JP2002266701A - 内燃機関の排気熱エネルギ回収装置 - Google Patents
内燃機関の排気熱エネルギ回収装置Info
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- JP2002266701A JP2002266701A JP2001067466A JP2001067466A JP2002266701A JP 2002266701 A JP2002266701 A JP 2002266701A JP 2001067466 A JP2001067466 A JP 2001067466A JP 2001067466 A JP2001067466 A JP 2001067466A JP 2002266701 A JP2002266701 A JP 2002266701A
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の排気系に介裝される触媒コンバー
タで発生する高い排気浄化反応熱エネルギを外燃機関の
駆動エネルギに有効利用可能にする。 【解決手段】 内燃機関Eの排気系1に,排ガスを通過
させるハウジング6と,このハウジング6内に収容さ
れ,触媒を担持させた受熱体8とからなる排気浄化用触
媒コンバータ5を介裝し,前記受熱体8をスターリング
エンジンS等の外燃機関の加熱部に接続する。
タで発生する高い排気浄化反応熱エネルギを外燃機関の
駆動エネルギに有効利用可能にする。 【解決手段】 内燃機関Eの排気系1に,排ガスを通過
させるハウジング6と,このハウジング6内に収容さ
れ,触媒を担持させた受熱体8とからなる排気浄化用触
媒コンバータ5を介裝し,前記受熱体8をスターリング
エンジンS等の外燃機関の加熱部に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,内燃機関の排気熱
エネルギを外燃機関の駆動エネルギに有効利用するため
の排気熱エネルギ回収装置に関する。
エネルギを外燃機関の駆動エネルギに有効利用するため
の排気熱エネルギ回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,2輪,4輪の自動車の多くは,そ
の内燃機関の排気系に排ガスの浄化のための触媒コンバ
ータを備えている。
の内燃機関の排気系に排ガスの浄化のための触媒コンバ
ータを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関の排気系の排
気系に介裝される触媒コンバータの周囲は,その排気浄
化反応熱により極めて高温となるため,その熱害を回避
する種々の防護手段が講じられているが,その高熱の有
効利用が可能となれば,触媒コンバータの周囲温度を下
げることができ,前記熱害防護手段の簡略化を図ること
ができるであろう。
気系に介裝される触媒コンバータの周囲は,その排気浄
化反応熱により極めて高温となるため,その熱害を回避
する種々の防護手段が講じられているが,その高熱の有
効利用が可能となれば,触媒コンバータの周囲温度を下
げることができ,前記熱害防護手段の簡略化を図ること
ができるであろう。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,内燃機関の排気系に介裝される触媒コンバータで
発生する高い排気浄化反応熱エネルギを外燃機関の駆動
エネルギに有効利用することを可能にする,内燃機関の
排気熱エネルギ回収装置を提供することを目的とする。
ので,内燃機関の排気系に介裝される触媒コンバータで
発生する高い排気浄化反応熱エネルギを外燃機関の駆動
エネルギに有効利用することを可能にする,内燃機関の
排気熱エネルギ回収装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,内燃機関の排気系に,排ガスを通過させ
るハウジングと,このハウジング内に収容され,触媒を
担持させた受熱体とからなる排気浄化用触媒コンバータ
を介裝し,前記受熱体を外燃機関の加熱部に接続したこ
とを第1の特徴とする。
に,本発明は,内燃機関の排気系に,排ガスを通過させ
るハウジングと,このハウジング内に収容され,触媒を
担持させた受熱体とからなる排気浄化用触媒コンバータ
を介裝し,前記受熱体を外燃機関の加熱部に接続したこ
とを第1の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,外燃機関の加熱
部に接続される受熱体が触媒コンバータの触媒担持体を
兼ねることになるから,内燃機関の排ガスが触媒コンバ
ータ内で浄化されるとき発生する,排ガスより高温の反
応熱を受熱体が直接受けて,この外燃機関の加熱部を効
率良く加熱することができ,したがって,排気エネルギ
を有効に利用して外燃機関を作動することができる。し
かも,その外燃機関は,触媒コンバータの発生熱を奪う
ことになるから,触媒コンバータの過熱を効果的に防ぐ
