JP2002259655A - 損益シミュレーションシステム、方法、およびサービス事業損益予測システム - Google Patents

損益シミュレーションシステム、方法、およびサービス事業損益予測システム

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JP2002259655A
JP2002259655A JP2001057109A JP2001057109A JP2002259655A JP 2002259655 A JP2002259655 A JP 2002259655A JP 2001057109 A JP2001057109 A JP 2001057109A JP 2001057109 A JP2001057109 A JP 2001057109A JP 2002259655 A JP2002259655 A JP 2002259655A
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JP2001057109A
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Yasuhiro Kobayashi
康弘 小林
Shigeru Kawamoto
茂 川本
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Hideo Nakazawa
秀夫 中澤
Osamu Kubo
理 久保
Takeshi Yokota
毅 横田
Tomomasa Nakada
智将 仲田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス事業を取り巻くリスク要因に基づく
事業リスクを定量的に把握し、事業の計画あるいは遂行
に関する判断に有効な情報を提供する。 【解決手段】 損益シミュレーションを行うための基礎
データを入力する(S101)。リスク管理目標を定
め、リスク要因の過去データを入力する(S102、S
103)。サービス料金の体系を入力した後、モンテカ
ルロ法で損益予測のシミュレーションを行う(S10
4、S105)。シミュレーション結果から、事業リス
ク指標を求め、リスク管理目標を満たすかどうかを判定
する(S106、S107)。満たさない場合は料金体
系を修正する(S108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業リスクを定量
的に把握するための技術にかかり、特に保守サービスや
便益提供サービス等のサービス事業のリスクを定量化
し、管理する技術に関する。
【0002】
【発明の背景】サービス事業は、保守サービスや便益提
供サービス等多岐にわたる。保守サービス事業には、サ
ービス対象が施設、設備、機器等のハードウエア、ある
いはコンピュータプログラム、データ、メディア上の情
報等のソフトウェアを保守する事業が含まれる。便益提
供サービス事業には、サービス対象が電力、ガス、通
信、医療、教育等の社会インフラに関する便益を提供す
る事業が含まれる。
【0003】ここで、サービス事業では、さまざまなリ
スク要因のため事業損益に不確定性を内在する。例え
ば、設備の保守点検サービスでは、リスク要因がサービ
ス対象の故障、性能低下、バグ、陳腐化であり、電力、
通信、医療等のサービス事業では、リスク要因がサービ
ス料金不払い、あるいは延滞である。このため、各サー
ビス事業では、事業リスクをサービス料金によってカバ
ーしていることがある。
【0004】しかし、従来は事業リスクを定量的に把握
することができなかった。このため、定量化された事業
リスクを考慮した損益の予測ができなかった。
【0005】そこで、本発明は、サービス事業を取り巻
くリスク要因に基づく事業リスクを定量的に把握し、事
業の計画あるいは遂行に関する判断を支援するための技
術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では以下の処理を行う。すなわち、収入また
は支出に関する変数、および、損益に関する目標値の入
力を受け付ける。前記入力された変数、収入が増減する
事象が発生する確率分布、および支出が増減する事象が
発生する確率分布に基づいて、一定期間経過後の損益の
確率分布を求める。前記算出された損益の確率分布が、
前記入力された損益に関する目標値を満足するかどうか
を判定する。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態につい
て説明する。ここでは、さまざまなリスク要因を有する
