JP2002269092A - 会員情報管理システム - Google Patents

会員情報管理システム

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JP2002269092A
JP2002269092A JP2001062790A JP2001062790A JP2002269092A JP 2002269092 A JP2002269092 A JP 2002269092A JP 2001062790 A JP2001062790 A JP 2001062790A JP 2001062790 A JP2001062790 A JP 2001062790A JP 2002269092 A JP2002269092 A JP 2002269092A
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JP2001062790A
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Yoshihiro Mizuno
善弘 水野
Yuichi Mashita
祐一 真下
Osamu Moriya
修 森谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】電子市場の関与者の情報、関与者間の契約
情報、提供サービスの情報等で構成される会員情報K1
に対して、電子市場提供者120が会員情報中の情報種
別ごとに関与者のアクセスを制御する情報(公開ポリシ
ー情報K3)を登録し、また、情報種別ごとに所有者を
決定する。各所有者毎に、各自が管理・所有する会員情
報に対するアクセスを制御する情報(公開ルール情報K
4)を登録する。会員情報の更新または照会が要求の際
に、前記公開ポリシー情報および公開ルール情報を参照
して更新または参照の可否を判定する。 【効果】会員情報へのアクセス制御を情報の所有者毎に
可能とすることで、各所有者のポリシーに応じた情報の
公開またはプライバシーの保護が可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の事業者によ
ってアプリケーション・サービスが電子的に提供される
電子市場における会員管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等を利用し複数の事業者
と複数の利用者が集う電子市場を提供する例として電子
モールシステムがある。一般的な電子モールシステムで
は、事業者(商品販売者)ごとに用意された仮想的な店
舗において、一様な形式で商品販売や受発注ができるも
のであり、電子市場の関与者の情報等は、会員情報とし
て共通のデータベース等で管理される。このようなシス
テムにおける会員情報へのアクセスは、システムにおい
て提供される共通のインターフェースにおいて一様な範
囲で照会または更新可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子市場におけ
る会員管理システムおよび会員管理方法には、以下のよ
うな課題がある。会員情報を、「場」の公開ポリシーに
沿った形で、動的に公開することができない、との課題
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定められ
た会員情報を含む情報の公開の基準となる公開ポリシー
に基づいて、各情報をどこまで公開するかの公開ルール
を定めるものである。なお、公開とは、情報処理装置、
利用者等に対してのアクセス制限をどこまで行うか、を
含む。なお、公開の対象は、会員情報に限定されるもの
でなく、一般の情報も該当する。また、会員情報には、
電子市場の関与者の情報、関与者間の契約情報、が含ま
れる。また、どこまで公開するかには、情報を構成する
項目の何れを公開・非公開とするかを決めることが含ま
れる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定さ
れるものではない。例えば、図1における電子市場提供
者(装置)120と会員管理システム100は、同一の
装置であってもよい。
【0006】また、会員情報を、「場」の公開ポリシー
に沿った形で、動的に公開することができない、との課
題のより具体的な例には、以下のことが含まれる。 1.会員情報に対するアクセス制御が固定的であり、シ
ステム毎にアクセス制御方式を変更する、あるいはシス
テム稼動後に部分的に変更することが難しい。 2.会員情報に対するアクセス制御が画一的であり、情
報毎に当事者外の他者に公開あるいは、アクセスを制限
してプライバシーを保護することができない。 3.電子市場提供者が「場」の基本的ポリシーを反映し
つつ、その範囲で自由に会員情報を公開することができ
ない。
【0007】そこで、実施の形態における第1の目的
は、複数の事業者と複数の利用者が集う電子市場におい
て、電子市場提供者が決定した会員情報における各情報
の所有者が、自身が管理する情報に関し、他者からの照
会または更新の要求に対するアクセス制御を自由に行な
うことができる会員管理システムを提供することにあ
る。
【0008】また、実施の形態における第2の目的は、
電子市場提供者が予め自己の管理する電子市場で管理す
る会員情報への各会員の照会または更新要求に対するア
クセス制御を設定することができる会員管理システムを
提供することにある。
【0009】また、実施の形態における第3の目的は、
