JP2002261641A - ドップラー周波数補償方式、移動体通信システム、送信方式、受信方式 - Google Patents

ドップラー周波数補償方式、移動体通信システム、送信方式、受信方式

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JP2002261641A
JP2002261641A JP2001061741A JP2001061741A JP2002261641A JP 2002261641 A JP2002261641 A JP 2002261641A JP 2001061741 A JP2001061741 A JP 2001061741A JP 2001061741 A JP2001061741 A JP 2001061741A JP 2002261641 A JP2002261641 A JP 2002261641A
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doppler frequency
pilot signal
unit
modulated
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Application number
JP2001061741A
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English (en)
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Satoru Hoshina
悟 星名
Satoshi Shimizu
聡 清水
Kiyohito Tokuda
清仁 徳田
Hiroshi Harada
博司 原田
Masayuki Fujise
雅行 藤瀬
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Communications Research Laboratory
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Communications Research Laboratory
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調信号が受けたドップラー周波数偏移を補
償することにより、ビット誤り率の向上を図り得るドッ
プラー周波数補償方式、移動体通信システム、送信方式
及び受信方式を提供する。 【解決手段】 ドップラー周波数補償方式において、路
側に設置された無線基地局が移動局に対し変調波と共に
パイロットキャリアを送信するパイロットキャリア送信
手段と、移動局は前記無線基地局が送信したパイロット
キャリアからドップラー周波数偏移量の差と電力比を推
定するドップラー周波数推定手段114と、推定したド
ップラー周波数偏移量の差と電力比から変調波が受けた
ドップラー周波数偏移を補償するドップラー周波数偏移
補償手段115、116とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路車間移動通信に
おいて、変調信号とともにパイロットキャリアを送信
し、ドップラー周波数偏移を受けたパイロットキャリア
からドップラー周波数偏移量を推定し、変調信号が受け
たドップラー周波数補償方式、移動体通信システム、送
信方式及び受信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
文献名:「テキストブック 無線通信機器」pp.17
8−181が挙げられる。その文献によれば、第178
頁〜第181頁において、スーパーヘテロダイン受信機
の構成とその特徴について開示されている。スーパーヘ
テロダイン方式は、希望波を増幅した後、中間周波数に
周波数変換し、検波、増幅するもので、感度、選択度及
び安定度が優れている。そのため受信機の構成としてス
ーパーヘテロダイン方式を採用するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の路車間通信システムの構成では、信号が受けた
ドップラー周波数偏移の影響を除去できないため、通信
品質に劣化が生じるという問題がある。
【0004】路車間通信システムの構成例を図4に示
す。この路車間通信システムは、光信号と無線信号との
間の変換機能のみをもつ複数の無線基地局(Radio
Base Station:RBS)が路側に設置さ
れ、各RBSは光ファイバ無線通信技術(Radio
