JP2002268653A - 携帯情報端末装置及び在庫管理装置 - Google Patents

携帯情報端末装置及び在庫管理装置

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JP2002268653A
JP2002268653A JP2001069888A JP2001069888A JP2002268653A JP 2002268653 A JP2002268653 A JP 2002268653A JP 2001069888 A JP2001069888 A JP 2001069888A JP 2001069888 A JP2001069888 A JP 2001069888A JP 2002268653 A JP2002268653 A JP 2002268653A
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JP2001069888A
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Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Masahiro Kitaura
正博 北浦
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM放送のような音声放送で放送される楽曲
と、該楽曲に連動したディジタル情報とを同時に受信可
能な携帯情報端末装置であって、しかもカラオケの練習
まで行うことができる携帯情報端末装置を提供する。 【解決手段】 携帯情報端末装置1は、FM多重ラジオ
放送を受信するFM放送受信部12と、FM放送波に多
重化されて送信されるディジタルデータをデコードする
多重デコーダ13と、携帯電話波による無線通信を行う
無線通信部15と、受信したデータなどを格納する記憶
部19と、MIDIデータをアナログ音声信号として出
力するMIDI音源部20とを備える。ユーザの指示に
応じて放送中の楽曲に対応する曲コードが記憶され、後
に無線通信部15を介した無線通信により楽曲のMID
Iデータをダウンロードし、記憶部19に記憶する。M
IDI音源部20により記憶したMIDIデータを再生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM放送のような
音声放送で放送される楽曲と、該楽曲に連動したディジ
タル情報とを同時に受信可能な携帯情報端末装置、及び
CD(Compact Disc)店などにおいて楽曲が記録された
CDなどの記録媒体の在庫管理を行う在庫管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ等の新曲情報を素早く入手し、
しかもカラオケ店に行って新譜情報を見るといった手間
をかけないようにしたいというニーズがある。このよう
なニーズに対応するための方法として、特開平9−19
0191号公報及び特開平10−105184号公報に
は、ユーザが携帯情報端末を持ち、携帯電話などの無線
通信手段を用いて新曲情報を配信することが開示されて
いる。これによりカラオケ店でなくても普段からユーザ
は最新曲情報を手軽に入手できる。
【0003】また、この曲情報の内、希望の曲を曲コー
ドとして携帯情報端末内に記憶し、カラオケ店などでカ
ラオケ機に対しその曲コードを電波や赤外線などの手段
で送信することにより、早見表などを見ることなく素早
くユーザが歌う曲を呼び出すことができる。
【0004】また、特開平11−185381号公報に
は、FM放送波に楽曲の曲コードを多重化して放送し、
ユーザがその放送を受信しながら、好みの楽曲の曲コー
ドを記憶装置に記憶させ、そのようにして記憶させた好
みの楽曲の曲コードを用いてユーザの好みの楽曲を記録
した記録媒体を制作する方法が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−19019
1号公報及び特開平10−105184号公報に示され
た技術では、無線通信手段により新曲データを受信する
が、新曲データは楽曲そのものではなく、歌詞や、タイ
