JP2002269240A - 医療情報保管課金システムおよび方法並びにプログラム - Google Patents

医療情報保管課金システムおよび方法並びにプログラム

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JP2002269240A
JP2002269240A JP2001064555A JP2001064555A JP2002269240A JP 2002269240 A JP2002269240 A JP 2002269240A JP 2001064555 A JP2001064555 A JP 2001064555A JP 2001064555 A JP2001064555 A JP 2001064555A JP 2002269240 A JP2002269240 A JP 2002269240A
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medical
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JP2001064555A
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English (en)
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Kazuhiro Hishinuma
和弘 菱沼
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療施設から、サーバに保管されている医療
画像を検査のために利用する際に、検査の種類等によっ
て課金金額が大幅に異なることがないように、合理的に
課金する。 【解決手段】 医療施設の外部に設けられたサーバ40の
画像データベース43において医療画像データを記憶す
る。医療施設に備えられたクライアント端末20から、所
定の検査に関連する医療画像データの受信要求信号を検
査の利用目的を示す情報とともにサーバ40に送信する。
サーバ40が、受信要求信号に応じて、利用目的別に予め
定められた利用可能範囲で、医療画像データをクライア
ント端末20に送信し、オンライン課金手段45が、利用目
的別に検査毎に定められた金額をデータ利用料として課
金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療情報保管課金
システムおよび方法に関し、特に詳しくは、医療施設の
外部で保管されている医療情報を医療施設から利用する
際に課金を行なう医療情報保管課金システムおよび方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、開業医や病院等の医療施設に
おいて、種々の医療画像、すなわち、X線画像、CT画
像、MR画像等が撮影され利用されている。このような
医療画像は、患者の傷病の変化を知るために保管してお
く必要があり、また法律で所定期間の保管が義務付けら
れているため、病院等においては保管する医療画像の枚
数が日々増えていくことになる。従来、この医療画像
は、ハードコピーそのままの形態で保管されていたた
め、保管スペースの確保、管理作業、検索作業は各医療
施設にとって大きな負担になっていた。
【0003】一方、医療画像等の画像からデジタル画像
を生成し、画像データの形で光ディスク、磁気ディスク
等の記録媒体に検索可能に記録(ファイリング)する、
いわゆる画像ファイリング装置が既に提案されている。
この画像ファイリング装置を用いて医療画像を記録媒体
に記録すれば、画像保管の際の省スペース、省力化の実
現が可能となり、また画像の検索作業も容易かつ高速化
される。
【0004】しかしながら、デジタル画像を生成するデ
ジタル画像取得装置や画像ファイリング装置等は非常に
高額な装置であり、また、設置するためには設置スペー
スを確保しなければならないため、開業医等の比較的小
規模な医療施設においてこのような設備を備えることは
困難であった。
【0005】この問題を解決するために、医療施設から
医療画像のハードコピーを非電子的手段により運搬して
データセンターに集め、データセンターにおいて医療画
像をフイルムデジタイザーなどによりデジタル化し、セ
ンター内に設置された大容量記憶装置に記憶させて集中
保管するサービスが提案されている。このサービスにお
いて、各医療施設がセンターに保管されている医療画像
を利用したいときには、センターに出力要請をして、フ
イルム出力された医療画像を送付してもらうことができ
る。また、センターの大容量記憶装置とネットワーク接
続が可能なワークステーションを設置することが可能な
医療施設では、このワークステーションから直接センタ
ーの大容量記憶装置にアクセスして医療画像データをダ
ウンロードすることができる。なお、大容量記憶装置に
おける記憶スペースの利用や出力サービスに対しては、
それぞれ記憶容量や出力回数に応じて課金が行なわれ
る。
【0006】このサービスを利用すれば、小規模な医療
施設は高額な装置を購入することなく、医療施設の内部
における医療画像保管スペースを削減することが可能に
なり、また、画像保管に関連する作業の省力化や検索作
業の高速化が可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記サービ
スでは、医療施設からの医療画像の出力要請に対する課
金は、出力される画像の数に応じて行なわれている。し
かしながら、診断の際に参照する画像の数は、検査の種
類や対象となる部位等によって大きく異なることがある
ため、このような課金方式では非合理的であった。すな
わち、例えば、胸部の検査では1〜2画像、泌尿器の検
査では5画像程度、消化器の検査では10画像程度の画
像を参照する必要があるため、1回の検査でも、検査の
種類によって課金される金額が大幅に異なってしまって
いた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みて、医療施設か
ら、サーバに保管されている医療画像を検査のために利
用する際に、検査の種類等によって課金金額が大幅に異
なることがないように、合理的に課金することを可能と
した医療情報保管課金システムおよび方法並びにその方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による医療情報保
