JP2002261883A - 個人用通話情報管理装置 - Google Patents

個人用通話情報管理装置

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JP2002261883A
JP2002261883A JP2001051468A JP2001051468A JP2002261883A JP 2002261883 A JP2002261883 A JP 2002261883A JP 2001051468 A JP2001051468 A JP 2001051468A JP 2001051468 A JP2001051468 A JP 2001051468A JP 2002261883 A JP2002261883 A JP 2002261883A
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data
call
mobile phone
function
voice
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Application number
JP2001051468A
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English (en)
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Takakuni Minewaki
隆邦 嶺脇
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 デジタルデータを記憶、編集、検索、表示で
きる機能をし、パソコンとのデータの授受が可能な携帯
電話機を用いた新規な個人用通話情報管理装置を提供す
る。 【解決手段】 携帯電話機に内蔵の小型の記憶装置
と、記憶装置には携帯電話で送受信する通話音声データ
を自分側か相手側かを区別する識別情報が付加されて記
録する手段と、送受信日時や着信時の電話番号通知によ
って識別可能な発信者情報などの通話に関連するデータ
記憶手段と、前記記録された通話データを、指定条件に
従いリスト表示したり、日時、発信者などの検索条件に
よって特定し抽出する手段と、古いデータから順番に自
動的に削除し、空いた記憶領域に新しい通話データを記
録する機能と、ユーザの指定によって指定された通話デ
ータを削除できる手段と、前記記憶データをホーン及び
表示画面に再生する手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話データを始め
携帯電話で送受信できる各種データを記憶すると共に、
ソート検索できる機能を備えた携帯電話機を用いた個人
用通話情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】最近の世の中の動向として、携帯電話の普
及並びにその機能の変化にはめざましいものがある。従
来のいつどこからでも電話が使用できるという形態では
なく、メールのやりとりから画像の送受信、インターネ
ットを介した情報の交信機能を備えたものまでが一般に
広く慣用されている状況となっている。ユーザーの種々
の要望に応えるための携帯電話の多機能化に向けての技
術開発は、携帯であることに伴う小型で持ち運び容易と
いう本来の使用条件の枠の中で進められる必要がある。
ところで、電話は携帯型に限らず記憶手段を備えていな
いのが一般的で、電話による通話音声はその場で通話が
終了したら終り、というのがこれまでの状況だった。し
たがって、伝えられた情報を失念したときは電話をかけ
直し、改めて相手に確かめることが必要である。通話記
録がすべて記憶蓄積され、管理されるシステムもないで
はない。例えば特開2000-67063号や特開2000-67064号と
して提示されてはいるが、苦情処理を想定したアナログ
音声通話の大がかりなシステムであって、一般普及用で
はない。重要な通話を行うときにテープレコーダーのよ
うな音声記録機器を接続して記録を残すことはあって
も、これも一般的な使用形態とはいえず、普及技術とし
ては留守番電話が実用されている程度である。そして、
この留守番電話機能は受信者が不在の場合の一時的な回
避手段としてのものである。ところが最近の技術の発展
により、小型で着脱可能な半導体メモリやハードディス
