JP2002259065A - トレース情報採取機構を備えた記憶システム - Google Patents

トレース情報採取機構を備えた記憶システム

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JP2002259065A
JP2002259065A JP2001057623A JP2001057623A JP2002259065A JP 2002259065 A JP2002259065 A JP 2002259065A JP 2001057623 A JP2001057623 A JP 2001057623A JP 2001057623 A JP2001057623 A JP 2001057623A JP 2002259065 A JP2002259065 A JP 2002259065A
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Katsuhiro Kawaguchi
勝洋 川口
Shizuo Yokohata
静生 横畑
Shinichi Nakayama
信一 中山
Yoichi Goto
陽一 後藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トレースデータを記憶制御装置内のバッファ
(キャッシュメモリ)あるいは指定した記憶装置に格納す
ることにより、大容量のトレースデータを蓄積出来る様
にする。 【解決手段】制御装置20は、ホスト10あるいはサー
ビスプロセッサ30からの指示により、トレース採取の
指示を発行し、ホスト10あるいはPCからトレースデ
ータを吸い上げるまではトレースデータを一時的にキャ
ッシュメモリ23に保持するか、あるいは、恒久的デー
タとして指定された記憶装置50にデータを格納する。
これにより一貫性のあるトレースデータを大量に採取す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶装置に関し、I
/Oインターフェース上のコマンドシーケンスをトレー
スするデータ採取方式、特にトレース機能を有した記憶
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】記憶システムにおいてI/Oインターフ
ェース上のコマンドシーケンスをトレースしたデータは
障害解析や性能解析に有用である。障害解析の場合、発
生前後のコマンドシーケンスを解析し障害に至った経緯
や障害の直接的な原因を追求するのに利用される。ま
た、性能解析においては、コマンドシーケンスの発行パ
ターンをつかむことで、性能に影響を及ぼす記憶システ
ム内部の処理を追求するのに利用される。
【0003】こうしたコマンドシーケンスのトレース情
報は、メインフレーム系コンピュータと接続した記憶シ
ステムの場合、例えばIBM社のユーティリティの一つ
であるGTF(generalized trace
facility)により採取するのが一般である。ま
たSCSIアナライザーという装置を用いて採取する方
法もある。SCSIアナライザーは、記憶システムに接
続してトレースデータを採取のに利用できる。
【0004】ところが、GTFはメインフレームシステ
ムにおいてのみ装備されている機能であって、オープン
系システムにおいては同等なトレース機能が充実してい
ないのが現状である。そのため、オープン系システムで
発生した障害の解析が困難となる場合がある。またSC
SIアナライザを用いた場合、一旦、当該SCSIパス
に接続されているホスト側のパスを停止させる必要があ
り、顧客業務に影響を与える可能性があるため、タイム
リーに情報を採取することは困難である。
【0005】SCSIアナライザの問題を解決するため
の技術として、例えば、特開2000−187621号
公報に記載されているSCSI上のBUS及びプロセッ
サBUSのデータをトレースして、異常発生時にトレー
スを停止する技術がある。しかし、充分なトレースエリ
アを確保していないと、トレースデータがラップアラウ
ンドする、あるいはトレースエリアが満杯になった処で
トレースが停止し、期待するデータが採取出来ない可能
性がある。
【0006】トレースエリアの問題を解決するための技
術として、磁気テープ制御装置のデータ圧縮伸張機能を
利用して、限られた容量のトレースバッファ内にトレー
ス採取を行うという特開平11−212821号公報等
の技術がある。しかし、この技術においても物理的に限
られた容量のなかでトレースデータを採取するため、性
能解析用に長時間トレースを採取する場合においても、
データ不足が生じてしまい、解析できないという問題が
生じる。
【0007】さらに、I/Oを処理するプロセッサを複
数具備した記憶システムの場合、個々のプロセッサのト
レース情報を採取しても、一連のつながりがわかりにく
くなるといった問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
における課題を整理すると次のとおりである。 (1)長時間トレースを採取する手段の確立 (2)複数プロセッサによる並列処理実施時に一貫した
