JP2002268460A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2002268460A
JP2002268460A JP2001066803A JP2001066803A JP2002268460A JP 2002268460 A JP2002268460 A JP 2002268460A JP 2001066803 A JP2001066803 A JP 2001066803A JP 2001066803 A JP2001066803 A JP 2001066803A JP 2002268460 A JP2002268460 A JP 2002268460A
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Japan
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photosensitive drum
drive gear
drum drive
gear
positioning
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JP2001066803A
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English (en)
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Hitoshi Nishitani
仁志 西谷
Kenji Matsuzaka
賢治 松坂
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Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 かしめ軸を用いて平行平板を支持し、平行平
板でギア列を支持する際の大ギアの位置精度、傾き精度
を向上させる。 【解決手段】 支持体3,4の軸受部3a,4aで大ギ
ア2の軸部2a,2bを支持する。ここで、支持体4は
四方向へ放射状に配した脚部4Bで平板部4Aを支持す
る。そして、突起3bと軸部2a中心を結ぶ線に対して
曲げ稜線4d,4eを直角とした。図の紙面と直角及び
左右方向の位置が四方向の脚部4Bの内の隣り合う脚部
4Bの曲げ稜線4d,4eが直交するので平板部4Aは
支持部3に対して正確に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジを着脱可能で電子写真方式によって記録媒体に画像を
形成する電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは、電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するもの
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミ
リ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】なお前述のプロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするもの
である。さらに、少なくとも現像手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置
本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナー容器など)の
調整・清掃・交換が必要となるが、このような保守作業
は専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であ
った。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことが出来るので、格段に操作性を向上させること
が出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】感光ドラムの回転駆動方法について説明す
る。感光ドラムの回転の等速性・中心位置精度は、出力
画像の良否・出力画像の精度を決定する最も重要な要因
であるため、感光ドラムに回転力を伝達する方法には様
々な有効な技術が提案されている。一般に感光ドラムを
駆動するギアは、外径が大きく、モジュールが小さく、
歯数の多いギアであった方が有利とされている。その理
由としては、 (1)ギア1歯ピッチの噛み合い周期に対応する画像周
期が相対的に小さくなるため、回転むらが生じたとして
も振幅が小さく画像上での視認性が低い。 (2)感光ドラムを回転させるのに必要なトルクを一定
とすると、外径が大きいほうが回転駆動時に歯面にかか
る負荷が相対的に小さくなるため歯面の変形によるギア
1歯周期の回転むらを軽減できる。 (3)歯数が多い方が1段で大減速が得られることから
駆動源であるモータから感光ドラムまでのギアの数を少
なくできるため、ギアに起因する回転むらが可及的に軽
減できる。 等があげられる。しかしながら、プロセスカートリッジ
内に感光ドラムを駆動するギアを収めようとすると、図
8(a)のdに示された程度の大きさが限界であって、