on Fiber:ROF)を用いて制御局(Cont
rol Station:CS)と接続されている。同
一のCSと接続されている各RBSは同一のミリ波帯無
線信号を伝送し、そのRBSからの信号により仮想的に
大ゾーンセルを構築することで、ミリ波帯を用いた場合
においてもITS路車間移動通信が可能となる。
【0005】図4に示した構成の路車間通信システムで
は、CSを同じくするRBSからは同一周波数の信号が
送信されるために隣接するRBSから送信される同一周
波数の無線信号は干渉を起こす。ここで、車両が隣接セ
ルとの境界領域を通過する際、2つのアンテナに対する
角度が異なるために、各々のアンテナから異なるドップ
ラー周波数偏移を受けた信号を受信する。このため隣接
セルとの境界領域では、ドップラー周波数偏移を受けた
信号による干渉が生じ、通信品質に劣化が生じてしま
う。
【0006】本発明は、上記問題点を除去し、変調信号
が受けたドップラー周波数偏移を補償することによりビ
ット誤り率の向上を図り得るドップラー周波数補償方
式、移動体通信システム、送信方式及び受信方式を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕変調信号生成部とパイロット信号生成部及び変調
信号送信手段、パイロット信号送信手段を有する送信系
と、受信アンテナ部、変調信号受信手段、パイロット信
号受信手段、ドップラー周波数推定部、ドップラー周波
数補償部を有する受信系と、を備えるドップラー周波数
補償方式であって、(a)前記変調信号生成部は、伝送
すべき情報信号を無線伝送するために必要な変調方式に
よって変調が施された信号を生成し、前記パイロット信
号生成部は送受信共に既知で変調信号と異なる周波数を
もつパイロット信号を生成し、前記変調信号送信手段、
及び前記パイロット信号送信手段は、前記変調信号生成
部、及び前記パイロット信号生成部で生成された変調
波、及びパイロット信号を、1つもしくは複数の空中線
前段の帯域通過フィルタ及び1本もしくは複数の空中線
を介して送信し、(b)前記受信アンテナ部では、前記
送信系より送信された信号を1本もしくは複数のアンテ
ナを用いて受信し、前記変調信号受信手段、及び前記パ
イロット信号受信手段は、受信した信号の中から、それ
ぞれドップラー周波数によって位相、振幅、周波数変動
及び複数の空中線より送信された場合は到来時間差があ
る変調信号、及びパイロット信号をそれぞれ抽出し、前
記ドップラー周波数推定部では前記パイロット信号受信
手段によって受信されたパイロット信号と既知のパイロ
ット信号とを比較することによってドップラー周波数に
よって変動した送信信号の位相、振幅、周波数、及び、
複数の空中線で送信された場合は各信号の到来時間差の
少なくともひとつを推定し、前記ドップラー周波数補償
部では前記ドップラー周波数推定部で推定された位相、
振幅、周波数変動値を用いて、前記変調信号受信手段で
受信された変調信号が受けたドップラー周波数偏移の補
償を行うことを特徴とする。
【0008】〔2〕上記〔1〕記載のドップラー周波数
補償方式において、前記パイロット信号は無変調波(キ
ャリア信号)であることを特徴とする。
【0009】〔3〕上記〔1〕記載のドップラー周波数
補償方式において、前記パイロット信号は、M系列を変
調した信号であることを特徴とする。
【0010】〔4〕上記〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載
のドップラー周波数補償方式において、前記パイロット
信号送信手段及び前記変調信号送信手段は、それぞれ同
一の空中線、及び同一空中線前段の帯域通過フィルタを
有し、パイロット信号と変調信号をそれぞれ合成して送
信されることを特徴とする。
【0011】〔5〕上記〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載
のドップラー周波数補償方式において、前記パイロット
信号送信手段及び前記変調信号送信手段は、それぞれ別
々の空中線、及び別々の空中線前段の帯域通過フィルタ
を有し、パイロット信号と、変調信号は別々に送信され
ることを特徴とする。
【0012】〔6〕上記〔4〕記載のドップラー周波数
補償方式において、前記変調信号送信手段、及び前記パ
イロット信号送信手段は、前記変調信号生成部、及び前
記パイロット信号生成部で生成された変調波、及びパイ
ロット信号が合成された信号を複数の空中線を介して送
信し、前記ドップラー周波数推定部は、前記パイロット
信号受信手段によって受信された複数の空中線から送信
され、異なる位相、振幅、周波数変動、到来時間差があ
