JP2002267284A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2002267284A JP2002267284A JP2001070340A JP2001070340A JP2002267284A JP 2002267284 A JP2002267284 A JP 2002267284A JP 2001070340 A JP2001070340 A JP 2001070340A JP 2001070340 A JP2001070340 A JP 2001070340A JP 2002267284 A JP2002267284 A JP 2002267284A
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- JP
- Japan
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- temperature
- refrigerator
- compartment
- refrigeration
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2511—Evaporator distribution valves
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵室或いは冷凍室の一方に負荷が集中した
状態にあるときに、その状態を速やかに解消する。 【解決手段】 制御回路は、1分ごとに冷蔵室及び冷凍
室の過負荷判定制御を実行する。Fセンサ温度が−10
℃よりも大きいときは冷凍室が過負荷状態にあると判断
し(S1にてYES)、冷蔵室のオン温度を+0.1℃
ずつ変更する(S3)。また、Rセンサ温度が12℃よ
りも大きい時は冷蔵室が過負荷状態にあると判断し(S
6にてYES)、冷凍室のオン℃を+0.1℃ずつ変更
する(S8)。過負荷判定制御が終了すると、制御回路
は、変更後のオン温度に基づいて通常運転を実行する。
状態にあるときに、その状態を速やかに解消する。 【解決手段】 制御回路は、1分ごとに冷蔵室及び冷凍
室の過負荷判定制御を実行する。Fセンサ温度が−10
℃よりも大きいときは冷凍室が過負荷状態にあると判断
し(S1にてYES)、冷蔵室のオン温度を+0.1℃
ずつ変更する(S3)。また、Rセンサ温度が12℃よ
りも大きい時は冷蔵室が過負荷状態にあると判断し(S
6にてYES)、冷凍室のオン℃を+0.1℃ずつ変更
する(S8)。過負荷判定制御が終了すると、制御回路
は、変更後のオン温度に基づいて通常運転を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室用冷却器及
び冷凍室用冷却器によって冷蔵室及び冷凍室を個別に冷
却する構成の冷蔵庫に関する。
び冷凍室用冷却器によって冷蔵室及び冷凍室を個別に冷
却する構成の冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の冷蔵庫におい
ては、冷媒を冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器に交互
に供給することにより各室を交互に冷却すると共に、コ
ンプレッサや冷気循環ファンの回転数等を制御すること
により各室の室内温度を目標温度帯に維持するように構
成されている。
ては、冷媒を冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器に交互
に供給することにより各室を交互に冷却すると共に、コ
ンプレッサや冷気循環ファンの回転数等を制御すること
により各室の室内温度を目標温度帯に維持するように構
成されている。
【0003】具体的には、冷蔵室及び冷凍室のそれぞれ
について目標温度帯が設定されると、各目標温度帯の上
限値及び下限値がそれぞれオン温度及びオフ温度として
設定される。そして、各室の室内温度に基づいて、冷媒
は、冷蔵室用冷却器に供給さえる状態(R冷却モード)
と冷凍室用冷却器に供給される状態(F冷却モード)と
に切替えられる。この冷却モードの切替えは、基本的に
は、各冷却モードの動作中に自室のオフ温度が検出され
たときに行われる。また、各冷却モードの動作時間が所
定の冷却時間を経過しても自室のオフ温度が検出されな
い場合でも、他室のオン温度が検出されたときには、冷
却モードが切替えが行われる。このような交互冷却によ
り、冷蔵室及び冷凍室の室内温度がそれぞれオン温度及
びオフ温度との間を上下変化し、その平均温度が目標温
度帯の中心値である目標温度に維持される。
について目標温度帯が設定されると、各目標温度帯の上
限値及び下限値がそれぞれオン温度及びオフ温度として
設定される。そして、各室の室内温度に基づいて、冷媒
は、冷蔵室用冷却器に供給さえる状態(R冷却モード)
と冷凍室用冷却器に供給される状態(F冷却モード)と
に切替えられる。この冷却モードの切替えは、基本的に
は、各冷却モードの動作中に自室のオフ温度が検出され
たときに行われる。また、各冷却モードの動作時間が所
定の冷却時間を経過しても自室のオフ温度が検出されな
い場合でも、他室のオン温度が検出されたときには、冷
却モードが切替えが行われる。このような交互冷却によ
り、冷蔵室及び冷凍室の室内温度がそれぞれオン温度及
びオフ温度との間を上下変化し、その平均温度が目標温
度帯の中心値である目標温度に維持される。
【0004】ところで、頻繁に食品の出し入れを行う等
により冷蔵室及び冷凍室のうちの一方の使用頻度が非常
に高くなる場合がある。このような場合に、一方の室内
温度が目標温度帯の上限値(オン温度)を大きく上回る
と、その一方の室内を十分に冷却できないうちに冷却モ
ードが切り替わってしまう。このため、一方の冷却が不
足して、暫くの間、室内平均温度が目標温度帯から外れ
た高い温度になってしまうという不具合が生じていた。
により冷蔵室及び冷凍室のうちの一方の使用頻度が非常
に高くなる場合がある。このような場合に、一方の室内
温度が目標温度帯の上限値(オン温度)を大きく上回る
と、その一方の室内を十分に冷却できないうちに冷却モ
ードが切り替わってしまう。このため、一方の冷却が不
足して、暫くの間、室内平均温度が目標温度帯から外れ
た高い温度になってしまうという不具合が生じていた。
【0005】一方、他方に関しては通常通りに冷却モー
ドが動作するため、他方の室内温度は目標温度帯の上限
値と下限値の間を上下変化する。このため、特に、庫内
温度を表示する機能を有する冷蔵庫においては、他方の
室内平均温度は目標温度付近を示しているにもかかわら
ず、一方の室内平均温度は異常に高い値を示してしま
い、ユーザに不信感を与えるおそれがあった。
ドが動作するため、他方の室内温度は目標温度帯の上限
値と下限値の間を上下変化する。このため、特に、庫内
温度を表示する機能を有する冷蔵庫においては、他方の
室内平均温度は目標温度付近を示しているにもかかわら
ず、一方の室内平均温度は異常に高い値を示してしま
い、ユーザに不信感を与えるおそれがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、冷蔵室或いは冷凍室の一方に負荷が
集中した状態にあるときに、その状態を速やかに解消す
ることができる冷蔵庫を提供するにある。
あり、その目的は、冷蔵室或いは冷凍室の一方に負荷が
集中した状態にあるときに、その状態を速やかに解消す
ることができる冷蔵庫を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫は、冷蔵室を冷却する冷蔵用冷却器と、冷凍室を冷却
する冷凍用冷却器と、前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵
室用温度センサと、前記冷凍室の温度を検出する冷凍室
用温度センサと、コンプレッサから吐出されコンデンサ
により液化された冷媒を、主として前記冷蔵用冷却器に
供給する第1の冷媒流路と、主として前記冷凍用冷却器
に供給する第2の冷媒流路との間で切替える流路切替手
段と、冷蔵室の目標温度よりも高く設定された冷蔵オン
温度と、冷凍室の目標温度よりも高く設定された冷凍オ
ン温度とを備え、前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温
度を検出してから所定の冷蔵冷却時間が経過した後、前
記冷凍室用温度センサが冷凍オン温度を検出したときに
前記流路切替手段の動作を制御して第1の冷媒流路から
第2の冷媒流路に切替え、前記冷凍室用温度センサが冷
凍オン温度を検出してから所定の冷凍冷却時間が経過し
た後前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を検出した
ときに前記流路切替手段の動作を制御して前記第2の冷
媒流路から第1の冷媒流路に切替える制御手段と、前記
冷蔵室及び冷凍室が過負荷状態にあるか否かを判定する