電子市場における異なる事業者間での提供サービス情報
や顧客情報の共有が可能となる会員管理システムを提供
することにある。
【0010】また、実施の形態における第4の目的は、
前記第1および第2の目的のアクセス制御範囲、あるい
は、前記第3の目的における情報の共有範囲の変更が行
なえる会員管理システムを提供することにある。
【0011】まず、第1の実施の形態について、説明す
る。図1は、本発明にかかわる会員管理システムおよび
該システムを用いる電子市場の全体構成を示す。
【0012】図1の電子市場において、ASP事業者13
0(130a,130b,..)は、商品の販売や受発注情報等の業
務を行なう様々なアプリケーション・サービスをASP
110(110a,100b,100c,..)によって提供し、ASP利用
者140(140a,140b,..)は、該ASPを利用して商品取
引等の業務を行なう。電子市場提供者120は、この電子
市場をインターネット等の通信回線N1を介して各者の業
務が電子的に行なえる「場」として提供する。また、会
員管理システム100において、前記ASPを利用するに
際し、企業情報等の各者の情報や、ASPにおいて提供
されるサービスの情報、ASP事業者とASP利用者間
の契約関係等を会員情報として管理し、さらに該会員情
報の更新や照会に対するアクセス制御を行なう。この
他、電子市場に入会する際に与信を行なう与信情報付与
者、会員情報を当事者に代わって登録する会員情報登録
代行者等の他の組織が関与する場合もあるが、本実施の
形態においては、特に必要のない限り図示および説明を
省略する。
【0013】会員管理システム100は、画像ファイルな
どの画面情報104を管理するWWWサーバ101、後述する
会員DB106を管理するデータベースサーバ103、会員情
報の更新や照会を制御するとともに後述するアクセス制
御情報の設定を行なう会員管理サーバ102、該会員管理
サーバ102で処理するプログラムやデータを格納する会
員管理サーバ処理情報105で構成される。各サーバは、
中央処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置、通信装
置等を備えるパーソナルコンピュータ等の計算機システ
ムであり、LAN等のネットワークN2を介して、互いに
接続し、さらに通信回線N1に接続される。
【0014】ASP110a,110b,110c,..は、ASP事業
者によるアプリケーション・サービスを提供するシステ
ムである。本システムは、例えば図2のように、画像フ
ァイルなどを格納する画面情報114、前記画像情報を管
理し、利用者端末201a,..からの処理依頼を受け付け処
理結果を提示するWWWサーバ111、アプリケーション
・サービスにおける各種業務処理を制御するアプリケー
ションサーバ112、該アプリケーションサーバ112で処理
するプログラムやデータを格納する業務処理情報115、
取引の情報等業務情報を蓄積する業務DB116を管理す
るデータベースサーバ113で構成される。アプリケーシ
ョンサーバ112は、処理中に必要に応じて会員管理サー
バ102を介して会員情報の照会や更新を行なう。また前
記各サーバは、中央処理装置、記憶装置、入力装置、出
力装置、通信装置等を備えるパーソナルコンピュータ等
の計算機システムであり、LAN等のネットワークN3を
介して、互いに接続し、さらに通信回線N1に接続され
る。
【0015】ここで、会員管理システム100およびAS
P群110とを、セキュリティ確保のため通信回線N1から
ファイアフォール等で分離した専用回線等のネットワー
ク上に設置することにしてもよい。
【0016】電子市場提供者120、ASP事業者130a,13
0b,..、ASP利用者140a,140b,..は、個人または企業
・家族等の組織であって、図3のように、利用者端末20
1a,201b,..が直接通信回線N1に接続する形態200、ある
いは、組織内LAN(N4)に接続された利用者端末211
a,211b,..が組織内サーバ212を介して通信回線N1に接続
する形態210、あるいは形態200と形態210が混在した形
態で、会員管理システム100またはASP110a,110b,110
c,..に接続する。前記利用者端末201a,..からのアプリ
ケーション・サービスの利用は、WWWサーバ111、ア
プリケーションサーバ112を介して実施され、会員情報
の更新や照会は、WWWサーバ101、会員管理サーバ102
を介して実施される。
【0017】以上のような電子市場において、電子市場
提供者、ASP事業者、ASP利用者等、電子市場に関
与する者(会員)の情報および会員間の契約関係情報、
前記各情報に対する所有者の情報、さらに前記各情報の
更新または照会に対するアクセス制御情報は、会員管理
システム100における会員DB106において蓄積管理され
る。すなわち、会員DB106は、会員の情報および会員
間の契約関係情報等である会員情報K1、前記会員情報K1
に対してその情報種類別に所有者を対応付けた所有者情
報K2、会員情報K1へのアクセス制御情報として、アクセ
ス制御の基本的なルールとして電子市場提供者120によ
って設定される公開ポリシー情報K3、および前記各所有
者により設定されるアクセス制御情報である公開ルール
情報K4から成る。
【0018】次に、前記会員情報K1に対するアクセス
制御情報の設定にかかわる手順を図4に示す。同図にお
いて、会員情報K1に対するアクセス制御情報の設定手順
は、以下のステップS1〜S4によって実施される。ここ