事業環境下で、役務を提供するサービス事業のリスク管
理を行う。リスク要因を表わす変数の変動の度合い、事
業構成単位、あるいは事業の損益の変動の度合いは、確
率分布、メンバーシップ関数、変動幅等で定量的に記述
することができる。
【0008】サービス事業には、顧客の施設、設備、機
器等のハードウエア、およびコンピュータプログラム、
データ、メディア上の情報等のソフトウェアの点検、修
理等を行う保守サービス事業、電力、ガス、通信、医
療、教育等の社会インフラに関する便益の提供である便
益供給サービス事業等が含まれる。ここでは、搬送設備
の保守サービス事業を例にとって説明する。
【0009】本実施形態に係る保守サービスでは、契約
者に毎年一定額のサービス料金を支払ってもらい、年間
1回の定期点検を行うとともに、故障が生じた場合の修
理を実施する。この保守契約は毎年更新する。すなわ
ち、契約締結により収入が発生し、定期点検および故障
発生時の修理により支出が発生する。したがってこの保
守サービス事業のリスク要因は、設備の故障に基づく不
確定性、顧客が契約を継続するか否かの不確定性にあ
る。なお、以下の説明において、収入または支出を「キ
ャッシュフロー」と呼ぶ場合がある。
【0010】以下、本実施形態に係る事業リスク管理シ
ステムについて、図面を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態に係るシステ
ムの構成を示す図である。本システムは、入力装置1
と、演算装置2と、出力装置3と、データベース4と、
記憶装置5とを含む。記憶装置5には、演算処理制御プ
ログラム6が記憶されている。ここで、演算処理制御プ
ログラム6は、演算装置2が読み込んで実行可能なコン
ピュータプログラムである。
【0012】演算装置2は、演算処理制御プログラム6
を読み込み、以下に説明する各処理を行う。
【0013】データベース4は、対象設備データ41
と、設備部品データ42と、部品故障データ43と、解
約率データ44とを格納している。
【0014】対象設備データ41は、保守対象となる顧
客の設備に関する情報を記憶する。対象設備データ41
はデータ項目として、例えば、図2に示すように設備名
称411、型式412、顧客名413、および保守期間
414とを有する。設備名称411は、保守対象の設備
の名称である。ここでは、顧客C1〜C12の設備F1
〜F12が保守の対象である。型式412は、各設備の
分類である。ここでは、O型とN型とがある。保守期間
414は、各設備の保守を行う残存年数であり、保守契
約が更新されれば、サービスを提供できる期間である。
【0015】設備部品データ42は、各設備を構成する
部品を示す。例えば、図3(a)(b)に示すように、
O型であれば部品ブロックa,b,c,dを備え、N型
であれば部品ブロックa,b,c,d,eを備える。各
部品ブロックが故障すると、その時点で故障修理を行な
う。
【0016】部品故障データ43は、各部品の故障に関
する過去の実績を示す。例えば、図5に示すように、部
品名431と、平均故障間隔432と、故障間隔の標準
偏差433と、部品修理経費434とを含む。
【0017】ここで、個別の設備に関して、リスク要因
と事業のキャッシュフローの関係に注目する。この事業
の第1のリスク要因は、設備の故障にある。すなわち、
設備の故障は支出発生の原因となる事象である。設備の
故障は、部品ブロックの故障として顕在化する。部品の
故障は確率的に起こるので、各部品が故障する時期がリ
スク要因を表わす変数となる。各部品の故障頻度は、過
去の故障データをもとに確率分布として推定することが
できる。それが、平均故障間隔432およびその標準偏
差433である。そして、部品が故障したときに、部品
修理経費434に示す額が費用(負のキャッシュフロ
ー)として発生する。
【0018】また、ある部品が故障したときに、修理あ
るいは交換を経て次に故障するまでの時間間隔を故障間
時間と称する。故障間時間は、過去の実績データから確
率分布で表わされる。過去のデータより、故障間時間の
確率分布を正規分布(値域が正の部分)とし、部品ごと
に平均値と標準偏差(平均故障間隔432およびその標
準偏差433)を推定することにより、部品が故障する
時期を確率的に推定できることがわかっている。故障状
態にない時期から故障するまでの時間間隔は、故障に至
るまでの時間であり、ここでは、故障間時間の半分とし
て取り扱う。例えば、部品ブロックaの故障間時間の確
率分布436を示したものが図6である。ここで、横軸
が故障間時間であり、縦軸が確率である。
