JP2002259184A - 監視制御システム、及び監視制御システムのデータ整合方法 - Google Patents

監視制御システム、及び監視制御システムのデータ整合方法

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JP2002259184A
JP2002259184A JP2001052134A JP2001052134A JP2002259184A JP 2002259184 A JP2002259184 A JP 2002259184A JP 2001052134 A JP2001052134 A JP 2001052134A JP 2001052134 A JP2001052134 A JP 2001052134A JP 2002259184 A JP2002259184 A JP 2002259184A
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data server
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JP2001052134A
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Inventor
Takeshi Sasaki
武 佐々木
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データサーバが二重化された監視制御システム
において、データサーバでデータ取得異常が発生した場
合に、データ取得異常復旧後に二重化されたデータサー
バのデータ整合を短時間で行うことができる監視制御シ
ステム、及び監視制御システムのデータ整合方法を提供
する。 【解決手段】監視制御システム1において、データサー
バ12でのデータ取得異常を検知すると、データサーバ
12は緊急用データベース52を記憶部14に作成し、
異常発生時にデータベース51に記録したデータから所
定数前のデータまでを緊急用データベース52に複写
し、それ以降はデータベース51と緊急用データベース
52とでデータを取得する。データサーバ12は、異常
復旧後にデータ取得を開始し、データベース61で異常
発生時までに正常に記録した最新データを検索し、緊急
用データベース52に記録された正常データの次データ
からデータ取得開始直前のデータまでの全データをデー
タベース61に複写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データサーバが二
重化された監視制御システム、及びこの監視制御システ
ムのデータサーバにおいてデータ取得異常が発生した場
合のデータ整合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水処理監視制御システムや道路監
視制御システムのような監視制御システムにおいて、監
視制御装置の操作が行われたり、端末装置でイベントが
発生したりした際には、ネットワークを介してデータサ
ーバが監視制御装置の操作や端末装置で発生したイベン
トを検知する。データサーバは、メッセージデータを取
得・管理するデータベースとして、メッセージ履歴デー
タベースを備えており、監視制御システムが備える各装
置で発生した操作やイベントに応じて発生日時や内容を
メッセージデータとして、このメッセージ履歴データベ
ースに記録する。メッセージ履歴データベースに記録さ
れた各メッセージデータは、監視制御システムのメンテ
ナンスなどに使用され、監視制御システムの状態を逆上
って確認するために必要不可欠なものである。
【0003】このように、メッセージ履歴データベース
のデータは重要であるため、監視制御システムにおいて
は、メッセージ履歴データベースを管理するデータサー
バを二重化することで、データが喪失しないようなシス
テム構成とすることが多い。なお、二重化とは、同一の
装置や設備を2つ用意して、片方をバックアップと利用
することにより、信頼性を高める方法である。
【0004】上記のような構成の監視制御システムで
は、従来、一方のデータサーバで異常が発生してデータ
取得が停止した場合には、復旧後に以下の方法でデータ
整合を行っていた。すなわち、二重化されたデータサー
バの一方をA系、他方をB系とした場合、B系において
データ取得が停止していたと判断される時間内に書き込
まれたメッセージデータを、A系のメッセージ履歴デー
タベースにてデータの発生日時をキーとして1件ずつ全
検索し、B系に存在しないものをB系のメッセージ履歴
データベースに複写していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
監視制御システムでは、上記のようにメッセージ履歴デ
ータベースの各データを1件ずつ全検索していたため、
メッセージ履歴データベースの規模が大きくなるほど全
検索に時間がかかり、ひいてはメッセージ履歴データベ
ースの修復に長時間を要することになる。また、検索処
理自体が監視制御システムに対して大きな負荷となり、
監視制御システム本来の処理に影響を及ぼすこととな
る。
【0006】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに創作したものであり、その目的は、データサーバが
二重化された監視制御システムにおいて、データサーバ
でデータ取得異常が発生した場合に、データ取得異常復
旧後に二重化されたデータサーバのデータ整合を短時間
で行うことができる監視制御システム、及び監視制御シ
ステムのデータ整合方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ネットワー
クを介して複数の装置と接続され、データベースの内容
を記憶する記憶手段と、他の装置と情報のやり取りを行
う通信手段と、各部を制御する制御手段と、をそれぞれ
備えた第1のデータサーバと第2のデータサーバとによ
って、二重化したデータベースでデータの取得・管理を
行う監視制御システムであって、該第1のデータサーバ
は、該第2のデータサーバにおいてデータ取得異常が発
生したことを該通信手段で検知すると、該制御手段で、
データベースの他に新たに緊急用データベースを該記憶
手段に作成し、異常発生時またはその直前に自己のデー
タベースに記録していたデータから該データよりも所定
数前のデータまでを該緊急用データベースに複写し、デ
ータ取得異常時以降に該通信手段で取得したデータを自
己のデータベースと緊急用データベースとに記録し、該
第2のデータサーバは、データ取得異常復旧後に該通信
手段でデータ取得を開始するとともに、該制御手段で、
自己のデータベースにおいて異常発生時までに取得して
正常に記録した最新の正常データを検索し、該緊急用デ
ータベースに記録された該正常データの次データからデ
ータ取得開始直前のデータまでの全データを、自己のデ
ータベースに複写することを特徴とする。
【0008】この構成において、監視制御システムは、
ネットワークを介して複数の装置と接続された第1のデ
ータサーバと第2のデータサーバとによって、データベ
ースでデータの取得・管理を行っている。第1のデータ
サーバと第2のデータサーバとは、それぞれデータベー
スの内容を記憶する記憶手段と、他の装置と情報のやり
取りを行う通信手段と、各部を制御する制御手段と、を
備えており、第1のデータサーバは、第2のデータサー