る複数のパイロット信号からなる受信パイロット信号を
二乗し、帯域通過フィルタを通過させることによってド
ップラー周波数偏移量の差と電力比を推定するように
し、前記ドップラー周波数偏移補償部は、前記ドップラ
ー周波数推定部で推定されたドップラー周波数偏移量の
差と電力比を用いて、前記変調信号受信手段で受信され
た複数の空中線から送信され、異なる位相、振幅及び周
波数変動をもつ変調信号に対して、所定の周波数変換
と、所定の加算を繰り返した後、帯域通過フィルタを通
過させ、ドップラー周波数成分を取り除くようにしたこ
とを特徴とする。
【0013】〔7〕上記〔5〕記載のドップラー周波数
補償方式において、前記変調信号送信手段、及び前記パ
イロット信号送信手段は、前記変調信号生成部、及び前
記パイロット信号生成部で生成された変調波、及びパイ
ロット信号をそれぞれ別々でかつそれぞれは複数からな
る空中線を介して送信し、前記ドップラー周波数推定部
は、前記パイロット信号受信手段によって受信された複
数の空中線から送信され、異なる位相、振幅、周波数変
動、到来時間差がある複数のパイロット信号からなる受
信パイロット信号を二乗し、帯域通過フィルタを通過さ
せることによってドップラー周波数偏移量の差と電力比
を推定するようにし、前記ドップラー周波数偏移補償部
は、前記ドップラー周波数推定部で推定されたドップラ
ー周波数偏移量の差と電力比を用いて、前記変調信号受
信手段で受信された複数の空中線から送信され、異なる
位相、振幅及び周波数変動を持つ変調信号に対して、所
定の周波数変換と、所定の加算を繰り返した後、帯域通
過フィルタを通過させ、ドップラー周波数成分を取り除
くようにしたことを特徴とする。
【0014】〔8〕移動体通信システムであって、上記
〔1〕から〔7〕のいずれか1項記載の前記送信系のう
ち、変調信号生成部とパイロット信号生成部とを制御局
に配備し、変調信号送信手段、パイロット信号送信手段
を移動体が移動する経路上に設置された基地局に複数配
備し、複数の基地局と制御局との間は光ファイバ無線伝
送方式により接続し、前記受信系を道路側を移動する移
動体に配備し、上記〔6〕又は〔7〕に記載のドップラ
ー周波数補償方式を用いて制御局から移動体に対して情
報の配信を行う。
【0015】
〔9〕変調信号生成部とパイロット信号生
成部及び変調信号送信手段、パイロット信号送信手段
と、を備える送信方式であって、前記変調信号生成部
は、伝送すべき情報信号を無線伝送するために必要な変
調方式によって変調が施された信号を生成し、前記パイ
ロット信号生成部は送受信共に既知で変調信号と異なる
周波数をもつパイロット信号を生成し、前記変調信号送
信手段、及び前記パイロット信号送信手段は、前記変調
信号生成部、及び前記パイロット信号生成部で生成され
た変調波、及びパイロット信号を、1つもしくは複数の
空中線前段の帯域通過フィルタ及び1本もしくは複数の
空中線を介して送信することを特徴とする。
【0016】〔10〕送信方式であって、上記〔1〕か
ら〔7〕のいずれか1項記載の前記送信系のうち、変調
信号生成部とパイロット信号生成部とを制御局に配備
し、変調信号送信手段、パイロット信号送信手段を移動
体が移動する経路上に設置された基地局に複数配備し、
複数の基地局と制御局との間は光ファイバ無線伝送方式
により接続し、前記変調信号生成部とパイロット信号生
成部において生成した変調信号とパイロット信号を光フ
ァイバ無線伝送方式により複数の基地局に伝送し、各基
地局では1つもしくは複数の空中線前段の帯域通過フィ
ルタ及び1本もしくは複数の空中線を介して、基地局に
伝送された変調信号とパイロット信号とを送信すること
を特徴とする。
【0017】〔11〕受信アンテナ部、変調信号受信手
段、パイロット信号受信手段、ドップラー周波数推定
部、ドップラー周波数補償部と、を備え、周波数軸上で
多重された伝送すべき情報信号を無線伝送するために必
要な変調方式によって変調が施された信号と送受信共に
既知で変調信号と異なる周波数をもつパイロット信号を
受信する受信方式であって、前記受信アンテナ部では、
送信された信号を1本もしくは複数のアンテナを用いて
受信し、前記変調信号受信手段、及び前記パイロット信
号受信手段は、受信した信号の中から、それぞれドップ
ラー周波数によって位相、振幅、周波数変動及び複数の
空中線より送信された場合は到来時間差がある変調信
号、及びパイロット信号をそれぞれ抽出し、前記ドップ
ラー周波数推定部では前記パイロット信号受信手段によ
って受信されたパイロット信号と既知のパイロット信号
とを比較することによってドップラー周波数によって変
