JP2002260763A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002260763A
JP2002260763A JP2001388208A JP2001388208A JP2002260763A JP 2002260763 A JP2002260763 A JP 2002260763A JP 2001388208 A JP2001388208 A JP 2001388208A JP 2001388208 A JP2001388208 A JP 2001388208A JP 2002260763 A JP2002260763 A JP 2002260763A
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JP2001388208A
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John Boakes
ボークス ジョン
Simon Paul Vaitkevicius
ポール バイトケビシウス サイモン
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Nokia Oyj
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Nokia Oyj
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/22Contacts for co-operating by abutting
    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
    • H01R13/2442Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted with a single cantilevered beam
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4007Surface contacts, e.g. bumps
    • H05K3/4015Surface contacts, e.g. bumps using auxiliary conductive elements, e.g. pieces of metal foil, metallic spheres
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SIMカードとして好適な電子コネクタを提
供する。 【解決手段】 コネクタは対応する接合部分のコンタク
トに電子接続するためのコンタクトを支える基板を有す
る。電子コネクタのコンタクトは弾性的に変形可能な空
洞突起である。コネクタはスマートカードリーダーとし
て特別に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子コネクタに関
し、特に携帯電話機のSIMカードのような取外し可能
なデータカードのコネクタ用だけに限定されることな
く、SDやMMCカードなどの電子支払カードやデータ
記憶カードなどを含む取外し可能なデータカードのコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】種
々の基準の中で、GSM通信基準によって操作する携帯
電話機では、通信リンクがホストネットワークに設定さ
れる前にユーザはSIM(加入者識別モジュール)カー
ドを挿入する必要がある。SIMカードはいわゆるスマ
ートカード型で、特定のユーザ特有の情報を含む搭載型
の集積回路を有し、ユーザが通信ネットワークにアクセ
スすることを可能にする。SIMカードがない場合、携
帯電話機は一般的に予め設定された番号への緊急呼び出
しにのみしか使用することができない。
【0003】SIMカードは表面にいくつかの個別のコ
ンタクト部分を有する。これらの部分は内部で搭載型の
集積回路と接続するために、平らで導伝性を有する。そ
れぞれの部分は隣接部から絶縁されており、携帯電話機
などのホストデバイス部分を形成する適切なリーダーに
接触するようになっている。一般的に、ホストデバイス
のリーダーとカードとの接触はSIMカードのそれぞれ
の部分を接触させるために弾性的にバイアスされたばね
である金属コンタクトを使用すると効果がある。
【0004】SIMカードリーダーとしての使用に適切
なコネクタの例は図1に示されている。コネクタ100
は絶縁プラスチック素材で構成された本体部分110を
有する。本体部分はいくつかの電子コネクタを収納して
いる。本体部分の上面にはSIMカードの導伝性部分と
接触するように6つのばねのある電気コンタクト120
が配置されている。これらは回路基板上にコネクタ10
0を固定させるためのそれぞれのコンタクト130と電
気的に接続されるか、又は一体的に形成されるかどちら
かである。それぞれのコンタクト130は印刷回路基板
(PCB)上のトレースにハンダ付けされ、接続され
る。
【0005】SIMカードとコンタクト120との確実
な連結を確保するために、SIMカードのコンタクトと
コネクタ100のコンタクト120との間の接触が維持
されることを確保するため一定の圧力が必要となる。必
要とされるコンタクト圧力にはいくつかの方法が適用さ
れる。解決策の中にはSIMカードを固定させるための
キャリッジを必要とし、そのキャリッジはコネクタの上
部位置に固定されるものもある。しかし、簡単な解決方
