JP2002260106A - 商品売上登録処理装置およびプログラム - Google Patents

商品売上登録処理装置およびプログラム

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JP2002260106A
JP2002260106A JP2001053490A JP2001053490A JP2002260106A JP 2002260106 A JP2002260106 A JP 2002260106A JP 2001053490 A JP2001053490 A JP 2001053490A JP 2001053490 A JP2001053490 A JP 2001053490A JP 2002260106 A JP2002260106 A JP 2002260106A
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customer
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JP2001053490A
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Ryoji Yanagawa
亮二 柳川
Satoyoshi Watabe
学良 渡部
Keiichi Hasegawa
圭一 長谷川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支払った公共料金に関する登録処理が行われ
ずに、公共料金として受け取った金銭を店員等が着服し
てしまう不正を防止することができるようにする。 【解決手段】 入力手段により入力されたコード情報に
基づいて、公共料金支払記憶手段が請求元毎に分類した
公共料金情報103とこの公共料金情報に組み合わされ
た顧客情報105とを対応づけて公共料金支払記憶ファ
イルに記憶させるとともに、公共料金情報103とこの
公共料金情報に組み合わされた顧客情報105とを記憶
した場合にはプリント手段によってプリンタ部を駆動す
ることにより公共料金情報103とこの公共料金情報1
03に対応づけられた顧客情報105とを組み合わせた
顧客確認情報が請求元単位でプリントされた顧客控用伝
票111を発行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品売上登録処理
装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、コンビニエンスストア等
の小売店で使用されて、売り上げた商品に関する商品情
報の売上登録を実行するPOS端末等の商品売上登録処
理装置が広く使用されている。
【0003】POS端末には、商品情報に加えて、例え
ば、ガス料金,水道料金等の公共料金に関する公共料金
情報を登録することを可能としたものがある。
【0004】このようなPOS端末が設置されているコ
ンビニエンスストアでは、公共料金を請求する公共機関
等の請求元に代行して公共料金を受領する公共料金受領
代行業務を行うようにしている。
【0005】ところで、公共料金の支払いに際して使用
される公共料金支払伝票は、その公共料金の請求元であ
る公共機関により若干の相違はあるが、一般的に、公共
機関毎に発行されて、図11に示すように、公共機関用
伝票500,受付局用伝票501,顧客控用伝票502
のように、複数の伝票がミシン目M等により互いに分離
可能に連続する形態を有している。このような公共料金
支払伝票503には、公共料金の請求元を特定する公共
機関コードや請求された公共料金の金額等の公共料金情
報がコード化されたバーコード504がプリントされて
いる。
【0006】公共料金の受領代行業務に際して、オペレ
ーターは、公共料金支払伝票503にプリントされてい
るバーコード504を、POS端末が備えるバーコード
スキャナ等でスキャニングすることで公共料金の受領代
行業務に必要な情報を入力し、通常の売上登録処理と同
様に、預/現計キーの操作等により公共料金を受領した
ことを宣言した後に、顧客から受領した金銭をドロワ内
に収納する。
【0007】これによって、バーコードスキャナ等でス
キャニングした公共料金情報がPOS端末に登録され
る。
【0008】加えて、公共料金の受領代行業務に際し
て、オペレーターは、支払登録を終了した公共料金支払
伝票503の顧客控用伝票502に設けられた指定位置
505に受領スタンプを押印し、顧客用伝票を切り離し
て顧客に手渡すようにしている。
【0009】通常、指定位置505に受領スタンプが押
印された顧客控用伝票502をもって支払いが完了した
ものとされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、POS端末での公共料金情報の登録処理と指定位
置505への受領スタンプの押印作業とが各々別個に行
われるため、POS端末での公共料金情報の支払登録を
行っていないも拘わらず、顧客控用伝票502に設けら
れた指定位置505に受領スタンプを押印することが可
能である。このため、顧客が公共料金として支払った金
銭を、オペレーターが着服してしまうという不正が行わ
れることが懸念される。
【0011】このような不正が行われた場合、公共機関
への公共料金の支払いは行われていないため顧客に対し
ては再度の支払請求がなされる。
【0012】一般的に、再請求の通達は、公共料金の支
払期限を一定期間以上超過してからなされるため、再請
求の通達を受けた時点で、顧客が受領スタンプが押印さ
れている顧客控用伝票502を所持していることは希で
ある。このため、顧客は、一度支払っているにも拘わら
ず再度同金額を支払わなくてはならなくなる。これによ
って、店舗に対する顧客の信用を喪失することが懸念さ
れる。
【0013】ここで、顧客が、受領スタンプが押印され
ている顧客控用伝票502を所持している場合には、支
払いが完了しているものとされて支払い義務は顧客から
店舗へと移行するため、店舗側で公共料金を負担しなく
てはならない。
【0014】しかし、受領スタンプ押印済みの顧客控用
伝票502を顧客が所持していたとしても、顧客へ再請
求が通達されることにより、店舗に対する顧客の信用を
喪失することが懸念される。
【0015】また、単一のバーコード504が保持する
ことができる情報量は格別に多量であるわけではなく、
公共料金の受領代行業務に必要な情報全てをコード化す
るために、従来の公共料金支払伝票503には複数箇所
に亘ってバーコード504がプリントされているため、
上述したような公共料金の受領代行業務に際しては、こ
れらのバーコード504を全てスキャニングしなくては
ならず、公共料金の受領代行業務に際して必要とされる
情報の入力作業に多くの時間を要する。これにより、業
務効率が低下する。
【0016】加えて、公共料金支払伝票503が公共機
関毎に発行されるため、複数枚の公共料金支払伝票50
3が一度に持ち込まれた場合、全ての公共料金支払伝票
503について、それぞれ複数箇所に亘ってプリントさ
れたバーコード504をスキャニングしなくてはなら
ず、業務効率がさらに低下する。
【0017】このような事態は、例えば売上登録業務等
の、公共料金の受領代行業務以外の業務にも支障をきた
すことが懸念され、続いて順番待ちしている顧客を長く
待たせてしまうこととなる。
【0018】本発明は、公共料金として受け取った金銭
を店員等が着服してしまう不正を防止することができる
商品売上登録処理装置を得ることを目的とする。
【0019】本発明は、公共料金収納代行業務に際して
の作業効率の向上を図ることができる商品売上登録処理
装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の商
品売上登録処理装置は、商品に関する商品情報に基づい
て売上登録処理を行う商品売上登録処理装置において、
公共料金の請求元である公共機関を識別する機関識別コ
ードを含み公共料金に関する一または複数の公共料金情
報とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報
とが組み合わされてコード化されたコード情報を読み取
るコード情報読取手段と、前記コード情報読取手段が読
み取った読取情報に基づいて、前記機関識別コード毎に
