JP2002263042A - 清掃装置 - Google Patents

清掃装置

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JP2002263042A
JP2002263042A JP2001064566A JP2001064566A JP2002263042A JP 2002263042 A JP2002263042 A JP 2002263042A JP 2001064566 A JP2001064566 A JP 2001064566A JP 2001064566 A JP2001064566 A JP 2001064566A JP 2002263042 A JP2002263042 A JP 2002263042A
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water
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wiping
cleaned
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JP2001064566A
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English (en)
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Akiyoshi Fukumoto
明美 福本
Hidetaka Yabuuchi
秀隆 藪内
Hiroyuki Kayama
博之 香山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄用水を加熱し、被清掃領域を払拭する払
拭手段と洗浄用水を払拭手段を介して被清掃領域に噴射
する噴射手段を備えることにより、家庭内の清掃におい
て簡便に清掃できる清掃装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 貯水手段16からの洗浄用水を加熱する
加熱室20と、被清掃領域を払拭する払拭手段12と、
加熱室20により加熱した洗浄用水を払拭手段12を介
して噴射する噴射水路22を備えることにより、加熱し
た洗浄用水と払拭手段12とにより汚れを拭き取ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被清掃領域を簡便
に清掃できる清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスチームを応用した清掃装置(以
後スチーム清掃装置とする)では、水を加熱してスチー
ムとし、被清掃領域にスチームを噴射してスチームの吐
出圧や熱を利用して汚れを除去するものである。
【0003】清掃する場合は、ヒータで貯水容器内の水
を加熱し、発生したスチームを直接汚れに噴射し、スチ
ームの吐出圧によって被清掃領域から汚れを吹き飛ば
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たばこ
のヤニや油汚れなど、汚れの種類によってはスチームだ
けでは除去できないものがある。
【0005】また、従来のスチーム清掃装置はスチーム
を噴射しても汚水を除去する手段を有していないため、
被清掃領域の汚れは除去できても、汚水は放置されたま
まであったり、周囲に飛び散るという問題点がある。
【0006】また、スチームを汚れに噴射して被清掃領
域から吹き飛ばすためには、必要な吐出圧を確保するた
めにスチームの噴射口を小さくしなくてはならない。し
かし、噴射口を小さくすると清掃範囲が狭くなり、広い
被清掃領域を清掃する場合には、汚れを除去するために
長い時間が必要である。
【0007】本発明はこれらの課題を解決するものであ
り、洗浄用水を加熱し、被清掃領域を払拭する払拭手段
と洗浄用水を払拭手段を介して被清掃領域に噴射する噴
射手段を備えることにより、家庭内の清掃において簡便
に清掃できる清掃装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来の課題を解決するた
めに、本発明の清掃装置は、前記貯水手段からの洗浄用
水を加熱する加熱手段と、被清掃領域を払拭する払拭手
段とを備える。加熱手段により洗浄用水を加熱し、加熱
した洗浄用水を払拭手段を介して噴射することにより、
汚れを拭き取ることができるので被清掃領域を簡便に清
掃できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、洗浄用
水を貯溜する貯水手段と、前記貯水手段からの洗浄用水
を加熱する加熱手段と、被清掃領域を払拭する払拭手段
と、前記加熱手段により加熱した洗浄用水を前記払拭手
段を介して噴射する噴射手段とを備えている。この構成
では、噴射手段から加熱した洗浄用水が払拭手段を介し
て被清掃領域にあたり、汚れを浮き上がらせ、また払拭
手段で清掃領域を拭くことにより、被清掃領域の汚れを