バにおいてデータ取得異常が発生したことを通信手段で
検知すると、制御手段で、データベースの他に新たに緊
急用データベースを記憶手段に作成し、異常発生時また
はその直前に自己のデータベースに記録していたデータ
からこのデータよりも所定数前のデータまでを緊急用デ
ータベースに複写し、データ取得異常時以降に通信手段
で取得したデータを自己のデータベースと緊急用データ
ベースとに記録する。また、第2のデータサーバは、デ
ータ取得異常復旧後に通信手段でデータ取得を開始する
とともに、制御手段で、自己のデータベースにおいて異
常発生時までに取得して正常に記録した最新の正常デー
タを検索し、緊急用データベースに記録された正常デー
タの次データからデータ取得開始直前のデータまでの全
データを自己のデータベースに複写する。
【0009】これにより、二重化したデータベースにお
いて異常が発生して復旧の際には、大量のデータを有す
るデータベースを検索するのではなく、データ量の少な
い緊急用データベースを検索するので、短時間にデータ
の整合をとることができ、監視制御システムの負荷を軽
減することが可能となる。また、緊急用データベースに
は、マージンとして異常発生前の所定件数分のデータが
記録されているので、二重化したデータベースにおいて
データ取得にタイムラグが生じても、確実にデータの整
合をとることが可能となる。
【0010】また、この発明において、前記第1のデー
タサーバは、前記第2のデータサーバのデータベースへ
の、前記正常データの次データからデータ取得開始直前
のデータまでの全データの複写が完了したことを前記通
信手段で検知すると、前記制御手段で前記記憶手段から
前記緊急用データベースを削除することを特徴とする。
【0011】この構成において、監視制御システムの第
1のデータサーバは、正常データの次データからデータ
取得開始直前のデータまでの全データを、第2のデータ
サーバのデータベースへ複写することが完了したことを
前記通信手段で検知すると、制御手段で記憶手段から緊
急用データベースを削除する。
【0012】これにより、第1のデータサーバの記憶手
段が、データ整合後に不要になった緊急用データベース
に記憶容量を占領されることなく、記憶容量を有効に使
用することが可能となる。
【0013】さらに、この発明は、ネットワークを介し
て複数の装置と接続され、データベースの内容を記憶す
る記憶手段と、他の装置と情報のやり取りを行う通信手
段と、各部を制御する制御手段と、をそれぞれ備えた第
1のデータサーバと第2のデータサーバとによって、二
重化したデータベースでデータの取得・管理を行う監視
制御システムであって、該第1のデータサーバは、該第
2のデータサーバにおいてデータ取得異常が発生したこ
とを該通信手段で検知すると、該制御手段で、データ取
得異常発生時またはその直前に自己のデータベースに記
録していたデータの管理番号を異常発生時管理番号とし
て該記憶手段に記録して、データ取得異常時以降に該通
信手段で取得したデータを、引き続き自己のデータベー
スに記録し、該第2のデータサーバは、データ取得異常
復旧後に該通信手段でデータ取得を開始するとともに、
自己のデータベースにおいて異常発生時までに正常に記
録した最新の正常データを該制御手段で検索し、該正常
データ及び該データ取得を開始したデータの情報を第1
のデータサーバに通信手段で送信し、該第1のデータサ
ーバは、該制御手段で、該データ取得を開始したデータ
の管理番号を正常復帰時管理番号として該記憶手段に記
録して、該異常発生時管理番号に記録されたデータの前
後所定数のデータから該正常データを検索し、該正常デ
ータの次のデータから正常復帰時管理番号に記録された
データの直前データまでの全データを、該通信手段で第
2のデータサーバのデータベースに複写することを特徴
とする。
【0014】この構成において、監視制御システムは、
データベースを二重化してデータの取得・管理を行うた
めに、ネットワークを介して複数の装置と接続され、デ
ータベースの内容を記憶する記憶手段と、他の装置と情
報のやり取りを行う通信手段と、各部を制御する制御手
段と、をそれぞれ備えた第1のデータサーバと第2のデ
ータサーバとを有する。そして、第1のデータサーバ
は、第2のデータサーバにおいてデータ取得異常が発生
したことを通信手段で検知すると、制御手段で、新たに
データ取得異常発生時またはその直前に自己のデータベ
ースに記録していたデータの管理番号を異常発生時管理
番号として記憶手段に記録して、データ取得異常時以降
に通信手段で取得したデータを、引き続き自己のデータ
ベースに記録する。また、第2のデータサーバは、デー
タ取得異常復旧後に通信手段でデータ取得を開始すると
ともに、自己のデータベースにおいて異常発生時までに
正常に記録した最新の正常データを制御手段で検索し、
正常データ及びデータ取得を開始したデータの情報を第
1のデータサーバに通信手段で送信する。さらに、第1
のデータサーバは、制御手段で、データ取得を開始した
データの管理番号を正常復帰時管理番号として記憶手段
に記録して、異常発生時管理番号に記録されたデータの
前後所定数のデータから正常データを検索し、この正常
データの次のデータから正常復帰時管理番号に記録され
たデータの直前データまでの全データを、通信手段で第
2のデータサーバのデータベースに複写する。
【0015】これにより、緊急用データベースを設ける
ために大量の記憶容量をデータサーバが持たなくても、
確実にデータの整合をとることが可能となる。
【0016】加えて、この発明は、ネットワークを介し
て複数の装置と接続され、データベースの内容を記憶す
る記憶手段と、他の装置と情報のやり取りを行う通信手
段と、各部を制御する制御手段と、をそれぞれ備えた第
1のデータサーバと第2のデータサーバとによって、二
重化したデータベースでデータの取得・管理を行う監視
制御システムであって、該第1のデータサーバは、該第
2のデータサーバにおいてデータ取得異常が発生したこ
とを該通信手段で検知すると、該制御手段で、新たにデ
ータ取得異常発生時またはその直前に自己のデータベー
スに記録していたデータよりも所定数前のデータの管理
番号を異常発生時管理番号として該記憶手段に記録し
て、データ取得異常時以降に該通信手段で取得したデー
タを、引き続き自己のデータベースに記録し、該第2の
データサーバは、データ取得異常復旧後に該通信手段で
データ取得を開始するとともに、該データ取得を開始し
たデータの情報を第1のデータサーバに通信手段で送信
し、該第1のデータサーバは、該制御手段で、該データ
取得を開始したデータの管理番号を正常復帰時管理番号
として該記憶手段に記録して、該異常発生時管理番号の
データから該正常復帰管理番号のデータの直前データま
での全データを該通信手段で第2のデータサーバのデー
タベースに複写することを特徴とする。
【0017】この構成において、監視制御システムは、
データベースを二重化してデータの取得・管理を行うた
めに、ネットワークを介して複数の装置と接続され、デ
ータベースの内容を記憶する記憶手段と、他の装置と情
報のやり取りを行う通信手段と、各部を制御する制御手
段と、をそれぞれ備えた第1のデータサーバと第2のデ
ータサーバとを有する。そして、第1のデータサーバ
は、第2のデータサーバにおいてデータ取得異常が発生
したことを通信手段で検知すると、制御手段で、新たに
データ取得異常発生時またはその直前に自己のデータベ
ースに記録していたデータよりも所定数前のデータの管
