JP2002260422A - Led光源装置 - Google Patents

Led光源装置

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JP2002260422A
JP2002260422A JP2001053367A JP2001053367A JP2002260422A JP 2002260422 A JP2002260422 A JP 2002260422A JP 2001053367 A JP2001053367 A JP 2001053367A JP 2001053367 A JP2001053367 A JP 2001053367A JP 2002260422 A JP2002260422 A JP 2002260422A
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led light
led
optical axis
source device
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JP2001053367A
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Keishin Aisaka
敬信 逢坂
Yasuyuki Takiguchi
康之 滝口
Kenji Kameyama
健司 亀山
Ikuo Kato
幾雄 加藤
Kazuya Miyagaki
一也 宮垣
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光利用効率の高いLED光源装置を提供す
る。 【解決手段】 LED光源装置1は、LED光源モジュ
ール1及び別のレンズ6とを有している。LED光源モ
ジュール1では、LED発光素子5が凸曲面状レンズ部
3に一体に形成されている。別のレンズ6は、LEDモ
ジュールの光軸上に設けられ、凸曲面状レンズ部3の最
先端と別のレンズ6のLED発光素子側の端面との光軸
方向の距離Dが、LEDモジュール1の光軸方向に対し
て垂直方向の最大長さの1.0倍以上とする。また上記
のLEDモジュール1と別のレンズ6とからなるユニッ
トを複数配列して光源装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED光源装置、
より具体的には、LEDモジュールの光軸方向前方に別
のレンズを設けることによりLED発光素子から出射し
た光の発散角を小さく抑え、高光利用効率化をはかるL
ED光源装置に関し、またLEDモジュールの光軸に対
する垂直面内の形状及び別のレンズの光軸に対する垂直
面内の形状によりLEDモジュールと別のレンズとの光
軸の位置調整を容易にするLED光源装置に関し、また
配列した複数のLED光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LED光源装置は、例えばプロジェクタ
装置などの表示装置における光源として、装置の小型
化、光源の長寿命化等の利点があるため、市場性が見込
まれている。近年、表示装置の大画面化が進んでおり、
この大画面全体を明るく照明するために高光利用効率化
が要求されている。LED光源装置の高光利用効率化に
関する技術としては、LEDモジュールの形状設計及び
LEDモジュールとは別のレンズを光軸上前方に設置す
る方法とがある。また複数のLEDモジュールと別のレ
ンズを配列したものが2次元光源として用いられる。
【0003】図15は、従来のLEDモジュールの構成
例を説明するための概略図で、図中、1はLEDモジュ
ール、2は円柱状部、3は凸曲面状レンズ部、4は反射
鏡、5はLED発光素子、Aは光軸である。LEDモジ
ュール1は透明樹脂からできており、傾斜のついた円柱
状部2と球面状あるいは楕円状の凸曲面状レンズ部3が
一体となった弾丸状の形状をしている。LED発光素子
5は円錐状の反射鏡4のなかで固定されており、この円
錐状の反射鏡4が円柱状部2の樹脂のなかに埋まってい
る。
【0004】前記円錐状の反射鏡4は集光を目的として
いる。LED発光素子5は面光源であり、光軸Aはこの
面光源の面に垂直である。この面光源のLED発光素子
5から出射した光のうち、光軸Aから大きく傾いた方向
に出射したものは、この円錐状の反射鏡4で反射され、
光軸Aの方向に集光される。また、LED発光素子5の
材質としては有機、無機のいずれでも構わない。
【0005】LED発光素子5を出射した光のうち、光
軸Aに沿って出射された光はそのまま進み、また上述し
たように光軸Aから大きく傾いて出射した光は円錐状の
反射鏡4で光軸Aの方向に集光さる。LEDモジュール
