JP2002267488A - 飛行情報表示装置 - Google Patents

飛行情報表示装置

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JP2002267488A
JP2002267488A JP2001071597A JP2001071597A JP2002267488A JP 2002267488 A JP2002267488 A JP 2002267488A JP 2001071597 A JP2001071597 A JP 2001071597A JP 2001071597 A JP2001071597 A JP 2001071597A JP 2002267488 A JP2002267488 A JP 2002267488A
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JP
Japan
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symbol
aircraft
reference mark
flight
course
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Pending
Application number
JP2001071597A
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English (en)
Inventor
Shigeki Amano
隆樹 天野
Kazuhiro Kimura
一広 木村
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INST ADV TECH HELICOPTER Ltd
Advanced Technology Institute of Commuter Helicopter Ltd
Original Assignee
INST ADV TECH HELICOPTER Ltd
Advanced Technology Institute of Commuter Helicopter Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横方向偏位に関連する他の飛行情報を集中表
示して、パイロットのワークロードを低減できる飛行情
報表示装置を提供する。 【解決手段】 飛行情報表示装置は、自機の機首方位を
示す基準マークKと、所定の飛行コースに対する自機の
横方向偏位を基準マークKからシンボルSAまでの距離
Aで表示し、飛行コースの方位を基準マークKに対する
シンボルSBの方位角度Bで表示し、自機の進行方向を
基準マークKに対するシンボルSCの方位角度Cで表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自機と飛行コース
との関係を表示する飛行情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機には、地上局が発射する電波を受
信して航空機から見た地上局方位を測定するVOR(VHF
Omnidirectional Radio)受信機、地上局が発射する電
波を受信して着陸コースからの偏位を測定するILS(I
nstrument Landing System)受信機、ジャイロおよび加
速度計を用いて自律航法を行うためのINS(InertialN
avigation System)装置などが搭載され、パイロットは
予定の飛行コースと自機との偏差を確認し、平常時はこ
の偏差を解消するように操縦する。
【0003】図2は従来の飛行情報表示装置の一例を示
し、図2(a)は全体のブロック図、図2(b)は表示
画面の説明図、図2(c)は自機と飛行コースとの関係
を示す平面図である。
【0004】横方向偏位測定部1は、VOR受信機、I
LS受信機、INS装置などで構成され、所定の飛行コ
ースに対する自機の横方向偏位を測定し、横方向偏位信
号を出力する。横方向偏位表示部2は、CRTや液晶パ
ネルなどのディスプレイを有し、パイロットにとって視
覚的に認識し易いように、横方向偏位信号をアナログ表
示する。
【0005】図2(b)に示すように、ディスプレイの
画面3には自機の機首方位を示す基準マークKが固定的
に表示される。ここでは基準マークKを線分「|」で表
し、その長手方向が機首方位を示している。
【0006】シンボルSAは、基準マークKから左右方
向に変位可能であり、基準マークKからのシンボルSA
までの距離Aが横方向偏位の大きさに応じて比例的に変
化する。ここではシンボルSAを黒四角「◆」で表して
いる。
【0007】シンボルSAの動きを判り易くするため
に、複数の目盛Mが基準マークKを原点として左右方向
に一定間隔で表示される。ここでは目盛Mを白丸「○」
で表している。
【0008】横方向偏位測定部1としてVOR受信機を
用いた場合、自機の機首方向と飛行コース方位との間の
方位角ずれが横方向偏位として表示され、この方位角ず
れに比例してシンボルSAまでの距離Aが変化する。横
方向偏位測定部1としてILS受信機やINS装置を用
いた場合、自機と飛行コースの間の距離が横方向偏位と