クが開発され、記憶装置の大容量化、小型化、低価格化
が進められた。これによって、パーソナルコンピュータ
(以下、パソコンと略称する。)は大量デジタルデータ
の蓄積・検索機能において飛躍的に向上した。また、近
年、音声のデジタルによる伝送、音声高品質圧縮技術が
発達し、前述のように記憶媒体の小型化・大容量化が実
現されたことによって、携帯電話機内に通話音声を長時
間蓄積することが可能になりつつある。因みに、4cm
四方サイズで64MBの容量を持つ着脱式メモリモジュー
ル「スマートメディア」、500円硬貨サイズで340
MBの容量を持つ着脱式ハードディスクモジュール「マ
イクロドライブ」という機器や、手の平に入るサイズで
半導体メモリーに4時間以上のデジタル録音ができると
いう機器が既に存在している。このような状況の中で、
どこででもデータの取得ができ、その取得データを例え
ば、音声アルバム、契約・約束事の記録、備忘録メモ
帳、デジタル画像アルバムといった形態でその大量で多
様な個人情報を記録し、編集し、検索し、表示が可能な
個人用の小型データ管理システムの実現が期待されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、通話
記録、メール、静止画像、動画像などのデジタルデータ
を記憶し、編集し、検索し、表示できる機能を有すると
共に、パソコンとのデータの授受が可能な機能を有する
ことによって、携帯電話機を用いた新規な個人用通話情
報管理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、携帯
電話機に内蔵される小型の記憶装置と、該記憶装置には
携帯電話で送受信する通話音声データを自分側か相手側
かを区別する識別情報が付加されて記録する手段と、送
受信された日時や着信時の電話番号通知によって識別可
能な発信者情報などの前記通話に関連するデータを記憶
する手段と、前記の記録された通話データを、指定され
た条件に従いリスト表示したり、日時、発信者などの検
索条件によって特定し抽出する機能を有する手段と、前
記記憶装置がデータでいっぱいとなった場合、古いデー
タから順番に自動的に削除し、空いた記憶領域に新しい
通話データを記録する機能と、ユーザの指定によって指
定された通話データを削除することもできる機能を有す
る手段と、前記記憶データをホーン及び表示画面に再生
する手段とを具備するようにした。請求項2の発明は、
通話データの他に、携帯電話機で送受信する電子メール
や、静止画像や、動画像や、インターネットを介してサ
ービスされるコンテンツを含むものを前記記憶装置に記
録するようにした。請求項3の発明である携帯電話機
は、音声認識機能を備え、音声データを音声認識して得
られたテキストデータを通話データに含み記録する手段
と、該テキストデータをキーワードキーとする検索手段
と、記憶された通話データを再生する際に音声の代わり
に若しくは音声データと同期して画面上に文字表示する
手段とを備えるようにした。請求項4の発明は、携帯電
話機とパーソナルコンピュータとのコンビネーションシ
ステムであって、携帯電話機とパーソナルコンピュータ
との間でデータの送受信を行う接続ケーブル、接続用コ
ネクタといった接続手段と、前記パーソナルコンピュー
タは既に取り込み済みのデータも含め、携帯電話から取
り込まれた全てのデータを記録・蓄積する機能と、該蓄
積データを携帯電話機と同様に指定された条件に従いリ
スト表示したり、日時、発信者などの検索条件によって
特定し抽出する機能と、ユーザの操作の下で通話データ
を編集・削除する機能と、前記記憶データを音声再生機
及びディスプレイ画面に再生する手段とを具備する。請
求項5の発明は、請求項4に記載の携帯電話機とパーソ
ナルコンピュータとのコンビネーションシステムであっ
て、携帯電話機とパーソナルコンピュータとの間でデー
タの送受信を行う接続手段は、両機に着脱可能なメモリ
やハードディスクなどの小型記憶装置を採用した。請求
項6の発明は、請求項4に記載の携帯電話機とパーソナ
ルコンピュータとのコンビネーションシステムであっ
て、携帯電話機とパーソナルコンピュータとの間でデー
タの送受信を行う接続手段は、赤外線や電波などの無線
通信インターフェイスによってアクセスしデータを取り
込むものである。請求項7の発明は、携帯電話機とコン
ビネーションで使用されるパーソナルコンピュータであ
って、音声認識機能を備え、音声データを音声認識して