【0019】解約率データ44は、料金水準に対する保
守契約の解約率を示す。料金水準とは、所定の基準値に
対するサービス料金の比である。解約率は、1.0以下
の値であり、負にはならない。解約率は、正規分布に従
う確率変数である。解約率の確率分布は、平均値と標準
偏差によって表わされるが、平均値は料金水準の関数と
なる。したがって、個別の設備の解約率の平均値は料金
水準との関連で確率的に決まり、例えば、図7のような
分布441を示す。この解約率(平均値)に応じて、解
約という事象が発生するか否かを確率的に定める。
【0020】以下に説明するシミュレーションの過程
で、契約が更新されずに解約されれば、その時点以降、
その設備は保守事業の対象外となり、損益への寄与はな
くなる。このことからも分かるように、この事業の第2
のリスク要因は、保守契約の解約にある。すなわち、契
約更新が収入を発生させる原因となる事象であり、解約
は収入を停止させる原因となる事象である。
【0021】記憶装置5は、リスク管理目標データ51
と、基本料金体系データ53と、料金体系データ54
と、シナリオ別キャッシュフローデータ55と、損益の
確率分布データ56と、事業リスク指標データ57と、
直前料金体系データ58と、を記憶するための領域をそ
れぞれ備える。
【0022】リスク管理目標データ51は、サービス事
業の運営上目標とするリスク管理目標を定義する。具体
的には、リスク管理目標データ51は、保守サービス事
業において許容できる損益の限界値である。つまり、こ
のリスク管理目標は、最大損失額、およびその最大損失
額の発生確率で定める。すなわち、シミュレーションの
結果、リスク管理目標として定めた最大損失額が、リス
ク管理目標として定めた発生確率を上回る場合には、事
業の見直しが必要になる。リスク管理目標データ51
は、入力装置1から入力される。なお、本実施形態で
は、リスク管理目標は「95%値が○○円の損失」とい
う形で定義される。これは、20年に一回(5%の確
率)発生すると想定されるような最大損失が○○円の赤
字に留まることを意味する。
【0023】基本料金体系データ53は、保守サービス
事業の収入または支出に関する基本料金体系である。す
なわち、基本料金体系データ53のデータ項目は、例え
ば、図4に示すように、型式531と、定期点検経費5
32と、サービス料金533とを含む。基本料金体系デ
ータ53は、入力装置1を用いて入力される。
【0024】料金体系データ54は、後述する損益の予
測シミュレーションにおいて使用する料金体系である。
料金体系データ54はユーザが決定し、入力装置1から
入力する。ユーザから料金体系データ54が与えらてい
ない場合、基本料金体系データ53がコピーされる。
【0025】また、料金体系データ54は、シミュレー
ションの過程で修正することができる。料金体系データ
54の修正は、ユーザが修正後の料金体系データを入力
装置1から直接入力することにより、あるいは、演算処
理制御プログラム6の内部構造として、あらかじめ格納
しておいた処理を実行することにより、実施できる。
【0026】シナリオ別キャッシュフローデータ55
は、後述する損益の予測シミュレーションにおいて、シ
ナリオ別に求めた個別設備に関するキャッシュフローデ
ータである。個別設備に関する確定的なキャッシュフロ
ーとしては、サービス料金による定期的な収入(正のキ
ャッシュフロー)、定期点検経費による定期的な支出
(負のキャッシュフロー)がある。キャッシュフローデ
ータ55の例を図12に示す。ここでは、横軸に年数、
縦軸にキャッシュフローの額を示す。
【0027】損益の確率分布データ56は、後述する損
益の予測シミュレーションの結果得られる損益の確率分
布データである。具体的には、図15に示すような度数
分布データである。度数分布データは、シナリオ別キャ
ッシュフローデータ55を集計して求める。すなわち、
個別設備に関して、リスク管理の対象となるキャッシュ
フローは、期間を保守期間あるいは解約までの期間とし
て、サービス料金による定期的な収入、定期点検経費に
よる定期的な支出、故障により不確定に生ずる支出であ
る。これらのキャッシュフローの発生時期に基づき、演
算装置2が現在価値に換算することにより、個別設備に
関する事業上の損益を予測できる。
【0028】事業リスク指標データ57は、後述する損
益のシミュレーション結果から求めた事業リスク指標で
ある。事業リスク指標の求め方を、図14を用いて説明
する。図14は、損益の確率分布曲線149を示すもの
とする。横軸141が損益額、縦軸142が確率であっ