トル、アーチスト名などの情報であるため、カラオケ曲
としてユーザが希望する曲なのかどうかがわかりにく
い。
【0006】また、ユーザの関心は必ずしも新曲ばかり
ではないので、音楽放送番組内で放送された楽曲をカラ
オケでも歌いたいというユーザに対し、上記と同様に曲
コードや歌詞、アーチスト名などの情報を提供するサー
ビスが望ましい。ところが、現状の一般的な通信速度で
は、上記公報に示された配信方法では、非常に多岐にわ
たるユーザニーズに応えるだけの多種類の楽曲について
の情報提供サービスを行うのは困難である。
【0007】また、携帯情報端末内のデータは曲コード
及びこれに関連する情報だけで、楽曲自体は含まれない
ため、ユーザはカラオケの練習をすることはできない。
従って、何らかの手段で楽曲自体を入手できることが望
まれる。一方、特開平11−185381号公報に示さ
れた方法によれば、ユーザの好みの楽曲の曲コードを、
新旧を問わず蓄積することができるが、この方法は記録
媒体を制作するものであるため、楽曲(若しくはその楽
曲のカラオケ用演奏パート)を入手するには、手間と時
間がかかるという問題がある。
【0008】また、ユーザが、携帯情報端末により情報
を入手した楽曲が記録されているCDなどの記録媒体の
購入を希望する場合、CD店などにおいて、その楽曲が
記録されている記録媒体の在庫状況を容易に把握するこ
とができると便利である。また、FM放送などのラジオ
放送の番組によっては聴取者のファン投票を行ったり、
リクエスト曲を受け付けたりしており、このような情報
を得るために電話を使用している。しかし、これらは聴
取者も聴取者からの情報を受け取る側(放送局)も人手
により行っているため、双方煩雑な手間とコストの負担
がある。上述した例では希望曲などの短い情報のやり取
りであるが、それ以外の例えば多くの質問やこの質問に
対する回答、意見、談話などの情報をやり取りする場合
には、情報のやり取りに時間がかかり、より時間やコス
トへの負担が増加してしまう。また、聴取者は電話を使
用して情報の提供を行っているため、放送局側では数多
い意見の取得や素早い集計や正確な情報の受け取り、そ
の結果の番組内での反映といったことは技術的に困難で
あった。
【0009】本発明は上述した点に着目してなされたも
のであり、FM放送のような音声放送で放送される楽曲
と、該楽曲に連動したディジタル情報とを同時に受信可
能な携帯情報端末装置であって、しかもユーザの好み楽
曲のカラオケ練習を簡単かつ迅速に行うことができる携
帯情報端末装置を提供することを第1の目的とする。さ
らに本発明は、携帯情報端末装置により情報を入手した
楽曲が記録されている記録媒体の在庫状況を、ユーザが
容易に把握できるようにする販売店用の在庫管理装置を
提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、少なくとも楽曲を含むアナロ
グ音声に前記楽曲の識別情報としての曲コードを含む関
連情報をディジタル情報として多重化して送信される放
送波を受信する受信手段と、少なくとも前記アナログ音
声または前記ディジタル情報を出力する再生手段と、前
記放送波に多重化されたディジタル情報から、前記楽曲
の曲コードを抽出する関連情報抽出手段と、ユーザの指
示により少なくとも前記曲コードを記憶する記憶手段
と、前記ユーザの指示により、前記記憶した曲コードに
対応するディジタル情報としての楽曲データを外部のサ
ーバから無線通信によってダウンロードするダウンロー
ド手段と、前記曲コードを外部機器に送信するととも
に、前記外部機器から前記楽曲データ以外の情報を受信
する無線通信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、外部通信装置か
ら無線通信により送信される、楽曲の識別情報としての
曲コードを受信する曲コード受信手段と、楽曲が記録さ
れた記録媒体の在庫情報と、前記記録媒体に記録されて
いる楽曲の曲コードとを記憶する在庫記憶手段と、前記
外部通信装置から前記曲コードをキーとして、該曲コー
ドに対応する楽曲が記録された記録媒体の在庫の問い合
わせがなされたときに、在庫状況を検索し、その結果を
無線通信により前記外部通信装置に送信する検索送信手