得られたテキストデータを通話データに含み記録する手
段と、該テキストデータをキーワードキーとする検索手
段と、記憶された通話データを再生する際に音声の代わ
りに若しくは音声データと同期してディスプレイ画面上
に文字表示する手段とを備えた。請求項8の発明は、携
帯電話機とコンビネーションで使用されるパーソナルコ
ンピュータであって、電話回線やインターネットを通じ
て携帯電話機にアクセスすることができる機能を備え、
記憶手段に蓄積された音声その他のデータを、指示に応
じて抽出し携帯電話機や、他のパーソナルコンピュータ
に電話回線やインターネットを通じて送信することがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、小型・大容量化が実現
されている近年のメモリの進歩に着目し、小型・大容量
のメモリを多様な機能が付加されている携帯電話機に備
えることで、さらに便利な個人用の通話情報管理装置の
実現を計ろうとする点に出発する。請求項1の発明は、
図1に示されるように携帯電話機1に内蔵される小型の
記憶装置2を備えるもので、該記憶装置には携帯電話で
送受信する通話音声データを自分側か相手側かを区別す
る識別情報を付加して記録する手段と、送受信形態で通
話された日時や発信者情報などの前記通話に関連するデ
ータを記憶する手段を備える。この発信者情報は着信時
の電話番号通知によって情報を取りこむことが可能であ
る。また、本発明の携帯電話機はマイコンを備えてお
り、そのCPUによって前記記憶装置に記録された通話
データは、指定された条件に従いリスト表示したり、日
時、発信者などの検索条件によって特定し抽出すること
ができる。前記記憶装置がデータでいっぱいとなった場
合、古いデータから順番に自動的に削除し、空いた記憶
領域に新しい通話データを記録する機能を有すると共
に、ユーザの指定によって指定された通話データを適宜
削除することもできる。これにより新しくても重要で無
い通話情報を記憶蓄積することなく、限られた記憶容量
を有効に使用することが可能となる。前記記憶装置に記
憶されたデータを検索特定することにより、その音声情
報をホーンによって再生し、関連データを文字などによ
って携帯電話の表示画面に再生表示する手段とを具備す
るようにした。
【0007】請求項2の発明は、通話データの他に、携
帯電話機で送受信する電子メールや、静止画像や、動画
像や、インターネットを介してサービスされるコンテン
ツを含むものを前記記憶装置に記録するようにした。最
近の携帯電話機は古典的な電話機能に加え、上記のよう
な各種データの送受信が可能であることを踏まえ、この
発明は管理するデジタル情報にこれらを加えるものであ
る。請求項3の発明である携帯電話機は、音声認識機能
を備えることで、通話時の音声データを音声認識し、こ
れをテキストデータの形に変換して記憶する。そして、
得られたテキストデータをキーワード検索のキーとして
検索する手段と、記憶された通話データを再生する際に
音声再生する代わりに画面上に文字表示する機能を設け
た。または音声再生されるデータと同期して画面上に文
字で表示する機能を備えるようにした。請求項4の発明
は、パーソナルコンピュータとのコンビネーションによ
って携帯電話機として必然的な制約条件となる小型・小
容量の枠を越え、大記憶容量と大きな画面と高速処理と
いったシステムとしての高機能化をめざすものである。
すなわち、データの送受信を行う接続ケーブル、接続用
コネクタといった接続手段で携帯電話機とパーソナルコ
ンピュータとの間を接続し、前記パーソナルコンピュー
タは既に取り込み済みのデータも含め、携帯電話から取
り込まれた全てのデータを記録・蓄積する機能と、該蓄
積データを携帯電話機と同様に指定された条件に従いリ
スト表示したり、日時、発信者などの検索条件によって
特定し抽出する機能と、ユーザの操作の下で通話データ
を編集・削除する機能と、前記記憶データを音声再生機
及びディスプレイ画面に再生する手段とを具備してい
る。請求項5の発明は、請求項4に記載の携帯電話機と
パーソナルコンピュータとのコンビネーションシステム
の一形態であって、両機に着脱可能なメモリやハードデ
ィスクなどの小型記憶装置を介して携帯電話機とパーソ
ナルコンピュータとの間でデータの送受信を行う方式を
採用したものである。請求項6の発明もまた、請求項4
に記載の携帯電話機とパーソナルコンピュータとのコン
