JP2002269071A - 曖昧文作成装置 - Google Patents
曖昧文作成装置Info
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- JP2002269071A JP2002269071A JP2001072271A JP2001072271A JP2002269071A JP 2002269071 A JP2002269071 A JP 2002269071A JP 2001072271 A JP2001072271 A JP 2001072271A JP 2001072271 A JP2001072271 A JP 2001072271A JP 2002269071 A JP2002269071 A JP 2002269071A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡潔でわかり易く、かつ、同一の確信度に対
しても単調な表現にはならない曖昧文を作成することが
できる、曖昧文作成装置を提供する。 【解決手段】 曖昧文作成装置を、文を入力する文入力
手段1と、文の確信度を入力する確信度入力手段2と、
出力される曖昧文の語調を入力する語調入力手段3と、
確信度と語調とに対応する語句を記憶した語句記憶手段
4と、文の確信度と曖昧文の語調とに対応する語句を語
句記憶手段から検索する語句検索手段5と、語句検索手
段によって検索された語句を文に挿入または文の一部と
置換することにより文から曖昧文を作成する曖昧文作成
手段6と、曖昧文を出力する曖昧文出力手段7とから構
成した。
しても単調な表現にはならない曖昧文を作成することが
できる、曖昧文作成装置を提供する。 【解決手段】 曖昧文作成装置を、文を入力する文入力
手段1と、文の確信度を入力する確信度入力手段2と、
出力される曖昧文の語調を入力する語調入力手段3と、
確信度と語調とに対応する語句を記憶した語句記憶手段
4と、文の確信度と曖昧文の語調とに対応する語句を語
句記憶手段から検索する語句検索手段5と、語句検索手
段によって検索された語句を文に挿入または文の一部と
置換することにより文から曖昧文を作成する曖昧文作成
手段6と、曖昧文を出力する曖昧文出力手段7とから構
成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された自然言
語の文から曖昧さを表現した曖昧文を作成する、曖昧文
作成装置に関する。
語の文から曖昧さを表現した曖昧文を作成する、曖昧文
作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文の曖昧さを表現する方法の一つ
として、その文の確からしさを確信度という数値で表す
方法がある。確信度は、エキスパートシステム等の推論
装置によって求められ、一般的には、−1.0〜1.0
または0.0〜1.0の範囲の数値で表される。また、
確信度を数値ではなく、文や画像等によって出力する従
来技術が、特開平7−152572号公報の「確信度出
力装置」において開示されている。この従来技術は、確
信度を数値ではなく、自然言語、静止画像、動画、音声
のいずれか1つ、あるいは、そのうちの幾つかの組み合
わせを用いて、確信度の値に応じた出力を行うようにし
たものである。
として、その文の確からしさを確信度という数値で表す
方法がある。確信度は、エキスパートシステム等の推論
装置によって求められ、一般的には、−1.0〜1.0
または0.0〜1.0の範囲の数値で表される。また、
確信度を数値ではなく、文や画像等によって出力する従
来技術が、特開平7−152572号公報の「確信度出
力装置」において開示されている。この従来技術は、確
信度を数値ではなく、自然言語、静止画像、動画、音声
のいずれか1つ、あるいは、そのうちの幾つかの組み合
わせを用いて、確信度の値に応じた出力を行うようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に、自然
言語では文の曖昧さを数値で表すことはほとんど無いた
め、文の曖昧さを確信度の数値で表しても分かり難いと
いう問題があった。また、特開平7−152572号公
報に開示されている従来技術では、確信度をわかり易い
形で出力するために工夫がなされているものの、確信度
を自然言語で表す際に元の文に確信度に対応する文を追
加する方法を用いているため、結果として文全体が長く
なり、日本語として分かり難くなるという問題があっ
た。また、それぞれの確信度に対応する文が定まってい
るため、同一の確信度に対しては、同一の語句が繰り返
して使用されるため、画一的で単調な表現になるという
問題があった。本発明は、これらの課題を解決するため