図8(b)のDような大きなギアをプロセスカートリッ
ジに取り付けることはプロセスカートリッジの枠体を大
きくはみ出してしまうため現実的ではない。この問題を
解決するためにスラスト方向のカップリング式の感光ド
ラム駆動ギアを有する駆動方式が提案されている。
【0007】図9はその一例となる画像形成装置の感光
ドラム駆動ギア及びその周辺部の図である。図9におい
て、51はプロセスカートリッジ枠体101に支持にさ
れた感光ドラム、51aは感光ドラム51の端部に形成
された突起、52は感光ドラム駆動ギア、52aと52
bは感光ドラム駆動ギア52の回転中心軸部、52cは
感光ドラム駆動ギア52のギア部、52dは回転中心軸
部52aの端部に形成された係合孔であって、これらは
樹脂で一体成形されている。53は第一の感光ドラム駆
動ギア支持体、53aは第一の感光ドラム駆動ギア支持
体53に設けられた軸受部、54は第二の感光ドラム駆
動ギア支持体、54aは第二の感光ドラム駆動ギア支持
体54に設けられた軸受部、54bは位置決め用の丸
孔、54cは位置決め用の長孔、55は駆動源であるモ
ータ、55aはモータ55に設けられたピニオン、56
は減速ギア、56aは減速ギア56の入力ギア、56b
は減速ギア56の出力ギアであって、ピニオン55aと
入力ギア56aが、出力ギア56bと感光ドラム駆動ギ
アのギア部52cが噛み合った状態でそれぞれ回転可能
に支持されており、モータ55が回転することによっ
て、回転駆動を伝達する構成になっている。58は固定
カム、59は回転カム、60は付勢ばねであって、回転
カム59は図示されていないリンク機構によって回転可
能に支持されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した構成では
感光ドラム駆動ギアをそれぞれ対向する第一・第二の感
光ドラム駆動ギア支持体で支持しているため、第一・第
二の感光ドラム駆動ギア支持体の位置決め精度が重要に
なる。もし第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の感
光ドラム駆動ギアを支持する軸受の孔の中心のずれが生
じると、歯車の噛み合い精度が悪化し画質を低下させた
り、駆動負荷を増大させる要因となる。又、本構成では
感光ドラム駆動ギアの中心に対して、感光ドラムの中心
を合わせる構成になっているため、感光ドラム駆動ギア
の中心がずれてしまうと感光ドラムの中心軸がずれたり
傾いたりすることになり、紙の搬送精度の低下や紙上で
の印刷精度の低下をもたらす要因にもなる。更に感光ド
ラム駆動ギアのずれや傾きが大きいと、感光ドラム駆動
ギアをスラスト方向に移動させる抵抗にもなってしま
う。第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の位置決め
精度を向上させ、前述のような問題点を解決するために
かしめ軸を利用して位置決めをするのが一般的である。
【0009】これは、図9のようにかしめ軸57を第一
の感光ドラム駆動ギア支持体53に垂直にたててその先
端と第二の感光ドラム駆動ギア支持体54の位置決め孔
54bを嵌合させて第一・第二の感光ドラム駆動ギア支
持体53,54を位置決めする方法であるが、かしめ軸
57を多数使用しなければならないため、部品点数が増
え構成が複雑になり、工数や部品コストが増大するとい
う問題点を有していた。また、かしめ工程の加工精度が
ばらついて、かしめ軸の垂直度が悪くなれば、第一・第
二の感光ドラム駆動ギア支持体54の位置決め精度が悪
くなってしまうため、量産品質をばらつかせるという問
題点も有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、外径が大きく、モジュールが小さく、歯数の多いギ
アで感光ドラムを駆動する構成の電子写真画像形成装置
において、かしめ軸を多用することなく第一・第二の感
光ドラム駆動ギア支持体の位置決め精度を安定的に向上
させ、高画質、低負荷で、紙搬送精度、印刷精度の高い
高品質の電子写真画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
はプロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を
形成する電子写真画像形成装置において、 a.端部に画像形成装置本体に設けた軸方向の孔又は突
起と係脱して回転を伝えられる突起または孔を有する電
子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用す
るプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを取
り外し可能に装着する装着手段と、 b.一端部に電子写真感光体ドラムの孔又は突起と係脱
可能な突起又は孔を有する円筒状の回転中心軸が歯車に
関して表裏に二箇所同軸的に形成された感光ドラム駆動
ギアと、 c.少なくとも一方は板金プレス加工で製作され、前記
感光ドラム駆動ギアに形成された二箇所の回転中心軸を
それぞれに支持した状態で対向して配置され、互いに四
箇所の位置決め部位で位置決めされ、前記感光ドラム駆
動ギアを前記感光ドラムと同軸的に回転可能に軸支する