ビネーションシステムの一形態であって、携帯電話機と
パーソナルコンピュータとの間でデータの送受信を行う
接続手段は、物理的に直接接続することなく、赤外線や
電波等による無線通信インターフェイスによってデータ
の送受信を実行するものである。
【0008】請求項7の発明は、携帯電話機とコンビネ
ーションで使用されるパーソナルコンピュータであっ
て、パーソナルコンピュータに音声認識機能を備えさ
せ、通話時の音声データを音声認識してテキストデータ
に変換して記録するようにし、該記録されたテキストデ
ータをキーワード検索のキーとして検索できる機能と、
記憶された通話データを再生する際には音声再生に換え
てディスプレイ画面上に文字表示する機能、若しくは音
声再生されるデータと同期してディスプレイ画面上に文
字で表示する機能とを備えるようにした。請求項8の発
明もまた、携帯電話機とコンビネーションで使用される
パーソナルコンピュータであって、電話回線やインター
ネットを通じて携帯電話機にアクセスすることができる
機能を備えるものである。これによって記憶手段に蓄積
された音声その他のデータを、操作者の指示に応じてデ
ータを抽出し携帯電話機や、他のパーソナルコンピュー
タに該抽出データを電話回線やインターネットを通じて
送信することができる。
【0009】
【実施例1】本発明の一実施例を示す。この携帯電話機
1は図1に示すような小型の記憶装置2を内蔵してお
り、これまでの通話が通話日時とか通話相手といった関
連情報と共に記録されている。 適宜のキー操作により、「検索モード」に入り、検索
条件を指定する。「検索条件」としてまず日時指定が求
められるので、前日,前々日の該当キーを押すか若しく
は(9/27)といった形で日付を入力する。続いて
「検索条件」として発信者指定が求められる。この例で
は「鈴木研一」と入力して指定する。上記2つの条件を
設定し検索実行すると、図2に示したように該当する過
去の通話リストが携帯電話機の表示画面に表示される。
この表示画面は一例であって、表示情報・表示形式は取
扱可能な通話データや表示部の能力により異なったもの
となる。例えば、画像情報を含む場合には、画像アイコ
ンを表示しても良いし、位置情報が得られる場合には、
発信者や受話者のその時の位置(東京とか大阪とか横浜
市とか)を表示しても良い。後に操作者の編集によって
付加されたキーワードやアイコンなどを表示するように
しても良い。また、音声認識機能がある場合には、通話
から生成されたテキストの一部を表示する機能を備える
ようにし、更にはそのテキストに含まれる文字列をキー
として検索を実行する機能を付加することもできる。 提示された通話リストから所望のものを選択する。画
面に表示されたリスト上でカーソルを移動させて選択を
実行し、該当データの特定を行う。その際、表示された
情報のみではなく、選択カーソルが通話リストを指示し
た時にその通話音声データの先頭部分をスピーカから再
生するような機能を備えさせるとデータの内容確認がさ
らに確実に行えるようになる。 選択後確定すると、その通話音声データが再生され
る。例えば2番目の通話を選択すると、18:23に受
信した音声がスピーカから再生され、表示部には送付さ
れた静止画像が表示される。操作によって、音声の早回
し再生、巻戻し再生、相手の発言だけの再生、などが選
択実行できる。 このような使用方法によって、例えば目的地までの道順
の確認、待ち合わせ時間の確認、地図画像による位置の
確認、相手の服装の確認、などが可能となる。従来は、
通話内容を忘れてしまった場合、かけ直し再確認するな
どの方法を取るしかなかったが、本方法によれば、その
手間もなく、携帯電話機本体のみで通話内容の確認が実
行可能である。
【0010】
【実施例2】次に本発明の異なる実施例を示す。この実
施例の携帯電話機1は図3に示すような形態でパソコン
3とデータの授受を行う機能を有するものである。携帯
電話機1とパソコン3とを接続ケーブル4でつなぎ、携
帯電話機1の記憶装置2に格納された通話データをパソ
コン3の記憶装置に読み込む。既にパソコン3に格納さ
れている過去の通話データと、読み込んだデータの整合
をとり、再構成する。この際、重複する通話データは削
除されると共に、読み込んだ通話データはこれまでの通
話データと統合し、データベース管理に適した形に再構
成される。接続ケーブルと電源コードとが一体になって