分類した前記公共料金情報とこの公共料金情報に組み合
わされた前記顧客情報とを対応づけて公共料金支払記憶
ファイルに記憶させる公共料金支払記憶手段と、前記公
共料金支払記憶手段によって前記公共料金情報と前記顧
客情報とが対応づけられて前記公共料金支払記憶ファイ
ルに記憶された場合、前記コード情報に基づいて、一ま
たは複数の前記公共料金情報とこの公共料金情報に対応
する前記顧客情報とが顧客控用伝票部にプリントされた
顧客控用伝票が発行されるようにプリンタ部を駆動する
プリント手段と、を設けた。
【0021】したがって、機関識別コードを含む一また
は複数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧
客に関する顧客情報とが組み合わされてコード化された
コード情報がコード情報読取手段により読み取られ、読
み取られた読取情報に基づいて、公共料金支払記憶手段
によって機関識別コード毎に分類された公共料金情報と
この公共料金情報に組み合わされた顧客情報とが対応づ
けられて公共料金支払記憶ファイルに記憶された場合に
は、コード情報に基づいて、プリント手段によってプリ
ンタ部が駆動されて、一または複数の公共料金情報とこ
の公共料金情報に対応する顧客情報とが顧客控用伝票部
にプリントされた顧客控用伝票が発行される。これによ
って、公共料金の受領代行業務に際しては、公共料金情
報と顧客情報とを対応づけて記憶させなければ顧客控用
伝票が発行されないため、請求のあった公共料金に関す
る情報とこの公共料金の請求先である顧客に関する情報
とがプリントされた顧客控用伝票をもって従来の顧客控
用伝票の代用が許可されることを条件として、顧客が支
払った公共料金の受領代行業務が行われずに、公共料金
として受け取った金銭を店員等が着服してしまう不正を
防止することが可能になる。
【0022】請求項2記載の発明の商品売上登録処理装
置は、商品に関する商品情報に基づいて売上登録処理を
行う商品売上登録処理装置において、公共料金の請求元
である公共機関を識別する機関識別コードを含み公共料
金に関する一または複数の公共料金情報とこの公共料金
の請求先である顧客に関する顧客情報とが組み合わされ
てコード化されたコード情報を読み取るコード情報読取
手段と、前記コード情報読取手段が読み取った読取情報
に基づいて、前記機関識別コード毎に分類した前記公共
料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客
情報とを顧客確認情報として表示部に表示させる顧客確
認情報表示手段と、前記顧客確認情報表示手段が前記表
示部に表示させた前記顧客確認情報の確認を宣言する確
認宣言手段と、前記確認宣言手段による前記顧客確認情
報の確認の宣言に応じて、前記機関識別コード毎に分類
した前記公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わさ
れた前記顧客情報とを対応づけて公共料金支払記憶ファ
イルに記憶させる公共料金支払記憶手段と、を設けた。
【0023】したがって、機関識別コードを含む一また
は複数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧
客に関する顧客情報とが組み合わされてコード化された
コード情報がコード情報読取手段により読み取られ、読
み取られた読取情報に基づいて、支払内容表示手段によ
って機関識別コード毎に分類された公共料金情報とこの
公共料金情報に組み合わされた顧客情報とが顧客確認情
報として表示部に表示され、確認宣言手段による顧客確
認情報の確認の宣言に応じて、公共料金支払記憶手段に
よって機関識別コード毎に分類された公共料金情報とこ
の公共料金情報に組み合わされた顧客情報とが対応づけ
られて公共料金支払記憶ファイルに記憶される。これに
よって、確認宣言手段による顧客確認情報の確認の宣言
操作を顧客に依頼することを条件として、公共料金の受
領代行業務に際しては、顧客による支払意思の確認を介
して、公共料金情報と顧客情報とが対応づけられて記憶
されるため、公共料金の受領代行業務の一部に顧客を介
在させることで顧客自身の関心を引き付けて、支払った
公共料金の受領代行業務が適正に行われたことを顧客自
身に確認させるとともに、公共料金として受け取った金
銭を店員等が着服してしまう不正を防止することが可能
になる。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項2記載の商
品売上登録処理装置において、前記公共料金支払記憶手
段によって前記公共料金情報と前記顧客情報とが対応づ
けられて前記公共料金支払記憶ファイルに記憶された場
合、前記コード情報に基づいて、一または複数の前記公
共料金情報とこの公共料金情報に対応する前記顧客情報
とが顧客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票が発
行されるようにプリンタ部を駆動するプリント手段を設
けた。
【0025】したがって、公共料金情報と顧客情報とが
対応づけられて公共料金支払記憶ファイルに記憶された
場合には、コード情報に基づいて、プリント手段によっ
てプリンタ部が駆動されて、一または複数の公共料金情
報とこの公共料金情報に対応する顧客情報とが顧客控用
伝票部にプリントされた顧客控用伝票が発行される。こ
れによって、公共料金情報と顧客情報とを対応づけて記
憶させなければ顧客控用伝票が発行されないため、請求
のあった公共料金に関する情報とこの公共料金の請求先
である顧客に関する情報とがプリントされた顧客控用伝
票をもって従来の顧客控用伝票の代用が許可されること
を条件として、顧客が支払った公共料金の受領代行業務
が行われずに、公共料金として受け取った金銭を店員等
が着服してしまう不正をより確実に防止することが可能
になる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の商品売上登録処理装置において、前記公共料
金支払記憶手段は、前記コード情報読取手段による前記
読取情報に基づいて、前記公共料金情報に関する締め処
理を実行する。
【0027】したがって、公共料金支払記憶手段によっ
て、コード情報読取手段による読取情報に基づいて、公
共料金情報に関する締め処理が実行される。これによっ
て、公共料金の受領代行業務に際しては、公共料金情報
と顧客情報との公共料金支払記憶ファイルへの記憶とと
もに、顧客が支払った公共料金に関する決済を実行する
ことが可能になる。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の商品売上登録処理装置において、前記公
共料金支払記憶手段は、一または複数の前記コード情報
読取手段による各読取情報に基づいて、前記公共料金支
払記憶ファイルを更新する。
【0029】したがって、公共料金支払記憶手段によっ
て、一または複数のコード情報読取手段による各読取情
報に基づいて、公共料金支払記憶ファイルが更新され
る。これによって、例えば、一または複数のコード情報
読取手段を備える商品売上登録処理装置であっても、各
コード情報読取手段で読み取ったそれぞれの読取情報に
基づいて、公共料金情報と顧客情報とを対応づけて公共
料金支払記憶ファイルに記憶させることが可能になる。
【0030】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5記載の商品売上登録処理装置において、
前記コード情報は、前記公共料金情報と前記顧客情報が
組み合わされてコード化された2次元コードである。
【0031】したがって、コード情報を公共料金情報と
顧客情報とが組み合わされてコード化された2次元コー
ドとすることにより、単一の2次元コードに公共料金の
請求元名、顧客名、利用料金、利用期間等の顧客確認情
報等を直接的に保持させて、例えば請求項1または3記
載の発明の商品売上登録処理装置のようにプリンタ部お
よびプリンタ手段を備える場合には顧客控用伝票にプリ
ント出力する情報を入力されたコード情報から直接取得
し、例えば請求項2記載の発明の商品売上登録処理装置
のように表示部および顧客確認情報表示手段を備える場
合には表示部に表示する顧客確認情報を入力されたコー
ド情報から直接取得することで、公共料金の受領代行業