理番号を異常発生時管理番号として記憶手段に記録し
て、データ取得異常時以降に通信手段で取得したデータ
を、引き続き自己のデータベースに記録する。また、第
2のデータサーバは、データ取得異常復旧後に通信手段
でデータ取得を開始するとともに、データ取得を開始し
たデータの情報を第1のデータサーバに通信手段で送信
する。さらに、第1のデータサーバは、制御手段で、デ
ータ取得を開始したデータの管理番号を正常復帰時管理
番号として記憶手段に記録して、異常発生時管理番号の
データから正常復帰管理番号のデータの直前データまで
の全データを通信手段で第2のデータサーバのデータベ
ースに複写する。
【0018】これにより、予め第1のデータサーバと第
2のデータサーバとのデータ取得の際のマージン(時間
差)を考慮してデータの複写を行うことが可能となり、
第2のデータサーバにおいて、正常に書き込まれたデー
タを確認せずにデータ整合を行うことが可能となる。
【0019】また、この発明において、前記第1のデー
タサーバは、前記第2のデータサーバがデータベースへ
の前記全データの複写を完了したことを前記通信手段で
検知すると、前記制御手段で前記記憶手段に記録した前
記異常発生時管理番号と前記正常復帰時管理番号とを削
除することを特徴とする。
【0020】この構成において、監視制御システムの第
1のデータサーバは、第2のデータサーバがデータベー
スへの全データの複写を完了したことを通信手段で検知
すると、制御手段で記憶手段に記録した異常発生時管理
番号と正常復帰時管理番号とを削除する。
【0021】これにより、データ整合後は、異常発生時
に関する不要な情報に煩わされることなく、データ取得
を行うことができる。
【0022】さらに、この発明は、第1のデータサーバ
と第2のデータサーバとによって二重化したデータベー
スで、ネットワークを介して接続された複数の装置から
送信されたデータを取得・管理する監視制御システムの
データ整合方法であって、該第2のデータサーバの該デ
ータベースにおいてデータ取得異常が発生すると、該第
1のデータサーバにおいて該データベースの他に、新た
に緊急用データベースを作成する第1工程と、異常発生
時またはその直前に該第1のデータサーバの該データベ
ースに記録したデータから該データよりも所定数前のデ
ータまでを該緊急用データベースに複写する第2工程
と、該第1のデータサーバのデータベースと該緊急用デ
ータベースとでデータ取得を行う第3工程と、該第2の
データサーバのデータ取得異常が復旧すると、データ取
得を開始するとともに、該第2のデータサーバのデータ
ベースにおいて異常発生時までに取得した最新の正常デ
ータを検索する第4工程と、データ取得を開始したデー
タの直前のデータを取得すると、該緊急用データベース
でのデータ取得を停止する第5工程と、該緊急用データ
ベースに記録した該正常データ以降の全データを第2の
データサーバのデータベースに複写する第6工程と、を
備えたことを特徴とする。
【0023】この構成において、第1のデータサーバと
第2のデータサーバとによって二重化したデータベース
で、ネットワークを介して接続された複数の装置から送
信されたデータを取得・管理する監視制御システムは、
第2のデータサーバのデータベースにおいてデータ取得
異常が発生すると、第1のデータサーバにおいてデータ
ベースの他に、新たに緊急用データベースを作成し、異
常発生時またはその直前に第1のデータサーバのデータ
ベースに記録したデータからこのデータの所定数前のデ
ータまでを緊急用データベースに複写し、第1のデータ
サーバのデータベースと緊急用データベースとでデータ
取得を行い、第2のデータサーバのデータ取得異常が復
旧すると、データ取得を開始するとともに、第2のデー
タサーバのデータベースにおいて異常発生時までに取得
した最新の正常データを検索し、データ取得を開始した
データの直前のデータを取得すると、緊急用データベー
スでのデータ取得を停止し、緊急用データベースに記録
した正常データ以降の全データを第2のデータサーバの
データベースに複写することで、第1のデータサーバと
第2のデータサーバとによって二重化したデータベース
のデータの整合をとる。
【0024】これにより、二重化したデータベースにお
いて異常が発生して復旧の際には、大量のデータを有す
るデータベースを検索するのではなく、データ量の少な
い緊急用データベースを検索するので、短時間にデータ
の整合をとることができ、監視制御システムの負荷を軽
減することが可能となる。また、緊急用データベースに
は、マージンとして異常発生前の所定件数分のデータが
記録されているので、二重化したデータベースにおいて
データ取得に時間差が生じても、確実にデータの整合を
とることが可能となる。
【0025】加えて、この発明において、前記第1のデ
ータサーバのデータベースから前記第2のデータサーバ
のデータベースへのデータ複写が完了すると、前記緊急
用データベースを削除する第7工程を備えたことを特徴
とする。
【0026】この構成において、監視制御システムは第
1のデータサーバのデータベースから第2のデータサー
バのデータベースへのデータ複写が完了すると、前記緊
急用データベースを削除する。
【0027】これにより、第1のデータサーバの記憶手
段が不要になった緊急用データベースに記憶容量を占領
されることなく、記憶容量を有効に使用することが可能
となる。
【0028】また、この発明は、第1のデータサーバと
第2のデータサーバとによって二重化したデータベース
で、ネットワークを介して接続された複数の装置から送
信されたデータを取得・管理する監視制御システムのデ
ータ整合方法であって、該第2のデータサーバの該デー
タベースにおいてデータ取得異常が発生した場合には、
データ取得異常発生時またはその直前に、該第1のデー
タサーバのデータベースに記録していたデータの管理番
号を異常発生時管理番号として該第1のデータサーバに
記録する第1工程と、該第1のデータサーバのデータベ
ースで、引き続きデータ取得異常時以降のデータ取得を
行う第2工程と、該第2のデータサーバのデータ取得異
常が復旧すると、データ取得を再開するとともに、該第
2のデータサーバの該データベースにおいて異常発生時
までに取得した最新の正常データを検索する第3工程
と、該正常データ及びデータ取得を再開したデータの情
報を第1のデータサーバに伝達する第4工程と、該第2
のデータサーバが該データ取得を開始したデータの管理
番号を正常復帰時管理番号として該第1のデータサーバ
に記録する第5工程と、該異常発生時管理番号の前後所
定数のデータから該正常データを検索する第6工程と、
該第1のデータサーバにおける該正常データ次のデータ
から正常復帰時管理番号に記録されたデータの直前のデ
ータまでの全データを該通信手段で第2のデータサーバ
に複写する第7工程と、を備えたとすることができる。
【0029】この構成において、二重化したデータベー
スにおいて異常が発生した際には、データベースに書き
込んでいたデータの管理番号を異常発生時管理番号とし
て記録し、異常が復旧した際には、データ取得を開始し
たデータの管理番号を正常復帰時管理番号として記録
し、両管理番号に基づいて、データ検索・複写を行う。
これにより、本発明の第1実施形態のように、緊急用デ
ータベースを設けるために、データサーバが大量の記憶
容量を持たず、確実にデータの整合をとることができ
る。
【0030】さらに、この発明は、第1のデータサーバ