て、ここではいずれも正規化されている。例えば、リス
ク管理目標が「95%値がA円の損失」とした場合、損
失がA円を下回らない確率が95%となることを目標と
する。図14における点143よりも損失が少ないか、
または利益が出る確率が95%となる場合、その点14
3が95%値である。シミュレーションの結果得られた
損益の確率分布に対して、点143を求めて、事業リス
ク指標とする。
【0029】事業リスク指標データ57は、事業キャッ
シュフローの確率分布データ56とともに、出力装置3
から出力される。
【0030】直前料金体系データ58は、シミュレーシ
ョン実行中に料金体系を修正した場合に、修正する直前
に使用していた料金体系である。
【0031】次に、本システムにおける処理手順につい
て、図1を用いて説明する。
【0032】まず、本システムで対象となる保守対象に
関する基礎データを、ユーザが入力装置1から入力す
る。すなわち、保守対象となる対象設備データ41、各
設備を構成する設備部品データ42を入力する。ここで
入力された情報は、それぞれ、データベース4に格納さ
れる(S101)。なお、基礎データが既に入力済みの
場合は、その入力を省略することができる。
【0033】ユーザがリスク管理目標を定義し、入力装
置1から入力する。入力されたリスク管理目標データ5
1は、記憶装置5に格納される。(S102)。
【0034】次に、リスク要因を表す変数に関する過去
データを、ユーザが入力装置1から入力する。すなわ
ち、第1のリスク要因である部品の故障について、その
発生確率および修理費に関する部品故障データ43、お
よび第2のリスク要因である解約率について、料金水準
との関係を示す解約率データ44を入力する。ここで入
力された情報は、それぞれ、データベース4に格納され
る(S103)。
【0035】ユーザが、収入または支出に関する変数で
ある保守サービスの料金体系を決定し、入力装置1から
入力する。入力された料金体系は、料金体系データ54
に記憶される(S104)。ここでは、事業の前提とな
る条件のうち、リスク管理目標は変更できない条件であ
る。これに対して、基本料金体系を変更可能な条件とし
ている。この基本料金体系を収入または支出に影響を与
える変数として変更することにより、損益を調整する。
【0036】演算装置2が損益予測のシミュレーション
を行う(S105)。ここでは、部品の故障および解約
の確率分布に基づく損益の確率分布を、モンテカルロ法
によって推計する。シミュレーションの詳細については
後述する。
【0037】損益シミュレーションの結果得られた損益
の確率分布データ56を参照して、演算装置2が事業リ
スク指標57を求め、記憶部5に格納する(S10
6)。演算装置2は、ここで求めた事業リスク指標が、
リスク管理目標データ51に記憶されているリスク管理
目標を充足するかどうかを判定する(S107)。リス
ク管理目標を充足している場合には、処理を終了する。
リスク管理目標を充足していない場合には、演算装置2
は収入または支出に対する変数である基本料金体系を修
正する(S108)。つまり、演算装置2は、直前に用
いた料金体系データを、直前料金体系データ58にコピ
ーし、このデータと、事業リスク指標データ57とリス
ク管理目標データ51の乖離、およびその変化に基づい
て、料金体系データ54を更新できる。例えば、サービ
ス料金を一定額づつ値上げする形で修正するようにして
もよい。さらに、サービス料金の上限値を設けておき、
それを越えた修正は行なわないようにしてもよい。
【0038】また、事業リスク指標データ57がリスク
管理目標データを満たしていなくても、入力装置1を用
いて終了コマンドが入力されとき、処理は終了するよう
に設定することも可能である。その場合、入力装置1を
用いて継続コマンドが入力された場合、処理が続行され
るようにしてもよい。
【0039】これからわかるように、リスク管理目標を
満足するサービス料金を求めることができる。その結
果、サービス事業のリスクを定量的に把握して、それを
回避することができる。
【0040】つぎに、ステップS105の損益予測シミ
ュレーションの詳細について説明する。モンテカルロ法
は、乱数を使った数値計算法である。モンテカルロ法で
は、確率分布に従う乱数を用いて確率変数の値を決め、
確率変数の関数である目標とする量を計算するという試
行を繰り返すことにより、目標とする量の確率分布を求
める。ここでは、目標とする量は、事業全体の損益であ
る。
【0041】まず、一回の試行を例として、図8から図
12を用いて、個別設備F1のキャッシュフローの例を
説明する。F1の保守期間は2年である。図8は、期間