務に際して必要とする情報の入力作業の容易化を図るこ
とが可能になる。
【0032】請求項7記載の発明のプログラムは、公共
料金の請求元である公共機関を識別する機関識別コード
を含み公共料金に関する一または複数の公共料金情報と
この公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報とが
組み合わされてコード化されたコード情報を読み取るコ
ード情報読取手段と、前記公共料金情報とこの公共料金
情報に組み合わされた前記顧客情報とを対応づけて記憶
する公共料金支払記憶ファイルと、を備え、商品に関す
る商品情報に基づいて売上登録処理を行う商品売上登録
処理装置が備えるコンピュータにインストールされるプ
ログラムであって、前記コード情報読取手段により読み
取られた読取情報に基づいて、前記公共料金情報を前記
機関識別コード毎に分類する分類機能と、分類した前記
公共料金情報にこの公共料金情報に組み合わされた前記
顧客情報を対応づけて前記公共料金支払記憶ファイルに
記憶させる公共料金支払記憶機能と、前記公共料金情報
とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情報とが
対応づけられて前記公共料金支払記憶ファイルに記憶さ
れた場合、前記読取情報に基づいて、一または複数の前
記公共料金情報とこの公共料金情報に対応する前記顧客
情報とが顧客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票
が発行されるようにプリンタ部を駆動するプリント機能
と、を前記コンピュータに実行させる。
【0033】したがって、機関識別コードを含む一また
は複数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧
客に関する顧客情報とが組み合わされてコード化された
コード情報がコード情報読取手段により読み取られ、読
み取られた読取情報に基づいて、機関識別コード毎に分
類された公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わさ
れた顧客情報とが対応づけられて公共料金支払記憶ファ
イルに記憶された場合には、コード情報に基づいて、プ
リンタ部が駆動されて、一または複数の公共料金情報と
この公共料金情報に対応する顧客情報とが顧客控用伝票
部にプリントされた顧客控用伝票が発行される。これに
よって、公共料金の受領代行業務に際しては、公共料金
情報と顧客情報とを対応づけて記憶させなければ顧客控
用伝票が発行されないため、請求のあった公共料金に関
する情報とこの公共料金の請求先である顧客に関する情
報とがプリントされた顧客控用伝票をもって従来の顧客
控用伝票の代用が許可されることを条件として、顧客が
支払った公共料金の受領代行業務が行われずに、公共料
金として受け取った金銭を店員等が着服してしまう不正
を防止することが可能になる。
【0034】請求項8記載の発明のプログラムは、公共
料金の請求元である公共機関を識別する機関識別コード
を含み公共料金に関する一または複数の公共料金情報と
この公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報とが
組み合わされてコード化されたコード情報を読み取るコ
ード情報読取手段と、前記公共料金情報とこの公共料金
情報に組み合わされた前記顧客情報とを対応づけて記憶
する公共料金支払記憶ファイルと、を備え、商品に関す
る商品情報に基づいて売上登録処理を行う商品売上登録
処理装置が備えるコンピュータにインストールされるプ
ログラムであって、前記コード情報読取手段により読み
取られた読取情報に基づいて、前記公共料金情報を前記
機関識別コード毎に分類する分類機能と、分類した前記
公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた前記
顧客情報とを顧客確認情報として表示部に表示させる顧
客確認情報表示機能と、前記表示部に表示させた前記顧
客確認情報の確認の宣言に応じて、分類した前記公共料
金情報にこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情
報を対応づけて前記公共料金支払記憶ファイルに記憶さ
せる公共料金支払記憶機能と、を前記コンピュータに実
行させる。
【0035】したがって、機関識別コードを含む一また
は複数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧
客に関する顧客情報とが組み合わされてコード化された
コード情報がコード情報読取手段により読み取られ、読
み取られた読取情報に基づいて、機関識別コード毎に分
類された公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わさ
れた顧客情報とが表示部に表示され、顧客確認情報の確
認の宣言に応じて、機関識別コード毎に分類された公共
料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた顧客情報
とが対応づけられて公共料金支払記憶ファイルに記憶さ
れる。これによって、公共料金の受領代行業務に際して
は、顧客による支払意思の確認を介して、公共料金情報
と顧客情報とが対応づけられて記憶されるため、公共料
金の受領代行業務の一部に顧客を介在させることで顧客
自身の関心を引き付けて、支払った公共料金の受領代行
業務が適正に行われたことを顧客自身に確認させるとと
もに、公共料金として受け取った金銭を店員等が着服し
てしまう不正を防止することが可能になる。
【0036】請求項9記載の発明は、請求項8記載のプ
ログラムにおいて、前記公共料金情報とこの公共料金情
報に組み合わされた前記顧客情報とを対応づけて前記公
共料金支払記憶ファイルに記憶させた場合、前記コード
情報に基づいて、一または複数の前記公共料金情報とこ
の公共料金情報に対応する前記顧客情報とが顧客控用伝
票部にプリントされた顧客控用伝票が発行されるように
プリンタ部を駆動するプリント機能を前記コンピュータ
に実行させる。
【0037】したがって、公共料金情報とこの公共料金
情報に組み合わされた顧客情報とが対応づけられて公共
料金支払記憶ファイルに記憶された場合には、コード情
報に基づいて、プリンタ部が駆動されて、一または複数
の公共料金情報とこの公共料金情報に対応する顧客情報
とが顧客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票が発
行される。これによって、公共料金情報と顧客情報とを
対応づけて記憶させなければ顧客控用伝票が発行されな
いため、請求のあった公共料金に関する情報とこの公共
料金の請求先である顧客に関する情報とがプリントされ
た顧客控用伝票をもって従来の顧客控用伝票の代用が許
可されることを条件として、顧客が支払った公共料金の
受領代行業務が行われずに、公共料金として受け取った
金銭を店員等が着服してしまう不正をより確実に防止す
ることが可能になる。
【0038】請求項10記載の発明は、請求項7、8ま
たは9記載のプログラムにおいて、前記コード情報読取
手段による前記読取情報に基づいて、前記公共料金情報
に関する締め処理を実行する締め処理実行機能を前記コ
ンピュータに実行させる。
【0039】したがって、コード情報読取手段による読
取情報に基づいて、公共料金情報に関する締め処理が実
行される。これによって、公共料金の受領代行業務に際
しては、公共料金情報と顧客情報との公共料金支払記憶
ファイルへの記憶とともに、顧客が支払った公共料金に
関する決済を実行することが可能になる。
【0040】請求項11記載の発明は、請求項7、8、
9または10記載のプログラムにおいて、一または複数
の前記コード情報読取手段を用いて、前記各コード情報
読取手段による読取情報に基づいて、前記公共料金支払
記憶ファイルを更新するファイル更新機能を前記コンピ
ュータに実行させる。
【0041】したがって、一または複数のコード情報読
取手段による各読取情報に基づいて、公共料金支払記憶
ファイルが更新される。これによって、例えば、一また
は複数のコード情報読取手段を備える商品売上登録処理
装置にインストールされた場合であっても、各コード情
報読取手段で読み取ったそれぞれの読取情報に基づい