過負荷判定手段とを備え、前記制御手段は、前記過負荷
判定手段により前記冷蔵室及び前記冷凍室のうちの一方
が過負荷状態にあると判定された場合は、他方のオン温
度を高く変更することを特徴とする。
庫は、冷蔵室を冷却する冷蔵用冷却器と、冷凍室を冷却
する冷凍用冷却器と、前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵
室用温度センサと、前記冷凍室の温度を検出する冷凍室
用温度センサと、コンプレッサから吐出されコンデンサ
により液化された冷媒を、主として前記冷蔵用冷却器に
供給する第1の冷媒流路と、主として前記冷凍用冷却器
に供給する第2の冷媒流路との間で切替える流路切替手
段と、冷蔵室の目標温度よりも高く設定された冷蔵オン
温度と、冷凍室の目標温度よりも高く設定された冷凍オ
ン温度とを備え、前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温
度を検出してから所定の冷蔵冷却時間が経過した後、前
記冷凍室用温度センサが冷凍オン温度を検出したときに
前記流路切替手段の動作を制御して第1の冷媒流路から
第2の冷媒流路に切替え、前記冷凍室用温度センサが冷
凍オン温度を検出してから所定の冷凍冷却時間が経過し
た後前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を検出した
ときに前記流路切替手段の動作を制御して前記第2の冷
媒流路から第1の冷媒流路に切替える制御手段と、前記
冷蔵室及び冷凍室が過負荷状態にあるか否かを判定する
過負荷判定手段とを備え、前記制御手段は、前記過負荷
判定手段により前記冷蔵室及び前記冷凍室のうちの一方
が過負荷状態にあると判定された場合は、他方のオン温
度を高く変更することを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、冷蔵室及び冷凍室のう
ちの一方の使用頻度が極度に高くなる等により過負荷状
態となると、他方のオン温度が高く変更される。する
と、他方側の温度センサが以前のオン温度よりも高く変
更されたオン温度を検出したときに、一方側の冷却器に
冷媒を供給する冷媒流路から他方側の冷却器に冷媒を供
給する冷媒流路に切り替わる。従って、過負荷状態にあ
る一方側を冷却する期間が以前よりも長くなり、その
分、一方側の室内温度を早く低下して目標温度に近付
く。
ちの一方の使用頻度が極度に高くなる等により過負荷状
態となると、他方のオン温度が高く変更される。する
と、他方側の温度センサが以前のオン温度よりも高く変
更されたオン温度を検出したときに、一方側の冷却器に
冷媒を供給する冷媒流路から他方側の冷却器に冷媒を供
給する冷媒流路に切り替わる。従って、過負荷状態にあ
る一方側を冷却する期間が以前よりも長くなり、その
分、一方側の室内温度を早く低下して目標温度に近付
く。
【0009】この場合、前記制御手段は、オン温度を1
K/分以下の変化率で変更することが好ましい(請求項
2の発明)。各室のオン温度は、例えば温度センサの検
出温度との差から負荷を推定し、その推定された負荷に
基づいてコンプレッサの回転数を制御するため等に用い
られる。従って、オン温度を急激に高くすると、温度セ
ンサの検出温度との差が急に縮まるため、コンプレッサ
を必要以上に減速してしまうことになる。これに対し
て、上記構成によれば、オン温度の変化率が1K/分以
下となるように構成したため、コンプレッサを必要以上
に減速してしまうことがない。
K/分以下の変化率で変更することが好ましい(請求項
2の発明)。各室のオン温度は、例えば温度センサの検
出温度との差から負荷を推定し、その推定された負荷に
基づいてコンプレッサの回転数を制御するため等に用い
られる。従って、オン温度を急激に高くすると、温度セ
ンサの検出温度との差が急に縮まるため、コンプレッサ
を必要以上に減速してしまうことになる。これに対し
て、上記構成によれば、オン温度の変化率が1K/分以
下となるように構成したため、コンプレッサを必要以上
に減速してしまうことがない。
【0010】また、本発明の請求項3の冷蔵庫は、制御
手段を、前記過負荷判定手段により前記冷蔵室及び前記
冷凍室のうちの一方が過負荷状態にあると判定された場
合は、他方の冷却時間を短く変更するように構成したと
ころに特徴を有する。上記構成によれば、冷蔵室及び冷
凍室のうちの一方が過負荷状態となると、他方の冷却時
間が短縮される。すると、他方側の以前の冷却時間より
も短縮された冷却時間が経過したときに、他方側の冷却
器に冷媒を供給する冷媒流路から一方側の冷却器に冷媒
を供給する冷媒流路に切り替わる。従って、他方側を冷
却する期間が以前よりも短くなり、その分、一方側の冷
却する期間が以前よりも長くなる。このため、一方側の
室内温度を早く低下して目標温度に近付く。
手段を、前記過負荷判定手段により前記冷蔵室及び前記
冷凍室のうちの一方が過負荷状態にあると判定された場
合は、他方の冷却時間を短く変更するように構成したと
ころに特徴を有する。上記構成によれば、冷蔵室及び冷
凍室のうちの一方が過負荷状態となると、他方の冷却時
間が短縮される。すると、他方側の以前の冷却時間より
も短縮された冷却時間が経過したときに、他方側の冷却
器に冷媒を供給する冷媒流路から一方側の冷却器に冷媒
を供給する冷媒流路に切り替わる。従って、他方側を冷
却する期間が以前よりも短くなり、その分、一方側の冷
却する期間が以前よりも長くなる。このため、一方側の
室内温度を早く低下して目標温度に近付く。
【0011】また、本発明の請求項4の冷蔵庫は、前記
過負荷判定手段を、冷蔵室用温度センサまたは冷凍室用
温度センサの検出温度が所定の判定値を上回ったときに
過負荷状態にあると判定するように構成したところに特
徴を有する。上記構成によれば、冷蔵室及び冷凍室のう
ちの一方が過負荷状態になったことを速やかに判定する
ことができる。
過負荷判定手段を、冷蔵室用温度センサまたは冷凍室用
温度センサの検出温度が所定の判定値を上回ったときに
過負荷状態にあると判定するように構成したところに特
徴を有する。上記構成によれば、冷蔵室及び冷凍室のう
ちの一方が過負荷状態になったことを速やかに判定する
ことができる。
【0012】更に、本発明の請求項5の冷蔵庫は、前記
過負荷判定手段を、冷蔵室用温度センサの検出の平均値
が所定の判定値を上回ったときに過負荷状態にあると判
定するように構成したところに特徴を有する。
過負荷判定手段を、冷蔵室用温度センサの検出の平均値
が所定の判定値を上回ったときに過負荷状態にあると判
定するように構成したところに特徴を有する。
【0013】上記構成によれば、冷蔵室及び冷凍室の室
内温度が一時的に高くなった場合に冷蔵室及び冷凍室の
うちの一方の温度センサが一時的に高い温度を検出した
場合に過負荷状態にあると誤って判定してしまうことを
極力防止できる。
内温度が一時的に高くなった場合に冷蔵室及び冷凍室の
うちの一方の温度センサが一時的に高い温度を検出した
場合に過負荷状態にあると誤って判定してしまうことを
極力防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1ないし図4を参照しながら説明する。まず、図2は本
実施例に係る冷蔵庫の全体構成を示す図である。この図
2において、断熱箱体からなる冷蔵庫本体1の内部中間
部には、断熱仕切壁2が一体に形成されている。この断
熱仕切壁2により前記冷蔵庫本体1の内部には、異なる
温度空間が上下部に設定される。
1ないし図4を参照しながら説明する。まず、図2は本
実施例に係る冷蔵庫の全体構成を示す図である。この図
2において、断熱箱体からなる冷蔵庫本体1の内部中間
部には、断熱仕切壁2が一体に形成されている。この断
熱仕切壁2により前記冷蔵庫本体1の内部には、異なる
温度空間が上下部に設定される。
【0015】冷蔵庫本体1内のうち前記断熱仕切壁2の
上部空間には冷蔵室3及び野菜室4が上下に形成されて
いる。また、前記断熱仕切壁2の下部空間には製氷室
(図示せず)と仕様切替室5が左右に並べて形成されて
いると共に、これら製氷室及び仕様切替室5の下方に冷
凍室6が形成されている。これら各室3〜6の前面は扉
7〜10によって開閉されるようになっている。尚、冷
蔵室3と野菜室4とは仕切板11によって仕切られてい
る。前記仕切板11には、冷蔵室3と野菜室4とを連通
する連通口12が形成されている。また、製氷室及び冷
凍室6は互いに連通しているが、仕様切替室5は断熱壁
13によって製氷室及び冷凍室6と区画されて独立した
空間に形成されている。
上部空間には冷蔵室3及び野菜室4が上下に形成されて
いる。また、前記断熱仕切壁2の下部空間には製氷室
(図示せず)と仕様切替室5が左右に並べて形成されて
いると共に、これら製氷室及び仕様切替室5の下方に冷
凍室6が形成されている。これら各室3〜6の前面は扉
7〜10によって開閉されるようになっている。尚、冷