段とを備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる
携帯情報端末装置の機能の概要を説明するための図であ
る。携帯情報端末装置1は、FMラジオ放送及びFM多
重データ放送を受信する受信部を持ち、音声と同時に放
送される、楽曲の識別情報としての曲コードや歌詞、タ
イトル、アーチスト名などの関連情報が多重化されてい
るディジタルデータを受信する。ユーザは好みの曲をア
ナログ音声で聞くが、この時気に入った曲があれば、例
えばキーの押下により、その曲関連の情報を内部の記憶
部に記憶する。
【0013】上述したディジタルデータの多重方法の一
方法として、(社)電波産業会ARIB STD−B3
規格にあるレベル1フォーマット0の場合を想定する
と、図2のような画面構成となる。曲関連の情報を放送
するときにはヘッダ部の識別子に他の番組にない固有の
コード(ここではKARA)を挿入し、この場合は音声
連動の曲情報であるとする。本文2以降にはその情報と
して統一的な曲コード、曲名、歌手名、作詞者名、作曲
者名…と続く情報をテキストデータとして放送すること
とする。この放送を受信する携帯情報端末装置1は、こ
の曲情報固有の識別子を検出したときに、端末のボタン
が押下されたら上記曲情報を自分の持つ携帯情報端末装
置1の記憶装置に記憶する。
【0014】FM多重放送では通信速度の制限から、歌
詞等のテキスト情報だけが送信可能であるので、楽曲は
別途無線通信手段(例えば携帯電話のデータ通信機能)
を利用してMIDI(Musical Instruments Digital In
terface)データなどのような楽曲データ形式でMID
Iデータ配信局からダウンロードする。このとき、FM
放送受信中に記憶した曲コードを検索キーとして、所望
の楽曲を検索し、その楽曲のカラオケ用MIDIデータ
をダウンロードする。
【0015】MIDIデータ配信局は、放送やCDなど
を介して知られている楽曲のカラオケ用MIDIデータ
が蓄積され、曲コードなどをキーとして検索できるよう
なデータベースを備えており、無線通信手段を介してユ
ーザからの検索要求及びダウンロード要求に応えられる
ように構成されている。
【0016】このようなシステムを構築することによ
り、携帯情報端末装置1内の記憶部に、楽曲名、歌詞、
楽曲のカラオケ用MIDIデータが格納されるので、M
IDIデータを再生しながら、カラオケの練習をするこ
とが可能となる。また、この携帯情報端末装置1は、近
距離無線通信部を有しており、その近距離無線通信部を
介して、記憶した曲コードをカラオケ店で、カラオケ装
置に送信することにより、素早く希望曲を呼び出すこと
ができる。また、CD店で後述するように希望する楽曲
が記録されたCDの在庫の有無を容易に確認することが
可能となる。
【0017】図3は携帯情報端末装置1の内部構成を示
すブロック図である。この携帯情報端末装置1は、FM
多重ラジオ放送を受信するFM放送受信部12と、FM
放送波に多重化されて送信されるディジタルデータをデ
コードする多重デコーダ13と、携帯電話波による無線
通信を行う無線通信部15と、カラオケ店やCD店で近
距離の無線通信を行う近距離無線通信部16と、装置1
の全体的な制御を行うマイクロプロセッサ14と、ユー
ザがキー入力を行うための入力部17と、必要な情報を
表示する表示部18と、受信したデータなどを格納する
記憶部19と、MIDIデータをアナログ音声信号に変
換して出力するMIDI音源部20と、アナログ音声を
出力するイヤホン11とを備えている。
【0018】次に図4を参照して、携帯情報端末装置1
の動作を説明する。図4はFM放送波と、多重化された
ディジタルデータ(多重データ)の蓄積の状況を示して
おり、アナログの楽曲に連動してディジタルデータが放
送され、楽曲の曲コード、その曲が収録されているCD
番号、歌詞、アーティスト名といった比較的小容量のデ
ータが、FM放送受信部12により受信される。ユーザ
はアナログ楽曲を聞いて良いと思った場合、入力部17
のキーを押すと、それまでに取得した曲データ(図4で
は曲1の曲コード及び歌詞)を記憶部19に記憶する。