動した送信信号の位相、振幅、周波数、及び、複数の空
中線で送信された場合は各信号の到来時間差の少なくと
もひとつを推定し、前記ドップラー周波数補償部では前
記ドップラー周波数推定部で推定された位相、振幅、周
波数変動値を用いて、前記変調信号受信手段で受信され
た変調信号が受けたドップラー周波数偏移の補償を行う
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の実施例を示す路車間通信シ
ステムの構成図である。
【0020】まず、はじめに送信側の構成について説明
する。
【0021】そこで、ベースバンド信号が波形整形フィ
ルタ(RROF)101に入力され、波形整形フィルタ
101の出力がミキサ102に入力される。ミキサ10
2には、中間周波数局部発振器(IF−LO)106の
出力も入力される。ミキサ102の出力は、帯域通過フ
ィルタ(BPF)103に入力される。帯域通過フィル
タ103の出力はミキサ104に入力される。このミキ
サ104には、無線周波数局部発振器(RF−LO)1
07の出力が入力される。このミキサ104の出力は、
帯域通過フィルタ105に入力される。帯域通過フィル
タ105の出力は空中線108に入力する。そして、空
中線108から信号が出力される。
【0022】次に、受信側の構成について説明する。
【0023】空中線110で受信した信号は、分波器1
11へ入力される。分波器111の出力は、通過帯域が
相異なる帯域通過フィルタ(BPF)112,113に
それぞれ入力される。帯域通過フィルタ112の出力
は、ドップラー周波数偏移補償部115に入力される。
帯域通過フィルタ113の出力は、ドップラー周波数推
定部114とドップラー周波数偏移補償部116に入力
される。ドップラー周波数推定部114の出力は、ドッ
プラー周波数偏移補償部115,116にそれぞれ入力
される。ドップラー周波数偏移補償部115の出力はミ
キサ117に入力される。また、ミキサ117にはドッ
プラー周波数偏移補償部116の出力も入力される。ミ
キサ117の出力は帯域通過フィルタ(BPF)118
に入力される。帯域通過フィルタ118の出力は、ミキ
サ119に入力される。ミキサ119には中間周波数局
部発振器(IF−LO)121の出力も入力される。ミ
キサ119の出力は、波形整形フィルタ(RROF)1
20に入力される。波形整形フィルタ120の出力は再
生されたベースバンド信号である。
【0024】以下、この装置の動作について説明する。
【0025】まず、はじめに送信側の動作について説明
する。
【0026】ベースバンド信号が波形整形フィルタ10
1に入力され、波形整形された信号が出力される。波形
整形された信号は、ミキサ102に入力される。ミキサ
102にはまた、中間周波数局部発振器106で発振さ
れた、周波数がfIFである正弦波も入力される。ミキサ
102の出力は、前記波形整形されたベースバンド信号
と前記中間周波数局部発振器106で発振された周波数
がfIFである正弦波の積であり、帯域通過フィルタ10
3に入力される。帯域通過フィルタ103の出力は、入
力された信号を中間周波数帯に帯域制限した信号であ
り、ミキサ104に入力される。ミキサ104には、ま
た無線周波数局部発振器107で発振された、周波数が
RFである正弦波が入力される。ミキサ104の出力
は、前記帯域通過フィルタ103で帯域制限された中間
周波数帯域信号と前記無線周波数局部発振器107で発
振された周波数がfRFである正弦波の積であり、帯域通
過フィルタ105に入力される。帯域通過フィルタ10
5では入力信号を無線周波数帯域に制限した信号を空中
線108に出力する。ここで、帯域通過フィルタ105
の通過域は、無線周波数局部発振器107で発振された
正弦波も通過するように設定する。あるいは、帯域通過
フィルタ105の通過域は無線周波数帯域の変調信号の
みを通過させる帯域とし、別途、無線周波数局部発振器
107で発振された正弦波を送信してもよい。
【0027】ここで、s(t)を複素包絡線、fIFを中
間周波数、fRFを無線周波数、Re{…}を実部とする
と、空中線108から送信される無線周波数帯の信号S
は、下式で表せる。
【0028】S=Re{s(t)exp〔j2π(fIF
+fRF)t〕+exp(j2πfRFt)} この信号Sがドップラー周波数偏移を受けた信号S
d は、ドップラー周波数をfD 、信号Sの電力に対する
信号Sd の電力比をα、信号Sに対する信号Sd の時間
遅延をτとすると、下式で表せる。
【0029】Sd =Re[ {s(t+τ)exp〔j2