蔵室3と野菜室4とは仕切板11によって仕切られてい
る。前記仕切板11には、冷蔵室3と野菜室4とを連通
する連通口12が形成されている。また、製氷室及び冷
凍室6は互いに連通しているが、仕様切替室5は断熱壁
13によって製氷室及び冷凍室6と区画されて独立した
空間に形成されている。
【0016】前記野菜室4の奥部には冷蔵用冷却器室1
4が形成されている。前記冷蔵用冷却器室14内の下部
には冷蔵用冷却器15が配設され、上部にはインバータ
による速度可変形の冷蔵用循環ファン16が配設されて
いる。また、前記冷蔵用冷却器室14の下部の前面には
吸込口17が形成されている。更に、前記冷蔵室3の後
面から天井面に渡る部分には冷気ダクト18が設けられ
ている。前記冷気ダクト18には複数の吹出口18aが
形成されている。
4が形成されている。前記冷蔵用冷却器室14内の下部
には冷蔵用冷却器15が配設され、上部にはインバータ
による速度可変形の冷蔵用循環ファン16が配設されて
いる。また、前記冷蔵用冷却器室14の下部の前面には
吸込口17が形成されている。更に、前記冷蔵室3の後
面から天井面に渡る部分には冷気ダクト18が設けられ
ている。前記冷気ダクト18には複数の吹出口18aが
形成されている。
【0017】一方、冷蔵庫本体1内のうち冷凍室6の奥
部には、冷凍用冷却器室19が形成されている。この冷
凍用冷却器室19内の下部には冷凍用冷却器20が配設
され、上部にはインバータによる速度可変形の冷凍用循
環ファン21が配設されている。また、前記冷凍用冷却
器室19の前面下部には吸込口22が形成されている。
尚、前記冷蔵庫本体1の下部には機械室23が形成され
ている。この機械室23内には、コンプレッサ24が配
設されている。
部には、冷凍用冷却器室19が形成されている。この冷
凍用冷却器室19内の下部には冷凍用冷却器20が配設
され、上部にはインバータによる速度可変形の冷凍用循
環ファン21が配設されている。また、前記冷凍用冷却
器室19の前面下部には吸込口22が形成されている。
尚、前記冷蔵庫本体1の下部には機械室23が形成され
ている。この機械室23内には、コンプレッサ24が配
設されている。
【0018】また、前記仕様切替室5は、図示しない電
動ダンパの開閉に応じて冷気の供給を受けることにより
設定温度に制御されるように構成されている。この場
合、設定温度は使用者の所望する用途に応じて切替え可
能になっている。仕様用途としては、例えば冷凍室6
(約−18℃)、パーシャル室(約−3℃)、チルド室
(約0℃)、冷蔵室(約1℃)、野菜室(約3℃)、ワ
イン冷却室(約8℃)が設定されている。
動ダンパの開閉に応じて冷気の供給を受けることにより
設定温度に制御されるように構成されている。この場
合、設定温度は使用者の所望する用途に応じて切替え可
能になっている。仕様用途としては、例えば冷凍室6
(約−18℃)、パーシャル室(約−3℃)、チルド室
(約0℃)、冷蔵室(約1℃)、野菜室(約3℃)、ワ
イン冷却室(約8℃)が設定されている。
【0019】図3は、冷凍サイクルの構成を示す図であ
る。この図3に示すように、冷凍サイクルは、前記冷蔵
用冷却器15、前記冷凍用冷却器20、前記コンプレッ
サ24の他に、コンデンサ25、キャピラリーチューブ
26a及び26bを備えて構成されている。この場合、
前記冷蔵用冷却器15、前記冷凍用冷却器20、前記コ
ンプレッサ24、前記コンデンサ25、前記キャピラリ
ーチューブ26a及び26bは、流体流路たる冷媒流通
パイプ27を介して接続されている。また、前記冷媒流
通パイプ27のうち前記キャピラリーチューブ26a及
び冷蔵用冷却器15部分にはバイパス流路たる冷媒流通
パイプ28が並列に設けられている。そして、前記冷媒
流通パイプ27及び28の分岐部分には、流路切替手段
としての電磁三方弁29が設けられている。
る。この図3に示すように、冷凍サイクルは、前記冷蔵
用冷却器15、前記冷凍用冷却器20、前記コンプレッ
サ24の他に、コンデンサ25、キャピラリーチューブ
26a及び26bを備えて構成されている。この場合、
前記冷蔵用冷却器15、前記冷凍用冷却器20、前記コ
ンプレッサ24、前記コンデンサ25、前記キャピラリ
ーチューブ26a及び26bは、流体流路たる冷媒流通
パイプ27を介して接続されている。また、前記冷媒流
通パイプ27のうち前記キャピラリーチューブ26a及
び冷蔵用冷却器15部分にはバイパス流路たる冷媒流通
パイプ28が並列に設けられている。そして、前記冷媒
流通パイプ27及び28の分岐部分には、流路切替手段
としての電磁三方弁29が設けられている。
【0020】前記電磁三方弁29は、冷媒を冷蔵用冷却
器15及び冷凍用冷却器20の両方を介する第1の冷媒
流路(図3に矢印Aにて示す)、または冷凍用冷却器2
0のみを介する第2の冷媒流路(図3に矢印Bにて示
す)のいずれか一方を選択的に流通させるように切替え
るものである。以下の説明では、冷媒が第1の冷媒流路
を通るように三方弁29が切替えられている状態を冷蔵
室冷却モード(R冷却モード)と、冷媒が第2の冷媒流
路を通るように三方弁29が切替えられている状態を冷
凍室冷却モード(F冷却モード)と称する。
器15及び冷凍用冷却器20の両方を介する第1の冷媒
流路(図3に矢印Aにて示す)、または冷凍用冷却器2
0のみを介する第2の冷媒流路(図3に矢印Bにて示
す)のいずれか一方を選択的に流通させるように切替え
るものである。以下の説明では、冷媒が第1の冷媒流路
を通るように三方弁29が切替えられている状態を冷蔵
室冷却モード(R冷却モード)と、冷媒が第2の冷媒流
路を通るように三方弁29が切替えられている状態を冷
凍室冷却モード(F冷却モード)と称する。
【0021】図4は、本実施例に係る冷蔵庫の電気的構
成を機能ブロックの組み合わせにて示す図である。この
図4において、制御手段たる制御回路30は、マイクロ
コンピュータを主体とした電子回路から構成されてお
り、冷蔵庫全体の動作を制御するためのプログラムや各
種の設定値が記憶されている。
成を機能ブロックの組み合わせにて示す図である。この
図4において、制御手段たる制御回路30は、マイクロ
コンピュータを主体とした電子回路から構成されてお
り、冷蔵庫全体の動作を制御するためのプログラムや各
種の設定値が記憶されている。
【0022】前記制御回路30の入力部には、冷蔵室用
温度センサ31、冷凍室用温度センサ32、設定スイッ
チ33が接続されている。また、前記制御回路30の出
力部には、インバータ回路34〜36、駆動回路37及
び表示部38が接続されている。前記インバータ回路3
4〜36には、それぞれコンプレッサ24、冷蔵用ファ
ンモータ39、冷凍用ファンモータ40がそれぞれ接続
されている。前記冷蔵用ファンモータ39及び冷凍用フ
ァンモータ40は、それぞれ前記冷蔵用循環ファン16
及び冷凍用循環ファン21を駆動するものである。ま
た、前記駆動回路37には前記三方弁29が接続されて
いる。
温度センサ31、冷凍室用温度センサ32、設定スイッ
チ33が接続されている。また、前記制御回路30の出
力部には、インバータ回路34〜36、駆動回路37及
び表示部38が接続されている。前記インバータ回路3
4〜36には、それぞれコンプレッサ24、冷蔵用ファ
ンモータ39、冷凍用ファンモータ40がそれぞれ接続
されている。前記冷蔵用ファンモータ39及び冷凍用フ
ァンモータ40は、それぞれ前記冷蔵用循環ファン16
及び冷凍用循環ファン21を駆動するものである。ま
た、前記駆動回路37には前記三方弁29が接続されて
いる。
【0023】前記設定スイッチ33は、前述した仕様切
替室5の設定温度の設定の他、冷蔵室3及び冷凍室6の
目標温度帯を設定するために用いられるものである。こ
の場合、前記制御回路30には、冷蔵室3及び冷凍室6
のそれぞれについて3種類(「強」、「中」、「弱」)
の目標温度帯が設定、記憶されている。具体的には、冷
凍室6の「強」に対応する目標温度帯の初期値は−28
〜−20℃(目標温度:−24℃)に、「中」に対応す
る目標温度帯の初期値は−24〜−16℃(目標温度:
−20℃)に、「弱」に対応する目標温度帯の初期値は
−20〜−12℃(目標温度:−16℃)である。一
方、冷蔵室3の「強」に対応する目標温度帯の初期値は
−1.3〜2.7℃(目標温度:0.5℃)に、「中」
に対応する目標温度帯の初期値は−0.3〜3.7℃
(目標温度:1.5℃)に、「弱」に対応する目標温度
帯の初期値は1.7〜5.7℃(目標温度:3.5℃)
である。
替室5の設定温度の設定の他、冷蔵室3及び冷凍室6の
目標温度帯を設定するために用いられるものである。こ
の場合、前記制御回路30には、冷蔵室3及び冷凍室6
のそれぞれについて3種類(「強」、「中」、「弱」)
の目標温度帯が設定、記憶されている。具体的には、冷
凍室6の「強」に対応する目標温度帯の初期値は−28
〜−20℃(目標温度:−24℃)に、「中」に対応す
る目標温度帯の初期値は−24〜−16℃(目標温度:
−20℃)に、「弱」に対応する目標温度帯の初期値は