このようにFM多重放送の受信中に、多重化されて放送
されるディジタルデータの蓄積を繰り返すことにより、
そのユーザの希望曲の曲コード(曲リスト)及び歌詞が
蓄積される。
【0019】図5は、蓄積されたディジタルデータの模
式的な構成である。多重データには統一の曲コードとし
てCDNM123123が振られており、後述するCD
購入など他のアプリケーションに使用する。また、カラ
オケ曲コードとしては、1234が振られており、これ
は後述するカラオケ機用の曲コードで、機種依存する固
有コードである。その後、テキストデータによって歌手
名、作詞者名、などの情報が続いて記録され、1曲分の
レコードとして構成される。なお、携帯情報端末装置1
での表示はテキストデータであり、曲コード、カラオケ
曲コードは各アプリケーション用の検索キーとして利用
し、携帯情報端末装置1には表示しない。
【0020】図8(a)はこの場合の表示部18の表示
画面例である。FMラジオ放送を受信している時は同時
に多重化された曲名、歌詞などのデータが表示される。
このときユーザが「曲登録」ボタンを押下すると、多重
デコーダ13から出力されるデータが記憶部19に記憶
される。
【0021】ユーザはこれら希望曲をカラオケでも歌い
たいときがあるが、FM多重放送の転送速度では楽曲そ
のものは受信できない。そこで図7に示すように、希望
楽曲(この図では「曲1」と表示している)のデータを
MIDIデータの形式でMIDIデータ配信局からダウ
ンロードする。この際、ユーザは先ず検索キーとなる曲
コードを、携帯電話波でMIDIデータ配信局に送信
し、対応するMIDIデータを検索する。そして、その
MIDIデータがMIDIデータベース内に蓄積されて
いたときは、携帯電話波を介して当該データをダウンロ
ードし、携帯情報端末装置1の記憶部19に格納する。
この記憶部19に格納したMIDIデータをMIDI音
源部20により、アナログ音声に変換して出力し、さら
に記憶部19に格納されている歌詞を表示部18に表示
させることにより、カラオケの練習が可能となる。
【0022】なお、図6はカラオケ店での曲選択方法を
示す図である。従来は図の左部分に書かれたようにカラ
オケ機に対して曲選択を行う際に曲リストを調べてその
曲に対応するコード(数桁の数字やアルファベットの組
み合わせ)をリモートコントローラによってキー入力し
ていた。しかし、本発明によれば、FM多重放送によっ
て送られてくる楽曲の中から気に入った楽曲を選択する
と、その楽曲に対応するカラオケ曲コード自体を記憶し
ているので、一度にカラオケ曲コード(図では123
4)を送信すれば良い。ユーザは携帯情報端末装置1の
曲リスト中の曲選択、カラオケ曲コードの一括送信とい
った簡単な操作でカラオケ曲の選択を行うことができ
る。なお、図5のように携帯情報端末装置1では曲名と
カラオケ曲コードとを一緒に記憶するので従来のように
ユーザは所望の曲の曲名を覚えておく必要がなく、曲名
を忘れる心配がない。また、ユーザの好みの楽曲の曲コ
ードを携帯情報端末装置1内の記憶部19に記憶するこ
とで多くの音楽の関連サービスが可能になる。例えば、
希望の曲が収録されたCDを購入する場合、CD店でそ
のCDの有無を容易に照会できる。
【0023】図9は携帯情報端末装置1をCD店に持ち
込んだ場合の照会動作を容易にするための構成を示す図
である。携帯情報端末装置1による照会動作を可能とす
るためにCD店には、在庫管理装置としてのレジスタ機
31が備えられている。レジスタ機31は、携帯情報端
末装置1との間で、近距離無線通信波による無線通信を
行う無線通信部41と、レジスタ機31の全体的な制御
を行うマイクロプロセッサ42と、データを入力するた
めの入力部43と、データを表示する表示部44と、C
Dの在庫データベースが格納されている記憶部45とを
備えている。
【0024】ユーザはFM放送波で入手した曲コードを
記憶部19から読み出し、近距離無線通信部16を介し
てCD店のレジスタ機31に送信する。レジスタ機31
は、無線通信部41により携帯情報端末装置1から送信
される曲コードを受信し、記憶部45に格納されている
データベースにより、当該曲コードに対応する楽曲が記
録されているCDの在庫の有無を検索し、検索結果を表