の半ばに生ずる定期点検経費による支出(負のキャッシ
ュフロー)であり、図9は、期間の初めに生ずるサービ
ス料金による収入(正のキャッシュフロー)である。図
10は、設備F1を構成する部品の故障時期を求めたチ
ャートであり、この試行では、将来の3年間で部品ブロ
ックaが2回、部品ブロックbとcが1回故障する。そ
の結果、図11に示した、故障修理経費による負のキャ
ッシュフローを生ずる。図12は、図8、図9および図
11の総和であり、この試行における設備F1のキャッ
シュフローを示したものである。この試行で2年間のキ
ャッシュフローが計上されるということは、この間に解
約が生じなかったことも意味する。1回の試行における
個別の設備のキャッシュフローは、現在価値換算を行
い、現時点での損益の値に集約される。現在価値換算と
は、金利を用いて将来価値を現在価値に割り引く操作で
ある。
【0042】図13は、演算装置2がモンテカルロ法に
よってキャッシュフローの確率分布を決定する手順を示
している。図の手順は、シミュレーションの試行ループ
の中で、擬似乱数の組を作成する前段とそれを用いて確
率分布を求める変数の値を算出する後段に分かれる。
【0043】まず、演算装置2が標本数の入力を受け付
け、乱数ベクトルの標本集団を作成する(S201、S
202)。ステップS201、S202は、前段に当た
る。そして、以下の後段の処理において、標本数分のシ
ナリオについてキャッシュフローを求めて、損益の確率
分布を求める。
【0044】すなわち、演算装置2は、乱数ベクトルを
選択し、各プロセスのキャッシュフローを算出する(S
203、S204)。ステップS204の詳細について
は後述する。
【0045】各設備について、求まったキャッシュフロ
ーを合算して、シナリオ別キャッシュフロー55を生成
する。生成されたシナリオ別キャッシュフローを記憶装
置5に保存する(S206)。標本数分のシナリオにつ
いて処理を行うまで、ステップS203以降の処理を繰
り返す(S207)。
【0046】そして、標本数分のシナリオの処理を行っ
た後、それぞれのキャッシュフローを現在価値換算して
損益を求め、図15に示す度数分布を作成して確率分布
曲線を求める(S208)。
【0047】つぎに、ステップS204における各設備
のキャッシュフローの算出について、図23を用いて詳
細に説明する。
【0048】まず、対象設備データ41を参照して、キ
ャッシュフロー算出対象の設備を選択する(S30
1)。このステップは、すべての設備についてキャッシ
ュフローを算出したか否かを判定するステップS309
と対になって、すべての設備についてステップS302
からステップS308までを繰り返す処理を実現する。
【0049】選択された設備の保守サービスの契約期間
を決定する(S302)。契約期間は、図2の保守期間
を上限として、各期で保守契約が継続するか否かを判定
することにより決定する。契約継続の成否は、0から1
までの値を取る乱数と解約率を比較することにより判定
する。
【0050】契約期間が求まると、料金体系データ54
を参照して、サービス料金収入および定期点検経費の支
出を求める(S303、S304)。このようにキャッ
シュフローは、その発生時期と金額のデータにより定義
できる。
【0051】設備部品データ42を参照して、設備の型
式に応じて部品を選択する。このステップは、対象とす
る設備の部品をすべて評価したか否かの判定するステッ
プS308と対になって、すべての部品についてステッ
プS306とステップS307を繰り返す処理を実現す
る。
【0052】選択された部品の故障時期を決定する(S
306)。ここでは、部品故障データ43を参照して、
正規分布に従う乱数を用いて当該部品の故障間隔を求
め、契約期問の範囲内で故障時期を決定する。したがっ
て、対象とする部品が複数回故障することも、一度も故
障しないことも起こり得る。ここで求めた故障時期に生
じる部品修理経費の支出を求める(S307)。部品修
理経費は、部品故障データ43から求める。
【0053】これにより、すべての保守対象の設備の、
すべての部品について、キャッシュフローを求めること
ができる。
【0054】なお、図13では、ステップS203にお
いて、予め乱数べクトルを選択する方式を用いている。
しかし、ステップS204において乱数が必要となった
時点で、乱数ベクトルの標本集団から選択する方式でも
よい。
【0055】次に、この搬送設備の保守サービスにおけ
る具体例に関する処理手順を、図20を用いて説明す
る。
【0056】ユーザが、リスク管理目標を入力する(S