第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体と、 d.記録媒体を搬送するための搬送手段と、を備え、前
記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体を前記感光ド
ラム駆動ギアの回転中心軸方向から見たとき、四箇所の
位置決め部位の内、隣り合わない二箇所の位置決め部位
を通る直線とその他の二箇所の位置決め部位を通る直線
が前記感光ドラム駆動ギアの中心近傍でほぼ直交し、板
金プレス加工で製作された前記感光ドラム駆動ギア支持
体の四箇所全ての位置決め部位について前記感光ドラム
駆動ギアを支持している部位から各位置決め部位までを
最短に連結した連続する板金上にある全ての曲げ加工の
曲げ稜線は各位置決め部と前記感光ドラム駆動ギアの中
心を結ぶ直線とほぼ直交することを特徴とする電子写真
画像形成装置である。
【0012】本出願に係る第2の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真
画像形成装置において、 a.端部に画像形成装置本体に設けた軸方向の孔又は突
起と係脱して回転を伝えられる突起又は孔を有する電子
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用する
プロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを取り
外し可能に装着する装着手段と、 b.一端部に電子写真感光体ドラムの孔又は突起と係脱
可能な突起又は孔を有する円筒状の回転中心軸が歯車に
関して表裏に二箇所同軸的に形成された感光ドラム駆動
ギアと、 c.少なくとも一方は板金プレス加工で製作され、前記
感光ドラム駆動ギアに形成された二箇所の回転中心軸を
それぞれに支持した状態で対向して配置され、互いに二
箇所の位置決め部位で位置決めされ、前記感光ドラム駆
動ギアを前記感光ドラムと同軸的に回転可能に軸支する
第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体と、 d.前記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体のいず
れか一方に前記感光ドラム駆動ギアの回転軸と平行に設
けられた軸と、を備え、前記第一・第二の感光ドラム駆
動ギア支持体の二箇所の位置決め部位の内、一箇所は前
記軸によって位置決めされ、前記第一・第二の感光ドラ
ム駆動ギア支持体を前記感光ドラム駆動ギアの回転中心
軸方向から見たとき、二箇所の位置決め部位を通る直線
が前記感光ドラム駆動ギアの中心近傍を通り、板金プレ
ス加工で制作された前記感光ドラム駆動ギア支持体の二
箇所の位置決め部位について前記感光ドラム駆動ギアを
支持している部位から各位置決め部位までを最短に連結
した連続する板金上にある全ての曲げ加工の曲げ稜線は
各位置決め部と前記感光ドラム駆動ギアの中心を結ぶ直
線とほぼ直交する、ことを特徴とする電子写真画像形成
装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について説明
する。
【0014】プロセスカートリッジを装着したレーザー
プリンタを図7に示す。図7はレーザープリンタの断面
図であり、本レーザープリンタはプロセスカートリッジ
101を装着して、電子写真方式により画像を形成し、
その画像を記録媒体である記録用紙に記録するものであ
る。
【0015】以下、本レーザープリンタの構成について
説明する。プロセスカートリッジ101は枠体内に像但
持体である感光ドラム1を回転可能に設けており、その
周囲には感光ドラム1の表面を一様に帯電処理する為の
帯電手段(図示せず)と、帯電した感光ドラム1に画像
情報に応じた光像を照射して形成した潜像を現像剤(以
下、トナーと称す)によって現像し、トナー像として可
視化する為の現像手段(図示せず)と、トナー像を記録
媒体としての記録用紙に転写した後に感光ドラム1の表
面に残留したトナーを除去する為のクリーニング手段
(図示せず)とが配設されており、これらは枠体によっ
て一体化されカートリッジ化されている。尚、本レーザ
ープリンタは装置本体内にプロセスカートリッジ101
を取り外し可能に装着する為の装着手段(図示せず)を
有している。一方、装置本体内の上部には感光ドラム1
に対して画像情報に応じて光像を照射する為のレーザー
走査光学手段102が設けられている。
【0016】以下、本レーザープリンタの印刷動作につ
いて説明する。給紙カセット103内に収納された記録
用紙は、図示されていないホストコンピュータからのプ
リント信号により動作する給紙ローラ104と用紙分離
手段105によって1枚ずつ分離されて給送される。こ
の記録用紙は給紙反転部106を通って表裏反転され、
搬送ローラ107とそれに圧接された従動ローラ108
で構成された搬送ローラ部を経て、感光ドラム1とそれ
に圧接された転写ローラ109で構成されたトナー転写
部に搬送される。一方、図示されていないホストコンピ
ュータからの画像情報は光像としてレーザー走査光学手
段102からプロセスカートリッジ101内の感光ドラ
ム1に照射されて感光ドラム1に画像情報に応じた潜像