示部44に表示するとともに、無線通信部41を介して
携帯情報端末装置1に送信する。
【0025】なお、図10は各データベース内の情報を
模式的に示した図である。携帯情報端末装置1にはFM
放送から受信した図5に示すような曲レコードが記憶さ
れている。このうちの曲コード(CDNM−12312
3)が統一された曲コードなので、これをCD店の在庫
管理装置に無線通信で転送し、検索キーとして利用す
る。まず、曲−CDのデータベースにアクセスし、転送
した曲コードが含まれるCDのCDコードを検索する。
図10ではCDAB−123,CDAB−561がそれ
ぞれ上述した曲を含んでいるので、これら2つのCDコ
ードを検索する。図10ではCDAB−123の在庫が
存在し、CDAB−561の在庫が無かったので、その
結果を同じく無線通信にて携帯情報端末装置1に送信
し、ユーザはその在庫状況の結果を得る。図10では在
庫となっているCDの価格など、ユーザが所望する商品
に付随する商品情報の転送も行っている。
【0026】また、図8(b)は、上述したCD店にお
いて在庫確認を行う場合の、携帯情報端末装置1の表示
部18の表示画面例を示す。ユーザは、これまでに蓄積
した曲情報の一覧を表示させ、希望曲にカーソルを指示
して「曲送信」ボタンを押すことでレジスタ機31に曲
コードを送信する。レジスタ機31から検索結果を受信
すると、画面下に在庫状況が表示される。
【0027】このようにユーザの持つ携帯情報端末装置
1とCD店などのレジスタ機31の組み合わせにより、
ユーザはFMラジオ放送で入手した希望曲が一旦見つか
れば、その曲コードを携帯情報端末装置1に記憶するこ
とでCD店で買いたいCDの在庫状況を店頭で問い合わ
せなくても簡単に知ることができ、買い物の手間を削減
することができる。
【0028】また同様にレジスタ機31のブロック構成
を有する公演チケット販売管理装置を、チケットショッ
プに設ければ、そのチケットショップにおいて希望曲の
アーチスト名を送信し、公演の日程などの問い合わせを
行うといったことも可能になる。すなわち、公演チケッ
ト販売管理装置においては、CDの在庫データベースに
代えて、アーチスト名をキーとした検索が可能な公演チ
ケット在庫データベースを備え、携帯情報端末装置1か
らアーチスト名を受信したときに、そのアーチストの公
演日程、チケットの販売日程または在庫状況を回答する
動作を行うようにすればよい。
【0029】なお、図1に示すMIDIデータ配信局
は、カラオケ用MIDIデータだけでなく、通常の楽曲
のMIDIデータも蓄積し、ユーザの要求に応じて配信
できるようにしてもよい。また、図11はユーザが携帯
情報端末装置1で受信したディジタルデータを放送局に
フィードバックして利用する実施例を示す図である。上
記実施例と同様にFM放送でユーザが気に入った曲コー
ドを携帯情報端末装置1で受信し、記憶してある。音楽
番組によっては聴取者からのファン投票やリクエスト曲
を電話で受け付けるが、図11に示すようにユーザが入
手した曲コードデータを携帯電話波を使って放送局に転
送し、放送局では集計装置で自動的に集計を行う。放送
局との接続が行われると、ユーザはリクエスト曲を選択
し、送信キーを押すだけでリクエスト曲やファン投票を
行うことができる。図12は、集計装置での集計結果の
データベースの一例で、曲コード別の度数が自動的に集
計され、素早くその結果を番組に反映することができ
る。
【0030】このような方法により、ユーザは通話によ
るリクエスト曲伝達の手間が必要なくなり、放送局では
大量のリクエストを自動的に受け付けることができると
共に、人海戦術での受付、集計の手間とコストを削減す
ることができる。また、一時的に発生する大量のリクエ
ストを短時間で処理することができる。
【0031】図13は、図11と同様にユーザが携帯情
報端末装置1で受信したデータを放送局にフィードバッ
クして利用する他の実施例を示す図である。前述した実
施例では放送とその関連データは全て音楽関連であった
が、ここではアナログでの質問の音声とその回答データ
を同期させて放送させることでアンケートや複雑な意見
の集計を単純化し、素早い意見収集と、番組への反映を