つながりのあるトレースデータの採取手段の確立 (3)顧客業務に影響しないトレース採取手段の確立 上述の3つの課題が生じる根本的な原因は、記憶システ
ム内のトレース情報がすべて記憶システム専用のデータ
として扱っているからだと考える。そのため、記憶シス
テム内において専用のトレースバッファや専用採取ツー
ルが必要となり、種々の制限が生じていると認識する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレースデー
タを記憶装置専用のデータとして扱うのではなく、ユー
ザデータの一部として扱う。これによりユーザが使用す
るデータ記憶領域の一部を用いることで、格納するトレ
ースデータの記憶容量等の制限を解除する。
【0010】具体的には、トレースデータをプロセッサ
のメモリではなく、制御装置内のバッファ、あるいはキ
ャッシュメモリにユーザーデータの一部として一時的に
格納して、そのデータを逐次上位装置、あるいはパーソ
ナルコンピュータ(PC)等の制御媒体に吸い上げること
により実現される。
【0011】また、トレース容量を拡張する手段とし
て、未使用あるいはワークとして使用される記憶装置に
トレースデータをユーザデータとして記憶することによ
りトレースデータ量を拡張することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態を示す記憶シス
テムのハードウエア構成図である。記憶システムは、制
御装置20と複数の記憶装置(50,51等)から構成
する。図1で示す記憶システムは、さらに制御装置20
および複数の記憶装置を保守管理するためのサービスプ
ロセッサ20が具備されている。記憶システムの各構成
要素について以下に説明する。
【0014】制御装置20は、チャネル制御部21とデ
バイス制御部22、キャッシュメモリ23、共有メモリ
24から構成する。チャネル制御部21はホスト10ま
たはPC50と接続され、ホストからのI/Oを受付
け、ホストからのデータをキャッシュメモリ23に書き
込んだり、キャッシュメモリ23上のデータをホストに
転送する。デバイス制御部22は、キャッシュメモリ2
3上のデータを各記憶装置50,51,52,53へ書
き込んだり、各記憶装置上のデータからキャッシュメモ
リ23へ転送する。共用メモリ24は、制御装置が記憶
システム全体の制御を行うのに必要な情報(以下構成情
報と呼ぶ)を保持している。チャネル制御部21および
デバイス制御部22は、各々上述の制御を実行するマイ
クロプロセッサ(MP)25、26を具備している。こ
のMPは、共用メモリ24とも接続されており、構成情
報を参照しながらホストからのI/O制御や記憶装置と
のI/O制御を実施する。サービスプロセッサ30は、
GUIを備えた保守用端末である。サービスプロセッサ
30は各MPと接続されており、保守操作による保守指
示を各MPに対して発行したり、記憶システム内で発生
した障害二間する情報を検知し、保守センタへ通報する
機能を具備する。
【0015】チャネル制御部21及びデバイス制御部2
2は、破線で示された制御線を経由して、キャッシュメ
モリ23、共用メモリ24ヘのアクセスを行う。 制御
装置20に対する構成定義や変更等の指示はサービスプ
ロセッサ30から行う。PC40はトレースしたデータ
の吸い上げを行うため、ホスト10と同様チャネル制御
部21に接続される。
【0016】トレース処理の概要について説明する。ト
レース処理はMP25,26が行う。またトレース処理
の指示をサービスプロセッサ30、ホスト10またはP
C40から行う。トレース処理の指示を受けたMPは、
トレース処理を実施しながらトレースデータをユーザデ
ータと同じデータフォーマットで一旦キャッシュメモリ
23に書き込む。キャッシュメモリ23に書き込まれた
トレースデータは、デバイス制御部22のMP26によ
り記憶装置50,51,52,53へ格納される。格納
先は記憶装置の特定ボリュームに書き込まれるが、キャ
ッシュメモリ23上に一時的に格納するのみにとどめて
おく指定も可能である。これは、PC40がキャッシュ
メモリ23上に一時的に格納されたトレースデータを吸
い上げて参照するのに用いる。この格納先の指定をトレ
ース処理開始指示のパラメータとして定義する。キャッ
シュメモリ23上に一時的に格納する場合は、キャッシ
ュメモリ23のトレース専用エリアとして確保する。こ
れはデバイス制御部22が記憶装置50,51,52,
53へ格納させないためである。トレース開始指示を行
う場合、トレース終了条件を指示することも可能であ
る。例えば採取時間を指定し、採取時間が経過した後に
トレース処理を終了する。または、トレースデータの採
取量を指示し、採取したトレースデータが指定された採
取量を超えた時点で、トレース処理を終了する。レース
採取中、トレース終了条件をチェックし、終了と判定し
た時点でトレース採取処理を終了する。また、トレース
終了指示を行うことで、トレース採取処理を終了させる
ことも可能である。
【0017】図2は、I/Oトレース方式の処理を示す
フロチャートである。先ず、ステップ201でトレース
採取したいMP25,26に対して採取指示をサービス
プロセッサ30より与える。このとき、トレースデータ