ことができ,触媒コンバータに隣接する内燃機関や車体
等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化することが可
能となる。
部に接続される受熱体が触媒コンバータの触媒担持体を
兼ねることになるから,内燃機関の排ガスが触媒コンバ
ータ内で浄化されるとき発生する,排ガスより高温の反
応熱を受熱体が直接受けて,この外燃機関の加熱部を効
率良く加熱することができ,したがって,排気エネルギ
を有効に利用して外燃機関を作動することができる。し
かも,その外燃機関は,触媒コンバータの発生熱を奪う
ことになるから,触媒コンバータの過熱を効果的に防ぐ
ことができ,触媒コンバータに隣接する内燃機関や車体
等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化することが可
能となる。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,前記
外燃機関がスターリングエンジンであることを第2の特
徴とする。
外燃機関がスターリングエンジンであることを第2の特
徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,排気エネルギを
有効に利用してスターリングエンジンを作動することが
できる。
有効に利用してスターリングエンジンを作動することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例に係る内燃機関
の排気熱エネルギ回収装置の縦断面図,図2は本発明の
第2実施例を示す,内燃機関の排気系の要部の縦断面図
である。
の排気熱エネルギ回収装置の縦断面図,図2は本発明の
第2実施例を示す,内燃機関の排気系の要部の縦断面図
である。
【0011】先ず,図1に示す本発明の第1実施例の説
明より始める。
明より始める。
【0012】符号Eは自動車の内燃機関を示す。この内
燃機関Eの排気系1は,内燃機関Eの排気ポートに接続
される排気管2と,この排気管2の下流端にマフラ3と
を備えており,排気管2の途中には,排気浄化用の第1
触媒コンバータ4と,この第1触媒コンバータ4の下流
端に隣接する第2触媒コンバータ5とが介裝される。即
ち,第1及び第2触媒コンバータ4,5は,排ガスの流
れに沿って直列に配置される。
燃機関Eの排気系1は,内燃機関Eの排気ポートに接続
される排気管2と,この排気管2の下流端にマフラ3と
を備えており,排気管2の途中には,排気浄化用の第1
触媒コンバータ4と,この第1触媒コンバータ4の下流
端に隣接する第2触媒コンバータ5とが介裝される。即
ち,第1及び第2触媒コンバータ4,5は,排ガスの流
れに沿って直列に配置される。
【0013】第1及び第2触媒コンバータ4,5は,排
気管2に接続され共通のハウジング6を備えており,第
1触媒コンバータ4は,このハウジング6の上流側半部
に,触媒を担持させたハニカム筒体7を嵌装して構成さ
れ,また第2触媒コンバータ5は,ハウジング6の下流
側半部に,触媒を各表面に担持させた受熱体8を収容し
て構成される。その受熱体8は,複数の伝熱管8aと,
これら伝熱管8aを相互に連結する多数の受熱板8bと
で構成され,受熱板8bは,ハウジング6内での排ガス
の流れに沿って配置される。
気管2に接続され共通のハウジング6を備えており,第
1触媒コンバータ4は,このハウジング6の上流側半部
に,触媒を担持させたハニカム筒体7を嵌装して構成さ
れ,また第2触媒コンバータ5は,ハウジング6の下流
側半部に,触媒を各表面に担持させた受熱体8を収容し
て構成される。その受熱体8は,複数の伝熱管8aと,
これら伝熱管8aを相互に連結する多数の受熱板8bと
で構成され,受熱板8bは,ハウジング6内での排ガス
の流れに沿って配置される。
【0014】この内燃機関Eの冷却装置10は水冷式
で,シリンダブロック11に形成されたウォータジャケ
ット12と,内燃機関Eの前部に配設されるラジエータ
13と,それらの間に冷却水を循環させるウォータポン
プ14とで構成される。
で,シリンダブロック11に形成されたウォータジャケ
ット12と,内燃機関Eの前部に配設されるラジエータ
13と,それらの間に冷却水を循環させるウォータポン
プ14とで構成される。
【0015】前記第2触媒コンバータ5は,スターリン
グエンジンSの加熱器に利用されるもので,先ず,その
スターリングエンジンSについて説明する。
グエンジンSの加熱器に利用されるもので,先ず,その
スターリングエンジンSについて説明する。
【0016】スターリングエンジンSは,ディスプレッ
サシリンダ15及びパワーシリンダ16を有しており,
ディスプレッサシリンダ15内には,その頭部側に膨張
室17,底部側に圧縮室18を画成するディスプレッサ
ピストン19が摺動自在に嵌装され,またパワーシリン
ダ16内には,その頭部側に前記圧縮室18とポート2
8を介して連通する作動室21を画成するパワーピスト