−20〜−12℃(目標温度:−16℃)である。一
方、冷蔵室3の「強」に対応する目標温度帯の初期値は
−1.3〜2.7℃(目標温度:0.5℃)に、「中」
に対応する目標温度帯の初期値は−0.3〜3.7℃
(目標温度:1.5℃)に、「弱」に対応する目標温度
帯の初期値は1.7〜5.7℃(目標温度:3.5℃)
である。
【0024】そして、前記制御回路30は、冷蔵室用温
度センサ31及び冷凍室用温度センサ32の検出信号及
び冷蔵室3及び冷凍室6の目標温度帯の設定に基づき予
め記憶された制御プログラムに従って前記インバータ回
路34〜36を介してコンプレッサ24、冷蔵用ファン
モータ39、冷凍用ファンモータ40を制御すると共に
駆動回路37を介して三方弁29を制御する。このと
き、制御回路30は、前記冷蔵室温度センサ31及び冷
凍室用温度センサ32の検出信号と冷蔵室3及び冷凍室
6の目標温度帯の上限値との差に基づいて、前記コンプ
レッサ24の回転数を制御される。
度センサ31及び冷凍室用温度センサ32の検出信号及
び冷蔵室3及び冷凍室6の目標温度帯の設定に基づき予
め記憶された制御プログラムに従って前記インバータ回
路34〜36を介してコンプレッサ24、冷蔵用ファン
モータ39、冷凍用ファンモータ40を制御すると共に
駆動回路37を介して三方弁29を制御する。このと
き、制御回路30は、前記冷蔵室温度センサ31及び冷
凍室用温度センサ32の検出信号と冷蔵室3及び冷凍室
6の目標温度帯の上限値との差に基づいて、前記コンプ
レッサ24の回転数を制御される。
【0025】また、三方弁29がF冷却モードに切替え
られた状態では、コンプレッサ24により圧縮されコン
デンサ25にて液化された冷媒はキャピラリーチューブ
26bを介して冷凍用冷却器20のみに供給され、冷凍
用冷却器20で蒸発した後にコンプレッサ24に戻され
る。この状態では、冷凍用循環ファン21が動作される
ようになっており、このファン21の送風作用により冷
凍用冷却器20によって冷却された空気は、図2に矢印
Cで示すように、製氷室、仕様切替室5、冷凍室6内を
流通した後、吸込口22を通って冷凍用冷却器室19へ
戻される。この結果、製氷室、仕様切替室5、冷凍室6
内の冷却運転が行われる。
られた状態では、コンプレッサ24により圧縮されコン
デンサ25にて液化された冷媒はキャピラリーチューブ
26bを介して冷凍用冷却器20のみに供給され、冷凍
用冷却器20で蒸発した後にコンプレッサ24に戻され
る。この状態では、冷凍用循環ファン21が動作される
ようになっており、このファン21の送風作用により冷
凍用冷却器20によって冷却された空気は、図2に矢印
Cで示すように、製氷室、仕様切替室5、冷凍室6内を
流通した後、吸込口22を通って冷凍用冷却器室19へ
戻される。この結果、製氷室、仕様切替室5、冷凍室6
内の冷却運転が行われる。
【0026】更に、三方弁29がR冷却モードに切替え
られた状態では、前記冷媒はキャピラリーチューブ26
a,26bを介して冷蔵用冷却器15及び冷凍用冷却器
20に順に供給される。このとき、冷媒は主に冷蔵用冷
却器15で蒸発した後、ここで蒸発しきれなかった比較
的少量の冷媒が冷凍用冷却器20で蒸発し、この後、コ
ンプレッサ24に戻される。この状態では、冷蔵用循環
ファン16が動作されるようになっており、このファン
16の送風作用により、冷蔵用冷却器15による冷気
は、図2に矢印Dで示すように、冷気ダクト18に送ら
れ吹出口18aから冷蔵室3内の全体に送風される。そ
して、冷気ダクト18から冷蔵室3内に送風された冷気
は、連通口12を通じて野菜室4に送風され、その後、
吸込口17から冷蔵用冷却器室14へ戻される。この結
果、冷蔵室3内及び野菜室4内の冷却運転が行われる。
られた状態では、前記冷媒はキャピラリーチューブ26
a,26bを介して冷蔵用冷却器15及び冷凍用冷却器
20に順に供給される。このとき、冷媒は主に冷蔵用冷
却器15で蒸発した後、ここで蒸発しきれなかった比較
的少量の冷媒が冷凍用冷却器20で蒸発し、この後、コ
ンプレッサ24に戻される。この状態では、冷蔵用循環
ファン16が動作されるようになっており、このファン
16の送風作用により、冷蔵用冷却器15による冷気
は、図2に矢印Dで示すように、冷気ダクト18に送ら
れ吹出口18aから冷蔵室3内の全体に送風される。そ
して、冷気ダクト18から冷蔵室3内に送風された冷気
は、連通口12を通じて野菜室4に送風され、その後、
吸込口17から冷蔵用冷却器室14へ戻される。この結
果、冷蔵室3内及び野菜室4内の冷却運転が行われる。
【0027】次に、上記構成の作用を、制御回路30の
制御のうち本発明に関係する部分を中心に説明する。最
初に、制御回路30による通常の冷却運転について説明
する。まず、制御回路30は、初期設定として冷蔵室及
び冷凍室の目標温度帯を設定する。このとき、目標温度
帯の上限値がオン温度として、下限値がオフ温度として
設定される。ここでは、冷蔵室3及び冷凍室6はいずれ
も「中」の目標温度帯が設定されたものとする。
制御のうち本発明に関係する部分を中心に説明する。最
初に、制御回路30による通常の冷却運転について説明
する。まず、制御回路30は、初期設定として冷蔵室及
び冷凍室の目標温度帯を設定する。このとき、目標温度
帯の上限値がオン温度として、下限値がオフ温度として
設定される。ここでは、冷蔵室3及び冷凍室6はいずれ
も「中」の目標温度帯が設定されたものとする。
【0028】そして、制御回路30は、冷蔵室用温度セ
ンサ31及び冷凍室用温度センサ32の検出温度、冷蔵
室3及び冷凍室6のオン温度及びオフ温度等から冷蔵室
3及び冷凍室6の熱的負荷を求め、コンプレッサ24、
冷蔵用ファンモータ39、冷凍用ファンモータ40の回
転数を制御すると共に前記三方弁29を駆動制御する。
この結果、冷蔵用冷却器15及び冷凍用冷却器20に供
給される冷媒流量や送風量が冷蔵室3及び冷凍室6の熱
的負荷に応じた量となるように制御される。
ンサ31及び冷凍室用温度センサ32の検出温度、冷蔵
室3及び冷凍室6のオン温度及びオフ温度等から冷蔵室
3及び冷凍室6の熱的負荷を求め、コンプレッサ24、
冷蔵用ファンモータ39、冷凍用ファンモータ40の回
転数を制御すると共に前記三方弁29を駆動制御する。
この結果、冷蔵用冷却器15及び冷凍用冷却器20に供
給される冷媒流量や送風量が冷蔵室3及び冷凍室6の熱
的負荷に応じた量となるように制御される。
【0029】このとき、制御回路30は、R冷却モード
とF冷却モードとを交互に切替えるように三方弁29の
開閉を切替制御する。この三方弁29の切替えは、基本
的には、R冷却モードの実行中に冷蔵室用温度センサ3
1が冷蔵室3のオフ温度を検出したとき、及び、F冷却
モードの実行中に冷凍室用温度センサ32冷凍室6のオ
フ温度を検出したときに行われる。ただし、各冷却モー
ドの動作中において自室のオフ温度が検出される前に他
室でオン温度が検出された場合は、所定の冷却時間が経
過した時点で三方弁29の切替えが行われる。尚、本実
施例においては、R冷却モードの冷却時間は20分に、
F冷却モードの冷却時間は30分にそれぞれ設定されて
いる。
とF冷却モードとを交互に切替えるように三方弁29の
開閉を切替制御する。この三方弁29の切替えは、基本
的には、R冷却モードの実行中に冷蔵室用温度センサ3
1が冷蔵室3のオフ温度を検出したとき、及び、F冷却
モードの実行中に冷凍室用温度センサ32冷凍室6のオ
フ温度を検出したときに行われる。ただし、各冷却モー
ドの動作中において自室のオフ温度が検出される前に他
室でオン温度が検出された場合は、所定の冷却時間が経
過した時点で三方弁29の切替えが行われる。尚、本実
施例においては、R冷却モードの冷却時間は20分に、
F冷却モードの冷却時間は30分にそれぞれ設定されて
いる。
【0030】以上のような交互冷却により、冷蔵室3及
び冷凍室6の室内温度はそれぞれオン温度とオフ温度と
の間で上下変化し、冷蔵室3及び冷凍室6の室内平均温
度が設定された目標温度(1.5℃及び−20℃)に維
持される。
び冷凍室6の室内温度はそれぞれオン温度とオフ温度と
の間で上下変化し、冷蔵室3及び冷凍室6の室内平均温
度が設定された目標温度(1.5℃及び−20℃)に維
持される。
【0031】このような通常運転に対して、制御回路3
0では、所定時間間隔、例えば1分間隔で割り込み処理
が行われ、図1に示す冷蔵室3及び冷凍室6の過負荷判
定制御を実行する。従って、本実施例では制御回路30
が過負荷判定手段を構成する。即ち、まずステップS1
では、冷凍室6が過負荷状態にあるか否かが判断され
る。これは、冷凍室用温度センサ32の検出温度が所定
の判定値である−10℃よりも大きいか否かに基づいて
判断される。そして、冷凍室用温度センサ32の検出温
度が−10℃よりも大きく冷凍室6が過負荷状態にある
と判断された場合(S1にてYES)には、ステップS
2に移行する。
0では、所定時間間隔、例えば1分間隔で割り込み処理