管課金システムは、医療施設に備えられた、ネットワー
クを介して医療画像データの受信を行ない、受信された
医療画像データを可視画像として出力する画像出力手段
を備えたクライアント端末と、クライアント端末にネッ
トワークを介して接続された、医療画像データを記憶す
る画像記憶手段と、医療施設に対する課金情報を自動的
に出力するオンライン課金手段とを備えたサーバとから
なり、クライアント端末が、画像記憶手段に記憶されて
いる所定の検査に関連する医療画像データの受信を要求
する検査画像受信要求信号をサーバに送信する機能を備
え、サーバが、クライアント端末から受信した検査画像
受信要求信号に応じて、クライアント端末に所定の検査
に関連する医療画像データを送信する機能を備え、オン
ライン課金手段により出力される課金情報が、検査毎に
定められるデータ利用料を含むものであることを特徴と
するものである。
【0010】すなわち、オンライン課金手段が出力する
課金情報に含まれるデータ利用料を、検査毎に定められ
るものとすることを特徴とするものである。
【0011】ここで、課金情報とは、医療施設に対して
課金される種々の費用を意味するものであり、医療施設
が所有権を有する医療画像データのサーバにおける保管
関連費や、画像記憶手段に記憶されている医療画像デー
タのクライアント端末による利用に対するデータ利用費
などが含まれる。すなわち、医療施設に対して課金され
る費用を合わせたものを意味する。
【0012】また、検査画像受信要求信号とは、1つ若
しくは2つ以上の画像からなる検査用画像(例えば、診
断対象の複数の最新画像と、同一患者の過去の画像な
ど)を表わす、1つ若しくは2つ以上の医療画像データ
の受信を要求する信号を意味するものであり、所定の検
査、若しくは、所定の検査に関連する医療画像データを
特定することが可能な情報を含むものである。
【0013】なお、「課金情報を自動的に出力するオン
ライン課金手段」とは、課金情報を自動的に算出する機
能を含むものである。
【0014】また、画像出力手段には、モニタ等の表示
手段を採用することが望ましいが、プリンタ等、医療画
像データを可視画像として出力するものであればいかな
るものでもよい。
【0015】また、上記ネットワークには、専用回線や
インターネットなど種々のネットワークを利用すること
ができる。
【0016】また、本発明の医療画像保管課金システム
において、クライアント端末を、検査画像受信要求信号
とともに所定の検査の利用目的を示す利用目的情報をサ
ーバに送信するものとし、サーバを、利用目的情報に基
づいて、利用目的ごとに予め定められた利用可能範囲
で、クライアント端末に所定の検査に関連する医療画像
データを送信するものとし、データ利用料をさらに利用
目的別に定めるものとしてもよい。
【0017】なお、「利用目的ごとに予め定められた利
用可能範囲で医療画像データを送信する」とは、クライ
アント端末から送信された検査画像受信要求信号に応じ
て医療画像データをクライアント端末に送信する際に、
利用目的に応じた利用可能範囲で送信することを意味す
るものである。すなわち、例えば、クライアント端末か
ら送信された検査画像受信要求信号が、受信を要求する
医療画像データを特定する情報(画像整理番号等)を含
むものである場合には、同じ検査に関連する画像データ
が他に存在していても、特定された医療画像データのみ
を送信するようにしてもよい。また、クライアント端末
から送信された検査画像受信要求信号に、医療画像デー
タを特定する情報が含まれず、検査を特定する情報(検
査整理番号等)のみが含まれている場合には、その検査
に関連する医療画像データを、利用目的に応じた利用可
能範囲で送信するようにしてもよく、具体的には、例え
ば、診断目的の場合には、最新の医療画像データと過去
の医療画像データを送信し、参照目的の場合には、いず
れか一方の医療画像データのみを送信するようにしても
よい。
【0018】また、上記利用可能範囲を、画像の種類、
画像の画素密度、画像処理利用権のうちいずれか1つ以
上に関する範囲を意味するものとしてもよい。すなわ
ち、画像の種類とは、最新画像や過去画像の別、或いは
同一部位の複数の画像のうちいずれかの画像などを意味
するものであり、画像の画像密度とは、高密度画像や低
密度画像の別を意味するものであり、画像処理利用権と
は、種々の画像処理を利用可能とするか否かの別を意味
するものであり、上記利用可能範囲とは、例えば画像の
種類の利用可能な範囲(最新画像のみ利用可能とする、
或いは全ての画像を利用可能とするなど)のみを利用目
的別に定めたものや、さらに、利用可能な画素密度(低
密度の画像のみ利用可能とする、或いは種々の画素密度
の画像を利用可能とするなど)も定めたものなどを意味
する。
【0019】また、本発明の医療画像保管課金システム
を、サーバが、医療画像データに対する画像レポートデ
ータを記憶する画像レポート記憶手段をさらに備え、ク
ライアント端末が、画像レポート記憶手段に記憶されて
いる画像レポートデータを受信し、受信された画像レポ
ートデータを出力する画像レポート出力手段をさらに備
え、サーバが、クライアント端末から受信した検査画像
受信要求信号に応じて、該クライアント端末に、所定の
検査に関連する医療画像データとともに該医療画像デー
タに対する画像レポートデータを送信するものであると
してもよい。
【0020】なお、画像レポートデータとは、画像に対
する診断結果等を記録するものであり、電子カルテデー
タに含まれる形態などでもよい。
【0021】また、サーバを、医療画像データに対する
画像レポートデータを記憶する画像レポート記憶手段を
さらに備えたものとし、クライアント端末を、画像レポ
ート記憶手段に記憶されている画像レポートデータを受
信し、受信された画像レポートデータを出力する画像レ
ポート出力手段と、画像レポートデータの入力を行なう
入力手段と、入力手段により入力された画像レポートデ
ータをサーバに送信する機能とをさらに備えたものと
し、さらに、サーバを、クライアント端末から受信した
検査画像受信要求信号に応じて、該クライアント端末
に、所定の検査に関連する医療画像データとともに該医
療画像データに対する画像レポートデータを送信するも
のとし、利用可能範囲を、画像の種類、画像の画素密
度、画像処理利用権、画像レポートデータ入力権のうち
いずれか1つ以上に関する範囲としてもよい。