の円柱状部2を出たこれらの光は、LEDモジュールの
凸曲面状レンズ部3で光軸Aの方向に集められる。この
とき、高光利用効率化をはかる上で、LED発光素子5
から出た光を狭い発散角内におさめることが重要とな
る。
【0006】従来のLEDモジュールに関する技術とし
て、LEDモジュールの形状設計の最適化技術が挙げら
れる。例えば、特開平11−46013号公報では、L
EDモジュールレンズ部の形状を楕円曲面(式:X2
2.42+y2/3.02=1)に特定し、この形状が適切
であることを述べている。また、LEDチップとLED
モジュールの凸曲面状レンズ部の先端との距離も高光利
用効率化の重要な要素となることが示されており、この
距離に最適な範囲があることが述べられている。しか
し、この形状設計において可変なパラメータの数には制
限がある。
【0007】また円錐状の反射鏡の形状設計の最適化も
集光に有効である。しかし、これに関しても上記のLE
Dモジュールの形状設計同様に、可変なパラメータの数
には制限がある。
【0008】また仮に、LEDモジュールの凸曲面状レ
ンズ部及び円錐状の反射鏡の形状設計に関して最適な構
造が見つかったとしても、それが複雑であれば、製造・
加工上の問題として、必ずしも実現できるとは限らな
い。
【0009】また、特開平10−333599号公報で
は、プロジェクタ装置の光源としてLED光源装置の利
用について述べている。ここでは、高光利用効率化をは
かる技術として、LEDモジュールの配列とマイクロレ
ンズの配列を用いている。原理的には、LEDモジュー
ルから出射した光を光軸前方に設けられたマイクロレン
ズに取りこみ、光を平行に整形し、光の発散を抑え、高
光利用効率化をはかるものである。しかし、ここでLE
Dモジュールとマイクロレンズの光軸の位置調整が問題
となる。また光軸に対する垂直面の形状が円形のLED
モジュールを配列させる際に、互いに間隔が空くように
配列されている。このため配列に隙間が生じ、ある面積
におけるLED光源装置の充填率が下がる。また円形の
LEDモジュールをある基盤上に配列させる際に、各々
のLEDモジュールの光軸と各々のマイクロレンズの光
軸がずれるという問題が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにLED
モジュールの形状設計及び円錐状の反射鏡の形状設計に
よって高光利用効率化を図るには、パラメータに制限が
あるため限界があり、また製造・加工上の問題もある。
一方、従来のLEDモジュール単独使用の欠点を補っ
た、LEDモジュールから光軸の前方に別のレンズを設
けることによる光利用効率の向上を図る方法について
も、LEDモジュールと別のレンズとの光軸の位置調整
の問題がある。また、LED光源装置の配列に関して
は、LED光源装置どうしに隙間が生じるため、その充
填率が下がることが問題となり、さらにLEDモジュー
ルを配列させる際に、LEDモジュール同士の光軸がず
れることが問題となる。
【0011】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたものであり、LEDモジュールと別のレンズを用い
ることを基本とし、LEDモジュールと別のレンズとの
距離に下限を設定し、さらに、別のレンズとして複数の
レンズを組み合わせることにより、従来のLEDモジュ
ールよりも高光利用効率化を図ることができるLED光
源装置を提供し、またLEDモジュールと別のレンズと
の光軸の位置調整の問題を解決するため、LEDモジュ
ールの配列と別のレンズの配列と一体にした光源装置を
提供し、さらに、LEDモジュールの配列方法により充
填率の高いLED光源装置を提供し、またLEDモジュ
ールの光軸に対する垂直面の形状及び別のレンズの光軸
に対する垂直面の形状を変えることにより、各々のLE
D光源装置の光軸の位置調整を容易にするLED光源装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、LE
D発光素子と、該LED発光素子に一体となった凸曲面
状レンズとからなるLEDモジュールを用いたLED光
源装置において、該LEDモジュールの光軸方向に、前
記凸曲面状レンズとは異る別のレンズを設け、前記凸曲
面状レンズの最先端と前記別のレンズの前記LED発光
素子側の端面との光軸方向の距離が、前記LEDモジュ
ールの光軸方向に対して垂直方向の最大長さの1.0倍
以上であることを特徴としたものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記別のレンズが、光軸方向に重ねられた少なくと
も2枚以上のレンズからなることを特徴としたものであ
