーザ11からサーバ10に音楽データ
を含む通信データが送信される。通信データは、GW2
0に受信され音楽データが含まれていないか否か検出さ
れる。検出の結果、通信データに音楽データが含まれて
いれば、データ送信元のユーザ11が当該音楽データに
対する所定の権利処理を行っているか否かが判断され
る。判断の結果、権利処理済みであれば、通信データは
GW20からネット2に送信され、サーバ10に受信さ
れる。一方、権利処理されていなければ、通信データの
ネット2及びサーバ10に対する送信が禁止される。通
信データを破壊してもよい。その際、通信データの送信
元のユーザ11に、所定の権利処理を促す通知を送って
もよい。また、当該音楽データの権利者には、著作物が
不正にネットに送信された旨が通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などの解放された通信ネットワークに対して著作物が不
正にアップロードされることを防止するような著作物管
理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、コンピュータなどの情報機器
が互いに接続され通信が行われる、インターネットなど
の通信ネットワークが急速な普及を遂げている。特にイ
ンターネットは、略世界中をカバーし、極めて多数のサ
ーバが接続され、膨大な数のユーザが常にアクセスして
いる。インターネットに接続されているサーバの全て、
さらには、インターネットにアクセスしているユーザの
全てを正確に把握することは、現状では不可能に近い。
【0003】インターネットにおいては、サーバがノー
ドとなって情報が伝達される。ユーザがインターネット
にアクセスする方法としては、自らサーバを立ち上げイ
ンターネットに接続する、プロバイダと称されるインタ
ーネットへの接続サービスを提供するサーバと契約し、
ダイヤルアップ接続などによりプロバイダを介してイン
ターネットに接続する、などの方法がとられる。
【0004】また、インターネットでは、ユーザがサー
バにデータをアップロードし、インターネットに向けて
情報を公開することができる。このような、インターネ
ットに向けて情報を公開するための手段の一つとして、
Webページがある。Webページを用いて、データの
あるインターネットのアドレス(URL:Uniform Reso
urce Locator)に簡単にアクセスするようにできる。こ
れに限らず、例えばFTP(File Transfer Protocol)な
どによりサーバ上のデータが格納されているディレクト
リに直接的にアクセスするようにもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、インタ
ーネットでは全体を把握することが極めて困難であるた
め、不正な行為を防止することが難しい。例えば、他者
が著作権を有する著作物を、著作権者に無断で公開する
ような不正行為が、インターネット上では横行する傾向
にある。例えば、ユーザによって、他者が著作権を有す
る著作物がサーバにアップロードされ、Webページな
どで公開されてしまうと、インターネットにアクセスす
る不特定多数の他のユーザがその著作物を自由に入手す
ることができるようになる。この場合、著作権者の権利
が侵害され、著作権者は、その著作物に基づき得られる
はずの利益を失う可能性があるという問題点があった。
【0006】従来では、このような不正行為に対し、サ
ーバ管理者に警告したり、不正行為が行われているサー
バに対するネットワークからの侵入(ハッキング)や、
不正行為を利用するユーザのプログラムに対するアタッ
クなどにより、権利侵害行為そのものに直接的に攻撃を
かけ、不正行為によるサービスの提供や利用をできなく
するしか対処する方法がなかったという問題点があっ
た。
【0007】また、これら不正行為が行われているサー
バへのハッキングや不正行為によるサービス利用のユー
ザに対するアタック、サーバ管理者への警告などの方法
を採ったとしても、インターネット上には上述のように
常に膨大な数のユーザおよびサーバがアクセスおよび接
続されているため、根本的な解決には至らないという問
題点があった。
【0008】したがって、この発明の目的は、インター
ネットなどのネットワーク上のサーバに著作物が不正に
アップロードされるのを防止するような著作物管理方法
および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、通信ネットワーク上に送信される
著作物データの管理を行う著作物管理方法において、ユ
ーザにより通信ネットワーク上に送信された通信データ
から著作物データを検出する検出のステップと、検出の
ステップにより検出された著作物データが著作物データ
の権利者に対しユーザにより権利処理されているか否か
を判断する判断のステップと、判断のステップによる判
断結果に基づき通信データの送信を禁止する送信禁止の
ステップとを有することを特徴とする著作物管理方法で
ある。
【0010】また、この発明は、通信ネットワーク上に
送信される著作物データの管理を行う著作物管理装置に
おいて、ユーザにより通信ネットワーク上に送信された
通信データから著作物データを検出する検出手段と、検
出手段により検出された著作物データが著作物データの
権利者に対しユーザにより権利処理されているか否かを