の格納先も指示する。トレースイベントが発生した場
合、ステップ202で指示を受けたMPは、トレースデ
ータ採取を行う。 MPは、さらにトレースデータの格
納先の指示により、トレースデータをキャッシュメモリ
23に一時的に格納するか指定された記憶装置(50〜
53のいずれか)のデータとして記憶するかをステップ
203で判定する。まず、トレースデータを記憶装置に
格納する場合について説明する。MPはトレースデータ
を指定された記憶装置のデータとしてキャッシュメモリ
23に書き込む。キャッシュメモリ23に書き込まれた
トレースデータは、デバイス制御部22が当該記憶装置
ヘの書き込みを行い当該トレースデータをキャッシュメ
モリ23から破棄し(ステップ204)、ステップ20
8へ進む。ステップ208で、トレース採取中のMPは
トレースの終了判定を行う。トレースの終了条件を満た
していない場合にはステップ202に戻り、以下トレー
ス終了条件が成立する迄トレースデータを記憶装置に格
納して行く。
【0018】次にトレース情報をキャッシュメモリ22
に一時的に格納する場合について説明する。ステップ2
05は、採取指示を受けたMPがトレースデータをキャ
ッシュメモリ23上ヘ退避するステップ206、207
は、チャネル制御部21に接続したPC40がトレース
データを吸い上げる場合の処理である。ステップ206
は、MPが接続されたPC40に対してキャッシュメモ
リ23に一時的に格納されたトレースデータの転送要求
を発行する。PC40はこの転送要求に対してリード要
求を発行する。MPは、リード要求を受領した後、キャ
ッシュメモリ23の当該トレースデータをPC40に転
送する。転送完了後は当該トレースデータをキャッシュ
メモリ23から破棄する(ステップ207)。次にステ
ップ208に進みトレース終了の判定を行う。トレース
条件を満たしていない場合にはステップ202に戻り、
以下トレース終了条件が成立する迄トレースデータを記
憶装置に格納して行く。
【0019】図2では、サービスプロセッサ30からト
レース採取の指示を行う場合について説明したが、トレ
ース採取指示は、ホスト10、PC40から行うことも
できる。
【0020】図3は、サービスプロセッサ30から指示
されるトレースモードのパラメータの一例である。ここ
では、パラメータとして、トレース指示モード、トレー
ス採取先、トレース条件、終了判定、採取データを指定
する。図3は、これらのパラメータで指定できる項目を
各々2つ示している。一つは、トレース指示モードとし
て”開始”と”中断”である。”開始”はトレースデー
タ採取開始指示を意味する。”中断”はトレースデータ
採取中断指示を意味する。トレース採取先としては”キ
ャッシュ”または特定の”DEV#”である。”キャッ
シュ”はキャッシュメモリ23に一時的に格納したい場
合に指定する。”DEV#”は、特定のデバイスに格納
したい場合にしていする。”DEV#”とは、格納先デ
バイスのデバイス番号という意味である。トレース条件
としては、”指定DEV#”または”指定ホスト#”の
2種類がある。”指定DEV#”とは、指定されたデバ
イスに対するI/Oの処理履歴のみをトレースデータと
して格納するという意味である。”指定ホスト#”も、
指定されたホストからのI/Oに対してのみ処理履歴を
トレースデータとして格納するという意味である。終了
判定は、”時間”または”イベント発生”の2種類があ
る。”時間”とは、トレースデータを採取する時間であ
る。トレース採取が開始された後、指定時間を経過した
後に終了するという意味である。”イベント発生”と
は、”中断”指示があったときに、トレース採取を終了
(または中断)するという意味である。採取データ
は、”全部”と”コマンド、ステータス”とのどちらか
を指定する。”全部”と指定された場合、トレース処理
は、採取可能なデータ全てを格納対象とする。”コマン
ド、ステータス”と指定された場合、トレース処理は、
発行されたコマンドまたは特定のステータスのデータの
み格納対象とする。図3はあくまでも一例であるので、
パラメータとしては図3以外の内容であってもよい。
次に、トレースデータの吸い上げ処理について説明す
る。トレースデータの吸い上げ方は様々考えられるが、
ここでは4つの方法を説明する。一つは、MPがPC4
0へトレースデータ転送要求を発行することで、PC4
0が採取する方法である。これは図2のフローチャート
で説明したとおりである。2番目の方法は、サービスプ
ロセッサ30がデバイス制御部22のMPに対して指示
し、当該MPがトレースデータを読み出してサービスプ
ロセッサ30に転送する。3番目の方法は、ホスト10
がチャネル制御部21のMPに対してトレース採取を指
示する方法である。これは、ホスト10からの指示に対
して、MPがトレースデータを読み出し、ホスト10へ
転送する。ホストからの指示は、例えばSCSIコマン
ドのモードセレクトコマンドを使用する。このコマンド
にはベンダユニークページという領域があり、ベンダが
自由に定義し使用することができる。ホスト10はこの
ページに図3で示したパラメータを指定し、モードセレ
クトコマンドを発行する。制御装置のチャネル制御部2