【0022】本発明の医療情報保管課金システムに使用
されるクライアント端末は、ネットワークを介して接続
されたサーバにおいて記憶されている所定の検査に関連
する医療画像データの受信を要求する検査画像受信要求
信号をサーバに送信するデータ送信手段と、データ送信
手段により送信された検査画像受信要求信号に基づく所
定の検査に関連する医療画像データをサーバから受信す
るデータ受信手段と、データ受信手段により受信された
所定の検査に関連する医療画像データを可視画像として
出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0023】本発明の医療情報保管課金システムに使用
されるサーバは、医療画像データを記憶する画像記憶手
段と、ネットワークを介して接続されたクライアント端
末から、画像記憶手段に記憶されている所定の検査に関
連する医療画像データの受信を要求する検査画像受信要
求信号を受信するデータ受信手段と、データ受信手段に
より受信された検査画像受信要求信号に基づいて所定の
検査に関連する医療画像データをクライアント端末に送
信するデータ送信手段と、検査毎に定められるデータ利
用料を含む、クライアント端末を備えた医療施設に対す
る課金情報を自動的に出力するオンライン課金手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0024】また、ネットワークを介して接続されたサ
ーバにおいて記憶されている所定の検査に関連する医療
画像データの受信を要求する検査画像受信要求信号をサ
ーバに送信する処理と、送信された検査画像受信要求信
号に基づく所定の検査に関連する医療画像データをサー
バから受信する処理と、受信された所定の検査に関連す
る医療画像データを可視画像として出力する処理とをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを提供しても
よい。さらに、検査画像受信要求信号とともに所定の検
査の利用目的を示す利用目的情報をサーバに送信する処
理と、送信された利用目的情報に基づいて、利用目的ご
とに予め定められた利用可能範囲で、サーバから所定の
検査に関連する医療画像データを受信する処理とを備え
て提供してもよい。
【0025】また、医療画像データを記憶する処理と、
ネットワークを介して接続されたクライアント端末から
所定の検査に関連する医療画像データの受信を要求する
検査画像受信要求信号を受信する処理と、受信された検
査画像受信要求信号に基づいて所定の検査に関連する医
療画像データをクライアント端末に送信する処理と、検
査毎に定められるデータ利用料を含む、クライアント端
末を備えた医療施設に対する課金情報を自動的に出力す
る処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム
を提供してもよい。さらに、クライアント端末から検査
画像受信要求信号とともに送信された所定の検査の利用
目的を示す利用目的情報に基づいて、利用目的ごとに予
め定められた利用可能範囲で医療画像データを送信する
処理と、データ利用料を利用目的別に定める処理とを備
えて提供してもよい。
【0026】本発明による医療情報保管課金方法は、医
療施設に備えられたクライアント端末にネットワークを
介して接続されたサーバにおいて医療画像データを記憶
し、クライアント端末からサーバに対して送信された、
所定の検査に関連する医療画像データの受信を要求する
検査画像受信要求信号に応じて、サーバからクライアン
ト端末に所定の検査に関連する医療画像データを送信
し、送信された所定の検査に関連する医療画像データを
クライアント端末により出力するとともに、サーバにお
いて、検査毎に定められるデータ利用料を含む、医療施
設に対する課金情報を自動的に出力することを特徴とす
るものである。
【0027】また、所定の検査の利用目的別に利用可能
範囲を予め定め、検査毎に定められるデータ利用料を、
さらに利用目的別に定めるようにしてもよい。
【0028】また、サーバにおいて医療画像データに対
する画像レポートデータを記憶し、クライアント端末か
らサーバに対して送信された検査画像受信要求信号に応
じて、サーバからクライアント端末に医療画像データと
ともに該医療画像データに対する画像レポートデータを
送信し、送信された画像レポートデータを医療画像デー
タとともにクライアント端末により出力するものとして
もよい。
【0029】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の医療情
報保管課金システムおよび方法によれば、医療施設に対
するデータ利用料を検査毎に定められるものとするか
ら、検査の種類等によって診断の際に参照する画像の数
が異なる場合でも、課金される金額が大幅に異なること
がないため合理的である。
【0030】また、検査の利用目的別に利用可能範囲を
予め定め、検査毎に定められるデータ利用料を、さらに
利用目的別に定めるようにした場合には、利用目的に合
わせて利用可能範囲や課金金額を設定することが可能に
なり、さらに合理的である。すなわち、従来のサービス
では、画像の利用目的によって必要とされる画質が異な
るにも拘らず、医療施設に対して出力(送信)される画
像の画質は全て同一のものであり、料金も均一の金額に
定められていたため、非合理的であった。このため、利
用目的に合わせて、例えば、画像を診断目的で利用する
場合には詳細に読影する必要があるため高密度の画像を
利用可能として課金金額を高く設定し、カルテと過去の
画像を照合しながら検査歴を参照する程度の目的で利用
する場合には、比較的低密度の画像のみを利用可能とし
て課金金額を低く設定すれば、利用目的にあった形態で
効率的に画像データを利用することが可能になり、さら
に、より合理的な課金が実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の医療情報保管課金
システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は本発明における医療情報保管課金システムの全体を示
すシステム構成図である。
【0032】本実施形態による医療情報保管課金システ
ムは、医療施設に設けられた、デジタル画像取得装置
(CR装置)10を備えたクライアント端末20と、インタ