判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づき
通信データの伝達を禁止する送信禁止手段とを有するこ
とを特徴とする著作物管理装置である。
【0011】また、この発明は、通信ネットワーク上に
送信される著作物データの管理を行う著作物管理方法に
おいて、ユーザにより通信ネットワーク上に送信された
通信データから著作物データを検出する検出のステップ
と、検出のステップにより検出された著作物データが著
作物データの権利者に対しユーザにより権利処理されて
いるか否かを判断する判断のステップと、判断のステッ
プによる判断結果に基づきユーザに対して権利処理がさ
れていない旨を警告する警告通知を行う警告通知のステ
ップとを有することを特徴とする著作物管理方法であ
る。
【0012】また、この発明は、通信ネットワーク上に
送信される著作物データの管理を行う著作物管理装置に
おいて、ユーザにより通信ネットワーク上に送信された
通信データから著作物データを検出する検出手段と、検
出手段により検出された著作物データが著作物データの
権利者に対しユーザにより権利処理されているか否かを
判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づき
ユーザに対して権利処理がされていない旨を警告する警
告通知を行う警告通知手段とを有することを特徴とする
著作物管理装置である。
【0013】また、この発明は、通信ネットワーク上に
送信される著作物データの管理を行う著作物管理方法に
おいて、ユーザにより通信ネットワーク上に送信された
通信データから著作物データを検出する検出のステップ
と、検出のステップにより検出された著作物データが著
作物データの権利者に対しユーザにより権利処理されて
いるか否かを判断する判断のステップと、判断のステッ
プによる判断結果に基づき通信データを破壊するデータ
破壊のステップとを有することを特徴とする著作物管理
方法である。
【0014】また、この発明は、通信ネットワーク上に
送信される著作物データの管理を行う著作物管理装置に
おいて、ユーザにより通信ネットワーク上に送信された
通信データから著作物データを検出する検出手段と、検
出手段により検出された著作物データが著作物データの
権利者に対しユーザにより権利処理されているか否かを
判断する判断手段と、判断のステップによる判断結果に
基づき通信データを破壊するデータ破壊手段とを有する
ことを特徴とする著作物管理装置である。
【0015】上述したように、この発明は、ユーザによ
り通信ネットワーク上に送信された通信データから著作
物データを検出し、検出された著作物データが著作物デ
ータの権利者に対しユーザにより権利処理されているか
否かを判断した判断結果に基づき通信データの送信を禁
止するようにしているため、ユーザにより権利者に対し
て権利処理されていない著作物データがネットワークに
送信されることが防がれる。
【0016】また、この発明は、ユーザにより通信ネッ
トワーク上に送信された通信データから著作物データを
検出し、検出された著作物データが著作物データの権利
者に対しユーザにより権利処理されているか否かを判断
した判断結果に基づきユーザに対して権利処理がされて
いない旨を警告するようにしているため、ユーザにより
ネットワーク上に送信される他人の著作物データに対す
る権利処理が促進される。
【0017】また、この発明は、ユーザにより通信ネッ
トワーク上に送信された通信データから著作物データを
検出し、検出された著作物データが著作物データの権利
者に対しユーザにより権利処理されているか否かを判断
した判断結果に基づき通信データを破壊するようにして
いるため、ユーザにより権利者に対して権利処理されて
いない著作物データがネットワークに送信されても、本
来の目的が達成できない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の第1の形
態について説明する。この発明では、ネットワークに接
続されたユーザが他者の著作物データをネットワーク上
のサーバに送信しようとしたときに、その行為が当該著
作権者などの許諾を得たものか否かを判断する。そし
て、この判断結果に基づき、許諾を得ていないとされた
ときには当該ユーザに警告を通知すると共に、当該著作
物の権利者にその旨通知する。これにより、権利処理を
行っていない著作物をネットワーク上に送信しようとす
るユーザに対して、権利処理を行うことが促される。ま
た、判断結果に基づき、権利処理されていない著作物デ
ータを送信禁止にすることが可能である。
【0019】図1は、この発明の実施の第1の形態に適
用可能な一例のシステムを概略的に示す。サーバ10が
接続されるネットワーク1と、ユーザによるパーソナル
コンピュータなどの情報機器11、11、・・・が接続
されるネットワーク2とが、例えばコンピュータシステ
ムからなるゲートウェイ20で互いに通信可能に接続さ
れ、全体として一つのネットワークが構成される。こ
の、ネットワーク1、ネットワーク2およびゲートウェ
イ20などで構成されるネットワークは、例えばインタ
ーネットである。この発明は、サーバ10および/また
はゲートウェイ20に適用される。
【0020】ネットワーク1は、例えばLAN(Local A
rea Network)やWAN(Wide Area Network)などからな