401)。ここでは、リスク管理目標を20年に一回発
生すると想定されるような最大損失が1500万円の赤
字に留まることと定義する。すなわち、損益の95%値
が1500万円の損失と定義する。
【0057】次に、第1のリスク要因である部品の故障
について、その発生確率および修理費に関する部品故障
データ43、および第2のリスク要因である解約率につ
いて、料金水準との関係を示す解約率データ44を入力
する。(S402)。
【0058】ユーザが、保守サービスの料金体系とし
て、図4に示すように、契約時の収入となるサービス料
金がO型では550万円、N型では700万円、定期点
検を実施するために必要な経費がO型では100万円、
N型では150万円を入力する(S403)。
【0059】演算装置2が損益予測のシミュレーション
を行う(S404)。ここでは、入力されたサービス料
金を用いて、10000回試行を繰り返してシミュレー
ションを行う。すなわち、標本数は10000である。
そのシミュレーション結果を図15に示す。これに基づ
いて、95%値の損失額を求めると、3611万円とな
る(S405)。
【0060】この結果をリスク管理目標51と比較する
(S406)。ここで、リスク管理目標である95%値
が1500万円の損失に対し、シミュレーション結果は
3611万円の損失となっているので、目標を満たして
いない。したがって、ステップS407でサービス料金
を修正して、再試行する。なお、ここで出力装置3から
図16に示すリストを出力してもよい。
【0061】その結果、O型のサービス料金を600万
円、N型のサービス料金を750万円とすると、損益の
度数分布は図17に示すようになり、リスク管理指標は
1215万円の損失となる。これは、リスク管理目標を
充足するので処理を終了する。ここで、ここで出力装置
3から図18に示すリストを出力してもよい。
【0062】本実施例によれば、サービス事業のサービ
ス料金を制御手段として、リスク管理指標を管理目標範
囲に制御することが可能となる。
【0063】上記実施形態では、サービス事業の対象と
して、搬送設備に対する適用例を示した。これ以外にも
同様な設備として、コンピュータを始めとする情報処理
設備、交換機を始めとする通信設備、クレーンを始めと
する建設機械等の設備を対象とする保守サービス事業に
対しても同様に適用できる。
【0064】サービス対象は、施設、設備、機器等のハ
ードウエアの保守に限らず、コンピュータプログラム、
データ、メディア上の情報等のソフトウェアの保守であ
っても良い。ハードウエアの保守の場合、リスク要因が
サービス対象の故障、性能低下という不確定性であるの
に対し、ソフトウエアの保守の場合、バグ、陳腐化とい
う不確定性となる。
【0065】そこで、ソフトウェアの保守サービスを対
象とする事業に対して、上記実施形態に係る事業リスク
管理システムを適用した例について説明する。図21
は、ソフトウェアの保守サービス事業について、事業リ
スク評価を行う手順を示す図である。このサービス事業
のリスク要因は、利用契約解約、バグ発生による回収、
および製品の陳腐化である。
【0066】ユーザがサービス事業の運営上目標とする
リスク管理目標を、100年に一回(確率分布の99%
分位)くらい発生すると想定されるような最大損失が10
000万円の赤字に留まることと定義し、入力する(S5
01)。次に、利用契約解約、バグによる製品回収、製
品の陳腐化の発生と事業のキャッシュフローの関係式を
入力する(S502)。保守対象ソフトウェア別にこの
サービスの料金体系を設定し、入力する(S503)。
ここで、演算装置2は、モンテカルロ法によるシミュレ
ーションを行い、利用契約解約、バグによる製品回収、
製品の陳腐化の発生の確率分布に基づくキャッシュフロ
ーの確率分布を推計する(S504)。このシミュレー
ション結果であるキャッシュフローの確率分布に基づく
事業損益の変動の度合いに基づいて、演算装置2がリス
ク管理指標として期待値とともに想定最大損失を算出す
る(S505)。演算装置2は、算出した想定最大損失
が−10000万円未満か否か否かを判定して、満たさない
場合に基本料金体系を修正して(S507)再試行し、
満たす場合には終了する。
【0067】本実施例によれば、サービス事業がソフト
ウエアの保守の場合であっても、サービス事業のサービ
ス料金を制御手段として、リスク管理指標を管理目標範
囲に制御することが可能となる。
【0068】サービス事業には、保守サービスととも
に、便益提供サービスが含まれる。サービス対象が電
力、ガス、通信、医療、教育等の社会インフラに関する