1のMPが、コマンドモードセレクトとベンダユニーク
ページを参照し、トレース処理を開始する。また、この
コマンドにおいて、トレースデータの吸い上げをトレー
ス指示モードに定義することで、受け取ったMPがホス
ト10に対してデータ転送する。第4の方法は、ホスト
が格納先のデバイスに対してデータの読み出しを行う方
法である。これは、通常ホストが処理している記憶シス
テムのデータと何ら変わりはない。
【0021】更に、ホスト10が直接トレースデータを
採取できると、ホスト10でトレースデータを編集し、
トレースデータを元にI/Oを再発行して障害解析の再
現テストが実施できる。トレース対象の記憶装置のI/
O発行パターンの解析もホスト10であれば容易である
ため、トレースデータを有効活用することが可能であ
る。
【0022】MPが採取したトレースデータをキャッシ
ュ・メモリへ格納する際に、通常のI/Oデータを格納
するデータと同じデータフォーマットに変換することも
可能である。データフォーマットの詳細についてはここ
では特に言及しないが、上位装置から受け取ったI/O
データを記憶装置に格納するデータフォーマット、また
はキャッシュメモリに格納するデータフォーマットにあ
わせればよい。これにより、キャッシュメモリおよび記
憶装置内に格納されるトレースデータはユーザデータと
して扱うことが可能となり、キャッシュメモリおよび記
憶装置、およびこれを制御するMPは、トレースデータ
としての特別な認識をする必要がない。
【0023】また、トレース情報をユーザデータとして
格納するので、情報を取り出す際にその識別をつける方
法があると便利である。これを実現するためには、トレ
ース情報を格納する際、ユーザデータとしてのデータフ
ォーマットにあわせて格納することには変わらないが、
データとして、これがトレースデータであることを示す
識別子、採取した時の日時、どのトレースデータなのか
を区別するための識別子などを、ヘッダー情報として書
き込んでおけばよい。上述の区別するための識別子は、
例えば採取するごとにインクリメントされる連続番号で
あったり、採取した日時と組み合わせてもよい。これに
より、トレースデータを取り出す側は、読み出したデー
タにトレースデータのヘッダー情報が含まれているかど
うかを判断することができるようになる。
【0024】しかし、この方法は、情報を取り出す側に
書き込まれたトレース情報を探索させてしまい、予め書
き込まれた位置を覚えておかなければならないことも確
かである。そこで、制御装置側の共用メモリ24に、採
取した位置を記憶しておくテーブルを用意する方法が考
えられる。情報を取り出す場合、共用メモリとつき合わ
せて、それがトレースデータかどうかを返すI/Fを設
けることで解決する。
【0025】上述のトレース採取方法は、1つのプロセ
ッサに対して実施した場合を中心に説明した。トレース
採取は、同時に複数のプロセッサに対して行うことも必
要である。複数MP相互の処理タイミングを総合的に解
析できたほうが、より障害発生時の原因追求や、性能解
析に役立つからである。この場合、サービスプロセッサ
30やホスト10、PC40が、複数MPに対して上述
のトレース採取指示を各々発行すればよい。各々のMP
は独立してトレース処理を実施できる。ただし、トレー
ス採取開始指示については、発行の仕方に工夫が必要で
ある。なぜなら、個々のMPに対して各々開始指示をし
てしまうと、あるMPは採取を開始しているのに対して
他のMPは採取を開始していないという状態が発生して
しまい、トレース採取の初期段階において、複数MP間
でのやり取りや相互の処理タイミングに関するトレース
データが採取できなくなるという問題が発生するからで
ある。この問題を解決する方法として、どのMPのトレ
ースを採取させるかを特定のMPに対してのみ発行し、
指示を受けたMPが他の指定されたMPに対してトレー
ス処理の指示を開始する、という方法を用いる。このよ
うに、個々のMPに対して人手により発行するよりも、
特定のMPが他の指定されたMPに対して自動的に発行
すれば、ほぼ同時にトレースデータ採取を開始すること
ができ、複数MPが各々採取したトレースデータを一ま
とめに格納することで、一貫したトレースデータを採取
することができるようになる。
【0026】MPがトレースデータを採取するので、S
CSIアナライザのようにホスト10からの通常のI/
Oもそのまま処理することが可能である。したがって、
トレースデータを採取することでホスト側の処理を停止
させる必要が無い。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、トレースデータをユ
ーザデータの一部とすることで、大容量のトレースデー
タを採取することが可能となる。また複数のMPからア
クセス可能なキャッシュ・メモリ上にトレースデータを
一時的に蓄積するので、採取したトレースデータの一貫
性を維持することができる。また、MPがトレースデー
タを採取するので、SCSIアナライザのような顧客業
務への直接的な影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すフロチャートであ
る。