り、サーバ10が接続される。図1では、ネットワーク
1に1台のサーバ10が接続されているが、複数のサー
バ10、10・・・がネットワーク1に接続されるよう
にしてもよい。ネットワーク2は、LANやWAN、あ
るいは、PPP(Point-to-Point Protocol)などにより
接続されるネットワークである。ネットワーク2には、
ユーザによるパーソナルコンピュータなどの情報機器1
1、11、・・・が接続される。情報機器11、11、
・・・は、直接的にインターネットに接続される他に、
例えばネットワーク2に接続するサービスを提供するプ
ロバイダ(図示しない)を介してネットワーク2に接続
される。
【0021】図1に示されるネットワーク構成がインタ
ーネットである場合、情報機器11、11、・・・は、
PPPを用いてネットワーク2に接続される。このと
き、ネットワーク2に接続される情報機器11に対し
て、上述のプロバイダにより当該情報機器11にユニー
クなIP(Internet Protocol)アドレスが与えられる。
例えばある情報機器11からネットワーク1に電子メー
ルなどにより情報が送信された場合、ネットワーク1お
よび2において、このIPアドレスに基づき、送信元の
情報機器11を特定することが可能である。
【0022】なお、現状のIPは、バージョンIPv4
に基づくため、情報機器11に対するIPアドレスの付
与はダイナミックになされ、情報機器11は、接続毎に
異なるIPアドレスを付与されることになる。現在策定
中であるIPのバージョンIPv6では、IPアドレス
のアドレス空間が事実上、略無限大になるため、情報機
器11、11、・・・毎にIPアドレスを固定的に付与
することが可能となる。
【0023】このような構成において、あるユーザが情
報機器11を用いてネットワーク2に著作物データを送
信し、この著作物データをサーバ10に転送しようとす
る場合について、図2および図3を用いて説明する。な
お、以下では、説明のため、著作物データを、楽曲が再
生される音楽データであるものとする。また、この音楽
データは、例えば既にCD(Compact Disc)に収録および
販売され、著作権も所定に登録されているデータである
ものとする。したがって、当該著作物データの権利者
は、著作物の使用に対して対価を要求することができ
る。
【0024】図2は、この実施の第1の形態による一例
の著作物データ転送処理を示すフローチャートである。
図3は、実施の第1の形態によるゲートウェイ20の一
例の構成を示す。なお、図3は、繁雑さを避けるため
に、コンテンツ検出および送信禁止に関する部分だけが
示されている。ネットワーク1からネットワーク2に送
信される通信データは、一旦ゲートウェイ20に供給さ
れ、停止SW部103およびコンテンツ抽出部100に
供給される。また、ゲートウェイ20は、所定に著作権
登録がされた音楽データ、例えばCDに収録された音楽
データを検索するための楽曲データベース104と、楽
曲データベース104に登録された音楽データに対する
ユーザの権利情報が格納されたユーザデータベース10
5を有する。
【0025】ユーザは、例えば自分が所有しているCD
に収録されている音楽データを情報機器11で読み取り
可能な形式に変換する。変換された音楽データは、必要
であれば所定の方式で圧縮符号化され、ステップS10
で情報機器11により通信データとされてネットワーク
1に送信される。
【0026】音楽データは、例えばSMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)を用いて電子メールの添付ファ
イルとして送信される。これに限らず、例えばFTP(F
ileTransfer Protocol)により直接的にサーバ10内の
アップロード場所(ディレクトリ)を指定して送信する
こともできる。HTTP(Hyper Text Transfer Protoco
l)を用いて音楽データを送信することもできる。
【0027】ネットワーク2からネットワーク1に送信
される通信データは、一旦ゲートウェイ20に供給さ
れ、停止SW部103およびコンテンツ抽出部100に
供給される。ステップS11で、コンテンツ抽出部10
0において、供給された通信データからコンテンツ(こ
の場合は音楽データ)が抽出される。例えば、電子メー
ルの添付ファイルや、FTPにより送信された場合には
送信されたファイルのヘッダ情報やファイルの拡張子に
基づきそのデータが音楽データであるかどうかが判断さ
れる。音楽データ(コンテンツ)の検出方法は、これに
限られない。例えば、データが音楽データ、すなわち音
声データに特有のパターンを有しているかどうかを調べ
ることによって、音楽データを検出してもよい。
【0028】コンテンツ抽出部100で通信データから
抽出された音楽データは、特徴抽出部101に供給され
る。特徴抽出部101では、供給された音楽データから
その音楽に特徴的な部分を抽出する。例えば、データ冒
頭部分の数秒間を取り出し、取り出された数秒間の音楽
データの周波数特性に基づきそのデータの特徴を抽出す
る方法が既に提案されている。音楽データが図4に一例
が示されるような構成であるとすると、BOF(Begin O
f File)後の例えば5秒間についてFFT(FastFourier
Transform)などにより周波数特性を求め、この周波数特
性に基づきデータの特徴抽出を行う。