になされたもので、簡潔でわかり易く、かつ、同一の確
信度に対しても単調な表現にはならない曖昧文を作成す
ることができる、曖昧文作成装置を提供することを目的
とする。
言語では文の曖昧さを数値で表すことはほとんど無いた
め、文の曖昧さを確信度の数値で表しても分かり難いと
いう問題があった。また、特開平7−152572号公
報に開示されている従来技術では、確信度をわかり易い
形で出力するために工夫がなされているものの、確信度
を自然言語で表す際に元の文に確信度に対応する文を追
加する方法を用いているため、結果として文全体が長く
なり、日本語として分かり難くなるという問題があっ
た。また、それぞれの確信度に対応する文が定まってい
るため、同一の確信度に対しては、同一の語句が繰り返
して使用されるため、画一的で単調な表現になるという
問題があった。本発明は、これらの課題を解決するため
になされたもので、簡潔でわかり易く、かつ、同一の確
信度に対しても単調な表現にはならない曖昧文を作成す
ることができる、曖昧文作成装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、曖昧文作成装置であって、文を入力する文入力
手段と、文の確信度を入力する確信度入力手段と、出力
される曖昧文の語調を入力する語調入力手段と、確信度
と語調とに対応する語句を記憶した語句記憶手段と、文
の確信度と曖昧文の語調とに対応する語句を語句記憶手
段から検索する語句検索手段と、語句検索手段によって
検索された語句を文に挿入または文の一部と置換するこ
とにより文から曖昧文を作成する曖昧文作成手段と、曖
昧文を出力する曖昧文出力手段とを備えたことを特徴と
する。このように構成することで、入力された文の確信
度と出力される曖昧文の語調とに対応する語句が語句検
索手段によって語句記憶手段から検索され、曖昧文作成
手段が検索された語句を文に挿入または文の一部と置換
することにより、入力された文から曖昧文を作成するの
で、簡潔で分かり易い曖昧文を作成することができる。
また、語句記憶手段に確信度と語調と対応する語句をデ
ータベースとして記憶することにより、曖昧さを表す語
句を従来よりも豊富に記憶することができる。
発明は、曖昧文作成装置であって、文を入力する文入力
手段と、文の確信度を入力する確信度入力手段と、出力
される曖昧文の語調を入力する語調入力手段と、確信度
と語調とに対応する語句を記憶した語句記憶手段と、文
の確信度と曖昧文の語調とに対応する語句を語句記憶手
段から検索する語句検索手段と、語句検索手段によって
検索された語句を文に挿入または文の一部と置換するこ
とにより文から曖昧文を作成する曖昧文作成手段と、曖
昧文を出力する曖昧文出力手段とを備えたことを特徴と
する。このように構成することで、入力された文の確信
度と出力される曖昧文の語調とに対応する語句が語句検
索手段によって語句記憶手段から検索され、曖昧文作成
手段が検索された語句を文に挿入または文の一部と置換
することにより、入力された文から曖昧文を作成するの
で、簡潔で分かり易い曖昧文を作成することができる。
また、語句記憶手段に確信度と語調と対応する語句をデ
ータベースとして記憶することにより、曖昧さを表す語
句を従来よりも豊富に記憶することができる。
【0005】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の曖昧文作成装置であって、語句記憶手段は、語句
検索手段によって検索された語句が曖昧文作成手段に使
用された日時を記憶する使用日時記憶手段を備え、語句
検索手段は、複数の語句が検索された際に、使用日時記
憶手段に記憶された使用日時が最も古い語句または未使
用の語句を選択する語句選択手段を備えたことを特徴と
する。このように構成することで、語句検索手段によっ
て複数の語句が検索された際は、語句選択手段によって
使用日時記憶手段に記憶された使用日時が最も古い語句
または未使用の語句が選択されるので、同一の確信度に
対して同一の語句が続けて使用されることがなくなり、
単調な表現にはならない曖昧文を作成することができ
る。
記載の曖昧文作成装置であって、語句記憶手段は、語句
検索手段によって検索された語句が曖昧文作成手段に使
用された日時を記憶する使用日時記憶手段を備え、語句
検索手段は、複数の語句が検索された際に、使用日時記
憶手段に記憶された使用日時が最も古い語句または未使
用の語句を選択する語句選択手段を備えたことを特徴と
する。このように構成することで、語句検索手段によっ
て複数の語句が検索された際は、語句選択手段によって
使用日時記憶手段に記憶された使用日時が最も古い語句
または未使用の語句が選択されるので、同一の確信度に
対して同一の語句が続けて使用されることがなくなり、