【図3】サービスプロセッサから指示されるパラメータ
の一例を示す。
【符号の説明】
10・・・ホスト、20・・・制御装置、21・・・チャネル制
御部、22・・・デバイス制御部、23・・・キャッシュメモ
リ、30・・・サービスプロセッサ、40・・・PC、50・・
・記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 301 G06F 13/00 301C (72)発明者 中山 信一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 後藤 陽一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5B005 JJ00 KK15 LL00 MM11 NN02 UU12 VV24 5B042 GA34 GA35 GC08 GC20 MA08 MA20 MC02 MC07 5B065 BA01 CC08 CE11 CH01 EK05 5B083 BB02 BB07 CC10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置と接続された記憶制御装置と、前
    記記憶制御装置と接続し前記上位装置からのデータを記
    憶する複数の記憶装置からなる記憶システムにおいて、
    前記記憶制御装置は、上位装置からの前記データを一時
    的に格納するキャッシュメモリと、上位装置と接続し上
    位装置からの前記データを前記キャッシュに格納しまた
    前記キャッシュに格納された前記データを前記記憶装置
    に書き込むプロセッサを具備し、前記プロセッサは、採
    取したトレース情報を前記記憶装置へ格納することを特
    徴とするトレース情報採取機構を備えた記憶システム。
  2. 【請求項2】上位装置と接続された記憶制御装置と、前
    記記憶制御装置と接続し前記上位装置からのデータを記
    憶する複数の記憶装置からなる記憶システムにおいて、
    前記記憶制御装置は、上位装置からの前記データを一時
    的に格納するキャッシュメモリと、上位装置と接続し上
    位装置からの前記データを前記キャッシュに格納しまた
    前記キャッシュに格納された前記データを前記記憶装置
    に書き込むプロセッサを具備し、前記プロセッサは、採
    取したトレース情報を前記キャッシュメモリへ格納する
    ことを特徴とするトレース情報採取機構を備えた記憶シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記プロセッサは、採取したトレース情報
    を一旦前記キャッシュメモリへ格納した後、前記記憶装
    置に書き込むことを特徴とする、請求項1記載のトレー
    ス情報採取機構を備えた記憶システム。
  4. 【請求項4】前記プロセッサは、採取したトレース情報
    を前記記憶装置から前記上位装置へ出力することを特徴
    とした請求項1,2、3記載のトレース情報採取機構を
    備えた記憶システム。
  5. 【請求項5】前記記憶制御装置と接続し、トレース情報
    採取開始の指示手段および採取したトレース情報の出力
    手段を有する制御機器を更に具備することを特徴とする
    請求項1,2、3、4記載のトレース情報採取機構を備
    えた記憶システム。
  6. 【請求項6】上位装置と接続された記憶制御装置と、前
    記記憶制御装置と接続詞前記上位装置からのデータを記
    憶する複数の記憶装置からなる記憶システムにおいて、
    前記記憶制御装置は、採取したトレース情報を前記記憶
    装置から前記上位装置へ出力するプロセッサを具備する
    ことを特徴とするトレース情報採取機構を備えた記憶シ
    ステム。
  7. 【請求項7】上位装置と接続された記憶制御装置と、前
    記記憶制御装置と接続詞前記上位装置からのデータを記
    憶する複数の記憶装置からなる記憶システムにおいて、
    前記記憶制御装置は、上位装置からの指示でトレース情
    報の採取を開始し、採取したトレース情報を前記記憶装
    置に格納し、前記上位装置からの指示で前記記憶装置に
    格納された前記トレース情報を前記上位装置へ出力する
    プロセッサを具備することを特徴とするトレース情報採
    取機構を備えた記憶システム。
JP2001057623A 2001-03-02 2001-03-02 トレース情報採取機構を備えた記憶システム Pending JP2002259065A (ja)

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US09/907,618 US6934891B2 (en) 2001-03-02 2001-07-19 Storage system having trace information fetching structure and method of fetching the same
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