【0029】特徴抽出部101での音楽データからの特
徴抽出は、例えばMP3(MPEG1 Audio Layer 3)といっ
た所定の圧縮符号化処理がなされた音楽データに対して
も有効である。例えば、圧縮符号化された音楽データの
圧縮符号を伸張し、圧縮符号が伸張された音楽データか
ら例えば冒頭部の数秒間を取り出し、特徴が抽出され
る。これに限らず、圧縮符号化のパラメータそのものに
基づき特徴抽出を行うこともできる。
【0030】次のステップS12で、特徴抽出部101
で抽出された音楽データの特徴に基づき、データベース
(DB)検索部102で楽曲データベース104および
ユーザデータベース105の検索がなされる。楽曲デー
タベース104は、上述のようにして音楽データから抽
出された特徴と、音楽データおよびその音楽データの属
性情報とが互いに関連付けられて格納される。音楽デー
タの属性情報は、例えば、その楽曲の曲名、その楽曲の
演奏者、作曲者、編曲者、作詞者といった情報や、その
楽曲が収録されるCDの情報などからなる。
【0031】なお、通信データに含まれる音楽データ
に、その音楽データの属性情報が記述されたヘッダなど
が付加されている場合には、音楽データからヘッダ部分
の情報を抜き出すことで、特徴抽出部101および特徴
抽出部101による処理を省略することができる。この
場合には、抜き出されたヘッダ情報に基づき楽曲データ
ベース104の検索がなされる。さらに、音楽データに
ウォーターマークなどにより音楽データの属性情報が埋
め込まれている場合、例えば特徴抽出部101によりウ
ォーターマークが検出され、ウォーターマークとして埋
め込まれた属性情報が抽出され楽曲データベース104
が検索される。
【0032】楽曲データベース104の検索の結果、そ
の音楽データが著作権登録が所定になされた音楽データ
であるか否かが判断される。判断の結果、若し、著作権
登録がなされていない音楽データであると判断されれ
ば、処理はステップS13に移行する。ステップS13
では、停止SW部103において、供給された通信デー
タの、ゲートウェイ20からネットワーク1への送信が
許可される。通信データは、ゲートウェイ20からネッ
トワーク1に送信され、本来の送信先であるサーバ10
に受信される。
【0033】一方、楽曲データベース104の検索の結
果、送信されてきた通信データに含まれる音楽データが
著作権登録されている音楽データであると判断されれ
ば、データベース検索部102において、さらにユーザ
データベース105が検索される。ユーザデータベース
105は、楽曲データベース104に登録されている音
楽データに対する、ユーザの権利処理情報が格納され
る。権利処理は、例えば、権利者によって著作権登録さ
れている音楽データに対してユーザが所定の金額を支払
うことによりなされる。ユーザデータベース105の検
索結果に基づき、若し、ユーザが当該音楽データに対し
て所定の権利処理を行っていると判断されれば、処理は
ステップS13に移行し、通信データのサーバ10への
送信が許可される。
【0034】一方、ステップS12で、通信データに含
まれる音楽データが著作権登録され、且つ、当該通信デ
ータを送信したユーザが当該音楽データに対して所定の
権利処理を行っていないと判断されれば、処理はステッ
プS14に移行する。ステップS14では、著作権登録
されている音楽データが不正にサーバ10に送信されよ
うとしていることが、当該音楽データの著作権を有する
権利者側に通知される。
【0035】次のステップS15では、データベース検
索部102による検索結果に基づき、停止SW部103
において、供給された通信データの、ゲートウェイ20
からネットワーク2への送信が禁止される。なお、ステ
ップS14とステップS15は、順序を入れ替えること
ができる。
【0036】なお、通信データの送信禁止処理は、通信
データがネットワーク2からネットワーク1に転送され
るときに行うのではなく、ネットワーク1からネットワ
ーク2に転送されるときに行うようにしてもよい。
【0037】また、通信データの送信禁止の方法は、上
述のデータ転送時に行う方法に限られない。一例とし
て、通信データの転送要求が情報機器11から送られて
きたときに、この転送要求を拒否すると共にその旨を通
信データの送信元に通知するようにしてもよい。
【0038】また、ステップS15でなされる処理は、
通信データの送信を禁止する処理に限られない。例え
ば、転送される通信データを、データ破壊などにより、
本来の目的のために使用できない状態にしてもよい。デ
ータ破壊の方法としては、様々な方法が考えられる。例
えば、通信データの実体部分を寸断したり、ビットまた
はバイトをランダムに置き換えることで、通信データの
破壊が可能である。また例えば、通信データのヘッダ部
分を残して他の部分を削除してもよいし、通信データの
ファイル全体を削除してしまうことも可能である。通信
データを例えば所定内容の別ファイルと置き換えてしま
ってもよい。このように破壊された通信データは、ネッ
トワーク2に送信しても構わない。通信データの破壊処
理は、例えば停止SW部103において行うことができ
る。
【0039】図5は、上述したステップS12による判
断結果と行われる処理との一例の対応関係を示す。ゲー
トウェイ20に受信された通信データに含まれている音
楽データと一致する情報が楽曲データベース104に登