便益の提供である場合、リスク要因がサービス料金不払
い、あるいは延滞が生ずる不確定性である。便益提供サ
ービス事業においても、リスク管理は事業遂行上不可欠
であり、本発明によるリスク管理システムが適用でき
る。
【0069】そこで、携帯電話による通信の便益提供サ
ービスを対象とする事業に対して、上記実施形態に係る
事業リスク管理システムを適用した例について説明す
る。図22は、携帯電話による通信の便益提供サービス
事業について、事業リスク評価を行う手順を示す図であ
る。このサービス事業のリスク要因は、利用契約解約、
料金支払い遅延、料金不払いである。
【0070】ユーザがサービス事業の運営上目標とする
リスク管理目標を、20年に一回(確率分布の95%分
位)くらい発生すると想定されるような最大損失が5000
万円の赤字に留まることと定義し、入力する(S60
1)。次に、利用契約解約・料金支払い遅延・料金不払
いの発生と事業のキャシュフローの関係式を入力する
(S602)。携帯電話のサービス契約タイプ別に料金
体系を設定し、入力する(S603)。ここで、演算装
置2は、モンテカルロ法によるシミュレーションを行
い、利用契約解約、料金支払い遅延、料金不払いの発生
の確率分布に基づいてキャッシュフローの確率分布を推
計する(S604)。シミュレーション結果のキャッシ
ュフローの確率分布に基づいて、リスク管理指標として
期待値とともに想定最大損失を算出する(S605)。
演算装置2は、算出した想定最大損失が−5000万円未満
か否かを判定して、満たさない場合に基本料金体系を修
正して(S607)再試行し、満たす場合には終了す
る。
【0071】本実施例によれば、サービス事業が通信の
便益提供サービスの場合であっても、サービス事業のサ
ービス料金を制御手段として、リスク管理指標を管理目
標範囲に制御することが可能となる。
【0072】なお、上記実施形態において説明した各構
成または機能は、可能な限り組み合わせの変更、追加、
省略等をすることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、サービス事業を取り巻
くリスク要因に基づく事業リスクを定量的に把握し、事
業の計画あるいは遂行に関する判断を支援することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステム構成を示す図
である。
【図2】対象設備データ41の一例を示す図である。
【図3】部品設備データ42の一例を示す図である。
【図4】基本料金体系データ53の一例を示す図であ
る。
【図5】部品故障データ43の一例を示す図である。
【図6】部品ブロックaの故障間時間の確率分布の一例
を示す図である。
【図7】解約率の確率分布の一例を示す図である。
【図8】設備F1の定期点検経費のキャッシュフローの
一例を示す図である。
【図9】設備F1のサービス料金のキャッシュフローの
一例を示す図である。
【図10】設備F1の故障時期の一例を示す図である。
【図11】設備F1に要する部品修理経費のキャッシュ
フローの一例を示す図である。
【図12】設備F1に要する全キャッシュフローの一例
を示す図である。
【図13】損益予測シミュレーションの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図14】事業リスク指標の求め方を説明するための図
である。
【図15】損益シミュレーション結果を示す損益の度数
分布を示す図である。
【図16】損益シミュレーション結果を示すリストの一
例である。
【図17】損益シミュレーション結果を示す損益の度数
分布を示す図である。
【図18】損益シミュレーション結果を示すリストの一
例である。
【図19】本実施形態における処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図20】搬送設備の保守サービスにおける具体例に関
する処理手順を示すフローチャートである。
【図21】ソフトウェアの保守サービスにおける具体例
に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図22】携帯電話による通信の便益提供サービスにお
ける具体例に関する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図23】損益シミュレーションにおける各設備のキャ
ッシュフローの詳細な算出手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…入力装置、2…演算装置、3…出力装置、4…デー