が行われ、図1に示す冷蔵室3及び冷凍室6の過負荷判
定制御を実行する。従って、本実施例では制御回路30
が過負荷判定手段を構成する。即ち、まずステップS1
では、冷凍室6が過負荷状態にあるか否かが判断され
る。これは、冷凍室用温度センサ32の検出温度が所定
の判定値である−10℃よりも大きいか否かに基づいて
判断される。そして、冷凍室用温度センサ32の検出温
度が−10℃よりも大きく冷凍室6が過負荷状態にある
と判断された場合(S1にてYES)には、ステップS
2に移行する。
【0032】ステップS2では、冷蔵室3のオン温度
が、初期値に対して変更上限値である2℃加算する変更
がなされているか否かが判断される。そして、冷蔵室3
のオン温度が、初期値に対して2℃加算する変更がなさ
れていない場合には(S2にてNO)、ステップS3に
移行し、+0.1℃だけ冷蔵室3のオン温度をシフトす
る。また、冷蔵室3のオン温度が既に2℃加算されてい
る場合は(S2にてYES)、そのまま次に移行する。
が、初期値に対して変更上限値である2℃加算する変更
がなされているか否かが判断される。そして、冷蔵室3
のオン温度が、初期値に対して2℃加算する変更がなさ
れていない場合には(S2にてNO)、ステップS3に
移行し、+0.1℃だけ冷蔵室3のオン温度をシフトす
る。また、冷蔵室3のオン温度が既に2℃加算されてい
る場合は(S2にてYES)、そのまま次に移行する。
【0033】一方、ステップS1にて、冷凍室用温度セ
ンサ32の検出温度が−10℃以下である場合には(S
1にてNO)、ステップS4に移行する。ステップS4
では、冷蔵室3のオン温度が初期値から変更されている
か否かが判断される。そして、冷蔵室3のオン温度が変
更されている場合には(S4にてYES)、ステップS
5にて冷蔵室3のオン温度を−0.1℃だけシフトす
る。また、冷蔵室3のオン温度が変更されていない場合
には、そのまま次に移行する。
ンサ32の検出温度が−10℃以下である場合には(S
1にてNO)、ステップS4に移行する。ステップS4
では、冷蔵室3のオン温度が初期値から変更されている
か否かが判断される。そして、冷蔵室3のオン温度が変
更されている場合には(S4にてYES)、ステップS
5にて冷蔵室3のオン温度を−0.1℃だけシフトす
る。また、冷蔵室3のオン温度が変更されていない場合
には、そのまま次に移行する。
【0034】冷凍室6についての過負荷判定制御が終了
すると、ステップS6に移行して、冷蔵室3が過負荷状
態にあるか否かを判断する。これは、冷蔵室用温度セン
サ31の検出温度が所定の判定値である12℃よりも大
きいか否かに基づいて判断される。冷蔵室用温度センサ
31の検出温度が12℃よりも大きい場合(S6にてY
ES)には、ステップS7に移行して、冷凍室6のオン
温度の初期値に対する変更値が2℃であるか否か、言い
換えると、冷凍室6のオン温度が変更上限値まで変更さ
れているか否かが判断される。そして、冷凍室6のオン
温度が変更上限値まで変更されていない場合は(S7に
てNO)、ステップS8に移行して冷凍室6のオン温度
を+0.1℃だけシフトする。
すると、ステップS6に移行して、冷蔵室3が過負荷状
態にあるか否かを判断する。これは、冷蔵室用温度セン
サ31の検出温度が所定の判定値である12℃よりも大
きいか否かに基づいて判断される。冷蔵室用温度センサ
31の検出温度が12℃よりも大きい場合(S6にてY
ES)には、ステップS7に移行して、冷凍室6のオン
温度の初期値に対する変更値が2℃であるか否か、言い
換えると、冷凍室6のオン温度が変更上限値まで変更さ
れているか否かが判断される。そして、冷凍室6のオン
温度が変更上限値まで変更されていない場合は(S7に
てNO)、ステップS8に移行して冷凍室6のオン温度
を+0.1℃だけシフトする。
【0035】一方、ステップS6にて、冷蔵室用温度セ
ンサ31の検出温度が12℃以下である場合には(S6
にてNO)、ステップS9に移行する。ステップS9で
は、冷凍室6のオン温度が初期値から変更されているか
否かが判断される。そして、冷凍室6のオン温度が変更
されている場合には(S9にてYES)、ステップS1
0にて冷凍室6のオン温度を−0.1℃だけシフトす
る。
ンサ31の検出温度が12℃以下である場合には(S6
にてNO)、ステップS9に移行する。ステップS9で
は、冷凍室6のオン温度が初期値から変更されているか
否かが判断される。そして、冷凍室6のオン温度が変更
されている場合には(S9にてYES)、ステップS1
0にて冷凍室6のオン温度を−0.1℃だけシフトす
る。
【0036】以上の過負荷判定制御が終了すると、制御
回路30では、通常運転動作の制御が行われる。このと
き、オン温度が変更されている場合は、その変更された
オン温度に基づいた通常運転制御が行われる。
回路30では、通常運転動作の制御が行われる。このと
き、オン温度が変更されている場合は、その変更された
オン温度に基づいた通常運転制御が行われる。
【0037】例えば、冷凍室6に対して食品の出し入れ
を頻繁に行う等により冷凍室6の使用頻度が極度に高く
なり、冷凍室6の室内温度が急激に上昇して−10℃を
越えた場合には過負荷状態にあると判定される。このよ
うな冷凍室6の過負荷状態においては、F冷却モードの
運転が所定の冷却時間行われても、冷凍室6の室内温度
をオフ温度まで低下させるほど十分に冷却することがで
きない。このため、F冷却モードからR冷却モードへの
切替えは、F冷却モードの冷却時間の経過後に冷蔵室用
温度センサ31がオン温度を検出したことに基づいて行
われる。
を頻繁に行う等により冷凍室6の使用頻度が極度に高く
なり、冷凍室6の室内温度が急激に上昇して−10℃を
越えた場合には過負荷状態にあると判定される。このよ
うな冷凍室6の過負荷状態においては、F冷却モードの
運転が所定の冷却時間行われても、冷凍室6の室内温度
をオフ温度まで低下させるほど十分に冷却することがで
きない。このため、F冷却モードからR冷却モードへの
切替えは、F冷却モードの冷却時間の経過後に冷蔵室用
温度センサ31がオン温度を検出したことに基づいて行
われる。
【0038】このとき、本実施例においては、冷凍室6
が過負荷状態にあると判定されたことに基づいて冷蔵室
3のオン温度が初期値よりも高い値に変更されているた
め、F冷却モードの運転は、冷却時間の経過後に冷蔵室
用温度センサ31が変更後のオン温度を検出したことに
基づいて行われる。この結果、F冷却モードからR冷却
モードに切り替わるタイミングが遅くなり、これに伴っ
て、F冷却モードの運転中に冷凍室6の温度を以前より
も大きく低下させることができる。
が過負荷状態にあると判定されたことに基づいて冷蔵室
3のオン温度が初期値よりも高い値に変更されているた
め、F冷却モードの運転は、冷却時間の経過後に冷蔵室
用温度センサ31が変更後のオン温度を検出したことに
基づいて行われる。この結果、F冷却モードからR冷却
モードに切り替わるタイミングが遅くなり、これに伴っ
て、F冷却モードの運転中に冷凍室6の温度を以前より
も大きく低下させることができる。
【0039】また、冷蔵室3のオン温度が初期値よりも
高い値に変更されたことに伴い、冷蔵室3の室内平均温
度が目標温度よりも高くなる。ただし、オフ温度は変更
されないため、冷蔵室3の室内平均温度が目標温度帯の
上限値を越えることはない。特に、本実施例では、オン
温度の最大変更値を2℃としたので、室内平均温度は目
標温度よりも1〜2℃高くなる程度に抑えることができ
る。
高い値に変更されたことに伴い、冷蔵室3の室内平均温
度が目標温度よりも高くなる。ただし、オフ温度は変更
されないため、冷蔵室3の室内平均温度が目標温度帯の
上限値を越えることはない。特に、本実施例では、オン
温度の最大変更値を2℃としたので、室内平均温度は目
標温度よりも1〜2℃高くなる程度に抑えることができ
る。
【0040】一方、変更後のオン温度に基づいて通常運
転が行われた結果、冷凍室6の温度が低下して−10℃
以下になると、変更後の冷蔵室3のオン温度は徐々に初
期値に戻される。この結果、冷蔵室3の平均温度が徐々
に目標温度に近付き、最終的には目標温度に維持する制
御が行われる。
転が行われた結果、冷凍室6の温度が低下して−10℃
以下になると、変更後の冷蔵室3のオン温度は徐々に初
期値に戻される。この結果、冷蔵室3の平均温度が徐々
に目標温度に近付き、最終的には目標温度に維持する制
御が行われる。
【0041】尚、詳しい説明は省略するが、冷蔵室3に
ついて過負荷状態にあると判定された場合も、上述の冷
凍室6の過負荷判定制御と同様の制御がなされるように
構成されている。
ついて過負荷状態にあると判定された場合も、上述の冷
凍室6の過負荷判定制御と同様の制御がなされるように
構成されている。
【0042】このような構成の本実施例によれば、冷蔵
室3及び冷凍室6のうちの一方が過負荷状態にあるとき
は他方のオン温度を高く変更して、一方側の冷却モード