と第2のデータサーバとによって二重化したデータベー
スで、ネットワークを介して接続された複数の装置から
送信されたデータを取得・管理する監視制御システムの
データ整合方法であって、該第2のデータサーバの該デ
ータベースにおいてデータ取得異常が発生した場合に
は、データ取得異常発生時またはその直前に、該第1の
データサーバのデータベースに記録していたデータの所
定数前の管理番号を異常発生時管理番号として該第1の
データサーバに記録する第1工程と、該第1のデータサ
ーバのデータベースで、引き続きデータ取得異常時以降
のデータ取得を行う第2工程と、該第2のデータサーバ
のデータ取得異常が復旧すると、データ取得を再開する
第3工程と、該第2のデータサーバのデータ取得を再開
したデータ情報を第1のデータサーバに伝達する第4工
程と、該第2のデータサーバが該データ取得を開始した
データを第1のデータサーバに記録した管理番号を正常
復帰時管理番号として該第1のデータサーバに記録する
第5工程と、該第1のデータサーバにおける該異常発生
時管理番号に記録されたデータから正常復帰時管理番号
に記録されたデータの直前のデータまでの全データを該
通信手段で第2のデータサーバに複写する第6工程と、
を備えたとすることができる。
【0031】この構成において、二重化したデータベー
スにおいて異常が発生した際には、データベースに書き
込んでいたデータの所定数前のデータ管理番号を異常発
生時管理番号として記録し、異常が復旧した際には、デ
ータ取得を開始したデータの管理番号を正常復帰時管理
番号として記録し、両管理番号に基づいて、データ検索
・複写を行う。
【0032】これにより、予め第1のデータサーバと第
2のデータサーバとのデータ取得の際のマージン(時間
差)を考慮してデータの複写が行われるので、第2のデ
ータサーバにおいて、正常に書き込まれたデータを確認
する必要がない。
【0033】加えて、この発明において、前記第1のデ
ータサーバのデータベースから前記第2のデータサーバ
のデータベースへのデータ複写が完了すると、前記第1
のデータサーバから前記異常発生時管理番号と正常復帰
時管理番号とを削除する工程を備えたとすることができ
る。
【0034】これにより、データ整合後は、異常発生時
に関する不要な情報に煩わされることなく、データ取得
を行うことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係る監視
制御システムの詳細について説明する。図1は、本発明
の実施形態に係る監視制御システムの概略の構成図であ
る。監視制御システム1は、第1のデータサーバである
データサーバ11、第2のデータサーバであるデータサ
ーバ12、監視制御装置21,22、端末装置31〜3
3を備えた構成である。また、監視制御システム1の各
装置は、ネットワーク41に接続されている。なお、監
視制御システム1は、さらに、他の装置が接続された構
成であっても良い。
【0036】監視制御装置21,22は、監視制御シス
テム1の各装置の状態を確認したり、各装置を動作させ
るための操作を行ったりするためのものである。
【0037】端末装置31〜33は、それぞれに接続さ
れた図外の制御対象物のデータを計測したり、制御対象
物の制御を行ったりするためのものである。
【0038】データサーバ11及びデータサーバ12
は、メッセージ履歴データベースを二重化して管理す
る。すなわち、監視制御システム1を構成する監視制御
装置21,22、端末装置31〜33のイベントなどの
発生を通信部を介して受信(検知)し、そのイベントな
どに応じたメッセージデータを制御部で抽出・作成す
る。そして、メッセージ履歴データベース51,61
は、このメッセージデータを取得して、管理を行う。ま
た、データサーバ11及びデータサーバ12は、必要に
応じて、端末装置に接続される機器の種類・名称などを
定義した機器定義データ、端末装置が取得した設備の計
測データ、計測データを集計・演算し、帳票として表示
・印字するための帳票データなども記録・管理すること
ができる。
【0039】データサーバ11は、通信手段である通信
部13、記憶手段である記憶部14及び制御手段である
制御部15を備えている。また、データサーバ12は、
通信手段である通信部16、記憶手段である記憶部17
及び制御手段である制御部18を備えている。
【0040】通信部13,16は、監視制御システム1
においてネットワークを介して接続された他の装置と、
データや各種の情報などをやり取りするためのものであ
る。記憶部14,17は、監視制御システム1の各装置
から送信されたメッセージを記録するために構築された
メッセージ履歴データベースを記憶するためのものであ
る。制御部15は、通信部13及び記憶部14を制御す
るためのものである。制御部18は、通信部16及び記
憶部17を制御するためのものである。
【0041】端末装置21,22、監視制御装置31〜
33において、操作やイベントが発生すると、ネットワ
ーク41を介してデータサーバ11及びデータサーバ1
2は操作やイベントが発生したことを検知する。すなわ
ち、データサーバ11の制御部15は、通信部13でメ
ッセージデータを受信すると、記憶部14のメッセージ
履歴データベース51に、このメッセージデータを記録
する。また、データサーバ12は、通信部16でメッセ
ージデータを受信すると、記憶部17のメッセージ履歴
データベース61に、このメッセージデータを記録す
る。
【0042】なお、データサーバ11とデータサーバ1
2とは、同期してメッセージデータを受信している。し
かしながら、異常の前兆などにより、データサーバ11
とデータサーバ12とでは、データ取得する際にタイム
ラグ(時間差)が生じる場合がある。
【0043】次に、監視制御システム1において、デー
タ取得異常が発生した際のデータ整合方法について説明
する。図2〜図7は、監視制御システムにおけるデータ
取得異常が発生した際のデータ整合方法を説明するため
の概念図である。図2はデータ取得異常発生時、図3は
緊急用データベース作成時、図4は緊急用データベース
へのデータ複写時、図5はデータ取得異常復帰時、図6
は緊急用データベースからのデータ複写時、図7は緊急
用データベース削除時、をそれぞれ示した概念図であ
る。なお、説明を簡略化するために、メッセージ履歴デ
ータベースの各データには連番を付している。また、図
2〜図7において、データベース11をA系、データベ
ース12をB系とし、データベース11のメッセージ履
歴データベース51をメッセージA、緊急用データベー
スを緊急A、データベース12のメッセージ履歴データ
ベース61をメッセージB、メッセージデータをデータ
として表記する。さらに、メッセージデータを、以下デ
ータと称する。
【0044】図2に示したように、監視制御システム1
では、正常時において、データサーバ11及びデータサ
ーバ12は、ネットワーク41に接続された各装置にお
いて発生したイベントなどに応じたメッセージデータと
してデータ1 〜データn を既に作成しており、これらの
データをメッセージ履歴データベース51,61は取得
して管理している。
【0045】データサーバ11は所定の時間毎にデータ
サーバ12に対して、異常発生の有無確認を行ってい
る。同様に、データサーバ12もデータサーバ11に対
して、異常発生の有無確認を行っている。
【0046】データサーバ12では、メッセージ履歴デ
ータベース61がデータn の取得後にデータ取得異常が