拭き取ることができ、被清掃領域を簡便に清掃できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、水を貯溜する貯
水手段と、前記貯水手段からのみずから洗浄用水を生成
する洗浄用水生成手段と、前記洗浄用水生成手段で生成
した洗浄用水を加熱する加熱手段と、被清掃領域を払拭
する払拭手段と、加熱手段により加熱した洗浄用水を前
記払拭手段を介して前記被清掃領域に噴射する噴射手段
とを備えている。この構成では、噴射手段から加熱した
洗浄用水が払拭手段を介して被清掃領域にあたり、汚れ
を浮き上がらせ、また払拭手段で清掃領域を拭くことに
より、被清掃領域の汚れを拭き取ることができ、さらに
洗浄用水生成手段により洗浄用水を生成しているので、
噴射手段から噴射される洗浄用水そのものでも汚れを落
とすことができるので、被清掃領域の汚れを除去しやす
くし、簡便に被清掃領域を清掃できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
または2記載の払拭手段は少なくとも親水性および通気
性を有した材料で構成することにより、被清掃領域が凹
凸状態でも汚れを除去できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
〜3のいずれか1項に記載の払拭手段は、被清掃領域と
対向する面を被覆する被覆シートを備えることにより、
汚れを拭き取った後でも、払拭手段を常に清潔な状態に
保つことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、特に、請求項4
記載の被覆シートは保水性を有した材料で構成すること
により、被覆シート表面の乾燥を防ぎ、清掃効果を維持
できる。
【0014】請求項6に記載の発明は、特に、請求項1
〜5のいずれか1項に記載の噴射手段は洗浄用水をスチ
ームとして噴射する構成にすることにより、被清掃領域
や払拭手段が過度に湿潤することを防ぐことができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1
〜5のいずれか1項に記載の噴射手段は洗浄用水をミス
トとして噴射する構成にすることにより、汚れを除去す
るために充分な量の洗浄用水を噴射させることができ
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、特に、請求項1
〜5のいずれか1項に記載の噴射手段は洗浄用水をスチ
ームまたはミストのいずれかに切り替えて噴射する構成
にすることにより、汚れの状態に応じて洗浄用水の量を
可変できるので、清掃効果を高めることができる。
【0017】請求項9に記載の発明は、特に、請求項1
〜8のいずれか1項に記載の貯水手段は複数種類の洗浄
用水を貯溜する複数の容器にすることにより、汚れの種
類に応じて洗浄用水の種類を組み合わせて選択できるの
で、清掃効果をさらに高めることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜7を
参照しながら説明する。
【0019】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における清掃装置の外観斜視図、図2は図1のA−
A’断面図である。
【0020】図1、2において、11は清掃装置本体
で、この清掃装置本体11の前部で且つ底部には、被清
掃領域に押し当てる平坦部を形成し、この平坦部に被清
掃領域の汚れ等を拭き取るための払拭手段12を設けて
いる。清掃装置本体11の平坦部および清掃装置本体1
1の前部側壁の全周を覆うように拭き取り用の被覆シー
ト14を取りつけており、清掃装置本体11の前部側壁
の全周を囲む挟み込み手段13により被覆シート14を
清掃装置本体11との間で挟み込み固定する構成であ
る。払拭手段12は、通気性および耐熱性および弾力性
を有した材料構成(例えば、立体編構成をのPP繊維な
ど)となっており、表面は挟み込み手段13によって固
定された被覆シート14によって被覆されている。被覆
シート14には、布、不織布などを使用する。払拭手段
12は弾力性を有した材料構成とすることで、被清掃領
域に凹凸が存在していても払拭手段12の表面が被清掃
領域に接し、汚れを払拭できるものである。
【0021】15は清掃装置本体11の後部に設けた把
手であり、スイッチ17が設けられている。把手15内
には洗浄用水を貯溜するための貯水手段16が設けられ
ている。貯水手段16は洗浄水を溜める貯水タンクを用
いればよい。スイッチ17は通電切り替え以外にも、洗
浄用水の状態をスチームやミストに切り替える機能も有
している。18は貯水手段16の洗浄用水を送水する送
水手段であり、送水ポンプおよび切り替え弁等(図示し
ていない)によって構成される。送水手段18の送水側
には弁19が接続されている。弁19を介して接続され
た加熱室20では洗浄用水を加熱する。具体的には、洗
浄用水を加熱するためのヒータ21やヒータ21の通電
を制御して加熱室20内の温度を所定温度に維持する温