可能にする。図13によれば、アナログ音声によりQ1
として、「○○をどう思いますか」という質問を行い、
同じくアナログ音声によりA1として、「××と思いま
す」という回答が出されるものとし、その回答に連動し
てデータを1−1と放送する。以下A4まで「%%と思
います」と回答の選択肢を音声とその回答データで連動
して放送する。同様にQ2として、「@@をどう思いま
すか」という質問とその回答の選択肢を放送する。それ
を聞いたユーザは回答音声が放送されている時、携帯情
報端末装置1のボタンを押下することで携帯情報端末装
置1にはQ1の2の回答データである1−2というデー
タが記録される。更に2−3という回答データが記録さ
れる。そして、上述した実施例と同様にユーザが入手し
た回答データを携帯電話波を使って放送局に転送し、放
送局では集計装置で自動的に集計する。ユーザは放送局
に接続したら送信キーを押すだけでアンケートの回答を
行うことができる。なお図14はその集計結果の例を示
す図である。
【0032】このようにアンケート調査のような番組で
あっても上述した実施例と同様に、ユーザは通話での回
答の手間が無くなるという利点があり、放送局側では、
非常に大量の回答の集計を自動的に受け付けることがで
きると共に、人海戦術での受付、集計の手間とコストを
削減し、集計を短時間で終えることができるので、素早
くその集計結果を番組に反映することができるという利
点がある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、アナログ音声にディジタル情報を多重して
送信される放送波が受信され、該放送波に多重化された
ディジタル情報から、アナログ音声と連動した、楽曲の
識別情報としての曲コードを含む関連情報が抽出され、
ユーザの指示により曲コードが記憶手段に記憶される。
そして記憶手段に記憶された曲コードに基づいて、ユー
ザは外部のサーバから該曲コードに対応する楽曲データ
をダウンロード手段を用いてダウンロードし、再生手段
により、該楽曲データをアナログ音声として再生するこ
とができる。したがって、ユーザは放送中に気に入った
曲の曲コードを記憶させ、後に楽曲データを容易且つ迅
速に入手し、カラオケの練習をすることが可能となる。
さらに、記憶手段に記憶した曲コードを外部機器に送信
するとともに、外部機器からの情報を受信する無線通信
手段を備えるので、例えばその曲コードに対応する楽曲
が記録されているCDの検索などを迅速に行うことが可
能となる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、外部通信
装置から送信される曲コードが受信され、該曲コードを
キーとして、該曲コードに対応する楽曲が記録された記
録媒体の在庫の問い合わせがなされたときに、在庫状況
が検索され、その結果が前記外部通信装置に送信される
ので、請求項1に記載の携帯情報端末装置を前記外部通
信装置として使用することにより、ユーザが気に入った
楽曲が記録されている記録媒体の在庫状況を迅速に把握
することが可能となる。
【0035】また、ユーザは携帯情報端末装置のボタン
などにより簡単に音声放送と連動したデータを記録する
ことができ、カラオケ店において簡単な操作によって所
望のカラオケ曲コードをカラオケ機に送信することがで
きるので、手間を省いて素早い曲の選択が可能となる。
更に、ユーザが所望の曲の曲名そのものを記憶してない
場合でも、所望の曲を呼び出すことができるという効果
がある。また、携帯情報端末装置に記憶した曲関連デー
タを電話などで放送局にフィードバックすることで、従
来困難であった曲リクエストの短時間での受付、集計が
可能となりコストを削減することができる。更に、アン
ケート調査においては、短時間で多数の意見を収集する
ことができ、そのコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明するための図である。
【図2】多重化されたディジタルデータの表示例を示す
図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる携帯情報端末装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す装置の動作を説明するための図であ