が形成され、その潜像はトナーによって現像されて可視
化される。そして、記録用紙はトナー像として現像され
た画像情報とタイミングをとって搬送され、感光ドラム
51に形成されたトナー像と逆極性の電圧を転写ローラ
109に印可することによって、感光ドラム1と転写ロ
ーラ109の圧接部においてトナー像が記録用紙に転写
される。トナー像の転写を受けた記録用紙はトナー転写
部を通過した直後に図示されていない除電針と除電針を
保持している除電針ホルダーの真上を通過し、所定の搬
送路を経由して定着フィルム110とそれに圧接された
加圧ローラ111で構成される定着部に搬送され、定着
部でトナー像の定着を受ける。そして、定着部を通過し
た記録用紙は定着部後方の装置本体後部112を経由し
て再び表裏反転され、排紙ローラ113によって装置本
体上部に設けられた排紙トレイ114に排紙される。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1である画像形成装置の感光ドラム駆動ギア及びその
周辺部の図である。図1において、1はプロセスカート
リッジ枠体101に支持にされた感光ドラム、1aは感
光ドラム1の端部に形成された突起、2は感光ドラム駆
動ギア、2aと2bは感光ドラム駆動ギア2の回転中心
軸部、2cは感光ドラム駆動ギア2のギア部、2dは回
転中心軸部2aの端部に形成された係合孔であって、こ
れらのギア2と軸部2a,2bは樹脂で一体成形されて
いる。3は第一の感光ドラム駆動ギア支持体(以下、第
一の支持体と略称する場合がある)、3aは第一の感光
ドラム駆動ギア支持体3に設けられた軸受部であって軸
部2aが回転自在に嵌合している。3bは第一の支持体
3の4箇所に形成された位置決め用の突起、4は第二の
感光ドラム駆動ギア支持体(以下、第二の支持体と略称
する場合がある)、4aは第二の感光ドラム駆動ギア支
持体4に設けられた軸受部、4bは脚部4B先端の各座
部4gに形成された位置決め用の長孔である。この長孔
4bはこの長孔4bと軸受部取付孔4fの夫々中心をと
おる直線の方向に長い。5は駆動源であるモータであっ
て、第一の感光体ドラム駆動ギア支持体3に固定されて
いる。5aはモータ5に設けられたピニオン、6は減速
ギア、6aは減速ギア6の入力ギア、6bは減速ギア6
の出力ギアであって、ピニオン5aと入力ギア6aが、
出力ギア6bと感光ドラム駆動ギア2のギア部2cが噛
み合った状態でそれぞれ回転可能に支持されており、モ
ータ5が回転することによって、回転駆動を伝達する構
成になっている。この減速ギア6は第一、第二の支持体
3,4に支持された固定軸6cに回転自在に嵌合してい
る。58は固定カム、59は回転カム、60は付勢ばね
であって、回転カム58が図示されていないリンク機構
によってプロセスカートリッジ101を出し入れする装
置本体の入り口の開閉式のドア(不図示)と連結してお
り感光ドラム駆動ギア2をスラスト方向に移動可能な構
成になっている。ここで、固定カム58、回転カム59
のカム面は軸部2aを中心とするらせん面となってい
る。
【0018】なお、付勢ばね60は円錐コイルばねであ
って一端が第二の感光ドラム駆動ギア支持体4、他端が
感光ドラム駆動ギア2の側面に接して縮設されている。
【0019】回転カム59は図示されていないリンク機
構によってプロセスカートリッジ101を装置本体に出
し入れする入り口の開閉式のドアと連結しており、ドア
を開くときには図10(a)のように感光ドラム駆動ギ
ア2をプロセスカートリッジ101から離間する方向に
移動させ、ドアを閉じるときには図10(b)のように
移動を解除して、付勢ばね60の付勢力によって感光ド
ラム駆動ギア2がプロセスカートリッジ101に向かう
方向に移動可能な状態にすることができる構成になって
いる。プロセスカートリッジ101を装着する際には、
ドアを開けることによって、図10(a)のように回転
カム59が感光ドラム駆動ギア2を図の位置まで移動さ
せ、プロセスカートリッジ101を装着可能にする。プ
ロセスカートリッジを装着後、ドアを閉めると、図10
(b)のように付勢ばね60の作用によって感光ドラム
駆動ギア2がプロセスカートリッジ101に近づく方向
に付勢され感光ドラム1の端部に形成された突起11a
と感光ドラム駆動ギア2の孔2dが互いに係合すること
によってカップリングとなり、一体で回転することが可
能となっている。
【0020】以上のように、感光ドラム1に対して感光
ドラム駆動ギア2を軸方向に移動してカップリングさせ
る構成にすることによって、外径が大きく、モジュール
が小さく、歯数の多いギアで感光ドラム1を駆動でき、
感光ドラム1の回転むらを低減することが可能となるた
め、良好な画質を出力できる高品位の画像形成装置が実
現できる。
【0021】図1のとおり本発明の実施の形態1の第一
・第二の感光ドラム駆動ギア支持体3,4はかしめ軸を
利用することなく4箇所の位置決め突起3bと長孔4b
の嵌合だけで位置決めされている。本実施の形態の第二
の感光ドラム駆動ギア支持体4は板金プレス加工で製作
されるが、一般に板金プレス加工でこのような部品を製
作する場合、平板に孔を開けてから曲げ加工をする。
【0022】その工程を順に示したのが、図2であり、
まず最初に図2(a)のように第一の支持体3に組立後