度制御手段(図示していない)が配設されている。
【0022】22は加熱室20で加熱された洗浄用水を
払拭手段12あるいは払拭手段12を介して被洗浄領域
に噴射するための噴射水路である。加熱室20にはミス
ト発生手段23へ洗浄用水を送水する切り替え弁24
と、噴射水路22へ洗浄用水を送水する切り替え弁25
が配設されている。切り替え弁25はミスト発生手段2
3にも通じており、加熱室20から噴射水路22への弁
が開いている時は、ミスト発生手段23から噴射水路2
2への弁は閉じている。逆に、ミスト発生手段23から
噴射水路22への弁が開いている時は、加熱室20から
噴射水路22への弁は閉じている。
【0023】ミスト発生手段23は、ヒータ21によっ
て加熱された洗浄用水に空気を混入させながら洗浄用水
をミストとする。26は制御手段であり、送水手段1
8、弁19、ヒータ21、ミスト発生手段23、切り替
え弁24、25を制御する。27は洗浄用水を噴射する
ための噴射ボタンである。
【0024】以上のように構成された清掃装置につい
て、以下その動作を説明する。まず、貯水手段16を把
手15から取り外して洗浄用水を注水し、貯水手段16
を把手15内へ装着する。このように、貯水手段16は
清掃装置本体11に対し着脱自在な構成としておくこと
が好ましい。そして、スイッチ17で洗浄用水の状態と
してスチームを選択すると、制御手段26へ信号が送ら
れる。スイッチ17のスチーム信号に基づいて制御手段
26は送水手段18、弁19、ヒータ21、切り替え弁
24、切り替え弁25の駆動を制御する。つまり、送水
手段18は貯水手段16内の洗浄用水を弁19を介して
加熱室20に送水する。その際、ミスト発生手段23へ
洗浄用水が流れ込まないように切り替え弁24は閉じて
おり、噴射水路22への切り替え弁25も閉じている。
洗浄用水は加熱室20へ送水され、加熱室20内でスチ
ームとなる。加熱室20では弁19は閉じており、スチ
ームが噴射水路22方向にのみ送られるようになってい
る。噴射ボタン27を押すと切り替え弁25と噴射水路
22に配設されているそれぞれの弁が開き、スチームは
払拭手段12や払拭手段12を介して被清掃領域に噴射
される。
【0025】一方、ミストを選択した場合は、スイッチ
17のミスト信号に基づいて制御手段26は送水手段1
8、弁19、ヒータ21、切り替え弁24、切り替え弁
25の駆動を制御する。つまり、送水手段18は貯水手
段16内の洗浄用水を弁19を介して加熱室20に送水
する。その際、洗浄用水をミスト発生手段23へ送水す
るために切り替え弁24が開くが、噴射水路22への切
り替え弁25は閉じている。洗浄用水は加熱室20へ送
水され、加熱室20内で加熱される。加熱室20では弁
19は閉じており、加熱された洗浄用水はミスト発生手
段23へ送水される。ミスト発生手段23では、加熱さ
れた洗浄用水に空気を混入させてミストを発生させる。
噴射ボタン27を押すと切り替え弁25と噴射水路22
に配設されているそれぞれの弁が開き、ミストは払拭手
段12や払拭手段12を介して被清掃領域に噴射され
る。
【0026】噴射水路22から噴射されたスチームやミ
ストによって、払拭手段12および被覆シート14は湿
潤される。本実施例では、スイッチ17はミスト側に位
置している。汚れを除去する際には、被清掃領域の表面
に払拭手段12の表面が接するように本体11を移動さ
せながら、被覆シート14で汚れを拭き取る。
【0027】加熱室20では、汚れの状態や貯水手段1
6内の洗浄用水の種類に応じて洗浄用水の温度を可変で
きる。例えば、被洗浄領域に半樹脂状にこびりついた劣
化油のような汚れの場合は洗浄用水の温度を高くして油
を溶かして除去しやすくし、軽い汚れや熱によって変性
し除去しにくくなる汚れなどには、洗浄用水は低温で使
用する。
【0028】なお、本実施例ではスチームの粒径は5μ
m以下とし、ミストの粒径は50μm前後とした。粒子
の大きさの違いから、同時間使用した場合では、ミスト
はスチームよりも噴射される水量が多くなる。そのた
め、短時間で被清掃面の温度を上げやすい。つまり、軽
い汚れには水量や熱量が少なくても構わないので、スチ
ームを噴射して汚水をふき取りやすくする。一方、しつ
こい汚れの場合には、被洗浄面や汚れの温度を上昇させ
て汚れを除去しやすくするために、ミストを選択する。
【0029】初期温度が20℃の基材にミストとスチー
ムを30秒間噴射し、基材温度を上昇させる実験を行っ
た場合、噴射中心部からのが半径10mmの位置の温度
は、スチームでは70℃、ミストでは85℃まで上昇し
た。
【0030】以上のように、加熱した洗浄用水を被覆シ
ート14を介して被洗浄面に噴射し、汚れを拭き取るこ
とで簡便に被清掃領域を清掃することができる。
【0031】なお、本実施例では被覆シート14を払拭
手段12の表面に取り付けたが、被覆シート14は汚れ
に応じて一回毎の使い捨てでもよいし、繰り返し使用し
ても構わない。
【0032】また、貯水容器は把手に限らず、清掃装置
本体内部に配設してもかまわない。