いてワンタッチでセットできる「クレードル」を採用す
る。パソコン上で過去の通話データを呼び出す手順と動
作については、実施例1の携帯電話機上で実行したもの
と同様であるが、操作にパソコンのキーボードやマウス
や大画面ディスプレイを利用できることになるため、よ
り複雑な検索条件の指定、より大量の通話リスト表示、
通話データのより多くの識別情報の表示が容易に実現で
きる。パソコンの場合、ハードディスクを始め書き込み
可能なCDやDVDメディアの利用、増設の半導体メモ
リ等により大容量記憶装置をもつことができるので、携
帯電話内蔵の記憶装置と異なりさらに大量の過去の通話
データの管理・検索が容易に実現できる。また、演算装
置CPUも高速であるので、携帯電話機上で同じ作業を
行なうときと比べパソコン上でははるかに高速に処理が
できるし、所望の付加機能、例えば音声認識機能を搭載
することも容易となる。パソコンとの連携により、何年
間という長い期間にわたって、過去に通話された重要な
通話記録、例えば一生に一度の記念となるような、「プ
ロポーズ」とか「初めての出会いの言葉」とか「亡くな
った親しい人との最後の会話」とかを確実に記録・保存
し、何度でも再生して聞くことができる。しかもこの機
能は録音しようと構えて実行するのではなく、全て通常
使用の下で自動的に保存されデータベースの構築がなさ
れることが重要な意味を持つ。不意に発話されて、後で
重要なものとなる通話も逃すことなく記録することがで
きる。
【0011】
【実施例3】この実施例は大量の通話データを管理する
パソコン(データサーバー)に、電話回線やインターネ
ットを通して携帯電話や他のパソコンからアクセスでき
るシステムを構築し、所望の通話データを携帯電話や他
のパソコンで取得利用することができるものであり、そ
の概念図を図4に示す。携帯電話機1と他のパソコン3
1、32については先の例に示したものと同じ構成でよい
が、携帯電話機1と他のパソコン31、32並びにデータサ
ーバー用のパソコン30と電話回線5とをつなぐそれぞれ
のインターフェイスと、データサーバー用のパソコン30
から通話データを送信する機能が必要である。
【0012】過去の大量の通話データが自宅等に設置し
たパソコン(データサーバー)30に利用可能な形で蓄積
されている。これは先の実施例と同様の状態と考えてよ
い。所持している携帯電話機1で、携帯電話機1に蓄積
された過去のある通話データを呼び出そうとした(実施
例1 の使い方)が、データが古くて削除されてしまって
いる場合など携帯電話機1に所望の通話データが蓄積さ
れていないとき、使用者は電話回線やインターネット5
を介してパソコン(データサーバー)30に接続する。そ
してデータサーバー30に蓄積された大量の通話データに
対して、携帯電話機1上から実施例1で行ったような検
索操作を行ない、所望の通話データを選択し、該データ
を同じ電話回線やインターネット5を介して携帯電話機
1に取り込み、該携帯電話機1上で再生させる。データ
サーバーであるパソコン30に接続できるこの関係は、他
のパソコン31、32との間でも他の家族等の携帯電話(図
示していない)との間でも、同等の機能を提供すること
ができる。この構成によれば、自らの携帯電話機1を介
して扱ったデータに限らず、パソコン30、31、32が取得
して蓄積してあるデータを取りこんで利用することも、
家族等の他の携帯電話機で受信したメッセージ等のデー
タをも共有することができる。パソコンにアクセスする
携帯電話機1には、通話データを蓄積する機能がなく、
自宅のパソコン3にアクセスして所望の通話データを検
索し読出し、そのデータを取得して該携帯電話機1で再
生をする機能があるだけでもよい。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明は、携帯電話機に内蔵さ
れる小型の記憶装置と、該記憶装置には携帯電話で送受
信する通話音声データを自分側か相手側かを区別する識
別情報が付加されて記録する手段と、送受信された日時
や着信時の電話番号通知によって識別可能な発信者情報
などの前記通話に関連するデータを記憶する手段と、前
記の記録された通話データを、指定された条件に従いリ
スト表示したり、日時、発信者などの検索条件によって
特定し抽出する機能を有する手段と、前記記憶データを
ホーン及び表示画面に再生する手段とを備えているの
で、失念した通話内容を改めて電話をかけ直すことなく