発生して、データ取得が停止した。データサーバ11
は、データサーバ12でデータ取得異常が発生したこと
を通信手段で検知する。
【0047】そして、図3に示したように、データサー
バ11の制御部15は、記憶部14にメッセージ履歴デ
ータベース51の他に、新たに緊急用データベース52
を作成する(第1工程)。
【0048】続いて、図4に示したように、データベー
ス11の制御部14は、データサーバ12のデータ取得
異常を検知した際、または検知する直前にメッセージ履
歴データベース51が取得したデータから所定のデータ
数前のデータまでの全データを緊急用データベース52
に複写する(第2工程)。図4では、一例として、デー
n の書き込み直後にデータサーバ12のデータ取得異
常を検知したものとする。また、所定のデータ数前のデ
ータとして、2つ前のデータを選択するように設定され
ている。よって、緊急用データベース52には、データ
n-2 〜データnが複写されている。なお、所定のデータ
数は、監視制御システムの構成に応じて設定するものと
する。
【0049】上記のように所定数前のデータからデータ
取得異常を検知した際、または検知する直前にメッセー
ジ履歴データベース51に記録したデータまでを緊急用
データベース52に複写するのは、以下の理由による。
つまり、前記のように、データサーバ11とデータサー
バ12とは、同期してデータ取得を行っているが、両デ
ータサーバ11・12でのメッセージ履歴データベース
へのデータ書き込みのタイミングがずれている場合が有
ることを考慮したものである。よって、所定のデータ件
数として、数件分のマージンを持つことで、後述するデ
ータ整合時において、データ取得異常が発生したデータ
サーバ12のメッセージ履歴データベース61とデータ
サーバ11のメッセージ履歴データベース51とを、確
実に整合することができる。
【0050】データサーバ12でデータ取得異常が発生
中には、データサーバ11のメッセージ履歴データベー
ス51はデータ取得異常が発生後も、引き続きイベント
などの発生を検知して、メッセージデータ取得を行う。
また、緊急用データベース52は、データ取得異常の発
生時以降のイベントなどの発生を検知して、メッセージ
データ取得を行う(第3工程)。図4では、一例とし
て、データサーバ12でデータ取得異常が発生後、メッ
セージ履歴データベース51及び緊急用データベース5
2は、データn+1 〜データn+2 を取得している。
【0051】図5に示したように、データサーバ12
は、復旧処置が完了してデータ取得異常から復旧する
と、イベントなどの発生を検知して、メッセージデータ
記録を開始する。また、自己のメッセージ履歴データベ
ース61が取得したデータを検索して、データ取得異常
が発生するまでに取得した最新の正常データを検索する
(第4工程)。そして、データサーバ12の制御部18
は、検索した異常発生前の最新正常データの情報と、復
旧してデータ取得を開始したデータの情報と、をデータ
サーバ11に通信部16で送信する。図5においては、
データサーバ12のメッセージ履歴データベース61に
おける異常発生前の最新正常データはデータ n 、復旧後
のデータ取得開始データはデータm である。
【0052】データサーバ11の制御部15は、データ
サーバ12がデータ取得異常から復旧したことを通信部
13で検知する。また、データサーバ11の制御部15
は、通信部13でデータサーバ12から送信された情報
を受信すると、緊急用データベース52に記録されたデ
ータの先頭から、メッセージ履歴データベース61のデ
ータ取得異常発生前の最新正常データ(データn )を検
索する。さらに、データサーバ11の制御部15は、デ
ータサーバ12がデータ取得を開始したデータ(データ
m )の直前のデータ(データn+k )までを緊急用データ
ベース52に記録すると、緊急用データベース52での
データ取得を停止する(第5工程)。
【0053】図6に示したように、データサーバ11の
制御部15は、緊急用データベース52に記録した全デ
ータのうちから、データサーバ12における異常発生前
の最新データ(データn )の次のデータ(データn+1
から、緊急用データベース52の末尾のデータ(データ
n+k )までを、データサーバ12に複写するために、通
信部13で送信する。
【0054】図7に示したように、データサーバ12
は、通信部16でデータサーバ11から送信されたデー
タを受信すると、制御部18は記憶部17のメッセージ
履歴データベース61に、これらのデータを記録する
(第6工程)。そして、データサーバ12の制御部18
は、データの記録が完了すると、データサーバ11に対
してデータ記録完了信号を通信部16で送信する。
【0055】データサーバ11は、通信部13でデータ
記録完了信号を受信すると、制御部15は、記憶部14
に設けていた緊急用データベース52を削除する(第7
工程)。そして、データサーバ11とデータサーバ12
とは、データ取得異常発生前と同様に、イベントなどの
発生を検知して、データの記録を行う。
【0056】上記のように、本発明の第1実施形態に係
る監視制御システムでは、二重化したデータベースにお
いて異常が発生して復旧の際には、大量のデータを有す
るメッセージ履歴データベースを検索するのではなく、
データ量の少ない緊急用データベースを検索するので、
短時間にデータの整合をとることができ、システムの負
荷を軽減することが可能となる。また、緊急用データベ
ースには、マージンとして異常発生前の所定件数分のデ
ータが記録されているので、二重化したデータベースに
おいてデータ取得にタイムラグが生じていても、確実に
データの整合をとることができる。
【0057】次に、本発明の第2実施形態に係る監視制
御システムについて説明する。本発明の第2実施形態に
係る監視制御システム2は、図1に示した監視制御シス
テムと同様の構成であり、第2のデータサーバでデータ
取得が発生したこと第1のデータサーバが検知すると、
異常発生時におけるメッセージデータの管理番号である
メッセージデータのインディクスナンバ(以下、インデ
ィクスナンバと称する。)を記憶部に記録する。また、
第2のデータサーバのデータ取得異常が復旧したことを
第1のデータサーバが検知すると、正常復帰時のインデ
ィクスナンバを記憶部に記録する。そして、異常発生時
インディクスナンバ及び正常復帰時インディクスナンバ
に基づいて、第1のデータサーバから第2のデータサー
バへデータが複写される。
【0058】以下、その詳細を図2及び図8〜図12に
基づいて説明する。図8〜図12は、監視制御システム
におけるデータ取得異常が発生した際のデータ整合方法
を説明するための概念図である。図8は異常発生時イン
ディクスナンバ記録時、図9は一方のデータベース(A
系)のみのデータ取得時、図10はデータ取得異常復帰
時、図11は一方のデータベースからのデータ複写時、
図12は異常発生時インディクスナンバ・正常復帰時イ
ンディクスナンバの削除時、をそれぞれ示した概念図で
ある。なお、説明を簡略化するために、メッセージ履歴
データベースの各データには連番を付している。また、
図8〜図12においては、図2〜図6と同様に、データ
ベース11をA系、データベース12をB系とし、デー
タベース11のメッセージ履歴データベース51をメッ
セージA、データベース12のメッセージ履歴データベ
ース51をメッセージBとして表記する。さらに、第1
実施形態と同一部分には、同一符号を付している。