ン20が摺動自在に嵌装される。ディスプレッサピスト
ン19及びパワーピストン20は,出力軸たるクランク
軸22に進角コンロッド23及びパワーコンロッド24
をそれぞれ介して連接される。その際,パワーピストン
20には,ディスプレッサピストン19に対してクラン
ク角度で90°の位相遅れが付与される。
サシリンダ15及びパワーシリンダ16を有しており,
ディスプレッサシリンダ15内には,その頭部側に膨張
室17,底部側に圧縮室18を画成するディスプレッサ
ピストン19が摺動自在に嵌装され,またパワーシリン
ダ16内には,その頭部側に前記圧縮室18とポート2
8を介して連通する作動室21を画成するパワーピスト
ン20が摺動自在に嵌装される。ディスプレッサピスト
ン19及びパワーピストン20は,出力軸たるクランク
軸22に進角コンロッド23及びパワーコンロッド24
をそれぞれ介して連接される。その際,パワーピストン
20には,ディスプレッサピストン19に対してクラン
ク角度で90°の位相遅れが付与される。
【0017】前記第2触媒コンバータ5をこのスターリ
ングエンジンSの加熱器として利用すべく,前記伝熱管
8aが,ハウジング6外に突出させた基端をディスプレ
ッサシリンダ15の頭部に一体に接続される。
ングエンジンSの加熱器として利用すべく,前記伝熱管
8aが,ハウジング6外に突出させた基端をディスプレ
ッサシリンダ15の頭部に一体に接続される。
【0018】ディスプレッサシリンダ15の側部には再
生器26が,さらに該シリンダ15の底部には水冷式の
冷却器27がそれぞれ配設され,その再生器26の一端
はポート29を介して膨張室17に,その他端はポート
29′を介して圧縮室18にそれぞれ連通される。冷却
器27はウォータジャケットで構成されるもので,前記
内燃機関Eのウォータポンプ14及びウォータジャケッ
ト12に接続され,内燃機関Eの冷却水が流されるよう
になっている。
生器26が,さらに該シリンダ15の底部には水冷式の
冷却器27がそれぞれ配設され,その再生器26の一端
はポート29を介して膨張室17に,その他端はポート
29′を介して圧縮室18にそれぞれ連通される。冷却
器27はウォータジャケットで構成されるもので,前記
内燃機関Eのウォータポンプ14及びウォータジャケッ
ト12に接続され,内燃機関Eの冷却水が流されるよう
になっている。
【0019】次に,この実施例の作用について説明す
る。
る。
【0020】内燃機関Eの運転中,排気管2に排出され
る排ガスは第1及び第2触媒コンバータ4,5を順次通
過する間に浄化され,それに伴い各触媒コンバータ4,
5は浄化反応熱を発生する。この場合,特に第1触媒コ
ンバータ4の下流側に隣接する第2触媒コンバータ5で
は,第1触媒コンバータ4の反応熱が排ガスにより持ち
込まれるため,一層高い反応熱を発生することになり,
この熱が伝熱管8aを通してディスプレッサシリンダ1
5の頭部に伝達され,膨張室17を一定の高温状態に保
つ。一方,冷却器27では,そこを流れる冷却水により
圧縮室18を一定の低温状態に保つ。その結果,ディス
プレッサピストン19の昇降に伴い,作動ガスが膨張室
17から圧縮室18へ向かうとき,作動ガスは再生器2
6で放熱し,反対に圧縮室18から膨張室17へ向かう
とき,作動ガスは再生器26で吸熱する。そして,ディ
スプレッサピストン19の昇降は,パワーシリンダ16
の作動室21の圧力を振幅させ,パワーピストン20を
往復動させるので,両ピストン19,20の協働により
クランク軸22を駆動し,これから機械的エネルギを取
り出すことができ,その機械的エネルギは発電機その他
の自動車用補機の駆動に供される。
る排ガスは第1及び第2触媒コンバータ4,5を順次通
過する間に浄化され,それに伴い各触媒コンバータ4,
5は浄化反応熱を発生する。この場合,特に第1触媒コ
ンバータ4の下流側に隣接する第2触媒コンバータ5で
は,第1触媒コンバータ4の反応熱が排ガスにより持ち
込まれるため,一層高い反応熱を発生することになり,
この熱が伝熱管8aを通してディスプレッサシリンダ1
5の頭部に伝達され,膨張室17を一定の高温状態に保
つ。一方,冷却器27では,そこを流れる冷却水により
圧縮室18を一定の低温状態に保つ。その結果,ディス
プレッサピストン19の昇降に伴い,作動ガスが膨張室
17から圧縮室18へ向かうとき,作動ガスは再生器2
6で放熱し,反対に圧縮室18から膨張室17へ向かう
とき,作動ガスは再生器26で吸熱する。そして,ディ
スプレッサピストン19の昇降は,パワーシリンダ16
の作動室21の圧力を振幅させ,パワーピストン20を
往復動させるので,両ピストン19,20の協働により
クランク軸22を駆動し,これから機械的エネルギを取
り出すことができ,その機械的エネルギは発電機その他
の自動車用補機の駆動に供される。
【0021】このように,スターリングエンジンSの加
熱器となる第2触媒コンバータ5は,排気系1を流れる
排ガスの浄化中,排ガス自体より遙かに高温の排気浄化