で、ステップS1およびS3を実施する前に、予め処理要求
者の認証が行なわれ、処理要求者が電子市場提供者であ
ることが確認されているものとする。また、ステップS2
およびS4を実施する前に、予め処理要求者の認証が行
なわれ、処理要求者が電子市場提供者、ASP事業者、
あるいはASP利用者の何れに相当するかという会員種
別が確認されているものとする。
【0019】まず、ステップS1において、初期設定とし
て、電子市場提供者120が、会員情報K1の各情報種別に
対して、所有者となる会員種別を対応付け、また、必要
であれば、所有者を限定するための情報項目(所有者限
定項目)を該情報種別に含まれる情報項目中、会員が判
別可能な項目(ID等の識別子が設定される項目)から
選択し、これを所有者情報K2に登録する。ここで、図5
に会員情報K1中の情報種別501および該情報種別に含ま
れる情報項目502の例を示す。これに対してステップS1
により情報種別501ごとに所有者となる会員種別を対応
付けて設定した所有者情報K2の例を図6に示す。同図に
おいて、情報種別601は、それぞれ図5における情報種
別501に対応しており、所有者種別602は、各情報種別60
1に対する所有者である会員種別を示しており、「電子
市場提供者」、「ASP事業者」、「ASP事業者(A
SP)」あるいは「ASP利用者」の何れかとなる。
「ASP事業者(ASP)」は、ASP事業者が所有者
となる情報であるが、ASP事業者が提供する複数のA
SP毎に区別可能であることを示す。所有者限定項目60
3は、各情報種別601に対応する情報項目502から会員が
判別可能な項目が選択される。
【0020】次にステップS2において、前記設定された
所有者が、前記各情報種別601の情報を会員情報K1に登
録する。ここで、前記所有者限定項目603が設定されて
いる場合、該当情報項目には、登録者自身の識別子を設
定するよう制御される。図7a〜図7cに、ステップS2
において、登録された会員情報K1のうち、それぞれAS
Pサービス利用関係情報、ASP利用者情報、ASP利
用者個人情報の例を示す。図7a〜図7cにおいて、図
6の所有者限定項目603において、それぞれASP事業
者名701、ASP利用者名711、ASP利用者名721が所
有者を限定する情報項目であることを示す。
【0021】次にステップS3において、電子市場提供者
120が、会員情報K1の更新または照会に対するアクセス
制御を行なう際の基本的なルール(公開ポリシー情報K
3)を設定する。ステップS3における公開ポリシー情報
設定の手順を図8に示す。同図において、公開ポリシー
情報の設定手順は、以下のステップS31〜S35によって実
施される。
【0022】まず、ステップS31において、公開ポリシ
ーを設定する対象となる情報の情報種別を指定する。こ
のとき、公開ポリシーの設定対象を指定した情報種別に
含まれる情報項目に限定する場合、設定対象となる情報
項目も指定する。図例によれば、図5における情報種別
501、および該情報種別501に対応する情報項目502のう
ちの何れかが指定される。
【0023】次に、ステップS32において、公開ポリシ
ーの設定対象となる会員の種別を指定する。前記設定対
象となる会員種別は、図9に示すように、前記ステップ
S31において指定した設定対象情報に対応する所有者の
会員種別901に対して、公開先902に示す範囲で指定可能
となる。公開先種別903は、前記公開先902に対応してお
り、前記公開先902を指定する際の指定値や公開ポリシ
ー情報K3に登録する際のコード情報として用いられる。
ここで、前記所有者の会員種別901は、所有者情報K2を
参照して設定対象情報の情報種別601に対する所有者種
別602が判別される。
【0024】次に、ステップS33において、アクセス制
御の種別として、「照会のみ可能とする」、あるいは
「照会および更新可能とする」の何れかを指定する。
【0025】次に、ステップS34において、後述する公
開ルール情報K4の設定を制限するか否かを指定する。
「制限する」と指定した場合、同一の情報種別(情報項
目の指定がある場合同一情報項目)に対して、公開ルー
ルを設定する際、設定対象となる会員種別およびアクセ
ス制御の種別の範囲を広げることは可能とするが、狭め
ることを禁止する。ここで、前記「範囲を狭める」設定
とは、更新および照会可能と設定されている公開ポリシ
ーに対して、照会のみ可能あるいは照会禁止と設定する
ことを含む。また、照会可能と設定されている公開ポリ
シーに対して、照会禁止と設定することを含む。また、
範囲を広げる設定はその逆を示す。「制限しない」と指
定した場合、公開ルールの設定では、設定対象となる会
員種別およびアクセス制御の種別の範囲を広げること
も、狭めることも可能とする。
【0026】次に、ステップS35において、前記ステッ
プS31〜S34において指定された各値をもとに公開ポリシ
ー情報K3に登録する。図10aおよび図10bに、前記
登録された公開ポリシー情報K3の例を示す。図10aに
おいて、ID1001は、ステップS35において、登録する
際に必要に応じて公開ポリシーを一意に決定可能な識別
子を設定するものである。情報種別1002および情報項目
1003は、ステップS31において指定される情報種別およ
び情報項目を示し、公開先種別1004は、ステップS32に
おいて指定される公開ポリシーの設定対象となる会員の
種別を示す。公開種別1005は、ステップS33において指
定されるアクセス制御の種別を示し、照会のみ可能とす