【0059】図2に示したように、監視制御システム2
では、正常時において、データサーバ11及びデータサ
ーバ12は、ネットワーク41に接続された各装置で発
生したイベントなどを通信部で検知し、そのイベントな
どに応じたメッセージデータをデータ1 〜データn とし
て作成する。これらのデータはメッセージ履歴データベ
ース51、61に記録されている。
【0060】データサーバ11は、所定の時間毎にデー
タサーバ12に情報を送信して異常発生の有無確認を行
っている。同様に、データサーバ12も、データサーバ
11に対して、異常発生の有無確認を行っている。デー
タサーバ12では、データnの取得後にデータ取得異常
が発生して、データ取得が停止した。データサーバ11
は、データサーバ12でデータ取得異常が発生したこと
を通信手段で検知する。
【0061】そして、図8に示したように、データベー
ス11の制御部14は、データサーバ12のデータ取得
異常を検知した際、または検知する直前にメッセージ履
歴データベース51に記録したデータのインディクスナ
ンバを、異常発生時インディクスナンバ53として記憶
部14に記録する(第1工程)。図8では、一例とし
て、データn の書き込み直後にデータサーバ12のデー
タ取得異常を検知したものとする。
【0062】さらに、データサーバ12がデータ取得異
常中は、データサーバ11のメッセージ履歴データベー
ス51のみで、データの取得を行う(第2工程)。図9
では、一例として、データサーバ12でデータ取得異常
が発生後、データn+2 までデータを取得している。
【0063】図10に示したように、データサーバ12
は、データ取得異常から復旧すると、メッセージ履歴デ
ータベースにデータの記録を開始する。また、自己のメ
ッセージ履歴データベース61に記録したデータを検索
して、データ取得異常が発生するまでに記録した最新の
正常データを検索する(第3工程)。また、データサー
バ11の制御部15は、データサーバ12がデータ取得
異常から復旧したことを、通信部13で検知する。そし
て、データサーバ12の制御部18は、検索した異常発
生前の最新正常データの情報と、復旧してデータ取得を
開始したデータの情報と、をデータサーバ11に通信部
16で送信する(第4工程)。図10においては、異常
発生前の最新正常データをデータn 、復旧後のデータ取
得開始データをデータm としている。
【0064】データサーバ11の制御部15は、通信部
13で異常発生前の最新正常データの情報とデータ取得
を開始したデータの情報とを受信すると、データサーバ
12がデータ取得を開始したデータのインディクスナン
バを、正常復帰時インディクスナンバ54として記憶部
14に記録する(第5工程)。
【0065】また、図11に示したように、データサー
バ11の制御部15は、異常発生時インディクスナンバ
に記録されたデータの前後所定数のデータに基づいて、
異常発生前の最新正常データの情報を検索する(第6工
程)。図11においては、所定数としてデータn の前後
2つのデータを含む5データ(データn-2 〜データ
n+ 2 )を検索する。そして、データサーバ11の制御部
15は、メッセージ履歴データベース51に記録したデ
ータから、データサーバ12から送信された異常発生前
の最新データ(データn )の次のデータ(データn+1
から、正常復帰時インディクスナンバのデータの直前デ
ータ(データn+k )までを、データサーバ12に複写す
るために送信する(第7工程)。
【0066】図12に示したように、データサーバ12
は、通信部16でデータサーバ11から送信されたデー
タを受信すると、制御部18は記憶部17のメッセージ
履歴データベース61に、これらのデータを記録する。
そして、データサーバ12の制御部18は、データの記
録が完了すると、データサーバ11に対してデータ記録
完了信号を通信部16で送信する。
【0067】データサーバ11は、通信部13でデータ
記録完了信号を受信(検知)すると、制御部15は、記
憶部14に設けていた異常発生時インディクスナンバ5
3及び正常復帰時インディクスナンバ54を削除する。
そして、データサーバ11とデータサーバ12とは、デ
ータ取得異常発生前と同様にデータの取得を行う。
【0068】上記のように、本発明の第2実施形態に係
る監視制御システムでは、二重化したデータベースにお
いて異常が発生した際には、データベースに書き込んで
いたデータのインディクスナンバを異常発生時インディ
クスナンバとして記録し、異常が復旧した際には、デー
タ取得を開始したデータのインディクスナンバを正常復
帰時インディクスナンバとして記録し、両インディクス
ナンバに基づいて、データ検索・複写を行う。よって、
本発明の第1実施形態のように、緊急用データベースを
設けるために、データサーバが大量の記憶容量を持つ必
要がなく、記憶容量の有効利用が可能となる。
【0069】次に、本発明の第3実施形態に係る監視制
御システムについて説明する。本発明の第3実施形態に
係る監視制御システム3は、本発明の第2実施形態に係
る監視制御システム2と同様の構成であり、同様の方法
でデータを整合するが、細部が異なる。
【0070】以下、図2、図13〜図16、図12に基
づいて説明する。図13〜図16は、監視制御システム
におけるデータ取得異常が発生した際のデータ整合方法
を説明するための概念図である。図13は異常発生時イ
ンディクスナンバの記録時、図14は一方のデータベー
ス(A系)のみのデータ取得時、図15はデータ取得異
常復帰時、図16は一方のデータベースからのデータ複
写時、をそれぞれ示した概念図である。なお、説明を簡
略化するために、メッセージ履歴データベースの各デー
タには連番を付している。また、図13〜図16におい
ては、図2〜図12と同様に、データベース11をA
系、データベース12をB系とし、データベース11の
メッセージ履歴データベース51をメッセージA、デー
タベース12のメッセージ履歴データベース51をメッ
セージBとして表記する。さらに、第2実施形態と同一
部分には、同一符号を付している。
【0071】図2に示したように、監視制御システム3
では、正常時において、データサーバ11及びデータサ
ーバ12は、ネットワーク41に接続された各装置で発
生したイベントなどを通信部で検知し、そのイベントな
どに応じたメッセージデータをデータ1 〜データn とし
て作成する。これらのデータはメッセージ履歴データベ
ース51、61に記録されている。
【0072】データサーバ11は、所定の時間毎にデー
タサーバ12に情報を送信して異常発生の有無確認を行
っている。同様に、データサーバ12も、データサーバ
11に対して、異常発生の有無確認を行っている。デー
タサーバ12では、データnの取得後にデータ取得異常
が発生して、データ取得が停止した。データサーバ11
は、データサーバ12でデータ取得異常が発生したこと
を通信手段で検知する。
【0073】そして、図13に示したように、データベ
ース11の制御部14は、データサーバ12のデータ取
得異常を検知した際、または検知する直前にメッセージ
履歴データベース51に記録したデータの所定数前のデ
ータインディクスナンバを、異常発生時インディクスナ
ンバ53bとして記憶部14に記録する(第1工程)。
これは、前記のように、データベース11とデータベー
ス12とが非同期でデータ取得を行っているため、デー
タのマージンを設けるためである。図13では、一例と