て、公共料金情報と顧客情報とを対応づけて公共料金支
払記憶ファイルに記憶させることが可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図10を参照して説明する。本実施の形態は、
公共料金支払登録システムへの適用例を示す。
【0043】図1は、本発明の一実施の形態の公共料金
支払登録システムを概略的に示すブロック図である。公
共料金支払登録システムSは、複数の店舗によってチェ
ーン展開しているコンビニエンスストア等の各店舗に設
置された一台または複数台の商品売上登録処理装置とし
てのPOS端末2(図2参照)と、各店舗毎に一台設置さ
れたストアコントローラ3とをLAN接続することによ
って構成される複数の店舗POSシステム4と、各店舗
POSシステムにおけるストアコントローラ3との間で
データ通信を行うことにより各店舗POSシステム4に
おける販売データを管理するホストコンピュータ5等に
よって構成されるPOSシステム1と、ホストコンピュ
ータ5との間でデータ通信自在な各種公共機関が備える
公共料金管理装置6とにより構成されている。
【0044】ストアコントローラ3およびホストコンピ
ュータ5は、図2に示すように、公共料金の請求元であ
る公共機関を識別するための機関識別コード101毎
に、公共料金に関する公共料金情報103と、この公共
料金の請求先である顧客に関する顧客情報105とを対
応づけて記憶する公共料金支払記憶ファイル107を記
憶する、図示しない記憶装置を備えている。
【0045】公共料金情報103としては、この公共料
金の利用期間を示す利用期間情報104、請求額を示す
金額情報106等がある。顧客情報105としては、顧
客の名称を示す利用者名情報等がある。
【0046】ストアコントローラ3が備える公共料金支
払記憶ファイル107に記憶されている情報は予め規定
された所定タイミングでホストコンピュータ5に向けて
伝送され、ホストコンピュータ5では情報が伝送されて
くる毎に公共料金支払記憶ファイル107を随時更新す
る。
【0047】図3は各店舗POSシステム4が備えるP
OS端末2を示す斜視図、図4はその背面図である。P
OS端末2は、ドロワ装置10上に載置されており、こ
のドロワ装置10の引き出し10aの開閉を制御する。
【0048】POS端末2は、オペレーターによる操作
を受け付ける操作領域11を上面に備えている。この操
作領域11のオペレーターから見て右側の領域には、複
数の操作キーを有するキーボード12が設けられてい
る。
【0049】特に図示しないが、キーボード12には、
商品コードや預かり金額等を手入力するための置数キ
ー、商品販売登録処理において現金取引による締め処理
を実行するための預/現計キー、後述する公共料金領収
代行業務に際して操作される公共料金支払キー等の各種
の操作キーがブロック毎に配列されている。キーボード
12は、置数キーの操作により各種コードを入力するこ
とが可能である。
【0050】操作領域11のオペレーターから見て左側
の領域には、POS端末2に内蔵されて所定の情報をプ
リント出力させる機能を実行するプリンタ部としてのレ
シートプリンタ13(図5参照)によってプリントされる
レシートや後述する顧客控用伝票(図11参照)等が発行
されるレシート発行口14が設けられている。
【0051】操作領域11のオペレーターから見て右端
部側には、POS端末2に内蔵されて、客が所持する磁
気カード等の携帯型の記憶媒体(図示せず)に記憶されて
いる情報を読み取るカードリーダ15(図4参照)のカー
ド読取スリット16が設けられている。
【0052】操作領域11の略中央には、図示しない鍵
により、POS端末2の動作モードを登録モード、設定
モード、精算モード、点検モード等の各業務モードに切
替自在に設定するコントロールキー17が設けられてい
る。
【0053】POS端末2の右上側には、オペレーター
に対して所定の情報をカラー画像で表示するLCD18
が仰角調整自在に設けられている。このLCD18の表
示面側には、抵抗膜式のタッチパネル19が積層されて
いる。
【0054】オペレーター側から見て、POS端末2の
背面側には、所定の情報を客側に向けてカラー画像で表
示する表示部としての客側LCD20が仰角調整自在に
設けられている。この客側LCD20の表示面側には、
LCD18と同様に、抵抗膜式の客側タッチパネル21
が積層されている。
【0055】POS端末2には、商品等に付された商品
コードを光学的に読み取る入力手段としてのマルチコー
ドスキャナ22が接続されている。公知の技術であるた
め説明を省略するが、マルチコードスキャナ22は、一
台で、1次元コード(図11に示したバーコード504
参照)および2次元コード154(図8参照)のスキャニ
ングが可能である。
【0056】図5は、POS端末2に内蔵された各部の
電気的接続を示すブロック図である。POS端末2は、
マイクロコンピュータ(Microcomputer:以下、マイコン
という)23を内蔵し、このマイコン23がPOS端末
2内の各部を駆動制御する。マイコン23は、各部を集
中的に駆動制御するCPU(Central Processing Unit)
24に、アドレスバス、データバス等のバスライン25
を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納
するROM(Read Only Memory)26と、可変的なデータ
を書き換え自在に記憶するRAM(Random Access Memor
y)27とが接続されて構成されている。RAM27は、
図示しないバッテリによってバックアップされている。
【0057】RAM27には、データ処理用の各種メモ
リエリアが確保されている。データ処理用の各種メモリ
エリアとしては、後述する公共料金支払登録処理に際し
て、顧客控伝票にプリント出力するためのプリントデー
タを展開するためのプリントデータ展開エリア(図示せ
ず)等がある。
【0058】CPU24に接続されたバスライン25に
は、HDD28が接続されている。HDD28には、マ
イコン23を動作させる制御プログラム、商品名・単価
等の商品情報を商品コード毎に記憶する商品マスタファ
イル、売上登録にかかる売上情報を記憶保持する売上フ
ァイル(ともに図示せず)等が格納されている。
【0059】HDD28には、図6に示すように、公共
料金管理装置6が設置されている各種公共機関の名称情
報100を、この公共機関を特定する公共機関コード1
01毎に対応づけて記憶する公共機関マスタファイル1
02が格納されている。
【0060】HDD28に格納された制御プログラム
は、POS端末2の起動時に、売上ファイルとともにR
AM27に書き込まれる。これによって、マイコン23
による各部の駆動制御が可能な状態となる。マイコン2
3によって駆動制御される各部を、以下に説明する。
【0061】キーボード12は、キーボード入力回路2
9を介して、バスライン25に接続されている。キーボ
ード12は、キーボード入力回路29の動作によって、
操作されたキーに応じた信号をマイコン23に出力す
る。
【0062】レシートプリンタ13は、レシートプリン
タ制御回路30を介して、バスライン25に接続されて
いる。レシートプリンタ13は、マイコン23からのプ
リントデータがレシートプリンタ制御回路30に入力さ
れると、レシートプリンタ制御回路30に駆動されてレ
シート用紙に所定事項をプリントする。加えて、レシー
トプリンタ13には、マイコン23によって駆動制御さ
れる図示しないカッタ部が内蔵されており、このカッタ
部によってレシート用紙を所定の位置において切断す
る。
【0063】カードリーダ15は、リーダ制御回路31
を介して、バスライン25に接続されている。カードリ
ーダ15は、リーダ制御回路31の動作によって、読み
取ったカードの磁気テープ等に記憶されているデータに
応じた信号をマイコン23に対して出力する。
【0064】コントロールキー17は、コントロールキ
ー入力回路32を介して、バスライン25に接続されて
いる。コントロールキー17は、コントロールキー入力
回路32の動作によって、切り替え位置に応じた信号を
マイコン23に対して出力する。マイコン23は、コン
トロールキー17からの出力信号に応じて、POS端末
2の動作モードを登録モード、設定モード、精算モー