録されており(Found)、且つ、当該通信データを
送信したユーザがユーザデータベース105に登録され
ていれば(Found)、当該ユーザに所定の権利処
理、例えば課金がなされると共に、停止SW部103が
「ON」とされ、当該通信データのサーバ10への送信
が許可される。楽曲データベース104で「Foun
d」であって、且つ、当該通信データを送信したユーザ
がユーザデータベース105に登録されていなければ
(Not Found)、当該ユーザに対して権利処理
がなされないと共に、停止SW部103が「OFF」と
され、当該通信データのサーバ10への送信が禁止され
る。
【0040】一方、ゲートウェイ20に受信された通信
データに含まれている音楽データと一致する情報が楽曲
データベース104に登録されていなければ(Not
Found)、当該通信データを送信したユーザがユー
ザデータベース105に登録されているかどうかに関わ
らず、ユーザに対して権利処理がなされないと共に、停
止SW部103が「ON」とされ通信データのサーバ1
0への送信が許可される。
【0041】次に、この発明の実施の第2の形態につい
て説明する。この実施の第2の形態では、上述した第1
の形態においてゲートウェイ20で実施されていた処理
を、サーバ10で実施する例である。図6は、この実施
の第2の形態によるサーバ10の一例の構成を示す。こ
の図6の構成を、サーバ10に対するプロキシサーバと
してもよい。図6のサーバ10は、上述した図1に一例
が示されるシステムに適用することができる。なお、図
6では、繁雑さを避けるために、コンテンツ検出などに
関する部分だけが示されている。また、図6において、
上述の図3と共通する部分には同一の符号を付し、詳細
な説明を省略する。
【0042】図6の構成によれば、上述の図3における
停止SW部103が警告部110と置き換えられてい
る。あるユーザの情報機器11からサーバ10に対して
通信データが送信される。通信データは、先ずネットワ
ーク1に送信されゲートウェイ20を介してネットワー
ク2に送信され、サーバ10に受信される。通信データ
は、警告発生部110に供給されると共に、コンテンツ
抽出部100に供給される。
【0043】コンテンツ抽出部100に通信データが供
給されると、上述の図2のフローチャートのステップS
11およびS12と同様にして権利処理に関する処理が
なされ、データベース検索部102の検索結果が警告発
生部110に供給される。検索結果に基づくステップS
12と同様の判断の結果、通信データに音楽データが含
まれ、その音楽データが著作権登録され且つ送信元のユ
ーザにより所定の権利処理が行われていないデータであ
ると判断されれば、当該通信データの送信元の情報機器
11に対して、例えば、当該音楽データについて所定の
権利手続を行うことを促すような警告通知がなされる。
【0044】送信元の情報機器11に対する警告通知
は、送信元のIPアドレスから送信者の電子メールアド
レスを検索し、検索されたこのアドレスに対して送信さ
れる。IPのバージョンがIPv6であれば、各情報機
器11、11、・・・のそれぞれに対してユニークなI
Pアドレスを固定的に付与可能なので、この実施の第2
の形態による方法は、十分実現可能である。また、IP
のバージョンがIPv4であっても、情報機器11のネ
ットワーク1に対する接続が上述のステップS10によ
るデータ送信時のまま維持されていれば、当該情報機器
11のIPアドレスは変わらないので、サーバ10から
この情報機器11に上述の警告通知を返すことができ
る。
【0045】通信データがFTPでサーバに転送される
場合は、接続の際、情報機器11から送信される電子メ
ールアドレスに対して警告通知が行われるようにしても
よい。また、情報機器11がISP(インターネットサ
ービスプロバイダ)を介してネットワークに接続されて
いる場合は、ISPの管理者に対して通知を行うように
しても良い。さらに、Webブラウザを用いてデータを
アップロードした場合は、転送結果を表すページに警告
を表示するようにしてもよい。
【0046】また、著作権登録された音楽データがサー
バ10に送信され、上述のようにして、音楽データを送
信したユーザが当該音楽データに関して所定の権利処理
を行っていないと判断された場合、サーバ10から当該
音楽データの著作権の権利者に対し、著作権の侵害が発
生している可能性を示唆する通知を行うことができる。
この通知は、例えば、サーバ10から権利者に対する電
子メールによりなされる。さらに、当該音楽データがサ
ーバ10に登録される段階でこの処理を行い、当該音楽
データをサーバ10に登録しないようにしてもよい。
【0047】なお、この実施の第2の形態においても、
音楽データを送信したユーザが当該音楽データに関して
所定の権利処理を行っていないと判断された場合、上述
の実施の第1の形態で述べたように、当該通信データ
(音楽データ)を破壊するようにできる。
【0048】上述の実施の第1および第2の形態による
構成を共に実施することもできる。例えば図3における
停止SW部103に、図6における警告発生部110の
機能を併せ持たせる。この場合には、停止SW部103
により通信データのサーバ10への送信が禁止されると
共に、当該通信データの送信元に対して警告の通知がな
される。通信データの送信を禁止する代わりに、通信デ
ータを破壊しても良い。当該通信データの送信元である