反応熱を発生するので,ディスプレッサシリンダ15の
膨張室17を効果的に加熱して,膨張室17の高温状態
を維持し,クランク軸22からの機械的エネルギの取り
出しに大いに貢献することができる。しかも,スターリ
ングエンジンSが第2触媒コンバータ5の発生熱を奪う
ことにより,第2触媒コンバータ5の過熱を防ぐことが
できるから,第2触媒コンバータ5に隣接する内燃機関
Eや車体等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化する
ことが可能となる。
熱器となる第2触媒コンバータ5は,排気系1を流れる
排ガスの浄化中,排ガス自体より遙かに高温の排気浄化
反応熱を発生するので,ディスプレッサシリンダ15の
膨張室17を効果的に加熱して,膨張室17の高温状態
を維持し,クランク軸22からの機械的エネルギの取り
出しに大いに貢献することができる。しかも,スターリ
ングエンジンSが第2触媒コンバータ5の発生熱を奪う
ことにより,第2触媒コンバータ5の過熱を防ぐことが
できるから,第2触媒コンバータ5に隣接する内燃機関
Eや車体等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化する
ことが可能となる。
【0022】次に,図2に示す本発明の第2実施例につ
いて説明する。この第2実施例では,第1及び第2触媒
コンバータ4,5が共通のハウジング6内に排ガスの流
れに対して並列に配置される。その他の構成は,前実施
例と同様であるので,図中,前実施例との対応部分には
同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
いて説明する。この第2実施例では,第1及び第2触媒
コンバータ4,5が共通のハウジング6内に排ガスの流
れに対して並列に配置される。その他の構成は,前実施
例と同様であるので,図中,前実施例との対応部分には
同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0023】この第2実施例によれば,ハウジング6に
流入した排ガスは,第1及び第2触媒コンバータ4,5
に分流するので,第1触媒コンバータ4は排ガスの浄化
のみに関与し,第2触媒コンバータ5は,排ガスの浄化
及びスターリングエンジンSの膨張室17の加熱に関与
する。しかも,排ガスが第1及び第2触媒コンバータ
4,5に分流することにより,排気抵抗の減少を図るこ
とができる。
流入した排ガスは,第1及び第2触媒コンバータ4,5
に分流するので,第1触媒コンバータ4は排ガスの浄化
のみに関与し,第2触媒コンバータ5は,排ガスの浄化
及びスターリングエンジンSの膨張室17の加熱に関与
する。しかも,排ガスが第1及び第2触媒コンバータ
4,5に分流することにより,排気抵抗の減少を図るこ
とができる。
【0024】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。例えば,本発明は,スターリングエ
ンジンS以外の外燃機関にも適用が可能であり,またス
ターリングエンジンSを採用する場合でも,実施例以外
の形式のスターリングエンジンを採用することができ
る。
はなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。例えば,本発明は,スターリングエ
ンジンS以外の外燃機関にも適用が可能であり,またス
ターリングエンジンSを採用する場合でも,実施例以外
の形式のスターリングエンジンを採用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,内燃機関の排気系に,排ガスを通過させるハウジン
グと,このハウジング内に収容され,触媒を担持させた
受熱体とからなる排気浄化用触媒コンバータを介裝し,
前記受熱体を外燃機関の加熱部に接続したので,外燃機
関の加熱部に接続される受熱体が触媒コンバータの触媒
担持体を兼ねることになり,内燃機関の排ガスが触媒コ
ンバータ内で浄化されるとき発生する,排ガスより高温
の反応熱を受熱体が直接受けて,この外燃機関の加熱部
を効率良く加熱することができ,したがって,排気エネ
ルギを有効に利用して外燃機関を作動することができ
る。しかも,その外燃機関は,触媒コンバータの発生熱
を奪うことになるから,触媒コンバータの過熱を効果的
に防ぐことができ,触媒コンバータに隣接する内燃機関
や車体等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化するこ
とが可能となる。
ば,内燃機関の排気系に,排ガスを通過させるハウジン
グと,このハウジング内に収容され,触媒を担持させた
受熱体とからなる排気浄化用触媒コンバータを介裝し,
前記受熱体を外燃機関の加熱部に接続したので,外燃機
関の加熱部に接続される受熱体が触媒コンバータの触媒
担持体を兼ねることになり,内燃機関の排ガスが触媒コ