ド、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0065】LCD18は、表示制御回路33を介し
て、バスライン25に接続されている。LCD18は、
マイコン23からの表示データが、表示制御回路33に
入力されると、表示制御回路33に駆動されて所定事項
を表示する。
【0066】客側LCD20は、客側表示制御回路34
を介して、バスライン25に接続されている。客側LC
D20は、マイコン23からの客側表示データが、客側
表示制御回路34に入力されると、客側表示制御回路3
4に駆動されて所定事項を表示する。
【0067】タッチパネル19,客側タッチパネル21
は、それぞれパネル制御回路35および客側パネル制御
回路36を介して、バスライン25に接続されている。
タッチパネル19,客側タッチパネル21は、それぞれ
パネル制御回路35および客側パネル制御回路36の動
作によって、操作者によってタッチされたパネル上のX
Y座標を認識して座標データを取得し、この座標データ
に応じた信号をマイコン23に出力する。マイコン23
は、パネル制御回路35または客側パネル制御回路36
からの信号が入力されると、この信号に基づいた所定の
処理を実行する。
【0068】マルチコードスキャナ22は、スキャナ入
力回路37を介してバスライン25に接続されている。
マルチコードスキャナ22は、スキャナ入力回路37の
動作によって、読み取った商品コードに応じたデータを
マイコン23に送信する。
【0069】POS端末2は、ストアコントローラ3等
の各装置との間でのデータ通信を行うための通信I/F
38を備えている。通信I/F38には、LANを介し
て、ストアコントローラ3が接続されている。これによ
って、各POS端末2から出力された各種データを、ス
トアコントローラ3に向けて出力することが可能にな
る。
【0070】加えて、POS端末2とは別体で設けられ
たドロワ装置10も、マイコン23によって駆動制御さ
れる。ドロワ装置10は、ドロワ制御回路39を介し
て、バスライン25に接続されている。ドロワ装置10
は、マイコン23からの開放信号に応じてドロワ装置1
0の引き出し10aの開放を行う。
【0071】公知の技術であるため詳細な説明を省略す
るが、上述のようなPOS端末2は、コントロールキー
17が登録モードに設定されている状態で、マルチコー
ドスキャナ22による商品コードの読み取りや、置数キ
ーによる商品の入力、および、置数キーによる売上数量
の入力等があると、売上登録処理を行う。
【0072】売上登録処理では、入力された商品情報
を、RAM27のワークエリアに記憶する。ワークエリ
アに記憶した情報に基づいて商品マスタファイルを検索
することにより、販売価格や商品名等を取得し、取得し
た情報をワークエリアに記憶し、RAM27のワークエ
リアに記憶されたこれらの商品コード、販売個数、商品
名、販売価格等に基づく売上データを売上バッファに記
憶する。また、商品単価等の取引情報をLCD18や客
側LCD20に表示する。商品が入力される毎にその売
上合計金額を算出し、これを例えば預/現計キーが押し
下げられる等の締め処理の実行が指示されるまで繰り返
す。
【0073】預/現計キーが押し下げられると、売上を
ストアコントローラ3の売上ファイルに登録し、算出し
た釣り銭金額をLCD18や客側LCD20に表示す
る。また、取引内容をレシートプリンタ13によってプ
リントしてレシートとしてレシート発行口から発行し、
ドロワ装置10に向けて開放信号を出力する。
【0074】次に、制御プログラムに基づいてCPU2
4が実行する公共料金支払登録処理について図7を参照
して説明する。図7は、制御プログラムに基づいてCP
U24が実行する公共料金支払登録処理を概略的に示す
フローチャートである。
【0075】本実施の形態では、図8に示すような公共
料金支払伝票150を使用した公共料金支払登録処理を
実行するものとする。公共料金支払伝票150は、ミシ
ン目151によって分離可能に連続する公共機関控伝票
152と店舗控伝票153とによって構成されている。
公共機関控伝票151には、コード情報としての2次元
コード154がプリントされている。この2次元コード
154は、機関識別コード101を含み公共料金に関す
る一または複数の公共料金情報103と、この公共料金
情報103の請求先である顧客に関する顧客情報105
とが組み合わされてコード化されたものである。なお、
公共料金情報103と顧客情報105とを組み合わせた
情報のコード化については、公知の技術であるため、説
明を省略する。
【0076】公共料金情報と顧客情報とを示す2次元コ
ード154をコード情報とすることにより情報量が増え
るため、後述する公共料金支払登録処理に際してLCD
18または客側LCD20に表示させる公共料金情報1
03、顧客情報105等の各種情報を、2次元コード1
54に持たせることが可能になる。
【0077】これによって、入力に際しての入力時間の
短縮を図り、業務効率の向上を図ることができる。
【0078】公共料金支払登録処理では、キーボード入
力回路29からの出力信号に基づいて、公共料金支払キ
ーが操作されたと判断するまで待機しており(S1の
N)、公共料金支払キーが操作されたと判断した場合に
は(S1のY)、マルチコードスキャナ22による公共料
金支払伝票150の2次元コード154のスキャンを待
機する(S2のN)。
【0079】マルチコードスキャナ22により公共料金
支払伝票150の2次元コード154をスキャンしたと
判断した場合には(S2のY)、この読取情報に基づい
て、公共機関マスタファイル102を参照して、公共料
金情報103を機関識別コード101毎に分類し、図9
に示すような支払内容確認画面160を客側LCD20
に表示する(S3)。ここに、顧客確認情報表示手段とし
ての機能が実行される。
【0080】客側LCD20に表示される支払内容確認
画面160には、図9に示すように、公共機関の公共料
金管理装置6から顧客に向けて発行された公共料金情報
103および顧客情報105に基づく利用情報161
と、表示されている利用情報161の確認を促すメッセ
ージ162と、利用情報161に応じた支払いを行う意
志の有無を示すための意思表示キー163(はいキー1
63aおよびいいえキー163b)とが表示されてい
る。
【0081】客側タッチパネル21の操作位置に基づい
て、はいキー163aまたはいいえキー163bのいず
れか一方が操作されたと判断するまで待機し(S4の
N)、客側タッチパネル21の操作位置に基づいて、は
いキー163aが操作されたと判断すると(S4のYお
よびS5のY)、LCD18に図示しない支払確認済画
面を表示する(S6)。ここに、確認宣言手段としての機
能が実行される。
【0082】支払確認済画面には、オペレーターに対し
て、公共料金の受領代行業務を続行する旨を案内するメ
ッセージ等が表示されている。
【0083】これによって、オペレーターは、顧客に表
示内容に応じた公共料金の支払の意思があるものと判断
して、顧客に対して公共料金の請求を行い、キーボード
12の操作により顧客から手渡された金銭の額に応じた
数値を入力し、預/現計キーを操作する。
【0084】預/現計キーの操作を判断した場合には
(S7のY)、ステップS2でマルチコードスキャナ22
が読み取った2次元コード154に基づく公共料金情報
103と顧客情報105とを対応づけて公共料金支払記
憶ファイル107に記憶させ、入力された金額に基づい
て釣り銭額を算出してLCD18および客側LCD20
に表示するとともに、マルチコードスキャナ22が読み
取った2次元コード154の内容を示す支払情報をスト
アコントローラ3に向けて出力する(S8)。ここに、公
共料金支払記憶手段としての機能が実行される。
【0085】ストアコントローラ3では、POS端末2
から出力された支払情報を受信すると、受信した支払情
報に基づいて公共料金支払記憶ファイル107を更新す
る。
【0086】なお、本実施の形態では、商品売上登録処
理装置としてPOS端末2への適用例を示したが、これ
に限るものではなく、例えば、ステップS8で、POS
端末2から出力された支払情報を受信したストアコント
ローラ3が、受信した支払情報に基づいて公共料金支払
記憶ファイル107を更新することにより公共料金支払