ーネット30を介してクライアント端末20と接続されてい
る、データセンターに設けられたサーバ40とにより構成
されている。
【0033】デジタル画像取得装置10は、医療施設にお
いて撮影された画像を画像データとして生成する装置で
あり、被写体に放射線を照射することにより撮影された
放射線画像を記録した蓄積性蛍光体シートから、記録さ
れた画像を読み取って画像データを取得するものであ
る。このデジタル画像取得装置10は、データセンターか
ら医療施設に対して貸与されているものである。
【0034】クライアント端末20は、ハードディスクや
CPU等を備えた本体21と、モニタ22と、図1に図示し
ないキーボードやマウス等の入力手段55(図2参照)と
により構成され、本体21に内蔵されたモデムを介してイ
ンターネット30に接続されている。
【0035】本体21は、図2に示すように、デジタル画
像取得装置10から画像データSを入力する画像入力手段
23と、データの転送、プログラムの実行、画像圧縮、画
像処理等を行なう機能を備えた制御手段26と、インター
ネット30を介して行われるデータの送受信の制御を行な
う送受信制御手段27とを備えている。また、本体21に内
蔵されたハードディスクには、プログラムを記憶するプ
ログラムファイル28が含まれる。また、プログラムファ
イル28には、モニタ22に表示するインターネットウェブ
ブラウザの表示用プログラム、制御手段26によって行な
われる各種処理の制御プログラム等が記憶されている。
【0036】モニタ22は、画像出力手段51と画像レポー
ト出力手段52との2つの出力手段の機能を備えた出力手
段であり、具体的には、インターネットウェブブラウザ
を用いて画像データを出力する画像出力手段51と、同じ
くインターネットウェブブラウザを用いて画像レポート
データを出力する画像レポート出力手段52とを含み、各
データを可視画像として出力するものである。すなわ
ち、モニタ22は、インターネット30を介してサーバ40か
ら受信した画像データと画像レポートデータとをともに
出力可能なものである。
【0037】入力手段55は、上述したように、マウスや
キーボード等を意味するものであり、画像データや画像
レポートデータの受信を要求する際にサーバ40に送信す
る受信要求信号の入力や、画像レポートの作成および画
像レポートへの診断結果の記録等、種々の入力の際に用
いられるものである。
【0038】サーバ40は、送受信制御手段41、制御手段
42、画像データベース43および44、オンライン課金手段
45、付帯情報データベース46、プログラムファイル47、
画像レポート記憶手段48を備えて構成されている。
【0039】送受信制御手段41は、データ送信手段とデ
ータ受信手段の両方の機能を有するものであり、インタ
ーネット30を介してクライアント端末20からデータを受
信する制御や、クライアント端末20にデータを送信する
制御を行なうものである。
【0040】制御手段42は、データの転送やプログラム
の実行、画像データの圧縮および伸長、オンライン課金
手段45への処理の転送等の制御を行なうものである。
【0041】画像データベース43および44は、画像デー
タを記憶する画像記憶手段であり、画像データベース4
3、44の利用を契約した医療施設ごとに記憶スペースが
区分されて提供されている。画像データベース(高速)
43は、制御手段42から画像データを高速に呼び出すこと
ができるハードディスク等の記憶装置であり、主にクラ
イアント端末20から受信要求が行なわれる可能性が高い
画像データを記憶している。また、画像データベース
(高速)43は比較的大容量ではあるが記憶可能容量が限
られた記憶装置であるため、各画像データはその用途に
応じて適宜圧縮されて記憶されている。すなわち、例え
ば、医療施設において撮影された直後に送信された診断
用の画像データは、圧縮率の低い可逆圧縮を施された画
像データとして記憶され、また、診断後の画像データ
は、参照用にさらに圧縮率の高い非可逆圧縮を施されて
記憶される。一方、画像データベース(低速)44は、制
御手段42から画像データを低速に呼び出すことが可能な
ライブラリ装置等の大容量記憶装置であり、長期保管対
象の画像データ等を記憶している。
【0042】オンライン課金手段45は、課金処理手段45
aと、課金情報データベース45bと、出力手段45cとに
より構成されるシステムである。課金処理手段45aは、
画像データベース43および44に記憶されている画像デー
タの記憶スペース利用料金やメンテナンス料金、画像デ
ータの消去サービス料金などからなる保管関連費等の課
金情報を医療施設ごとに算出して課金情報データベース
45bに記憶させたり、定期的に医療施設に対する課金情
報を出力手段(プリンタ)45cにより出力させる制御を
行なう。なお、この出力手段45cはプリンタに限るもの
ではなく、インターネット30を介してクライアント端末
20に課金情報を送信するものなど、医療施設に対する課
金情報を出力する種々の手段を用いることができる。
【0043】付帯情報データベース46は、画像データベ
ース43および44に記憶されている画像データに関連する
付帯情報を記憶するものであり、例えば、各画像データ
の撮影情報(撮影部位、撮影日時など)、患者ID、診
断状況ステータス、圧縮情報、さらに各画像データが属
する検査の整理番号等が記憶されている。なお、診断状
況ステータスとは「診断待ち」、「診断済み」等のステ
ータスを画像ごとに記録しているものであり、圧縮情報
とは、画像データが可逆圧縮されたものであるか、或い
は非可逆圧縮されたものであるかなどの情報を記録した
ものである。
【0044】プログラムファイル47には、クライアント
端末20のモニタ22に表示されたインターネットウェブブ
ラウザ上に表示する画面のプログラムや、画像データベ
ース43および44から画像データを検索するためのプログ
ラム、画像レポート記憶手段48から画像レポートデータ
を検索するためのプログラム、その他、制御手段42によ
って行なわれる各種処理の制御プログラム等、種々のプ
ログラムが記憶されている。
【0045】画像レポート記憶手段48には、画像データ
に対する診断結果を記録した画像レポートデータが記憶
されている。なお画像レポートデータには、関連する画
像データを特定する情報が含まれている。
【0046】次に、以上のように構成された本実施形態
の医療情報保管課金システムの作用について説明する。