ンバータ内で浄化されるとき発生する,排ガスより高温
の反応熱を受熱体が直接受けて,この外燃機関の加熱部
を効率良く加熱することができ,したがって,排気エネ
ルギを有効に利用して外燃機関を作動することができ
る。しかも,その外燃機関は,触媒コンバータの発生熱
を奪うことになるから,触媒コンバータの過熱を効果的
に防ぐことができ,触媒コンバータに隣接する内燃機関
や車体等の隣接部に対する熱害防護手段を簡略化するこ
とが可能となる。
【0026】また本発明の第2の特徴によれば,前記外
燃機関をスターリングエンジンとしたので,排気エネル
ギを有効に利用してスターリングエンジンを作動するこ
とができる。
燃機関をスターリングエンジンとしたので,排気エネル
ギを有効に利用してスターリングエンジンを作動するこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る内燃機関の排気熱エ
ネルギ回収装置の縦断面図。
ネルギ回収装置の縦断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す,内燃機関の排気系
の要部の縦断面図。
の要部の縦断面図。
E・・・・・・内燃機関 S・・・・・・外燃機関(スターリングエンジン) 1・・・・・・排気系 5・・・・・・触媒コンバータ(第2触媒コンバータ) 6・・・・・・ハウジング 8・・・・・・受熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02G 5/04 F02G 5/04 B
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関(E)の排気系(1)に,排ガ
スを通過させるハウジング(6)と,このハウジング
(6)内に収容され,触媒を担持させた受熱体(8)と
からなる排気浄化用触媒コンバータ(5)を介裝し,前
記受熱体(8)を外燃機関(S)の加熱部に接続したこ
とを特徴とする,内燃機関の排気熱エネルギ回収装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の排気熱エネル
ギ回収装置において,前記外燃機関をスターリングエン
ジン(S)としたことを特徴とする,内燃機関の排気熱
エネルギ回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067466A JP2002266701A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 内燃機関の排気熱エネルギ回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067466A JP2002266701A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 内燃機関の排気熱エネルギ回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002266701A true JP2002266701A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18925812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001067466A Pending JP2002266701A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 内燃機関の排気熱エネルギ回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002266701A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2007142292A1 (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Denso Corporation | 排熱回収装置 |
GB2442006A (en) * | 2006-09-21 | 2008-03-26 | Ray Mason | Waste heat driven Stirling engine |
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US7603857B2 (en) | 2005-06-29 | 2009-10-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust heat recovery apparatus |
WO2009142302A1 (ja) * | 2008-05-23 | 2009-11-26 | トヨタ自動車株式会社 | 排熱回収システム |
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