から他方の冷却モードに切り替わるタイミングを以前よ
りも遅くしたので、過負荷状態にある一方の室内温度を
早く低下させて目標温度に近付けることができる。
室3及び冷凍室6のうちの一方が過負荷状態にあるとき
は他方のオン温度を高く変更して、一方側の冷却モード
から他方の冷却モードに切り替わるタイミングを以前よ
りも遅くしたので、過負荷状態にある一方の室内温度を
早く低下させて目標温度に近付けることができる。
【0043】また、各室のオン温度は、過負荷判定毎
に、即ち1分ごとに0.1℃ずつ高く変更するように構
成した。したがって、オン温度と各室の温度センサの検
出温度との差が急に縮まり、コンプレッサ24を必要以
上に減速してしまうことを回避できる。
に、即ち1分ごとに0.1℃ずつ高く変更するように構
成した。したがって、オン温度と各室の温度センサの検
出温度との差が急に縮まり、コンプレッサ24を必要以
上に減速してしまうことを回避できる。
【0044】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この
第2の実施例では、冷蔵室3及び冷凍室6の一方が過負
荷状態にあると判定されたときに、他方の冷却モードの
冷却時間を短縮するように構成している。
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この
第2の実施例では、冷蔵室3及び冷凍室6の一方が過負
荷状態にあると判定されたときに、他方の冷却モードの
冷却時間を短縮するように構成している。
【0045】即ち、図5のフローチャートに示すよう
に、ステップT1にて冷凍室用温度センサ32の検出温
度が−10℃よりも大きく、冷凍室6が過負荷状態にあ
ると判断された場合(T1にてYES)には、ステップ
T2に移行する。ステップT2では、冷蔵室3の冷却時
間が初期値に対して変更上限値である5分の短縮がなさ
れているか、即ち冷却時間が15分に短縮されているか
否かが判断される。そして、冷蔵室3の冷却時間が15
分まで短縮されていない場合は(T2にてNO)は、ス
テップT3に移行して−30秒だけ冷蔵室3の冷却時間
をシフトする。また、冷蔵室3の冷却時間が既に15分
まで短縮されている場合は(T2にてYES)、そのま
ま次に移行する。
に、ステップT1にて冷凍室用温度センサ32の検出温
度が−10℃よりも大きく、冷凍室6が過負荷状態にあ
ると判断された場合(T1にてYES)には、ステップ
T2に移行する。ステップT2では、冷蔵室3の冷却時
間が初期値に対して変更上限値である5分の短縮がなさ
れているか、即ち冷却時間が15分に短縮されているか
否かが判断される。そして、冷蔵室3の冷却時間が15
分まで短縮されていない場合は(T2にてNO)は、ス
テップT3に移行して−30秒だけ冷蔵室3の冷却時間
をシフトする。また、冷蔵室3の冷却時間が既に15分
まで短縮されている場合は(T2にてYES)、そのま
ま次に移行する。
【0046】一方、ステップT1にて冷凍室用温度セン
サ32の検出温度が−10℃以下である場合には(T1
にてNO)、ステップT4に移行する。ステップT4で
は、冷蔵室3の冷却時間が初期値から短縮されているか
否かが判断される。そして、冷蔵室3の冷却時間が短縮
されている場合には(T4にてYES)、ステップT5
にて冷蔵室3の冷却時間を+30秒だけシフトする。ま
た、冷蔵室3の冷却時間が変更されていない場合には、
そのまま次に移行する。
サ32の検出温度が−10℃以下である場合には(T1
にてNO)、ステップT4に移行する。ステップT4で
は、冷蔵室3の冷却時間が初期値から短縮されているか
否かが判断される。そして、冷蔵室3の冷却時間が短縮
されている場合には(T4にてYES)、ステップT5
にて冷蔵室3の冷却時間を+30秒だけシフトする。ま
た、冷蔵室3の冷却時間が変更されていない場合には、
そのまま次に移行する。
【0047】冷凍室6についての過負荷判定制御が終了
すると、ステップT6に移行して、冷蔵室3が過負荷状
態にあるか否かを判断する。そして、冷蔵室用温度セン
サ31の検出温度が12℃よりも大きく、冷蔵室3が過
負荷状態にあると判断された場合には(T6にてYE
S)、ステップT7に移行する。ステップT7では、冷
凍室6の冷却時間が初期値に対して変更上限値である5
分の短縮がなされているか、即ち冷却時間が25分に短
縮されているか否かが判断される。そして、冷凍室6の
冷却時間が25分まで変更されていない場合は(T7に
てNO)は、ステップT8に移行して−30秒だけ冷凍
室6の冷却時間をシフトした後、過負荷判定制御を終了
する。また、冷凍室6の冷却時間が既に25分まで短縮
されている場合は(T2にてYES)、そのまま過負荷
判定制御を終了する。
すると、ステップT6に移行して、冷蔵室3が過負荷状
態にあるか否かを判断する。そして、冷蔵室用温度セン
サ31の検出温度が12℃よりも大きく、冷蔵室3が過
負荷状態にあると判断された場合には(T6にてYE
S)、ステップT7に移行する。ステップT7では、冷
凍室6の冷却時間が初期値に対して変更上限値である5
分の短縮がなされているか、即ち冷却時間が25分に短
縮されているか否かが判断される。そして、冷凍室6の
冷却時間が25分まで変更されていない場合は(T7に
てNO)は、ステップT8に移行して−30秒だけ冷凍
室6の冷却時間をシフトした後、過負荷判定制御を終了
する。また、冷凍室6の冷却時間が既に25分まで短縮
されている場合は(T2にてYES)、そのまま過負荷
判定制御を終了する。
【0048】一方、ステップT6にて冷蔵室用温度セン
サ31の検出温度が12℃以下である場合は(T6にて
NO)、ステップT9に移行する。ステップT9では、
冷凍室6の冷却時間が初期値から短縮されているか否か
が判断される。そして、冷凍室6の冷却時間が短縮され
ている場合には(T9にてYES)、ステップT10に
て冷凍室6の冷却時間を+30秒だけシフトした後、過
負荷判定制御を終了する。また、冷凍室6の冷却時間が
変更されていない場合には、そのまま過負荷判定制御を
終了する。
サ31の検出温度が12℃以下である場合は(T6にて
NO)、ステップT9に移行する。ステップT9では、
冷凍室6の冷却時間が初期値から短縮されているか否か
が判断される。そして、冷凍室6の冷却時間が短縮され
ている場合には(T9にてYES)、ステップT10に
て冷凍室6の冷却時間を+30秒だけシフトした後、過
負荷判定制御を終了する。また、冷凍室6の冷却時間が
変更されていない場合には、そのまま過負荷判定制御を
終了する。
【0049】以上の過負荷判定制御の後、制御回路30
にて通常運転制御が実行される。このとき、冷蔵室3或
いは冷凍室6の冷却時間が変更されている場合は、その
変更された冷却時間に基づいて通常運転制御が実行され
る。
にて通常運転制御が実行される。このとき、冷蔵室3或
いは冷凍室6の冷却時間が変更されている場合は、その
変更された冷却時間に基づいて通常運転制御が実行され
る。
【0050】このような構成の第2の実施例において
も、第1の実施例と同様の作用、効果を得ることができ
る。即ち、冷蔵室3及び冷凍室6のうちの一方が過負荷
状態にあると判定された場合には、他方の冷却時間が短
縮される。従って、短縮された冷却時間の分、過負荷状
態にある一方の冷却時間を長くすることができるの
で、、一方の室内温度を早く低下させることができる。
も、第1の実施例と同様の作用、効果を得ることができ
る。即ち、冷蔵室3及び冷凍室6のうちの一方が過負荷
状態にあると判定された場合には、他方の冷却時間が短
縮される。従って、短縮された冷却時間の分、過負荷状
態にある一方の冷却時間を長くすることができるの
で、、一方の室内温度を早く低下させることができる。
【0051】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この
第3の実施例では、過負荷状態にあるか否かを判定する
方法が異なっている。即ち、図6のフローチャートに示
すように、ステップP1にて、冷凍室用温度センサ32
の検出温度の平均値が目標温度よりも5℃大きいか否か
を判断する。この場合、制御回路30は、冷凍室用温度
センサ32の検出温度を一定の短時間毎に読み取ってR
AMやEEPROMなどのメモリ(記憶手段)に記憶す
る。
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この
第3の実施例では、過負荷状態にあるか否かを判定する
方法が異なっている。即ち、図6のフローチャートに示
すように、ステップP1にて、冷凍室用温度センサ32
の検出温度の平均値が目標温度よりも5℃大きいか否か
を判断する。この場合、制御回路30は、冷凍室用温度
センサ32の検出温度を一定の短時間毎に読み取ってR
AMやEEPROMなどのメモリ(記憶手段)に記憶す
る。
【0052】そして、制御回路30は、所定時間、例え
ば1時間ごとにメモリに記憶した冷凍室用温度センサ3
2の検出温度を読み出し、その平均温度が設定された目
