JP2002268404A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002268404A
JP2002268404A JP2001069220A JP2001069220A JP2002268404A JP 2002268404 A JP2002268404 A JP 2002268404A JP 2001069220 A JP2001069220 A JP 2001069220A JP 2001069220 A JP2001069220 A JP 2001069220A JP 2002268404 A JP2002268404 A JP 2002268404A
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Japan
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intermediate transfer
transfer belt
image
image forming
forming apparatus
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Application number
JP2001069220A
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English (en)
Inventor
Chiemi Kaneko
千恵美 兼子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルト上のトナーを転写するための
手段としての帯電器をなくしてオゾンの発生を少なく
し、またチリなどの異常画像の発生を防ぐことができる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体1と印加ローラ3転写ニップで第
1のトナー像を中間転写ベルト2上に転写してそのまま
一周させる。定着ローラ5a、5b、クリーニングロー
ラ7は中間転写ベルト2とは接していない。再び転写ニ
ップ部で第2のトナー像を転写紙に転写する。そのまま
転写紙Pを定着ローラ5a、5b部に搬送する。このと
き定着ローラ5a、5b、クリーニングローラ7を中間
転写ベルト2に接触しており、定着ローラ5aと転写紙
Pの間の第2のトナー像を転写紙Pに定着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写・定着一体の
ベルトシステムを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
1回の通紙で転写紙の表裏両面へトナー像を転写、定着
するベルトシステムにはいくつかの方式があり、中間転
写方式で作像部が1つの場合は、以下の手段が考えられ
る。これらの方式を図1を参照して説明する。図1にお
いて1は感光体、2は中間転写ベルト、3は印加ロー
ラ、4は帯電器、5a、5bは定着ローラ、6は駆動ロ
ーラ、7はクリーニングローラ、8は冷却手段、9は従
動ローラである。また図中Tはトナーを示す。
【0003】一の方式は、感光体1上の第1のトナー像
(−)に転写により+電圧を掛け、中間転写ベルト2上
に転写する。そしてそのトナー像(−)の極性を変える
ために図1に示すように帯電器4を設置し、トナーに電
荷を与え極性を+に反転させる。そのまま中間転写ベル
ト2上を一周してきた第1のトナー像(+)は、転写紙
とともに感光体1と印加ローラ3のなす転写ニップ部に
搬送され、再び+電圧が掛けられ、極性が反転している
ので転写紙に転写される。このとき同時に第2のトナー
像(−)を感光体1上から転写紙上に直接転写する(以
下これをC方式という。)。
【0004】他の方式は、第1のトナー像(−)を感光
体1から中間転写ベルト2上に転写し、そのまま中間転
写ベルト2とともに一周させ、転写紙とともにそのまま
転写ニップ部に搬送し、第2のトナー像(−)を+電圧
を掛けて転写紙上に転写する。その後、転写紙、中間転
写ベルト2上の第1トナー像(−)を帯電器4に搬送
し、+電圧を掛けて第1のトナー像を転写紙に転写する
(以下これをNC方式という。)。
【0005】また両面への画像形成でなくても画像面を
下にして排紙する場合には、中間転写ベルト2に一度ト
ナー像を転写し、上記の手段で転写紙に再転写すること
で反転機構無しで裏面排紙を達成する。
【0006】いずれの方式も帯電器4を有し、第1のト
ナー像は静電的に転写紙上に転写させる。
【0007】上記従来のシステムでは、いずれも画像を
乱さないために非接触の帯電器4を用いるためオゾンが
発生する。またC方式では、第1のトナー像が中間転写
ベルト2上を1周して転写ニップ部に入るとき第1のト
ナー像の極性は反転(+)して、そこに印加ローラ3か
ら+電圧を印加すると同極性の反発転写のためか、転写
紙上の第1のトナー像が散ってしまうという問題も発生
する。
【0008】またNC方式では、帯電器4により第1の
トナー像を転写するので、転写紙と中間転写ベルト2の
密着が弱いと画像が散ってしまうなどの不具合も発生す