平行となる平板部4Aから四方へ脚部4Bとなる外形を
形成すると共に脚部4Bに軸受部取付孔4f、孔4b、
及び孔4bの外側に第一の支持体3にねじ込む小ねじ6
1〜64を挿通する孔4cを開ける。
【0023】次に図2(b)に示すように孔4bの内側
で夫々同じ方向に稜線4dから90度折曲して座部4g
を形成する。
【0024】次に、図2(c)に示すように稜線4dか
ら夫々等距離の稜線4eで前記稜線4dとは反対方向に
90度折曲する。この順で曲げ加工を行う。
【0025】従って、図2(c)に示すA方向の孔位置
の精度は図2(a)の工程で決定し、その後も直線Xと
Yに対して直角方向の曲げ加工のみしていないため、も
し曲げ稜線4d,4eの角度がばらついたとしても、A
方向の位置精度への影響は非常に少ない。このように本
発明の第二の感光ドラム駆動ギア支持体4は位置決め部
と軸受中心を最短に連結する板金部に位置決め部と軸受
中心を結ぶ直線に垂直な方向の曲げ加工しか存在しない
ため、図2(c)に示すB方向の位置精度は曲げ加工の
影響を大きく受けるためあまり高精度ではないが、図示
A方向の位置精度は非常に高いといえる。この結果、図
1の直線Xと直線Yの交点と感光ドラム駆動ギア2の中
心との位置精度は極めて高く保証される。又、図2
(a)の工程で全ての孔加工を行えば、量産した場合の
ばらつきも少なく、寸法精度の安定性も十分保証され
る。
【0026】上述した構成をまとめると以下のとおりで
ある。
【0027】第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体
3,4を感光ドラム駆動ギア2の回転中心軸方向から見
たとき、四箇所の位置決め部位の孔4bの内、隣り合わ
ない二箇所の位置決め部位を通る直線とその他の二箇所
の位置決め部位を通る直線が感光ドラム駆動ギア2の中
心近傍でほぼ直交し、板金プレス加工で製作された感光
ドラム駆動ギア支持体4の四箇所全ての位置決め部位に
ついて感光ドラム駆動ギア2を支持している部位から各
位置決め部位までを最短に連結した連続する板金上にあ
る全ての曲げ加工の曲げ稜線4d,4eは各位置決め部
と感光ドラム駆動ギア2の中心を結ぶ直線とほぼ直交す
る。
【0028】以上のように本発明の実施の形態1によれ
ば4箇所の位置決め部と軸受中心を最短に連結する板金
部に位置決め部と軸受中心を結ぶ直線に垂直な方向の曲
げ加工しか存在しないような構造の第二の感光ドラム駆
動ギア支持体を採用することによって、かしめ軸を使用
することなく第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の
高い位置決め精度を安定的に保証し、高画質、低負荷
で、紙搬送精度、印刷精度の高い高品質の画像形成装置
を提供することができる。
【0029】本実施の形態では第二の感光ドラム駆動ギ
ア支持体側に曲げ加工がある例を説明したが、第一の感
光ドラム駆動ギア支持体側に曲げがあっても、両方に曲
げがあっても4箇所の位置決め部と軸受中心を最短に連
結する板金部に位置決め部と軸受中心を結ぶ直線に垂直
な方向の曲げ加工しか存在しないような構造であれば同
様の効果が得られることはいうまでもない。又、本実施
の形態では第一の感光ドラム駆動ギア支持体側に突起
が、第二の感光ドラム駆動ギア支持体側に孔がある例を
説明したが、それらが逆になっていたり、混在していて
も、同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0030】(実施の形態2)この実施の形態2は実施
の形態1において減速ギアを省いたものであって、実施
の形態1に相当する部材の説明は実施の形態1の説明を
援用する。
【0031】図3は本発明の実施の形態2である画像形
成装置の感光ドラム駆動ギア及びその周辺部の図であ
る。図3において、11はプロセスカートリッジ枠体1
01に支持にされた感光ドラム、11aは感光ドラム1
1の端部に形成された突起、12は感光ドラム駆動ギ
ア、12aと12bは感光ドラム駆動ギア12の回転中
心軸部、12cは感光ドラム駆動ギア12のギア部、1
2dは回転中心軸部12aの端部に形成された係合孔で
あって、これらは樹脂で一体成形されている。13は第
一の感光ドラム駆動ギア支持体、13aは第一の感光ド
ラム駆動ギア支持体13に設けられた軸受部、13bは
4箇所に形成された位置決め用の突起、14は第二の感
光ドラム駆動ギア支持体、14aは第二の感光ドラム駆
動ギア支持体14に設けられた軸受部、14bは4個所
に形成された位置決め用の長孔、15は駆動源であるモ
ータ、15aはモータ15に設けられたピニオンであっ
て、ピニオン15aと感光ドラム駆動ギアのギア部12
cが噛み合った状態でそれぞれ回転可能に支持されてお
り、モータ15が回転することによって、回転駆動を伝
達する構成になっている。58は固定カム、59は回転
カム、60は付勢ばねであって、回転カム59が図示さ
れていないリンク機構によってプロセスカートリッジを
出し入れする入り口の開閉式のドアと連結しており感光
ドラム駆動ギア12を軸方向に移動可能な構成になって
いる。
【0032】本発明の実施の形態2のように、ピニオン
15aと感光ドラム駆動ギア12の間に減速ギアがない
構成であっても、図3のような第一・第二の感光ドラム