る場合は「照会」、照会および更新可能とする場合は
「更新」が設定される。制限1006は、ステップS34にお
いて指定される公開ルール情報K4の設定への制限を示
し、制限する場合「あり」、制限しない場合「なし」と
設定される。図10bにおいて、公開先1012は、公開先
種別1004が「特定」(アクセス制御する会員を具体的に
指定する)の場合、該具体的な会員のリストが設定され
る。このとき、ID1011は、ID1001に対応付けられて
設定される。
【0027】次に、ステップS4において、前記ステップ
S1において設定された各情報の所有者が、前記ステップ
S2において登録した会員情報K1中、自己が所有者となる
情報に対するアクセス制御を行なう際のルール(公開ル
ール情報K4)を設定する。ステップS4における公開ルー
ル情報設定の手順を図11に示す。同図において、公開
ルール情報の設定手順は、以下のステップS41〜S46によ
って実施される。
【0028】まず、ステップS41において、公開ルール
を設定する対象となる情報の情報種別を指定する。この
とき、公開ルールの設定対象を指定した情報種別に含ま
れる情報項目に限定する場合、設定対象となる情報項目
も指定する。図例によれば、図5における情報種別501
および該情報種別501に対応する情報項目502のうちの何
れかが指定される。また、さらに前記設定対象の情報種
別に含まれる情報項目とその項目に対する具体的な項目
値を指定して、設定対象をさらに限定してもよいその逆
であってもよい。
【0029】次に、ステップS42において、公開ルール
の設定対象となる会員を指定する。ここで、図12に示
すように設定を行なう処置要求者の会員種別、すなわち
設定対象情報の所有者の会員種別1201に対して、公開先
1202に示す範囲で指定可能となる。公開先種別1203およ
び公開先条件1204は、前記公開先1202に対応しており、
公開先1202を指定する際の指定値や公開ルール情報K4に
登録する際のコード情報として用いられる。
【0030】次に、ステップS43において、アクセス制
御の種別として、「照会のみ可能とする」、「照会およ
び更新可能とする」、または「照会および更新を禁止す
る」の何れかを指定する。
【0031】次に、ステップS44において、アクセス制
御を行なう期間として、開始日時、終了日時を指定す
る。
【0032】次に、ステップS45において、前記ステッ
プS41において指定された情報種別および情報項目、ス
テップS42において指定された公開先種別1203をもと
に、前記ステップS3において設定された公開ポリシー情
報K3の情報種別1002、情報項目1003、公開先種別1004お
よび公開種別1005を参照し、重複する公開ポリシーが既
に設定されているかを判定する。前記判定の結果、重複
する公開ポリシーが設定されていない場合、ステップS4
8において、前記ステップS41〜S44において指定された
各値をもとに公開ルール情報K4に登録する。ステップS4
5における判定の結果、重複する公開ポリシーが設定さ
れている場合、ステップS46において、該重複する公開
ポリシー情報K3中の制限1006を参照し、公開ルール設定
に対する制限がない場合(図例では「なし」の場合)、
前記ステップS48において、公開ルール情報K4に登録す
る。制限がある場合、さらにステップS47において、前
記ステップS42で指定された公開ルールの設定対象とな
る会員またはステップS43において指定されたアクセス
制御の種別が、前記公開ポリシー情報K3中の公開先種別
1004または公開種別1005に比べアクセス制御の対象範囲
が狭くなっているかを判定し、広い場合には、前記ステ
ップS48において、公開ルール情報K4に登録する。逆に
狭い場合には、公開ポリシー情報K3の制限に反するもの
としてエラー出力がなされる。
【0033】図13a〜図13cに、前記公開ルール情
報K4の例を示す。同図において、ID1301は、ステップ
S46において、登録する際に必要に応じて公開ルールを
一意に決定可能な識別子を設定するものである。登録者
1302は、該当する公開ルールの登録をした会員の識別子
を示す。情報種別1303および情報項目1304は、ステップ
S41において、指定される公開ルールを設定する対象と
なる情報の情報種別および設定対象となる情報項目を示
し、情報種別1312、情報項目1313、情報値1314は、同ス
テップにおいてさらに対象を絞り込む場合に指定された
条件を示す。ここで、ID1311は、ID1301に対応付け
られて設定される。公開先種別1305および公開先条件13
06は、ステップS42において指定される公開ルールの設
定対象となる会員の種別および条件を示す。公開種別13
09は、ステップS43において指定されるアクセス制御の
種別を示し、照会のみ可能とする場合は「照会」、照会
および更新可能とする場合は「更新」、照会および更新
を禁止する場合は「公開禁止」と設定される。有効開始
日時1307および有効終了日時1308は、ステップS44にお
いて指定されるアクセス制御を行なう期間の開始日時と
終了日時を示す。図10cにおいて、公開先1322は、公
開先種別1305が「特定」(アクセス制御する会員を具体
的に指定する)の場合、該具体的な会員のリストが設定
される。このとき、ID1321は、ID1301に対応付けら
れて設定される。
【0034】以上の会員情報K1に対するアクセス制御情
報の設定手順において、前記ステップS2を、ステップS3