る。
【0009】本発明は、上記従来の問題点にかんがみ、
中間転写ベルト上のトナーを転写するための手段(トナ
ーの極性変換、あるいはトナーの転写)としての帯電器
をなくしてオゾンの発生を少なくし、またチリなどの異
常画像の発生を防ぐことができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】また本発明は、中間転写ベルト上に静電吸
着している第1のトナー像に定着部で熱を掛けることに
より、中間転写ベルトにオフセットすることなく転写紙
に転写、定着することができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】さらに本発明は、中間転写ベルトの裏面か
らも熱を掛けて転写、定着し、熱効率、ベルト強度(耐
久)面から厚みを限定し、安定して熱転写、定着するこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成装置は、上記目的を達成するために、像担持体
に作像された第1のトナー像を中間転写ベルトへ転写
し、さらに第2のトナー像を上記像担持体に作像し、上
記第1及び第2の画像を1回の通紙で転写紙の表裏両面
へ転写、定着可能な転写・定着一体のベルトシステムを
有する画像形成装置において、上記中間転写ベルト上に
転写された上記第1のトナー像を、該中間転写ベルト上
で定着器により転写、熱定着することを特徴とする。
【0013】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の画像形成装置において、上記転
写紙への両面画像形成時は、上記第2のトナー像の転写
完了後に上記中間転写ベルト上で上記第1のトナー像を
熱転写すると同時に、両面熱定着することを特徴とす
る。
【0014】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1または2の画像形成装置におい
て、上記定着により溶融させた後のトナー同士の粘着力
P1と、上記中間転写ベルトと溶融後トナーの粘着力P
2と、上記転写紙とトナーの粘着力P3が、P1>P3
>P2となるように上記中間転写ベルトの表面エネルギ
ーを低くしてなることを特徴とする。
【0015】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項3の画像形成装置において、上記中
間転写ベルトの表面エネルギーは、該中間転写ベルト表
面と水との接触角が80°以上となるようにすることを
特徴とする。
【0016】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし5のいずれかの画像形成装
置において、上記中間転写ベルトの厚みが50〜200
μmであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略す
る。図2は本発明に係る画像形成装置の要部を示す図で
ある。まず転写ニップで印加ローラ3から+電荷が印加
されることにより、感光体1上の第1のトナー像が中間
転写ベルト2上に転写される。中間転写ベルト2上の第
1のトナー像はそのまま一周する。定着ローラ5a、5
b、クリーニングローラ7は中間転写ベルト2との接離
機構が設けてあり、このとき、これらいずれのローラも
中間転写ベルト2とは接していない。
【0018】第1のトナー像は再び転写ニップ部に搬送
されるが、このとき画像先端を一致させて感光体1上の
第2のトナー像と転写紙が転写ニップ部に入ってくる。
転写紙が転写ニップ部に搬送されるのと同時に印加ロー
ラ3から+電荷が印加され、第2のトナー像は感光体1
上から転写紙に転写される。中間転写体ベルト2上の第
1のトナー像は負に帯電したままなので、転写紙に転写
することなくそのまま中間転写ベルト2上に静電吸着し
ている。
【0019】その状態のまま転写紙Pは定着ローラ5
a、5b部に搬送される。このとき、図3に示すように
定着ローラ5a、5b、クリーニングローラ7は中間転
写ベルト2に接触している。定着ローラ5aと転写紙P
の間の第2のトナー像は、通常コピーと同様に転写紙P
に定着される。
【0020】定着部に搬送された中間転写ベルト2上の
第1のトナー像(−)に掛かる力に関して図4に示す。
熱によって溶けたトナーT同士には粘着力P1が働き、
その他転写紙Pの表面性と関係する転写紙PとトナーT
の粘着力P3、また中間転写ベルト2とトナーTの粘着
力P2が働く。したがって第1のトナー像を転写紙Pに
転写するためには、P1>P3>P2の関係が成り立つ
ことが必要がある。この力のバランスが崩れると、熱転
写、定着不良によるオフセット画像などの異常が発生し
てしまう。このときの中間転写ベルト2も表面エネルギ
ーは、水との接触角が80°以上である。中間転写ベル
ト2の厚みに関しては、薄すぎると耐久力がなくなり、
厚すぎると熱効率が悪くなり、熱転写&定着に支障をき
たす。そこで、厚さ50〜200μmのものを用いると
よい。
【0021】
【発明の効果】請求項1、2に係る画像形成装置は、以
上説明してきたように、熱による転写と定着を行って帯