単調な表現にはならない曖昧文を作成することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の曖昧文
作成装置の機能構成を示すブロック図である。また、図
2は、語句記憶手段に記憶された語句の一例を示す図で
ある。また、図3は、曖昧文作成手段が入力文から曖昧
文を作成する例を示す図であり、(a)は語句を入力文
に挿入して曖昧文を作成する例を示し、(b)は語句を
入力文の一部と置換して曖昧文を作成する例を示す。ま
た、図4は、本発明の曖昧文作成装置を用いて曖昧文を
作成する手順を示すフローチャートである。
面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の曖昧文
作成装置の機能構成を示すブロック図である。また、図
2は、語句記憶手段に記憶された語句の一例を示す図で
ある。また、図3は、曖昧文作成手段が入力文から曖昧
文を作成する例を示す図であり、(a)は語句を入力文
に挿入して曖昧文を作成する例を示し、(b)は語句を
入力文の一部と置換して曖昧文を作成する例を示す。ま
た、図4は、本発明の曖昧文作成装置を用いて曖昧文を
作成する手順を示すフローチャートである。
【0007】まず、本発明の曖昧文作成装置の構成につ
いて説明する。図1に示すように、曖昧文作成装置は、
文入力手段1と、確信度入力手段2と、語調入力手段3
と、語句記憶手段4と、語句検索手段5と、曖昧文作成
手段6と、曖昧文出力手段7とから構成される。また、
語句記憶手段4は、使用日時記憶手段8を備え、語句検
索手段5は、語句選択手段9を備える。
いて説明する。図1に示すように、曖昧文作成装置は、
文入力手段1と、確信度入力手段2と、語調入力手段3
と、語句記憶手段4と、語句検索手段5と、曖昧文作成
手段6と、曖昧文出力手段7とから構成される。また、
語句記憶手段4は、使用日時記憶手段8を備え、語句検
索手段5は、語句選択手段9を備える。
【0008】文入力手段1は、曖昧文作成手段6に、例
えば、「病名は 風邪 である」という、自然言語から
なる文を入力する。なお、入力された文(以下、「入力
文」という)は、あらかじめ、格構造解析技術等によっ
て、それぞれの語句が区別されているものとする。
えば、「病名は 風邪 である」という、自然言語から
なる文を入力する。なお、入力された文(以下、「入力
文」という)は、あらかじめ、格構造解析技術等によっ
て、それぞれの語句が区別されているものとする。
【0009】確信度入力手段2は、入力文の確信度を語
句検索手段5に入力する。なお、入力文の確信度は、あ
らかじめ、エキスパートシステム等の推論装置により求
められているものとする。例えば、入力文の確信度が
「1.0」のときは、確信度入力手段2は、「確信度=
1.0」というデータを語句検索手段5に入力する。
句検索手段5に入力する。なお、入力文の確信度は、あ
らかじめ、エキスパートシステム等の推論装置により求
められているものとする。例えば、入力文の確信度が
「1.0」のときは、確信度入力手段2は、「確信度=
1.0」というデータを語句検索手段5に入力する。
【0010】語調入力手段3は、出力される曖昧文(以
下、「出力文」という)の語調を語句検索手段5に入力
する。語調は、文語調と口語調とがあり、ユーザが任意
に選択することができる。例えば、ユーザが出力文の語
調に口語調を望むならば、語調入力手段3は「語調=口
語調」というデータを語句検索手段5に入力する。
下、「出力文」という)の語調を語句検索手段5に入力
する。語調は、文語調と口語調とがあり、ユーザが任意
に選択することができる。例えば、ユーザが出力文の語
調に口語調を望むならば、語調入力手段3は「語調=口
語調」というデータを語句検索手段5に入力する。
【0011】語句記憶手段4は、図2に示すように、確
信度と語調と対応する語句をデータベースとして記憶し
ている。また、語句記憶手段4に記憶された語句は、そ
れぞれ、副詞と述語とに区別されている。例えば、語句
記憶手段4には、「絶対」という語句が、「確信度=
1.0」と「語調=口語調・文語調」とに対応し、「品
詞=副詞」である語句として記憶されている。
信度と語調と対応する語句をデータベースとして記憶し
ている。また、語句記憶手段4に記憶された語句は、そ
れぞれ、副詞と述語とに区別されている。例えば、語句
記憶手段4には、「絶対」という語句が、「確信度=
1.0」と「語調=口語調・文語調」とに対応し、「品
詞=副詞」である語句として記憶されている。
【0012】また、語句記憶手段4は使用日時記憶手段
8を備え、使用日時記憶手段8は、語句検索手段5によ
って検索された語句が曖昧文作成手段6に使用された日
時をその単語の「使用日時」のフィールドに書き込んで
記憶する。例えば、語句記憶手段4に記憶されている