【0033】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における清掃装置の縦断面図である。図3において、貯
水手段16は貯水容器16aと貯水容器16bから構成
される。28、29は送水手段、30は洗浄用水生成手
段である。送水手段28と送水手段29は送水ポンプや
切り替え弁等(図示していない)から構成されている。
洗浄用水生成手段30は、電解装置であり、容器内部に
は電極30aと電極30b、隔膜30cが配設されてい
る。
【0034】以下、本実施例の実施例1との相違点を説
明する。スイッチ17をオンにして通電するとスイッチ
17の信号に基づいて、制御手段26は洗浄用水生成手
段30に通電し、貯水容器16b内の水を送水手段28
を介して洗浄用水生成手段30に送水する。電極30a
および30bに直流電流が供給されることで、洗浄用水
生成手段30内の水が電気分解され、電解水が生成され
る。生成されたアルカリ性水は主に油汚れなどに使用
し、酸性水は主に殺菌等に使用する。
【0035】洗浄用水生成手段30で洗浄用水として電
解水を生成すると、アルカリ性水は送水手段18によっ
て加熱室20へ送水され、もう一方の使用しない酸性水
は送水手段29を介して貯水容器16aに貯水される。
貯水容器16aに貯水された酸性水は捨ててもよいし、
別途使用してもかまわない。一方、酸性水として電解水
を生成すると、アルカリ性水と逆の動作に制御する。
【0036】電解水に次亜塩素酸など洗浄効果に寄与す
る成分が含まれている場合は、スチームよりもミストに
した方が粒子が大きいため、有効成分が含まれやすくな
り洗浄効果が高くなる。そのため、洗浄用水の状態に応
じてスチームとミストの切り替えを行う。
【0037】電解水は空気を接すると短時間で中性を示
すので、洗剤を使用できない場所(例えば、調理台や食
卓など)の清掃時に使用できる。
【0038】以上のように、洗浄用水生成手段により洗
浄用水を生成することで、汚れを容易に除去することが
できる。 (実施例3)図4は本発明の第3の実施例における清掃
装置の外観図、図5は図4のB−B’部分の縦断面図を
示している。図4、5において、31は被覆シート交換
手段であり、清掃装置本体11の外カバー内に配設され
ている。被覆シート交換手段31は一対の被覆シート保
持手段31a、31bで構成されている。被覆シート保
持手段31aと被覆シート保持手段31bはそれぞれ、
被覆シート保持用の棒と巻き取り手段(図示していな
い)を備えている。
【0039】以下、本実施例の実施例2との相違点を説
明する。被覆シート保持手段31aの棒に中心が空洞の
ロール状に巻いた被覆シートを差し込む。被覆シートの
先端を被覆シート保持手段31bの溝に入れて装着する
と、被覆シート保持手段31b側の巻き取り手段は、一
定の強さで払拭手段12の表面部分が被覆される程度に
被覆シートを移動巻き取りする。
【0040】清掃後は被覆シート14を清潔な部分に交
換するために、交換ボタン(図示していない)を押すと
巻き取り手段が作動して被覆シート14を巻き取り、払
拭手段12の表面を新しい被覆シートに交換する。
【0041】被覆シートが清潔な状態のときは被清掃領
域からの汚れを拭き取れるが、被覆シートに汚れが付着
したままで再度被清掃領域を拭くと、被覆シートに付着
した汚れが逆に被清掃領域に移り、2次汚染となる。ま
た、被清掃領域が広い場合は、被覆シートを何度も交換
するには手間がかかる。
【0042】以上のように、被覆シート交換手段を設け
ることで、被覆シートを容易に交換でき、常に清潔な状
態で使用できる。
【0043】(実施例4)図6は、本発明の第4の実施
例における清掃装置の外観図、図7は図6のA−A’部
分の縦断面図を示している。図6、7において、32は
スイッチ、33は洗浄用水生成手段である。34は水
路、35は洗浄用水を噴射するための噴射口である。
【0044】以下、その動作を説明する。スイッチ32
をオンにして通電すると、制御手段26へ信号が送られ
る。スイッチ32の信号に基づいて制御手段26は、送
水手段18、弁19に信号を送り、ヒータ21に通電す
る。スイッチ32は洗浄用水を被洗浄領域に集中して噴
射するか、拡散して噴射するかの選択ができるようにな
っている。
【0045】スイッチ32で洗浄用水を拡散するように
選択した場合は、切り替え弁25は水路34への弁を閉
じ、水路22への弁を開ける。弁19で洗浄用水を加熱
室20へ送水し加熱した後、スチームあるいはミストと
して噴霧する。
【0046】一方、スイッチ32で洗浄用水を集中する
ように選択した場合は、切り替え弁25は水路22への
弁を閉じ、水路34への弁を開ける。加熱室20で加熱
された洗浄用水は水路35を通って噴射口35から被洗
浄領域に噴射される。
【0047】例えば、被清掃領域が平面や広範囲の場合
は払拭手段12を使用して汚れを拭き取り除去する。一
方、被清掃領域が窓枠の溝や角などの狭い範囲の場合は
払拭手段12を使用することができないため、噴射口3
5から洗浄用水を噴射して汚れを吹き飛ばしながら除去
する。
【0048】以上のように、洗浄用水を拡散させたり、