π(fIF+fRF)(t+τ)〕+exp〔j2πf
RF(t+τ)〕}αexpj2πfD (t+τ)] したがって、空中線110で受信する信号は、S+SD
となる。
【0030】以下では、τ=0の場合について説明す
る。
【0031】次に、受信側の構成について説明する。
【0032】空中線110で受信した信号は、分波器1
11で分波され、通過帯域が相異なる帯域通過フィルタ
112、113に入力される。ここで、帯域通過フィル
タ112は前記空中線110で受信した信号の変調波成
分のみを通過させ、帯域通過フィルタ113は前記空中
線110で受信した信号のパイロットキャリア成分のみ
を通過させる。したがって、帯域通過フィルタ112の
出力Aは、 A=Re{s(t)exp〔j2π(fIF+fRF)t〕
(1+αexpj2πfD t)} であり、帯域通過フィルタ113の出力Bは、 B=Re〔exp(j2πfRFt)(1+αexpj2
πfD t)〕である。
【0033】帯域通過フィルタ112の出力Aは、ドッ
プラー周波数偏移補償部115に入力される。帯域通過
フィルタ113の出力Bは、ドップラー周波数推定部1
14とドップラー周波数偏移補償部116に入力され
る。ドップラー周波数推定部114では、入力された信
号Bを二乗し、帯域通過フィルタでドップラー周波数成
分を取り出す。したがって、ドップラー周波数推定部1
14の出力Cは、 C=Re〔αexp(j2πfD t)〕 となる。
【0034】また、ドップラー周波数偏移補償部11
5,116の構成を図2に示す。この図において、20
0はドップラー周波数偏移補償部、211,221,2
31はミキサ部、212は反転回路、213,223,
233は加算器、222,232は二乗器、SINは信
号、CA はキャリア信号、SOUT は出力信号である。
【0035】ドップラー周波数推定部114の出力Cを
反転回路212で反転した信号と帯域通過フィルタ11
2の出力Aをミキサ211で乗積し、Y1 を出力する。
【0036】 Y1 =Re(−AC)=Re〔−Aαexp(j2πfD t)〕 =Re{−s(t)exp〔j2π(fIF+fRF)t〕 〔αexp(j2πfD t)+α2 exp(j4πfD t)〕} 加算器213において、ミキサ211の出力Y1 と帯域
通過フィルタ112の出力を加算し、信号X1 を出力す
る。
【0037】 X1 =A+Y1 =Re{s(t)exp〔j2π(fIF+fRF)t〕 〔1−α2 exp(j4πfD t)〕} ミキサ221では、ドップラー周波数推定部114の出
力Cを二乗器222で二乗した信号C2 と、加算器21
3の出力X1 を乗算し、Y2 を出力する。
【0038】 Y2 =Re〔X1 α2 exp(j22 πfD t)〕 加算器223において、加算器213の出力X1 とミキ
サ221の出力Y2 を加算し、信号X2 を出力する。
【0039】 X2 =X1 +Y2 =Re{s(t)exp〔j2π(fIF+fRF)t〕 (1−α4 exp(j23 πfD t)} 以後、同様に n≧2のとき
【0040】
【数1】
【0041】ここで、演算を繰り返し2n D が信号の
帯域幅Bより大きくなった後、つまり、n>log
2 (B/fD )回この演算を繰り返し、ドップラーシフ
トした成分をフィルタで除去した信号Re{s(t)e
xp〔j2π(fIF+fRF)t〕}をドップラー周波数
偏移補償部115の出力とする。ドップラー周波数偏移
補償部116においても、2つの入力信号に対し上記の
演算を施し、ドップラーシフトした成分をフィルタで除
去した信号Re〔s(t)exp(j2πfRFt)〕を
ドップラー周波数偏移補償部116の出力とする。
【0042】ドップラー周波数偏移補償部115の出力
Re{s(t)exp〔j2π(f IF+fRF)t〕}
は、ミキサ117に入力される。またミキサ117には
ドップラー周波数偏移補償部116の出力Re〔s
(t)exp(j2πfRFt)〕も入力される。ミキサ
117の出力は帯域通過フィルタ118に入力され、中
間周波数帯域に帯域制限されて、帯域通過フィルタ11
8の出力Re〔s(t)exp(j2πfIFt)〕とな
る。帯域通過フィルタ118の出力Re〔s(t)ex
p(j2πfIFt)〕は、ミキサ119に入力される。
ミキサ119には中間周波数局部発振器121で発振さ
れた周波数がfIFである正弦波Re〔exp(2πfIF
t)〕も入力される。ミキサ119の出力は、前記帯域
通過フィルタ118の出力Re〔s(t)exp(j2
πfIFt)〕と前記中間周波数局部発振器121で発振
された正弦波Re〔exp(2πfIFt)〕の積であ