法は図2(a)に示されており、図2(b)にはより詳細に
示されている。
【0006】図2(a)はNOKIA6210(登録商標)
の携帯電話機のSIMカードリーダーの画像を示し、図
2(b)はそのリーダーを詳細に図示したものである。図
2(b)のSIMカードリーダーはSIMカードを受ける
切り欠き部220を有する。切り欠き部の右下隅にはS
IMカードが片方向からのみ挿入されるような方位機能
200を有する。
【0007】SIMカードは突出部210の下に、その
左端部が位置するように挿入される。突出部210はカ
ードを左端部に沿って所定の場所に固着する。そのとき
カードの右端部は切り欠き部220へと下がり、コネク
タ100を覆う。SIMカードを所定の場所に固着させ
るため、滑りキャッチ230が左方向へ動かされ、突出
部210とキャッチ230との結合によってSIMカー
ドが所定の場所に固定される。
【0008】キャッチは単なる形状金属部分で、突出部
240によって画定された溝を移動して固着される。そ
こで接触が確保され、カードリーダーによって与えられ
た下方圧力がコネクタ100の弾性的なコンタクト12
0と接触してカードを保持する。SIMカードに加え
て、携帯型装置には他の取外し可能なメモリデバイスが
ますます使用されるようになってきている。これらの例
にはe-コマースやm-コマース(電子又は移動コマース)
用電子支払カードが含まれる。このようなシステムにお
いて、ユーザは購入品の代金を例えば銀行口座やクレジ
ットカード口座などからの引き落としを許可された電子
支払カードで支払うことができる。
【0009】さらに、デジタルカメラ機能、音楽再生機
能、ビデオ再生機能などのマルチメディア特性が携帯型
無線電話機にますます付加されるようになると、大量の
データを身近な場所で発生し、読み取らなければならな
くなる。ついには、高性能なデータ記憶装置が提供さ
れ、携帯型装置に取外し可能に接続されるようになるだ
ろう。例えば、カメラ機能を備えた携帯電話で写真を取
り、データ記憶カードにどのイメージを蓄えるか身近な
場所で選んだり、そのイメージを通信ネットワークを通
して他のユーザに送ったりすることが可能になるかもし
れない。例えば、そのイメージを身近な場所で蓄えれ
ば、ユーザはそのイメージデータを含むカードを取外
し、そのデータをカードから自分のパソコンに転送する
ことができる。
【0010】図1に示したコネクタの高さはおよそ2.
7mmである。SIMカード自体の高さは0.8mmであ
る。SIMカードリーダー用に保持手段を必要とした図
2(b)の滑りキャッチ230などと併せると、これらの
二つの寸法は全体の高さがおよそ5乃至6mmとなる。今
後携帯電話装置の小型化が進むと、必要とされ、上記に
記載されている一つまたはそれ以上の取外し可能なメモ
リデバイスをこれ以上収容することがますます困難にな
る。特に、コンタクト120が小さくなればなるほどダ
メージを受けやすくなるため、現在のコネクタのサイズ
を縮小することは一般的に実用的でない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、接合コネクタに連結され、接合コネクタの接合部分
上の対応コンタクトに電子連結するためのコンタクト
と、これを支持する基板を有し、電子コネクタのコンタ
クトが弾性的に変形可能な空洞突起である電子コネクタ
を提供する。コネクタは完全な多極コネクタが提供され
るようにいくつかのコンタクトを備えるのが有利であ
る。好ましくは、コネクタのコンタクトは一般的にドー
ム型で、例えば、空洞で、一般的に凸状の外部表面と凹
状の内部表面を有するのがよい。
【0012】コンタクトが取り付けられた基板は好まし
くは柔軟性のあるPCBであるが、硬いPCBも使用す
ることができる。基板は、好ましくは、コンタクトをホ
ストデバイス電子回路にさらに接続するためのトラッキ
ングを備えるのがよい。コンタクトは、好ましくは、適
切なハンダ付けや接着剤を使用して基板に取り付けられ
る。接合部分との確実な連結を確保するために、コネク
タは、好ましくは、電子コンタクトの接合部分をリーダ
ーと保持するための手段を含むのが良い。
【0013】確実に接触している接合部分を保持するた
めのこのような手段はコネクタが占める体積をそれほど
増加させないのが好ましい。適切な保持装置は単純な滑
りキャッチで、接合部分を所在位置に固定するように操
作可能であれば良い。コンタクトは所望の導伝力があ
り、弾性的な特性を有する金属部材からできているのが
好ましい。しかし、コンタクトが適切な導伝性部材で覆
われたプラスチック部材などの絶縁性材料で構成される
ことも可能である。望ましくは、コンタクトは関連した
回路に更に接続するため基板上の伝導性のあるトラック
に永久接続される。
【0014】有利な実施例において、コネクタは基板の
二つの対置する面のそれぞれに一つまたは複数のコンタ
クトを含んで構成されている。このように、コネクタは
同時に二つの接合部分を接触させるために使用されてい
る。このような構成による占有体積の増加は接合部分の
分離による占有体積に較べてほんのわずかであるという
利点がある。コネクタの有益な使用はスマートカードリ
ーダーとして使用することであり、このスマートカード
は一つまたはそれ以上の表面に平面的に配列されたコン
タクトを有する。本発明の恩恵を受けるスマートカード
の特有な型が、いわゆる携帯電話機で使われるSIMカ
ードである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明をよりよく理解してもらう