記憶手段としての機能を実行させ、店舗POSシステム
4によって商品売上登録処理装置を実現するようにして
もよい。
【0087】また、ストアコントローラ3から公共料金
支払記憶ファイル107の内容が伝送される毎に、ホス
トコンピュータ5が備える公共料金支払記憶ファイル1
07を更新することにより公共料金支払記憶手段として
の機能を実行させ、POSシステムSによって商品売上
登録処理装置を実現するようにしてもよい。
【0088】加えて、マルチコードスキャナ22が読み
取った2次元コード154の内容に基づいてレシートプ
リンタ13を駆動する(S9)。ここに、プリント手段と
しての機能が実行される。
【0089】これにより、図10に示すように、公共料
金情報103とこの公共料金情報103に対応づけられ
た顧客情報105とが組み合わされた顧客確認情報11
0がプリントされた顧客控用伝票111が発行される。
なお、本実施の形態では、顧客控用伝票111の被プリ
ント面が顧客控用伝票部とされている。
【0090】ここに、マルチコードスキャナ22によっ
てスキャニングした2次元コード154に基づいて、機
関識別コード101毎に分類された公共料金情報103
と顧客情報105とが対応づけられた顧客確認情報が客
側LCD20に表示され、はいキー163aの操作によ
る公共料金情報103の確認の宣言に応じて、確認が宣
言された公共料金情報が請求元毎に分類されて公共料金
支払記憶ファイル107に記憶されることにより公共料
金の支払いがあったことが登録されるとともに、レシー
トプリンタ13が駆動されることにより公共料金情報1
03とこの公共料金情報103に対応づけられた顧客情
報105とが組み合わされた顧客確認情報が公共機関単
位でプリントされた顧客控用伝票111が発行される。
【0091】これによって、はいキー163aの操作に
よる公共料金情報103の確認の宣言を顧客に依頼する
ことを条件とした場合に、公共料金の受領代行業務に際
しては、顧客の確認を介して、公共料金の支払いがあっ
たことが登録されるため、支払った公共料金に関する登
録処理が適正に行われたことを顧客自身に確認させるこ
とが可能になるとともに、請求のあった公共料金に関す
る情報とこの公共料金の請求先である顧客に関する情報
とがプリントされた顧客控用伝票をもって従来の顧客控
用伝票の代用が許可されることを条件とした場合に、機
関識別コード毎に分類された公共料金情報とこの公共料
金情報に組み合わされた顧客情報とが対応づけられて公
共料金支払記憶ファイルに記憶された公共料金の支払い
を登録しなければ顧客控用伝票が発行されないために支
払った公共料金に関する登録処理が行われず、公共料金
として受け取った金銭を店員等が着服してしまう不正を
防止することが可能になる。
【0092】
【発明の効果】請求項1記載の発明の商品売上登録処理
装置によれば、機関識別コードを含む一または複数の公
共料金情報とこの公共料金の請求先である顧客に関する
顧客情報とが組み合わされてコード化されたコード情報
をコード情報読取手段により読み取った読取情報に基づ
いて、公共料金支払記憶手段により機関識別コード毎に
分類した公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わさ
れた顧客情報とを対応づけて公共料金支払記憶ファイル
に記憶させた場合には、コード情報に基づいて、プリン
ト手段によりプリンタ部を駆動して、一または複数の公
共料金情報とこの公共料金情報に対応する顧客情報とが
顧客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票を発行す
ることにより、公共料金の受領代行業務に際しては、公
共料金情報と顧客情報とを対応づけて記憶させなければ
顧客控用伝票が発行されないため、請求のあった公共料
金に関する情報とこの公共料金の請求先である顧客に関
する情報とがプリントされた顧客控用伝票をもって従来
の顧客控用伝票の代用が許可されることを条件として、
顧客が支払った公共料金の受領代行業務が行われずに、
公共料金として受け取った金銭を店員等が着服してしま
う不正を防止することができる。
【0093】請求項2記載の発明の商品売上登録処理装
置によれば、機関識別コードを含む一または複数の公共
料金情報とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧
客情報とが組み合わされてコード化されたコード情報を
コード情報読取手段により読み取った読取情報に基づい
て、支払内容表示手段により機関識別コード毎に分類し
た公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた顧
客情報とを顧客確認情報として表示部に表示させ、確認
宣言手段による顧客確認情報の確認の宣言に応じて、公
共料金支払記憶手段により機関識別コード毎に分類した
公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた顧客
情報とを対応づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶さ
せることにより、確認宣言手段による顧客確認情報の確
認の宣言操作を顧客に依頼することを条件として、公共
料金の受領代行業務に際しては、顧客による支払意思の
確認を介して、公共料金情報と顧客情報とが対応づけら
れて記憶されるため、公共料金の受領代行業務の一部に
顧客を介在させることで顧客自身の関心を引き付けて、
支払った公共料金の受領代行業務が適正に行われたこと
を顧客自身に確認させるとともに、公共料金として受け
取った金銭を店員等が着服してしまう不正を防止するこ
とができる。
【0094】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の商品売上登録処理装置において、公共料金情報と顧
客情報とを対応づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶
させた場合には、コード情報に基づいて、プリント手段
によりプリンタ部を駆動して、一または複数の公共料金
情報とこの公共料金情報に対応する顧客情報とが顧客控
用伝票部にプリントされた顧客控用伝票を発行すること
により、公共料金情報と顧客情報とを対応づけて記憶さ
せなければ顧客控用伝票が発行されないため、請求のあ
った公共料金に関する情報とこの公共料金の請求先であ
る顧客に関する情報とがプリントされた顧客控用伝票を
もって従来の顧客控用伝票の代用が許可されることを条
件として、顧客が支払った公共料金の受領代行業務が行
われずに、公共料金として受け取った金銭を店員等が着
服してしまう不正をより確実に防止することができる。
【0095】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の商品売上登録処理装置において、公共
料金支払記憶手段によって、コード情報読取手段による
読取情報に基づいて、公共料金情報に関する締め処理を
実行することにより、公共料金の受領代行業務に際して
は、公共料金情報と顧客情報との公共料金支払記憶ファ
イルへの記憶とともに、顧客が支払った公共料金に関す
る決済を実行することが可能になるので、公共料金情報
と顧客情報との公共料金支払記憶ファイルへの記憶を、
実用上、公共料金の受領代行業務に際して必要となる決
済と合わせて行うことができ、作業の容易化による業務
効率の向上およびミスの低減を図ることができる。
【0096】請求項5記載の発明によれば、請求項1、
2、3または4記載の商品売上登録処理装置において、
公共料金支払記憶手段によって、一または複数のコード
情報読取手段による各読取情報に基づいて、公共料金支
払記憶ファイルを更新することにより、例えば、一また
は複数のコード情報読取手段を備える商品売上登録処理
装置であっても、各コード情報読取手段で読み取ったそ
れぞれの読取情報に基づいて、公共料金情報と顧客情報
とを対応づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶させる
ことができる。これにより、商品売上登録処理装置を、
例えば、コンビニエンスストア等、それぞれがコード情
報読取手段を備える複数台のPOS端末を、公共料金支