およびステップS4以降にも実施可能として、公開ポリシ
ーまたは公開ルールにおいて、該当情報が更新可能な会
員によって会員情報K1の登録(代行登録)が行なわれる
こととしてもよい。また、ステップS3およびステップS4
を繰り返し実施可能として、公開ポリシーまたは公開ル
ールを変更、追加可能としてもよい。
【0035】次に、図4のステップS1〜S4において設定
された公開ポリシー情報K3および公開ルール情報K4に基
づいて、会員情報K1に対する照会または更新に対するア
クセス制御を行なう手順を図14に示す。この手順は、
ステップS6において、会員情報K1への照会または更新の
可否を判定し、ステップS51において、照会または更新
が可能と判定された場合に、要求された会員情報K1の更
新または照会を可能とする。なお、更新または紹介は、
可能と判定された場合にのみ可能としてもよい。ここ
で、ステップS6およびステップS51を実施するに際し、
予め処理要求者の認証が行なわれ、処理要求者が電子市
場提供者、ASP事業者、ASP利用者、あるいはAS
Pの何れに相当するかという会員種別が認識されている
ものとする。また、各ステップを実行する際には、シス
テム時間等を参照することにより、現在日付および時刻
が確認できるものとする。
【0036】ステップS6において、照会・更新の可否を
判定する手順を図15に示す。同図において、会員情報
K1に対する照会または更新の可否判定は、以下のステッ
プS61〜S64、およびステップS7、ステップS8によって実
施される。以下の説明においては、特に必要な場合を除
き、会員情報K1に対する照会要求時の照会可否の判定方
法として記載する。
【0037】まず、ステップS61において、処理要求者
が照会対象情報の所有者であるかを処理要求者の認証結
果および所有者情報K2を参照して判定する。前記判定
では、処理要求者の会員種別が照会対象情報の情報種別
601に対応する所有者種別602と一致し、情報種別601に
対応する所有者限定項目603が設定されている場合、さ
らに処理要求者の識別子が照会対象情報の情報種別601
に対応する所有者限定項目603が示す項目に対応する照
会対象情報中の該当項目と一致することが判定されるも
のである。この一致判定により、一致すると判定された
場合、すなわち、処理要求者が照会対象情報の所有者で
あると判定された場合、照会が可能となる。
【0038】逆に、一致しなかった場合、続くステップ
S62およびステップS63において、公開ポリシー情報K3を
参照し、該当する公開ポリシーがあるかを判定する。こ
の判定では、照会対象情報の情報種別および情報項目と
公開ポリシー情報K3中の情報種別1002および情報項目10
03とが一致し、照会要求者が公開先種別1004に該当し、
さらに公開種別1005が「照会」または「更新」である場
合に該当する公開ポリシーがあると判定される。ここ
で、情報項目に対する一致において、情報項目1003に設
定がない場合(情報種別に含まれるすべての情報項目を
対象にしている場合)、照会対象情報の情報項目に関わ
らず一致するものと判定する。公開先種別1004が、「契
約ASP利用者」、「特定ASP利用者」、「契約AS
P事業者」、「利用ASP」または「取引関係者」の場
合、必要に応じて会員情報K1を参照して判定し、同項目
が「特定」の場合、すなわち、公開先1012に具体的なア
クセス制御対象の会員がリスト指定されている場合、照
会要求者が前記リストの何れかに一致することで判定さ
れる。更新の要求である場合には、前記公開種別1005が
「更新」である場合にのみ一致するものと判定する。以
上の判定により、該当する公開ポリシーが存在しないと
判定された場合、後述するステップS7による「公開ルー
ル判定処理−1」を実施する。
【0039】逆に、該当する公開ポリシーが存在すると
判定された場合、ステップS64において、該当する公開
ポリシー中の制限1006が、「あり」の場合、すなわち公
開ルールの設定を制限する場合には、照会要求者による
照会が可能であると判定される。「なし」の場合、すな
わち公開ルールの設定が制限されない場合、後述するス
テップS8による「公開ルール判定処理−2」において、
さらに公開ルール情報K4を参照して照会可否を判定す
る。
【0040】図16に、前記ステップS7による「公開ル
ール判定処理−1」の処理手順を示す。同図において、
「公開ルール判定処理−1」は、以下のステップS71お
よびS72によって実施される。
【0041】ステップS71およびステップS72において、
公開ルール情報K4を検索し、該当する公開ルールがある
かを判定する。この判定では、照会対象情報の情報種別
および情報項目と公開ルール情報K4中の情報種別1303お
よび情報項目1304とが一致し、照会要求者が公開種別13
05および公開先条件1306に該当し、照会日時が有効開始
日時1307および有効終了日時1308の間にあり、さらに公
開種別1309が「照会」または「更新」である場合に該当
する公開ルールがあると判定される。ここで、情報種別
および情報項目に対する一致において、これをさらに限
定する情報項目1313およびその項目値1314が設定されて
いる場合、照会対象情報がこれに該当することが必要と
なる。
【0042】また、情報項目1304に設定がない場合(情
報種別に含まれるすべての情報項目を対象にしている場
合)、照会対象情報の情報項目に関わらず一致するもの
と判定する。公開先種別1035および公開先条件1306によ
る判定において、「契約ASP利用者」、「特定ASP