して表示され、この距離に比例してシンボルSAまでの
距離Aが変化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の飛行情報表示装
置では、飛行コースに対する自機の横方向偏位という単
一の飛行情報を表示するだけである。そのため、風等の
影響を受けて自機の姿勢が斜めになった状態で飛行する
場合、パイロットは自機の機軸方位と進行方向とのずれ
を考慮しなければならず、表示されたシンボルSAを観
察しただけでは正確な横方向偏位を認識できないことが
ある。
【0010】本発明の目的は、横方向偏位に関連する他
の飛行情報を集中表示して、パイロットのワークロード
を低減できる飛行情報表示装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、自機の機首方
位を示す基準マークと、所定の飛行コースに対する自機
の横方向偏位を、基準マークから第1シンボルまでの距
離Aで表示するための横方向偏位表示手段と、前記飛行
コースの方位を基準マークに対する第2シンボルの方位
角度Bで表示するためのコース方位表示手段と、自機の
進行方向を基準マークに対する第3シンボルの方位角度
Cで表示するための進行方向表示手段とを備えることを
特徴とする飛行情報表示装置である。
【0012】本発明に従えば、所定の飛行コースに対す
る自機の横方向偏位を基準マークから第1シンボルまで
の距離Aで表示するだけでなく、飛行コースの方位およ
び自機の進行方向を第2シンボルの方位角度Bおよび第
3シンボルの方位角度Cで表示することによって、自機
と飛行コースとの間の距離的ずれや方位的ずれも同時に
認識できる。そのため風等の影響を受けて自機の進行方
向と機首方位がずれた場合でも、パイロットはその影響
を考慮した操縦が可能になり、予定の飛行コースに速や
かに復帰できる。
【0013】また本発明は、第2シンボルは、第1シン
ボルの中心を基準に角変位することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、第2シンボルは第1シン
ボルの中心を基準に角変位することによって、飛行コー
スに関する情報が第1シンボル付近に集中的に表示され
るため、パイロットの視点分散を防止でき、ワークロー
ドを低減できる。
【0015】また本発明は、第3シンボルは、基準マー
クの中心を基準に角変位することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、第3シンボルは基準マー
クの中心を基準に角変位することによって、自機に関す
る情報が基準マーク付近に集中的に表示されるため、パ
イロットの視点分散を防止でき、ワークロードを低減で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の実施の一形
態を示すブロック図、図1(b)は本発明の実施の他の
形態を示すブロック図、図1(c)は表示画面の説明
図、図1(d)は自機と飛行コースとの関係を示す平面
図である。
【0018】図1(a)に示すように、ILS受信機1
1は、地上局が発射する電波を受信して着陸コースから
の偏位を測定する機能を有し、所定の飛行コースに対す
る自機の横方向偏位を表す横方向偏位信号を出力する。
【0019】VOR受信機12は、地上局が発射する電
波を受信して航空機から見た地上局方位を測定する機能
を有し、自機の機首方位に対する飛行コースの方位を表
すコース方位信号を出力する。
【0020】INS装置13は、ジャイロおよび加速度
計を用いて自律航法を行う機能を有し、自機の機首方位
に対する進行方向を表す進行方向信号を出力する。
【0021】横方向偏位表示部20は、CRTや液晶パ
ネルなどのディスプレイ、ビデオメモリ、ビデオ信号発
生回路等を有し、パイロットにとって視覚的に認識し易
いように、横方向偏位信号、コース方位信号および進行
方向信号をアナログ表示する。
【0022】次に他の実施形態について説明する。図1
(b)に示すように、コンパスシステム14は、磁北に
対する自機の機首方位を測定する機能を有し、機首方位
信号を出力する。
【0023】GPS(Global Positioning System) 受信
機15は、複数の人工衛星が発射する電波を受信して航
空機の3次元位置を測定する機能を有し、自機位置信号
を出力する。
【0024】INS装置13は、図1(a)と同様に、
ジャイロおよび加速度計を用いて自律航法を行う機能を
有し、自機の機首方位に対する進行方向を表す進行方向
信号を出力する。
【0025】FMC(飛行管理計算機:Flight Managem
ent Computer)10は、予め入力したフライトプラン
(飛行ルート)、自機位置信号および機首方位信号に基
づいて自機を所定の飛行ルートに誘導するための操縦コ
マンドを生成する機能を有し、図1(a)と同様な横方
向偏位信号およびコース方位信号を出力する。
【0026】横方向偏位表示部20は、図1(a)と同
様に、CRTや液晶パネルなどのディスプレイ、ビデオ
メモリ、ビデオ信号発生回路等を有し、パイロットにと
って視覚的に認識し易いように、横方向偏位信号、コー
ス方位信号および進行方向信号をアナログ表示する。