して、データn の書き込み直後にデータサーバ12のデ
ータ取得異常を検知して、所定数前のデータのインディ
クスナンバとして、データn-2 のインディクスナンバを
記録するものとする。
【0074】さらに、図14に示したように、データサ
ーバ12がデータ取得異常中は、データサーバ11のメ
ッセージ履歴データベース51のみで、データの記録を
行う(第2工程)。図14では、一例として、データサ
ーバ12でデータ取得異常が発生後、データn+2 までデ
ータを記録している。
【0075】図15に示したように、データサーバ12
は、データ取得異常から復旧すると、データ記録を開始
する(第3工程)。また、データサーバ12の制御部1
8は、復旧してデータ記録を開始したデータの情報をデ
ータサーバ11に通信部16で送信する(第4工程)。
図15においては、異常発生前の最新正常データをデー
n 、復旧後のデータ記録開始データをデータm とす
る。
【0076】データサーバ11の制御部15は、通信部
13でデータ記録を開始した情報を受信すると、データ
サーバ12がデータ取得異常から復旧したとして、デー
タサーバ11の制御部15は、データサーバ12がデー
タ記録を開始したデータのインディクスナンバを、正常
復帰時インディクスナンバ54bとして記憶部14に記
録する(第5工程)。
【0077】そして、図16に示したように、データサ
ーバ11の制御部15は、メッセージ履歴データベース
51に記録したデータから、異常発生時インディクスナ
ンバに記録されたデータ(データn-2 )から、正常復帰
時インディクスナンバのデータの直前データ(データ
n+k )までを、データサーバ12に複写するために送信
する。
【0078】さらに、図12に示したようにデータサー
バ12は、通信部16でデータサーバ11から送信され
たデータを受信すると、制御部18は記憶部17のメッ
セージ履歴データベース61に、これらのデータを記録
する。この際、幾つかのデータは上書きされる。図12
においては、データn-2 〜データn が上書きされる。ま
た、同じデータは、上書きしないように設定することも
可能である。
【0079】データサーバ12の制御部18は、データ
の記録が完了すると、データサーバ11に対してデータ
記録完了信号を通信部16で送信する。データサーバ1
1は、通信部13でデータ記録完了信号を受信(検知)
すると、制御部15は、記憶部14に設けていた異常発
生時インディクスナンバ72及び正常復帰時インディク
スナンバ73を削除する。そして、データサーバ11と
データサーバ12とは、データ取得異常発生前と同様
に、データの取得を行う。
【0080】上記のように、本発明の第3実施形態に係
る監視制御システムでは、二重化したデータベースにお
いて異常が発生した際には、データベースに書き込んで
いたデータの所定数前のデータインディクスナンバを異
常発生時インディクスナンバとして記録し、異常が復旧
した際には、データ取得を開始したデータのインディク
スナンバを正常復帰時インディクスナンバとして記録
し、両インディクスナンバに基づいて、データ検索・複
写を行う。よって、予めデータサーバ11とデータサー
バ12とのデータ取得の際のマージン(時間差)を考慮
してデータの複写が行われるので、本発明の第2実施形
態のように、データサーバ12において、正常に書き込
まれたデータを確認する必要がない。
【0081】なお、監視制御システム1〜3において、
第1のデータサーバをデータサーバ11、第2のデータ
サーバをデータサーバ12として説明したが、第1のデ
ータサーバをデータサーバ12、第2のデータサーバを
データサーバ11であっても良く、上記と同様の方法で
データの整合をとるものとする。
【0082】
【発明の効果】本発明を実施することにより、二重化し
たデータベースにおいて異常が発生して復旧の際には、
大量のデータを有するデータベースを検索するのではな
く、データ量の少ない緊急用データベースを検索するの
で、短時間にデータの整合をとることができ、監視制御
システムの負荷を軽減することができる。また、緊急用
データベースには、マージンとして異常発生前の所定件
数分のデータが記録されているので、二重化したデータ
ベースの各々が非同期でデータ取得を行っていても、確
実にデータの整合をとることができる。
【0083】また、監視制御システムの第1のデータサ
ーバは、正常データの次データからデータ取得開始直前
のデータまでの全データを、第2のデータサーバのデー
タベースへ複写することが完了したことを前記通信手段
で検知すると、制御手段で記憶手段から緊急用データベ
ースを削除するので、第1のデータサーバの記憶手段
が、データ整合後に不要になった緊急用データベースに
記憶容量を占領されることなく、記憶容量を有効に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る監視制御システムの概
略の構成図である。
【図2】データ取得異常発生時を示した概念図である。
【図3】緊急用データベース作成時を示した概念図であ
る。
【図4】緊急用データベースへのデータ複写時を示した
概念図である。
【図5】データ取得異常復帰時を示した概念図である。
【図6】緊急用データベースからのデータ複写時を示し
た概念図である。
【図7】緊急用データベース削除時を示した概念図であ
る。
【図8】異常発生時インディクスナンバ記録時を示した
概念図である。
【図9】一方のデータベース(A系)のみのデータ取得
時を示した概念図である。
【図10】データ取得異常復帰時を示した概念図であ
る。
【図11】一方のデータベースからのデータ複写時を示
した概念図である。
【図12】異常発生時インディクスナンバ・正常復帰時
インディクスナンバの削除時を示した概念図である。
【図13】異常発生時インディクスナンバの記録時を示
した概念図である。
【図14】一方のデータベース(A系)のみのデータ取
得時を示した概念図である。
【図15】データ取得異常復帰時を示した概念図であ
る。
【図16】一方のデータベースからのデータ複写時を示
した概念図である。
【符号の説明】
1〜3−監視制御システム 11−データサーバ(第1のデータサーバ) 12−データサーバ(第2のデータサーバ) 13,16−通信部(通信手段) 14,17−記憶部(記憶手段) 15,18−制御部(制御手段) 51,61−データベース(メッセージ履歴データベー
ス) 52−緊急用データベース 53,53b−異常発生時インディクスナンバ 54,54b−正常復帰時インディクスナンバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の装置と接続
    され、データベースの内容を記憶する記憶手段と、他の
    装置と情報のやり取りを行う通信手段と、各部を制御す
    る制御手段と、をそれぞれ備えた第1のデータサーバと
    第2のデータサーバとによって、二重化したデータベー
    スでデータの取得・管理を行う監視制御システムであっ
    て、 該第1のデータサーバは、該第2のデータサーバにおい
    てデータ取得異常が発生したことを該通信手段で検知す
    ると、該制御手段で、データベースの他に新たに緊急用
    データベースを該記憶手段に作成し、異常発生時または
    その直前に自己のデータベースに記録していたデータか
    ら該データよりも所定数前のデータまでを該緊急用デー
    タベースに複写し、データ取得異常時以降に該通信手段