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記LEDモジュールと前記別のレンズとが
一体に形成されていることを特徴としたものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記LEDモジュールと前記
別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットを
少なくとも2個以上配列させてなることを特徴としたも
のである。
【0016】請求項5の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記LEDモジュールと前記
別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットを
3個以上配列し、かつ該LED光源ユニットの配列が光
軸方向に対して垂直面内で線状であることを特徴とした
ものである。
【0017】請求項6の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記LEDモジュールと前記
別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットが
光軸方向に対して垂直面内にm掛けるn(m×n;mと
nとは整数)の配列数で矩形となるように配列されてい
ることを特徴としたものである。
【0018】請求項7の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記LEDモジュールと前記
別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットが
複数配列され、該配列は、隣接する3個の該LED光源
ユニットが、光軸方向に対して垂直面内で三角形状とな
る配列であり、該三角形状に配列された3個のLED光
源ユニットを一単位として、繰り返し配列してなること
を特徴としたものである。
【0019】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか1の発明において、前記別のレンズの光軸方向に
対する垂直面内のレンズ底面形状が多角形であることを
特徴としたものである。
【0020】請求項9の発明は、請求項1ないし8のい
ずれか1の発明において、前記LEDモジュールは、該
LEDモジュールの光軸方向に対する垂直断面の形状が
多角形である部分を少なくとも有することを特徴とした
ものである。
【0021】請求項10の発明は、請求項1ないし7の
いずれか1の発明において、前記別のレンズは、該別の
レンズの光軸方向に対する垂直面内のレンズ底面形状が
多角形であり、かつ前記LEDモジュールは、該LED
モジュールの光軸方向に対する垂直断面の形状が多角形
である部分を少なくとも有することを特徴としたもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て以下詳細に説明する。なお、実施形態を説明するため
の全図において、同様の機能を有する部分には同一の符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。図1は、本
発明の請求項1に対応するLED光源装置のモデルを示
す概略図で、図中、1はLEDモジュール、2は円柱状
部、3は凸曲面状レンズ部、4は反射鏡、5はLED発
光素子、6は凸面形状の別のレンズ、Aは光軸である。
LEDモジュール1の円柱状部2の形状は円柱で、その
直径は1.1mmであり、先端の凸曲面状レンズ部3は
半球状である。ここで、LEDモジュール1の円柱状部
2の形状は円柱に限定されるものではなく、楕円形の柱
状であっても構わない。また、LEDモジュール1の円
柱状部2の直径は1.1mmに限定されるものではな
く、この大きさよりも大きくても小さくても構わない。
また凸曲面状レンズ部3の形状は半球状に限定されるも
のでなく、半楕円状であっても構わない。
【0023】また、本実施例では、凸曲面状の別のレン
ズ6として平凸レンズを用いている。光軸Aに対する垂
直面の形状は円形であり、その直径は、LEDモジュー
ル1の円柱状部2と同じ1.1mmである。ここでその
直径は1.1mmに限定されるものではなく、この大き
さよりも小さくとも大きくとも構わないが、複数のLE
D光源装置を配列させる際に、この別のレンズ6の光軸
に対する垂直面の大きさがLEDモジュールの充填率を
決定するため、LEDモジュール1の光軸に対する垂直
面の大きさと同等かそれ以下とすることが好ましい。こ
のLEDモジュール1のレンズ部先端と別のレンズ6の
LEDモジュール1側端面との光軸A上の距離Dは3.