タベース、5…記憶装置、6…演算処理プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 裕一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 中澤 秀夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 (72)発明者 久保 理 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 横田 毅 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 仲田 智将 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5B056 BB64 HH00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収入を増減させる事象が発生する第1の
    確率分布、および支出を増減させる事象が発生する第2
    の確率分布を記憶する手段と、 収入または支出に関する変数の入力を受け付ける手段
    と、 損益に関する目標値の入力を受け付ける手段と、 前記入力された変数と、前記第1および第2の確率分布
    とに基づいて、一定期間経過後の損益の確率分布を求め
    る確率分布算出手段と、 前記確率分布算出手段により算出された損益の確率分布
    が、前記入力された損益に関する目標値を満足するかど
    うかを判定する判定手段と、を備える損益シミュレーシ
    ョンシステム。
  2. 【請求項2】 前記判定手段による判定の結果、前記予
    測された損益の確率分布が前記目標値を満足しない場
    合、前記収入または支出に関する変数の値を修正する手
    段をさらに備える請求項1記載の損益シミュレーション
    システム。
  3. 【請求項3】 前記確率分布算出手段は、 モンテカルロ法を用いたシミュレーション手段であっ
    て、所定の標本数のシナリオについて、収入額および支
    出額をそれぞれ求め、当該収入額および支出額から損益
    額を求め、さらに、当該損益額を集計して、前記損益の
    確率分布を求める請求項1または2記載の損益シミュレ
    ーションシステム。
  4. 【請求項4】 サービスを提供する事業の損益の目標値
    の入力を受け付ける手段と、 前記事業の定期的な収入額および定期的な支出額を記憶
    する手段と、 前記事業のリスク要因となる事象の過去の実績データを
    記憶する手段と、 前記定期的な収入額、前記定期的な支出額および前記実
    績データに基づいて、前記事業の損益を確率的に予測す
    る予測手段と、を備えるサービス事業損益予測システ
    ム。
  5. 【請求項5】 収入または支出に関する変数、および、
    損益に関する目標値の入力を受け付け、 前記入力された変数、収入が増減する事象が発生する確
    率分布、および支出が増減する事象が発生する確率分布
    に基づいて、一定期間経過後の損益の確率分布を求め、 前記算出された損益の確率分布が、前記入力された損益
    に関する目標値を満足するかどうかを判定する損益シミ
    ュレーション方法。
  6. 【請求項6】 収入または支出に関する変数、および、
    損益に関する目標値の入力を受け付け、 前記入力された変数、収入が増減する事象が発生する確
    率分布、および支出が増減する事象が発生する確率分布
    に基づいて、一定期間経過後の損益の確率分布を求め、 前記算出された損益の確率分布が、前記入力された損益
    に関する目標値を満足するかどうかを判定するようにコ
    ンピュータを動作させるためのプログラム。
  7. 【請求項7】 収入または支出に関する変数、および、
    損益に関する目標値の入力を受け付け、 前記入力された変数、収入が増減する事象が発生する確
    率分布、および支出が増減する事象が発生する確率分布
    に基づいて、一定期間経過後の損益の確率分布を求め、 前記算出された損益の確率分布が、前記入力された損益
    に関する目標値を満足するかどうかを判定するようにコ
    ンピュータを動作させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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