利用者」、「契約ASP事業者」、「利用ASP」また
は「取引関係者」の場合は必要に応じて会員情報K1を参
照して判定し、公開先種別1305が「特定」の場合、すな
わち、公開先1322に具体的なアクセス制御対象の会員が
リスト指定されている場合、照会要求者が前記リストの
いずれかに一致することで判定される。更新の要求であ
る場合には、前記公開種別1309が「更新」である場合に
一致するものと判定する。以上の判定により、該当する
公開ルールが存在する場合には、照会要求者による照会
が可能であると判定される。逆に、存在しない場合、照
会要求を拒否する。
【0043】図17に、前記ステップS8による「公開ル
ール判定処理−2」の処理手順を示す。同図において、
「公開ルール判定処理−2」は、以下のステップS81〜S
83によって実施される。
【0044】ステップS81およびステップS82では、「公
開ルール判定処理−1」におけるステップS71およびス
テップS72と同様の処理を行なう。ただし、この判定処
理中、公開種別1309が「公開禁止」である場合に該当す
る公開ルールがあると判定される。また、判定結果につ
いて、該当する公開ルールが存在する場合、すなわち、
公開ポリシーにおいて照会が許可されているが、公開ル
ールにおいて照会を禁止するよう設定されている場合、
照会要求が拒否される。逆に該当する公開ルールがない
場合、照会要求者による紹介が可能であると判定され
る。
【0045】次に、第2の実施の形態について、説明す
る。第2の実施の形態は、第1の実施の形態における公
開ポリシー情報K3および公開ルール情報K4を1つのアク
セス制御情報(以下、統一アクセス制御情報と記載す
る)にまとめて登録または参照するものである。すなわ
ち、第1の実施の形態のステップS3における公開ポリシ
ー情報K3の登録処理(ステップS35)、およびステップS
4における公開ルール情報K4の登録処理(ステップS48)
において登録する対象を前記統一アクセス制御情報とす
る。さらに、公開ポリシー情報K3および公開ルール情報
K4を参照する処理(ステップS45〜S47、ステップS62〜S
64、ステップS71〜S72、およびステップS81〜S83)にお
いて、前記統一アクセス制御情報を参照することとす
る。その他のシステム構成および処理手順は、第1の実
施の形態と同様である。
【0046】本実施の形態において、登録される統一ア
クセス制御情報の例を図13b、図18、図19に示
す。公開ポリシー情報K3の登録処理(ステップS35)に
おいて、第1の実施の形態における図10aおよび図1
0bに示す公開ポリシー情報K3のID1001、情報種別10
02、情報項目1004、公開種別1005、制限1006、ID101
1、公開先1012に設定する値と同一の値がID1801、情
報種別1804、情報項目1805、公開先種別1806、公開種別
1810、制限1811、ID1901、公開先1902に設定される。
ここで、ポリシーフラグ1802には、公開ポリシーである
ことが判別可能な情報(図例では「y」)が設定され、
その他の項目については、特に設定を行なわない。ま
た、公開ルール情報K4の登録処理(ステップS48)にお
いて、第1の実施の形態における図13aおよび図13
cに示す公開ルール情報K4のID1301、登録者1302、情
報種別1303、情報項目1304、公開先種別1305、公開先条
件1306、有効開始日時1307、有効終了日時1308、公開種
別1309、ID1321、公開先1322に設定する値と同一の値
がID1801、登録者1803、情報種別1804、情報項目180
5、公開先種別1806、公開先条件1807、有効開始日時180
8、有効終了日時1809、公開種別1810、ID1901、公開
先1902に設定される。ここで、ポリシーフラグ1802に
は、公開ルールであることが判別可能な情報(図例では
「n」)が設定され、その他の項目については、特に設
定を行なわない。
【0047】統一アクセス制御情報を参照する処理にお
いて、第1の実施の形態における公開ポリシー情報K3を
参照する処理(ステップS45〜S47、ステップS62〜S64)
では、ポリシーフラグ1802が、公開ポリシーであること
を示すもの(図例では「y」のもの)のみが参照対象と
され、第1の実施の形態における公開ルール情報K4を参
照する処理(ステップS71〜S72、ステップS81〜S83)で
は、ポリシーフラグ1802が、公開ルールであることを示
すもの(図例では「n」のもの)のみが参照対象とされ
る。
【0048】次に、第3の実施の形態について説明す
る。第3の実施の形態は、第1の実施の形態の公開ポリ
シー情報K3および公開ルール情報K4、または第2の実施
の形態における統一アクセス制御情報の登録時あるいは
定期的にアクセス制御対象となる会員を具体的な会員の
識別子に展開する(以下、これを公開先展開処理と記載
する)ものである。すなわち、登録時の公開先展開処理
は、第1の実施の形態におけるステップS3における公開
ポリシー情報K3の登録処理(ステップS35)に対し、予
めステップS32において指定された公開先種別903が「特
定」である場合を除き、同公開先種別を元に会員情報K1
を検索して、該当する会員の識別子を公開先1012に設定
する処理を付け加える。また、ステップS4における公開
ルール情報K4の登録処理(ステップS48)に対し、予め
ステップS42において指定された公開種別1203が「特
定」である場合を除き、同公開先種別および同時に指定