45mmであり、別のレンズ6の光軸上の長さ0.55
mmよりも大きくなり、請求項1おけるLEDモジュー
ル1と別のレンズとの距離に関する条件を満たしてい
る。
【0024】図2は、上記のLED光源装置をもとに光
線追跡計算を行って得られた結果を示すもので、縦軸に
任意強度、横軸に発散角をとったグラフである。半値角
αは縦軸の任意強度の値が最高強度の半分になるとき
の発散角の値である。図2に示すグラフから半値角を求
めると8.9度であった。
【0025】図3は、別のレンズ6を設けないでLED
モジュール1のみの構成による光線追跡計算の結果を示
すグラフである。このグラフから半値角αを求めると
11.4度であり、別のレンズ6の設置による集光効果
が認められる。ここで、上記のLEDモジュール1と別
のレンズ6との距離とを零、すなわち接触させときには
発散角は広がってしまうため、上記の距離条件を設ける
ことが適当である。
【0026】図4は、本発明の請求項2に対応するモデ
ルを示す概略図である。上記のLEDモジュール1は図
1に示す構成と同じものであるが、別のレンズ6とし
て、平凹レンズ6aと両凸レンズ6bの2枚を設けたも
のを用いている。ここで、この別のレンズ6に使われる
レンズの枚数は2枚に限定されるものではなく、3枚以
上であっても構わない。また、レンズの組み合わせに関
しては、平凹レンズ6aと両凸レンズ6bとを使用する
ことに限定されるものではなく、例えばカメラレンズの
ように多数のレンズから構成されていても構わない。2
枚のレンズからなる別のレンズ6における平凹レンズ6
aのLEDモジュール1側の端面から、LEDモジュー
ル1の凸曲面状レンズ部3の先端部までの光軸上Aでの
距離Dは3.25mmであり、請求項1における上記の
距離の条件を満たしている。この別のレンズ6として複
数のレンズを組み合わせて構成したときに期待できる効
果としては、集光だけでなく、色収差等の収差の抑制に
も効果的であると考えられる。
【0027】図5は、上記構成のLED光源装置による
光線追跡計算の結果を示すグラフである。このグラフか
ら求めた半値角αは9.5度であり、上記の別のレン
ズ6を設置しないときの同計算結果から得られた半値角
よりも小さい値となり、2枚のレンズを組み合わせた別
のレンズの設置による集光効果が認められる。
【0028】本発明の請求項3は、LEDモジュール1
と別のレンズ6が一体に構成されたものである。LED
モジュール1と別のレンズ6が一体となったLED光源
装置は、LEDモジュール1と別のレンズ6とが例えば
樹脂等の材質からできた繋ぎ部で繋がっているような構
成はもちろん、LED光源装置と別のレンズとが、この
二つ以外の構成要素である支持台の上に設置されている
構成をも含むものである。
【0029】LEDモジュール1と別のレンズ6が繋ぎ
部で繋がっているときは、光軸の位置調整をした状態で
モールド整形等で一体整形が可能であろう。また、LE
Dモジュール1と別のレンズ6が支持台の上に設置され
ていないときは、LEDモジュール1あるいは別のレン
ズ6のどちらかに、光軸の位置調節機構を設ければよ
い。
【0030】図6は、例えば、LEDモジュール1の光
軸Aと別のレンズ6の光軸Aの位置が距離dだけず
れた場合の状態を説明するための概略図である。LED
モジュール1の先端と別のレンズ6のモジュール側端面
との距離Dは3.45mmである。この配置をもとに光
線追跡計算を行うと、結果は図7に示すようになり、こ
のときの半値角αは21.0度であった。光軸A
とが合致している図1の構成による結果と比較する
と、発散角が大きくなることが分かる。これより光軸の
位置調整が重要であることが分かる。
【0031】図8は、本発明の請求項4に対応する実施
例を示す概略図で、LEDモジュール1及び別のレンズ
6から構成されるLED光源ユニットが2つ配されてな
る光源装置10を示す概略図である。2セットのLED
モジュール1と別のレンズ6は接触させて配列されてい
る。すなわち、2個のLEDモジュール1が互いに接触
しており、また2個の別のレンズ6が互い接触してい
る。2個のLEDモジュール1と2個の別のレンズ6と
の距離(LEDモジュール先端と別のレンズのLEDモ
ジュール側端面との距離)Dは1.45mmである。上
記のLED光源ユニットを複数並べた場合、請求項1の
LEDモジュール1と別のレンズ6との距離Dに関する
条件に関しては、一つのLED光源装置(すなわちここ
でいうLED光源ユニット)を基にするものであり、距
離の条件は満たされている。
【0032】上記の図8に示す構成で光線追跡計算を行
って得られた半値角は9.1度であった。また2個の別
のレンズ6を設けなかった場合の同光線追跡計算を行っ
た結果、得られた半値角は9.3度であった。この結果
より、2セットのLED光源ユニットを配列させたとき