「絶対」という語句の使用日時は、「2001/01/21 10:
30」と記憶されている(図2参照)。
8を備え、使用日時記憶手段8は、語句検索手段5によ
って検索された語句が曖昧文作成手段6に使用された日
時をその単語の「使用日時」のフィールドに書き込んで
記憶する。例えば、語句記憶手段4に記憶されている
「絶対」という語句の使用日時は、「2001/01/21 10:
30」と記憶されている(図2参照)。
【0013】語句検索手段5は、確信度入力手段2から
入力された確信度のデータと、語調入力手段3から入力
された語調のデータとに基づいて、その確信度と語調と
に対応する語句を語句記憶手段4から検索する。例え
ば、確信度入力手段2から「確信度=1.0」というデ
ータが入力され、語調入力手段3から「語調=口語調」
というデータが入力されたときは、「確信度=1.0」
と「語調=口語調」とに対応する語句を語句記憶手段4
から検索する。語句記憶手段4が図2に示すような語句
を記憶しているときは、語句検索手段5は、語句記憶手
段4から「確信度=1.0」と「語調=口語調」とに対
応する「絶対」という語句を検索する。
入力された確信度のデータと、語調入力手段3から入力
された語調のデータとに基づいて、その確信度と語調と
に対応する語句を語句記憶手段4から検索する。例え
ば、確信度入力手段2から「確信度=1.0」というデ
ータが入力され、語調入力手段3から「語調=口語調」
というデータが入力されたときは、「確信度=1.0」
と「語調=口語調」とに対応する語句を語句記憶手段4
から検索する。語句記憶手段4が図2に示すような語句
を記憶しているときは、語句検索手段5は、語句記憶手
段4から「確信度=1.0」と「語調=口語調」とに対
応する「絶対」という語句を検索する。
【0014】また、語句検索手段5は語句選択手段9を
備え、語句選択手段9は、語句検索手段5が複数の語句
を検索した際に、曖昧文作成手段6で作成される曖昧文
が単調にならないように、曖昧文出力手段7に使用され
た使用日時が最も古い語句または未使用の語句を選択す
る。例えば、語句検索手段5によって、共に同一の確信
度と語調とに対応する、「おそらく」という語句と「多
分」という語句とが検索されたときは、「おそらく」と
いう語句は未使用で、「多分」という語句の使用日時は
「2001/12/01 08:45」なので、語句選択手段9は、未
使用の「おそらく」という語句の方を選択する。
備え、語句選択手段9は、語句検索手段5が複数の語句
を検索した際に、曖昧文作成手段6で作成される曖昧文
が単調にならないように、曖昧文出力手段7に使用され
た使用日時が最も古い語句または未使用の語句を選択す
る。例えば、語句検索手段5によって、共に同一の確信
度と語調とに対応する、「おそらく」という語句と「多
分」という語句とが検索されたときは、「おそらく」と
いう語句は未使用で、「多分」という語句の使用日時は
「2001/12/01 08:45」なので、語句選択手段9は、未
使用の「おそらく」という語句の方を選択する。
【0015】曖昧文作成手段6は、語句検索手段5によ
って検索された語句を、入力文に挿入または入力文の一
部と置換することにより、入力文から曖昧文を作成す
る。例えば、図3(a)に示すように、語句検索手段5
によって検索された語句が「絶対」という「副詞」の語
句であるときは、「絶対」という語句は「病名は風邪
である」という入力文の「風邪」という語句の直前に挿
入され、「病名は絶対 風邪 である」という曖昧文が
作成される。また、図3(b)に示すように、語句検索
手段5によって検索された語句が「かも知れません」と
いう「述語」の語句であるときは、「かもしれません」
という語句は「病名は 風邪 である」という入力文の
「である」という語句と置換され、「病名は 風邪 か
も知れません」という曖昧文が作成される。
って検索された語句を、入力文に挿入または入力文の一
部と置換することにより、入力文から曖昧文を作成す
る。例えば、図3(a)に示すように、語句検索手段5
によって検索された語句が「絶対」という「副詞」の語
句であるときは、「絶対」という語句は「病名は風邪
である」という入力文の「風邪」という語句の直前に挿
入され、「病名は絶対 風邪 である」という曖昧文が
作成される。また、図3(b)に示すように、語句検索
手段5によって検索された語句が「かも知れません」と
いう「述語」の語句であるときは、「かもしれません」
という語句は「病名は 風邪 である」という入力文の
「である」という語句と置換され、「病名は 風邪 か
も知れません」という曖昧文が作成される。
【0016】曖昧文出力手段7は、曖昧文作成手段6に
よって作成された曖昧文を、コンピュータの画面または