ために、また本発明の実施方法を理解してもらうために
例示としてのみ添付図面を参照して説明する。図3(a)
は本発明の実施の形態に従ったSIMカードリーダー3
00を示す。リーダーは導伝性トレース320が印刷さ
れた基板部材310を含む。導伝性トレースの部分に対
応する基板上にはコンタクトとして作動するいくつかの
導伝性の空洞ドーム330が取り付けられている。この
ドームは導伝性のある金属でできている。このドームの
代替構成物としては導伝層で覆われたプラスチック部材
がある。本実施の形態において、このドームは空洞の球
体の断面であり、半球よりもやや小さいと考えられる。
本実施の形態のドームは、通常、土台が円形で、くぼみ
がある。しかし、コンタクトは本発明の実施の形態によ
る機能のためにはドーム型である必要はない。
【0016】ドーム330の空洞は、確実な電気接続の
維持を確保するために必要な弾性を供えている。例えば
SIMカードが接続されるとき、ドームが力を加えられ
て押下されると、ドーム構造は弾性的に変形する。しか
し、力が取り除かれるとすぐにドーム構造は安定した平
衡状態に戻る。疲労の影響を最小限にするためにドーム
の寸法を選べば、何万というこのような操作が期待でき
る。
【0017】コンタクトは支持構造を必要としない自立
型で自己支持形であるとされている。これはコンタクト
に構造上の完全性を与えるために相対的にかさばった絶
縁物体110を必要とする図1の従来のコネクタとは対
照的である。コンタクトが短絡し易かったり、支持構造
がないとダメージを受けたりすることから、従来のコネ
クタの本体部分を取り外すことは容易には出来ないだろ
う。このような本体部分の必要性を取り除く本発明の実
施の形態は、コネクタによって占められた体積を大いに
減少させる。
【0018】ドームコンタクトは本質的に安定した形状
を保つので、個々のドームを自動機械によって柔軟性の
あるPCB310上に容易に配置出来るという利点があ
る。しかし、他のコンタクトの形状であっても適切に機
能を果たし、本発明の実施の形態に従って使用できる。
例えば、楕円形など、円形の輪郭でないコンタクトも使
用することが出来る。また他には、空洞で端の開いた半
円柱形のコンタクトが使用でき、ドーム型と同じような
弾性的な特性を発揮できる。図3(b)はA−A線に沿っ
たリーダー300の断面図を示す。これはドーム330
が基板310に取り付けられていることを明白に示す。
【0019】基板部材は柔軟性のある絶縁性材料で、柔
軟性のあるPCBの製造などにもよく使用される。通常
の方法でいくつかの伝導性トレースが基板上に印刷され
る。トレースは基板の片端から延びて、リーダー300
とPCBとを接続するためのコネクタに接続するための
コンタクトパッド340を提供する。コンタクトパッド
340の反対側の端で、トレースは円形のトレースで終
結する。円形のトレースは金属ドーム330の輪郭と一
致した寸法で、基板310に取り付けられている。ドー
ムはハンダ付けや導伝性のある接着剤を使うなどのいく
つかの方法によって取り付けられる。ドームの円周に一
致する円形のトレースは唯一可能なトレース配置であ
る。トレースは円の円周に置かれている一つまたはそれ
以上の個別の点から成っていても良く、また円形のトレ
ース全体を満たしていても良い。
【0020】いったん組み立てられると、リーダー30
0は携帯電話機などのホスト装置に組込まれる。コネク
タを使用し、コンタクトパッド340に適合させ、ホス
ト装置の対応コネクタと接合させることによって行う。
他の方法として、リーダーを例えばホスト装置のPCB
の一部として形成することによりホスト装置に永久接続
しても良い。
【0021】図4はホスト装置、例えば携帯電話機内に
配置されたリーダー300を示す。電話機の主回路基板
400は装置の主要な構成部分すべてを支えている。特
に、メインプロセッサ、ディスプレイドライバ、オーデ
ィオ回路、RF回路などを収容している。RF回路は遮
蔽された金属ケース410の内部に配置されている。こ
れは、装置内の他の信号に干渉する浮遊RF信号を防止
するためである。
【0022】このケース410の表面にSIMカードリ
ーダー300が取り付けられる。ドーム330はケース
から離れる方向に向いている。リーダー300の他端は
コネクタ420で終結している。コネクタ420は、S
IMカードがアクセスできるようにリーダーを回路基板
400に、そして電話機のプロセッサに結合する。SI
Mカード500は電話機のカバー430のくぼみに配置
される。SIMカードは小さなばねクリップ440によ
りくぼみの所定の位置に保持される。所定の位置に保持
する他の手段も採用可能である。例えば、図2(a)、
(b)に図示したものと類似する滑りキャッチ機構を用い
てSIMカードを所定の位置に固着することが可能であ
る。
【0023】いったんSIMカードがくぼみに固着され
ると、単に電話機にカバー430を取り付けることでリ
ーダーと接続される。カバーは安定した取り付けができ
るような便利な方法で取り付けられる。例えば、電話機
カバーを取り付ける周知の技術としては、カバーをしっ
かりとつかむラッチを含む滑り接続がある。あるいは、
ねじや他の保持装置でカバーを取り付けることも出来
る。この方法はSIMカードや類似のスマートカードを
定期的に取換える必要がない状況においてより適してい
る。
【0024】いったんカード500がリーダー300と
確実に接続されると、ドーム330はSIMカードのそ
れぞれの領域と接触し、電子接続が行われることを可能