される公開先条件1204を元に会員情報K1を検索して、該
当する会員の識別子を公開先1322に設定する処理を付け
加える。
【0049】ここで、前記ステップS48の実施前にステ
ップS47が実施される場合、予めステップS42において指
定された公開種別1203が「特定」である場合を除き、同
公開先種別および同時に指定される公開先条件1204を元
に会員情報K1を検索し、これとステップS45において、
重複する公開ポリシー情報の公開先1012とを比較して制
限に反していないかを判定する。同判定において、予め
ステップS43において指定された公開種別が、「照会」
または「更新」である場合には、前記検索結果が公開先
1012を含む場合に制限に反していないと判定される。
「公開禁止」である場合には、前記検索結果が公開先10
12のどれも含まない場合に制限に反していないと判定さ
れる。以上の処理において、第2の実施の形態における
同処理に対しては、前記該当する会員の識別子を何れも
統一アクセス制御情報中の公開先1902に設定または参照
するものとする。
【0050】公開ポリシー情報K3および公開ルール情報
K4、または統一アクセス制御情報の登録以降、公開先展
開処理は、定期的あるいは電子市場提供者の要求に応じ
て実施される。この公開先展開処理では、公開ポリシー
情報K3に対しては、公開先種別1004を元に会員情報K1を
検索して、該当する会員の識別子を公開先1012に設定
し、公開ルール情報K4に対しては、公開先種別1305およ
び公開先条件1306を元に会員情報K1を検索して、該当す
る会員の識別子を公開先1322に設定し、統一アクセス制
御情報に対しては、公開先種別1806および公開先条件18
07を元に会員情報K1を検索して、該当する会員の識別子
を公開先1902に設定するものである。
【0051】会員情報K1の照会または更新処理において
は、第1の実施の形態に対し、公開ポリシー情報K3を参
照する処理(ステップS62およびステップS63)おいて、
照会要求者が公開種別1004に該当するかを判定する際
に、公開先1012を参照して、照会要求者と同一の識別子
が設定されている場合に「該当する」と判定する。ま
た、公開ルール情報K4を参照する処理(ステップS71〜S
72、ステップS81〜S82)において、照会要求者が公開種
別1305および公開先条件1306に該当するかを判定する際
に、公開先1322を参照して、照会要求者と同一の識別子
が設定されている場合に「該当する」と判定する。ここ
で、第2の実施の形態における同処理に対しては、統一
アクセス制御情報中の公開先1902が参照される。ここ
で、公開先1902の参照は、何れの場合も統一アクセス制
御情報中の公開先1902を参照してもよい。
【0052】その他のシステム構成および処理手順は、
第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様であ
る。
【0053】本発明の第1〜第3の実施の形態によれ
ば、以下の効果が得られる。以上のように、本発明の実
施の形態によれば、電子市場提供者が決定した各情報の
所有者が、自身が管理する情報に関し、他者からの照会
要求に対するアクセス制御を自由に行なうことができる
ため、所有者毎の契約または情報公開に対するポリシー
に応じて情報を公開するなど、プライバシーの保護が可
能となる。
【0054】また、前記アクセス制御に加えて、電子市
場提供者が決定した各情報の所有者が、自身が管理する
情報に関し、特定の他者に対して更新要求に対するアク
セス制御を行なうことができるため、前記所有者が許可
した特定他者により、許可された情報範囲の会員情報を
代行して登録することができる。
【0055】また、前記アクセス制御の前提として、電
子市場提供者が予め自己の管理する電子市場で管理する
会員情報への各会員の照会または更新要求に対するアク
セス制御を設定することができるため、最低限公開を必
要とする情報の設定が可能であり、取引等の「場」を管
理する上でモラルを維持することができる。
【0056】また、異なるASP事業者間での情報共有
が可能となるため、ASP事業者が提供するアプリケー
ション・サービス間のサービス連携等、サービスを充実
化させることが可能となる。
【0057】また、前記アクセス制御は、アクセス制御
情報を元に実施されるため、プログラム等システムに変
更を加えることなくアクセス制御を行なう範囲等を変更
することが可能となる。
【0058】また、アクセス制御の対象となる会員を具
体的な会員の識別子に展開し、これを定期的にメンテナ
ンスすることが可能となるため、会員情報の照会または
更新要求に対してその可否を判定する処理を高速化する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、電子商取引市場等のネ
ットワーク上の場の公開ポリシーに合致した形で、会員
情報を含む各情報のアクセス制限、公開を制御すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における会員管理システムおよび該シス
テムを用いる電子市場の全体構成図。
【図2】本発明の電子市場におけるASPのシステム構
成図。
【図3】本発明の電子市場に接続する接続形態の構成
図。
【図4】会員情報に対するアクセス制御情報の設定処理
フロー。
【図5】会員情報に含まれる情報種別を示す図。
【図6】所有者情報の例。
【図7】会員情報の例。