払記憶ファイルを備える一台のストアコントローラで管
理するようなPOSシステムへ適用することができる。
【0097】請求項6記載の発明によれば、請求項1、
2、3、4または5記載の商品売上登録処理装置におい
て、コード情報を公共料金情報と顧客情報とが組み合わ
されてコード化された2次元コードとすることにより、
単一の2次元コードに公共料金の請求元名、顧客名、利
用料金、利用期間等の顧客確認情報等を直接的に保持さ
せることが可能になり、請求項1または3記載の発明の
商品売上登録処理装置のようにプリンタ部およびプリン
タ手段を備える場合には顧客控用伝票にプリント出力す
る情報を入力されたコード情報から直接取得し、請求項
2記載の発明の商品売上登録処理装置のように表示部お
よび顧客確認情報表示手段を備える場合には表示部に表
示する顧客確認情報を入力されたコード情報から直接取
得することで、公共料金の受領代行業務に際して必要な
情報の入力作業にかかる時間を短縮し、業務効率の向上
を図ることができる。
【0098】請求項7記載の発明のプログラムによれ
ば、機関識別コードを含む一または複数の公共料金情報
とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報と
が組み合わされてコード化されたコード情報をコード情
報読取手段により読み取った読取情報に基づいて、機関
識別コード毎に分類された公共料金情報とこの公共料金
情報に組み合わされた顧客情報とを対応づけて公共料金
支払記憶ファイルに記憶させた場合には、コード情報に
基づいて、プリンタ部を駆動して、一または複数の公共
料金情報とこの公共料金情報に対応する顧客情報とが顧
客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票を発行する
ことにより、公共料金の受領代行業務に際しては、公共
料金情報と顧客情報とを対応づけて記憶させなければ顧
客控用伝票が発行されないため、請求のあった公共料金
に関する情報とこの公共料金の請求先である顧客に関す
る情報とがプリントされた顧客控用伝票をもって従来の
顧客控用伝票の代用が許可されることを条件として、顧
客が支払った公共料金の受領代行業務が行われずに、公
共料金として受け取った金銭を店員等が着服してしまう
不正を防止することができる。
【0099】請求項8記載の発明のプログラムによれ
ば、機関識別コードを含む一または複数の公共料金情報
とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報と
が組み合わされてコード化されたコード情報をコード情
報読取手段により読み取った読取情報に基づいて、機関
識別コード毎に分類した公共料金情報とこの公共料金情
報に組み合わされた顧客情報とを表示部に表示させ、顧
客確認情報の確認の宣言に応じて、機関識別コード毎に
分類した公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わさ
れた顧客情報とを対応づけて公共料金支払記憶ファイル
に記憶させることにより、公共料金の受領代行業務に際
しては、顧客による支払意思の確認を介して、公共料金
情報と顧客情報とが対応づけられて記憶されるため、公
共料金の受領代行業務の一部に顧客を介在させることで
顧客自身の関心を引き付けて、支払った公共料金の受領
代行業務が適正に行われたことを顧客自身に確認させる
とともに、公共料金として受け取った金銭を店員等が着
服してしまう不正を防止することができる。
【0100】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載のプログラムにおいて、公共料金情報とこの公共料金
情報に組み合わされた顧客情報とを対応づけて公共料金
支払記憶ファイルに記憶させた場合には、コード情報に
基づいて、プリンタ部を駆動して、一または複数の公共
料金情報とこの公共料金情報に対応する顧客情報とが顧
客控用伝票部にプリントされた顧客控用伝票を発行する
ことにより、公共料金情報と顧客情報とを対応づけて記
憶させなければ顧客控用伝票が発行されないため、請求
のあった公共料金に関する情報とこの公共料金の請求先
である顧客に関する情報とがプリントされた顧客控用伝
票をもって従来の顧客控用伝票の代用が許可されること
を条件として、顧客が支払った公共料金の受領代行業務
が行われずに、公共料金として受け取った金銭を店員等
が着服してしまう不正をより確実に防止することができ
る。
【0101】請求項10記載の発明によれば、請求項
7、8または9記載のプログラムにおいて、コード情報
読取手段による読取情報に基づいて、公共料金情報に関
する締め処理を実行することにより、公共料金の受領代
行業務に際しては、公共料金情報と顧客情報との公共料
金支払記憶ファイルへの記憶とともに、顧客が支払った
公共料金に関する決済を実行することが可能になるの
で、公共料金情報と顧客情報との公共料金支払記憶ファ
イルへの記憶を、実用上、公共料金の受領代行業務に際
して必要となる決済と合わせて行うことができ、作業の
容易化による業務効率の向上およびミスの低減を図るこ
とができる。
【0102】請求項11記載の発明によれば、請求項
7、8、9または10記載のプログラムにおいて、一ま
たは複数のコード情報読取手段による各読取情報に基づ
いて、公共料金支払記憶ファイルを更新することによ
り、例えば、一または複数のコード情報読取手段を備え
る商品売上登録処理装置にインストールされた場合であ
っても、各コード情報読取手段で読み取ったそれぞれの
読取情報に基づいて、公共料金情報と顧客情報とを対応
づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶させることがで
きる。これにより、商品売上登録処理装置を、例えば、
コンビニエンスストア等、それぞれがコード情報読取手
段を備える複数台のPOS端末を、公共料金支払記憶フ
ァイルを備える一台のストアコントローラで管理するよ
うなPOSシステムへ適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のPOSシステムを概略
的に示すブロック図である。
【図2】公共料金支払記憶ファイルのファイル構造を示
す説明図である。
【図3】POS端末を示す斜視図である。
【図4】その背面図である。
【図5】POS端末が内蔵する各部の電気的接続を示す
ブロック図である。
【図6】公共機関マスタファイルのファイル構造を示す
説明図である。
【図7】制御プログラムに基づいてCPUが実行する公
共料金支払登録処理を概略的に示すフローチャートであ
る。
【図8】公共料金支払伝票を示す正面図である。
【図9】支払内容確認画面を示す正面図である。
【図10】顧客控用伝票を示す正面図である。
【図11】従来の公共料金支払伝票の一例を示す正面図
である。
【符号の説明】
2 商品売上登録処理装置 13 プリンタ部 20 表示部 22 コード情報読取手段 107 公共料金支払記憶ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 318 G06F 17/60 318H 430 430 G07G 1/06 G07G 1/06 E (72)発明者 長谷川 圭一 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 日本橋Fタワー 東芝テック株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CC10 CD04 CE01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する商品情報に基づいて売上登
    録処理を行う商品売上登録処理装置において、 公共料金の請求元である公共機関を識別する機関識別コ
    ードを含み公共料金に関する一または複数の公共料金情
    報とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報
    とが組み合わされてコード化されたコード情報を読み取
    るコード情報読取手段と、 前記コード情報読取手段が読み取った読取情報に基づい
    て、前記機関識別コード毎に分類した前記公共料金情報
    とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情報とを
    対応づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶させる公共
    料金支払記憶手段と、 前記公共料金支払記憶手段によって前記公共料金情報と
    前記顧客情報とが対応づけられて前記公共料金支払記憶
    ファイルに記憶された場合、前記コード情報に基づい
    て、一または複数の前記公共料金情報とこの公共料金情
    報に対応する前記顧客情報とが顧客控用伝票部にプリン
    トされた顧客控用伝票が発行されるようにプリンタ部を
    駆動するプリント手段と、を設けたことを特徴とする商
    品売上登録処理装置。
  2. 【請求項2】 商品に関する商品情報に基づいて売上登
    録処理を行う商品売上登録処理装置において、 公共料金の請求元である公共機関を識別する機関識別コ
    ードを含み公共料金に関する一または複数の公共料金情
    報とこの公共料金の請求先である顧客に関する顧客情報
    とが組み合わされてコード化されたコード情報を読み取
    るコード情報読取手段と、 前記コード情報読取手段が読み取った読取情報に基づい
    て、前記機関識別コード毎に分類した前記公共料金情報
    とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情報とを
    顧客確認情報として表示部に表示させる顧客確認情報表
    示手段と、 前記顧客確認情報表示手段が前記表示部に表示させた前
    記顧客確認情報の確認を宣言する確認宣言手段と、 前記確認宣言手段による前記顧客確認情報の確認の宣言
    に応じて、前記機関識別コード毎に分類した前記公共料
    金情報とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情
    報とを対応づけて公共料金支払記憶ファイルに記憶させ
    る公共料金支払記憶手段と、を設けたことを特徴とする
    商品売上登録処理装置。
  3. 【請求項3】 前記公共料金支払記憶手段によって前記
    公共料金情報と前記顧客情報とが対応づけられて前記公
    共料金支払記憶ファイルに記憶された場合、前記コード
    情報に基づいて、一または複数の前記公共料金情報とこ
    の公共料金情報に対応する前記顧客情報とが顧客控用伝
    票部にプリントされた顧客控用伝票が発行されるように
    プリンタ部を駆動するプリント手段を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の商品売上登録処理装置。
  4. 【請求項4】 前記公共料金支払記憶手段は、前記コー
    ド情報読取手段による前記読取情報に基づいて、前記公
    共料金情報に関する締め処理を実行することを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の商品売上登録処理装置。
  5. 【請求項5】 前記公共料金支払記憶手段は、一または
    複数の前記コード情報読取手段による各読取情報に基づ
    いて、前記公共料金支払記憶ファイルを更新することを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の商品売上登
    録処理装置。
  6. 【請求項6】 前記コード情報は、前記公共料金情報と
    前記顧客情報が組み合わされてコード化された2次元コ
    ードであることを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は5記載の商品売上登録処理装置。
  7. 【請求項7】 公共料金の請求元である公共機関を識別
    する機関識別コードを含み公共料金に関する一または複
    数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧客に
    関する顧客情報とが組み合わされてコード化されたコー
    ド情報を読み取るコード情報読取手段と、前記公共料金
    情報とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情報
    とを対応づけて記憶する公共料金支払記憶ファイルと、
    を備え、商品に関する商品情報に基づいて売上登録処理
    を行う商品売上登録処理装置が備えるコンピュータにイ
    ンストールされるプログラムであって、 前記コード情報読取手段により読み取られた読取情報に
    基づいて、前記公共料金情報を前記機関識別コード毎に
    分類する分類機能と、 分類した前記公共料金情報にこの公共料金情報に組み合
    わされた前記顧客情報を対応づけて前記公共料金支払記
    憶ファイルに記憶させる公共料金支払記憶機能と、 前記公共料金情報とこの公共料金情報に組み合わされた
    前記顧客情報とが対応づけられて前記公共料金支払記憶
    ファイルに記憶された場合、前記読取情報に基づいて、
    一または複数の前記公共料金情報とこの公共料金情報に
    対応する前記顧客情報とが顧客控用伝票部にプリントさ
    れた顧客控用伝票が発行されるようにプリンタ部を駆動
    するプリント機能と、を前記コンピュータに実行させる
    プログラム。
  8. 【請求項8】 公共料金の請求元である公共機関を識別
    する機関識別コードを含み公共料金に関する一または複
    数の公共料金情報とこの公共料金の請求先である顧客に
    関する顧客情報とが組み合わされてコード化されたコー
    ド情報を読み取るコード情報読取手段と、前記公共料金
    情報とこの公共料金情報に組み合わされた前記顧客情報
    とを対応づけて記憶する公共料金支払記憶ファイルと、
    を備え、商品に関する商品情報に基づいて売上登録処理
    を行う商品売上登録処理装置が備えるコンピュータにイ
    ンストールされるプログラムであって、 前記コード情報読取手段により読み取られた読取情報に
    基づいて、前記公共料金情報を前記機関識別コード毎に
    分類する分類機能と、 分類した前記公共料金情報とこの公共料金情報に組み合
    わされた前記顧客情報とを顧客確認情報として表示部に
    表示させる顧客確認情報表示機能と、 前記表示部に表示させた前記顧客確認情報の確認の宣言
    に応じて、分類した前記公共料金情報にこの公共料金情
    報に組み合わされた前記顧客情報を対応づけて前記公共
    料金支払記憶ファイルに記憶させる公共料金支払記憶機
    能と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 前記公共料金情報とこの公共料金情報に
    組み合わされた前記顧客情報とを対応づけて前記公共料
    金支払記憶ファイルに記憶させた場合、前記コード情報
    に基づいて、一または複数の前記公共料金情報とこの公
    共料金情報に対応する前記顧客情報とが顧客控用伝票部
    にプリントされた顧客控用伝票が発行されるようにプリ
    ンタ部を駆動するプリント機能を前記コンピュータに実
    行させる請求項8記載のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記コード情報読取手段による前記読
    取情報に基づいて、前記公共料金情報に関する締め処理
    を実行する締め処理実行機能を前記コンピュータに実行
    させる請求項7、8または9記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 一または複数の前記コード情報読取手
    段を用いて、前記各コード情報読取手段による読取情報
    に基づいて、前記公共料金支払記憶ファイルを更新する
    ファイル更新機能を前記コンピュータに実行させる請求
    項7、8、9または10記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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