駆動ギア支持体の位置決め構成をとることによって、第
一の実施の形態と同様の効果を得ることができ、かしめ
軸を使用することなく第一・第二の感光ドラム駆動ギア
支持体の高い位置決め精度を安定的に保証し、高画質、
低負荷で、紙搬送精度、印刷精度の高い高品質の画像形
成装置を提供することができる。
【0033】本実施の形態では第二の感光ドラム駆動ギ
ア支持体側に曲げ加工がある例を説明したが、第一の感
光ドラム駆動ギア支持体側に曲げがあっても、両方に曲
げがあっても4箇所の位置決め部と軸受中心を最短に連
結する板金部に位置決め部と軸受中心を結ぶ直線に垂直
な方向の曲げ加工しか存在しないような構造であれば同
様の効果が得られることはいうまでもない。又、本実施
の形態では第一の感光ドラム駆動ギア支持体側に突起
が、第二の感光ドラム駆動ギア支持体側に孔がある例を
説明したが、それらが逆になっていたり、混在していて
も、同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0034】(実施の形態3)本実施の形態3は実施の
形態1において第二の感光ドラム駆動ギア支持体を変更
したものであり、第二の支持体24を除く部材の詳細な
説明は第一の実施の形態の説明を援用する。
【0035】図4は本発明の実施の形態である画像形成
装置の感光ドラム駆動ギア及びその周辺部の図である。
図4において、21はプロセスカートリッジ枠体101
に支持にされた感光ドラム、21aは感光ドラム21の
端部に形成された突起、22は感光ドラム駆動ギア、2
2aと22bは感光ドラム駆動ギア22の回転中心軸
部、22cは感光ドラム駆動ギア22のギア部、22d
は回転中心軸部22aの端部に形成された係合孔であっ
て、これらギア部22cと軸部22a,22bは樹脂で
一体成形されている。23は第一の感光ドラム駆動ギア
支持体、23aは第一の感光ドラム駆動ギア支持体23
に設けられた軸受部、23bは位置決め用の突起、24
は第二の感光ドラム駆動ギア支持体、24aは第二の感
光ドラム駆動ギア支持体24に設けられた軸受部、24
bは位置決め用の丸孔、24cは位置決め用の長孔、2
5は駆動源であるモータ、25aはモータ25に設けら
れたピニオン、26は減速ギア、26aは減速ギア26
の入力ギア、26bは減速ギア26の出力ギア、27は
減速ギア26の回転中心軸であるかしめ軸であって、第
一、第二の支持体23,24の一方にかしめられて両支
持体23,24に支持された固定軸である。ピニオン2
5aと入力ギア26a、出力ギア26bと感光ドラム駆
動ギア22のギア部22cが夫々噛み合った状態でそれ
ぞれかしめ軸27に回転可能に支持されており、モータ
25が回転することによって、回転駆動を伝達する構成
になっている。58は固定カム、59は回転カム、60
は付勢ばねであって、回転カム58が図示されていない
リンク機構によってプロセスカートリッジを出し入れす
る入り口の開閉式のドアと連結しており感光ドラム駆動
ギア22をスラスト方向に移動可能な構成になってい
る。61から63は締結小ねじである。
【0036】本発明の実施の形態3のように、減速ギア
26の回転中心軸にかしめ軸27を1本だけ使用した構
成の場合、第二の感光ドラム駆動ギア支持体24に位置
決め用の丸孔24bを形成し、かしめ軸27の先端と嵌
合させて位置決めする方法が、感光ドラム駆動ギア22
と減速ギア26の軸間距離を保証する観点から最も望ま
しいが、この場合はもう1箇所回転止めの位置決めが必
要となる。本実施の形態の第二の感光ドラム駆動ギア支
持体23では丸孔24bで中心決めをし、長孔24cで
回転止めをすることによって第一・第二の感光ドラム駆
動ギア支持体23,24の位置決めをする構成となって
いる。
【0037】本実施の形態の第二の感光ドラム駆動ギア
支持体24は、減速ギア26中心と感光ドラム駆動ギア
22の中心Cとの軸間距離(図示Y)は極めて高く保証
される。又、平板の打抜き工程で全ての孔加工を行え
ば、量産した場合のばらつきも少なく、寸法精度の安定
性も十分保証されることも実施の形態1と同様である。
以上のように本発明の実施の形態3によれば位置決め部
と軸受中心を最短に連結する板金部に位置決め部と軸受
中心を結ぶ直線に垂直な方向の曲げ加工しか存在しない
ような構造の第二の感光ドラム駆動ギア支持体を採用す
ることによって、かしめ軸を1本だけ使用した構成にお
いて、第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の高い位
置決め精度を安定的に保証し、高画質、低負荷で、紙搬
送精度、印刷精度の高い高品質の画像形成装置を提供す
ることができる。
【0038】本実施の形態では第二の感光ドラム駆動ギ
ア支持体側に曲げ加工がある例を説明したが、第一の感
光ドラム駆動ギア支持体側に曲げがあっても、両方に曲
げがあっても位置決め部と軸受中心を最短に連結する板
金部に位置決め部と軸受中心を結ぶ直線に垂直な方向の
曲げ加工しか存在しないような構造であれば同様の効果
が得られることはいうまでもない。又、本実施の形態で
は第一の感光ドラム駆動ギア支持体側に突起が、第二の
感光ドラム駆動ギア支持体側に孔がある例を説明した
が、それらが逆になっていたり、混在していても、同様