標温度よりも5℃大きい場合に、冷凍室6が過負荷状態
にあると判断する。従って、冷凍室6について目標温度
帯が例えば「強」に設定されているときは、目標温度は
−24℃であるから、冷凍室用温度センサ32の検出温
度の平均値が−19℃よりも大きい場合に過負荷状態に
あると判断される。尚、ステップP2〜P5は、第1の
実施例に示すステップS2〜S5と同じである。
ば1時間ごとにメモリに記憶した冷凍室用温度センサ3
2の検出温度を読み出し、その平均温度が設定された目
標温度よりも5℃大きい場合に、冷凍室6が過負荷状態
にあると判断する。従って、冷凍室6について目標温度
帯が例えば「強」に設定されているときは、目標温度は
−24℃であるから、冷凍室用温度センサ32の検出温
度の平均値が−19℃よりも大きい場合に過負荷状態に
あると判断される。尚、ステップP2〜P5は、第1の
実施例に示すステップS2〜S5と同じである。
【0053】また、冷凍室3が過負荷状態にあるか否か
の判断は、ステップP6に示すように、冷蔵室用温度セ
ンサ31の検出温度の平均値が設定された目標温度より
も5℃大きいか否かに基づいて行われる。この場合も、
制御回路30は、冷蔵室用℃センサ31の検出温度を一
定の短時間毎に読み取ってメモリに記憶すると共に、1
時間ごとにメモリに記憶した検出温度を読出して平均温
度を算出する。従って、例えば冷蔵室3について目標温
度帯が例えば「強」に設定されているときは、目標温度
は0.5℃であるから、冷蔵室用温度センサ31の検出
温度の平均値が5.5℃よりも大きい場合に過負荷状態
にあると判断される。尚、ステップP7〜P10は、第
1の実施例に示すステップS7〜S10と同じである。
の判断は、ステップP6に示すように、冷蔵室用温度セ
ンサ31の検出温度の平均値が設定された目標温度より
も5℃大きいか否かに基づいて行われる。この場合も、
制御回路30は、冷蔵室用℃センサ31の検出温度を一
定の短時間毎に読み取ってメモリに記憶すると共に、1
時間ごとにメモリに記憶した検出温度を読出して平均温
度を算出する。従って、例えば冷蔵室3について目標温
度帯が例えば「強」に設定されているときは、目標温度
は0.5℃であるから、冷蔵室用温度センサ31の検出
温度の平均値が5.5℃よりも大きい場合に過負荷状態
にあると判断される。尚、ステップP7〜P10は、第
1の実施例に示すステップS7〜S10と同じである。
【0054】このような第3の実施例によれば、次のよ
うな作用、効果が得られる。第1の実施例では、短時間
毎の各室の温度センサの検出値に基づいて過負荷判定を
行うように構成した。このため、過負荷状態になったと
きに対応する対応が迅速であるという効果がある。これ
に対して、例えば、食品の出し入れのために冷蔵室3や
冷凍室6の扉7及び10を開閉したときに各室の温度セ
ンサ31,32が高い温度を検出することがあるが、こ
のような現象は一時的である。従って、短時間毎の各室
の温度センサ31,32の検出値に基づいて過負荷判定
を行うと、判断を誤るおそれがある。これに対して、本
実施例においては、各室の温度センサ31,32の検出
温度の1時間毎の平均値に基づいて過負荷判定を行うよ
うに構成したので、過負荷判定を正確に行うことができ
る。
うな作用、効果が得られる。第1の実施例では、短時間
毎の各室の温度センサの検出値に基づいて過負荷判定を
行うように構成した。このため、過負荷状態になったと
きに対応する対応が迅速であるという効果がある。これ
に対して、例えば、食品の出し入れのために冷蔵室3や
冷凍室6の扉7及び10を開閉したときに各室の温度セ
ンサ31,32が高い温度を検出することがあるが、こ
のような現象は一時的である。従って、短時間毎の各室
の温度センサ31,32の検出値に基づいて過負荷判定
を行うと、判断を誤るおそれがある。これに対して、本
実施例においては、各室の温度センサ31,32の検出
温度の1時間毎の平均値に基づいて過負荷判定を行うよ
うに構成したので、過負荷判定を正確に行うことができ
る。
【0055】また、本実施例では、冷蔵室3及び冷凍室
6について設定された目標温度帯毎に過負荷判定の判定
温度を異ならせたので、過負荷判定を精度良く行うこと
ができる。図7は本発明の第4の実施例を示すものであ
り、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1
の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第
4の実施例は、冷凍サイクルの構成が第1の実施例と異
なっている。即ち、図7に示すように、前記冷蔵用冷却
器15、前記コンプレッサ24、前記コンデンサ25、
前記キャピラリーチューブ26aは冷媒流通パイプ41
を介して接続されている。また、キャピラリーチューブ
26b及び冷凍用冷却器20は、冷媒流通パイプ42に
より前記キャピラリーチューブ26a及び冷蔵用冷却器
15に対して並列に設けられている。また、冷媒流通パ
イプ42のうち前記冷凍用冷却器20の吐出側には、ア
キュムレータ43及び逆止弁44が設けられている。そ
して、前記冷媒流通パイプ41及び42の分岐部分に電
磁三方弁が設けられている。
6について設定された目標温度帯毎に過負荷判定の判定
温度を異ならせたので、過負荷判定を精度良く行うこと
ができる。図7は本発明の第4の実施例を示すものであ
り、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1
の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第
4の実施例は、冷凍サイクルの構成が第1の実施例と異
なっている。即ち、図7に示すように、前記冷蔵用冷却
器15、前記コンプレッサ24、前記コンデンサ25、
前記キャピラリーチューブ26aは冷媒流通パイプ41
を介して接続されている。また、キャピラリーチューブ
26b及び冷凍用冷却器20は、冷媒流通パイプ42に
より前記キャピラリーチューブ26a及び冷蔵用冷却器
15に対して並列に設けられている。また、冷媒流通パ
イプ42のうち前記冷凍用冷却器20の吐出側には、ア
キュムレータ43及び逆止弁44が設けられている。そ
して、前記冷媒流通パイプ41及び42の分岐部分に電
磁三方弁が設けられている。
【0056】上記構成によれば、R冷却モードの実行時
には、電磁弁29の出口は、冷媒をキャピラリーチュー
ブ26aを介して冷蔵用冷却器15のみに流通させる第
1の冷媒流路A側に切替えられる。この状態では、冷蔵
用循環ファン16が動作される。また、F冷却モードの
実行時には、電磁弁29の出口は、冷媒をキャピラリー
チューブ26bを介して冷凍用冷却器20のみに流通さ
せる第2の冷媒流路B側に切替えられる。この状態で
は、冷凍用循環ファン21が動作される。このような構
成においても、第1の実施例と同様の作用、効果を得る
ことができる。
には、電磁弁29の出口は、冷媒をキャピラリーチュー
ブ26aを介して冷蔵用冷却器15のみに流通させる第
1の冷媒流路A側に切替えられる。この状態では、冷蔵
用循環ファン16が動作される。また、F冷却モードの
実行時には、電磁弁29の出口は、冷媒をキャピラリー
チューブ26bを介して冷凍用冷却器20のみに流通さ
せる第2の冷媒流路B側に切替えられる。この状態で
は、冷凍用循環ファン21が動作される。このような構
成においても、第1の実施例と同様の作用、効果を得る
ことができる。
【0057】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、例えば次のような変更、拡張が可能であ
る。第1及び第2の実施例においても温度センサの検出
温度の平均値に基づいて過負荷状態を判定しても良い。
ものではなく、例えば次のような変更、拡張が可能であ
る。第1及び第2の実施例においても温度センサの検出
温度の平均値に基づいて過負荷状態を判定しても良い。
【0058】流路切替手段は電磁三方弁に限らず、電動
三方弁でも良い。また、第1及び第2の冷媒流路のそれ
ぞれに電磁弁を設け、これら2個の電磁弁の動作を制御
することにより冷媒流路を切替えるように構成しても良
い。
三方弁でも良い。また、第1及び第2の冷媒流路のそれ
ぞれに電磁弁を設け、これら2個の電磁弁の動作を制御
することにより冷媒流路を切替えるように構成しても良
い。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の冷蔵庫によれば、冷蔵室及び冷凍室のうちの一方が過
負荷状態にあると判断されると、他方のオン温度を高く
変更したり、他方の冷却時間を短く変更したりすること
により、過負荷状態にある一方側を冷却する期間を以前
よりも長くするように構成したので、その分、一方側の
室内温度を早く低下させて目標温度に近付けることがで
き、過負荷状態を速やかに解消することができる。
の冷蔵庫によれば、冷蔵室及び冷凍室のうちの一方が過