    で取得したデータを自己のデータベースと緊急用データ
    ベースとに記録し、 該第2のデータサーバは、データ取得異常復旧後に該通
    信手段でデータ取得を開始するとともに、該制御手段
    で、自己のデータベースにおいて異常発生時までに取得
    して正常に記録した最新の正常データを検索し、該緊急
    用データベースに記録された該正常データの次データか
    らデータ取得開始直前のデータまでの全データを、自己
    のデータベースに複写することを特徴とする監視制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のデータサーバは、前記第2の
    データサーバのデータベースへの、前記正常データの次
    データからデータ取得開始直前のデータまでの全データ
    の複写が完了したことを前記通信手段で検知すると、前
    記制御手段で前記記憶手段から前記緊急用データベース
    を削除することを特徴とする請求項1に記載の監視制御
    システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して複数の装置と接続
    され、データベースの内容を記憶する記憶手段と、他の
    装置と情報のやり取りを行う通信手段と、各部を制御す
    る制御手段と、をそれぞれ備えた第1のデータサーバと
    第2のデータサーバとによって、二重化したデータベー
    スでデータの取得・管理を行う監視制御システムであっ
    て、 該第1のデータサーバは、該第2のデータサーバにおい
    てデータ取得異常が発生したことを該通信手段で検知す
    ると、該制御手段で、データ取得異常発生時またはその
    直前に自己のデータベースに記録していたデータの管理
    番号を異常発生時管理番号として該記憶手段に記録し
    て、データ取得異常時以降に該通信手段で取得したデー
    タを、引き続き自己のデータベースに記録し、 該第2のデータサーバは、データ取得異常復旧後に該通
    信手段でデータ取得を開始するとともに、自己のデータ
    ベースにおいて異常発生時までに正常に記録した最新の
    正常データを該制御手段で検索し、該正常データ及び該
    データ取得を開始したデータの情報を第1のデータサー
    バに通信手段で送信し、 該第1のデータサーバは、該制御手段で、該データ取得
    を開始したデータの管理番号を正常復帰時管理番号とし
    て該記憶手段に記録して、該異常発生時管理番号に記録
    されたデータの前後所定数のデータから該正常データを
    検索し、 該正常データの次のデータから正常復帰時管理番号に記
    録されたデータの直前データまでの全データを、該通信
    手段で第2のデータサーバのデータベースに複写するこ
    とを特徴とする監視制御システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して複数の装置と接続
    され、データベースの内容を記憶する記憶手段と、他の
    装置と情報のやり取りを行う通信手段と、各部を制御す
    る制御手段と、をそれぞれ備えた第1のデータサーバと
    第2のデータサーバとによって、二重化したデータベー
    スでデータの取得・管理を行う監視制御システムであっ
    て、 該第1のデータサーバは、該第2のデータサーバにおい
    てデータ取得異常が発生したことを該通信手段で検知す
    ると、該制御手段で、新たにデータ取得異常発生時また
    はその直前に自己のデータベースに記録していたデータ
    よりも所定数前のデータの管理番号を、異常発生時管理
    番号として該記憶手段に記録して、データ取得異常時以
    降に該通信手段で取得したデータを、引き続き自己のデ
    ータベースに記録し、 該第2のデータサーバは、データ取得異常復旧後に該通
    信手段でデータ取得を開始するとともに、該データ取得
    を開始したデータの情報を第1のデータサーバに通信手
    段で送信し、 該第1のデータサーバは、該制御手段で、該データ取得
    を開始したデータの管理番号を正常復帰時管理番号とし
    て該記憶手段に記録して、該異常発生時管理番号のデー
    タから該正常復帰管理番号のデータの直前データまでの
    全データを、該通信手段で第2のデータサーバのデータ
    ベースに複写することを特徴とする監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータサーバは、前記第2の
    データサーバがデータベースへの前記全データの複写を
    完了したことを前記通信手段で検知すると、前記制御手
    段で前記記憶手段に記録した前記異常発生時管理番号と
    前記正常復帰時管理番号とを削除することを特徴とする
    請求項3または4に記載の監視制御システム。
  6. 【請求項6】 第1のデータサーバと第2のデータサー
    バとによって二重化したデータベースで、ネットワーク
    を介して接続された複数の装置から送信されたデータを
    取得・管理する監視制御システムのデータ整合方法であ
    って、 該第2のデータサーバの該データベースにおいてデータ
    取得異常が発生すると、 該第1のデータサーバにおいて該データベースの他に、
    新たに緊急用データベースを作成する第1工程と、 異常発生時またはその直前に該第1のデータサーバの該
    データベースに記録したデータから該データよりも所定
    数前のデータまでを該緊急用データベースに複写する第
    2工程と、 該第1のデータサーバのデータベースと該緊急用データ
    ベースとでデータ取得を行う第3工程と、 該第2のデータサーバのデータ取得異常が復旧すると、
    データ取得を開始するとともに、該第2のデータサーバ
    のデータベースにおいて異常発生時までに取得した最新
    の正常データを検索する第4工程と、 データ取得を開始したデータの直前のデータを取得する
    と、該緊急用データベースでのデータ取得を停止する第
    5工程と、 該緊急用データベースに記録した該正常データ以降の全
    データを第2のデータサーバのデータベースに複写する
    第6工程と、を備えたことを特徴とする監視制御システ
    ムのデータ整合方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のデータサーバのデータベース
    から前記第2のデータサーバのデータベースへのデータ
    複写が完了すると、前記緊急用データベースを削除する
    第7工程を備えたことを特徴とする請求項6に記載の監
    視制御システムのデータ整合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011053762A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Yamatake Corp 施設管理システム及び施設管理方法
JP5029685B2 (ja) * 2007-02-28 2012-09-19 富士通株式会社 バックアップ装置

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