にする。ドームは空洞の金属ドームなので、弾力があ
る。そのため、十分な力が供給されると、ドームを基板
に対してほぼ完全に平らにすることができる。この結
果、リーダーが占めていた空間はほとんど無視できるも
のとなる。使用中のSIMカードとリーダーの配置全体
の厚さはリーダーの基板310に接続したSIMカード
の厚さよりわずかに厚い。明確にするために、図4では
SIMカードと基板との隙間は実際よりも大きく表示さ
れている。SIMカードを含むカバーをいったん取り外
すと、ドーム330は図3(b)に示した通常の安定した
位置へ跳ね返る。
【0025】リーダー300は図4に示したように遮蔽
されたケース410に必ずしも取り付けられる必要はな
い。その代わりに、リーダーは主電話印刷回路基板40
0に完全に一体化しても良い。この構成は図5に示され
ている。ここで同一部分には同一数字が付されている。
ここでも、SIMカード500と基板(この場合は、回
路基板400)との隙間は明確にするために誇張して示
されている。
【0026】本発明の拡張機能において、二つのSIM
カード又は他のスマートカードを読み取ることが可能な
SIMカードリーダーを提供する。携帯電話機では、異
なるカードに蓄積された二つ以上の情報にアクセスする
ことができる必要がある。例えば、m−コマース(モー
ビルコマース)の使用において、ユーザがある品物をユ
ーザの電話機から直接購入したいとする。購入するため
にユーザは電話機に支払カードを挿入し、その蓄積され
た詳細情報を通信リンクを介して相手側である店側のシ
ステムに送信する必要がある。支払カードは現在携帯電
話機で使われているSIMカードによく似ているスマー
トカードであると予想される。
【0027】別の構成として、異なるネットワークプロ
バイダにそれぞれに対応した異なるネットワークアカウ
ントを持つ二つのSIMカードをインストールすること
が望ましい場合もある。このようにして、ユーザは一つ
の電話機から二つ以上の電話アカウントにアクセスでき
る。従って、必要ならいつでも二つ以上のスマートカー
ドを受け入れ、アクセスできる電話機が望ましい。
【0028】従来型のカードリーダーを二つ備え付ける
と、携帯型無線電話機の乏しい容積では、許された容積
を越えて使用する結果となる可能性がある。以下に記載
するような二つのカードリーダーを提供することによ
り、二つのカードリーダーが占めるスペースが従来の一
つのカードリーダーが占めるスペースに相当するように
出来る。
【0029】図6(a)は、対置する面に取り付けられた
導伝性のあるドーム330を有する基板310’を示
す。図に示すように、二つのSIMカードはリーダーの
それぞれの側に位置するように配置されている。この場
合、基板310’は前述の実施例に使用された柔軟性の
あるPCBよりも堅い部材でできている。あるいは、前
述の実施例の柔軟性のあるPCB310を必要な剛性を
持たせるためにより堅いフレーム構造に適合させた方が
良い。
【0030】図7(a)は、本発明の実施例に従ったリー
ダーの平面図を示し、図7(b)はB−B線に沿った断面
図を示す。リーダーは携帯電話機の内部構造600に配
置される。くぼみ610は第1のSIMカードを収納す
るために設けられている。図6(a)に示すリーダーは、
ヒンジ640で本体600に接続されている。このリー
ダーは比較的堅いフレーム630に囲まれている基板3
10’を含む。
【0031】図7(b)に示すようにフレームは基板に枢
上され第1のSIMカードがくぼみに挿入される。いっ
たん挿入されると、フレームはカードを覆って下がり、
キャッチ620はリーダーとカードとの間にコンタクト
圧力を維持するようにスライドされる。第1カードがい
ったん収納されると、第2のドーム一式がリーダーの上
表面に露出される。第2のカード(SIMカード又は他
の形態のスマートカード)はこれらのドームと接触す
る。第2のカードの接続は第1の実施例で記載されたよ
うに行なわれる。つまり、くぼみが電話機の別のハウジ
ング、例えば後部ハウジングに設けられるので、カード
が取付けられると確実にリーダーと接触する。
【0032】比較的堅い基板310’やフレーム630
を使用したこのような構造を採用すれば、二つの利用可
能な溝のどちらか一方に一枚のカードを入れてリーダー
を操作することが出来る。図6(b)のようなカードリー
ダーの使用はある状況においては望ましいかもしれない
が、一枚だけのカードを使用する場合には、コンタクト
圧力を維持するためにダミーのカードを使用する必要が
ある。
【0033】スマートカード、特にSIMカードのリー
ダーへの使用の観点から記述したが、当業者であればこ
こに記述したコネクタが適切な接合部分と接触すること
が可能な電気コネクタを必要とするいかなる状況におい
ても使用出来ることを直ちに理解するであろう。実施例
としては取り外しが可能、又は半固定プラグインカード
型のものも可能である。本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本明細書で開示したすべての新規な特徴また
は特徴の組み合わせをも本発明の範疇に含むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スマートカードへの電気接続用に使用される従
来の電気コネクタを示す。
【図2】(a)は従来の携帯電話機のSIMカードリーダ
ーの画像を示し、(b)は(a)に示すリーダーを詳細に図
示したものである。
【図3】(a)は本発明の実施例によるSIMカードリー
ダーの平面図を示し、(b)はaのSIMカードリーダー