【図8】公開ポリシー情報登録のフロー図。
【図9】公開ポリシーを設定する対象情報の所有者の会
員種別と、指定可能な公開先の組み合わせを示す図。
【図10】公開ポリシー情報の例。
【図11】公開ルール情報登録のフロー図。
【図12】公開ルールを設定する対象情報の所有者の会
員種別と、指定可能な公開先の組み合わせを示す図。
【図13】公開ルール情報の例。
【図14】会員情報に対する照会・更新手順のフロー
図。
【図15】会員情報に対する照会・更新可否判定処理の
フロー図。
【図16】公開ルール情報による照会・更新可否判定
(図15のステップS7)処理のフロー図。
【図17】公開ルール情報による照会・更新可否判定
(図15のステップS8)処理のフロー図。
【図18】第2の実施の形態における公開ポリシー情報
と公開ルール情報を統一した場合の統一アクセス制御情
報の例。
【図19】第2の実施の形態における公開ポリシー情報
と公開ルール情報を統一した場合の統一アクセス制御情
報における公開先のリストの例。
【符号の説明】
100 会員管理システム 101,111 WWWサーバ 102 会員管理サーバ 103,113 データベースサーバ 104,114 画面情報 105 会員管理サーバ処理情報 106 会員DB 110 ASP 115 業務処理情報 116 業務DB 112 アプリケーションサーバ 120 電子市場提供者 130 ASP事業者 140 ASP利用者 201,211 利用者端末 212 組織内サーバ N1 通信回線 N2,N3,N4 LAN K1 会員情報 K2 所有者情報 K3 公開ポリシー情報 K4 公開ルール情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 修 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA06 CA16 5B075 KK07 KK43 KK54 KK63 KK66 ND20 PP10 PQ02 UU08 UU09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して、所定のサービスを
    提供するための情報処理を実行する複数のサービス提供
    装置および前記サービスを利用者が受けるための情報処
    理を実行する複数のサービス利用装置と接続され、前記
    利用者および前記サービスを提供する提供者のうち少な
    くとも一方を含む前記サービスに関わる会員についての
    情報であって、複数の項目からなる会員情報を管理する
    会員情報管理システムにおいて、 予め作成された複数の会員情報の公開に関する基準を示
    す公開ポリシー情報に従って、前記複数の会員情報のそ
    れぞれを公開する権限を有する会員情報所有者が前記複
    数の会員情報のそれぞれについて、いずれの項目を公開
    するかもしくは非公開とするかを示す公開ルール情報
    を、前記複数の会員情報それぞれに対応付けて記憶する
    手段と、前記ネットワークを介して前記サービス提供装
    置および前記サービス利用装置のうち少なくとも一方か
    ら、所定の会員情報の提示を要求する要求情報を受信す
    る手段と、 受信された前記要求情報で要求される会員情報の提示内
    容を、前記公開ルール情報に基づいて、決定する手段と
    を有することを特徴とする会員情報管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の会員情報管理システムに
    おいて、さらに、 前記複数の会員情報を記憶する手段と、決定された内容
    に従って、提示を要求された前記会員情報を提示する手
    段とを有することを特徴とする会員情報管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の会員
    情報管理システムにおいて、 さらに、前記公開ポリシー情報を作成する電子市場提供
    者装置と前記ネットワークを介して接続する手段を有
    し、前記電子市場提供者装置から前記公開ポリシー情報
    を受信することを特徴とする会員情報管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の会員情
    報管理システムにおいて、さらにさらに、前記ネットワ
    ークを介して、前記公開ルール情報を受信する手段を有
    することを特徴とする会員情報管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の会員情
    報管理システムにおいて、 前記複数の会員情報のぞれぞれは、前記会員を特定する
    情報であることを特徴とする会員情報管理システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の会員情報管理システムに
    おいて、 前記複数の会員情報の項目には、前記会員の住所、氏名
    および電話番号のうち少なくとも1つを含まれることを
    特徴とする会員情報管理システム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の会員情
    報管理システムにおいて、 前記会員情報には、前記会員間の契約情報を含まれるこ
    とを特徴とする会員情報管理システム。
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