情報機器11の接続が上述のステップS10の直後に切
断されている場合でも、ステップS15で音楽データの
送信自体が禁止されるため、著作権の保護は達成され
る。
【0049】図6の構成を情報機器11に対するプロキ
シサーバとして設けた場合にも、同様の効果が期待でき
る。プロキシサーバで通信データのチェックを行い、通
信データが著作権を侵害しているおそれがあると判断さ
れれば、通信データをサーバ10に送信するのが禁止さ
れると共に、警告通知が送信元に対して送信される。こ
の場合でも、通信データの送信を禁止する代わりに、通
信データを破壊しても良い。
【0050】なお、上述では、警告発生部110では、
著作権侵害を行う可能性のあるユーザに対して警告通知
を行うとしているが、これはこの例に限られない。例え
ば、警告通知を行う警告メールに、音楽データの送信を
禁止するようなプログラムファイルを添付して当該ユー
ザに送信することができる。警告メールに添付されるプ
ログラムファイルは、例えば所定の環境下で自動的に実
行されるように設計されたマクロプログラムを用いるこ
とができる。これにより、著作権侵害のおそれのある音
楽データの送信そのものを未然に防止することができ
る。
【0051】音楽データの送信を禁止するためにユーザ
に送付される上述のプログラムは、マクロプログラムに
限定されない。例えば、ユーザが情報機器11上でネッ
トワーク1にアクセスする際に用いるブラウザソフトウ
ェアに対して作用するようなプログラムでもよい。ま
た、情報機器11に搭載されるOS(Operating System)
に作用するものでもよいし、情報機器11とネットワー
ク1との間の通信に用いられるプロトコルに作用するよ
うなプログラムでもよい。
【0052】さらにこの場合、音楽データの送信が禁止
された状態を解除する手段をユーザに対して与えると、
より好ましい。例えば、ユーザは、上述のようにして音
楽データの送信が禁止されたら、当該音楽データの著作
権を有する権利者に対して所定の権利処理を行うこと
で、この解除手段を入手することができる。ユーザは、
ユーザの情報機器11に対してこの解除手段を適用する
ことで、当該音楽データに関して、送信が許可される。
【0053】解除手段をユーザに与える方法は、幾つか
考えられる。例えばこの発明がインターネットに対して
適用される場合には、音楽データの送信を禁止する状態
を解除するための、インターネット上のWebページを
設ける。この禁止解除ホームページでは、上述の警告通
知を受け取ったユーザによりアクセスされる。警告通知
を受け取ると、自動的にこの禁止解除ホームページにア
クセスされるようにすると、より好ましい。
【0054】禁止解除ホームページでは、アクセスされ
たユーザに対してユーザ登録を促すと共に、音楽データ
禁止状態を解除するプログラムを、情報機器11に送付
する。ユーザ登録が行われることによって、登録された
ユーザに対して権利処理が行われたとされ、その旨がユ
ーザデータベース105に登録される。これにより、当
該ユーザは、音楽データの送信を許可される。また、送
付された禁止解除プログラムを実行させることで、情報
機器11から権利処理された音楽データの送信を行える
ようになる。
【0055】禁止手段および解除手段による上述の音楽
データ送信制限の効力範囲は、当該音楽データだけに限
定されない。例えば、効力範囲を、当該音楽データの権
利者が著作権を有する他のデータにまで及ばせることが
できる。
【0056】また、上述の実施の第1の形態で説明した
ように、送信される音楽データ(通信データ)を破壊す
るようなプログラムを、ユーザに送信することもでき
る。このプログラムは、例えば、当該音楽データを破壊
して送信するように設計される。
【0057】なお、この発明をインターネットに適用す
る場合、上述した実施の第1の形態によるゲートウェイ
20の機能や、実施の第2の形態によるサーバ10の機
能は、インターネット上の各ゲートウェイや各サーバに
それぞれ設けるようにすると、より効果的で好ましい。
【0058】また、上述では、この発明が音楽データに
適用されるように説明しているが、これはこの例に限ら
れない。この発明は、ネットワーク上で流通可能な他の
著作物データ、例えば画像データ、映像データ、ゲーム
ソフトなどにも適用することができる。
【0059】さらに、この発明によるサーバ10やゲー
トウェイ20をインターネットといったネットワーク上
に導入することで、例えば、ユーザデータベース105
に登録されたユーザ数に応じて、音楽データの権利者か
ら所定の報酬を受け取るようにできる。すなわち、ユー
ザデータベース105に登録されるユーザ数が多いほ
ど、音楽データに対する権利処理がなされたことになる
と共に、音楽データが不正にネットワーク上に流通する
ことがなくなる。
【0060】したがって、音楽データの権利者は、ユー
ザデータベース105に登録されたユーザ数に応じてロ
イヤリティを得ることができると共に、ネットワーク上
の音楽データの不正な流通による損失も減少する。した
がって、権利者側からサーバ10やゲートウェイ20を
導入した側に対して、その一部が還元されるようにでき
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の実施の
第1の形態によれば、通信データから所定の権利処理さ