る。
【図5】蓄積されたディジタルデータの構成及びその表
示例を示す図である。
【図6】カラオケ店における曲選択方法を説明するため
の図である。
【図7】MIDIデータのダウンロードを説明するため
の図である。
【図8】図3に示す装置の画面表示例を示す図である。
【図9】CDの在庫管理を行うレジスタ機の構成及びそ
の動作を説明するための図である。
【図10】携帯情報端末装置とレジスタ機との間のデー
タのやりとりを説明するための図である。
【図11】携帯情報端末装置により受信したデータを放
送局にフィードバックして利用する例を説明するための
図である。
【図12】図11の得票データベースの内容を示す図で
ある。
【図13】携帯情報端末装置により受信したデータを放
送局にフィードバックして利用する他の例を説明するた
めの図である。
【図14】図13の回答集計結果を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末装置(外部通信装置) 11 イヤホン 12 FM放送受信部(受信手段) 13 多重デコーダ(再生手段、関連情報抽出手段) 14 マイクロプロセッサ 15 無線通信部(ダウンロード手段) 16 近距離無線通信部(無線通信手段) 17 入力部 18 表示部 19 記憶部(記憶手段) 20 MIDI音源部(再生手段) 31 レジスタ機(在庫管理装置) 41 無線通信部(曲コード受信手段、検索送信手段) 42 マイクロプロセッサ(検索送信手段) 45 記憶部(在庫記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも楽曲を含むアナログ音声に前
    記楽曲の識別情報としての曲コードを含む関連情報をデ
    ィジタル情報として多重化して送信される放送波を受信
    する受信手段と、 少なくとも前記アナログ音声または前記ディジタル情報
    を出力する再生手段と、 前記放送波に多重化されたディジタル情報から、前記楽
    曲の曲コードを抽出する関連情報抽出手段と、 ユーザの指示により少なくとも前記曲コードを記憶する
    記憶手段と、 前記ユーザの指示により、前記記憶した曲コードに対応
    するディジタル情報としての楽曲データを外部のサーバ
    から無線通信によってダウンロードするダウンロード手
    段と、 前記曲コードを外部機器に送信するとともに、前記外部
    機器から前記楽曲データ以外の情報を受信する無線通信
    手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】 外部通信装置から無線通信により送信さ
    れる、楽曲の識別情報としての曲コードを受信する曲コ
    ード受信手段と、 楽曲が記録された記録媒体の在庫情報と、前記記録媒体
    に記録されている楽曲の曲コードとを記憶する在庫記憶
    手段と、 前記外部通信装置から前記曲コードをキーとして、該曲
    コードに対応する楽曲が記録された記録媒体の在庫の問
    い合わせがなされたときに、在庫状況を検索し、その結
    果を無線通信により前記外部通信装置に送信する検索送
    信手段とを備えることを特徴とする在庫管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100765932B1 (ko) * 2003-08-25 2007-10-12 후지쓰 텐 가부시키가이샤 악곡 데이터베이스의 갱신 시스템, 악곡 데이터베이스의송신 장치, 악곡 데이터베이스 갱신 기능을 갖는 단말장치, 악곡 데이터베이스의 갱신 방법, 악곡데이터베이스의 송신 방법, 및 단말 장치의 악곡데이터베이스 갱신 방법
CN100369508C (zh) * 2004-03-29 2008-02-13 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 铃声下载方法

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