の効果が得られることはいうまでもない。
【0039】(実施の形態4)図5は本発明の実施の形
態4の第二の感光ドラム駆動ギア支持体34の図であ
る。実施の形態1又は2において、モータの中心を感光
ドラム駆動ギアの中心をとおる水平線よりも下側で斜め
方向からピニオンと入力ギアを噛合せる場合、脚部34
Bの座部34gに切り込んだ凹部34dを設け、第一の
支持体を挿通してピニオンを凹部34dを通りぬけて組
み立てるようにする。こうすると、軸受部中心孔34f
と座部34gの長孔34bとの距離L1を小さくでき、
第二の支持体34の最大寸法L2を小さくできる。4箇
所の位置決め部34bと軸受中心を最短に連結する板金
部に位置決め部と軸受中心を結ぶ直線に垂直な方向の曲
げ加工しか存在しないような構造であれば、このような
構成であっても実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0040】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5の第二の感光ドラム駆動ギア支持体44の図であ
り、位置決め部44bと軸受孔44aの中心を最短に連
結する板金部側に位置決め部44bと軸受孔44aの中
心を結ぶ直線に垂直な方向の曲げ加工しか存在しないよ
うな構造であれば、このような構成であっても実施の形
態3と同様の効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、出願に係る本発明
によれば、かしめ軸の使用を最小限にとどめた構成で、
第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の高い位置決め
精度を安定的に保証し、高画質、低負荷で、紙搬送精
度、印刷精度の高い高品質の電子写真画像形成装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は背
面図、(b)は側面図である。
【図2】(a)(b)(c)は本発明の実施の形態1の
第二の感光ドラム駆動ギア支持体の加工工程を示す斜視
図である。
【図3】本発明の実施の形態2を示し、(a)は背面
図、(b)は平面図である。
【図4】本発明の実施の形態3を示し、(a)は背面
図、(b)は平面図である。
【図5】本発明の実施の形態4を示し、(a)は背面
図、(b)は平面図である。
【図6】本発明の実施の形態5を示し、(a)は背面
図、(b)は平面図である。
【図7】画像形成装置全体の縦断面図である。
【図8】(a)(b)はプロセスカートリッジの課題説
明のための略側面図である。
【図9】従来のプロセスカートリッジの一部を示し、
(a)は正面図である。(b)は平面図である。
【図10】(a)(b)は画像形成装置のプロセスカー
トリッジ駆動部を示す平面図である。
【符号の説明】
1…感光ドラム 1a…突起 2…感光ドラム駆動ギア 2a,2b…回転中心軸部
2c…ギア部 2d…係合孔 3…第一の感光ドラム駆動ギア支持体 3a…軸受部
3b…位置決め用の突起 4…第二の感光ドラム駆動ギア支持体 4A…平板部
4B…脚部 4a…軸受部 4b…長孔 4c…孔 4
d,4e…稜線 4f…軸受部取付孔 4g…座部 5…モータ 5a…ピニオン 6…減速ギア 6a…入力ギア 6b‥出力ギア 6c
…固定軸 11…感光ドラム 11a…突起 12…感光ドラム駆動ギア 12a,12b…回転中心
軸部 12c…ギア部12d…係合孔 13…第一の感光ドラム駆動ギア支持体 13a…軸受
部 13b…位置決め用の突起 14…第二の感光ドラム駆動ギア支持体 14a…軸受
部 14b…位置決め用の長孔 15…モータ 15a…ピニオン 21…感光ドラム 21a…突起 22…感光ドラム駆動ギア 22a,22b…回転中心
軸部 22c…ギア部22d…係合孔 23…第一の感光ドラム駆動ギア支持体 23a…軸受
部 23b…位置決め用の突起 24…第二の感光ドラム駆動ギア支持体 24a…軸受
部 24b…丸孔 25…モータ 25a…ピニオン 26…減速ギア 26a…入力ギア 26b‥出力ギア
26c…長孔 27…かしめ軸 34B…脚部 34b…位置決め部 34d…凹部 3
4g…座部 51…感光ドラム 51a…突起 52…感光ドラム駆動ギア 52a,52b…回転中心
軸部 52c…ギア部 52d…係合孔 53…第一の感光ドラム駆動ギア支持体 53a…軸受
部 54…第二の感光ドラム駆動ギア支持体 54a…軸受
部 54b…位置決め用の丸孔 55…モータ 55a…ピニオンギア 56…減速ギア 56a…入力ギア 56b…出力ギア 58…固定カム 59…回転カム 60…付勢ばね 61,62,63,64…小ねじ 101…プロセスカートリッジ 102…レーザー光学走査手段 103…給紙カセット 104…給紙ローラ 105…用紙分離手段 106…給紙反転部 107…搬送ローラ 108…従動ローラ 109…転写ローラ 110…定着フィルム 111…定着ローラ 112…装置本体後部 113…排紙ローラ 114…排紙トレイ D,d…ギアの大きさ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CA07 CB03 CB04 CD01 CD05 CD07 CD11 CD14 CG03 2H071 BA04 BA13 BA16 BA29 CA02 CA05 DA15 DA26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.端部に画像形成装置本体に設けた軸方向の孔又は突