の断面図を示す。
【図4】図3に示すカードリーダーを携帯電話機への取
付けた状態を示す。
【図5】他の実施例のカードリーダーの配置を示す。
【図6】(a)は同時にニ枚のカードを読み取ることがで
きる配置を示し、(b)は同時にニ枚のカードを読み取る
ことができる他の実施例の配置を示す。
【図7】(a)は本発明の実施例による対をなすカードリ
ーダーの平面図を示し、(b)は(a)のカードリーダーの
断面図を示す。
【符号の説明】
300 カードリーダー 310 基板 320 導伝性トレース 330 ドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サイモン ポール バイトケビシウス イギリス ピーイー11 1ブイワイ リン カンシャー スパルディング ラトランド クローズ 8 Fターム(参考) 5B058 CA12 CA14 KA24 5E023 AA04 AA18 AA21 BB19 BB29 CC02 DD26 EE16 EE40 FF01 GG01 HH06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合コネクタに連結するための電子コネ
    クタであって、 前記接合コネクタの接合部分上の対応コンタクトに電子
    接続するためのコンタクトと、これを支持する基板を有
    し、 前記電子コネクタの前記コンタクトは弾性的に変形可能
    な空洞突起であることを特徴とする電子コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタにおいて、 前記コンタクトの外部表面は一般的に凸状であることを
    特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のコネクタにおい
    て、 前記コンタクトは一般的にドーム型であることを特徴と
    するコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載のコネク
    タにおいて、 前記コンタクトは金属から成ることを特徴とするコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の何れかに記載のコネク
    タにおいて、 前記コンタクトは導伝性を帯びるように処理された絶縁
    性材料から成ることを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載のコネク
    タにおいて、 前記基板は印刷回路基板(PCB)から成ることを特徴
    とするコネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコネクタにおいて、 前記PCBは柔軟性があることを特徴とするコネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載のコネク
    タにおいて、 前記基板は前記コンタクトに電気接続された導伝性のあ
    るトラックを支持することを特徴とするコネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載のコネク
    タにおいて、 前記コネクタと接触する前記接合部分を保持する手段を
    含むことを特徴とするコネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載のコネ
    クタにおいて、 前記コンタクトはハンダ付けにより前記基板上の所定の
    場所に固定されることを特徴とするコネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載のコ
    ネクタにおいて、 前記コネクタは複数のコンタクトから成ることを特徴と
    するコネクタ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の何れかに記載のコ
    ネクタにおいて、 前記基板は二つの対置する面のそれぞれでコンタクトを
    支持することを特徴とするコネクタ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のコネクタにおい
    て、 前記コネクタが前記基板の対置する側に配置された二つ
    の接合部分と接触するように配置されることを特徴とす
    るコネクタ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の何れかに記載のコ
    ネクタにおいて、 前記コネクタはスマートカードリーダー用であることを
    特徴とするコネクタ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のコネクタにおい
    て、 前記スマートカードは携帯電話用のSIMカードである
    ことを特徴とするコネクタ。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15に記載のコネクタを
    有することを特徴とする携帯電話機。
JP2001388208A 2000-12-21 2001-12-20 コネクタ Pending JP2002260763A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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