プリンタ等に出力する。なお、曖昧文出力手段7は、文
字による出力に限らず、音声によって出力することも可
能である。なお、その際は、コンピュータの画面等に文
字を表示する出力と併用することが望ましい。
よって作成された曖昧文を、コンピュータの画面または
プリンタ等に出力する。なお、曖昧文出力手段7は、文
字による出力に限らず、音声によって出力することも可
能である。なお、その際は、コンピュータの画面等に文
字を表示する出力と併用することが望ましい。
【0017】次に、上記のように構成した曖昧文作成装
置を用いて曖昧文を作成する手順を、図4に示すフロー
チャートを参照して説明する。
置を用いて曖昧文を作成する手順を、図4に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0018】まず、ステップS1では、文入力手段1に
よって、例えば、「病名は 風邪である」という、それ
ぞれの語句が区別された自然言語の文が曖昧文作成手段
6に入力される。
よって、例えば、「病名は 風邪である」という、それ
ぞれの語句が区別された自然言語の文が曖昧文作成手段
6に入力される。
【0019】続いて、ステップS2では、確信度入力手
段2によって、入力文の確信度のデータが単語検索手段
5に入力される。また、語調入力手段3によって、出力
文の語調のデータが単語検索手段5に入力される
段2によって、入力文の確信度のデータが単語検索手段
5に入力される。また、語調入力手段3によって、出力
文の語調のデータが単語検索手段5に入力される
【0020】そして、ステップS3では、語句検索手段
5が、確信度入力手段2から入力された確信度のデータ
と、語調入力手段3から入力された語調のデータとに基
づいて、その確信度と語調とに対応する語句を語句記憶
手段4から検索する。
5が、確信度入力手段2から入力された確信度のデータ
と、語調入力手段3から入力された語調のデータとに基
づいて、その確信度と語調とに対応する語句を語句記憶
手段4から検索する。
【0021】ステップS4では、語句検索手段5が検索
した語句が複数あるか否かを判断する。もし、複数の語
句が検索されたときは、ステップS5に進む。また、複
数の語句が検索されなかったときは、次のステップS6
に進む。
した語句が複数あるか否かを判断する。もし、複数の語
句が検索されたときは、ステップS5に進む。また、複
数の語句が検索されなかったときは、次のステップS6
に進む。
【0022】ステップS5では、語句選択手段9が、語
句検索手段5によって検索された複数の語句から、使用
日時記憶手段8に記憶された使用日時刻が最も古い語句
または未使用の語句を選択する。選択後は、次のステッ
プS6に進む。
句検索手段5によって検索された複数の語句から、使用
日時記憶手段8に記憶された使用日時刻が最も古い語句
または未使用の語句を選択する。選択後は、次のステッ
プS6に進む。
【0023】ステップS6では、曖昧文作成手段6が、
語句検索手段5によって検索された語句または語句選択
手段9によって選択された語句を、入力文に挿入または
入力文の一部と置換することにより、入力文から曖昧文
を作成する。
語句検索手段5によって検索された語句または語句選択
手段9によって選択された語句を、入力文に挿入または
入力文の一部と置換することにより、入力文から曖昧文
を作成する。
【0024】そして、ステップS7では、曖昧文出力手
段7が、曖昧文作成手段6によって作成された曖昧文
を、コンピュータの画面またはプリンタ等に出力する。
段7が、曖昧文作成手段6によって作成された曖昧文
を、コンピュータの画面またはプリンタ等に出力する。
【0025】以上、本発明の曖昧文作成装置について、
一実施の形態例を説明したが、本発明は前記した実施の
形態に限定されることなく、広く変形して実施可能であ
る。
一実施の形態例を説明したが、本発明は前記した実施の
形態に限定されることなく、広く変形して実施可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。請求項1に係る発明によれば、入
力された文の確信度と出力される曖昧文の語調とに対応
する語句が語句検索手段によって語句記憶手段から検索
され、曖昧文作成手段が検索された語句を文に挿入また
は文の一部と置換することにより、入力された文から曖
昧文を作成するので、簡潔で分かり易い曖昧文を作成す
ることができる。また、語句記憶手段に確信度と語調と
対応する語句をデータベースとして記憶することによ
り、曖昧さを表す語句を従来よりも豊富に記憶すること
ができる。また、請求項2に係る発明によれば、語句検
索手段によって複数の語句が検索された際は、語句選択
手段によって使用日時記憶手段に記憶された使用日時が