れていない著作物データが検出されると、その通信デー
タのサーバへの送信が禁止されるため、ネットワーク上
における著作物に対する権利侵害行為を防止できる効果
がある。
【0062】また、この発明の実施の第2の形態によれ
ば、通信データから所定の権利処理されていない著作物
データが検出されると、その通信データの送信元に対し
て警告通知がなされると共に、所定の権利処理を行うよ
うに促されるため、著作物に対する権利処理が促進され
ると共に、ネットワーク上における著作物に対する権利
侵害行為を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1の形態に適用可能な一例
のシステムを概略的に示す略線図である。
【図2】実施の第1の形態による一例の著作物データ転
送処理を示すフローチャートである。
【図3】実施の第1の形態によるゲートウェイの一例の
構成を示すブロック図である。
【図4】音楽データの一例の構成を示す略線図である。
【図5】通信データから検出された音楽データおよび通
信データの送信元に基づく判断結果と、行われる処理と
の一例の対応関係を示す略線図である。
【図6】実施の第2の形態によるサーバの一例の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2・・・ネットワーク、10・・・サーバ、11・
・・情報機器、20・・・ゲートウェイ、100・・・
コンテンツ抽出部、101・・・特徴抽出部、102・
・・データベース検索部、103・・・停止SW部、1
04・・・楽曲データベース、105・・・ユーザデー
タベース、110・・・警告発生部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク上に送信される著作物
    データの管理を行う著作物管理方法において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出のステップと、 上記検出のステップにより検出された上記著作物データ
    が該著作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利
    処理されているか否かを判断する判断のステップと、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記通信デ
    ータの送信を禁止する送信禁止のステップと を有することを特徴とする著作物管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、上記権利者に対してその旨通知する
    ことを特徴とする著作物管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、該ユーザに対して上記権利処理を行
    うように促す通知を送ることを特徴とする著作物管理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、該ユーザに対して上記著作物データ
    の送信を禁止するようにされたプログラムデータを送信
    するようにしたことを特徴とする著作物管理方法。
  5. 【請求項5】 通信ネットワーク上に送信される著作物
    データの管理を行う著作物管理装置において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された上記著作物データが該著
    作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利処理さ
    れているか否かを判断する判断手段と、 上記判断手段による判断結果に基づき上記通信データの
    伝達を禁止する送信禁止手段とを有することを特徴とす
    る著作物管理装置。
  6. 【請求項6】 通信ネットワーク上に送信される著作物
    データの管理を行う著作物管理方法において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出のステップと、 上記検出のステップにより検出された上記著作物データ
    が該著作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利
    処理されているか否かを判断する判断のステップと、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記ユーザ
    に対して上記権利処理がされていない旨を警告する警告
    通知を行う警告通知のステップとを有することを特徴と
    する著作物管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、上記権利者に対してその旨通知する
    ことを特徴とする著作物管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、上記通信データの送信を禁止するよ
    うにしたことを特徴とする著作物管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の著作物管理方法におい
    て、 上記ユーザに対して上記著作物データの送信を禁止する
    ようにされたプログラムデータを送信することで、上記
    通信データの送信を禁止するようにしたことを特徴とす
    る著作物管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の著作物管理方法にお
    いて、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、上記著作物データを送信する上記通
    信データを破壊するようにしたことを特徴とする著作物
    管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の著作物管理方法に
    おいて、 上記ユーザに対して上記著作物データが送信される通信
    データを破壊するようにされたプログラムデータを送信
    することで、上記通信データを破壊するようにしたこと
    を特徴とする著作物管理方法。
  12. 【請求項12】 通信ネットワーク上に送信される著作
    物データの管理を行う著作物管理装置において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された上記著作物データが該著
    作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利処理さ
    れているか否かを判断する判断手段と、 上記判断手段による判断結果に基づき上記ユーザに対し
    て上記権利処理がされていない旨を警告する警告通知を
    行う警告通知手段とを有することを特徴とする著作物管
    理装置。
  13. 【請求項13】 通信ネットワーク上に送信される著作
    物データの管理を行う著作物管理方法において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出のステップと、 上記検出のステップにより検出された上記著作物データ
    が該著作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利
    処理されているか否かを判断する判断のステップと、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記通信デ
    ータを破壊するデータ破壊のステップとを有することを
    特徴とする著作物管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の著作物管理方法に
    おいて、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、上記権利者に対してその旨通知する
    ことを特徴とする著作物管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の著作物管理方法に
    おいて、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、該ユーザに対して上記権利処理を行
    うように促す通知を送ることを特徴とする著作物管理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の著作物管理方法に
    おいて、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記著作物
    データが上記ユーザにより上記権利処理されていないと
    判断されたときに、該ユーザに対して上記著作物データ
    が送信される上記通信データを破壊するようにされたプ
    ログラムデータを送信するようにしたことを特徴とする
    著作物管理方法。
  17. 【請求項17】 通信ネットワーク上に送信される著作
    物データの管理を行う著作物管理装置において、 ユーザにより通信ネットワーク上に送信された通信デー
    タから著作物データを検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された上記著作物データが該著
    作物データの権利者に対し上記ユーザにより権利処理さ
    れているか否かを判断する判断手段と、 上記判断のステップによる判断結果に基づき上記通信デ
    ータを破壊するデータ破壊手段とを有することを特徴と
    する著作物管理装置。
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JP2007207159A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Copcom Co Ltd ゲーム運営システム、ゲームサーバ及びゲームプログラム
JP2013542543A (ja) * 2010-11-12 2013-11-21 グーグル インコーポレイテッド メロディ認識およびオプトアウトを含むシンジケーション
JP2014523559A (ja) * 2011-05-31 2014-09-11 スティール、ロバート 多数の著作権侵害を特定し、印税を収集するシステム
US9142000B2 (en) 2010-11-12 2015-09-22 Google Inc. Media rights management using melody identification

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