【0047】1.画像データの保管 医療施設において、デジタル画像取得装置10により取得
された画像データSは、画像入力手段23によりクライア
ント端末20に入力される。入力された画像データSはク
ライアント端末20において制御手段26に入力され、制御
手段26から送受信制御手段27、インターネット30を介し
てサーバ40に送信される。この際、画像データSはこれ
から診断に供される診断用画像であるため、制御手段26
において画質の劣化が少ない可逆圧縮を施されてサーバ
40に送信される。
【0048】サーバ40は、クライアント端末20から送信
された画像データSを送受信制御手段41により受信し、
制御手段42を介して画像データベース(高速)43に記憶
させる。同時に、画像データSが画像データベース(高
速)43に記憶されたことを示す情報が画像データSのサ
イズを示す情報とともに制御手段42から課金処理手段45
aに入力され、そのサイズに応じた記憶スペース利用料
が課金処理手段45aにおいて算出されて課金情報データ
ベース45bに記憶される。なお、記憶スペース利用料の
課金形態としては、医療施設との契約により所定容量の
記憶スペースを定額で貸与して課金する形態と、画像サ
イズに応じて画像ごとに料金を課金する形態とがある
が、本実施形態では画像ごとに料金を課金する形態につ
いて説明する。
【0049】2.画像データの利用 医師等の利用者が、画像の診断や確認等を行なうため
に、サーバ40において保管されている画像データを利用
するときには、クライアント端末20からインターネット
30を介してサーバ40にアクセスすることにより、画像デ
ータを受信して利用することができる。以下、図3に示
すデータ利用処理のフローを参照して説明する。
【0050】クライアント端末20からサーバ40にアクセ
スすると(ステップS11)、サーバ40はメニュー画面を
クライアント端末20に送信する(ステップS21)。クラ
イアント端末20のモニタ22にメニュー画面が表示される
と、利用者はデータ保管処理またはデータ利用処理のう
ち、所望の処理を選択して入力する(ステップS12)。
ステップS12において「2.データ利用」が入力されサ
ーバ40に送信されると、サーバ40はデータ利用画面を送
信し(ステップS22)、クライアント端末20のモニタ22
にデータ利用画面が表示される(ステップS13)。
【0051】データ利用画面とは、予め検査ごとに付さ
れている検査整理番号や、画像データの利用目的(診
断、確認、参照等)を入力するための画面であり、ここ
で入力された検査整理番号や利用目的に応じて、サーバ
40は画像の種類や圧縮方式等の利用可能範囲を指定した
利用目的別画面を送信する(ステップS23)。すなわ
ち、入力された検査整理番号に基づいて、サーバ40に備
えられた付帯情報データベース46を参照して患者や利用
可能な画像データ(当日画像、過去画像があるかなど)
を特定し、この特定された画像データごとに圧縮方式の
利用可能範囲を示した画面を利用目的別画面としてクラ
イアント端末に送信する。なお、利用可能範囲とは、1
つの検査につき、利用目的別に課金を行なうために設け
られているものであり、例えば、利用目的が「診断」で
あれば利用可能範囲は広くなるがデータ利用料は高く設
定され、利用目的が「確認」であれば利用可能範囲は狭
くなるがデータ利用料は低く設定されている。
【0052】すなわち、利用目的が「診断」とは、診断
を行なう医師が利用することを意味するものであり、画
像の種類の利用可能範囲は当日画像(診断前ステータ
ス)および過去画像、圧縮方式(画素密度)の利用可能
範囲は可逆(高密度)および非可逆(低密度)とされて
おり、ステップS14における利用目的別画面には、これ
らの利用可能範囲から画像種類や圧縮方式を選択できる
ような形式で画面が表示される。また、利用目的が「確
認」とは、画像の診断結果を確認する医師が利用するこ
とを意味するものであり、画像の種類の利用可能範囲は
当日画像(診断済みステータス)および過去画像、圧縮
方式(画素密度)の利用可能範囲は非可逆(低密度)の
みとされている。すなわち、診断の際に必要となるよう
な高密度の画像は必要ないため、圧縮方式は非可逆圧縮
のみに限定されている。また、利用目的「参照」とは、
一般の医師が画像や診断結果を参照する際の利用目的で
あり、画像の種類の利用可能範囲は診断済みステータス
のキー画像(診断のキーとなった画像)のみ、圧縮方式
(画素密度)の利用可能範囲は非可逆(低密度)のみと
されている。なお、各画像データのステータスや圧縮方
式等に関する情報は、付帯情報データベース46を参照す
ることにより得ることができる。
【0053】ステップS14において、表示された利用可
能範囲の中から所望のものを選択して受信要求ボタンを
押すと、選択された画像の種類および圧縮方式の情報を
含む受信要求信号がクライアント端末20からサーバ40に
送信され、サーバ40はその受信要求信号に応じて選択さ
れた圧縮方式で圧縮された画像データをクライアント端
末20に送信する(ステップS24)。クライアント端末20
は、受信した画像データをモニタ22(画像出力手段51)
に表示させる(ステップS15)。ここで、上記ステップ
S13において利用目的を「診断」若しくは「確認」とし
た場合には、クライアント端末20が画像データを受信し
て表示させる際に所望の画像処理を利用することができ
る。すなわち、必要に応じて画像処理を修正したり最適
化したりすることができる。つまり、診断や確認の際に
は、診断性能を向上させるために画像処理を施すことが
望ましく、その画像処理の種類は撮影部位や画像の状態
などによって異なることがあるため、画像を表示する際
に画像処理を変更可能な形態で利用できるようにするこ
とが望ましい。また、「参照」の場合には、通常は、既
に確定した条件で画像処理済の固定的データを表示する
ことが望ましい。なお、クライアント端末20における画
像処理の利用を許可するか否かの制御はサーバ40におい
て行なわれる。
【0054】また、上記ステップS13において利用目的
を「診断」とした場合には、クライアント端末20はサー
バ40からその検査に関連する画像レポートを受信してモ
ニタ22に表示させ、さらに記録(入力)をすることがで
きる。また、ステップS13において利用目的を「確認」
若しくは「参照」とした場合には、クライアント端末20