にも、別のレンズを設置したことによる集光効果が僅か
に認められた。
【0033】図9は、本発明の請求項5に対応する実施
例を示す概略図で、線状LED光源装置を示す図であ
る。本実施例のLED光源装置10は、上記単独モジュ
ールによるLED光源装置(LEDモジュール1と別の
レンズ6とのLED光源ユニット)を線状に5個並べた
もので、各々のLEDモジュール1、及び各々の別のレ
ンズ6は互いに接触している。本実施例では、5つのL
ED光源ユニットを直線上に配列させているが、配列の
方法は直線に限定されるものでなく、曲線状であっても
構わない。また並べるLED光源ユニットの数は5個に
限定されるものではなく、3個以上であればよい。2個
のLED光源ユニットの場合はどのように並べても直線
上に配列するが、3個以上であれば、直線状に配列する
ことはもちろん、任意の曲線状に配列することが可能で
ある。またLEDモジュール1と別のレンズ6との光軸
上の距離Dは3.45mmである。
【0034】上記図9に示す構成で光線追跡計算を行っ
た。また別のレンズ6を設けないときとの同計算も行っ
た。半値角で比較すると、別のレンズ6を設けたときの
ほうが、僅かに半値角が小さく、線状のユニット配列に
おけるLED光源装置においても、別のレンズ6の設置
による集光作用が確認できた。
【0035】図10は、本発明における請求項6に対応
する実施例を示す概略図で、LED光源モジュールの斜
視概略図を図10(A)に、側面概略図を図10(B)
に示すものである。本実施例のLED光源装置10は、
LED光源モジュール1と別のレンズ6とによるLED
光源ユニットを、m掛けるnに(mとnとは整数)配列
してなるもので、図10の構成では、LED光源ユニッ
トを2掛ける2の数で互いに垂直になるように配列して
ある。また、複数のLED光源モジュール1、及び複数
の別のレンズ6は縦横に互いに接触している。ここでは
LED光源ユニット間に隙間が生じても構わないが、こ
の場合、配列させる面積が一定ならば、この例のよう
に、間隔をあけずに配列させたほうがより多くのLED
光源ユニットを配列することが可能である。また、ここ
ではm掛けるnの配列において、mとnが等しい場合の
構成を示したが、mとnとが等しくない長方形状の配列
であっても構わない。
【0036】図11は、本発明の請求項7に対応する実
施例のモデルを示す概略図で、単独LED光源装置(す
なわちLED光源モジュール及び別のレンズとによるL
ED光源ユニット)を9個並べた本実施例のLED光源
装置の構成例を図11(A)に、図11(A)の構成に
おける3個のLED光源ユニットの部分を図11(B)
に示すものである。本実施例の構成は、図11(B)に
示すように3個のユニットに注目したとき、その配列が
三角形上にならんでいることを特徴としている。
【0037】上記のm掛けるnのLED光源ユニットが
互いに垂直に配列された構成に比較して、本実施例の構
成は、配列のy方向においてLED光源ユニットが密に
配列していることが分かる。LEDモジュール1の半径
をrとしたときに、x方向における2個のLED光源ユ
ニットにおいて、図11(A)に示すx方向の距離は4
rとなるが、3個のLED光源ユニット13の配列で
は、その高さは2r+√3rとなり、4rより短く、密
に詰まっていることが分かる。rが1.1mmの場合、
x方向は4.4mmに対してy方向4.1mmであり、4
個のLED光源ユニットをこのように配列させると約1
個のLED光源ユニット分の空間が空くことになる。
【0038】図12は、本発明の請求項7に対応し、別
のレンズにおける光軸に対して垂直方向のレンズ底面形
状が四角形でかつ正方形の場合の構成(図12
(A))、及びそれらが複数配列した構成(図12
(B))を示す概略図である。別のレンズ6の光軸に対
する垂直平面の形状としては四角形の他、三角形、六角
形であっても構わない。これらの形状は、正三角形、正
方形、正六角形に限定する必要はなく、同一形状であれ
ば、正三角形以外の三角形、正方形以外の四角形すなわ
ち長方形、または正六角形以外の六角形であっても構わ
ない。また別のレンズ6における凸曲面状レンズは半球
状、半楕円体状に限定されるものではなく、非球面のこ
のような同一形状の多角形を配列させた場合、上記の円
形の別のレンズの場合と比較して、別のレンズ6間に隙
間を生ぜずに配列させることが可能であり、また複数の
別のレンズ6を一体として制作でき、かつ光軸の位置調
整も全体に対して行えば良いためその製作が容易とな
る。
【0039】図13は、本発明における請求項9に対応
し、LEDモジュールの光軸に対する垂直面内の形状が
四角形でかつ正方形の場合で、それらが複数配列したL
ED光源装置を示す概略図である。図13(A)に示す
ように1つのLEDモジュール1の形状(凸曲面状レン