検索して再生することで対応できる。また、記憶装置が
データでいっぱいとなった場合、古いデータから順番に
自動的に削除し、空いた記憶領域に新しい通話データを
記録する機能と、ユーザの指定によって指定された通話
データを削除することもできる機能を有しているので、
携帯電話機に内蔵されるメモリの有効利用が図られる。
請求項2の発明は、携帯電話機で送受信する電子メール
や、静止画像や、動画像や、インターネットを介してサ
ービスされるコンテンツを前記記憶装置に記録できるも
のであるから、通話データの他に画像や書類など確認で
きるデータの幅が広くなる。請求項3の発明である携帯
電話機は、音声認識機能を備え、音声データを音声認識
して得られたテキストデータを通話データに含み記録す
る手段と、該テキストデータをキーワードキーとする検
索手段と、記憶された通話データを再生する際に音声の
代わりに若しくは音声データと同期して画面上に文字表
示する手段とを備えているので、通話内容からキーワー
ドを拾って検索したり、音声情報を文字表示することが
できる。
【0014】請求項4の発明は、携帯電話機とパーソナ
ルコンピュータとの間でデータの送受信を行う接続手段
と、前記パーソナルコンピュータは既に取り込み済みの
データも含め、携帯電話から取り込まれた全てのデータ
を記録・蓄積する機能と、該蓄積データを携帯電話機と
同様に指定された条件に従いリスト表示したり、日時、
発信者などの検索条件によって特定し抽出する機能と、
ユーザの操作の下で通話データを編集・削除する機能
と、前記記憶データを音声再生機及びディスプレイ画面
に再生する手段とを具備するものであるから、携帯電話
機上で扱える情報の量に制限されず多量の情報のデータ
ベースを用いた作業が可能となる。請求項5の発明は、
携帯電話機とパーソナルコンピュータとの間でデータの
送受信を行う接続手段として両機に着脱可能なメモリや
ハードディスクなどの小型記憶装置を採用したので、両
機を直接接続する必要が無くなり、この小型記憶装置を
届けることで情報の送受信ができる。請求項6の発明
は、携帯電話機とパーソナルコンピュータとの間でデー
タの送受信を行う接続手段として赤外線や電波などの無
線通信インターフェイスによってアクセスしデータを取
り込むものであるから、両機を直接接続する必要が無く
無線通信が可能な範囲で情報の送受信ができる。請求項
7の発明は、音声認識機能を備え、音声データを音声認
識して得られたテキストデータを通話データに含み記録
する手段と、該テキストデータをキーワードキーとする
検索手段と、記憶された通話データを再生する際に音声
の代わりに若しくは音声データと同期してディスプレイ
画面上に文字表示する手段とを備えたパソコンであるの
で、請求項3の発明と同じ機能を記憶容量、表示画面、
検索機能において数段優れた環境のパソコン上で実行す
ることができる。請求項8の発明は、電話回線やインタ
ーネットを通じて携帯電話機にアクセスすることができ
る機能を備えているので、記憶手段に蓄積された音声そ
の他のデータを、指示に応じて抽出し携帯電話機や、他
のパーソナルコンピュータに電話回線やインターネット
を通じて送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 小型の記憶装置を内蔵する本発明の携帯電話
機を示す図である。
【図2】 本発明の画像表示の例を示す図である。
【図3】 携帯電話機とパソコンとのコンビネーション
形態を示す図である。
【図4】 通信ネットワークを介在させた本発明のシス
テム形態を示す図である。
【符号の説明】
1 形態電話機 4 接続ケーブル 2 小型記憶装置 5 通信網(電話回
線,インターネット) 3(30、31、32、) パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 FF22 KK07 MM03 5K036 AA07 BB01 DD11 DD43 JJ13 KK17 5K051 AA08 BB02 CC07 DD15 EE02 5K067 AA34 BB04 BB21 FF02 FF23 GG01 GG11 HH05 HH23 HH24 KK15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話機に内蔵される小型の記憶装置
    と、該記憶装置には携帯電話で送受信する通話音声デー