    起と係脱して回転を伝えられる突起または孔を有する電
    子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.一端部に電子写真感光体ドラムの孔又は突起と係脱
    可能な突起又は孔を有する円筒状の回転中心軸が歯車に
    関して表裏に二箇所同軸的に形成された感光ドラム駆動
    ギアと、 c.少なくとも一方は板金プレス加工で製作され、前記
    感光ドラム駆動ギアに形成された二箇所の回転中心軸を
    それぞれに支持した状態で対向して配置され、互いに四
    箇所の位置決め部位で位置決めされ、前記感光ドラム駆
    動ギアを前記感光ドラムと同軸的に回転可能に軸支する
    第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体と、 d.記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を備え、 前記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体を前記感光
    ドラム駆動ギアの回転中心軸方向から見たとき、四箇所
    の位置決め部位の内、隣り合わない二箇所の位置決め部
    位を通る直線とその他の二箇所の位置決め部位を通る直
    線が前記感光ドラム駆動ギアの中心近傍でほぼ直交し、
    板金プレス加工で製作された前記感光ドラム駆動ギア支
    持体の四箇所全ての位置決め部位について前記感光ドラ
    ム駆動ギアを支持している部位から各位置決め部位まで
    を最短に連結した連続する板金上にある全ての曲げ加工
    の曲げ稜線は各位置決め部と前記感光ドラム駆動ギアの
    中心を結ぶ直線とほぼ直交することを特徴とする電子写
    真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.端部に画像形成装置本体に設けた軸方向の孔又は突
    起と係脱して回転を伝えられる突起又は孔を有する電子
    写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.一端部に電子写真感光体ドラムの孔又は突起と係脱
    可能な突起又は孔を有する円筒状の回転中心軸が歯車に
    関して表裏に二箇所同軸的に形成された感光ドラム駆動
    ギアと、 c.少なくとも一方は板金プレス加工で製作され、前記
    感光ドラム駆動ギアに形成された二箇所の回転中心軸を
    それぞれに支持した状態で対向して配置され、互いに二
    箇所の位置決め部位で位置決めされ、前記感光ドラム駆
    動ギアを前記感光ドラムと同軸的に回転可能に軸支する
    第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体と、 d.前記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体のいず
    れか一方に前記感光ドラム駆動ギアの回転軸と平行に設
    けられた軸と、 を備え、 前記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体の二箇所の
    位置決め部位の内、一箇所は前記軸によって位置決めさ
    れ、前記第一・第二の感光ドラム駆動ギア支持体を前記
    感光ドラム駆動ギアの回転中心軸方向から見たとき、二
    箇所の位置決め部位を通る直線が前記感光ドラム駆動ギ
    アの中心近傍を通り、板金プレス加工で制作された前記
    感光ドラム駆動ギア支持体の二箇所の位置決め部位につ
    いて前記感光ドラム駆動ギアを支持している部位から各
    位置決め部位までを最短に連結した連続する板金上にあ
    る全ての曲げ加工の曲げ稜線は各位置決め部と前記感光
    ドラム駆動ギアの中心を結ぶ直線とほぼ直交する、 ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013132919A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 シャープ株式会社 組み付け構造体及び集光型太陽光発電ユニット
JP2015087412A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社リコー 画像形成装置

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WO2013132919A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 シャープ株式会社 組み付け構造体及び集光型太陽光発電ユニット
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