集中させて被洗浄領域に噴射することにより、効果的に
被清掃領域を清掃することができる。
【0049】なお、本実施例では記述していないが、洗
浄用水を拡散すると選択した場合においても、スイッチ
32の選択により、噴射ボタン27を押すと噴射口35
から洗浄用水が同時に噴射される動作を用いてもかまわ
ない。この時、噴射口35から噴射される洗浄用水は、
スチームでもミストの状態でもかまわない。
【0050】また、本実施例では水路34と噴射口35
は本体11と一体になっているが、水路34は伸縮可能
な構成としてもよいし、噴射口35が本体11から分離
できる構成にしてもかまわない。
【0051】さらに、洗浄用水生成手段33は電解装置
でも、水と洗剤あるいは界面活性剤等を混合するための
構成でもかまわない。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、洗浄用水を加熱する加熱手段と加熱した洗浄用
水を払拭手段を介して噴射する構成とすることにより、
被清掃領域を簡便に清掃できる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、洗浄用水
を生成する洗浄用水生成手段により、汚れを除去しやす
くし、容易に被清掃領域を清掃できる。
【0054】請求項3〜5に記載の発明によれば、払拭
手段を被清掃領域表面に接しながら被清掃領域を清掃で
きる。
【0055】請求項6〜9に記載の発明によれば、汚れ
の種類に応じて洗浄用水の噴霧状態を選択できるので、
清掃効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における清掃装置の外観斜視
【図2】本発明の実施例1における図1のA−A’断面
【図3】本発明の実施例2における図1のA−A’断面
【図4】本発明の実施例3における清掃装置の外観斜視
【図5】図4のB−B’断面図
【図6】本発明の実施例4における清掃装置の外観斜視
【図7】図6のA−A’断面図
【符号の説明】
12 払拭手段 14 被覆シート 16 貯水手段 16a 貯水容器 16b 貯水容器 19 弁 20 加熱室 21 ヒータ 22 噴射水路(噴射手段) 30 洗浄用水生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香山 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA46 AB52 BA08 BA11 BB11 BB21 BB82 BB88 3B201 AA46 AB52 BA08 BA11 BB13 BB21 BB82 BB88 BB92 BB96 CB22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄用水を貯溜する貯水手段と、前記貯
    水手段からの洗浄用水を加熱する加熱手段と、被清掃領
    域を払拭する払拭手段と、前記加熱手段により加熱した
    洗浄用水を前記払拭手段を介して被清掃領域に噴射する
    噴射手段を備えた清掃装置。
  2. 【請求項2】 水を貯溜する貯水手段と、前記貯水手段
    からの水から洗浄用水を生成する洗浄用水生成手段と、
    前記洗浄用水生成手段で生成した洗浄用水を加熱する加
    熱手段と、被清掃領域を払拭する払拭手段と、前記加熱
    手段により加熱した洗浄用水を前記払拭手段を介して被
    清掃領域に噴射する噴射手段を備えた清掃装置。
  3. 【請求項3】 払拭手段を少なくとも親水性および通気
    性のいずれか一方と弾力性を有した材料で構成した請求
    項1または2記載の清掃装置。
  4. 【請求項4】 払拭手段は、被清掃領域と対向する面を
    被覆する被覆シートを備えた請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の清掃装置。
  5. 【請求項5】 被覆シートを、保水性を有した材料で構
    成した請求項4記載の清掃装置。
  6. 【請求項6】 噴射手段は、洗浄用水をスチームとして
    噴射する構成とした請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の清掃装置。
  7. 【請求項7】 噴射手段は、洗浄用水をミストとして噴
    射する構成とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    清掃装置。
  8. 【請求項8】 噴射手段は、洗浄用水をスチームまたは
    ミストのいずれかに切り替えて噴射する構成とした請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の清掃装置。
  9. 【請求項9】 貯水手段は、複数種類の洗浄用水を貯留
    する複数の容器から構成した請求項1〜8のいずれか1
    項に記載の清掃装置。
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