からは関連する画像レポートを表示のみさせることがで
きる。なお、画像レポートは、画像データを表示してい
るブラウザ上に設けられた「レポート参照ボタン」を押
すことにより、表示されている画像データに関連する画
像レポートデータが画像レポート記憶手段48から検索さ
れてクライアント端末20に送信され、モニタ22(画像レ
ポート出力手段52)に表示することができる。また、関
連する画像レポートが画像レポート記憶手段48に存在し
ない場合には、画像レポート用ブラウザには未記入の画
像レポートデータが表示され、ここで診断結果等を入力
することにより新たに画像レポートが作成される。
【0055】また、サーバ40においては、ステップS24
において画像データをクライアント端末20に送信した
後、この処理に対する課金を行なう(ステップS25)。
すなわち、1検査につき利用目的別に定められたデータ
利用料を医療施設ごとに累積し、課金情報データベース
45bに記憶させる。
【0056】3.課金情報の出力 オンライン課金手段45に設けられた課金処理手段45a
は、課金情報データベース45bに記憶されている費目別
(賃貸料、保管関連費、データ利用料等の別)の課金情
報を定期的(例えば1ヶ月ごと)に医療施設別に合計し
て、各医療施設に対する課金情報(請求金額)を出力す
る。
【0057】具体的には、賃貸料としては、データセン
ターから医療施設に貸与されているデジタル画像取得装
置10の利用料金(A円/月)が課金される。
【0058】保管関連費としては、医療施設別の、記憶
スペース利用料金(B円/画像サイズ)の1ヶ月間累計
(B×i円)、サーバ40において記憶されている画像デ
ータのメンテナンス料金(1〜3年前:C円/画像、3
〜5年前:D円/画像、5〜10年前:E円/画像)の
1ヶ月分合計(xC+yD+zE円)、1ヶ月間に依頼
された画像データの消去サービス料金(F円/画像)の
累計(F×j円)が課金される。
【0059】データ利用費としては、医療施設別の、診
断目的利用料(G円/検査)、確認目的利用料(H円/
検査)、参照目的利用料(J円/検査)の、各目的別検
査数に応じた1ヶ月分合計(kG+mH+nJ円)が課
金される。
【0060】すなわち、課金情報データベース45bに記
憶されている、賃貸料、保管関連費、データ利用費等の
費目別課金情報の医療施設別の合計金額(A+iB+x
C+yD+zE+jF+kG+mH+nJ:円)が、課
金処理手段45aにより算出されて出力手段45cにより出
力される。
【0061】なお、上記実施形態においては、当日画像
(診断前ステータス)の画像データもサーバ40に送信し
て記憶させる形態を示したが、クライアント端末20に設
けられたハードディスクに当日画像記憶手段25を備えて
当日画像(診断前ステータス)の画像データを記憶させ
ることもできる。この場合、診断前の当日画像は、画像
入力手段23により入力され、制御手段26を介して当日画
像記憶手段25に記憶され、入力手段55による要求に応じ
て画像出力手段51に出力され診断に供される。なお、診
断が終わった後には可逆圧縮されてサーバ40に送信され
る。
【0062】この形態によれば、高密度の画像であるこ
とが要求される診断前の画像をサーバ40から受信するこ
となく診断に供することができるので、画像データの受
信に要する時間を削減することができる。具体的には、
診断用(可逆圧縮)の当日画像の受信には1画像あたり
約5分要するが、参照用(非可逆圧縮)の過去画像は1
画像あたり約20〜30秒で受信できる(ISDN利用
の場合)。
【0063】なお、上記実施形態においては、ネットワ
ークにインターネットを採用した形態を示したが、本発
明の医療情報出力システムおよび方法はこの形態に限る
ものではなく、一般的な種々のネットワークを用いて実
現することができる。
【0064】なお、上記実施形態においては、記憶スペ
ース利用料として画像ごとに料金を課金する形態を示し
たが、医療施設との契約により所定容量の記憶スペース
を定額で貸与する形態を採用した場合には、定期的に課
金情報を出力する際に、その期間(例えば1ヶ月)の定
額料金を記憶スペース利用料として課金する。また、こ
の形態では、医療施設は契約した所定容量の範囲内で記
憶スペースを利用することができるが、所定容量を超え
るときに、画像ごとに課金する形態を採用して所定容量
を超える部分の記憶スペースに対する課金を行なうよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による医療情報保管課金シ
ステムのシステム構成図
【図2】その実施形態のクライアント端末およびサーバ
の詳細構成を示す構成図
【図3】本発明の一実施形態による医療情報保管課金シ
ステムの画像データ利用処理フロー
【符号の説明】
20 クライアント端末 26、42 制御手段 27、41 送受信制御手段 30 インターネット 40 サーバ 43、44 画像データベース 45 オンライン課金手段 48 画像レポート記憶手段 51 画像出力手段 52 画像レポート出力手段 55 入力手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療施設に備えられた、ネットワークを
    介して医療画像データの受信を行ない、該受信された前
    記医療画像データを可視画像として出力する画像出力手
    段を備えたクライアント端末と、 該クライアント端末にネットワークを介して接続され
    た、前記医療画像データを記憶する画像記憶手段と、前
    記医療施設に対する課金情報を自動的に出力するオンラ
    イン課金手段とを備えたサーバとからなり、 前記クライアント端末が、前記画像記憶手段に記憶され
    ている所定の検査に関連する前記医療画像データの受信
    を要求する検査画像受信要求信号を前記サーバに送信す
    る機能を備え、 前記サーバが、前記クライアント端末から受信した前記
    検査画像受信要求信号に応じて、該クライアント端末に
    前記所定の検査に関連する前記医療画像データを送信す
    る機能を備え、 前記オンライン課金手段により出力される前記課金情報
    が、前記検査毎に定められるデータ利用料を含むもので
    あることを特徴とする医療情報保管課金システム。
  2. 【請求項2】 前記クライアント端末が、前記検査画像
    受信要求信号とともに前記所定の検査の利用目的を示す