電器の設置をなくしているので、オゾンの発生を少なく
し、またトナー像の静電的なトナーの移転に伴う異常画
像の発生を防ぐことができるという効果がある。
【0022】また請求項3、4に係る画像形成装置は、
溶融後トナー同士の粘着力P1と、中間転写ベルトと溶
融後トナーの粘着力P2と、転写紙とトナーの粘着力P
3が、P1>P3>P2であるように中間転写ベルトの
表面エネルギーを低くするので、上記共通の効果に加
え、熱によって中間転写ベルトにオフセットすることな
く転写紙に転写、定着できるという効果がある。
【0023】さらに請求項5に係る画像形成装置は、中
間転写ベルトの熱効率、ベルト強度(耐久)圧力の面か
ら厚みを限定しているので、上記共通の効果に加え、安
定して熱転写、定着することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の転写・定着一体のベルトシステムを有す
る画像形成装置の要部を示す図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の要部
を示す図1相当の図である。
【図3】図2の実施形態の動作状態を示す図である。
【図4】図2の実施形態の各部に掛かる力の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 中間転写ベルト 3 印加ローラ 4 帯電器 5a、5b 定着ローラ 6 駆動ローラ 7 クリーニングローラ 8 冷却手段 9 従動ローラ T トナー P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H028 BA03 BA06 2H033 AA02 AA09 AA16 AA46 BA02 BA29 BB01 BB28 BE09 2H078 AA02 AA08 AA18 BB02 BB12 CC06 DD03 DD40 DD51 DD53 DD57 DD73 2H200 GB25 GB40 JA07 JA08 JA12 JA18 JA23 JA27 JA28 JB06 JB22 JC03 JC09 JC13 JC17 MA04 MC08 MC09 NA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に作像された第1のトナー像を
    中間転写ベルトへ転写し、さらに第2のトナー像を上記
    像担持体に作像し、上記第1及び第2の画像を1回の通
    紙で転写紙の表裏両面へ転写、定着可能な転写・定着一
    体のベルトシステムを有する画像形成装置において、上
    記中間転写ベルト上に転写された上記第1のトナー像
    を、該中間転写ベルト上で定着器により転写、熱定着す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、上記
    転写紙への両面画像形成時は、上記第2のトナー像の転
    写完了後に上記中間転写ベルト上で上記第1のトナー像
    を熱転写すると同時に、両面熱定着することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の画像形成装置におい
    て、上記定着により溶融させた後のトナー同士の粘着力
    P1と、上記中間転写ベルトと溶融後トナーの粘着力P
    2と、上記転写紙とトナーの粘着力P3が、P1>P3
    >P2となるように上記中間転写ベルトの表面エネルギ
    ーを低くしてなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の画像形成装置において、上記
    中間転写ベルトの表面エネルギーは、該中間転写ベルト
    表面と水との接触角が80°以上となるようにすること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし5のいずれかの画像形成
    装置において、上記中間転写ベルトの厚みが50〜20
    0μmであることを特徴とする画像形成装置。
JP2001069220A 2001-03-12 2001-03-12 画像形成装置 Pending JP2002268404A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102259A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US11392063B2 (en) 2019-03-14 2022-07-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging system with cleaning member for endless belt

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008102259A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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