り、波形整形フィルタ120に入力される。波形整形フ
ィルタ120の出力は再生されたベースバンド信号であ
る。
【0043】図3は計算機シミュレーションにより本発
明方式の改善効果を検証した結果を示す図である。
【0044】ここで、計算機シミュレーションの条件
は、搬送波周波数36.25GHz、パイロットキャリ
ア36.3GHz、シンボルレート5Msps、ドップ
ラー周波数偏移量1344.4Hz、変調方式QPSK
である。
【0045】図3から明らかなように、Eb/N0が1
3dB、電力比が−10dBの場合に、BER(ビット
誤り率)が3E−2から4E−5に改善されることがわ
かる。
【0046】このように、本発明によれば、変調信号と
ともに送信したパイロットキャリアから、ドップラー周
波数偏移量の差と、送信信号と送信信号がドップラー周
波数偏移した信号との電力比を推定し、変調信号が受け
たドップラー周波数偏移を補償することでビット誤り率
の改善が期待できる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よると、変調信号とともに送信したパイロットキャリア
から、ドップラー周波数偏移量の差と、送信信号と送信
信号がドップラー周波数偏移した信号との電力比を推定
し、変調信号が受けたドップラー周波数偏移を補償する
ことにより、ビット誤り率の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す路車間通信システムの構
成図である。
【図2】本発明の実施例を示すドップラー周波数偏移補
償部の構成を示す図である。
【図3】計算機シュミレーションによる本発明の効果の
検証図である。
【図4】路車間通信システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
101,120 波形整形フィルタ(RROF) 102,104,117,119 ミキサ 103,105,112,113,118 帯域通過
フィルタ(BPF) 106,121 中間周波数局部発振器(IF−L
O) 107 無線周波数局部発振器(RF−LO) 108,110 空中線 111 分波器 114 ドップラー周波数推定部 115,116,200 ドップラー周波数偏移補償
部 211,221,231 ミキサ部 212 反転回路 213,223,233 加算器 222,232 二乗器
フロントページの続き (72)発明者 清水 聡 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 徳田 清仁 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 原田 博司 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 総務省 通信総合研究所横須賀無線通信センター 内 (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 総務省 通信総合研究所横須賀無線通信センター 内 Fターム(参考) 5K060 BB00 BB07 CC04 DD04 HH08 HH14 5K061 AA11 BB12 CC00 CD03 5K067 AA23 BB05 DD46 DD57 EE02 EE10 EE16 EE23 EE34

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調信号生成部とパイロット信号生成部
    及び変調信号送信手段、パイロット信号送信手段を有す
    る送信系と、受信アンテナ部、変調信号受信手段、パイ
    ロット信号受信手段、ドップラー周波数推定部、ドップ
    ラー周波数補償部を有する受信系と、を備えるドップラ
    ー周波数補償方式であって、(a)前記変調信号生成部
    は、伝送すべき情報信号を無線伝送するために必要な変
    調方式によって変調が施された信号を生成し、前記パイ
    ロット信号生成部は送受信共に既知で変調信号と異なる
    周波数をもつパイロット信号を生成し、前記変調信号送
    信手段、及び前記パイロット信号送信手段は、前記変調
    信号生成部、及び前記パイロット信号生成部で生成され
    た変調波、及びパイロット信号を、1つもしくは複数の
    空中線前段の帯域通過フィルタ及び1本もしくは複数の
    空中線を介して送信し、(b)前記受信アンテナ部で
    は、前記送信系より送信された信号を1本もしくは複数