最も古い語句または未使用の語句が選択されるので、同
一の確信度に対して同一の語句が続けて使用されること
がなくなり、単調な表現にはならない曖昧文を作成する
ことができる。
以下の効果を奏する。請求項1に係る発明によれば、入
力された文の確信度と出力される曖昧文の語調とに対応
する語句が語句検索手段によって語句記憶手段から検索
され、曖昧文作成手段が検索された語句を文に挿入また
は文の一部と置換することにより、入力された文から曖
昧文を作成するので、簡潔で分かり易い曖昧文を作成す
ることができる。また、語句記憶手段に確信度と語調と
対応する語句をデータベースとして記憶することによ
り、曖昧さを表す語句を従来よりも豊富に記憶すること
ができる。また、請求項2に係る発明によれば、語句検
索手段によって複数の語句が検索された際は、語句選択
手段によって使用日時記憶手段に記憶された使用日時が
最も古い語句または未使用の語句が選択されるので、同
一の確信度に対して同一の語句が続けて使用されること
がなくなり、単調な表現にはならない曖昧文を作成する
ことができる。
【図1】本発明の曖昧文作成装置の機能構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】語句記憶手段に記憶された語句の一例を示す図
である。
である。
【図3】曖昧文作成手段が入力文から曖昧文を作成する
例を示す図であり、(a)は語句を入力文に挿入して曖
昧文を作成する例を示し、(b)は語句を入力文の一部
と置換して曖昧文を作成する例を示す。
例を示す図であり、(a)は語句を入力文に挿入して曖
昧文を作成する例を示し、(b)は語句を入力文の一部
と置換して曖昧文を作成する例を示す。
【図4】本発明の曖昧文作成装置を用いて曖昧文を作成
する手順を示すフローチャートである。
する手順を示すフローチャートである。
1 文入力手段 2 確信度入力手段 3 語調入力手段 4 語句記憶手段 5 語句検索手段 6 曖昧文作成手段 7 曖昧文出力手段 8 使用日時記憶手段 9 語句選択手段
Claims (2)
- 【請求項1】 文を入力する文入力手段と、 前記文の確信度を入力する確信度入力手段と、 出力される曖昧文の語調を入力する語調入力手段と、 確信度と語調とに対応する語句を記憶した語句記憶手段
と、 前記文の確信度と前記曖昧文の語調とに対応する語句を
前記語句記憶手段から検索する語句検索手段と、 前記語句検索手段によって検索された語句を前記文に挿
入または前記文の一部と置換することにより前記文から
曖昧文を作成する曖昧文作成手段と、 前記曖昧文を出力する曖昧文出力手段とを備えたことを
特徴とする、曖昧文作成装置。 - 【請求項2】 前記語句記憶手段は、前記語句検索手段
によって検索された語句が前記曖昧文作成手段に使用さ
れた日時を記憶する使用日時記憶手段を備え、 前記語句検索手段は、複数の語句が検索された際に、前
記使用日時記憶手段に記憶された使用日時が最も古い語
句または未使用の語句を選択する語句選択手段を備えた
ことを特徴とする、請求項1に記載の曖昧文作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072271A JP2002269071A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 曖昧文作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072271A JP2002269071A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 曖昧文作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002269071A true JP2002269071A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18929877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072271A Withdrawn JP2002269071A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 曖昧文作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002269071A (ja) |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072271A patent/JP2002269071A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |