JP2002268819A - マウス - Google Patents

マウス

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JP2002268819A
JP2002268819A JP2001072267A JP2001072267A JP2002268819A JP 2002268819 A JP2002268819 A JP 2002268819A JP 2001072267 A JP2001072267 A JP 2001072267A JP 2001072267 A JP2001072267 A JP 2001072267A JP 2002268819 A JP2002268819 A JP 2002268819A
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mouse
power
rotation
power generation
weight
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Application number
JP2001072267A
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English (en)
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Takayuki Hayashi
高之 林
Koji Morozumi
幸司 両角
Hideo Imai
英生 今井
Kenji Shimomura
健二 下村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウスに内蔵された回転動作部材の回転によ
り発電する発電手段を設けた場合に、発電手段による検
出精度の低下や操作性の低下を抑制できる構造を提供す
る。 【解決手段】 マウス170に内蔵された位置座標検出
部178は、X検出ローラ体1781x、Y検出ローラ
体1781y及び押付ローラ体1781zを備えてい
る。X検出ローラ体1781x及びY検出ローラ体17
81y並びに押付ローラ体1781zは発電手段として
機能するように構成され、これらから導出された蓄電コ
ードGは支軸1782x,1782y,1782z内を
通過した後に二次電池176に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマウスに係り、特
に、発電手段を備えたマウスの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータ等に情報を入力す
る情報入力手段の一つとしてマウスが知られている。マ
ウスとして最も一般的なものは、マウスの動きを位置座
標情報としてコンピュータ等に送信する位置座標入力機
能と、マウスの上面部に設けられた押ボタン型スイッチ
等に対する操作情報をコンピュータ等に送信する操作情
報入力機能とを有するものである。このようなマウスと
しては、マウス自身の位置座標を底面に露出した転動ボ
ールの回転によって検出する機械式マウスと、位置座標
を底面に設けられた光学的開口部を通して検出する光学
式マウスとが知られている。また、近年、上記の押ボタ
ン型スイッチの他に、ホイールと称する回転可能に構成
された回転操作部材が取付けられたタイプのマウスもま
た市販されている。
【0003】一方、従来の典型的なマウスは、マウスか
ら導出された配線コードをコンピュータに接続した状態
で使用されるように構成されているが、最近、配線コー
ドを持たない代わりにマウス内部に無線送信機や赤外線
送信機を内蔵し、これらの送信機から上記の位置座標情
報や操作情報を、コンピュータに接続され或いは内蔵さ
れた受信機へ送信するように構成されたコードレスマウ
スが市場に供給されるようになってきた。
【0004】このコードレスマウスにおいては、通常、
マウス内部に電池を内蔵し、当該電池の供給する電力に
よって位置座標の検出、操作状態の検出及び情報の送信
を行うようになっている。しかしながら、コードレスマ
ウスにおいても、他の携帯機器の例に洩れず、電池の交
換が煩わしいとともに電池を内蔵することによって小形
化や軽量化が難しくなるという問題点があるため、特開
2000−56922公報等に開示されているように、
転動ボールの回転を検出する検出系の伝達軸に発電機を
接続したもの、或いは、特開平11−45153号公報
や特開平10−49297号公報等に記載されているよ
うに、垂直な回転軸線周りに回転可能に設置された回転
錘と、この回転錘の回転動作によって発電を行うように
構成された発電機とを内蔵したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
マウスのうち、転動ボールの回転を検出する検出系の伝
達軸に発電機を接続したものにおいては、発電機の接続
によって伝達軸の回転抵抗が高くなり、転動ボールと伝
達軸との間にスリップが発生しやすくなるので、転動ボ
ールの回転を正確に検出できなくなり、その結果、コン
ピュータに送信される位置座標情報の精度が低下し、逆
に、伝達軸の回転抵抗を少なくして位置座標情報の精度
を高めようとすると発電量が低下して充分な電力を得る
ことができなくなる。したがって、この種のマウスにお
いては位置座標情報の精度向上と発電量の増大とを両立
させることができない。
【0006】また、上記の回転錘を備えた発電機におい
ては、マウスの動きが回転錘の回転運動に変換されにく
いことから、必要な電力を供給することが難しく発電量
が不足しやすいという問題点があるとともに、回転錘の
回転運動への変換効率を高めるために回転錘の重心の偏
りを大きくすると、回転錘の運動によって生ずる慣性力
によりマウス操作時に操作者が違和感を覚えやすいとい
う問題点がある。
【0007】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、発電手段の構造を改善することに
より、送信される位置座標情報の精度に対する影響を低
減しつつ、或いはマウスの操作性に影響を与えることな
く、充分な発電量を得ることのできるマウスを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のマウスは、発電手段と、該発電手段により発
電された電力で駆動される部分と、マウス動作に応じて
回転して位置座標情報の検出に寄与するための回転動作
部材とを有するマウスにおいて、前記発電手段は、前記
回転動作部材に対して所定の回転抵抗を持って摺動可能
に接続された回転錘を有し、該回転錘の回動に基づいて
発電が行われるように構成されていることを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、マウス動作に応じて回
転する回転動作部材、例えば転動ボールに接触して転動
ボールの回転に伴って回転するピンチローラや転動ボー
ルを当該ピンチローラに押し付けるための押付ローラな
ど、を有するマウスにおいて、当該回転動作部材に対し
て所定の回転抵抗を持って摺動可能に接続された回転錘
を設け、この回転錘の回動に応じて発電が行われるよう
に構成されていることにより、回転動作部材が回転する
と所定の回転抵抗によって回転錘も回動若しくは揺動す
るので、この回転錘の回動若しくは揺動によって発電が
行われる。
【0010】このとき、発電手段における発電時の機械
的抵抗の全てが回転動作部材の回転に要する負荷トルク
に寄与するのではなく、回転動作部材と回転錘との間の
所定の回転抵抗だけが回転動作部材の負荷トルクに影響
を与えるので、回転動作部材を回転させるのに必要な負
荷トルクを低減することが可能になり、マウス動作に対
する回転動作部材や当該回転動作部材に連動する他部材
の回転スリップを防止することができる。この回転動作
部材や他部材の回転スリップの防止により、回転動作部
材が位置座標情報の位置検出手段の一部を構成している
場合(例えば転動ボールの回転を検出するための検出用
ピンチローラである場合など)には、位置座標情報の検
出精度の悪化を低減することができる。また、回転動作
部材が位置検出手段とは独立に設けられている場合で
も、マウス動作に対する抵抗を低減することが可能にな
り、マウスの操作性を向上できる。
【0011】なお、回転動作部材とは、マウス動作に応
じて回転するものであれば如何なるものであってもよ
く、例えば発電専用に設けられた回転部材であってもよ
いが、例えば、転動ボール自体、或いは、転動ボールに
接触して共に回転するピンチローラや押付ローラなどの
ように、位置座標情報を検出するための位置検出手段を
構成する検出用回転部材であることが、部品点数の削減
やマウスの小形化や軽量化を図る上でより好ましい。
【0012】本発明において、前記発電手段には、磁界
発生部材と、該磁界発生部材に対向配置された磁界受容
部材とが設けられ、前記磁界発生部材と前記磁界受容部
材との相対移動によって発電が行われるように構成さ
れ、前記磁界発生部材と前記磁界受容部材のうちの一方
が前記回転錘に対して回転方向に所定態様にて結合して
いることが好ましい。この手段によれば、回転錘が回動
若しくは揺動することによって、磁界発生部材と磁界受
容部材の一方もまた回動して発電が行われる。
【0013】本発明によれば、前記回転動作部材は、前
記磁界発生部材と前記磁界受容部材のうちの他方に対し
て回転方向に所定態様にて結合していることが好まし
い。この手段によれば、磁界発生部材と磁界受容部材の
一方に対して回転錘が回転方向に結合し、他方に対して
回転動作部材が回転方向に結合していることにより、回
転動作部材と回転錘との回転差によって発電が行われ
る。
【0014】本発明において、前記発電手段は、前記回
転動作部材と同軸に構成されていることが好ましい。こ
の手段によれば、回転動作部材の回転運動を直接的に発
電手段へ伝達することができるので、コンパクトに構成
することができる。
【0015】本発明において、前記発電手段は、前記回
転動作部材の外形よりも小さい径範囲内に構成されてい
ることが好ましい。発電手段が回転操作部材と同軸に且
つ回転動作部材の外形よりも小さい径範囲内に構成され
ていることにより、内部構造の大型化を抑制することが
できる。
【0016】本発明において、前記発電手段は、前記回
転動作部材の内部に構成されていることが好ましい。回
転動作部材の内部に発電手段が構成されていることによ
り、マウスの小形化を図ることができる。
【0017】本発明において、位置座標情報若しくは操
作情報を、配線を介することなく送信する送信手段を備
えていることが好ましい。送信手段を設けることによっ
て、配線を介することなく位置座標情報若しくは操作情
報を送信するコードレスマウスを構成することができ
る。
【0018】本発明において、前記発電手段により発電
された電力を蓄える蓄電手段を有することが好ましい。
発電手段により発電された電力を蓄電手段、例えばコン
デンサ(キャパシタ)や化学二次電池など、によって蓄
えることにより、電力を安定して供給することができ
る。より具体的な構成としては、発電手段から交流電力
が出力される場合には、発電手段に整流回路を介して蓄
電手段が接続される。
【0019】本発明において、前記回転動作部材は、転
動ボールの回転に伴って回転するピンチローラであるこ
とが好ましい。
【0020】また、本発明において、前記回転動作部材
は、前記転動ボールをピンチローラに押し付けるための
押付ローラであることが好ましい。
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係るマウスの実施形態について詳細に説明する。以下
に説明するマウスはいずれも配線コードを必要としない
コードレスマウスであり、本発明はコードレスマウスに
適用する場合に最も好適なものであるが、本発明は、下
記実施形態のようなコードレスマウスに限らず、配線コ
ードや信号線を備えたマウスにも適用可能である。
【0021】図1は、後述する各実施形態に共通のマウ
スの使用状態を示す平面図(a)及び斜視図(b)であ
る。本実施形態のマウス100はコードレスマウスであ
り、その内部に無線信号や赤外線信号を発信する送信機
を内蔵している。また、このマウス100から無線信号
や赤外線信号等の態様で送信される入力データを受ける
受信機200が設けられ、この受信機200から引き出
された配線コード201はコンピュータ本体300に接
続されている。このコンピュータ本体300には、上記
マウス100と同様の入力機器であるキーボード400
と、出力機器であるディスプレイ装置500とが接続さ
れている。
【0022】マウス100は、自身の動きによって変化
する位置座標情報(例えばマウス100の位置変化に応
じた平面座標変化量)と、後述する押ボタンスイッチや
回転操作入力ホイールなどの各種操作部材に対する操作
状態に応じた操作情報(例えば、スイッチのオンオフ状
態、ホイールの回転量、回転速度など)とを上記送信機
から送信し、受信機200を介してコンピュータ本体3
00へと送るように構成されている。
【0023】マウス100が備える上記の位置座標情報
を入力するための位置座標情報入力機能は、後述するよ
うに、マウス操作面(例えば机の表面)に対して接触す
るように設けられた転動可能な球体(転動ボール)の回
転方向及び回転量を機械的に検出する機械式検出手段で
検出された位置座標を入力するものであってもよく、ま
た、マウス操作面の状態(例えば机上に配置されたマウ
スパッド内に形成されたグリッドの状態)を光学的に検
出する光学式検出手段で検出された位置座標を入力する
ものであってもよい。以下の各実施形態ではいずれも機
械式検出手段を備えている場合について説明するが、本
発明は、その特徴点が機械式検出手段の一部を利用する
場合を除いて、機械式検出手段には限定されない。
【0024】また、マウス100が備える上記の操作情
報を入力するための操作情報入力機能は、押ボタンスイ
ッチの操作状態、回転操作入力ホイールの回転量や回転
速度、ジョイスティックの傾斜方向及び傾斜角、その他
の種々の操作情報をコンピュータに入力する機能を言
う。
【0025】[第1実施形態]まず、図2乃至図6を参
照して本発明に係るマウスの第1実施形態について説明
する。この第1実施形態は、マウスの内部に複数の発電
手段を設けたものである。図2は、第1実施形態のマウ
ス110,120の要部を示す透視図である。
【0026】図2(a)及び(b)に示すように、本実
施形態のマウス110は、合成樹脂等からなるケース体
111と、このケース体111の前端上面部に設けられ
た押ボタンスイッチカバー112,113とを備えてい
る。ここで、図2には、押ボタンスイッチカバー11
2,113に結合されたスイッチ接点、ピンチローラ、
エンコーダ等を含む機械式検出手段、及び、信号処理回
路や送信回路を構成する回路基板や配線等を省略して描
いてある。
【0027】ケース体111の内部中央部には、マウス
の位置座標情報を検出する位置検出手段の一部を構成す
る転動ボール119(図示点線)が配置され、底面部に
設けられた開口部からその一部が露出し、マウスの移動
に伴って転動するように構成されている。この転動ボー
ル119の周囲には2つの発電手段114,115が内
蔵されている。これらの発電手段114と115には後
述する回転錘が含まれている。この回転錘の回転軸線1
14A,115Aは図示一点鎖線で示されている。発電
手段114,115は、回転軸線114A,115Aが
共にほぼ図示水平方向(すなわちマウスがマウス操作面
上にあるときのマウス操作面と平行な方向)になるよう
に設置されているとともに、紙面上側より見たときに
は、当該回転軸線114A,115A同士が相互に直交
するように構成されている。ここで、マウス操作面と
は、位置座標情報を入力する際に使用者がマウスを移動
させる面であり、回転軸線114A、115Aが共にほ
ぼ図示水平方向になるとはすなわち、回転軸線114
A,115Aがマウス操作面に垂直な軸(以下、垂直軸
という)に対して傾いていることをいう。また、垂直軸
に対して傾くとは、垂直軸に対して平行でないことをい
う。より具体的には、発電手段114の回転錘の回転軸
線114Aは押ボタンスイッチカバー112と113と
が並列する水平方向に伸び、発電手段115の回転錘の
回転軸線115Aは上記回転軸線114Aと直交する水
平方向に伸びている。
【0028】発電手段114と115は、上記の転動ボ
ール119と、この転動ボール119に接触して転動ボ
ール119の転動態様に従って回転する図示しないピン
チローラやこのピンチローラの回転を検出する図示しな
いエンコーダ等からなる位置検出手段の収容位置(図示
例ではケース体111内の中央部分)を避けるように、
その周囲に分散配置されている。
【0029】発電手段114,115において発電され
た電力は、図示しない配線を介してマウス110の端部
近傍のケース体111内に設置された二次電池116に
蓄電される。ここで、二次電池は電力を蓄える機能を有
するものならば如何なるものであってもよく、例えば、
単なるキャパシタ(コンデンサ)であってもよく、或い
は、化学二次電池であってもよい。
【0030】一方、図2(c)及び(d)には、本実施
形態に係る別のマウス120の構造を示す。マウス12
0は、図示のように上記マウス110と同様のケース体
121、押ボタンスイッチカバー122,123、二次
電池126及び転動ボール129を備えている。このマ
ウス120においては、ケース体121内の中心部に配
置された転動ボール129を取り巻くように、合計4つ
の発電手段124,124,125,125が設置され
ている。2つの発電手段124,124は共にケース体
121内の中心部を挟んで相互に対向するように配置さ
れ、共通の水平な回転軸線124Aの周りに回転する回
転錘を備えている。また、2つの発電手段125,12
5は共にケース体121内の中心部を挟んで相互に対向
するように配置され、紙面上側より見たときには、上記
回転軸線124Aと直交する共通の水平な回転軸線12
5Aの周りに回転する回転錘を備えている。また、発電
手段124,124及び125,125はそれぞれ共通
の軸線124A,125Aをもつ構成としてあるが、必
ずしも共通である必要はなく、軸線が平行となる位置関
係にあってもよい。
【0031】図3は、上記マウス110及び120内に
設置された発電手段114,115,124,125の
構造を模式的に示す分解斜視図(a)及び組立斜視図
(b)である。発電手段114,115,124,12
5は共に同じ構造を備えているので、図には発電手段1
14の構造のみを示し、以下では発電手段114につい
て説明する。
【0032】発電手段114は、ベース1141と、こ
のベース1141に固定される発電コイル1142と、
ベース1141の軸支部1141aにその軸孔1143
aが挿通されることによって回転自在に軸支されるロー
タ1143と、その中心部1144aに設けられた軸孔
1144bが軸支部1141aに挿通されることによっ
て回転方向に所定態様で結合された回転錘1144とを
備えている。回転錘1144は、中心部1144aから
径方向に張り出した偏心部1144cを有し、この偏心
部1144cによってその重心が軸線位置からずれるよ
うに形成されている。
【0033】ベース1141は、単なる支持部材として
構成されていてもよいが、発電コイル1142の図示し
ない磁心に対して磁気的に結合したステータであっても
よく、この場合にはベース1141は強磁性体によって
形成される。また、発電コイル1142は一つでもよい
が、図示のように発電効率を高めるために複数設けるこ
とがより好ましい。この発電手段の発電量は他の条件が
不変であれば発電コイル1142のコイル巻数及びコイ
ル径に比例する。発電コイル1142はロータ1143
の回転方向に沿って取り巻くように分散配置されてい
る。
【0034】ロータ1143の外周にはロータ1143
の回転方向に複数の図示しない磁極が形成され、その回
転によって発電コイル1142に起電力を生じさせるよ
うになっている。また、このロータ1143は、同様に
軸支部1141aに対して回転自在に軸支された回転錘
1144と回転方向に結合し、回転錘1144の回転に
よって回転するように構成されている。
【0035】ここで、ロータ1143と回転錘1144
との回転方向の結合は、直結(すなわち両者の回転数が
一致するように結合している状態)であってもよく、或
いは、輪列等を介して接続されていることにより適宜の
増速比又は減速比を持って結合した状態(すなわち回転
錘の1回転に対応するロータの回転量が360度を超え
るように結合している状態若しくは回転錘の1回転に対
応するロータの回転量が360度未満になるように結合
している状態)であってもよい。
【0036】図4は、上記マウス110及び120の使
用中における発電手段114,115,124,125
の動作を示す説明図(正面図及び側面図)(a)及び当
該発電手段の回転軸線の垂直軸に対する傾斜角度と発電
量との関係を示すグラフ(b)である。なお、図3の場
合と同じ理由で図4(a)においても発電手段114の
みを示している。なお、本実施例では発電手段をともに
同じ構造としたが、コイルの巻き数、コイル径、または
回転錘の重量などは、使用の形態に応じて適宜変更を加
えてもよいことは言うまでもない。
【0037】図4(a)に示すように、発電手段114
においては、回転軸線114Aが水平方向に伸びるよう
に、すなわち回転軸線114Aと垂直軸との交差角が9
0度になるように設置されているため、通常、回転錘1
144は、自重により偏心部1144cが回転軸線11
4Aの直下に位置する姿勢となる。この状態で、マウス
110が机上等において回転軸線114Aに対して傾い
た所定の水平方向に移動すると、マウスの加減速に伴っ
て回転錘1144は図示点線に示すように揺動するの
で、この揺動によりロータ1143もまた回動し、発電
コイル1142に起電力が生じて発電が行われる。
【0038】図4(b)は、回転錘1144の回転軸線
114Aの垂直軸に対する傾斜角度が45度、60度、
90度になるようにそれぞれ姿勢を変えた場合におい
て、上記発電手段114の回転錘1144の偏心部11
44cを図4(a)の位置から180度回転させた位置
(すなわち回転軸線114Aの直上位置)まで引き上げ
た状態で回転錘1144を解放して自由回動させたとき
の発電量(図示実線A)と、90度回転させた位置(す
なわち回転軸線114Aと同じ高さにある位置)まで引
き上げた状態で解放して自由回動させたときの発電量
(図示破線B)を示すものである。ここで、この実施形
態のように回転軸線114Aが垂直軸に対して90度
(水平)となる姿勢である場合における上記180度回
転させた位置まで引き上げてから回転錘1144を解放
したときの発電量を1とした相対値にて各発電量を示し
てある。なお、実験に用いた発電手段においては、一般
的に市販されているロータ及び発電コイルを用いた。
【0039】このグラフに示すように、回転錘1144
の回転軸線114Aの垂直軸に対する傾斜角度が大きく
なるほど発電量は増大し、回転軸線114Aの傾斜角度
が90度(すなわち水平)であるときに最大になる。こ
の傾向は、上記のように回転錘1144を意図的に引き
上げる場合だけでなく、実際にマウス110の内部に設
置した場合においても同様である。さらに、回転軸線が
上記のように垂直軸に対して傾斜している場合には、マ
ウスの加減速によって図4(a)に示すように回転錘1
144が揺動するので、従来のように垂直方向に伸びる
回転軸線を有する回転錘の回転により発電する従来の発
電手段よりも、より多くの発電量を得ることができる。
【0040】より具体的に説明すると、垂直方向に伸び
る回転軸線を有する従来の回転錘の場合には、径方向に
張り出した形状の回転錘の軸支部への負担が大きく、回
転抵抗が大きくなるために回転錘をスムーズに回転させ
ることが困難であるとともに、マウスの加減速時に回転
錘が回転しても加減速がなくなると回転錘は停止してし
まうので回転錘の回動動作が一時的でしかも急激に変化
するために発電効率を高めることが困難であるから、全
体として発電量が少なくなってしまう。
【0041】一方、本実施形態では、マウスの加減速に
よって回転錘1144が回動するとその重心が上昇して
マウスの運動エネルギーが回転錘1144の回転エネル
ギーと位置エネルギーとに分配され、加減速が終了した
後においても蓄積された位置エネルギーから回転エネル
ギーへの変換(すなわち揺り返し運動)が続くようにな
っている。したがって、本実施形態においては、マウス
の急激な加減速運動から従来方法よりもゆっくりと回転
エネルギーを取り出すことができるので、発電効率が上
昇し、全体としてより多くの発電量を得ることが可能に
なる。
【0042】また、本実施形態では、複数の発電手段1
14,115,124,125を設置しているので、発
電量を大きくすることができるとともに、個々の発電手
段を小さくしても発電量を確保することができるので、
マウス内の余剰空間内に分散配置させることができ、マ
ウスの小形化を図ることが可能になる。また、相互に異
なる方向に向いた回転軸線を有する回転錘を備えた複数
の発電手段を備えていることによって、マウスの加減速
方向に対する発電効率のばらつきを低減し、全体として
より効率的に発電を行うことが可能になり、発電量を増
やすことができる。特に、紙面上側より見たときに、複
数の発電手段が相互に直交する回転軸線を有する回転錘
を備えていることによって、マウスの加減速方向に対す
る依存性に起因する発電量のばらつきを相互に補償し合
うように構成でき、加減速方向に拠らず、より均一な発
電量を得ることができる。
【0043】図5は、第1実施形態のマウス110,1
20内の電力供給系の回路構成を示す回路図(a)及び
(b)である。この回路構成は、単一の発電手段114
から供給される交流電力を図示例のダイオード等からな
る半波整流回路部117Aによって整流し、二次電池1
16へ供給するものである。ここで、二次電池116に
蓄積された電力若しくは半波整流回路部117Aから直
接供給される半波整流された電力によって、マウス回路
118が駆動される。マウス回路118は、上記位置座
標情報や操作情報を検出して所定のデータ構成とするた
めの信号処理部及び検出された位置座標情報及び操作情
報を送信する送信部からなり、これらの信号処理部及び
送信部が上記電力によってそれぞれ駆動される。
【0044】図5(b)に示す回路では、上記と同様に
発電手段114から供給される交流電力を、図示のダイ
オードブリッジ等からなる全波整流回路部117Bによ
って整流し、二次電池116に供給するようになってい
る。また、二次電池116から供給される電力若しくは
全波整流回路部117Bから直接供給される電力が上記
と同様にマウス回路118に供給され、上記と同様の信
号処理部及び送信部が駆動されるようになっている。
【0045】ここで、本実施形態のようにコードレスマ
ウスであるマウス110,120においては、マウス回
路118のうち送信部にて消費される電力がきわめて大
きく、多くの電力が送信部によって位置座標情報及び操
作情報を送信するために消費される。
【0046】本実施形態においては、単一の発電手段1
14,115,124,125のそれぞれについて図5
に示す電力供給系の回路構成を設けてもよいが、図6に
示すように複数の発電手段114,115を並列に接続
し、これを上記半波整流回路部117A(図6(a)参
照)若しくは全波整流回路部117B(図6(b)参
照)によって整流し、二次電池116に供給するように
してもよい。特に、相互に異なる方向に向いた回転軸線
を備えた回転錘を有する複数の発電手段を設け、これら
の発電手段の出力を図6に示すように並列に接続するこ
とによって、マウス操作中における発電量の変動をより
低減することが可能になるから、より安定した電力供給
系を構成することができる。
【0047】なお、上述のマウス110,120は、ケ
ース体111,121の少なくとも底面部以外の部分を
透明若しくは半透明な材質(例えば透明なアクリル樹脂
など)で形成することによって、内部の発電手段の回転
錘が回動若しくは揺動する様子を視認できるように構成
することができる。これによって、使用者は発電手段に
よって発電が行われている様子を直接見ることができる
ので、発電手段に障害が生じていないことを確認できる
ことによって安心感を得ることができるとともに、マウ
ス・デザインを斬新なものとすることができる。
【0048】[第2実施形態]次に、図7及び図8を参
照して本発明に係る第2実施形態のマウス130、14
0の構造について詳細に説明する。本実施形態のマウス
130,140は、いずれも第1実施形態のマウス11
0,120と同様に位置座標検出系及び操作情報検出系
を備えたものであるが、操作情報検出系において、上記
の押ボタンスイッチの他に回転操作入力ホイール134
1を備えているものである。
【0049】本実施形態のマウス130は、図7に示す
ように、ケース体131と、押ボタンスイッチカバー1
32,133を備え、押ボタンスイッチカバー132,
133の内面には、押ボタンスイッチの主要部を構成す
るスイッチ接点1331,1321が取付けられてい
る。このように構成された押ボタンスイッチの間には、
水平方向に伸びる回転軸線を備えた回転操作入力ホイー
ル1341と、回転操作入力ホイール1341を直接及
び間接的に回転自在に支持する一対の支持体1342,
1343と、回転操作入力ホイール1341に対して回
転方向に結合したロータ1344と、支持体1343に
対して固定された発電コイル1345とを有する発電手
段134が設けられている。なお、図には位置座標情報
に関わる検出処理系を省略して示してあるが、図示点線
で示すものは位置座標情報の検出手段の一部を構成する
転動ボール139である。
【0050】使用者は、回転操作入力ホイール1341
の外周を指等によって回転操作することによりその回転
量に比例した位置座標情報をマウス130から送信する
ことができるようになっている。また、公知のように、
回転操作入力ホイール1341の回転軸を図示上下方向
に移動可能に構成し、回転軸の上下移動とスイッチ接点
の開閉とが連動するように構成することにより、回転操
作入力ホイール1341を通常の押ボタンスイッチと同
様に押圧操作してそのオンオフ操作情報を送信するよう
に構成することも可能である。
【0051】本実施形態では、回転操作入力ホイール1
341が回転することによって、回転方向に結合された
ロータ1344もまた回転するように構成され、ロータ
1344の回転により発電コイル1345に起電力が生
じ、発電できるように構成されている。したがって、マ
ウス自体が前後左右に移動せずその水平方向の加減速が
生じないときにおいても、回転操作入力ホイール134
1を回転させるだけで発電を行うことができる。
【0052】図8に示すマウス140には、上記と同様
に回転操作入力ホイール1441を含む発電手段144
が設けられている。この発電手段144には、回転ホイ
ール1441を直接及び間接的に回転自在に支持する支
持体1442,1443と、回転操作入力ホイール14
41に固定された発電コイル1444と、回転操作入力
ホイール1441に対して所定の回転抵抗を伴って回転
可能に軸支された回転錘1445とを有する。回転錘1
445にはロータとなる部分が一体に形成され、或い
は、所定態様でロータとなる部分が回転方向に結合した
状態で取付けられている。また、ここで使用される回転
錘1445は第1実施形態でも使用されている図3に示
されている回転錘1144と同様な構造をとっている。
【0053】このマウス140においても、ケース体1
41、押ボタンスイッチカバー142,143、スイッ
チ接点1421,1431が設けられている。なお、図
には位置座標情報に関わる位置検出手段を省略して示し
てあるが、図示点線で示すものは当該位置検出手段の一
部を構成する転動ボール149である。
【0054】このマウス140においては、回転操作入
力ホイール1441を回転操作すると、上記の回転抵抗
の存在により回転操作入力ホイール1441の回転に伴
って回転錘1445もまた回転する。このとき、回転操
作入力ホイール1441と回転錘1445との間には上
記所定の回転抵抗を有するものの互いに回転方向にスリ
ップできるように取付けられているので、回転操作入力
ホイール1441と回転錘1445とは同期回転するこ
とはなく、両者の回転差によって発電コイル1444に
起電力が生ずる。すなわち、このマウス140において
は、上記のマウス130のように回転操作入力ホイール
1441の回転自体で直接に発電が行われるのではな
く、回転操作入力ホイール1441の回転によって回転
錘1445の回転が生起された後、回転操作入力ホイー
ル1441と回転錘1445との間のスリップで回転差
が生じ、しかも回転錘1445の重心の偏りによって当
該回転差が拡大するので、この回転差によって充分な発
電量を確保することができる。
【0055】また、このマウス140の発電手段144
においては、回転操作入力ホイール1441を回転操作
しなくても、マウス140自体を前後に移動させる際に
生ずる加減速によって回転錘1445が揺動するので、
このマウス動作に起因する回転錘1445の揺動運動に
よっても発電が行われるようになっている。
【0056】このマウス140において、回転操作入力
ホイール1441と回転錘1445との間の適度な回転
抵抗は、単なる滑り軸受構造によっても実現することが
でき、また、バネなどの弾性部材の弾性力によって摺動
面に所定の圧力を加えた状態とすることにより回転抵抗
値を調整することも可能である。回転操作入力ホイール
1441の回転速度や回転の加減速の態様や回転抵抗の
大きさによって実際の回転錘1445の回転態様は様々
となるが、例えば、回転操作入力ホイール1441が所
定方向に回転していくとともに回転錘1445もまた所
定角度回転し、その後、回転錘1445が回転操作入力
ホイール1441に対して滑り始め、より遅い回転速度
で回転していくか、或いは、途中まで回転した後、回転
錘1445が逆に回動して元の位置の前後で揺動を繰り
返すなど、種々の態様で回転操作入力ホイール1441
と回転錘1445との間に回転差が生じ、発電が行われ
る。
【0057】なお、上記の回転操作入力ホイールは、単
に発電のためだけの回転操作部材であってもよく、ま
た、公知のように指によって回転させることによってそ
の回転量に応じた位置座標を入力するための位置座標入
力機能(例えばコンピュータ画面のスクロール量を入力
する機能)のための操作部を構成するものであってもよ
い。
【0058】[第3実施形態]次に、本発明に係る第3
実施形態のマウス150,160の構造について図9乃
至図11を参照して詳細に説明する。図9及び図10は
本実施形態のマウス150,160の内部構造を示す縦
断面図(a)及び平面図(b)である。ここで、マウス
150,160内部の位置座標情報を検出する位置検出
手段の一部及び信号処理部や送信部などについては図示
を省略してある。
【0059】図9に示すように、マウス150は、ケー
ス体151と、押ボタンスイッチカバー152,153
と、これらの押ボタンスイッチカバーの動作によって接
点が切り替わるように構成されたスイッチ接点152
1,1531と、このケース体151の内部に配置され
た発電手段154と、発電手段154で発電された電力
を蓄える二次電池156とを備えている。なお、図示点
線で示す転動ボール159は上記位置座標情報を検出す
る位置検出手段の一部を構成するものである。
【0060】このマウス150において、発電手段15
4は、上記押ボタンスイッチカバー152,153の内
面に回転可能に連結された駆動レバー1542,154
3と、これらの駆動レバーと回転自在に連結された回動
部材1544aを内蔵する発電体1544とを備えてい
る。発電体1544の内部には、上記の回動部材154
4aと、この回動部材1544aに対して回転方向に結
合された図示しないロータと、このロータの磁極に対向
する位置に配置された図示しない発電コイルとを有して
いる。各発電体1544の構造は基本的に第2実施形態
のマウス130の発電手段134においてその回転操作
入力ホイール1341を上記回動部材1544aに置き
換えた構造、或いは、第2実施形態のマウス140の発
電手段144においてその回転操作入力ホイール144
1を回転可能なベース部材(発電コイルを取付け固定す
るための部材)に置き換えた構造と同様に構成されてい
る。
【0061】押ボタンスイッチカバー152,153が
スイッチ操作のために押圧されると、駆動レバー154
2,1543もまた下方へ移動するので、駆動レバーに
連結された回動部材1544aが反時計周りに回動し、
一方、スイッチ操作の押圧力が解除されると、スイッチ
接点1521,1531に内蔵された戻しバネによって
押ボタンスイッチカバー152,153が上方へ戻るの
で駆動レバー1542,1543もまた上方へ戻り、回
動部材1544aもまた元の回動位置へと復帰する。し
たがって、この押ボタンスイッチカバー152,153
に対する押圧操作に基づいて発電手段154の各発電体
1544において回動部材1544aがそれぞれ往復回
動するので、これによって各発電体1544において発
電が行われ、この発電によって生じた電力で二次電池1
56が充電される。
【0062】図示例においては、マウス150の内部に
は複数の発電体1544が共通の支軸1545によって
軸支された状態に並列配置されている。したがって、複
数の発電体1544は全て支軸1545の軸線方向を基
準として同方向に向いた姿勢で設置されている。これに
よって、マウス150の部品点数を削減し、複数の発電
体1544をコンパクトに収容することが可能になる。
なお、このマウス150においても、上記第1実施形態
と同様に、上記回動部材の回動軸線が相互に異なる方向
に向く姿勢で複数の発電体が設置されていてもよい。
【0063】また、上記発電体内に設けられた回動部材
1544aは、上記駆動レバーの動作によって回動する
ものであればよいが、特に、第1実施形態や第2実施形
態に示した回転錘として構成することも可能である。こ
の場合、押ボタンスイッチが押圧されていない常態にお
いては回転錘の重心がその回転軸線の直下(最下)位置
にあり、押ボタンスイッチが押圧されたときには、回転
錘の重心が当該回転軸線の直下位置から回動し、重心位
置を重力に逆らって持ち上げることにより回転錘の位置
エネルギーが蓄えられた状態となるように構成できる。
この状態で、押ボタンスイッチに対する押圧力が解除さ
れるとき、元の回動姿勢に戻ろうとする回転錘の復元力
でボタンスイッチの各部材、すなわち押しボタンスイッ
チカバーやスイッチ接点を初期状態に復帰させるように
構成してもよく、或いは、上記復元力がこれらの部材の
復帰する際の補助力となるように構成してもよい。
【0064】図10に示されるマウス160は、上記マ
ウス150と同様のケース体161と、押ボタンスイッ
チカバー162,163と、スイッチ接点1621,1
631と、二次電池166と、転動ボール169とを備
えている。このマウス160内に構成された発電手段1
64は、上記押ボタンスイッチカバー162,163の
内面に回転可能に連結された駆動レバー1642,16
43と、これらの駆動レバーに対して回転可能に連結さ
れた伝達レバー1644,1645と、伝達レバー16
44,1645が揺動可能になるようにその中途部分を
軸支する支軸1646と、伝達レバー1644,164
5の先端部を回転可能且つ径方向に移動自在に連結した
回動部材1647aをそれぞれ備えた複数の発電体16
47とを備えている。
【0065】このマウス160においては、押ボタンス
イッチが押圧操作されると、駆動レバー1642,16
43が降下して伝達レバー1644,1645が支軸1
646を中心に回動し、伝達レバー1644,1645
の先端部が上方へ持ち上がるので、当該先端部に接続さ
れた回動部材1647aが図示時計周りに回動する。一
方、押ボタンスイッチに対する押圧力が解除されると、
上記とは逆に駆動レバー1642,1643が上昇し、
伝達レバー1644,1645の先端部が降下するの
で、回動部材1647aは上記と逆方向に回動して元の
回動姿勢に復帰する。発電体1647は、回動部材16
47aの往復回動動作によって発電し、その電力は二次
電池166へ蓄積される。
【0066】このマウス160においては、伝達レバー
1644,1645が支軸1646にて揺動可能に軸支
されているため、押ボタンスイッチの押圧時の昇降動作
が支軸1646を中心に回動する伝達レバー1644,
1645により梃子の原理で拡大されて回動部材164
7aに伝達される。したがって、押ボタン操作による駆
動レバー1642,1643の昇降動作が僅かなもので
あっても、回動部材1647aを大きく回動させること
ができるので、発電量を増大させることができる。ここ
で、伝達レバー1644,1645による動作量の拡大
比率は、周知のように支軸1646による軸支位置から
伝達レバー1644,1645の両端部までの距離の逆
数の比によって決定される。
【0067】上述のマウス150,160は、押ボタン
スイッチの動作のみによって発電体を駆動し、発電を行
うように構成されているが、上記の回動部材の代わりに
回転錘を設けて、押ボタンスイッチの動作と、マウス動
作との双方によって発電できるように構成することも可
能である。このような構成例を実現するための回転錘及
び駆動レバーの構造を示すものが図11である。
【0068】図11には、上記マウス150,160に
おける回転部材1544a,1647aを回転錘に置き
換えたときの駆動レバー1542,1543又は伝達レ
バー1644,1645と回転錘との係合構造例を示
す。以下においては、マウス150における駆動レバー
1542と回転錘1549との係合構造の例として説明
するが、これをマウス160における伝達部材と回転錘
との係合構造として構成することも可能である。
【0069】図11(a)は、上記係合構造例を回転錘
1549の回転軸方向から見た図であり、図11(b)
は、同回転軸と直交する方向から見た、上記係合構造例
の係合部分を拡大して示す断面図である。駆動レバー1
542には、回動自在に構成された回動連結部1542
aと、鈍角に屈曲した屈曲部1542bと、回転錘15
49に係合するための先端部1542cとが設けられて
いる。回動連結部1542aにおいては、図示しない弾
性部材(例えばトーションスプリングなど)によって回
動連結部1542aよりも下方にある部分が回動連結部
1542aを中心として常に図11(b)の時計回りに
付勢され、これによって外力が加わらない限り図11
(b)の実線に示す姿勢に保たれるように構成されてい
る。
【0070】一方、回転錘1549における回転軸15
49aと直交する側面上には、回転軸線1549aを中
心とした放射状の多数の係合凹凸部1549bが形成さ
れ、これらの係合凹凸部1549bが上記駆動レバー1
542の先端部1542cに係合するように構成されて
いる。係合凹凸部1549bは、駆動レバーにより回転
錘が回動できる範囲に形成されていれば足り、回転錘全
面にわたって形成されてなくともよい。また、図11
(a)に示す駆動レバー1542の手前側には、図11
(b)に示す規制部材1550が設置されている。この
規制部材1550には、駆動レバー1542を回転錘1
549に向けて押し出す目的で形成された傾斜案内面1
550aが形成されている。
【0071】押ボタンスイッチが押圧されることにより
回転錘を鉛直方向へ押圧可能な材質よりなる駆動レバー
1542が下降すると、駆動レバー1542における屈
曲部1542bよりも先端寄り部分が規制部材1550
の傾斜案内面1550aに当接し、回動連結部1542
aにて駆動レバー1542が回動し、図11(b)に図
示一点鎖線で示すようにその先端部1542cが回転錘
1549側に押し出される。そして、さらに駆動レバー
1542が下降するとやがて図示2点鎖線で示すように
駆動レバー1542の先端部1542cが回転錘154
9の係合凹凸部1549bに係合し、この係合状態が維
持されたまま駆動レバー1542は回転錘1549を回
動させながら降下していく。
【0072】逆に、押ボタンスイッチに加えられていた
押圧力が解除されると、駆動レバー1542は上昇し、
やがて、駆動レバー1542の先端部1542cは回転
錘1549の係合凹凸部1549bから離反して図示実
線に示す状態に復帰する。このようにして、押ボタンス
イッチの操作によって回転錘1549は往復回動し、そ
れによって発電が行われる。
【0073】また、押圧ボタンスイッチが操作されてい
ない状態では、図示実線で示されるように駆動レバー1
542と回転錘1549とは相互に離反しているため、
回転錘1549は駆動レバー1542に妨げられること
なく回動自在となり、例えばマウス動作の加減速によっ
て揺動する。したがって、押ボタンスイッチの操作が行
われなくても発電がなされる。
【0074】[第4実施形態]最後に、本発明に係る第
4実施形態について図12乃至図14を参照して詳細に
説明する。この第4実施形態のマウス170は、図12
に示すように、ケース体171の内部に、検出信号の処
理を行うための信号処理部174と、信号処理部174
にて処理されたデータを送信するための送信部175
と、先に説明したものと同様の二次電池176と、先に
説明した実施形態と同様の転動ボール179からマウス
動作を検出するための位置検出手段である位置座標検出
部178とを備えている。なお、図示しないが、先に説
明した各実施形態と同様の押ボタンスイッチや回転操作
入力ホイール等の適宜の操作部材が設けられていてもよ
い。
【0075】マウス170に内蔵された位置座標検出部
178は、転動ボール179の外表面に接触し、マウス
170のX方向の移動に起因する転動ボール179の回
転を検出するためのX検出ローラ体1781x、Y方向
の移動に起因する転動ボール179の回転を検出するY
検出ローラ体1781y、転動ボール179を上記ロー
ラ体1781x及び1781yに押し付けるための押付
ローラ体1781zを備えている。これらのX検出ロー
ラ体1781x、Y検出ローラ体1781y及び押付ロ
ーラ体1781zは、それぞれ支軸1782x,178
2y,1782zに対して回転方向に固定され、これら
の支軸はケース体171の底部に固定された軸支部に回
転自在に軸支されている。ここで、押付ローラ体178
1zは支軸1782zに対して図示しない弾性部材によ
って転動ボール179側に常に付勢されるように構成さ
れている。
【0076】支軸1782x,1782yには、回転方
向に複数の光学スリットや反射帯等を備えたX検出板1
783x及びY検出板1783yが取付けられ、支軸1
782x、1782yとともに回転するようになってい
る。検出板1783x,1783yの傍らには光学セン
サ等からなるX検出器1784x及びY検出器1784
yが設置され、X検出板1783x及びY検出板178
3yの回転角度を検出することができるように構成され
ている。
【0077】上記のX検出ローラ体1781x及びY検
出ローラ体1781y並びに押付ローラ体1781zは
後述するように発電手段としても機能するように構成さ
れ、これらから導出された蓄電コードGは支軸1782
x,1782y,1782z内を通過した後に二次電池
176に接続されている。二次電池176からは配電コ
ードSが引き出され、この配電コードSによって上記の
X検出器1784x及びY検出器1784yと、信号処
理部174及び送信部175とに電力が供給されるよう
になっている。
【0078】次に、上記X検出ローラ体1781x及び
Y検出ローラ体1781y並びに押付ロータ体1781
zの内部構造例について説明する。ここで、上記各ロー
ラ体の内部構造はいずれも基本的にほぼ同様であるの
で、図13にはX検出ローラ体1781xのみを示し、
以下の説明においてもX検出ローラ体1781xのみに
ついて行う。
【0079】X検出ローラ体1781xは、転動ボール
179の外表面に接触するための周面を備えたピンチロ
ーラ17811と、このピンチローラ17811の内部
に取付けられる発電コイル17812と、ピンチローラ
17811の中心部に設けられた軸受筒部17811a
の外周部に摺接する軸孔17813aを有するロータ1
7813と、軸受筒部17811aの外周部に摺接する
軸孔17814bを有し、ロータ17813に対して回
転方向に結合した回転錘17814とを備えている。ピ
ンチローラ17811の中心に形成された軸受筒部17
811aの内周部には支軸1782xが挿通固定され、
この支軸1782xの内部に配線された蓄電コードGが
軸受筒部17811aの周面に設けられた開口部178
11bを通して発電コイル17812に接続される。な
お、図示しない手段により蓄電コードGと二次電池17
6とを接続し、ピンチローラの回転による蓄電コードG
のからまりを防ぎ、発電コイル17812、二次電池1
76間の導通をとる。回転錘17814は、軸受筒部1
7811aに摺接嵌合する中心部17814aと、この
中心部17814から所定方向に張り出した偏心部17
814cとを有する。
【0080】上記ピンチローラ17811の軸受筒部1
7811aの外周面と、ロータ17813及び回転錘1
7814とは、適宜の摩擦抵抗で緩く回転方向に結合さ
れている。したがって、ピンチローラ17811が回転
すると、ロータ17813及び回転錘17814もまた
従動回転するが、ピンチローラ17811の回転とロー
タ17813及び回転錘17814の回転とが同期しな
いように、軸受筒部17811aとロータ17813及
び回転錘17814との間の摩擦抵抗が調整されてい
る。
【0081】図14(a)に示すように、常態において
ロータ17813及び回転錘17814は、その自重に
よって回転錘17814の偏心部17814cが軸受筒
部17811aの直下に位置する姿勢となっているが、
ピンチローラ17811が回転すると、図14(b)に
示すように軸受筒部17811aとの間の摩擦抵抗によ
ってロータ17813及び回転錘17814はピンチロ
ーラ17811と連れ回り、同方向に回転する。しか
し、軸受筒部17811aとロータ17813及び回転
錘17814との摩擦抵抗が調整されていることによ
り、図14(b)に示した位置まで回転錘17814の
偏心部17814cが上昇したとき、偏心部17814
cの自重により回転錘17814の回転は停止し、図示
点線で示す元の位置に向けて戻り始める。このとき、ロ
ータ17813及び回転錘17814はピンチローラ1
7811の回転方向とは逆の回転方向に回転し、図14
(c)に示すように元の位置を通り越して反対側にまで
回動する。その後、適宜に回転錘17814は元の位置
の前後を揺動し、その揺動速度が低下すると、再び図1
4(b)に示すようにピンチローラ17811と連れ回
る。その後は、ピンチローラ17811が回転しつづけ
ている限り上記の過程を繰り返すこととなる。
【0082】この実施形態のマウス170においては、
マウス170をマウス設置面上で移動させることによ
り、転動ボール179が回転し、この回転に伴ってX検
出ローラ体1781x及びY検出ローラ体1781y並
びに押付ロータ体1781zの各ピンチローラ1781
1がそれぞれ回転する。ピンチローラ17811が回転
すると、上記のようにロータ17813及び回転錘17
814がピンチローラ17811内で揺動するので、ピ
ンチローラ17811に固定された発電コイル1781
2とロータ17813との間に回転差が生じ、発電が行
われる。
【0083】マウス170においては、上述のようにピ
ンチローラ17811内においてロータ17813及び
回転錘17814が所定の摩擦抵抗で緩く回転方向に結
合しているので、ピンチローラ17811の回転抵抗
は、軸受筒部17811aとロータ17813及び回転
錘17814との間の所定の摩擦抵抗以下に抑制され
る。したがって、転動ボール179とピンチローラ17
811とのスリップが生じにくくなるので、位置座標情
報の検出精度を低下させることなく発電を行うことがで
きる。
【0084】尚、本発明のマウスは、上述の図示例にの
み限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0085】例えば、上記においては相互に異なる4つ
の実施形態を並列的に説明したが、それぞれの特徴点を
相互に組み合わせることによって、より高い効果を有す
るマウスを構成することができる。より具体的には、第
1実施形態に設けられた回転錘を有する1又は複数の発
電手段を他の第2乃至第4実施形態にそれぞれ併設して
もよく、第2実施形態に設けられた回転操作部材と連動
する発電手段を他の実施形態にそれぞれ併設してもよ
く、第3実施形態に設けられた操作部材と連動する発電
手段を他の実施形態にそれぞれ併設してもよく、第4実
施形態に設けられた位置検出手段と連動する発電手段を
他の実施形態にそれぞれ併設してもよい。
【0086】また、構造的に矛盾がなければ、各実施形
態のマウスに採用されている複数の特徴点のうち任意の
特徴点を適宜に従来構成や他の実施形態に記載されてい
る特徴点に置き換えても構わない。
【0087】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
回転動作部材が位置座標情報の位置検出手段の一部を構
成している場合には位置座標情報の検出精度の悪化を低
減することができる。また、回転動作部材が位置検出手
段とは独立に設けられている場合でも、マウス動作に対
する抵抗を低減することが可能になり、マウスの操作性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る各実施形態のマウスの使用状態を
示す平面図(a)及び斜視図(b)である。
【図2】本発明に係る第1実施形態のマウス110,1
20の平面透視図(a),(c)及び斜視透視図
(b),(d)である。
【図3】第1実施形態のマウスに内蔵される発電手段の
分解斜視図(a)及び組立斜視図(b)である。
【図4】第1実施形態のマウスに内蔵される発電手段の
動作態様を示す説明図(a)及び回転軸線の垂直軸に対
する傾斜角度と、発電量との関係を示すグラフ(b)で
ある。
【図5】第1実施形態のマウスの充電回路を示す回路図
(a)及び(b)である。
【図6】第1実施形態のマウスの異なる充填回路を示す
回路図(a)及び(b)である。
【図7】本発明に係る第2実施形態のマウス130の構
造を示す縦断面図(a)及び(b)である。
【図8】本発明に係る第2実施形態のマウス140の構
造を示す縦断面図(a)及び(b)である。
【図9】本発明に係る第3実施形態のマウス150の構
造を示す縦断面図(a)及び平面図(b)である。
【図10】本発明に係る第3実施形態のマウス160の
構造を示す縦断面図(a)及び平面図(b)である。
【図11】第3実施形態のマウスに適合可能な回転錘に
対する接続構造例を示す説明図(a)及び拡大断面図
(b)である。
【図12】本発明に係る第4実施形態のマウスの内部構
造を模式的に示す概略構成図である。
【図13】第4実施形態の検出ローラ体の構造を示す分
解斜視図である。
【図14】第4実施形態の検出ローラ体の動作態様を示
す説明図(a)〜(c)である。
【符号の説明】
100,110,120,130,140,150,1
60,170 マウス111,121,131,14
1,151,161,171 ケース体 112,113,122,123,132,133,1
42,143,152,153,162,163 押ボ
タンスイッチカバー 114,115,124,125,134,144,1
54,164 発電手段 1141 ベース部材 1141a 軸支部 1142,1345,1444,17812 発電コイ
ル 1143,1344,17813 ロータ 1144,1445,1549,17814 回転錘 1144c,17814c 偏心部 116,126,136,146,156,166,1
76 二次電池 117A 半波整流回路部 117B 全波整流回路部 118 マウス回路 119,129,139,149,159,169,1
79 転動ボール 1331,1332,1431,1432 スイッチ接
点 1341,1441 回転操作入力ホイール 1542,1543,1642,1643 駆動レバー 1544,1545,1647 発電体 1544a,1647a 回転部材 1545,1646 支軸 1644,1645 伝達レバー 174 信号処理部 175 送信部 178 位置座標検出部 1781x X検出ローラ体 1781y Y検出ローラ体 1781z 押圧ローラ体 1782x,1782y,1782z 支軸 1783x,1783y 検出板 1784x X検出器 1784y Y検出器 17811 ピンチローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 英生 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 下村 健二 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B087 AA03 BB02 BB11 DG02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電手段と、該発電手段により発電され
    た電力で駆動される部分と、マウス動作に応じて回転す
    る回転動作部材とを有するマウスにおいて、前記発電手
    段は、前記回転動作部材に対して所定の回転抵抗を持っ
    て摺動可能に接続された回転錘を有し、該回転錘の回動
    に基づいて発電が行われるように構成されていることを
    特徴とするマウス。
  2. 【請求項2】 前記発電手段には、磁界発生部材と、該
    磁界発生部材に対向配置された磁界受容部材とが設けら
    れ、前記磁界発生部材と前記磁界受容部材との相対移動
    によって発電が行われるように構成され、前記磁界発生
    部材と前記磁界受容部材のうちの一方が前記回転錘に対
    して回転方向に所定態様にて結合していることを特徴と
    する請求項1に記載のマウス。
  3. 【請求項3】 前記回転動作部材は、前記磁界発生部材
    と前記磁界受容部材のうちの他方に対して回転方向に所
    定態様にて結合していることを特徴とする請求項2に記
    載のマウス。
  4. 【請求項4】 前記発電手段は、前記回転動作部材と同
    軸に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれか1項に記載のマウス。
  5. 【請求項5】 前記発電手段は、前記回転動作部材の外
    形よりも小さい径範囲内に構成されていることを特徴と
    する請求項4に記載のマウス。
  6. 【請求項6】 前記発電手段は、前記回転動作部材の内
    部に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の
    マウス。
  7. 【請求項7】 位置座標情報若しくは操作情報を、配線
    を介することなく送信する送信手段を備えていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載
    のマウス。
  8. 【請求項8】 前記発電手段により発電された電力を蓄
    える蓄電手段を有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項7のいずれか1項に記載のマウス。
  9. 【請求項9】 前記回転動作部材は、転動ボールの回転
    に伴って回転するピンチローラであることを特徴とする
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のマウス。
  10. 【請求項10】 前記回転動作部材は、前記転動ボール
    をピンチローラに押し付けるための押付ローラであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    のマウス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112306265A (zh) * 2019-07-23 2021-02-02 群光电子股份有限公司 鼠标装置

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