ズ部を除く光軸に垂直面の断面形状)としては、四角形
の他、三角形、六角形が考えられる。これらの形状は、
正三角形、正方形、正六角形でももちろん構わないが、
同一形状であれば、正三角形以外の三角形、正方形以外
の四角形、すなわち長方形、正六角形以外の六角形であ
っても構わない。このような同一形状の多角形を配列さ
せた場合、上記の円形断面のLEDモジュールの場合と
比較して、LEDモジュール間に隙間を生ぜずに配列さ
せることが可能であり、複数のLEDモジュールを一体
として制作でき、かつ光軸の位置調整も全体に対して行
えばよいため容易となる。
【0040】図14は、本発明の請求項10に対応し、
別のレンズの光軸に対する垂直方向のレンズ底面形状が
四角形でかつ正方形で、かつLEDモジュールの光軸に
対する垂直方向の形状(凸曲面レンズ部を除く光軸に垂
直面の断面形状)が四角形でかつ正方形であって、それ
らによるLED光源ユニットが複数配列した構成を示す
概略図である。LEDモジュール1と別のレンズ6との
上記形状の組み合わせは、それぞれが正方形と正方形の
形状に限られるものではなく、例えばLEDモジュール
1の上記形状が六角形、別のレンズの上記形状が三角形
であっても構わず、多数の組み合わせが考えられる。こ
の場合、複数のLEDモジュール1と複数の別のレンズ
6との一体作成が可能となる。また、複数のLEDモジ
ュール1と、複数の別のレンズ6の光軸の位置調整が、
両者とも一体であるために容易に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
EDモジュールと別のレンズを用いることにより、LE
Dモジュールから出射した光を集光して高光利用効率を
はかることができ、またこの両者を一体として扱うこと
により光軸調整が容易となるLED光源装置を提供する
ことができる。また、LED光源モジュール及び別のレ
ンズのユニットを複数配列させるときに、その配列方法
により高い充填率で配列させることができる。さらに、
LEDモジュール及び別のレンズの断面形状またはレン
ズ底面形状を多角形にすることにより、配列を一体とし
て扱うことが可能で、このため光軸の位置調整が容易な
LED光源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応するLED光源装置
のモデルを示す概略図ある。
【図2】 上記のLED光源装置をもとに光線追跡計算
を行って得られた結果を示すもので、縦軸に任意強度、
横軸に発散角をとったグラフである。
【図3】 別のレンズを設けないでLEDモジュールの
みの構成による光線追跡計算の結果を示すグラフであ
る。
【図4】 本発明の請求項2に対応するモデルを示す概
略図である。
【図5】 図4に示す構成のLED光源装置による光線
追跡計算の結果を示すグラフである。
【図6】 LEDモジュール1の光軸Aと別のレンズ
6の光軸Aの位置が距離dだけずれた場合の状態を説
明するための概略図である。
【図7】 図6に示す構成のLED光源装置による光線
追跡計算の結果を示すグラフである。
【図8】 本発明の請求項4に対応する実施例を示す概
略図である。
【図9】 本発明の請求項5に対応する実施例を示す概
略図である。
【図10】 本発明における請求項6に対応する実施例
を示す概略図である。
【図11】 本発明の請求項7に対応する実施例のモデ
ルを示す概略図である。
【図12】 本発明の請求項7に対応し、別のレンズに
おける光軸に対して垂直方向のレンズ底面形状が四角形
でかつ正方形の場合の構成を示す概略図である。
【図13】 本発明における請求項9に対応し、LED
モジュールの光軸に対する垂直面内の形状が四角形でか
つ正方形の場合で、それらが複数配列したLED光源装
置を示す概略図である。
【図14】 本発明の請求項10に対応し、別のレンズ
の光軸に対する垂直方向のレンズ底面形状が四角形でか
つ正方形で、かつLEDモジュールの光軸に対する垂直
方向の形状が四角形でかつ正方形であって、それらによ
るLED光源ユニットが複数配列した構成を示す概略図
である。
【図15】 従来のLEDモジュールの構成例を説明す
るための概略図である。
【符号の説明】
1…LEDモジュール、2…円柱状部、3…凸曲面状レ
ンズ部、4…反射鏡、5…LED発光素子、6…凸面形