    利用目的情報を前記サーバに送信するものであり、 前記サーバが、該利用目的情報に基づいて、前記利用目
    的ごとに予め定められた利用可能範囲で、前記クライア
    ント端末に前記所定の検査に関連する前記医療画像デー
    タを送信するものであり、 前記データ利用料が、さらに前記利用目的別に定められ
    るものであることを特徴とする請求項1記載の医療情報
    保管課金システム。
  3. 【請求項3】 前記利用可能範囲が、画像の種類、画像
    の画素密度、画像処理利用権のうちいずれか1つ以上に
    関する範囲であることを特徴とする請求項2記載の医療
    情報保管課金システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、前記医療画像データに対
    する画像レポートデータを記憶する画像レポート記憶手
    段をさらに備え、 前記クライアント端末が、前記画像レポート記憶手段に
    記憶されている前記画像レポートデータを受信し、該受
    信された前記画像レポートデータを出力する画像レポー
    ト出力手段をさらに備え、 前記サーバが、前記クライアント端末から受信した前記
    検査画像受信要求信号に応じて、該クライアント端末
    に、前記所定の検査に関連する前記医療画像データとと
    もに該医療画像データに対する前記画像レポートデータ
    を送信するものであることを特徴とする請求項1から3
    いずれか記載の医療情報保管課金システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバが、前記医療画像データに対
    する画像レポートデータを記憶する画像レポート記憶手
    段をさらに備え、 前記クライアント端末が、前記画像レポート記憶手段に
    記憶されている前記画像レポートデータを受信し、該受
    信された前記画像レポートデータを出力する画像レポー
    ト出力手段と、前記画像レポートデータの入力を行なう
    入力手段と、該入力手段により入力された前記画像レポ
    ートデータを前記サーバに送信する機能とをさらに備
    え、 前記サーバが、前記クライアント端末から受信した前記
    検査画像受信要求信号に応じて、該クライアント端末
    に、前記所定の検査に関連する前記医療画像データとと
    もに該医療画像データに対する前記画像レポートデータ
    を送信するものであり、 前記利用可能範囲が、画像の種類、画像の画素密度、画
    像処理利用権、画像レポートデータ入力権のうちいずれ
    か1つ以上に関する範囲であることを特徴とする請求項
    2記載の医療情報保管課金システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続されたサーバ
    において記憶されている所定の検査に関連する医療画像
    データの受信を要求する検査画像受信要求信号を前記サ
    ーバに送信するデータ送信手段と、該データ送信手段に
    より送信された前記検査画像受信要求信号に基づく前記
    所定の検査に関連する前記医療画像データを前記サーバ
    から受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によ
    り受信された前記所定の検査に関連する前記医療画像デ
    ータを可視画像として出力する画像出力手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の医療情報保管課金シス
    テムに使用されるクライアント端末。
  7. 【請求項7】 前記データ送信手段が、前記検査画像受
    信要求信号とともに前記所定の検査の利用目的を示す利
    用目的情報を前記サーバに送信するものであり、前記デ
    ータ受信手段が、前記データ送信手段により送信された
    前記利用目的情報に基づいて、前記利用目的ごとに予め
    定められた利用可能範囲で、前記サーバから前記所定の
    検査に関連する前記医療画像データを受信するものであ
    ることを特徴とする請求項6記載のクライアント端末。
  8. 【請求項8】 前記サーバにおいて記憶されている、前
    記医療画像データに対する画像レポートデータを受信す
    る第2のデータ受信手段と、該第2のデータ受信手段に
    より受信された前記画像レポートデータを出力する画像
    レポート出力手段とをさらに備えたことを特徴とする請
    求項6または7記載のクライアント端末。
  9. 【請求項9】 前記画像レポートデータの入力を行なう
    入力手段と、該入力手段により入力された前記画像レポ
    ートデータを前記サーバに送信する機能をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項6から8いずれか記載のクライ
    アント端末。
  10. 【請求項10】 医療画像データを記憶する画像記憶手
    段と、ネットワークを介して接続されたクライアント端
    末から、前記画像記憶手段に記憶されている所定の検査
    に関連する前記医療画像データの受信を要求する検査画
    像受信要求信号を受信するデータ受信手段と、該データ
    受信手段により受信された前記検査画像受信要求信号に
    基づいて前記所定の検査に関連する前記医療画像データ
    を前記クライアント端末に送信するデータ送信手段と、
    前記検査毎に定められるデータ利用料を含む、前記クラ
    イアント端末を備えた医療施設に対する課金情報を自動
    的に出力するオンライン課金手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の医療情報保管課金システムに使用
    されるサーバ。
  11. 【請求項11】 前記データ送信手段が、前記クライア
    ント端末から前記検査画像受信要求信号とともに送信さ
    れた前記所定の検査の利用目的を示す利用目的情報に基
    づいて、前記利用目的ごとに予め定められた利用可能範
    囲で前記医療画像データを送信するものであり、前記デ
    ータ利用料が、前記利用目的別に定められるものである
    ことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  12. 【請求項12】 前記利用可能範囲が、画像の種類、画
    像の画素密度、画像処理利用権のうちいずれか1つ以上
    に関する範囲であることを特徴とする請求項11記載の
    サーバ。
  13. 【請求項13】 前記医療画像データに対する画像レポ
    ートデータを記憶する画像レポート記憶手段をさらに備
    え、前記クライアント端末から受信した前記検査画像受
    信要求信号に応じて、該クライアント端末に、前記所定
    の検査に関連する前記医療画像データとともに該医療画
    像データに対する前記画像レポートデータを送信するも
    のであることを特徴とする請求項10から12いずれか
    記載のサーバ。
  14. 【請求項14】 前記医療画像データに対する画像レポ
    ートデータを記憶する画像レポート記憶手段をさらに備
    え、前記クライアント端末から受信した前記検査画像受
    信要求信号に応じて、該クライアント端末に、前記所定
    の検査に関連する前記医療画像データとともに該医療画
    像データに対する前記画像レポートデータを送信するも
    のであり、 前記利用可能範囲が、画像の種類、画像の画素密度、画
    像処理利用権、画像レポートデータ入力権のうちいずれ
    か1つ以上に関する範囲であることを特徴とする請求項
    11記載のサーバ。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して接続されたサー
    バにおいて記憶されている所定の検査に関連する医療画
    像データの受信を要求する検査画像受信要求信号を前記
    サーバに送信する処理と、該送信された前記検査画像受
    信要求信号に基づく前記所定の検査に関連する前記医療
    画像データを前記サーバから受信する処理と、該受信さ
    れた前記所定の検査に関連する前記医療画像データを可
    視画像として出力する処理とをコンピュータに実行させ
    るためのプログラム。
  16. 【請求項16】 前記検査画像受信要求信号とともに前
    記所定の検査の利用目的を示す利用目的情報を前記サー
    バに送信する処理と、該送信された前記利用目的情報に
    基づいて、前記利用目的ごとに予め定められた利用可能
    範囲で、前記サーバから前記所定の検査に関連する前記
    医療画像データを受信する処理とをさらにコンピュータ
    に実行させるための請求項15記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 医療画像データを記憶する処理と、ネ
    ットワークを介して接続されたクライアント端末から所
    定の検査に関連する前記医療画像データの受信を要求す
    る検査画像受信要求信号を受信する処理と、該受信され
    た前記検査画像受信要求信号に基づいて前記所定の検査
    に関連する前記医療画像データを前記クライアント端末
    に送信する処理と、前記検査毎に定められるデータ利用
    料を含む、前記クライアント端末を備えた医療施設に対
    する課金情報を自動的に出力する処理とをコンピュータ
    に実行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 前記クライアント端末から前記検査画
    像受信要求信号とともに送信された前記所定の検査の利
    用目的を示す利用目的情報に基づいて、前記利用目的ご
    とに予め定められた利用可能範囲で前記医療画像データ
    を送信する処理と、前記データ利用料を前記利用目的別
    に定める処理とをさらにコンピュータに実行させるため
    の請求項17記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 医療施設に備えられたクライアント端
    末にネットワークを介して接続されたサーバにおいて医
    療画像データを記憶し、 前記クライアント端末から前記サーバに対して送信され
    た、所定の検査に関連する前記医療画像データの受信を
    要求する検査画像受信要求信号に応じて、前記サーバか
    ら前記クライアント端末に前記所定の検査に関連する前
    記医療画像データを送信し、該送信された前記所定の検
    査に関連する前記医療画像データを前記クライアント端
    末により出力するとともに、 前記サーバにおいて、前記検査毎に定められるデータ利
    用料を含む、前記医療施設に対する課金情報を自動的に
    出力することを特徴とする医療情報保管課金方法。
  20. 【請求項20】 前記所定の検査の利用目的別に利用可
    能範囲を予め定め、前記検査毎に定められる前記データ
    利用料を、さらに前記利用目的別に定めることを特徴と
    する請求項19記載の医療情報保管課金方法。
  21. 【請求項21】 前記サーバにおいて前記医療画像デー
    タに対する画像レポートデータを記憶し、前記クライア
    ント端末から前記サーバに対して送信された前記検査画
    像受信要求信号に応じて、前記サーバから前記クライア
    ント端末に前記医療画像データとともに該医療画像デー
    タに対する前記画像レポートデータを送信し、該送信さ
    れた前記画像レポートデータを前記医療画像データとと
    もに前記クライアント端末により出力することを特徴と
    する請求項19または20記載の医療情報保管課金方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293521A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toshiba Corp 画像表示システム、及び画像表示装置
JP2011238254A (ja) * 2011-06-20 2011-11-24 Toshiba Corp 画像表示システム、及び画像表示装置
JP2013077321A (ja) * 2012-12-27 2013-04-25 Toshiba Corp 画像表示システム、及び画像表示装置

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