【0027】次に画面表示に関して、図1(c)に示す
ように、ディスプレイの画面21には自機の機首方位を
示す基準マークKが固定的に表示される。ここでは基準
マークKを線分「|」で表し、その長手方向が機首方位
を示している。
【0028】シンボルSAは、基準マークKから左右方
向に変位可能であり、基準マークKからのシンボルSA
までの距離Aが横方向偏位の大きさに応じて比例的に変
化する。ここではシンボルSAを黒四角「◆」で表して
いる。
【0029】シンボルSAの動きを判り易くするため
に、複数の目盛Mが基準マークKを原点として左右方向
に一定間隔で表示される。ここでは目盛Mを白丸「○」
で表している。
【0030】シンボルSBは、時計周りまたは反時計周
りに角変位可能であり、基準マークKの長手方向に対す
るシンボルSBの方位角度Bがコース方位の大きさに応
じて比例的に変化する。ここではシンボルSBを長い線
分「|」で表している。
【0031】またシンボルSBは、シンボルSAを通過
するように、シンボルSAの中心を基準に角変位するこ
とによって、飛行コースに関する情報がシンボルSA付
近に集中的に表示され、認識し易くなる。
【0032】シンボルSCは、時計周りまたは反時計周
りに角変位可能であり、基準マークKの長手方向に対す
るシンボルSCの方位角度Cが自機の進行方向の大きさ
に応じて比例的に変化する。ここではシンボルSCを矢
印「↑」で表している。
【0033】またシンボルSCは、基準マークKの中心
を基準に角変位することによって、自機に関する情報が
基準マークK付近に集中的に表示され、認識し易くな
る。
【0034】このように横方向偏位、コース方位および
進行方向を同一画面で表示することによって、自機と飛
行コースとの間の距離的ずれや方位的ずれも同時に認識
できる。
【0035】次に飛行情報の測定に関して、図1(d)
に示すように、飛行コースが2つのウエイポイントを結
ぶ直線で規定された場合は、自機位置から直線コースま
での距離が横方向偏位に相当する。飛行コースが円弧で
規定された場合は、自機位置から円弧の中心までの距離
が横方向偏位に相当する。
【0036】また、コース方位は、飛行コースの方位か
ら自機の機首方位を引算した値に相当する。
【0037】また、飛行コースの方位は、飛行コースが
2つのウエイポイントを結ぶ直線で規定された場合、起
点ウエイポイントから終点ウエイポイントに向かう方位
に相当する。飛行コースが円弧で規定された場合は、円
弧の中心と自機位置を結ぶ直線と円弧の交点における円
弧の接線の進行方向への方位に相当する。
【0038】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、所
定の飛行コースに対する自機の横方向偏位を基準マーク
から第1シンボルまでの距離Aで表示するだけでなく、
飛行コースの方位および自機の進行方向を第2シンボル
の方位角度Bおよび第3シンボルの方位角度Cで表示す
ることによって、自機と飛行コースとの間の距離的ずれ
や方位的ずれも同時に認識できる。そのため風等の影響
を受けて自機の進行方向と機首方位がずれた場合でも、
パイロットはその影響を考慮した操縦が可能になり、予
定の飛行コースに速やかに復帰でき、ワークロードを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態を示すブロ
ック図、図1(b)は本発明の実施の他の形態を示すブ
ロック図、図1(c)は表示画面の説明図、図1(d)
は自機と飛行コースとの関係を示す平面図である。
【図2】従来の飛行情報表示装置の一例を示し、図2
(a)は全体のブロック図、図2(b)は表示画面の説
明図、図2(c)は自機と飛行コースとの関係を示す平
面図である。
【符号の説明】
10 FMC(飛行管理計算機) 11 ILS受信機 12 VOR受信機 13 INS装置 14 コンパスシステム 15 GPS受信機 20 横方向偏位表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自機の機首方位を示す基準マークと、 所定の飛行コースに対する自機の横方向偏位を、基準マ
    ークから第1シンボルまでの距離Aで表示するための横
    方向偏位表示手段と、 前記飛行コースの方位を基準マークに対する第2シンボ
    ルの方位角度Bで表示するためのコース方位表示手段
    と、 自機の進行方向を基準マークに対する第3シンボルの方
    位角度Cで表示するための進行方向表示手段とを備える
    ことを特徴とする飛行情報表示装置。
  2. 【請求項2】 第2シンボルは、第1シンボルの中心を
    基準に角変位することを特徴とする請求項1記載の飛行
    情報表示装置。
  3. 【請求項3】 第3シンボルは、基準マークの中心を基
    準に角変位することを特徴とする請求項1記載の飛行情
    報表示装置。
JP2001071597A 2001-03-14 2001-03-14 飛行情報表示装置 Pending JP2002267488A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20040224