状の別のレンズ、A…光軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 F21Y 101:02 // F21Y 101:02 F21S 1/02 G (72)発明者 亀山 健司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 幾雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮垣 一也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H109 AA12 AA26 AA34 AA93 5C096 AA07 BA04 CB06 CC06 CC23 CG02 CG05 FA01 5F041 AA04 AA38 AA39 CA12 DA12 DA36 DA43 DA55 DA77 DA78 DA82 DB01 DB07 DB08 DC08 EE12 EE17 FF16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LED発光素子と、該LED発光素子に
    一体となった凸曲面状レンズとからなるLEDモジュー
    ルを用いたLED光源装置において、該LEDモジュー
    ルの光軸方向に、前記凸曲面状レンズとは異る別のレン
    ズを設け、前記凸曲面状レンズの最先端と前記別のレン
    ズの前記LED発光素子側の端面との光軸方向の距離
    が、前記LEDモジュールの光軸方向に対して垂直方向
    の最大長さの1.0倍以上であることを特徴とするLE
    D光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のLED光源装置におい
    て、前記別のレンズが、光軸方向に重ねられた少なくと
    も2枚以上のレンズからなることを特徴とするLED光
    源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のLED光源装置
    において、前記LEDモジュールと前記別のレンズとが
    一体に形成されていることを特徴とするLED光源装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記LEDモジュールと前記
    別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットを
    少なくとも2個以上配列させてなることを特徴とするL
    ED光源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記LEDモジュールと前記
    別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットを
    3個以上配列し、かつ該LED光源ユニットの配列が光
    軸方向に対して垂直面内で線状であることを特徴とする
    LED光源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記LEDモジュールと前記
    別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットが
    光軸方向に対して垂直面内にm掛けるn(mとnとは整
    数)の配列数で矩形となるように配列されていることを
    特徴とするLED光源装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記LEDモジュールと前記
    別のレンズとを組み合わせてなるLED光源ユニットが
    複数配列され、該配列は、隣接する3個の該LED光源
    ユニットが、光軸方向に対して垂直面内で三角形状とな
    る配列であり、該三角形状に配列された3個のLED光
    源ユニットを一単位として、繰り返し配列してなること
    を特徴とするLED光源装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記別のレンズの光軸方向に
    対する垂直面内のレンズ底面形状が多角形であることを
    特徴とするLED光源装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1に記載の
    LED光源装置において、前記LEDモジュールは、該
    LEDモジュールの光軸方向に対する垂直断面の形状が
    多角形である部分を少なくとも有することを特徴とする
    LED光源装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし7のいずれか1に記載
    のLED光源装置において、前記別のレンズは、該別の
    レンズの光軸方向に対する垂直面内のレンズ底面形状が
    多角形であり、かつ前記LEDモジュールは、該LED
    モジュールの光軸方向に対する垂直断面の形状が多角形
    である部分を少なくとも有することを特徴とするLED
    光源装置。
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