    タを自分側か相手側かを区別する識別情報が付加されて
    記録する手段と、送受信された日時や着信時の電話番号
    通知によって識別可能な発信者情報などの前記通話に関
    連するデータを記憶する手段と、前記の記録された通話
    データを、指定された条件に従いリスト表示したり、日
    時、発信者などの検索条件によって特定し抽出する機能
    を有する手段と、前記記憶装置がデータでいっぱいとな
    った場合、古いデータから順番に自動的に削除し、空い
    た記憶領域に新しい通話データを記録する機能と、ユー
    ザの指定によって指定された通話データを削除すること
    もできる機能を有する手段と、前記記憶データをホーン
    及び表示画面に再生する手段とを具備したものであっ
    て、 ボタン、ダイヤル、画面のタッチパネル指示、音声コマ
    ンドによる指示等の携帯電話機上の操作によって所望の
    音声データを呼び出し、再生することができることを特
    徴とする携帯電話機を用いた個人用通話情報管理装置。
  2. 【請求項2】前記記憶装置に記録するものは、通話デー
    タの他に、携帯電話機で送受信する電子メールや、静止
    画像や、動画像や、インターネットを介してサービスさ
    れるコンテンツを含むものである請求項1に記載の個人
    用通話情報管理装置。
  3. 【請求項3】前記携帯電話機は音声認識機能を備え、音
    声データを音声認識して得られたテキストデータを通話
    データに含み記録する手段と、該テキストデータをキー
    ワードキーとする検索手段と、記憶された通話データを
    再生する際に音声の代わりに若しくは音声データと同期
    して画面上に文字表示する手段とを備えた請求項1また
    は2に記載の個人用通話情報管理装置。
  4. 【請求項4】携帯電話機とパーソナルコンピュータとの
    間でデータの送受信を行う接続ケーブル、接続用コネク
    タといった接続手段と、前記パーソナルコンピュータは
    既に取り込み済みのデータも含め、携帯電話から取り込
    まれた全てのデータを記録・蓄積する機能と、該蓄積デ
    ータを携帯電話機と同様に指定された条件に従いリスト
    表示したり、日時、発信者などの検索条件によって特定
    し抽出する機能と、ユーザの操作の下で通話データを編
    集・削除する機能と、前記記憶データを音声再生機及び
    ディスプレイ画面に再生する手段とを具備することによ
    り、 大量の蓄積データを指定された条件に従いリスト表示し
    たり、分類・検索条件の指定に従い所望のデータを取り
    出すことができる携帯電話機とパーソナルコンピュータ
    とを用いた個人用通話情報管理装置。
  5. 【請求項5】携帯電話機とパーソナルコンピュータとの
    間でデータの送受信を行う接続手段は、両機に着脱可能
    なメモリやハードディスクなどの小型記憶装置である請
    求項4に記載の個人用通話情報管理装置。
  6. 【請求項6】携帯電話機とパーソナルコンピュータとの
    間でデータの送受信を行う接続手段は、赤外線や電波な
    どの無線通信インターフェイスによってアクセスしデー
    タを取り込むものである請求項4に記載の個人用通話情
    報管理装置。
  7. 【請求項7】音声認識機能を備え、音声データを音声認
    識して得られたテキストデータを通話データに含み記録
    する手段と、該テキストデータをキーワードキーとする
    検索手段と、記憶された通話データを再生する際に音声
    の代わりに若しくは音声データと同期してディスプレイ
    画面上に文字表示する手段とを備えた携帯電話機とコン
    ビネーションで使用されるパーソナルコンピュータであ
    る個人用通話情報管理装置。
  8. 【請求項8】電話回線やインターネットを通じて携帯電
    話機にアクセスすることができる機能を備え、記憶手段
    に蓄積された音声その他のデータを、指示に応じて抽出
    し携帯電話機や、他のパーソナルコンピュータに電話回
    線やインターネットを通じて送信することができる請求
    項7に記載の個人用通話情報管理装置。
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