負荷状態にあると判断されると、他方のオン温度を高く
変更したり、他方の冷却時間を短く変更したりすること
により、過負荷状態にある一方側を冷却する期間を以前
よりも長くするように構成したので、その分、一方側の
室内温度を早く低下させて目標温度に近付けることがで
き、過負荷状態を速やかに解消することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すものであり、過負
荷判定の制御内容を示すフローチャート
荷判定の制御内容を示すフローチャート
【図2】冷蔵庫本体の断面側面図
【図3】冷凍サイクルの概略的構成を示す図
【図4】電気的構成を機能ブロックの組合わせにより示
す図
す図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4の実施例を示す図3相当図
図中、1は冷蔵庫本体、3は冷蔵室、6は冷凍室、15
は冷蔵用冷却器、20は冷凍用冷却器、24はコンプレ
ッサ、29は電磁三方弁(流路切替手段)、30は制御
回路(制御手段、過負荷判定手段)、31は冷蔵室用温
度センサ、32は冷凍室用温度センサ、Aは第1の冷媒
流路、Bは第2の冷媒流路を示す。
は冷蔵用冷却器、20は冷凍用冷却器、24はコンプレ
ッサ、29は電磁三方弁(流路切替手段)、30は制御
回路(制御手段、過負荷判定手段)、31は冷蔵室用温
度センサ、32は冷凍室用温度センサ、Aは第1の冷媒
流路、Bは第2の冷媒流路を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 冷蔵室を冷却する冷蔵用冷却器と、 冷凍室を冷却する冷凍用冷却器と、 前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵室用温度センサと、 前記冷凍室の温度を検出する冷凍室用温度センサと、 コンプレッサから吐出されコンデンサにより液化された
冷媒を、主として前記冷蔵用冷却器に供給する第1の冷
媒流路と主として前記冷凍用冷却器に供給する第2の冷
媒流路との間で切替える流路切替手段と、 冷蔵室の目標温度よりも高く設定された冷蔵オン温度
と、冷凍室の目標温度よりも高く設定された冷凍オン温
度とを備え、前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を
検出してから所定の冷蔵冷却時間が経過した後、前記冷
凍室用温度センサが冷凍オン温度を検出したときに前記
流路切替手段の動作を制御して第1の冷媒流路から第2
の冷媒流路に切替え、前記冷凍室用温度センサが冷凍オ
ン温度を検出してから所定の冷凍冷却時間が経過した後
前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を検出したとき
に前記流路切替手段の動作を制御して前記第2の冷媒流
路から第1の冷媒流路に切替える制御手段と、 前記冷蔵室及び冷凍室が過負荷状態にあるか否かを判定
する過負荷判定手段とを備え、 前記制御手段は、前記過負荷判定手段により前記冷蔵室
及び前記冷凍室のうちの一方が過負荷状態にあると判定
された場合は、他方のオン温度を高く変更することを特
徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 制御手段は、オン温度を1K/分以下の
変化率で変更することを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項3】 冷蔵室を冷却する冷蔵用冷却器と、 冷凍室を冷却する冷凍用冷却器と、 前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵室用温度センサと、 前記冷凍室の温度を検出する冷凍室用温度センサと、 コンプレッサから吐出されコンデンサにより液化された
冷媒を、主として前記冷蔵用冷却器に供給する第1の冷
媒流路と前記冷媒を主として前記冷凍用冷却器に供給す
る第2の冷媒流路との間で切替える流路切替手段と、 冷蔵室の目標温度よりも高く設定された冷蔵オン温度
と、冷凍室の目標温度よりも高く設定された冷凍オン温
度とを備え、前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を
検出してから所定の冷蔵冷却時間が経過した後、前記冷
凍室用温度センサが冷凍オン温度を検出したときに前記
流路切替手段の動作を制御して第1の冷媒流路から第2
の冷媒流路に切替え、前記冷凍室用温度センサが冷凍オ
ン温度を検出してから所定の冷凍冷却時間が経過した後
前記冷蔵室用温度センサが冷蔵オン温度を検出したとき
に前記流路切替手段の動作を制御して前記第2の冷媒流
路から第1の冷媒流路に切替える制御手段と、 前記冷蔵室及び冷凍室が過負荷状態にあるか否かを判定
する過負荷判定手段とを備え、 前記制御手段は、前記過負荷判定手段により前記冷蔵室
及び前記冷凍室のうちの一方が過負荷状態にあると判定
された場合は、他方の冷却時間を短く変更することを特
徴とする冷蔵庫。 - 【請求項4】 過負荷判定手段は、冷蔵室用温度センサ
または冷凍室用温度センサの検出温度が所定の判定値を
上回ったときに過負荷状態にあると判定することを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 過負荷判定手段は、冷蔵室用温度センサ
の検出の平均値が所定の判定値を上回ったときに過負荷
状態にあると判定することを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001070340A JP2002267284A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001070340A JP2002267284A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002267284A true JP2002267284A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18928232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001070340A Pending JP2002267284A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002267284A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028147A1 (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-16 | Daikin Industries, Ltd. | 冷凍装置 |
JP2011080696A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
JP2012007799A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN105091493A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-11-25 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱冷藏室的分区制冷控制方法和分区制冷控制装置 |
-
2001
- 2001-03-13 JP JP2001070340A patent/JP2002267284A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028147A1 (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-16 | Daikin Industries, Ltd. | 冷凍装置 |
JP2011080696A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
JP2012007799A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN105091493A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-11-25 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱冷藏室的分区制冷控制方法和分区制冷控制装置 |
CN105091493B (zh) * | 2015-06-26 | 2018-02-02 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱冷藏室的分区制冷控制方法和分区制冷控制装置 |
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