    のアンテナを用いて受信し、前記変調信号受信手段、及
    び前記パイロット信号受信手段は、受信した信号の中か
    ら、それぞれドップラー周波数によって位相、振幅、周
    波数変動及び複数の空中線より送信された場合は到来時
    間差がある変調信号、及びパイロット信号をそれぞれ抽
    出し、前記ドップラー周波数推定部では前記パイロット
    信号受信手段によって受信されたパイロット信号と既知
    のパイロット信号とを比較することによってドップラー
    周波数によって変動した送信信号の位相、振幅、周波
    数、及び、複数の空中線で送信された場合は各信号の到
    来時間差の少なくともひとつを推定し、前記ドップラー
    周波数補償部では前記ドップラー周波数推定部で推定さ
    れた位相、振幅、周波数変動値を用いて、前記変調信号
    受信手段で受信された変調信号が受けたドップラー周波
    数偏移の補償を行うことを特徴とするドップラー周波数
    補償方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドップラー周波数補償方
    式において、前記パイロット信号は無変調波(キャリア
    信号)であることを特徴とするドップラー周波数補償方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のドップラー周波数補償方
    式において、前記パイロット信号は、M系列を変調した
    信号であることを特徴とするドップラー周波数補償方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のドップラー周
    波数補償方式において、前記パイロット信号送信手段及
    び前記変調信号送信手段は、それぞれ同一の空中線、及
    び同一空中線前段の帯域通過フィルタを有し、パイロッ
    ト信号と変調信号をそれぞれ合成して送信されることを
    特徴とするドップラー周波数補償方式。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載のドップラー周
    波数補償方式において、前記パイロット信号送信手段及
    び前記変調信号送信手段は、それぞれ別々の空中線、及
    び別々の空中線前段の帯域通過フィルタを有し、パイロ
    ット信号と、変調信号は別々に送信されることを特徴と
    するドップラー周波数補償方式。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のドップラー周波数補償方
    式において、前記変調信号送信手段、及び前記パイロッ
    ト信号送信手段は、前記変調信号生成部、及び前記パイ
    ロット信号生成部で生成された変調波、及びパイロット
    信号が合成された信号を複数の空中線を介して送信し、
    前記ドップラー周波数推定部は、前記パイロット信号受
    信手段によって受信された複数の空中線から送信され、
    異なる位相、振幅、周波数変動、到来時間差がある複数
    のパイロット信号からなる受信パイロット信号を二乗
    し、帯域通過フィルタを通過させることによってドップ
    ラー周波数偏移量の差と電力比を推定するようにし、前
    記ドップラー周波数偏移補償部は、前記ドップラー周波
    数推定部で推定されたドップラー周波数偏移量の差と電
    力比を用いて、前記変調信号受信手段で受信された複数
    の空中線から送信され、異なる位相、振幅及び周波数変
    動をもつ変調信号に対して、所定の周波数変換と、所定
    の加算を繰り返した後、帯域通過フィルタを通過させ、
    ドップラー周波数成分を取り除くようにしたことを特徴
    とするドップラー周波数補償方式。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のドップラー周波数補償方
    式において、前記変調信号送信手段、及び前記パイロッ
    ト信号送信手段は、前記変調信号生成部、及び前記パイ
    ロット信号生成部で生成された変調波、及びパイロット
    信号をそれぞれ別々でかつそれぞれは複数からなる空中
    線を介して送信し、前記ドップラー周波数推定部は、前
    記パイロット信号受信手段によって受信された複数の空
    中線から送信され、異なる位相、振幅、周波数変動、到
    来時間差がある複数のパイロット信号からなる受信パイ
    ロット信号を二乗し、帯域通過フィルタを通過させるこ
    とによってドップラー周波数偏移量の差と電力比を推定
    するようにし、前記ドップラー周波数偏移補償部は、前
    記ドップラー周波数推定部で推定されたドップラー周波
    数偏移量の差と電力比を用いて、前記変調信号受信手段
    で受信された複数の空中線から送信され、異なる位相、
    振幅及び周波数変動を持つ変調信号に対して、所定の周
    波数変換と、所定の加算を繰り返した後、帯域通過フィ
    ルタを通過させ、ドップラー周波数成分を取り除くよう
    にしたことを特徴とするドップラー周波数補償方式。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項記載の前
    記送信系のうち、変調信号生成部とパイロット信号生成
    部とを制御局に配備し、変調信号送信手段、パイロット
    信号送信手段を移動体が移動する経路上に設置された基
    地局に複数配備し、複数の基地局と制御局との間は光フ
    ァイバ無線伝送方式により接続し、前記受信系を道路側
    を移動する移動体に配備し、請求項6又は7に記載のド
    ップラー周波数補償方式を用いて制御局から移動体に対
    して情報の配信を行う移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 変調信号生成部とパイロット信号生成部
    及び変調信号送信手段、パイロット信号送信手段と、を
    備える送信方式であって、前記変調信号生成部は、伝送
    すべき情報信号を無線伝送するために必要な変調方式に
    よって変調が施された信号を生成し、前記パイロット信
    号生成部は送受信共に既知で変調信号と異なる周波数を
    もつパイロット信号を生成し、前記変調信号送信手段、
    及び前記パイロット信号送信手段は、前記変調信号生成
    部、及び前記パイロット信号生成部で生成された変調
    波、及びパイロット信号を、1つもしくは複数の空中線
    前段の帯域通過フィルタ及び1本もしくは複数の空中線
    を介して送信することを特徴とする送信方式。
  10. 【請求項10】 請求項1から7のいずれか1項記載の
    前記送信系のうち、変調信号生成部とパイロット信号生
    成部とを制御局に配備し、変調信号送信手段、パイロッ
    ト信号送信手段を移動体が移動する経路上に設置された
    基地局に複数配備し、複数の基地局と制御局との間は光
    ファイバ無線伝送方式により接続し、前記変調信号生成
    部とパイロット信号生成部において生成した変調信号と
    パイロット信号を光ファイバ無線伝送方式により複数の
    基地局に伝送し、各基地局では1つもしくは複数の空中
    線前段の帯域通過フィルタ及び1本もしくは複数の空中
    線を介して、基地局に伝送された変調信号とパイロット
    信号とを送信することを特徴とする送信方式。
  11. 【請求項11】 受信アンテナ部、変調信号受信手段、
    パイロット信号受信手段、ドップラー周波数推定部、ド
    ップラー周波数補償部と、を備え、周波数軸上で多重さ
    れた伝送すべき情報信号を無線伝送するために必要な変
    調方式によって変調が施された信号と送受信共に既知で
    変調信号と異なる周波数をもつパイロット信号を受信す
    る受信方式であって、前記受信アンテナ部では、送信さ
    れた信号を1本もしくは複数のアンテナを用いて受信
    し、前記変調信号受信手段、及び前記パイロット信号受
    信手段は、受信した信号の中から、それぞれドップラー
    周波数によって位相、振幅、周波数変動及び複数の空中
    線より送信された場合は到来時間差がある変調信号、及
    びパイロット信号をそれぞれ抽出し、前記ドップラー周
    波数推定部では前記パイロット信号受信手段によって受
    信されたパイロット信号と既知のパイロット信号とを比
    較することによってドップラー周波数によって変動した
    送信信号の位相、振幅、周波数、及び、複数の空中線で
    送信された場合は各信号の到来時間差の少なくともひと
    つを推定し、前記ドップラー周波数補償部では前記ドッ
    プラー周波数推定部で推定された位相、振幅、周波数変
    動値を用いて、前記変調信号受信手段で受信された変調
    信号が受けたドップラー周波数偏移の補償を行うことを
    特徴とする受信方式。
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